最強の仮面ライダーは誰だ?!Fanal Stage!
その頃、某所海岸。
砂浜に腰掛け、己の拳を見つめている雄介がいた。
砂を踏む足音が近づき、ふと振りかえる。
一条「やはり、ここにいたな」
雄介「一条さん!いや、さすがですね・・俺のことお見通しですか?(笑)」
笑顔の一条。黙ってうなづき、
一条「・・・いいのか?」
雄介「・・ええ。なんていうか、うまく言えないんですけど・・
俺の戦う場所はあそこじゃないっていうか。
たとえ人に、逃げてるだとか負け犬だとか思われても
それが自分の信じる道なら、それでもいいかなって」
一条「・・・そうか・・・お前らしいな」
雄介「(笑)一条さん、俺そろそろいきます」
一条「ん。」
砂浜を黙って歩く、男二人。
だんだん遠ざかり、やがて陽炎の中へ消えていく。
♪おもいに〜もつを〜