歴代ライダー主人公が兄弟だったら24

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704風都花火伝説再び 1/2
流れに全く乗らずに単なる夏っぽい話。
兄弟と女子が半々くらいの出番。諸々の手落ちは雰囲気で見逃して欲しい。お願いします。


花火大会の日、風都タワー展望室で記念撮影をした男女は必ず結ばれる…そんな、恋の伝説…。

「…っていうのを知らな…いって事はお前に限って無いと思うんだけど
 っていうかなんとなく理由は察しがつくんだけど…なあ天道?
 なっっっんで俺がお前と一緒に風都タワーで花火見てんだよ!!
 周りを良く見ろ!カップルばっかりだろうが!
 うちの蓮兄だって恵理さんと一緒に来てるし、あっちには橘さんと小夜子さん!
 ……見ろよ彼らの目を。俺ら完っ全に可哀想な生き物に思われてるよ…。
 あのなあ天道、だから……その、ひよりなら今日ここには来ねえよ。
 誘ったけど、断られたんだよ」

総司「知っている。その理由もな」
新「は?!じゃあ、なんで」
総司「だからせめてこの場所で、同じ花火を見せてやろうと思ったんだ。半分くらいは御利益があるかも知れないからな」
新「いや…それは……ありがとう。じゃなくって!だからってなんでお前が一緒に!」
総司「お前のためじゃなく、ひよりのためだ。それから、お前はこの場所に一人で立つ勇気があるのか?」
新「そっ、それはっ……でもせめて女の子と……」
総司「お前はひより以外と花火を見るつもりなのか?!(ぎろっ)」
新「あ、ああそうか……いや、でもなあ……」
総司「……見ろ、加賀美。あそこだ」
新「ああ…あれが、デンライナーなのか…流れ星みたいだな」


ひより「花火を見下ろすなんて初めてだ…」
樹花「本物のお花畑みたい!ありがとうコハナちゃん!デンライナーに乗せてくれて!」
ひより「人ごみ苦手なのに、僕が花火大会見たいって言ったから…」
コハナ「どういたしまして!今夜は貸し切りにしてもらったから、うんと楽しんじゃいましょ!」
天音「私も、みんなと一緒なら花火大会行っていいってもらえたんだ。始さん、今日忙しいから…」
持田「天美さん!誘ってくれてありがとう!空を飛ぶ電車なんてちょっと怖かったけど、ほんとに素敵!」
あきら「私もイブキさんに教えてもらったんです。本当、現実とは思えないくらいに綺麗…」
樹花「あ、また上がってきた!」
全員「た〜まや〜!」

その頃の忙しい始
了「手伝ってもらってスイマセン!書き入れ時だっていうのにコレがコレで(意訳:夫婦喧嘩中に転んで右手負傷)」
一真「全然構わないですよ!たこ焼き屋も助け合いですよね!」
始「なんでお前が答える…(タコ焼きくるくるくる)」
通りすがりのクイーン&エリザベス「あの『いろはにほへと組』ってたこ焼きやさん、イケメンじゃない?」「それに…双子?」