9 :
名無しより愛をこめて:
・・・疲れた。
いかがでしょう?かなり幅広い回答があるし、必ずしもおかしいとは言えないものがかなりあります。
・願望系 生き返って欲しい/奇跡が起きるかも/愛があれば
・未来予想図系 医学が発展すれば/クローン
・現実系 ショック治療
・転生系 別のものに生まれかわる/また別の人生を生きる
・オカルト系 霊が出る/幽霊が生き返る
・メルヘン系 もういちどチャンス/心のなかに
・宗教系 祈れば/宗教の教え
適当に分類して見ましたが、これを全部ひっくるめて「生き返りを信じている」とするのは乱暴な気がします。間違いなく言えることは、「死」「生き返り」という超重要キーワードに対して、調査に当たってきちんとした定義づけは行われていないということです。
なぜここに疑問を持たないのか?の疑問
問1,2,4は、「〜したことがありますか?」という経験の有無を問う設問になっています。
各問の学年別結果は以下の通りです。
問1 はい 小4 77.1% 小6 73.9% 中2 69.3%
問2 はい 小4 84.7% 小6 78.7% 中2 80.5%
問4 はい 小4 54.8% 小6 49.0% 中2 47.3%
奇妙なことに、学年があがるほど「〜した経験があったか」という問いに対して「はい」と答える率が少なくなっています。当然ながら、年齢が上がるほどにある経験をした人間の割合は高くなるはずなのに、全く逆の結果が出ています。
同じ人間の追跡結果ではなく、別のグループについてですから絶対におかしいとは言えませんが。
調査チームの、このことについてのの考察(7.調査結果の考察 より引用)
また、学年が上がるにつれてそうした経験を有する者の割合は高くなるのではないかという予想に反して、むしろ低くなる傾向にあったことは意外であった。
いや、意外で済ませるような話じゃないと思いますけど・・・。
普通ではおこらない結果がでているわけですから、ここを突っ込まないでどこを突っ込むんだと問い詰めたいです。
僕もこれ以上のデータはないですから本当の所はわかりませんが、子供たちは高学年になるにつれて「空気を読んで」調査員すなわち先生の願望に沿った答えをしてあげている、なんていう推測もできるかもしれません。
先生、マスコミ、学者さん・・・大人たちは「今の子供はダメだ」と言いたくて仕方がないのです。そんな大人たちの願望をかなえるため、子供たちはいつも協力してくれているのかもしれません。
・・・まあ、戯言ですけどね。