最強の仮面ライダーは誰だ?!Fanal Stage!

このエントリーをはてなブックマークに追加
604名無しより愛をこめて
長引く試合。
戦いつづけるクウガの瞳は、いつしか黒く染まっていた。
「五代! 試合は終わりだ!」闘技場に駆け込む一条。
ゆっくりと振り向く黒き戦士。
そして信じられないことに、黒い瞳の戦士が一条に向けたサインは……
『発火能力!』
ボワァッ!
「ぎゃあああああーーーーーーーーーーーーーッ!!」
黒き瞳の戦士は、我らの知る五代雄介なのか?
消し炭になっていく一条を尻目にクウガが観客席に首を向ける。
「…え?」
「おいおい?」
「に…ッ! 逃げろーーーーーーーーーッ!!」
ボウッ! ボウボウボウボウボウボウッ!!!
「ぎゃあああああーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」
「誰かッ! 誰かァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
阿鼻叫喚の地獄絵図がクウガの眼前で繰り広げられる。
その焼け爛れる人々の光景を見てお得意の『サムズアップ』を披露するクウガ。
究極の闇。
新たなる未確認生命体第0号の誕生である。