歴代ライダー主人公が兄弟だったら24

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197対応策 1/2
カラオケネタの中をタジャドルコンボします。
明日というか今日のSHT放送前に。


>>125
翔太郎「……で、一真。それは一体何なんだ?」

一真「」←大きく“×”が書かれたマスクを装着

フィリップ「明日のS(スーパー)H(本当に裏切ったんですか)T(タイム)
      に備えて、自分でも対応策を講じておこうとしたらしい」
渡「だからって、今からそんなマスクを付けなくてもいいんじゃ……」

一真「」←口をふごふごさせながら何やらジェスチャー

士「大体わかった。SHT放送中も意思疎通ができるように、との予行演習だな」
雄介「だったら、俺の2000の技のひとつ、ボディランゲージを伝授しようか?」
真司「そこまで手間をかけなくても、これを使えばいいんじゃない? ほら」

一真「」←真司から渡された画用紙とペンで、『ありがとう』と書く

ヒビキ「でもさぁ、それだと視聴中に興奮が高まってきた時に辛くない?」
総司「案ずるな、ヒビキ兄さん。それについては慈善策を用意してある」
198対応策 2/3:2011/06/05(日) 01:30:19.65 ID:MYrYdokMO
翔一「総司ー、言われた通り持ってきたよー。ほらほら、こんなにたくさん!」
映司「倉庫を漁ったら大漁だったから、つい人数分持ってきちゃったけど……」

一真「」←翔一と映司が抱えてきた小太鼓と撥の山に驚愕

良太郎「およぉぉぉぉぉ!」←小太鼓と撥の山が雪崩れを起こして下敷きに
巧「りょ、良太郎! …………総司兄、それを一体どうするつもりなんだ」
総司「どうするも何も、本来の用途に使うだけだ。いいか、一真兄さん?
   明日の放送でどうしてもウソ゛タ゛(ryと叫びたくなった時はこれを叩け」

一真「」←『それだ!』と言わんばかりに目を輝かせ、さっそくト゛ント゛コ叩き出す

翔太郎「待て待て待て、今は叩くな近所迷惑だろうが!」
巧「しかも本来の用途から微妙に外れてるじゃねぇか!」

一真「」←慌てて叩くのをやめ、画用紙に『ごめん』と書いてしゅんとする

渡「でも、思いの丈を音楽で昇華するのは悪くないと思うよ!(わくわく)」
良太郎「それに、すっごくカッコイイんじゃないかな、ト゛ント゛コ゛ト゛ン太鼓……(うっとり)」
巧(まずい、音楽一筋と奇抜センスがタッグを組み合わさって最強に……!?)
フィリップ「……よし! さっそく『太鼓』について検索を始めよう!」
翔太郎「おいフィリップ、こんな時間に検索始めたらSHTには起きれねぇぞ!」
199対応策 3/3:2011/06/05(日) 01:33:25.77 ID:MYrYdokMO
雄介「というわけで、これより2000の技のひとつ、太鼓叩き教室を始めます!」
ヒビキ「講師の雄介とアシスタントのヒビキです! よろしくお願いします!」
翔一「とりあえず音漏れしないように、古雑誌を積んだものを太鼓代わりにしようか」

一真「」←『よろしくお願いします!』と書いて、撥を両手にスタンテ゛ィンハ゛ーイ

総司「…………」
士「大体わかった。選択を誤ったか、と後悔しているんだな」←総司の肩を叩きつつ

 そして翌朝。
 SHT放送直前の二号ライダー家に、小太鼓と撥の山を届けに行った士だったが……

大樹「士、気持ちは実にありがたいんだけど……
   もし、放送後に小太鼓がスクラップになってても……怒らないでくれたまえ」

 微妙に遠い目をして顔を逸らす大樹の姿に、嵐の前の静けさをひしひしと感じたという。