新特撮 婦警マン

このエントリーをはてなブックマークに追加
361場違いの荒らし
−前半−

 またもや、新宿に怪獣が現れた。だが、今度の目標は都庁舎ではないらしい。何かを探すように徘徊する怪獣。
だが、徘徊しながらビル群を破壊していることは同じだ。
「宇宙警察です。街を破壊しながらの散歩は迷惑ですよ」
濃紺の制服に身を包んだ婦警マンが怪獣に警告する。彼女の足元には、相変わらずバス停標識を振り回して野次
馬を追い払う早苗の姿があった。
声に振り返った怪獣は、獲物を見つけたとばかりに婦警マンに抱きついた。
「ちょっ、ちょっと。いきなりなによっ」
抱きつく怪獣を振り解き、投げ飛ばす婦警マン。
「この変態獣、覚悟しなさい」
近づく婦警マンに、怪獣から2本の管が飛び出し、婦警マンに絡みつく。
「あっ、んんんん」
身動きできない婦警マン。絡みついた管の先が、制服の胸元をさぐる。やがて、ゆっくりと制服を破り始めた。
まだ自由な足で怪獣を必死に蹴るが動じる様子もない。やがて、婦警マンの乳房が露わになった。
「もぉ、どうして最近は変態獣ばかりなのよっ」
2本の管は、婦警マンの左右の乳首に吸い付く。
「んあ」
思わず声を上げる婦警マン。やがて、乳首からチクチクした刺激を感じ始める。
「な、何なの。何かが私の体に入ってくる!?」
すると、婦警マンの乳房がふくらみはじめた。あきらかに、怪獣が何かを注入しているのだ。
「あぁ、胸が……」
ふくらむ乳房に驚く婦警マン。
「おかしいわ、体がしびれて……体が動かない……か…ら…だ…が…………」
目を開いたまま、身動きしなくなった婦警マン。その間にも怪獣は注入を続け、婦警マンの乳房は、普段の2倍く
らいの大きさに、パンパンにふくらんだ。
婦警マンには強力な解毒力があり、大抵のものなら即座に解毒してしまうのだが、その能力も通用しない麻痺力だ。
怪獣は婦警マンに絡み付けていた管を解く。婦警マンはそのままの姿勢で地面に仰向けに倒れた。怪獣は婦警マン
の体に残った制服を千切り取る。やがて婦警マンは、全裸にされてしまった。
全裸にされても、身動きしない婦警マン。いくら早苗が呼びかけても全く反応しない。

「あの怪獣は…」
新宿で暴れいてる怪獣を目にした真理。なんと、巨大な全裸の娘に襲いかかろうとしている。
「変身しなきゃ」
シータカプセルを股間に挿入し、ボタンを押す。膣が液体で満たされ、真理はミリィに変身した。
「ジェヤァァ!」
怪獣に後ろから、婦警マンから引き離そうと引っ張るミリィ。だが、怪獣は太い管を婦警マンの股間に挿入し、動こ
うとしない。
(産み付ける前に抜かなきゃ)
焦るミリィ。この怪獣は、他の生命体を生きたまま麻痺せさ、卵を産み付けていたのだ。地球上には、怪獣に適した
大きさの生物がいないため、うろうろと探し回っていたのだった。
「デャァ」
太い管を婦警マンから引き抜く。
(良かった、まだ出る前だわ)
婦警マンと怪獣の距離が近すぎてヘメリュウム光線は使えない。引き離さなくてはならないが、ウルトラスーツに包
まれ滑らかな体表のミリィに、怪獣は興味を示さない。再び管を挿入しようとする怪獣。
「ヘャァァ、ジュワァッ」
ミリィは怪獣を後ろから抱え上げ、背面に投げ飛ばした。怪獣は大きな振動と共に都庁舎前に落ちる。
(今だっ)
ミリィの胸からヘメリュウム光線が発せられ、怪獣はオレンジの光となって飛び散っていった。