最強の仮面ライダーは誰だ?!Fanal Stage!

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326(解説屋)
Extra Fight 04

影月「そうか、そういうことか・・・!」
ああっとシャドームーン、先ほどまでの悠然としたスタイルを捨てたぁっ! 烈火のごとき突撃! 滅多切り、タイタン、捌き切れない!!
無敵の装甲もこれにはたまらない! 切り裂かれてゆくクウガ! 膝が崩れて・・・違う、バックステップだ!
クウガ「超変身!」
残されたエネルギーを搾り出し、ドラゴンにチェンジ! ライジングモード、いや、これは!?

沢渡「金じゃない・・・」
一条「碧の光!?」

城「ガガの腕輪か。便利なもんだね。まったく」

クウガ、いつもの金色の光ではありません! アマゾンの託した力か!? 深緑の光をまとった新スタイル!
剣を捨て、床に刺さっていた鉄パイプを拾う! つたの絡んだような意匠! 青緑のドラゴンロッドに変わる!

影月「・・・・・・」
何かを吹っ切ったようなシャドームーン! 未知のフォームに猛然と突撃!
クウガ、跳んだ! 速い!高い!信じられない瞬発力!!
しかしそれも予想のうちか!? シャドービームの追撃! 空中のクウガに閃光の刃が迫る!
ああっ!! 空中反転! クウガ、軌道を変えたあっ! すばらしい空中感覚!

だが! 負けていない、影月! 着地点に迫り、一気にラッシュ!! 切る、突く、払う! キック、パンチ、間をずらしてビーム!!
猛攻を捌くクウガ! 神秘の腕輪はそのパワーをも増幅させるのか! 激しくも重いそのラッシュを、全て弾いている! しかし防戦一方!!
!? 影月、自ら身を引いた! 間を置いて、再び対峙する両者!

RX「何故だ! なぜ攻撃に転じない!?」

沖「そうだ。あれだけの反応速度があるなら、反撃に転じ姿勢を突き崩すことも可能なはず」

影月「なぜ使わない? 貴様も持っているはずだ。闇の王へ至る究極の力」
クウガ「俺は、勝つために戦ってるわけじゃないですから」
影月「ならば何のために戦う!?」
クウガ「みんなの、笑顔のために。暗黒に飲まれちゃったら、戦いに溺れちゃったらもう、笑えないじゃないですか」
影月「・・・笑止!!」