最強の仮面ライダーは誰だ?!Fanal Stage!

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917名無しより愛をこめて
その頃、某所海岸。
砂浜に腰掛け、己の拳を見つめている雄介がいた。
砂を踏む足音が近づき、ふと振りかえる。

一条「やはり、ここにいたな」
雄介「一条さん!いや、さすがですね・・俺のことお見通しですか?(笑)」

笑顔の一条。黙ってうなづき、

一条「・・・いいのか?」
雄介「・・ええ。なんていうか、うまく言えないんですけど・・
   俺の戦う場所はあそこじゃないっていうか。
   たとえ人に、逃げてるだとか負け犬だとか思われても
   それが自分の信じる道なら、それでもいいかなって」
一条「・・・そうか・・・お前らしいな」

雄介「(笑)一条さん、俺そろそろいきます」
一条「ん。」

砂浜を黙って歩く、男二人。
だんだん遠ざかり、やがて陽炎の中へ消えていく。

♪おもいに〜もつを〜