仮面ライダーストロンガー第14話〜第38話「出現!ライダー1号2号!!」(1975年12月20日放送)に登場。
声:柴田秀勝
ストロンガー打倒のためブラックサタンの雇われ幹部となる。トランプ占いに執心しており、その結果に沿って行動する。基本的に
卑怯な手を嫌う実力主義者だが、作戦のためには人質を取ることもあった。
等身大のスペードのキングのカードに姿を変え、「トランプショット」や「トランプカッター」に「トランプフェイド」といった
カードを使った技を駆使する。ダンディズムの一端でも見せる剣で鮮やかな捌き方も発揮した。デルザーとしての正装と思われる
マントは「マントフェイド」にも用いた。
ぞんざいに扱うブラックサタンに背反して滅亡に至らせた後、故郷の魔の国より呼び集めたデルザーの仲間達の
纏め役となり、ストロンガーを倒した者がリーダーとなる取り決めの下、巧みに競わせた。ストロンガーには降伏を勧告するといった
妙な思い入れを見せた。
強化も果たしたストロンガーの応戦に遭い、反撃の算段はあったようだが指揮権は見かねてきたマシーン大元帥のものとなる。
快く思わず作戦を漏らしてストロンガーとをつけることを命じられ、死のカードを見ながらも挑んだ戦いの末、剣に込めたシャドウパワーで
一矢報いるも超電稲妻キックに敗れてデルザーを賛嘆して散っていった。