歴代ライダー主人公が兄弟だったら24

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22探検ぼくの町 1/3
改めて>>1乙&さっそくの投下乙です。新スレもほのぼの賑わいますように。

カザリとアンク(ちびっ子)の話。
兄弟はほんのりとしか出ません。
ちびっ子の方のアンクはロストアンクかロストと表記しました。
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日差しの暖かい道を歩く一見兄弟のような二人。カザリとロストアンクです。
「今日は町内を案内するよ。色々危険な場所もあるから、ちゃんと覚えないとね」
ロストアンク、こっくり。

◆◇◆◇◆

ここはミルクディッパー。喫茶店だよ。ごくまれに自転車が飛んで来るんだけど、
ぶつかるとすっごく痛くて、怪人なら消滅するレベル…なんだって。
…ああ、そんな心配そうな顔しなくてもいいよ。僕だってこの目で見た事無いし、
案外噂だけなのかもね。
あと、あの木の上に自転車ごと引っ掛かってる人はただの不運だから、
暖かく見守ってあげるといいよ。

この洗濯屋の前に黒いサイドカーがある時は注意して。なんでもかんでもいぬいたくみ
ってやつのせいにされるからね。あと、看板の影からこっち見てるのは鳴滝。

…それにしても今日は天気がいいな。河原の方に行こうか。

そういえばここは「いつもの川」って呼ばれてる。怖い人に追いかけられたりして
もう絶対にダメだ!って時にこの川に落ちると、
とりあえず最悪のピンチは脱出出来るから、覚えておくといいよ。
…あ、白い馬が水浴びをしてるね……どこまで行くのかな……。

向こうで焚き火をしてる人?…ああ浅倉だ。
脱獄犯だけどお祭り好きのアクティブな人だよ。
カザリ「こんにちわ。これから昼ごはん?」
浅倉「ああ………トカゲ食うか?」
ロスト「……♪(こくこくこく)」←鳥(多分猛禽類)怪人として嬉しい
浅倉「そうか……(ちょっと嬉しい)」
ロスト「…!…!(お礼お礼)」メダルちゃりん。

そろそろライダー家の敷地なんだけど…っと、その前にここはNEVER家。
危険地帯には違いないけど…キミはさすがに対象外かな…?
京水「将来有望なちびっ子!嫌いじゃないわ!」
やっぱりダメみたいだ。さっさと退散するよ。
京水「10年後にお待ちしてるわぁ〜〜!!」
23探検ぼくの町 2/3:2011/05/23(月) 00:38:25.56 ID:jbcVBl2j0
あーびっくりした、ここまで来れば大丈夫…って、
慌ててずいぶん遠くまで来ちゃった。すっかり森の中だよ。
そういえばこの森の奥には『しゅらうど』がいるんだってさ。
しゅらうどって、何か?さあ、僕は知らないけど。…さ、元の道に戻ろう。

ふう、やっと2号家に着いた。
バースの二人もいるし、無闇に近づいちゃいけないけど、おまわりさんが多いから
困った時には助けてくれるかもね。迷子になったりとかおこづかい落とした時とか。
え?……800年前に落とした右腕は……自分でがんばろっか。
デネブ「おや?どこのおちびさんだい?デネブキャンディーどうぞ」
ロスト「……♪」←ぺロキャンが好き
デネブ「今後とも侑斗をよろしく!」
ロスト「……?(キミにもお礼)」メダルちゃりん。


しかし相変わらずバカみたいに広い敷地だなあ…ほら、向こうに見えるのが
ライダー家だよ。まあ、僕らは正面から堂々と入れた義理じゃないけど?
だからって窓から入ったら「人の家を訪問する時には玄関から入るものだ!」って
泣くほど怒られるから……ほんっと、あんなに怒らなくても……。
い、いや、なんでもない。
…あれ?今ライダー家から出て来たのは…。

橘「なんだ?お前達も昼食に呼ばれたのか?もうみんな食べ終わっってしまうぞ?」
カザリ「あ、いやっ、僕達は…」
橘「そうだこれ食ってもいいぞ。睦月への土産にしようと思ったが今度でも構わない」
ロスト「……?(不思議そうにしながらもサンドイッチに手を伸ばす)」
カザリ「ちょっと!ダメだってばっ…!」
橘「遠慮しなくていい。この家のサンドイッチは本当に美味いからな。
  家庭菜園のとれたての野菜を使っているそうだ。それじゃ」
ロスト「……!(待って!お礼する!)」メダルちゃりん。

あーなんかカッコ良く去って行っちゃったよ…。僕らも早く退散しよう。
なんでって?えーと説明すると長くなるけどあの人から食べ物をもらうのは危険なんだ。
ほら早く!泣くまで叱られても知らないからね!
24探検ぼくの町 3/3:2011/05/23(月) 00:39:18.23 ID:jbcVBl2j0
◆◇◆◇◆

その後、欲望が解放された人々は…。

浅倉「ここは…?2011年6月11日?…『スーパー戦隊35周年記念映画の世界』か…。
   確かに派手な祭だ」

真司「一真、大規模なオレオレ詐欺グループが摘発されたってニュース見たか?」
一真「ああ見た。真司兄さんのトコでもずっと追跡取材してたよな?」
真司「そーそー。…で、コレ編集長のコネで手に入れた裏情報なんだけど、
   詐欺グループのアジト割り出しに協力したの、橘さんらしいぞ?」
一真「マジで?!橘さんはやっぱり一流だなあ!」

誠「なんで家中にシイタケが!!」デネブ「ごめん…気づいたらこんな事に…」
竜「この状況で侑斗は無事なのか?」
慎太郎「とっくに失神して隣にあずかってもらっている。伊達さんもついて行った」
大樹「どうせ栽培するなら最高級松茸にでもすればいいのに…これも美味しそうだけど」
※シイタケはこの後ライダー家2号家で美味しくいただきました

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季節の風物詩「ザンバットソードを研ぐ渡さん」が入れられなかったのが心残り。
橘さんの欲望は「騙されたくない」だと思うんだ。というか、橘さんこんなに出る予定では…。