仮面ライダーカブト Part218【穢してやる‥‥太陽なんて!】
徳山 「僕的には、矢車は光を求めたからこそ、“相棒”っていうものができたんだろうし、
そこでさらに深い悲しみを知ったわけで……その(ふたりのラストシーンの)芝居を、お客さんに投げたい」
内山 「俺は、自分がワームだって気付くところでは、神代剣の二番煎じにはならないように、あくまで影山として死にたい」
徳山 「俺がそうはさせないから、大丈夫だよ。 お前がどんな芝居をしようと、こっちの反応で全然違うから。
ワームに変身しても、こっちは無表情でいる」
内山 「そうすると、俺の死に顔もまた変わってくる。 ただ、最後の1カットまで兄弟でいたい」
徳山 「でも俺の理想は、最後にはまた“パーフェクトハーモニー”じゃないけど、“矢車想とかわいい部下の影山”だな。
やっと居場所を見つけた、というか……何か希望を持って終わりたいと思うし」
内山 「それはもう、(影山が)矢車に向かっていくときに、見つけてるような気がする。
もし見つけてなければ、その場から逃げちゃえばいいんですよ。 でも、それでもぶつかってった」
徳山「(矢車は)それでも受け止めて、倒してしまうんだよね」
──それがふたりの、“完全調和”な結末、というわけですね。
悲しいけど、いいお話をありがとうございました!
ラストカット撮影以前の雑誌インタビュー
当初の予定ではパンチホッパーに変身した影山が矢車に襲い掛かる展開だったが、
監督、役者の現場での話し合いで変更されたらしい