83 :
ピンチのある風景 :
異星からの侵略者は卑劣にも人質を取り、婦警マンに服従を迫る。是非も無く拳銃
を捨てる婦警マン。星人はさらに彼女の手錠に目を止め、自らの手でその身を拘束
せよと命令した。屈辱に歯を食い縛りながら、婦警マンは言われるままに利き腕で
ある右の手首と左の足首を繋ぎ止める。
「さて、それでは・・・」
星人はおもむろに身体を折った婦警マンに近付き、タイトスカートの上からその
引き締まったヒップに手を這わせた。
「や、やめなさいッ!!」
頭を下げた不自然な姿勢のまま、婦警マンはその手から逃れようと身をよじる。
だが片側のみとはいえ、手首と足首を繋がれた状態ではいかなスーパーヒロイン
とて俊敏な身のこなしなど望むべくもない。逆にそのおぼつかない動きは、星人
の劣情を煽る結果を招いてしまった。
「おうおう、この程度でも感じ入るか?さてもいたぶり甲斐のある娘よのう」
まるで悪代官そのものの科白を吐きながら、星人は益々嵩にかかって巨大婦警の
まろやかな尻を揉みしだき、その曲線と量感をその掌で味わい尽くそうとする。
「うっ・・・クウッ・・!!」
身を揉む事が逆効果を招く事に賢明にも気付き、全身を鋼鉄よりも固くして耐え
る婦警マン。だが窮屈な姿勢と屈辱の為に、耳まで赤く染まった横顔が侵略者の
燃え上がる嗜虐心になおさら油を注いでしまう。
「おお、愛い奴、ういヤツじゃ。どれ、その紅葉のような赤い・・・」
言い終らぬうちに星人の舌がスルスルと伸び、婦警マンの耳に纏わりつく。
「ア、なっ・・・イヤアアッ!!」
ガマガエルのような舌が、婦警マンの耳たぶといわず、耳の穴といわず、
嫌な臭いを放つ唾液を塗り込めていく。顔を振って振りほどこうにも、
しゃがみこんだ星人のごつい手が彼女の頭をガッシリと押さえ込み、動く
事を許さなかった。
「どうじゃ感じるか、気持ちが良いか?んん?」 < つづく >