新特撮 婦警マン

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386場違いの荒らし
−後編−

「いつも激しいなぁ。主任は」
チャージを終えて帰ってきた佐智子は、眠っている女性の顔を見つめた。
「どうして、裸で倒れていたのかな。それも、胸に火傷だなんて……」
そう呟いた佐智子はハッとした。廊下で、巨人が自分の放った光線を胸に受けて倒れたとい
う話しを聞いていたからだ。
「まさか、この人があの銀色の巨人……?」
その時、女性が目を覚ました。佐智子が話しかける。
「目が覚めた? もう大丈夫よ」
女性はぼんやりと佐智子を見つめる。
「あなた、裸で倒れていたの」
そう佐智子が言った。女性は、ハッと正気を取り戻したようだった。ふとんの下で、女性の
手が大きな乳房に行くのが分かった。
「ねぇ、どうしてあんな所に倒れていたの?」
女性は、佐智子から目を伏せると
「あ、あの、私…逃げ遅れて……」
と小さな声で答えた。佐智子は、心の中でこの人があの巨人だと思った。でも、自分が他人
に婦警マンであることを明かさないのと同様、彼女も自分の事は明かさないだろう。
自分が婦警マンであると言えば、彼女も応えるかも知れない。だが、もし、彼女と巨人に何
も関係がなかったら……。
佐智子は一つの決心をした。二人しか知り得ない事、それを試してみようと。
立ち上がると、佐智子は服を脱ぎ始めた。
「な、何をしているの?」
驚いた様子の女性。全裸になった佐智子は、女性のかぶっていたふとんをめくると、パジャ
マのボタンに手をかけた。
「ちょ、ちょっと、やめてっ。ねぇ、やめてぇ」
女性は抵抗しようとしたが、体に力が入らない様子だ。裸にされてしまった女性の上に覆い
被さる佐智子。
「ねぇ、覚えてる?」
そう言うと、佐智子は女性の大きな乳房に顔を埋め、やがて乳首を吸い始めた。あの時のよ
うに……。
「あぁ……あ…あ……」
弱々しく抵抗していた女性が、声を上げた。佐智子の左手が、女性の股間をなでる。
「あぅっ」
ビクンと女性の体が反応する。佐智子は、女性の乳首をゆっくりと吸い続ける。主任との時
は受け身の佐智子。その反動からか、佐智子は激しくに、女性の胸を、股間を、首筋を愛撫
し続ける。
「はぅっ……あん…あっ……んんん」
女性は弱々しい声を上げた。さっきまでの抵抗はなくなり、むしろ佐智子を受け入れているようだった。
「ハァ、ハァ……」
女性の息が荒くなる。ますます、佐智子は手を、舌を、唇を動かし続ける。もう、自分でとめることが出来ない。次第に、女性の体が固くなる。
「あぁぁっ……あ…あ…」
女性の体が、ビクン、ビクン、と震え、全身の力が抜けたように柔らかくなった。
佐智子は、胸から顔を離すと女性の目を見つめて、そっと話しかける。
「思い出した?」
しばらく、女性は何も言わずに佐智子を見つめていた。やがて、女性の唇が動く。
「あの時の……婦警さん?」
その言葉を受けて、佐智子の右手が、真理の頬を優しくなでた。
「やっと、お話しできたね」
佐智子の手に、真理の頬の感触が伝わる。今度は、柔らかかった。