最強の仮面ライダーは誰だ？！Fanal Stage！

Ｅｘｔｒａ　Ｆｉｇｈｔ　05


影月、跳んだあっ！！　両刀を交差させる、十字切りの構え！　入魂！！　必殺の一撃！
対するクウガ！　タイタンもマイティもなしか！？　ドラゴンのまま、すべるように駆ける！　スプラッシュドラゴン！
クウガ「・・・あなたにも、笑ってほしいんです。俺たち」
なんと！　交差させた剣の軸点を突いている！　シャドームーン必殺の一撃を、放つその間際に割り込んで止めたぁっ！！

風見「勝負あり、だな」

影月「くだらん・・・」
剣を収めました、影月！　その目前で、さしもの相乗パワーもついに力尽きたか、クウガ、変身が解けよろめく！
控えていたアマゾンが駆け寄る！　五代の肩を支えます！
五代「でも、楽しかったんじゃないですか。怒りも憎しみも無く、力と思いをぶつけ合うのって」
影月「ふん・・・・くだらん、茶番はもう飽きた。決着など、おまえたちで勝手に決めろ」

背を向ける影月・・・おや、足を止めました！
影月「貴様ら、名はなんと言った」
五代「五代雄介、クウガです！」
アマゾン「アマゾン・・・山本大介」
影月「覚えておこう・・・」
あとはもう振り返らない！　毅然とした足取りを崩すことなくドームから去ります、世紀王、シャドームーン！

『控室』
ＲＸ「あいつが・・・笑った・・・？」

結城「聞いたか」
風見「ああ、おまえに聞こえたなら、俺たちみんな聞いてるさ
そこの坊やは、それどころじゃ無かったようだがな｣

一文字「らしくねえ台詞を残したな｣
本郷「いや、あいつにはそれしかなかった。そのためだけに来たんだろうさ
・・・だからあれがあいつの、ただ一つの真実だ」


・・・そしてもう一つの戦いが終わり、今、最後の戦いの幕が開く・・・

光太郎「俺は俺の信じた正義のために、そしてあいつとの約束を果たすため、戦う」

山本「・・・雄介｣
五代「ええ、わかってます。約束、しましたから」

・・・・・・・”あいつのことも、頼む”・・・・・・・