311 :
1/4:
海東「ねえ、士!聞いてくれたまえ!」
士「行き成り人の家に来て…一体何だよ」
のんびりくつろいでいるところに海東が興奮した面持ちでやってきました
映司「よく来てくれたね!はい、ホウレン草茶!翔一が作ったんだ、体に良くて美味しいよ!」
海東「すまないね映司君、で!士聞きたまえ!」
士「だから何だ、くだらねえ事だったら追い出すぞ」
海東「くだらなくないさ!バスコ・タ・ジョロキアのことだよ!」
士「あ?バスコってあれだろ…たしか」
映司「マーベラス達とこの前戦った海賊のことだね」
同じくリビングでくつろいでいた映司も話にくわわってきました
士「ああ、そいつだな、で…今度はあいつの船を頂こうってか?」
映司「えっそうなの?それはやめた方が…」
海東「違うさ!まあ船も魅力的だけどね、問題はそこじゃないさ」
映司「?」
海東「彼の、バスコの能力って僕と被ってないかい!?」
312 :
2/4:2011/06/16(木) 13:26:25.77 ID:ccGl7vu30
士「大体わかった」
映司「あ〜確かに!海東君はカードでライダーを呼んでバスコさんはキーで戦隊を呼びだす、似てるね〜」
海東「それにトランペット風の武器で呼び出すからイブキ兄さんの機嫌も急降下だよ!」
士「そいつは…」
海東「士!君に分かるかい?いつもの爽やか笑顔が急に不機嫌顔になった時の僕の家のありさまを!」
士・映司「…大体わかった」
海東「問題はここからさ!後から出てきたくせに僕の能力と似てるなんて許せないよね!」
士「それを言ったら俺だってマーベラス達ともろ被りだぞ」
映司「そうだよ、それに宇宙は広いんだから能力の被りだってあると思うし」
海東「そういうわけだから僕はバスコのレンジャーキーを盗みに行くことに決めた!」
映司「ええっ!話まったく聞いてない!?」
士「大体わかった、レンジャーキーをくれっ☆だな」
海東「さすが士!手伝ってくれるのかい?」
士「断る、お前一人でやれ」
海東「…あのレンジャーキー、大ショッカーの技術を使えばカードにする事も出来るかもね」
士「…」ピクッ
海東「いや、僕達が触ればカードになるかも」
士「…」
映司「ちょっ、士?」
海東「あわよくばFFRし放題…いや〜残念それじゃあ僕一人で」
士「よし行くぞ海東!」
海東「そうこなくっちゃ!」
映司「ええええええええええええ!?」
313 :
3/4:2011/06/16(木) 13:27:35.72 ID:ccGl7vu30
映司「ちょっと、ちょっと!さすがにそれは良くないって!」
今すぐにでも変身してバスコの船に乗り込もうという意気込みの2人
止めようとする映司ですが生憎な事に今他の兄弟達は留守です
映司「(ヒビキ兄さんは魁君のお手伝い、雄介兄さんは言わずもがな、翔太郎兄さんとフィリップはアラタ君とバニラアイスを食べに、
真司兄さんは鷹介さんの修行の見物、一真兄さんはバンさんと焼肉食べに、翔一は走さんに差し入れに
総司は明石さんと美味い豆腐を求めて冒険に、渡は走輔さんのレースを見に行って、巧は凌駕さんの家に招待され
良太郎はジャンさんと一緒に修行に出かけて全員いない…)」
万事休すです、しかし
渡「ただいま〜、あれ?士と海東さん出かけるの?」
キバット「何だ何だ〜?」
士「お帰り渡、俺達は出かけるから…」
映司「渡良い処に!士と海東君今からレンジャーキー盗むためにバスコの船に行くって言うんだよ!」」
海東「お土産は期待したまえ」
渡「えっ!?そんなの駄目だよ!危ないし…それに盗みは」
海東「あのバスコの連れてる猿の毛、良いニスの材料になりそうだよね」
渡「……………」
314 :
4/4:2011/06/16(木) 13:28:40.73 ID:ccGl7vu30
ジャキン!
映司「何ザンバットソード出してるの渡ーー!?」
士「さすが俺の双子、それじゃあ行くか」
海東「それじゃあ今度こそ行こうか」
渡「ちょっとならお猿さんも許してくれるよね…」
映司「いや、お猿さん可哀想だからやめてあげよ!」
映司のツッコミむなしく3人はピクニックに行くが如く出発してしまいした
映司「ええ〜!やばいよ!何かあったら絶対総司に怒られる!」
キバット「おいおいどうすんだよ映司〜」
映司「キバットは後藤さん呼んできて!今は2号家に居るはずだし!」
キバット「おっおう!すぐ呼んでくるから映司は渡達追っかけてくれ!」
映司「ありがとう!」
これから無事に事が終わるのでしょうか?映司の受難は始まったばかりです
映司「ちょっと待っててばーーーーー!3人共落ち着いてーーーーー!!!」