1 :
ゴジ1:
ハリ版ゴジラ2作目が公開中ですが、脚本に物足りなさを感じた人もいるはず。
そこで、みんなでリアリティのあるゴジラのシナリオを考えてみませんか?
条件として
ゴジラ=破壊神(理不尽な存在)
現在の科学技術・世界情勢等を考慮
今までのゴジラ作品は別モノで
あなたの考えるゴジラシナリオはどんな感じ?
2 :
名無しより愛をこめて:2014/07/30(水) 01:16:07.29 ID:646pjiV60
隔離スレ乙
ゴジラとアンギラスが夫婦設定。
ゴジラが妻(慌て者で聞く耳持たない理不尽な破壊神)でアンギラスが夫。
アンギラスが白いワイシャツに口紅付けて帰ってきたり、
ゴジラが目元を直して女優よりも綺麗になって浮気をしてやるからなどとヤキモチを焼いたりする。
しかし仲むつまじい二人は、今日もにっこりと笑顔の放射能を交わすのであった。<完>
いきなりキングギドラ、という展開は無し。
先ずは全てのタイプの恐竜型怪獣たちを共演させる事で世界観を確立する。
放射能の影響でそのままの姿で生物が巨大化した怪獣たちも共演。
ゴリラ 古代蜻蛉 蛾 蛸 海老 鷲 海蛇 蜘蛛 蟷螂 カミナリイカ カルイシガニ マタマタガメ フナムシ
それ以外にも ガマ ワニ サソリ ムカデ ヒトデ カブトガニ アンモナイト 等。
俺が昔この板で言われたことと同じことを
>>1に言う
ブログでやれハゲ
ゴジラ目線で進む第一作
オキシジェンデストロイヤーで崩壊するゴジラはなにをおもったのだろう
ゴジラの敵ゲスト怪獣
第一作:地球上の生物がそのまま巨大化したタイプ。噛ませ犬役なので瞬殺される。
第二作;アンギラス ラドン バラン バラゴン といった恐竜タイプ、奴らに交じってゴジラは頭一つ分強い。
第三作:キングギドラ登場、ゴジラを圧倒する強さ。ゴジラは地球怪獣と力を合わせ戦う。他にも伝説獣タイプの怪獣が数体登場。
第四作:メカ怪獣軍団登場、最初はゴジラや他の怪獣達の抹殺や制圧が目的。後に協力し合う。
第五作:突然変異によるバイオクリーチャー登場、ゴジラや地球怪獣やメカ怪獣達を脅かす。
第六作:明らかな侵略意思を持ったエイリアン軍団登場、地球怪獣やメカ怪獣軍団との壮絶バトル。
今までのシリーズと何が違うわけ?
地球防衛軍のメカ怪獣達を充実させる。
メカゴジラ メカニコング モゲラが主力メカ。
救助活動も出来るサポートメカとして、メカラドン(飛行メカ メカゴジラと合体も可能)
メカアンギラス(装甲車) メカバラン(ホバリングメカ) メカバラゴン(地底戦車)
メカマンダ(ナース似) メカチタノ(潜航艇) メカドゴラ(通信衛星)
メカギドラ(ステーションに長い首とソーラーパネルの付いた軌道上に浮かぶ機動要塞) 等。
ブログでやれハゲ
11 :
名無しより愛をこめて:2014/08/14(木) 03:43:34.66 ID:LJ9saCnhO
ゴジラ対メカヘドラが観たい
人類はゴジラの脅威に対抗すべくヘドロから生まれたヘドラを元にメカヘドラを開発しゴジラに戦いを挑もうとするがヘドロから新たなヘドラが誕生してしまう
次から次へと襲い来る新種のヘドラ
我らがメカヘドラはヘドラ軍団とゴジラを倒せるのか
とどのつまりは
怪獣出てきてドンパチやってそれでおしまい
流星人間ゾーンをリメイク
>>5さん
>>10さん
このスレの
>>4=
>>7=
>>9=
Kosaisikomi=kosaisiwasizu=特撮コメンテーター=yamamuraさんは
もうじき還暦なのに髪の毛は黒くてフサフサしていてハゲではありません!
>>14 お前のやっていることはネット上での重大な社会問題である「いじめ」だ。
>>4さんや
>>10さんが
>>14の人間性に対してどう思うか?そこが重要だ
>>4さんや
>>10さんだって、
>>4の意見と同じくらいに
>>14がどんな人間か、きっと興味がお有りだろう。
>>8さんにマジレスするなら
やはり、いきなりキングギドラ、ではなく、先ずは足元を固めたい、というわけ。
ゴジラ以外の恐竜モチーフや生物そのまま巨大化タイプの怪獣を先ずは一通り出し尽す。
例えば、バラゴンは出してバランとアンギラスは出さない、といった中途半端は一切無し。
そうした上で、ギドラを頂点とした伝説型怪獣、更にはメカ怪獣、バイオ怪獣へと進む。
そんな作品方針であって欲しいんだ。
16 :
15:2014/08/14(木) 18:22:10.95 ID:KH1z6C/a0
色々と何処かで見たような物がw
ゴジラ消滅弾を撃ったらカンブリア紀の生物がうじゃうじゃ沸いて世界がてんやわんやになる話
20 :
名無しより愛をこめて:2014/08/17(日) 02:53:51.33 ID:REjaLRgv0
>>1 ゴジラ映画としての質に無関係のくだらねー条件付けるからスレ伸びないんだろが
結論
ブログでやれハゲども
また髪の話してる…(´・ω・`)
23 :
名無しより愛をこめて:2014/08/17(日) 11:35:41.75 ID:EqYG3DMCi
シナリオは誰も考えてない件について
どうでもいい設定に終始してそれだけで飽きてくる
24 :
名無しより愛をこめて:2014/08/17(日) 11:39:07.17 ID:YD4op9av0
>>1 くだらない条件つけるな
ギャレスに任せた方がマシだわ
25 :
名無しより愛をこめて:2014/08/17(日) 16:24:56.73 ID:uflbEDiu0
VSギドラだったかVSモスラだったかの公開時に
「東宝映画シナリオ募集」ってのをやってた。
その当時の宇宙船読者欄に痛々しいゴジラ論を投稿してた人が
文末で一言、
「ぼくが応募した「ゴジラVS海底軍艦」に勝てるかな?」と得意げに書いてたのが印象に残ってる。
その人、いまごろどうしてるかな?
当時「おれが選考委員ならタイトルで落とす」と思ったものだがw
26 :
名無しより愛をこめて:2014/08/17(日) 18:44:37.24 ID:f0GmSnjg0
定期的に目覚めるゴジラ。
次の発現期に入った辺りで人間側に妥協案が出る
「餌を置いておこう」食ったら帰るんじゃ無いか?
思惑は上手く行き、現れたゴジラは用意された餌場に向かうが
運悪く、そこにキングギドラが襲来、その餌を食ってしまう。
餌を取られたゴジラは怒る狂い、キングギドラに襲い掛かる
まるで挑発するように相手をするキングギドラだがゴジラは、
予想外のパワーで責め立て、劣勢に陥りやがて敗走し消えていく
残されたゴジラは逃げ去るキングギドラを怨めしげに見上げつつ、
付近のコンビナートを襲った後、静かに海へ帰っていった。
人類には何が起こったのかしばらくわからなかった。
27 :
名無しより愛をこめて:2014/08/18(月) 01:11:21.46 ID:XSclbbK+0
>>17 60年代からやってきたやられメカなポンコツデザインやん
こんなんで映画出されたら日本映画史上最大の恥だわ
よく晒せるわなこんな落書き
敵の怪獣がどうやって出現するか、その新しい方法が見つからないんだよな
29 :
名無しより愛をこめて:2014/08/18(月) 01:39:38.90 ID:YEjjrhIQi
特撮板でオリジナルヒーロー小説もどきを
書いてた奴もみんな得意げだったね
>>27 一周回ってこーゆーのがカッコいい時代です
>>17 名前を借りただけの落書きなので採用できません
>>28 ・生きていた古代生物(無難)
・逃げ出した生体兵器(クローバーフィールドのやつみたいな)
・宇宙細菌に取り付かれた生物の突然変異(スペースゴジラ的)
・いさぎよくロボット兵器(コンピューターが暴走)
こんなとこかねえ。
リアルにするなら、異次元とか未来からは来れないだろうし。
敵よりオキシジェンデストロイヤー以上の〆がないのが問題
対ウルトラマンは駄目なんでしょうか。
日本はゴジラによって完全に崩壊し、列島全域は放射能に汚染された
日本とその周辺海域はエリアG(ゴジラの縄張り)として完全隔離され
おおよそ15年がすぎた頃、初めて足を踏み入れた国連軍の調査部隊が見たものは
突然変異によって異形怪物化した人間だったものや危険な動植物群
暴行・略奪と無法の限りを尽くす武装集団
ゴジラを神と崇める危険なカルト集団
彼らから身を潜めて暮らす生き残りの人びと
そして絶対の怪獣王ゴジラであった
冒険裏切り争い死恐怖絶望いろいろあって
最終的に米人の勇み足でエリアGに核攻撃を行い完全消毒を試みるが
ゴジラは死ぬことなく太平洋の向こうを睨み泳ぎ出すとこで完
36 :
名無しより愛をこめて:2014/08/19(火) 15:01:37.97 ID:Xu8BHL1W0
ゴジラvsキングギドラ ゴジラが悪役 キングギドラはGMKのような設定。自衛隊か活躍するような。
37 :
名無しより愛をこめて:2014/08/19(火) 15:25:18.56 ID:Xu8BHL1W0
>>36です ゴジラvsキングギドラは二部あります。
某大国の核実験により古代の恐竜が目覚めてしまう。
その恐竜は日本に上陸するのが確定される。
日本政府は国会を招集して、防衛出動を決定する。
東京湾に防衛線を敷いて、怪獣を迎え撃つのだが、自衛隊の攻撃をもろともせず、東京を死の町に変えて、去って行く。
これが第一部。
38 :
名無しより愛をこめて:2014/08/19(火) 15:37:01.48 ID:Xu8BHL1W0
日本政府は怪獣をゴジラと呼称する。同時期に出雲でヤマタノオロチと同類の怪獣が発見される。
ゴジラは山形に上陸。蔵王に向かう。ヤマタノオロチと同類の怪獣を日本政府はギドラと呼称する。
ギドラは空自のF15の攻撃を受けて山形に墜落する。蔵王では第6戦車大隊とゴジラの戦闘が行われていた。
ギドラが乱入し自衛隊の作戦は失敗したもののゴジラは日本海に去って行く。
日本政府は自衛隊の護衛艦「あたご」の主砲にカドミウム弾を装填する。
しかし、カドミウム弾を発射するには近距離からゴジラを攻撃する必要があった。
対艦誘導弾やF-2戦闘機などの支援を受けながら、あたごはゴジラと交戦するのだったが、
またしても乱入。
日本政府はギドラの援護を決定する。
ギドラの攻撃によりゴジラは弱ってきた。
そこにあたごがカドミウム弾を発射。
そしてギドラがゴジラの体の中で光線を発射。ゴジラ沈黙した。
そしてゴジラは内部から溶けていった。
ゴジラは核実験の被害者なんだとあたごの艦長が言い第二部完。
中坊が書いた文章なのでそこらへんはね
39 :
名無しより愛をこめて:2014/08/19(火) 15:42:40.93 ID:Xu8BHL1W0
訂正 ギドラがまたしても乱入。
未来。人類はゴジラとの長い戦いに敗北し戦闘によって放射能で汚染されつくした地球を放棄して火星に逃げ出した。
それから時は流れ、人類が火星生まれの火星人だけとなった時代。
地球を人類の手に取り戻そうとする一派がクーデターを起こして失敗する。
しかし星間宇宙船を奪う別働部隊は作戦成功し火星政府軍を振り切り対ゴジラ巨大ロボット兵器を載せて地球へ向かう。
なんとかたどり着いた地球で地表を覆う謎の巨大な蔦の集まりのような謎の生物に攻撃を仕掛けられる。
その正体はゴジラと放射能で汚染された大地に適応するため自身を改造した残存人類たちの成れの果て。
こうして地球の覇権をかけた3つ巴の戦いが始まった。
>>34 冷戦時、ソビエト連邦は秘密都市を作りエリートを集めて水爆を開発した。
冷戦終了時アメリカは彼らを接収した。彼らは瞬く間にアメリカ中枢に食い込んだ。
しかし彼らは人間ではなかったのだ。
ある日本人が引き寄せられるように秘密都市にやってくる。突如、無人の秘密都市を襲いだすゴジラ。
日本人は逃げるうちに、秘密都市の中心に遺跡があるのを発見してそこからオブジェを日本に持ち帰る。
遺跡はM78星雲人の物であった。彼は秘密都市のエリート=バルタン星人の陰謀を阻止するために送られたが、
バルタンにつかまりオブジェに閉じ込められていたのだ。
バルタンはオブジェを破壊するため、メカゴジラを東京に出現させる。日本人はオブジェと合体してウルトラマンに変身し、撃退に成功する。
決着をつけるため、日本人はNYに上陸するがバルタンは巨大化、メカゴジラ2と共にウルトラマンを襲う。
ピンチになるウルトラマン。その時ピンチを救うためにゴジラが現れた。
43 :
名無しより愛をこめて:2014/08/22(金) 19:14:11.52 ID:NaCx7K3Gi
悩み無用 リーブ21
44 :
名無しより愛をこめて:2014/08/23(土) 10:49:32.79 ID:znG5Ykkb0
核兵器で誕生したのはゴジラだけではなく、その周辺にはたくさんの古代生物が生き残っていてその多くが核の影響で怪獣化してときたま上陸して悪さする。
ゴジラザウルスの卵があって日本にもってかれる。
人間に育てられて人慣れする。大型化して本能で脱走、行方不明に
危険な放射能怪獣一体が上陸して暴れる。ジュニアが現れて戦ってぼこられるも、自衛隊も便乗して追い払うことに成功。
放射能怪獣再び出現、ジュニアが追って再戦、
アメリカ「核落として2体とも抹殺する」
ジュニアが強化されゴジラに、放射能怪獣を倒す。
実は放射能怪獣たちは核兵器を麻薬か酒のように浴びたがっていて
98年の最後の核実験以来、人類を刺激すれば核を落としてくれると踏んで、破壊活動を好んで繰り返していた。
そのボス的な存在である白いゴジラがいて、しばらく地球のコアからエネルギーを吸って眠っていたが覚醒し、
ほとんどの怪獣が倒されると自ら動き出し、人類に核をつかわせるため世界のあらゆる場所を破壊つくす。
核を落とす飛行機を察知してほぼすべての核実験に足を運んで居合わせていたため、
体が白色に、背鰭がコバルトの核反応によって金色に輝いていて、Dr.マンハッタンのようにテレポートや原子分解による破壊が可能。
最後、ジュニアと白いゴジラは放射能の灰が降る雪原のような死の世界で戦い、オキシジェンデストロイヤーに代わる新兵器の発動で消える。
ようするにゴジラ版クウガ
キングギドラを前座にするくらいの強大な新怪獣が見たい
しかもスペゴジみたいなゴジラの派生じゃないやつ
46 :
名無しより愛をこめて:2014/08/23(土) 20:28:12.04 ID:aAQ6Bh0uO
ムートーを素体としたサイボーグ怪獣
ゴジラを含む複数の怪獣はテレパスによるネットワークを形成し、一部の科学者はそれをガイアの意志と呼んだ。
別の科学者は超能力者を利用してそのネットワークへの干渉を始める。
超能力者の情報から、眠った状態の怪獣がいる事が判明。軍は怪獣を回収してコントロールできるように改造する。
その怪獣はガイガンと呼ばれた。
軍はガイガンによる怪獣掃討を発動、戦いの中でガイガンはさらに改造され、ドンドン形が変わってくる。
それはガイガンが別の生命体になる事を意味していた。ガイガンは米軍の核ネットワークを乗っ取り、世界中に核ミサイルを打とうとする。
ガイガンの邪悪な意志を感じてゴジラ出現。ガイガンと一騎打ちに。
その時米軍は重大な判断に迫られることになる。ガイガンを倒して核ネットワークを使用不可能にするか、
ゴジラを滅ぼして核ミサイルを世界中にばらまくか。それは究極の選択であった。
次作は妖星ゴラスベースで良いのに
二代目ゴジラの新作はよ
ゴジラVSへドラ
ペテルギウスがノヴァを起こした日、地球の数か所で3つの隕石が落ちてきた。
それはペテルギウス内で生きていた重金属の生命体。
アメリカの砂漠に落ちたそれは演習していた米軍と戦う。米軍の一斉砲撃で沈黙する。
日本に落ちたそれは四日市のアルミニューム工場に墜落。金属を取り込み100M級の怪獣に。
それを外敵と認識したゴジラにたおされる。
しかし、最後の一つは中国の重慶に。金属汚染された土地を媒体に1000M級の怪獣に変貌するそれはヘドラと呼ばれる。
中国は単独に核攻撃を行うがへドラはそれも吸収して巨大化。中国の三分の一を自分の物にしてしまった。
日本のへドラの残骸からへドラに核がある事が判明。国連のスペシャル部隊が核を目指して
へドラの領土に踏み込んで行く事になる。
ゴジラvsモビーディック
モビーディックはシロナガスではなく
突然変異で巨大化&脱色したマッコウクジラ。
マッコウクジラ特有の超音波衝撃波(巨大化
バージョン)で、島をも砕き沈める。
52 :
名無しより愛をこめて:2014/08/25(月) 21:35:13.85 ID:DlZTpeZZ0
>>51 エメリッヒ版イグアナの幻の2の脚本がそれっぽい。
53 :
名無しより愛をこめて:2014/08/27(水) 01:12:03.87 ID:J8IYaaLrO
レッドローニンの映画化で
54 :
名無しより愛をこめて:2014/08/27(水) 14:19:21.24 ID:Uigq2H+H0
宝田明が5種類のズラを外して5分被って5分を
延々5時間繰り返すだけの超問題作『ゴジラ対ゴズラ』
55 :
名無しより愛をこめて:2014/08/27(水) 23:56:40.35 ID:ofV+nim40
ゴジラ×ガメラのクロスオーバー
>>54 ラドンが衝撃波でズラを吹き飛ばそうとするのを
モスラが糸で頭に貼付けて防御する
最後はゴジラが熱線でズラを焼き尽くしてジ・エンド
57 :
名無しより愛をこめて:2014/08/30(土) 20:08:24.72 ID:dgvsG7YL0
>>42 貴方のその書き込みは個人情報保護に違反する立派な犯罪行為です。
その書き込みが元で社会的に問題が発生したら、告訴の立派な対象になります。
貴方は何らかの刑事的かつ法的責任を問われることになります。
今からでも遅くはありません。削除依頼をしてください。貴方自身のためです。
ゴジラVSキングシーザー
第二次大戦末、日本唯一の地上戦が行われた土地に謎の巨大生物が見つかった。
米軍はその島を支配下に置き、その上に基地を建設した。
数十年後、某国のテロがその基地で起こる。そのショックで巨大生物が目覚める。
しかしその怪獣はもともとその土地の民の守り神であり土地の民に手を出さず海に去る。
その代り、怪獣は島に近寄る舟を襲う。米空母撃沈。アメリカはその怪獣キングシーザーに軍を送る。
キングシーザー対米軍。不利になるキングシーザーにゴジラが援軍に現れる。米軍は特殊な砲弾を2頭に向けて発射、
キングシーザーが体に取り込む事で爆発は防ぐものの、突然シーザーの体が変わりだす。
砲弾はゴジラの体細胞から作りだした細胞破壊弾であり本能を失ったシーザーは島の民を襲いだす。
ゴジラとキングシーザーの望まない戦いが始まった。
マスグシくぐれ
山村芳久
>>57 あんたは画像の無断使用でブログ元から警告受けてないのかな?
キングシーザーって何だよwww
>>62 琉球の獅子の姿をした聖獣だけど
バカなジジイが虎だと言い張ってる存在だよ
あ、素だったのね
キングシーサーのことか
まーらいおん
ハヌマンvsガルーダ
〜Godzillaよ永遠に〜
突如東京上空に飛来したガルーダ、それを追うように現れる猿神ハヌマン!
象頭の神ガネーシャは言う
「彼らはGodzillaを喰らって破壊神となろうとしている」
その頃、荼枳尼天を祀る一団が破壊神となった勝者を祭神に捧げるべく密かに動き出していた…
68 :
名無しより愛をこめて:2014/09/03(水) 03:17:51.93 ID:YDy4C5Ky0
69 :
名無しより愛をこめて:2014/09/03(水) 08:30:52.55 ID:9mmnWoGl0
最強議論スレで最強認定されるくらい、著名な物理学者が考えたSF的超理論の原子物理学の理屈で波句なみの横暴な強いギドラ族とハリーガーバー並に強いゴジラが戦う多次元宇宙規模な怪獣プロレス。
巨大松井秀樹
うーん、どうもみんなまだ
わかってないようだから
いちおう、繰り返しておくね
ブログでやれハゲども
.
やなこった
ワカメだし
74 :
菊の花(ユリ):2014/09/10(水) 22:24:00.44 ID:z7QpHfXM0
>>71 だからハゲていないって言っているでしょ!
静岡県湖西市在住で
大谷昭宏さんに似ているという
>>4=
>>7=
>>9=
>>15-16=>42=
Kosaisikomi=kosaisiwasizu=pulog2=
特撮コメンテーター=yamamuraさんは
リオデジャネイロ五輪の年に還暦を迎えるのに髪の毛は黒々しているんです!
でたらめな嘘はもう絶対にやめていただきたいです。
ゴジラvs巨大キティちゃん
呉爾羅VS破狼鬼帝
削除依頼をしてもエラーで撥ねられてばかりです、一大決心をしました。
県の警察に直接通報して、個人情報を無断掲示している奴の電話番号をその道のプロにつきとめてもらいます。
今は色々と柵(しがらみ)もあってそこまでは出来ませんが、近年中には決行します。
多分、一番の悪党野郎は割と近所に棲んでいる奴でしょう。そう思える根拠はありますがあえて言いません。
天の仕打ちは遅いけれど必ず来ます。個人情報を無断掲示した者は
責任を以って削除依頼をしてください。今なら誰も犯罪者にならずに済みます。
>>78 「個人情報を無断開示している」と仰いますが
kosaisikomiさんは「日本ブログ村」で原住所も年齢もご自身で公開しているじゃないですか?
で、血液型はO型なんですね
http://www.blogmura.com/profile/00832427.html オリジナルの怪獣怪人
私がオリジナルに考えた怪獣怪人の画像のギャラリーです。
ペイント画像あり、コラ画像あり。画自体は私自身スキルも無く稚拙ですが、
アイデアに注目して下さい。 斬新さよりもむしろ、特撮ファンの心の中の無意識の
欲求を埋める様な、そんな怪獣怪人達の画像が中心です。
最新記事 09/14 08:36 宇宙少女刑事レオタード / ハイ&ロー 足して2で割れば
/ パワードデットン / バイオルガ / ケチモン5題 / ジラースリファイン
現住所:静岡 湖西市 出身地:静岡 湖西市 年齢:50代 血液型:O型
80 :
名無しより愛をこめて:2014/09/15(月) 21:49:14.25 ID:hcDzgYke0
>>78 そりゃあんたの分が無駄に冗長で語彙が少ないく
ムリ、ムラ、ムダばかりで読みづらいからだよ
削除依頼通したけりゃ普通の文章を練習するんだな
別板、「総合スレ」に書き込まれているストーリー「ゴーストゴジラ」について意見交換が必要なので、場所をお借りします。
「ゴジラ総合」ID: 3FDVOD6eさん、ご意見をお書き下さい。
山村芳久
警察沙汰にして一番困るのは転載禁止サイトからも堂々と画像を盗んでコラして
指摘したらイジメだとゴネる盗人猛々しい自分自身なんだがなw
84 :
名無しより愛をこめて:2014/09/18(木) 00:50:05.04 ID:04++qWd20
山村芳久のような盗人は
ゴジラに踏まれて消えてしまえばいいのにね
85 :
81:2014/09/18(木) 00:54:22.75 ID:t72RONzA0
オリジナルストーリー「ゴーストゴジラ」について、語りたいと思います。
まずは、企画意図から教えて下さい。
86 :
名無しより愛をこめて:2014/09/18(木) 01:47:45.09 ID:nPoicze70
>>85 すいません。創作作品そのもの以外はあまり書く気がありません。
映画に関わる創作もゴーストゴジラ2で最後です。
それ以上書く気は全然ありません。文学に戻りたいので。
が、せっかく質問してくれたので、一つや二つは答えようかと思います。
企画意図とはどういうことを聞かれているのかよく分かりませんが、
書き始めたキッカケは、ハリウッドゴジラが初代ゴジのリメイクかと
思いきや、予想とまるきり違ったものだったので、大変不満でした。
ハリウッドゴジラを受けて東宝が作るんなら、こんなのどうだい、
ということですね。それ以上の意味なんてありません。
わたしは、怪獣映画というものは、初代ゴジと最初のモスラと、
ザ・ピーナッツが出てくるの以外はほとんど興味がありません。
見ていて面白いと思うのはそれらだけで、ほかはほとんど興味ありません。
人間ドラマというか、魂が描かれていないと思うから。
だから、自分が見たいのはこんなところかな、というものを。
それだけですね。
作品のテーマという意味なら、
ゴーストゴジラ(1)の方はなんだったかな。
70年間、天使は母星との連絡を絶っている。それはなぜか・・。
原爆投下に居合わせ、ショックを受けたからなんだけど、70年後、
神は大統領一人を公開処刑することで許そうと考えるが、
天使はそれに反対するだっけ? そんな感じ。
ゴーストゴジラ2は、東京大空襲の時、恋人を救おうとする者がいる。
自分だけは逃げられるのに逃げずに二人とも死んでしまう。
70年のときを経て、その事件でせいで、神と天使が同じ状況に陥る。
さてどうする。そんな感じ。行数が尽きてしまった。乱文失礼。終り。
>>86 >ハリウッドゴジラが初代ゴジのリメイクかと
>思いきや、予想とまるきり違ったものだったので、大変不満でした。
同感ですね、しかし、その思いから作品を書き上げていくのは凄い力だと思います。
通常は文筆活動をされていらっしゃるのでしょうか?
>>87 自分のことを語ってもしかたないです。
書いた作品がすべてですよ。
それ以外に言うことはありません。
>>88 だったらこちらにそのストーリーを書き込みましょうよ。
スレ違いなうえに、嫌がられているところに書き込んでもあなた自身が嫌われるだけでなく、せっかく書いた作品自体が嫌われてしまう。
NGワードにされていたらば、目にもとめてくれなくなってしまいます。
負のイメージのレッテルが貼られてしまうのは、もったいないことではないですか?
91 :
名無しより愛をこめて:2014/09/22(月) 22:28:19.65 ID:iTxa2pAI0
一般作品の(怪獣物じゃないという意味)の全国コンクールで
それなりの実績のある俺が、
なぜそんなところに出す必要があるんだ?
分かってないようだが、
映画のシナリオなんてのは、
プロデューサーの目にとまらないと意味がない。
俺はそもそも純文学の人間で、
文学作品をインターネットなどに投稿する趣味はない。
映画の創作と文学を混同するな。
俺は書くだけだが、
映画の企画書、シナリオはプロデューサーの目に触れないと、
書いた意味がないんだ。
書いただけの映画の創作は、
ゴミでしかない。
俺は文学に戻る。
あと、あっちにアップしないのは、
自演野郎が騒いでいるから。
あとでアップする。
しなくていいからな
ここだけでアップしろ!
他の人の迷惑考えろ
みなさんお願いします、
頼むからブログでやってください、
ハゲども
鬱野宮しね
98 :
名無しより愛をこめて:2014/09/24(水) 15:27:20.65 ID:Hoq3Gj/c0
>>92 93 だが、よくよく見ると、
http://www.raitonoveru.jp/ はなかなか面白いサイトだな。
紹介、いちおう感謝する。
自分は先にも書いたが、純文がテリトリーなんだ。
純文はいいもの読むしかない。
まずは、歴代の芥川賞作品でも読むのが一番かな。
読めばわかるが、純文にはストーリーなんて、
あってないようなもの。
ストーリーテラーとしての能力は、純文では
身につかない。それは別に身につける。
純文がいいというのは、魂を書くということを
さんざん考えるハメになるということ。
魂が書けなきゃ、なにを書いてもダメだからね。
>>98 確かに
>>92のサイトはおもしろいね。
自分は
>>98さんと違ってシナリオサイドの人間なんで、忘れていた基本が数々あった。
純文学か、こちらも最近読まなくなったな。
「忙しい」のを言い訳に接する機会が無くなってしまっていた。
こちらも反省……。
100 :
名無しより愛をこめて:2014/09/25(木) 15:17:46.01 ID:4Rs47jIH0
糞スレ立てんな
旧USゴジラvsバークレー 決めろ!イグアナダンク
104 :
名無しより愛をこめて:2014/09/28(日) 11:12:40.37 ID:RRVFfeXt0
初代のリメイクやってください。
ゴジラの保護を訴える怪獣保護団体と自衛隊との確執的なのを観てみたい
106 :
名無しより愛をこめて:2014/09/28(日) 12:23:12.86 ID:QNgmaxJqO
難病治療でゴジラ細胞を移植された青年が
ゴジラーマンとして全身タイツに身を包み
悪と戦うスペクタルムービー
主演 鈴木亮平
・桐谷美玲
・菊川怜
・なかにし礼
・岡本玲
・松井秀喜(友情出演)
・宇崎竜童(特別出演)
・佐野史郎
・ケイン・コスギ
・長澤まさみ
・西田敏行
・宝田明
107 :
名無しより愛をこめて:2014/09/29(月) 01:21:08.93 ID:iPi6wcf60
ゴジラVSゴメス
ゴジラVSジラース
壊れてしまったら、個人情報の無断書き込みを警察に通報して逆探知してもらうための証拠を提示できない。
109 :
名無しより愛をこめて:2014/10/01(水) 17:33:05.66 ID:TvbERJV+0
山村は勘違いしてるけどハッカーって基本食っていく為にやってる連中だから
大企業や国の仕事は請け負うが2chみたいな場末のコミュニティには滅多に来ないよ
金貰って仕事してる連中だからな
あんたの正体が簡単に割れるのはあんたの文体が
無駄に冗長な癖に語彙が少なくて文が堂々巡りしてるから
珍妙な文体で一発で分かるからだよ
ラストの海に帰っていく定番シーンを、休息の為じゃなく
アメリカ辺りに攻め込みに行くみたいなオチは考えたっけ
スーパーマリオVSゴジラ
>>95 >>97 誰とは言いませんが彼はデブではないです
小柄で痩せていて歩き方は何かぎこちない感じです
勿論禿げてもいません
だから禿げとかデブとかもう言わないでください
デカイダスという200mある怪獣が北朝鮮の核施設の地下から登場し平壌を破壊しまくって南下、ソウルを壊滅している頃北京にモウショウキンという龍の顔を持つ巨大な麒麟が天安門で大暴れしていた。
ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その1
ゴーストゴジラ・シリーズの最終作。
主な登場人物
・綾倉詩織(女子高生。精神を病む。ゴジラを召喚する)
・エンジェル・ガイア(フローラ)
・ルシファー (堕天使。自称・ブラックホール第三惑星人)
・芹沢茜 (女性自衛官。自衛隊の超兵器の操縦者)
・波多野公一 (精神科医。詩織を担当する)
・ゴジラ
志織とルシファーとの契約により降臨。不死身の超怪物。
契約は志織の死により終了する。
・モスラ
・オネイロス
エンジェルが夢の世界から呼び出す怪物。ゴジラを幻惑する
・ラドン
プロメテウスを運んでくる
・超兵器・プロメテウス
エンジェルの要請で120億光年のかなたの天界から送られる。
別名・天の雷。
実は超小型の反物質爆弾。
そのエネルギーでゴジラをはるかな異世界へ送ることを狙う。
土壇場でエンジェルに代わりに茜が使う。
全然的外れ
くさすぎ
以上
>>117 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その2
もうすぐ再稼働するという原子力発電所を前に、立ちすくむ詩織。
老紳士「原子力発電所は、早くも再稼働するそうじゃないか」
詩織「……」
老紳士「原子力発電所はいつか原爆に化ける。誰かが止めないと。そう思わないか?」
詩織「誰、あなた?」
老紳士「誰でもいいじゃないか」
詩織「私はそうは思わないわ」
老紳士「みんな死んだ」
詩織「地震のせいよ」
老紳士「あともう少しでドン! まさに原爆だ」
詩織「関係ないでしょう! 原爆とは違う。関係ない」
老紳士「放射能のせいで帰ることも出来なかった」
詩織「いいかげんにして!」
詩織、走って逃げる。
詩織の幻影。
津波を走って逃げる。「お母さーん!」
避難所、ラジオの音声。「原子力発電所の危機が迫っています」
父に「お母さんは?」。首ふる父。
壊滅した街の光景に、父と二人で立ちすくむ。
「父さんはここで頑張るから、お前はヨソに行った方がいい」
列車から降りる詩織。出迎える親戚、「よく来たね」
転校した学校。「よろしくお願いします」
詩織をはやす声。「放射能、放射能」
避難所、「いつ帰れるんです」と叫ぶ父。
首を吊っている父。親戚の声「あなたのお父さんが…」
詩織、「感謝しています。でも帰らせて。お願い」
>>119 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その3
幻影から覚めた詩織。
故郷に帰っても特段のアテもない。
カラオケルームで、危険ドラッグを吸う詩織。
幻覚の中で優しい両親との夢を見る。
「どこに行ってたの? お父さん、お母さん」
心配する幼なじみたち。
「詩織、どうしちゃったんだ? ヤケになっちゃダメだよ」
サラリーマンたちとお金の交渉。
ドラッグを吸いながら、いちゃつく。
幻覚で異常な詩織。死者と話している。通報され補導。
留置場。小さな窓からみる月。津波から逃げる幻影。
精神科医、「気持ちは分かるけど、ドラッグとかはね」
精神病棟の詩織。
お父さん、お母さんに会わせて。
死んでいる。会ったのは幻覚に過ぎない、と医師。
そんなはずはない、私は会ったわ。
病棟で見るテレビのニュース。
国会を囲む大群衆。怒号の中、政権交代。大騒動。
かたわらにあの老紳士。「世の中、矛盾ばかりだ。そうだろ?」
もう一度見る。いない。
退院、「先生、ありがとうございました」
>>120 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その4
詩織に蘇る親戚の声「こちらに戻りなさい。一人じゃ暮らせないでしょう」
カラオケルーム。手の危険ドラッグ。頭を抱える詩織。
結局、刷ってしまう。
両親の幻影。「お父さん、お母さん」
目に浮かぶ涙。
原発の前に立ちすくむ詩織。またも老紳士。
「とうに再稼働してしまった」
「……」
「君の気持ちなんて、誰も理解してくれない。みんな身勝手だ」
「……」
「あのときドンと爆発しなかったのは幸いだった。だが、いつまたそうなるか」
「地震は誰のせいでもないわ」
「まあね」
詩織、走って去る。
ドラッグを吸う詩織。ラリってサラリーマンとお金の交渉。
幻覚みながらラブホテルへ。異常な詩織。
またも補導。
精神科医「困ったものだね、君にも」
「すみません。自分でもなにがしたいのか…」
病棟のテレビが、南海での軍事衝突を伝える。
弱腰の政府を批判する群衆のおこす首都圏の大騒乱。
耳に蘇る老紳士の声「みんな身勝手だ」
詩織、病院を脱走する。
>>121 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その5
夜、脱走してなぜか原発の見える高台へ。
詩織「わたしはなにがしたいのかしら」
父と母を思い浮かべる。
老紳士「この世は矛盾ばかりだ」
振り返る、またも老紳士。
詩織「みんな死んだわ」
老紳士「そんなことはお構いなしに世の中は動いていく。
軍事衝突があったそうじゃないか。
そのうち誰かが原発へミサイルをブチ込むさ。
原爆の出来上がりだ」
詩織「あなたは誰?」
老紳士「神と闘うもの。もう一人の神」
詩織「悪魔ってこと?」
老紳士「その呼ばれ方は好きじゃなくてね。悪党と呼ばれてるようなもんじゃないか」
詩織「だから…、誰なの?」
老紳士「ブラックホール第三惑星人。ルシファーと呼んでくれ」
詩織「(苦笑して)なにがしたいの?」
老紳士「君こそなにがしたい。望みを聞かせてくれ」
詩織「分からないわ」
老紳士「みんな身勝手さ。そうだろ」
詩織「そうよ」
老紳士「一発ガツンとやってやらなきゃいけないんだ」
詩織「(笑って)そうよ。でもなにを?」
老紳士「君の痛みをみんなに分からせる。ガツンと」
詩織「どうやって?」
老紳士「君と同じ経験をさせる。ああ、その前に契約を。細かいこともキチンと聞いてくれ。お互いのために…」
夜空に光が落ちる。ゴジラ、降臨。
>>122 うーむ。
冒頭部分だけ、頭に思い浮かぶまま、ほいほい書き連ねてみたが、
そうねぇ、一日で書いたにしてはマシかもしれないが、
どうなのかな。
まー、忘れないために、どっかに書いとくべきではあったからな。
長すぎというより前に、この場面でいいのかどうか、
というのもあるし、
エンジェルはとっと冒頭出したいしな、
初っ端で、超兵器・プロメテウスを請い願うというシーンがあってもいいかも。
とか言うより前に、たぶんラストのイメージも忘れないうちに書いておいた方がいいんだよなー。
BICK=グムエル=チョム
>>123 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その6
どこかに入る。超兵器・プロメテウスを天に要請する場面。
プロメテウスは超小型の反物質爆弾なんだが、形状は、はて? www
天に祈るエンジェル。
「私に力を。プロメテウスを!」
カメラ回って空へ。さらに宇宙空間へ。
120億光年のかなたの宇宙オメガ領域。
そこにある天界。
鳩。
女神・ガブリエルが、身に付けたアクセサリーを外し投げる。
小型の武具と化す。
ガブリエルの声「天の雷(いかずち)、プロメテウス」
鳩、ラドンに変容し超兵器・プロメテウスをくわえ飛び去る。
宇宙空間、超光速で飛んでいくラドン。
>>125 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その7
ラストのイメージを思いつくままに、書いていく。
契約を解くには、詩織が死ぬしかない。
死んではいけないと詩織に何度も囁くルシファー。
詩織、「いいのよ、もう。目的は達したわ」
ルシファー「止めろ、やめるんだ」
エンジェルらが見守る中、詩織、身を投げて死ぬ。
同時に、ゴジラを姿も消滅する。
嘆くルシファー、詩織の遺体を抱き上げ地中へ舞う。
光に包まれる死の世界。
王宮、詩織にささやき続けるルシファー。
「目覚めるんだ詩織!」
詩織、目を覚ます。
王冠を授けられる詩織。
「君はリリスの生まれ変わり。王女・リリス。私の妻だ」
微笑む詩織。
「初めて会った時から分かっていた。お前がリリスだと。
どれほど捜したことか。一人で生きるには俺の人生、長すぎる」
ルシファー、二人で楽園にたわむれる夢を見る。
エンジェルの声「ルシファー。戻るのよ」
元の場所、エンジェルと向き合っているルシファー。
(つづく)
>>126 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その8
(つづき)
ルシファー「なにをした? 死を免れない詩織を救えるのは、
死を司る俺だけだ。邪魔をするな」
エンジェルの影から幼い子が現れる。
エンジェル「契約する前の詩織よ。契約自体、なかったのよ」
ルシファー「なんだって? 詩織…、なのか?」
うなずくエンジェル。
ルシファー「過去から子供の詩織を連れ去ってきたのか?」
エンジェル「いいえ。詩織の魂を地震の起きる前に引き戻した」
ルシファー「では、俺のことはもちろん、父母の最期のことも…。
そんなことが許されるのか?」
無言のエンジェル。
ルシファー「マシン・アルケーの力?
それとも、忘れていたロゴスの力の奥義、思い出したか」
無言のエンジェル。
ルシファー「アルケーで現実を変えたなら、ただではすまない。
裁判にかけられるかもしれんぞ」
無言のエンジェル。
ルシファー「もし必要なら俺を呼べ。真実をありのままに証言してやろう。
おまえのために、なるかならぬか分からぬが」
静かに微笑むルシファー。
エンジャル「詩織に会えるのはこれが最後。言うことがあれば今」
幼い姿の詩織「(エンジェルに)このおじちゃんだれ?」
エンジェル「ブラックホールのおじちゃんよ」
ほがらかに笑うルシファー「分からなくていいんだ、分からなくて」
(つづく)
>>127 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その9
(つづき)
エンジェル「もう行かなきゃ」
去ろうとするエンジェルと詩織。
ルシファー「エンジェル、いや、フローラ…」
エンジェル「ん?」
ルシファー「頼みがある。一曲歌ってくれないか」
エンジェル「困ったわ。あなたの好みが分からない。ひねくれ者なんですもの」
ルシファー「いや、それならいいんだ」
詩織「お姉ちゃん、一曲歌って」
エンジェル「そうね…」
静かに歌いはじめ、二人、去っていく。
「(大意)
思い出が
鳥のように飛んでいってしまった。
あまりにも哀しすぎたから。
でも、いつかもう一度
知りたいと思うようになる。
受け止めることが
出来るようになった時。
涙とともに
大事なことを思い出す。
忘れていた愛を。
大切な人を…」
(つづく)
>>128 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その10
(つづき)
はるかに去った二人の姿。
ルシファー「俺のことは思い出さない方がいい」
二人に背を向けて歩き出そうとする。
振り返り、「だが、俺は忘れない」
しばらくして立ち止まり、
「ああ、そうそう、ゴジラは死なないよ。人が罪を犯し続けるかぎり」
去る。
フェアリー・モスラに乗って去るエンジェルを見送る茜と詩織。
海。
海中、青白い光に包まれたゴジラ、目を開く。
その口から放射能熱線。
海上を飛ぶエンジェル、ゴジラの熱線をかわし飛び去る。
end
とまあ、ラストのあたりのイメージを思いつくままに書いてみた。
いいのか悪いのか、いまのとこ、深く考えないことにする。
130 :
名無しより愛をこめて:2015/01/13(火) 20:41:52.09 ID:fEd7b91j0
「腹刺された…」とサイクリングの男性 襲撃され重傷、静岡・湖西
2015.1.12 12:55
12日午前7時25分ごろ、静岡県湖西市白須賀の路上で「腹を刺された」と
同市の会社員、久保栄二さん(42)から119番通報があった。湖西署と
消防によると、久保さんは腹部を刺されて重傷とみられる。
現場から40歳ぐらいとみられる男が逃走しており、湖西署が傷害容疑で
行方を追っている。同署によると、男は身長170センチぐらい。茶色の帽子や
サングラスを着け、黒いジャンパー姿だった。サイクリング中だった久保さんを
呼び止め、腹部を1回刺した。
現場はJR東海道線新居町駅から南西約6キロの山林沿いの住宅地。
http://www.sankei.com/affairs/news/150112/afr1501120008-n1.html
>>129 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その11
(どこかに入る。ラストの前あたり???)
茜「(詩織に超兵器・プロメテウスを向けつつ)もうこいつを撃つしかないわ」
エンジェル「なに言ってるの!」
茜「私たちだけの事じゃないのよ。みんなの命がかかってる」
エンジェル「それを撃ったら私たちの負けよ!」
エンジェル、詩織とルシファーの間近へ転がるように進み出る。
エンジェル「(詩織に向かい)あなたの母を呼ぶわ」
詩織「ええ?」
ルシファー「なにを言ってる。血迷ったか」
囁くようなエンジェルの歌。
「(大意)
私のこころはここにある。
あなたの心はどこにある?
目には見えなくても
かならずどこかにある。
どこであろうと
訪ねていくわ。
澄んだ心なら、
どんな囁きも逃さない。
あなたの喜びや悲しみを、
私に教えて。
あなたの大切な人に
伝えたいから」 (つづく)
>>131 ゴースト ゴジラ3 メモのごときもの 12
どっかの誰かがアホのような歌を歌ってる時朝鮮半島を破壊し尽くしたデカイダスは海を渡り北米に向かっていた。
北京を壊滅させたモウショウキンは上海を目指していた。
そんなときクネイパクという醜い怪獣がBickと呼ばれる在日韓国人の邪悪な私念に同調し大阪に上陸した。
つづく?
>>131 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その12
(つづき)
エンジェル「(エンジェルの声のまま)詩織、詩織なの?」
ルシファー「やめろ!」
詩織「お母さん? でも、声が…」
エンジェル、目を見開き「耳じゃなくて魂で聞くべきね」
詩織。
エンジェル「詩織なのね? あの日、本当は詩織が約束の時間を過ぎても来ないからちょっと怒ってた。
でも、来なくてよかったわ」
詩織「なぜそれを」
ルシファー「騙されるな。エンジェルは詩織、お前の心を読んでいるだけだ」
エンジェル「違うわ」
ルシファー「うるさい。魔女め!」
ルシファーの念動波で、エンジェルは悲鳴とともに空間の狭間へ消える。
エンジェル、かまわず揺れる空間で詩織に歌いかける。
「(大意)
心が弱いから
気がつくこともあるわ。
涙ってとても美しい。
心が清いから泣けるのよ。
いまのあなたはどうかしら?
昔のように泣けるかしら。
涙を流したことを
後悔しないで。
あのときの心を
忘れないで」 (つづく)
>>133 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その13
(つづき)
詩織「ルシファー、私を抱きしめて」
ルシファー「(抱き寄せつつ)あの女は魔女だ。あの声は聞くな」
詩織「たまらなく寂しいわ。あなたはどうして優しいの?」
ルシファー「それは…」
詩織「どうしたの?」
ルシファー「(間)お前がリリスだからだ」
詩織「(間)なんでほかの女の名前が出てくるの」
詩織、ルシファーの腕をふりほどく。
ルシファー「違うんだ。お前は忘れているが」
詩織、走って行ってしまう。
空間の狭間に落ちていたエンジェル、姿を現し床に落ちる。
振り返ったルシファー、「(エンジェルに)余計なことを!」
詩織を追うルシファー。エンジェルも追う。
ビルの屋上の詩織。
ルシファーとエンジェル。
詩織「もういいわ。もうたくさん」
以降、どうラストにつながるか、未定 www
ゴジラvs巨大リカちゃん
>>134 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その14
(どっかに入る。冒頭近く。エンジェルと詩織が初めて出会う)
詩織「誰、誰なの? 小さくて可愛い」
ルシファー、意味ありげに笑いつつ「久しぶりだな」と。
ルシファー「冥界には巨大な歓楽街がある。その最大のキャバレーがホーリーナイト。
そのホーリーナイトの…、地獄の歌姫・フローラだ」
エンジェル「(苦笑しつつ)止めて。(詩織に)エンジェルよ。エンジェル・ガイア」
ルシファー「エンジェル、歌ってみろよ。デーモンたちをたぶらした歌」
エンジェル「違うわ。神への愛を歌った。神と二人で冥界をさまよっていたの。必死だった」
詩織「聞きたいわ。歌って、エンジェル」
ややあって、エンジェルの囁くような歌。
「(大意)
いとしい人よ、
たとえあなたが
地獄に落ちても、
わたしは付いていく。
あなたが泣くとき、
私も哀しい。
あなたが傷つく時、
わたしも心が痛むわ。
今日もあなたの無事を願う。
私はいつも一緒よ。
あなたの願いが
いつか叶いますように」
ルシファー「そうやってデーモンたちを騙した」
エンジェル「嘘は歌わないわ。共にいた神のための歌」
ルシファー「お前は地獄のキャバレー・ホーリーナイトがお似合いだ」
>>136 あー、まともな行数がほしい。
ひとまとまり30行など、書けるわけない。
一番得意な小説形式で書けたらなー。
>>136 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その14
あー、そうそう、冥界(死の世界)の情景のイメージは、
巨大な夜のラスベガスというか、歓楽街のイメージ。
ルシファーはその巨大な歓楽街のオーナー www
地上を廃墟にして、そこに理想世界としての
巨大な歓楽街を造るという野望を抱いている www
いや、いちおうそういうことになってる。
コメディーにはしない。十分コメディーかもしれないが、
あくまでもシリアスに。
>>138 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その16
(どっかに入る。冒頭あたり)
ルシファー、
「みんなどこかに行ってしまった。
だが、俺だけはどこにもいかない」
詩織、
「私にはあなたしかいないわ」
ルシファー、
「お前は世界を支配する女」
詩織、
「いいえ、私は世界から見放された女。
しっかり私を掴まえて。
でないと、私はどこかに落ちてしまうわ」
>>139 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その17
(どっかに入る。少し進んだところ)
ルシファー、
「この世界は醜い。
だから俺はすべてを壊し、その上に改めて
美しい世界を作る。
光が溢れ、愛が満ちる。
精霊が飛び交い、笑顔が絶えない。
見たこともないような理想の世界。
詩織、お前も見たいだろう?
そんな世界を」
詩織、
「想像がつかないわ。
苦しみとか憎しみとか、
悲しみとか、
ない世界がいい」
>>140 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その18
(どっかに入る。クライマックスの前くらい?)
ルシファー、
「世界がだんだん壊れていく。
燃える街は、
なんて美しいんだろう」
詩織、
「恐ろしくてなにも
見えないわ」
ルシファー、
「君は幸せのはずだ」
詩織、
「だとしたら、幸せって虚しいわ」
ルシファー、
「もうすぐ世界は
君のものだ」
詩織、
「私、分かったわ。
私たちはきっと地震よ。
私はあのとき、
死にそこなったのよ。
もうすぐ死ぬわ」
>>141 このままじゃダメだな。
ヴィジョンが見えた。が、いまいちよく分からなかった。
詩織とルシファーの関係を、当初の考えから修正しないと。
うーん。難問。
>>142 そう、冒頭でルシファーは詩織の純粋さに打たれる。
そこから行動を開始する。
リリスの転生がどうとか、馬鹿みたいな話だ。
最後に、お前こそリリスと呼ばれるにふさわしいと。
そう、それでつながるはず。
これで最小限の訂正ですむ。と思うけど・・・
このシナリオのテーマは自作自演です
>>141 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その19
(冒頭近く。南海の軍事衝突のあった近辺。フローラ、自衛官・茜に威嚇射撃を受ける)
孤島に逃れ、きれいな海を見つめつつ、フローラ歌う。
「(大意)
人の心は変わるのね。
微笑みかけても、
なにも返ってこない。
哀しいわ。
特別な人と
思っていたのに。
なにがあなたを
変えたのかしら」
フローラ「何しに来たの?」
茜「なにって、久しぶりなのに。さっきはゴメンなさい」
フローラ「撃ったら? さっきみたいに」
茜「ここは軍事衝突があった近くなのよ」
フローラ「私の庭よ。ちょっと見に来ただけなのに」
茜「私は軍人だから」
フローラ「死ぬとこだったわ」
茜「ごめんなさい。威嚇しろという命令だったのよ。本当は今も偵察の命令…」
フローラ「……」
茜、泣いている。
フローラ「もういいわ。泣かないで」
茜「撃ちたくなかったわ。反論したのよ。でも…」
フローラ「もういい。もういい。分かったから」
>>145 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その20
(訂正された詩織とルシファーの出会い。
冒頭になるのか、少し進んだところなのかいまは分からない。
死神は2にも出てきたが、ルシファーは普通の老紳士の姿だから、
死神が出ていることで老紳士が冥界の王であると暗示する)
大震災。
その恐ろしい光景。
津波に飲み込まれようとする女子高生・詩織。
木の幹に必死の思いで摑まっている。
力が尽きそうになる。
死神が飛来。
大鎌を構えるが振ろうとしない。
その影から現れる老紳士、手を伸ばして詩織を救う。
気を失っている詩織。
死神「おや、あなたでしたか」
老紳士「つい手が出てしまった」
死神「可愛い子ですからね」
老紳士「(苦笑しつつ)地上の様子を見に来ただけだ.お前こそなぜ鎌を振るわない?」
死神「どっちが幸せかなと。生きる方と死ぬ方と。ついさっき、母が流されていきました」
老紳士「そうなのか。それは知らなかった」
死神「どっちが幸せなのか。あなたが来てくれてよかった。お任せしましたよ」
老紳士「なにを言ってるんだ。俺は地上の様子を見に来ただけだと」
死神「私はこの子の生か死か、それを選ぶことしか出来ません。あなたが適任です。文句があるならあなたのその手に」
死神、消える。
老紳士「なんてことだ…」
詩織を抱きかかえるが、詩織は気を失ったまま。
文字化け。unicode 文字の警告が出ていたが、
どの文字のことか分からなかった。
誤 木の幹に必死の思いで(文字化け)まっている。
正 木の幹に必死の思いでつかまっている。
>>146 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その21
ルシファーは、詩織を街中に運んでからも影から時折見守ってはいたが、
その後、父が死んだことや
ドラッグ中毒になりながら父や母の幻覚を見ていたことや、
まして施設に収容されたことなど知らない。
都会の喫茶店で冥界のキャバレー・ホーリーナイトを地上にも
作ることを考えている。その脳裏に、ホーリーナイトで歌うエンジェルの幻影。
「(大意)
明日をも知れぬ
不安な日々。
あなたが街へやってくる。
わたしは笑顔で出迎える。
明日にはもう
あなたはいない。
かりそめの愛かしら?
いいえ、
私はあなたを忘れない。
たくさんの人が
死んだと聞いた。
私はあなたを忘れない」
ルシファーは、詩織を津波から救い出したときのことを
その歌に重ねる。
詩織をもう一度捜してみる気になる。
>>148 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その22
ゴーストゴジラ2のラストで使う予定だった、しかし実際にはボツした中間字幕を、
手元になかったのでネットで検索して拾ってきた www
これだ、これがあの段階(2の段階)での3のコンセプトだった。
しかし、いま現実に書いている3はこれに合うだろうか? それが問題だ…
「あのゴジラが本当に最後の一匹なのだろうか?
もしかしたら、美しい魂が傷ついたとき、
いつでもゴジラは現れるのかもしれない。
清らかな少女が、恋人を失い世間に裏切られたとき、
世界を呪詛しないとどうして言えるだろう。
世界をバラバラに壊して下さい。
私の命と引き換えに。
お嬢さん。君の命は君のものだ。大事にしなさい。
僕がほしいのは、世界を破壊する大義。
見てくれ。いまや僕の背には翼まである。
僕が君のために世界をバラバラにしてやろう。
止める方法はただ一つ。君が死ぬこと。
あと一撃で世界は木っ端微塵。
そのとき君は、冷酷に世界の終りを眺めているだけだろうか。
それとも、にっこり微笑み身を投げて、世界を許すだろうか。
燃える世界は美しい」
>>149 ゴーストゴジラ3、イメージのメモはたまってきているというのに、
暫定的な全体構成も立てられないでいる。
スタートが切れない。
その理由はハッキリしている。
>>149 の詩織がもたらすはずの『世界を破壊する大義』だ。
そんな大義がどこにある?
ゴーストゴジラ2の段階での3のコンセプトではここで、
『お願い、世界を破壊して』と詩織は願い、そこからスタート出来るはずだった。
が、いま書いているゴーストゴジラ3ではそうはならない。
そこでの詩織の願いはこうなる。
『死んだ方がマシだった。お願い私を殺して』
あまりにも違いすぎる。
ゴーストゴジラ3のスタートが切れない理由はそこにある。
考えないと。
>>150 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その22
『世界を破壊する大義』の確立、こんな感じでいいかな?
これでなんとかなったかな?
詩織、
「死んだ方がマシだったわ。お願い、私を殺して」
ルシファー、うろたえ詩織を抱きしめ、涙さえ浮かべつつ、
「死んじゃダメだよ。こんな世界は間違っている。
そうだ。君に世界を支配する力をやろう」
詩織、
「私は世界から見放された女よ」
ルシファー、
「いいや。世界を破壊して、そのあと君のための世界を作る。
(立ち上がり)
我は冥界の王・ルシファー。
神・ガブリエルよ。君が授けたこの力、今こそ使うぞ。
詩織、天に願いなさい。神さま、素敵な世界を作ってと」
詩織、手を合わせ祈る。
「神さま、素敵な世界を作って」
夜空に落ちる星。ゴジラ、降臨。
>>151 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その24
(どっかに入る。どこだか全然分からん)
ルシファー、
「誰もが大地震を受けるべきなんだ。
それではじめてあの子の心の痛みが分かる」
エンジェル、
「あなた、自分がなにしてるか分かってる?」
ルシファー、
「分かってるさ。この世界を壊して理想の世界を作る」
エンジェル、
「本当のことを教えてあげるわ」
ルシファー、
「本当のこと?」
エンジェル、
「あなたも知らない本当のこと」
ルシファー、
「どういう意味だ」
エンジェル、
「あなたは、あの子への愛に狂ってるってこと」
ルシファー、
「なにを言ってる」
エンジェル、
「人の心って恐ろしい。
あなたはいま、はじめて自分の心に気がついた。
でも他人は誰でも、すぐに分かってしまう」
ルシファー、
「違う。邪推だ。違う」
エンジェル、
「そういうもんなのよ」
>>152 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その25
(どっかに入る。エンジェルは自分がゴジラを生み出したことに
罪悪感を持っている)
エンジェル、
「茜、あのね、あのゴジラ、なぜ存在してると思う?」
茜、
「ルシファーが呼び出したってこと?」
エンジェル、
「違う。その前のことよ。もともと、どうしてゴジラがいるのかってこと」
茜、
「意味が分からないわ」
エンジェル、
「なぜゴジラがいるのか、
その理由を知ったら、あなたは私を絶対に許さないわ」
茜、
「どういうこと?」
エンジェル、
「……。私はどうかしてるわ。どうかしてる…。
ごめん。どうしても言えない」
茜、
「無理して言わなくていいわ」
エンジェル、
「言わなきゃいけないのよ、本当は。でも言えない。ごめん。
それを言ったら、たぶん大変なことになっちゃう」
茜、
「なんだか全然分からないわ(苦笑)」
>>153 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その26
(どこかに詩織とエンジェルのこんな会話があるはずだ。
どこら辺りなのかは、いまのところ、まるっきり分からない。
エンジェルが言えないのは、ゴジラを生み出したのは自分だということだ)
詩織、
「私が死ねばいいの?」
エンジェル、
「なにを言ってるの。あなたはなにも悪くない」
詩織「ちょうどいいの。私は死にたいの。自分じゃなかなか死ねないのよね」
エンジェル「あなたが死ぬ必要はないわ。私が悪いのよ」
詩織「どうしてあなたが悪いのよ」
エンジェル「それは…、言えないけど。私が悪いの。原因は私なのよ」
詩織「なぜ言えないの?」
エンジェル
「……。ごめん。どうしても言えない」
詩織「嘘つき」
エンジェル「……」
詩織「なにか言ったら?」
エンジェル「死ぬべきは私なのよ」
詩織「どうして?」
エンジェル「……」
詩織「嘘つき」
>>154 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その27
(上のエンジェルと詩織の会話のメモの続き。
このような会話がどこかにあるはず)
どこかの高台。エンジェルと茜。
エンジェル「私は嘘つきだわ。本当のことがどうしても言えない。
いまにきっと平気で嘘が言えるようになるわ」
茜「誰だって、言えないことの一つや二つはあるでしょう?」
エンジェル「真実の言葉じゃないと、言葉に力がなくなってしまう。
本当の言葉じゃないと、魂がどこかに逃げていってしまう」
茜「……」
エンジェル「死ぬべきは私といったわ。嘘よ。死ねるはずない」
茜「誰も死ぬ必要はないわ」
エンジェル「死ぬのが怖い。今度こそ本当に死ぬわ。
死ぬべきは私ですって? 足がすくんで動けるわけないわ」
茜「……」
エンジェル「もう歌も歌えない。嘘つきの歌なんてなんの価値もない」
茜「一体どうしちゃったの?」
エンジェル「心がピュアじゃないと、私の力が消えてしまう」
茜「大丈夫。嘘をついてるんだと、ちゃんとホントのこと言ってるわ」
エンジェルと茜、顔を見合わせて苦笑する。
>>155 結局、このゴーストゴジラ3という作品は、究極的には
詩織 と エンジェルの魂の対決ということに尽きるんだから、
詩織の言葉を創りだしてやらないといけない。
でも、まだ靄がかかっていて、よく見えない。簡単にいかないな。
詩織は、エンジェルの嘘、欺瞞、偽善をすぐに見抜く。
エンジェルはたじろぐ。
結局のところ、純粋な魂を持っている方の言葉が勝つ。
そこが問題、よく見えない。
当初の予定では、詩織はこう願うはずだった。
「お願い、神様。世界を破壊して。私の命と引き換えに」
それはそう簡単にはいかないということが分かった。それはこう変更された。
「神様、素敵な世界を創って」
これが精一杯だよなぁ。
事態が進行するにつれ、詩織はこう思うようになる・・という予定なんだが、どうかな…
廃墟こそ、もっとも美しい偽りのない世界。
そのとき、私は死ねる。
ホントにそうかな。分からない。
ルシファーは詩織とは違う理想を持っている。
冥界の巨大キャバレー・ホーリーナイトの姉妹店・ホーリーデイを地上世界に作る。
そして、愛や幸せの歌をエンジェルに歌わせる。
素晴らしい、ていうか、狂ってるな www
>>155 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その28
(どこに入るか、分からない)
エンジェル「私たちがこうして呑気に話してる間も、人間世界は大変なことになってるのよ。
一刻の猶予もできないの。なんとかしてよ」
ルシファー「だから、はるかな昔、我々のDNAのサブセットから人類を生み出すなど、
馬鹿なことをしなければよかったんだ」
エンジェル「あなたが肩入れしてるあの子も人類の一人よ。あの子もいない方がよかったと」
ルシファー「俺とお前は堕天使同士。話によっちゃ協力してもいい。どうしろと言うんだ? 言ってみろ」
お前ら自身が仕組んだトラップだ。契約は…、世界を破壊するという契約は、
自身の死以外には終了する方法はない。
自分らで仕組んだこのトラップ、どうしろというんだ?
誰にも解くことは出来ない。よく知ってるだろ?」
エンジェル「なぜそんな危険な契約を詩織ちゃんに…」
ルシファー「死ななきゃいい。世界が手に入る。どこに困ることがある?
自分たちが地上世界に復活するために俺に託したんじゃないか。
いい気なもんだ。それに俺は悪用しちゃいない。世直しのためだ」
エンジェル「……」
ルシファー「なにか言えよ」
エンジェル「復活したかったのよ。それしかなかった」
ルシファー「こうなることは見えていたじゃないか。
ゴジラを真正面から倒すか、詩織が死ぬか。
終わらせる方法は、そのどちらかだけだ。
なんのことはない。お前と詩織が入れ替わっただけだ」
エンジェル「その通りよ。すべて私のせいよ」
ルシファー「で、俺にどうしろと?」
エンジェル「分からない」
>>157 ゴーストゴジラ3、まだハッキリとは見えないが、
この話だいぶ見えてきた。
ゴジラ降臨のあと、
詩織とエンジェルは相対することになるが、
ここでエンジェルはたじろぐことになる。
偽りの言葉は通用しない。
エンジェルはいくつかの事を隠している。
詩織は常に偽りであることを的確に見抜く。
エンジェルが隠している主なこと。
1 そもそもゴジラを生み出したのは自分であること。
2 ゴジラは不死であり、本当に不死ならば、抹殺のためには
呼び出した者本人が死ぬしかないこと。
3 そのトラップを仕掛けたのも、実は自分であること。
4 しかも、その仕掛けは自分にも解くことが出来ないこと。
5 さらに、冥界から復活したとき、ルシファーに
ゴジラを託したのは自分であること。
6 今回ゴジラを呼び出したのは詩織であり、
ゴジラが本当に不死ならば、詩織が死ぬしかないこと。
7 こんな事態が必ず起きるだろうと予感していたのに、
冥界から逃げるように復活を優先してしまったこと。
これらの偽りが、エンジェルの言葉から力を奪う。
詩織は言う。あなたの言葉で私の心が動かせる?
偽りの言葉では私の心は動かない。私はむしろ死にたいのに。
(つづく)
>>158 (つづき)
エンジェルは、茜にすべてを打ち明けることで、
真実の言葉が持つ力を取り戻そうとするが、無理だと悟る。
ゴジラは、新たなる大震災であることを企図されている。
(詩織によれば、すべての偽りを叩き壊す。それによってこの世の真善美が回復する。
ルシファーの理想はそれとは違い、廃墟のあとに巨大なキャバレーを作り、地上を愛と幸せの賛歌で満たし楽園を作る)
要するに、理由はどうあれ、ゴジラは日本を縦断する。
そこでエンジェルは次の作戦を立てる。
ゴジラを真正面から抹殺することを試みる。
迎え撃つのは、(自衛隊は別として)モスラだけ。
そこで夢の世界から、幻覚をあやつるオネイロスにサポートさせる。
ゴジラは幻惑され、1度か2度迷走する。
しかし、突破されるのは時間の問題。
そこで、天に超兵器・プロメテウスを願う。
利くか利かないか、やってみなければ分からない。
もし、プロメテウスが利かなかったとき、
とても人には言うことは出来ない作戦を立てる。
詩織を死に誘い、ゴジラ消滅を見届けてから、詩織を冥界から救い出す。
もし助けそこなったら、自分は自殺する。
(つづく)
>>159 (つづき)
もし最後の作戦がうまくいっても、
結局はゴジラは復活する。けれども、当面の危機は回避される。
さらに、またも奇跡の力を使ったことで、
エンジェルは裁判に召喚される可能性が高い。
エンジェルの裁判は二度目だ。ただではすまない。
だが、結局はエンジェルは覚悟を決める。
詩織を助け損なって自ら死ぬときのために、
魔法の剣を磨く。
エンジェルが天に援軍を要請しなかったのは、すでにゴジラが
初歩的な飛翔能力を持っていたからだが、
茜が撃つプロメテウスは瞬間的に飛ぶゴジラに何度か外すが、
モスラとプロメテウスを運んできたラドンがゴジラを叩き落とす。
命中するも、ダメージを与えるのみ。
茜は詩織がゴジラの召喚者だと知っているが、それを自衛隊上層部にはとぼけて伝えていない。
原子炉に迫るゴジラを前に、プロメテウスと詩織を交互に見る茜。
もし、詩織をプロメテウスで撃ったら。
茜はエンジェルに叫ぶ、どうしたらいいの!
エンジェルはついに、詩織を死に誘う決心をする。
(つづく)
>>160 (つづき)
詩織を死に誘うエンジェル。
むしろその時を待っていたかの詩織、にこやかに身を投げて死ぬ。
詩織を救うため奇跡の力を使うため、マシーン・アルケーを呼び出すエンジェル。
アルケーは、裁判を受ける覚悟があるか問う。
もちろん分かっているわ、と答える。
が、エンジェルが助ける前にルシファーが冥界の女王として
詩織を助けようとする。
かまわずエンジェルは奇跡をなし、ルシファーから詩織を奪い返す。幼い子として。
南海の孤島に帰ろうとするエンジェルを見送る茜と幼い子としての詩織。
エンジェルは茜に言う。
「もしかしたら地球を去ることになるかもしれない。もしそうなったら、あとはよろしく」
「旅にでもでるの?」
「旅? 裁判に召喚されるかも。規律違反というやつね(苦笑)」
ルシファーは冥界に戻るトンネルの中で、
しかし、詩織が死んでない以上、ゴジラは復活するはずと気づく。
ゴジラ、詩織、エンジェルを思い浮かべつつ、
だが、どちらにしても俺の出る幕はないだろう、とつぶやく。
という感じだろうか???
全体構成、まだよく固まってない。
>>161 なにから行ったらいいのか、よく分からないな。
やるべきことの候補。
・暫定版の全体構成
・人物設定・履歴(暫定版でもよし)
・葛藤のシーンを思いつくまま、とにかく書き続ける。特に、詩織とエンジェル。
こんなとこ?
本当は、詩織とエンジェルの対決のシーンを思いつくままどんどん書いていった方が
いいとは思うんだけど、詩織が最高に難しい。
全体構成と人物設定・履歴を暫定版でもいいかげん書かないと、
詩織が全然分からん・・・
そして、詩織が分かってから、もう一回やり直し、という感じかな。
詩織をとりまく人物。
父、母、幼なじみ、精神科医。親戚のおばさんもいたよな。
そう、人物設定しっかりやらないと、詩織は分からない。
イメージの段階では、精神科医が本当は恋人になる設定だったんだけど、
いまはなんだかどうでもいい気がしてる。
あと、詩織は震災のシーンをフラッシュで思い浮かべて、
ぶつぶつ言葉をつぶやく。それがそのまま、素朴な詩と受け取れるような
形式になっていて、
とか、
幻覚でいろいろ見るんだよな。
それが幽玄の世界になっていて、なんてやってる余裕があるのかどうか。
紙数的な問題として。
16か17歳のかわいい女子高生が、その素朴な言葉で、
エンジェルをたじろがせるって、書くと短いが、
これってとてつもなく難しいな。
よほど考えないと・・・
詩織になれれば簡単だけど、なれるの? まず人生を追体験する、はいいけども、
文学少女だった、それはいいかもね。幻覚みる。これで不思議な言葉を
言ってもいいわけが立つ。
偽りをたちまち見抜く。エンジェルは嘘を言っている。
うん、いける。
その先が限りなく難しい・・・
>>157 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その29
(詩織対エンジェル、こんな場面があるかも)
詩織、
「あの日、
天が落ちてきて、地が割れたとき、
ああ、この世の終わりが来たんだなって思った」
エンジェル「……」
詩織、
「神の怒りってやつよ。地上の罪人たちを皆殺しにするの」
エンジェル「……」
詩織、
「罪人? そうか、私たち、罪人なんだなって」
エンジェル「……」
詩織、「お母さんが流されていった。え? 誰が罪人」
エンジェル「……」
詩織、
「そこで私は気づいたわけよ。
ああ、そうか。天にいるのは神さまじゃない。悪魔だって」
エンジェル「……」
詩織「よかった。お母さんは罪人じゃない」
エンジェル「当然よ」
詩織「誰が悪魔?」
エンジェル「……」
>>163 ゴーストゴジラ3 メモのごときもの その30
(詩織対エンジェル、こんな場面があるかも。ないかも)
「天は空にある?」
「まあね。上の方よ」
「ホントにそう?」
「上じゃなくて下にあるかもよ。地の底に。
善と悪が反対だったら、面白い。
あなたは善の天使? それとも悪の天使?」
「……」
「なにか言ってほしいわ」
「……」
「善と悪とどっちがカッコいいかなって。カッコいい方がいい」
「……」
「ルシファーに聞いたのよ。悪魔なのって。
悪党と呼ばれるのは好きじゃない、ブラックホール第三惑星人だと(笑う)」
「……」
「悪魔の方がカッコいいのに。でも妙なところにこだわるルシファーは好きよ」
「……」
「わたしは悪い女。お母さんなら私をいい子に直してくれる」
「……」
「あなたは善の天使? それとも悪の天使?」
「悪ではないつもり」
「善と悪とは反対かもしれない」
「……」
「神さまにこう願ったのよ。
ねえ神さま、素敵な世界を創ってと」
「……」
「そしたら、ゴジラが落ちてきちゃった。
私は悪い子。お母さんじゃないと直せない」
>>164 よく考えたら、まだ全体構成を立てることが出来ないことに気づいた。
困ったもんだな。
ルシファーと詩織はどこに行く。それが問題だ。
どこ行くんだろう? ゴジラの喧騒をよそにどこ行くんだ?
ルシファーは冥界の歓楽街のオーナーだから、
そうとは告げないが、好きな女の子をエスコートして行くったら、
冥界の歓楽街へ降りていくのかなぁ。
それもどうかな、という思いもするが。ゴッサムシティーみたいな感じ?
しかしなぁ、詩織はまだ生きてる人間だから、
冥界のキャバレー・ホーリーナイトへ連れて行く? いや、それはないよな。
いや、わかんないな。
どこかで追いかけてきたエンジェルと出会う、それはどこがいいんだ?
未成年の女の子を、歓楽街へ? www
ルシファー、地上世界では実業家なんだよな。真船なんとか名乗ってる。
名前はみんなメカゴジラの逆襲から。なんとなく。
地上世界でも風俗街のオーナーと考えていたんだった。ホーリーデイを造るため。
そうそう、不純異性交遊でルシファーが留置場へ叩き込まれるという案も考えてたんだよなぁ。
身元引受人が、エンジェル通して茜で。ルシファーは無実だと訴えるwww
でもこれは、詩織とルシファーの出会いの案だったんだよな。
そうだ、この案では、ルシファーは詩織にひっかけられて、そこで、エンジェル、茜と
みんな一堂に会するという感じだったよなぁ。
あの危険ドラッグで両親の幻覚を見るという案も、
たぶん東宝的にはまずいんだろうなぁ。
幻覚見るっていうのは、俺は昔得意でもうまいったんだけど、
詩織はどうすればいいのかなぁ。
父母の幻覚を見るんだけど、医師にドラッグを禁止されて見れなくなる。
それが、最後のところで、エンジェルが詩織を死に導く。
そのとき、母の霊を呼び出して、
ていうのも、しかし考えてみると、ヤバすぎの案だよな・・・
要するに、ルシファーは詩織をエスコートしてどこかに行こうとして
そこで追っかけてきたエンジェルとまず最初の対決。どこで?
それより前に、危険ドラッグの件だよな。
その金手に入れるために、不純異性交遊というかいわゆる援交まがい・・
なんてのも、これもまず絶対マズイよなぁ。
悩むことばっかりだな・・・。頭ひやそう。
>>165 自分でも気がついてなかったけど、
すでに作品の基軸は出来上がってるんだな。
世界を破壊する大義を与えるもの=詩織
そして、詩織のエンジェルに対する言葉。
「わたしは悪い子。お母さんでないと直せない」
これだ。
だから、エンジェルが母の霊を召喚する。
母は、詩織が清く正しい子として生きることを願う。
それで、詩織は求めていたものが得られたと感じる。
ま、話自体はまだ先があるわけで、
エンジェルは自分が詩織の死を誘っていると分かっている。だから・・・
以下、略。
そうなんだ。話の基軸自体はすでに完全に出来てるんだ。
分かってなかった www
世界を破壊する大義、これもよくよく考えないと。
あと、靄が完全に晴れたわけではないが、
昨日よりははるかに話が見えるようになった。
書くのが大変だが、書いておかないと自分でも忘れてしまう。
どんどん書いていきたいが、今日も予定がいっぱいで・・・
それと、行数がやたら書けるのはなぜなんだろう?
前は30行しか書けなかったのに、どうも60行書けるような感じに思える。
ブラウザから直接書かないで専ブラから書くようにしたせいかなぁ。よく分からん。
よく分からないことばっかりだな。
>>166 後半部分の組み立てに関しては、もう大体出来たかなと感じている。
どっからが後半かというのにもよるんだけど。
ゴジラは、モスラとオネイロスの共同作戦によって首都圏での破壊のあと迷走し、
結局のところ、福井県の原発に迫る。世界の破壊まであと一撃というやつだ。
ここで超兵器・プロメテウスが登場するわけだけど、茜のsuperX12からの
プロメテウスの攻撃を飛翔能力でかわしたものの、モスラ・ラドンによって
叩き落とされる。ここまではいい。
が、結局のところ、プロメテウスはかなりのダメージは与えるがゴジラを
倒せない。モスラとラドンも傷つき、プロメテウスの連発で原発への接近を
なんとかかわしているだけと。まあ、そういう状態。
ここで茜からエンジェルに連絡。プロメテウスのエネルギーが尽きたら
どうしたらいい、と。万事休すの直前くらい。まあ、これでお膳立ては全部整ったと。
問題はここから。
そこで、ルシファーと詩織に相対しているエンジェルは、私がなんとかするわと。
エンジェルの能力は、真実の言葉の力ということに尽きる。
それに則って考えるしかない。
エンジェルはいう。「前に、善の天使か悪の天使かと問われた。私はたぶん悪の天使」
(あなたの命を奪うかもしれない、とは言わないけど、そういう意味だ。嘘を言うと力が失われるから、
常に本当のことをいう)
「あなたの母を呼び出すわ」と母の霊を降ろす。(詩織が、お母さんしか私を直せないと言ったから)
詩織の母の霊がなんというか、それはまた後考。
ルシファーが割って入って、「母の霊ではなく、詩織の心を読んでる」と。エンジェルは「違う」と。
詩織はエンジェルは嘘は言わないと知っているから、エンジェルを信じる方に傾いている。
ルシファーは魔術でエンジェルを空間のはざまに飛ばすが、エンジェルはかまわず歌を歌う。
ここで、エンジェルが詩織と最初にあった時、ルシファーに請われて歌った歌、
>>136 にある「神への愛の歌」がいいと思うんだな。
「(大意)
いとしい人よ、
たとえあなたが
地獄に落ちても、
わたしは付いていく。
あなたが泣くとき、
私も哀しい。
あなたが傷つく時、
わたしも心が痛むわ。
今日もあなたの無事を願う。
私はいつも一緒よ。
あなたの願いが
いつか叶いますように」
この歌はこれが作中で二度目の登場となるわけだけど、内容が合うように思うなぁ。
本当は、冥界をルナと二人でさまよったとき、冥界のキャバレー・ホーリーナイトで
ルナ…神・ガブリエルのために歌った歌。
でも、エンジェルは詩織を助けそこなったら自分も死ぬつもりだから、内容が
ぴったり合ってると思う。二度目だから登場人物みなが、ああ、あの歌と思うわけし(つづく)
>>167 (つづき)
さて、ルシファーは詩織が走り去ってしまったのに気をとられ、
エンジェルは姿を現し、床に落ちる。
さて、ここでエンジェルは詩織に呼びかける。
「あなたが地獄に行くなら、私も行くわ。だから信じて」と。
歌を踏まえつつ、もう一緒に死ぬつもりだと言ってるわけだ。
ゴジラの召喚者が死ぬしかないわけだから。
エンジェルの言葉は真実であると周りは分かっているから、
一緒に死ぬ気なんだなと自然に了解するわけだ。
そこでルシファーが割って入る。
「詩織を死へといざなっている。お前は死神だ」と。
まあ、その通りかもしれない。
エンジェルはある意味真実を突かれたわけで、答えに窮するわけだが、
詩織に呼びかける。「私を信じて」
奇跡の力で、詩織だけでも救えないか、と思ってるわけだ。
うまくいくかの確信はない。
さてそこで、詩織は答える。
「もういいのよ。私はエンジェルが死ぬのはイヤよ」と。
これが、エンジェルの呼びかけは拒否してるんだけど、
(ま、自分一人で死にますということだな)、
でもこれが詩織とエンジェルの和解なんだよな。
そこでルシファーも止めるんだが、詩織の答えはこうなる。
「最初に会ったころ、私のために泣いてくれたのはあなただけだったわ。ありがと」
ここで身を投げる。
ルシファーは思い浮かべる。津波のときに詩織を助けた場面。
しかし、その回想では手は届かず、詩織は流れ去る。
ルシファー、宙を舞い降りると、倒れた詩織と死神。
やめろと叫ぶルシファーだが、死神、大鎌ふるって糸を断ち切る。
よく見ると、死神、首を振りつつ涙を浮かべている。消える。
ルシファー、上方のエンジェルに「許さないぞ。冥界の王の力をあなどるなよ」
で、詩織の遺体を抱えて地中に舞って、冥界へ。女王として蘇らせようとする。
まあ、そこでいろいろシーンはあるんだが・・・
一方、エンジェルはマシーン・アルケーを呼び出して、
奇跡をなすと伝える。裁判になり重罪になるかもしれない。覚悟はと。
そこで、救いそこなったら死ぬ気なのよ。怖いものはないと。
あとは
>>126 あたりからと内容が重なるんだけど
まあ、だいたいはこの流れで固まったと言っていいと思うんだけど。
後半はまあまあいいとして、問題は前半だよなー。うーむ。
>>168 あと一箇所だけ除いて、頭の中では全部出来た。
その問題の箇所以外は、すべてうまくいく。
問題は、ドラッグの部分。ドラッグで父母の幻覚を見る。
あの部分をなくして、なおかつ施設の独房に叩き込まれるという展開が
はたして可能かどうか。それを考えないと。
それ以外は、頭の中では全部出来た。
>>169 あと、平成モスラのガルガルを出すぞ。
詩織とルシファーでいろいろロマンチックにデートして回って、
避難する人助けたり、エンジェルを助けゴジラに憤慨したりすんだけど、
その移動手段がどうしようかなと思ってたんだけど、
ガルガルがいいね。あれ使おう。
16歳と付き合ったら、東京都民として条例違反なのかなぁ。
どうなんだろう?
ルシファーがついに愛の告白をしようとして、あれ、待てよ、おれ東京都民だし、
条例大丈夫かなって。
ああ、もういいや、東京都民やめようと。もともと冥界の人なんだし。
ていうと、詩織が
でも、キャバレー・ホーリーデイの建設に差し支えない?
あ、まずいかも。
もういいわ。二人で一緒に地獄に落ちましょう。ブチュとかwww
いや、それはいいんだけど、条例どうなってんだっけな。わからん。
>>170 冒頭から少し行って、詩織助けて、いくつかシーンがあって、そこからなんとなくちょっと書いてみた。
首都圏の公園。
春から夏、秋へと変わる風景。
晩秋の公園。
微笑ましい家族。
その中の幼い女の子。
しばらくそれを遠くから見ている老紳士(ルシファー)。
幼い女の子。
老紳士。
幼い女の子。
老紳士。
老紳士の見る幻影。
冥界の巨大な歓楽街。
その中のホーリーナイトの威容。
ステージの歌姫・エンジェル。
デーモンたちの戦乱。
恐ろしい震災の光景。
冥界の戦乱と震災の混乱が重なる。
津波に流されようとする詩織。
詩織に届く自らの手。
こぼれたキーホルダー、shioriとのローマ字のプレート。
それらの映像に被さるエンジェルの歌声。
「(大意)
明日をも知れぬ
不安な日々。
あなたが街へやってくる。
わたしは笑顔で出迎える。
明日にはもう
あなたはいない。
かりそめの愛かしら?
いいえ、
私はあなたを忘れない。
たくさんの人が
死んだと聞いた。
私はあなたを忘れない」
ステージの歌姫・エンジェル。
公園の風景。
微笑ましい家族、その中の幼い子。
もう一度脳裏に浮かぶ光景。
津波に流されようとする詩織。
詩織に届く自らの手。
こぼれたキーホルダー、shioriとのローマ字のプレート。
公園の風景。
微笑ましい家族、その中の幼い子。
公園を去る老紳士。 (あとで続きを書く)
>>171 (つづき)
何日か後、東北のとある駅に降り立つ老紳士。
避難所。
老紳士の声「詩織という子がいたはず。16か17くらい」
声「それだけではとても分かりません」
掲示板に空しく残るメモ。風にひるがえる。
『綾倉詩織ちゃん、東京のおばさんよ。連絡ちょうだい』
路上の老紳士、腕組みしつつ空をにらむ。
荒涼たる海。
容赦なく吹きつける風。
ボロボロに疲れた様子の詩織。
「(海を見つめて)なんだか恐ろしい」
詩織の脳裏に浮かぶ襲いかかる津波の幻影。
詩織、倒れこむ。
「(涙を浮かべ)お父さん、お母さん…」
飛来するカラス、遠くから詩織を見つめる。その目。
喫茶店でコーヒーを飲んでいた老紳士、なにかに気づく。
勘定を済ませるべく立ち上がる。
薄闇の海岸。
老紳士。
倒れたままの詩織。
「こんなところにいたら凍えてしまう。避難所かどこかに」
「いいの。もう死にたいの」
老紳士、隣に腰を下ろす。
「あの地震からもう半年以上になる。ずっと一人だったわけじゃないだろ」
「……」
「身寄りはないのか?」
フラッシュ。
放射能に汚染された自宅に戻ろうとして押し問答する父。
「みんな死んだ。父さんは首吊りだけど」
「すまん。聞いて悪かった」
「一時親戚のおばさんのところに行っていた。けど…」
フラッシュ。
転校した学校で「放射能、放射能」とはやされる詩織。
「居づらかったのか?」
「いえ。おばさんはいい人。振り切って帰ってきた。だってここが故郷」
「そうか」
(間)
「とにかく、避難所か…、街に行こう」
「行きたくない。死にたいと言ったじゃない」
「なぜ行きたくないんだ?」
「どこに行っても一人なの。周りに人がいても一人」
(間)
「いまは二人だろ」
詩織、微笑する。
(つづく。ゴジラ召喚くらいまでとりあえず試しに書いてみる予定)
>>172 (つづき)
「ねえ、どうして私助かったのかな。
助からなきゃよかったのよ!」
老紳士の耳に蘇る死神の声「どっちが幸せかなと。生きる方と死ぬ方と」
「帰ってくるまでここが故郷だと思ってた。
でも誰もいない。そんなとこ故郷じゃない」
フラッシュ。
放射能汚染地帯に入ろうとしてもめる詩織。
「死んだ方がマシだったわ。わたしを壊して。バラバラに」
ルシファー、うろたえ詩織を抱きしめ、涙さえ浮かべつつ、
「死んじゃダメだ。こんな世界は間違っている。
そうだ。君に世界を支配する力をやろう」
「私は世界から見放された女よ」
「いいや。世界を破壊して、そのあと君のための世界を作る。
(つぶやくように)
我は冥界の王・ルシファー。
神・ガブリエルよ。君が授けたこの力、今こそ使うぞ。
詩織、天に願いなさい。神さま、素敵な世界を作ってと」
「え?」
「早く」
詩織、手を合わせ祈る。
「神さま、素敵な世界を作って」
夜空に落ちる星。ゴジラ、降臨。
(なんの工夫もないが、とりあえずこんな感じでいいことにしておこう)
>>174 もう、メモがありすぎて俺自身が把握できなくなりつつある。
そろそろまとめないと。手元には汚い字の判別不能の文字のメモまで
たまってるし。
ゴーストゴジラ3の要点は、
詩織の魂 対 エンジェルの魂 の対決。
詩織とは、世界を破壊する大義を与える存在。
詩織とは微妙に食い違っているルシファーの野望と詩織への愛。
このあたりさえ忘れなければ、絶対うまくいくはず。
どこに入るか全然分からないけど、詩織の
「いま分かった。私たち、新たな大地震なのね」っていうのは
たぶん大事なセリフなんで、よくよく考えていいとこ入れよう。
次は、確定版じゃなく暫定版かもしれないけど、全体構成へ。
でないと、もう自分でも把握できなくなるので。
>>175 手元の汚い手書きのメモに、いったいなに書いてあんのかなぁと
思って一生懸命読んでみたら、もう笑ってしまった。
「十六歳、
淫行条例、
気にしない」
とあった www これはね、どう説明したらいいか。
福井の原発での攻防から。
天界より送られるサラ・オレインのごとき天女の映像、
原発に舞い降り、瀕死のラドンを鼓舞するヴァイオリンの演奏。
ラドンを目を開く。
対岸の見晴らしのいいビルの屋上から、ルシファーと詩織、
ゴジラとモスラ、ラドン、プロメテウスを搭載したSuperX12 の攻防を眺めている。
ここの時点で、ルシファーは詩織に愛の告白をしようと考えるという設定にしよう。
「詩織ちゃん、16だっけ?」
と問うのは東京都の淫行条例を気にしてる(笑)
ルシファー、いちおう東京都民だから。実業家なんで(笑)
東京都の条例って、東京都の地域が対象なのか、都民が対象なのかな。まあ、なんでもいいや。
ああだこうだのやりとりがあって。
ゴジラとプロメテウスの白熱の攻防をやってるというのに、
愛の告白をするかしないか(笑)
「ルシファー、あなた、私に触ったら逮捕されちゃうの?」
「ううん、どうなのかな」
「冥界の王が東京都の条例を気にするなんて」
「しかし、ビジネスやってるからね」
「なによそれ。愛に歳なんて関係ないでしょ」
「邪悪な人間どもが決めたことだから」
「ルシファー。あなたのために一句作ったわ」
「一句? どんな?」
「十六歳、
淫行条例、
気にしない」
詩織、ルシファーに右手の甲を差し出しつつ、
「さ、愛に歳なんて関係ないはずよ」
ルシファー、ためらいつつ差し出された手に口づけ。
詩織、
「罪深い人。有罪ね。でも、愛してるわ」
ここで、
ルシファーと詩織を探していたエンジェルのもとへ、
プロメテウスのエネルギーが尽きたらどうしよう、
という連絡が入る。
(つづく)
>>176 (つづき)
そこで、二人の前にエンジェルが踊り出る形になる。
ルシファー「エンジェル、なんて無粋な女なんだ!
でも、ちょうどいい。ハッキリさせたい。
お前は俺のことを堕天使という。
本当にそうかな。お前が堕天使で俺が天使じゃないだろうか。
詩織、どう思う?」
「うーん。難しいわ」
「いま証明してやるよ。
エンジェルは神と夫婦だ」
「え? そうなんだ」
「そして、神も女だ」
「え!」
「エンジェル。お前は罪深い女だ。
神・ガブリエルとエンジェル・ガイアは夫婦。二人とも女なのに。
宇宙の秩序はどうなる!」
「エンジェル、ホントなの?」
「……」
「不道徳の極みだ。それ以来、宇宙はなにかがおかしい。
神と天使を人々は直視できない。
まばゆい光だからじゃない。その不道徳さによってだ。
お前ら二人こそが世界を堕落させている!」
「……」
「なにか言ったらどうだ?」
「理解はしてもらえないと思います。しかし、後悔ありません」
「全宇宙の存在よ、聞いたか!
この宇宙は、二人のふしだら女が支配している。
俺が宇宙を支配した方がまだマシだ。
どっちが正義でどっちが悪だ?」
「ルシファー、やめて。可哀想よ」
ルシファー「で、なにしに来た? 歌を歌いに来たわけじゃあるまい」
エンジェル「詩織ちゃん、時間がないの。そのときがきたわ」
ルシファー「死という言葉を隠して、詩織に死を強要する」
「私も一緒に死ぬわ」
「死ぬなら一人で死ね」
「原発がもう」
「あれこそ、偽りの象徴だ。あらゆる嘘が詰まっている」
詩織「前に言ったでしょ。私を直せるのはお母さんだけ。
でもエンジェル、私のお母さんを呼べるんじゃない?」
エンジェル「呼べるわ。私は魂の専門家。
でも、後戻り出来ない道かも」
詩織「死への一本道ということかしら(微笑)」
エンジェル「そうかも」
詩織「だったら同じこと。死ぬしかないとさっき。それなら呼んで。母さんを」
ルシファー「エンジェル。冥界の王の前でよく言った。冥界の王と魂の専門家、どちらが死者の魂に近いか見ものだ」
(以下、略。あと、母の霊を呼ぶ歌。どっかに書いた。全体的に長すぎるんだよなー)
>>177 話のラインが複数あって、全体構成、どういう形で立てたらいいか、
よく分からんな。
とりあえず、ゴジラの動きだけ考えてみる。
こんな感じかなぁ。よく分からん。
■ゴジラの動きのみに関する構成・暫定版
● chapter 1
・ゴジラ、降臨。
● chapter 2
・ゴジラ、首都圏上陸。モスラとの死闘。
モスラ、夢の世界の怪物オネイロスのサポートを得て互角の戦い。
・スカイツリー破壊。
(地上世界の中心地。ルシファーのキャバレー・ホーリーデイ建設予定地)
・歓楽街・歌舞伎町の危機に、ルシファーがモスラに加勢。
(この世界の中でもっとも重要なものは歓楽街だ、とルシファー)
・モスラ優勢のうちに、ゴジラ、東京湾へ迷走。
● chapter 3
・ゴジラ、名古屋付近から上陸。モスラがまたも撃退。
● chapter 4
● chapter 5
・ゴジラ、大阪上陸。
モスラ、オネイロスの幻覚が打ち破られ撃退に失敗し退く。
ゴジラはそのまま奥地へ。
● chapter 6
・福井県の原発での、ゴジラと
プロメテウスを搭載したSuperX12、モスラ、ラドンの攻防。
● chapter 7
・ゴジラを防いているプロメテウスのエネルギーが尽きようとしている。
・原発対岸のビルの屋上、原発での攻防が遠くに見える中、
詩織・ルシファー対エンジェルの最後の対決。
>>178 なんでもいいから、とにかく立ててみないと分からない。
詩織とルシファーに関して。
■詩織とルシファーに関する構成・暫定版
● chapter 1
・福島県、詩織とルシファーの出会いと再会。
● chapter 2
・首都圏遊園地での詩織とルシファー。
(詩織、幸せそうな親子を見て寂しさを感じる)
・ゴジラ襲来、急遽ガルガルに乗り見物。
・ゴジラを見物しつつ、ルシファーのこの世の善悪についての講釈。
(邪悪なスカイツリーを倒しそれに代えて聖なるキャバレーを造る云々)
・ゴジラの破壊とともに、ルシファーの講釈はさらに絶好調。
(カラオケは人間たちから本当の歌を奪った。あれで魂がわからなくなった! カラオケやってるなんとか興商をぶっこわせ!
著作権を管理してるクソ生意気ななんとかというところ、
ふざけるな! あれもぶっこわせ!
児童ポルノを禁止に追いやったなんとかいう女、あいつの自宅を踏み潰せ!
国税庁もぶち壊せ! 俺からいくらもってきゃ気がするんだ!
詩織は途中からもう聞いてない。
避難民を心配したり、被災地の故郷に行きたいと思う)
・ゴジラの進行方向に歌舞伎町。
ルシファーは、この世でもっとも大切なのは歓楽街と言い、
突然、デーモンたちにモスラへの加勢をさせる。
● chapter 3
・詩織の願いで、詩織とルシファーはガルガルに乗って
故郷の被災地・福島をめぐる。
詩織はいろいろ思い出を語る。
エンジェルと出会いと対決。
(先のゴジラの動きの構成と合わないなぁ…。要調整)
● chapter 4
・たぶんこの章は、エンジェルの心の葛藤の章なのかな?
前章で明らかとなった詩織との対話での打撃により。
● chapter 5
・ゴジラが大阪に上陸するので、それを見守っている。
ここで詩織が自らのビジョンを語る???
● chapter 6
・原発でのゴジラをめぐる攻防を対岸から見ている。
● chapter 7
・エンジェルとの最後の対決。
>>179 うーん。なんか、ルシファーがもっとクールにいった方がいいのか、
喚き散らしすぎの気もするし。
ルシファー、あなた燃えてるのね。
おう。俺も街も燃えてるぜ。
なんてセリフでは収拾つかないくらい、最初のクールな感じと
合わないなぁ。どうしよう・・・
>>179 もう、なんだか頭がこんがらかって、なんでもいいから書いてみないと分からん。
■エンジェルと茜に関する構成・暫定版
● chapter 1
・茜、被災地・福島でのヘリコプターによる作業の様子。
・エンジェル、フェアリーモスラに乗り福島へ様子を見に来る。
復旧作業の様子を見て、そのまま戻る。
詩織とすれ違っているが、お互いまったく気づかないまま。
・ルシファー、冥界のキャバレー・ホーリーナイトで歌う
エンジェルを回想する。それが詩織との再会を決意させる。
● chapter 2
・東京湾のはるか沖にゴジラ出現。
茜からの連絡で、エンジェル、モスラとともにインファント島を出発。
(困った。南海の海上で茜がエンジェルを威嚇射撃せざるをえなくなる場面など、入れてる暇がない)
・ゴジラすでに上陸し、スカイツリーを倒そうかというあたりで
エンジェル間に合う? かな? どうしよう。
夢の世界の怪物オネイロスの呼び出しとか、どこに入れたらいい?
・いずれにせよ、ゴジラを東京湾へ迷走させる。
・茜はどこでなにしてる? SuperXで出撃か。11だよな。12への代替りはあとだな。
● chapter 3
・エンジェルは、被災地・福島めぐりをしている詩織とルシファーを追う。
ゴジラを呼び出せるのはルシファーと知ってるから。
ルシファーとの契約の確認。
● chapter 4
・ゴジラ、名古屋上陸はここなのかな。
ここで、急遽かけつけ茜と協力して撃退?
・そのあとに、
エンジェルの心の葛藤の章なのかな?
前章で明らかとなった詩織との対話での打撃により。
・ゴジラの行動はこちらの思惑など関係ないから、
この順番でいい気もするなぁ。
● chapter 5
・まだこのあたりでも、心理の克服かな?
・どこかこのあたりでプロメテウスを請い願う?
(ここだと遅すぎ?)
・ゴジラが大阪に上陸。攻防。
● chapter 6
・原発でのゴジラをめぐる攻防。
それはSuperX12の茜が中心。
エンジェルは途中離脱して、詩織とルシファーを捜す。
● chapter 7
・エンジェル、詩織とルシファーとの最後の対決。
>>181 ああ、そうか。
このバラバラの暫定構成案を強引に一つにまとめてから、再調整か。
ああ、そうか。そうだよな。もう眠い。youtube を見ようw
>>182 まとめ直し
■全体構成・暫定版
● chapter 1
・福島、大震災。
津波に流される寸前、ルシファーに救われる詩織。気を失っている。
・自衛隊による復旧作業。ヘリコプターの女性自衛官・芹沢茜。
・フェアリーに乗るエンジェル、震災後の様子を上空から見守り、そのまま去る。
・ルシファー、避難所で父を一緒の詩織を影から見て、安心して去る。
・半年ほど後、
都内のルシファー、冥界のキャバレー・ホーリーナイトのエンジェルの歌を回想する。
その歌の内容が、詩織との再会を決意させる。
・悲惨な状況で死にたいとつぶやく詩織と再会するルシファー。
なにかが間違っていると感じたルシファー、
詩織に神への願いを祈らせる。
・詩織の願いに星が落ちる。東京湾のはるか沖、ゴジラ降臨。
● chapter 2
・東京湾のはるか沖にゴジラ出現との連絡が自衛隊へ。
自衛官・茜からの連絡で、エンジェル、モスラとともにインファント島出発。
・首都圏遊園地での詩織とルシファー。
(詩織、幸せそうな親子を見て寂しさを感じる)
・ゴジラ、首都圏上陸。
迎え撃つ自衛隊との攻防。茜、SuperX11で出撃。
圧倒的なゴジラの攻撃。
・詩織とルシファー、急遽ガルガルに乗ってゴジラ見物へ。
(ゴジラを見物しながら、ルシファーの善悪のさまざまな講釈。
詩織は、テキトーに聞き流しながら、震災の回想を見る)
・ゴジラ、スカイツリーに迫る。
・エンジェルとモスラ到着。
エンジェル、呪文で夢の世界からの援助(オネイロス)を得る。
・スカイツリー破壊しつつ、ゴジラとモスラとの死闘。
ゴジラ、幻覚に惑わされつつ、なおも進撃。
・ゴジラ、歓楽街へ迫る。突如ルシファー、モスラを手助け。
・モスラ優勢のうちに、ゴジラ、東京湾へ迷走。
● chapter 3
・詩織の願いで、詩織とルシファーはガルガルに乗って
故郷の被災地・福島をめぐる。詩織はいろいろ思い出を語る。
・エンジェルは、詩織とルシファーを追う。
ゴジラを呼び出せるのはルシファーと知ってるから。
・エンジェルと詩織、ルシファーの出会いと対決。
エンジェルは心理的な打撃を受ける。
(つづく)
>>183 まとめ直し (つづき)
● chapter 4
・ゴジラ、名古屋上陸。自衛隊、茜のSuperX11出動。
エンジェル、遅れて駆けつけるがやや元気がない。
モスラ苦戦するも、気を撮り直したエンジェルと茜の
力もありまたもゴジラを海上へ迷走させることに成功。
・エンジェル、心の葛藤。
詩織のこと、ルシファーのこと、さまざまに悩み、
茜に相談。
死ぬべきは詩織ではなく自分であると自覚。
・天界の超兵器・プロメテウスを請い願う。
ラドンによる到着は次章。
・詩織とルシファー、ゴジラ騒動をよそに
ガルガルに乗って各地の観光地を楽しげに巡っている。
● chapter 5
・ゴジラ、大阪上陸。
駆けつけたエンジェルとモスラとの攻防。
ガルガルに乗った詩織とルシファーも楽しげに到着。
・エンジェルが夢の世界からの援助によって操る幻覚、
ルシファーがそれは卑怯じゃないのと邪魔をする。
・モスラ、幻覚のサポートを失いゴジラ撃退に失敗し退く。
ゴジラはそのまま奥地へ。
・ラドン、プロメテウスをくわえて到着。
エンジェルはプロメテウスを茜に託す。
● chapter 6
・福井県の原発での、ゴジラと
プロメテウスを搭載したSuperX12、モスラ、ラドンの攻防。
・原発対岸のビルの屋上、詩織とルシファー、
ガルガルを降りて原発での攻防を見学。
・エンジェルは途中離脱して、詩織とルシファーを捜す。
・ラドン、飛翔したゴジラを叩き落とすが自身も瀕死の状態に。
・天界より天女の映像が原発へ舞い降り、ラドンを鼓舞するヴァイオリン独奏。
ラドン、息を吹き返す(笑)
● chapter 7
・ゴジラを防いているプロメテウスのエネルギーが尽きようとしている。
・原発対岸のビルの屋上、原発での攻防が遠くに見える中、
詩織・ルシファー対エンジェルの最後の対決。
>>183 >>184 によって、ようやく全体構成のたたき台が作れた感じ。
あれこれ考えることが出来るとりあえずの基盤ができた。
エンジェル、詩織、ルシファー、茜、
この四人の心理の動きをきっちり詰めていかないといけない。
少し休んで、あれこれ考えたい。
>>185 いろいろ迷いが生じて、よく分からなくなってきたなぁ。
なにが分からないかというと…
エンジェルという存在は、なぜか
魂を揺さぶる言葉を発するという存在である、ということになってる。
すると、いまのまま書くと、かなり甘いなぁという気がしてる。
原発のところで詩織に、もう時間がない、私も死ぬからあなたも死んで、という趣旨の場面がある。
母の魂を呼ぶ。そのための言葉もまあ考えてあるし、
母の言葉もまあ考えてあるし、詩織の返答もだいたい頭にある。
だけど、エンジェルは肝心なこと言ってないと思う。
エンジェルはここで、詩織に告白しないといけないことがあるんじゃない?
挙げてみようか。
・ゴジラを生み出したのは、実は自分である。
・ゴジラが本当に不死身ならば、召喚者が死ぬよりほか抹殺の方法がない。
・しかも、そのトラップを仕掛けたのですら自分である。
・冥界から自分が復活するときに、こんなことが起きるかもしれないと予感していながら、
ルシファーにゴジラを託して逃げるように復活してしまった。
・本来、死なねばならぬのは自分なのに、それでは事態が解決しない。
・だから私は、あなたと一緒に私も死にますと言うのだと。
これらを全部黙ったままでいいんだろうか???
これこそが、エンジェルが詩織に言わねばならぬ肝心なことなんじゃなかろうか?
ほかにもボロボロあって、収拾がつかないほど。
特にルシファーはマンガになってしまっている。
詩織の考えは詩的な感覚で表現したいものだと思い、
文としては表現し切れていないけれども、頭の中にはいろいろある。
が、その盲点を突くような形で、まるきりルシファーがマンガなんだよな。
困ったものだ。
少し頭冷やさないと、重大な間違いをしでかしそうだ。
>>186 だいたい、気にくわないっていったら、
原発が最後の攻防の舞台なんだが、それも一面すぎた扱いで
嫌気がさしてる。
天女が舞い降りてヴァイオリンを弾く、という場面以外、まったく納得いかない(笑)
お前、山本太郎だろって言われたら、
いや、実はそうなんです、という感じである意味ヘドが出そうだ。
手垢がさんざん付いてしまってるやり方なんだよ。
せめてもう少し多面的見方ができるような表現になってないと、
山本太郎そのものになってしまう(笑)
どうしたらいいんだろう・・・
>>187 たぶん、俺に必要なのは休息なんだろうな。
もう疲れていて、頭も回らないし書けない。
ただ、いろんな意味で甘い。
エンジェルはゴジラを生み出すとき、ゴジラにこう告げた。
私を殺すか、世界を破壊するか。二つに一つ。
召喚者は、同時にゴジラに捧げられる生贄でもある。
ゴジラは生贄である召喚者を追い求めるという基本設定がある。
つまり、ゴジラは世界を破壊しようともするが、
召喚者である詩織を追いかけ、殺そうとする。殺したとき消滅する。
この大事な設定を、俺は完全に忘れている。困ったものだ。
逆に、召喚者はゴジラと真正面から対決し、自ら死ぬことによって、
ゴジラを抹殺できる。これはエンジェルがやってる。
この劇的構造を、俺は全部忘れている。俺はダメだ(笑)
>>188 マンガチックなことは、よくよく吟味して、
必要なもの以外、全部やめる。
冥界のキャバレー・ホーリーナイトはok。
スカイツリーに代えて、地上世界の中心地にキャバレー・ホーリーデイを
建設し、愛の歌で世界を満たす野望。これはok? ok にしないと書けない(笑)
キャバレーの敵はカラオケである。あれが人間の魂を堕落させた!
これは、どうするかな・・・(笑) もう分からない。
ここらあたりまでが、ギリギリなんだよな。
これ以上やろうとするから、ルシファーがマンガになる。
これ以上は絶対にしない。ここまで。
ルシファーは詩織との出会いのときのクールなイメージを最後まで保つ。
彼は口数は非常に少なく、たった一言で相手の心を的確に射抜く。
喋らせすぎるからマンガになる。
>>189 エンジェルの心に欺瞞がある。
エンジェルの能力は、純粋な心とか誠実さを追い求める魂が、
なにかすごい力を持つ言葉を生み出すという点にある。
であれば、エンジェルは秘密を抱えたまま、死ぬというわけにはいかない。
なぜエンジェルは、詩織に一緒に死にましょうと言わねばならないのか。
一番肝心なことを詩織に告白しなければならない。
それがなぜなのか。
なにか安易なやり方で話をまとめようとしていたのを、
軌道修正したのかな。
とにかく数日休みたい。休まないと出来ない。
>>190 あと、登場人物はみな、逃げずに真正面から激突するように。
詩織とルシファー、なにがゴジラ騒ぎをよそに
観光地巡りだ。ふざけるな。
ゴジラは召喚者を追う。逃すか!(笑)
まあ、ルシファーは詩織とデートしたがってるだろうな、というところからそうなったので、
理由はそれなりにあったんだけど。
とにかく、基本方針は登場人物はすべて真正面から激突。逃げない。
なんでもいい。少し休む。
>>191 この作品、ラストが間違ってるんじゃないか?
エンジェルは、
詩織と一緒に死のうとして、偶然もあって、奇跡で助ける。が、
奇跡を使った刑罰を受ける。なにも後悔していない。
悪くはない。だが、違うんじゃないかな。
本当のラストは、もしかしたらこうかもしれない。
エンジェルは、詩織に一緒に死のうとは言わない。
自らの死を覚悟して、ゴジラに最後の決戦を挑む。
もしそのラストを選べば、すべてを考えなおさなければならなくなる・・・
エンジェル死ぬ前に俺が死にそう(笑)
なにか心にひっかかるものがある。それなんだよな。
>>192 もう疲れてるんで、ペースを落としつつ作業。
全体構成案、章ごとにばらして考える前に、もうちょっと心理など、
仮のを入れ込みつつ、考えてこう。
■全体構成 ver.2
● chapter 1
・福島、大震災。
津波に流される寸前、ルシファーに救われる詩織。気を失っている。
・自衛隊による復旧作業。ヘリコプターの女性自衛官・芹沢茜。
・フェアリーに乗るエンジェル、震災後の様子を上空から見守り、そのまま去る。
・ルシファー、避難所で父と一緒の詩織を遠くから見守り、安心して去る。
・インファント島のエンジェル、「あの人の心は変わってしまった」と歌っている。
こんな大震災が起きても茜は私に連絡くれないんだ、と長老に愚痴る。
「私は怪獣担当というだけなのかな」「向こうもあなたのことを思っているかもしれない」「そうかなぁ」
・半年ほど後、
都内のルシファー、冥界のキャバレー・ホーリーナイトのエンジェルの歌を回想する。
その歌の内容が、詩織との再会を決意させる。
「かりそめの愛? いいえ、私はあなたを忘れない。
たくさんの人が死んだと聞いた。私はあなたを忘れない」
・悲惨な状況で死にたいとつぶやく詩織と再会するルシファー。
なにかが間違っていると感じたルシファー、
詩織に神への願いを祈らせる。
・詩織の願いに星が落ちる。東京湾のはるか沖、ゴジラ降臨。
>>193 ● chapter 2
・東京湾のはるか沖にゴジラ出現との連絡が自衛隊へ。
自衛官・茜からの連絡で、エンジェル、モスラとともにインファント島出発。
「私はやっぱり怪獣担当らしい…」
・首都圏遊園地での詩織とルシファー。
(詩織、幸せそうな親子を見て寂しさを感じる)
・ゴジラ、首都圏上陸。
迎え撃つ自衛隊との攻防。茜、SuperX12で出撃。
圧倒的なゴジラの攻撃。
・詩織とルシファー、急遽ガルガルに乗ってゴジラ見物へ。
(ゴジラを見物しながら、ルシファーの善悪のさまざまな講釈。
詩織は、テキトーに聞き流しながら、震災の回想を見る)
私がゴジラを呼んだの? うむ。ヤツは世界を変える。
震災の映像を思い浮かべながら、ゴジラって大地震ね。
私が大地震を呼んだ。みんなは大丈夫かしら。
・ゴジラ、スカイツリーに迫る。
あれが諸悪の根源。地上世界の中心地に、あれに代えてキャバレーを造る。人の心を取り戻すため。
・エンジェルとモスラ到着。
エンジェル、呪文で夢の世界からの援助(オネイロス)を得る。
エンジェルの口から、次々と夢を操る呪文。
ルシファー、エンジェルの表情を見ている。
夢を操るエンジェルの表情が、徐々に魔女に変わっていくのを気にする。
・スカイツリー破壊しつつ、ゴジラとモスラとの死闘。
ゴジラ、幻覚に惑わされつつ、なおも進撃。
・ゴジラ、歓楽街へ迫る。突如ルシファー、モスラを手助け。
「歓楽街はもっとも大事な場所だ。それを襲うとは!」
カラスの群れ、デーモンの群れに変容しゴジラを牽制し、
カラスの群れとして去る。
・モスラ優勢のうちに、ゴジラ、東京湾へ迷走。
夢を解いたエンジェル、天使の顔に戻る。それを見るルシファー。
「やるわね、エンジェル」と詩織。
>>194 ● chapter 3
・詩織の願いで、詩織とルシファーはガルガルに乗って
故郷の被災地・福島をめぐる。詩織はいろいろ思い出を語る。
・エンジェルは、詩織とルシファーを追う。
ゴジラを呼び出せるのはルシファーと知ってるから。
・エンジェル、詩織とルシファーに出会う。
ルシファーにうながされ、冥界のキャバレー・ホーリーナイトで
歌った 神への愛の歌を歌う。
「あなたが地獄に行くのなら、私も地獄に行きます云々。いつかあなたの願いが叶いますように」
幻影のホーリーナイト、女神・ガブリエルとの甘い接吻。
・エンジェルと詩織、ルシファーの出会いと対決。
エンジェルは心理的な打撃を受ける。
・詩織との対話。
「あれは神の怒り。でも気がついた。天にいるのは神じゃない、あれは悪魔」
「神に願った、素敵な世界をと。ゴジラが落ちてきちゃった。私を直せるのはお母さんだけ」
・ルシファーとの対話
「ルシファー、あなたはあの子への愛に狂ってるのよ。自分でも分かってないでしょ。迷惑なのよ」
「俺にどうしろと。お前こそ、ゴジラを押し付けて復活する時、こうなると予感してただろう」
「ゴジラを生み出したのはお前。召喚者のトラップを仕掛けたのもお前。それに俺は詩織を騙しちゃいない」
「どうしろと?」「分からない」
>>195 ● chapter 4
・ゴジラ、名古屋上陸。自衛隊、茜のSuperX11出動。
エンジェル、遅れて駆けつけるが、ルシファーや詩織との会話で
心に打撃を受けやや元気がない。
・ルシファー、ゴジラ騒動をよそに詩織とガルガルで観光地を
回ろうとするが、詩織の反対で名古屋へ向かう。
モスラ苦戦する。茜のSuperX12。
エンジェル、夢の呪文。調子がなかなか出ないが、
徐々に魔女としての邪悪な表情に変わると、
ゴジラを翻弄しはじめる。
ルシファー、またもエンジェルの邪悪な顔を気にする。
ゴジラを海へ撃退。
エンジェル、表情が天使の顔に戻る。疲れている。
・エンジェル、心の葛藤。
詩織のこと、ルシファーのこと、さまざまに悩み、
茜に相談。
死ぬべきは詩織ではなく自分であると自覚。
しかし、ゴジラが倒せない場合、召喚者である詩織が死ぬしか
ないことに思い悩む。
・天界の超兵器・プロメテウスを請い願う。
ラドンによる到着は次章。
>>196 ● chapter 5
・ゴジラ、大阪上陸。
駆けつけたエンジェルとモスラとの攻防。
ガルガルに乗った詩織とルシファーも到着。
・エンジェル、夢の呪文を操る。その邪悪な表情。
ルシファー、エンジェルの邪魔をする。
「その呪文は危険だ。お前はラリってる。
ホーリーナイトの伝説の歌姫は、心が清らかな顔じゃないといけない」
邪魔をしないでといいつつ、エンジェル、その言葉が気になる。
夢の呪文に迷いが出る。
・モスラ、幻覚のサポートを失いゴジラ撃退に失敗し退く。
ゴジラはそのまま奥地へ。
・ラドン、プロメテウスをくわえて到着。
エンジェルはプロメテウスを茜に託す。
>>197 ● chapter 6
・福井県の原発での、ゴジラと
プロメテウスを搭載したSuperX12、モスラ、ラドンの攻防。
・原発対岸のビルの屋上、詩織とルシファー、
ガルガルを降りて原発での攻防を見学。
・エンジェルは途中離脱して、詩織とルシファーを捜す。
・ラドン、飛翔したゴジラを叩き落とすが自身も瀕死の状態に。
・ゴジラを防いているプロメテウスのエネルギーが残り少ないと、
エンジェルに連絡を入れる茜。
>>198 ● chapter 7
・原発対岸のビルの屋上、原発での攻防が遠くに見える中、
詩織・ルシファー対エンジェルの最後の対決。
・エンジェル、詩織とルシファーの前に。
エンジェルは、詩織と一緒に死ぬことを考えている。
・「私を直せるのはお母さんだけ。お母さんを呼んで」
という詩織の呼びかけに、エンジェルは母の魂を呼ぶ歌。
・母の魂と詩織。
・もう思い残すことはないと考えている詩織に、
エンジェルは自身の罪を告白。
「ゴジラを生み出したのは自分である。
召喚者がトラップを仕掛けたのも実は自分だ。
冥界より復活する際、実はこうしたことが起きる予感はあった。
それなのに、自分は深く考えず冥界より逃げてきた。
すべて私が悪い」
・エンジェル、ルシファーに詩織の手を離すなと。
・エンジェル、死を覚悟して最後の戦いへ。
瀕死のラドンへ「最後の聖戦よ。寝てるつもり?」と。
蘇生するラドン。モスラとともに飛び立つ。
呪文「私は天使。力を貸して、オネイロス」
夢の呪文。最後の戦い。
以下、略。
>>199 まあ、途中で詩織とルシファーの心を見失ってる。
エンジェルは案外、分かっている。
少し書き込んだ心理面はとりあえずのもの。
燃え尽きそうなので、ゆっくりやる。
疲れて、心が死にそうだ。
>>200 最初の詩織の願いの文句が少しおかしいよな。
「神さま、お願い。素敵な世界を創って」
じゃなくて、
「神さま、お願い。世界を変えて」
これでいいのかな? たぶん良さそう。
>>201 ●ゴーストゴジラにおけるゴジラについて。
詩織の召喚の言葉
「神さま、お願い。世界を変えて」
これに応えて、ゴジラは地上に降臨することになっている。
世界を変えるために来るわけだ。
たぶん、ここでのゴジラとは「ノアの大洪水」のごときものだろう。
新しい世界を造るため、
世界を破壊することによって、世界をリセットする。
ゴジラ=ノアの大洪水。
ゴジラの創造者であるエンジェルの言葉
「私を殺すか、世界を破壊するか。二つに一つ」
ゴジラは目的を達した場合、満足して昇天する。
・世界を十分に破壊した時。
・召喚者を殺した時。(召喚者とは同時に生贄でもある。生贄を得た、ということ)
この二つの場合。
ゴジラは次の場合、抹殺される。(昇天ではない。抹殺)
・召喚者が自ら死んだ時。
ゴジラは次の場合、復活する。
・召喚者が死から蘇った時。
とりあえず、こんなところでいいかな?
>>202 ●詩織に関して。概観。
詩織とは、世界を破壊する大義を与える存在である。
詩織とルシファーは、ゴジラとエンジェルの戦いを見守りつつ、
あれこれお喋りしているようなもんだが、
その交わされる会話は、堂々巡りをしているようでは困るわけで、
堂々巡りをしているように見えながら、だんだん深まっていき、
物語が進むにつれ、意味合いが変わってくるというものじゃないと
いけない。
冒頭、詩織は世界に見放された存在として提示される。
そして彼女は、世界を変えてと唱えて、ノアの大洪水のごとき
ゴジラを召喚する。
彼女は、ゴジラを新たな大地震と認識し、それは罪だろうかと
自らに問う。
先の大震災は神の怒り。だとすれば、地の民は罪人。
それは反対。母は聖なる存在。神は悪魔。
悪魔は罪を問われていない。
目の前のゴジラが起こす大災害に怯え、それを先の大震災に重ねる。
ゴジラを呼び出した自分の罪を自覚しながらも、
本当に悪いのは私なのかと、自問する。
エンジェルにトラップをしかける。
私が悪い。私を直せるのは母だけと、奇跡を要求する。
神は悪魔とも告げ、エンジェルに追い打ちをかける。
世界がきれいに破壊され尽くしたとき、
震災は等しく平等に万人に分配されたと考えることができ、
納得して死ねるかなと感じる。
そんなことが起きなくても、要するに、
心が納得できれば、それで自分は死ねると考えている。
納得いかないから素直になれない。それが問題。
世界の再生なんて、そんなことどうでもいい。
自分に関係ない。
しかし彼女は、二つのことで心が変わる。
エンジェルによって、母の魂に触れた時。
これで満足して死ねると思ったが、エンジェルはここで態度を翻す。
エンジェルは隠していた自身の罪を告白し、
詩織の命を救おうとして、死を覚悟して最後の戦いへ行く。
詩織は愛されていると感じ、幸福に満たされ、
エンジェルのために自ら死す。
(そのあと、ルシファーとエンジェルがそれぞれのやり方で救うんだけど)
おおざっぱに、こんな感じでいいのかな…
>>203 ●ルシファーの野望。
いま地上世界の中心地にあるのは、スカイツリー。
その邪悪な塔を打ち倒し、それに代えて聖なるキャバレー・ホーリーデイを造る。
ホーリーデイのイメージは、
須弥山とバビロンの空中庭園が合体したような感じ。
五千年の歴史を誇る冥界のキャバレー・ホーリーナイトの
最高の歌姫といわれたエンジェルを連れてきて、
愛の歌を歌わせる。
人類はカラオケによって、人としての魂を失った。
ホーリーデイから流れる愛の歌によって、
人の心に魂を取り戻し、愛と幸福に満ちた社会を実現する。
ホーリーデイの周りには、見渡す限り歓楽街が広がっている。
あちこちにルノワールの絵画に出てくるような半裸の美女が、
湯浴みしている。
少数の選ばれた青年が、美女と愛を語らいながら、詩作して過ごす。
働くものはいない。
(笑)
>>204 ●宇宙を揺るがす禁断の愛
エンジェル(フローラ)と神・ガブリエル(ルナ)は、
女同士でありながら夫婦である。
二人は同じ場所に住むことは避けている。
一緒にいると、二人の理性は吹き飛び、人々は二人を直視できない。
あまりにもマズイ。宇宙を支配する神と天使は、
女同士でありながら夫婦であるというのは、絶対にマズイ。
エンジェルが冥界のキャバレー・ホーリーナイトで歌った
神への愛の歌。
「(大意)
いとしい人よ、
たとえあなたが
地獄に落ちても、
わたしは付いていく。
あなたが泣くとき、
私も哀しい。
あなたが傷つく時、
わたしも心が痛むわ。
今日もあなたの無事を願う。
私はいつも一緒よ。
あなたの願いが
いつか叶いますように」
この歌の合間に、回想として、二人のとろけるような接吻。
だが、二人が再びどこかで出会い、とろけるような接吻を交わしたとき、
今度こそ天界は堕落界となり、宇宙の秩序は崩壊する。
それを救えるのは、天界のさらに上位にある無色界のお釈迦様(ゴーストゴジラ2で出演ずみ)
だけである。
お釈迦様は天界の女子12楽坊によく似た天女の楽団を狙っている。
>>205 うーん。詩織の心理面を考えようとすると、ものすごい重圧を感じて、
youtube に何時間も現実逃避してしまう。
たぶん、手順を間違えている。ハードルが高い。
心理だけを切り離して考えているから、ダメなんだと思う。
詩織の心理は出来事の反映でもあるんだから、
出来事をもっと詰めて考えて、それに対して、詩織の心理がどうなるか
を考えないといけないんだろうな。
アプローチを間違えてるんだ。
映像が見えないのに、詩織の心理の最初と最後は分かってるもんだから、
それから演繹だけで各シーケンスの心理を割り出そうとしてる。
間違ってる。
大枠が決まってないと、魂を捉まえるとか出来ないからといって、
焦って一足飛びにやろうとしてる。
むしろ、場面が見えると魂が分かるんだよな。とにかく手順がおかしい。
全体構成の出来事の詳細をもっと詰めるところから
考えるべきなんだろう。
もう今日はなにもできない。もしかして数日休むかも。
>>207 そう、詩織の見る映像を先に決めてしまえばいい。
魂はそれで分かる。
>>206 >>207 レス番間違えてたな。
それはともかく、
世界の破壊
ノアの大洪水
世界のリセット
どれがゴジラにぴったり合うのかな…
>>208 詩織の魂、まだよく分からないんだけど、
問題点が見えてきた。
詩織は、chapter 3 でエンジェルと魂の対決をする。
chapter 1、chapter 2 での体験を踏まえ、
chapter 3 でエンジェルと対決し、エンジェルの心に打撃を与える。
問題は、chapter 1 での心の確立が弱いこと。
「お願い、世界を変えて」
そこには切実なものがなきゃいけないのに、
あれこれ細工して、詩織になんとか言わせている。
そうなると、詩織の心のわだかまりというのが当初の予想より小さい。
するとどうなるか。
エンジェルとの対決に備えて、詩織は自分の考えを chapter 2で
固めていく。ところが、ルシファーが手助けしてやらないと、
エンジェルにぶつける自分の考えを構築できない。
これはマズイ。というのは、一番肝心な詩織の魂の中核というものが、
ルシファー主導で作られたものとしてしまうと、なにやら詩織は
全体としてルシファーに騙されているという形に見えてしまう。
そうじゃなくて、自分のわだかまり、納得できない部分、
具体的には、自分を納得させるためにはあなたの奇跡が必要だよ、
というトラップ。これが自分自身の力でつかみとったものじゃないとダメだ。
それでこそ、エンジェルと詩織の魂の激突になる。
なにが問題かというと、結局、chapter 1 での心の確立が弱いという
点になる。
しかし、なんとかなるかなというヒントは、
詩織の父が首を吊って死んでるということ。これが全然いかされていない。
酪農家かなんだろうな、放射能で自宅区域に入れないことを苦にして、
首を吊ったという。
お父さんも私を見放した。原発の放射能のせいで…
最後も、福井県を想定した原発での攻防だし、対応関係にできる。
それをもうちょっと心が強く確立できそうな気がする。
>>209 まてよ。もしかして、chapter 1 で 詩織がルシファーと出会う前に、
詩織が思い悩むシーンがちょっと挿入されてるだけで解決するのかなぁ。
海を見つめながら、
「なぜ? なぜこんなことが…」
思い悩むシーンがないというのはなんなんだ、というものは確かにあるなぁ。
書いてみなきゃ分からん。
あれこれなんでもやってみるしかない。
>>210 もっと頭、整理しないとダメ。
chapter 1 で詩織は、ただ死にたいと言ってる。あれがダメ。
「納得できない。死にたいけど、死ねない」
これでちょっと心、強くなった???
>>211 分かった。俺は、エンジェルと詩織の出会いの時期を間違えている。
詩織は、chapter 1の終わりあたりで、
「納得できない。死にたいのに、死ねない」
これだよ。この心のときに、エンジェルと出会ってしまえばいい。
であれば、詩織はエンジェルに
「納得できない。トラップ。奇跡を!」とガツンとやれる。
ゴジラの東京襲撃のあとに出会うと考えてるから、
詩織はゴジラを呼んだのは自分であると、罪を感じ、それに耐えている。
そのあとに出会うと考えていた。
前にしちゃえばいい。
解決した? 分からない。書いてみないと(笑)
もう寝る。
>>212 試しに書いてみた。
本当の詩織とエンジェルの対決は chapter 3 だけど、chapter 2 の冒頭で軽く対決する。
ゴジラ東京上陸前、遊園地の上空あたり? すぐゴジラが来るので会話は途中で唐突に終わる。
詩織「あれは?」
ルシファー「神の妻・エンジェル」
詩織「神の妻?」
ルシファー「神に言いたいことがあれば、あの女に」
× × ×
詩織「エンジェル!」
エンジェル「あなたは?」
詩織「詩織。天にいるのは神?」
エンジェル「?」
詩織「答えは?」
エンジェル「神よ」
詩織「そうかしら」
(間)
詩織「もうすぐ大地震が来る」
エンジェル「?」
詩織「神に願ったの。世界を変えてと」
エンジェル「え?」
詩織「大地震は終わってはいない」
エンジェル「ルシファー、どういうこと?」
ルシファー「聞いた通りだ」
エンジェル「この子が召喚者?」
ルシファー「さあな」
詩織「エンジェル! もう一度。天にいるのは神?」
エンジェル「神よ」
詩織「では、もうすぐ海からやってくるのは神の怒り」
エンジェル「……」
詩織「それでいいの?」
エンジェル「ルシファー、あなたは…」
ルシファー「なんだよ」
詩織「教えて上げるわ。天にいるのは悪魔」
エンジェル「!」
詩織「教えて。なぜ? 大地震の理由」
エンジェル「?」
詩織「聞いてるのよ。なぜと」
エンジェル「どういう返事をお望み?」
詩織「おかしなことを。神の怒りの理由ってやつよ」
エンジェル「それは…」
詩織「いま来る大地震の理由を教えてあげるわ」
エンジェル「……」
詩織「納得がいかないのよ! それが理由。さあ、あなたの番。なぜなの。理由を」
エンジェル「……」
ルシファー「なにか言ってあげては?」
詩織「今度は私が大地震を呼んだ。私が悪い?」
エンジェル「……」
詩織「そうよ。私が悪いのよ。私を直せるのはお母さんだけ」
エンジェル「……」
詩織「お母さんを」
エンジェル「……」
詩織「死んだお母さんを呼んで。私を直すために」
エンジェル「……」
遠くに聞こえるゴジラの咆哮。
>>213 天界。プロメテウスを送ろうかとする場面、
男装の女神・ガブリエルとシャーキャムニの会話。
こんな感じ?
フローラを助けにいかないと。
待て。
振り返ると、そこにいるのはシャーキャムニ(お釈迦様)。
どこへ行く。
誰かと思えば、シャーキャムニ(拝む)。地上世界へ妻・フローラを助けに。
なにを言っている。お前が行ってはならん。
しかし。
お前たち二人が揃ってはならん。女同士で…。頭が狂いそうだ。直視できん。
ですが。
いいからやめろ。音楽、音楽。
女子十二樂坊のごとき天女たちの演奏。
二人で聞いている。
わたしは最近、あらたな境地に到達してな。
どのような。
煩悩即菩提。
といいますと。
無色界は色気がなくていかん。欲望が恋しくなって。
なるほど。
ここはいいなあ。女ばかりで。
私は男ですが。
シャーキャムニ、ガブリエルの頭を叩く。
神が嘘を言ってはいかん。
もうしわけございません(拝む)。
(笑)
>>214 ■全体構成 ver.3
● chapter 1
・福島、大震災。
津波に流される寸前、ルシファーに救われる詩織。気を失っている。
・自衛隊による復旧作業。ヘリコプターの女性自衛官・芹沢茜。
・フェアリーに乗るエンジェル、震災後の様子を上空から見守り、そのまま去る。
・ルシファー、避難所で父と一緒の詩織を遠くから見守り、安心して去る。
・インファント島のエンジェル、「被災地への鎮魂の歌、内容は後考」と歌っている。
大変な大地震だったようね。でも茜は私に連絡くれなかった、と長老に愚痴る。
「あなたのことを懐かしくは思ってるでしょう。でも地震では」「そうかなぁ」
・半年ほど後、
都内のルシファー、冥界のキャバレー・ホーリーナイトのエンジェルの歌を回想する。
その歌の内容が、詩織との再会を決意させる。
「かりそめの愛? いいえ、私はあなたを忘れない。
たくさんの人が死んだと聞いた。私はあなたを忘れない」
・悲惨な状況で死にたいとつぶやく詩織と再会するルシファー。
なにかが間違っていると感じたルシファー、
詩織に神への願いを祈らせる。「お願い、神さま。世界を変えて!」
・詩織の願いに星が落ちる。東京湾のはるか沖、ゴジラ降臨。
・詩織、「私は納得いかない。なぜ? 天にいるのは本当に神?」とルシファーへ。
「どうだろう。いま星を落としたのは神のようだが」
>>215 ● chapter 2
・東京湾のはるか沖にゴジラ出現との連絡が自衛隊へ。
自衛官・茜からの連絡で、エンジェル、モスラとともにインファント島出発。
「私はやっぱり怪獣担当らしい…」
・首都圏遊園地での詩織とルシファー。
(詩織、幸せそうな親子を見て寂しさを感じる)
・首都圏上空へ、エンジェルとモスラ到着。
詩織、上空のエンジェルを神の妻と聞き怒りを感じる。
詩織対エンジェルの短い対決。
「大地震の理由を。なぜ」
「私はいま新たな大地震を呼んだ。それは神の怒り」
「私を改心させたいなら死んだ母を呼べ」
驚いたエンジェルは満足な返事もできない。
ゴジラの咆哮。
・ゴジラ、首都圏上陸。
迎え撃つ自衛隊との攻防。茜、SuperX12で出撃。
圧倒的なゴジラの攻撃。
・モスラもゴジラとの戦いへ。
・エンジェル、呪文で夢の世界からの援助(オネイロス)を得る。
エンジェルの口から、次々と夢を操る呪文。
ルシファー、エンジェルの表情を見ている。
夢を操るエンジェルの表情が、徐々に魔女に変わっていくのを気にする。
・ガルガルに乗って攻防を見守っている詩織とルシファー。
・ゴジラ、ガルガルの詩織に手を伸ばす。逃れるガルガル。
詩織、「怖いわ」。幻影のフラッシュ。「みんなちゃんと逃げたかしら」
・ゴジラ、スカイツリーに迫る。
あれが諸悪の根源。地上世界の中心地に、あれに代えてキャバレーを造る。人の心を取り戻すため。
・詩織はルシファーの言葉を適当に聞き流しながら、
震災の幻影を見ている。
「私はなにをやっているのかしら…。こんなことがしたかったわけじゃない」
・スカイツリー破壊しつつ、ゴジラとモスラとの死闘。
ゴジラ、エンジェルの夢の呪文に惑わされつつ、なおも進撃。
・ゴジラ、歓楽街へ迫る。突如ルシファー、モスラを手助け。
「歓楽街はもっとも大事な場所だ。それを襲うとは!」
カラスの群れ、デーモンの群れに変容しゴジラを牽制し、
カラスの群れとして去る。
・モスラ優勢のうちに、ゴジラ、東京湾へ迷走。
夢を解いたエンジェル、天使の顔に戻る。それを見るルシファー。
「やるわね、エンジェル」と憂いを帯びた表情の詩織。
「こんな罪まで犯して、私はもうダメだわ」
「なに言ってるんだ。俺がいるじゃないか」とルシファー。
>>216 ● chapter 3
・詩織の願いで、詩織とルシファーはガルガルに乗って
故郷の被災地・福島をめぐる。
詩織、生と死の幻影を見る。(内容は後考。能的な幽玄の世界)
ルシファー、詩織に冥界の王である俺には何も見えない、と告げる。
・エンジェルは、詩織とルシファーを追う。
ゴジラを呼び出せるのはルシファーと知ってるから。
・エンジェル、詩織とルシファーに出会う。
ルシファーにうながされ、冥界のキャバレー・ホーリーナイトで
歌った 神への愛の歌を歌う。
「あなたが地獄に行くのなら、私も地獄に行きます云々。いつかあなたの願いが叶いますように」
幻影のホーリーナイト、女神・ガブリエルとの甘い接吻。
ここで、ゴーストゴジラ2のラスト以降のエピソードの一端が明らかにされる。
・エンジェルと詩織、ルシファーの出会いと対決。
エンジェルは心理的な打撃を受ける。
・詩織との対話。
chapter 2 での神話的描写の対決から、普通の会話によるより具体的な対決へ。
「あれは神の怒り。でも気がついた。天にいるのは神じゃない、あれは悪魔」
「神に願った、素敵な世界をと。ゴジラが落ちてきちゃった。私を直せるのはお母さんだけ」
・ルシファーとの対話
「ルシファー、あなたはあの子への愛に狂ってるのよ。自分でも分かってないでしょ。迷惑なのよ」
「俺にどうしろと。お前こそ、ゴジラを押し付けて復活する時、こうなると予感してただろう」
「ゴジラを生み出したのはお前。召喚者のトラップを仕掛けたのもお前。それに俺は詩織を騙しちゃいない」
「どうしろと?」「分からない」
>>217 ● chapter 4
・ゴジラ、名古屋上陸。自衛隊、茜のSuperX12出動。
エンジェル、遅れて駆けつけるが、ルシファーや詩織との会話で
心に打撃を受けやや元気がない。
・ルシファー、ゴジラ騒動をよそに詩織とガルガルで観光地を
回ろうとするが、詩織の反対で名古屋へ向かう。
モスラ苦戦する。茜のSuperX12。
エンジェル、夢の呪文。調子がなかなか出ないが、
徐々に魔女としての邪悪な表情に変わると、
ゴジラを翻弄しはじめる。
ルシファー、またもエンジェルの邪悪な顔を気にする。
ゴジラを海へ撃退。
エンジェル、表情が天使の顔に戻る。疲れている。
・エンジェル、心の葛藤。
詩織のこと、ルシファーのこと、さまざまに悩み、
茜に相談。
死ぬべきは詩織ではなく自分であると自覚。
しかし、ゴジラが倒せない場合、召喚者である詩織が死ぬしか
ないことに思い悩む。
・天界の超兵器・プロメテウスを請い願う。
天界の様子。駆けつけようとするガブリエルを止める釈迦牟尼。
(神と天使の二人が揃うと直視できない。不適切過ぎて…笑)
ラドンによる到着は次章。
・詩織はいろいろ自分の引き起こしたことを思い悩んでいるんだけれども、
「納得できない」「死んだ母を呼べ」というわだかまりの部分で自分を支えている。
しかし、徐々にルシファーとの愛に生きる意味を見出していく。
その変遷をどう描くか。
・ルシファーは、ゴジラの動きに関して予測を述べる。
これによって、ゴジラの行動原理が明らかにされる。
>>218 ● chapter 5
・ゴジラ、大阪上陸。
駆けつけたエンジェルとモスラとの攻防。
ガルガルに乗った詩織とルシファーも到着。
・エンジェル、夢の呪文を操る。その邪悪な表情。
ルシファー、エンジェルの邪魔をする。
「その呪文は危険だ。お前はラリってる。
ホーリーナイトの伝説の歌姫は、心が清らかな顔じゃないといけない」
邪魔をしないでといいつつ、エンジェル、その言葉が気になる。
夢の呪文に迷いが出る。
・モスラ、幻覚のサポートを失いゴジラ撃退に失敗し退く。
ゴジラはそのまま奥地へ。
・ラドン、プロメテウスをくわえて到着。
エンジェルはプロメテウスを茜に託す。
・詩織、前章に引き続いて、破滅の美学のごときものから、
ルシファーへの愛へ生きる意味を見出す、その変遷を
どう考えるか…
● chapter 6
・福井県の原発での、ゴジラと
プロメテウスを搭載したSuperX12、モスラ、ラドンの攻防。
・原発対岸のビルの屋上、詩織とルシファー、
ガルガルを降りて原発での攻防を見学。
二人はこの戦いに関して、どう感想を抱くか。よくよく考えないと。
・エンジェルは途中離脱して、詩織とルシファーを捜す。
・ラドン、飛翔したゴジラを叩き落とすが自身も瀕死の状態に。
・ゴジラを防いているプロメテウスのエネルギーが残り少ないと、
エンジェルに連絡を入れる茜。
>>219 ● chapter 7
・原発対岸のビルの屋上、原発での攻防が遠くに見える中、
詩織・ルシファー対エンジェルの最後の対決。
・エンジェル、詩織とルシファーの前に。
エンジェルは、詩織と一緒に死ぬことを考えている。
・「私を直せるのはお母さんだけ。お母さんを呼んで」
という詩織の呼びかけに、エンジェルは母の魂を呼ぶ歌。
・母の魂と詩織。
詩織が母に告げる最後の言葉は、たぶん、
「あとね、お母さん、わたし好きな人ができたんだ」かな???
ルシファーとの愛に生きる意味を見出したとすれば、
言葉としてはそんな感じかな?
・もう思い残すことはないと考えている詩織に、
エンジェルは自身の罪を告白。
「ゴジラを生み出したのは自分である。
召喚者のトラップを仕掛けたのも実は自分だ。
冥界より復活する際、実はこうしたことが起きる予感はあった。
それなのに、自分は深く考えず冥界より逃げてきた。
すべて私が悪い」
・エンジェル、ルシファーに詩織の手を離すなと。
・エンジェル、死を覚悟して最後の戦いへ。
瀕死のラドンへ「最後の聖戦よ。寝てるつもり?」と。
蘇生するラドン。モスラとともに飛び立つ。
呪文「私は天使。私は天使。私は天使。力を貸して、オネイロス」
夢の呪文。最後の戦い。
「あなたが地獄へ行くなら私もいくわ」
以下、略。
・ここで、詩織がわだかまりを捨てて、エンジェルのために死す。
それをエンジェルとルシファーがそれぞれ別々な方法で救う。
ルシファーはエンジェルの方法がよりふさわしいと認め、
身を引く。(エンジェル、両親がどちらを望むか、と告げる?)
>>220 いま分かった。
この話はどういう話なんだか、自分でもさっぱり分からなかったんだが、
要するに、
震災で心に傷を負った少女の魂の救済の物語、なのかな。
どうもそんな気がする。
>>221 ●ゴーストゴジラ3の著作権に関して
正直、こんなにゴーストゴジラ3のストーリーの制作に手間取るとは
思わず、今頃はもしかして出来てるぐらいのつもりだったのですが、
見ての通りの難航ぶりで、あと二、三ヶ月くらいかかるのかなと。
で、作品の文末につける予定の著作権など、いまのうちに
はっきりさせた方がいいのかもしれないと思います。
これまでと同じです。
私自身に属する著作権および関連諸権利はすべて放棄。
(ただし、東宝キャラクターの著作権は東宝に帰属します)
それから念のために書きますが、主役のエンジェル・ガイア(フローラ)は
名称は私が勝手に決めましたが、ザ・ピーナッツの小美人の妹という
設定なので、明確に東宝キャラクターです。
ゴーストゴジラ3というのは、自分で書き始めるとは思ってませんでした。
実は、3は最初から書きたいとは思っていたんです。
けれども私は、創作者としてセミリタイアどころかリタイアそのものの人なので、
文学の世界に復帰するための作品を用意しないといけない。
それを書かなければ、創作者としてはどうすることも出来ないという
状況なので。だから3は書けないと思ったんです。
その再起をするための作品作りを止めてやってます。
どうしてかというと、ゴーストゴジラ3を本当は書きたいから
イメージがどんどん湧いてくるの。
それが再起のための作品作りに邪魔で頭がグチャグチャ。
集中できない。
それで、これ書かないとどれもこれも中途半端でダメなんじゃないかと
しばらく悩んでいたときに、ふとあることをキッカケに書き始めてしまった。
はじめから書く気満々だったんだから、やっぱり書かないとダメですね。
もうやるしかないなと。
早く書き上げて、再起のための作品作りに取り掛かれるようにしたい。
だけど、正直、ここまで難航するとは思わなかった。
いつも見通しが甘いんだよね。もうしょうがない。
あと、二ヶ月くらいで書き上げられないかなぁ。無理かなぁ。
本当はね、十年くらい脚本を書いたことがない。
小説は二十年くらい書いたことがない。
いつでも書けるとは思ってたけど、心が死んでた。
もう一生書くことないかもなぁと思ってた。
だから、最初からセミリタイアどころかリタイアそのものだって、
言ってたと思うんだけどな。言ってなかったかなぁ。
復帰のための作品作り止めて書いてるなんて言ってるけど、
ゴーストゴジラの一連の作品を書いてなければ、そんなものを作ろう
という気にもなってなかっただろうから、いいんだそれで。
納得してる(笑)
>>221 ■全体構成 ver.3 に関しての検討。
chapter 1 に関しては、だいたいイメージは固まっているので、
とりあえずよし。
chapter 2 も、だいたいいい線いってるような気はする。
しかし、いくつか課題が感じられる。
そもそも、ゴジラの東京上陸の行動目的の明確化が望ましい。
ゴジラの究極の行動目的は、世界の十分なる破壊か生贄としての召喚者の殺害のどちらかとなる。
(そのどちらもゴジラに満足を与え、そのとき昇天となる)
東京上陸はそのどちらかを目指してのものとなる。
このあたり、ルシファーが離すことが望ましい。
詩織を狙う場面を何度か入れよう。
スカイツリーはこの作品において地上世界の中心地と設定されている。
モスラとの攻防もそれを巡ってのものと構成されるべきだ。
このとき、ルシファーがスカイツリーに代えて聖なるキャバレーを造ると語る。
モスラはスカイツリーを守り切れなくて、なぜかゴジラは歓楽街に向かう。歌舞伎街?
そこがとりあえずのルシファーの実業家としての活動拠点であると。
それにしても、スカイツリーと歌舞伎町と距離ありすぎるな。
スカイツリーは熱戦で遠くからで、距離あう? 分からん。
そもそも、歓楽街って歌舞伎町でいいの?
個人的に、歓楽街なんてよく知らないんだが(笑)
まあ、そんなことまで俺の考える問題じゃない! いいことにしよう。
とにかく、ルシファーが「あのあたりに俺の店がいくつもあるんだ」と言う。
ゴジラはスカイツリーを倒したあと、やや迷走してるんだろうね。
目的達したから。
chapter 2 に関しては、こんなとこかな。
まあ、だいたいいいとこかな。
>>223 ■全体構成 ver.3 に関しての検討。
chapter 3に関して。
まず、東京での攻防の後、
詩織の願いで、詩織とルシファーはガルガルに乗って
故郷の被災地・福島をめぐる
というのは、これはいいね。納得できる展開。
ゴジラの破壊に震災の幻影を重ね、なおかつ自分の犯した罪に
おびえている。このとき、福島に行きたいというのは心情的に理解できる。
さて、そこで、
詩織、生と死の幻影を見る。(内容は後考。能的な幽玄の世界)
ルシファー、詩織に冥界の王である俺には何も見えない、と告げる。
これはどうなんだ?
幻影見るのはいい。ok。
一度か三度、だよな。ここは一度で。クドくしても意味ない。
幼なじみを含む高校の友人たちに出会い、再会を喜ぶ。
すーっと消える。かな? いま三秒くらいで考えた案だが。
いいような気がするけどなぁ。
両親の幻影だすと話がややこしくなるから、やめておきたい。
エンジェルが追ってきて二人と出会うんだが、
どこがいいんだろ。
詩織と話す場所。ルシファーと話す場所。
ここは単純にどこかのホテルでいいことにしよう。
詩織とはガーデン、
エンジェルとルシファーはすっと屋上へ移動するくらいでいい
ことにしよう。
あ、待てよ。歌を歌わないといけない。
ホーリーナイトで歌った神への愛の歌を、そこで歌う。
どこ?(笑)
そんなこと、俺の考える問題なのかな? 柱たてること考えたら、考えないとな。
どこかの景勝地でいいや(笑)
ガルガルはどこに停める? 駐車場でいいか。
chapter 3 は以上。
>>224 ■全体構成 ver.3 に関しての検討。
● chapter 4 について
chapter 4は意外と内容盛りだくさんなんだね。
名古屋の攻防自体は短くさらっとでいいと思うんだ。
問題は、ゴジラの行動原理だよ。
なぜ名古屋へ?
名古屋を突っ切ったその奥に原発がある。あるの? あるはず。知らない(笑)
東京において、地上世界の中心地・スカイツリーの破壊に成功した。
世界破壊の次なる目標は名古屋の奥にある原発と。
いいね。このあたりはルシファーが語ることにしよう。
しかし、エンジェルは心にダメージを受けているがなんとか踏ん張り、
モスラがゴジラを撃退すると。
ここで、ルシファーと詩織の愛が進展すると。そんな感じで。
召喚者を狙うゴジラ。生贄としての召喚者を捕獲し殺害すれば昇天できる。
それで目的を達したことになる。
詩織を狙う。ガルガル大破、かな?
危機一髪。ルシファーが辛くも助ける。はずみでキス(笑)
まー、そんな感じで。
ガルガル2登場。
エンジェルと茜のことも細かく考えるべきだが、
いま一緒にやるとゴチャゴチャになるから、それはまた別にする。
>>225 ■全体構成 ver.3 に関しての検討。
● chapter 5 について
大阪上陸ということなんだけど、
問題になるのは、詩織とルシファーの愛の進展を
どう描くという部分かな。
これは、お互い意識し合って言葉数が少なくなるって
展開かな。
なんとなく、お互いぎこちなくなる。
それを乗り越えると本物になる、がそれは次章以降と。
うん。それでいい。それぐらいかな…
>>226 ■全体構成 ver.3 に関しての検討。
● chapter 6 について
福井の原発での攻防ということだけど、
詩織とルシファーに関していえば、
これで世界も終わりかな、私も終わりだな、
という詩織の感慨というかなんというか。
一方で、みんなちゃんと逃げた? と心配して、
なにやってんだろ、私と。
そして、ルシファーによりかかって頼りにしてる。
世界が終わるなら、自分のわだかまりも消えるなぁというか。
ルシファーは、世界の再生について語るかなぁ。どうだろう。
キャバレー造るって話、ここでされても笑うだけだし(笑)
それぐらいかな、言うことは。
● chapter 7 はすでにあれこれさんざん考えたから、略。
>>227 >>202 に ゴーストゴジラにおけるゴジラについて書いてる。
それに対して追加。
・召喚者が死から蘇ったとき、ゴジラも復活するが、
活動休止状態となる。活動再開のためには召喚者の再度の祈りが必要。
ということにする。
・ゴジラは個体数は基本的に一つ。
したがって、新たに祈りによって召喚された場合、以前の個体は消滅し、
新たな個体として生まれ変わる。
新たな召喚は、以前の召喚が完了にしているか活動休止状態の時でないと
出来ない。
202 の書き込みは以下の通り。
●ゴーストゴジラにおけるゴジラについて。
詩織の召喚の言葉
「神さま、お願い。世界を変えて」
これに応えて、ゴジラは地上に降臨することになっている。
世界を変えるために来るわけだ。
たぶん、ここでのゴジラとは「ノアの大洪水」のごときものだろう。
新しい世界を造るため、
世界を破壊することによって、世界をリセットする。
ゴジラ=ノアの大洪水。
ゴジラの創造者であるエンジェルの言葉
「私を殺すか、世界を破壊するか。二つに一つ」
ゴジラは目的を達した場合、満足して昇天する。
・世界を十分に破壊した時。
・召喚者を殺した時。(召喚者とは同時に生贄でもある。生贄を得た、ということ)
この二つの場合。
ゴジラは次の場合、抹殺される。(昇天ではない。抹殺)
・召喚者が自ら死んだ時。
ゴジラは次の場合、復活する。
・召喚者が死から蘇った時。
>>228 作品、冒頭のあたり、
エンジェルが被災地から戻ってきて、
インファント島でつぶやくように歌ってる。
「(大意)
天が落ち、
地が割れる日が
来るなんて
思わなかった。
あれはユメ?
すべてを運び去った海。
いまはとても穏やかなのに…」
「茜はこんなときにも連絡くれないんだ」云々、以下略。
なんか入れとかないと気分が出ない。
あと、最後の聖戦のとき、
あのときなんか言わないとな。
歌うたってる場合じゃない(笑)
なにか短い言葉。万葉集の一首みたいなやつ。
>>229 ラスト近く、
詩織の母の霊を呼ぶ歌。
母、なに言うんだっけ? たしか、詩織の17歳の誕生日、祝おうと
思ってたのに出来なくてごめんね、とかいう予定だった。
詩織、驚いてエンジェルに抱きついて、
あのね、お母さん、私、好きな人できたんだ、といかいうんだ。
あと、泣いてる。
ここでエンジェルは、自分が隠していたことを告白する。
・ゴジラを生み出したのは自分である。
・召喚者のトラップを仕掛けたのも自分。
・自分はどうかしていた。しかし、解除することができない。
・復活するときも、こんなことが起きるかもしれないと実は予感があった。
それなのに、安易に復活してしまった。
・すべて自分が悪い。
エンジェルはルシファーに詩織を守れと告げる。
自分は死を覚悟しての最後の戦いへ。
さて、ここでなにを言うか。
いや、歌でも歌わないと先へ進めないというルールがあって(笑)
歌なのかつぶやきなのか、判然としない感じで、こんな感じ?
心の曇りがいま消えた。
すべては澄み切った。
私は前に進む。
この道しかない。
それがどこに続いているとしても。
まあ、必要だったらこんな感じでどっかにいれる。
ラドン、最後の聖戦よ。寝てるつもり?
モスラ、再び飛び立つ。
私は天使。オネイロス、もう一度助けて。お願い。
てな感じで。
以下、今後の予定。
暫定的全体構成の次バーション。
エンジェル、茜の動きの検討。
主要4人の流れの再検討。
もう一度、全体構成。
時空に降り立てるかのチェック。
ダメなら調整して、時空に降り立てるようにする。
執筆開始。
(書き上げたあと、もしかしたら、草稿扱いにしてもう一度書き直すかも)
>>230 ■全体構成 ver.4
● chapter 1
・福島、大震災。
津波に流される寸前、ルシファーに救われる詩織。気を失っている。
・自衛隊による復旧作業。ヘリコプターの女性自衛官・芹沢茜。
・フェアリーに乗るエンジェル、震災後の様子を上空から見守り、そのまま去る。
・ルシファー、避難所で父と一緒の詩織を遠くから見守り、安心して去る。
・インファント島のエンジェル、
「天が落ち、地が割れる日が来るなんて思わなかった。あれはユメ?
すべてを運び去った海。いまはとても穏やかなのに…」などと歌っている。
大変な大地震だったようね。でも茜は私に連絡くれなかった、と長老に愚痴る。
「あなたのことを懐かしくは思ってるでしょう。でも地震では」「そうかなぁ」
・自室でくつろぐ自衛官・茜、エンジェルへの連絡手段の通信機を
見つめている。
・半年ほど後、
都内のルシファー、冥界のキャバレー・ホーリーナイトのエンジェルの歌を回想する。
その歌の内容が、詩織との再会を決意させる。
「かりそめの愛? いいえ、私はあなたを忘れない。
たくさんの人が死んだと聞いた。私はあなたを忘れない」
・悲惨な状況で死にたいとつぶやく詩織と再会するルシファー。
なにかが間違っていると感じたルシファー、
詩織に神への願いを祈らせる。「お願い、神さま。世界を変えて!」
・詩織の願いに星が落ちる。東京湾のはるか沖、ゴジラ降臨。
・詩織、「私は納得いかない。なぜ? 天にいるのは本当に神?」とルシファーへ。
「どうだろう。いま星を落としたのは神のようだが」
※メモ
なにも設定しないでどんどん書いてく人なので、茜ってなにも決まってないんだが?(笑)
(ちゃんと設定しろよ。いつも設定するするといって、なにも設定しないで書いてるなぁ)
えーと、茜は2にも出てるんだけど、自衛隊特殊部隊隊長、ということに今した。29歳。
独身。本当は部隊の部下に恋人がいるという設定にしたいんだが、
そんなこと描いている余裕はないと思う。
なぜ本当はそういう設定にしたいかというと、ラストでエンジェルは(幼い子になった)詩織を
茜に託す。エンジェルは地球を一時離れるはずなので、自分が連れ帰るのは無理なので。
だから、託された茜は詩織をどうするかを暗示しておきたい。
結婚するんでしょ? 茜。だから、茜が結婚しても詩織を手元においておけるように、
肝心なとき、言うことをきかせられそうな部下が恋人だと手間がはぶける。
施設へ行くなどという話はゴメンということで。
なのだけど、恋人は部下で云々などとそんなこと描いてる暇はたぶんない。
なので、ラストでは
エンジェル「この子をたのむわ」茜「まかせて」
これでうまくいくんだ、という映画的強引さで乗り切ることにする。
>>231 ■全体構成 ver.4
● chapter 2
・東京湾のはるか沖にゴジラ出現との連絡が自衛隊へ。
自衛官・茜からの連絡で、エンジェル、モスラとともにインファント島出発。
「私はやっぱり怪獣担当らしい…」
・首都圏遊園地での詩織とルシファー。
(詩織、幸せそうな親子を見て寂しさを感じる。ガルガルを用意するルシファー)
・首都圏上空へ、エンジェルとモスラ到着。
詩織、ルシファーから上空のエンジェルを神の妻と聞き怒りを感じる。
詩織対エンジェルの短い対決。
「大地震の理由を。なぜ」
「私はいま新たな大地震(ゴジラのこと)を呼んだ。それは神の怒り」
「私を改心させたいなら死んだ母を呼べ」
驚いたエンジェルは満足な返事もできない。
ゴジラの咆哮で二人の会話は途切れる。
・ゴジラ、首都圏接近。
迎え撃つ自衛隊との攻防。茜、SuperX12で出撃。
圧倒的なゴジラの攻撃。上陸。
・モスラもゴジラとの戦いへ。
・エンジェル、呪文で夢の世界からの援助(怪物・オネイロス。呪文に名のみの登場)を得る。
エンジェルの口から、次々と夢を操る呪文。
ルシファー、エンジェルの表情を見ている。
夢を操るエンジェルの表情が、徐々に魔女に変わっていくのを気にする。
・ガルガルに乗って攻防を見守っている詩織とルシファー。
ゴジラを嬉しそうに見ているルシファーと、顔面蒼白の詩織。
ルシファーは、ゴジラの行動原理を簡単に語る。
・ゴジラ、ガルガルの詩織に手を伸ばす。逃れるガルガル。
詩織、「怖いわ」。幻影のフラッシュ。「みんなちゃんと逃げたかしら」
・ゴジラ、スカイツリーに迫る。
あれが諸悪の根源。地上世界の中心地に、あれに代えてキャバレーを造る。人の心を取り戻すため。
冥界の巨大な歓楽街と聖なるキャバレー・ホーリーナイトの映像が壊されゆく首都圏映像と重なる。
・詩織はルシファーの言葉を適当に聞き流しながら、震災の幻影を見ている。
「私はなにをやっているのかしら…。こんなことがしたかったわけじゃない。納得がいかないだけなのよ」
・スカイツリー破壊しつつ、ゴジラとモスラとの死闘。自衛隊も奮戦。
ゴジラ、エンジェルの夢の呪文に惑わされつつ、なおも進撃。
・ゴジラ、歓楽街へ迫る。突如ルシファー、モスラを手助け。
「歓楽街はもっとも大事な場所だ。あそこにいくつか俺の店がある。それを襲うとは!」
カラスの群れ、デーモンの群れに変容しゴジラを牽制し、カラスの群れとして去る。
・モスラ優勢のうちに、ゴジラ、東京湾へ迷走。
夢を解いたエンジェル、天使の顔に戻る。それを見るルシファー。
「やるわね、エンジェル」とつぶやく憂いを帯びた表情の詩織。
「こんな罪まで犯して、私はもうダメだわ」
「なに言ってるんだ。俺がいるじゃないか」と詩織を励ますルシファー。
・フェアリーのエンジェルとSuperX12の茜、手を振って挨拶を交わす。
エンジェル「召喚者はあの子…」とつぶやきつつ見回すが、ルシファーも詩織もすでに見あたらない。
>>232 ■全体構成 ver.4
● chapter 3
・詩織の願いで、詩織とルシファーはガルガルに乗って故郷の被災地・福島をめぐる。
「ついこのあいだまでいたのに、心に余裕がなくてなにも見てなかった」
意外なほど、街はすでに復旧が進んでいる。
「もとの面影はもうどこにもないわ」
学生の一団と出会う。その中に幼なじみのヒロシを見出す。
詩織を見守るルシファーは怪訝な表情を浮かべる。
詩織、ヒロシと楽しげな会話。よく見ると、他の人たちも見知った顔であることに気づく。
喜ぶ詩織。が、人々は消える。
ルシファー、詩織に冥界の王である俺には何も見えなかった、と告げる。
ガルガルで飛ぶ二人。がれきの山が残っている。黙りこむ詩織。
・フェアリーに乗るエンジェルは、詩織とルシファーを追っている。
「いったいどこに?」
高台で精神集中、気配を探る。
・エンジェル、ついに被災地めぐりをしていた詩織とルシファーにとある景勝地で出会う。
改めて詩織にエンジェルを紹介し直すルシファー。冥界の聖なるキャバレー・ホーリーナイトの
伝説的な歌姫として。
エンジェルはルシファーに促され、ホーリーナイトで歌った「神への愛の歌」を歌う。
「あなたが地獄に行くのなら、私も地獄に行きます云々。いつかあなたの願いが叶いますように」
幻影のホーリーナイト、女神・ガブリエルとの甘い接吻の回想。
エンジェル「神と二人で冥界をさまよっていた。必死だった。その時の思い出の歌…」
・詩織と再び会話による対決
詩織「エンジェル。神とはどういう関係?」
エンジェル「わが夫!」
夫・ガブリエルが女であることを知っているルシファーはなにも言わず笑っている。
詩織は今度は普通の言葉で、エンジェルに問い直す。
詩織「あれは神の怒り。でも気がついた。おかしいと。天にいるのは神じゃない、あれは悪魔」
詩織「神に願った、世界を変えてと。ゴジラが落ちてきちゃった。私を直せるのはお母さんだけ」
エンジェル「あなたはゴジラの召喚者。ルシファーからどのような説明を?」
詩織「ゴジラはノアの大洪水のようなもの。世界を破壊し、我々が望みの世界を再生すると。
もっとも、私は世界の再生なんて興味はない。私が知りたいのは、なぜなのかってこと。それだけよ」
エンジェル「あなたはルシファーに騙されているわ」
詩織「いいえ。騙しているのはあなた。ルシファーは裏切らない。あなたも女なら、その理由が分かるでしょ」
・エンジェルはその後、ルシファーとだけ話す。
「ルシファー、あなたはあの子への愛に狂ってるのよ。自分でも分かってないでしょ。迷惑なのよ」
「俺にどうしろと。お前こそ、ゴジラを押し付けて復活する時、こうなると予感してただろう」
「ゴジラを生み出したのはお前。召喚者のトラップを仕掛けたのもお前。それに俺は詩織を騙しちゃいない」
「どうしろと?」
「分からない」
エンジェル、迷いのうちに去る。
>>233 ■全体構成 ver.4
● chapter 4
・エンジェル、詩織とルシファーのやり取りから心にダメージを受けている。
どこかの景色のいいところで思い悩んでいる。心の迷いの歌。(内容は後考)
・自衛官・茜、戦略会議へ出席。
特殊部隊隊長として、ゴジラへの対処について意見を述べる茜のいくつかのシーン。
政府高官より、首相がエンジェルに会いたがっているとの希望が述べられる。
ゴジラ、名古屋接近との緊急連絡が入り、会議は打ち切り。
・SuperX12で出動する茜。それに被せて、エンジェルへ連絡する茜の声。
・静岡近辺の景勝地の詩織とルシファー。
どこかきれいなところで巡っていこうというルシファーに、
詩織はゴジラはどこへ行く気かしらと。
ルシファーはゴジラの行動原理を語る。
ゴジラの使命は、世界の破壊か、それとも生贄としての召喚者の命。
(詩織、怖いわ。そういう死に方はごめんね。
心配いらない。俺がついてる。逃げるだけなら簡単だ)
結局、世界の十分なる破壊が目的になる。
すでに地上世界の中心地のスカイツリーは破壊した。
次なる目的は、原発の破壊だろう。
以前はこの辺りにも原発があった。いまは廃止されてしまった。
ゴジラの狙いは、だから日本海側の北陸西部の原発じゃないか?
名古屋を突っ切ってそこへ行く気だ。
・ゴジラ、名古屋上陸。
自衛隊、茜のSuperX12などで横線。
エンジェル、遅れて駆けつける
苦戦するモスラ。
エンジェル、夢の呪文。調子がなかなか出ないが、
徐々に魔女としての邪悪な表情に変わると、ゴジラを翻弄しはじめる。
のんびりやってくるルシファーと詩織。
ルシファー、またもエンジェルの邪悪な顔を気にする。
ゴジラ、召喚者である詩織を狙う。間一髪。ガルガル大破。
詩織を抱いて逃げるルシファー。ルシファーにしがみついている。
ガルガル2で二人は逃げる。
モスラとエンジェル、ゴジラを海へ撃退。
エンジェル、表情が天使の顔に戻る。疲れている。
・とある険しい海岸。
エンジェル、瞑想。心の葛藤。
召喚者の運命を悩む。
死ぬべきは自分なのに、自分が死んでも解決しない!
冥界の王・ルシファーは死ぬことの意味が分かっていない。
茜、SuperX12で近くに着陸。
首相が会いたがっていると話す。
興味なさげなエンジェルは、茜に隠していることがあると語る。
しかし、ゴジラを生み出したのは自分だなどとは話せず、召喚者とその運命だけやっと話す。
さらに、天界の超兵器・プロメテウスを天へ請い願う。
天界の様子。駆けつけようとするガブリエルを止める釈迦牟尼。
(神と天使の二人が揃うと直視できないと。女同士で夫婦なので…笑)
ラドンによる到着は次章。
・詩織、ルシファーへの愛を意識し、どぎまぎしはじめる。お互いのことを聞く。
詩織は、母との思い出を。私の17歳の誕生日、楽しみにしてたのにと。
二人のロマンチックな会話。
「納得できたら私は死んでもいい」「やめろよ、そんなこというの」
>>234 ■全体構成 ver.4
● chapter 5
・茜によって、首相に引き合わされるエンジェル。
ゴジラに対する戦略を問われ、場違いの歌を歌う。
(後考。「あなたが信じるのは力? 心が大事よ」くらいの感じ???)
茜は頭を抱える。
苦笑いの首相は拍手し、茜に、戦略は我々が立てるしかないと囁く。
・ゴジラ、大阪上陸。
駆けつけたエンジェルとモスラとの攻防。SuperX12の茜。
ガルガルに乗った詩織とルシファーも到着。
・エンジェル、夢の呪文を操る。その邪悪な表情。
ルシファー、エンジェルの邪魔をする。
「その呪文は危険だ。お前はラリってる。
ホーリーナイトの伝説の歌姫は、心が清らかな顔じゃないといけない」
邪魔をしないでといいつつ、エンジェル、その言葉が気になる。
夢の呪文に迷いが出る。
・モスラ、幻覚のサポートを失いゴジラ撃退に失敗し退く。
ゴジラはそのまま奥地へ。
・ラドン、プロメテウスをくわえて到着。
エンジェルはプロメテウスを茜に託す。
SuperX12に搭載する作業。
・詩織とルシファーの会話、
さらにロマンチックに愛を語り始める。
が、死を意識している詩織、憂愁を帯びている。
ルシファーがなぜ世界の再生が必要なのか語り、詩織を励ます。
・ゴジラを追うエンジェルとまたも出会う詩織とルシファー。
ルシファー、詩織にエンジェルの夫の神は女だと語り、
宇宙がおかしくなったのはお前のせいだとエンジェルを責める。
本当なの? と詩織はエンジェルに尋ねるが、
エンジェルは理解はされないと思いますと言い残し、去る。
詩織はルシファーに、エンジェルをいじめちゃ可哀そうよ、と言う。
アイツは歌だけが取り柄のダメ女なんだ、とルシファー。
>>235 ■全体構成 ver.4
● chapter 6
・ゴジラ、北陸西部の原発に接近。
エンジェルとモスラ、ラドン、さらにプロメテウスを搭載したSuperX12が迎え撃つ。
ゴジラの放射能熱線がSuperX12やモスラ、ラドンを襲う。
巧みにかわしつつ攻撃。
見守るエンジェル。夢の呪文は強烈な副作用があるようなので、使うのを控えている。
・茜、切り札のプロメテウスを放つ。が、ゴジラは飛翔して逃れる。
逆にゴジラの熱線が茜のSuperX12を襲う。茜は曲芸的に逃れる。二度、三度、繰り返される。
・ラドン、飛翔したゴジラを叩き落とすが自身も瀕死の状態に。
・飛翔能力を一時的に失ったゴジラはプロメテウスの直撃を食らう。
しかし、ダメージは与えられるが、ゴジラは倒せない。
ゴジラの熱線とプロメテウスの打ち合い。
ゴジラの背後を取るモスラの奮戦。しかし、傷つき逃れようとするモスラ。
エンジェルの夢の呪文で、モスラはなんとか逃れる。
・詩織とルシファーの気配を探し始めるエンジェル。
もはや、ゴジラ撃退のためには正攻法では無理で、
召喚者の詩織と一緒に死ぬより仕方ないのではないか、と覚悟を決めはじめるが、
それが本当に正しいといえるのかと迷いがある。
・原発対岸のビルの屋上、詩織とルシファー、ガルガル2を降りて原発での攻防を見学。
詩織、世界の破壊へ近づいたわ、とつぶやく。
みんな逃げたかしら、と詩織。
住民なんてみんな逃げたさ。原発関係者と自衛隊の連中。そしてエンジェル達だけだ。
・戦いを途中離脱したエンジェルは、ついに詩織とルシファーのすぐそばに。
隠れて二人の会話を聞いている。
大地震はこれで完成するわ。
もうすぐ大きな津波がやってきて、私を海にさらっていく。
そういう運命なのよ。
詩織、それは違う。世界を破壊したあと、世界は再生される。
理想の社会が実現するんだ。俺とお前の世界。愛のある世界だ。
再生には興味がないの。なぜの答えが知りたかった。
それさえあれば、私は満足したのに。
俺と詩織のことはどうなるんだ。これからだろ?
世界を支配する力を与えてやったのに。幸せなはずだ。
だったら、幸せってむなしいわ、と。
詩織、にこにこしながら、ルシファーとさらにロマンチックな会話を。
・ゴジラを防いているプロメテウスのエネルギーが残り少ないと、
エンジェルに連絡を入れる茜。
・エンジェル、詩織とルシファーの前に姿を現す。
詩織ちゃん、時間がないの。
詩織、来たわ。私を海にさらっていく大津波。エンジェル!
>>236 ■全体構成 ver.4
● chapter 7
・原発対岸のビルの屋上、原発での攻防が遠くに見える中、詩織・ルシファー対エンジェルの対決。
・ルシファー、エンジェルに、死という言葉を隠して詩織に死を求めている、と怒る。
私も死ぬわ、とエンジェル。お前一人で死ね、とルシファー。
詩織、「言ったでしょう? 私を直せるのはお母さんだけ。お母さんを呼んで」
それに応えて、エンジェルは母の魂を呼ぶ歌。
「私のこころはここにある。あなたの心はどこにある?
どこであろうと訪ねていくわ。
あなたの喜びや悲しみを、私に教えて。あなたの大切な人に、伝えたいから」
・母の魂。もうすぐ17歳の誕生日、祝えなくてごめんね。
詩織の回想の母。詩織もだんだん大人になるのね。大人になったら愛する人が出来るのよ。
(一度、どこかでこの回想のこと、話させておくこと)
ルシファーとの愛を意識していた詩織、
母の声を伝えるエンジェルに抱きつき、あのね、お母さん、私、愛する人が出来たんだ。
あとは泣いている。
・エンジェルは自身の罪を詩織に告白。
「ゴジラを生み出したのは自分である。
召喚者のトラップを仕掛けたのも実は自分だ。
ロゴスの力は、自分でも使い方がよく分からない。解除できないの。
冥界より復活する際、実はこうしたことが起きる予感はあった。
それなのに、自分は深く考えず冥界より逃げてきた。すべて私が悪い」
・エンジェル、ルシファーに詩織の手を離すなと。
エンジェルは心を翻し、詩織を守って戦い抜くことに決める。
・エンジェル、死を覚悟して最後の戦いへ。
瀕死のラドンへ「最後の聖戦よ。目覚めなさい」と光を投げかける。蘇生するラドン。モスラとともに飛び立つ。
呪文「私は天使。もう一度力を貸して、オネイロス」
囁くような歌「心の曇りがいま消えた。この道しかない。それがどこに続いているとしても」などと。
・ふたたび、原発に迫るゴジラとの戦い。
一進一退。エンジェルは二度絶体絶命の危機に陥る。
一度はオネイロスの幻影で逃れ、いま一度は茜の放つプロメテウス最後の一発で救われる。
・詩織はその間、ルシファーに語る。
自分はなんで生き残ったのかと思っていた。あのとき死ねばよかったと。でもいまはそうは思わない。
なぜの答えは聞けなかったけれど、わだかまりは消えたと。
あの時救ってくれたのは誰だったのかしら。余計なことをと思ってた。いまはありがとうと思う。
手を振り払った詩織は、ルシファー、いままでありがとう、と言って飛び降りて死ぬ。
召喚者が死んだので、ゴジラは消滅する。
・驚いたルシファーは、詩織を追って冥界へ舞う。王女として蘇らせようとする。
マシーン・アルケーを呼び出すエンジェル。奇跡をなすと告げる。裁判になる。覚悟は、と問うアルケー。
行くしかないでしょ。怖いものはない。
ルシファーと奇跡を争うエンジェル。両親がどちらを望むか、と告げて制す。
記憶を忘れ幼い子となった詩織を連れ戻す。去るルシファーは詩織に歌うエンジェルの歌声を聞く。
「思い出が、鳥のように飛んでいってしまった。あまりにも哀しすぎたから。
でも、いつかもう一度、知りたいと思うようになる。受け止めることが、出来るようになった時。
涙とともに、大事なことを思い出す。忘れていた愛を。大切な人を…」
・この子をたのむわ。まかせて、とのエンジェルと茜の会話。
地球を離れることになるだろう。裁判を受けるため。思い刑になるかもと告げ、去るエンジェル。
洋上で復活していたゴジラの熱線をかわしてインファント島へ飛び去る。
>>238 やっと、なんとか土台になりそうなまともな暫定的全体構成が出来たな。
しかし、まだまだダメだ。
あれこれ考えなければ、本物にはならない。
頑張って、地道に直していこう…
もう少しで魂がつかめるような気がする。
『ゴーストゴジラ4 世界の終わり』 メモ
エンジェル・ラファエルとガルガ星人、登場。
フローラが去った地球。
未来の地球は、すでに異星人らに占拠されている。
イメージは満州。
エンジェルがいないいま、私がやるしかないと、
詩織が叫ぶ「世界を変えて!」
ゴジラ、降臨。
詩織、
ゴジラからも異星人からも逃げなきゃ。
そして、ルシファーに助けを求める。
※当面、書く予定なし。文学の世界への復帰が最優先。
>>239 『ゴーストゴジラ4 世界の終わり』 メモ2
愛の歌を歌うエンジェル・ラファエル。
ルシファーに愛の囁き。
危険な女だ、とルシファー。
危険じゃない女なんているの?とラファエル。
× ×
ラスト付近。
詩織、
ゴメンね、ラファエル。
フローラのためには死ねても、
あなたのためには死ねないわ。
× ×
恐ろしいわ、とつぶやく詩織。
ゴジラに勝てるものはいないさ、とルシファー。
違う。ゴジラのことじゃない。
エンジェルと同じように魂を揺さぶる歌を歌う。
それなのに、心だけが違う。
歌だけ聞いていれば、どっちなのか分からないほど。
それなのに…。ホントに恐ろしい。
空しく響くラファエルの歌う愛の歌。
end
>>240 ゴーストゴジラ4 世界の終わり メモ3
ラストのイメージ。
詩織とルシファーのすぐ前に、
ゴジラによって砕かれたエンジェル・ラファエルの
体が転がってくる。
ルシファー「ラファエルはアンドロイドだったのか!」
そのもげた首が歌い始める。
「(大意)
わたしの心はがらん堂。
なにも感じはしないの。
でも、懸命に愛を歌う。
あなたを惑わすために。
わたしの力は天使・フローラの力。
心を揺さぶり魂を動かす。
愛しているなら戦って。
目の前の炎に飛び込んで。
わたしはあなたを甘い死へ誘う。
天使・フローラの力で。
ルルルルル…」
呆然とする詩織とルシファー。
はるかに、異星人の築いた街を壊していくゴジラ。
end
※当面、書く予定なし。忘れないためにメモしてるだけ。
純文作品を書き上げた後なら書くかも。
>>237 ゴーストゴジラ3について、
1週間後くらいから草稿バージョンを書き始める予定。
>>239 ゴーストゴジラ3
chapter 4 冒頭の
心の迷いの歌。
「(大意)
後悔が波のように押し寄せる。
ついこの間まで、
心にはきらめくような光があったのに。
予感は確かにあったのに、
目をそらしてきた。
なぜもっとよく見なかったのかしら。
どうすればいい?
時を元に戻せたなら。
戻すことなんて出来はしないのに」
>>243 終盤、キングギドラ出す。
プロメテウスのエネルギーが尽きるのと入れ替わり。
あとなんだっけ? ああ、最後の歌は、やっぱりもう一度 神への愛の歌 だな。
いろいろ調整中。けっこうかかる。なにが草稿だ。一発で決めるつもり。
>>244 ゴーストゴジラ3、あれこれ調整中だが、
いろいろ決めておかないと間違えそう。
chapter 1の終わりからchapter 2にかけて、
詩織とルシファーがお互いの立場をかけて
火花を散らさないとダメだよね。
構成案をもとにちょっと書いてみた。
● chapter 1 のラスト
ルシファー、詩織に神への願いを祈らせる。
「お願い、神さま。世界を変えて!」
詩織の願いに星が落ちる。
東京湾のはるか沖、ゴジラ降臨。
詩織「いまのは?」
ルシファー「世界を変えるすごいヤツ。ゴジラ」
「ゴジラ?」
「そう、世界を変える」
「ひっくり返すわけね。大地震みたいに」
「……」
「ところで、そもそもあなたは誰?」
「神と戦う者。もう一人の神」
「悪魔ってこと?」
「悪魔とか堕天使とか呼ばれるのは好きじゃない。悪党と呼ばれてるようなものだ。
ブラックホール第三惑星人と呼んでくれ」
「なにそれ?」
「その方がマシだ。名はルシファー」
「もしかして、大地震を起こしたのはあなた?」
「まさか!」
「私は納得いかない。なぜこんなにも多くの人が死ななきゃいけないの?
なぜ? なぜなの? お母さんも津波で…」
「……」
「天罰? 神の怒り? ふざけないで」
「……」
「天にいるのは本当に神かしら?」
● chapter 2
・東京湾のはるか沖にゴジラ出現との連絡が自衛隊へ。
自衛官・茜からの連絡で、エンジェル、モスラとともにインファント島出発。
「私はやっぱり怪獣担当らしい…」
・自衛隊機、海上を探索。「不審なものは見当たりません」
自衛隊対策室の茜。「ゴジラ、どこに消えたのかしら」
・洋上を飛ぶフェアリーに乗るエンジェルとモスラ。
「もうすぐ日本に着くわ」
・夕方。首都圏遊園地のカフェのテレビ、
「東京湾のはるか沖に突如現れたとされるゴジラは、自衛隊の探索にも
関わらずいまだ正式には確認されていません」
客の声「間違いだったんじゃないの?」 (つづく)
>>245 (つづき)
・同遊園地のベンチに座る詩織とルシファー。
楽しそうな親子連れを目にする詩織、悲しげに目をそらす。
ルシファー「楽しいところがいいかなと思ってね」
「胸のあたりが痛むわ」
「具合が悪い?」
「あなたには分からないのよ。幸せそうな様子を見ると苦しくなる(苦笑)」
「ああ、そうか。気が付かなかった…。(上空を見て)あ! やってきた」
「あれは?」
「ガルガル。冥界から取り寄せた。僕らが乗る乗り物だ。遊園地にも似合う」
目の前に降りる可愛いい怪獣型ロボット、ガルガル。
「かわいいわ」
「あちこちこれで回ろう」
ガルガルの愛嬌をふりまく動作。
「ねえ、ルシファー。本当のことを教えて」
「本当のこと?」
「ゴジラを私に呼ばせた目的」
「君のため。僕らのための世界を造る」
「真に受けるとでも」
「本当のことさ」
「言わないならこれまでよ。私は帰るわ」
「帰るってどこへ」
「どこでもいいじゃない。私たちの仲はこれでオシマイ」
「待てよ」
「目的は? なぜ私に呼ばせたの?」
「敵わないな。契約のせいだ。自分では呼べない。地上世界に気に入らない
ことがあったとき、誰かに呼ばせることが出来る」
「だから私に。契約の相手は」
「神・ガブリエル。地上にゴジラは連れていけないと俺に託した。あんなもの託されても困る」
「呼んだ目的は?」
「君の願いをかなえ、俺の願いも同時にかなえる」
「私の願いってなに?」
「世界を変える。自分でそういった」
「ああ、そうか。そうよね」
「ゴジラを元に戻すには?」
「……」
「言わないなら、あなたとはこれまでよ」
「ゴジラはノアの大洪水のようなもの。世界の再生のために、世界を滅ぼす。
十分に世界を破壊すれば満足して昇天する。それか、召喚者の死で消滅する」
「私の死で消せるわけだ」
「逃げるのはたやすい。俺がついてる。ゴジラは召喚者を追う。生贄として」
「すっかり私は利用されてるわけね」
「君に与えたのは世界を支配する力だ。君は絶望していた。俺はそれをひっくり返した」
「(苦笑)なるほど。私は、なぜなのか知りたいだけ。なぜみんな死なねばならなかったか」
「俺がいなけりゃ、そう問う前に死んでいたさ」
「そうかもしれない。その答えを聞かないうちは死ねないわ。私が呼んだゴジラは大地震。大地震は続いてる」
「俺は騙しちゃいない。俺は君を守る。君の願いをかなえ、俺の願いも同時にかなえる」
「ルシファー、詩織と呼んで」
微笑する二人。警報が鳴り響く。
アナウンス「緊急警報。東京湾にゴジラ出現。至急避難して下さい。至急避難して下さい」
・洋上のゴジラへ艦砲射撃。
SuperX12で出撃する茜。
・遊園地上空のフェアリーに乗るエンジェル。「モスラ!」
・上空を見る詩織、「あれは?」
ルシファー「神の妻・エンジェル。神に言いたいことがあればあの女に!」
以下、略。
ここから、
ゴーストゴジラ3、本編ストーリーを書いていきます。
一発で決める自信があんまりありませんwww
これで完成版か草稿か、とにかく書いてみます。
ゴーストゴジラ3 ストーリー
● chapter 1
東北地方のとある県。
大震災。
その恐ろしい光景。
津波に飲み込まれようとする女子高生・詩織(16)。
木の幹に必死の思いでつかまっている。
力が尽きそうになる。
死神が飛来。
大鎌を構えるが振ろうとしない。
その影から現れる老紳士…ルシファー、手を伸ばして詩織を救う。
気を失っている詩織。
死神「おや、あなたでしたか」
老紳士「つい手が出てしまった」
死神「可愛い子ですからね」
老紳士「(苦笑しつつ)地上の様子を見に来ただけだ.お前こそなぜ鎌を振るわない?」
死神「どっちが幸せかなと。生きる方と死ぬ方と。ついさっき、母が流されていきました」
老紳士「そうなのか。それは知らなかった」
死神「あなたが来てくれてよかった。お任せしましたよ」
老紳士「なにを言ってるんだ。俺は地上の様子を見に来ただけだと」
死神「私はこの子の生か死か、それを選ぶことしか出来ません。あなたが適任です。文句があるならあなたのその手に」
死神、消える。
老紳士「なんてことだ…」
詩織を抱きかかえるが、詩織は気を失ったまま。そのあどけない顔。
こぼれたキーホルダーを拾う。
『 Shiori 』との文字を見て、「しおり…」と呟く。
自衛隊による復旧作業。
ヘリコプターの女性自衛官・芹沢茜(29)。
物資を届けるための離着陸。
フェアリーに乗るエンジェル・ガイア(小美人・フローラ)、復旧作業の様子を上空からしばらく見守る。
そのまま飛び去る。
ある避難所。
その出入口付近に立つ老紳士…ルシファー。
その視線のはるか先に、父と思われる人物と一緒の詩織。
心細そうな様子で父に体を寄せている。
老紳士、安心したような様子で去る。
南海のインファント島。
被災地から戻ったエンジェル、海を見つめながら呟くように歌っている。
「(大意)
天が落ち、
地が割れる日が
来るなんて
思わなかった。
あれはユメ?
すべてを運び去った海。
いまはとても穏やかなのに…」
(つづく)
>>248 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 1
(つづき)
近くにいる長老へ、
「久しぶりに日本を見てきたわ。大変な大地震だったみたい。
マグニチュード9だって。1万人を超える人が死んだ。想像も出来ないわ。
でも、それなのに茜は私に連絡もくれないんだ」
長老「懐かしくは思ってるでしょう。でも地震では。モスラで行っても邪魔なだけです」
エンジェル「それはそうだろうけど、連絡もくれないなんて…」
自衛隊の作戦ルームの自衛官・茜。
エンジェルへの連絡手段の洒落たペンダントのような通信機を見つめている。
首都圏の公園。
春から夏、秋へと変わる光と風景。
晩秋の公園。
微笑ましい家族。
その中の幼い女の子。
しばらくそれを遠くから見ている老紳士…ルシファー。
幼い女の子。
老紳士。
幼い女の子。
老紳士。
思い浮かぶ、気を失った詩織のあどけない顔。
老紳士の見る幻影。
冥界の巨大な歓楽街。
その中のホーリーナイトの威容。
ステージの歌姫・エンジェル。
デーモンたちとゴジラの戦い。カラスにも変容しつつ飛ぶデーモンたち。
恐ろしい震災の光景。
冥界の戦いと震災の混乱が重なる。
津波に流されようとする詩織。
詩織に届く自らの手。
こぼれたキーホルダー、shioriとのローマ字のプレート。
それらの映像に被さるエンジェルの歌声。
「(大意)
明日をも知れぬ
不安な日々。
あなたが街へやってくる。
わたしは笑顔で出迎える。
明日にはもう
あなたはいない。
かりそめの愛かしら?
いいえ、
私はあなたを忘れない。
たくさんの人が
死んだと聞いた。
私はあなたを忘れない」
ステージの歌姫・エンジェル。 (つづく)
>>249 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 1
(つづき)
公園の風景。
微笑ましい家族、その中の幼い子。
もう一度脳裏に浮かぶ光景。
気を失った詩織のあどけない顔。
津波に流されようとする詩織。
詩織に届く自らの手。
こぼれたキーホルダー、shioriとのローマ字のプレート。
公園の風景。
微笑ましい家族、その中の幼い子。
公園を去る老紳士。
何日か後、東北のとある駅に降り立つ老紳士。
避難所。
老紳士の声「詩織という子がいたはず。16か17くらい」
声「それだけではとても分かりません」
掲示板に空しく残るメモ。風にひるがえる。
『綾倉詩織ちゃん、東京のおばさんよ。連絡ちょうだい』
路上の老紳士、腕組みしつつ空をにらむ。
荒涼たる海。
容赦なく吹きつける風。
ボロボロに疲れた様子の詩織。
「(海を見つめて)なんだか恐ろしい」
詩織の脳裏に浮かぶ襲いかかる津波の幻影。
詩織、倒れこむ。
「(涙を浮かべ)お父さん、お母さん…」
飛来するカラス、遠くから詩織を見つめる。その目。
喫茶店でコーヒーを飲んでいた老紳士、なにかに気づく。
勘定を済ませるべく立ち上がる。
薄闇の海岸。
老紳士。
倒れたままの詩織。
老紳士「こんなところにいたら凍えてしまう。避難所かどこかに」
詩織「いいの。もう死にたいの」
老紳士、隣に腰を下ろす。
老紳士「あの地震からもう半年以上になる。ずっと一人だったわけじゃないだろ」
詩織「……」
老紳士「身寄りはないのか?」
フラッシュ。
放射能に汚染された自宅に戻ろうとして押し問答する父。
(つづく)
>>250 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 1
(つづき)
詩織「みんな死んだ。父さんは首吊りだけど」
老紳士「すまん。聞いて悪かった」
詩織「一時親戚のおばさんのところに行っていた。けど…」
フラッシュ。
転校した学校で「放射能、放射能」とはやされる詩織。
老紳士「居づらかったのか?」
詩織「いいえ。おばさんはいい人。振り切って帰ってきた。だってここが故郷」
老紳士「そうか」
(間)
老紳士「とにかく、避難所か…、街に行こう」
詩織「行きたくない。死にたいと言ったじゃない」
老紳士「なぜ行きたくないんだ?」
詩織「どこに行っても一人なの。周りに人がいても一人」
(間)
老紳士「いまは二人だろ」
詩織、微笑する。
詩織「ねえ、どうして私助かったのかな。助からなきゃよかったのよ!」
老紳士の耳に蘇る死神の声「どっちが幸せかなと。生きる方と死ぬ方と」
詩織「帰ってくるまでここが故郷だと思ってた。でも誰もいない。そんなとこ故郷じゃない」
フラッシュ。
放射能汚染地帯に入ろうとしてもめる詩織。
詩織「死んだ方がマシだったわ。わたしを壊して。バラバラに」
老紳士、うろたえ詩織を抱きしめ、涙さえ浮かべつつ、
「死んではダメだ。こんな世界は間違っている。そうだ。君に世界を支配する力をやろう」
詩織「私は世界から見放された女よ」
老紳士「いいや。世界を破壊して、そのあと君のための世界を作る。
(つぶやくように)
我は冥界の王・ルシファー。
神・ガブリエルよ。君が授けたこの力、今こそ使うぞ。
詩織、天に願いなさい。神さま、世界を変えて! と」
詩織「え?」
老紳士「早く」
詩織「お願い、神さま。世界を変えて!」
詩織の願いに星が落ちる。
東京湾のはるか沖、ゴジラ降臨。 (つづく)
>>251 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 1
(つづき)
海を進むゴジラの映像に被せて。
詩織の声「いまのは?」
老紳士の声「世界を変えるすごいヤツ。ゴジラ」
詩織の声「ゴジラ?」
老紳士の声「そう、世界を変える」
詩織の声「ひっくり返すわけね。大地震みたいに」
老紳士の声「……」
詩織の声「ところで、あなたは誰?」
老紳士の声「神と戦う者。もう一人の神」
詩織の声「悪魔ってこと?」
老紳士の声「悪魔とか堕天使とか呼ばれるのは好きじゃない。悪党と呼ばれてる
ようなものだ。
ブラックホール第三惑星人と呼んでくれ」
詩織の声「(苦笑しつつ)なにそれ?」
老紳士の声「その方がマシだ。名はルシファー」
詩織の声「もしかして、大地震を起こしたのはあなた?」
ルシファーの声「まさか!」
詩織の声「私は納得いかない。なぜこんなにも多くの人が死ななきゃいけないの?
なぜ? なぜなの? お母さんも津波で…」
ルシファーの声「……」
詩織の声「天罰? 神の怒り? ふざけないで」
ルシファーの声「……」
詩織の声「天にいるのは本当に神かしら?」
(chapter 2 へ)
>>252 ゴーストゴジラ3 ストーリー
● chapter 2
自衛隊特殊部隊・作戦ルーム、隊長である茜。
声「東京湾のはるか沖にゴジラ出現との通報!」
インファント島のエンジェル。
光るペンダント(通信機)、耳に当てる。
「茜! 久しぶり」
飛び立つモスラを見上げる長老。
その足元のフェアリーに乗るエンジェル、「日本に行ってくるわ」
長老「なにがあったんです?」
エンジェル「ゴジラよ!」
長老「お気をつけて!」
洋上を飛行するモスラとフェアリーに乗るエンジェル。
エンジェル「私はやっぱり怪獣担当ということなのね…」
海上を捜索する自衛隊機「不審なものは見当たりません」
作戦ルームの茜「ゴジラ、どこに消えたのかしら…」
洋上を飛行するモスラとフェアリーに乗るエンジェル。
エンジェル「もうすぐ日本に着くわ」
夕方。首都圏遊園地のカフェのテレビ、
「東京湾のはるか沖に突如現れたとされるゴジラは、自衛隊の探索にも
関わらずいまだ公式には確認されていません」
客の声「間違いだったんじゃないの?」
夜。同遊園地のベンチに座る詩織とルシファー。
楽しそうな親子連れを目にする詩織、悲しげに目をそらす。
ルシファー「楽しいところがいいかなと思ってね」
詩織「胸のあたりが痛むわ」
ルシファー「具合が悪い?」
詩織「あなたには分からないのよ。幸せそうな様子を見ると苦しくなる(苦笑)」
ルシファー「ああ、そうか。気が付かなかった…。(上空を見て)あ! やってきた」
詩織「あれは?」
ルシファー「ガルガル。冥界から取り寄せた。僕らが乗る乗り物だ。遊園地にも似合う」
目の前に降りる可愛いい怪獣型ロボット、ガルガル。
詩織「かわいいわ」
ルシファー「あちこちこれで回ろう」
ガルガルの愛嬌をふりまく動作。
詩織「ねえ、ルシファー。本当のことを教えて」
ルシファー「本当のこと?」
詩織「私にゴジラを呼ばせた理由…」
ルシファー「君のため。僕らのための世界を造る」
詩織「真に受けるとでも」
ルシファー「本当のことさ」
詩織「言わないならこれまでよ。私は帰るわ」
ルシファー「帰るってどこへ」
詩織「どこでもいいじゃない。私たちの仲はこれでオシマイ」
ルシファー「待てよ」
詩織「目的は? なぜ私に呼ばせたの?」
ルシファー「敵わないな。契約のせいだ。自分では呼べない。地上世界に気に入らない
ことがあったとき、誰かに呼ばせることが出来る」
詩織「だから私に。契約の相手は」 (つづく)
>>253 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 2
(つづき)
ルシファーの脳裏に蘇るホーリーナイトの一場面。
エンジェルと女神・ガブリエル、そしてルシファーによる契約。
ルシファーの声「神・ガブリエル。地上にゴジラは連れていけないと俺に託した。あんなもの託されても困る」
詩織「呼んだ目的は?」
ルシファー「君の願いをかなえ、俺の願いも同時にかなえる」
詩織「私の願いってなに?」
ルシファー「世界を変える。自分でそういった」
詩織「ゴジラを元に戻すには?」
ルシファー「……」
詩織「言わないなら、あなたとはこれまでよ」
ルシファー「ゴジラはノアの大洪水のようなもの。世界の再生のために、世界を滅ぼす。
十分に世界を破壊すれば満足して昇天する。それか、召喚者の死で消滅する」
詩織「私の死で消せるわけだ」
ルシファー「逃げるのはたやすい。俺がついてる。ゴジラは召喚者を追う。生贄として」
詩織「すっかり私は利用されてるわけね」
フラッシュ。
海岸で死を願っていた詩織の姿。
ルシファー「君に与えたのは世界を支配する力だ。君は絶望していた。俺はそれをひっくり返した」
詩織「(苦笑)なるほど。私は、なぜなのか知りたいだけ。なぜみんな死なねばならなかったか」
ルシファー「俺がいなけりゃ、そう問う前に死んでいたさ」
詩織「そうかもしれない。その答えを聞かないうちは死ねないわ。私が呼んだゴジラは大地震。大地震は続いてる」
ルシファー「俺は騙しちゃいない。俺は君を守る。君の願いをかなえ、俺の願いも同時にかなえる」
詩織「ルシファー、詩織と呼んで」
微笑する二人。
警報が鳴り響く。
アナウンス「緊急警報。東京湾にゴジラ出現。至急避難して下さい。至急避難して下さい」
逃げ始める群衆。
それを見つめる詩織とルシファー。
海を進むゴジラ。
自衛隊戦闘機による攻撃。
特殊戦闘機・SuperX12で合流する茜。
艦隊。
ゴジラへ艦砲射撃。
遊園地上空、フェアリーに乗るエンジェル。
はるかかなたの海の花火のような閃光を見る。
エンジェル「あれだな」
ふと視線を外したとき、下界になにか気づく。
ズーム。
ルシファーらしき人影。
飛行して近づき確認する。
エンジェル「アイツ!」
上空を通過していく自衛隊機の編隊。
エンジェル「モスラ!」
飛んでいく巨大なモスラの姿。
上空を見る詩織、指さして「あれは?」
ルシファー「神の妻・エンジェル!」
詩織「神の妻?」
ルシファー「神に言いたいことがあれば、あの女に」
詩織「ガルガルで飛べる?」
ルシファー「もちろん」
詩織「エンジェルに話がある」 (つづく)
>>254 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 2
(つづき)
ガルガルにまたがる二人。
上空へ駆け上がるガルガル。
エンジェルの許へ。
詩織「エンジェル! ずいぶん小さい人」
エンジェル「あなたは?」
詩織「詩織!」
ルシファー「久しぶりだな」
エンジェル「とんでもないことを!」
詩織「エンジェル。あなたは神の妻だとか。天にいるのは本当に神?」
エンジェル「?」
詩織「答えは?」
エンジェル「神よ」
詩織「そうかしら」
エンジェル「……」
攻撃を受けつつ海を進むゴジラ。
連発される放射能熱線。
詩織の声「もうすぐ大地震が来る」
エンジェルの声「?」
詩織の声「神に願ったの。世界を変えてと」
エンジェルの声「え?」
詩織の声「大地震は終わっていない」
エンジェル「ルシファー、どういうこと?」
ルシファー「聞いた通りだ」
エンジェル「この子が召喚者?」
ルシファー「さあな」
詩織「エンジェル! もう一度。天にいるのは神?」
エンジェル「神よ」
詩織「では、もうすぐ海からやってくるのは神の怒り」
エンジェル「……」
詩織「それでいいの?」
エンジェル「ルシファー、あなたは…」
ルシファー「なんだよ」
詩織「教えて上げるわ。天にいるのは悪魔」
エンジェル「!」
詩織「教えて。なぜ? 大地震の理由」
エンジェル「?」
詩織「聞いてるのよ。なぜと」
エンジェル「どういう返事をお望み?」
詩織「おかしなことを。神の怒りの理由ってやつよ」
エンジェル「それは…」
詩織「いま来る大地震の理由を教えてあげるわ」
エンジェル「……」
詩織「納得がいかないのよ! それが理由。さあ、あなたの番。なぜなの。理由を」
エンジェル「……」
ルシファー「なにか言ってあげては?」
詩織「今度は私が大地震を呼んだ。私が悪い?」
エンジェル「……」
詩織「そうよ。私が悪いのよ。私を直せるのはお母さんだけ」
エンジェル「……」
詩織「お母さんを」
エンジェル「……」
詩織「死んだお母さんを呼んで。私を直すために」
エンジェル「……」
(つづく)
>>255 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 2
(つづき)
間近に聞こえるゴジラの咆哮。
エンジェル「行かないと。ルシファー、覚えてなさいよ!」
ゴジラ、首都圏接近。
迎え撃つ自衛隊との攻防。
茜のSuperX12、ミサイル攻撃。
ゴジラの熱線。
かわすSuperX12。
ゴジラの背後から近づくモスラ。
モスラとの格闘。
振り払われるモスラ。
上陸。
離れた上空からすべてを見ているエンジェル。
呪文。
「私は天使。
夢の世界の住人・オネイロス、
わたしを助けて。お願い」
空から光のカーテン、舞い降りる。
光を帯びるモスラ。
大胆にゴジラの前に回るモスラ。
「夢は現実、
現実は夢。
ゴジラ、
あなたの見てるもの、
それは真実?」
意地の悪そうなエンジェルの笑み。
吐かれる熱線。
幻想的にくぐり抜けてしまうモスラ。
笑うエンジェル。
「見えるものが
信じられなくなる。
なにが真実?
ゴメンね。
教えてあげられない」
エンジェルの高笑い。
ガルガルに乗る詩織とルシファー。
ルシファー、エンジェルを見ている。
ズーム。
意地悪く笑い続けているエンジェルの顔。
激しく絡み合うゴジラとモスラ。
半ば幻影化しているモスラ、
ゴジラを翻弄している。
が、ゴジラ、かまわず進み始める。
素に戻ったエンジェル、険しい表情に。
(つづく)
>>256 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 2
(つづき)
ガルガルの詩織とルシファー。
ルシファー「そうだ。そのまま進め」
顔面蒼白の詩織。
詩織のつぶやき、「大地震はまだ続いている。まだ続いているのよ」
ルシファー「この世界は偽りが支配している。人の心に魂がない。
愛ある世界を取り戻す」
詩織「素敵だけど…、あなたを理解できそうもないわ」
街を壊し進むゴジラ。
自衛隊のむなしい応戦。
絡みつくモスラ。
振り払い進むゴジラ。
ガルガルの詩織とルシファー、逃げ遅れた人々を救おうとする。
ガルガルに手を伸ばすゴジラ。
逃れるガルガル。
ゴジラが方向を変えたことで、人々は走り逃れる。
詩織「怖いわ」
建物を破壊するゴジラ。
フラッシュ。
震災で崩れる建物。
詩織のつぶやき、「ほかの人たちもちゃんと逃げたかしら」
ゴジラ、スカイツリーに迫る。
ルシファーの声「あれが諸悪の根源。地上世界の中心地に、あれに代えて聖なるキャバレーを造る。
人の心を取り戻すため、愛の歌でこの世界を満たす」
詩織の声「キャバレー?」
ルシファーの声「詩織に見せてやりたいよ。わが冥界の聖なるキャバレー・ホーリーナイト!」
エンジェルの呪文。
「なにが現実、
なにが夢。
幻がお前に襲いかかる。
お前の力は無力となる」
意地悪く笑うエンジェル。
襲いかかるモスラに熱線を連発するゴジラ。
その一つがスカイツリーに命中する。
崩れ落ちるスカイツリー。
ルシファーの脳裏に浮かぶ幻影。
崩れたスカイツリーとそびえ立つ冥界の聖なるキャバレー・ホーリーナイト。
詩織のつぶやき、「大地震はまだ続いている。まだ続いているのよ」
ルシファーに寄りかかる詩織。
詩織「私はなにをやっているのかしら…。こんなことがしたかったわけじゃない。納得がいかないだけなのに」
なおも続くゴジラとモスラの格闘。
SuperX12の茜の視界にガルガルの二人が入る。
茜「なんなの? あの人たち…」
ゴジラの熱線、SuperX12を狙う。
かわしてミサイルを撃つ茜。
(つづく)
>>257 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 2
(つづき)
目眩を感じるエンジェル、付近のビルの屋上に不時着。
エンジェル「どうしたのかしら」
街が揺れて見える。
やがておさまる。
再びフェアリーで飛ぶ。
ゴジラ、歓楽街へ迫る。
ガルガルの詩織とルシファー。
ルシファー「まずい。歓楽街に進んでいる。歓楽街はもっとも大事な場所だ。
いくつか俺の店がある。それを襲うとは!」
詩織「歓楽街? お店持ってるの?」
進むゴジラ。
ルシファーの声「俺は実業家でもあってね。冥界に巨大な歓楽街を持っている。
その中心地は聖なるキャバレー・ホーリーナイト。最近は、地上世界にも進出していてね。
飲食店とか、クラブとか。ほんの数店だが。いまは目立たないようにしている。
人間としての名前は、笑うなよ、真船信三」
詩織の声「いいじゃない。カッコいい。真船さん」
ルシファーの声「やめてくれ。怒るぞ」
詩織の声「なんで?(苦笑)」
背後からゴジラを襲うモスラ。
ゴジラ、モスラを振り払う。
カラスの群れ、デーモンの群れに変容しゴジラを牽制し、カラスの群れとして去る。
エンジェルの呪文。
「お前の目指すものは
かなたにある。
蜃気楼のように
それは現れる。
幻を目指して去るがいい」
ルシファー、かなたのエンジェルを見る。
ズーム。
邪悪な笑みを浮かべるエンジェル。
海を目指して進むゴジラ。
先導するかのようなモスラ。
ゴジラ、海中へ没し去る。
エンジェル、付近のビルの屋上へ倒れこむ。
ぐるぐる回る景色。
しばらくしてようやく起きる。
エンジェル「どうしたのかしら」
再びフェアリーで飛ぶ。
ガルガルの詩織とルシファー。
憂いを帯びた表情の詩織。
詩織「やるわね、エンジェル。
それにひきかえわたしは。こんな罪まで犯して、もうダメだわ」
ルシファー「なに言ってるんだ。世界を再生する。蘇らせるんだ」
フェアリーのエンジェルとSuperX12の茜、手を振って挨拶を交わす。
エンジェル「召喚者はあの子…」
辺りを見回すが、ルシファーも詩織もすでに見あたらない。
(chapter 3 へ)
>>258 ゴーストゴジラ3 ストーリー
● chapter 3
被災地に舞い戻っている詩織とルシファー。近くに乗り捨てたガルガル。
意外なほど復旧されている町並み。
詩織「どこの街って感じ。自分の故郷って感じがしないわ」
ルシファー「俺達の出会いの場所だ」
詩織「ついこのあいだまでここでさまよってたのに、余裕がなくてなにも見てなかった」
ガルガルで、いくつかの場所に降り立つ。
きれいに復旧された場所。
瓦礫の山が残るところ。
半壊の学校。
詩織の声「ウチの学校。みんなどうしたかしら」
寂しげな詩織。
最初の場所に舞い戻り、ガルガルを降りる。
向こうからやってくる学生の一団。
ルシファー「気が済んだかい?」
詩織「……。感想が出てこないわ(苦笑)」
ルシファー「そろそろ俺の根城に戻るか」
詩織「あなたの根城って?」
ルシファー「ゴジラが襲おうとしたところさ」
詩織「歓楽街?」
詩織の視線の先の学生たち、徐々に近づいてくる。
ルシファーの声「言ったじゃないか。俺は実業家だって。
まだ目立っちゃまずいから、規模はそれなりだが。新宿の近くに由緒正しい邸宅も持ってる。
とりあえずそこに行こう」
詩織の声「うん」
さらに近づいてくる学生たち。詩織と同年代。
そのうちの一人の顔。
詩織の驚いた表情。
フラッシュ。
高校の同級生・ヒロシと親しく話していた思い出。
詩織「ヒロシ! ヒロシでしょ。わたし。詩織よ!」
突然声をかけられ驚いている男、首を傾げている。
詩織「ヒロシ! わたしを忘れたの?」
通りすぎようとする人たち。
男「誰なの? 分からない」
詩織の目に、男は見知らぬ顔に変容する。
行ってしまう学生たち。
呆然と見送る詩織。
詩織「ダメだわ、わたし。頭おかしい」
ルシファー「疲れてるんだよ。どこかで休もう」
詩織「あなたにまかせるわ」
フェアリーに乗るエンジェル、とある高台に降りる。
エンジェル「あの二人、どこ行っちゃったのかしら」
手を合わせ祈るように。
映像が高速に流れ、時間の異常な流れと精神集中を表す。
(つづく)
>>259 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 3
(つづき)
とある景勝地。
ホテルや飲食店が並んでいる。駐車場に停められたガルガル。
詩織とルシファー。
上空、フェアリーに乗るエンジェル。
エンジェル「見つけたわ」
降り立つエンジェル。
ルシファー「やってきたか」
等身大に変容するエンジェル。
詩織「ワオ! 大きくなれるんだ」
エンジェル「短時間なら。幻覚のようなものよ」
ルシファー「説教でもしに来たか」
エンジェル「それぐらいで済むと思ってるの? まず、その子の話が聞きたいわ」
ルシファー「詩織。改めて紹介し直そう。俺は冥界に巨大な歓楽街を持っている。
その中に五千年の歴史を持つ神聖なキャバレー・ホーリーナイトがある。
そのホーリーナイトの伝説的歌姫・エンジェル」
エンジェル「ちょっと止めて。なんていう紹介なの。(詩織に)エンジェルよ。エンジェル・ガイア。
フローラでもいいわ」
詩織「わたしは綾倉詩織。詩織と呼んで」
ルシファー「エンジェル、歌ってみろよ。あのデーモンたちをたぶらした歌」
エンジェル「違うわ。神への愛を歌った。神と二人で冥界をさまよっていたの。必死だった」
詩織「聞きたいわ。歌って、エンジェル」
エンジェルの脳裏に浮かぶ回想。
冥界のキャバレー・ホーリーナイト。
戦士たるデーモンたち。
ステージのエンジェル。
女神・ガブリエルの姿。
エンジェルの囁くような歌。
「(大意)
いとしい人よ、
たとえあなたが
地獄に落ちても、
わたしは付いていく。
あなたが泣くとき、
私も哀しい。
あなたが傷つく時、
わたしも心が痛むわ。
今日もあなたの無事を願う。
私はいつも一緒よ。
あなたの願いが
いつか叶いますように」
神・ガブリエルとの甘い接吻の思い出。
余韻に浸っているエンジェル。
ルシファー「そうやってデーモンたちを騙した。何人ものデーモンがお前のために命を投げ出した」
エンジェル「嘘は歌わないわ。共にいた神のための歌」
ルシファー「お前は地獄のキャバレー・ホーリーナイトがお似合いだ」
エンジェル「黙って、ルシファー。あなたとはあとで話す。わたしはその子、詩織ちゃんと話したい」
詩織「ルシファー、悪いけどちょっと外して」
ルシファー「しょうがないな。(ホテルの屋上を指差し)では、あのテッペンにでも」
ルシファー、ガルガルの方へ去る。 (つづく)
>>260 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 3
(つづき)
詩織「なにを話せばいい? エンジェル」
エンジェル「あなたがゴジラを呼んだ。間違いない?」
詩織「そうよ。わたしが呼んだ。
あの日、天が落ちてきて、地が割れたとき、ああ、この世の終わりが来たんだなって思った」
エンジェル「……」
詩織「神の怒りってやつよ。地上の罪人たちを皆殺しにするの」
エンジェル「……」
詩織「罪人? そうか、私たち、罪人なんだなって」
エンジェル「……」
詩織「お母さんが流されていった。え? 誰が罪人」
エンジェル「……」
詩織「そこで私は気づいたわけよ。ああ、そうか。天にいるのは神さまじゃない。悪魔だって」
エンジェル「……」
詩織「よかった。お母さんは罪人じゃない」
エンジェル「当然よ」
詩織「誰が悪魔?」
エンジェル「……」
詩織「天は空にある?」
エンジェル「まあね。上の方よ」
詩織「ホントにそう?」
エンジェル「……」
詩織「上じゃなくて下にあるかもよ。地の底に。善と悪が反対だったら、面白い。
あなたは善の天使? それとも悪の天使?」
エンジェル「……」
詩織「なにか言ってほしいわ」
エンジェル「……」
詩織「善と悪とどっちがカッコいいかなって。カッコいい方がいい」
エンジェル「……」
詩織「ルシファーに聞いたのよ。悪魔なのって。
悪党と呼ばれるのは好きじゃない、ブラックホール第三惑星人だと(笑う)」
エンジェル「……」
詩織「悪魔の方がカッコいいのに。でも妙なところにこだわるルシファーは好きよ」
エンジェル「……」
詩織「わたしは悪い女。お母さんなら私をいい子に直してくれる」
エンジェル「……」
詩織「あなたは善の天使? それとも悪の天使?」
エンジェル「悪ではないつもり」
詩織「善と悪とは反対かもしれない」
エンジェル「……」
詩織「神さまにこう願ったのよ。ねえ神さま、世界を変えてと」
エンジェル「……」
詩織「そしたら、ゴジラが落ちてきちゃった。ゴジラは大地震。まだ終わってないの。
私は悪い子。お母さんじゃないと直せない。死んだお母さんを呼んで」
(間)
エンジェル「あなたは召喚者の運命を聞いた?」
詩織「聞いたわ。ざっとね」
エンジェル「ルシファーの考えが分からないわ…」
(間)
エンジェル「今度は彼の考えを聞くわ。フェアリー!」
(つづく)
>>261 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 3
(つづき)
フェアリーでビルの屋上のルシファーの許へ。
エンジェル「待たせたわ。あなたの言い分は?」
ルシファー「誰もが大地震を受けるべきなんだ。それではじめてあの子の心の痛みが分かる」
エンジェル「あなた、自分がなにしてるか分かってる?」
ルシファー「分かってるさ。この世界を壊して理想の世界を作る」
エンジェル「本当のことを教えてあげるわ。あなたも知らない本当のこと」
ルシファー「どういう意味だ」
エンジェル「あなたは、あの子への愛に狂ってるってこと」
ルシファー「なにを言ってる」
エンジェル「人の心って恐ろしい。あなたはいま、はじめて自分の心に気がついた。
でも他人は誰でもすぐに分かってしまう」
ルシファー「違う。誤解だ。違う」
エンジェル「そういうもんなのよ。私たちがこうして呑気に話してる間も、人間世界は大変なことになってるのよ。
一刻の猶予もできないの。なんとかして」
ルシファー「俺とお前は堕天使同士。話によっちゃ協力してもいい。どうしろと?」
エンジェル「召喚者が死ななきゃ、ゴジラを倒せない。それが分かっていて、なぜ詩織ちゃんに…」
ルシファー「死ななきゃいい。世界が手に入る。どこに困ることがある?
自分たちでトラップを仕掛け、地上世界に復活するためにそれを俺に託した。
いい気なもんだ。それに俺は悪用しちゃいない。世直しのためだ」
エンジェル「……」
ルシファー「なにか言えよ」
エンジェル「あの時は復活したかった。それしかなかった」
ルシファー「ゴジラを真正面から倒すか、詩織が死ぬか。途中で終わらせる方法は、そのどちらかだけだ。
あるいは世界を破壊し尽くしたゴジラが満足して昇天するか。なんのことはない。お前と詩織が入れ替わっただけだ」
エンジェル「……。すべて私のせいだわ」
ルシファー「で、俺にどうしろと?」
エンジェル「……。分からなくなった」
エンジェル、等身大から小さくなる。
ルシファー「行くのか?」
エンジェル「……。ええ」
エンジェル、迷いのうちにフェアリーで去る。
(chapter 4 へ)
>>262 ゴーストゴジラ3 ストーリー
● chapter 4
とある高台のエンジェル。
美しい景色を眺めながら思い悩んでいる。
フラッシュ。
自らに魔法の剣を突き立てるエンジェル。
エンジェルの声「あなたは召喚者の運命を聞いた?」
詩織の声「聞いたわ。ざっとね」
思い悩むエンジェルの顔。
心の迷いの歌を歌う。
「(大意)
後悔が波のように押し寄せる。
ついこの間まで、
心にはきらめくような光があったのに。
予感は確かにあったのに、
目をそらしてきた。
なぜもっとよく見なかったのかしら。
どうすればいい?
時を元に戻せたなら。
戻すことなんて出来はしないのに」
エンジェルの見る美しい景色。
政府の開催する戦略会議。
自衛隊特殊部隊隊長として発言している茜。
茜「ゴジラに対しては、通常兵器の攻撃では成果は期待できません。なんらかの発想の転換が必要かと」
ある高官「具体的にはどのようなことを」
茜「ゴジラの習性などがある程度分かれば、誘導するようなことも可能かもしれません」
別の高官「首相がエンジェルに会いたがっています。あなたは橋渡しが出来ますか?」
茜「それは…、エンジェル次第です。聞いてみなければ」
声「たったいま、ゴジラが名古屋に接近しているとの情報が入りました」
「なんですって!」
海を進むゴジラ。
攻撃する自衛隊機。
放射能熱線。
墜落する自衛隊機。
SuperX12で出動しようとする茜ら特殊部隊。
茜、洒落たペンダントのような通信機を口元へ。
茜「エンジェル? 茜よ。ゴジラが名古屋に…」
しゃれたレストランの詩織とルシファー。
あまり元気がなさそうな詩織。
詩織「ここもあなたのお店?」
ルシファー「まあね。食べ物屋はここだけだが」
詩織「ふーん」
ルシファー「なにか気にいらない?」
詩織「いいえ。わたしはどうすべきかなって考えてるだけ」
詩織、窓の外に見える電光掲示板を見ている。
ルシファー「どうしたいんだ?」
詩織「どうしたいのかしら」 (つづく)
>>263 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 4
(つづき)
ルシファー「どこか景色のきれいなところを巡っていこうじゃないか」
詩織「それもいいかもね。でも、そんなことしてていいのかな」
電光掲示板に、「ゴジラ、名古屋に接近!」とのニュース。
駐車場のガルガル。
やってくる詩織とルシファー。
詩織「ゴジラの目的はなに?」
ルシファー「ゴジラの使命は、世界の破壊か、それとも生贄としての召喚者の命」
詩織「怖いわ。そういう死に方はごめんね」
ルシファー「心配いらない。俺がついてる。逃げるだけなら簡単だ。
結局、世界の十分なる破壊が目的になる。すでに地上世界の中心地のスカイツリーは破壊した。
次なる目的は、原発の破壊だろう」
名古屋の街並み。
詩織の声「名古屋に原発があるの?」
ルシファーの声「日本海側の北陸西部の原発じゃないか? 名古屋を突っ切ってそこへ行く気だろう」
避難する人々。
アナウンス「ゴジラ接近。ゴジラ接近。至急避難してください」
上陸しようとするゴジラ。
自衛隊の激しい攻撃。
茜のSuperX12、ゴジラの目を狙う。
熱線、かわすSuperX12。
フェアリーに乗るエンジェルとモスラ、駆けつける。
エンジェル「わたしは天使。夢の世界の住人・オネイロス、お願い、助けて」
光のカーテン、舞い降りる。
モスラ、光を帯びる。
エンジェルの呪文。
「幻がお前を襲う。
自分の目が信じられなくなる。
その力は空回り。
恐怖がお前を包む」
エンジェルの笑み。
モスラ、ゴジラを翻弄。
熱線、モスラを突き抜ける。
モスラの激しい攻撃。
ゴジラの腕、モスラの羽にかかる。
モスラ、不時着。
よろよろと飛び去る。
エンジェルの険しい表情。
ガルガルで見ている詩織とルシファー。
詩織「大地震は続いている、続いている…」
街を破壊していくゴジラ。
熱線、幾度も。
ガルガルをかすめる。
墜落。
すんでのところで、詩織を抱えて地上に飛び降りるルシファー。
必死にルシファーにしがみついている詩織。
そちらに向かうゴジラ。
手を伸ばしてくる。
茜のSuperX12の攻撃、またもゴジラの目のあたりを狙う。
茜「まただわ。あの人たち、なんなの?」 (つづく)
>>264 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 4
(つづき)
熱線。
茜の曲芸的飛行。
詩織を抱えたまま、物陰に隠れるルシファー。
ルシファー「新たなガルガルを!」
フェアリーのエンジェル。
エンジェルの呪文。
「進むべき道が見つからない。
前がどちらか分からなくなる。
幻の灯台が見える。
その光がお前を迷わせる」
ルシファーが見るエンジェル。
ズーム。
エンジェルの高笑い。
モスラが先導するかのように、ゴジラを導く。
海へ去っていくゴジラ。
視界がぐるぐる回っているエンジェル。
迷走し墜落気味に不時着。
詩織を抱えるルシファーの前に、ガルガル2。
ルシファー「大丈夫か?」
詩織「うん」
ガルガル2で飛び去る二人。
意識を回復するエンジェル。
上空のモスラ。
ゴジラの去った名古屋の街。
とある険しい海岸。
荒々しい波。
瞑想するエンジェル。
フラッシュ。
自らに魔法の剣を突き立てるエンジェル。
エンジェルの声「あなたは召喚者の運命を聞いた?」
詩織の声「聞いたわ。ざっとね」
瞑想するエンジェル。
エンジェルの声「もしゴジラを倒せなかったとき、どうするの?
召喚者が死ぬしかない。死ぬべきは自分なのに!」
茜、SuperX12で近くに着陸。
振り返るエンジェル。
やってくる茜。
エンジェル「茜!」
茜「フローラ!」
エンジェル「こうして会うのは本当に久しぶり」
茜「ルナもいればいいのに。ルナは元気かしら」
エンジェル「いまはガブリエルと言った方がいいわ」
茜「なぜ?」
エンジェル「どうしても」
茜「よく分からないわ」
エンジェル「結婚したのよ」 (つづく)
>>265 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 4
(つづき)
茜「ルナが?」
エンジェル「夫の名よ」
茜「?」
エンジェル「わたしたち、祝福されてないの」
茜「わたしたち?」
エンジェル「やめましょ。この話」
茜「??」
険しい海岸。
荒々しい波。
茜「ところで、実は首相があなたに会いたがってるの。会ってくれる?」
エンジェル「首相?」
茜「日本国政府の一番えらい人よ」
(間)
エンジェル「会ってなにを話すのかしら。それより、もっと大事な話があるの」
茜「なに?」
険しい海岸。
荒々しい波。
茜「あの二人のことね」
エンジェル「気がついてたの?」
茜「不思議な人たちだと。ゴジラと召喚者の話はいま初めて知ったけど」
エンジェル「本当はまだ隠していることがある」
茜「なに?」
エンジェル「言えない。いえばあなたはわたしを許さない。わたしとゴジラのこと」
茜「教えてよ。気になるじゃない」
茜を見つめるエンジェル。
エンジェル「やっぱり無理。あなたはわたしを許さない」
茜「なんで? 訳が分からない」
エンジェル「……」
茜「まあ、いいわ。それよりゴジラをどうやって倒すか、それが問題。通常兵器はまるで効かなくて」
エンジェル「……」
茜「オキシジェン・デストロイヤーという兵器がその昔、ゴジラを倒したことがあるの」
エンジェル「聞いたことがあるわ。でも、結局のところゴジラは蘇ってしまう」
茜「それに、いまではその製法も分からない」
エンジェル「天界にプロメテウスという超兵器があるわ。送ってもらいましょう。
効くかどうか分からないけど」
茜「お願い!」
ひざまずき天に祈るエンジェル。
「私に力を。プロメテウスを!」
カメラ回って空へ。さらに宇宙空間へ。
120億光年のかなたの宇宙、オメガ領域。
そこにある天界。
鳩。
男装の女神・ガブリエル、そのおぼろな光の翼。
身に付けたアクセサリーを外し投げる。
ガブリエルの声「天の雷(いかずち)、プロメテウス」
鳩が変容したラドン。
アクセサリーが変容したと思える武器・プロメテウスをくわえる。
飛び立つラドン。
宇宙空間、超光速で飛んでいくラドン。
(つづく)
>>266 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 4
(つづき)
天界。
ガブリエル「わたしもフローラの許へ行かないと」
声「待て、ガブリエル」
振り返るガブリエル。
そこにいるシャーキャムニ(お釈迦様)。
シャーキャムニ「どこへ行く」
ガブリエル「誰かと思えば、シャーキャムニ(拝む)。地上世界へ妻・フローラを助けに」
シャーキャムニ「お前が行ってはならん」
ガブリエル「しかし」
シャーキャムニ「お前たち二人が揃ってはならん。女同士で…。頭が狂いそうだ。直視できん」
ガブリエル「ですが」
シャーキャムニ「いいから止めろ。音楽、音楽」
女子十二樂坊のごとき天女たちの演奏。
二人で聞いている。
シャーキャムニ「わたしは最近、あらたな境地に到達してな」
ガブリエル「どのような」
シャーキャムニ「煩悩即菩提」
ガブリエル「といいますと」
シャーキャムニ「無色界は色気がなくていかん。欲望が恋しくなってな」
ガブリエル「なるほど」
シャーキャムニ「ここはいいなあ。女ばかりで」
ガブリエル「私は男ですが」
シャーキャムニ、ガブリエルの頭を叩く。
シャーキャムニ「神が嘘を言ってはいかん」
ガブリエル「もうしわけございません(拝む)」
しゃれたレストランの詩織とルシファー。
詩織「危なかったわ。またもあなたに助けられちゃった」
ルシファー「なんでもないさ」
詩織「あなたのことがもっと知りたいわ。あなたはいくつなの?」
ルシファー「心に突き刺さる言葉だな。僕らは長生きでね」
詩織「いくつなの?」
ルシファー「勘弁してくれ」
詩織「おかしな人」
ルシファー「詩織はいくつ?」
詩織「16。もうすぐ17」
ルシファー「若いね。眩しいくらいだ」
詩織「(微笑)お母さんがわたしの17の誕生日を楽しみにしてて」
(間)
詩織「お母さん、詩織もだんだん大人になるのね。大人になったら愛する人が現れるのよと」
涙ぐむ詩織。
詩織「17になれるかしら」
ルシファー「なれるさ」
詩織「なれない方に賭けるわ」
ルシファー「なぜなれないと。時がくれば自然になる」
天界。
音楽を聞いているシャーキャムニ。
ガブリエルの声「私の代わりにせめてキングギドラを」
女の声「しかし、ラドンはともかくギドラでは着くまでに数年は」
別の女の声「新たに出現したワームホールが使えるのでは? うまくいけば僅かな期間で」
(chapter 5 へ)
268 :
名無しより愛をこめて:2015/03/04(水) 00:26:24.05 ID:5gRhwg/u0
>>267 ゴーストゴジラ3 ストーリー
● chapter 5
とある会議室。
首相をはじめとする政府関係者。茜もいる。
広いテーブルの片隅にちょこんと載ってるエンジェル。
防衛省幹部「我々としましても、ゴジラへの対策には全力を傾けておりますが、
なかなか有効な対策が見いだせずにいます。そのため…」
首相「(話は無視してエンジェルに)私が日本の総理大臣です。言葉は通じるのかな?」
茜を見る首相。
茜「首相、言葉は大丈夫です」
首相「(うなずきつつエンジェルに)あなたの活躍には感謝しています。ゴジラに対する
有効な戦略でもあればぜひ教えて下さい」
エンジェル「ゴジラへの戦略? 戦略…」
フラッシュ。
召喚者としての詩織の姿。
エンジェルの顔。チラリと茜を見る。
茜の顔。視線を逸らす。
エンジェル「(首相に)まともには戦わないことです。勝てないもの」
首相「しかし、我々には国土と国民を守る義務があります」
エンジェル「困ったわ。まあ、こんな感じかしら」
ややあって、ささやくように歌い出す。
「(大意)
風は私のお友達。
恐ろしい力も
ヒラリとかわす。
夢も私のお友達。
なにが真実か
分からなくする。
星は私の救い主。
わたしの願いを
叶えてくれる」
エンジェル「私の戦略…」
頭を抱えている茜。
首相、パチパチと拍手。
苦笑いの首相、茜に囁く。
「戦略は我々が考えるしかないようだ」
夜。大阪の街。
海面に顔を出すゴジラ。
自衛隊特殊部隊・作戦ルームの茜。
声「大阪湾にゴジラ出現!」
自衛隊機とゴジラの攻防。
茜のSuperX12、フェアリーに乗るエンジェルとモスラも合流。
逃げる大阪の人々。
あるビルの屋上の詩織とルシファー。近くにはガルガル2。
ルシファー「やはりここに来たか」
詩織「ゴジラが目指してるのは北陸の原発?」 (つづく)
>>268 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 5
(つづき)
ルシファー「だと思う」
詩織「世界の破壊へ一直線てわけね。任務に忠実だこと」
逃げる人々を見下ろす詩織。
詩織「早く逃げるのよ」
二人、ガルガル2に乗る。
エンジェル「私は天使。夢の世界の住人・オネイロス、助けて」
光のカーテン、舞い降りる。
光を帯びるモスラ。
エンジェルの呪文。
「夢は現実、
現実は夢。
見えるものが
信じられなくなる。
なにが真実?」
モスラ、幻想的にゴジラを襲い、翻弄する。
ルシファーの見るエンジェル。
ズーム。
その邪な笑み。
ガルガル2の二人。
詩織「なにを気にしているの? ルシファー」
ルシファー「エンジェルは夢に溺れ、心が歪んでいる。美しい歌が歌えなくなる」
詩織「歌が歌えないエンジェルなんて」
目眩を覚えるエンジェル。
飛行がふらつく。
エンジェル「まただわ。どうしたのかしら」
気合を入れ直すエンジェル。
エンジェルの呪文。
「幻がお前を襲う。
自分の目が信じられなく…」
その時、カラスの群れがエンジェルを襲う。
エンジェルの悲鳴をあげつつ、かわす。
すぐ近くへ来ているガルガル2の二人。
ルシファー、エンジェルへ叫ぶ。
「その呪文は危険だ。お前の心はラリってる。
ホーリーナイトの歌姫は、心が清らかじゃないといけない」
エンジェル「邪魔しないで!」
エンジェル、ガルガル2から急速に離れ、ふたたび呪文。
「幻がお前を襲う。
自分の目が信じられなくなる。
その力は空回り。
恐怖がお前を包む」
目眩を覚えたエンジェル、墜落気味になんとか不時着。
倒れたままなかなか立てない。
モスラ、身にまとっていた光を失う。
ゴジラの熱線が襲う。
かろうじて直撃は免れたが、モスラは傷つき飛び去る。
茜のSuperX12がゴジラにミサイルを何発か命中させるが、効果なし。(つづく)
>>269 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 5
(つづき)
ゴジラ、大阪の街を破壊しつつ奥地へ。
ようやく起き上がるエンジェル。
詩織とルシファーのガルガル2、去る。
その二人の目に、ほうき星。
エンジェルの近くに着陸するラドン。
エンジェル「ラドン! プロメテウスを運んで来たのね」
SuperX12にプロメテウスを搭載する作業。
茜の声「どういう武器なの?」
エンジェルの声「天界の超兵器・プロメテウスは超小型の反物質爆弾よ。
そのエネルギーを利用して、相手を異世界に吹き飛ばすもの。
ただ、ゴジラ相手に試した者はいない。効くかどうか、やってみなければ分からない」
ガルガル2で飛ぶ詩織とルシファー。
ルシファー「詩織は16だったよな?」
詩織「そうよ」
ルシファー「そうか」
詩織「なによ?」
ルシファー「どこに向かおうかと思って」
詩織「それと私の歳となんの関係が?」
ルシファー「自分の店ならいいけれど、見知らぬ店に入ったら通報されるかも」
詩織「なんで?」
ルシファー「いや、その、淫行条例ってヤツ…。いろいろウルサイんだよ」
詩織「ええ?」
ルシファー「例えばの話さ」
詩織「ルシファー、あなた、私に触ったら逮捕されちゃうの?」
ルシファー「さあね」
詩織「冥界の王がたかが条例を気にするなんて」
ルシファー「いちおう、人間としてビジネスもやってるからね」
詩織「なによそれ。愛に歳なんて関係ないでしょ」
ルシファー「邪悪な人間どもが決めたことだから」
詩織「それであなたは、私に触れようともしないの? あなたのために一句作ったわ」
ルシファー「一句? どんな?」
詩織
「十六歳、
淫行条例、
気にしない」
苦笑するルシファー。
詩織「どこかその辺に着陸させて」
ビルの屋上に着陸。
月を見上げる二人。
詩織、ルシファーに右手の甲を差し出しつつ、
「さ、愛に歳なんて関係ないはずよ」
ルシファー、ためらいつつ差し出された手に口づけ。
詩織「罪深い人。有罪ね。でも、愛してるわ」
夜空の月。
(chapter 6 へ)
テケ「キチガイ姫ゆうんがおるねん」
モケ「なんやねんそれ」
きのうこんな会話しとってんで
このドミトモニャスどもがよ おう?
どないなっとんねん!
ゴジラの名借りてオリックスバカにしたらアカンで おう?
ええな?
汚米の文章はオリックスバカにしてばかりやねんて おう?
今年も優勝出来ひんとかなんで今からわかるねん おう?
言うたらあかんねんど な ええな な
テケ「キチガイ姫ゆうんがおるねん」
モケ「なんやねんそれ」
きのうこんな会話しとってんで
このドミトモニャスどもがよ おう?
どないなっとんねん!
ゴジラの名借りてオリックスバカにしたらアカンで おう?
ええな?
汚米の文章はオリックスバカにしてばかりやねんて おう?
今年も優勝出来ひんとかなんで今からわかるねん おう?
言うたらあかんねんど な ええな な
テケ「キチガイ姫ゆうんがおるねん」
モケ「なんやねんそれ」
きのうこんな会話しとってんで
このドミトモニャスどもがよ おう?
どないなっとんねん!
ゴジラの名借りてオリックスバカにしたらアカンで おう?
ええな?
汚米の文章はオリックスバカにしてばかりやねんて おう?
今年も優勝出来ひんとかなんで今からわかるねん おう?
言うたらあかんねんど な ええな な
>>270 ゴーストゴジラ3 ストーリー
● chapter 6
内陸を進むゴジラ、京都をかすめ、さらに北へ。
自衛隊、攻撃するより市街を避けるよう誘導している。
北陸西部の原発。
エンジェルとモスラ、ラドン。
プロメテウスを搭載した茜のSuperX12、着陸。
飛び降り、エンジェルに駆け寄る茜。
茜「なんとか間に合ったわ。来るかしら」
エンジェル「この原発を目指してるのは確実だと思うわ」
茜「プロメテウス、効くといいけど」
エンジェル「効いてくれないと大変よ」
エンジェル、手を合わせ祈るように。
精神を集中して情報を収集。
背景の映像が急激に流れ、神秘の力を表す。
エンジェル「ゴジラが近づいている。そろそろ行くわ」
フェアリーで飛び立つエンジェル。
モスラ、ラドンも飛び立つ。
茜のSuperX12も発進。
進むゴジラ。
地上と空からの自衛隊の攻撃。
何度も吐かれる熱線。
溶けて燃える戦車。
墜落する戦闘機。
やってくるモスラ、ラドン。
熱線。
背後に回るモスラ。
かわすラドン。
怪獣たちの死闘。
オネイロスの夢の呪文は副作用を恐れ使おうとしないエンジェル、見守っている。
茜のSuperX12、照準をゴジラに合わせている。
熱線、モスラ、ラドンを襲う。SuperX12も。
モスラの鱗粉、熱線を防ぐ。
ラドンは熱線を避け、超高空へ。
茜のSuperX12、再び照準をゴジラへ。
モスラとゴジラの格闘。
ゴジラ、モスラを振り払う。
茜、プロメテウスの緑に光る発射ボタンを押す。
エネルギーが集中し始める。
察知したゴジラの背に光の翼が生じる。
プロメテウス、発射。
ゴジラ、飛ぶ。
茜「あ!」
爆音、爆風。
湧き上がる黒煙。
悠々と舞い降りるゴジラ。 (つづく)
>>274 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 6
(つづき)
茜、照準を素早く合わせて、再びプロメテウスの緑に光る発射ボタンを押す。
エネルギーが集中し始める。
プロメテウス、発射。
ゴジラ、光の翼でまたも飛ぶ。
爆音、爆風。
湧き上がる黒煙。
悠々と舞い降りるゴジラ。
熱線、SuperX12へ。
茜、曲芸的に逃れる。二度、三度、繰り返される。
ゴジラ、今度は上空のモスラをにらむ。
エンジェル「(モスラを指差し)オネイロス!」
光を帯びるモスラ。
ゴジラの熱線、モスラをすり抜ける。
光、消える。
モスラ、ゴジラの背後に回る。
ラドン、高度を下げてくる。
茜、照準を合わせて、再びプロメテウスの緑に光る発射ボタン。
エネルギーが集中し始める。
プロメテウス、発射。
ゴジラ、光の翼でまたも飛ぶ。
爆音、爆風。
湧き上がる黒煙。
ラドン、ゴジラに激しく体当たり。
両者、別々に墜落。
原発近くまで飛んでいき、ぐったりするラドン。
立ち上がるゴジラ。
茜、ゴジラに照準を合わせて、再びプロメテウスの緑に光る発射ボタン。
エネルギーが集中し始める。
プロメテウス、ゴジラ目がけて発射。
命中。
倒れるゴジラ。
が、立ち上がる。
エンジェル。
茜。
熱線、SuperX12へ。
かわす。
茜、プロメテウスの発射ボタンを見るが、赤く光る発射ボタン。
進むゴジラ。
モスラが背後から絡みつく。
振り払う。
茜、プロメテウスの発射ボタンが緑となるのを見る。
ゴジラに照準を合わせて、再びプロメテウスの発射ボタン。
エネルギーが集中し始める。
プロメテウス、ゴジラ目がけて発射。
命中。
倒れるゴジラ。
が、立ち上がる。
熱線。
前に進むゴジラ。
エンジェル「止められないわ…」 (つづく)
>>275 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 6
(つづき)
進むゴジラ。
茜、ゴジラに照準を合わせて、再びプロメテウスの発射ボタン。
エネルギーが集中し始める。
茜、SuperX12をゴジラに急接近させる。
プロメテウス、至近距離から発射。
命中。
はじき飛ばされるゴジラ。
が、立ち上がり前に進む。
エンジェル「やはりあの二人を捜すしかないわ?」
祈るように手を合わせるエンジェル。
その精神集中。
海をはさむ原発対岸のビルの屋上。
詩織とルシファー、ガルガル2を降りて原発付近での攻防を双眼鏡で見学中。
詩織「世界の破壊も近そうね」
ルシファー「新しい世界のためだ」
詩織「原発の放射能はわたしのお父さんを殺してしまった」
ルシファー「……」
詩織「いいえ、本当はわたしを見捨てて死んでしまったの。悲しいわ」
ルシファー「……」
詩織「みんな逃げたかしら」
ルシファー「住民なんてみんな逃げたさ。原発関係者と自衛隊の連中。そしてエンジェル達だけだ」
物陰のエンジェル。
回想。
瞑想するエンジェル。
エンジェルの声「もしゴジラを倒せなかったとき、どうするの?
召喚者が死ぬしかない。死ぬべきは自分なのに!」
物陰のエンジェル。
詩織「大地震はこれで完成するわ。
もうすぐ大きな津波がやってきて、私を海にさらっていく。そういう運命なのよ」
ルシファー「詩織、それは違う。世界を破壊したあと、世界は再生される。
理想の社会が実現するんだ。俺とお前の世界。愛のある世界だ」
詩織「再生には興味がないの。なぜの答えが知りたかった。
それさえあれば、私は満足したのに」
ルシファー「俺とのことはどうなるんだ。これからだろ?
世界を支配する力を与えてやったのに。幸せなはずだ」
詩織「だったら、幸せってむなしいわ。わたしは、なぜの答えが聞きたかっただけ」(つづく)
>>276 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 6
(つづき)
SuperX12の茜、洒落たペンダントのような通信機でエンジェルへ連絡しようとする。
物陰のエンジェル。
光るペンダント。
手で光を隠そうとするが、派手に光るので諦めて出る。
エンジェル「(通信機へ)はい」
SuperX12の茜、「防げそうもないわ。ラドンもモスラも傷ついてる。プロメテウスしか
頼りになるものがない。ゴジラは確実に原発に近づいている。もうすぐそこよ」
エンジェル「私がなんとかするわ」
ルシファー「エンジェル、出てこい!」
二人の前に姿を現すエンジェル。
エンジェル「詩織ちゃん、もう時間がないの」
詩織「ほらね、来たわ。私を海にさらっていく大津波。エンジェル!」
(chapter 7 へ)
>>277 ゴーストゴジラ3 ストーリー
● chapter 7
海をはさむ原発対岸のビルの屋上。乗り捨てられているガルガル2。
エンジェル、等身大に。詩織、ルシファーと相対する。
遠くに、原発での攻防が遠くに見えている。
ルシファー「無粋な女だ。歌だけ歌っていればいいものを」
エンジェル「どうにもならないところまで来てるのよ。原発が破壊されたら大変なことに」
ルシファー「あれこそが偽りの象徴だ。あらゆる嘘が詰まっている」
エンジェル「……」
ルシファー「エンジェル、お前は死という言葉を隠して詩織に死を求めている」
エンジェル「私も一緒に死ぬわ」
ルシファー「お前一人で死ね」
エンジェル「詩織ちゃんを召喚者として追い詰めているのは、あなたよ」
ルシファー「ゴジラがなそうとしていることは善だ。この世の偽りを壊す。それは正しい」
エンジェル「……」
ルシファー「世界を再生する。人の心に魂を取り戻す。愛の歌でこの世を満たす。偽りは必要ない」
エンジェル「理解できないわ」
原発付近から、大きな閃光。
茜の放ったプロメテウス。
ゴジラの咆哮。
光るエンジェルの通信機。
エンジェル「はい」
茜の声「プロメテウスのエネルギーの残り少ないみたい」
エンジェル「分かったわ」
ルシファー「ちょうどいい。ハッキリさせたい。
お前は俺のことを堕天使という。本当にそうかな。
お前が堕天使で俺が天使じゃないだろうか。 詩織、どう思う?」
詩織「うーん。難しいわね(苦笑)」
ルシファー「俺の味方をしてくれないのか。まあ、いい。
エンジェルの夫、神・ガブリエルは女だ」
詩織「え? そうなんだ」
ルシファー「不道徳の極みだ。それ以来、宇宙はなにかがおかしい。
神と天使を人々は直視できない。まばゆい光だからじゃない。その不道徳さによって。
お前ら二人こそが宇宙を堕落させている!」
詩織「ルシファー、やめて。可哀想よ。(エンジェルに)女同士というのはよくないわね(苦笑)」
ルシファー「分かっただろ。この女自体が嘘と偽りに満ちている」
詩織「いじめちゃ可哀そうよ。エンジェル、私はルシファーのいう世界の再生には興味ないの。
なぜの答えが聞きたい。それだけよ。なぜ? なぜ、あんなにもたくさんの人が死なねばならなかったの?
答えを」
エンジェル「……」
詩織「私が悪い? そうよ。私が悪い。前に言ったでしょ。私を直せるのはお母さんだけ。
死んだお母さんを呼んで」
エンジェル「呼べるわ。私は魂の専門家。でも、後戻り出来ない道かも」
詩織「死への一本道ということかしら(微笑)」
エンジェル「そうかも」
詩織「だったら同じこと。呼んで。母さんを」
ルシファー「やってみろ」
エンジェル「いいわ」 (つづく)
>>278 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 7
(つづき)
エンジェル、ささやくように歌い出す。
「(大意)
私のこころはここにある。
あなたの心はどこにある?
どこであろうと訪ねていくわ。
あなたの喜びや悲しみを、
私に教えて。
あなたの大切な人に、
伝えたいから」
エンジェルの差し出す手にやどる光。
エンジェルの声「詩織。もうすぐ17歳の誕生日、祝えなくてごめんね。詩織もだんだん大人になるのね」
驚いている詩織の顔。
回想の母の声「詩織もだんだん大人になるのね。大人になったら愛する人が現れるのよ」
ルシファー「偽物だ!」
エンジェル「本物よ!」
詩織、エンジェルに駆け寄り、「信じるわ」。
エンジェルに抱きつく。
詩織「あのね、お母さん、私、愛する人が出来たんだ」
あとは泣いている。
エンジェルも詩織を抱きしめる。
エンジェル、「ルシファー!」と呼び寄せる。
エンジェル「お願い。この子の手を離さないで」
ルシファー「どうするんだ」
エンジェル「なすべきことがいま分かったの。私は間違っていた」
ルシファー「というと?」
エンジェル「(詩織に)あなたに言わなきゃいけないことがある。実は…」
(間)
エンジェル「実は、ゴジラを生み出したのは私なの」
詩織「ええっ?」
エンジェル「召喚者の死のトラップを仕掛けたのも、私」
詩織。
エンジェル「この世界がどうしても許せなかった。だから。
ロゴスの力は、自分でも使い方がよく分からない。解除できないの。
冥界から復活するときも、こうしたことが起きるかもしれないと予感してた。
それなのに…」
詩織。
エンジェル「ごめんなさい。すべて私が悪い」
詩織。
エンジェル「フェアリー!」
詩織「どこへ?」
エンジェル「最後の戦い」
詩織「エンジェル。私もごめんなさい。私はなぜの答えが知りたかっただけなの」
エンジェル「あなたの気持ちは分かる。でも、わたしにもその答えは分からないわ」 (つづく)
>>279 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 7
(つづき)
エンジェル、飛び立つ。
ささやくように歌っている。
「(大意)
いとしい人よ、
たとえあなたが
地獄に落ちても、
わたしは付いていく。
あなたが泣くとき、
私も哀しい。
あなたが傷つく時、
わたしも心が痛むわ。
今日もあなたの無事を願う。
私はいつも一緒よ。
あなたの願いが
いつか叶いますように」
詩織「いつか聞いた神への愛の歌…」
エンジェル、瀕死のラドンの許へ。
光を投げかけ、「聖戦よ。目覚めなさい」と。
蘇生するラドン。
モスラとともに飛び立つ。
空に光。
光はキングギドラとなる。
エンジェル「ギドラ!」
閃光。
プロメテウスをまたも放った茜の SuperX12。
ゴジラの咆哮。
プロメテウスの発射ボタンから光が失われる。
茜「切れてしまった…」
ゴジラの前に降り立つキングギドラ。
上空のモスラ、ラドン。
怪物たちの死闘。
ゴジラの熱線、幾度も。
傷ついたゴジラ。
白煙を上げ始めるギドラ。
エンジェルの呪文。
「私は天使。もう一度ちょっとだけ力を貸して、オネイロス」
舞い降りる光のカーテン。
モスラを包む。
ゴジラとモスラの格闘。
ギドラの肩に乗るエンジェル。
生気を取り戻すギドラ。
ゴジラの背に光の翼、飛翔しようとする。
上空から急襲するラドン、ゴジラを叩き落とす。
しかし、モスラとラドンは傷つき、
ギドラも戦闘力は十分ながら、また白煙を上げ始める。
(つづく)
>>280 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 7
(つづき)
海をはさむ原発対岸のビルの屋上。
見ている詩織とルシファー。
詩織「自分はなんで生き残ったのかと思っていた。あのとき死ねばよかったと」
ルシファー。
詩織「でもいまはそうは思わない。もうわだかまりも消えたわ」
ルシファー「君のこだわっていた、なぜの答えは?」
詩織「もういいのよ。その問いに、答えなんてあるはずない」
ルシファー。
詩織「ルシファー、いままでありがとう」
詩織、ルシファーの手を振り払って駆け出し、飛び降りてしまう。
フラッシュ。
木の幹につかまっている詩織、手を伸ばすルシファー。
しかし、津波にさらわれてしまう詩織。
召喚者が死んだため、消滅するゴジラ。
驚くエンジェル。
屋上から下を見るルシファー、舞い降りる。
そこにいる死神。
ルシファー「やめろ!」
死神、首振りつつ大鎌を振るい、消える。
灰と化したゴジラを呆然と見ていたエンジェル、フェアリーで元のビルへ。
詩織の遺体を抱きしめるルシファーを見る。
ルシファー「われは冥界の王。詩織、心配するな」
ルシファー、地中へ舞う。
ビル屋上へ降り立つエンジェル。
下界を覗く。
エンジェル「マシーン! マシーン・アルケー! わたしは神・ガブリエルの妻、エンジェル・ガイア。
奇跡をなします」
アルケーの声「重大案件です。裁判にかけられる恐れがあります。その覚悟はありますか?」
エンジェル「行くしかないでしょ。怖いものなんてないわ」
アルケーの声「了解」
エンジェル、飛び降りる。
冥界。その広大な闇。
その中の光。
ズーム。
巨大な歓楽街のまばゆいネオン。
聖なるキャバレー・ホーリーナイト。
カメラ回って、王宮。
玉座に眠る詩織。
王冠を授けるルシファー。
ルシファー「目覚めるんだ詩織!」
詩織、目を覚ます。
ルシファー「お前は我が妻・リリス。世界を支配する女」
微笑む詩織、「ルシファー! ここはどこ?」
ルシファー「冥界。
初めて会った時から分かっていた。我が妻だと。いいだろう?
一人で生きるには俺の人生、長すぎる」
微笑む詩織。
幻影。
楽園に戯れる二人。冥界にはありえない明るい陽射しの花園。
詩織の声「お父さん、お母さん…」
(つづく)
>>281 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 7
(つづき)
玉座の詩織。
ルシファー「ここは冥界だが、出来ることと出来ないことがある。
限られたことしか出来ないんだ」
うなずいている詩織。
ルシファー「でも、楽しいところもある。住めば都さ」
突如響くエンジェルの声、「ルシファー。戻るのよ」
元の場所、エンジェルと向き合っているルシファー。
ルシファー「なにをした? 死を免れない詩織を救えるのは、
冥界を司る俺だけだ。邪魔をするな」
エンジェルの影から幼い子が現れる。
その顔をまじまじと見るルシファー。
ルシファー「もしや? 詩織…、なのか?」
うなずくエンジェル。
ルシファー「過去から子供の詩織を連れ去ってきた… ?」
エンジェル「いいえ。詩織の魂を地震の起きる前に引き戻した」
ルシファー「では、俺のことはもちろん、父母の最期のことも…。
そんなことが許されるのか?」
エンジェル「それしかなかった」
ルシファー「冥界で生きるよりそれがいいと?」
エンジェル「ご両親がどう考えるか」
間。
ルシファー「マシン・アルケーの力? それとも、忘れていたロゴスの力?」
無言のエンジェル。
ルシファー「アルケーを使ったなら、裁判になるぞ」
エンジェル「仕方ないわ」
ルシファー「もし必要なら俺を呼べ。真実をありのままに証言してやろう」
静かに微笑むルシファー。
エンジャル「詩織に会うのはこれで最後にして。言うことがあれば今」
幼い姿の詩織「(エンジェルに)このおじちゃんだれ?」
エンジェル「ブラックホールのおじちゃんよ」
ほがらかに笑うルシファー、「分からなくていいんだ、分からなくて」
エンジェル「もう連れて行くわ」
去ろうとするエンジェルと幼い子となった詩織。
ルシファー「エンジェル、いや、フローラ…」
エンジェル「ん?」
ルシファー「頼みがある。一曲歌ってくれないか」
エンジェル「困ったわ。あなたの好みが分からない。ひねくれ者なんですもの」
ルシファー「いや、それならいい」
詩織「お姉ちゃん、一曲歌って」
エンジェル「そうね…」
静かに歌いはじめ、二人、去っていく。
「(大意)
思い出が
鳥のように飛んでいってしまった。
あまりにも哀しすぎたから。
でも、いつかもう一度
知りたいと思うようになる。
受け止めることが
出来るようになった時。
涙とともに
大事なことを思い出す。
忘れていた愛を。
大切な人を…」 (つづく)
>>282 ゴーストゴジラ3 ストーリー chapter 7
(つづき)
はるかに去っていく二人の姿。
ルシファー「両親のことだけ思いだせ。俺のことは思い出すな」
二人に背を向けて歩き出そうとする。
振り返り、「だが、俺は忘れない」
去っていく。
しばらくして立ち止まり、「待てよ…」
イメージ。
詩織。
ゴジラ。
幼い子となった詩織を連れ去るエンジェル。
ルシファーの声「ゴジラは復活している」
立ち止まっているルシファー。
ルシファー「いや、やはりもう俺の出る幕はない。さらばだ」
かなたへ去る。
フェアリーに乗ろうとするエンジェル。
見送る茜と詩織。
詩織「お姉ちゃん。なんでそんなにちっちゃくなっちゃったの?」
エンジェル「大きくなってると疲れるのよ。茜、私は地球を去るかもしれない」
茜「旅に出るの?」
エンジェル「裁判の呼び出しよ(苦笑)。重い刑になるかも。でも後悔なんてしてない」
飛び立つエンジェル。
エンジェル「この子をたのむわ!」
茜「まかせて!」
海。
海中、青白い光に包まれたゴジラ、目を開く。
その口から放射能熱線。
海上を飛ぶエンジェル、ゴジラの熱線をかわし飛び去る。
end
ここまで、いちおう草稿ということで。
もうここまで書いちゃうと大きく変えることは出来ないけど、
いろいろ細かいところ、あれこれ直したい。
企画書として、
あらすじ、登場人物、補足的説明など書いて、
そのあと、本文の完成版を書くという形で。
1週間ぐらいほっておくかな。
あと、問い合わせ用メールアドレスなんてのを
作ってみました。なにかあればそちらまで。
ghost_3775●yahoo.co.jp
(●は @ で置き換えて下さい。迷惑メール対策のため)
■ゴーストゴジラ3 企画書
●あらすじ
東日本を襲う巨大地震。母を津波にさらわれた女子高生・綾倉詩織は、自分
も流されそうになり気を失う。しかし、たまたま居合わせた冥界の王・ルシ
ファーは思わず詩織を救い上げ助けてしまった。
半年がすぎた頃、その後が気になったルシファーは、ふたたび被災地を訪れ
る。彼はそこで、心身ともにボロボロになった詩織と出会う。父も首を吊った
という。彼女はむしろ世間からの救いを拒否していた。救いよりは死をと。
ルシファーは詩織の姿に、自分もかねて感じていた地上世界への疑問を呼び
覚まされる。冥界にのみ留まっていたころ、彼は地上世界に満ちる愛を夢想し
ていた。しかし、現実の地上は彼の期待する世界とは別物だった。美しい魂と
愛の物語。そんなものはどこにもない。
詩織は問う「なぜみんな死ねばならなかったのか。なぜ母は死なねばならな
かったのか。その理由を!」。死にたいが、それを聞かねば死ぬに死ねないの
だと彼女は言う。
ルシファーは以前、神と天使の復活を手助けしたことがあった。その時結ん
だ神との契約により二つのことが許された。一つは、ルシファーの地上世界で
の活動。もう一つは、世界を再生する必要があると認めた場合に、冥界に閉じ
込めた不死身の怪物・ゴジラを地上へ召喚すること。ルシファーはいま、ゴジ
ラを召喚することにした。ここに、詩織の問いは怒りとなって地上に姿を現す
ことになった。つまり、ゴジラとして。
インファント島に住む神の妻・エンジェル(小美人・フローラ)は、女性自
衛官・茜からゴジラ出現の連絡を受け、モスラとともに日本へ駆けつける。そ
こでエンジェルは、ルシファーに連れられた詩織と初めて出会い、彼女の疑問
をぶつけられる。「なぜみんな死ねばならなかったのか」、「ゴジラは自分が
呼んだ。自分のせいだ。やめて欲しければ、死んだ母を連れて来い」と。困惑
するばかりのエンジェル。
エンジェルは、東京、さらに名古屋に現れたゴジラを、夢の呪文を操りモス
ラとともに撃退する。が、心は晴れない。詩織に「この世界には説明のつかな
い理不尽なことはよくあること。受け入れるしかない」と話すのはある意味た
やすいが、求められているのはそんなことだろうか? それ以上に、詩織にゴ
ジラの召喚者としての宿命を背負わせてしまったこと。ゴジラを倒すことが出
来なかったとき、召喚者の死以外にはゴジラを止める方法がない。そのとき、
どうすればいいのだろう。ルシファーのいう世界の破壊と再生とは、この世界
の終わりということでもある。こうなってしまったことは間違いなく自分の責
任だということが、エンジェルを苦しめる。 (つづく)
>>286 ゴーストゴジラ3 あらすじ (つづき)
ゴジラは大阪に上陸、ついに突破し北陸の原発に迫る。天界の超兵器・プロ
メテウスを搭載したSuperX12で茜がなんとか食い止めるが、ゴジラを止め切れ
ない。原発が破壊されれば大変なことになる。まさに世界の破壊となってしま
う。召喚者の死しか方法がない、とエンジェルは思い詰める。こうなったのは
自分のせいなのだから、自分も一緒に死ぬことで許してもらうしかない、とエ
ンジェルは覚悟を決める。
詩織は、東京、名古屋、大阪と街が破壊され人々が逃げ惑う姿を見ながら、
それを大地震の様子に重ね、自分の犯した罪におびえている。その一方で、
ルシファーのたくましさと純真さに惹かれ、彼を愛するようにもなっていた。
ゴジラが原発に迫る中、再び出会うエンジェルと詩織。詩織はまたも繰り返
す。死んだ母を呼べと。エンジェルは詩織の母の魂を呼ぶ。母の魂は言う「も
うすぐ来る誕生日、祝えなくてゴメンね。だんだん大人になっていくんだね」
と。詩織はエンジェルの告げる母の言葉の続きを思い出す。「だんだん大人に
なっていくんだね。大人になると愛する人が出来るんだよ」と。詩織は叫ぶ
「お母さん、私は愛する人が出来たんだ」と。エンジェルは詩織の言葉を聞い
て、自分が間違っていたと悟る。この子を守って最後まで戦う道しか、もとも
となかったのだと。
エンジェルが戦う姿を見つめつつ、詩織はルシファーに、心のわだかまりが
消えてしまったと話す。自分は間違っていた。あんな問いに答えがあるはずな
いと。ルシファーの手を振り払うと「いままでありがとう」と告げてビルから
飛び降りて死んでしまう。召喚者の死により消滅するゴジラ。エンジェルとル
シファーは、詩織を救うべく奇跡を競う。ルシファーにより冥界の王女として
迎えられていた詩織を、エンジェルはこの世界へ引き戻す。「ご両親がなにを
望むか」とのエンジェルの言葉に、ルシファーはいさぎよく引き下がる。
茜に詩織を託したエンジェルは、奇跡の代償として、裁判を受けるため地球
を離れることになるだろうと告げる。洋上を飛行するエンジェルを、復活した
ゴジラの熱線が襲う。かわしたエンジェルはインファント島へ飛んでいく。
end
>>287 ゴーストゴジラ3 企画書 (つづき)
●主な登場人物
○エンジェル・ガイア(フローラ)
小美人、双子の妹。約2800歳。人間の28歳位に相当。
名前のエンジェル・ガイアは姉と同じ。フローラは姉妹の区別のための通称。
太古からの掟により、神・ガブリエル(実はルナ)の妻となる。
天界での位階はエンジェルだが、天界には属さない異教の神の血筋。
神の代理人として、マシーン・アルケーの力を使うとともに、
異教の神として、ロゴスの力を操る。
短時間なら等身大になれる。(幻覚のようなものよ、と本人は言う)
フェアリーで空を飛ぶ。
神とともに冥界に落ちていたとき、冥界のキャバレー・ホーリーナイトで
歌っていた。天界でも冥界でも、伝説的な歌姫。
○綾倉詩織
女子高生。16歳。震災に遭い、母を失い自身も津波にさらわれそうになるが、
たまたま居合わせたルシファーによって救われる。
ゴジラの召喚者となり、ゴジラに『世界を破壊する大義』を与える。
○ルシファー
冥界の王。約6000歳。人間の60歳位に相当。
太古、天界の最上級天使が神との戦いに破れ、冥界の王になったという血筋。
彼の父が冥界に歓楽街を築いたという。今は彼がそのオーナー。
歓楽街の中心、聖なるキャバレー・ホーリーナイトは彼の自慢である。
一時冥界に落ちていた神・ガブリエルの提案で神と新たな契約を結び、神の
復活を助けることと引き換えに、地上世界へ進出できるようになった。
冥界は天界のコンピューターであるマシーン・アルケーの力の範囲外。
対となるコンピューターのマシーン・テロスが支配する。
地上世界でのルシファーはその力を大きく制限されている。しかし彼は、
その制限を気にするよりも、普通の人間として地上世界を楽しんでいる。
○芹沢茜
女性。自衛隊・特殊部隊隊長。29歳。多目的特殊戦闘機SuperXなどの操縦者。
男もかなわない抜群の運動神経、反射神経を持つ。
ゴーストゴジラ2に引き続いての登場。
○神・ガブリエル
天界に神として君臨する。約2200歳。人間の22歳位に相当。
その正体は実は女で、神・ミカエルの娘・ルナ。
ゴーストゴジラ2において、エンジェルを死から救うため、本来は自分の
未来の夫のものである神・ガブリエルの称号を使って、太古からの掟により
エンジェルを妻とした。
>>288 ゴーストゴジラ3 企画書 (つづき)
●設定
○召喚者
ゴジラを地上世界に呼び出す者。
ゴジラに、世界を破壊する大義』を与える。
その大義がないものは呼び出すことが出来ない。
○ゴジラ
エンジェルがこの世界を破壊するために魔術で生み出した、不死身の超生物。
冥界に封じられたが、召喚者が『世界を破壊する大義』を与えた時、出現する。
世界の破壊か、生贄としての召喚者の殺害を目指す。
目的を達したとき、満足して至福のうちに昇天する。
この使命は、ゴジラを魔術で生み出した時にエンジェルが与えた。
また、召喚者が自ら死ぬか第三者によって殺されたとき、
ゴジラは苦しみのうちに消滅する。
(召喚者の死が、ゴジラの昇天か消滅をもたらすのは、
世界を救う方法としてエンジェルがそう仕組んだため)
召喚者が蘇るとゴジラも復活するが、活動休止状態となる。
ルシファーは、ゴジラによる世界破壊の意味を捉え直した。
ゴジラによる世界の破壊とは、ノアの大洪水のようなもの。
新たな世界を創りだすために、古き世界を破壊すると。
(つづく)
>>289 ゴーストゴジラ3 企画書 設定 (つづき)
○冥界
マシーン・アルケーの力の及ばない、死後の世界。
冥王・ルシファーが管理するマシーン・テロスが支配する。
その中心には、巨大な歓楽街がある。
地球の地下にあるばかりか、天界や宇宙の星々の至るところに繋がっている。
○デーモン
冥界の戦士たち。冥界に生まれ、冥界に死す。
歓楽街で歌を知り、心を持つようになった。
○天界
地球から約120億光年離れた宇宙のオメガ領域にある。
神と天使たちが住み、マシーン・アルケーの本体がある。
○神と天使
神とはマシーン・アルケーの管理者。
ガブリエルことルナの一族の入婿が代々、神の称号を襲名する。
ただし、ルナはその未来の夫の称号を自分で使ってしまった。
エンジェル・ガイアは、姉妹とも最上級の天使で神の代理人。
神が拒絶しない限り、神と同等の力を持つ。
もともとは天界に属さない異教の神の血筋。
神も天使も、太古からの記憶を失っている。
マシーン・アルケーも、太古の記憶に関しては答えない。
太古に大戦争があった。
彼ら自身が忘れているが、エンジェル・ガイアが神の妻の座を約束されて
いるのは、先祖が神の人質だった名残りである。
○マシーン・アルケー
宇宙を創造し支配する謎のコンピューター。
神と最上級の天使だけが使用出来る。
奇跡を起こすことが出来るが、神や天使が宇宙の状況を変えると、
裁判にかけられ、場合によっては罰を受ける。
冥界のマシーン・テロスは対となる存在。
○ロゴスの力
マシーン・アルケーとは別系統の神秘の力。アルケーでは制御できない。
異教の神としてのエンジェル・ガイアが操る。
しかし、その本当の使い方は今に伝わっていない。
エンジェル・ガイアはこの力でゴジラを生み出した。
>>● ゴーストゴジラ3 企画書 (つづき)
●ゴーストゴジラ3の著作権に関して
私自身に属する著作権および関連諸権利はすべて放棄。
(ただし、東宝キャラクターの著作権は東宝に帰属します)
この著作権の取り決めは、私の書いたゴーストゴジラ・シリーズの
すべてに共通のものとします。
(ゴーストゴジラ、ゴーストゴジラ2とやや文面は違いますが、明確化のためです。
もともとこの内容であると理解して下さい)
■問合せメアド
ghost_3775●yahoo.co.jp (●は @ で置き換えて下さい。迷惑メール対策のため)
(以下、本編ストーリー、あとがき と続いて完了です)