【特撮・アクション】監督スレッド【演出も語ろう】scene12

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496『安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜』1話
恋愛ドラマに相当する部分の描写が必要最小限で、観ていて引っ掛かる演出が殆どなくて味気なかった。
麻陽が黎士に詰め寄っていくところの黎士の混乱振りを現したカメラの動きとカット割りは面白かったけど

最後の場面、ロイドが麻陽の始末承認を得てからの間が冗長に感じる。
ただ、ゆっくりなテンポで視聴する一般視聴層にも認識し易いように調整してるんだろうし
ある程度の時間をかけて、一般視聴側に“ロイドが麻陽を始末する!?”
と認識させて次回へと惹きを作る必要が在るのも解るんだけれども

科学者が殺されるニュースを黎士が知る〜麻陽に電話で伝える
ところの演出も淡々と進行して、画方面からの付与が足りな過ぎると感じた。
ただこの直後の、偽黎士の会話場面の間のとり方やカット割りは緊迫感が在って良い

泣き疲れて寝た後のPC起動場面辺りからは結構面白い演出が増えてくる。
字幕の配置や動かし方が他作品では、あまり見られないところは新鮮。
数式の字幕演出は、数式を愉しんでいるかの様な黎士の人物像を現していて面白い