オリジナル仮面ライダー小説を作ろうと思うんだが。

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1名無しより愛をこめて
正直何番煎じか分からないんだが。
いい設定が中々思い浮かばない。
ライダーの名前と必殺技しか思いつかない。
2名無しより愛をこめて:2010/09/14(火) 22:07:34 ID:Njuy09fVO
ブログでやれ
3名無しより愛をこめて:2010/09/14(火) 22:09:40 ID:OJz8cgV/O
よし、頑張れ!
4名無しより愛をこめて:2010/09/14(火) 22:11:03 ID:AsTt5+gf0
>>2
ОK、オレの言い方が悪かったか?
載せる前に、ここの皆で意見を出し合い、
いい作品に仕上げたいと思ってる。だから、キャラの名前やら武器やらを、一緒に考えてくれ、と言ったつもりなのだが
5名無しより愛をこめて:2010/09/14(火) 22:17:42 ID:smCC+p280
そのライダーの名前と必殺技はなにかな
6名無しより愛をこめて:2010/09/14(火) 22:21:25 ID:AsTt5+gf0
>>5
仮面ライダーセラフィム(仮)
必殺技は両脚で敵を蹴り飛ばすボルデニック・スレイブ(仮)
7名無しより愛をこめて:2010/09/14(火) 23:22:43 ID:MYMw04+e0
ライダーの名前がそれなら天使系の設定にする方針?
だったらゴセイジャーかアギトのアンノウンあたりが参考になるかも
8名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 06:07:45 ID:LGLXoyLd0
仮面ライダーパイロン
仮面ライダーユンボ
工事現場の働く車でフォームチェンジこれで決まりだ
9名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 08:27:08 ID:dCpoIi3o0
過去のライダー作品から世界観や設定を流用するような、いわゆる二次創作じゃないってんのなら
いっそのことオリジナル変身ヒーロー物にしてみたら? その方が自由に話し創れるだろうし
仮面ライダーって銘打つとライダーらしさを求められたり既存のシリーズの二番煎じに思われたり
読者からの要望や評価が厳しくなると思うんだが
10名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 19:14:37 ID:5yQ1qB9J0
オシジナル変身ヒーローか・・・
確かに、一番最初だし、練習もかねてそっちの方が現実的かもな・・・
11名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 19:33:10 ID:JnDOpi/n0
>>6
ボルデニックという語は存在しないうえにスレイブとは奴隷という意味なので
必殺技名が全面的かつ完全無欠にワケが分からない。

「だいたいそんなような」名前をつけたいのであれば
まず心当たりのある言葉を英和辞典かなにかで引くなり
ググるなりするんだ。
12名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 19:36:14 ID:5yQ1qB9J0
>>11
マジですか煤i゚Д゚;)
スレイブは適当に付けていたのにそんな意味があるとは・・・
13名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 20:38:34 ID:orWYxQufO
>>12
そうなのか、テキトーなのか…



……キライじゃないわ!
14名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 21:17:22 ID:ROiYlE+DO
>>12 必殺技が、なんだか解らない奴隷!斬新だな
15名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 21:45:41 ID:8EPKTT90O
決め台詞は、



「約束しよう。お前を必ず斃すとな!」
16名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 22:03:21 ID:5yQ1qB9J0
そんで、オレは一体どうすりゃいいの?
17名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 22:37:30 ID:NVnbeVdpO
>>16
それぐらい自分で決める!
削除依頼出すとかいかがだろうか。
18名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 22:40:01 ID:5yQ1qB9J0
・・・うん、ゴメン。
つくづくオレってば日本語が足りないらしい。
どうすればいいのってのは、仮面ライダーで突き進んでいいのか
それとも変身ヒーロで進むのか、って事なんだ。
説明不足でゴメン。
19名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 22:40:53 ID:dCpoIi3o0
方向性を教えてくれないと
ダークな感じでやりたいのか、王道なヒーロー路線でいきたいのか
セラフィムって感じで神話とか絡めたスピリチュアル系を書きたいのか
20名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 22:43:09 ID:5yQ1qB9J0
うーん・・・どっちかっていうと、
アンチヒーローが、段々真のヒーローに目覚めていく、っての作りたいんだが、
なにぶん発想力やら想像力が足りないからな・・・
21名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 22:53:28 ID:dCpoIi3o0
まぁその辺は書きながら勉強してくしかないだろうよ
どっかの小説投稿サイトで連載するんならタイトル前に(習作)とか入れてれば
ある程度は大目に見てもらえるかもね
個人で書く作品なわけだし特撮モノに有りがちな縛りとかはないんだし
結構自由にやっちゃっていいと思うよ
あとsageた方がいいと思う
22名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 22:59:58 ID:5yQ1qB9J0
あっ、スイマセン・・・
それでも、キャラの名前とかが被るんですが、
そこらへんはどうしたらいいですかね・・・?
23名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 23:08:08 ID:dCpoIi3o0
ググってやたら引っかかるようなのは避けるとか、読みを変えるとか
いや、被るってのがよく分かんないんだけどさ
仮面ライダーのキャラとかと被るってこと?
24名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 23:09:54 ID:5yQ1qB9J0
それもあるんですが、他のアニメとかのキャラとか、etc・・・
25名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 23:13:17 ID:dCpoIi3o0
ぶっちゃけ被らないってのは難しいと思うから変に奇抜なのにしないで
そのキャラの特性とか変身した状態にちなんだ名前にしといたらいいんじゃない?
なるべく痛々しいのは避けるとか
いや、そういうの好きな人もいるんだろうけど……
26名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 23:14:23 ID:5yQ1qB9J0
そうですか・・・・
えっと、天使、天使でそれっぽいのといえば・・・
27名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 23:19:24 ID:0pvWUYqE0
>>1は神話とか詳しいの?
天使でダークヒーローなら堕天使ってのがあるし
天使と人間のハーフのネフィリムなんかはキバの渡みたいな存在だけど
28名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 23:21:24 ID:5yQ1qB9J0
>>27
そこそこ詳しいです。
セラフィムは俺の一番好きな天使ですから。
あとは、フェンリルとか、四神辺りですかね・・・
29名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 23:27:27 ID:dCpoIi3o0
北欧神話系なん?
30名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 23:30:15 ID:5yQ1qB9J0
主に、オーディンなんかが好きですが。
一応、武器としてオーディンの武器である
グングニルを使おうと思ったんですが、よくよく考えればもう龍騎で出てるんで、
出せなかったんですよ
31名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 23:30:30 ID:0pvWUYqE0
じゃあ熾天使セラフィムらしく技は炎属性で行ったらどうか。
ライダーキックの時には足先が燃えるとか

>>29
キリスト教VS北欧神話とか?
32名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 23:34:20 ID:5yQ1qB9J0
成る程・・・ですが、セラフィムvsケルビム、そこから共闘、妥当オーディン
・・・は、出せないか・・・
33名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 23:34:41 ID:NVnbeVdpO
とりあえず、私が重要だと考えるのは以下の点。

・怪人はどこから来てどんな性質を持った生き物で、どんな理由をもって悪い事をするのか。

・主人公はどういう経緯で仮面ライダーの力を得て、どんな動機で悪い奴と戦うのか。

・主人公の設定。勿論名前だのルックスだのは後回し。どんな性格でどういう職業についている(或いはついていない)のか。

最低限こんなところかな…名前なんかは後回しで良い。他に何かあるでしょうか?
34名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 23:34:51 ID:dCpoIi3o0
>>31
ハンパなく規模デカくなりそうだなw

結局ライダーで書くの?
35名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 23:37:56 ID:dCpoIi3o0
>>33
個人的に、主人公は生身でもそれなりに戦えるのかってのが気になるな
牙狼みたいなのが好みなんで
36名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 23:41:59 ID:5yQ1qB9J0
・・・ま、とりあえずはライダー路線で・・・。
拙い想像力をフル稼働して考えた結果がこれ。

・怪人はどこから来てどんな性質を持った生き物で、どんな理由をもって悪い事をするのか。
これの場合、単純に悪魔・・・ソロモン72をモチーフにしたいと思ってます。
暴れる理由は、自分達を長年閉じ込めた天使、及びそれに手を貸した人間たちへの復讐。
だが、その為には人間の負の感情が必要で、それが無ければ現世に実体化できない。
37名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 23:45:20 ID:5yQ1qB9J0
・主人公はどういう経緯で仮面ライダーの力を得て、どんな動機で悪い奴と戦うのか

コレについては、自分の生き方に満足できない主人公が、謎の人物から、
ゲームとしての闘いを提案、主人公はその案に乗り、ライダーに変身する。
戦う理由は、ただのゲーム感覚
38名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 23:49:01 ID:5yQ1qB9J0
・主人公の設定。勿論名前だのルックスだのは後回し。どんな性格でどういう職業についている(或いはついていない)のか。

気まぐれで、楽しい時には楽しむがモットー。
特別非道という訳ではないが、自分の命を懸けてまで他人を助けようとは思わない。
職業:整備士
39名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 23:51:57 ID:dCpoIi3o0
>>36
これ結構ハードル高いな……
人間の負の感情が必要ってことはその人物の描写も細かにやってかなきゃならないだろうし
でもその分、話しの広がりはあるかも
電王とかが参考になりそう?
40名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 23:54:58 ID:5yQ1qB9J0
個人的には、怒り、妬み、不満などの感情かなー・・・と
41名無しより愛をこめて:2010/09/15(水) 23:59:47 ID:dCpoIi3o0
小説書くときは話の終わりを考えとくといいって言われたことあんだけど
大体の骨組みっつーかプロットは出来てたりする?
42名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 00:01:03 ID:0QvP4z3p0
全ッ然書いてません。
いっつも小説書く時には、その場その場で書いてます
43名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 00:05:11 ID:A8ssyJ670
とりあえず毎回の話のパターンとしては
冒頭に市井のゲストキャラが出て、
その人が何か問題があって負の感情を抱えてて、
怪人がそれを吸い込んで実体化して、
ライダーがその怪人を追って戦闘突入…みたいなパターンになるんだろうか
>>39さんも言ってるけど、
ゲストの人間ドラマをどこまで書けるかが勝負になりそうだな
44名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 00:10:34 ID:NjPudXYR0
>>42
まぁ一番重要なのは書いてる自分が楽しむことだしね
ライブ感で突っ走るってのも面白いかも知れないし
45名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 02:08:11 ID:RCcnwkvj0
お前らなんでこんなにツッコミどころだらけの厨二設定に付き合ってるんだw
46名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 02:46:55 ID:fyr2azauO
>>45
ごめんw
作者の中で全く未完成のようだったからつい。
作者の中で世界観も設定も話の帰着点も完成している作品であれば、口出しは無用なんだよね。
それやるとたちまちスレが一人の長文に埋まる。私自身、この板でそれやってうざがられたんだ。
47もう、1でいいや:2010/09/16(木) 18:25:25 ID:0QvP4z3p0
実際、厨房ですよ、自分。
だからというか、修業不足なので、皆様の力をお借りしたいなー、
と思っているのです。
身勝手でスイマセン
48もう、1でいいや:2010/09/16(木) 19:23:05 ID:0QvP4z3p0
さて、名前なんですが、
・痛々しくする場合
天園夜翅(アマゾノヨハネ)
普通(?)にする場合
白鳥ケント(シラトリケント)

どっちがいいいですかね・・・?
49名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 19:29:02 ID:tpn4yVGR0
>>48
後者で
50もう、1でいいや:2010/09/16(木) 19:57:59 ID:0QvP4z3p0
ですよねー
じゃ、主人公は白鳥ケントで決定?
51名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 20:01:25 ID:6u4VvxiY0
>>48
前者で。
52もう、1でいいや:2010/09/16(木) 20:06:12 ID:0QvP4z3p0
( 0w0)<!
53名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 20:15:26 ID:6u4VvxiY0
どうせ後者だって普通に聞いたら笑うような名前なんだし
突き抜けて前者にしようゼ!!

そして名前と容姿はマジ天使みたいだけど
その実、初対面でも5分で分かるくらいの超自己中な性格で
ひとりで便所メシな毎日を送る整備士なの。
54もう、1でいいや:2010/09/16(木) 20:22:13 ID:0QvP4z3p0
えっ・・・じゃ、じゃあ、前者でおkなの?

でっ・・・では、ヒロインの名前という議題に移っても・・・?
55名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 20:25:27 ID:6u4VvxiY0
>>54
そっちはものごっつい普通のがいいな。

ていうか>>1の片思いしてる同級生の子の名前でいい。
56名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 20:27:03 ID:0QvP4z3p0
悪いな・・・
そんな娘は、小学校卒業してから忘れたのさ・・・
そう、今のオレには・・・・・・orz
57名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 20:27:41 ID:6u4VvxiY0
>>56
じゃあその小学校ので。

ホレホレ遠慮するな。さあ。さあ吐くんだ。
58もう、1でいいや:2010/09/16(木) 20:33:22 ID:0QvP4z3p0
なっ・・・頭がッ・・・痛いッ・・・!
ウ・・・、ウォォォォォ!!!!!!

ゴメン、名前忘れた。
59名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 20:36:09 ID:6gtF2WpWP
山田一郎で
60もう、1でいいや:2010/09/16(木) 20:38:12 ID:0QvP4z3p0
どういう事なの・・・
61名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 20:38:31 ID:6u4VvxiY0
>>58
そうかじゃあしょうがないね。

石原瑞希で。

>>59
ヒロインつってるだろwwwwww
62もう、1でいいや:2010/09/16(木) 20:43:01 ID:0QvP4z3p0
ОK、それでいこうか。
それで、どういうキャラ設定にするかだが・・・
63名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 20:43:33 ID:fyr2azauO
山田一郎じゃ可愛くはないな。
本居憲長で一つ。
64名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 20:44:11 ID:YcPdqxTcO
スレタイ読んだ時点で絶対ボコ殴りに遭ってんだろうなと思って開いたら案外空気が暖かくて吹いたw
65もう、1でいいや:2010/09/16(木) 20:53:04 ID:0QvP4z3p0
どういう事なの・・・
敵の幹部(人間ver.)名で貰いますね

皆さんとても優しいです
66名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 20:54:33 ID:6u4VvxiY0
天使vs戦国武将。これは新しいな。
67名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 21:02:20 ID:6gtF2WpWP
ヒロインの立ち位置というかどういう感じになるかのかな?

主人公の恋人?仕事の同僚?

たまたま事件に巻き込まれ、主人公に助けられ、その後も行動をともにする役割?

敵のことを知っていて、主人公にライダーのこと等をアドバイスするキーパーソン的な役割?


ほかにも>>1氏にアイデアはあるんだろうが、どういう役割にしていくの
かでもネーミングは変わってきそうな気がするな。

名前だけ先に決めるのもいいと思うが主人公なりヒロインなり敵怪人なりが
どういう行動をするのかもうちょっと詳しく教えて欲しいな。
68名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 21:02:31 ID:A8ssyJ670
コメディ系で行くのかシリアス系で行くのか
例えばクウガや555のヒロインが自販機持ち上げたり
笑いのツボ押して笑わせたりしたらかなり不自然だと思うし
ギャグ調なのにヒロインがやたらドロドロした鬱な過去背負ってるのも合わないし
69名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 21:03:29 ID:fyr2azauO
でヒロインの設定だったね。








ヒロイン
本居憲長。25歳。中学生。
インドで覚醒剤博物館を造ろうとしていたが魔術師に魔術をかけられたため、晴れてドイツに帰国した大和撫子。
美人の女の女性で、性別は男性。濃厚なホモだが分別はわきまえている。
主人公を当初まるでマンボウのように扱うが、徐々にクローズアップ現代へとシフト移動してゆく。
かなりの辛党で、いつもキャラメルを食べている。
怪人が現れると「沸点はそこより2km遠いのか?」と叫ぶ。
アパートの表札には名前を書いておらず、代わりに「ハーッ、ハーッ」と書いてある。一人暮らしだが、ヒロイン本人は部屋の中に沢山の人がいると信じている。
その似顔絵も書いて時折主人公に見せてくれる。
70もう、1でいいや:2010/09/16(木) 21:08:37 ID:0QvP4z3p0
まてまてまてまてまてまて。

何かがおかしい、そう、何かがおかしいんだ。
71名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 21:10:31 ID:6u4VvxiY0
こういう文章っていったいどうやって書いてんのかな……。
「沸点はそこより2km遠いのか? 」はなんかカッコいいが。
72もう、1でいいや:2010/09/16(木) 21:17:13 ID:0QvP4z3p0
>>67-68
ありがちだとは思うけど、ヒロインは記憶喪失。
主人公は、ただ怪人を倒しただけだったが、ヒロインはそれを
『自分は助けられた』のだと勘違いし、勝手に主人公に付いていく・・・
っていうのはどうでしょうか?
73もう、1でいいや:2010/09/16(木) 21:24:39 ID:0QvP4z3p0
追記
基本、楽天家。
だが、その反面精神的に脆いトコロも・・・っていう性格です
7469:2010/09/16(木) 21:36:05 ID:fyr2azauO
個人的には。
私がヒロイン書く時は主体的というか、一見大人しいが実はメンタル的には主人公より強靭である…ってのが好きですけどね。
私が女性に幻想を持っているので、作品では女性が弱くあっちゃいけない、みたいな考えがありますね。
それはもう個人の好みによるけども。
75もう、1でいいや:2010/09/16(木) 21:46:23 ID:0QvP4z3p0
ギャップ萌え作りとか無理です。散々でした。
段々弱いメンタルが、強くなっていくっていうのを作ってみたいんですが・・・
やはり、色々な方々の意見も聞かなければダメですね。
76名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 22:07:13 ID:1rTVhiXKO
街で悪さする怪人をいつもの採石場に追い込み張り倒す

これがライダーの基本だ
77名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 22:17:19 ID:A8ssyJ670
ヒロインがだんだん成長していくのはいいと思うよ。
最低限戦いだけはしっかりしなきゃいけない主人公と違って
ヒロインの場合とことんダメな子からスタートしてもちゃんと話は進んでいくし。
失った記憶ってのはやっぱりライダーか敵の秘密に関するものかな?
78もう、1でいいや:2010/09/16(木) 22:19:19 ID:0QvP4z3p0
ハイ。
秘密っていうか、ソロモン72柱の表面上の歴史とかですけど・・・
79名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 22:29:00 ID:A8ssyJ670
記憶喪失なら、記憶が戻ることにもっと物語上の意味があった方がいいんじゃないかな。
例えばパワーアップのアイテムが封印されている場所とか。
で、それを思い出したことで主人公のフォームチェンジが可能になるみたいな。
80名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 22:31:55 ID:1rTVhiXKO
俺的には仮面ライダーは孤高のヒーローだ
よって主人公は独裁的とも取れる判断力と行動力を持つ絶対的な人間性を持った人間でなければならない
よって主人公の精神的な成長は無い方がよいと思う
むしろヒロインと言うより怪人の被害者となる子供や弱者がライダーに助けられて成長するのが自然
最近はライダーが不安定でナヨナヨしてたり孤高のヒーローたるライダーが複数存在していたりと許せない物が多いですね
まずは「孤独な復讐者」であるのか「孤高のヒーロー」であるのかハッキリさせたい
81もう、1でいいや:2010/09/16(木) 22:33:19 ID:0QvP4z3p0
いいですね、それ!
・・・っと思った矢先、
まさかベルトのデザインすら決まってないという事実を今思い出しました
どうしましょ、コレ
82もう、1でいいや:2010/09/16(木) 22:35:34 ID:0QvP4z3p0
どちらかというと、「孤高のヒーロー」ですかね。
あくまで、ゲームとしての闘いとして主人公が戦っている訳ですから。
83名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 22:46:03 ID:i4f0MLkP0
>>80に同意。

確固たる答えを持って敵となる存在を打ち砕くのがヒーロー物のカタルシス
だから、
ライダーは非日常、非人間的な要素をもってなければいけないと思う。
84名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 22:46:13 ID:A8ssyJ670
漫画でなく小説の形でやるなら、デザインは大体でいいんじゃないの。
ベルトの外見よりも機能の方が重要だろう。
神話系ならカードやメモリやメダル装填みたいなのは似合わない気がする。
クウガやBlackみたいに超パワーを持った石を埋め込んだベルトってのはどうか。
フォームチェンジはその石を取り換えることで発動。
85もう、1でいいや:2010/09/16(木) 22:52:58 ID:0QvP4z3p0
>>83
それをあえてブチ壊そうかと。

>>84
え〜・・・大体の、ショボイ想像力を稼動させた結果がコレだよ!!

ベルトのイメージカラーは、白銀。
二枚の翼が対になっているような形で、中央に不可思議な能力を持った
円盤状の石碑、『ロゼッタ』をセットする事で変身、及び武器の召喚をする。
86もう、1でいいや:2010/09/16(木) 22:54:18 ID:0QvP4z3p0
また、ロゼッタは複数あり、『羽衣のロゼッタ』『終焉のロゼッタ』などがある。
87名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 22:57:48 ID:NjPudXYR0
>>84
さらにそれによって本人がどんどん変質していくとかメッチャ格好良い

孤高のヒーローっつってもそれなりの善性は持ってて欲しいわな
これだけは譲れない信義、みたいな
88もう、1でいいや:2010/09/16(木) 22:58:55 ID:0QvP4z3p0
強いて言うならば、『自分のルールは絶対に犯さない』ですかね・・・
89名無しより愛をこめて:2010/09/16(木) 23:16:46 ID:A8ssyJ670
ロゼッタか。いいねー。

主人公は薄情な奴でも非常識な奴でも別にいいけど
ゲーム感覚だからってあまりDQNな行動させると読者に嫌われるから注意な。
士がクウガの世界で八代さんを殴った時とか物議をかもした覚えがある。
90名無しより愛をこめて:2010/09/17(金) 00:08:05 ID:B45xNp3U0
仮面・・・天使・・・ロゼッタ・・・仮面天使ロゼッタ!円谷からの刺客だ!
91名無しより愛をこめて:2010/09/17(金) 00:09:14 ID:2e3FEHsV0
何か設定とか聞いてる時点で無駄無駄
まず書いてから
92名無しより愛をこめて:2010/09/17(金) 00:47:19 ID:2uvYVcLIO
孤高のヒーローと言ってもヒロインや協力者を出してはいけないわけではないからその辺りは話の流れ上仕方ない所だ
例えばヒロインは養女(推定13歳前後くらい)で主人公がベルトを手にするきっかけになった事件の被害者の忘れ形見(しかも加害者の怪人は生きていて倒さねばならない宿敵といった感じ)
記憶がなく戦闘力は0に等しいが天才的な頭脳を持っていて主人公を裏方でサポートできるってのはいかがでしょう

その他の協力者もそれとなく役割を持たせるがキャラを増やしすぎない事とベルトを持たせない事が絶対条件(どうしても欲しい場合はライダーではない強化人間になれるという設定にする)
2号を出すタイミングは話がかなり進んで主人公を読者に十分覚えさせてからかな
初期からポンポンライダーが出てくるとガンダムみたいに詰まんなくなって萌えや腐に逃げざるおえなくなる
93名無しより愛をこめて:2010/09/17(金) 00:55:07 ID:B45xNp3U0
どうせ神話(笑)や天使(笑)なんだからとことん厨二に走ればいいじゃない

力(笑)を使って裏社会(笑)で便利屋「仮面ライダー」を営む(笑)主人公と自分の正義を掲げる(笑)ライバルの対立とかそういうの
94名無しより愛をこめて:2010/09/17(金) 01:02:50 ID:akwjXa760
それやって成功したのがGAROだよな。
厨二ってのは妄想するだけして作品におこさないから厨二なのであり、
書き上げればそれはもう厨二じゃなくて作品なんだよ。
原稿用紙十枚ぐらいのパイロット版おこして投下してみれば?
その方が住民も叩き台にしやすいし。
95名無しより愛をこめて:2010/09/17(金) 02:24:41 ID:KKy/pk0S0
とりあえず武器は剣だな
でOPはRhapsody of Fireとかでおk
96名無しより愛をこめて:2010/09/17(金) 17:05:29 ID:9GB/SQWz0
heloooooooo!!

さあ、どこまで進んだカナ?
97もう、1でいいや:2010/09/17(金) 17:29:31 ID:8gtZF27a0
とりあえず、プロローグを書いてみたんですが・・・
大丈夫かな、コレ・・・

―月―日(―)

人の影どころか、生命の気配すら感じられない荒野に、二つの影があった。
一方は、蒼き鎧を纏ってた雷神の如き速さで攻を制し、もう一方の影は、黒き魔神の如き
の闇で、防を制した。

「ハッ・・・、ハッ・・・・、ハアァァァァァ!!!!!!」

「ア゙ア゙ア゙ア゙アアアァァァア!!!!!」

どちらも、負けず劣らずの攻防を繰り返した。
蒼き雷神が己の腹部にあるベルトに手を伸ばし、蒼い石碑を取り出し、紅い石碑を装填する

『CATASTRОPHE』
と、生気の篭っていない声が発せられる。

対の黒き魔神も、己が発せられる最大限の力を込め、構える。

瞬間、二つの影は、空中に駆け、紅き炎を纏いし蹴りと、輝く炎を纏った蹴りとが交差した。

数秒、両者は立ち尽くす。

雷神は、その場に倒れ伏し、魔神は、荒野の地下へと沈んでいく。

雷神の鎧は砕け、ベルトと、幾つかの石碑がこぼれ落ちた。

「・・・畜生ッ・・・!!」

98名無しより愛をこめて:2010/09/17(金) 18:09:54 ID:9GB/SQWz0
まずどっちが勝ったのかが分からん!!

修正し再投下せよ。
99もう、1でいいや:2010/09/17(金) 18:11:29 ID:8gtZF27a0
えーっと、これは伏線にしたつもりなんですが、
やはり伝わりづらかったでしょうか・・・?
100名無しより愛をこめて:2010/09/17(金) 18:13:41 ID:9GB/SQWz0
まずそれだよw

俺らに伏線張ってどうすんだ
相談するんなら
なにひとつ伏せるなwwwwww
101もう、1でいいや:2010/09/17(金) 18:24:56 ID:8gtZF27a0
・・・それもそうか。
スマソ。
もうちょいしから再投稿しなおします。
102名無しより愛をこめて:2010/09/17(金) 18:56:26 ID:B45xNp3U0
二次創作の中でも下の下、ですね

何から真似したか知らんが「〜・・・!」とかはうまい作家じゃないとカッコよく使えないから使うな
お前が書いたのは作品の魅力を伝える前の部分だから1話まるごと書いてから出なおせ
103名無しより愛をこめて:2010/09/17(金) 18:58:05 ID:9GB/SQWz0
順に行こう。

1行目>不要。特に遥か昔の設定であろうシーンで「日付」は意味がない。

2行目>人の影、と二つの影、が被っていてまぎらわしい。どちらかの表現を変更すべき。
      (「人の影がない」と明言しているために、二つの影はどちらも「おおむね人間型ですらない」と普通に解釈できてしまう。)

3行目>言いたいことはなんとなく分かるが「攻を制し」「防を制し」では無駄に日本語が不自由なだけだという印象を与える。
      「纏ってた」もヘンだな。

4行目>「の」が要らないよね。「魔人の如き闇で」は対戦相手と同じく単なるイメージ表現と思われるため特につっこまない。

5行目>すまん、率直に言って犬が舌を出しているみたいな擬音だ。

7行目>3〜4行目を簡単に言い直しただけの文なのでこれも要らないかな。
      時間が経過したことを表現したいならそのように書き換えよう。

8行目>主語が無い。

9行目>『対の」ではなく「対する」。意味がまるで違うぞ。

10行目>よく考えてみるがいい。紅き炎は当然輝いているから相手の「輝く炎」と対比になっていない。
      しかも魔神は力込めてるだけで炎なんて出していないではないか。これ以前のどこかにその描写を挿入せよ。

12行目>ここがさっき言った問題だ。倒れたのと地の底に沈んだのではどっちも負けじゃないのか?

14行目>せめて「誰かが言った」ぐらいは書いておかないと、
      発言者を伏せたいのか、君がここまでの文章で「このセリフを誰が発言したか分かるように書いたつもりでいる」のかが分からない。
      ちなみに後者の場合、それは間違いだぞ。まったく分からないからな。
104名無しより愛をこめて:2010/09/17(金) 19:49:45 ID:XItCUll/0
すっげー気合い入れて書いてるのは伝わるんだけど、
やたらと技巧的表現を狙うよりも
もうちょっと普通の文章で書いてくれた方がむしろ読みやすい。

っていうかこれ多分ディケイド第1話で言えば冒頭のライダー大戦の夢に当たる
謎をふっかけてワクワク感を煽る導入シーンなんだろうけど、
まだ設定がきちんと固まってない練習版として書くのなら
そういう分かりづらい所は飛ばして
事件発生→主人公動く→怪人と遭遇→変身!→戦って勝利 的な
毎回の基本パターンになりそうな部分だけとりあえず試運転してみれば、
設定の足りない点や問題点、もっと改良できそうな点とかが洗い出されていいんじゃないかと。
>>97じゃ謎が多すぎて文章的な良し悪ししか指摘できん。
105名無しより愛をこめて:2010/09/17(金) 20:17:33 ID:34SEVTwwO
 何処かの荒野。あらゆる生命の気配が途絶えた。動くのは二つの影のみ。
 一方は、蒼き鎧を纏う雷神。己が力たる雷のを思わせる速さで拳を放つ。その拳はもう一方の影を正確に捉えた。
 しかしもう一方の、黒き魔神の如き影。その者が帯びる闇は、防壁を成して拳の威力を封じ込める。
「ふん」
 雷神を嘲る闇の魔神。無表情な仮面の下で笑っているであろう事は容易に想像できた。
 魔神はその闇を波動に変え、拳より放出する。直撃を受けた雷神は苦痛に苛まれ、膝を折った。
 致命傷には至らなかったものの、雷神が不利だ。魔神は再び闇の波動を拳へ集約している。
 二発目が来る。そう判断し、雷神は咆哮と共に魔神へ突撃した。
 力では魔神が、速さでは雷神が勝る。だから雷神は、魔神の知覚し得ない速度で敵の懐に潜った。
 間合いに入られた際の対処法を持たなかった魔神。その腹部を裂く雷神の鋭い手刀。

 双方が手負い。決着をつけるには一刻の猶予も無かった。影共は最終手段を選ぶ。
 蒼き雷神が己の腹部にあるベルトより、蒼い石碑を取り出し、代わりに紅い石碑を装填する
『CATASTRОPHE』
 ベルトより生気の篭っていない声が発せられ、直後に雷神を象徴鋭い雷が右足を走る。
 対する黒き魔神も、己が秘める全ての闇を脚部へ集めた。
 瞬間、二つの影は、空中に駆け、蒼き雷を纏いし蹴りと、暗き闇を纏った蹴りとが交差した。
 世界が破裂した。そんな轟音と爆炎が上がり、その爆炎より影共が着地した。数秒、両者は立ち尽くす。
「ぐっ・・・!」
 爆炎が治まるのも待たずに、雷神はその場に倒れ伏した。自らの死を覚悟した雷神だったが、振り返れば魔神が荒野の地下へと沈んでいく様が見えた。

 魔神は倒した。だが、雷神が勝ったとも言えなかった。彼の鎧は砕け、ベルトと、幾つかの石碑が地にこぼれ落ちた。
「・・・畜生!」
 そう、雷神だった者は吐き出した。魔神への憤怒、力を失った絶望、そして自らの脆弱さ。そんなものを全て込めて。


どう…でしょうか。私も上手くないんだが。
106名無しより愛をこめて:2010/09/17(金) 20:21:01 ID:34SEVTwwO
つあー!書き直してやったつもりが脱字ばっかりじゃねえか!俺最強にカッコ悪いな。
みんな、>>1よりむしろ俺を叩いて。
107名無しより愛をこめて:2010/09/17(金) 20:26:54 ID:9GB/SQWz0
いや、この調子で
>>1が投下する→誰かがリライトする の繰り返しによって
素晴らしくホンモノっぽいオリライ小説が出来上がるのではないかと
一瞬夢を見てしまったがw
108名無しより愛をこめて:2010/09/17(金) 22:21:26 ID:HpVwoEph0
>>105
欲を言えば三点リーダに気を使って欲しい、みたいな
「・・・」でなく「……」で
意外とこれ系でうるさい人多いからねぇ
109名無しより愛をこめて:2010/09/17(金) 22:48:52 ID:34SEVTwwO
>>108
前書いてた時は「…」でなく「・・・」使えって言われた事もありましたけどね。
個人的には「…」の方を多用するけど、人によりけりだなあ。
110もう、1でいいや:2010/09/17(金) 23:12:43 ID:8gtZF27a0
わー・・・
塾から帰ってきたらこんなにきてた・・・

>>102さん、
スイマセン。
こんな未熟な自分をご指南頂き、有難う御座います。
>>103さん、
本当に、スイマセン。
分かりやすい解説をして下さり、感謝感激の所存です。
>>104さん、
そうですね、変に拘り持つのもおかしいですし、
やっぱ練習で伏線張るのもオカシイですね。
>>105さん、
あ な た が 神 か 
と確信しました。
>>108さん、
どっちがいいんでしょうねぇ・・・
111名無しより愛をこめて:2010/09/18(土) 00:38:38 ID:QmqwLFTW0
手持ちの電撃文庫ペラってみたら「…」だった。
文字数節約で…でいいんでない?
112名無しより愛をこめて:2010/09/18(土) 05:26:43 ID:LC+G0I7m0
「…」で、よか
113名無しより愛をこめて:2010/09/18(土) 12:23:42 ID:nYa20hVRO
>>111-112
どうもありがとう。
よーしこれで俺も22杯目が書けるぞー
114名無しより愛をこめて:2010/09/19(日) 07:02:08 ID:fy2Eauwf0
敵のラスボスとライダーの原型だか先代だかが戦った過去の最終決戦のシーンなら
本編で戦う「大勢の一般怪人」の存在をガン無視はしない方がいいと思う。
(現代で主人公が戦う相手がラスボスただ1人である場合は除く。)

誰も居ない荒野で戦っているのではなく、

・ワラワラ出てくる無数の一般怪人をなぎ倒した末にラスボスと戦う(クウガ冒頭のパターン)
・人間大の不思議なオブジェ(既に封印した怪人たちが入ってるわけだ)が立ち並んでいる
 (ラスボスが地の底に沈んだときオブジェたちもいっせいに地下に消える)
・善の人間軍勢と悪の怪人軍勢の合戦の中心または上空でライダー原型とラスボスが戦う
 (「天使に味方する人間たち」の存在も明らかにする)

このどれかを入れてみては。


115名無しより愛をこめて:2010/09/19(日) 09:15:18 ID:5y9R99e10
オーズ面白かった

ライダーの原型だか先代て何?
1がつくってるライダーに原型なんてないんじゃね
そもそも黒い魔人ってのがラスボスなのか主役ライダーなのかもわからん
116もう、1でいいや:2010/09/19(日) 13:09:55 ID:UwTW+WgE0
魔神は、ラスボスで書いたつもりです。
皆さんに言われたとおり、もっかいプロローグを作ってみました。

闇が空を覆ったある街で、人気の無い道を一台のバイクが走る。

「…現れたよ、夜翅。三番目の角を曲がって、大きいビルの下…」

バイクの後部に座っている少女が、呟く。
その呟きを聞いた、バイクを走らせている青年―夜翅と呼ばれた青年は、
何のリアクションも見せず、ただバイクの速度を上げる。

数分後、彼は少女―瑞希の呟いた、三十階ほどはあろうかという巨大なビルの真下に来ていた。
…ある者を倒すために。

彼の目線の先には、赤い中世の騎士のような鎧を纏った何かが立っていた。

「…おい、悪魔」

はたから見れば、妙な言葉を口走っているが、奇奇怪怪な騎士の姿は、悪魔
と言われるのもおかしくはないだろう。

「貴様は…?」

「…第一の称号、『熾天使』継承者、天園夜翅だ」

騎士は驚く様子を見せず、素早く自分の腕と同等の大きさの剣が現れた。

少女は離れ、物陰に隠れる。
夜翅は、どこから出したのか、奇妙な形のソレを、物体を腰に付ける。
それは蒼い電流を放ち、瞬く間にベルトとなった。

「……変身」
117もう、1でいいや:2010/09/19(日) 13:16:18 ID:UwTW+WgE0
蒼い石碑をベルトにつけ、左右に広げる。
『METAMORPHОSIS』
生気の篭ってない声が、響く。
後光が差し、瞬く間に姿を変えてゆく。
紺を主とした、奇抜な鎧が身を包んでゆく。

「・・・眠いから、サッサと済ませるぞ」

鎧に身を包んだ夜翅は、蒼い石碑を取り出し、代わりに紅い石碑を再びセットする。
 『CATASTROPHE』
と、再び生気の篭っていない声が響く。
右足を出来る限り後ろに離し、前屈みになるように腰を落とす。

「ハァッ……!!」

気を貯め、一気に開放する。
右足に炎を纏い、背に翼が生え、上空で羽ばたく。

「ハァァァァァァァァ!!!」

咆哮と共に、上空からの蹴り。
騎士は、避ける間も無く、強烈な蹴りを喰らい、地面に脚をめり込ませながら、後方に飛ばされる。
その僅か数十秒後、騎士は、悲痛な叫びを上げ爆発した。
ガチャ、とベルトを外す。
すると鎧は砕け、消失した。

「……瑞希、帰るぞ」

「うんっ」

バイクに乗り、エンジンを掛ける。
そして再び、人気のない道を、二人の乗ったバイクが駆ける。
118名無しより愛をこめて:2010/09/19(日) 13:34:55 ID:8/szQ2DWO
>>116
まずはお疲れ様です。
以下は「私なら」って事を書きます。

>闇が空を覆ったある街で
「夜」で良くないかな。曇天にも思えてちょっとだけ分かりづらいかも。
または「平和な夜だった。気温は快適、湿度も快適。流石夜更かしの東京もすやすやと眠っている夜の事」

>夜翅と呼ばれた青年は
読みづらい名前だ…私なら初登場の人物名にはフリガナを付けるね。
・その黒いセンチュリーから現れた谷岡(タニオカ)というヤクザは車から三浦(ミウラ)達を引きずり出した。
とか。勿論、一度読み方を紹介したならそれだけで良いし、あんまり簡単で読み間違える可能性の薄い名前なら別に読み方説明する必要もない。

>騎士は驚く様子を見せず、素早く自分の腕と同等の大きさの剣が現れた。
「騎士」が主語なら、
・騎士は驚く様子を見せず、素早く自分の腕と同等の大きさの剣を出現させた。

第三者的な視点で表現するなら
・騎士には驚く様子が見えず、素早く彼の腕と同等の大きさの剣が現れた。
だろうか。

>奇妙な形のソレを、物体を腰に付ける。
「奇妙な形の物体を」で良くないかw
「ソレを、物体を、」悪いがトチったニュースキャスターみたいで間抜けです。
119もう、1でいいや:2010/09/19(日) 13:43:39 ID:UwTW+WgE0
スイマセン、下の二つは色々ミスりました。
フリガナは付けるべきでしたね、ご指摘どうもです。
街・・・というか、舞台は決まっていないので、あやふやにしました。
してしまいました。スイマセン。
120名無しより愛をこめて:2010/09/19(日) 15:17:40 ID:8/szQ2DWO
戦闘は、ライダーキックに集中して割とシンプルに描写してくれてるし問題無いと思います。
ただ、数十秒は僅かじゃねえw
あとは…やられた騎士が結局何をしたかったのか…かな。これは後々説明する描写があるんだと思いますが。
121名無しより愛をこめて:2010/09/19(日) 18:44:08 ID:5y9R99e10
結局ヨハネにしたのかよ
122もう、1でいいや:2010/09/19(日) 19:40:21 ID:YQzgEmz70
どっちがいいかなぁと思って、試験的にヨハネにしました。
やっぱ変ですかね?
123名無しより愛をこめて:2010/09/19(日) 20:26:37 ID:5y9R99e10
名前考えるときは、固定した意味を与えない名前のほうがいいと思うよ
少なくとも読み方だけは普通の名前で
漢字一字だけ使われにくいものにするとか
1も小説書きながら年取ってくと、当て字とかよりそのほうがいいって
気づく日がくると思う
124もう、1でいいや:2010/09/19(日) 20:31:44 ID:YQzgEmz70
そういうものなんですか・・・
じゃあ、名前は変えた方がいいんでしょうか・・・?
125名無しより愛をこめて:2010/09/19(日) 20:58:37 ID:LrC7UNc/0
事実は小説よりも奇なりといってだな。
昨今の実在するDQNネームの凄まじさからすればアリな範囲だと思うけどね。
しかし逆に作り物だからこそ、「実際ありそうな感じ」には現実以上に気を遣うべき、
なんて考え方もある。
まあ最終的には作者の判断で決めちゃって良いかと。

あと敵の設定は、ソロモン72柱そのまんまで行くの?
何かこの作品オリジナルのアレンジとか考えてる?
126もう、1でいいや:2010/09/19(日) 21:31:59 ID:YQzgEmz70
一応、性格とかは。
他にも、交友関係とか、その程度ですね。
とりあえず、名前はいい物が浮かばないので、ヨハネでいきたいと思います。
127名無しより愛をこめて:2010/09/19(日) 21:41:55 ID:xn3RGXP50
ベルトとかライダーのデザインが主の中で決まったんなら、誰かにイラスト書いて貰えば?
そっちの方が考えやすいだろうし。もしくは、主が描くとか。
ま、俺には無理だけどなwww 
128もう、1でいいや:2010/09/19(日) 22:32:56 ID:YQzgEmz70
少なくとも、自分には無理です。
129名無しより愛をこめて:2010/09/19(日) 23:32:00 ID:yGrmMXF0O
少なくとも下手でもいいからイラスト書くかもしくは某アニメ漫画に出てくる何々に似ているとか出してくれ・・・
このままだとマジでヨハネ=仮面ライダークラウザーに強制変換されちまうからな
130名無しより愛をこめて:2010/09/19(日) 23:55:03 ID:8/szQ2DWO
イラストとは行かずとも、外見のモチーフはあるんですか?
あれば「〜を彷彿とさせる」みたいな曖昧な表現で済ませられるかなと思うけど。
勿論、鎧のディテール自体はある程度描写してもらいたいが。鎧がどこを覆ってるとか、どこそこに角が伸びてるとか。
131名無しより愛をこめて:2010/09/19(日) 23:58:43 ID:LrC7UNc/0
変身前・後の外見が情報少ないから確かに今のままじゃイメージしにくいけど
あくまで試作段階だし。
まずはライダーのモチーフ(バッタとかクワガタとかヴァンパイアとか)と
カラーリング(紺色?)を提示するとこからじゃないか?
132名無しより愛をこめて:2010/09/20(月) 00:39:28 ID:rTWYNTt80
それよりも>>118が何故いきなり淫夢を例に出したのかが気になる
133名無しより愛をこめて:2010/09/20(月) 01:12:39 ID:YsnypgRn0
なんか雑にやるだけでライダーを倒せちゃうのがつまらないな
眠いからはやくしようとか言ってなんでもできちゃう感じが
134名無しより愛をこめて:2010/09/20(月) 01:32:09 ID:KMUy5cPeO
>>133
それはシリーズ構成や主人公のスタンスによりけりかな、と思うけどね。
シリーズ自体がアギトのように一本の長い話で、また謎解きなんかが主流になるのであれば、多少戦闘が単調でも誤魔化せると思う。

逆に龍騎のように対立や戦闘こそがシリーズのメイン!というのであれば、もっと戦闘に凝っても良いかも。
135名無しより愛をこめて:2010/09/20(月) 04:19:58 ID:RCyhccgz0
個人的な経験から言わせてもらうと格闘技の経験があるか無いか
知識があるかないかで大分戦闘シーンの書きやすさが違う
136もう、1でいいや:2010/09/20(月) 11:13:57 ID:LhpeunQs0
>>129-130
えっとですね・・・
モチーフは前にも言った様に、天使で行きたいと思います。
何に似てるかといわれれば、デジモンのセラフィモンですかね・・・

>>131
・・・変身前っすか・・・
の、後々という事で・・・

>>133-134
すいません。
まだ、アイツ生きています。龍騎のクモみたいなもんです。
2、3話目で倒される設定ですけど・・・
とりあえず、中盤〜後編の最初までを謎解きにしようかと。

>>135
格闘技どころかスポーツもまともにやった事ありませんよw
137名無しより愛をこめて:2010/09/20(月) 12:38:21 ID:5qb307710
オリジナルライダーつくりに挫折した糞ブログの例
画像掲示板がエロ画像貼り付け場に再利用されてしまった痛いサイト

http://www11.atwiki.jp/glow/

こうならないように頑張れよ
138名無しより愛をこめて:2010/09/20(月) 17:31:23 ID:okXLzG+nO
もう終わってるし、
139もう、1でいいや:2010/09/20(月) 22:37:40 ID:LhpeunQs0
・・・善処します。
140名無しより愛をこめて:2010/09/21(火) 00:15:20 ID:/emCNE+fO
終了
141名無しより愛をこめて:2010/09/22(水) 23:17:22 ID:6GKeHdQQ0
敵怪人の名前はベリアルとかダンタリオンとかになるのか
XのGOD神話怪人を彷彿とさせるな
142名無しより愛をこめて:2010/09/23(木) 00:28:50 ID:sMpgGdNX0
もういっそ、水嶋ヒロに書いてもらえばいいじゃん。
143名無しより愛をこめて:2010/09/23(木) 00:35:36 ID:svHdrO8kO
>>141
黄金騎士でも出てきそうな面子だな
144名無しより愛をこめて:2010/09/23(木) 00:49:15 ID:/HiuqWEQ0
うろ覚えだけど、ソロモンって他教の神を節操なく邪神扱いしたものだから
他教の神とか聖獣とかいるんじゃなかったっけか
145もう、1でいいや:2010/09/23(木) 00:58:23 ID:WIpPiRfO0
>>141
ルシファーは出したいんですけど、ベリアルはウルトラマンと被るから、迷ってます

>>142
もう辞めて会社まで作ってらっしゃるんですよね。

>>143
平成には分からない・・・orz

>>144
マジッすか!?
うわーどうしよ。もっかい作り直そうかな・・・
146名無しより愛をこめて:2010/09/23(木) 01:18:23 ID:WeYfEGMRO
こんなシチュはどうだろう
県大会決勝9回裏2アウト満塁で一打出ればサヨナラ負けの大ピンチ
主人公=投手の肘も肩も限界間近
打者は本日猛打賞十年に一人の天才と呼ばれる男=主人公のライバルで幼なじみで恋敵
147名無しより愛をこめて:2010/09/23(木) 01:52:42 ID:i1rRT3OQO
ルシファーとか痛々しいな
漫画かよ

俺の考えたライダーは、仮面ライダーゴールドバーグ
成績普通、運動神経普通な高校生ゴールドバーグは受験勉強に悩まされる
頭が良くなるという病院に行くと、怪しい奴らに実験台にされる。脳をいじくりまわされ、知能、運動神経が抜群になったが体がバッタと融合されてしまいバッタ怪人になる
ゴールドバーグは自信の高い知能でバッタ怪人制御装置、ライダーシステムを開発。
人間体に戻れるのだ。感情の起伏により怪人になってしまうがライダーシステムにより仮面、装甲が形成される。
ライダーシステムによる能力には衰えはない。
しかしライダーシステムが破壊されれば怪人化は進むのだ

ゴールドバーグは病院に慰謝料をもらうために仮面ライダーゴールドバーグとして悪徳業者と戦い続けるのだ
148名無しより愛をこめて:2010/09/23(木) 02:20:51 ID:sh31YO9y0
ソロモンの魔神たちは契約だか使役だかすると色々役に立ってくれたそうだから
復活した魔神たちをライダーが倒して封印すると
便利な喋るアイテムになることにしたらどうだろう?

性格は凶悪なままなので「ああ、やっぱり心の底からワルなんだなあ」と思わせながら話は進むが、
そのうちふと「なんでこんなに凶悪なん? 」と疑問に思ってマジメに聞いてみると

元々天使の方が魔神たちに戦争を仕掛けた侵略者側で、
魔神らはそのときあまりにも酷い目に遭わされたから人類や天使に復讐をしかけたんだみたいなオチで。
149名無しより愛をこめて:2010/09/23(木) 02:23:59 ID:A5pJ3FxV0
>>147
うん、正直現役中二病より痛々しい
なんかお前が調子に乗ってる感がアリアリと出てて凄く恥ずかしい
150名無しより愛をこめて:2010/09/23(木) 02:47:22 ID:POOYWig5O
>>148
黙示録で人類を大量虐殺するのは天使なんでしたっけか。
ちなみにだ。黄金騎士は平成だ。ものっそ平成だ。
151名無しより愛をこめて:2010/09/23(木) 03:16:34 ID:SUUNKhFsO
>>145
ルシファーってウルトラマンにいたぞ。ほら、特撮板で人気者だった彼w
今、何やってんのかねぇ

つか、オリジナル仮面ライダーの小説っていっぱいあるから、そういうのも一度見てみたら?
152名無しより愛をこめて:2010/09/23(木) 04:04:53 ID:Q/wxrlBf0
>>1

第1話で鳴り物入りなを登場するものの、いきなり敵に歯がたたない。
歯がたたない状態が何話も続く。
とうとう、強化がされるものの、システムが暴走。
暴走状態では敵を圧倒。だが、味方にも襲いかかるような欠陥ライダー。
暴走を止めるために、ちょっと性能を落とす改造が加えられる。
ようやく、敵と対等に戦えるようになる。

最期は、自分がただの人間であることを主張しつつ、ラスボス粉砕。

--

こんなストーリーはドウカネ
153名無しより愛をこめて:2010/09/23(木) 07:45:24 ID:svHdrO8kO
>>152
それどこのG3?
154名無しより愛をこめて:2010/09/23(木) 09:03:06 ID:wj6OINgw0
ぶっちゃけさ。

ヒーローが天使で敵が悪魔だったら、仮面ライダーである必要無いと思うんだけど。
仮面ライダーの条件として、敵と同じメカニズムを用いて戦うっていうのがあるんだし。
その辺が見えてこない。
155名無しより愛をこめて:2010/09/23(木) 11:27:36 ID:3fI67t/V0
>>145
うわーどうしよ。って何を困ってるのかよく分からないが。
むしろその方が面白いじゃないか。

ソロモン(というか当時のイスラエル人全体)は異教にはとても排外的で
例えばバアルなんてのは本来は敵民族カナン人の農業神なのを
自分達の宗教のライバルになる存在だからって悪魔呼ばわりしたんだよ。
ソロモンからすれば聖書の神ヤハウェを崇める事のみが唯一正しい宗教であって
それ以外の神を崇めるのは悪魔崇拝なんかと変わりなかったわけだ。

この要領で行けば、当時イスラエルでは知られていなかった地域の神
例えばオーディンやアポロンやケツァルコアトルなんかも
この作品的にリ・イマジネーションしたソロモン72柱には加えちゃっていいと思うし
本当は必ずしも悪い奴とは限らないとなれば
ネイティブワームやファンガイアみたいに最後は一部と和解共存という道も残されているし
>>148さんのアイデアのように
モモタロスやガルルやディエンドの召喚ライダーみたいに
倒してから手懐けて味方やアイテムとして使う事もできそう。
もちろん、異教の神が起源でなく根っから悪魔な奴らも少なくないので
そういうのは問答無用で倒すのみかもしれないが。
なるほど、共に脛に疵もつ者同士だな。
自分たちを処刑しそうな警察・検察を無力化しようってわけだ。
まるでコロンビアの麻薬組織そのものだね。
157もう、1でいいや:2010/09/23(木) 21:18:00 ID:WIpPiRfO0
なるほど、その発想はありませんでした。
じゃあ、サレオス辺りでも仲間にしましょうか
158名無しより愛をこめて:2010/09/23(木) 22:41:50 ID:UXoTcppMO
冷却なんか楽すりゃ溜め息に少なかっただろ
なんという虎太郎スレ
160名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/09/23(木) 22:56:15 ID:FdTd7W850
正義の絶対性をテーマとして、寧ろ抗争にするのは?
宗教戦争だってお互い食い違いながらも正義ではある、みたいなことを考えて。
主人公は正義の味方だが、敵も正義。これなら敵が神、天使である説明がつくかと。
しかもダークヒーローとしての一面が、敵の正義感により浮き出そうな気もする。

ちなみに熾天使は翼の多い姿として伝承されてる。下手したら翼と☆マークだけ
とか。
智天使は頭が四つついていて、それぞれ鷲と雄牛と獅子と人の頭
んでリピタっつー扇とロッドのハイブリッドみたいな武器を使わせたらいいと
思う
リピタには智天使が彫られている
座天使は燃える車輪の姿らしい
ただ智天使も車輪の要素は持ってるが、被りそうだと思う

熾天使=智天使=座天使  階級はこの三体が同じ

お節介スマソ
天使の階級は後付設定が酷い。
たしかかのミカエルも、乱暴に言ってしまえば最強の下っ端になってしまうんじゃなかったっけか
神話系に凝っちゃうと元ネタのルーツに縛られがちである
天使というとやはり護星天使とかw
雨宮ハカイダーのキカイダー?が思いうかぶ

なんで天使なんだろ?
書いてあるストーリーをみると歌舞伎町の天使ってカンジなんだけどw
かつて天使によって受けた封印が弱まり、
72柱の魔神を率いる幹部たちが現代によみがえる。
(このとき、本来の肉体じたいは封印に縛られたままだった彼らは
 精神を人間に寄生させることで仮の肉体とした。
 より弱い封印しか受けていない一般魔神は、一体ずつランダムに本体ごと封印を破り出現する。)

彼らはさっそく、天使によって破壊された魔王の再生に着手するが
魔王のパワーは9つの断片に分断されていたうえ、
その全てを受け入れても滅びないだけの巨大な霊的容量を備えた人間は
数千年に一度しか現れないため発見が難しい。


そこで彼らは、
9つある「魔王の断片」をベルト状の装身具に封入し、
これを魔王と融合する適性が高いと思われる9人の人間にあたえることにした。

これらの魔のベルトの持ち主は、魔王の力の一部である超人的能力や防御力を備える魔神形態に変身できるほか、
その形態での自分自身より弱い(つまり倒した)一般魔神を強制的に使役することもできる。

いずれ劣らぬ極悪人ぞろいのベルト所持者たちは、この力を悪用して人間社会で凶行を繰り返すうちに
魔王そのものの受け皿に相応しい存在に変化することを期待された。
(成長/魔王化がより進んだベルト所持者に出会ったもうひとりのベルト所持者は持っている魔王の断片ごと相手に吸収され、
 最終的にはたったひとりのベルト所持者のみが生き残り魔王になる。)


主人公は、その魔のベルトの力を使用して、なぜか「一般魔神狩り」を開始してしまったイレギュラーな存在。
9人の持つベルト及び魔神形態は本来全員が完全同一のものだが
最初の一般魔神との交戦中に主人公のものだけが異なる意匠に変化する。

BASTARD!!を思い出すな
>なんで天使なんだろ?
>>1がカッコイイと思ったからだろ。それ以外の理由があれば、
もっと設定なりストーリーなりに、しっかり盛り込んでるはずだ。

上っ面だけでモチーフを選ぶと、>>11-12みたいに変な感じに浮いちゃうよ。
かと言って作り込みに熱上げすぎると高寺になるから注意が必要。
自分の好きなモノをモチーフにするのが譲れないなら、
それの特に好きな部分を、他人に紹介するような心境で作ると良いんじゃないかね。
正義の絶対性みたいなものをテーマに持ってくるのは止めた方が言い
大概陳腐化する
最近のガンダムとかみりゃ分かるだろう
天使と悪魔がヤクザの抗争みたいなノリで人間の魂を奪い合ってる世界観ではどうかな?
>>151
ネットとかでもたくさんあるけど
その分出来がいいのがどれかわからんな

実際に本家でありそうな出来のライダー小説のおすすめないかな
小説つくりはそっちのけで
何も話がまとまらずに消えていくわけだ
>>168
アンチが沸くかも知れんが、蟻人は好きだった。
今までと全く同じ展開だな、まとめる者がいないから提案だけ挙がって
何も出来上がる物がない。飽きてきたら放置してサヨナラってわけだ。
お前もこの手のスレが立つたびに粘着して、もうずいぶん長いよね。
一話投下しただけで「もう続編でないな」とか即レスしたりさ。
なんかトオルとかより親近感わいちゃった。
つか、あすむじゃね?w
キレ者の刑事(生身でも強く主人公を公私に渡りサポート)
バイト先のマスター(変な駄洒落が玉に瑕だが主人公を暖かく見守る)
この二人は絶対出てくるんでしょ?
175名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/09/24(金) 20:40:26 ID:OZ3n4FRc0
あすむには必ずレスを返す
熱心な「あすむファン」がいることもまたしかり
176名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/09/24(金) 21:52:46 ID:ogc9WuUrO
糸冬了
まだ始動から十日しか経ってないのにこの言われよう…
ひでえな
まだ纏めるよりとにかくアイデア出してく段階だろ
小説書くっていうのは結構時間のかかる作業でもあるんだし
178もう、1でいいや:2010/09/24(金) 23:20:31 ID:h4Mhq1CH0
いや、もう、なんかスイマセン・・・
なんか、色々・・・
>>178
構わないと思いますよ。あんたが責められる必要は無いと思う。
正直、最初はあんたを優柔不断なタイプだと思ってた。しかしそれは、あんたがどうすれば面白くなるか悩んでいるという証明でもある。
つまりプラスな優柔不断ですね。他の人間の意見に耳を傾ける度量もある。
アドバイスしてくれる他の方には勿論頭を下げなきゃいけないけど、少なくともあんたは自分の作品を途中でほったらかしにはしていない。それだけであんたの真剣さは分かります。
正直、文章はもっと上達すべきかなと思うよ。でもそれは、書いたり読んだりすればある程度は上達するものですから。
あと、文章書く奴って往々にして生真面目だから、余計に推敲しちゃうのねw
あんたの真剣さは伝わってる。胸張ってちょうだい。
180もう、1でいいや:2010/09/25(土) 00:08:37 ID:aQK+sNzJ0
お褒めの言葉を頂き、ありがとうございます。
まだまだ、未熟な自分ですが、自分が出来る精一杯の事をやっていきます
ソロモンって調べてみると怪人向けの能力持ってる奴が多すぎてかなり面白いな。
人を操る能力を人に授けるが、授かった人間はその時自分が操られない保証はないとか
真実を教えてくれるが、いらん事まで教えてくれるので狂気に奔る可能性があるとか
気配を空気のように消してくれるが、空気すぎて元に戻してくれと頼んでも悪魔が気づいてくれないとか
182179:2010/09/25(土) 00:20:22 ID:7W9mWiSLO
>>180偉そうでごめんなさいね
ちなみに、私は小野不由美さんの作品が好きなんだ。だからどうしても作品が固くなるw
好きな活字の作品(ラノベだけじゃなくて)があれば、その中で気に入った表現や手法を貪欲に盗むのも手ですぜ
183名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/09/25(土) 00:26:26 ID:MRvZl9Wd0
もう、1でいいや

>>1
は別人

>>1
は早々にスレ放棄でトンヅラしている。
ちなみに>>1は発表板で糞小説もどきを中途半端に書いて
放棄してしまった下手糞作者である。
結構ひどい奴もいるが、
2chでは(特に創作系のスレは)多少荒れるくらいがむしろ平常ってもんなので
へこたれてちゃダメだ。

>>181
消えたはいいが元に戻れなくなったドーパントって確かいたような…
ライダー怪人って今も昔も動物モチーフが大半だから
昭和のGOD以来の神話ネタは新鮮でいいと思う。
あとはアポロガイストのような、主人公のライバルを張れる
アクと魅力のある強敵幹部が一人いれば面白くなるんじゃないかな。
185もう、1でいいや:2010/09/25(土) 00:33:31 ID:aQK+sNzJ0
・・・非常に言い難いのですが、本人なんですが・・・?
この星の守護天使たち
若しくは現代の殿様とお付きの侍たち
若しくはもう少し時代をさかのぼって馬鹿でかい車両を操る戦士たち
何れかの戦士(主に五人組)との共闘は描かなくてはならない
>>181
魔神のなかには人類をとくに敵視してなかったり
知性が草食動物レベルで復活してても完璧に無害だったりするのも居るが

そういうのに限って便利すぎる能力を持っているために
自分が使うまたは敵に封印されて使われないよう
結局戦うことになるとか。

「魔神というより天使じゃね? 」っていうくらいに
気立てがよくて理知的でかつ素晴らしい能力の持ち主が
敵に封印されて恐ろしい威力で襲い掛かってくるみたいなエピソードも欲しい。
本当に投げ出すつもりないんならトリップつけちまえよ
189もう、1でいいや ◆kve1O/TN9c :2010/09/25(土) 00:49:30 ID:aQK+sNzJ0
了解しました。
>>184
奴は10年もこの板に粘着してるんだぜ?
>>187
そういうのならヴァプラ辺りかな?
手工芸の能力を授けてくれる翼のある獅子。
工業が発達した現代だと大した事無いように見えるが、魔具とかが作れる世界観だったら
えらい強力な能力に。
あとフェネクスもといフェニックス。
こいつはもう説明不要だろう
192もう、1でいいや ◆kve1O/TN9c :2010/09/25(土) 01:00:40 ID:aQK+sNzJ0
その場合、ヴァプラもフェニックスを味方サイドの方がいいですかね・・・?
193名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/09/25(土) 01:02:16 ID:nWU6DurXO
毎晩深夜にひとりで能書き垂れてひとりで雑談して楽しいか?
194もう、1でいいや ◆kve1O/TN9c :2010/09/25(土) 01:04:16 ID:aQK+sNzJ0
ひとりで喋るのが雑談かどうかは置いといて、とりあえず自分は自演ではないので
>>191
口から無数のビックリドッキリメカを吐き出して戦う
ライオン顔で羽根の生えたロボット怪人風の魔神。

封印後は、それまで変身前から持ち歩くしかなかった剣などの装備を
分解収納したうえで使用時には再組み立てして吐き出してくれる
便利な四次元ポケット機能を発揮。
その辺は流石に自分で決めてもらわんと。
無害な方向で行くのなら、ぱっと思いつくだけでも敵からヴァプラを守ろうとして
見事守り抜く、力及ばず奪われる、ヴァプラが自ら封印されて主人公の力になる
能力を得るためでなく、悪魔なんだから問答無用で狩られる、むしろ主人公が問答無用で狩るとか5つはパターン思いつくし。

あと、元熾天使って探してみたらアスモデウスってのが居た。
学問に優れ、神と富の二択で富を選んで堕天、サタン(天使サマエル)と同一とする説もあり。
サマエルは物質世界を作った最高位の天使だけど、それが高次元の存在を忘れ低次元にかまける増長・無知として追放された。
かなりぶっちぎり最強な奴だけど、いくら俺様系とは言え主人公よりもラスボス向きだな・・・まぁ悪魔だし当然だが。
口癖が「苛々するんだよ!」なライダーは登場させるべき
198名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/09/25(土) 08:54:12 ID:MRvZl9Wd0
>>190は糞小説の作者、全50話と大きな口を叩いて途中でいなくなった糞の張本人
>194
能書き自演野郎つうのはオマエのことじゃねえよ
200名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/09/25(土) 09:53:52 ID:dzeNib4v0
HERO SAGAって、単行本にならないのかな?
俺、都合の悪い事に触れちゃった?w
糞の張本人じゃないが何か?
>>1もスレに文章を羅列するのはどっかのライダー兄弟とかと同じで便所の落書きレベルだってことに気づかないと
本当に作品にしたいならサイトに投稿もしくはサイトを作ることから始めるべき

というかこれまでの設定見た限りライダーとの親和性0だなw
ディケイドにファイナル・フォーム・ライドされたら何になるんだ
204名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/09/25(土) 19:12:55 ID:yfTGJjaE0
もう、1でいいや

これは何を意味するのであろうか?本人なら1だけで十分であろうに。
単純にみれば「おれは1じゃないぞ、別人だぞ」を誇示している。

つまり1は自分の過去の糞作品が再燃しないように、
「自分は塾通いの生徒だから文章へたくそアタリマエ許してね」
ということにするためのカムフラージュをしたつもりなのであった。

ところが、自ら同一人物を名乗ってしまうという
自爆をやってしまうのである。やはりバカ丸出しである。
オリジナルヒーロー小説など考えているオタクには
まともな思考能力の奴はいないということがよくわかるのだ。

そんなことよりハッキリ言いまして
キャッチボールのがまともにできない者がプロ野球の入団テストを受けようとしているようにしか見えない。
この文章能力では笑いものになるのがいいところだろ
また、やる気も見えない。10日もすぎれば自分の案や方針が少しずつでも前に出てくるものであろうが
雑談に応じてうなずいているだけ
魅力的な二号ライダーの存在は不可欠だよね
候補案としては
@一号=主人公ライダーになり損ねたもの
Aライダーとしては先輩で最初は反発しながらも後半には良き戦友となる
B主人公とは水と油の間柄で決して相容れない
Cケツ出して死ぬ
207もう、1でいいや:2010/09/25(土) 20:30:52 ID:aQK+sNzJ0
まぁ、何を言われても事実な訳ですが。
とりあえず、ここまで自分の不甲斐なきところを指摘していただき感謝します。
以後、皆様に指摘された自分の不甲斐無さを克服するよう、頑張っていきたい所存でございます。

どこぞの鬼とかサラリーマンの二番煎じですね、分かります。
>>197
サマエル君の性格はなんというか
自己中っぽい>>38の性格設定に通じるものがあるな……。


こうする。


天使たちが下界を引き上げた現代、魔神たちが復活して暴れ始めるが
仮面ライダーになって魔神と戦う主人公は、なぜかもう人間界には居ないはずの
天使を思わせる能力を持っていた。
(普段まったく使おうとしないために序盤はほとんどただの人間に見えるが、
 ライダーとしての力だけでは救えない窮地に陥ったヒロインその他を救出するために使用。)

彼の正体は、かつて人間たちを守るために神の決定に背いて魔神と戦った天使本人。
戦後、力の大部分を剥奪、天界を追放されたうえに
魔神を退けても結局人間同士で争いあう人間たちを必死で救おうとし続け最終的に挫折した結果、
「死ぬ奴はどうしたって死ぬ」という投げやりな心境に至り人間のふりをしてダラダラと生きていた。

心の奥底ではいまだに「人間を救いたい」と願っているが
もはやそれを正面きって認めることができず、
そんな自分と対極に位置するストレートな善意の人であるヒロインとは激しくいがみ合っている。

「便利な魔神を狩って遊ぶ」という当初のアンチヒーロー的スタンスは
結局魔神に襲われる人間を放っておけない自分への言い訳にすぎない。




>>196だった。
どうやら>>1は前に糞小説を上げたことのある人物ではないようだな。

その人物の文章はもうちょっとマシだったからな

それにしてもヒデえなあ今回のは、逆に今までのが糞でないような錯覚にさえ陥る。
>>208>>163と同じやつか
お前は高レベルの作品書けるな
これだけ設定練られれば
設定が面白いことと作品が面白いことは全く別物

ていうか>>208の設定高レベルか?
>>212
>設定が面白いことと作品が面白いことは全く別物
まあそれは確かにな

この世界観には合ってるし自然だと思うよ
これだけ組み上げれば2ch的ではいいほうだ
>>212もなんか考えてみ
原因不明の難病により余命三ヶ月の仮面ライダー
迫りくる死期におびえながらも敵と戦い病とも闘う
最終話では人間爆弾となり敵全員を道連れに大爆発
エピローグで彼は死んでしまったが僕達の心の中で生きている
彼が命と引き替えに守った平和を今度は僕達が守っていくんだ
215名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/09/26(日) 12:44:55 ID:w1TRQ3iU0
このスレの主な登場人物

●もう、1でいいや
スレ主、塾に通う生徒or学生、小説創りを試みるが、いかんせん文章がアレなので創作に向けて修行中
●ギャラリー1
主にヒントを与えるがごとくいろいろな案を提示するが主の反応がイマイチで展開に苦慮している
深夜の活動を得意とする。
●あすむ
アンチ工作員、横槍を入れて作者のやる気をなくさせようとする。だが、過疎った時に住人が戻ってくる
こともある。
●あすむウォッチャー君
スレを問わず、あすむの書き込みあるところに必ず現れ彼にレスを返す熱心なあすむファン。
スレの内容など全く興味なく、あすむの追いかけだけに命をかける。別名・火事場の見物人
あすむの命名者。何からとった名前なのかは不明であるが、彼(ウォッチャー君)がいかにキモオタ
であるかがうかがい知れる。
ワロス
>>206
二号ライダーはアンドロマリウスとかどうだろう
邪悪な企みや財宝の在り処を感知し、盗人から宝を取り戻し罰を与える
趣味は自分の力を悪用しようとする者に罰を与える事
ちなみにソロモン72柱第72位
別に位が高ければ偉くて強いって訳でもないみたいだけど
沸いてくるままに。

■72柱の魔神(怪人集団)

 かつて天使に封印された超生命体。神、天使および人類に復讐の念を抱く。

 天使たちが去って長い歳月を経た現代に蘇るが
 封印の効力を自力で解除することはできず、
 望む人間に自身の能力を与える「契約」を結ぶことで初めて実体化する。
 ただし、契約者の選択はあくまでもその魔神自身の主観を元に行うしかないため
 外見からはかけ離れた精神または特性の持ち主を誤って選択してしまうケースもある。 
 実体化の際には高さ2メートル程度の石柱の姿で現れ、
 契約者に憑依してその姿を魔神に変えるものと単独で魔神の姿を取るものの二種類がある。
 
 主人公が変身する仮面ライダーとしての姿は、
 前者の一体が主人公を「凶暴な人間」と誤認して契約、憑依してきたところを
 残されたわずかな天使としての能力で屈服させ
 自我を保ったまま魔神形態に変化したものである。
 (劇中では当初、単に「精神力で」ねじふせたかのように解釈される。)

 ライダーに封印されると小型の石碑状に変化し、
 ベルトや武器にエントリーされることで様々な能力(上記の一号魔神の場合ライダーへの変身)を発揮する。 

・行動原理

 全ての魔神の力を結集すれば「天界」に直接届く螺旋の塔(バベルの塔がモチーフ)が出現し
 神および天使たちへの直接攻撃が可能になることから
 「全魔神の復活と集結」という目的をおおむね共有しているが、
 完全専制君主だった「魔王」が復活していない現在
おのおのが強烈な個性を持つ彼らはさほど明確に組織化されているとは言いがたく
 魔神同士の主導権争いなど個人的な動機で行動する者が大半を占めているのが現状である。
「主人公は天使」というベースに
「ライダーは敵と同種の能力で戦う(天使の力はあくまでも「魔神の力を利用するための制御系として使用」)」を加味し、
「天使(ライダー)対魔神(怪人)」から「天使の混じった魔神(ライダー)対純粋魔神(怪人)」にシフト。

「天使や人間への復讐」という怪人側の動機を果たすための大目標(螺旋の塔建設)を追加。

前に設定した「9つの魔のベルト」は
主人公のパワーソースが「天使」「ベルト」「封印した魔神」に三分割されるうえ
敵も二種(ベルト所持者と魔神)に分かれ煩雑になるためここでは廃案に。


アイテム化する魔神たちの設定は剣のアンデッドと被るため、
「最後の一体になるまで戦う」という向こうの設定を「全員が復活して集合する」に逆転。
復活した魔神を再封印して所持する主人公は、この大目標を阻む障害として魔神側の打倒目標とされる。
(実際の最終局面では魔神の大半がライダーと宿敵に封印アイテム化されているため、
 72体全員が怪人態で集合するシーンは実現しない。)

「人間と契約する怪人」が電王と似通っている点については
どう被っているか指摘を受けたうえで再考予定。

ソロモンの魔神は召喚した者を破滅させる事が多いが
彼らに気に入られる、試練に打ち勝つなどでその力を与える事や
無償で力を与えてるようで実は・・・も多いから、一般人の望みを誤解曲解して破滅的な方向に行くよりも
龍騎の高見沢(ベルデ)や芝浦(ガイ)みたいな感じで、自分から魔神を受け入れるキャラや
佐野(インペラー)みたいなのをそそのかして魔神の力を使わせるとかすれば
基本的に契約者と関係ないところで暴れてるイマジンとの差別化は充分できるかと。

というか、イマジンって、俺は怪人と契約したぞ!やっちまえー!とか
とんでもない奴と契約してしまった・・・みたいな話が数えるほどしかなくて
基本的に、アレなんだったんだろ・・・え?望み叶えた?なにそれ?うわー!みたいな話ばっかりだった気がする
>>220
主人公が「魔神に憑依されたがなぜか魔神ではなく仮面ライダーになった」っていうのをやりたいがために
憑依型と独立型の二種類を設定したんだが

前者に属する一般怪人は、そこでの高見沢や芝浦のような悪人、ないし悲惨すぎて暴走する人間にとりついた怪人を
その回限りで打倒する(Wのドーパントのように)パターンでないと
際限なく「魔神に変身できる登場人物」が増えていってしまうからともかく、
後者ではそのあたりのバリエーションは色々考えられそうだな。

・契約した魔神がきちんと契約を履行「してしまった」ために悲惨な運命を辿る人の話。
・温和な性格の魔神と契約し、1人と1柱で仲良く暮らしていたのに
 上の魔神側最終目標がらみで否応なく戦いに巻き込まれる契約者と魔神の別れにまつわる話。
・幹部級の大物魔神と契約し、持ちつ持たれつで終盤まで共存するVIP(レギュラーキャラ)。

etc.


むしろ「特殊な主人公と契約した怪人」の関係が良太郎とモモタロスに似通ってしまいそうだが
あっちと違って主人公にとりつく魔神じたいはさほど変り種ではなく仲間的雰囲気もあまりないあたりでひとつ。
主人公魔神は解説役、ポストテリーマン
ただし、解説相手は主人公でも観戦者でもなく敵怪人というのはどうだろう
普通怪人に対する説明は死刑宣告みたいな物だけど
純粋に怪人を助けるために主人公の能力を解説するという
しかし結局毎回封印されてしまう事を思うと、敵とは言え哀れすぎるような・・・
魔神の意識は基本的に封印されていて、特殊な状況でのみ(夢とか?)出てくるとか
主人公の独り言(何も無いのにいきなり煩い黙れ、とか言い出す)のみで存在を示唆し
基本的には魔神の事は描かない、元から獣程度の知性しか持ってないとかじゃないと
結局イマジン化しそうな気がする
>>222
主役ライダーの新たな能力をイヤイヤ絶賛してしまう解説係か、
それは新しいかもなw

「この武器を持ったこいつ(ライダー)の戦闘能力は、おまえ(対戦相手)を圧倒的に凌駕している……。
 だから優勢なうちにさっさと倒せと言ったんだ! このアホンダラめが!! 」
「お、俺を含む全封印魔神の力を一度に使う姿だと!? そんなバカなァ! 」

みたいな?



「ライダーに封印される怪人側が気の毒に見える」はたしかに考えどころだなあ。
それを防ぐためにこそ、序盤の敵怪人はまんま「怪物」として描写するセオリーがあるんだろうと思うが
「契約」をこなすだけの知性を全魔神にもたせるとなるとそれも難しいか。

いちおう「使用時のみ覚醒して罵詈雑言を吐き散らす」で解決しようかと思ってたんだが
そこの「怪人側のセリフではなく主人公側のリアクションのみを描写」の方が
うまく行けばスマートにまとまるかもしれない。
>>219
イマジンと契約者との間の描写もあったし
被ってると思う
魔神は悪魔らしく契約するんじゃなくて気づかれないように付与して(何か特別な演出でもって)、
与えられた者は特別な力に目覚めたと思ってそれを悪用する
っていうほうがいいと思う
頭がいいやつは悪魔は性質が悪いってすぐ思いつくし
気が弱いような人ばかりになって大胆なことができにくそうだ
リュウキとかはまだライダーになる側だからいいけど
契約だと、怪人側の、しかも怪人になるわけじゃないチョイ役の描写を難しくして
濃いキャラをいちいち考えなくちゃいけなくなる

怪人、邪なライダーと
ベルトを人のために使うライダー達が対立するのは十分理解できる
全然煩雑じゃないよ
「9つの魔のベルト」案は最高にいいのに

意見してみた
>>224
残りの部分との食い合わせでひとしきり悩んでなあ。

誕生編にあたる最序盤しかちゃんとは見てないがたぶん、
電王も似たような意図で作られてると思うんだが

「必ず各話の怪人と契約する人間が居る」っていうのはつまるところ、
「被害者という各話ゲスト」と「怪人の発生源(場合によっては怪人の中身)」を
ひとりにまとめるために選んだ案なんだよね。

そこでは「濃い」とされている各回の契約者は、
想定ではなにか重い問題を抱えた、感情移入可能な人間たちで(中には「濃い奴」や『悪い奴」も居るが)
「ライダーが怪人を倒す」という各話の基本フォーマットの中で
解決なり自滅なりの結末を個々に迎えていくという。
電王ほどレギュラーの人数が多くない(うえに、主人公の精神状態がさほど激しく変動しない)ぶん、
ゲスト側の比重が大きい話になりそうだという目算もあって。クウガがそんな感じだったかな。


契約者全員を「自ら変身して力を悪用する」タイプにする場合は、「9つの魔のベルト」の方がたぶん向いてるんだろうな。
おそらくその場合は、「主人公は実は天使」という設定を削除した方がおさまりが良くなりそうな感じだが。
(アレの元ネタは「ロードオブザリング」に出てくる、指輪に支配された幽鬼ナズグルなんだが
 「ひとりだけ指輪(ベルト)に支配されていない主人公」フロドの設定のキモは彼が
 「特殊な能力など何も持たない弱者」だっていう点にこそあると思うからね。)
誰かが言っていたように「普通の一エピソード」の構成で簡単に言うと、ざっとこんな感じ。

・自力解決が困難な問題、または法外な欲望を抱えた人間(契約者候補)が登場し
 その状況が短く描写される。

・困った人を放置できない善意の人であるヒロインが、この人間に接触し関わりあう。
 (なぜ彼女が契約者候補をピンポイントに毎回感知するのかは、
  物語全体のシリアス/コメディ度合いと、彼女を「人間」として描くか「特殊存在」とするかを元に決定。
  ここでは単に、他人の精神に対する感受性が人一倍優れているからと仮定する。)

・契約者候補に対応する魔神が出現し契約を行う。そして実体化。
 「魔神が復活のために人間の感情を利用する」という設定は逆に、
 「その力を望む人間が居なければ魔神は出現しない」ということでもある。

・ヒロインを魔神レーダー代わりに利用している(と本人は主張している)主人公が変身して魔神と戦う。
 彼の目的は「狩り」であるため、その回の魔神が誠実に無害な契約を履行しているタイプであっても
 戦闘になることには変わりはない。
 (実際には、魔神本人の意思に関わり無く魔神復活は人類にとっても契約者本人にとっても有害なため。)

・(契約者の動機が善意またはやむを得ない事情によるものの場合)
 「魔神に頼って願いを叶える」ことの是非等をめぐってヒロイン、ゲスト、主人公の間で葛藤が生じる。
 主人公の姿勢は「不可」で一貫しているが、事情によってヒロインとともにゲストの問題解決に首を突っ込むことに。

・魔神との決戦。ライダーである主人公が勝利する。

・契約者が結末を迎える。
 「人を超えた存在が真の問題を解決してくれるわけではない」という主題上、
 ライダーは勝利しても善意の契約者が必ずしも幸せになれるわけではない。
 ここでは多くの場合、主人公よりもヒロインの方が主体的な役割を演じる。
 (そして成功することもあれば力及ばないこともある。)
227名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/09/27(月) 18:00:07 ID:oMe2G4KlO
板違いだろ!創作発表板にスレがあるんだからそっちでやってろよ
何かな〜、愉快犯とは別に>>227みたいなものっそ拒否反応する奴が来るんだよなあ。こういう創作系のスレは確実に。
何か上げてるし。
ウルトラ怪獣を1日1体ずつ語るスレ その17
901 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/09/27(月) 01:22:03 ID:tRWTnfN7O
>>900
よく何回も見ようと思ったなあ…
まあそれまでよりはマシだったか。

プリキュアシリーズ特板出張所++PRETTY CURE++10
991 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/09/27(月) 02:21:06 ID:tRWTnfN7O
>>990
逆に聞くけど、それ以外の解釈を教えてもらいたい。
つまらないならまだ良い。今期は不快だ。

ウルトラ怪獣を1日1体ずつ語るスレ その17
904 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/09/27(月) 07:31:10 ID:tRWTnfN7O
こいつとの輝石回してアハハハハで嫌な予感がしてそれが的中したなあ。
ムサシピンチ!リドリアス参戦!リドリアスもピンチ!お前は主人想いの健気な奴!はいはい!
この構図を使えばリドリアスの認知度も高まるし、便利な小道具だったよ。
プリキュアシリーズ特板出張所++PRETTY CURE++10
994 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/09/27(月) 07:41:33 ID:tRWTnfN7O
>>993
私が卑怯かどうかは別にどうでもいいよ。
「服着て騒いで相棒の事なんか忘れちまえ」
って解釈の何が違うのか、どこが女児に訴えるべき善意なのかを説明願いたいだけ。

>>992
すみませんw今期は不快とかそういうのより一歩越えた所にあるね

仮面ライダーTDN(´・ω・`)Part6
126 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/09/27(月) 08:10:04 ID:tRWTnfN7O
TNOKは拳銃とクルルァを持っているが、四話現在のオッスは剣とバイクしか持っていない。
TNOKの戦闘力はオッスを上回る…?

ウルトラ怪獣を1日1体ずつ語るスレ その17
911 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/09/27(月) 13:43:26 ID:tRWTnfN7O
>>910
まだ上映してない映画の知識を前提に話を進めるやり方がおかしいって事でしょう。
松竹の事情なんざ幼児は知ったこっちゃないし。
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234名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/09/27(月) 21:06:18 ID:0fatfeWI0
>>228
日本語でOK
>>234
日本語で書いてあると思う
236名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/09/27(月) 21:44:41 ID:oMe2G4KlO
あれ!創作発表板のヒーロースレ消滅してるじゃん
やっぱどこの板いっても相手にしてくれないんだね
というか、創発板のなかでもあのスレだけは
下手糞な文章が際立っていたからな
悪いほうから数えて3本の指に入るような糞だったろ。
アレじゃあ人が誰も寄り付かないのは自明なことだ。
今また次のが立ってるがあれも論外だな。
皆であれこれ設定なんかを考えるのは楽しいんだよね
いざ書き始めたら場合によっては地獄が見えちゃうんだよ
だから何時までも細かい設定を考えていれば良いんじゃないかな
大体、細かい設定なんて書き手に相当の構成能力が無い限り足かせにしかならん
企画なり小説なりの一定の形にしようと思ったら
取捨選択はひとりでしないと駄目だと思うぜ、いくらなんでもなw

>>208主人公、>>218怪人(「契約者」設定の変更を再考中)に続く、ヒロイン、宿敵案。

これだって書いてる俺のなかですら、あと何回変更を繰り返すやも知れない「ボツ案候補」だよ!

■ヒロイン

 困っている人を見過ごせない善良な女子大生。
 知人に「トラブルセンサー」と呼ばれるほどに感受性が鋭く、
 ほとんど超能力じみた精度で他人のトラブルを感知しては首を突っ込んでいくが
 そのために自分が不利益を蒙ってもへこたれない一途な性格の持ち主。

 折に触れ「神様」を引き合いに出すがそこに宗教がかった意味合いはなく、
 自分や他人を勇気付けるための「架空のお祈り対象」にすぎない。
 (神の実在を知っている主人公だけはそれを理解せず、「今どき神だのみか! 」とイライラ。)
 また、主人公の正体など隠された真相を一切知らないにも関わらず
 無自覚にことの真相を突いてしまうことが多い。
 (魔神に襲われたトラウマを抱く幼児に「天使さまが守ってくれる」と言って勇気付けたところ
 「天使様の絵を描いて」とねだられ、しかたなく主人公をモデルに描いてしまうなど。)
 

 彼女が感知する「本当に困っている人」とは、
 多くの場合魔神たちが求める「代償を厭わないほどに何かを熱望する契約者候補」でもあるため
 魔神の出現/復活にことあるごとに遭遇することになる。
 単純に魔神の発する波動を感知している主人公や他の魔神を上回るこの感知能力(?)ゆえに
 魔神達の一部などからは
 魔王、あるいは天使の関係者または仮の姿ではないかと推測されることになるが、
 これを事実とするかミスリードとするかは一考。

■宿敵(天使)

 かつて主人公が魔王を打倒した後、魔神たちの復活を予見した神の命によって
 休眠状態で下界に残された唯一の真の天使。天使時代の主人公の同僚または後輩。

 魔神たちの大量復活を感知すると目覚め、神の意思を遂行することになっていたが
 断続的に一体ずつ実体化する魔神たちを主人公(仮面ライダー)が短期間で再度封印し続けたために
 物語の序盤では魔神の反応が感知限界を超えず、中盤になって初めて覚醒する。

 最強の天使だったかつての主人公には劣るものの
 力の大部分を剥奪された現在の主人公単体は圧倒できるレベルの力を持っている。
 しかし、失われた天使の力を封印した魔神の力で補う主人公に苦戦または敗北し、
 結果自分自身も魔神の力を駆り集めて対抗しようとする。

 ・案1(二号ライダー) 

  主人公が変身するライダーのデザインが
  「魔神(生体/古代)ベースに仮面やベルトなどに天使/ライダーの(メカニカルな)意匠を付加」なのに対し
  天使としての能力が過半を占めるために魔神と天使の比率が逆転している。
  
 ・案2(魔王代行)

  単体では既に強化後の主人公に対抗できない状態に陥っていた魔神幹部勢の前に人間態で現れ、
  自分が封印した魔神アイテムの力を分け与えることでその主導権を握る。
  (以後、主人公と戦う魔神は複数のアイテムを使用することで強化される。)  
  ライダーとの最終決戦時には自分自身は天使としての戦闘形態(プロローグでの主人公の姿に近い)を取り、
  魔神幹部勢の加勢または配下に置いた魔神全員の強制魔具化形態を武器として戦う。       

 どちらの場合でも、主観的にはあくまでも神の意思を忠実に遂行する代行者として振舞っているが
 変わり果てた人間社会のありさまに内心強烈な嫌悪感を抱いており、
 一刻もはやく役目を果たして天界に帰還したいという願望に支配されている。 
>>80>>92の言う「精神的な成長(変化?)をしない孤高のヒーロー」役を主人公にさせた場合(こっちはアンチヒーローだが。)、
精神的に揺れ動く役はヒロインの方に担当させる必要があると判断して
「他人に感情移入する」「他人の揉め事に首をつっこむ」、つまるところ平成ライダーで言う城戸や加賀美の性格を当てた。

男にしてもいいかと思ったが、主人公が独善的で超人、相方が普通人でしかも同性だと
どうしても相方の方が弱く見えてしまいかねないので
「戦闘に関しては主人公(男)、対人関係に関してはヒロイン(女)」で、得意不得意の分野を完全に分けることに。

宿敵の方は>>92の「2号は後になってから登場」に「なんで登場が遅れたのか」設定をつける。
二号と言うより、ほぼシャドームーンみたいなつもりで書いているが。

天使のライダーと言うことはディケイドにファイナル・フォーム・ライドされたらでっかい光の輪になるのかな
二人目のライダーは仮面ライダールシファー?
おもしろい説だな
巨大な天使の輪っかを敵に投げ付けるディケイド
技の名前は「ディケイドスライサー」辺りで
その後その天使の輪っかは光写真館の蛍光灯として余生を送ることになる
わっかの内側を見ないでください
むしろディケイドの「セラフィムの世界」として
練習も兼ねて2話くらいに要約した短編をまず書いてみてはどうだろう
そこから長編化するには何を加えて行けばいいか
逆算していくアプローチもありかと
ずっと輝き続ける蛍光灯か…
おまけにこの大きさ丈夫さ
しかも何と電気代もかからない!
これは凄いお宝だ!
250名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/09/28(火) 23:44:18 ID:OHszJrCiO
にわか作者は逃走しちゃったよ
もう二度と現れないよ

いつものことだけどさあ
そんなことはありませんよ。あと数日ですばらしい感動作が上がってくるよ。
結局、天使や悪魔といった提案は全部ボツというかダメになっちゃったのか?
このまま終わってしまうのはもったいないな
天使とか悪魔とかが出てくるのは良いんだけど腐向けにBLの要素も入れとかなくてはならないね
254もう、1でいいや:2010/09/29(水) 23:48:09 ID:necLQhHk0
>>251-252
あなた方が天使か。
>>253
ほぅ・・・腐男子の俺にBLを練りこむ許可を下ろしていいのかい?
俺はオッサンでも食っちまう奴なんだぜ・・・?
天使でBLと言われると、デビデビのシェキルを思い出す
ウルトラ怪獣を1日1体ずつ語るスレ その17
924 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/09/29(水) 00:42:16 ID:Ej24+vcmO
そうそうこの話。
ゴルメデもリドリアスも救わなくちゃダメなんだ!
って吠えるムサシがすっげえ嫌いになった話。
じゃあ両方救うためのてめえの具体的なビジョンを語ってみろと。ただ駄々をこねてるだけだろと。
でギリギリまで諦めなければ(延々と駄々をこね続ければ)奇跡が起きるんだよ。良い話だ。
あとさ、最終的に死んだゴルメデを悼む描写ぐらい入れろよ。
助けるべきゴルメデが死んだのにリドリアス見て笑ってENDじゃ命を大事にしてる風に見えない。
単に愛玩動物としてしか見てねえだろ。

【一所】ウルトラマン80 その3【懸命】
482 :城野エミ[sage]:2010/09/29(水) 08:39:25 ID:Ej24+vcmO
ところで私の胸を見てくれ。こいつをどう思う?

930 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/09/30(木) 00:43:58 ID:DHlGH2JMO
コロナ初登場!
「♪パンパカパーン」
冬木御大、何をとち狂った。
「何て強さだ!」「まるで太陽のコロナのよう」
説明が鬱陶しい。申し訳ないが、これまでのシリーズと比べて殺陣ではそこまでコロナが強いようにも見えなかった。
でカオスゴルメデだが、ゴルメデの角が割れて皮膚が反転し、中からこの顔が露出するんだろうと予想していたので外れてガッカリした。
しかしそんな変形パターンだと明らかにグロいので放送版で正解だと思う。以上。
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>>254
まあ、感謝の気持ちを伝えるのは良いと思います。
ただ、結局はあなたが作るんだから、ただ感謝するんでなくて
「自分ならこう思う、こう進めたいんだがどうか」
という自分の意見や意欲もちゃんと伝えた方がより良いかと。
糞スレにふさわしい流れになってきたな
>>1がどうしたいのかわからない以上は
まわりがこうしたら?ああしたら?と
意見は馬の耳に念仏だと思う。

仮面ライダーが天使で敵が悪魔、それはいいとして
その先がまるっきり決まらないまま
頓挫しているのはもったいないな。
特撮板の愚痴を吐け!
106 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/09/30(木) 02:30:59 ID:DHlGH2JMO
こういうのはむしろシステム面の話だと思うんですが。携帯厨の私は回線どうたらこうたらという話に疎いので、詳しい方のお話が聞ければと思います。
IDは一日一回変わりますよね。それとは別に、個々人の端末を識別する材料は存在するんでしょうか。
というのは、IDが変わっているというのにこの板での私の書き込みを全て特定する者がいるんですね。
数日に分けて書き込んだにも関わらず、その人間が特定した書き込みは確かに全て私の書き込みなんです。
ストーカー的な恐怖を感じてまして。


特撮板の愚痴を吐け!
109 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/09/30(木) 11:06:29 ID:DHlGH2JMO
最近はそれなりにフランクな物言いを心がけてるんだけどなあ…
自分でも分からん癖があるんだろうか。
ともかくどうもありがとう
939 名前:名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中 :2010/10/01(金) 00:45:09 ID:aSZI0pMhO
あの頃は若かったから、やらかすムサシを見て
「ああ、原点回帰か」
と思ったんだ。
後々考えてみれば、
「ウルトラマンになって怪獣を倒してやる!」
を単に
「怪獣を助けてやる!」
に変えただけなんだね。
原点回帰でなく、ただ工夫する意欲が無かっただけか。
その後マックスでも同じ展開があって呆れたが。
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>>241
あれって考えてみれば
歴代ライダーの紹介作品だもんな。
何か面白そうだなって見てきたら 
なんか悪い流れになってきたな
まぁこういうスレは荒れるみたいだし
気にしないのが一番イネ!
279名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/01(金) 18:05:13 ID:nDedfrK0O
みんなそう思ってるさ、ヒーロー小説なんか誰も興味ないのさ
ホモに尻の穴をガバガバにされた荒らし崩れが居るよwwww
281名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/01(金) 21:05:53 ID:l+wpB1CJ0
うわ、意味不明に叩かれてる
信者はどんなところでも沸いてくるな!きめえよ屑共が
終了
妄想するのが一番楽しいんだって
特撮スパロボスレだってそうじゃんw

あーでもないこーでもないって言ってればいいの
ソロモン72柱のウィキを見てみたんだが
ホンモノの厨二病というのは
アレを設定した連中のことだと俺は思った
趣旨はよろしいのですが・・・
VIPの馬鹿どものせいで
大量規制発動中なのを如何にせん
286名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/02(土) 11:23:46 ID:V7HvEPTs0
面白い話だね
此処って阿呆も居るけど、たまに来るそちらの様な人も来るから侮れない


なぜ平成ライダーは銃を使うと雑魚化するのか
346 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[]:2010/10/02(土) 01:11:25 ID:lvXsTJWOO
>>345
MDの弾幕を全て回避できる程スピードのある奴
もしくは全弾跳ね返す程装甲の固い奴
以外なら大体の状況はルナトリガーで済むからなあ…
弾幕を防御に使ったケースもありましたか。

円谷プロ、国内でタイ映像会社に再び敗訴
6 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/02(土) 01:28:06 ID:lvXsTJWOO
私は24歳でティガ、ダイナ、ガイアを見て育ったが。
この騒動って私が生まれる前からあったんだね

【一所】ウルトラマン80 その3【懸命】
518 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/02(土) 08:46:10 ID:lvXsTJWOO
せっかくだから俺はこの3を足すぜ!


ウルトラ怪獣を1日1体ずつ語るスレ その17
951 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/02(土) 15:54:39 ID:lvXsTJWOO
>>949
嫌いなのは分かるよ。
ただまあ、ドラのパクりってのはいくら何でも…w

ウルトラ怪獣を1日1体ずつ語るスレ その17
954 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/02(土) 19:00:46 ID:lvXsTJWOO
>>954
失礼、「さようならドラえもん」と「帰ってきたドラえもん」の事だと思ってた。
何か…同人だっけ。
申し訳ないけど詳しくは知らない。
というか、当時の私はまだネットやってなかった。
しかし本当にそれに酷似した筋なんだったら、
やっぱり最初から話作りに限界が見えてたって事かもね。

ウルトラ怪獣を1日1体ずつ語るスレ その17
955 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/02(土) 19:01:37 ID:lvXsTJWOO
失礼、>>953宛。
何かもうグダグダだよ俺w
【関西】今年もやってきた悪魔 甲子園ドーパント
223 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[]:2010/10/02(土) 11:47:42 ID:Tl8rCQ0OO
つまり甲子園は幸せを奪う悪魔なのだな。

ウルトラ怪獣を1日1体ずつ語るスレ その17
949 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/02(土) 11:54:08 ID:Tl8rCQ0OO
「ナウシカ」のパクリに続いて今度は
「ドラえもんの最終回」のパクリ。
ひでえもんだ。

【樋口】MM9−MONSTER MAGNITUDE−【真嗣】
766 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[]:2010/10/02(土) 12:20:25 ID:Tl8rCQ0OO
>>764
わかるよ。中途半端さの比較だね。
確かにガメラ3でさえカノンに比べりゃ遥かにマシ。

中途半端で投げ出された作品を「余韻が残った。サイコー」と感じられる>>759はすごい。
製作者にとっては最高のファンだね。

円谷プロ、国内でタイ映像会社に再び敗訴
11 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[]:2010/10/02(土) 13:24:50 ID:Tl8rCQ0OO
>>6
そうです。
何年か前に、円谷プロを見習おうというビジネス指南書が出た時は皆笑ってました。
著者は何を調べたんだか。

第3回ウルトラ検定
29 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/02(土) 13:28:09 ID:Tl8rCQ0OO
裏設定なんかじゃなくて、テレビを見ていればわかるからかなw


ライダー怪人を一日一体ずつ語るスレ その17
501 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/02(土) 13:37:47 ID:Tl8rCQ0OO
公式本でのコメントだと、意外にも、女性が変身すると知らずにデザインしてたそうだよ。
トリケラトプスはどうデザインしても、正統派のデザインにしかならない。だから、色をピンクにして奇抜さを出そうとした。けれど、女性が変身したので、フリルとも相まってむしろしっくりしてしまったと。

第3回ウルトラ検定
31 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/02(土) 14:16:14 ID:Tl8rCQ0OO
>>26を見習え
受けることに意味がある

円谷プロ、国内でタイ映像会社に再び敗訴
19 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[]:2010/10/02(土) 18:08:59 ID:Tl8rCQ0OO
>>18
メジャーな怪獣、宇宙人の権利は全部ユートムとやらが握ってるってことだよ

仮面ライダーを一日一体ずつ語るスレ
118 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/02(土) 18:33:20 ID:Tl8rCQ0OO
>>117
その話、見てみたかったなあ

【NHK】ゲゲゲの女房 は特撮番組だよな?
435 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/02(土) 18:36:25 ID:Tl8rCQ0OO
>>419>>434
録画してなかったんか?

ウルトラ怪獣を1日1体ずつ語るスレ その17
953 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/02(土) 18:40:39 ID:Tl8rCQ0OO
>>951
放映直後からネットのあちこちで指摘されてたぞ

てかお前さん「ドラえもんの最終回」を知らねえんだろ
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296名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/02(土) 20:48:36 ID:WdrPotIaO
??
仮面剣士サムライダーだろ。
タイムスリップした男が鎧でライダースーツ作って百姓の若者達に配る。
でも、何回も復活しまくりで食傷気味になったよ
特撮板の愚痴を吐け!
116 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/02(土) 19:50:14 ID:lvXsTJWOO
そのせつはお世話になりました。>>106です。
例のストーカーですが、どうやら私個人を狙っている訳ではなく
「ウルトラマンコスモスのアンチは全て俺の敵」
というスタンスのようです。
口癖に関するアドバイス等々ありがとうございました。
少し安心しました。
【オーズ】タカ!トラ!チンポ!
2 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[]:2010/10/02(土) 20:54:10 ID:Tl8rCQ0OO
どんな風に語ったらいいかな

ン・ダグバ・ゼバが最強の怪人という結論に達した
322 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[]:2010/10/02(土) 20:56:48 ID:Tl8rCQ0OO
ガミオ
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    :ミレ'"~,◎,、 !::: ! ' "∪~~ノ  \ヾ:、三ー二 三ー二ー二ー二
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                      < アッ〜!アアッ〜アッ〜〜!!
                        Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y
慇懃無礼ポーズ(末期的狂人)の特徴
・いつも携帯IDその1で慇懃無礼キャラになって出てくる
・携帯のIDは一日中変わらないからそれで一日しらを切って粘る
・あと何個か携帯IDを持ってて自演をする(白ロム)
・パソコンはID変え放題
 ただし一日変わらない固定回線は最低一つある模様
・補足
 P2も使ってるらしい
・前に名乗った糞コテ
 チャバネゴキブリ、変態、狂アンチなどなど(論外、キチガイ丸出し)
・今の糞コテ
 慇懃無礼ポーズ(すでに脳みそが腐っている)
・取り澄ました上っ面だけの態度とは裏腹に、粘着気質で執念深い
・外面だけ人の話聞くようなそぶり見せて、その実絶対に人の話を受け入れない
・偽善を嫌いつつ、自分こそが偽善者のお手本
・慇懃無礼口調と、別IDでのゲス且つバカ丸出しっぷりの二重人格的な落差
 こんな奴と話ができるか!!!バカにしやがって!!

・その上、どうやらホモ性癖があることを自ら示唆している気色悪さ
 まさにゴキブリとしか言いようがない

・毎日「ウルトラマンコスモス」の悪口を言わないと死んでしまうらしい
・人の猿真似が得意(AAやってみろ。パソコン持ってるのはネタが上がってるぞ)
・「ウルトラマンネクサス」のスレと不自然極まる連動性を持つ
・通称「インキン」
・読むと吐き気を催す電波小説もどきを書くのが趣味
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    :ミレ'"~,◎,、 !::: ! ' "∪~~ノ  \ヾ:、三ー二 三ー二ー二ー二
    :K/ー'~lj^~_/:::::ヽミー‐ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二 三ー二 三ー二ー二
   :!〉 ー‐─'"( o ρ )ミ/ ´`ヽ _  三,:三ー二 三ー二ー二ー二
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円谷プロ、国内でタイ映像会社に再び敗訴

6 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/02(土) 01:28:06 ID:lvXsTJWOO
私は24歳でティガ、ダイナ、ガイアを見て育ったが。
この騒動って私が生まれる前からあったんだね

11 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/02(土) 13:24:50 ID:Tl8rCQ0OO
>>6
そうです。
何年か前に、円谷プロを見習おうというビジネス指南書が出た時は皆笑ってました。
著者は何を調べたんだか。
ウルトラ怪獣を1日1体ずつ語るスレ その17

949 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/02(土) 11:54:08 ID:Tl8rCQ0OO
「ナウシカ」のパクリに続いて今度は
「ドラえもんの最終回」のパクリ。
ひでえもんだ。

951 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/02(土) 15:54:39 ID:lvXsTJWOO
>>949
嫌いなのは分かるよ。
ただまあ、ドラのパクりってのはいくら何でも…w

953 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/02(土) 18:40:39 ID:Tl8rCQ0OO
>>951
放映直後からネットのあちこちで指摘されてたぞ

てかお前さん「ドラえもんの最終回」を知らねえんだろ

954 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/02(土) 19:00:46 ID:lvXsTJWOO
>>954
失礼、「さようならドラえもん」と「帰ってきたドラえもん」の事だと思ってた。
何か…同人だっけ。
申し訳ないけど詳しくは知らない。
というか、当時の私はまだネットやってなかった。
しかし本当にそれに酷似した筋なんだったら、
やっぱり最初から話作りに限界が見えてたって事かもね。

955 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/02(土) 19:01:37 ID:lvXsTJWOO
失礼、>>953宛。
何かもうグダグダだよ俺w
・なぜか違う二つのスレでやり取りを交わしているID:lvXsTJWOOとID:Tl8rCQ0OO
インチキ丸出し

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敵の総称は「ソロモン」でいいのかな?

ま、悪魔なら「デビル」とか「デーモン」とかなんだろうけどw
ソロモンは彼らを封印・使役した魔法王の名前だから
どっちかっていうと仮面ライダーソロモンとか出てきそうな気がする
311名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/03(日) 00:42:54 ID:L5ckQhiH0
そんなことどうでもよろしいわ
だいぶ荒れてるが1は大丈夫か?
応援してるぜ。
元々スレ立てた人(>>1)はいなくなって
もう1でいいや氏がかわりでやってるぞ
ただの冷やかしだったのさ。元々書く気なんかないのさ。
最初のほうの数レス見ればわかることだがな
315名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/03(日) 14:27:54 ID:L5ckQhiH0
元気がいいのは最初だけ
飽きてきたら放置していなくなる

これがズバリ正解なわけだが。
1ともう1でいいやは同一人物だろ?
まあその1はもういなさそうだが
317名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/03(日) 18:21:31 ID:L5ckQhiH0
>>316
変な連中が入ってきた事でモチベーションが下がったのかも知れないね。
ただ正直、>>1さんも何言ってものれんに腕押しって感じだったし…
ひょっとしたらそこまで真剣に考えてた訳では無かったのかなあ。
それだとあまり応援したい気分ではないなあ
【腐女子】武部直美アンチスレ【きめえ】
33 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/03(日) 00:10:43 ID:KF0Uh+XmO
ダークでもなくライトでもなく、どっちつかずで記憶に残る作品って初代ウルトラマンしか思いつかないなあ。
よっぽどよく出来た内容でない限り、明暗どちらかに傾倒しないと存在感は薄くなる。

ウルトラ怪獣を1日1体ずつ語るスレ その17
958 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/03(日) 00:27:56 ID:KF0Uh+XmO
仲良しの怪獣を最終的に宇宙へ追い出す結論に至った作品が夢を叶える良い作品ねえ。

ウルトラ怪獣を1日1体ずつ語るスレ その17
966 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/03(日) 08:32:30 ID:KF0Uh+XmO
>>965
前にそれやってもらったんだよ。何回も。
いつもネクサススレ潰したAA荒らしが来て潰されたんだよ。

タ・ト・バ!タトバ・タットッバ!の口調だけのスレ
5 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/03(日) 09:05:05 ID:KF0Uh+XmO
>>2
そうかなあ…
そもそもタトバ自体既に飽きが来てるんだが。
私だけか

仮面ライダーTDN(´・ω・`)Part6
205 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/03(日) 10:34:35 ID:KF0Uh+XmO
>>204
カマキリメダルはKZRが奪ったままなのにUVAの体内からゲットするのは奇妙だろ!いい加減にしろ!

仮面ライダーオーズ/OOO アンチスレ その7
698 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/03(日) 10:39:58 ID:KF0Uh+XmO
カザリはカマキリメダルを奪還した事をウバに伝えてなかったのだよね。
じゃあウバの体内にカマキリメダルは無い筈だ。
何で今日は体内から引き抜いて虫系コンプできたんだろう?

仮面ライダーオーズ/OOO アンチスレ その7
713 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/03(日) 11:05:45 ID:KF0Uh+XmO
待った待った。
一種類につき三枚…?
前回トラとチーターが取られたから複数あるのは分かる…?

うん…私の頭の固さを棚に上げて申し訳ないけど、取っ掛かりづらい。

【一所】ウルトラマン80 その3【懸命】
535 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/03(日) 13:12:16 ID:KF0Uh+XmO
>>534
客引き

仮面ライダーゲーム総合スレPart7 【クラヒOOO】
494 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/03(日) 16:18:08 ID:KF0Uh+XmO
こんなゲームごときで一条さんの真の強さは測れない。

ウルトラ怪獣を1日1体ずつ語るスレ その17
974 :名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中[sage]:2010/10/03(日) 16:55:49 ID:KF0Uh+XmO
>>973
だからそういう厳密な分類じゃなく、作品中のスタンスの事でしょう。
街を破壊してウルトラマンに倒される巨大なバケモンという事では怪獣も超獣も同じだ。
バカだなあ。
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324名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/03(日) 21:02:25 ID:f9K8ZSPnO
cha
小説をここにいきなり書いてうまくなるなんてありえないってw
326名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/04(月) 12:28:35 ID:B8zboMPqO
小説書けないならせめてあらすじだけでも書いてけよ
それ以前にライダーの名前がないか
それこそおハナシになりませんな
そもそもオリジナルで小説を完結させたやつなんていないだろw
>>309-310
仮称としては「魔神」ていどだろうな。

実際には、たとえばソロモン72柱をモチーフにしたからと言って
最終的なネーミングが「ソロモンの魔神○○」になるようなパターンの方がむしろ稀で
最初のネーミングやモチーフは見えないように沈んでいくものだと思う。


でも名前なんてぶっちゃけた話、
ずーっと「仮面ライダーセラフィム」とかで書いておいても
最後に正式名称決めてイッパツ変換かけりゃそれで済む話だからなw

>>327
昔オリジナルウルトラマンスレがあった。
みんな一人で完結させまくっていた。
330名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/04(月) 19:11:00 ID:s652sG490
それパクリネタばっかりじゃんかよ。何がオリジナルだよ。
何か荒れてるな
どういう状況なんだこれ?
パクりでも何でもいいから書いちまえよ、小説なんか誰も読んでないからさ
どこかのサイトから小説拾ってきて固有名詞だけ変えてまるごとパクっても
ツッコミ入れる奴は誰もいないよ。
>>331
何かオリジナルの仮面ライダー小説を書いた奴に親でも殺されたんじゃないかって
キチガイが沸きまくってる
334名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/04(月) 22:07:30 ID:B8zboMPqO
それ面白そうなあらすじだな
もう小説は書かないみたいだし削除依頼は出さないの?
塾通いのお坊ちゃまに削除依頼なんてのは高度すぎるよ。
まともな文章書けないと通らないし。
まあもう少し様子みれば
338名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/05(火) 21:24:43 ID:xoMLUvunO
まずはライダーの名前からいってみようよ
339名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/05(火) 21:32:54 ID:fqWxXLFnO
仮面ライダークロマティ
仮面ライダーバース
仮面ライダーブコビッチ
仮面ライダーパチョレック
仮面ライダーカクタイゲン
主人公

市出 井伊也 (いちでいいや)、塾に通う小学生

悪の組織(=仮面ライダー小説を書いた奴)に親を殺された主人公が
仮面ライダーになり復習(復讐ではない)する
341名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/05(火) 22:44:44 ID:fqWxXLFnO
でも仮面ライダーバースは使えるかもしれん
敵はナベツーネかツツーミかミキターニ
何だタダのネタスレだったのか
終わったなこのスレも、
344名無しより愛をこめて@自治スレで板設定変更議論中:2010/10/06(水) 22:28:08 ID:Y3g3/L19O
終了
345名無しより愛をこめて:2010/10/31(日) 07:29:51 ID:k4gFnkLI0
再開
346名無しより愛をこめて:2010/11/01(月) 11:29:19 ID:QPIjhQ0o0
崩壊
347名無しより愛をこめて:2010/11/05(金) 20:18:38 ID:In8Yb9dd0
包茎
348名無しより愛をこめて:2010/11/05(金) 20:28:05 ID:Gs1TUPyG0
ほら見ろよ、小説なんか何ひとつ書けずにトンヅラこいてる
じゃねえかよ。
あらすじはおろかメインタイトルさえ出さずに終了って
今までの作者もどき野郎のなかで最悪な奴だな
349名無しより愛をこめて:2010/11/05(金) 21:17:19 ID:dwdHl0/mO
むかーし むかし

お爺さんとお婆さんが山奥に住んでました

めでたしめでたし
350名無しより愛をこめて:2010/11/05(金) 21:19:51 ID:In8Yb9dd0
自慰
351名無しより愛をこめて:2010/11/06(土) 01:53:41 ID:lMMUX0CLO
適当に酔っ払ってる俺が真面目に設定を考えてみた

悪魔とか天使モチーフが良いんだろ?
ベタベタなヤツでいーだろ?

大昔に天使と悪魔の大戦争があって主人公はその子孫
ただし自分が天使側なのか悪魔側なのかハッキリしない
なぜなら
変身した時に悪魔と天使の両方の姿になれるから
自分の存在に対してハッキリ解らないまま主人公は変身できる事実を隠し生活していく

そして地上に再び天使と悪魔の戦争が再開され主人公は戦い始める
人々のために!

つうわけで主人公は天使側にも悪魔側にも付かないで戦います
物語の進行上一時的に天使側、悪魔側に付きますが
結局お互いの主張を理解した上で仲たがいします

最終的に両陣営を休戦に持って行き終わりです
352名無しより愛をこめて:2010/11/06(土) 02:21:38 ID:LIkZEf+10
>>351
似て非なるけどメガテンみたいだな

オリジナルの仮面ライダーなんて
考えてる自分が一番楽しめればいいのよ
自分以外の誰かが面白いって言ってくれてもそれはオマケみたいなもの
パクリ上等厨房上等中断上等未完上等
書かなくたっていい
考えているだけでも楽しい
あーでもないこーでもないと妄想するのは楽しいぞ
353名無しより愛をこめて:2010/11/06(土) 03:00:06 ID:lMMUX0CLO
メガテンをパクったつもりは無いんだけど
どの辺が似てるの?
354名無しより愛をこめて:2010/11/06(土) 08:19:28 ID:4eNC1KYT0
買春
355名無しより愛をこめて:2010/11/06(土) 08:37:27 ID:CTVyPBkrP
こういうのって花火みたいなもんで「瞬間的に着火するんだけど持続して燃え続けない」のが特長だよね
でも花火と一緒で「次々に打ち上げられ続ける」ってのも特徴だと思う
複数人がうまいこと参加できるシステム(Wiki的なもの)でアイデアやストーリー分岐をうまく管理できたらそれなりに面白いだろうね
ただ、この仕掛けを使うなら著作権は当然放棄しないと話が進まないけど
まぁ仮面ライダーっつってる時点で同人側が違反者なんだけどw
356名無しより愛をこめて:2010/11/06(土) 16:04:59 ID:OHyxbVb70
超古代、隕石にのって飛来した悪魔達は地球での覇者を決めるために
現地生物の殺戮ゲームを開始する
正常な進化が阻害されるのを恐れた神は天使達を派遣して彼らを封印するが
一部の悪魔達は現地生物と完全に同化してしまった
時は現代、一度死んだ生物が超常的な力を得て蘇った「魔獣」と戦うための組織隼人に所属する
夜翅は、ある日封印された悪魔達が復活し、自らが天使となって戦う夢を見る
そしてその夢の通り、発掘された遺跡から封印されていた悪魔達が解き放たれてしまった
天使達は再び地上に現れるが、悪魔と人間が同化した「仮面ライダー」の前には歯が立たない
夜翅が天使と融合できる特殊な体質だと偶然しったセラフィムは、夜翅を説得して
二人で一人の仮面ライダーとなる
それは世界の全てを破壊する戦いの始まりだった・・・


クウガからWまで全部入ってると思う、多分
357名無しより愛をこめて:2010/11/06(土) 17:27:42 ID:lMMUX0CLO
おおまかなあらすじも見たいです
358名無しより愛をこめて:2010/11/06(土) 17:35:52 ID:4eNC1KYT0
放置
359名無しより愛をこめて:2010/11/06(土) 18:31:37 ID:VNIMBAea0
組織「隼人」てw
360名無しより愛をこめて:2010/11/06(土) 19:15:25 ID:Hd3hlcXgO
赤毛のバスケ初心者の世界
腕が伸びる海賊男の世界
ウサギ好きの闇金業者の世界
バルセロナ在住ボールが友達と言い張る男の世界
事件の度一々じっちゃんの名を掛ける高校生探偵の世界
トラブルの度一々ウオォォ!と叫ぶホストの世界
361名無しより愛をこめて:2010/11/06(土) 20:27:08 ID:BADKBXjh0
>>348
おまえぐらい熱心にスレの続きをせがんでくれてれば
>>1も本望だろうなw
362名無しより愛をこめて:2010/11/06(土) 20:34:55 ID:CC6+k51VO
>>360
闇金とホストがわかんねぇ
363名無しより愛をこめて:2010/11/06(土) 20:43:33 ID:Hd3hlcXgO
>>362
闇金ウシジマくんと夜王だよ
364名無しより愛をこめて:2010/11/06(土) 22:20:13 ID:peMK/mRI0
とりあえず>>360が書いた小説は死ぬほどつまらなさそう
365名無しより愛をこめて:2010/11/07(日) 00:39:14 ID:6gztHfjdO
>>351つづき

とりあえず
天使と悪魔が街中でチマチマ戦っていても説得力が無いので
最初のOPは街中で巨大な天使と悪魔が突然戦闘を始める
そいつらが言うに地上を統べる者の証を取りに来た
それで主人公の持っている変身アイテムがソレ
で主人公が灰色のライダーに変身し巨大化両方退散させる
その後は普通の街中でノーマルサイズの戦闘
366名無しより愛をこめて:2010/11/07(日) 01:06:23 ID:9mhWQjC6O
>>1が消えたから今後は二代目が執筆することになるのかな
367名無しより愛をこめて:2010/11/07(日) 01:23:44 ID:6gztHfjdO
俺は………。
>>1の帰りを………。
待つ!!!
368名無しより愛をこめて:2010/11/07(日) 12:47:34 ID:KvesBoZSO
つまりこれは

僕の考えた仮面ライダーセラフィムを書く流れッ……!

369名無しより愛をこめて:2010/11/07(日) 16:58:55 ID:6gztHfjdO
それでいーんじゃないかな?
370名無しより愛をこめて:2010/11/07(日) 23:04:08 ID:g24oe5oJ0
適当にワードを入力すると
仮面ライダーの設定やストーリーを作ってくれるサイトとかないの?
371名無しより愛をこめて:2010/11/08(月) 01:36:07 ID:bAjV9YZ3O
>>370
とりあえず適当にキーワードを入れたまへ
372名無しより愛をこめて:2010/11/08(月) 10:33:27 ID:UZLoBdqOO
>>このスレに
登場するライダーの名前、技、デザイン、能力、人間としての名前、戦う理由
登場する各キャラクターの名前、性別、年齢、性格、趣味嗜好、職業、生い立ち、悩みや夢、物語にどう関わるか
バイクを初めとした登場するアイテムの名前、デザイン、性能
全何話なのか、各話タイトル、各話のコンテ、各話のテーマ
全体のテーマ

等をこのスレに書き込めば、有志によって設定やストーリーが返される可能性もなくはないよ?


あるいはこの設定どうしよう、みたいな疑問を投げたら誰かが返答してくれるかもしれん
373名無しより愛をこめて:2010/11/09(火) 23:21:54 ID:K1C1ZXKH0
>>372
チミがつくってくれるんでしょ?
ためしにちょっと書いてみて
374名無しより愛をこめて:2010/11/10(水) 00:28:44 ID:S+xw9FcAO
>>373
チジミが食べたい……

今ソロモンの魔神について調べてるからちょっと待て
このスレが落ちる前に飽きてなければ適当に投下するさ
予告編もどきになるかもしれんけど
375名無しより愛をこめて:2010/11/10(水) 00:50:24 ID:K3IOp0oG0
なんだ、もう>>1とは関係なく出してもいいのか。
リアル系のライダーを計画してるんだが、バイクの名前が決まらない。
376名無しより愛をこめて:2010/11/10(水) 03:39:01 ID:S+xw9FcAO
>>376
いやさすがにセラフィムに関係ないのは不味いんじゃないか?


>>1原案でぼくのかんがえた仮面ライダーセラフィムを勝手にやるのはいいのかと言われたら
ごめんなさいとしか言えないけど
377名無しより愛をこめて:2010/11/10(水) 11:48:16 ID:L87MwsNBP
BLACKの別世界ってのは昔考えたな
ブラックサン
シャドームーン
リバースライト
ダークスター
みたいな感じで全員がキングストーンに相当する宿命の星を背負って戦うみたいな
378名無しより愛をこめて:2010/11/10(水) 17:54:39 ID:ENnlrMCm0
SRCの仮面ライダーヴァルゴっていうのがそんな感じ
黄道12星座の怪人達が、それぞれ二体づつグロンギを従えて
創世王になるためのゲゲルをするって設定
ヴァルゴの怪人が組織を抜けて仮面ライダーになる
379名無しより愛をこめて:2010/11/10(水) 21:27:13 ID:iM5BXtsDP
敵は堕天使といったところか?
380名無しより愛をこめて:2010/11/10(水) 22:40:41 ID:wJQWSMPgO
>>379
裏切り者の始末屋みたいだな
かなりダークな物語になりそう
381名無しより愛をこめて:2010/11/10(水) 23:03:25 ID:S+xw9FcAO
双子座がボスで蟹座がかませなんだろうか…
382名無しより愛をこめて:2010/11/11(木) 00:37:22 ID:2h+zcQ/R0
変身アイテムのなりきり玩具から考える。銃モチーフ。

変身ベルトはイクサベルトと似た構造で、
中央部に四角くひらべったいマガジン(弾倉)型アイテムを上からスライド式で挿入、
左1/3がトリガーつきのグリップになっている。(ここだけを取り外すこともできる。)
逆サイド右側にはは発光・サウンドギミックを内臓。
つまり全体的には、銃口を右に向けた銃をベルトのバックルにしたような形状。

「マガジン」には最大6発の「弾丸」が装填できるが、これがガイアメモリやコアメダルに相当する。
マガジンをセットしトリガーを引くと、一番上にセットした弾丸のものから順に
それぞれ固有の効果音、ボイスと発光が右サイドから放たれる。
(つまり一番上に「変身」の弾丸をセットしていない場合、ベルトを装着しただけの生身の主人公が
 先に特殊能力発動の弾丸を撃つことも可能になるが、劇中でもこれを行う。)

変身ベルトに付属する弾丸は、「変身」「必殺技発動」「変身解除」の三種。
また、他玩具との連動ギミックと余分弾丸のストック用にマガジンは二個付属し
一個はベルト側面のホルダー(左右どちらでも可能)にキープできる仕様に。
383名無しより愛をこめて:2010/11/11(木) 02:20:30 ID:o8o8/hOBO
ガイアメモリとかもICチップ入れてガンバライドと連動させる案
ガンバライドにIC読み取り機があるけどメダルだけじゃなく
他の物もかざすだけで読めるようにして連動できるようにしたらどうかな?
今後メモリみたいなコレクタートイの形が変わってもガンバライトと連動させる事で価値を失わなくさせるというか
だから弾丸トイにもICチップ仕込むのと音声発信装置をつけてベルトでもガンバライトでも遊べるようにするみたいな
384名無しより愛をこめて:2010/11/11(木) 10:26:54 ID:eMkk+2R2P
>>382
その場合リボルバータイプで自由に弾を選べた方がいいな
手で回す事も出来て、回すと弾の種類を音声で通知

フォトンブラッドそのものみたいな弾もあって発射すると周囲を汚染する代わりに一時的に能力が増強するとかも面白いかもしれない
385名無しより愛をこめて:2010/11/11(木) 10:52:14 ID:o8o8/hOBO
>>184
手で回すより撃鉄をファングみたいにガシャガシャやって弾丸選択出来た方がいいかも
386名無しより愛をこめて:2010/11/11(木) 13:20:16 ID:2h+zcQ/R0
おお、色々と興味ぶかい意見が。

ガンバライドは詳しく知らなかったんだが弾丸を一個詰めたマガジンをかざすと反応するとかにできれば
面白いかもしれないな。

好みで言うと平たいマガジンよりリボルバー式の方が俺も好きなんだが
弾丸を詰めたモノをベルトに装着するというギミックを考えると、ケース型にして厚みを押さえた方がいいかなと考えた。
単体持ち運び時にはiPODまたはデッキ型ということで。

弾丸選択はそうだな、
撃鉄にあたる部分がホイールになっていて
回転させると1〜6の各弾丸を選択できる形にするといいかもしれない。(そしてトリガーするとその弾丸が発動。)

あと「空または一度撃った弾丸を再トリガーすると『EMPTY!!』と言って空振り音」。


387名無しより愛をこめて:2010/11/11(木) 15:18:10 ID:o8o8/hOBO
一つの弾丸に三つは音声が欲しいと思うので
引き金を一回と二回と三回引く事で違う音を出せるとか
二回と三回の時のタイミングはダブルクリックぐらいの早さでやるとか
こんなんは?
388名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 00:14:09 ID:3Sdkl9Vw0
玩具からライダーや戦隊を考えるってのは意外とやってる人が少ないよな
厨二的な設定とはまた別の頭脳を使うぶん煮詰めれば面白いかも知れない
389名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 00:33:15 ID:ryOcs/+n0
おもちゃ受けしそうなバイクってどんなギミックかね
やはり変形合体なのか?
390名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 00:47:45 ID:qkDSEp8b0
厨設定で合体みたいな熱いのはちょっと合わないと思うな。
ぶっちゃけおもちゃ受けと中二って正反対だろ
結構難しいと思う


と言いつつ、装備してる武装(銃とか剣とかその他もろもろ)が集まって、
盾が二つになって車輪に!武器と合体してバイクに!とかなら面白いかなーと妄想
でもメカニックっぽくて中二じゃないかな。もうバイクだけは最新技術使うって設定の方がいいんじゃないかね
391名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 01:07:52 ID:3Sdkl9Vw0
平成ライダーが始まって以降、厨二設定でライダーを書きたい! と言う人間は
後を絶たないけど、バイクに関して独自設定を出してる人は殆どいないように感じるなー。
その一方、開き直って"乗らない"ことに対する抵抗は今も根強い。
だったらオリジナルヒーローにしちゃえ、と。
あくまで厨二+ライダーに拘りたい場合、
バイクの存在が足枷になってる側面はあるだろうね。

まあ、その点は本家だって毎年相当苦労してると思うんだけどさ。
392名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 01:12:36 ID:qkDSEp8b0
マシンキバーの現代の馬って設定は上手いと思う。
だからあれじゃね?召喚するときは馬だけど、紋章くぐるとバイクになる、とかどうよ
玩具ではその変形機構を再現!とか。
でも正直馬が活躍できないし微妙だな
393386:2010/11/12(金) 01:38:17 ID:XYLszrJb0
>>387
どっちかって言うと各弾丸で出る音声と光は一種のみ、
複数(マガジンに入る分)を使い分けていくような感じで考えてるんだが
「一発撃つと無くなる」っていう括りを捨てればその「連続回数で変わる」のもいいかもな。
問題は、オーメダルよりも小さくなりそうな「弾丸」にどこまで組み込むキャパがあるのかだがw

>>388
参考に平成ライダーのなりきり玩具を扱ってらっしゃるレビューサイトを見てみたが
玩具の仕様を見て初めて「ああ、なるほどだからこういう設定や使い方だったのか」って
すごく腑に落ちることが多々あったからね。
そしてダブルの「ありがとうそしてさようなら」販売の店頭状況を見てて思ったのだが、
売れ残り組を極力出さない商品展開に頭をひねってみたい。
394名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 02:07:21 ID:JEowhJuN0
>>393
光ったり鳴ったりするのは弾丸じゃなくて銃(ベルト)なんだし
ある程度の種類を仕込むこと自体はできるんじゃないか?
素人考えだけど

395386:2010/11/12(金) 02:09:41 ID:XYLszrJb0
そして続き。

「弾丸」の中でももっとも特殊な物が「ライダーに変身するための弾丸」。
(これが「どのライダーに変身するか」を決定する。ベルトを含め全アイテムが、複数のライダーで兼用されるため。)

そしてそれに次いで特殊なのが、「装備を召還する弾丸」の三種。
破壊的な効果を発揮する「剣」、防御的な効果を発揮する「盾/ガントレット」、
そして移動に関連する効果を得る「乗騎/レッグアーマー」。

1.これを普通にトリガーすると、既に変身しているライダーに対応する増加装甲が被さりそれぞれのフォームに再変身する。
  (剣の場合は「徒手空拳だが体の各部に鋭利なフォルムの攻撃的な鎧」という形状。)

2.トリガーを引きっぱなしで一定時間保持すると、一旦発光したベルトが「エネルギーを引き戻された」ように消灯、
  この状態でトリガー/グリップ部分をベルトから外しトリガーから指を離すと、
  召還音とともに(劇中では)各装備がアイテムとして実体化する。

「剣」と「盾」は玩具ではアイテム(つまり剣とガントレットのなりきり玩具」)状態になるが
「乗騎」だけは逆に「再変身したときの増加装甲(レッグアーマー)」を再現。
「乗騎」を2.の形で放った場合、劇中では
グリップから放たれた光線を浴びて、主人公のバイクがライダー仕様のバイクに変身する。
396386:2010/11/12(金) 02:36:14 ID:XYLszrJb0
>>394
弾丸の機能を、ベルト側がどの音声や光を出すかを指定する「認識対象」のみにしてしまうと
まだ晒してないんだけど他アイテムとの連動がしにくい気がしてね。
オーズのオーメダルがまさにその形態なんだが問題が一つあって、
オーズドライバー(というかオースキャナー)にはたぶん全部のメダルの音声が最初から入ってるからいいものの
メダジャリバーの方ではどのメダル入れても音声もなにも変わらないんだよな。

他の、たとえばキバのガルルセイバーなんかを見てきた限りではどうやら
「固定またはランダムの音声か発光ギミックを全アイテムに搭載」は可能だけど
「全アイテムに多数の音声を搭載しキーアイテムによって切り替え」は現状無理っぽい。
ダブルではガイアメモリにその両方を持たせてたからどれに挿しても「ガイアメモリの側の」固有ライト&サウンドが出てたが
これをどうキーアイテム(弾丸)とデバイス(ベルトその他)に役割分担させるか。
397名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 11:27:32 ID:V68cKpMSO
>>391
すげーな!
そのまま売り物になっちゃいそうじゃないか?
問題点として考えてる部分はあるの?

>>395
イクは装着型のを考えてるの?
398名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 12:48:20 ID:qkDSEp8b0
ん、安価ミスかな?
>>390の武器合体バイクならシート周りをどうするかで結構悩んでる
大型の武装用意しないときついかな、と。
それこそエンジン部分にはガトリングガンとかね。まるたみたいな太さの武器ってそれくらいしか知らないし
あとはハンドル。ヌンチャクとかじゃなきゃ出来ない気がする。
399名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 13:07:15 ID:3Sdkl9Vw0
ハンドルは確か剣にしてた先人がいらっしゃったような。

〜バイクがらみで ぼくのかんがえたことのあるライダー〜
学校の怪談をモチーフに、七不思議になぞらえて七つのフォームに
チェンジできるライダー。二宮金次郎像がモチーフのキンジローフォームは、
バイクを畳んで背負い、体に繋いだエンジンの力で超パワーを生み出すぞ!
400名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 13:14:33 ID:3Sdkl9Vw0
連レス失礼
弾丸ライダー、非常に面白そうだし詰め甲斐もあると思うんだが、
ひとつ玩具として致命的な弱点を提示しておく。

    小 さ い お 友 達 が 呑 む

何か対応策を考えるんだ!
弾丸単位じゃなくてマガジン単位の玩具にするとか!
401386:2010/11/12(金) 13:31:02 ID:XYLszrJb0
>>397
装着型のようなそうでもないような?
別スレで前に書いたんだが「軽いトライゴウラム」って感じ。


(本編の)冒頭では市販バイク(ベース車)で登場、
最初に「乗騎」弾を発動したグリップ部で撃たれたときに、「ライダーバイクのアーマード状態」になる。

次に、これいきなり「弾丸は1発1回使い切り」っていう前の設定を反故にしてしまうが
「アーマード状態のバイクに乗ったライダー」が「乗騎」弾を再トリガーすると、
バイクのアーマーがライダーに吸い取られてライダー側がアーマー形態(なりきり玩具は、このとき特徴的な脚部分だけ再現。)になり、
バイクの方は「元になった市販車とほとんど変わらないフォルムだが軽量のライダーバイクっぽい」姿になる。

初登場回ではここから
バイクを蹴って飛んだライダー(脚部中心に強化済み)が敵にライダーキックをあびせ、
軽量化したもののスーパーマシン化しているバイクは自動運転でその脇を通過してカッコよくターン決めて停車する。

ここまで妄想した。
設定上は「剣」弾で召還または生成される「手持ちの剣」と「乗騎」弾で変化するバイクが同列の存在だが
なりきり玩具では実は「手持ちの剣」が商品化される一方「剣」弾で追加変身するライダーの装甲は商品化されず、
バイクはその逆になっているのがお分かりいただけるだろうか。「バイクをなりきり玩具として商品化」とか無理だからねw

402386:2010/11/12(金) 13:36:06 ID:XYLszrJb0
>>400
そうなんだよなあ。

「弾丸をマガジンに詰めてベルトに挿してトリガー」に拘ると
弾丸を大型化するぐらいしか対応ができんので
逆にマガジンにオースキャナーの認識部分機能を持たせて、
各商品についているスキャン元(ぶっちゃけバーコードでもいい)を読ませるとその弾丸がチャージ、とかかな。
今ぱっと思いつくのは。

ただベルトの「発光部(右側)」「マガジン(中央)」「トリガーグリップ(左側)」が全部分離できる仕様だと
全てに発光とサウンドの両ギミックを持たせるわけにもいかないので
どう分散するかが難点だ。
(今の想定では右と、中央の「弾丸」が発光、トリガー部は「音声」を担当。)
403名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 14:00:15 ID:3Sdkl9Vw0
>>402
呑まないということを前提に置くなら、以前挙がってた
リボルバー案の方が、厚みのあるぶん事故が少ないと思うよ。
厚みがあるということは弾丸を立体的に変わった(呑みにくい)形にできるということでもあって、
(リアルさは薄れるかも知れないが)概ねやりたいと思うことができるんではないかと。

あと実際どこまで考えてるのかは知らないが、全部分離することの利点として、
後続アイテムで個別にバージョンアップできるというのがあると思うんだ。
俺は重火器の類に全然知識がないけど、デカレンジャーのディーアームズセットが、
ライトサウンドギミックのメリケンサック+認識対象の警棒で銃を作るという、
よく似たコンセプトになってると思うので、その線で研究してみてはどうだろう。
404名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 14:37:50 ID:V68cKpMSO
いやー天才だ

>>401
つまり
人間・バイク

ライダー・バイク

ライダー・アーマーバイク↓
アーマーライダー・バイクって事?
バイク自体を変身させるのは良いね!カッコイイ
メタル系ライダーだね

>>400
弾丸スゴイ良いと思う
綺麗な色付き透明の弾丸を想像したわ
並べて遊びたい

わからんがビー玉飲み込むヤツなんて特殊だと思うし
あと前にリカちゃん人形は味付きで子供が口に入れないようにしてるって見たことあるような
まあ注意書きでなんとかなるさ!
405名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 14:45:34 ID:3Sdkl9Vw0
あ、そうか。弾丸って口紅みたいな形してるのがあるんだよな。
ああいうのならそうそう呑まないか。

試しにリボルバー案と分離機構による換装案(妄想)を煮詰めて、
ものすごく単純に「ガイアメモリをそのまま弾丸にする」イメージで考えてみた。
まず、トリガー操作によるグリップ→弾丸のスイッチ機能はあるんだろうけど、
それをいわゆる長押し機能(弾丸の名称→固有の効果音を発動及び発光)とし、
これにリボルバー回転操作による、グリップ→複数弾丸の
短時間連続スイッチ押し機能(弾丸の名称だけ発音)と、
さらにリボルバーの装填操作による、マガジン→グリップのスイッチ押し機能
(マガジンにグリップ側のスイッチを押させる)を加える。
回転操作によって、装填された弾丸と発射する弾丸を明示することができ、
さらに装填操作によってマガジン装填音を出せる他、
>>395で触れてるグリップを外す(スイッチを押してたマガジンとグリップを分離)
という動作で、召喚音や実体化効果音を発動する効果が得られる。
銃身は見た目を大いに変えてくれるので、右はただの透け窓ということでw
406名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 14:49:18 ID:qkDSEp8b0
ていうかシリンダーそのもの交換じゃ駄目なのか?
ウルトラマンマックスのダッシュライザーみたいに
あれなら弾丸交換も出来て飲み込む危険もないだろ

いや素人意見でごめんね
407名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 14:57:28 ID:3Sdkl9Vw0
よくわからなかったんだけど、
たぶん俺がリボルバーとシリンダーという単語を
混同してたのが原因だと思う。実にごめんなさい
408名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 15:10:11 ID:V68cKpMSO
ゴウラムバイクの時は空を飛べたり重武装だったりして付加価値を付けた方がいいかもね
409名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 15:23:03 ID:MJdP0rYgP
バイクの装着はモスピーダがひとつの完成形なので、あまり深く考えても迷路にハマりこむだけかもねん
410名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 17:04:43 ID:DcgzBVbG0
つーか、バイクを装着するなんて、ただの足枷にしかならん。
411名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 19:04:03 ID:V68cKpMSO
>>410
玩具から仮面ライダーを考えるって話だしアリなんじゃない?
俺はカッコイイと思う
412名無しより愛をこめて:2010/11/12(金) 19:07:53 ID:MF/jGIM9O
ディエンドライバー
413386:2010/11/13(土) 02:08:47 ID:SyGj+4tk0
バイク談義が続いてたかw

モスピーダ案(バイクそのものをライダーに合体させる)は
例のスレで「軽いゴウラム→アーマー」のネタを出す前にちょうどやってたな。

つまるところあのパターンだと、合体後のライダーがタイヤという重い宿命を背負うことになるので
「じゃあクロスみたいにバイクの増加装甲だけ転移させりゃよくね? 」ってわけで>>401になった。

CG使用前提の(ほぼ)必殺技限定合体なら、

バイクに乗ったライダーが怪人めがけて爆走

走りながらバイクが空中分解じみた勢いで超高速変形しつつライダーにまとわりつく

両足のタイヤでスケーティングした超重装甲形態ライダーが怪人を粉砕

元バイクのパワードスーツ部分を撒き散らしながら地面を滑り停止

こういうのも考えられるが。
414名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 02:50:22 ID:PyglGCRa0
そういえば、ライダーキックは注目されてるけど
ライダーブレイクの発展系ってあんまり話題にならないよね
バイク自体がアレな響鬼を除けば、カブトまでその手の技が毎回出てたのに
放映当時はサバイブファイナルベントは邪道とか言う奴居たし
415名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 04:58:51 ID:VtA/OSF4O
かっこいいな555の進化系っていうか
ついでに残ったバイク自体もロボに変身させて
まさしく漢ロボにしよう!良いなぁ!
416名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 05:05:26 ID:VtA/OSF4O
>>413
二号ライダーはそれで行こう!
バイク自体と合体することでアーマーライダーよりも重武装タイプなかんじが差別化されて良い!

ただ実写でやりすぎるとゴテゴテしたかんじになりそうでもある
あくまでスタイリッシュにして欲しいな
矛盾してるけど
417もう、1でいいや ◆kve1O/TN9c :2010/11/13(土) 12:08:01 ID:k4Q5WzMh0
さて、荒られまくってもう完全に消えた思っていたのにまだ残っているとはこれ如何に?
418もう、1でいいや ◆kve1O/TN9c :2010/11/13(土) 12:10:09 ID:k4Q5WzMh0
自分が本物かどうかは>>192を見てくれれば分かると思う。
419名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 12:22:41 ID:6OFS+j3q0
このバイクの玩具の話は厨二ライダーなんだっけ?
随分メカニックな感じだが
420もう、1でいいや ◆kve1O/TN9c :2010/11/13(土) 12:33:22 ID:k4Q5WzMh0
バイクがどうこうなっているので、俺の意見を言ってもいいかな?
まぁ、かなりの期間放置していた自分が言うのもおこがましいんだけどな。

バイクは、ソロモン72柱のフルフルをバイク化したようなもので、
通常時は、黒を基準とした大型のバイク。
主人公がグレーの石碑をベルトにセット、解放する事で『地獄の辞典』で書かれたようなフルフルの姿となり、
そこに主人公が乗り、空を飛ぶ敵と戦う・・・
まぁ、龍騎サバイブのファイナルベントの逆みたいな感じかな。
ここまでスレの流れを読めなくてすまいないな。
421名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 12:53:57 ID:VtA/OSF4O
オルタナティブのアレがバイクになっちゃうぐらいだから大丈夫なんじゃないの?
422名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 13:03:11 ID:SyGj+4tk0
>>414
あれ系の中じゃガタックがカブトと協力してやった
バイクをキックで叩き込むやつが一番好きだw
あれを水平方向でできないかなあと前から思ってるんだが
「推進してるのはライダーではなくバイク」ってことを考えると
バイクが前に出てライダーがそれを押すってのは難しいのかねえ。

>>417
よう、おかえり。
俺もトリップつけるかな。
どれが自分の発言でなおかつ弾丸ライダーがらみなのかが
後から見てても分からなくなってきたw



423名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 19:38:56 ID:VtA/OSF4O
>>423
スカイラブハリケーンみたいなやつか
まあ考えてみたけど有り得ない軌道を描いてしまって

取り合えず一案は
ファングとアクセルのダブルキックみたいなヤツを止まってるバイクに後ろから叩き込む

もう一案は
バイク縦列走行

前のライダーが後ろへジャンプ

後ろのバイクをカタパルト代わりにして前のバイクへライダーキック

前の無人バイクは凄い勢いで敵に向かって
どかーん


っていう

いやー我ながら小学生よりヒデーと思う
424名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 19:48:45 ID:SyGj+4tk0
>>423
いや、「ライダーがキックでバイクを突進させる」っていう
俺のそもそもの前提に無理があるからなw
425名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 20:06:43 ID:L3QRcDBHP
バイクが武器なのか移動の手段なのかだよな
ライダーのスペックって2輪車で走るより早い気がしない?
ローカルな範囲でしか移動しないなら武器、世界規模で移動するなら移動装置(走るんじゃなくワープに近い感じ)になると思う
426名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 20:26:23 ID:SyGj+4tk0
>>425
分かる。

そもそもあいつらけっこう変身前でも
怪人が暴れてる現場まで走ってくるからなw

移動手段としてのバイクにスポットを当てようと思えば逆に
あるロケーションから別のロケーションに移動するときに
バイクを使う段取りをあえて書き込まないとツライような気がする。
427名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 21:04:41 ID:v22jb3fS0
平成ライダーにおかされた意見だな
昭和は常に移動手段が変身前からバイクだったから別にそんなことは思わなかった
428名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 21:17:55 ID:FKT+K1x30
改造車上等、排気ガスも撒き放題で良かった昭和とは時代が違うから
429名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 22:05:27 ID:VtA/OSF4O
Wでは気持ちいいぐらい移動手段だったなぁ
行き掛けの景気の良いウィリーが大好きだった
オーズもアメリカンスタイルの重戦車な感じが出てて良いと思います
430弾丸ライダー(仮) ◆Q87BvXQr7Q :2010/11/13(土) 22:19:02 ID:SyGj+4tk0
とりあえずまとめてみた。

■変身ベルト「(ライダー名)ドライバー」仕様案

1.バックル構成

 右側=発光部。
     設定上はパワープール。
     (発射された弾丸のエネルギーをチャージし、トリガーの即リリースか長押しかに応じてライダー本体またはグリップに伝達。)

 中央=マガジン(最大で弾丸を6発装填可能)挿入部。
      
 左側=操作系(トリガー/ダイヤル/グリップ)部。
      左手で操作する。本体からこの部分のみを分離可能。
      マガジンの弾丸1〜6の全てを認識するため、トリガーとマガジン部の間にマガジンと同じ高さの認識部を設ける。
      音声ユニットと電池は全てこちら側にあり、ベルトからグリップを取り外した状態では右と中央は発光しない。

2.変身/リロード時のアクションとライト&サウンド

 ・バックルを取り外した状態でベルト本体の電源をONにする。
 ・バックルをベルトに挿入すると変身待機音が鳴り始める。(三秒程度鳴って停止。)
 ・変身待機音が鳴っている間にダイヤルで「CHANGE」を選択し(または事前にセットしておき)
  トリガーを引くと、右発光部が「ライダー基本形態」のパターンで発光し
  『CHANGE』の音声と変身音が鳴る。
  (弾数の兼ね合いから、『CHANGE』弾は必殺技を兼用。)
 
 ・『CHANGE』が一度トリガーされた変身中状態でマガジンを抜くと、『EMPTY』の音声が鳴り
  「変身解除秒読み状態」の待機音が一定時間鳴る。
 ・変身解除秒読み中にもうひとつのマガジン、または今抜いたマガジンを再装填すると
  『RELOADED』の音声が鳴り変身状態を継続。
 ・そのまま放置すると変身解除音が鳴り、電源オン直後の状態に戻る。
431弾丸ライダー(仮) ◆Q87BvXQr7Q :2010/11/13(土) 22:21:05 ID:SyGj+4tk0
3.ベルト付属弾丸の構成

 A.変身系(1発)
 ・『CHANGE/FINISH』(変身及び必殺技発動。基本中の基本。最低限これ一発あれば戦える。)
 B.召還/再変身系(1発)
 ・『RIDE』(フォームチェンジ/アイテム召還の三種の弾丸のひとつ。「乗騎」弾。)
 C.特殊能力系(3発)
 ・『JAGGER』『TORTOISE』『HOPPER』 (倒した怪人の能力を封入した特殊効果弾。)
 D.その他系(1発)
 ・『BLANK』(「空」の弾丸。設定上は倒した敵にこれをトリガーすることで上の特殊効果弾になる。)

 以上6発。


 コレクタブルアイテムである『弾丸』が増えてきた場合に装填する箇所を確保するため、
 ライダー本体の基本となる「変身」と「必殺技」をひとつの弾丸にまとめる。

 また、フォームチェンジ/アイテム召還に属する『RIDE』は
 召還対象がバイクであることからなりきりアイテムとしては出さずベルトに同梱に変更。
 (「剣」「篭手」用弾丸はそれぞれのなりきり玩具に同梱。)
432名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 22:29:35 ID:VtA/OSF4O
おー!
これ心配してたのが主要武器が銃だけだとアクションが散漫になるというかハンパになるというか
って思ってたので剣があって安心した
どうせなら銃と剣を両手に持ったスタイルが良いな
剣のデザインはエンジンブレードみたいなやつが良いね
デザインは決まってるの?
433名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 22:32:19 ID:VtA/OSF4O
なんとなく見えてきた!
ポケモンライダーかな?
434弾丸ライダー(仮) ◆Q87BvXQr7Q :2010/11/13(土) 22:47:01 ID:SyGj+4tk0
>>432-433
実はこの仕様だと「銃」そのものはベルトから分離はしないんだ、すまないw
分離させたトリガーで撃つ対象も、自分のバイクとか「エネルギーを与えて変身その他させる」対象だけだしな。

篭手(ガントレット)に砲口がついていて、これが剣と対になる射撃武器に相当する。
剣と篭手とバイク全部をいっぺんに使う形態はこのベルトで変身する初期形態にはなく使い分け、
中間強化形態(>>403で言われて思ったんだが、マガジンとトリガーの間にバージョンアップ用アイテムを挟む)で
初めて同時使用も可能に。いわゆるトリニティーフォームだな。

しかし、ポケモン? そうかこれポケモンだ!
今言われてはじめて気づいたわwww



435名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 22:56:05 ID:VtA/OSF4O
じゃあ簡単だけど俺も提案
ベルトはシンプルで良い
回転灯と音が出れば良いや
んで
篭手がセットでついて来る
そんでその篭手を付けて決まったポーズをするとベルトから音が出る仕組み
篭手には振るとそれを記録するようになっていて
簡単に三回振るとこの音とか
四回振るとこの音とかって簡単な仕組み
それを計算するような変身ポーズを取ると上手く変身音がなる
篭手にスロットが付いていてそこにメモリみたいなやつを入れるとまた違う音が出る
変身ポーズを取る前に必ず篭手スタートボタンを押すこんな感じかな
436名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 22:56:39 ID:L3QRcDBHP
>>427
それは平成ライダーのスペックがインフレしすぎてるせい
初期ライダーは十数メートルのジャンプ力だからバイクで移動することに意味があった
100メートル前後ジャンプできる脚力でスケボーを漕いだら新幹線より早く移動できることになる
437名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 23:02:11 ID:OwrTektd0
>>436
スカイライダーのスカイターボがマッハ1.2だったり
1号ライダーが100mを1.5秒で走ったりS1のパンチ力1万メガトンだったり
スペック自体は遥かに昭和ライダーの方が高いだろ
438名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 23:07:26 ID:L3QRcDBHP
>>437
そうだな
平成ライダーという方言は御幣がある
ライダーシリーズのインフレに問題があるということだ
Xあたりですでに地上での移動手段としては意味がなくなってたな
まぁXは水中移動用という理由付けがあったから存在自体には意味があったが
439弾丸ライダー(仮) ◆Q87BvXQr7Q :2010/11/13(土) 23:14:12 ID:SyGj+4tk0
ここから先は未整理だが、なりきりアイテムのシリーズとの連動。

なりきりアイテム群の基本的なセットは

「弾丸(怪人のモチーフになる生物名のもの。上で言うC群)」
 +
「武器の増強パーツに変形する、そのモチーフのメカアニマル」。

特殊なのが「剣」「篭手」の二種で、これはそれぞれ
『SWORD』弾の同梱される「ジャガー型メカが変形する剣」と、
『GAUNTLET』弾の同梱される「カメ型メカが変形する、砲のついた篭手」になる。
(だからベルトに同梱される弾丸が『JAGGER』と『TORTOISE(カメ)』になっている。
 『SWORD』と『GAUNTRET』は、それぞれのアイテムを召還する『RIDE』と同じカテゴリーの弾だが
 これらを召還の為にマガジンに入れると逆にメカアニマル側が空になるので、
 『JAGGER』と『TORTOISE』を交換にセットする。)

ちなみに剣になるのがジャガーで砲撃担当がカメなのは、
V3のハサミジャガーとカメバズーカが元ネタであるのは今さら言うまでもないだろう。

この2種以外のメカアニマルは、弾丸をC群の弾丸としてマガジンに入れ使用される一方
本体は剣と篭手に変形合体して強化パーツとして機能する。


Wのメモリガジェットシリーズと二種の武器に形態が似ているが、
その他メカアニマルの弾丸をベルトに入れる連動を本編でも描写するほか
ベルトが無い場合でも「武器」と「強化パーツ」だけで連動が成り立つようにして遊びの幅を広げるという意図。
ダブルの場合はどちらかというと、メモリガジェットがシャフトやマグナムに装着されるのはイレギュラーで
ベルト同梱メモリでのマキシマムドライブがメインだったからね。


440名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 23:15:25 ID:PyglGCRa0
採掘場とか、爆走できる場所が出てこないのも辛いな。
マシンがどんなにモンスタースペックでも
街中で走る限り交通ルールに則って走らねばならない。
441名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 23:19:31 ID:OwrTektd0
>>438
何をいっとるかよく意味が分からんがJや真、ZXみたいな一発ネタの連中除けば
初代〜クウガまで普通にバイク乗り回してたと思うんだけど
アギトから乗らなくなって龍騎から全く乗らなくなった印象
んでWでまた乗るようになった感じ
442名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 23:20:24 ID:VtA/OSF4O
>>435
つづき
ベルトには決まった音声のほかドレミファソラシドが3オクターブぐらい入っていて
例えばメモリみたいなやつの読み取ったバーコードの信号とかをベルトに送信して
メロディーを流す事ができる
変な話かえるの歌とかチューリップとか
443名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 23:26:49 ID:L3QRcDBHP
>>440
そこを解決しようとするとウイナアみたいな飛行タイプのバイクになるわけだが
そうなっちゃうともう武器さえ持ってれば乗ってる奴は変身してなくても勝てそうだよな
444名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 23:32:39 ID:bxE0KoPW0
V3のハリケーンやXのクルーザーがかなり頻繁に空を飛んでいたという事実
445名無しより愛をこめて:2010/11/13(土) 23:36:59 ID:VtA/OSF4O
>>439
なんかスゲーな!
446名無しより愛をこめて:2010/11/14(日) 10:47:07 ID:HzxYujSo0
○結局オーズも小林の腐女子脚本だった件
241 :名無しより愛をこめて[sage]:2010/11/06(土) 01:22:39 ID:BADKBXjh0
真面目な話、小林脚本の特徴は腐臭いと言うより特ヲタ臭い。
辻褄合わせに人一倍執着する結果として
説明くさいセリフが多用されまた長いというあたりが。

○戦隊ロボ総合スレ
953 :名無しより愛をこめて[sage]:2010/11/06(土) 01:43:02 ID:BADKBXjh0
>>952
アルティメット自体の頭部が吹っ飛ばされても
自立行動が可能な恐るべきロボになるな

○最強の仮面ライダーはディケイド
143 :名無しより愛をこめて[]:2010/11/06(土) 01:44:42 ID:BADKBXjh0
石森への侮辱ってったらあれだ、
シージェッター海斗って奴の方がはるかにアレじゃねえの?

○戦隊ロボ総合スレ
955 :名無しより愛をこめて[sage]:2010/11/06(土) 01:54:49 ID:BADKBXjh0
敵「む、ホンモノの顔はそこか!! 」
マスターヘッド「ふふふ、甘いなあ」ギギギギギ
敵「ぎゃあー! 顔が!! 顔がバックリと割れてビームが!!!!!! 」

怖いだろうなあ。
447名無しより愛をこめて:2010/11/14(日) 10:49:11 ID:HzxYujSo0
○結局オーズも小林の腐女子脚本だった件
251 :名無しより愛をこめて[sage]:2010/11/06(土) 20:04:21 ID:BADKBXjh0
元々心の底からそんな気全く無く描かれていたはずの
バトルモノとかスポーツモノの男性同士の関係を妄想で転化してきたのが腐なら
むしろ男性同士の関係を本編で丹念に描かれれば描かれるほど
自分らの脳内で膨らませる余地がなくなって苦しいのでは? とも思わなくもない。

逆の例だが、龍騎のミラーモンスターとカードデッキの設定が
あれだけオタ心を刺激していまだに「おまいらが考えた龍騎のライダー教えれ」とか言い合っている一方で
さらに綿密にかつ歯ごたえありそうに設定されている剣のアンデッドとライダーシステムではそれがないのも

「結局オタなり腐なりは、本編で描かれきってない空白部分に惹かれ妄想を膨らませる」ということの証拠ではなかろうか?

○特撮作品で「えw」ってなった場面
306 :名無しより愛をこめて[sage]:2010/11/06(土) 21:09:04 ID:BADKBXjh0
クライシス皇帝大地に立つ! のときのおみあし。
448名無しより愛をこめて:2010/11/14(日) 10:58:15 ID:HzxYujSo0
       ..............     ┃
       :, v、ヘM 'リ"ノンミ/ソMv、:   ━╋━┓┃┃       ━   ┃
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    :ミミ::::慇懃無礼ポーズ_:::::::::ミ :   ┃  ┃          ━━━┛
    :ミ:::::::::::二__, --、r'"___、,,,,,`ヾト、::ヽ←ID:BADKBXjh0
    :ミレ'"~,◎,、 !::: ! ' "∪~~ノ  \ヾ:、三ー二 三ー二ー二ー二
    :K/ー'~lj^~_/:::::ヽミー‐ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二 三ー二 三ー二ー二
   :!〉 ー‐─'"( o ρ )ミ/ ´`ヽ _  三,:三ー二 三ー二ー二ー二
   :i:::::::∪  ,.:: :二Uニノヽ--/ ̄ ,    ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|,,,,,...:;:'';;;"´"'''::;:,,,
   :.!:::::::::::::r'ェェエエエ■}  ..|  /!      アトミックパンチ         |:;;;;::: ,,,,,,,,,,,,,,,, ,,;;;;´."'''
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    :ヽ .*;';*;',';**;*∵;ミミr--‐‐'´}     ;ー──────────‐┘''''''''":;;;;:::;;;;::´'''"´'''"
.*;';*;,;***;;*;;*;∵;  ∪uノ`ヾ:::-‐'ーr‐'"==- ニ 二 ニ 二 ニ 二=
     :ヽ:::::ヽ_     ノ.::::::ノ:::::イ==- ニ 二 ニ 二 ニ 二==-
      :`i、:::::::、::..::::::::::::::::::::...:::ノ ,∧  人_人_人_人_人_人_人_人_人
                      < アッ〜!アアッ〜アッ〜〜!!
                        Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y
449名無しより愛をこめて:2010/11/14(日) 18:15:17 ID:k18oZRS90
>>442
玩具としては面白そうだけど色々と難しそうじゃないか?

篭手の動きを調べるのはwiiとかみたいにセンサーの技術が発展してきてるから何とかなると思うけど
篭手で習得したデータをベルトに送る部分が難しくないか?

wiiのようにセンサーの方に向かってリモコンを振る、とかなら問題なくデータ飛ばせるだろうけど
腕と腰、でポージングつけちゃうとリモコン(篭手)とセンサー(ベルト)の間が遮られちゃいがちになるだろうし
素人考えだから出来ないってわけじゃなく、難しそうってだけなんだけど

でも改造人間がポージングで、戦闘状態にシフト(変身)って設定的にカッコイイよね
昭和ライダーはちゃんと見たことないんだけど、ライスピ読んで昭和ライダーのカッコよさにびっくりした
450名無しより愛をこめて:2010/11/14(日) 18:58:43 ID:iOE4HGF40
ベルトの方を完全に「ガイアメモリタイプの電池入り音声ユニット」のホルダー化して

ベルトから抜く(抜いたときに音声が鳴る)

篭手に挿す(挿入音とメモリ固有の音声が鳴る)

篭手側にある振動検知センサーのカウントに合わせて
篭手に挿さっているメモリから必殺技音などが出る

ではどうだ?

離れたベルトと篭手の通信が要らないほか
ダブルドライバーと同じくベルト側に電源も電子回路も搭載する必要がなくなるし
ガイアメモリぐらいのサイズのアイテムであれば発光と複数の音声を出せるぜ。

ダブルの玩具では「挿す場所」そのものが、メモリにどの音を鳴らさせるかのスイッチになっているが
このスイッチ部分を篭手に内臓された動きセンサーに担当させる感じで。

451名無しより愛をこめて:2010/11/14(日) 20:24:46 ID:U0LScFyqO
>>449
やっぱり通信に問題アリか
キーレスみたいなやつでなんとかならんかなと思ったんだけど

篭手から音を出すのはやっぱり決まったポーズを取るとベルトから音が出る事にロマンがあるので無理だ
だけど決まったポーズをとって音を出すだけなら
ディケイドライバーやダブルドライバーみたいに変身ポーズにベルトのギミックを動かす動作を入れれば済む事なので
この玩具は完全に欠陥品なんだな
弾丸ライダーさんみたいに練り込んでる訳ではないし

まあコレの事は忘れて下さい
452名無しより愛をこめて:2010/11/14(日) 22:19:22 ID:iOE4HGF40
>>451
完全に欠陥品って言うけど俺の弾丸ライダーだってそもそも
トリガーと分離するのを思いついたあと「え、音声ユニットどこに入ってんの? 」とか
そんなんで結構詰まりながら考え進めてんだぜw

アクションと連動はたしかに難しいけど
これ実際に出来たらすごいメリットがあると思う。

なんせこれまではベルトを手で操作するか、手持ちの武器でしか鳴らせなかった効果音をアクションで鳴らせるってことは
昭和みたいな「武器持たずに戦うライダー」の、ベルト以外のなりきり玩具を出せるってことだからな。
商品化できるということは番組で活躍させる動機ができるってことでもある。

「今すぐ詰めろ」とはもちろん言わないけどさw

453名無しより愛をこめて:2010/11/14(日) 22:53:47 ID:d4DuDtGSP
>>435は実は現実解がかなり昔に出されている(オモチャではなく検知器でだが)
ボウルにパチンコ玉を入れたような仕掛けで傾きを検出する

「その時に腕の位置が厳密にどうだったか」をチェックするのは玩具としては意味がない
なせなら「そのポーズをとりたくてオモチャを買う」わけだから
つまり「その一連のポーズをとったときにどのように傾きが連続してあらわれるか」だけチェックできればいい
こういうのは技術者上がりがビジネス関連の勉強をするとぶつかる問題の典型
販売者が提供したい厳密さ と 購入者が欲する厳密さ の違いが理解できないとビジネスは成功しない
454名無しより愛をこめて:2010/11/14(日) 23:00:53 ID:iOE4HGF40
>>453
「別に厳密にそのポーズでなくても所定の音声は鳴ってしまうが、
 その(一連の)ポーズを取れば定められた音声は鳴ってくれる」って感じかな?



455名無しより愛をこめて:2010/11/14(日) 23:01:54 ID:mm0qxEr10
小説スレじゃなかったのかよwwwwww
456名無しより愛をこめて:2010/11/14(日) 23:03:45 ID:iOE4HGF40
>>455
おおそうだった。この玩具で戦うライダーのお話を作らねばな。
457名無しより愛をこめて:2010/11/14(日) 23:03:47 ID:d4DuDtGSP
>>454
そういうこと
どこを切り捨ててよいか を見極めるために2年近く会社で怒られまくった俺からのマジアドバイスだぜ
ベルトの中にセンサーが1個あれば大多数の客を満足させられるなら、その仕掛けで商品化するのが正解
458名無しより愛をこめて:2010/11/14(日) 23:09:55 ID:mm0qxEr10
あれ?結局>>1の中二ライダーとは別にメカニックので新しく小説作るのか
459名無しより愛をこめて:2010/11/14(日) 23:11:09 ID:iOE4HGF40
>>457
それは実際、玩具サイト巡ってると良く分かるよw

ついでに時間があるなら、>>430-431>>439に書いた俺のについても
「ここまではイランだろ」っていう要素を出してみてくれ。
あんまり夢を膨らませすぎて既存商品からかけ離れた仕様にならないよう
気をつけてはみたけどな。自分じゃはっきりとは分からん。
460名無しより愛をこめて:2010/11/14(日) 23:11:32 ID:TkXzb/J70
おもちゃの話をしてるからメカニックに見えるだけで
能力としては、ブレイドや龍騎に近いと思う。
いや、ブレイドもメカニック系か?
461名無しより愛をこめて:2010/11/14(日) 23:16:51 ID:mm0qxEr10
ブレイドはメカニックと超パワーの融合、って感じだな
でも結局解析したり武器に変換したりは現代技術だしまあメカニックちゃメカニックか
俺はここの住人とは逆に、小説は小説で作って、おもちゃに出来るかどうかは二の次だな。
そもそも内容がシリアス寄りだからニチアサに放送できるものでもないだろうし
深夜枠狙い(のつもり。)で書いてるからよくてもフィギュア化くらいなもんだなあ。
いやもちろんそんなこと現実にはあり得ないんだけどさ。
462弾丸ライダー(仮) ◆Q87BvXQr7Q :2010/11/14(日) 23:36:54 ID:iOE4HGF40
>>458
俺はなw
前にも書いたがこういう場は無秩序に案を出したり募ったりするのには非常に向いているが
どっちみちまとめるのはひとりひとりだからね。
あとソロモン72柱で考え続けてる人も別に居たはずだ。

>>460
自分でもだんだんゴリゴリのメカニック系のつもりになってきてたけど
言われてみれば同じ仕様でも生物チックにはなりうるな。
「怪人はナマモノ」、「装備およびアイテム化した怪人=メカアニマルはメカニック」みたいな折衷パターンもありか。
メカニック系は「誰がそれを作ったのか」を考えないといけないから
どのみち話に組織なり天才科学者なりを登場させないといけないんだよね。

さて、上に一通りの玩具仕様をでっちあげた上で今度は
「この玩具を売るにはどういう設定とお話にするべきか」を考えていく。

463名無しより愛をこめて:2010/11/15(月) 00:09:05 ID:+jm3DW2SP
>>459
まず大事なのがミッシーという考え方、過不足なく重複なく要素を洗い出すことを最初にやる
最初に「具体的に何をやるか」を考えちゃうと進むプロジェクトも進まなくなる、枝葉末節だけが充実していくからだ
「やりたいこと」を中心に、どういう要素があるのかを洗い出し、それぞれがどのようにカテゴライズできるかを考える
そして洗い出しが終わったら要・不要を判断していく
※つまり職人芸的な「自分の気に入るものを作る」というやり方は最初から想定外

例えば>>430-431でやりたいことは「変身アイテムの定義」だよね
まずは要素を洗い出す
次に洗い出した要素をカテゴリに分類する
ここで登場するカテゴリは「ベルト」「バックル」「マガジン」「銃」「弾丸」という5つだと思うので、洗い出した要素をこの5つに割り振る

なのでまずは要素出し
先に書いたけど具体的に何をやるかをこの段階で考えるとプロジェクトが進まなくなるので、ここでは要素出し以上のことはしてはいけない
サンプルを書くけど
・腰に巻けるベルト
・ベルトには変身アイテムを付けられる土台
・変身アイテムは銃、マガジン、発光部の3つの大きなパーツから成る
・変身アイテムは機能別に2つに分かれる
・変身アイテムは発光と発声を行う
・変身アイテムの機能はさらに細かいアイテムによって個別の機能を発揮する
・細かいアイテムはマガジンに装てんする弾丸
・弾丸によって発光パターンが変わる
・弾丸によって発声パターンが変わる
・変身アイテムの使い方によって発光パターンが変わる
・変身アイテムの使い方によって発声パターンが変わる

仕事じゃないんでざっとしか考えてないけど最低でもコレくらいは必要だよね
他にも要素があればまずはそれを書き出して、それを5つのカテゴリのどこに属させるかを決める
ちょっと話は変わるけど弾丸の形状が丸くなきゃいけない理由はない、そういう「書いてないことを暗黙のうちに決める」ことはしてはいけない
銃の部分が発声するかどうかも(最終的にそうなるとしても)最初から決め付けてはいけない
俺がここを頑張る理由がないので、ここは参加したい人たちが頑張る部分


上の話とは別に思いついたから書いておくけど、弾丸にバーコードをグルっと一周書いておくというのはどうだろう?
トリガーを引くことで物理的に弾丸が移動してバーコードリーダーが弾丸の種類を読み取る
これはブレイドのオモチャで安価に実装できることがわかっているテクノロジーなので、現実的な実装としてアリだと思う
まぁこういうことを考えるのは要件定義のかなり後の方なんだけどね
464名無しより愛をこめて:2010/11/15(月) 01:11:21 ID:BWHmWyKP0
>>463

ふむふむ。

「リアル商品化のために頑張る」つもりまではさすがに毛頭ないので
あしからずご了承いただきたいけども
想像以上に大変そうだな、現実にあれらのなりきり玩具作ってる人らのお仕事も。
俺のでっちあげ架空玩具レビューとは桁違いなのは(最初から分かってはいるが改めて)非常に良く分かったw

どの弾丸でどの音声が出るかっていう認識は、単純に「弾丸の底についたピン」で選択させる前提で書いてたんだが
その仕様なら弾丸型でもバーコードを使えなくもないな。
バーコード式だとベルト以外の全てのアイテムにバーコードリーダーを搭載する必要があるから
たまたま俺の前提では使用はできないが。
465弾丸ライダー(仮) ◆Q87BvXQr7Q :2010/11/15(月) 01:14:31 ID:BWHmWyKP0
そして「お話」の方をちょっと考えてみたので
晒してからおやすみする。

■第一話あらすじ(案)。

現実とは似て非なる、もうひとつの現代日本。
かつてある組織の日本侵略に使われた、「改造人間」を彷彿とさせる怪人たちが新たに出現した。
警察の火器をまったく寄せつけず、自衛「軍」の展開が間に合わないほど神出鬼没なこの新たな怪人たちを、
それに呼応するかのように現れたもうひとつの存在が撃破してゆく。
人々は彼らを、かつて「組織」と戦ったヒーローの名を取り「仮面ライダー」と呼んだ。だが。

かつて(新)怪人の引き起こした事件に巻き込まれ、家族を失った青年(主人公)が、
怪人の脅威に対抗すべく設立された警察内の新機関に配属された日から本編の物語は始まる。
上司、同僚との出会いと、その後の知人や友人との会話を通じて
暗い過去を乗り越えつつある現在の彼の性格と、
「さらなる被害者を生み出さないために尽くしたい」という熱意が描かれる。

そしてその日から数日を経ずして、もはや常態化した怪人出現の報を受け
主人公もチームの一員として出動することになる。

やはり足止め程度にしかならない抵抗を続けながら近隣の住民避難に努める警察チームだったが、
予想通りその現場にも「仮面ライダー」が接近しているという連絡が入る。
いっせいに顔色を変えて現場を離れようとするチームメンバーの中で、
ただひとり主人公だけがその場に立ち尽くし
魅入られたような表情を浮かべ、せまりくるバイクの爆音を待つ。

その脳裏に、自分が家族を失った日の、「怪人」と「ライダー」の死闘の記憶が蘇る。
彼と、動かない彼を逃がそうと必死で説得し続けていた先輩(女刑事)と、怪人だけが残る現場に現れたのは
あの日、凄まじい威力の武器を振るい余波で周囲に壊滅的な被害をもたらしながら戦った
「あいつ」とほとんど同じ姿の「仮面ライダー」だった。
466弾丸ライダー(仮) ◆Q87BvXQr7Q :2010/11/15(月) 01:16:57 ID:BWHmWyKP0
「仮面ライダー」は、一瞬主人公とその先輩に目をやり、次いで怪人を見据える。

怪人との肉弾戦闘に突入する「仮面ライダー」。(「あいつ」はまず銃を抜き、それで召還した剣で切りかかった。)
素早い身のこなしで怪人の攻撃をかわしながら戦う。(「あいつ」は最初から押し続け、無傷で怪人を追い込んでいった。)
やがて怪人の攻撃がライダーを捉え、吹っ飛ばされたライダーがベルトのグリップを掴みトリガーに指をかける。

恐るべき破壊兵器の召還を予期し、身を固くする主人公。
だが、トリガーが引かれた瞬間に発光したのはライダー自身の体であり、
周囲に散乱した破片が浮遊し変形しながらその身にまとわりついてゆく。

見る間にこれまで誰も見たことのない強化フォームに変身したライダーは、
動揺した敵の隙をついて発動した必殺のキックで怪人を撃破する。

呆然としてその後ろ姿を見やる主人公と先輩。

ライダーは軽く振り向いて、確認するように一瞬ふたりを見やったあと
自分のバイクに向かって歩き去ろうとする。

……そのとき響き渡る、もうひとつのバイクの音。

やってきた「もうひとりの仮面ライダー」、
これまで各所で目撃されているなかでも最も目撃数(あるいは人数)の多いタイプのそれが、
最初の仮面ライダーに険しい声で問いかける。「何者だ? 」

事態を把握できない主人公の目の前で、倒された怪人の体があげる炎を挟んで、にらみ合うふたりの「仮面ライダー」。


この世界の「現在」は、西暦201x年。
「組織」が日本侵略を成功裏に終え、人々が「組織」の支配する新しい時代を生き始めてから
既に長い年月が経過していた。

(第一話終わり。)
467弾丸ライダー(仮) ◆Q87BvXQr7Q :2010/11/15(月) 01:26:32 ID:BWHmWyKP0
文章にしてみて初めて思ったが、ド暗い話だなあ……。
まあいい。これはこれで晒しておくので
ご意見あればどうぞお気軽に。気軽に応対するからな。

おやすみ。


468名無しより愛をこめて:2010/11/15(月) 04:23:16 ID:WUxrDImH0
>>453
その発想は無かった
ただ、
「腕(=篭手)の位置が厳密にどうだったか」じゃなくて、「wiiリモコンと同様にどの角度(縦横斜め、捩りぐらいの簡単なものだけど)で振ったか」
で検出するのを想定してたから、そこまで高レベルなセンサーを想定してたわけじゃないんだ
というか問題はポージングの検出よりも検出したデータの通信の方で


ってとこまで考えてから気づいたけど
システムの問題点の話じゃなくて、「ベルト単体にギミック仕込んだ方がいい」っていう商品化すら時の考え方の前提についてのお話だったで御座る
469名無しより愛をこめて:2010/11/15(月) 09:01:01 ID:s/RVChGcO
良い仕事しますねー弾丸ライダーさん!
暗いとかってのはあまり思わなかったよ
お前誰だ?ってのが良かった

ベルトのアイデアはまあイロイロと考えれば出てきますが
玩具的に見てどうなの?とか
これはダサい!とか
度外視すれば

例えばフォームチェンジ事にバックルも変形するとか
バックルの
右側が羽の形で
真ん中が回転灯
左側がボタンとかで
フォームチェンジすると
羽が開いてV字型のバックルに
今度は羽を左側に閉じて違うデザインにする

これは上の方で書いた天使にも悪魔にもなれるヤツのベルトで

まあダサいな
あとはガイアメモリみたいなギミック付けるぐらいしか無いなぁ
こんな感じです

ちなみに羽をファングみたいにガシャガシャやれるタイプです
470名無しより愛をこめて:2010/11/15(月) 10:24:15 ID:s/RVChGcO
ベルトのアイデア
あとメタル系のベルトで
ベルトの真ん中に車とかに使う筒状の真空管みたいな大きいヒューズがあって
イグニッションを回すと
カメラのフラッシュみたいなやつが点滅するとか
ヒューズは数種類あり交換可能
471名無しより愛をこめて:2010/11/15(月) 10:51:37 ID:s/RVChGcO
>>470
追加
ベルトはブレーカーがモチーフでカブトのベルトに近い感じです
472名無しより愛をこめて:2010/11/15(月) 23:49:33 ID:s/RVChGcO
俺ばかり書き込んで申し訳ない
篭手ベルトを少し詰めてみた

ライダー的にはWとアクセルを混ぜた感じで
三段階変形のベルトと合成した
バックルはV字型と右側と左側に変形
篭手はオーズのオースキャナーみたいに腰に装着できるタイプ
篭手側はリモコンみたいなものとして
トリガーを引きながら三回振って
トリガーを放すと信号発信するのみの機能にする
バックルは予め出したい音を待機させてリモコンで発信させる感じ
ただしリモコンが壊れたりした時の為にリモコンが無くても遊べる仕様とする

ライダーの設定は
ノーマルライダー
スピードライダー
アーマーライダー
の三種類と
属性
ファイヤー
アイス
サンダー
を設定

ベルトの変形でアーマーとノーマルとスピードを選び姿を変えて
メモリの入れ替えで属性変更し色違いになる

手順としては

バックルにメモリ装着
バックル変形
バックルを斜めにガチャで水平に戻し待機音

リモコンをベルトから外しトリガーを引きながら三回振る

トリガーを放し信号発信

ベルトの音とメモリの音が鳴る


リモコンで他の玩具と連動させるのも面白いかもしれない
473名無しより愛をこめて:2010/11/16(火) 18:02:06 ID:k3QEd4IG0
>>467
HHOが読みてぇ…(挨拶)

物語としては面白そう、というか続きマダー
ただ、玩具からライダーを考えよう! っていう企画的に考えると
このライダーが弾丸ベルト(仮)を使う弾丸ライダーである意味がないように見える

…意味がないは言いすぎた
えーと、序盤過ぎて意味が見えない。
もっと、弾丸ベルト(仮)を推して考えた方が面白そう

あ、でも話自体は面白いから
この話+弾丸ベルト(仮)で考えてく方向でよろしいんではないでしょうか
474名無しより愛をこめて:2010/11/16(火) 18:23:54 ID:bfRrOBUM0
ありがちな所でいくと、最初はベルトor変身用の弾丸が無くて
銃だけで戦ってるけど、何らかの理由でそれが手に入って
ライダーに変身できるようになるとか?
475名無しより愛をこめて:2010/11/16(火) 21:21:23 ID:x909B8GJP
そうすると「銃で倒せない敵」が敵組織の実行部隊だということになり
それが「通常兵器で倒せない」という意味なのか「ドラキュラやゾンビ的な意味で聖なる祝福を受けた弾でないと倒せない」かの2択になり
ヒーローの相手としては圧倒的に後者を選択したいところ

通常兵器では穴は開くけど塞がってしまう、切ってもくっついてしまう
で、「偶然見つける」か「誰かから授かる」かして主人公はソレを手に入れるわけだ
476弾丸ライダー(仮) ◆Q87BvXQr7Q :2010/11/17(水) 03:00:54 ID:ewKjd+IA0
>>453
「あらすじ」で表現するのが難しい部分だなあ。
まず設定として説明してしまうと(「弾丸を交換」じたいは、ガイアメモリと同じく一弾丸一能力だからだとして)、

主人公の回想する過去に出てくるライダー、そして最後に現れる「よく目撃されるタイプの」ライダーが使っているのは
最初に現れて怪人を撃破したライダーの使っている(上で玩具設定している)ベルトと非常に良く似た形をしているが
「普通にホルスターから抜いて目標を撃つ」銃型の変身アイテムで、

「銃口から発射された光弾で対象の器物その他を破壊し、それを各弾丸にあわせたアイテムのパーツなどに変化させ、
 (トリガー長押しで)引き戻されてきたそれらを装着または装備する。
 トリガーを引いてすぐ離した場合は、普通に対象を木っ端微塵にする」という、
質量保存の法則にのっとったシステムで変身(=強化スーツ装着)からアイテム召還までこなす機能を持っている。


玩具設定の、そして現在の主人公の前に最初に現れたライダーの装着している、
「銃口の無い銃型のバックルからグリップ部分を取り外し、それでバイクその他を撃って変身させる」変身ベルトは
実は上記のすばらしく話が早い変身アイテム(銃)の、
非常にめずらしい「対象破壊機能オミット版」なんだ。

>>430で書いた「右側=パワープール」部分がその「破壊的なエネルギーを非破壊(変化)エネルギーに変える」装置で、
トリガーを即リリースした場合そのエネルギーは、
「ベルト装着者の体に伝播し肉体そのものごと変身(さらに再変身)させる」。

弾丸換装型の「銃」であるメリットは、上段の通常型の場合に集中していて
主役の使う変身ベルトは、実はその通常型「銃」タイプの、不便で危険な特殊型なのだという。

さらにカンタンにまとめると、

通常型(銃タイプ)=「周囲のなにかを破壊し、強制的に自分の戦う道具に変化させる(使用後は分解消滅)」
主役型(ベルト型)=「自分が変化する、または自前のバイク等を破壊せず変化させて戦う(使用後は元に戻る)」

という関係になる。
477弾丸ライダー(仮) ◆Q87BvXQr7Q :2010/11/17(水) 03:04:29 ID:ewKjd+IA0
「じゃあ、主役も素直に銃型を使えばいいじゃないか」という話になってしまうわけだが
なぜそれをしないのかというと、ここでは
(ぶっちゃけ主役の玩具をベルト型にしたかったからだが、それを正当化する劇中設定的には)
「銃型は必然的に、リアル銃撃戦と同等かそれ以上の危険と破壊を周囲に撒き散らすから」としている。


第二話冒頭(テレビ番組で言うとOP前の部分)で
最初に来たライダーAと後から来たライダーBが戦うことになるんだけど
このとき2人がどう『銃』を使っていくかを中心に細かく経過を書いていくと、
(「」内が、特に注目されたいポイント部分。)

・Bが「左腰側面にあるホルスターから『銃』を抜いて」Aに銃口を向ける。
・A(※怪人撃破時に『RIDE』の強化フォーム・高速機動型に再変身済み)、Bも驚く早さで銃口をかわす。
・B、『銃』から光弾を連射。回避運動を取るAにことごとくかわされるが、
 光弾は着弾した車やコンクリート壁を粉砕。(先輩女刑事が悲鳴をあげる。)
・Aがバイクに飛び乗り逃走、Bもバイクに乗って追跡開始。(このときバイクは、双方とも基本フォーム。)

・追ってくるBを認めたA、
 「『RIDE』弾でトリガー引きっぱなし状態にしたグリップを外し、それで自分の今乗っているバイクを撃つ」。
・Aの駆るバイクが強化フォームに変身すると同時に、A自身は強化フォームから通常フォームに戻る。
・強化されたAのバイクが、追いすがるBのバイクを引き離し始める。

・Aとバイクの変身に「驚いた」B、またホルスターから『銃』を抜き、
 「進路上を走っていたトラックの荷台に銃口を向けてトリガーを引く」。

・「光弾に直撃され爆散したトラック荷台とその積荷の破片のなか、半径一メートル程度の球状に巨大化した光弾が,
 中に取り込んだ破片群をメタモルフォーゼさせながら、
 Bの『銃』の銃口めがけて逆進する。」

・Bとそのバイクを戻ってきた光弾が直撃、光がはじけ、
 突き抜けて出てきたBのバイクはAのそれと同じ強化フォームに変身を終えている。
・続いて前方から降り注いでくる大量のその他の破片を回避または粉砕して、Bのバイクが猛加速を始める。
 その背後で、トラック破壊の余波に驚いた後続車両が急ブレーキ、玉突き衝突を起こす。


……箇条書きでもこの長さなので小説の形にするならたぶん大幅に削ることにはなるが
「銃型便利だけどやべえ! 」と思わせたい意図がおわかりいただけるだろうか。
同様に「剣」「篭手」も、武器として召還して使うと周囲への損害や危険が非常に高く、
周囲の人間が巻き込まれて死傷する可能性が高いということを表現するために
上の「第一話あらすじ」の戦闘シーンでは、
それを平然とやってしまった「過去のライダー」と、自身が強化フォームになる「主役ライダー」を並べて描いている。

ちなみに「多少の人的被害は気にせず怪人を倒す」ライダーたち(主役の比較対象)を登場させ、
なおかつ彼らが国家権力に狩られる側になってしまわないようにするのが、
「デストロンに相当する組織に日本が既に支配されている」という設定の設定意図のひとつ。
478名無しより愛をこめて:2010/11/17(水) 03:18:33 ID:ewKjd+IA0
>>473-475
そしてたしかに、
「玩具がこういう仕様だ(と想定した)から話はこう作る」っていうスタンスでもそれ以外でも、
なにもあらすじ一個設定一個に拘ることなくやりたい要素一個から派生して
まったくの別案を色々考えてもいけるわけだよな。

あと「第一話や二話に必要な要素を埋めていく」っていうか……

>>475の「ベルト(変身方法)の入手」でも、
「最初から持って使っていた」と「第一話で手に入れた(または授けられた)」では
必然的に他の必要条件が変わってくるよね。
後者の場合は「使い方を説明する役が登場しなければならないだろう」とか。

そのへんを詰めてくだけでも第一話まる1本ぐらいのお話が出来上がりそうな気がする。
479名無しより愛をこめて:2010/11/17(水) 03:40:39 ID:ewKjd+IA0
間違えてた、>476は>>473宛てで。
480名無しより愛をこめて:2010/11/17(水) 10:54:52 ID:+PDSHjk40
能書きばかりでつまらない
早く面白くしてくれ
481もう、1でいいや ◆kve1O/TN9c :2010/11/17(水) 20:44:04 ID:9A6GMVv00
朝日が斜め上に輝く中、一台のバイクがとある工場の前で止まる。
『基山整備工場』という6文字が朽ちつつある中辛うじて読み取れる。
バイクに跨っている青年――天園夜翅は、ヘルメットを脱ぎ、ハンドルにかける。
「ふあ〜ぁ。やっぱり寝不足になっちまったなぁ……」
「ハイハイ、文句言わないの。また一匹の悪魔から街を救えたんだから、それでいいじゃない!」
バイクの後部座席に乗っていた少女――石原瑞希が、軽快に夜翅の背中をドンッ、と押す。
「…ふあぁぁ、眠い。俺はもう寝るから、テキトーに朝飯食っとけ」
「またぁ?生活リズムおかしいよ、夜翅は!」
「はいはい、そうですね」
夜翅は気だるそうに答え、工場の中にバイクを押し進めていく。
「…まったく。何であんな性格になったんだろ」
瑞希は、工場の隣にある、少し大きめの倉庫に向かった。
そこには瑞希の部屋と、もう一つの――――『部屋』がある。
その『部屋』には、悪魔や天使、それらの歴史や記録などが記されてある本が大量にあり、瑞希はそこが好きだった。
瑞希は、その『部屋』にある一番古めかしい本を取り出した。
「……『悪魔について』」
瑞希は誰に言うでもなく、ただ淡々と語る。
「……『悪魔は、かつて世界を管理していた神に反旗を翻した、神の使いである。
悪魔達は、神より力を与えられた王によって使役され、王の優秀な僕となった。
王は悪魔達を従え、神のお零れを貰うために神殿を作らせた。
そこで王は恐れた。実は、彼らを使役したつもりだったが、実は誰一人として従っているのではなく、従っているフリをしているだけでは無いのか、と―――。
そこで、王は神に頼んだ。『悪魔達を封印できる、絶対の使者を使わせてはくれないか、と。神は1人の大天使と71の天使を使わせ、悪魔達を封印した―――』」
瑞希は、静かにパラパラとページをめくっていった。
「……『悪魔は、人の想いを食べ、その身をこの世界に証明する。悪魔は、人間の持つ5つの感情の大小、有無でその魂をこの世界に現す。人は常に、何かを想いながら、その日々を生きている。
悪魔はそれを人に問い、その答えを聞き入れれる。そうしてどんな形であれ、その想いを実現できた時、悪魔は悪魔となりえるのだ――――』」
瑞希はまた、ページを進める。
「……『天使は、かつて世界を管理していた神に奉仕した、神の使いである。
天使達は、神より与えられたその命と大いなる正義の元、神の優秀の僕となった。
神は天使たちを従え、地上に住まうあらゆる生命を見守り続けていた。
ある時は死した魂を天空に迎え入れ、またある時は生きゆく魂を地上に送り出した。
そうする事で、神はこの世界の全てを管理していた―――』」
瑞希は、ページをめくる。
482もう、1でいいや ◆kve1O/TN9c :2010/11/17(水) 20:47:34 ID:9A6GMVv00

「……『天使の中には、絶対の神やこの世界に不満を思う者たちもいた。
彼らの想いは次第に強くなり、ある時遂に神に反乱した。
神は嘆き悲しみ、酷く怒った。その怒りと悲しみは天界を暗く思い雲を覆わせ、
雷鳴は轟き、悪魔となった天使や、神に仕え天使たちは地上でも闘い、
その結果地上の生命の半数は死に絶えた。
神は言った。自分の愚かな行いがこの世界を乱してしまった、と。
神は地上に残った僅かな生命達に力を与えた。
神は、朽ち果て行きながらも、こう思ったという。
これでもし、世界に再び悪魔達が蘇る事となろうとも、
私の与えた力できっと地上の生命達自身で悪魔を滅ぼす事が出来るだろう、
と――――』」
483もう、1でいいや ◆kve1O/TN9c :2010/11/17(水) 20:48:28 ID:9A6GMVv00
とりあえず、2話目の半分ぐらいまでは出来たんだが……。
どうだ……?
484名無しより愛をこめて:2010/11/17(水) 21:07:05 ID:oMUtYPWrO
能書き野郎がまともな小説書いたためしがないな
485便乗485 ◆EWctgBHNDs :2010/11/17(水) 23:19:03 ID:SbzAykL70
何か特殊な物の影響で怪物化する工業製品が存在する。
その特殊な物の力は一部の地域だけに届くため、ライダーはいつもその辺にいる。
ライダーはその何か特殊な物の力を利用して変身し、怪物化した製品に立ち向かう。
という話を考えているんだが、「何か特殊な物」の正体に関する設定と
「怪物化した製品」のグル−プとしての名称が思いつかない。
アイデアがあったら教えて欲しい。
あと銃を使うライダーなんだがどういう戦闘描写をすればいいのか分からないので資料が欲しい。
486便乗485 ◆EWctgBHNDs :2010/11/18(木) 00:06:07 ID:l/CQmcJk0
もう、1でいいや さんへ
>>481>>482だけ読んだんだが、481の前半以外全部神話で興味を持ちにくい。ライダー読みたい。
なんか変な荒らしが居るせいで初めの方の話を探す気が完全に失せてしまったが、
まとめてくれないだろうか?

一話 サブタイ >>@@@
 
みたいに示してくれると助かる。
487名無しより愛をこめて:2010/11/18(木) 00:52:41 ID:dDrDtBne0
>>481-483
よし任せておけ! これは分かりやすいw

いいところ。
万年寝太郎くさいものぐさなヨハネと、しっかりもので世話女房的な瑞希の性格はしっかり伝わってきた。
どこいじっても構わないがここは崩さないでほしい。
ちょっとセリフのおかしいところはあるけどな。
「おまえも同じ時間まで起きてたんだから『生活リズム』は一緒じゃないのか? 」程度には。

わるいところ。
「…まったく。何であんな」以降の瑞希が
「いま、作者に設定朗読ボタンを押されました」以外に解釈できないつまり人間の行動としておかしい。なぜいきなり朗読w
たぶん誰に聞いてもここに尽きると思うぞ、今回の難点は。


>>485
設定部分をおおざっぱに考えて箇条書きにしてみた。
使える要素があったら使ってくれ。

・「特殊な物」と「怪物化する製品」はもともと頭脳と体、女王アリと働きアリのように一体のもので、
 それがなにかの原因でバラバラになってしまっている。
・「特殊な物」は一定の距離まで届く電波のようなものを常時発信して「怪物」に呼びかけており、
 「怪物に変身する製品」がその半径内に入ると起動して怪物になる。

さらに細かい設定の一案。
・「特殊な物」は昔または最近宇宙から落ちてきた、巨大な金属生命体の「頭脳」部分または(女)王個体である。
 (現在それ単独では行動ができない。)
・「怪物化する製品」はその金属生命体の「中枢以外の部分」、または配下個体たちで、
 切られようが延ばされようが溶鉱炉で溶かされようが生き続ける不死身の存在だが
 「特殊な物」からの命令またはエネルギーを受けなければ動くことができない。
・ある企業がその金属を、気づかずまたは意図的に自社製品の材料に使った。
 大手メーカーであるその企業の製品は日本または世界中に流通しており、
 一定サイズ以上の「金属生命体のカケラ」を含んでいる製品が「特殊なもの」の影響範囲(の商店など)に運ばれてくると
 その製品は怪物に変身する。
488名無しより愛をこめて:2010/11/18(木) 13:10:49 ID:sJiM9HB+P
>>485
・遺伝子治療のためのウィルスを媒介するための虫が開発される(建前は治療だが実際は生物兵器)
・その虫は特定条件の人間だけを刺すように作られている(身長や性別など)
・刺された人間はウィルスにより遺伝子に変異が起こり怪物化する
・その虫が逃げ出す
・その虫は特定の樹木の樹液でしか生息できない
・特定の樹木事自体は世界中にあるが、虫側の行動範囲の関係で拡散することはない
・怪物化した人間も同じ樹液を好むようになり特定地域にしか出没しなくなる
489名無しより愛をこめて:2010/11/18(木) 14:18:58 ID:l/ipLOZv0
ご都合w
490名無しより愛をこめて:2010/11/18(木) 15:28:52 ID:7eFX9DMR0
>>485
まあ待て。分かりやすい設定で、しかも時事ネタでいこう。

怪物化する工業製品には共通して、ある国でしか採掘されないレアアースが使われている。
工業製品を作ってる会社は、そこの国営企業として市場を世界規模に広げている。
で、主人公のいる地域にはそれとは別の微細な粒子が大気に含まれてて、
レアアースと粒子が化学的に結合することによって、物質の組成に変容をきたす。
(ふたつの場所は離れているので最初はこの作用が明らかになってない)。
そして主人公の体内にも何でかレアアースとよく似た物質が残留しており、
空気中の粒子を大量に取り込む(=風)なりなんなりしてライダーに変身、
攻撃によって大量の粒子を怪人(=粒子の影響で変容した工業製品)に流し込むことで
強引に相手の粒子の濃度を高め、その形質を維持できなくさせる。
怪人のグループ名は、まず「〜イウム」みたいな架空のレアアース名をでっちあげといて、
それを元に「〜イウマー」「〜ノイド」的なグループ名にする。

こんなとこでどうよ。
491名無しより愛をこめて:2010/11/18(木) 16:43:35 ID:sJiM9HB+P
111番素体ウンウンウニウム から 119番素体ウンウンエンニウム までが幹部
492名無しより愛をこめて:2010/11/18(木) 20:30:37 ID:bGTtxWyNO
そんな能書きや細かな設定が小説にいかされたためしがないな
493名無しより愛をこめて:2010/11/18(木) 23:46:00 ID:sJiM9HB+P
ウゼーのが混ざってきてんな
趣味で集まってるとこで茶々入れてくんなよ無粋者
オマエのことだよ>>489>>492
494弾丸ライダー(仮) ◆Q87BvXQr7Q :2010/11/18(木) 23:59:59 ID:dDrDtBne0
yosi
495弾丸ライダー(仮) ◆Q87BvXQr7Q :2010/11/19(金) 00:05:42 ID:k2IQO4P80
よしでっちあげた。>>465-466の続きで、第二話あらすじ。
上の第一話とあわせて、
これで「テレビシリーズの1、2話(前後編)」に相当させるつもりで話を組んでいる。


■第2話あらすじ(案)

「新人の挨拶回りって訳じゃなさそうだな」
返答しない最初のライダー(以後α)に銃口を向ける第二のライダー(以後β)。
離脱を図るαにβが発砲し、両者が攻防を繰り広げながら走り去ったあと

極度の緊張状態から気絶し倒れた主人公(以後A)に駆け寄る先輩刑事(以後C)。
必死でAの体を揺さぶり呼びかける彼女は、その背後で
自壊し地面に沈んでゆく怪人の胴体部が束の間妖しく光り、
巨大な複眼状に変化して自分達を見つめたことに気づくことはなかった。

一方、激しい追撃の末に山中の土木工事現場でαを追い詰めたβは
お互いに剣を召還しての白兵戦のなかで、全力を出したαの凄まじい戦闘能力に敗北する。
変身を強制解除され倒れるβ(青年、以後B)がかすむ意識のなかで見たものは、
わずかによろめきながら歩み去るαの、変身解除した後ろ姿だった。



一夜明けた翌日の午後。

意識を回復して戻ってきたBを、「上司」の男(以後D)が待ち受けていた。
αの追撃中、担当区域から離脱したうえ帰還命令を無視したBに対し、
Dは『銃』の一時没収を言い渡す。
いったんは傲然と拒絶するBだったが、
ふところの『銃』になにげなく手をやるDのしぐさに気づき戦慄する。
家族連れでにぎわう街の風景を背にして、Bは怒りと恐怖のあいまぜとなった表情で問う。
「正気かよ」
「ああ。君もそうだろう? 『仮面ライダー』君」
Dの差し出した手に叩きつけるように、Bは自分の『銃』を手渡した。

同じ頃、搬送先の病院で目覚めたAは、つきそっていたCの口から
昨夜彼の見せた異常な行動が上で問題になっており、
おそらく対怪人チームの実動部隊からは外されるだろうことを率直に告げられる。
再度蘇る過去の光景に、しばし言葉を無くして物思いに沈むA。
だが、彼の沈黙を「自分の言葉でショックを受けた」と解釈して慌てたCは、
退院する彼を家まで送ろうと申し出る。
496弾丸ライダー(仮) ◆Q87BvXQr7Q :2010/11/19(金) 00:06:29 ID:dDrDtBne0
湧き上がる疑念と不安を単なる「苛立ち」と思い込みながら街を歩くBは、
繁華街を歩いてきたAとCを偶然発見する。
αと出会った現場に居たふたりから、αの手がかりが掴めるかもしれないと期待し
2人の尾行を開始するB、その彼の背後の地中ふかく
電力ケーブルの網の目を伝い、しだいに巨大化しながら
追ってくるもうひとつの存在があった。


東京湾に面した作業港を見下ろす高台のベンチで、Aを励まそうと話し始めるC。
Bは背中合わせのベンチでじっと聞き耳を立てていたものの、
Cが不器用に展開する、事件とまったく無関係な人生山有り谷有りトークに苛立ちを募らせ
ついに振り返り声を張り上げようとしたその瞬間、
彼ら3人の座っていた場所のすぐそばの地面を割って、
巨大に成長したクモ型のモンスターがその姿を現す。


「巨大モンスター出現」の錯乱した情報が通信網を駆け巡りあふれかえるなか、
都内の別々の場所に居た2人の男が、その第一報にほぼ同時に接した。
暗い管制所でその報告を受けたDは、近隣各県に分散配置されている「ライダー」への出撃命令を指示し

廃工場の一角に設けた隠れ家で、警察無線を傍受する無線機からそれを聞いたαの男は
ベルトの再チャージ完了を待たずしてバイクで走り出す。


なし崩しで一緒に逃走することになった3人は作業港のコンテナ群の中に逃げ込むが、
コンテナの列も苦もなくなぎ倒してせまるモンスターに追い詰められ
絶体絶命のピンチに陥ってしまう。
「仮面ライダーが来るはず」と主張するCに「当分こねえよ! 」と思わず素で返すB。
軽いパニック状態でいがみあう二人をよそに自力での脱出方法を考えていたAは
怪物から遠い方にある建物に逃げ込もうと提案し二人を先に行かせようとするが、
予想外の動きで肉薄したモンスターの吐き出す麻痺液が彼を直撃しようとする。
497弾丸ライダー(仮) ◆Q87BvXQr7Q :2010/11/19(金) 00:07:39 ID:dDrDtBne0
その瞬間、背中のシールドを回転させながら飛来したカメ型メカ(「トータス」)が
彼とモンスターの間に割って入り麻痺液を弾き飛ばした。

モンスターが張り巡らせたクモ糸を両肩のブレードで切断しながら猫型のメカ(「ジャガー」)も駆けつけ、
意外な救援に驚く3人とモンスターに向かって無人の広場の中を男が歩いてくる。

男の手にする『銃』と『マガジン』に気づいたBが驚きの声をあげる。
ベルトに装着した『銃(バックル)』にマガジンを差しこみ、男は
3人がともに昨晩目にしたばかりの、あの仮面ライダー(α)にその姿を変えた。

二体の動物型メカに逃げる3人を護衛させつつ、モンスターの注意をひきつけようと戦いを挑むαだが
数十倍にも及ぶ重量差のために、肉弾戦ではほとんど有効な打撃を与えることができない。
そして、逃げる3人を執拗に狙うモンスターの脚のひとつが
ついに最後尾を走るAの体を捉え刺し貫こうとする。

敵の標的がAだと確信すると同時に、彼の救助が間に合わないと悟ったαは再び高機動態に変身。
Aの前に割って入り、身代わりとなって腹部に致命傷を負った。

残る力を振り絞り、武器化した「トータス」のゼロ距離射撃でモンスターの頭部を破壊して、αは倒れる。
思わず駆け寄った3人の前でベルトを外し、苦しい息の下で
ベルトとマガジンをAに――「ライダー」だと知っているはずのBではなく、なぜかAに――手渡して、
αだった男は息絶える。

苦痛にのた打ち回りながらも次第に再生してゆくモンスターを前に、
変身して戦うことを決意するA。
そして、先ほど男が見せた通りにして、αとほとんど同じ姿へと変身を遂げたAは
一度はモンスターに捕らえられ、あわや飲み込まれる寸前まで追い込まれたものの
Bが叫ぶアドバイスに従ってベルトを操作、「ジャガー」と合体した斬撃格闘態に再変身して脱出。
剣化した「ジャガー」を敵の傷に打ち込み勝利する。

(第1話+第2話、イントロ編終了。)
498名無しより愛をこめて:2010/11/19(金) 12:39:21 ID:w/Mi9kV90
>>492
それは設定厨という無能者だからだよ
設定だけで満足して小説なんて書けやしないのさ
書いたところで「ドカーン!爆音の音が頭上の耳元で響いた!キック!パンチ!怪人は爆発した!」というレベル
499名無しより愛をこめて:2010/11/19(金) 13:42:48 ID:3V8vpTaYP
仕事じゃないんだから「ドカーン!爆音の音が頭上の耳元で響いた!キック!パンチ!怪人は爆発した!」というレベルでいいだろw
500名無しより愛をこめて:2010/11/19(金) 14:07:04 ID:MAY+rrMCO
>>499
いや、流石にそのレベルだと無い方がよくね?
設定厨の場合だって言ってるんだし

設定厨的に楽しむんだったら、設定出して話し合うだけで十分
SSは有ればなお良しなオマケだろ


>>495
気になったことをいくつか
・ベルト
今回の話ではベルトやアイテムが活用されて活躍してたのかいい感じ
ストーリーも大事にしつつアイテムを活躍させてけるといいと思う
・話
相変わらず、粗筋が面白そうというか
本編が見たくなる感じで俺によし
・C先輩
不器用で真面目だけど実は優しい女上司とか何という俺得
Aを慰める時の寸劇の詳細を早く書くんだ!
501名無しより愛をこめて:2010/11/19(金) 18:10:40 ID:77rVFqdtO
ここは2ちゃんねるだぜ。アンチがいるのは当然だな
いやならブログでやってろよキモオタ野郎が
オマエのことだよ>>493
502名無しより愛をこめて:2010/11/19(金) 20:26:15 ID:wfctCCBqO
設定厨がまともな小説なんか書いたことないのは事実だし
まあどうせすぐに飽きて消えるんだからな
503名無しより愛をこめて:2010/11/19(金) 21:25:25 ID:7/sjjPjFO
>>499
そのレベルでちゃんと読んでくれるなら、俺も書いてみようかな
504名無しより愛をこめて:2010/11/19(金) 21:38:06 ID:3V8vpTaYP
同じIDでレス出来る奴、何人いる?w
ID:w/Mi9kV90
ID:MAY+rrMCO
ID:77rVFqdtO
ID:wfctCCBqO
ID:7/sjjPjFO
505便乗485 ◆EWctgBHNDs :2010/11/19(金) 21:43:23 ID:oIRZadY70
ありがとう、設定倒れの予感しかしないが取りあえず名前が決まって良かった。
506名無しより愛をこめて:2010/11/19(金) 21:59:21 ID:77rVFqdtO
IDのケツがPの野郎はひとりしかいないからよくわかるよな
アンチでもなく小説家野郎でもない野次馬みたいな
507名無しより愛をこめて:2010/11/19(金) 22:30:27 ID:3V8vpTaYP
>>506
自己紹介乙
508名無しより愛をこめて:2010/11/19(金) 22:56:16 ID:wfctCCBqO
設定ネタが尽きたら今度は他人のIDの羅列かよ。スレも末期だな
509名無しより愛をこめて:2010/11/19(金) 23:25:54 ID:MAY+rrMCO
ソロモン調べてみたが面白いな
72かと思ってたら、書物によって違いがあるから悪魔の名前だけ列挙すると72より多いとか
ソロモンが神から授かった知恵、指輪とか

ところで、もう1でいいや さんに聞きたいんだけど
俺設定の仮面ライダーセラフィムとか勝手に作っちゃってもいい?
510弾丸ライダー(仮) ◆Q87BvXQr7Q :2010/11/20(土) 00:58:33 ID:ukqTncDG0
>>500
おおありがとう。
セルフ添削の結果をもとに筋を作り直してる最中だけど
彼女はたぶんそのまんまで残すことになるわw


しかし書いててしみじみ思ったんだが、
たぶんベルトやアイテムの使いかたとか戦闘や会話の詳細とかって
「あらすじ」からはあらかた除去するのがホントは正解なんだろうな。
いろいろ「筋」と関係ない文章を一生懸命入れこんだおかげで
自分で読み返してすら実に流れがわかりづらい。

おかげで第一話後半のシーンで「偶然にも」「作中の歴史上初めて」が3つも4つも同時に起こるという
普通に考えたらありえない筋書きになっていることに
今の今までまったく気づかんかったぐらいだw
511名無しより愛をこめて:2010/11/20(土) 01:26:36 ID:JS3k4HCkO
反物質って面白そうだな
512名無しより愛をこめて:2010/11/20(土) 08:47:07 ID:AHBj5q2tO
ブログでやってろよ、そもそも板違いだし。創作発表板へ行けよ
513名無しより愛をこめて:2010/11/20(土) 15:05:18 ID:N4Tc5CQOO
>>512
次スレは違う板に移動するよ
多分

というかウザいと思うならわざわざageなくても……
514名無しより愛をこめて:2010/11/20(土) 17:03:57 ID:osdfxy5EO
携帯厨多すぎだろ……。
515名無しより愛をこめて:2010/11/20(土) 18:18:31 ID:ukqTncDG0
既に入り浸ってるしあっちも悪くはないんだが
特撮に興味がない人間からは「ライダーモノとしてどうか」って視点でのツッコミとかは
絶対来ないからなw

極端な話、主役が変身どころか戦闘すらしないSFモノになってしまっても
「話として小説として良ければ良し」になるけど
それだと縛りが少なすぎて逆に面白くないというか
わざわざ好き放題つっこんできやすい匿名掲示板に晒す意味が逆に薄いんだよ。
516名無しより愛をこめて:2010/11/20(土) 19:21:00 ID:CQqEuBcwP
>それだと縛りが少なすぎて逆に面白くないというか
>わざわざ好き放題つっこんできやすい匿名掲示板に晒す意味が逆に薄いんだよ。

これはその通りだろうと思うが
単に意味不明な嫌味を言ってれば上に立った気分に浸れると思ってる馬鹿が食いついてくるというデメリットもある
517名無しより愛をこめて:2010/11/21(日) 12:05:28 ID:bAoXaKbq0
大丈夫かよ
518名無しより愛をこめて:2010/11/21(日) 15:17:03 ID:txkXfhJEO
大丈夫じゃないからsageるんだ
変なのがわいちゃうだろ?
519名無しより愛をこめて:2010/11/21(日) 21:00:22 ID:OnKEeaSHO
変なのがわく
ってのは下手糞な小説書いてる奴らのこと
520名無しより愛をこめて:2010/11/21(日) 21:24:23 ID:z9kO+cPF0
増殖してるだけだな
521名無しより愛をこめて:2010/11/21(日) 23:04:21 ID:9XF7ke2g0
>>516
聞いていいかな。
こんなんが食いついてきたからって
それがどうしたって言うんだwww
522名無しより愛をこめて:2010/11/22(月) 09:04:08 ID:9qlLMLV6O
>>521
真に遺憾だわ
523名無しより愛をこめて:2010/11/22(月) 12:50:12 ID:xnLGCR+40
損壊してからじゃ遅いんだよな
524名無しより愛をこめて:2010/11/22(月) 16:45:15 ID:KEXrA6DJO
どーでもいいから設定ばかりではなく
全体の粗筋と結末を書いておくれ
525名無しより愛をこめて:2010/11/22(月) 17:16:35 ID:88zAHafe0
設定厨の楽しみに水を差すなよ
526名無しより愛をこめて:2010/11/22(月) 20:34:24 ID:lb5204vj0
そうか?
527名無しより愛をこめて:2010/11/22(月) 23:17:55 ID:+SJzBbJhO
設定厨もすぐ飽きて消える奴らが多いからな
528名無しより愛をこめて:2010/11/23(火) 11:02:39 ID:PKILONko0
ネタも尽きたようだな
529名無しより愛をこめて:2010/11/23(火) 22:29:16 ID:nZ5fT1umP
やる気を削いだ の言い間違いか?
現実から逃げるのはやめようぜクソッタレ君
530名無しより愛をこめて:2010/11/24(水) 12:30:22 ID:rGangqOa0
全くその通りだな
現実から逃れてオタク小説なんか書いてても
バカになるだけだし
531名無しより愛をこめて:2010/11/24(水) 17:09:45 ID:gM9BV56o0
仮面ライダーGを見た
愛のために戦うライダーカッコヨ過ぎだろjk

正統派ライダーもいいなぁ
とりあえず、「僕の考えたセラフィム」を作成中
怪人をどうしようか悩み中
ソロモンの悪魔の能力が特徴的過ぎて、「コレ」といった感じのその悪魔を象徴するような感じの能力がないから
どうするといいか迷う
あんまり多彩な怪人になっても使いづらいし……

とりあえず、何話か書いて荒らしの人が飽きたころに投下する予定
532名無しより愛をこめて:2010/11/24(水) 17:27:36 ID:aEJGK58W0
特撮にのめり込む=現実逃避
糞小説なんかやる気がなくなる=現実に戻る
だよな
533名無しより愛をこめて:2010/11/24(水) 20:20:04 ID:dUH/81CfO
ネタはありますがPCが規制で書けないんですよ
現実がなかってないのはあなたのほうでしょう
クソッタレとはひどいですね。専用ブラウザまで使って荒らしてるあなたこそウンコ君でしょ
534名無しより愛をこめて:2010/11/24(水) 23:50:03 ID:fdu3gell0
チラシの裏にでも書いてろよ
誰も邪魔しないし規制もクソも関係ないぜ
535名無しより愛をこめて:2010/11/25(木) 11:13:55 ID:MWyDWG6c0
過去に紹介され評価された作品を一つでも読んだか?
最低でもそのレベルを超えないと読む価値なんか無いぞ。
536名無しより愛をこめて:2010/11/25(木) 12:31:17 ID:ZZOP0ydS0
この板であがった作品に関する評価といえば小学生並みの文章と表現力
537名無しより愛をこめて:2010/11/25(木) 13:33:53 ID:MWyDWG6c0
過去スレ
リンク切れ多数だが。
http://freett.com/amarail050425/dat/1084183148.html
538名無しより愛をこめて:2010/11/26(金) 02:21:03 ID:qFa9DuO30
昔ある程度目を通してみたんだが
オリジナルで一番欠けやすいのが「怪人が出てきてバトルに入る前」。
いわゆる日常描写って奴だと思う。
ライダーに変身する主人公だけでなく、怪人に襲われる一般人Aについてもな。

すごい基本的なところまで巻き戻って考えてみれば、
ライダーと怪人のバトルシーン「だけ」ではまず
ライダーに勝ってほしい理由も怪人に死んでほしい理由も読者には全くないわけで
これはバトルをいくら「優れた表現力で描写」したところでまったく解決にはならない。

ということは、怪人はなにか罪もない一般人なりのちのレギュラーなりを襲わなければならないわけで、

その襲われる側にしても、「出てきていきなり怪人に刺された」とかではなく
ある程度の尺を取って「襲われる直前まで居た日常の彼または彼女の姿」を描写され
読者の好意なり感情移入なりを多少なりと得なくてはいけない。
(「暗い倉庫を見回っていたら自分のそっくりさんが現れた」などの、シチュエーションそのものの怖さへの共感も含む。)

物語のこの部分は「余計なシロモノ」ではけっしてなく、
むしろ生みの親である作者本人と違ってそのライダーに対する思い入れがゼロな読者に
後に来るバトルシーンでのライダーの勝利を願わせるための必須項目だと思う。
というか現実問題として、これをやっていない「プロの書いた変身ヒーローモノ」は、俺の知る限りひとつたりとも無い。

既にこれ抜きで書いてしまっていても、あとからいくらでもビルトインできるわけだし
抜けていないかどうかチェックしてみるのもいいのではないだろうか。
539名無しより愛をこめて:2010/11/27(土) 07:38:32 ID:AQzUlpVi0
過去の思いでに浸っても誰も戻ってこないよね
540名無しより愛をこめて:2010/11/27(土) 16:58:05 ID:0dEgCltK0
過去の糞作者達は目が覚めて現実に戻った!のさ
541名無しより愛をこめて:2010/11/27(土) 23:06:32 ID:6wt8gR6x0
このスレ見たんで思ったことを

セラフィムとかいうのを書いてる人はもうこれで進めていいんじゃないか
言いたいことは確かにいろいろあるけど
誰の意見にも左右されず厨二路線を貫いてほしい
といいつつ上でも書かれてたけど本のくだりはもう一人登場させて
読ませるか聞かせるかしたほうがいいだろうな

弾丸ライダーのほうは必殺技が設定されていないのがひっかかった
あれだけ変身のギミック凝って必殺技がおざなりというのは勿体無い
あと登場人物がAとかBで済ませるのはよくない(一度にたくさん出すからそうなる)
そういうのを考えるのがまた面白いのに

工業製品がどうとかいうのは
ジェラルミンケースみたいなのに小型のバーコードリーダーをかざすと
ケースがガチャガチャ変形して怪人になる絵が浮かんだ
それの規格外製品が仮面ライダーでスパイアクション系だろうか


愚痴並べるよか痛くてもなんかしら書いてくれるほうが読み応えはある
だが感想に期待はするなw
542名無しより愛をこめて:2010/11/27(土) 23:36:28 ID:cZhZPa+d0
設定厨は設定書きというオナニで射精が完了してその後のセックスには進めないのさ
543名無しより愛をこめて:2010/11/28(日) 00:10:22 ID:ZPfIWXYl0
>>524
要求された内容以上に色々と考えさせられるが
それはたとえば

「人間を襲う怪人の集団に、その怪人に対抗できるベルトの力で変身した主役ライダーが立ち向かうが
 やがて主人公自身にも、敵と同種の存在に心身ともに近づいていくというリスクがあることが明らかになる。
 主人公およびその周囲の人たちはこの事実に苦悩するが、
 やがて現れたラスボスが圧倒的な力で大量虐殺を開始するに至り、
 主人公は相手と同等の怪物と化してこれを打倒することを決意する」

このレベルにまで細部と設定をそぎ落とした形で、ということだろうか?
544名無しより愛をこめて:2010/11/28(日) 00:46:44 ID:SFnVqerA0
上のほうでクソッタレ君が言ってるとおり規制で書けないのが実情だろうな
残っているのは能書き君だけか、糞スレに拍車がかかってるな
545弾丸ライダー(仮) ◆Q87BvXQr7Q :2010/11/28(日) 11:06:25 ID:ZPfIWXYl0
>>541
正直必殺技は
・強化形態で「必殺技」をトリガーしキックやパンチを放つ。相手は死ぬ。
・武器についている必殺技トリガーを引くと武器が一瞬巨大化し巨大な斬撃やビームを放つ。相手は死ぬ。

ていどしか考えてもいなかったんだが
こまかく設定してみよう。

・まず強化形態、武装ともに、固有のメカアニマル(>>431のC群)を召還して合体させることで
 「特殊能力発動モード」になる。
 このとき強化形態ではアーマーの各部に配置された発光部がその弾丸固有のカラーに変わり、
 武装(剣および篭手/砲)ではC群のメカアニマルが物理的に変形合体してフォルムが変わる。

 この時点で武装は「強い攻撃」しか出せない状態になり、
 怪人を切断/貫通できるようになるが逆に、普通に振っても衝撃波等で周囲にも被害をもたらす。

・「必殺技」をトリガーすると、強化形態や武装になっている弾丸(>>431のB群)の能力が一時的にエスカレートし
 武装の場合は数秒間巨大化したのちに崩壊する。
 この間に技を繰り出せばそれが「武装を用いた必殺技」になり、怪人を完全破壊できる威力を発揮する。

 強化形態ではトリガー後数秒間の間、全身またはキックやパンチを繰り出す側に集中して
 装甲表面がスパークを散らしながら発光。

 この状態でキックやパンチを怪人に叩き込むと、怪人の体内にめり込んだ足先や拳の先端を中心にして
 そのとき使っていたB群の弾丸(「剣」、「篭手」、「乗騎」)とC群の弾丸を使った武装の合体必殺技モード(巨大化状態)が
 「敵の体内で出現」。
 
 怪人の体を内部から爆発させたあと、余剰エネルギーを真上(空)に向かって発射、上の場合と同様に数秒で自壊し武器も消える。
 
 自分に合体していた弾丸のパワーが抜けるため、ライダー自身は通常形態に戻っている。
  
546弾丸ライダー(仮) ◆Q87BvXQr7Q :2010/11/28(日) 11:35:30 ID:ZPfIWXYl0
>>541(続き)
実際には話に絡む最低限の人間に絞っても、「一度にたくさん出る」人数はさらに多くなるんだがw
具体的には以下の通り。

A:主人公その1。主役ライダーに変身できる適性を持つ。
B:主人公その2。「組織」の量産型ライダーの1人だがAと正体を知り合い共に戦うことに。
C:A、B両方の正体を知ってしまったAの先輩。主にAの協力者となる。

D:Bの上司、「組織」の指揮官として量産型ライダーを率いる。自身、高位のライダーでもある。

「αの男」:最初に主役ライダーとして登場する男。A、B、Cを庇って死亡し、Aが(無意識にはBも)その戦いを引き継ぐ。
       以降の本編には登場しない「物言わぬ師匠」役。Dとはポジネガの関係にあたる。


↑(ここまで「あらすじ」に登場させた分)
↓(以下、登場させていないが実際に話には出る必要がある分)

E:「怪人対策課(仮)」の課長、AとCの上司。実際には3話以降は毎回は出てこない。
F:Cの元からの後輩の若手刑事。C、Eとの会話の中で「いちばん浅い見解を述べて他2人に突っ込まれる」という重要な説明役を担う。

G:怪人対策課の情報処理担当。重度の仕事中毒または怪人マニアであるため、
  3話以降自分の部下として資料室に配属されたAが
  仕事中に(ライダーとして戦いに行くために)居なくなってもまるで気づかない。

H:量産型ライダーとの連絡を受け持つオペレーターの女性。Dの部下。基本的に管制室からは出ない。



基本的に人物、ライダー、武装その他全部について
「名前をつけるのは最後の最後でいい」と思ってはいるんだが
仮につけてみてもいいかもなあ。

最初はBとDが同一人物だったのを2人に分割したり、
Dの「独り言対策」のためにHを入れてみたりでここまででもだいぶ変更しているので
まだすこし変わりそうな気がしないでもないが。
547名無しより愛をこめて:2010/11/28(日) 14:48:14 ID:fggengqo0
まるで実写映像作品全26話でも作ろうかってな設定だな
小説にそんなの要るか?
548名無しより愛をこめて:2010/11/28(日) 14:58:33 ID:DFtpvAP8O
もう>>1はいない?
549名無しより愛をこめて:2010/11/28(日) 15:42:43 ID:qrRfN3UJ0
550名無しより愛をこめて:2010/11/28(日) 16:39:04 ID:7grfxrV+P
>>546
一回放置したほうがいい
スレの流れを見るとわかるが、自分に才能と根気がない現実から逃避するために嫌味を言って心を誤魔化してる奴の餌食になるだけ
おだてたり挑発したり、何が何でも戻ってきて欲しいという必死の工作がその証拠
放置してれば勝手に発狂するから、再開するのはその後でもいい
それまでは投稿せずに自分でメモ書きを溜めていればいい
551名無しより愛をこめて:2010/11/28(日) 17:48:18 ID:ZPfIWXYl0
>>547
元が「架空の玩具設定から順にでっちあげる」って流れで考えてきたから
「一年通して玩具の宣伝をする」ための必須項目であるところの
「話を長引かせかつ大きな転機を作る」「さまざまなアイテムの出番をいくつも作る」ための必要事項を入れ込んでるんだが
一本の、単独で完結する小説にまとめるにはまったく要らない項目は多いよ。

まず>>545での設定のうち、「特殊能力発動モード」のくだりはまったく必要ない。
これはC群の弾丸を活躍させるためにあとからつけた設定であって、以前の前提(>>401)にはなかった部分だからな。
逆に、これを設定した場合は各回の一般怪人戦を含む戦闘で、その「特殊能力あっての戦法」を描く必要が生まれる。
つまりそのためには、「ひとつの基本戦法では倒せない、個性的な能力を持った怪人が必要」だということになる。

既存の作品を例にとれば、「クウガ」の話を仮に根幹だけ抜き出して小説一本分に再編成するとすれば
マイティ以外の基本3フォームおよび全ライジングは不必要、同様の理由でグロンギ一般怪人の能力の個性づけも不要になり、
場合によってはグローイング、アルティメットの両形態およびゴウラムも要らない。
というのとほぼ近い。

それでも「わざわざ強化形態に追加してメカアニマルが合体」というこのプロセスが
相当に段取り臭い、こなれていない設定なのは正直認めざるを得ないけどなw

>>546の人物リストでも同様に、
まずBは必要なくなりDに統合される。
彼の役割は「武装と強化形態を使い分けるAに代わり、Aがあまり使っていない武装を駆使して戦う」ことなので
話が長引かないのであればDの「強力かつ純然たる敵対ライダー」という役割だけあれば事足りる。

Gは「Aの正体がバレない状況」を長引かせるためのキャラクターなのでこれも不要だが
E、Fは「レギュラーではないが登場はする」。このふたりに相当する「C以外の一般(ただし怪人に関わる)サイド」の人間は必要だ。
カブトでは一話か二話目に登場していきなり殺されていたがな。

>>549
これはすばらしいw ありがとう、読んでくるわ。
552名無しより愛をこめて:2010/11/28(日) 17:52:34 ID:RwAlFC3q0
ここに挙がってる設定やら能書きって風俗店に出てる写真といっしょで見かけ倒しなんだよな。本体は糞もいいところ 
553名無しより愛をこめて:2010/11/28(日) 18:19:17 ID:gcK4Htf80
そもそもここは小説なんか書く板じゃないし、創作発表板でやるべきだろ
554名無しより愛をこめて:2010/11/28(日) 20:16:26 ID:dArjPM1j0
そうね
今、投下してる人もソッチで新しくスレ立てて頭から仕切り直した方が評価されやすいかもね

感想言わせてもらうとさ、せっかくのオリジナルライダーなのに玩具展開がどうだキャラがなんだって束縛され過ぎ?
真〜Jみたいな感じの児童向けの要素を廃したのにしてもいいと思うけどなぁ
555名無しより愛をこめて:2010/11/28(日) 21:04:39 ID:ZPfIWXYl0
>>554
思考過程をここに晒して「評価」は要らないよw
むしろその後半二行が俺のお目当てだ。

なんで「児童向けの要素を廃した」方に食指が伸びないかといえば
単純に俺は毎週やってる方のライダーの方がそれらより大好きだからだが
あれらの特徴の大部分は「一年やってる」「販促番組」だという点に大きく依存しているので
結果、玩具設定というセルフ縛りは「その特徴を再現しようと思えば必要」という結論に達した。

キャラの方は「束縛」というのとはちょっと違うな。
人数が多すぎると思うかもしれないが、あれと前後する人数は
たとえ単品のオリジナル作品であってもおそらく必要になる(なっている)と思う。

主人公と敵が居て(2人)、
これらそれぞれが何かを語る相手(さもなくば戦闘以外の全てが独り言だ)が各1人(2人)以上は必要になり、
主人公と強く結びつくはずのこの「語る相手」が作品世界唯一の一般人ではこの人物自体を個性化できないので
最低でもこの人物と接するシーンを描かれる別の非ライダーであるキャラが1人。

敵が作中唯一の怪人でありその怪人に襲われる役が主人公またはその相手だという超小人数編成で書いても
これで5人。さらに怪人が「主人公の前に現れるシーン以外一切登場しない(つまり相手役不要)」まで切り詰めても4人。

「人数を切り詰めることに特にこだわる」場合以外で、話が成り立つだけの役割分担をした人物を配置しようと思えば
そういうわけで普通に5、6人から10人近くにはなってしまうと思うんだよ。

俺も既存作品を全部見たわけではないんだが、おそらくはほぼ全部に当てはまるはずだ。
これ以上切り詰めるとまず間違いなく、「単なる怪人同士の私闘」化は避けられなくなるからな。
556名無しより愛をこめて:2010/11/28(日) 21:37:42 ID:dArjPM1j0
>>555
いや、恐れ入った
あとレス番ファイズだね
確かに販促展開も縛りでなく発想力の昇華と捕らえられるかもしれないしね

ただやっぱり板違いであることは払拭出来ないと思うよ
2ch以外にも小説なりを投稿出来るサイトだとかはあるわけだしさ

おそらくはスレ住人との兼ね合いで作品を創っていきたいって気概があるんだろうけど
それが受け入れられる場所とそうでない場ってのがあって、ここは前者であると思う……
創作活動をやる上でプラスになるのはキチンとした環境があってこそだと俺は思うよ

出過ぎた意見でゴメンよ……
557名無しより愛をこめて:2010/11/28(日) 23:28:21 ID:gNoEgDFc0
創作発表板には同じ主旨のスレが立ってるらしいから
ここで詰めたり意見をもらうのと向こうに投下するのの繰り返しで
やっていくのがいいんじゃないの
558名無しより愛をこめて:2010/11/29(月) 12:05:35 ID:K33imu020
創発のほうのスレはサーバー移転のときに落ちて消滅
559555:2010/11/30(火) 00:26:23 ID:6GIqGF+S0
>>556
ああ、ぶっちゃけた話俺は「ここで創作している」わけじゃなくて
ひとりで考えたものを晒してツッコまれ具合を見てるのと、
ひとりで考えてるとあまりにも偏る頭の中に他人の思考を注入シャッフルするのが目的なもので
環境の良し悪しって実はどうでもいいんだ。
回線切ってひとりで書いてるとき以上に「キチンとした環境」なんてこの世に存在せんからな。

そういうわけなのでなにも困らない。もっと出過ぎてくれ。

>>557
このスレのいちばん最初の方から気になってたんだけど
「作るスレ」と「(あがったモノを)晒すスレ」って
そうやって別々になってないとむしろおかしい気がするんだよなあ……。

俺もよくやるが「こういう設定を、あらすじを考えたんだがどう? 」って言って晒してみても
まず「どういう意図でそうしたのか」を推測してからでないと良い悪いなど判断しようがない、
しかし晒す方は「意図を晒す=ネタバレ」という感覚があるので
本来(すくなくとも、「相談する」ためには)必須であるはずの「オチ」部分を晒せない。

ということは結局、
もう「ここでの会話をまったく知らない別のスレなりサイトなりの読者に読ませる作品」を作るという前提のもとに
ここではオチだろうが真相だろうが全部ぶっちゃけて話すのが
いちばん話が早いんじゃなかろうか、と。

560名無しより愛をこめて:2010/11/30(火) 12:50:20 ID:UiyQm6Yj0
それこそチラシの裏にでも書いてろよ
561名無しより愛をこめて:2010/11/30(火) 23:15:41 ID:4OYmHwbV0
ブログでやってればいいんじゃねえか
562名無しより愛をこめて:2010/12/01(水) 14:35:01 ID:fK5crETn0
Twitterおすすめ
563名無しより愛をこめて:2010/12/02(木) 01:02:36 ID:52yAm1KA0
ここ埋まっても
行き先よりどりみどりだなw
564名無しより愛をこめて:2010/12/02(木) 14:09:26 ID:730bC1/i0
携帯の「メモ」キーオススメ
565名無しより愛をこめて:2010/12/08(水) 12:33:12 ID:SQ1+aDVo0
やはり当初の予定通りに小説など何ひとつ挙がらず過疎って廃れる
566名無しより愛をこめて:2010/12/08(水) 21:16:10 ID:swC26ggF0
糞スレは何度立てても流行らないでござるの巻
567名無しより愛をこめて:2010/12/09(木) 19:38:12 ID:2nfze8VX0
潰れろとは思わんがここまで続いてるのに驚いた
568名無しより愛をこめて:2010/12/10(金) 10:59:22 ID:7uZaCjoHO
>>567
作者は規制とか年末とかで今いないけど
ほしゅしてくれるツンデレが大量にいるから
569名無しより愛をこめて:2010/12/10(金) 12:35:45 ID:SJhUIVqQ0
おかしいよな。前は年末でもどんどんあがってたよな
570名無しより愛をこめて:2010/12/10(金) 12:49:13 ID:8lXsn37O0
小学生は塾で年末の追い込みがあるから忙しいよ
571名無しより愛をこめて:2010/12/10(金) 17:42:41 ID:XMux/KKF0
下手糞文章の小説もどき書いてるのは受験戦争に縁のない小学生かニート。どちらも年末年始なんか暇じゃん
572名無しより愛をこめて:2010/12/10(金) 21:58:18 ID:KmYmMN2N0
規制喰らっても専ブラで書いてた奴は何なの
573名無しより愛をこめて:2010/12/12(日) 21:12:41 ID:9wNYHKgc0
ちょっと気になったのでソロモンと仮面ライダーで検索したらこんなのみつけた
このスレに粘着してる人的にどうなの

http://ncode.syosetu.com/n4637o/
http://ncode.syosetu.com/n5498l/
574名無しより愛をこめて:2010/12/12(日) 21:14:35 ID:9wNYHKgc0
あとさ

>>569
>>570
>>572
同一人物だよな
575名無しより愛をこめて:2010/12/12(日) 22:48:10 ID:+HvAHouD0
そんなクズ野郎なんかに構うなよ
お前もクズの同類項になっちまうぜ
576名無しより愛をこめて:2010/12/12(日) 22:59:43 ID:cvrlN6OBO
仮面ライダー・パン

ライダーシリーズ初の人間以外の生き物が変身して活躍する話。
調教師のおにいさんの言うことを無視したら
それこそ正義か悪か分からなくなる波乱の序盤。
577名無しより愛をこめて:2010/12/12(日) 23:01:43 ID:7MGUSFv50
ここはアンチと逆アンチの煽り合いで盛り上がって自滅するスレなのよ。仮面ライダーも小説も、だれも興味なんか無い訳だよ。
578名無しより愛をこめて:2010/12/14(火) 12:42:58 ID:iO8st/SB0
めでたく終了
579名無しより愛をこめて:2010/12/14(火) 12:47:28 ID:Ll6u7v+M0
これからは二個いっぺんに監視しないといけないから大変だなおまえもw
時間帯が被りすぎてるとチョンバレなので気をつけるようにw
580名無しより愛をこめて:2010/12/14(火) 17:56:15 ID:sMKwFNEZ0
自作自演は楽しいか?あすむよ。
581名無しより愛をこめて:2010/12/14(火) 18:07:27 ID:73vGDGZn0
あすむのことが大好きだからファンレターかいてるんじゃね?
582名無しより愛をこめて:2010/12/14(火) 18:13:33 ID:EHVvPBn30
それで小説とやらはどうなってるのだ。読みたい奴なんかだれもいないだろうけどさ
583名無しより愛をこめて:2010/12/14(火) 19:04:18 ID:wmUFhdzf0
あすむの特徴
オリヒロスレが嫌いで荒らしまくる
pc、携帯、専ブラ使って自演する
語尾にwを多用する
好きな言葉はバレバレ
584名無しより愛をこめて:2010/12/15(水) 02:12:45 ID:Ornn9NTA0
このスレageる人ってどうしたいの
585名無しより愛をこめて:2010/12/15(水) 12:25:47 ID:RnlAShKR0
バレバレだっつうのよw
586sage:2010/12/15(水) 12:30:56 ID:R1Um79m90
お前こそバレバレ
587名無しより愛をこめて:2010/12/15(水) 12:57:35 ID:9PDi9Iow0
ひとりで何役も大変だろw
588名無しより愛をこめて:2010/12/15(水) 13:17:29 ID:CuQH/nkC0
明日無
589名無しより愛をこめて:2010/12/15(水) 14:35:54 ID:h271xQtN0
今日無
590名無しより愛をこめて:2010/12/15(水) 15:33:28 ID:1xwtZaxl0
昨日無
591名無しより愛をこめて:2010/12/15(水) 18:16:45 ID:ST8ql7a90
脳無
592名無しより愛をこめて:2010/12/15(水) 18:35:53 ID:ST8ql7a90
バレバレwww
593名無しより愛をこめて:2010/12/15(水) 19:29:41 ID:BQipp4Xg0
>>591ー592
自作自演のあすむ
594名無しより愛をこめて:2010/12/17(金) 00:00:10 ID:rYi+Vaf20
いつもスレを上げる人が小説書けばいいのに
ヒマそうだし
595名無しより愛をこめて:2010/12/17(金) 12:44:22 ID:WwYqHMak0
その上げる人を相手にしている人も何かの作者らしいから書いてもらえばいいと思うな
596名無しより愛をこめて:2010/12/17(金) 18:24:25 ID:6VkLOoyy0
年末忙しいから書けないんだよな
597名無しより愛をこめて:2010/12/17(金) 18:25:08 ID:6VkLOoyy0
年末忙しいから書けないんだよな
598名無しより愛をこめて:2010/12/17(金) 18:59:36 ID:UO86bp8hO
年始は書いていただけるのですね
599名無しより愛をこめて:2010/12/17(金) 19:26:37 ID:WJPV5Jkt0
小学生は年末は塾の追い込みで忙しいんだよ
600名無しより愛をこめて:2010/12/17(金) 19:33:44 ID:iSP/ppaC0
そもそも小学生といえども受験に関わる連中は仮面ライダーなんか見てないだろ。
601名無しより愛をこめて:2010/12/17(金) 22:36:09 ID:rYi+Vaf20
>>596
>>597
>>599

で、いつ書くの?
602名無しより愛をこめて:2010/12/18(土) 03:20:04 ID:05xHXOCG0
>>351続きと変更

主人公は代々伝わるベルトを持っている
それについては主人公は詳しく教えてもらってない

突然巨大な天使と悪魔が街中で暴れだす
地上を統べる者の証を返せと言っている

主人公は偶然ベルトの力を引き出し戦う
主人公は使える巨大ゴーレム鉄騎シルバーを召喚巨大天使や悪魔に応戦させる
そのうちに街中の人間サイズの雑魚を一掃させると
主人公とゴーレム一体化してソードシルバーになり巨大天使と悪魔を一掃

天使と悪魔の幹部はこれはかなわないと考えゲリラ戦に移行する
天使は会社を設立し悪魔は山奥へ隠れる
天使側の幹部は天使の王 聖王の息子 部下にはボンと呼ばれ天子側は関西弁で話す ボンはインテリ気取りで普段は標準語を話すが切れると関西弁になる
悪魔側の幹部は悪魔の王 魔王の娘 部下にはお嬢と呼ばれる悪魔側は標準語であるがやくざ風のしゃべり方

天使も悪魔も色々と作戦を練ってくるが毎回やられる

痺れを切らした悪魔側は雑魚を無限に生み出し波状攻撃に出る
天使側も空気を読んで同調するが相手を疲れさせるだけで止めをさせないと読む
そして天使側は主人公に提案する
「どうせ両方片付ける予定ならまず悪魔を一緒に片付けよう」
主人公はその提案に乗る

無限に湧き出る悪魔をボンと主人公で一掃
ボンは雑魚の掃討戦を部下と主人公に命じるとお嬢とのタイマン開始
ボンがお嬢に止めを刺す寸前で主人公裏切る
「もう悪魔はあらかた片付けたからね」
主人公気絶するお嬢を持ち帰り
603名無しより愛をこめて:2010/12/18(土) 03:21:43 ID:05xHXOCG0
>>602続き

主人公とお嬢の同棲開始
主人公には妹がおり介抱させる
主人公お嬢を説得一緒に天使を倒す方向に
お嬢は天然系で痛く主人公を気に入るが悪魔としての能力ダウンするものの主人公に悪魔の力を与えパワーアップさせる

天使側との対決開始
お嬢とのコンビで天使側一掃
ボンとのタイマン開始ボン関西弁に
ボンに勝つものの止めはささず、ボン気絶持ち帰り
結界を張り妹に介抱させる

お嬢主人公をさらに気に入る
「あんたこのまま悪魔にならない?魔界に来なさいよ魔界はすばらしい所よ」
主人公承諾し魔界へ

主人公は魔王に会う事が目的で直談判するつもりだった
直接会うも様子がおかしいが主人公を見て何かを思い出すも
またおかしい状態に戻る
魔界の悪魔たちに追われつつもお嬢をつれて下界へ戻る

ほとんど駆け落ち状態での脱走劇にお嬢が責任を取れと迫る
主人公あっさり承諾

下界に戻ると妹とボンも怪しい様子
ボンにお義理兄さんと言われ主人公切れる
がその事を逆手にとって聖王に直談判させろと詰める
ボン承諾天界へ

天界に行くも魔界と全く同じ状態天界から脱走
これはオカシイと考えていると
天界魔界連合軍が下界に攻め込んでくる

主人公ボンお嬢応戦するも人手が足らず
そこで今まで主人公が封印した天使悪魔を復活させる

雑魚をボンお嬢に任せると主人公は魔王聖王を封印

すると魔王聖王を操っていた天使悪魔の幹部4人が正体を現し邪神の復活をほのめかす

そんで幹部4人を倒すも邪神復活
最終決戦
ハッピーエンド

604名無しより愛をこめて:2010/12/18(土) 03:52:31 ID:05xHXOCG0
>>603続き

任侠系ライダーが無いとの事なので敵をやくざ風のキャラ付けにしてみた
なのでボンお嬢の部下はバリやくざ風であり積年のライバルである

書き忘れたがボンを仲間にして天界へ行く時にさらに天界の力を受けてパワーアップする

魔王聖王ともに大昔に主人公の先祖に惚れている
もともと大昔に地上は天使悪魔に占領されていて人間は奴隷だった
奴隷の中にポリアンナ的なめげない人間がいて不思議に思って観察していた魔王は
とうとうその女性に惚れてしまい魔界に悪魔になって一緒に来ないかと悪魔の証を渡し誘う
しかし決めることができない彼女を不憫に思い一回故郷へ解放してしまう
すると今度は天使が故郷に攻めてきて彼女をさらってしまう

今度は天使側の奴隷となってしまうが持ち前のバイタリティで何とかしのいでいると
聖王に惚れられてしまう
聖王から天使の証を渡され天使にならないかと誘われる
すると天使の証と悪魔の証が融合し地上を統べる物の証に変化する
しかし悩みに悩んだ末彼女は自殺してしまう
それを見た彼女の兄が激怒し地上を統べる物の証を使い天使悪魔を地上から一掃する

その後天使悪魔は地上を攻め込まないと約束する
本当はいつでも地上を落とす事はできたし人間を絶滅させることもできたが
しなかったのはこの約束と改心した魔王聖王がこの世に天使か悪魔しかいない事を寂しい事だと思ったからで
彼女の影響である

ちなみに最後はボンと妹、お嬢と主人公は結婚する

あとボンが主人公と手を結ぼうと思ったのは
ボンはこの戦いに興味があまり無く早く帰って遊びたかった事と
主人公には最初から勝てると思ってなく悪魔の首を持ち帰れば許されると思っていた部分がある

さらにボンはこの戦いにせいおうの息子である自分がここに来るのはおかしいと考えており
応援要請にも答えない天界の様子もおかしいと考えていた


605名無しより愛をこめて:2010/12/18(土) 04:17:40 ID:05xHXOCG0
仮面ライダーセイバー

まあ適当に
世界観はアーマドコア風
舞台は現代
この世界は自発的偶然にライダーに覚醒する確率が一千万分の一ぐらいあり
逆に怪人になる確率も同程度かそれ以上ある
怪人になると理性も正気もなくなるが知的な怪人や理性を持つものも少なくない
ライダーは怪人と戦う事が義務付けられており戦う運命にある
当然死亡率が高い
怪人を倒した者には賞金が与えられる
ライダーに覚醒した場合は自主的に申告をしなくてはならないが戦いたくない者は申告しない者もいる
申告した者はランカーとして登録される
獲得賞金額や直接バトルによってライダーの格付けがされる
当然申告しない者やダークサイドに落ちた者はランカーライダーにはなれない
弱いライダーもいるし強いライダーもいる
大抵の場合は匿名でライダー名のみの登録
ライダー自体は公的に世間にも知られている
当然軍人警察もいる
ランカー一位はラオウとかエイトボールみたいなライダー

OPは弱いライダーが怪人と戦って死ぬ所から
怪人が現れると付近に住むランカーライダーが呼ばれるがその怪人が強く全員やられる
それを最後まで見続けて怪人を一蹴し手の平にブラックホールを作り一気に取り込むダークライダー
場面変わって

主人公は街中でキックボクシングジムに通う貧乏大学生
主人公が怪人に覚醒する現場に偶然に立ち会う
そこで偶然自分もライダーに覚醒する
助けに来る二人のライダーの影それは味方なのか
そして怪人を取り込んだダークライダーも遠くから見つめていた


ちょっと殺伐としすぎかなー

オーズの次のライダーを考えるスレにてこれの続きを
606名無しより愛をこめて:2010/12/18(土) 06:18:13 ID:05xHXOCG0
>>605続き

主人公はキックボクシングジムに通う貧乏学生で
良いとこ生まれの貧乏育ちである
少しお金を稼いでは母親に使い込まれてし合う始末
母親は良いとこ生まれの良いとこ育ちで金の使い方が少しおかしい
しかし衝動買いやギャンブルに使う訳ではなく
ご近所に振舞ってしまうタイプなので主人公自体は一行にお金持ちになれず
しかし父親の財産がかなりありそれを隠している

OPは弱いライダーが怪人と戦って死ぬ所から
怪人が現れると付近に住むランカーライダーが呼ばれるがその怪人が強く全員やられる
それを最後まで見続けて怪人を一蹴し手の平にブラックホールを作り一気に取り込むダークライダー
場面変わって

ある日主人公がバイトに出かけると
一般人が偶然怪人に覚醒する現場に立ち会ってしまう
主人公は発狂した怪人を止めようと立ち向かい主人公もライダーに覚醒する

助けに来た白いライダーと青いライダーとともに戦うが
些細なミスで足を引っ張ってしまい白いライダーを怪我させてしまう
動けなくなった白いライダーから武器をもらって応戦
何とか勝利するも青いライダーに怒られる
その時の様子を商店街の人に見られてしまいヒヨッコイメージがついてしまう

そのまま戦闘が終了すると白いライダーは主人公を連れて登録所へ移動する
立ち去った戦場にダークライダーが現れ怪人の死体をブラックホールに吸い込みそのまま立ち去る
どうやらダークライダーは怪人にしか興味を持っていないようだ

登録所ではランカーについての説明を受ける
まず正体は明かさない事
正体がバレると人間体の時や自宅や家族も襲われる危険がある
怪人を捕まえたり倒したりすると賞金がもらえる
賞金で武器を買ったりランクが上がったりする
登録すると缶ドロイドみたいなガジェットがもらえる
これで怪人が発生したときの呼び出しやライダーバトルをした時の録画中継などをしてランクを上げることができる
捕まった怪人は無期懲役か死刑になる
などの説明を受ける

次の日バイト先へ出勤すると
ずっと待ってたんだぞと先輩にひどく怒られてしまうが
後輩からは慰められる
607名無しより愛をこめて:2010/12/18(土) 06:20:04 ID:05xHXOCG0
>>606続き

その日以来主人公は白いライダーと青いライダーと一緒に戦う事になる
主人公はランカー一位のライダーに憧れていて昔からライダーになりたがっていた
なのでライダーとして一生懸命がんばるランクを上げていく

ヒロイン登場
ヒロインは二人いて
一人はヤンキー姉ちゃんでオラオラ系だが本当は一途な子
主人公に片思いしているが事有る毎に主人公を結果苛めてしまい主人公に嫌われている
さらにライダーであり変身すると女らしいカッコいい人格になり主人公に惚れられるが
主人公のライダー時は嫌っている
もう一人は文武両道アイドル的な美しさの理想的な女性であり主人公の憧れ
しかし怪人でありダークライダーの彼女である

主人公は商店街のアルバイトをしていて人間体の時は商店街の人にかわいがられるが
ライダーの時はこき使われる
それは初めて覚醒した時に怪人にボコボコにされた挙句
青いライダーに怒られていたのをを目撃されてしまったためです
それ以来商店街では「ヒヨッコ」が彼のあだ名になり愛すべき馬鹿的なキャラになります
「あんたはヒヨッコなんだから店番やっといてね」とか

正体がわからなくても一部の人間が解かっていたり薄々感づいていたりもします
白のライダーはアルバイト先の上司でありそのオーナーも白がライダーである事を薄々感づいています
オーナーは関西弁のオラオラ系で「売り上げもっと上げんかい!」みたいな人ですが
ライダーになるとてんで駄目で役に立たないけど弱くても正義感のあるやさしい人になります
人としては勝ち組 ライダーとしては負け組み

中盤上位ライダーとの合同ミッションがあり6人ぐらいのチームで怪人の人体研究所破壊ミッションがあります
それは軽快かつ豪快に進んで行きます
上位の怪人は自分の影から戦闘員シャドーを作り出す事が可能です
その研究所のボス怪人を倒した後にある薬品を白いライダーが見つけます
その薬品は怪人が覚醒時に発狂しないようにするための薬品です
なぜ怪人が薬品を作ろうとしてたのか?この情報をリークしたのは誰か
犯人はナンバーワンランカーのライダーでこの事を嗅ぎ付けて調べようとしていた白いライダーは消されます

ダークライダーの正体はランキング一位のライダーで強い怪人を集めてベリュドラみたいなのを作ろうとしています

白いライダーが死ぬと主人公はライダーを辞めると言い出すが青いライダーに激を入れられ復活
青いライダーと主人公は結束力を固めます
さらに今まで戦ったライダーたちを引き入れて仲間を増やしていきライダーチームドライバーズを結成します
そしていよいよランキング2位へ

ランカー1位はラオウとかエイトボールみたいなライダー
戦いに勝ちとうとうランキング一位になります

ランキング一位になると今度は裏ランカー達や強い怪人達に命を狙われます
主人公がランキング一位になった事でパワーバランスが崩れそれを世間から避難されます

608名無しより愛をこめて:2010/12/18(土) 07:08:07 ID:05xHXOCG0
つかれたーまた今度ー
609名無しより愛をこめて:2010/12/18(土) 10:46:03 ID:Eq7YKLvB0
もう二度と出てこなくていいよ
610名無しより愛をこめて:2010/12/18(土) 16:28:48 ID:g7oobOKm0
心配しなくても二度と出てくることはないだろ
611名無しより愛をこめて:2010/12/18(土) 16:33:10 ID:N2Xav6s90
あすむバレバレw
612名無しより愛をこめて:2010/12/18(土) 16:35:04 ID:g7oobOKm0
あすむって何?
613名無しより愛をこめて:2010/12/18(土) 17:42:13 ID:kZ/xHmE70
おいおい、あすむにファンレターばっか書いてないでオリジナルライダーの感想も書いてやれよw
オリジナルライダーはあすむ以下かよw
614名無しより愛をこめて:2010/12/18(土) 21:48:31 ID:jfY58V/e0
見ていて目が痛くなった
何でだろ
615名無しより愛をこめて:2010/12/18(土) 21:48:46 ID:hX48RVd/0
オリジナル仮面ライダーなんか書いても誰も読む人いない
って悲惨じゃん
616名無しより愛をこめて:2010/12/18(土) 22:13:52 ID:XmtuGfQG0
読み手のことなどお構いなしになぶり書き
これぞまさしく便所の落書きw
これじゃあ誰も読む気になんか
ならないよねw
617名無しより愛をこめて:2010/12/20(月) 23:11:44 ID:yzJyYBIl0
あっけなく終了
618名無しより愛をこめて:2010/12/24(金) 23:37:49 ID:ENhbzrJN0
>>615
エヴァンゲリオンのテレビ版で結末に納得しなかった人が
各々で自己完結すべく小説を書いたらしいけど(LASとかLRSと呼ばれてる)
ここのライダー小説もそんなとこだよ。
演者はおろか脚本やプロデューサーまでやるライダーごっこみたいなもん。

読まれることを前提とすれば違った小説の作り方が必要になる。
例えば>>549にいろいろ創作ライダーがあがっているけど、あの中で読んでみようと思うのが
どれだけある?最後までとなったら皆無に近い。

読んでもらうにはどうしたらいいか
そこの知恵を出し合うべきだと思うんだがどうだろう。
619名無しより愛をこめて:2010/12/25(土) 09:33:54 ID:tmwK2EECP
>なぶり書き

在日か馬鹿か、まぁどっちもロクなもんじゃないなwww
620名無しより愛をこめて:2010/12/25(土) 17:51:15 ID:jW049hUB0
そんなのにいつまでも構うなよw
pまで使って何上げてんの?
621名無しより愛をこめて:2010/12/25(土) 18:24:54 ID:4Si1nnkR0
>在日か馬鹿か

アホかキチガイか、まぁどっちもロクなもんじゃないなwww
622名無しより愛をこめて:2010/12/25(土) 19:31:41 ID:1g1A1B970
>>618

正解
623名無しより愛をこめて:2010/12/25(土) 21:53:36 ID:tCDsVZnX0
624名無しより愛をこめて:2010/12/25(土) 22:05:10 ID:XRYMdHpD0
>>618>>622
そんなの無駄、このスレには荒らししかいないし、専ブラまで使ってタチ悪いよ
625名無しより愛をこめて:2010/12/25(土) 22:32:11 ID:XPa756lV0
小説を読もうとする人のほとんどは
自分もまた小説を書いている。または書こうとしている。
そういう読者に対して「こいつやるな」を思わせる描写が必要になる。
読み手に対する牽制や威嚇のようなもの。

小技とはいえ、わかりやすく腕が出るのが
登場人物の名前、地名、ライダー・怪人・技の名前といったネーミングセンスだ。
ここだけでも書き手の力量みたいなものが出る・・・と解釈されやすい。
626名無しより愛をこめて:2010/12/25(土) 23:02:22 ID:XPa756lV0
例えば登場人物だが
ありそうな名前や独創的な名前をつける手もあるが
それよりは名前として実在し、尚且つあまり聞かないのを付けると効果的。
こういった人物を配すると平成ライダーらしくなる。

葦原涼、浅倉威、乾巧、天王路博史、加賀美新、名護啓介・・・・こういったあたり。

あまり聞かない名字が思いつかないから路線地図でも広げて
響きのいい駅名を探すなどしてみるといい。

有名人やマンガのキャラクターを模した名前を付ける手もある。
だがそれは(小説として)安直に付けたと思われがちなので
付けるくらいなら確信犯的にその人物に似せる・皮肉るくらいのことはやったほうがいい。
627Silver Wolf:2010/12/26(日) 12:01:31 ID:rebQnyHX0
このスレもう要らないですよね。
みなさんこちらのスレをよろしくお願いしますね。

http://toki.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1292197251/l50
628名無しより愛をこめて:2010/12/26(日) 18:57:13 ID:TKCXkyQN0
あすむバレバレw
629あすむ:2010/12/30(木) 13:06:54 ID:7uQSYMTN0
>>628
>>619
いつもお返事ありがとう。君のレスのおかげで糞スレの壊滅がスムーズだよ。
今回だってホラ、みんなやる気をなくして過疎ってきただろ?

特に今回は専用ブラウザまで使って本当にご苦労さまです。
陰の立役者の力は偉大だな。また次の糞スレも協力頼むよ。
630名無しより愛をこめて:2010/12/30(木) 14:30:45 ID:hqQQsawX0
何いってるの、おまえが出てこなかったらもう落ちてるぞ
631名無しより愛をこめて:2010/12/30(木) 20:45:55 ID:S++2Mzio0
在日か馬鹿か、まぁどっちもロクなもんじゃないなwww

632名無しより愛をこめて:2010/12/30(木) 22:26:29 ID:j9kESRaH0
633名無しより愛をこめて:2011/01/02(日) 15:03:32 ID:RsdLVCnM0
>>623の素晴らしい所は、その第一話が『オーズ』のずっと前に
『アバター』の公開前に書かれてる所です。

634名無しより愛をこめて:2011/01/02(日) 15:43:11 ID:a4igp4ew0
そう言えば一部であすむ=ら抜きトオルが同一人物と囁かれてるけど本当?
635名無しより愛をこめて:2011/01/02(日) 16:00:17 ID:CUwzN2ZK0
どっちも知らないんだが有名なのか?それ。
636あすむ:2011/01/02(日) 16:36:39 ID:YVqXsBur0
そんな奴と俺を一緒にするんじゃねえよ
637名無しより愛をこめて:2011/01/04(火) 03:22:17 ID:Ftrhaw9E0
ディケイドの小説書いてるのに、宣伝したら荒らしみたいに扱われそうで怖い。
こういうスレ立てた奴の神経がうらやましい。
638名無しより愛をこめて:2011/01/04(火) 08:39:51 ID:HOvbnf1T0
こんなんで怖いとか言ってたらどこ行っても身がもたないと思うぞw
639名無しより愛をこめて:2011/01/08(土) 11:37:09 ID:o+55Uupr0
創作発表の板で宣伝なら大丈夫
640名無しより愛をこめて:2011/01/09(日) 23:29:26 ID:0rUX7T5/0
今日のオーズを見て>>623がマジだと知った!
641名無しより愛をこめて:2011/01/15(土) 15:44:24 ID:NqBSkJGS0
>>636
こんな○○は嫌だスレで○○化する××ってやってるのもお前だろ?
642名無しより愛をこめて:2011/01/16(日) 21:05:47 ID:KZODkap20
レッゴーライダーキック オリジナルカラオケ
http://www.youtube.com/watch?v=KZuU0GDg2OE
643名無しより愛をこめて:2011/02/03(木) 22:14:39 ID:0phWQVK70
保守
644名無しより愛をこめて:2011/02/19(土) 00:08:19 ID:I1M4TRqp0
こういうスレ大杉
645名無しより愛をこめて:2011/02/23(水) 12:47:22.26 ID:CovD2B7Z0
薄暗い部屋の中。
 一人の男が、古ぼけたソファーに座ってテレビを凝視している。
 映されているのはありふれたニュース番組。
 聞こえてくるのは、若いニュースキャスターの声と遠い異国の情勢だった。
「現在、入国が禁止されているジュワンでは宗教団体ノイズを自称するテロ集団と治安維持のために派遣された多国籍軍との戦闘が激化の一途を
辿っているとのことです。なお、現地で行方不明となっているジャーナリストの明神 大和さんの消息は依然として判明していません。
一年前に発生したテロ集団による現地住民の大量虐殺に巻き込まれたという可能性もあり、安否が気遣われています。また――」そこで、音と映像が途切れた。
男が振り向くと、若い女性がリモコンをテーブルに置いている。
 申川悦子。相談所を営む男の助手だ。「陣内先生、目が悪くなりますよ。それに――」部屋の電灯を付け、可愛らしい花の入った花瓶を手に取りながら、
男を軽く睨む。「――相談所が休業の間、花の世話は自分がするって約束、しまたよね?」
 花瓶の水を取り替えてやりながら、淡々とした調子で男を責める.彼女と付き合いの長い、男……陣内 強には、冷淡な表情の下に隠された憤りが察せられた。
「いや、面目ない。ちょっと仕事の方が手詰まりでさ。つい、ね」
「万年、借金取りに追われている陣内先生が、私の仲介もなしに手詰まりするほど大変な仕事、ですか」
「あー、それはね。俺の個人的な親交というかコネというか……」
「この前の情報屋さんのガセネタに、いくら支払いましたっけ「ええと、それは、えーと……」
 途端に怪しくなる強の様子に、悦子はため息をつく。
「そんなに大切なんですか、大和って人のこと」
 的確な悦子の物言いに、強が押し黙る。
 その通りだった。
 相談所を休業にしているのも、そこら中を駆けずり回り、嫌味な連中に頭を下げて情報をかき集め、一時期はジュワンへ密入国しようとしたのも、
全ては行方不明となった友人、大和のためだ。
「まあ、ね。あいつは俺のためにいろいろ無茶なこともやってくれたし、ガキのころからの付き合いだからな。腐れ縁ってやつさ」
「それで、この有様ですか」
 花瓶を置きながら、悦子は部屋を見回す。
 台所には水浸しの食器が放置され、屑箱には空になったインスタント食品ばかりが捨てられている。走り書きが記された大量のメモが散乱し、
机の上の灰皿には溢れ出さんばかりの吸殻が詰め込まれていた。
 それらが、ここしばらくの間、寝食を削って大和を探し続けた強の内面を雄弁に語っている。
「片付ける余裕がなくってさ。本当は、一秒も無駄にしたくないんだけどね……」
「これじゃ、明神さんを見つける前に陣内先生の方が倒れますよ」
「わかってるさ。でも、ね」
 思いつめ、表情を曇らせる強の様子に、悦子は諦めたように頭を振った。
 強に綺麗なお辞儀をして、手荷物を取り部屋を出て行く。
 年下のお嬢さんに説教される自分の情けなさに嘆息する強。「あの」
 強が振り向くと、出口から悦子が顔を出してこちらを伺っている。
「無理しないでくださいね、叔父さん」
 一瞬、呆気に取られた強だったが、悦子を安心させるように笑顔を作った。
「大丈夫。いろいろ迷惑掛けてごめんな、えっちゃん。君は俺にはもったないぐらい、優秀な助手さ」
 小さく頭を下げ、帰宅した悦子を見送った強は、部屋を見回して苦笑する。
「久しぶりに、掃除するかな」
 いつの間にかに、灰皿の吸殻は片付けられ、テーブルには布に包まれた手製の弁当が置かれていた。
申川 悦子の両親は、数ヶ月前に原因不明の事故で死亡している。
大都会のビル郡に紛れ、その塔は天に向かって屹立していた。
世界的に有名な企業、『ホーミングカンパニー』本社ビル。
 祈りと生贄を捧げる祭壇のようにも見えるそのビルの、最上階。
 そこがカンパニーの社長室である。
その椅子に宗教団体ノイズの教皇が、アルカイックスマイルを浮かべて鎮座していることを、知る者は少ない。
「鳥が、目覚めようとしている」
 スーツ姿の教皇は、謡うように不可解な言葉を呟く。
 背後の窓から臨む青空に、鳥の姿は見えない。
「オウル、かい?」
 背広を着た青年が、教皇に問う。
 日本語の発音は完璧であったが、背や手足は長く、顔立ちもどこか日本人離れしている。
「ああ、我らが偶像、そして知恵の鳥は、新たな息子を得た。誕生を賛美する祝福の歌が、私にも届いている……」
 教皇の芝居がかった台詞回しにうんざりするように、青年は苦笑して肩を竦めた。
「そうかい、彼が来るのか。で、どうするんだい? 
646名無しより愛をこめて:2011/02/23(水) 13:05:34.88 ID:CovD2B7Z0
仮面ライダーGLOW
夕焼けに染まる、雲ひとつない美しい空の下。荒れ果てた丘の上に、一人の男がいた。
地に跪いた男の体は、赤い血で濡れている。 涙も枯れ果てたその眼差しは瞬き一つせずに、沈む夕日を見つめて。
男は、体を深々と折り、額を大地に擦りつけ、呻くように呟いた。 すまない、すまないと。男は、壊れたようにその言葉を繰り返す。
光を失った幾百もの眼と、墓標のように突き立った鉄の箱だけが、その無価値な懺悔を聞いていた。
やがて光は消え失せ、闇が世界を覆い尽すまで。 禁断の地、ジュワン。
その日、数百もの人々と、一人の日本人がこの地から姿を消した。 一羽の鳥が歌う、目覚めの声と共に。
仮面ライダーGLOW序幕 薄暗い部屋の中。一人の男が、古ぼけたソファーに座ってテレビを凝視している。
 映されているのはありふれたニュース番組。 聞こえてくるのは、若いニュースキャスターの声と遠い異国の情勢だった。
「現在、入国が禁止されているジュワンでは宗教団体ノイズを自称するテロ集団と治安維持のために派遣された多国籍軍との戦闘が激化の
一途を辿っているとのことです。 なお、現地で行方不明となっているジャーナリストの明神 大和さんの消息は依然として判明していません。
一年前に発生したテロ集団による現地住民の大量虐殺に 巻き込まれたという可能性もあり、安否が気遣われています。また――」 申川悦子。相談所を営む男の助手だ。
「陣内先生、目が悪くなりますよ。それに――」 部屋の電灯を付け、可愛らしい花の入った花瓶を手に取りながら、男を軽く睨む。
「――相談所が休業の間、花の世話は自分がするって約束、しまたよね?」
 花瓶の水を取り替えてやりながら、淡々とした調子で男を責める。 彼女と付き合いの長い、男……陣内 強には、冷淡な表情の下に隠された憤りが察せられた。
「いや、面目ない。ちょっと仕事の方が手詰まりでさ。つい、ね」 「万年、借金取りに追われている陣内先生が、私の仲介もなしに手詰まりするほど大変な仕事、
ですか」「あー、それはね。俺の個人的な親交というかコネというか……」 「この前の情報屋さんのガセネタに、いくら支払いましたっけ」
「ええと、それは、えーと……」途端に怪しくなる強の様子に、悦子はため息をつく。
相談所を休業にしているのも、そこら中を駆けずり回り、嫌味な連中に頭を下げて情報をかき集め、一時期はジュワンへ密入国
しようとしたのも、全ては行方不明となった友人、大和のためだ。 「まあ、ね。あいつは俺のためにいろいろ無茶なこともやってくれたし、
ガキのころからの付き合いだからな。腐れ縁ってやつさ」 「それで、この有様ですか」 花瓶を置きながら、悦子は部屋を見回す。
 台所には水浸しの食器が放置され、屑箱には空になったインスタント食品ばかりが捨てられている。走り書きが記された大量の
メモが散乱し、机の上の灰皿には溢れ出さんばかりの吸殻が詰め込まれていた。 それらが、ここしばらくの間、寝食を削って大和を探し続けた
強の内面を雄弁に語っている。 「片付ける余裕がなくってさ。本当は、一秒も無駄にしたくないんだけどね……」
「これじゃ、明神さんを見つける前に陣内先生の方が倒れますよ」 「わかってるさ。でも、ね」
 思いつめ、表情を曇らせる強の様子に、悦子は諦めたように頭を振った。 強に綺麗なお辞儀をして、手荷物を取り部屋を出て行く。
 年下のお嬢さんに説教される自分の情けなさに嘆息する強。「あの」 強が振り向くと、出口から悦子が顔を出してこちらを伺っている。「無理しないでくださいね、
叔父さん」 一瞬、呆気に取られた強だったが、悦子を安心させるように笑顔を作った。 「大丈夫。いろいろ迷惑掛けてごめんな、えっちゃん。君は俺にはもったないぐらい
優秀な助手さ」小さく頭を下げ、帰宅した悦子を見送った強は、部屋を見回して苦笑する。
「久しぶりに、掃除するかな」 いつの間にかに、灰皿の吸殻は片付けられ、テーブルには布に包まれた手製の弁当が置かれていた。
 申川 悦子の両親は、数ヶ月前に原因不明の事故で死亡している。 大都会のビル郡に紛れ、その塔は天に向かって屹立していた。
世界的に有名な企業、『ホーミングカンパニー』本社ビル。 祈りと生贄を捧げる祭壇のようにも見えるそのビルの、最上階。そこがカンパニーの社長室である。
その椅子に宗教団体ノイズの教皇が、アルカイックスマイルを浮かべて鎮座していることを、知る者は少ない。 「鳥が、目覚めようとしている」
647名無しより愛をこめて:2011/02/23(水) 13:07:56.10 ID:CovD2B7Z0
(続き)

スーツ姿で教皇は、謡うように不可解な言葉を呟く。
 背後の窓から臨む青空に、鳥の姿は見えない。 「オウル、かい?」
 背広を着た青年が、教皇に問う。
 日本語の発音は完璧であったが、背や手足は長く、顔立ちもどこか日本人離れしている。
「ああ、我らが偶像、そして知恵の鳥は、新たな息子を得た。誕生を賛美する祝福の歌が、私にも届いている……」
 教皇の芝居がかった台詞回しにうんざりするように、青年は苦笑して肩を竦めた。
「そうかい、彼が来るのか。で、どうするんだい? 君を裏切った娘のお友達も、そろそろ動き出すころだろう」
「それだからこそ、使途を送ったのだよ。なに、直ぐに見つけてくれるだろう」
「機械仕掛けの神を気取るか? 足元を掬われるよ」「いいや。私はただの傀儡。神の望むままに踊る人形でしかない」
 微笑んだまま、悲観的な言葉を並べる教皇を、青年は嘲笑し、部屋を出ようとする。
 その背中へ、教皇は言葉を送った。「君も、何れ知るだろう。その魂の座に刻まれた、二つの十字の意味を、ね……」
 男が言葉を終えると共に、銃弾が背後の窓ガラスを打ち砕いた。
 日陰に立つ青年の姿は、教皇からは見えず、また青年からも後光に照らされ、陰になった男の表情は見えない。
 金属が擦れる音を伴い、青年が扉を開く。「俺の飛ぶ空は、俺が決める」
 青年の声には、僅かなノイズが混じっていた。
 一人残された教皇は、手元の電話を取る。
「ああ、すまないね。私だ。部屋の窓ガラスに鳥がぶつかってね。割れてしまったようだ。修理を頼んでおいてくれたまえ。・・・・・・ん? 
ああ、心配することはないよ。どうも、私は鳥たちに嫌われているらしい。私はこんなにも、愛しているのに、ねぇ」
 教皇の視線の先には、一つの写真立てがあった。
 微笑む家族。その隣で笑う男。その顔は、教皇に良く似ている。しっかりと電灯のつけられた部屋で、強はテレビを凝視していた。
 今、テレビに映されているのはニュースではなく、ビデオの映像だ。それは、明神 大和から送られた物だった。
 ノイズのかかった画面には、茜色に染まった荒野が最初に写った。そこにゆらゆらと揺れて、並び立つ人影が見える。
 人影の体は異様に細く、尖っていた。
   頭からは細く長鋭い触角のような物が生え出し、顔面の半分を占める大きな目は夜の肉食動物のようにギラギラと輝いている。
 手には多種多様な武器を持ち、その全てが、あるものは血に染まり、またあるものは硝煙を吹いていた。
 人影は、たくさんの赤い塊を一箇所に集めている。塊には手や足が生えて、それがかつて何であったかを無言のまま訴えていた。
 ようやく、人影がカメラに、そしてそれを構えている者に気付く。塊を捨て置き、ゆっくりとこちらに近付いてくる。
 突如、カメラの映像が激しく揺れた。撮影者が体勢を崩したらしい。
 一瞬、見えたその顔は、紛れもない大和のものだった。再びカメラが人影に向けられる。その時には、人影は目前にまで迫っていた。
「…………っ!!」根は臆病な強が、悲鳴を上げなかったのはちょっとした奇跡だった。
 画面を覆いつくすように写ったその姿は、やはり人間のものではない。
 体は金属の塊が寄せ集められているようだった。首から上は生身だったが、それも常軌を逸した姿だ。
 その顔は蝗によく似ており、頭頂部から一対の触覚が生えている。
 目は落ち窪み、奥底から赤い光が漏れ出ているのだ。
 金属の手が画面を覆いつくし、蝗モドキが虫の顎を左右に開き、その内側にある人間に似た歯を剥き出しにして、ノイズの混じった
奇声を上げる。そこで、ビデオの映像は暗転した。ビデオが終わる数分の間に、強は大和のメッセージを聞いた。
強はビデオを封筒に入れ 関係者以外には教えていない金庫に隠す。花瓶の中に悦子へのメモを入れ、慌しい足取りで部屋を出た。
 点けっぱなしのテレビから耳障りな音が響き、ノイズだけが映っている。
――みつけた。ノイズ音に混じってその無機質な声が聞こえ、そこでテレビの電源が落ちる。
648名無しより愛をこめて:2011/02/23(水) 13:09:51.03 ID:CovD2B7Z0
(続き)
「エサに かかったか」山道沿いの林の中。そこで、瞑想するように屹立していた男が、呟いた。
 大柄な体をサーコートで覆い、顔は不気味な覆面で隠れている。
 彼を取り囲んだせむしの男の一人が、こくりと頷く。その男も簡素なローブと覆面で体を隠している。
 彼らの服には奇妙な紋章が縫い付けられていた。翼を広げた鋼の鳥と、そこに被せられた交差する双剣。
 宗教団体ノイズの抱える騎士団、『ノイズメーカー』の証である。
「ゆこう。あのオトコは かならずあらわれる。あのニンゲンの テアシでもチギりとればな」
 無機質な口調で、サーコートの男が残虐なことを平然と言う。彼らの目的は、陣内 強を捕獲すること。
 とある男を、誘き出すために。異様な雰囲気の集団が歩き出すと共に。強烈な閃光と爆音が彼らを包んだ。「エクゼキュトか!」
男の鋭い声を掻き消すように、四方から放たれた銃弾が男たちを容赦なく貫いていく。
八つ裂きにされたせむしの男が、どうっと音を立てて地面に倒れた。暴かれたその姿は、人間のものではない。
 大和が送ったように擬装されたビデオの、蝗モドキそのままの姿だ。
 強装弾のシャワーに曝されながら、サーコートの男が虎のような咆哮を上げ、木々の陰に潜んだ襲撃者たちに飛び掛った。
 だが、新たに飛来した攻撃に叩き落される。滑らかに輝く、紫の矢。それが木々の間から音速を超えて襲い掛かってくる。
 男は俊敏な動作でその攻撃を巧みにかわし、避けきれない物はその豪腕で叩き落した。
 銃弾と矢によって引き裂かれた衣服から覗く体は、やはり人間と呼べる姿ではない。
 両腕は鏡のように磨き上げられた鋼の翼で覆われ、分かれた羽が太い指を覆い爪のようになっている。
 覆面の破れた部分から剥き出しになった口には、禍々しい牙が並んでいた「グオオォ!!」
 短く吼えた男は飛び上がり、木から木へと飛び移って包囲網から抜け出そうとする。
 追い縋る矢と銃弾は男を捉えられず、空しく木々を撃ち砕いた「クロウ! このままだとアルファチームに追いつかれるぞ!!」
「解っている」焦りを含んだ襲撃者の呼び掛けに、冷淡な声が応える。意外なことに、その声は若い女のものだった。
 枝の上から飛び降りた女は、下で待ち構えていたバイクに騎乗する。「行こう、ブラウニー」
  ただの機械に過ぎないはずのバイク、ブラウニーに掛けられた言葉は、先ほどの襲撃者に対するものとは違っていた。
 まるで、姉が弟に話しかけるような親しみが込められている。
 その言葉に応えたのか、ブラウニーは獣が咆哮するようにエンジン音を響かせて、林の中を駆け抜けていく。
 一方、戦場からいくらか離れた山道では、一台のワゴン車が移動していた。
 外装は一般の車両に見えるよう擬装しているが、ライフル弾に耐えれる程度の装甲を施されている特殊車両である。
 その座席に、三人の男と強が乗っていた。
 男たちの着ている衣服は特別高価というわけでもない、極めて平凡なものだ。顔立ちこそ精悍ではあるが、中肉中背でそこら辺にいる一般人にしか見えない。
 だが、案外そういうものなのだろう、と強は自分を納得させた。
 スパイ映画ではあるまいし、秘密組織の構成員が『私は謎の組織のスパイでございます!』と宣伝するような目立つ格好をしているわけがない。
 拘束される前まで、歩いていた自分の背後の若いカップルや営業マンも、この連中の仲間だったのではないだろうか? 
 そんな益体のない妄想に耽っていた強に、横の男が声を掛ける。
「いやぁ〜悪いねー。急を要する任務だったんで警察を手配する暇も無かったんだよ。余裕があったらもっと穏便に済ませたんだけどさあ」
 馴れ馴れしい態度がさらに『らしさ』を削ぐ。この連中は本当に噂の秘密組織から派遣されたのだろうか? 
実は自分に身勝手な恨みを持つヤクザの回し者なのか?堂々巡りする強の思考を遮るように、男は彼の肩をバンバンと叩く。
見かけと違ってかなり鍛えているらしく、非常に痛い。
「そう緊張しなさんな。俺たちエグゼキュトは立派な合法組織。悪いようにはしないって。あ、一応、民間には情報規制されてっから、
知り合いに話したりしないでくれよ!」
「は、はぁ…… 極秘の合法組織という胡散臭い肩書きの連中を信頼しろという方がおかしい。
 そう突っ込みたい強だったが、悲しいかな、彼にそんな度胸はない。
649名無しより愛をこめて:2011/02/23(水) 13:11:16.31 ID:CovD2B7Z0
(仮面ライダーGLOW 続き)
そうだ! もっと言ってやれ!! と、強は心の中で彼を応援する「まーまー。どうせ公然の秘密みたいなもんだろう。
各国の諜報機関やヤーさん、マフィアなんかにはさ」そんな秘密をぺらぺら教えるな!と強は叫ぶ。やはり心の中で。
「運転に集中しなって、君は新人なんだからさ。まあ、いざとなったら頭ん中いじくって放り出すさね」
 渋る運転手に、真名は笑いながらとんでもないことをのたまった。だらだらと嫌な汗が流れ、ごくっと唾を飲み込む。
 だが、強はこの男たちからどうしても聞き出さなければならないことがあった。
「なあ、あんたら」「ん?」「エクゼキュト、なんだな?」「……よく、調べたじゃないか。三流探偵にしては上出来だ」
「余計なお世話だ」
 声を落とし、本来の顔を覗かせ始めた真名に怯えながらも、強はなけなしの勇気を振り絞って文句を言う。EXECUTE(エクゼキュト)。
 暴虐の限りを尽くす宗教団体ノイズに対抗し、某国が設立した治安組織。
 その名や目的を知る者は決して少なくはない。だが、詳しい実態や内情は解っていなかった。
 人知れず謎を暴いた者がいるのかもしれないが、エクゼキュトの規模を考えれば、その末路はあまり気持ちの良いものではないだろう。
「今回、俺たちはあんたを保護して、ついでに、親交のあった明神 大和の情報を聞き出すためにやって来たってわけさ」
「保護、ねえ」
「まあ、アンタからすりゃ誘拐みてーなもんだろうが、実際、アンタはかなりヤバイ連中に狙われてるんだぜ?」「……あんたらのことか?」
「言うねえ」「大和はどこにいる? 今、どうなってるんだ?」
「知らん。俺たちもそれを知りたくてアンタを連れて来たんだ」
「そんな馬鹿な! あんたらのような組織が、たった一人の一般人を探せないって言うのか!?」珍しく、激昂し真名に叫ぶ強。
 だが、真名は懐に仕込んだレイヴァンのサングラスを掛けて、強から視線を逸らす。
「一般人……一般人ねえ」「な、なんだよ。なにかおかしいことでも言ったのか?」
「いや、なんというかねぇ。彼は一般人、そもそも人間と言える状態なのか、と疑問に思ってね」「…………なんだって?」
 動揺する強を、真名はサングラスを僅かに下げ、真っ直ぐに見据える。
 胡散臭い笑顔など、すでに消えていた。
「忠告、いや、警告させてもらうよ。事が済んだらアンタは二度と、彼に関わらない方が良い。それが、アンタのためだ。それに、
アンタを慕っている人を哀しませたくはないだろう?」
「えっちゃんの、越子ちゃんのことか! おい、俺はともかくあの子に手を出すっていうなら……!」
「どうするっていうんだ?」「それは……」「自惚れるな。アンタは普通の人間だろう。無理はするもんじゃあ、ない」
「だが、それでも俺は、あいつを……」
「人には、それぞれ為すべき事がある。俺の尊敬していた人が遺した言葉だ。アンタがすべきことは悪戯に時間を浪費して、大事な姪っ子に心配を
掛けることか?」「違うだろう? ま、俺に言えた義理じゃあねえが、だったらアンタは――」
「真名さん! アポステルです!!」
 真名の言葉を遮って、運転手の悲鳴のような声が車内に響いた。「確かだな?」
「ブラボーチームから連絡がありました! こちらに接近しているとのことです!!」
「ち、連中の電波妨害で遅れたか。センサーに注意しろ。青木! いざとなったら俺とお前で時間を稼ぐぞ!」
 真名は素早く振り返り、冷静な口調で部下たちに命令する。 だが、事情を知らない強の混乱は収まらなかった。
「おい! 一体なにが起きてるんだ! アポステルってなんだよ!?」
「すぐにわかる! アンタは身を伏せて自分のことだけ考えていればいい!! 命を張るのは俺たちの役割だ!」
「い、命って――」「駄目です! 奴が速すぎて、このままでは追いつかれ……!!」
 葉が擦れ合い、枝がしなる音が聞こえる。 強は、車の前に舞い降りたそれを見た。
 恐ろしげな牙を剥き、哀れな獲物を狩り取る為に、発達した豪腕を振り上げた化け物の姿を。
「車を止めろ! 的になる!!」 だが、前に座った二人は真名の命令に反応せず、それどころかさらに車の速度を上げた。 
 二人の男が、真名の方を振り向く。その顔を見て、さすがの真名も目を見開き、強は危うく失神しそうになった。
 彼らの表情は強張り、目にはテレビの砂嵐のようなものが映り、開かれた口からはノイズ音が漏れ出している。
「アポステルの攻撃か……!」 眉を顰め、真名は車から飛び降りた。 硬直していた強を連れて。
650名無しより愛をこめて:2011/02/23(水) 13:13:09.99 ID:CovD2B7Z0
(続き)
「え…………?」すさまじい速さで流れていく山道が、目に映る。「ひいぃーーーー!!」
 ようやく悲鳴を上げ、葉の積もったやわらかい地面に倒れこんだ。
その頭上を、爆音と爆風、さらに車の破片が過ぎ去っていく。
 手に取った銃を構え、燃え上がる炎を睨んだ真名と、慌てて身を起こした強の前に、それはようやく真の姿を露にした。
 鍛え上げられた逆三角形の体は虎柄の毛皮に覆われ、先端に、牙を生やした口を備える尻尾がゆらゆらと揺れている。
 燃えていく覆面が張り付いた顔は、虎を模した鋼の仮面に覆われている。
 仮面から覗く爛々と輝いた目が、二人を睨み据えた。「走れーーーー!!」  真名が叫び、銃を発砲した。
 強は戸惑いながらも、林の中へ走っていく。「オマエは イラナイ」一瞬のうちに間合いを詰めたアポステルが、拳を放つ。
 まともに食らえば即死しかねないその一撃を、真名は木を盾にしてかわした。だが、拳圧だけで背中が引き裂かれ、血が飛び散る。
「ぐぅ……!」
 歯を食いしばり、懐に仕込んでいた切り札を投げつけた。スタングレネードだ。
 眼前で炸裂され、僅かな間だがアポステルの動きが止まる。
 地面を転がった新名は出来るだけ距離をとり、再び木の後ろに隠れて予備のマガジンを装填する。
「さすがに、洒落になんねーなぁ……」
 脂汗を流し、激痛に震える体を抑えつける新名に、回復したアポステルが迫る。怒りを込めた唸り声を上げ、
腕から黒い波動を放ち、高々と振り上げた。 新名が死を覚悟した時、エンジン音が林に木霊する。
 アポステルが音のするほうへ、注意を向けた次の瞬間。
オフロードバイクが恐ろしい速度で飛び込んできた。「グオッ!?」
 スタングレネードで感覚が鈍っていたアポステルは、その突撃をかわすことが出来なかった。
 前輪に叩き飛ばされ、あっけなく地面に転がる。
 バイクのライダーは卓越した操作技術で反動を受け流し、片足でバイクを支え、アポステルを注視する。
 突如アポステルを攻撃したライダーは、奇妙なことに、アポステルと全く同じ意匠のサーコートを羽織っていた。
 その顔は、やはり覆面に隠されて窺うことは出来ない。「なんなんだ、アンタは……?」
 新名の誰何の声に答えず、ライダーは右腕を僅かに上げる。 
すると、どういった仕掛けなのか、服の裾から白い刃が飛び出した。
 起き上がったアポステルが飛び掛るが、ライダーはバイクを捨て攻撃をかわす。
 バイクを叩き潰したアポステルは、逆上してライダーに突進した。
 矢継ぎ早に放たれるパンチの嵐をライダーは右腕一本で全て受け流し、アポステルの腹を左の刃で切り裂く。
 裂かれた腹を押さえ、呻くアポステルは、再び跳躍した。身構えるライダー。だがアポステルは眼前の敵を無視して、
彼を飛び越え林の奥に消えていく。「奴を追え! 先に逃げた陣内を人質にするつもりだ!!」
 ライダーは僅かに頷き、常人離れした脚力でアポステルを追う。残された新名は、木を支えにしてずりずりと座り込んだ。
「まったく……友達思いな連中だ」そう言って、苦笑した。強は、木々の間を走り続けていた。
 呼吸は乱れ、心臓が張り裂けそうになっている。それでも彼は肺の痛みを誤魔化して、ひたすらに走った。
 自分はこんな所で死ぬわけにはいかない。自分以外に頼れる者のいない越子の、行方不明になっている大和のために。
 そして、何の望みも叶えられないでいる自分自身のため」「……あ!!」
だが、冷酷な狩猟者に獲物の願いなど届くはずがなかった。樹上に見える一対の眼光と、ノイズ混じりの唸り声が、強を捉える。
枝を蹴り、アポステルが宙を舞う。
両腕を振り上げ飛び掛る怪物のが、スローになった強の視界を埋め尽くそうとする。
ゆっくりと落ちてくるアポステルを見て、強は、自分が死ぬことを知り、ギュッと目蓋を閉じた。
だが、死神の鎌は彼に振り落とされなかった。そう、彼の前に立った一人の男の腕によって。
恐る恐る、視界を開いた強の目にその男の背中が見えた。
男の背は広く、服に刻まれたノイズメーカーの紋章は焼け焦げている。「お前……?」
知らないはずの男の背中を見た時、強は全く関係ないはずの男を思い出していた。
どんな時でも諦めず、頑固なほどに暴力を嫌った自分の悪友。明神 大和を。
「グロウ! ウラギりものガアアァ!!」
捻じ伏せようとするアポステルの拳を軽々と捌き、グロウと呼ばれた男は伸びきった丸太のように太い腕を、紙のように切り裂いた。
「ギアッ?!」驚愕するアポステルに構わず、返す刃で仮面を砕く。
651名無しより愛をこめて:2011/02/23(水) 15:56:12.82 ID:CovD2B7Z0
(続き)
凄まじい絶叫を上げ、たまらずに後ずさるアポステル。男は必殺の構えをとり、アポステルに止めを刺そうとする。
だが、撃ち放たれた散弾が彼の動きを止めた。蝗モドキの死に底ないが放ったものだ。
力尽きた部下を無視したアポステルはこの機を逃さず、残された左の腕から先ほどと同じ黒い波動を放つ。
ここで初めて、グロウが動揺を見せた。
アポステルを圧倒する彼の筋力ならば、敵の一撃をかわすことなど容易いはずだ。
しかし、自分が避ければ腰を抜かした強は死ぬことになる。
だから、彼は。「ガアアアアァッ!!」放たれた波動を、甘んじて受け止めた。
「――オオォ!」 勇ましく咆哮し、交差した腕で黒い波動を打ち払う。
だが、無傷という訳にはいかなかった。彼の体を覆っていた服はボロボロに破れ、露出した体からはだらだらと血が流れ落ちている。
 その体は、筋肉が露出したかのような生々しいオレンジ色だった。
「なんなんだ……?」 根源的な恐怖に震えながら、強は自分の眼前に立つ男を指差す。
「なんなんだよ、お前はあぁ!!」体の各所を骨に似た装甲で覆い。
 腰には輝く複眼のバックルを備えたベルトが巻かれている。先ほどまで振るっていた刃は、彼の腕の装甲が変形したものだった。
 振り返ったその顔は頭蓋を思わせ、泣いているようにも見える眼窩からは、煌煌と輝く光が覗く。
 それが、グロウの正体だった。追い詰められたアポステルは木々の陰へ飛び込み、目にも留らぬ速さでグロウの周囲を疾走する。
グロウは腰を落とし、空手の後屈立に近い構えをとった。バックルの複眼が、鋭い輝きを放つ。
刃が変形し、篭手のような形となり血管の如く全体に走った無数の溝が、明滅する。
アポステルが背後から飛び掛った瞬間、彼の影がノイズ音と共にブレて。
『グロウゥスティンガァー!!』その技の名を、高らかと叫んだ。
 叩き込まれたカウンターがアポステルの胸を砕く。光が全身を駆け巡り、アポステルの肉体を根こそぎ破壊した
おぞましい使徒の体は、爆発四散した。「ぐあっ!?」
爆発の余波に吹き飛ばされ、強は体を木に叩きつけられる。
疲れ果てた彼の体は、その衝撃によって意識を手放そうとした。
霞んでいく視界に映る男に、強は懸命に手を伸ばし呼びかける。「やま……とぉ」
 搾り出すようなその声に振り返らないまま、グロウは歩き去ろうとする。
 闇に包まれる最後の瞬間、強はグロウの声を聞いた ――もう、大和には関わるな。ここにいるのは、ただの残りカスだ。
グロウとアポステルが死闘を演じた場所から、僅かに離れた林の中。
枝の上に立ったクロウは構えていたボウガンを下ろし、変身を解く。その姿は、驚くほど幼い。
十代後半、まだ女よりも少女に近い年齢だった。「あれが、グロウか」
 クロウに変身していた少女は、確かめるようにその名を呟く。「あの男の生み出した、最後の、使徒」
 消えたグロウを追うその目には、侮蔑にも近い感情が浮かんでいた。
 彼女の周囲には、鋼の矢によって針鼠のようになった戦闘員と蝙蝠のアポステルが八つ裂きにされ、
無造作に転がっている。 夜の闇に包まれた、街の一角。
 銃痕だけが残された無人の家屋と焼け焦げた自動車の残骸が並び、罅割れた道路には絵の具を撒き散らしたように赤い血がこびりついている。
 ノイズのテロ行為による傷跡が色濃く残り、細菌兵器がばら撒かれ封鎖されたこの区画に、訪れる者は少ない。
 電灯が消えた街は暗く、僅かな星明りだけが頼りだった。その闇の中で、一人の少年がうずくまり、震えている。
 少年が隠れた家屋はやはり無人であり、彼はそこの一室に置かれた机の下に潜んでいた。
 少年は、手で華奢な体をかき抱いて震えていた。目と口をギュッと閉じて、冷や汗を流している。
ボロ布のような服ではあったが、その震えが夜の寒さのみからきたものでないのは、確かだった。
「あにき……あにきい」たどたどしい日本語で、少年は何者かに助けを呼ぶ。日焼けした肌や日本人離れした顔立ちから、
少年が日本人ではないことが分かる。
652名無しより愛をこめて:2011/02/23(水) 16:21:06.16 ID:CovD2B7Z0
仮面ライダーリムス 第1話(1)

『俺は、あの日までこの日常がずっと続くものだと思っていた』
まだ冷気著しい空気に曙光さす中、一人の青いジャージ姿の少年が白い息を吐きなが
ら土手を走っていた。
 東京と千葉県の境を流れる江戸川の土手はかなり整備されていて、ジョギングコース
として最適だ。事実、何人か……元気な老人や壮年の男性、夫婦者などとすれ違ったり
もし、顔見知りなのだろう、挨拶を交わしたりした。
 少年はもうかなり走りこんでいるらしくかなりの汗をかいていたが、まだまだ余力を
残しているようだ。ややあって市川橋の下まで来ると、そこでゆっくりとストレッチを
始めた。「ん、ふうっ」
 全身を伸ばし、筋肉をほぐしてやると若い体はすぐに応えてバネか何かのような手ご
たえを感じさせた。
 それから足を少し開いた状態で軽く構え、息を整えて……いきなり、 シュッ!
 ……右ストレートを繰り出した。
 空気を切り裂く小気味良い音が響き、びっくりしたのか小鳥が何羽か飛び立った。
「フンッ! ハッ! トゥッ!」
 左のフック気味のパンチから更にキック、その体のひねりを利用したの右のエルボー
……どうやらこの少年、格闘技をやっているらしい。空手でもやっているのだろうか?
 だが、しばらくして構え方が変わった。足を更に広げ、ぐっと低い姿勢になったのだ。
 拳は握り締めずに、軽く……指を曲げただけの状態。見ようによっては獲物に襲い掛
かる直前の猫のような姿勢である。ひゅっ少年の左腕が消えた。──いや、鋭く……
引っ掻くように振るったのだ。直後。ばしっ!叩かれた空気が破裂して、すごい音がした。
 それから先は更にすごい。右腕も左腕同様に消え、連続して破裂音が上がるのだ。あ
たかもそこにサンドバックがあるかのように。
 脚の方は脱力しているように見えるのだけれど、しかしゆらゆらと確実に鼓動を刻ん
で、手の指の先まで的確に力が乗るよう緻密なコントロールがなされていた。
 ひときわ大きく破裂音が上がると同時に少年は両腕を完全に脱力させて、ふう、と大
きく息をついた。「相変わらずねえ」ぱちぱち、と拍手する音と一緒にそんな声がした。
 少し高めの声、歌うような調子。それだけで相手が分かったらしく、少年は振り返り
もせずに声を返した
「花音、そのあきれたような言い方はよしてくれよ」
「だって、あきれる意外にどんな反応すればいいって言うのよ」
 応えながら少年に近づいてきたのは、彼同様に学校指定らしい青いジャージ姿の同年
輩と見えるなかなかかわいい少女だった。
 切れ長の瞳に黒味の強い瞳。けれどもきつさを感じさせないのは柔らかい笑顔をずっ
と浮かべているからだろうか。
 もみあげ部分だけ少し長くして、残りを肩の辺りで切り揃えたストレートの黒髪がか
すかな風に揺れ、頬の辺りにかかったひと房を彼女の白く繊細な指が払う。
 小ぶりにまとめられた形のいいあごも、いわゆる桜唇と呼ばれる薄いピンク色の唇も、
全てが彼女の愛らしさを強調するかのようだ。
「はい、タオル。それにしても脩一郎、最近更に強くなってない?」
 脩一郎と呼ばれた少年はタオルを受け取りながら笑顔で応えた。
「え、花音もそう思うか?」「思うも何も、むちゃくちゃよ」
 ちょっと眉をひそめながらも笑顔の花音に、脩一郎はぽりぽり頬を掻いた。
「第一、最近組み手で本気出したこと無いじゃない」「……分かるのか?」
「何年アンタの幼馴染やってると思うのよ」
 言われて苦笑してしまう脩一郎だった。正木脩一郎と三島花音。
 二人は生まれた病院から通った保育園、小学、中学、高校とずっと腐れ縁の続く間柄
であった。家も隣同士、両親同士が近所でも仲がいいと評判で、おかげで脩一郎と花音
は半ば以上公認のカップルであった。
653名無しより愛をこめて:2011/02/23(水) 16:22:41.77 ID:CovD2B7Z0
仮面ライダーリムス 第1話 (2)
「んー、あんまり。ねえ、成長期って言っても……普通じゃ無いかな、これって」
 首をかしげながら言う花音に脩一郎は応えなかった。彼女の手の中にある石はちょっ
とした猫くらいはあって、相当重いはずの代物だったのだから。「いつからだ?」
「何が?」「急に強くなってきたの」市川橋を千葉県側へ渡る途中。
 軽く走りながら訊ねる脩一郎に花音はうーん、と上を向いて一言。
「そうね……。アレかな」「アレって何だよ」
 思わず振り返った視線の先、花音の頭の上をかすめて虫が一匹飛んでいった。
 冬のこんな時期に? トンボに見えたが……一瞬目を奪われかけた脩一郎は、花音の
声に我に返って視線を彼女の方に戻した。「お、女の子に言わせないでよ!」
 真っ赤になっている。どういうことか分からず、脩一郎は首をかしげた。
「あ、アレと言ったらアレよ! お赤飯!」
「……? 何かめでたいことが?」「まさか……せつなちゃんまだなの?」
 逆に聞き返してくる花音に、脩一郎はますます訳が分からなくなってえっ? と訊き
返した。それに花音はちょっと額を押さえてから意を決して口を開いた。
「……初潮よ! 初めての月の物! アレが来てからなんだか力が強くなってきたみた
いなの」
 力だけじゃないわよ、足速くなってきたの。何なら試してみる?そう聞く花音に脩一郎はにっと笑った。
 何言ってるんだ、それは俺だって同じなんだぞ、と。
「よーい……」「スタート!」 互いに声を掛け合って、疾走を開始する。
 並の自転車より、速い。突然の疾風に、犬の散歩をしていた老人がびっくりして振り
返ったほどだ。 風がびゅうびゅう、はるか後ろへと流れていく。
 二人は若い四肢を更に速く、更に強く振った。朝の光の中、家へ向かって。
『あの時俺たちは自分の体に何が起きてるかなんて、本当に分かっちゃいなかったんだ。
もし分かっていたら、あんなに能天気に笑いあってなんかいなかっただろうな。ただ、
二人して笑いながら帰って、朝ごはんを食べてから学校に向かった。それが奇妙にはっ
きりと思い返される……。失って久しいのに変だな。もう二度と戻らないものだからこ
そ、余計そう思うのかもしれない
「お帰り、脩一郎、花音ちゃん」
 玄関でニコニコ笑っているのは脩一郎の母の美沙慧(みさえ)さんだ。
 二児の母とはにわかには信じがたいほど若々しい人で、手先の器用さを生かして手芸
教室の先生をしている。教室は隣近所の主婦たちのみならず、先生目当てで集まる男性
も結構多いらしい。
「花音ちゃんとこはご両親とも急な所用で出かけちゃったんだって。寧音ちゃんももう
来てるし、食べていきなさいな」
「あ、はい、ありがとうございます」ペコっとお辞儀する花音に、美沙慧はあっはっはと笑った。
「他人行儀な事はいらないわよ。いずれわたしの娘になるんだからさ」
「母さんっ!」 思わず叫び声をあげてしまう脩一郎。
 そう、この母親はいつもこうなのだ。息子と友達の娘が将来結婚するものと決め付け
ているふしがある。そのたびに真っ赤になってしまう花音や狼狽する脩一郎を見て楽し
んでいるのだ。
「脩一郎、もう一線越えちゃった? ま、あんたたちの年齢では別に珍しくもなんとも
無いけどね、でも男として避妊はきちんと──」「何の話だよ、何のっ!? まだしてないって!」
 思わず応えてから脩一郎はしまったと口を押さえた。
 母は、そういう細かいセリフから、それこそ事細かく推察するのが趣味なのだ。
 いったい何回そうやって『推察』されてからかわれたことか。
「ほほーう、『まだ』ってことは、いずれする気はあるって訳ね? それともBまでは
もうとっくに終わってるってことかしら?」
「だ────っ!! 普通親ならそういうことを禁止するもんだろうが!」
「何言ってんの。禁止しようがするまいが、やっちゃう時はやっちゃうもんなのよ。だ
ったら責任あるやり方をきちんと教えるのが親としての務めってもんでしょうが」
 そんな言いあいをしながら家に入ると、ぷんといい香りがした。
 ふわふわに炊かれた胚芽米混じりのご飯に、シメジやネギ、油揚げの入った味噌汁。
それに熱々のベーコンエッグの千切りサラダ添えが既にテーブルに並んでいた。
 トマトが綺麗に切り分けられた皿もある。
 食卓には既に脩一郎の父である修輔と中学2年生の妹のせつな、そしてもう一人、紫
音にそっくりな小柄な少女がついていた。

654名無しより愛をこめて:2011/02/23(水) 16:42:14.99 ID:CovD2B7Z0
仮面ライダーリムス 第1話 (3)
 妹の寧音だ。こうして姉妹が並び立つと本当に似ていると思わざるを得ない。
寧音があと1年も成長すれば、ほとんど見分けがつかないのではないだろうか。
 寧音はせつなとも仲がよく、学校でもいつも一緒にいるらしい。一緒に帰ってきた互
いの兄姉たちをさかなに、笑い転げながらおしゃべりに余念がないようだ。
 こうしてみると顔立ちは少々違うものの、せつなと寧音が姉妹のようにも見えてくる。
「ほら、さっさとシャワーを浴びてきなさいな。何なら一緒に浴びてきたら?」
「だから、そういう笑えない冗談はよしてくれよ、母さん!」
「何言ってるのよこの子は。ちょっと前までは一緒に喜んでお風呂に入ってたくせに」
「もう何年も前の話だろ、それは!」
「あら、母さんにとってはついこないだよ」
 『いつもの』親子漫才に、花音はあははと笑いながらペコリとお辞儀した。
「じゃ、お風呂場お借りします」
「ああ、好きなように使ってね」
 顔を上げた花音はすぐに早足で風呂場へと消えたが、そのほんの一瞬、彼女の頬が紅
潮していたのに気づいて脩一郎は心臓の鼓動が一瞬跳ね上がるのを覚えていた。
花音はすぐに出てきた。
 彼女は朝シャンとかそういうのはあまりやらない主義なのである。洗う時はさっと洗
ってさっと流す。これで美しい黒髪を維持しているのだから不思議だ。
 この間本人に訊いたところによると、シャワーのお湯やドライヤーに消費されるエネ
ルギーの事を考えると馬鹿みたいに使っていられないのだそうだ。その代わり、時間を
あまりかけないなりに丁寧に洗って、丁寧に水を切るように心がけているらしい。
 そういうわけで、上がってきた花音の髪からはシャンプーとリンスのいい香りが彼女
自身の洗い流されきらなかった甘い体臭とミックスされて香り、まだ濡れている髪がい
やが上にも色気を感じさせた。
 互いに17歳。大人の行為に興味が無いと言ったら嘘になるが、花音に『女』を感じ
つつある脩一郎は割れ鐘のように鳴る心臓の音を聞かれはしないかと内心汗だくである。
 ──彼女の意志を尊重し、無理やり襲ったりはすまいと心に決めている──というの
はタテマエで、本音では襲いたいけど嫌われたくないから我慢している、のであった。
『これ以上、匂いを嗅いでたら……ヤバイ!』
 ずきり、と心臓とは別のところが男の生理現象に従って脈動するのを感じて慌てて風
呂場へと飛び込んでいった脩一郎だが、すぐにおのれの浅はかさを呪う羽目になった。
『うわ、濃い……』
 つい今しがたまで彼女が入っていた所なのだ。
 シャワーでも流しきれなかった彼女の匂いが残っている。脩一郎はいささか肩を落と
しつつも頬を真っ赤に染めてシャワーを手に取り、思い切り冷たい水を出して頭からか
ぶった……。「行ってきまーす」
 朝食を済ませて脩一郎はガレージからバイクを引き出しながら家に声をかけた。
 マシンはカワサキZX750のライムグリーンにエボニーというカラーリングのものである。
 「お兄ちゃん、待ってよぉ」
 ばたばたと階段を駆け下りる音がして、すぐにせつなが顔を見せた。しかしバイクに
つけられたサイドカーがまだ空なのを見て、安心したらしくほうっと息をつきながら落
ち着いて靴を直している。
「愛しの小太郎が乗せてってくれるんじゃないのか?」
「先輩と待ち合わせてるのはいつもセブンイレブンの前だもん」
 そこまでは乗せてってよ、といそいそとサイドカーに乗り込むせつなに、おいおいそ
こは……と言い掛けて脩一郎は結局黙った。サイドミラーごしに三島姉妹が隣の家から
出てくるのが見えたからだ。『そこは花音の指定席だ』
 そう言ってかっこつけたいのだが、残念ながら気恥ずかしさが先に立ってできない。
せつなも寧音もそれは気づいているらしく、わざとやるのだ……さっさと走ってきてサ
イドカーに乗り込んでしまうのである。「あらあら、わたしはどこに座ればいいのかしら?」
 毎朝の事ながら花音がぜんぜん困ったふうでなくそう言うと、脩一郎がちょっとふて
くされたような顔で、毎朝の習慣のようになっているセリフを吐く。
「しょうがねえから俺の後ろに座れよ。落ちないようにしっかりつかまってろよ」
 その様子を見ながらせつなと寧音がくすくす笑いあっている。
 まんざらでもないくせに、とか背中に柔らかいのが当たって気持ちいいくせにとか好
き勝手な事を言っているのだ。

655名無しより愛をこめて:2011/02/23(水) 16:56:11.54 ID:+3bVzSvK0
うざいっ!
656名無しより愛をこめて:2011/02/23(水) 17:08:57.83 ID:CovD2B7Z0
仮面ライダーリムス 第1話 (4)
せつなが付き合っている先輩、平小太郎はコンビニの前でいつものように待っ
ていた。マウンテンバイクを脇に、スポーツバッグを肩からかけて、こざっぱりした雰
囲気のするなかなかかっこいい少年だ。
 せつなはこの先輩の主催しているBMXサークルのマネージャーをしていて、その縁で
付き合うようになったらしい。
 彼は今年3月いっぱいで中学校を卒業する。4月からは脩一郎と花音の通う高校に
来ることになっている。「寧音はまだ付き合ってる人はいないの?」
 せつなが小太郎の方へと嬉々として走って行くのを見送りながら、花音が妹に笑いか
けた。すると寧音はちょっと複雑そうな笑みを一つ浮かべただけで、
「今は……まだ……」
「そお? おんなじ顔してる姉が言うのもなんだけど、あんた可愛いんだからボーイフ
レンドできててもいいと思うんだけど」
「うん、そうかも。でもわたし、今のところは」
 なんだか言葉を濁している……脩一郎はその理由を知っているので、なんとなく後ろ
めたいような気がしながらも黙っていた。
 何しろ寧音が好きな男を知っているのだ。
 いや、知っているも何も……この間のバレンタインデーの時に、寧音に本命チョコを
渡されて告白されたのは……他ならぬ自分自身なのだから。
『分かってるの。お姉ちゃんと付き合ってるって。でもこれだけは覚えておいて欲しく
って……。わたしも、お兄ちゃんが好きだって事』
『寧音ちゃん……』
 手の中に押し付けられた、綺麗な包装のハート型。明らかに手作りのそれを、花音に
対してどう言い訳しながら作ったのだろうかと思いつつ……花音に見つからないうちに
と慌てて『腹の中に処分』しまったのである。
 その後で花音にもしっかり本命チョコをもらって笑っていたのだ。我ながらなんとまあ、
いい性格をしていることか!
教室はいつものように喧騒に包まれていた。よう、しゅーちゃん!」
脩一郎が戸を開けて入るなり声がかかった。
 悪友の一人、宮田健児だ。かなりの女好きの男だが妙に憎めない。というのも本人が
言っているほどナンパに成功しているわけでなく、そうした失敗談を開けっぴろげにし
ゃべったりして笑いを誘っているからだ。
ごくたまに成功することもあり、そういう時は男だけで数人集まって、ひそひそ声で
聞き入ったりしているのだ。もっともそんなのは本当に数える程度で、たいていは『昨
日また失敗しちまってよー』と笑っている。
いつもの挨拶代わりになっているやり取りの後、健児はするすると近づいてくるなり
「まだだ。ご期待に添えなくて悪かったな」
 ちぇー、早くしろよな、俺たちゃお前の武勇談を心待ちにしてるんだからよ、とわざ
とらしく肩をすくめ、すぐに笑いながら逃げ出す健児。直後、花音が健児のいた辺りを
かばんで薙ぎ払った。
 そこから顔を真っ赤にして……返す刃で脩一郎の頭をはたく花音。
「毎朝の事だけど……やめてよね」「あ、ああ」応えながらも、『もしも』と思う脩一郎。
 もしも……花音とする事したとしたら……。その翌朝、ここで話すだろうか? 俺が?
いや、それ以前に花音が顔を真っ赤にしながら男全員をしばき倒すような気がする。
 その光景が目に浮かぶような気がして、思わず苦笑してしまう脩一郎だった。
いつものように授業も終わると部活の時間だ(ちなみに脩一郎のもっとも好きな国語
は今日は無かった)。花音は脩一郎が部長をやっている空手部のマネージャーだが、今
日は早めに帰る事になっていた。
 終業間際に家から電話があったのだ。なにやら家族で大事な話があるらしい。そうい
う事情では仕方ない。毎日花音をサイドカーに乗せて帰るのを楽しみにしている脩一郎
はしかし、『しょうがないさ』と彼女を送り出したのである。
 じゃ、先に帰るねと一回振り向いて手を振りながら花音は笑った。
『今にして思えば、あれが幸せそうな花音を見た最後だったな……』
部活もメニューを消化して終わった。来週には現在の3年生が卒業するので、送別試
合が組まれる事になっている。そのため、いつもより少し遅くまで練習があったのだ。
「先輩を送り出すのに、失礼な試合内容じゃいけないからな」
 部長として部員たちに檄を飛ばし……最後に柔軟体操をしてから終了を告げると、部
員たちはああ、終わった終わったと喜んでシャワーを浴びに我先にと走り出した。
657名無しより愛をこめて:2011/02/23(水) 17:10:29.88 ID:CovD2B7Z0
仮面ライダーリムス 第1話 (5)
 脩一郎はいつも部員たちがみな支度を終えてから自分の身支度をし、武道館の戸締り
をして帰る事にしている。今日もやはりそうするつもりで、部員たちの喧騒を背に胡坐
をかいてしばし瞑想に入った。
 いつもだったらすぐにもあたりはしんとし、雑音が一切入らなくなる。そうして無念
無想の境地に至り、心を落ち着けることができるのだ……が。
『……?』妙に、胸が騒いだ。
 精神を統一しようとしても、何か心に引っかかっているかのようでうまくいかない。
『何だというんだ?』
 目を開いて周りを確認してみると、もうとっくに部員は全員下校してしまったらしく
物音一つしない。閉めたカーテンの向こうはすっかり暗くなっているらしく、さっきま
で見えた外の木立の陰も闇色の中に隠れてしまっている。
 もうだいぶ遅いことだし、帰るとしようか。
 ……脩一郎はなんとなく嫌な気分を味わいながらも身仕舞いをして鍵を確認し、守衛
室に鍵を返却してからバイクにまたがった。
 花音は家族と一緒に食卓を囲んでいる頃じゃないだろうか……。
 そう思いながらも、何故か気が急く。そういう時に限って時が流れるのが遅く感じら
れる……その例に漏れず、脩一郎もいつもの倍くらいかかって家についたような気がし
ていた。実際にはいつもより速いくらいだったのだが……しかし。
「な……」 いつもより遅かったと……そう感じてしまってもおかしくは無かっただろう。
何故なら、家が紅蓮の炎に包まれていたのだから。
父はリストラされて4ヶ月、職探しをしていたもののなかなか新しい職場を見つけら
れず、いつも日のあるうちに帰ってきていた。
 母は1丁目の小さな公民館で毎日手芸教室を開いているが、3時には終わって早々に
帰っている。
 せつなは部活があったはずだが、しかし高校の隣にある中学にはもう人気が無かった。
とっくに帰っていた筈だ。家族が全員、家にいた筈なのだ。
脩一郎はバイクから飛び降りるや半狂乱になって家へと駆け出した。それを、横から
がっしと止めようとする者たちがある。「脩一郎君……!? 正木さんとこの脩一郎君!?」
 耳元で爆ぜる大声にはじかれるように降り返ると、4丁目の班長をやっている田中の
奥さんだった。
 脩一郎の体にしがみついたのはその息子で、脩一郎とも顔なじみで二つ年上の達也兄
さんだったのだが、今の脩一郎にはそこまで気づく余裕は無かった。
「父さんは!? 母さんは!? せつなは無事なんですかっ!?」
 とたんにうろたえたような顔をする田中の奥さん。
「……! 見当たらないん、ですか……!?」
 一瞬体から力が抜ける。それを感じたのか達也が力を抜いて……その瞬間、脩一郎の
体はバネにはじかれたかのように翻り、家へと突っ込んでいた。
「ば、馬鹿野郎!! 戻って来い────っ!!」達也が叫ぶ声ももう届かなかった。
燃えている。
 元は居間だった場所が激しく、燃えている。
 父が愛用していた、握りの先に卵型の人形のついた孫の手が燃えている。
 母の手製の……美しい刺繍を施されていたカーテンはもう跡形も無い。
 その思い出を焼き尽くす焔の中に動かない人間────の体『だった』モノ。
『何だよ、これ……』
 ハンカチを口に当てて低い姿勢を保ちながら、脩一郎は眼前の光景に声も無かった。
……声を失わざるを、得なかった。
 何をどうすればこうなるのかというほど、バラバラになった死体が転がっている。ま
るで屠殺場の牛のようだ。それが両親の死体だとしばらくは分からなかったほどだ。
 やがて血の海の中に二人の驚愕に目を見張ったままの顔を見つけてからも、頭がそれ
を受け入れるのを拒否していた。
 ……けれども、一番受け入れがたかったのは────せつなの姿だった。
 明らかに彼女は絶命している。それはそうだ。どんな人間だって、頭を半分吹っ飛ば
されたように失って生きていられる筈が無い。
 けれども、その事実より、何よりも……脩一郎はそれが妹だと、妹が命を失った姿だ
と認められなかった。『嘘だ』ようやく、それだけを思った。
『何だよ、これは……たちの悪いいたずらか? え? 人間じゃない死体がどうしてせつなの顔をしているんだ……』
 人間じゃない。そう、せつなの首から下は人間外の物へと変貌していた。
 よく甘えて兄の腕にしがみついていた細い腕は昆虫の脚のようになって、手の代わり
に紅い液体にまみれたいかにも切れ味鋭そうなキザキザ付きの鎌が一つ突き出している。
658名無しより愛をこめて:2011/02/23(水) 17:12:56.47 ID:CovD2B7Z0
仮面ライダーリムス 第1話 (6)

 服を突き破って何本もの蟲の脚らしきものが不規則に伸びている。小さい時はおにい
ちゃんおにいちゃんと叫びながら走り寄ってきた足も昆虫のそれを思わせる形状に変貌
していた。
 破れた服の間から見える胴体には蛇腹状の物が見え、最近膨らみを増したなと思って
いた胸の辺りも、昆虫の足の付け根に見られる胸の膨らんだ部分みたいな形に変わって
しまっている。『いったい何が起きたんだ』
 頭がくらっと揺らぐのを覚えながら、脩一郎はようやくそれだけを思った。
 思って……すぐに思考を停止させてしまう。「な……っ!?」
 手が。自分の手が、人間の手じゃなくなっている。「馬鹿な!」
 しかし、何度目を凝らしてみても、事実は変わらなかった。
 関節の場所は人間だった時と変わらないが、全体的に外骨格のようなモノで覆われて
いる。視線を再度せつなの死体の方へと向けてよく観察すると、鎌状になっているのは
右手だけと知れた。そして左手は……。「同じ……!?」
 見比べれば見比べるほどそっくりだ。
 色は脩一郎が金属的な青なのに対してせつなのは黄色がかっていて違うのだが。
 全てが歪んで見える。
あまりにも信じられないことが立て続けに起こったことで、めまいを起こしたのだ。
全てがぐらり、と斜めに流れていくその片隅に……男が一人立っている。
『まさか、こいつが……』この事態を引き起こしたのか、と思考するより前に……男の手刀が脩一郎の首筋に入
っていた。正確な一撃。ヒトの意識を確実に眠らせる、手際のいい一撃だった。
──全てが、暗転した。

第1話 終
659名無しより愛をこめて:2011/02/23(水) 21:45:08.94 ID:CovD2B7Z0
仮面ライダーリムス 第2話 (1)

明けない夜というものはない。
 たとえ、昨日までの全てを失ったとしても世界は変わる事無く夜が更け、そしていず
れは全てが目を覚ます朝が来る。
 漆黒だった空はいつしか青みを増し、見える星の数が少しずつ減っていく。
 新しい一日が始まろうとしているのだ……。
暁光の射し込む中、気の早いスズメが数羽、楽しそうにおしゃべりしながら飛んでい
った。その光を正面に、国道6号を走る一台のマシーン。
 漆黒のフルフェイスのヘルメットをかぶり、セーターとズボンを着込んだ男と、スモ
ークブラックのゴーグルにヘルメットをかぶった少女。
脩一郎と寧音だった。二人は無言。
 普段であれば……例えばこれがデートであるとか、そういうような時であれば、二人
で見ることができた美しい朝の情景に、ギリシャの神話で言うところのエオス(夜明け
の女神)の支配する素晴らしい光景に歓声を上げたことだろう。
 だが、そういう気にはならない。第一これはデートなどでは断じてないのだ。
「……疲れてないか?」ようやく、脩一郎が声に出した。
 家の近くの公園を出発して数十分、途中の工事現場でしばしの休憩を取って数時間、
更に出発してまた数十分経ってようやく出した声だ。「……ううん」
 寧音もようやくのように声に出した。しかし、疲労の色は隠しきれていない。
 肉体の方は確かにもう疲れてはいないだろう。現に、脩一郎もそうだった。『クシー』
の移植された肉体は単純に強くなるだけでなく、どうやら回復する早さも異常なほどに
なっているらしい。だが、精神はそうもいかない。
 肉体がいかに変わろうと、寧音はまだ14歳の女の子なのだ。昨日の夕方から起きた
一連の出来事に、だいぶ参っているのがよく分かった。「喉が渇いたな」
 ちょうど道路わきにコンビニエンスストアがある。独り言を言うような声で脩一郎が
つぶやいた。幸い、着替えを受け取った時に三島のおじさんに財布を渡されている。ま
だ中を開けていないが、かなり分厚い財布だった。
 何か飲み物を飲んで……腹ごしらえするといいだろう。
ヘルメットを外し、待っているように寧音に注意してから脩一郎はバイクを降りた。
 改めて自分の体を見下ろす。
素肌に直接着込んだセーターとズボンだが、人間のようなデリケートな皮膚ではなく、
外骨格の上なのでさほど気にはならなかった。問題はその体の一部でも、人に見られは
しないかということだった。
 セーターはタートルネックだ。おかげで首の途中まで外骨格になっているのは見えな
いようになってはいる。また、バイク用の分厚い手袋をはめているから手が見えること
もない。足だって少し大きめのサイズのズボンに靴だから、見えるはずはなかった。
 それでも脩一郎はどこか不安だった。どこか、見落としはないだろうか。
 例えば背中のほう、自分には見えない所に変な部分は無いだろうか?
 服の上からも、変だとは思われないだろうか……?
コンビニはちょうど明け方ということもあって店員以外には一人しか人がいなかった。
 風俗誌を立ち読みしている男の背後を抜けてまっすぐ飲料のコーナーに向かい、緑茶
のペットボトルを2本手に取る。続いてパンのコーナーに向かってカレーパンなどの惣
菜パンをいくつか。ヨーグルトもあったほうがいいかと2パック。これだけをカウンタ
ーに持っていこうとしたところで、ふと目に留まったのは店員がカウンター脇にセット
している新聞紙だった。『そうだ、夕べの事が何か載っているかも知れない』
 昨夜の出来事で、たぶん自分も寧音も行方不明という事になっている。もうじきで多
くの人が目を覚まし、その記事を読むだろう。その時友人達は何を思うだろう?
 家でも取っていた新聞を一部だけ手に取って、食料と一緒にカウンターに並べた。そ
れに気づいたバイトらしい店員が、「いらっしゃいませ」と慌ててカウンターに入り、
バーコードリーダーを片手にレジ入力を始めた。
 その姿を見ながら脩一郎は、ほんの数ヶ月前の事を思い出していた。
 それはちょうどクリスマスの前の事で、彼は花音とせつな、寧音にプレゼントを贈ろ
うと思ってコンビニでバイトしていたのだ。
 実はその時花音のほうも脩一郎にプレゼントするつもりで、ハンバーガーショップで
バイトしていたのである。互いにプレゼントを贈りあいながら、その偶然に笑いあった
のがつい昨日の事のようだ。
660名無しより愛をこめて:2011/02/23(水) 21:47:16.47 ID:CovD2B7Z0
仮面ライダーリムス 第2話 (2)
「……お客様?」
 店員が顔を覗き込むようにして声をかけてきて、脩一郎ははっと我に返った。
 その頬をつうっと伝うものがある。熱い、何かが。「い、いえ、何でもありません」
 いつの間にか涙を流していたのだ。慌てて財布を取り出し、はたと気づいた。
『お金を、取り出せない……!』 手袋が分厚すぎて、上手く中に入らないのだ。
「えーっと、1685円ですね?」
 さりげなく、店員から見えないように体で隠しながら手袋を外し、千円札を2枚抜き
取ってすぐはめなおす。「ありがとうございました」
 どうにかばれないで済んだようだ。ほっとしながらコンビニを出ようとした脩一郎だ
ったが、ふと振り返ってぎょっとした。
 もう一人、立ち読みをしていた人がいたのをすっかり失念していた。……彼が、じっ
と脩一郎の方を見ていたのである。『……見られた?』この異形の手を。
 冷や汗をたらす脩一郎。そうこうしている間にも、立ち読みをしていた男は風俗誌を
もとに戻し、近づいてくる。心臓がバクバク言っている。
 こういう細かいところは、人間だった時とあまり変わらないようだ。「あの」
 声をかけてきた。それだけで、逃げ出したくなる。「落としましたよ」「えっ?」
 身を不意にかがめ、何かを拾う男に脩一郎はいささか気の抜けた返事をしてしまった。
 男は笑顔で立ち上がり、手を差し出してくる。つられて袋を持っていない方の手を出
すと、キーホルダーが一つ。
 どうやら緊張のあまり、バイクのキーホルダーを取り落としていたようだ。
 男はそのままコンビニを出て行った。その後姿に向かって、慌てて声をかける。
「あ、ありがとうございました!」
 男はそれに振り返ることなく手を一つ振って見せただけで去っていった。
ようやく落ち着いた心地になって、脩一郎は寧音の待つ方に向かって歩いていった。
 しかし、安心するのはまだ早かったかもしれない。
 去って行く脩一郎を見送った店員が少し首を傾げて……さっきまで準備をしていた新
聞を広げ、何か確信した風でどこかへ電話をかけたのだから。
「とりあえず、食べるんだ。そしたらまた出発しよう」
 サイドカーの横にちょうどあったベンチに腰を下ろしながら脩一郎が言うと、寧音も
サイドカーから降りてその横に座った。「……これから、どこへ行くの?」
 ふと聞いてきた彼女の顔に、脩一郎は一瞬詰まった。
 今にも泣き出しそうな瞳。心なしか青くなった頬。不安なのだろう。これから、どう
なってしまうのかと。
 無理もないか、と脩一郎は思った。何しろ昨日からこっち、つい前までは考えもしな
かったような出来事の連続だったのだ。「ダンとかいうあの男の教えてくれた所に行くより
他無いかな」呟きながら、カレーパンの袋を開ける脩一郎。その音は乾いていて、何かを思
い出させた。そう、花音の胸を貫いた時の、あの音に似ていたのだ。
 それが脩一郎の腕前が優れていたせいなのか、単純に変貌した彼の体がそれだけの力
を備えていたということなのか、または花音の体を覆う外骨格が見た目ほど硬いもので
はなかったということなのか……あれは本当にあっけなかった。
 乾いた音がした直後には、脩一郎の手は彼女の心臓をつかんでいたのである。
「う……!」花音の熱い心臓の感触。まだ生きていることを主張し、脈打つ器官。引きずり出した
時、ぶつぶつ、と千切れた血管や神経。握りつぶした時のあの手ごたえ。
「う……っく……」「お兄ちゃん!?」
 ぼたぼた、と涙を流す脩一郎の姿に、寧音がびっくりした風で声を上げた。
 疲れていたのは寧音だけではなかったのだ。脩一郎自身が、疲れ果てていたのである。
 いつも隣にいるのが当然だと思っていた少女。
 時には喧嘩もし、ある時はふざけてじゃれあうようにし、何も言わなくてもどこか通
じ合っていた少女。最後の最後まで、はっきりと「好きだ」と言っていなかった大切な
女性(ヒト)……。「お兄ちゃん……」寧音が、脩一郎の体を抱き寄せていた。
「ごめんなさい……わたしがお姉ちゃんの代わりに死んでいれば……」「馬鹿っ!」
 寧音の声に、脩一郎ががばと身を起こした。「簡単に、言うな……っ! いいか、約束しろ。
二度と、死ぬというセリフを吐くな!」「う、うん……」
寧音もまた、彼を好いている。姉にそっくりであるゆえか、男の好みも似たらしい。
661名無しより愛をこめて:2011/02/24(木) 18:18:53.46 ID:3SYfcp4r0
仮面ライダーリムス 第2話 (3)
 その姉は今、いない。そして脩一郎は花音をこそ好きだった。決して寧音が好きだっ
たのではないのだ。しかも、彼女を殺したのは脩一郎なのである。
 好きな人を殺さねばならなかった……それはどういう気持ちのするものなのだろう?
 もし、わたしが脩一郎お兄ちゃんを殺さなくてはならなくなったとしたら?
 寧音は、その事にようやく思い至って、息をついた。
「ごめんなさい……お兄ちゃんだってつらいのに」
 言いながら彼女は脩一郎を再び抱き寄せた。
「泣きたくなったら、いつ泣いてもいいから……。わたし、一応お姉ちゃんに似ている
から、わたしをお姉ちゃんの代わりだと思ってもいいから……」
 それ以上は言葉にならない。いや、声に出してはならない。
 それは姉を裏切る言葉だから。本当はもっと生きて、脩一郎を愛し続けたかったであろう姉を。
 こんな事を考えてしまう自分が非道く汚い存在のように思えてしまう寧音。
『お姉ちゃんを忘れて、わたしの隣にいて』
 その言葉を飲み込み、寧音もまた、泣いた。
その後は無言だった。食事をし、ゴミをコンビに脇のダストボックスへと捨てる。
 寧音はもともとゆっくり時間をかけて食べるタイプなのでまだ食べ終わっていない。
何よりモノが金平ゴボウパンだ。固いだけに時間がかかっている。
 どうにか落ち着いた脩一郎は新聞を広げ……目的の記事を見つけ、顔色を変えた。
「何だ、これは……」
 声にパンをもぐもぐ噛みながら寧音が振り返った。しかし脩一郎の視線は記事に注が
れたままだ。なんだろう、と寧音も覗き込んで、こっちもまた青くなった。
「何これ!」パンを飲み込んで、第一声がそれだった。
 無理もないだろう。……昨夜の事件が、殺人だと報じられていたからだ。
『空手家少年、自分と隣家の一家を殺害の上、放火!?』
 そんな見出しが大きく躍る記事の文面は大体こんな感じだった。
『昨日の19時ごろ、市川市国府台の正木修輔さん宅から出火、3時間後に鎮火したも
のの全焼しました。その2時間後、正木さんの隣家、三島恭一さん宅からも出火。これ
も全焼しました。焼け跡からはそれぞれ、3つずつ遺体が発見され、損傷が激しかった
ものの身元の確認ができました。
それによれば正木さん宅の遺体は正木修輔さん本人、妻の美沙慧さん、長女のせつな
さん。三島さん宅の遺体は三島恭一さん本人、妻の彌音さん、長女の花音さんでした。
 正木家の長男脩一郎さんと三島家の次女寧音さんは行方不明です。
 捜査本部によれば放火である疑いが濃く、遺体も生前に暴行を受けて、死亡してから
焼けた疑いが強いということで、放火殺人容疑で捜査するとの事です。
 また、行方不明になっている脩一郎さんは、やはり行方不明の寧音さんとの交際を両
家の人に反対されていたということで、警察当局も二人の行方に関心を寄せているとの
事です。「まだ確定ではありませんが、今後の調査次第では
正木脩一郎君を放火殺人と未成年者誘拐の容疑で手配することも考えられます」』
「無茶苦茶だわ」寧音が思わず呟いた。「だって、お兄ちゃんが付き合ってたのは
わたしじゃなくて、お姉ちゃんの方だって事はみんな知ってるじゃない!」
「……寧音」脩一郎は、硬い声を上げた。
「聞いてくれ。実を言うと、まだ実感できてなかったんだ。昨夜おじさんが言ったこと。
ダンが言ったこと。『国家権力を超える化け物』が相手だって……。この記事で、よく
分かった。少なくとも敵は、警察やマスコミを簡単に操れるんだ。だって考えても見ろ
よ。父さんたちの、せつなと花音の遺体は……あるはずが無いんだ、少なくとも。見た
だろう? 硫酸の中に消えるのを。それがある事になっている。そして、俺が疑われて
いて、お前も行方不明扱いだ。昨夜誰が死んで、誰が生き残ったのか、敵は知ってるん
だ。想像だけど、三島の家には盗聴器か何かが仕掛けられてたんじゃないのか? だと
すれば説明できる」寧音がはっと息を呑むのを感じながら、脩一郎は更に記事を読んだ。
「何てこった。俺のバイクがどんな代物かまで載っている」
 ミレニアムモデルの、ライムグリーンを基本色とするニンジャ。しかもサイドカーつ
き。はっきりと書かれていた。色はともかく、サイドカーまでつけたニンジャなどそう
そうありはすまい。走っているだけで目だってしょうがなかった。だが、
『これから移動するには……絶対にバイクが無いとならない!』
 何しろ、ダンが示したあの住所は……電車もバスも通わない僻地なのだ。
662名無しより愛をこめて:2011/02/24(木) 18:20:16.63 ID:3SYfcp4r0
仮面ライダーリムス 第2話 (4)
「偽装しなければ」ふと、呟きが漏れた。「どうしたの、お兄ちゃん?」
「ああ、寧音。今このバイクを手放すわけにはいかない。かと言ってこのままではすぐ
に見つかってしまう。……バイクをどうにかして、偽装しなくてはならないんだ」
 不安そうな寧音に応える脩一郎。だがそれで寧音の不安は解消されなかった。
「でも、偽装するって……どこで!?」「……一つだけ、あてがある」
 自分を納得させるように、うなずきながら脩一郎は応えた。
「このバイクを格安で譲ってくれた先輩の所だ」脩一郎たちが去って行った数十分後の事、
コンビニエンスストアの周囲は騒然となっていた。
 赫い回転灯。けたたましいサイレン。 黒と白に塗装された車体 いわずと知れた国家権力、警察だ。
「ええ、6号線を東の方へ行きましたよ」
 コートにちょっとよれよれになったスーツ、ノーネクタイの私服警官にしたり顔で応
えたのはコンビニの店員だ。そうか、とその警官は示されたほうへ振り返った。
 50がらみの、頭に白いものが混じりかけた男である。その左目はかつて犯罪者と渡
り合った時の負傷であろうか、鋭い傷で塞がれていた。
「ご協力、ありがとう」「いえ、市民の義務ッスから……へへ、カッコいいスかね?」
 店員のちょっと調子のいい声には応えず、その私服警官はその場を離れていった。そ
れに若い紺色のパーカーを来た青年……こちらも私服警官らしい……が駆け寄る。
「警部、宍戸警視から連絡です」パトカーに駆け寄り、無線を手に取る警部。
「柳生です。何か?」『おお、柳生くんか。聞きたまえ、つくば市にどうやらホシと深い付き合いの大学生が
いるらしい。急いで向かってくれたまえ』「お言葉ですが、警視」
 柳生は軽く目を瞑って応えた。「今はまだ重要参考人です。彼が犯人と決まったわけではありません」
『ほぼ決まったようなものではないかね、柳生くん。証言によれば少女も隣にいたのだろう?』
 未成年者誘拐だけでもはっきりと確定している、と宍戸警視は断言した。
『これは命令だよ。そして捜査本部の決定でもある。本日この時をもって正木脩一郎を
放火殺人および未成年者誘拐の容疑で指名手配する!』
 柳生は無線を切った。その背後からさっきの若い警官が声をかけてくる。「警視はなんと?」
「正木脩一郎を放火殺人と未成年者誘拐の容疑で指名手配するそうだ」「馬鹿な」警官は顔をしかめた。
「まだ証拠も揃っていないじゃないですか。それに今、貴重な証言が得られましたよ」
「件の二人ですが、もう一人目撃者がいたそうです。この付近に住む漫画家なんですが、
徹夜明けはいつもこのコンビニを利用するそうで、脩一郎くんが落としたキーホルダー
を拾ったそうです。二人の様子が気にかかったので、コンビニを出て少し行ったところ
からしばらく様子を見ていたそうですが、二人は互いにいたわりあう様子だったとか」
「僕も変だと思いますよ。本部の意向で現場周囲の聞き込みが急に打ち切られたと思っ
たら今朝の記事でしょう? 早すぎますよ。それにぼくが聞いた限りでは、脩一郎君と
付き合っていたのは花音さんの方で、家族もむしろそれを歓迎していたとか」
「ああ、俺も変だと思っていた」柳生がうなずいた。
「小野、お前は単独で行動しろ。脩一郎の学友たちに詳しい話を聞いてくるんだ。どう
も裏があるような気がする「はい!」
 小野と呼ばれた青年は元気に敬礼し、パーカーのすそを翻して駆け去っていった。
 それを見送ってから柳生はパトカーへと乗り込む。
「つくばへ向かうぞ。どうやら脩一郎たちはつくばへ向かったらしい」
コンビニを出発して数十分。周辺はいつしか畑の目立つ光景に変わっていた。
 もちろん国道沿いは家が多いのだが、それでも畑が目だってしょうがない。
 右手に折れれば常磐線の荒川沖駅という十字路で、脩一郎は左へとハンドルを切った。
 この408号線をそのまま北上すれば、つくば市の中心部に出るのである。
「先輩ってどういう人なの?」寧音の声に、脩一郎は応えた。
「面白い人だ。バイクマニアで、小さいときからプラモは全部バイク、小学生のときに
は小型のマシーンを乗り回していたつわものだよ」
 小学生の時からの付き合いでね、と脩一郎は続けた。
「空手部も先輩に誘われて入ったんだよ。古武術やっているの知ってたからな、あの人


663名無しより愛をこめて:2011/02/24(木) 18:24:00.30 ID:3SYfcp4r0
仮面ライダーテリス(1)

黒くそびえる高層ビルの谷底から、見上げる夜空に月は無い。
「気のせい、よね」
 自分に言い聞かせるよう呟き、高品 美奈は僅かに歩調を速めた。頭上に感じた何かの
気配を、不安と共に振り払うように。
──疲れてるのかな、私。ずっと残業続きだったしね。
 新人である彼女に、先輩OL達はこぞって面倒な、そのくせ全く遣り甲斐のない仕事ば
かり押し付けてくれる。彼女が人並みより少しだけ美人で、少しだけ気弱なことが、嫉妬
心やら嗜虐心やらをくすぐってしまうらしい。
 それに、ここ一ヶ月の間に二件も、同僚のOLが無断欠勤からそのまま行方不明になる
という事件──あるいは事故か、世を儚んでの失踪かは未だに不明だが──が起きている
ことも気になっている。「ふぅ──」
 ため息ひとつ分だけ胸のもやもやを吐き出し、腕時計に目を向ける。終電までは少し余
裕があった。途中どこかに寄って、昨日発売になったはずの音楽雑誌でも買って行こうか。
思案しつつ前方に見えて来るはずのコンビニの明かりへと向けた彼女の視線を、ゆらりと、
影が遮った。
 男が一人、歩道を塞ぐよう立っている。特別に大柄な男ではないし、両手を広げている
わけでもない。しかし、男を中心とした透明の壁──いや、むしろ夜の闇に同化した漆黒
の鉄壁が存在しているかのような威圧感が、美奈の足取りをぴたりと止めた。
 黒いロングコートを着て、短めの黒髪を無造作に後方に流した長身の男である。年齢は
二十代後半か。日に焼けた精悍な顔立ちは端正だが、まるで優しさや柔らかさを削ぎ落と
して、厳しさ鋭さだけを深く刻み込んだ彫像のようだと、美奈には感じられた。
「あの……何か……」
 乾いた喉でようやく搾り出した問い掛けは、男の研ぎ澄まされた刃の如き眼光に射抜か
れて、夜の闇に滲んで消えゆく。
 刹那の沈黙を置いて、黒をまとう男は口を開いた。渋味を含んだ、静かに力強いその声
は、意外にも問いに答える形で。
「──きみを、守りに来た」「……え……?」
 何から、何故、何を守るというのか。何より、あなたは誰なのか。
 立て続けに浮かぶ疑問をぶつけようとした美奈は、しかし男の視線が更に鋭く、殺気さ
え孕んで上空に向けられたことに気付き、同時に先ほど頭上に感じた“何か”の気配の、
今度は明確な──そして異様な存在感を伴っての再来に慄然として、視線を上空へ向けた。
 二人の視線の先、高層ビルの谷間。
 何もないはずの空間に逆さまにぶら下がった背広姿の男が、いっぱいに見開かれた美奈
の瞳を見詰め返していた。──にっこりと、爽やかに微笑みながら。
「──しかし、可笑しなひとだ。彼女を守りに来たんだって?」
 宙吊り男は、心底から楽しげに言うのだった。
「彼女は僕のものだよ。だから当然、彼女を悪い虫から守ったりするのは」
 びゅお、と風を切る音がした。宙吊り男が右腕を振るった音。
「僕のすべきことさ」
 ぎりり、と何かを締め上げる音がした。宙吊り男が頭上──大地に向けて伸ばした右手
から、真っ直ぐに走り落ちた細い白線が、美奈の視界を遮るよう差し出された黒いものに、
一瞬で巻き付いた音。
それが自分をかばうべく駆け込んだ男の黒いコートの右腕であることを、美奈が気付い
た時にはもう、彼の体は腕を締め上げる白線──宙吊り男の腕に真っ直ぐに繋がった細い
ロープに引き上げられて、ふわりと中空に舞い上がっていた。
「チッ……」
 獲物を誤ったことに気付いた宙吊り男は、軽く舌打ちしつつ、ロープの端が握られてい
るであろう右手を横ざま、軽く振るった。ほんの小さな動作である。しかし、そこに如何
なる力学法則が働くのか──コートの男の体は突風に晒された一枚の木の葉の如く、強烈
な横方向のベクトルを受けてビルの壁面に叩き付けられていた。「がッ」
 言葉にならない呻きを漏らした彼の体は、次は壁に添って十メートル近く自由落下し、
再び舗道に激突する。見れば上空、宙吊り男が、握っていた右手を軽く緩めつつ見下ろし
ていた。そう、爽やかに微笑みながら。
 一瞬の凶行を茫然と見守っていた美奈は、その笑顔に、背筋を走る冷たい戦慄と共に、
ふっと浮かび上がる記憶が重なった。──自分は、この男を知っている。
664名無しより愛をこめて:2011/02/24(木) 18:27:08.73 ID:3SYfcp4r0
仮面ライダーテリス(2)
「……北城……さん?」「ああ」くい、と宙吊り男の顔が美奈の方に向く。
「そうか、僕だと判らなかったのですね。さかさま・・・・だからかなぁ」
 同僚だった。名は、北城 昂冶なぐも こうじ。二年ほど先輩であり、有名大学卒のエリートだったは
ず。誠実な人柄、甘いマスクに浮かべた爽やかな笑顔で、女子社員にも人気があった。し
かし、ここにいるのは──「待たせてごめんね、やっとあなたの順番が来たんだ」
 意味不明な言葉を吐き出しながら、北城は左腕を振るう。風を切る音と共に、虚空を走
る白線が美奈の体──大人しい顔の割には豊かだと女友達から評される両の胸の真下に巻
き付いて、ぎりり、左右の腕ごと締め上げた。「痛っ」
「ごめんね、少し我慢してくれるかな?」
 とても本心からとは思えない謝罪を聞き流しつつ、美奈はその鋭い痛みに、これが残念
ながら悪夢の中でなく現実らしいと認めざるを得ない。
 北城の左手が、ロープをたぐるように動く。次の瞬間美奈の体は宙に舞い上がり、腰を
くの字に折った体勢で北城の左腕に抱きかかえられていた。視線を少し巡らせれば、すぐ
真横で彼が浮かべた爽やかな微笑が目の前にある。
 だから、その微笑が一瞬だけ醜い悪鬼の如く歪んだことも、見逃さなかった。「待て──」
 大地から、静かに響く声。立ち上がった黒コートの男が、己の腕に巻き付いたロープを
掴み、更には両手で手繰り寄せようとしている。「大人しく朝まで寝ていればいいのに」
 爽やかな笑顔に戻って冷たく言い放ち。北城は、天に向けて真っ直ぐに伸ばした両脚の
踵を、軽く一度打ち合わせた。──と。宙吊りの彼の体が見る間に、ビルの谷間を上空に
向けてするすると上昇し始めたではないか。「いやっ、離してっ」
 遠ざかる地面。それが二度と戻れない日常を象徴しているように思え、美奈は必死にも
がき、抵抗した。しかし彼女の身を締め上げるロープは、その度に強く、柔肌に喰い込ん
で行くのだった。「離し……てっ……」
 涙に滲む視界──その中に、唯一つ遠ざかることなく存在するものがある。風に翻弄さ
れながら、宙吊りでロープを手繰り寄せ続ける一人の男の姿。「なぜ……」
 そうまでして、私を守ろうとするの。私はあなたのこと、何も知らないのに。あなたは
一体──「誰……なの?」──おれの名は赤田……守る、者だ……
 吐息のように漏れた問い掛けに、囁くように静かに答えたのは幻聴か。しかし、視界の
中で力強く頷いて見せる彼の姿を見て、それが事実であると信じようと思った。理由は何
でもいい、彼──赤田は自分を守ろうとしてくれているのだということを。そうすること
で、今にも砕けてしまいそうな心を繋ぎ止めた。
 そして上昇がぴたりと停まり、更に周囲の光景が百八十度回転する。逆さまに宙吊りの
ままだった北城がようやく──今更ではあるが──人間らしく大地に足を向け立ったのだ。
──果たして、どこに?「着いたよ、此処が」北城の声は、嬉々として言う。
「僕らの愛の巣だ」道路を挟み向かい合うほぼ同じ高さの高層ビル、その谷間に覆い被さるよう張り巡らさ
れた、交錯する白線の多角形──巨大な蜘蛛の巣の中心に、北城は立っていた。
 唐突に締め上げていたロープが緩んで、美奈の体は北城の足元に転げ落ちる。地上百メ
ートル付近で空中に放り出されたという恐ろしい事実を理解する暇もなく、彼女は蜘蛛の
巣に磔となった。捕われた、蝶の如く。
 蜘蛛の糸は親指ほどの太さで、吹き上がるビル風にも揺るがない頑丈さと強力な粘着力
で彼女の四肢を完全に固定している。美しい表情を歪ませて必死にもがくその姿を足下に、
北城は笑みを浮かべて見下ろしていた。それは既に爽やかな好青年のものでなく、卑しく
ねじくれた嗜虐の笑み。──おっと、いけない」
 その醜さに自分で気が付いたのだろうか、北城は顔を上げて表情を美奈の視界から隠し、
左の掌で顔面を覆うようにした。悲嘆にも哄笑にも見えるそのポーズは、しかしそのどち
らでもなくて、掌から溢れ出した無数の細い黒糸が一瞬に彼の頭部を包み込み、更には、
まとったビジネススーツをぎりぎりと締め上げて肉体の輪郭を露わにしながら全身に巻き
付いて行く。脳天から爪先まで、黒地に蜘蛛の巣を思わせる朱糸の網目模様が張り巡らさ
れた、シルクの如く滑らかな生地で隈なく覆い尽くして──糸の氾濫は、止まった。
665名無しより愛をこめて:2011/02/24(木) 18:29:24.14 ID:3SYfcp4r0
仮面ライダーテリス(3)

「さあ、これでいい」
 呆然とその異様を見詰めていた美奈を、“正装”の完了した北城が再び見下ろす。顔を
隠していた掌──これも指先まで黒い生地に覆われている──を除けると、のっぺりと目
鼻口のない覆面がそこにあった。掌の当てられていた額には全身に走る網目模様の中心と
なる一点があり、無数の朱線が集中している。
その一点、そして本来なら両の眼があるはずの二点──三箇所の生地が同時に裂けて、
濁った緑色が覗く。美奈はそこより自分に放たれる“視線”から否が応もなく理解した。
くさび型のそれらが、瞳のない三つの“眼”であるというおぞましい事実を。
 北城はもう人間ではなくなってしまったのだろうか。そう言えば手足が異様にひょろ長
く、身長も以前より遥かに大きく見えるのは錯覚ではないだろう。そのシルエットから、
人間としての四肢のバランスは既に失われているように思われた。
 そして、自分はその北城に囚われたのだ。突き付けられる現実が、絶望という名の刃に
なって容赦なく美奈の胸を抉ってゆく。
 と。美奈の全身を嘗めるように這いずっていた北城の視線が、自身の右手に移った。そ
こに握られたのはビルの谷間へ伸びるロープ──その先、今も黙々とロープを手繰り続け
る赤田の姿へ、異形の三眼は向けられる。「やめて……その人は……」
 美奈は必死で首を捻り、彼の方を見ようとした。蜘蛛の巣糸に貼り付いた黒髪が何本か
引き抜けるのを感じたが、そんな些細な痛みはどうでも良かった。
「その人は、何だい?知らない男なんだよね?」
 北城は、ロープを握る指を、わざと美奈に見えるように、一本ずつ開いて行く。
「その、人は……」非情な北城の指と、赤田の姿とを交互に見ながらも、美奈は言葉を続けられない。
「おれは──」 代わりに、よく通る低音が力強く答えた。赤田、本人の声が。
「弱きを、守る者だ」 聞いた瞬間、北城の眼が笑みの形に歪む。
「──無理だね」冷たく一言を言い放った彼は、まるでゴミを捨てるかのような軽い動作で、ロープを夜
空に解き放った。「いやぁ──!」
 美奈の絶叫が虚しく響き、赤田の体はビルの谷間を仰向けに落下して行く。地上までは
約百メートル、待ち受ける大地は黒く冷たいアスファルト。
 しかし赤田はその表情を恐怖に染めることもなくただ重力に身を任せて、両の腕を左右
一文字に真っ直ぐ伸ばす「変──」
 静かに紡ぐ言葉に続け、両の手首を左の眼前で交差クロスさせて──「──身!」
 背を叩く烈風の中、叫びと共に両腕を一息に振り下ろす。目の前にある見えない何かを
引き裂き、こじ開けるかのように。
 瞬間。彼の下腹部に、まるでインクの瓶をぶちまけたかのような黒い“沁み”が出現す
る。瞬く間に彼の四肢に広がり覆うそれは、黒いタール状の流動体であった。
 夜の闇と、迫るアスファルト、そして全身を覆った漆黒のコーティング──黒い世界に
溶け込んだ赤田の姿は、遥か上空より冷たく見下ろしていた北城の視界から、消失する。
「何だと……?」
 その声が美奈を絶望の淵から現実に呼び戻した。傍らを見上げると、北城の三眼は一杯
に見開かれている。信じ難いものを見るように。
 異形の視線が見下ろす先──街灯に照らされ、ゆらり、立ち上がるもまた黒き異形。
 赤田の全身を一ミリの隙もなく覆った流動体が形作ったのは、剥き出しの筋肉組織と甲
殻動物の外骨格を複合したかのようなパーツから成る防護服。中でも一際ぶ厚く胸部を覆
う大胸筋を模したプロテクターに、一体化したロングコートが背を包んでいる。
「その姿は……」
 北城の濁った視線を凛と見上げた貌。口元には昆虫の大顎を思わせる鋭角的なモールド
が咬み合うように刻まれたマスク、その上から額までをすっぽりと覆う半透明のバイザー
の下には、一対の楕円の複眼。そしてバイザーの後方から鞭の如く伸びる二対の触角は、
しなやかな曲線を描いて背に流れ、先端は腰付近に揺れている。
 それら全てを染め上げる、漆器のように艶やかな黒の色の中。バイザーの下から浮かび
上がるように、双眸が紅く幽かな輝きを放った。
 驚愕に見開かれていた北城の眼は、すっと細められ、引き換えに濃厚な殺意が滲み出す。
666名無しより愛をこめて:2011/02/24(木) 18:36:01.05 ID:3SYfcp4r0
仮面ライダーテリス(4)

その濁った眼の奥に赤田の存在を感じた美奈は、何が起きたのか解らぬまま、胸に微かに
芽生えた希望の一欠けらにすがるように、声を絞り出した。
「たす……け……て……」
 地上、赤田は小さく頷き──姿勢を低く前傾姿勢に落とすと、前方にそびえるビルに向
かって駆け出す。
 地を這う影の如く疾駆する彼は、遥か虚空に向け切り立つ壁に、勢いを殺さぬまま小さ
く跳躍する。壁面の僅かな凹凸を、瞬間的に粘質化したブーツの底が確実に捉え──黒き
異形は、重力に逆らい垂直に駆け上がった。救いを求める、か弱き者の声を目指して。
「バケモノめ」
 見下ろしながら、北城は自分の存在を棚上げした言葉を忌々しげに吐き捨てる。
 その間にも赤田は壁面を疾風と駆け抜け、最上階の窓まで達して更に上空へ跳躍、雲間
から覗いた刃のような三日月をコートの暗幕に遮りつつ、身を捻って屋上の貯水タンクの
頂点に着地してみせた。
 月下に対峙する二つの異形。緑に濁った三眼は、どろりと粘つく殺気を放ち──それを
真っ向から受け止める複眼は、静かに紅く鬼火のように燃える。
「──誰だ、お前は」「おれは……」
 北城の問いに、赤田は名乗った。静かな誇りを込めて。「おれは弱きを守る盾──」
 虚空に響き渡る、その名は──。
青白い光が風に揺れて、湿った岩肌が艶めかしく蠢いて見える。
 生ぐさいような、薬品くさくもあるような、生暖かく澱んだ空気が肌にまとわり付く不
快な空間。
 だけど、それにも慣れてしまった。どうせ冷たく黒光る鉄格子が、その向こうに立つ黒
い服の大人たちが、僕ら囚われの子供たちをここから逃してはくれないのだし。
時間の感覚はとっくに麻痺していたから、ここに監禁されてどれだけ経つのかなんてわ
からない。牢から出たのは一度だけ。連れられて行ったのは白くて眩しい部屋、並んだ
ベッドに縛り付けられた僕ら数人の子供は、大勢の白衣の大人に取り囲まれていた。
その後、部屋で何が起きたかは思い出せない。思い出してはいけない気がする。
だけど。そこで聞いた冷たい男の声だけは、頭の芯にこびりついて離れなかった。
「手術は成功した。時が流れ……成長する肉体と改造部位とが最適完全融合する。その時
にこそ……」意味はわからない。でも、忘れたくても夢の中で何度も繰り返されるんだ。
「時限式改造型人間兵器──“カイゾウニンゲン”として、お前たちは生まれ変わる」
 やめろ!僕らはそんなものになりたくない!「……!」
 そんな悪夢から逃れるように跳ね起きた僕の目に映るのは、いつも通りの光景だ。
静かな寝息を立て眠る子供たちと、湿った岩肌と、黒い鉄格子。その向こうには、見張り
役の黒服の男が微動だにせず立っているはずだ。
 けれど、そこだけはいつもと違っていた。黒服は地面にうつ伏せに倒れていたんだ。
 そして。
「遅くなってゴメンな。やっと、助けに来れたぜ」
 力強く、優しい声。倒れた黒服の傍ら、片膝立ちで僕ら子供たちに目線を合わせ、その
見たことのない男は言った。「おじちゃん、だぁれ?」
 目を醒ました少女が一人、半ば寝ぼけながらに問い掛ける。黒服に対してはいつも怯え
た視線を向けるだけの、泣き虫で甘えん坊な一番年下の少女が。
「俺か?俺は、正義の味方ってヤツだな」
 さらりと言ってのけて、彼は倒れた黒服の懐から探り出した鍵で牢の扉を開く。子供達
が小さく歓声を上げる。
 だけどその瞬間、鳴り響くけたたましいサイレン。驚き怯え、泣き出す子供たちの中で
僕は、悠然と立ち上がるその男をじっと見上げていた。
視線に気付いた彼は、僕の瞳を真っ直ぐに見詰め返して、問い掛ける。
「名前は?」「……アカタ、……赤田研二」「ケンジか。なかなか、強そうな名前だな」
 彼はそう言って微笑んでみせた。胸の奥から、熱い何かが溢れ出してくるのを感じた。
667名無しより愛をこめて:2011/02/24(木) 18:38:26.68 ID:3SYfcp4r0
仮面ライダーテリス(5)

「よし。俺の後を、きみが皆を連れて来るんだ。できるか……?」
 僕は無言で頷いていた。彼が居てくれるのなら、何でもできる気がする。
 荒々しい足音が近付く。彼の肩越しに、銃を構えた数人の黒服たちの姿が見えた。
 立ち上がった彼は僕らをかばうように黒服に向き合うと、真っ直ぐに伸ばした両腕で大
きな弧を描きながら、言い放つ。
「……変ッ、身ッ!」
 彼の姿は僕らの見ている前で、変わった。昆虫の如き異形の戦士の姿へと。
 泣き虫の少女が、僕の手をぎゅっと握り締める。その手はもう、震えてはいなかった。
僕は聞いた。彼が黒服たちに向かって名乗り放つ正義の名を。
 僕は瞳に焼き付けた。その力を、その技を、大きな背中を。
そして僕らはもう一度、降り注ぐ暖かい太陽の光を浴びることができた。もう一度、
暖かい家族の腕に抱き締められることができたんだ。
あの解放の日から、十七年──「おれは弱きを守る盾──」
 三日月を背に、赤田 研二は名乗っていた。十七年前のあの日、あの男ひとがそうしたよう
に、静かな誇りを込めて。「──仮面ライダー、テリス!」
 その名は、元来はギリシャ神話の戦神
アテナが持つ、あらゆる邪悪を払うという盾を示す。そこに冠したあの男ひとと
同じ正義ライダーの名は、己に課した使命の証。「……テリス……」
 美奈がその名をかすれる声で小さく復唱する。視界に立つ黒い異形の怪人が、赤田の変
じた姿であることは直感的に理解できた。素直に、醜くて恐ろしい姿だと感じた。けれど
同様な北城の姿に対して浮かんだ嫌悪感は不思議となくて、そんな姿になってまで自分を
守ろうとする彼に、ただ、わけも解らず涙が溢れていた。
「カメンライダー……、テリス、だとぉ」
 同じく、ゆっくりと噛み締めるように相対する敵の名を復唱した北城の表情には、じわ
りと、邪まな笑みが広がって行く。
「その姿……その名前……ようやく合点が行ったよ。お前も“あの場所”に居たのか」
 あの場所。テリス──赤田は、その言葉を無言で受け止める。そう、北城もまた彼と
同様に、十七年前の牢獄に囚われていた子供たちの一人なのだ。狂気の“改造手術”を
施されし、“カイゾウニンゲン”の。「感動の再会、ってわけだ」
 悪夢の日々を共に過ごし、そして共に救い出された二人が今、時を越えて対峙したのだ。
守る者と奪う者と、二人の足元に聳える高層ビルよりなお高い隔たりの両側で。
「人の心は、既に失くしたか……」テリスは、静かに問う。
「ああ、確か……“一人目”を犯して喰らったとき、ドブに捨てたような気がするな」
 それが北城の答えだった。
「お前こそ何を血迷って邪魔をする。幹部怪人を身を挺して守ることが使命のはずの、
お前が」
 改造手術時に脳内に埋め込まれたメモリチップ。そこに刻み込まれたデータベースから、
カイゾウニンゲンは互いの能力や役割を知ることができる。“テリス”の名から導き出され
た情報を知覚して、北城はほくそ笑んだのだった。
改造人間防衛型カイゾウニンゲン・ガーディアン:CODE“テリス”。網翅目生物の能力特性を、クロゴキブリの
遺伝情報を主幹として組み込まれ、幹部怪人の護衛をその任とする。故に防衛・解析及び
適応能力に優れるが、殺傷能力は全改造人間中でも最下層である。
──最下層。何を血迷おうと、恐るるに足らず。
「滅びた組織に決められた使命に、何の意味がある」
「滅びた……、そう、そうだ。あの男──仮面ライダーが余計なことをしなければ、今頃
は僕も組織の選ばれし尖兵として、この国を征する任に就いていたものを」
 北城の怒りに巣糸が震えた。
「丁度良い……、お前が愚かにも“仮面ライダー”を名乗るならば、この怨み、肩代わり
してもらおうか!」
「──いいだろう。既に人を捨てたお前を、討つこともまたおれの使命」
 理不尽な北城の激昂に、テリスはただ静かに応じる。「来い、イグタリ」
 イグタリ。それが北城の──否、北城という人間だったカイゾウニンゲンの、名だ。
改造人間狩猟型カイゾウニンゲン・ハンター:CODE“イグタリ”。蜘蛛目生物の能力特性を、クロゴケグモの
遺伝子情報を主幹として組み込まれ、要人捕獲を主任務とする。任務上推定される敵性改
造人間との交戦にも耐え得るだけの戦闘能力を備える。
668名無しより愛をこめて:2011/02/24(木) 19:53:11.52 ID:3SYfcp4r0
仮面ライダーテリス(6)
 敵を倒すことよりも味方を守るための能力を与えられたテリスにとっては、確かに荷
が重い相手かも知れない。しかし、そんなことは大した問題ではなかった。彼の戦闘能力
が“最下層”であるからには、敵となる全てのカイゾウニンゲンは、最低でも自分以上の戦闘
能力を備えていて当然なのだから。
 イグタリが黒い右腕を振るう。指先より宙を走る五本の糸は闇に紛れ、足下の貯水槽ご
とテリスの身を絡め取る──寸前、彼の両足は槽の天面を蹴り、その身を上空に舞わせ
ていた。糸が絡め取ったのは、貯水槽の外周のみ。
「さすがはゴキブリ野郎、逃げ足は速いようだなァ」
 舌打ちし、右腕を引き戻すイグタリ。と、糸がキリキリと耳障りな音を発しながら貯水
槽を締め上げる。
 そして、着地したテリスの背後。ベコリと凄まじい異音を放つと、まるで透明な手に
よって握り潰されたアルミ缶のように貯水槽はひしゃげ、圧迫された水を夜空に高く吹き
上げた。「次はお前が、そうなる」
 挑発的に言い放つイグタリは再び、今度は両の腕から糸を宙に放つ。対するテリスは、
貯水槽の水がスコールのように降り注ぐ中でゆっくりと身を屈め、そして駆け出した。
 前方から視界を覆い尽くして迫る死の投網。テリスは速度を緩めることなくその最中さなか
へと、後方に触角をたなびかせた前傾姿勢で駈け込んで行く。
 迷いなどない。彼には全てが“見えている”のだから。
 漆黒の両足がコンクリの大地を蹴る。その身は跳び蹴りの体勢で、迫る魔糸の描く格子
の一つを正確無比に通り抜け、コートを尾と引き黒い彗星の如く夜空を突っ切る。
「ライダァァァァ──」テリスの口を衝くのは、あの男ひとの──そして今の自分自身の名。
「──キーック!」
 その正義の名を冠した、必殺の蹴撃。「ぅ……、く……」
 明らかに自分自身を狙って飛来するテリスの一撃を、イグタリは呆然と見詰めるしか
ない。メモリチップに刻まれた、過去に数多の改造人間達を屠ってきたその“必殺技”の
データは、対処法を導き出す以前に、死に直結した恐怖となって彼の全身をがんじ絡めに
呪縛していたのだ。月下に交錯する異形の影、双つ。
 しかし次の瞬間も、イグタリは無事に“巣”の中心に立っていた。疾風だけが彼の傍ら
を駈け抜けて、足下がぐらぐらと揺れている。少しの間を置き、後方でビルのガラス窓が
盛大に砕け散る音が響いた。
「……は……ははは……、あはははは!間抜けめッ、どこを狙っているんだッ」
 狂喜の声を上げる彼が“それ”に気付くまでには、十秒以上を要した。
 彼の足下に捕らわれ、すすり泣いていたはずの獲物──美奈の姿が、忽然と消え失せて
いるという事実に。
夜空にそびえる高層ビルの一角。窓から差し込む月明かりに青白く照らし出されるのは、
無機質にデスクが整列する無人のオフィス。その主達はもう皆、暖かな我が家で、あるい
はきらびやかな盛り場にて、一日の疲れを癒していることだろう。
 空間に満ちるのはひたすら静寂。時計の秒針の音だけが、カチカチと微かに時を刻んで
いた。──その、瞬間までは。
 沈黙を引き裂いて鳴り響く、砕け散る窓ガラスが上げた断末魔の悲鳴。月光にガラスの
欠片がきらきらと輝き舞う中を突き抜けた黒い人影は、片膝立ちで着地したフロアを数メ
ートル滑走し、ようやく停まった。
 仄暗いオフィスに、ゆらりと立ち上がる黒きコート。バイザーに覆われた頭部、その額
から伸びて背に二本の長い触角が揺れる。赤田 研二が変じた異形の魔人──テリス。
「……立てるか?」彼は、そっと問いかける。
 夜空から、イグタリの真横を突っ切り、窓を蹴破ってビル内に飛び込んだ彼の片腕には、
コートにくるむようにして、しかと守るべきもの──美奈の細い肢体が抱かれていた。
「ぁ……、はい……」
 かすれた彼女の返答に、ゆっくりと解かれる黒き腕の優しい抱擁。
669名無しより愛をこめて:2011/02/24(木) 20:59:30.37 ID:VcBjRNP1O
何これ
670名無しより愛をこめて:2011/02/24(木) 21:18:10.38 ID:3SYfcp4r0
仮面ライダーテリス(7)
 しかし彼女の両脚は言葉に反して、全く力が入らない。まるで、自分の体の一部ではな
くなってしまったかのように。「……ぇ……」
 ぺたりと座り込んでしまった美奈。見下ろすテリスの、黒いバイザーの向こう側の
紅い複眼は、何も言わずただ静かに見守っている。
 それを見上げた美奈は、服の袖でまた溢れそうになる涙を拭い、思うようにならない
両脚に必死に語り掛けた。
──お願い動いて。あいつから逃げるの。これ以上、迷惑かけられない。
 傍らのデスクに手を掛け、必死で身を起こす。暫くそれを見守っていたテリスだが、
やがてゆっくりと彼女に背を向けた。
 彼の視線が向けられる先、それは彼自身が先ほど蹴破った窓の向こう側。逆さまに覗き
込んでいた人型の影が、凄まじい怒りの形相──と言っても“彼”の顔のパーツは濁った
緑色の三つの眼だけなのだが、それを極限まで歪ませた凶相を浮かべながらゆっくりと、
関節をおかしな方向にねじ曲げた四つん這いで、蜘蛛の様にオフィスに降り立つ。北城 
孝治が変じた異形の怪人──イグタリ。
ほんの数分前まで静寂に包まれていたオフィスは、対峙する二人の異形の魔人によって
今、月をも震わす人外の戦場と化す。「テリスッ!ふざけるなッ!」
 四つん這いでにじり寄りつつ、吐き捨てるイグタリ。だが、テリスは悠然と答える。
「言ったはず。おれは、弱きを守る盾だと」 
 彼にとっては最初から、美奈を救うこと、それこそが最優先なのだと。
 イグタリにとってそれは即ち、お前のことなど二の次と吐き捨てられたも同義。火に油、
である。
「……テリスッ!」
 爆ぜる殺気と共に四肢でフロアを叩き、イグタリが跳ぶ。その全体重を乗せた拳の一撃
を、美奈を背に守るテリスは微動だにせず待ち受ける。
 オフィスの空気がびりびりと震えた。顔面を襲ったイグタリの拳を、テリスが左の掌
で受け止めた、その衝撃が響き渡ったのだ。「──ひっ」
 思わず小さく悲鳴を上げながらも、美奈は傍らの机にしがみ付き、必死に立ち上がろう
とし続ける。だが、衝撃は一度きりではなかった。四肢を常人では有り得ない位置までし
ならせ繰り出すイグタリの拳と蹴の連撃を、テリスは無造作とさえ思えるほど最小限の
動作で掌に受け、甲で弾き、腕で払う。両足は微動だにせず、美奈を背に守ったままで。
「無駄だ、イグタリ。お前の動きは全て、“見えて”いる」
 胸元への強烈なハイキックを、重ねた両の掌で受け止めながら、テリスは静かに諭す
ように言った。その背でゆらりと、触角が揺れる。この二本の細くしなやかな感覚器官が、
微細な空気振動をも感知し、テリスは周囲の空間の全て把握する。そこに存在するあら
ゆるモノの質量、作用するベクトルも、何もかもが彼の掌の上にあるのだ。
「なるほど、それがお前の“優れた解析能力”というわけか」
 意外にも冷静に応じながら、イグタリは蹴りの反動に乗って後方へ跳び退く。デスクの
一つに四つん這いで着地した彼は、ゆっくりと右手を上げ、空中の何かを手繰り寄せるよ
うな動作を見せる。──ぎり、り。
 低く耳障りな異音を耳にして、デスクを支えに立ち上がったばかりの美奈は、テリス
の方へと目を向け、漏れそうになる悲鳴を必死に飲み込んだ。彼の上体を、縦横に走る細
い銀の線が縛り上げ、ぎりぎりと異音を発しながら黒いコートに食い込んでいるのだった。
 そう、金属製の貯水槽をも絞め潰す、それはイグタリの魔糸である。
「ならば、これも見えていた……か?」
嘲るように問い掛けるイグタリ。彼は先刻の攻防の際、連撃に隠蔽かくした糸でテリスの
身を絡め取っていたのだ。
 対するテリスの答えは、微塵の動揺もなく、ただ一言。「──無論だ」
 その言葉を受け、濁った三眼が再び限界を超えた怒りに歪む。右手に束ねた、テリス
の命を括った魔糸に、イグタリは絶叫と共に迸ほとばしる殺気を注ぎ込んだ。
「くびり死ねぇえええッ!」
立ち尽くす美奈の目前で、殺気を受けた銀の糸はぎりぎりと異音を立ててテリスの背
を締め上げ、そして──「な……に……」
 搾り出したような声を発したのも、イグタリである。

671名無しより愛をこめて:2011/02/24(木) 21:19:11.67 ID:3SYfcp4r0
仮面ライダーテリス(8)
糸を引き寄せた構えのままで硬直
し、目の前で起きた事態を必死で把握しようとしていた。それはごく単純な事実だったが、
彼にとっては何よりも理解し難い──認め難いことだった。
即ちそれは、彼の必殺の魔糸が、自らの張力に耐え切れなくなったように千切れて、
はらりと床に落ちた光景。無傷のまま、それを足下に悠然と佇む、聖盾の名を持つ異形の
存在の姿。
「特殊なパターンで編み上げた複数の合成繊維から成る糸、それぞれに別々のベクトルを
与えることによって、増幅された力で対象を締め上げる──」
 何かの資料を読み上げるように、テリスは淡々と口にする。実際、彼の黒いバイザー
には、微かに仄白く浮かぶ無数の文字列が、途切れることなく滝のように流れ落ちていた。
「それって……、我社うちが計算用のソフトを納入している?」
 美奈は思わず口に出していた。その名も“タイトワインダー”、建設重機等への応用を
視野に研究中の技術だ。だが、まだ実用化の目途は立っていなかったはず。それをアラク
ネは肉体機能の一部として取り込み、自在に操っていた。
「今、おれの体表に分泌されている潤滑剤は、その繊維の隙間に入り込み収束運動を無効
化する」
 対するテリスはその原理を分析し、更には無力化さえして見せたのだ。完全に理解を
超えた世界だった。自分が足を踏み入れてはならない世界に置かれていることを、美奈は
再認識していた。そして同時に、自分がいつの間にか、両足でしっかりと床を踏みしめ
立っていることに、気付いた。
──行かなきゃ……、帰らなきゃ。ここに居ちゃ、いけない。“彼”テリスのためにも……。
「ゥがぁぁァぁああぁ!」
 獣の如きイグタリの怒りの咆哮が、そんな美奈の思考を掻き乱す。
「イカサマだッ!そんなことで勝って嬉しいのか卑怯者ッ」
 言い募る彼は両手を左右に伸ばし、放った糸をそれぞれ事務机に巻き付け、次に両手を
交差させながら振り下ろす。その動きに連動するよう、机は重力に逆らって空中にふわり
と舞い上がり、一拍の間を置いて、テリスに向け凄まじい速度で飛翔した。風を切り
高速で飛来する金属製のデスク──それは、このオフィスで最も危険な凶器に他ならない
だろう。
「嬉しいとか、悔しいとか……、そんな感情のためにおれがここに居るとでも──!」
 テリスは静かな怒りを口にするのみで、その場に待ち受ける。
 びりびりと空気を震わせたのは、空中でデスクが激突した衝撃。そしてデスクは互いの
運動エネルギーを受け止め、ひしゃげながら絡み合って一つの鉄塊となり、フロアに落下
する。そこに、圧殺されているべきテリスの姿はない。その背に守られていた美奈の姿
もまた、どこにもない。
 デスクが視線を遮った一瞬で逃げ出したのか?微かな焦りと憤りを抱きつつ見廻す視界
の端に、廊下へと繋がるドアが静かに閉じる瞬間が映るのだった。「逃がすかよッ」
 後を追おうと身構えつつ、ふと視界の上端にざわめく影に気付いて見上げた頭上。瞬間、
その顔面に突き刺さる黒い鉄槌は、天井を“走って”間合いを詰めたテリスが完璧な
タイミングで蹴り下ろした爪先だった。
──折れそうな心を奮い立たせてドアへ向かい移動する美奈を、イグタリの視線との角度、
距離、位置関係を計算して巧みに背に隠していたテリス。彼女がこの戦場から逃れた今、
彼はついに反撃に転じたのだ。「ぐがッ……」
 悶絶するイグタリ。テリスは蹴りの反動で空中を縦回転しつつ、その前方に背を向け
て着地する。
イグタリは狩猟型というコンセプトで最適化されたカイゾウニンゲンだ。カイゾウニンゲンへの
改造──“限改”時に脳内に埋め込まれたチップは、約十七年の潜伏期間において、ゆっ
くり、ゆっくりと被験者に暗示を施してゆく。精神への負担は最低限で、組織への忠誠心
の植え付けや、任務遂行において有用となる人格形成を進めるのだ。
 頭を抱え膝を付きながらも、そうやって深層心理に植え付けられてきた狩猟者としての
“本能”は、眼前の獲物の無防備な背中を見逃しはしない。
672名無しより愛をこめて:2011/02/24(木) 21:20:12.67 ID:3SYfcp4r0
仮面ライダーテリス(9)
 四つん這いから弾けるように跳び掛かるイグタリの構えた右の拳が、テリスの背に向
かって宙を走る。その手の甲を覆う黒い生地を引き裂いて、紅いナイフの如き爪が顕われ
た。
 今宵、この二つの黒い異形の影が交錯するのは幾度目だろう。紅い爪は狙いを違うこと
なく無防備なテリスの背に吸い込まれる。しかし瞬間、その背を包むコートが黒い竜巻
の如く翻った。
 刃の切っ先は黒い渦に呑み込まれる。先刻、潤滑効果によってイグタリの糸を封じた
コートの表層は、今は強力な粘着質に転じて凶刃をからめ捕り、円運動に巻き込んでその
一撃のベクトルを逸らすのだった。
 傍らを前のめりにすり抜けて行くイグタリの無防備な背に、テリスは追撃の手を緩め
はしない。振り下ろす、全体重を一点に預けた肘撃。黒い雷の如きその一撃にイグタリの
体はフロアを突き破り、周囲のデスクや大量の建材を道連れに階下へと──堕ちた。
 白い粉塵が、粉雪のように舞い落ちる。上階とほぼ同じ外観のオフィスの中心で、瓦礫
にまみれ地に伏したイグタリは、傍らに無造作に降り立つテリスを見上げた。
 確かにダメージはある。だが、致命傷には遠い。やはりデータベースに誤りはないのだ。
如何に素体である人間──赤田が戦士として優れていようとも、カイゾウニンゲンであるイー
ジスの兵器としての攻撃能力は明かに低い。
──だからこそ。その格下の相手の足元に這いつくばる今の自分の有様を、認めることは
できなかった。
彼、イグタリこと北城は、ずっと周囲から抜きん出て優れた存在だった。スポーツ万能、
学業優秀、明朗快活。国立大から有名企業に就職し、将来を嘱望されるエリート。その上
に端正な容姿が加われば、黙っていても女性の方から寄って来る。
 潜在的なカイゾウニンゲンの能力の限定発露でもあったそれらの事実は、彼に、自分が特別
な人間であることを信じさせるには充分だった。──そう、幼いあの日の記憶と共に。
 しかし一ヶ月ほど前のこと。北城が自ら口説いた女性が、初めて、自分を拒絶した。信
じられなかった。自分が優れていることを、否定されることが許せなかった。
 押さえ切れない怒りとも恐怖とも付かない感情の渦に意識が飲み込まれ──ふと気付い
た時、目の前に在ったのは恐怖に歪んだ表情のまま絶命した青白い女の顔。そして彼女の
全身をがんじがらめにした白い糸は、黒い剛毛に覆われ異形と化した自分自身の両手から
伸びていた。
北城は、狂喜した。やはり自分は他人よりも──“人間”よりも優れた存在だったのだと。
「そうだとも……、お前など、この僕の足下にも及ぶものかッ!」
 イグタリの背が内側から膨れ上がり、裂けた。突き破って次々と現れたのは太く長大な
四本の蜘蛛の脚。黒い剛毛に覆われた異形の脚は、先端に輝く紅い爪を床に突き立てて、
イグタリの体を空中に持ち上げた。
「やめろ!それ以上は、人の姿さえ失うぞ──!」
 跳び退きつつ、テリスの放った叫びはどこか悲痛な色を帯びる。改造人間は極めて高次
元に生体と改造因子の融合を実現した存在。それ故に、極限の戦闘を経た肉体は、何らか
の引鉄──主に感情の爆発──によって更なる高みへと進化することも有り得る。そして
テリスは知っていた。余りに急激な進化の代償が、人間としての面影さえも全て失って
しまうことだと。
「望む処ッ!」しかしイグタリは躊躇わず言い捨てる。
──人の心を捨て、人の姿に戻る術さえさえも捨ててしまうことは、その者の人としての
存在の消滅、即ち“死”に等しい。その死に、テリス──赤田の心は、涙した。
 無言の慟哭を嘲笑うかのように、イグタリの背の裂け目からは異形の脚に続いて、白い
糸の束が噴出する。異形の四肢によって宙に浮いたイグタリの背から、まるで天使が巨大
な翼を広げたかのように左右へと迸る白糸の奔流は、圧倒的な密度で全てを巻き込みなが
らオフィスを蹂躙し、窓ガラスを突き破ってビル街の夜空にも溢れ出す。
「さあ、テリス──」
 為す術もなくその奔流に呑み込まれてゆく仇敵に向けて、イグタリは言い放っていた。
「──決着だッ!」
673名無しより愛をこめて:2011/02/24(木) 22:18:26.25 ID:3SYfcp4r0
仮面ライダーAURA(1)

薄暗い部屋の中。
 一人の男が、古ぼけたソファーに座ってテレビを凝視している。
 映されているのはありふれたニュース番組。
 聞こえてくるのは、若いニュースキャスターの声と遠い異国の情勢だった。
「現在、入国が禁止されているジュワンでは宗教団体ノイズを自称するテロ集団と治安維持のために派遣された多国籍軍との
戦闘が激化の一途を辿っているとのことです。
なお、現地で行方不明となっているジャーナリストの明神 大和さんの消息は依然として判明していません。
一年前に発生したテロ集団による現地住民の大量虐殺に巻き
込まれたという可能性もあり、「安否が気遣われています。また――」そこで、音と映像が途切れた。
 男が振り向くと、若い女性がリモコンをテーブルに置いている。
 申川悦子,相談所を営む男の助手だ。「陣内先生、目が悪くなりますよ。それに――」
 部屋の電灯を付け、可愛らしい花の入った花瓶を手に取りながら、男を軽く睨む。
「――相談所が休業の間、花の世話は自分がするって約束、しまたよね?」
 花瓶の水を取り替えてやりながら、淡々とした調子で男を責める。
 彼女と付き合いの長い、男……陣内 強には、冷淡な表情の下に隠された憤りが察せられた。
「いや、面目ない。ちょっと仕事の方が手詰まりでさ。つい、ね」
「万年、借金取りに追われている陣内先生が、私の仲介もなしに手詰まりするほど大変な仕事、ですか」
「あー、それはね。俺の個人的な親交というかコネというか……」
「この前の情報屋さんのガセネタに、いくら支払いましたっけ」「ええと、それは、えーと……」
 途端に怪しくなる強の様子に、悦子はため息をつく。「そんなに大切なんですか、大和って人のこと」
 的確な悦子の物言いに、強が押し黙る。その通りだった。
 相談所を休業にしているのも、そこら中を駆けずり回り、嫌味な連中に頭を下げて情報をかき集め、一時期はジュワンへ密入国しようとしたのも、
全ては行方不明となった友人、大和のためだ。
「まあ、ね。あいつは俺のためにいろいろ無茶なこともやってくれたし、ガキのころからの付き合いだからな。腐れ縁ってやつさ」
「それで、この有様ですか」 花瓶を置きながら、悦子は部屋を見回す。
台所には水浸しの食器が放置され、屑箱には空になったインスタント食品ばかりが捨てられている。
走り書きが記された大量のメモが散乱し、
机の上の灰皿には溢れ出さんばかりの吸殻が詰め込まれていた。
 それらが、ここしばらくの間、寝食を削って大和を探し続けた強の内面を雄弁に語っている。
「片付ける余裕がなくってさ。本当は、一秒も無駄にしたくないんだけどね……」
「これじゃ、明神さんを見つける前に陣内先生の方が倒れますよ」「わかってるさ。でも、ね」
 思いつめ、表情を曇らせる強の様子に、悦子は諦めたように頭を振った。
 強に綺麗なお辞儀をして、手荷物を取り部屋を出て行く。
 年下のお嬢さんに説教される自分の情けなさに嘆息する強。「あの」
 強が振り向くと、出口から悦子が顔を出してこちらを伺っている。
「無理しないでくださいね、叔父さん」一瞬、呆気に取られた強だったが、悦子を安心させるように笑顔を作った。
「大丈夫。いろいろ迷惑掛けてごめんな、えっちゃん。君は俺にはもったないぐらい、優秀な助手さ」
 小さく頭を下げ、帰宅した悦子を見送った強は、部屋を見回して苦笑する。
「久しぶりに、掃除するかな」
 いつの間にかに、灰皿の吸殻は片付けられ、テーブルには布に包まれた手製の弁当が置かれていた。
申川 悦子の両親は、数ヶ月前に原因不明の事故で死亡している。
大都会のビル郡に紛れ、その塔は天に向かって屹立していた。
世界的に有名な企業、『ホーミングカンパニー』本社ビル。
 祈りと生贄を捧げる祭壇のようにも見えるそのビルの、最上階。
 そこがカンパニーの社長室である。
その椅子に宗教団体ノイズの教皇が、アルカイックスマイルを浮かべて鎮座していることを、知る者は少ない。
「鳥が、目覚めようとしている」
 スーツ姿の教皇は、謡うように不可解な言葉を呟く。
 背後の窓から臨む青空に、鳥の姿は見えない。
「オウル、かい?」
 背広を着た青年が、教皇に問う。
 日本語の発音は完璧であったが、背や手足は長く、顔立ちもどこか日本人離れしている。
674名無しより愛をこめて:2011/02/24(木) 22:19:16.70 ID:3SYfcp4r0
仮面ライダーAURA(2)

「ああ、我らが偶像、そして知恵の鳥は、新たな息子を得た。誕生を賛美する祝福の歌が、私にも届いている……」
 教皇の芝居がかった台詞回しにうんざりするように、青年は苦笑して肩を竦めた。
「そうかい、彼が来るのか。で、どうするんだい? 君を裏切った娘のお友達も、そろそろ動き出すころだろう」
「それだからこそ、使途を送ったのだよ。なに、直ぐに見つけてくれるだろう」
「機械仕掛けの神を気取るか? 足元を掬われるよ」
「いいや。私はただの傀儡。神の望むままに踊る人形でしかない」
 微笑んだまま、悲観的な言葉を並べる教皇を、青年は嘲笑し、部屋を出ようとする。
 その背中へ、教皇は言葉を送った。
「君も、何れ知るだろう。その魂の座に刻まれた、二つの十字の意味を、ね……」
 男が言葉を終えると共に、銃弾が背後の窓ガラスを打ち砕いた。
 日陰に立つ青年の姿は、教皇からは見えず、また青年からも後光に照らされ、陰になった男の表情は見えない。
 金属が擦れる音を伴い、青年が扉を開く。
「俺の飛ぶ空は、俺が決める」青年の声には、僅かなノイズが混じっていた。
 一人残された教皇は、手元の電話を取る。
「ああ、すまないね。私だ。部屋の窓ガラスに鳥がぶつかってね。割れてしまったようだ。修理を頼んでおいてくれたまえ。 
ああ、心配することはないよ。どうも、私は鳥たちに嫌われているらしい。私はこんなにも、愛しているのに、ねぇ」
皇の視線の先には、一つの写真立てがあった。微笑む家族。その隣で笑う男。その顔は、教皇に良く似ている。
しっかりと電灯のつけられた部屋で、強はテレビを凝視していた。
 今、テレビに映されているのはニュースではなく、ビデオの映像だ。それは、明神 大和から送られた物だった。
 ノイズのかかった画面には、茜色に染まった荒野が最初に写った。そこにゆらゆらと揺れて、並び立つ人影が見える。
 人影の体は異様に細く、尖っていた。
 頭からは細く長い触角のような物が生え出し、顔面の半分を占める大きな目は夜の肉食動物のようにギラギラと輝いている。
 手には多種多様な武器を持ち、その全てが、あるものは血に染まり、またあるものは硝煙を吹いていた。
 人影は、たくさんの赤い塊を一箇所に集めている。
突如、カメラの映像が激しく揺れた。撮影者が体勢を崩したらしい。
一瞬、見えたその顔は、紛れもない大和のものだった。
再びカメラが人影に向けられる。その時には、人影は目前にまで迫っていた。
根は臆病な強が、悲鳴を上げなかったのはちょっとした奇跡だった。
画面を覆いつくすように写ったその姿は、やはり人間のものではない。
体は金属の塊が寄せ集められているようだった。首から上は生身だったが、それも常軌を逸した姿だ。
その顔は蝗によく似ており、頭頂部から一対の触覚が生えている。
目は落ち窪み、奥底から赤い光が漏れ出ているのだ。
金属の手が画面を覆いつくし、蝗モドキが虫の顎を左右に開き、その内側にある人間に似た歯を剥き出しにして、
ノイズの混じった奇声を上げる。そこで、ビデオの映像は暗転した。
ビデオが終わる数分の間に、強は大和のメッセージを聞いた。強はビデオを封筒に入れ、
関係者以外には教えていない金庫に隠す。
花瓶の中に悦子へのメモを入れ、慌しい足取りで部屋を出た。
点けっぱなしのテレビから耳障りな音が響き、ノイズだけが映っている。
ノイズ音に混じってその無機質な声が聞こえ、そこでテレビの電源が落ちる。
「エサに かかったか」山道沿いの林の中。そこで、瞑想するように屹立していた男が、呟いた。
大柄な体をサーコートで覆い、顔は不気味な覆面で隠れている。
彼を取り囲んだせむしの男の一人が、こくりと頷く。その男も簡素なローブと覆面で体を隠している。
彼らの服には奇妙な紋章が縫い付けられていた。翼を広げた鋼の鳥と、そこに被せられた交差する双剣。
宗教団体ノイズの抱える騎士団、『ノイズメーカー』の証である。
「ゆこう。あのオトコは かならずあらわれる。あのニンゲンの テアシでもチギりとればな」
無機質な口調で、サーコートの男が残虐なことを平然と言う。彼らの目的は、陣内 強を捕獲すること。
とある男を、誘き出すために。 異様な雰囲気の集団が歩き出すと共に。強烈な閃光と爆音が彼らを包んだ。
男の鋭い声を掻き消すように、四方から放たれた銃弾が男たちを容赦なく貫いていく。
八つ裂きにされたせむしの男が、どうっと音を立てて地面に倒れた。
暴かれたその姿は、人間のものではない。
675名無しより愛をこめて:2011/02/24(木) 22:20:12.37 ID:3SYfcp4r0
仮面ライダーAURA(3)

大和が送ったように擬装されたビデオの、蝗モドキそのままの姿だ。
強装弾のシャワーに曝されながら、サーコートの男が虎のような咆哮を上げ、木々の陰に潜んだ襲撃者たちに飛び掛った。
だが、新たに飛来した攻撃に叩き落される。滑らかに輝く、紫の矢。
それが木々の間から音速を超えて襲い掛かってくる。
男は俊敏な動作でその攻撃を巧みにかわし、避けきれない物はその豪腕で叩き落した。 
銃弾と矢によって引き裂かれた衣服から覗く体は、やはり人間と呼べる姿ではない。
両腕は鏡のように磨き上げられた鋼の翼で覆われ、分かれた羽が太い指を覆い爪のようになっている。 
覆面の破れた部分から剥き出しになった口には、禍々しい牙が並んでいた。
「グオオォ!!」
短く吼えた男は飛び上がり、木から木へと飛び移って包囲網から抜け出そうとする。
追い縋る矢と銃弾は男を捉えられず、空しく木々を撃ち砕いた。
「このままだとアルファチームに追いつかれるぞ!!」「解っている」
焦りを含んだ襲撃者の呼び掛けに、冷淡な声が応える。
意外なことに、その声は若い女のものだった。
枝の上から飛び降りた女は、下で待ち構えていたバイクに騎乗する。行こう、ブラウニー」
ただの機械に過ぎないはずのバイク、ブラウニーに掛けられた言葉は、先ほどの襲撃者に対するものとは違っていた。
まるで、姉が弟に話しかけるような親しみが込められている。
その言葉に応えたのか、ブラウニーは獣が咆哮するようにエンジン音を響かせて、林の中を駆け抜けていく。
一方、戦場からいくらか離れた山道では、一台のワゴン車が移動していた。
 外装は一般の車両に見えるよう擬装しているが、ライフル弾に耐えれる程度の装甲を施されている特殊車両である。
 その座席に、三人の男と強が乗っていた。
 男たちの着ている衣服は特別高価というわけでもない、極めて平凡なものだ。
 顔立ちこそ精悍ではあるが、中肉中背でそこら辺にいる一般人にしか見えない。
 だが、案外そういうものなのだろう、と強は自分を納得させた。 
676名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 18:49:40.70 ID:ToOwoQfj0
仮面ライダーザムス
第1話 1

ある朝。武明はいつも通り出勤してきた。そしてタイムカードを取り、元気の良い挨拶を営業課全員に対して行った。
「おはようございますっ!」
彼の挨拶は人一倍声が大きい。普通の社員はそれほど大きくなく、人に聞こえる程度の声を出す。彼だけが特別だった。
その声に恥ずかしく思った未来は、こっそりと武明に声をかけた。
「あのね、武明。あんたもう少しボリューム下げなさいよ」
だがそんな未来の声など気にせず、武明は仕事をする準備をしていた。
「いいじゃん。やっぱり朝は元気出さないと!」
武明の元気な姿に未来派呆れ顔で喋る。
「部活やってる高校生じゃないんだからさ」
「元気があれば何でも出来る!ってな。気にすんなよ」
一体誰に似たのか、とにかく彼は元気が良かった。彼の両親は青森県で林檎栽培をしている老夫婦で、今も元気に暮らしていると言う。
「それにさぁ・・・あんたの机なんとかしなさいよ。見苦しい・・・」
未来の言う、見苦しい彼の机。それは彼が大好きな特撮ヒーローのフィギュアの量だった。
子供の頃からそう言ったヒーローが大好きだった彼は職場に家からわざわざヒーローフィギュアを持っていきそれを休憩の合間に見て
楽しむと言う、まさに特撮オタクであった。
その中には昔テレビの中で活躍していたヒーローや、怪人。そして現在もテレビ放映されているヒーローのフィギュアまで、幅が広い。
「うるさいな、女には男のロマンなんて分からないんだよ。昔から憧れなんだよな。今でも思うんだよ。変身して人々を救いたいって。
俺もテレビの中の俳優さんみたいに変身したいよな。
てか変身はさすがに無理でもさ、せめてテレビ出演したいと思うんだよ」
長々と自分の夢を語る幸一に対し、呆れ顔で未来は言った。
「じゃああんたサラリーマン辞めて俳優になったら?あんた顔はいいんだし。オーディション出てもし受かって主役デビューしたら
毎週欠かさず見てあげる」
彼の言葉に対し、冷たくあしらう未来。武明は複雑そうな顔をしていた。
「でもね、あんた正義感はあるよね。3年前にインド洋沖地域で起きた大地震のボランティアに参加したんだってね」
「ま、まあな」
常に正義感で一杯の男である武明は、大学生の時に大地震のボランティア活動に参加したことがあるのだ。
「それでここに就職して、現在に至る訳だよ」 「ふぅん」 「なんだよその反応。ボランティアだぞ」
「それはあんたの善意でしょ。それは偉いと思うけど、今のあんたは別に大したこと無いじゃない」
「なんだよそれ・・・これでも頑張ってるんだぞ」
いくら頑張っていたとしても未来の評価は厳しい。やるせない気持ちになった武明はしぶしぶ仕事をこなしていくのだった。
退社時間になり、仕事を仕上げた武明はいつも通りまっすぐ家に帰った。
太陽が沈む寸前になった頃に家の前に着き、玄関の扉を開けようとした時だった。彼は誰かに見られているような気がして辺りを見回した。
「またかよ。一体誰なんだ」
どうやら彼は最近になって何者かに追われているらしい。しかしその正体が分からないので仕方無しにそのまま家の中に入り、一息吐くことにした。
彼は服を着替え、普段着になった。
しかしその時だった。ふと、彼の目の前が真っ暗になったのだ。そのまま倒れ、気を失う武明。それは太陽が沈んだ数十分後の出来事だった。
(・・・また・・・だ・・・)
実は、この奇妙な経験はこの時初めてなったものではない。初めてこの不思議な感覚に陥ったのはわずか五日ほど前。
それ以来毎日夜になると気を失うのである。 そして、武明≠ヘしばらく目を覚ますことは無かった。
やがて夜も更けてきた頃。港近くの倉庫にて。そこには恐ろしい容姿をした男達が多数集まっていた。男達のほとんどは目の部分に傷があり、
それぞれが熟練の喧嘩師を想像させる雰囲気を作り出していた。
ただ、彼等はただの喧嘩師ではなかった。世間ではマフィア≠ニ呼ばれる男達がこの港近くの倉庫に集まっていたのだ。
「来たぞ」
体つきの良い一人の男が渋い声でそう言った。何が来た≠フか。その声の方向を見てみれば、確かに何者かが一人マフィアの元へ向かっているのが分かる。
やがて、男はマフィア達の前に現れた。その男・・・見た目は武明に全く似ている人間だった。
だが目つきは昼間の会社で働く真面目な武明の目ではない。
677名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 18:52:35.47 ID:ToOwoQfj0
鋭く、恐ろしい鷹のような目つきをしていた。
服装自体は幸一が帰ってきた時に着ていた服装と同じだ。それほど人を悪に見せるような服装ではない。
「待ってたぜ、新藤暗次さんよぉ」
新藤暗次・・・それは一体何者なのか。見た目は武明と全く変わらない。しかし彼等はその人間を暗次≠ニ呼んだ。ポケットを手に入れ、
マフィアの中に入って行くにも関わらず大きな態度で堂々と一人のマフィアに話し掛けた。

仮面ライダーザムス
第1話 2

「少し遅れちまった。悪いな」 「いぃや、相手はまだ来てませんから大丈夫ですぜ」
「今日もよろしくお願いしますよ」
その暗次と呼ばれる男はマフィア達に何を任されているのか。体格の良い恐ろしい男達の中、唯一スマートな体つきをしている暗次。
だがその存在感は他の団員よりも一回り大きかった。
「あんたがいれば大麻取引はこっちがかなり儲かりますからね」
暗次は、相当そのマフィア達に慕われているのが分かる。
彼の目的。それは大麻取引だった。このマフィアと密接な関わりのある海外マフィアと今日、大麻の取引を行うのである。本来の武明であれば、
それは決して行うはずの無い有り得ない事≠セった。
「任せろ。俺に全て任せれば何でも上手くいく。その分の大金、用意しているな」 そう言って、暗次は団員の一人を睨んだ。
「もちろんですよ。ちゃんと・・・ありますぜ」 「よぅし、あとは待つだけだな」
まるで暗次はマフィア達の兄貴分的な立場だった。だが、仮にも暗次はマフィアには入っていないと言う。
暗次がここに着いてから数十分後、海外マフィアが姿を現した。
立派なスーツを身にまとい、体格の良さはマフィア達と比にならない程大きい。
相手は8人程いた。こちらと比べて若干少ない。しかしその内半数は常に銃を構えていた。相手が下手な真似をしないように念を押しているのだろう。
やがて交渉は開始された。暗次の語学力は達者で、海外マフィア側はずいぶん納得した様子で交渉に応じた様子だった。
そして相手側からは莫大な金が暗次の手に渡った。交渉はほんの数分。これも暗次の実力があってこそ成り立つ事であった。
海外マフィアはそのまま帰っていく。それと同時にマフィア達は暗次を褒め称えた。
「さすがですぜ。短時間であんなに儲けるとは・・・」
「慣れているもんで。それより約束の代金、くれよ」
マフィアに対しても全く恐れず、寧ろ下に見るような形で代金を欲求した暗次。戸惑うことなく、喜んでやくざ達は暗次に札束を渡した。
札束を受け取った暗次の表情はまさに勝ち誇った人間の顔だった。
「また交渉があれば呼んでくれよ。金さえあれば俺は喜んで応じる」
マフィアにとっては彼のような人材を一員に加えたいと考えている。しかし彼はあくまでも、金さえあれば仕事をすると言う考えでいるため、
マフィア達と考えが擦れ違う。
「しかし・・・あんたは一体普段何をしているんだ」
その疑問に対し、暗次は答えた。
「さあな。とにかく、俺は金さえあれば喜んで何でもしてやるよ。何でもね。ハハハハハ・・・」
報酬を得た暗次は、高らかに不気味な笑い声を上げた。札束をポケットにしまい、そのまま家に帰っていく。
だがその途中で、彼も何者かに追いかけられている感覚に陥った。しかし後ろを見ても誰もいない。奇妙に感じた暗次は少し小走りで家へ向かった。
「なんだ、クソッ!?気味わりィ・・・」
結局彼を追いかける影の正体を知ることもなく、暗次は家に辿り着いた。その家は武明が普段住んでいる家と全く何ら変わりの無い家だ。
武明の家のはずなのに、今の彼の名前は暗次。一体何がどうなっているのか、全く分からなかった。
翌朝。太陽の光を浴びて目を覚ました武明。目を擦り、ベッドから起きてうんと欠伸をする。
そして枕元に目をやった瞬間、彼は自身の目を疑った。
「またかよ!」
枕元にあったのは、紛れも無い大金だった。それも会社で働いてもこれ程の給料は絶対に得られない量。
しかも彼の台詞からして、以前にも同様の事があったらしい。善意の塊のような性格である武明は、以前にも枕元にあった大金を
近所の交番にわざわざ届けに行った事があった。
「えっと・・・そういやまた記憶がなくなったんだよな。あの日の夜は酒も何も飲んでないし。何がどうなってるんだよ全く!」
頭を抱える武明。自分に降りかかった様々な事件が奇妙に思えて仕方がない。
夜になると記憶が無くなり、朝には寝床に大金。そして最近何者かに追われる恐怖感。奇妙な出来事が立て続けに起こることで、
彼は徐々に精神的に限界を感じていた。
678名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 18:54:09.47 ID:ToOwoQfj0
昨日の朝まではそれ程気にしていない様子だったのだが、流石に今日ばかりは彼も不気味に感じていた。
だがそんな風に苛立ってばかりもいられない。今日も仕事が待っているのだから。いつも通り軽い朝食を作り、牛乳を飲んで歯磨きをし、
そのまま愛用のバイクで会社へ向かっていった。
そして奇怪な出来事から更に3日が経過した。相も変わらず朝起きれば寝床には大金が置かれており、夜になれば記憶がなくなり、
そしてストーカー。同じ奇妙な出来事がエンドレスに行われていることに対して遂に彼は精神的に参ってしまっていた。
そう言ったこともあってか、真面目な彼はついに失態を犯してしまう。

仮面ライダーザムス 第1話 3

「やばい、遅刻だ!嘘だろ!」
会社に入社して1年余り。今まで彼は遅刻などしたことが無かったのだ。しかし今日は特別。朝食など食べている暇など無かった。
時計を何度も確認するも、間違いなく普通出勤しなければならない時間をオーバーしている。
慌てて武明はスーツに着替え、バイクに乗って会社へ向かった。
結局彼は入社して初めて遅刻をしてしまった。課長には酷く怒られ、それが彼を更に精神的に追い詰めた。
ヒーローのフィギュアが多く置かれている仕事机に座り、とりあえず落ち着く武明。だがその表情に以前の元気の良さは無かった。
彼は営業課の全員に対し、弱々しい人間がぼそぼそと何かを呟くような声で静かに挨拶した。
「どうしたの?あんたが遅刻なんて珍しいわね」
あまりの様子のおかしさにいつもは冷たくあしらう未来も少し心配してくれていた。元気の無い様子で武明は仕事をしつつ、未来に話す。
「俺さ、最近変なんだよ。ひょっとしたら二重人格なのかも」
何気ないその言葉に、心配していた未来はどこへ行ったのか。いつもの冷たい未来に戻ってしまい、一言武明に放った。
「はいはい、良く出来た作り話ね。もういいわよ妄想は」
「だから妄想じゃないんだって・・・信じてくれよ」
「だったらヒーローグッズ集めるのやめたら?そうしたら少しは現実に戻れるから」
どうしても冷たい未来。いくら武明が言ってもまるで無駄だ。
実は彼は休日時に精神科に一度診てもらったことがあった。しかし何の異常も見られず至って健康と判断されてしまい、
奇怪な出来事の解決に全く役立たなかった。
職場で唯一よく喋る未来の言うことは相変わらず冷たい。しかしそれでも仕事に生きがいを感じている武明は今日ももくもくと仕事に励む・・・
のだが、思いもしないアクシデントが発生した。
課長の玉井昭二が突然武明を呼び出したのだ。明らかに大きく、そして怒りを込めている声だったため、
怒っているのが誰の耳にでも分かった。
「どうしました」
自分より立場の上の人に対しては人一倍真面目な態度を取る武明。しかし今回はそんな真面目さも通用しなかった。
玉井は武明が担当した書類を見せ、
怒鳴りつけた。
「お前どれもこれも数字が一桁多いぞ!何を考えてるんだ、馬鹿野郎!!」
「え、嘘・・・」
驚く余り溜め口で玉井に接してしまった武明。だがそんな事を気にしている場合ではない。全ての書類を確認すると、
記入すべき数字の桁が一つ多いことに気付いた。書類の数は約1500枚程。いずれも精神的に病んでいる状態で行ったものであることが
災いしたに違いなかった。
「全てやり直せ!この3日分の仕事だからな。お前の責任だぞ」 「す、すみません・・・」
玉井の言葉も今の彼に重く突き刺さった。多量の書類を受け取り、仕事机に戻る武明。ただでさえ参っているのに、そ
の上書類のやり直しまでさせられるのだから彼はもはや限界を感じていた。
残業手当てはもらえないと分かっていた武明は昼食を取らずに仕事に没頭し、とりあえず通常の倍程の仕事量をこなした。
しかし朝食、昼食共に摂っていない武明の体力は限界を迎えつつあった。
何が一体どうなっているのか。今はとにかくまっすぐ家に帰ることしか考えられない武明。だが、更なる悲劇が彼を襲うことになる。
バイクに乗り、いつも通る道を走っていると異変に気付く。人が一斉に何かから逃げているのだ。
疑問に感じた武明は目を凝らして前方を見る。そこには人とは違う、異形の物体が立っていた。
679名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 18:55:40.06 ID:ToOwoQfj0
その物体はなにやら蜘蛛の巣のようなものを手や口から出し、逃げ惑う人々や電柱や建物に引っ付けて引っ張り、
その力で建物を破壊している。近くにいた人は蜘蛛の怪物の餌食となってしまい、食われてしまった。
おぞましい光景を見てしまった武明は逃げるためにUターンを試みた。
だが次の瞬間、蜘蛛の怪物の放出した糸が愛用のバイクに引っ付き、怪物が引っ張るものだから武明は操縦席から飛ばされてしまう。
転び落ちたものの、間一髪生きていた武明。しかし更なる不幸が彼を襲った。目前には蜘蛛の怪物がいた為である。
近くで見れば遠くで見ていた以上に恐ろしい姿をしていた。
人間のように直立しており、蜘蛛のように無数の目も確認できた。ただ、彼が疑問に思ったのは蜘蛛であるはずなのに
尾が蜂のような模様をしていることだった。その上ゴキブリ特有の触覚も確認できた。
蜘蛛なのに様々なものが混じっているその奇妙な怪物を間近で見て、冷静に観察できた自分が不自然で逆に恐ろしかった。
だが次の瞬間、武明は蜘蛛の怪物に胸倉を捕まれ、そのまま突き放されてしまった。
考えられない力で武明を突き飛ばす怪物。
やがて武明は飛ばされて頭を打ち、そのまま目の前が真っ暗になってしまった。
「うあ・・・あ・・・」
気を失った武明。怪物はその間にも蜘蛛の巣で人々や建物を破壊していく。

仮面ライダーザムス 第1話  4 

先程まで怪物によって破壊されていた建物が見えていた場所ではなく、全く別の場所。
辺りを見回すが何も無い。
だがしばらくして武明は前方に現れた影を見て驚きを隠せないでいた。
何にせよ、そこに全く同じ姿の自分がいたのだから。
「お、俺が・・・もう一人!」
何が、一体どうなっているのか。何故目の前にもう一人の自分がいるのか。
鏡にしてもおかしい。試しに手を振っても反応すらしてくれない。
しばらくすると、もう一人の武明が喋りだした。
「お前は何者だ?何で俺がいる」 「俺が聞きたいよ!誰なんだあんた一体」
「俺は暗次。新藤暗次だ」
「暗次・・・!?俺は新藤武明だ。勝手に名前を付けるな!」
「お前は武明・・・?一体どう言うことだ?何がどうなっている・・・」
これが、お互いの存在に初めて気付いた瞬間だった。
武明のもう一人の人格である暗次。だが何故今までそれぞれの人格は共存するはずのもう一つの人格を知らなかったのだろうか。
ともかくお互いもう一人の自分がいるということに戸惑いを隠せないでいる。
その時、暗次の方が急に笑い出した。何かに気付いた様子である。
「待てよ・・・ハハハ、そうか、そう言うことか」 「何だ」
暗次の言葉に疑問を抱く武明。次に、暗次は詳しく詳細を語りだした。
「恐らくお前は何かをしたんだろう。お互いの存在を知るきっかけとなった何かを」
「知るきっかけ・・・さっきのベルトの事か」
「それが俺達を出会わせたと言うわけだな。しかし、まさか俺の中にお前と言う人格がいるとは」
「それはこっちの台詞だ!」
武明と違い鷲のように鋭い目つきで武明に対して話し掛けている。性格も武明とは全く違っていた。
「ま、どの道こうやってお互いが知り合えたと言うわけだ」
そう言って暗次は高らかに笑った。しかし武明の方は複雑な表情を浮かべている。
「何だ、どうした」
「まさか・・・俺は本当に二重人格だったなんて・・・」
武明は何故か落ち込んでいる様子だった。二重人格≠ニ言えばマイナスなイメージが強いと言う固定観念によるものだろうか。
彼の口からは溜息だけが出ていた。
「下らない。と言うかお前のような人格がいるのが嫌だよ。目障りだ」
「な、なんだと!?俺のもう一つの人格の癖に!」
つまり、武明から見れば暗次は自分の中のもう一つの性格に過ぎない。
だが暗次に視点を変えると武明がもう一つの人格に見えるのだ。こちらも所詮暗次から見た武明に過ぎないと言う訳である。
だがその時、白い空間が徐々に消えていくのが武明の目に映った。突然の出来事に戸惑う武明。それに対し暗次は冷静だった。
「どうやらもうすぐこの空間が消えるらしい」
武明の視点から見ると、暗次の姿が徐々に消えつつあるように見えた。
680名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 18:58:23.56 ID:ToOwoQfj0
仮面ライダーザムス 第1話 5

「お、お前!?身体が!」
「俺か?俺は何とも無い。俺から見ればお前が消えていくように見えるがな」
「お前から見れば俺が消えている?一体どうなってるんだ」
「まあ・・・いずれにせよ俺達のご対面の時間は終わりと言う訳だ。あとはどう頑張るかだな。もう一人の俺よ」
そう言い残し、暗次は姿を消した。恐らく暗次からみれば武明が姿を消したように見えたのだろう。
元いた位置に戻った武明はベルトを掴んだままの状態で倒れていた。
「一体何だったんだ?今のは・・・」
ベルトを掴んだことによって現れたもう一人の自分。不思議で、あまりにも奇妙な体験をした武明はそのベルトを持って辛うじて立ち上がり、
じっとそれを眺めた。
近くに蜘蛛の怪物が暴れているのにも関わらず、武明は冷静に手に持っているベルトを眺めていた。
次の瞬間、武明は突然何者かに声を掛けられた。後方から声を掛けられたらしく、慌てて武明は頭を上げて後ろを見る。
「今、それに触れた瞬間もう一人の自分が見えただろう」
そこには中年男性が立っていた。白衣をまとっているその男は明らかに怪しい雰囲気が漂っていた。
ほんの少しだけ髭を生やしており、何よりも顔つきが良い。そんな男が急に武明に話し掛けてきたのだ。
「あんたは・・・」
「私は重田信二郎。君はそのベルトに選ばれたのだ」
重田と言う名のその男は、突然武明がベルトに選ばれたと言う言葉を発した。一体どう言う意味なのか、武明は首を傾げる。
「ベルトに選ばれた?一体どう言うことだ」
「ベルトに触れた瞬間にもう一人の自分に出会っただろう。通常の人間が触れても何も反応が起きないそのベルト。
しかし君が触ったことでそう言った反応が起きた。そう、君はベルトに・・・仮面ライダーに選ばれたのだ」
「か、仮面ライダー」
妙過ぎた。突然現れた白衣をまとった男にそのようなことを言われても疑問に抱くだけ。
常識では考えられない事態に武明は焦りを隠せなかった。
「仮面ライダーザムス。それが君の変身する姿だ」
「仮面ライダー・・・ザムス・・・」
武明はベルトを持ったまま呆然と重田の方向を見ていた。その時武明は、これまでの日常と分かれなくてはならない気がしてならなかった。
毎日会社で普通に過ごしてきた彼はほんの少しながらこれから向かう運命を感じたような気さえした。
次の瞬間、重田は何の前触れも無しに突然武明に言った。
「ベルトをつけろ」 「・・・え」
今何と言った?しかし重田は間違いなく武明に「ベルトをつけろ」と一言言った。しかしいきなり言われてもどうすれば良いか分からない。
だが困惑している武明に対し、重田は怒鳴ってきた。 「早くしろ!町が破壊されていいのか!」
「町・・・ハッ!あの怪物!」
重田の台詞で先程の蜘蛛の怪物の事を思い出した。言われるままにベルトを腰に巻く武明。巻き終えた時、次に重田が指示を出した。
「右上にボタンがある。それを押せ。早く!」
「は、はい!」 見知らぬ男に言われるままに行動する武明。そして彼は慌ててボタンを押した。 すると、信じられないことが起こったのだ。
一瞬の出来事だった。次の瞬間武明の姿は異形の物となっていた。
まず最初に自身の手を見た。全く違う自分の手を見て彼は更に驚いた。
「こ、これは・・・」 「そう、それが仮面ライダーだ。君は今、仮面ライダーザムスとなったのだ。
仮面ライダーザムス。君の場合はシャインフォームだな」
重田は「思った通り」と言った表情で少し笑っていた。そして次にザムスとなった武明に指示を出す。
「それであの怪物と戦うのだ。倒せるのは君しかいない」
そう言われた時。彼の中の迷いは突如として無くなった。 「・・・そ、そうか!そうだ!俺は憧れのヒーローになったんだ!よし!」
先程までの困惑はどこへ行ったのか。自分がすべきことを知った武明こと、ザムスシャインフォームは
真っ直ぐに蜘蛛の怪物の元へ悠々と向かっていった。
蜘蛛の怪物がザムスの姿に気付き、空かさず糸を吐き出した。しかし人間離れした仮面ライダーはそのような攻撃を軽やか
に避けて接近していく。
やがて接近した時、ザムスは拳で怪物に攻撃を開始した。蹴りを与えたり殴ったりして怪物に少しずつダメージを与えていく。
(まさか・・・俺が本物のヒーローになれるなんて!)
彼の中ではその喜びで一杯だった。そうしてひたすら怪物にパンチを食らわせていく。怪物は叫び声を上げながら抵抗する。
「それはキメラと呼ばれる人類の敵だ!君の力で倒すんだ!」
重田は怪物に攻撃されることを恐れずにザムスに対して言った。
681名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 18:59:56.76 ID:ToOwoQfj0
ザムスは敵の正体を知り、勢いを増す。
「キメラ・・・聞いたことがある・・・デマじゃなかったのかこいつ!よし、やってやる!」
仮面ライダーの力を大いに振るい、敵であるキメラに対しひたすら攻撃を加えつづける。
だが、キメラは突如空を飛んだ。そしてキメラについている蜂の尾の先端から針を連射し、ザムスに針の雨を浴びせる。
「ぐうう、こいつ!」
意外な攻撃にザムスは倒れる。その時、重田は再び声を上げてザムスに言った。

仮面ライダーザムス 第1話 6

「腰の武器を使え!ザムス!!」 「武器・・・これか!」
今まで気付かなかった自分の武器。それは剣だった。刃の部分が極端に丸みを帯びており、剣にしては奇妙な形だったが、
自分の戦闘を助ける強力な武器であることに違いなかった。
ザムスは腰部分にあった剣を構え、来る敵に備える。
やがて蜘蛛のキメラは地上に降りてきて再び蜘蛛の糸を繰り出してきた。
運悪く腕にそれが直撃してしまうも、ザムスの力は人以上。少し力を出せば蜘蛛の糸など簡単に破ることが出来た。
剣を持ってキメラを切り裂くザムス。容赦の無い連続に、キメラは成す術も無い。
その時、ベルトが輝き始めた。それが何を意味するのか、彼は疑問に思いつつも剣による攻撃を続けた。
しかしそれに気付いた重田が再び声を上げて言った。
「ベルトのボタンを押せ!必殺技を繰り出せる!」 「必殺技・・・」
とにかく、彼は言われるままに左下にある白いボタンを押した。するとどうだろう。剣が輝き始めたのだ。
そして先端から光のオーラが現れ、ザムスは剣を思い切り振るった。
「うらあああああああああ!!!」
剣を振るった後、光のオーラはキメラを切り裂き、凄まじい奇声を上げてそのまま消滅した。成り行きで変身したザムスは、
初めての敵を見事倒したのだった。
「やった・・・やったぞ俺!」
蜘蛛のキメラを倒したザムス。そして変身を解除しようとするのだが、方法が分からない。少し呆れた顔で重田はこっそりと一言言った。
「もう一度変身ボタンを押せ」
言われるままにボタンを押すと、彼は一瞬で元の姿に戻った。自分自身の様々な部分を触り、自分であることを認識した。その後でベルトを外し、
重田の元へ向かった。
「凄い・・・これが仮面ライダー・・・それよりもあんたは一体?てか・・・俺のバイクがぁ・・・」
武明は重田に対し疑問を抱いた。と同時に無残な姿になっていた自分の愛用バイクを見て嘆いた。
仮面ライダーに変身し、見事キメラと呼ばれる怪物を倒した彼であったがどうしてもこの男の正体がわからない。
「・・・ついてきてくれ。君がザムスになれたと言う事は、見せる必要がある」
そう言うと、重田はそのまま去っていく。武明は言われるままに重田の後を歩いた。
今までは普通の会社員として生活してきた武明。だが、これからは普通に生活できないことを覚悟しなければならなかった。
仮面ライダーザムス。彼が手に入れた混沌の力。
それは人を遥かに超えた力を持つ存在。彼は仮面ライダーをヒーローと称している。
だが彼にはまだ謎が残っている。そう、暗次と呼ばれる人格の事だ。
様々な謎を残しつつも、新藤武明こと、仮面ライダーザムスは目を覚ましたのだった。
682名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 19:43:45.66 ID:ToOwoQfj0
仮面ライダータクト1話-1

「・・・現場は現在もまだ火が消えておらず、生存者は発見できていません。
また、見つけられた遺体の中には何か非常に強い力で引きちぎられたようなものがあり、
殺害の手口が酷似していることから以前から起きている通り魔殺人事件との関係を平行して調べて・・・・」
朝からやっているニュースはどこの局もこればかりであった。新聞のテレビ欄を見てみたが、
どうやらゴールデンでも特番で放送予定のようだ。
確かに、国内で最も過激派と言われたテロ組織がたった一夜で壊滅、惨殺されるなんて話を放って置くわけがないだろう。
「でも、だからって・・・・・・・」
青年はテレビ画面に向けていた目を再び新聞のテレビ欄に戻し、十九時の欄へ。内容はやはりテロ惨殺の特番で、
ここに本来書いてあるべき「暴れん坊御上」は中止であった。
番組内容は平安時代に御上、つまり帝が身分を隠して民の生活を調べ、不正をしている大臣がいたら
いきなり正体を現して懲らしめるといった単純なものだが、それだけに子供からお年寄りまで人気は幅広い。
そしてこの青年もその番組を好む一人である。合コンはもちろん夜に出歩くことなどほとんどない健全な(。生活を続けた結果、
夜中の娯楽は本かテレビの二つである。
「裏番組も同じか。・・教授の手伝いがあるから、まぁ、いいか」
新聞を折りたたみ、玄関を出る。すぐそばに置いておいたバイクにまたがり、斉藤中村は大学に向かった
「斉藤、今日のニュース見たか」
講義が終わってからすぐに話しかけてきたのは同じ学科の宮島だった。神楽よりも頭ひとつ高い身長を持つその男の隣には、
その幼なじみ兼恋人の高崎もいる。
「テロが壊滅したってやつか。見たよ、そればかりだったから」
「凄いよね、殺され方が普通じゃないっての。ネットじゃ写真公開されてたよ。グロイやつ」
女の子の割りにこういった話に非常に興味を示しているこの高崎凛という少女は、
工学科専攻だが将来はカメラマンになろうと考えている。
その隣の宮島孝一はジャーナリストを目指しており、
いずれは二人でどこかの新聞社で働こうと計画している変わったカップルだ。
以前聞いた話では高崎の血縁者にはそういった人間が多く、例えば高崎の伯父はロボット工学を専攻していたのに、
卒業間際に自主退学して医学の道に進んだらしい。
「通り魔事件とも絡んでるらしいけど、加藤教授は大丈夫かな」
「。・・・なんで教授がその話に出てくるんだ」「中村、最近あったもう一つの事件知らないの」
「斉藤はニュース見ないからなぁ・・日本を中心に世界各地で科学者とかが行方不明になってるやつだ。で、
通り魔の事件のほうは殺された人のほとんどが科学者か専門家、またはその関係者。この二つ、関係ありそうだろ」
初めて聞いた情報にファイルを片付けていた手を止める。だがすぐに動きを戻し、
「・・教授は科学者みたいなことをしている時があるけど、特別な研究をしているなんて話聞いたことがない。
大体、工学やっているのに考古学も受け持っているような人だぞ」
そう思う。しかし、加藤は中村がここに入学する前から一ヶ月ほど音信不通になるときが年に何度かあり、
どこで何をしていたのかを聞いてもはぐらかさすばかりであったことが気に掛かっていた。
今の話との関わりはあるのだろうかと考えるが、
「まぁ、確かに専門家なんてイメージないか」
宮島の言葉で思考を切り替える。
ファイルを入れたザックを肩に掛けつつ立ち上がる。それじゃ、と言って二人に向け片手を上げる。
「今日も即行で帰宅か。たまには合コンにも来いって。それなりにイイ顔してんのにもったいねぇな」
宮島の言葉に苦笑いをしつつ、
「いや、今日は教授の手伝いで夜まで掛かる。・・・そっちのはそのうち行くよ」
小学校に入る前には中村に父親はいなかった。母親から聞いた話では交通事故に遭い、
助手とその家族と供に亡くなったそうだ。
科学者だったそうだが、詳しく聞かないまま母も自分が中学のころ、父の後を追うように同じく交通事故で逝った。
加藤は父の古くからの知り合いで、中村は高校に入るまで加藤の家に世話になり、家族のように二年間を過ごした。
彼の影響もあってか、自分も工学の道へ進むようになり、彼の勤めるこの大学の工学科に入った。
結果、助手のように毎日手伝う羽目になったわけだが。
頼まれた資料の入ったダンボール箱の運搬だけで、もう外は薄暗くなっていた。
683名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 19:47:05.19 ID:ToOwoQfj0
仮面ライダータクト1話-2

廊下を歩いていくと奥に他の教室にはない、セキュリティ付きの扉にたどり着く。横のプレートには、
「管理担当・加藤宗助」と書かれている。
大学の機密書類等が管理されており、加藤はここの管理も任せられていた。
工学、考古学と何でもやる人だな、と思いつつ、本日三回目となった扉の開閉をするため、
加藤から借りていた予備のセキュリティカードを差し込む。
ランプが赤から緑へと変わったことを確認し、扉を開けるとすぐ目の前に加藤の後姿があった。
「次は何ですか、教授」「すまんね、いつも」
後ろで扉のロックが自動で掛かる。近づいてみると加藤は山積みとなった書類を整理している。
「悪いんだが、そこのディスクの整理やってくれないかな。最近画面が見えづらくなってきてね」
棚の横のパソコンと数枚のCDを指し目をこする。年だなぁ、と自身を皮肉る加藤の傍には新聞がある。
見出しはやはり今朝から話題となっているテロ壊滅についてで、一面すべてを使っている。
「朝からこればかりですよね」「ん。・・ああ、大変みたいだな」
加藤を見ると背を向けている。そのため表情を確認できないが、声の調子が硬いことを感じ、先ほどの宮島の言葉を思い出す。
実際、どうなのだろうかと思うが、早計だと軽く首を左右に振る。気持ちを変えるためCDを入れ、
ファイルを開くと、どこかの遺跡や古代文字などの画像が現れた。最近新しく出た謎の文明で、
解読不可能な文字や用途不明の道具が出土して話題になっていると加藤が言った。
「・・・前から思っていたんですが、工学専門のはずなのになんで考古学までやっているんですか・・」
「趣味だ」「・・趣味ですか・・・」
この人の考古学の講義を受けている人がその言葉を聞いたらどう思うだろうか。
嫌な考えは忘れようと再びパソコンに向かうと、視界の隅に妙なものがあることに気付く。
加藤の机、その上にジュラルミンのケースがあり、少しだけ開いていて中が見えた。
中にはケースと同じ色、銀の塊がある。目を凝らすとその銀色の中心には大きく丸い、赤い半透明のものが埋め込まれている。
銀の端にはちょうどベルトのように帯のようなものが付いている。
全部は見えないが、恐らく反対側にも帯は付いているだろう。
ベルトだとしても、あの銀と赤の物体はなんだろうか。バックルにしては大きい気がするが。
そしてそれの隣、緑色の結晶が輝いているのを確認した直後、自分の視線に気付いて加藤はケースの蓋をすぐに閉めた。
「見たか」
低い、しかし焦りを含んだかのような口調で加藤は尋ねた。
「はい。・・何ですか、ソレ」
「見なかった」というべきかも知れなかったが、興味優先で聞いてみる。加藤は、仕方ないか、といったような顔で口を開く。
「・・が送ってきたんだ」「・・・さんが」
加藤の告げた名前は二人の良く知る男だ。
加藤大輔。加藤宗助の甥であり、よく加藤の家を訪ねてきたことを覚えている。中村にとっては兄貴分であったが、
去年から消息を絶っていた。
「大輔さんが、そのベルトみたいなものを」
もう一度似たような質問を繰り返すと、無言で加藤は頷く。「中村」
いつもと違い下の名前で呼ばれ、加藤の顔を見る。冗談が入らない内容の会話をするときの呼び方だ。
「明後日、いや明日にも私は出かける。誰が何を聞いてきてもわからないと・・・・」
言葉を絶った加藤を見ると、その目はもう一台のパソコンに向いている。画面にはこの町の地図と、
その上に赤いマークがひとつ点滅している。
よく見ると赤いマークはこの大学のある場所を指しているようだ。
「まさか・・・もう来たのか・・!」
「教授」「中村、逃げ・・・」
言葉が終わる前に、別な音が耳に飛び込んできた。音の方向はこの部屋唯一の出入口であるロックの掛かっていたはずの扉。
その扉がくの字にひしゃげて、向かいの棚にぶつかり、派手な金属音を立てて床に倒れた。
何がおきたのか理解できず、床の扉を数秒見つめた後やっと扉の外れた出口を見る。いつのまにか一人の男と、
何かが立っているのに気付く。

684名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 20:08:40.10 ID:rs9WEfNmO
うぜー
685名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 20:45:31.53 ID:ToOwoQfj0
仮面ライダータクト1話-3

一瞬、何と表現すればよいか戸惑った。目の前、青黒いスーツを着たオールバックの男。
その後ろに立つものは男よりも二回りも大きい。
人では、ない。
灰色で昆虫のような皮膚、太すぎる胴体、足、腕。ソレの頭の角はある昆虫を思い浮かばせる。
「カブト・・ムシ」「その通り」
中村の言葉に答えたのはスーツの男だ。
「RVR−06、『ビートル』と言ってね。初期のタイプだがそれなりのパワーはあるのだよ」
わけの分からない言葉を並べつつ、その化け物の周りを歩きながら男はさらに続ける。
「武器はいたってシンプル。そのパワーと、唯一の内蔵兵器・・・」
虫の化け物の背中をたたき、人差し指を中村に向ける。
「中村!」
加藤の言葉と同時、胸と背を軽く突かれたような衝撃が来た。「・・・」
胸を見ると衣服に穴が開き、見たことないほどの量の赤い血液が衣服に染み込んでいく。心臓を、と判断した瞬間、
口から胸の穴と同じくらいの量の血がこぼれる。
「口から無音で射出される特殊合金のニードルだ。戦車の装甲くらいは貫けるのだよ」
男の言葉など無視して、体は床に崩れ落ちた。
「・・が・・・・」
奥から溢れてくる血によって呼吸が出来ない。激痛によって意識も薄れてきた。「中村!」
駆け寄ろうとした加藤を「ビートル」と呼ばれた化け物が押さえつける。加藤をビートルに任せると、
男は机の上のケースを開け、中身を確認するとケースを閉める。
「やはり、あなたのところに渡っていましたか。これと、あなたもまとめて持って帰れるので、一石二鳥といったところかな」
ケースをその右手に提げ、引き上げるぞ、の意味を込めて左手を振り上げる。出口に歩き出す際、倒れている中村を見て、
「大原、そいつもついでだ。これのテストに使おう」
と、ビートルに向かって言うと、ビートルはここで初めて言葉を放った。
「使う。品川、第一段階が終えるまでは、数を三十までに制限すると規定にはあったぞ」
「一人二人増えても問題あるまい。優秀なら何人増えても良いと考えるがね、私は。それに・・」
と、懐から何枚かの紙を取り出す。この大学の学生のデータが書かれたものらしく、二、三枚めくると、
他の学生と同じように「斉藤中村」と写真付きで載ってある。その「斉藤」という姓を確認し「・・どうも、私の知る人の身内みたいでね。彼の血縁なら優秀に動いてくれるだろう」
数秒の間を持って、ビートル・・大原はゆっくりと中村に近づき、乱暴に肩に背負う。
加藤は無抵抗に自分と一緒に担がれている中村を見て、
「すまない・・・」
彼に向けて言ったが、中村にはもはや聞こえていない。
血液が減っていくにつれて痛みも、意識も薄れていく。暗くなっていく視界で加藤が口を動かしているがかろうじて分かったが、
耳はもちろん体の機能全てが動かなくなっている。
自分を運んでいる化け物が歩くたびに起きる振動を感じたのを最後に、残っていた感覚と意識は途絶えた。
深夜の都会を走るのは大型の車両二台、そしてそのすぐ前を走る一般乗用車。
大型の車両は見た目からもわかるほどの頑強さを持つ、装甲車と呼ばれるモノだ。
装甲車二台の中には十数人の特殊部隊。隊員の全てが完全武装で、静かに腰を下ろしている。
そしてその二台の前、灰色の乗用車には男女が二人。
運転手側には男性、助手席には女性だ。いづれも年齢は若く見える。
「どーしたものだろねぇ・・・」
肩まで掛かる髪を掻き揚げ、女性はため息をついた。左手には茶の封筒があり、
そこから2,3枚白い紙を取り出し、車内の照明を点ける。
「確かな情報なんでしょうかね、それ」
こちらを見ずに尋ねた男性の言葉に、んー、と、また髪を掻き揚げて少し考える。
「・・・確率は高いと思うわよ。どうやってこれを送ってきたかは解らないけれど、『コレ』のことまで
知ってるなら、本人じゃなくてもそこに何かあるのは確かでしょ」
言いつつ、紙束の一枚を男性に見えるように向ける。
内容は、送り主の拉致されているだろう廃ビルの場所、中の状況など細かに印刷されている。
そしてその一番下、他のモノより粗い写真には、灰色の大きな何かが写っている。
「・・正直、そんなモノが実際するのか未だに疑問ですよ。弾丸喰らっても死なない化け物なんて」
「実際しないモノ相手に特殊部隊なんて出すと思う。連中の装備。全員にグレネード持たせるなんて、
 戦争でもしない限りないわよ。やるとしても自衛隊の仕事よ」
ミラーで後ろの装甲車を見ながら紙束を茶封筒に戻す。
686名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 20:46:17.76 ID:ToOwoQfj0
仮面ライダータクト1話-4

「・・聞いたんですが、雅さんも以前あっちで働いていたんですよね」
「へ。ああ、うん」
予想していなかった質問に少し驚くが、
「まぁ・・半年とちょっとくらいでこっちに戻ってきたんだけどね」
「何か、あったんですか」
問うべきだったかと思ったが、答えはすぐ来た。
「笑わないでね。・・小さいころから『正義の味方』なんてのにあこがれててさ。
 お爺さんもお父さんも警察だったから余計にね。で、私もここに勤めて、しばらくしてこっちに来てみないか、
 みたいなふうに声掛けられて、大はしゃぎして入ったわけ。・・でも、何か違うな、って思って、
 すぐ戻ってきた」
そう言うと、桜井雅は車の天井を見たまま何も言わない。
「・・そうでしたか」
これ以上は聞かないほうが良いかもしれないと、別な話題を考えていたら、
雅から話を変えてきた。
「ねぇ、前から思っていたんだけど、松岡君て何で敬語使うの。同じ年齢と階級なのに」
「え。ああこれは、癖というか・・・親がそういうのに厳しいところありましたから」
そっか、と言って前を見ると、都心から少し離れたひとつの建物が見えてきた。薬の専門店だったが今は廃墟と化し、
屋上あたりにある黄色い看板は塗料の所々が禿げている。
「・・あれですね。書いてあった場所は」
思考を切り替え、雅は拳銃のチェックをする。最前線に出ないとはいえ、自分たちは防弾チョッキしか
身に着けていないのだ。例の化け物にそれがどれほど意味があるのかは疑問だが。「神頼みしながら参りますか・・・!」
時刻は正午三時。三台の車両は未知なる領域へ向かう。
非常灯しか付いていない地下の廊下は暗い。
その廊下を足早で歩くのは二人の男だ。一人はオールバックの中年の男性、もう一人は190cmを超えるだろう大柄の男性だ。
「まったく・・・っ、加藤博士の仕業だろうが、どうやって・・」
いらいらとした口調で男、品川の告げた言葉に、後ろを歩く巨漢は、
「身体チェックが甘かったんだろ。・・別に問題ないだろう、警察なんて俺一人で蹴散らした後に逃げれば良い。
設備なんていくらでもあるだろ」と、興味なさげに答えた。
「・・考えてモノを言え、大原。加藤はここでアレの研究をしていたんだ。専用の設備はここにしかない。
 そしてその使い方、アレの設計も今はその叔父の宗助しか解らない。一から作り直すには時間が無い」
「・・しかしここが知られた時点で諦めるしかないだろう」
「分っている、そんなこと。・・・すぐに博士を連れて逃げるぞ。もう一体のほうを持って来い。 アレと設備はすぐに爆破だ。すでにセットはできている」
「アレはもう七割以上完成しているんじゃなかったのか」
「設備がなくては博士がいても不完全なままだ。どのみち規定を無視して作った機体だ、破壊しても計画には支障はない」
金属製のドアの前にたどり着き、ノブに手をかけようとしたとき、「分かった。・・・じゃあ、あのバイクも爆破か。乗ってみたかったんだが」
バイク、という言葉に手が止まる。
目の前のこの部屋は、加藤が生前から『アレ』の研究、開発に使っていた。そしてこの部屋には
そのための設備があり、以前から奥の車庫にそのバイクがあった。
アレの装備のひとつか、の所有物かと判断し、たいしたチェックもせずに放置していたものだが―「まさか・・・っ」
あのバイクで情報を・・・・!
確かめるためドアを開けた瞬間、前方から来たのは光と、バイクのマフラー音だ。「!」
二人の目前には、銀と黒を基調としたバイク。そしてそれには、白衣を着た加藤が乗っている。
出来事は一瞬。加藤はバイクで二人の横を走りぬけた。そして外へ繋がる階段へ。
「くそっ!大原、追・・「品川!!」
何だ、と叫ぼうとしたが、視界に入った物体で言葉が止まった。目の前、部屋の中にはさっきセットしておいた時限爆弾。しかし、
そのタイマーは品川のセットしておいた時間より五分も早く、リミットはすでに三十秒を切っている。
「・・・・・・・・・」「おい、品川!」「・・手を抜きすぎていたということか・・・」
「解除はもう無理だ、警察ももう来た。逃げるぞ!」
告げた大原の体は、いつの間にか灰色の怪物へと姿を変えている。
「・・・当たり前だ!」拳を壁に叩きつけると手首までめり込む。そして品川も姿を変えた。
時計を見ると時刻はもう午前五時だ。
「・・どうなってんのよ」
今やガレキとなった廃墟の正面で、二時間前にも言った言葉を雅はまた呟いた。
687名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 20:49:37.01 ID:ToOwoQfj0
仮面ライダータクト1話-5

廃墟前に着いた雅がまず見たものは、銀のバイクと白衣姿だ。飛び出してきたそれは、
車を止めた後にはすでに見えない距離へと走り去っていた。
彼女が驚いたのはそのすぐ後だ。
しばらくしてから出てきたものに、出口を包囲した装甲車は吹き飛ばされ、横倒れとなって向かいのビルに激突。
恐らく二メートルを越すだろう灰色の怪物は、、
背中にはタンスほどの大きさのランドセルのような物を背負っていた。
隣には、それより頭ひとつほど低い身長、鳥にも、犬にも見える頭部を持った青黒い怪物が。
二人の怪物は、弾丸の嵐の中平然と立ち、灰色のほうのランドセルから翼が飛び出したと思ったら、
もう一人を肩に乗せ空へと飛び去っていった。それの直後に廃墟の爆発だ。
「展開が急過ぎるのよねぇ・・・」ガレキを片付ける作業員に挨拶を交わす。車のフロントに寄りかかると、
缶コーヒーを二つ持って松岡が戻ってきた。
「でも、あの怪物相手に怪我人が数人だけで良かったと思いますよ。・・黒い牙のときは、
 けが人なし。・・・死人しかいませんでしたから」
コーヒーを雅に渡して、松岡修一は話す。テロリストにも同情する辺り、根っからのお人好しなのだろう。
「私たちのこと、眼中にないって感じだったわね。・・・あのバイクを追いかけたってとこでしょうけど」
「・・この感じじゃあ、手がかり掴めそうに無いですね。地下室も、あるみたいですけど」
ガレキの山を見て言う松岡の言葉に、雅はうなずき、コーヒーの残りを飲み干す。「今回も情報なしか・・」
車に乗り込もうとしたその時、背後がざわめく。振り返ると、作業員が叫んでいる。
『生きているのか』と。「・・!」言葉の真意を確かめるために、雅と松岡は作業員の集まる中心へ。
人を押しのけて進むと、ガレキの中からそれは見えた。透明の棺と、その中で眠る青年が。
「・・アレが、生きているだと」エレベーターの七階へのボタンを押す若い女性に、品川はもう一度尋ねた。
「はい。昨日、施設の爆破跡でたった一つ、人の入った棺が無傷で発見されたそうです」
「もう一体のほうじゃあないのか」
「三十号のほうは保護カプセルに入れていなかった。十中八九、アレで間違いないだろう」
後ろの大原の言葉に品川が女性の代わりに答えた。
「・・一刻も早く回収、もしくは破壊だ」「なら俺が行ってやる」
閉まろうとしていたドアをこじ開け、大原はエレベーターから出る。
「回収部隊は必要ない。戦闘形態になれない出来損ないなんて俺一人で十分だ」
「油断しすぎではないかね。テロ一掃の際、最も被弾率が高かったのは貴様のはずだったが」の言葉に反応し、品川を睨みつける。
「・・あれは被弾とは言わない。痛みもない、傷もつかないようなものを数えるな」
前を向きなおし、再び歩き出す大原にまた声を掛ける。
「期待して待っているよ。・・無傷で帰ってこれるのを」目覚めると見慣れない天井が見えた。
意識がはっきりしてきてから、中村はゆっくりと体を起こす。周りを見ると、
どうやらどこかの病院の個室のようだ。そして目の前の壁に掛かった日めくりカレンダーの日にちは、
「六月・・二十七・・日・・・」意識が途絶えてから八日も経っていることに戸惑い、もう一度記憶の確認をする。
あのとき、妙な男と化け物が現れ、加藤と供にどこかに連れて行かれるまでは覚えている。
そのとき、自分は胸に大怪我をしたはずだが。中村は自分の胸を叩いたり、シャツをめくって傷があるだろう肌を見てみる。
しかし叩いても痛みもない。胸には傷ひとつなく、包帯すら巻かれていないことに小さく首をかしげる。
「・・・なんでだ。夢だったならどうしてこんな所に、と思ったとき、ドアを開けて誰かが入ってきた。
「あら、目が覚めたの」ハァイ、とこちらに手を挙げ挨拶をしてきたのはスーツを着た若い女性だ。
対応に困っていると、女性はベットの隣に置いてあったパイプ椅子に座り、自己紹介を始めた。
「私の名前は桜井雅。これでも刑事やってるのよ。・・本当ならあなたが起きたこと、
 すぐ先生に知らせないといけないんだけど、ちょっと聞きたいことがあるのよ」刑事、と聞いて中村は雅の顔を見る。
「一週間前に、津崎大学の一室が爆発。中にいたと思われる加藤宗助教授と、
 学生一人が行方不明・・学生のほうは、斉藤中村、キミで合っているわね」
「・・合ってます。あの時教授と一緒だったんで。・・教授は、無事なんですか」
「加藤教授は行方不明よ。・・多分、生きてると思う」あの時、シルバーのバイクに乗って走り去っていった白衣の老人を思い出す。
あの速度なら、怪物から逃げ切れているかも知れない。
688名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 22:12:05.54 ID:ToOwoQfj0
仮面ライダータクト1話-6

「それと・・・キミ、さらわれた時のこと、覚えてることだけでもいいから話してくれない」「・・・化け物がいたなんて、信じますか」
「いたのね。やっぱり自分の言葉を信じたことに、中村は驚く。あの化け物は、夢じゃなかった。
「はい。あの時、胸を何かで貫かれたんです。その後は覚えていませんが・・・」「胸を」急に表情を固くし、中村の顔を見る。
「キミ・・・何も分らないの。その・・体のこと」「体・・。何のこと・・・」
何のことか聞き出そうとしたとき、中村の言葉は窓の破砕音によって妨げられた。
ソレは、窓枠どころか壁までぶち壊し、病室へ乗り込んできた。天井まで届くその巨体を前のめりにし、
こちらの正面に立つ。「コイツ、・・・ビートル・・!」
目の前の灰色の化け物は、あのときそう呼ばれていたモノだ。
「その通り。覚えていてくれてアリガトウ。だが、すぐ忘れてもらう」「話せるの・・・!」
驚く雅を無視し、ビートルは中村に近づいてくる。
「これ以上色々と調べられるのはマズいんでな。返してもらうぞ」
言いつつ、ビートルはヘルメットほどもある大きさの拳を中村の腹に叩きつけた。中村の体は飛ばされ、壁にぶつかり崩れ落ちる。
中村をかつぐため近づくビートルに、効果が無いと知りつつ雅は拳銃を向ける。
「止まりなさ・・」言葉が終わる前に、手で軽く払われる。中村と同じように吹き飛び、壁に叩きつけられた。
「あぐ・・・っ」「いちいち邪魔だな」
体を中村から雅のほうへと向き直し、口を開く。「口封じってやつだ。じゃあな」
そしてビートルは金属のトゲを発射した。
だが、それは目標であった雅には当たらず、彼女がいたはずの壁に突き刺さった。「!」トゲの刺さった壁のすぐ横。
そこにいつの間にかいた中村が、その腕に雅を抱きかかえている。
「・・え・・キミ・・!」すぐに意識が戻った雅は中村の顔を見た。その目は、
さっき見たときとは違い、黒ではなく、紅だ。「動けるだと・・」ビートルの言葉を無視し、中村は破壊された窓枠から外へ飛んだ。
「へ!ちょっ・・ここ三階ぃいい――!!」
抱えている雅の叫び声を聞きながら重力に従って落下。 だが、とん、と、階段の一段目から飛んだくらいの普通さで、
何の衝撃も無く着地した。「・・・キミ、一体・・」「俺が聞きたいです、そんなこと」ビートルから一撃を喰らった後、
勝手に体が動いていた。そしていきなり三階からのダイブだ。今は自分の意志で体は動いているが、わけが分らない。
その困惑に拍車をかけるように、中村の視界には初めて見えるものがある。
半透明、薄い緑色の文字が自分の視界に浮いており、文字は言葉を作っている。
――『胸部骨格ニ損傷・稼働率16%低下。』――(何だ、コレは・・・・・!)
――『緊急事態・・戦闘形態ニマニュアルデ移行シテ下サイ』――
理解できないままでいると、背のロケットを使い上からビートルが追いかけてきた「逃がすかよ・・!」
こちらとは違い派手な音を立ててビートルは着地、同時に中村に殴りかかる。
しかし、先ほどとは違い、中村はわずかに体の位置をずらすだけでそれを避ける。
「コイツ・・まさか!」ビートルの動きがゆっくりと感じる体がアツイ。意識がクリアになる。
そして、頭に直接、あるイメージと言葉が叩き込まれ、また文字が浮かび上がる。
――『戦闘コードヲ入力シテ下サイ』――(戦えるのか・・・!)
今のままでは、避けるだけで攻撃は無理だろう。だが「戦闘形態」というものになれるなら、あるいは。
何が自分に起きているのか、そしてこれから何が起こるのかは分らないが。
(今は、やってみるしか・・・!)
体はさっきよりアツイ。もうすでにその準備ができているようだ。ビートルから離れ、さっきのイメージ通りに体を動かす。
それと同時に、中村の腹部に銀色の塊が出現した。中心に赤い水晶体をはめ込まれたそれは、
あのとき加藤が持っていたベルトだ。


689名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 22:14:04.29 ID:ToOwoQfj0
仮面ライダータクト1話-7

左手を右斜め前に突き出し、右手の甲を左ひじへ。次に左手を腰に引き戻し、同時に右手はに左斜め前へ突き出す。
中村はイメージと供に与えられた言葉を叫んだ。
「変・・身・・・・!」強い風と光に包まれ、全てが変わった。「何なの・・」突然の光と風がおさまった跡には、
中村ではなく別なものが立っている。ソレは雅より頭ひとつ高い背で、全身が黒い装甲と銀の装飾で覆われている。
各関節は灰色をした樹脂のようなもので埋められており、
人とは思えないほどの大きく、つり上がった目は、炎のように紅い。紅の瞳から、雅は今さっきまでいたはずの青年を思い出す。
「斉藤くん・・・なの」雅の問いかけに、黒い怪人は振り向き、「離れていて下さい」
と言うなり、中村であるらしい怪人は目の前の灰色の怪人に向かって走り出した。
力があふれ出てくる。さっきと同じように頭に様々な情報が叩き込まれていく。(この体なら、どうにかなる・・・!)
「この・・・っ・・コイツ、何で・・!」
迎撃のため拳を振り上げながら、ビートル・・大原は困惑した。目の前の回収目標は、戦闘形態にもなれない出来損ないだったはずだ。
「まさか、あのジジィ・・・!」
大原の脳裏に、未だ行方の掴めていない加藤の姿が浮かび上がる。「ナメた真似しやがって・・・!」
憤りと供に拳を振り下ろすが、中村は楽にかわし、こちらの懐へ飛び込む。「おお・・・っ!」
大原よりもはるかに速い拳で顔面を殴りつける。
銃でも傷すら付かなかったその装甲が、目に見えてわかるほどに凹んだ「この・・っが!」
言葉にならないうちに次の打撃が来た。そして立て続けに三回、四回とラッシュが続く。
「調子に・・乗るなぁ!」払うように拳を前に振るが、もはやそこに中村はいな「!」
どこに、と周囲を探そうとした瞬間、何もないところに黒い染みが出たのに気付く。それは染みではなく、
「・・・・影」上を向くと、中村はいた。
さきほど飛び降りた三階よりもはるか上空、そこに静止しているかのように中村は飛び上がっていた。
中村はさっき叩き込まれた情報のひとつを引き出す。背中に左右二対ある銀色の装甲版が開くと、
中から小さなジェット機のブースターのようなものがせり出てきた。
直後、それが震え、何かが爆発したような音と同時に中村の身体は超加速により下へ。
目標は地上にいるビートル。「・・オオ・・ラァァアアア!!」
―ドゴァッッッ!―「ぎぃ・・グガァアア!」
急降下と供に繰り出したキックは、ヒットした瞬間目がくらむほどの電流の光を放った。
ビートルはまともに喰らい、膝を突く。「・・・何・・デ・・コンな、出来ソ・・馬カな」
ゆっくりと倒れ、ビートルは爆発した。
爆発の炎から身を守るために雅は腕で顔を隠そうとしたが、「ッ・・・って・・え」
爆風が来ない、と前を見ると、雅をかばうように黒い怪人がいた。「!・・・かっ・・斉藤くん、なの・・・キミ」
「・・何か・・そうみたいです」
そう言うと、中村は頭を掻く動作をする。「その姿・・何なの」
「いやだから、全然分らないんですよ。俺が、聞きたいくらい・・・で・・」
急に身体に力が入らなくなり、強い睡魔が来た。「え、ちょっと・・キミ!」
こちらに向かって倒れてきた中村を抱きかかえる。「なっ!重っい・・って・・アレ」
予想していなかった重量に驚くが、直後それが軽くなった。
見ると、黒い怪人は中村に戻っている。「・・何が・・起きてるの・・・」
揺らめく炎を見つめ、雅は一人呟いた。
690名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 22:22:57.90 ID:ToOwoQfj0
仮面ライダーレスター (1/10)

どことも知れない深い森林の奥。
淀んだ霧が、木々が途切れ、ぽっかりとひらけたその空間に充満している。
やがて、霧が薄らぎ、空気が振るえると、大地に亀裂が走る。
一つ、又一つと線が走り最後には、大音響と共に線は消え、地に穴が開く。
そこから異形の人間が飛び出してくる。
昆虫のように輝く複眼と、周囲の植物が写りこむほどに輝く新緑の外骨格。
人の体に、昆虫の鎧を着込んだような仮面の男。
バイクにまたがったその男、仮面ライダーが地を割って森の奥に消える。
続いて、彼の穿った大地から異形の生物達が這い出てくる。
背中に透明な昆虫の翅を持つ、トンボにも人にも似た生き物。
それをちら、と振り返り仮面ライダーレスターは瞑目し、ギアを上げた。
行き先は知らない。それはこれから決めること。
目覚めたばかりの彼には、知るべきことも決めるべきことも多すぎる。
けれど、少なくとも。先ほどから胸にくすぶっている思い。
ただ組織の言いなりになって人を殺すことを拒むこの思い。
怪人には必要とされない、宿るはずの無い良心を抱えて、
正義の「怪人」…仮面ライダーは先を進み続けた。
ほんの数時間前までは、彼も唯のバケモノに過ぎなかった。
殺すためにデザインされた怪人だったのだ。ある役目を背負った、というだけの。

仮面ライダーレスター (2/10)

しかし、その彼が怪人として背負った役目ゆえに、
目覚めたときの周囲の「ファリテ」のメンバーの感慨はひとしおだった。
「目を開けました!コアの移植、成功です」
「特に異常もありません。レスターの誕生です!」
興奮に包まれる白衣の男たち。改造人間がゆっくりと目を開く。
ここはどこだろうか。視線がさまよい、一人の男の目とぶつかり合う。
「恭司君…私のことが分かるか?自分のことは分かるかね?」
ゆっくりと手を伸ばし、彼の顔に触れる初老の男。
改造人間の脳は、今でもまあ、形式的にはだがその男を覚えている。
「北内公彦博士と思われますが」
機械のような冷たい声に博士が顔をしかめ、その後無理に笑顔を作った。
「…自分の名前はどうかね。覚えているか?」
「はい。斉藤恭司、と記憶しています」
まるで他人事のように自分の名前を吐き出すライダー、斉藤恭司。
だが、無理の無い話だ。
「これ以降は改造人間エナジーコア適合者。レスターと呼称しますが」
人ですらなくなった生き物が、無理に人間だった頃の名前を思い出す必要もない。
そうか、と相槌だけ打つと、踵を返して研究室に入ってきた男たちを出迎える。

「北内。コアの移植は成功したようだな」
「これでベルトが揃う。全てのベルトが揃ったときに、王は生まれる」
「そして、我らの王国を築く。我々ファリテによる秩序がな」
三者三様に、くぐもった声で歓喜を表す。白いローブで全身を覆った男たちが、
ベルトで拘束された恭司レスターに近づいた。
691名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 22:23:51.68 ID:ToOwoQfj0
仮面ライダーレスター (3/10)

「長い時間を費やした」「だが、成長を待った甲斐があるというもの」
「今度こそ。その力で、世界中の命を我らが女王に捧げよ、レスター…!」
高笑いを上げる三人の姿を無表情に眺める恭司。
何がそんなに楽しいのか、彼には分からない。分かるように出来ていない。
改造人間として甦った彼の脳は、何かを感じるようには出来ていないのだ。
彼がこれから考えるのは任務のことだけ。
「了解。最終調整後、狩りを行います。この体を女王に捧げることを誓います」
考えるのは、組織の「女王」のことだけだ。その返答に満足そうに頷くと、
三者はその場を後にする。
「レスター、これから君の最終調整を行う。楽にしてくれないか」
それを待ってように声をかけた、博士に頷くと。
レスターは、スイッチを切るように迅速に、再び眠りに落ちた。

「…すまない、レスター。いや、恭司君。
 育ての親として、これが君にしてあげられる最後のことだ」
レスター、恭司が眠りに落ちたのを確認すると、博士は一つ大きなため息をつき、
彼の元へ歩み寄った。
そのまま、腰に巻きつけられたベルト。彼がライダーであることを示すベルトを撫でる。
「君がエナジーコアの適合素質を示し…ライダーとして選ばれてから10年か。
 この10年、君には様々なものを与えてもらった。」


仮面ライダーレスター (4/10)

虚空を見つめ、思いを馳せる北内博士。妻を事故で亡くし、喪失状態だった彼が、
勧誘されるままに秘密結社ファリテに身を置いてから数ヵ月後。
有機工学の若きホープだった彼に、恭司が託された。
いずれ、世界をも変えうる力…ライダーシステム、エナジーコアを埋め込まれる彼を、
養育し最終的に改造する。それが彼に与えられた任務だった。

以降、今日に至るまでエナジーコアの研究を進めながら、彼を育ててきた。
恭司は利発な少年だった。どこの子だったのか、その詳細を聞くことは禁じられていたが
彼にも両親というものが存在しなかったのか、恭司は北内によく懐いた。
まるで実の親子のように付き合うにつれ、時折自分の目的を忘れそうになったものだ。
だが、その裏でエナジーコアの研究が進んでいたのも事実。
改造に耐えられる年齢まで育っていた適合者を見つけては何度も移植手術を繰り返した末、
ファリテの抱えるもう一つのエナジーコア、「女王のベルト」が。
そしてそれを守る役目を持つ「戦士のベルト」の開発が終わった。
ファリテの計画は…一段階先へと進んだのだ。
そして、恭司が18歳になったこの日。ファリテの三幹部、先の白装束の男たちが
恭司の改造を決定した。それも、直前まで北内に何の知らせもいれずにだ。
北内に執刀の要請が来たときには、全てが終わった後だった。最後の仕上げを残して。
「逆らおうとも、いずれ他の誰かが君を作り変えたろう。
 逃がしても、唯の人間では逃げ切ることはできない。
 これしか手段が無かった。すまなかった…」
頬を伝う涙をぬぐうと、彼はベルトのエナジーコアに手を触れ、その周辺をまさぐる。
「だが、少ない可能性だが…君がいずれ、斉藤恭司として、あるいは、何か別のものとして
 生きられるその可能性は残されている。それに賭けよう。」
コアを伝うケーブルの一部を切断し、接続しなおすと北内は彼の側を離れた。
そして、白衣の裾から一本のアンプルを取り出す。
692名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 22:26:36.84 ID:ToOwoQfj0
仮面ライダーレスター (5/10)

「後悔は、しないつもりだ。恭司君」
そして、震える手でそれを注射器に移し変えると、一気に腕に突き刺した。
もう戻れない道を進むために。
レスターが再び目を覚ますと、部屋の様子が一転していた。
各所に備え付けられたコンソールが煙を上げており、警報がひっきりなしに鳴り響いている。
何が起こったというのか。
拘束ベルトを紙細工のように安々と引きちぎって、廊下に出る。
そのレスターの姿を認め、滑るように先のローブの男が近づいてきた。
「レスター。お前に最初の任務を与えたい」
は、と答える彼に下される任務。
「北内はファリテを裏切った。全てのデータを破壊して逃走を試みている。
 彼を処分せよ。お前の捕食能力を試すのだ」
斉藤恭司としてなら、絶対に受けようも無い任務。だが、今の彼は躊躇わない。
「了解しました。対処します。」
踵を返すと、腰のベルトを叩き―異形の怪物へと変化を遂げた。
外骨格に覆われた体に、赤い複眼と鋭い牙を持つ頭部。
咆哮を上げた後に歯を食いしばると、その強化された感覚を持って北内の痕跡を追い、駆け出した。
「変わったな、ボウヤ。北内が思いつめるのも分かる」
彼の後姿を見つめ、そのフードの奥で静かに彼のことを嘆く男。
否。ローブを跳ね上げたその顔は、妙齢の女性だった。
「さて、幹部としてはどうしたものか」
笑顔を浮かべ、再びローブを下ろすと彼女も又、歩き去っていた。
「コロシアム?」
理解しがたかった。あそこは外に通じる空間の無い―故に、任務に失敗した怪人などを処刑するために使われる場所。
文字通りの行き止まり、デッドエンドのはずだ。
そもそも、ファリテが裏切り者を処分するために、公開処刑のために作った悪趣味な空間だ。
自らそこに赴く北内、その心積もりは何だと言うのか。

仮面ライダーレスター (6/10)

だが、そんな事を考えるレスターではない。
彼にとって、それはただの好都合だった。これなら、速やかに処分できるだろうと。
育ての親だった人間を処分する、その決意を速やかに固め、コロシアムのドアを開けた。
そこに立っていたのは、彼の記憶の中の北内ではなかった。
彼と同じ、外骨格と複眼を持つ人と昆虫を掛け合わせたような異形の生物が、コロシアムの中央に立っている。
腕組みを解くと、それがレスターに声をかけた。
「よく来てくれたね、斉藤君。正直、君以外にはここに立ち入って欲しくなかったからね」
だがその声は確かに、記憶にあるものと同じ。彼が、北内のなれの果てであることを認識すると、
レスターは拳を固めた。
「現在の名称はレスターです、北内博士。何のつもりかは知りませんが、貴方を処分します」
「やってみたまえ」
気だるげに答える北内。
「君の、運命を掴むために」
その言葉の意味を図ることも無く、レスターは目前の敵に向かっていった。
跳躍し、外骨格で覆われた鋼のような拳を北内の頭部目掛け打ちおろそうとする。
それを半身でかわし、浮いたレスターの体を肩で押し出す北内。
弾き飛ばされるレスターだが、全身の筋肉を使い、体勢を立て直して落下すると、
五指を揃え、抜き手の形にして咽元を狙い、走り出した。
地面を掠めるほどの低い姿勢から、一気に飛び上がるレスターの抜き手を避けるべく、
十分に引き付けてから、足をそろえ一息で右へ跳躍する。
地面が爆ぜ、砂煙が上がる。レスターが姿勢を整えたときには、
2、30メートル先まで逃げおおせていた。
「バッタ、ですか」
「ああ。研究の最中に得られた副産物で得た力だ」
肩をすくめる北内。エナジーコアに適合する人間、それを探して移植するその過程で生まれた力。
人の遺伝子を作り変え、新たな生き物、怪人を生み出す時点では同じだが
安定性や潜在能力でははるかにベルトの与える力に劣る。
693名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 23:40:31.34 ID:rs9WEfNmO
ホントにうぜー
694名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 23:42:17.45 ID:ToOwoQfj0
仮面ライダーレスター (7/10)

第一に、欠陥があった。
「今のところ、人間の姿には戻れなくてね。君の知っている北内公彦はもういないのだよ」
それが自分に何の関係もあるものか。
冷静に対処し、彼の息の根を止めるべく、両腕の鎌を展開するレスター。
だが、その間にもレスターの中で、北内だったものの言葉がリフレインする。
人間の姿にはもう戻れない。君の知っている、…は、もう、いない。
思考は、戦闘能力を奪うだけだ。
頭を振り払い、一瞬の恭司としての思考を振り払い、レスターは跳躍した。
ベルトへの細工もあながち無駄ではなかったようだ。
脳髄と身体への影響に手を加えたことが功を奏したか。
レスターが、恭司が見せた一瞬の動揺を見て取ると、
北内は彼を迎え撃つ体制を取った。
鎌を振り上げ、疾走して来るレスター。
その両腕から、不規則かつ高速にあらゆるリズムで刃が繰り出される。
その全てを見切り、いなし、タイミングを見計らっては胴体に拳を打ち込もうとする北内。
レスターが同じ要領でそれを見切り、がら空きになった胴体を切り裂こうと鎌を振り上げると、
その隙を掴み又北内が一撃を狙う。
互いの見せた隙を攻めあう、終わりの無い攻防がコロシアムの中央で繰り広げられていた。
この状況に―自分でも気づかないがレスターは焦りを覚えていた。
「博士。俺の体に何か細工を?」
性能では、自分が勝っているはずだというにとの疑惑を込めて、問いかけるレスター。


仮面ライダーレスター (8/10)


「細工、か。それを言うならば君の体全てが細工ではないかね、恭司君。」
「言葉遊びは理解しません」
手を止め、頭を振る北内を睨みつけるレスター。
なくしたはずの感情が、胸で燻って煙を上げる。
「理解しているさ。君は怒りを覚えているじゃないか」
「まさか」
否定する言葉は、機械のように冷淡な一本調子だ。
だがその声に、北内はわずかな動揺を聞き取った。
「脳にまで改造を施して直…君の純真を完全に奪い去ることは出来なかったのだな」
「何を…」
こんな茶番はもう沢山だ、とばかりに、再び鎌を振り上げるレスター。
燐光が彼の腕を覆い、力が満ちていく。
その光景を見て―北内は、腕を広げて叫んだ。
「後は…私が、助ければいいだけだ!
 さあ、恭司君。私を倒せ。私を受け入れるんだ…!」
彼は何を言っているのか、何をなそうとしているのか。
自分が何を奪われたというのか。
それを思い知ったのは、手を下した後だった。
燐光を纏った腕エネルギーに満たした鎌を振りかぶり、レスターが突っ込む。
そのまま、抱きすくめるように立ち尽くす北内の体に刃を立てた。
粒子状に分解されていく、北内だった肉体。
その粒子を眺めていると、不意にレスターは渇きを覚えた。
牙を展開し、粒子を体から吸い込むように、抱きかかえるような姿勢をとる。
北内が、レスターに吸収されていく。
そして全てが収まったとき、レスターのベルトのエナジーコアが光を発した。
同時に、彼の脳髄にスパークが走る。そして、断片を取り戻した。
記憶の断片が、実感を持って甦ってくる。北内公彦を喰らったことで―
彼の遺伝子が、肉が、レスターを作り変えていく。
695名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 23:43:31.32 ID:ToOwoQfj0
仮面ライダーレスター (9/10)


変化していく脳細胞が、レスターに幻覚を見せる。
10年前に、彼の養子となった時のこと。
それ以来の思い出の数々。
そして、今時分が手を下した養父の姿。
一旦改造され、斉藤恭司としては抹消されたはずのものが、再び甦っていく。
その情報量に耐え切れず、恭司の意識は途絶えた。
隊列を組み、コロシアムに踏み入る一団。
ファリテの思想に賛同し、組織のために従事する下級の戦闘員たちだ。
全身を黒装束で固めた彼らは、人間の姿に戻り倒れこんでいるレスター―恭司を確認すると、
彼を取り囲み、先の幹部へと無線をつないだ。
「エファ様。レスターが、裏切り者に対処したようです。」
「ご苦労様、同志よ。彼はどうしている?」
ええ―気を失っているようです、との声を聞き。恭司の意識が覚醒する。
俺は、何のためにここに来た。何のために力を手に入れた。
自分の父親を手にかけるためにか。
これからも、こういうことを繰り返すためになのか。
朦朧とする意識の中で抱いた疑問は、通信からもれる三幹部の一人、エファの出した答えで氷解する。
「丁重に扱ってくれたまえ。彼にはこれからも働いてもらわなければならない。
 ファリテの未来のためには、父親の死など、詰まらない感傷のひとつや二つなど
 捨ててもらわなければ困るのだからね」
急に、レスターの頭が冷えていった。
ああ、そうか。
彼らにとっては、人間の一人など問題にならない。
重要なのは、ファリテだけ。ファリテがもたらす秩序だけだ。
その先に何があろうと踏みにじり、立ちふさがる者は除かれる。
自分は、そのためにデザインされた改造人間、レスター。
それが自分の役割だ。それは受け入れるべきはずのものだ

仮面ライダーレスター (10/10)

あの父親が良しとしなかったこの理想を、自分もまたわずらわしいと感じている。
自分の体も、まだ帰ってこない感情も、父の命も全て奪っていた、
その理想を掲げる集団、ファリテ。
「せ、ない」
ささやきに反応し、一斉に倒れ付した恭司に目を向ける戦闘員達。
その一人ひとりを睨みつけるように立ち上がると、恭司は吼えた。
「許せない…何かを奪って生きることが許せない。
 お前らをファリテを許せない!」
思えば、この一瞬のために。
ファリテへ鉄槌を下す、その礎となるために、父は俺にその身を預けたのか。
父の命を奪った非業と、そのツケを払わせてやるという決意を胸に。
細工されたベルトの使い方を、彼が取り込んだ父の遺伝子が教える。
父親の細工は単純なもの。彼が新しい力を取り込んでも、
理性を失わず、恭司として存在できるための応急処置だ。
故に今。彼は、父親の力を取り込み、新たな姿を得ても
斉藤恭司として。
否、それ以上のものとして戦うことが出来る。
「変身」
体に刻み込まれたポーズをとり、間を置いてベルトをたたきながらポーズを変える。
その直後、エナジーコアが眩い光を放つ。閃光に後ずさった戦闘員が、ようやく目を開けたとき。
そこにいたのは、今までのレスターではない。
醜い牙を覆い隠す、端正な仮面。後ろに控える深緑のバイク。
一瞬でそれらを生み出し、進化したレスターは、こう名乗った。

「仮面、ライダー。今から俺は仮面ライダー、レスターだ」

696名無しより愛をこめて:2011/02/25(金) 23:50:44.74 ID:ToOwoQfj0
仮面ライダータクト 2話-1

ややウェーブの掛かった腰まで届く灰色の髪、それを屋上の風邪に揺らす少女が一人いた。
「あ〜・・どうしましょう・・・」
ビルの屋上から見た現場はすでに炎が鎮火されていた。周りにはパトカーが数台と進入禁止の黄色いテープが張られ、
不安視していた事態は終了した後であった。まさか連中の情報収集がこれほど速いとは。 
どうやら目標であった人物はその事態を乗り切ってくれたようだが、そのまま警察署へと連れて行かれたらしい。自分の任務は
彼を連れてくることだというのに。「ホントどうしましょ・・・やっぱり無理にでも・・」
警察署に乗り込もうとする算段を考えたそのとき、少女のポケットから携帯の着信メロディが響く。取り出した携帯の画面に出ている
名前を見ず、すぐに『通話』を押す。「はい」
『イサト君?どうだ?間に合ったかね』
声からして年配の男性は、自分が彼女に命じた仕事の結果を聞いてきた。その問いに対して少女は慌てる。
「!あ、あのですね社長?ちょっと遅かったみたいで私の先輩に当たる人が警察に連れて行かれて拉致監禁で!」
『いや警察が拉致監禁はないだろう・・・どちらかと言えば連れさらおうとしたのは我々だ」
「あ・・すみません慌ててしまって・・・それで、どうしましょう」
『それなんだが、今連れて来なくても構わんよ。博士から連絡が取れた。しばらくは警察に任せても大丈夫らしい」
「先生から?良かった・・無事なんですね?あと、大丈夫というのは・・」
『ああ。警察でも彼の身体のことは電子機器くらいしか解析できないということだ。解ったとしても応用できるモノはほとんど無いだろうからな。
それで、なんだが』「はい」『とりあえずしばらく監視しておいてくれ』
と言うとすぐに電話は切られた。「え?あっ・・・監視って・・」
警察の中にいる人間ををどうやってというのだ。
ため息を吐きつつこちらも電話を切る。ウチの上司は信頼はできるのだがどうも身勝手すぎる所があって疲れる。
「・・・まぁいいです」
背伸びをしながら屋上の出口に向かう。今日しばらくは彼も動くことは無いだろう。
そういうわけで、久しぶりに時間が余った。少しのんびりしていよう。妹よりも早くこちらに着いたはいいが、それからはほとんど
外に出る機会など無かったのだ。羽を伸ばすのも悪くない。
「買い物でもして時間潰しましょう♪」
任務中ですよ、と妹の声が聞こえて来そうだが、この場にいないのだから気にしない。
上司より勝手な発言を実行するために、彼女は階段を降りた。「・・・・崎田が」
高速道路を走る黒い外車。その後部座席に座るオールバックの男性・・杉田はビートル・・・崎田の失敗の知らせを聞いた。
「うん。戦闘形態になった三十一号と戦闘。・・返り討ちにあったわけだね」
携帯電話から聞こえるのは、丸井よりもはるかに若い、否、幼い声だ。「それについて、僕らに招集がかかってるよ。今後の彼への対処とか・・」
電話の向こうから聞こえる幼い声の主は、会話内容に合わない楽しげな口調で続ける。
「・・キミがルールを破ったことに対しての処罰を言い渡すみたいだよ。まぁ、当然だよね?報告無しに あの石を使った上、
奪われる羽目になったんだから。会長、結構不機嫌だったよ」
無邪気な声で放つ自分の処罰の話に、ぎり・・と、丸井の口から歯軋りの音が聞こえてくる。
「わかった・・すぐに行く。そしてそれ以上喋るな、東条」
「わかったよ。そんなイライラしないでよ。一応言っておくけど、場所はいつものところだからね」
それじゃあ、と言って切られた電話をポケットにしまい、「・・・く・・」
なおも歯を軋ませ、固く握った拳からは血が滲んできている。
「年寄りが・・つくづくやってくれる・・」
丸井は、この原因を作り出した加藤と、三十一号を思い出す。
「加藤も、中村も、・・あの息子も、結局は邪魔でしかなかったか・・・
 白い壁で覆われた部屋には、大型の見慣れない機械などが壁際に所狭しと並べられ、
それら全てが起動中であることを示すように画面やランプが光を放っている。
697名無しより愛をこめて:2011/02/26(土) 00:08:41.42 ID:IJTx2ygY0
仮面ライダータクト 2話-2


「骨格は鉄以上の強度がある。それに、この強度を無視したかのような軽さと滅茶苦茶な運動性というアンバランス・・
重力制御ができるとしか・・うんそれに動力も・・レントゲンじゃあよくわからないなぁ・・」
「あの・・高崎さん・・」
「いやぁ、こういうメカニックなもの見るの久しぶりでね。ちょっと嬉しくてさ。・・・・ああすまない、神代君からすればいい話じゃなかったね。
すまなかった」
嬉しそうだったと思ったら急に謝ったこの高崎隆祐という男は、中村の大学の同級生である高崎凛の伯父だ。学科は違うが
同じ大学のOBでもあるので、中村は何度か凛を通して話をしたことがあった。
「しかし、高崎さんが俺を検査するなんて思いませんでした」
「偶然キミが僕の働く病院に運ばれて来なかったら有り得なかった話だよ。僕は医学やる前にロボット工やってたから興味わいちゃって。
それで立候補してきたんだ。・・凛達には、黙っているから、安心してくれていいよ」
「・・有り難う御座います」「桜井さん」「」
突然三人とは別の声に振り向くと、見るからに温和そうな顔をした優男・・・墨田がドアを開けてそこに立っていた。
「墨田君、どうしたの」「いえ、どうしたと言うべきか・・・」
「・・・」「ロビーにバイクが突っ込んで来ました。・・無人で」
ロビーの普段から清潔感のあった白の廊下は、今や粉々になったガラスの破片がそこらに散乱し、
そのガラスの元あった場所をぶち抜いてきた銀色のバイクのタイヤ跡によって黒く線が引かれている。
元から乗り手が存在しなかったそのバイクは、未だエンジンを動かしているが、ロビーに乗り込んでからは
その場を動かずに止まっている。
騒ぎに集まってきた警察職員達は、バイクの周囲を遠くから囲み警戒してはいるが、無人で動いている、というその奇妙さによって
それ以上近寄れずにいた。
「一体、何があったの」
地下一階から戻ってきた雅は、先に来ていた職員達が述べた同じ質問を墨田に聞いた。
「さっき言った通りで・・バイクがいきなり突っ込んできたんです。誰も乗せずに」
「無人で・・・」
廊下からロビーに出ると、集まってきた同僚達の囲む中心に問題のソレが見えた。「あれは・・・」
目に映るそのバイクは以前一度見たことがある。
先日の「PL」の隠れ家へ到着した直後に、逃亡した白衣の老人が乗っていたものと同じだ。
「なんで、コイツが・・」
人ごみで作られた警戒ラインを越えてバイクに近づく雅に墨田は慌て、「さっ桜井さん?爆発するかも・・」
「するんだったらもうしてるでしょ」墨田の言葉に対して大丈夫だ、と手をひらひらと振る。
正面にまで近づいたバイクは未だエンジンが動いているが、かまわずにハンドルやシートを調べる。
何かに触れるたびに周囲を囲む同僚達が「うわ」だの「ひぃ」だのと声を出したり、盾代わりにしている椅子や壁から
顔を出したり引っ込めたりしている。
だがそれよりも、爆発とかも割と大丈夫そうな体になっているはずの中村まで墨田の影に隠れてこちらを見守っているのが
何か理不尽なものを感じる。
妙に腹が立ち、さっきまでの同情とは違う、何か黒い感情が沸いてきた。「中村くん、ちょっと手伝って」
いきなり声をかけられ、「へ」、と左右を見回し、首をかしげながら自身を指差す。こちらが大きく頷いたのを見て、
半ば周囲の人々に押される形で中村は雅の下へ。
「・・何を手伝うんですか」
「ええ」と、中村を自分とバイクの間に立たせ、前に押す。
698名無しより愛をこめて:2011/02/26(土) 00:09:42.51 ID:IJTx2ygY0
仮面ライダータクト 2話-3


「一緒に調べて、ついでに盾になって頂戴。体、頑丈だし」
「・・イヤ、一応そのこと気にしてるんですが」
「ごめんね」と言いつつ、更に前に、押す。「そこら辺のことはごまかしごまかし生きていけば人生どうにかなるわ。
人の役に立つことができるって素敵よ?気分も良くなるわよ。
だから今、私の役に立ちなさい」「うわ最悪だアンタ!」
叫んだ瞬間、バイクに変化が起きた。―『声紋確認』―
機械的な声と共に、エンジンが止まり、シートのロックが外れる。「!」
瞬間的に――雅は中村を盾にするのを忘れずに――背後に下がったこちらと同時、いや、それよりも速く背後の警官達も一斉に身を隠す。
静寂が数秒続いたが、何事もないことを確認し、中村と雅は再びバイクに近づく。
「一体、何が・・」
恐る恐るロックの解除されたシートを持ち上げてみると、中には何枚かのCD、そして一枚の手紙が入っている。送り主を確認するために
手紙の封を開ける。
「・・教授から」「加藤から」
中村から取り上げた加藤からの手紙には、共に送られてきたディスクの内容や、中村の身体と、今後の彼の処置に対しての要求が。
「・・キミのことはとりあえず秘密にしておいてほしい・・・ね。まぁ、警察だし、こういった公にできない機密は守るけど・・・。
このバイクは、キミが使え、と」
返された手紙を自分で再び読み直す。
――・・ディスクには教えられる範囲でそちらが保護した者の身体についてのデータが入っている。
また、彼の身体の約三割はまだ完成しておらず、損傷や問題があった場合はそれを参考に・・・・
文章の最後には、ワープロの印刷字ではなく手書きで、『中村、すまない』
「・・・・・・」手紙をしまい、雅に渡す。
「・・この件に関しては上と話して・・・そのあとに改めてキミの処置を決めることになるわね」
「わかりました」「それじゃあまた地下に・・ってキミ」
見ると、中村がバイクに乗ってエンジンを掛けなおしている。  
「ちょっと試しに走らせてきますね」「は?ちょっ、中村くん!?だから勝手に・・!」言い終える前に、バイクはロビーから飛びだしていた。
「三十号の回収」
六十階ある高層ビル、周囲をガラス張りにされた最上階にいるのは四人。つい今ほど到着した丸井と、それぞれ体格が違う三人だ。
「そう。先日爆破した施設から運び出されたらしいね。破損してるけど、脳が無事みたいだから自己消滅のシステムが
機能してないみたいでさ」
窓の下を眺めながら事態を説明するのは、その幼い声に見合う容姿、十歳前半ほどに見える茶髪の少年だ。 
「今日一時に警察本部からこっちに運ばれるらしい。回収の役目は・・サンダーソンさんにお願いするね?
 それと、今地下で『ミノダロス』を起こしてるから、一緒に連れて行ってね。それで、三滝さんはサポートに」
少年はその目を外の風景から室内、そして部屋の隅にいる大柄な外人に向ける。
少し距離を置いて立つ細身の女がいるが、それよりふた回りはあるだろう巨体で、四人の中では最も威圧感がある。
「・・了解だ。だが三人も必要か」
「警察の“G10隊”もやっと動くらしいし、三十一号がそこにいないとは限らないだろう?それに、イーリス社も本格的に
抵抗始めてきてるからね。念のためだよ。もし彼がいたならミノダロスに任せてサンダーソンさんは帰ってきて。・・余裕があったら
彼をこっちに勧誘してみてね」「それで」と、少年は視線を丸井に向ける。
「丸井、キミの処罰について決まったよ。二ヶ月の謹慎処分」「何・・・」
「地位が下がらないだけマシじゃない?反抗すると地位どころか“意識も”剥脱されちゃうよ。ミノダロスや他の下級素材みたいに」
「っ・・・・唇を噛み、踵を返してエレベーターへ歩き出す丸井に東条は告げる。
699名無しより愛をこめて:2011/02/26(土) 00:11:12.23 ID:IJTx2ygY0
仮面ライダータクト 2話-4


「一応定期的に今後の詳細は伝えるよ。イーリスの連中と『タクト』のことは僕らに任せておいてね」
「・・・タクト」
告げられた単語に身体を向きなおして東条を見る。「ああ、三十一号の通称。コードネームみたいなものだよ。僕が考えたんだけど」
「コードネームだと」
「そう。ルール無視で作られて、出来損ないとはいえ僕らと同等、それ以上のスペックらしいから特別にね。
 ・・規定外、量産不可の生産度外視、そして『リフォマ』に歯向かう反抗分子。僕らから見れば、何もかも
“外れている”存在。だから『TACT(タクト)』。裏切り者には相応しい名前だろ?このネーミング結構自身あるけど、どうかな」
「・・なんでこうなったんだ」
バイクから降りて地べたにあぐらをかくと、中村は昨日今日で十数回目かになる同じ疑問を呟いた。
飛び出してきたまではいいが、行く当てもなく二時間ほどふらふらとしていたら、
いつの間にか近くの河原へと足を運ばせていた。
今年は去年よりも若干暑い日が続いているらしいが、今の自分にとってはあまり関係が無いだろう。
そういった感覚が“鈍く”なっているのだから。
しばらくここで時間をつぶそう。帰る場所も、今のところあの警察署しかないのだ。何しろ、
(家まで燃やされてたとは・・・)
自分が目覚める三日ほど前に、住んでいたマンションが何者かによって放火、全焼した。
まだ自分では確認していないが、雅から聞いた話だと、加藤の自宅も同じように全焼してしまったらし
「・・通帳が助かってよかった・・・」
襲われたあの日、銀行に用があったために持ってきていた預金通帳は、資料室の外のロッカーに置いておいた
ザックの中であったため、爆発の直撃を避けれたのだろう。これでしばらくは食い繋げる。
「・・味覚とかがあるだけ、まだ人間らしいかな・・」
生活の問題から、今の自分の身体の問題について考える。
あぐらの姿勢から、ごろん、と仰向けになり、空に掲げた自分の手を見る。外見からすれば、以前と変わらぬ自分の手だ。
掲げていた右手を下げ、近くに落ちていた石を拾うと、再び上に手を出す。そのまま力を入れ続けたら、
石は乾いた音と共に軽く砕け、ぱらぱらと音を立てて手からこぼれ落ちた。
「・・・こんなこと、頼んでないですよ、教授」
事態が事態だったから仕方なかったのかもしれないが、正直、今許せる気にはならない。
行方が知れないから本人からの言葉も今のところ期待できないだろう。
(すまない、と言われてもな。)ため息をつき、またさっきと同じ言葉を、今度は言葉にせず思う。
(・・なんでこうなったんだか・・・)『そう悩んでも仕方あるまい』
突然近くから聞こえた声に身を起こし、周りを見回すが、そばに誰もいないことを確認する。
あるのは自分の乗ってきた、
「・・バイク」『そのとおり。理解が早くて何よりだ」
こちらの疑問をバイクは当たり前のように答えた。「・・・・・・・・・・・・・」
言葉を失っているこちらを無視しバイクは続けて話す。
『機体名称はシャドゥランサーだ。以後、よろしく」・・・・嗚呼。
もう駄目だ。リアルな幻聴が聞こえるレベルに達していたとは。
雅が脳は無事みたいなことを言っていたが、恐らく脳もいじられていたのだろう。
自分は未完成らしい。きっと改造にミスがあったのだ。
他に後遺症は無いだろうか。普通の病院は無理だから高崎に頼むしかないが、あの人のことだ、勝手に変なところをいじって
さらに悪くなる気がする。
『頭を抱えてぐるぐる歩き回るのはやめておけ。傍から見ると奇妙な男に見える」
「誰のせいだ、誰の!・・クソ、幻聴じゃないのか」頭に置いていた手を戻し、バイクに向き直る。
「いきなり窓ガラスぶち抜いてきたヤツに奇妙呼ばわりされる筋合いは無い。だいたい、何で警察署では喋らなかったんだ」
『キミの声紋を識別してから改めてシステムを君に合わせる準備をしていた。今回はキミが警察にいることしか分からなかったために
あのようなダイナミックなことになったが、これからはキミの脳波を受信してどこからでも駆けつけれるぞ。

700名無しより愛をこめて:2011/02/26(土) 00:13:44.36 ID:IJTx2ygY0
仮面ライダータクト 2話-5


「・・ああ、そう・・・」『設定も完了した。これで戦闘のときキミのサポートも・・』
「悪いけど、あいつらと戦う気なんて無い。『・・ふむ、ならキミはリフォマに与するのかね?リフォマ」
警察が“PL”と称する改造人間組織のことだ。バイオロードという改造人間を作り出し、自分達のみが管理する世界に作り直そうと
活動している。組織の名称は、“改革する者(リフォーマー)”から来ているらしい。戦わないと言うのなら、彼らの仲間になるのかね?』
「違う。・・俺は普通に暮らしていたいんだ。普通に」
『その身体で?常人が持つはずの無い姿を、力を持つのにか?』「それでも・・!」
『普通とはかけ離れた力を持っていては、人としての日常は得られないよ。キミがそれを望まず、否定し、
使わなくともその力は存在する。それをリフォマが放置すると思うかね」
「だから・・・・正義の味方みたいな真似をしろと言うのか」
『誰もそこまでは言っていない。だが、リフォマのような連中が存在する限りキミの“普通”は望めない。これは中村、
キミ自身のための戦いだよ。キミの周りにいる者達を、キミが居たい世界を守ることでキミの日常は維持できる」
「・・それは理解できている。だけど、さっきお前が言ったとおり、守れたとしても俺はそのままだ。普通には戻れない」
『確かに人と同じ道は辿れない。だが、人の隣、人の傍を歩むことは可能なはずだ。キミはあまり自分から
人と関わろうとしないが、人嫌いではないだろう?小さな頃からキミは損得無しに他人を助けられる人間なのだから』
「・・・」
初めて会話を交わしたはずの相手(バイク) が告げた、自分の昔を知っているような言葉を聞き、
「・・お前・・・・」
なぜ知って、と問おうとした時、シャドゥランサーのスピードメーター辺りからアラーム音が響いた。
「!何だ」
『リフォマが動いた。数は三・・いや二体。一体の反応が消えた」
アラームが止まり、メーターのすぐ下から迫り出てきたのは小型の液晶画面だ。画面には異形の姿をした怪人二人と、
横倒れになった大型トラック、そして、
「・・桜井さん達!」
さっきまで自分と一緒に居た人々を確認すると中村はすぐにシャドゥランサーに飛び乗る。
『・・・いいのかね?』「・・お前が言ったことだろう。それに・・」
ハンドルを回し、エンジンとマフラーを唸らせる。
「知ってる人が死ぬのを見るなんて夢見が悪くなる・・・!」
ハンドルを再び捻り、常人なら振り落とされるほどの爆発するようなスタートダッシュ。そしてさらに加速をかける。
『了解だ。キミの意気に私も応えよう」
「・・!」陽炎が起きる。
そして銀色のバイクは、その姿を一瞬で変えた。「コイツら、また・・・・!」
目の前に起きた事態は、状況だけなら、まるでこの前のデジャヴュ。
横倒れになったトラック、吹き飛ばされる同僚達、そして、「この前と違う二体・・・!」
雅が銃を向けているのは、今日見るのが初めての姿の二体。
一人は赤黒い、牛を模した頭部を持つタイプ。そしてもう一人は、ただ単純に大きく、冷たい金属質な装甲と
異様な威圧感を放つ金色のボディと赤い装飾の巨人だ
金の巨人は特殊部隊を牛の怪人に任せると、倒れたトラックから黒い袋に包まれたモノを引っ張り出し、その肩にかつぐ。
黒いシュラウドの中身は、中村が救出された瓦礫の中から続いて見つかり、回収された改造人間の残骸だ。
本体の原型がまだ残っており、本部より設備の揃っている本部の別館ともいえるこちらの署に送られる途中であった。
護送のために雅達も同行していたのだが、ついさっきこの二体に襲撃され今の状況にいたった。
「応援要請したG10隊は!」「それが・・・・!!」
現場である橋まであと少しというところで、彼らは応援に来ることは叶わなくなっていた。
硝煙の臭いがまだ止まないが、ひと段落着いたといったところだろう。力なく地に倒れている、青黒い鎧のようなものを
身に着けた六人を尻目に、一人だけが悠然とその場に立っている。
「・・・何か拍子抜けだねぇ」
すでに人間体へと姿を戻し、スカーフで顔半分を隠したその女性は、周囲に散りばめられた残骸を見渡す。その内容は、薬莢や銃もあるが、
彼女がその爪で切り刻んだ“G10”という装甲服の破片である比率が高い。
701名無しより愛をこめて:2011/02/26(土) 00:14:49.58 ID:IJTx2ygY0
仮面ライダータクト 2話-6

「く・・貴様・・・!」
倒れていた装甲服のうち一人が左肩に納められていたナイフを抜きつつ立ち上がる。すでに彼のG10はその機能を停止しており、
マスクも半壊している。そこから屈強な、少し色黒の男の顔が覗き、乱れた頭髪の間からは少しだが出血も見える。
(せめて一太刀でも・・・!)
「やめときなって」
男・・矢島は女の腹部に向けてナイフを突き出したが、彼女は避けるまでもなく矢島の手首を掴んでその攻撃を止める。
そのまま大きく手を振ると、矢島はその身体ごと宙に舞って受身も取れないまま地に落ちて背を強く打つ。
「がっ・・・・は・・」
「根性は認めるけど、身体のつくり・・力のあり方が元から違うんだよ」
「黙れ、人殺しが・・・!!」「・・安心しなよ、別に見境ないわけじゃあないんだ。周りよく見てみな」
「何・・・」
仰向けのままで周囲の同僚達を見回すと、彼女の言うとおり残骸となったモノの中には“人の破片”は含まれていない。
負傷はしているが気を失っているに留まっているようだ。
今回彼女がするのはあくまで足止めであって、そもそも一方的な殺戮というのは趣味ではない。だから彼女・・
三滝緋桜(みたき ひおう)は先日行われたテロ一掃には参加しなかった。この男に言っても仕方ないことだが。
「噂で安上がりな出来だってのは聞いてたけど、ここまでとはねぇ」
それなりに白熱するかと思っていたのだが、結果は二分弱も掛からなかった。この前の崎田と丸井との戦闘を機に、ようやく現時点での
最新型であるG10が本庁以外にも再配備、部隊も再編成されたらしいが、費用削減が原因で前のシリーズよりも性能的に劣っていると言うのは
本当のようだ。
「さて・・あっちもそろそろ仕事すんだろうし、私も帰るとするよ」
赤いロングスカートを翻し、矢島を背にして三滝はつかつかとハイヒールの踵を鳴らしながらその場を立ち去っていく。
「待て・・貴様ぁ!」
全身の痛みでもはや立ち上がることも出来ず、男・・矢島はただ叫ぶだけである自分を、たとえ立てたとしても太刀打ちできないであろう
自分を呪う。
しばらくすると、女の去った方向とは逆の方向から音がした。近づいてきたのはバイクで、乗り手はこちらに気づいたのか
すぐ横でバイクを止めて駆け寄ってきた。少し視界がくらんでいるため顔ははっきりと見えない。
「大丈夫ですか!」
矢島の上半身を起こしながら、声からして青年である男は周囲を見回した後、“誰もいないはず”の方向に向けて叫ぶ
「おい、救急車頼めるか!」
『しなくとも大丈夫だ。無線を傍受したが、救援はすぐに来るらしい」
いないはずの方向からした声に青年は頷き、矢島を道路脇に移動させて横に「救助、すぐに来るみたいです。このまま安静にしていてください」
「待て・・キミは・・・」
応えることなく青年は再びバイクに乗り、自分達が向かうはずの方向へと走り去っていった。
そっちは危険だ、という注意も出来なかった矢島は、「く」と声を出し、
「・・何て・・・・俺は・・・」仰向けのまま、「情けない・・・・・!!」
残る力を、拳に乗せて地面に叩き付けた。
「全滅したって・・・!」
その問いに墨田が応える前に、巨人から出た音が会話を遮る。
残骸を担いだ巨人は、以前ビートルという怪人と同じランドセルを背負っており、雅が以前見たときと同じように翼を広げ、
すぐにでも飛び立てる準備が出来ている。
・・また逃げられる・・・・!しかし、「・・!」
飛び立とうとした巨人が再び足を空から地に戻し、橋の向こうを見る。その視線の先に追いつくと、
高速でこちらに向かってくる一台のバイクが。「中村くん!」
見えたのはさっきバイクで飛び出していった中村。だがコーナーを曲がって現れた彼の乗るそのバイクは、
先ほど見たものと著しく違っている。ムーンライトシルバーのボディの一部が黒のフレームに変更され、
フロントカウルは鋭角的なデザインに、マフラーも左右二本づつに変更されている。
702名無しより愛をこめて:2011/02/26(土) 00:15:24.07 ID:IJTx2ygY0
仮面ライダータクト 2話-7


「さっきのヤツと違う・・・」
こちらに高速で接近しつつ、乗り手である中村は片手を前に突き出す。
「変・・身・・!!」
瞬間的な光と風に包まれる。そして更なる加速でその風を突き破ってきたのは、乗っている銀のバイクとは
色の比率が対称的な黒い戦士。
そのまま雅の横を突き抜け、持ち上げた前輪を牛頭の怪人にぶち込む。
衝突音と共に怪人は大きく後ろに吹き飛び、低くバウンドした。「次・・!」
シャドゥランサーから降りて、中村はもう一つの標的である巨人に迫るが、「待て、神代中村」
「!」
突き出された大きな手のひらで待ったをかけられ、目前で足によるブレーキをかける。
「何を・・」
「勧誘だ。同類としての、な」「・・・」
構えを解いた中村を確認して、巨人は続ける。
「・・同僚からのメッセージだ。・・このまま何もせずにただ化け物扱いされるより、有意義な力の使い方を
学ぶべきだ。世の中を変えていく立役者となれる存在なのだから。我々の所に、リフォマに来れば力を
振るえる場を与えてやる」
「・・・・・」言葉を黙って聞き、理解する。そしてゆっくりと周りを見渡す。
目に見えるモノは地面に横たわり、うずくまる警官たち。横倒れになったトラックは流れ弾のせいか、それとも
倒れた衝撃からか、炎上が始まっている。少し離れたところで一般車両から逃げ出す親子なども見える。「駄目だ」
再び巨人に向き直り、
「あんた達の望む世界の過程では、こういうことが起きる。俺はこのままの日常が欲しいんだ。こんな過程は、俺の望む物じゃあない」
「・・そうか、残念だ」
言葉を言い終えると、巨人の背のロケットブースターが再び点火した。「!」
「ならば覚悟しろ、神代いや、タクト。今後刃向かうようなマネをすれば、こちらも生かす気はない」「タクト・・」
「貴様のもう一つの名前だ」巨人の足は地から離れ、上空へと飛び立つ。
「!待て・・」「ミノダロス、頼んだ」「!」
突如来た衝撃で中村ははじかれるように横へ。すぐに体制を整えると、そこにはさっきランサーではねた
牛の怪人が立っている。「コイツ・・・!」牛の怪人に守られ、巨人はそのまま手の届かない距離まで。
ミノダロスが空中に手をかざすと、その周辺に陽炎の様な歪みが生まれ、黒い棍棒が出現。
それを手にし、中村に振り下ろす。
「!?どこから・・・!」
ミノダロスはこちらの疑問にかまわずに、続けて棍棒を振り回す。回避はできるが、こちらよりも
長いリーチを持つそれによって、攻撃の権利を与えられない。「こっちに武器は・・」
視界隅に見える緑色のウィンドウを開く。リストには二つだけ、―[アンサラーブレード]―
―[E・ナイフー]―「・・飛び道具は」
いきなり銃器を求めるのは少々卑怯か?と思ったが、その疑問にランサーが無線で答える。
『無い。キミは未完成で、それ以外武装が用意されていないのだ。そもそも君のコンセプトは“単体での運動、格闘能力の追求”だ。
一応オールマイティタイプではあるが、射撃主体のバイオロードではない。完成していれば拳銃くらいは装備されていたはずだが」
「・・ああもう・・使えるなら何だって良い!」
武器を選択したことを示すように文字が光ると、腰の後部に何かが接続したような感覚がある。
見ると腰には黒い鞘が接続され、そこから伸びた柄を引き抜くと、白銀の刀身が現れる。刀身は半ばから更に伸び、
結果、刃渡り五十センチ程の片刃の短刀になった。
ブレードを逆手に持ち直し、目前に迫るミノダロスに構える。
無言で振り下ろされる棍棒、それをブレードで受け流す。棍棒が横を抜けたのを確認し、そのまま右足を踏み込んで
身体を前に送る。がら空きとなったその首筋に押し込んだ刃は、中村と同じく背後へと走り抜けた。
703名無しより愛をこめて:2011/02/26(土) 00:16:08.96 ID:IJTx2ygY0
仮面ライダータクト 2話-8


首から景気よく血と火花を出し、言葉とも取れない叫びを上げながら振り向くが、間も空けずに更なる攻撃が胸に入った。
首を切りつけた短刀よりも短く、小さな小刀が、ミノダロスの胸に突き刺さる。
だが、浅い。行動には支障なしと判断して、そのまま横なぎに棍棒を振りぬくが、それを飛ぶことにより回避され、
棍棒は空を切る。勢いを殺せずに胸を張るような姿勢になり、一瞬の無防備が生まれた。
相手の身長ほどの高さに飛び上がっていた中村は、差し出すように突き出された胸に残るナイフに蹴りを放った。
蹴りという名のハンマーで打ち込まれたナイフは胸部装甲を貫き、ボディ奥、動力炉へと深く食い込み、再び叫び声を上げる。
蹴りの反動で後ろに飛びのいた中村は、着地の姿勢からゆっくりと立ち上がり、打ち込んだナイフの
かろうじて外に残っていた柄の先端が、赤く点滅しているのを見つめる。点滅のリズムは徐々に短くなり、
リズムが最短となった瞬間、ミノタウロスの内部から炎が生まれ、
―!!!!!―
爆炎によりミノダロスは四散。散らばった残骸はそれぞれが二転、三転し、しばらくすると音と煙を立てて消滅した。
それを確認し、『タクト』と呼ばれた者は『神代中村』の姿へと戻った。
「・・・ふぅ」「なーにが“ふぅ”だぁ!って痛ぁ!」
「あ」いきなりの後頭部への打撃に振り向くと、右手を押さえてうずくまる雅が居た。
「何してんですか。自分で『お前は頑丈だ』って言ったくせに」
「いや忘れてて・・・違う!それより!」
今度は拳銃の柄の部分での全力攻撃に中村は手を使って防御しつつ逃げる。
「勝手に動くなって言ったでしょう!?自分も狙われているの自覚しなさいそれと来るなら来るで早く来い!遅い」
「わかりまし、あだ!すみませんでぁっちょっ・・待った、それはマジで痛い!ていうかアホ言うな!」
「桜井さん、そこらへんで・・・」止めに入ったのは墨田で、彼はすでに姿を戻したランサーを引っ張ってきた。
「驚きましたねぇ、このバイク、いきなり形が変わって喋り出すんですから」
『一段落ついたな。中村と私はひとまず署に戻ったほうが良いのではないかね?』「喋った!」
『シャドゥランサーだ。以後よろしく頼む、桜井刑事」
ランサーに興味を持った彼女から逃れて、中村はいち早く駆けつけた救急車や消防隊を眺める。どうやら攻撃を受けたという
別働隊の話が後ろから聞こえるが、死者は出ていないようで、炎上していたトラックもそれ以上燃え盛ることも無く消火され始めた。
「・・・このまま続けられるか?俺」先の見えない問題には不安しか見出せないが
「割り切って・・ごまかしながらやってくしかないか」それで何かが出来るのだから
「・・・意外と強いんでしょうかね」
昨日とは別な建物の屋上で終始見届けていたイサトは、簡単な感想をもらす。動きからして、彼は何か武術の心得はあるようだ。
どうやら彼はまた警察へと戻るようだが、自分はどうすればいいだろうか。と、思った時、丁度良く携帯のメロディが響く。恐らく社長だろう。
「はい。・・社長?・・か、監視してましたよ?ちゃんと」
『本当かね?』追求から逃れるために、イサトは質問を返す。
「それで、どうしましょう今回は」
『うん、今日はそこまでで構わない。妹さんに頼んで、彼に必要なものを用意させたから受け取った後に改めて接触してくれ」
「え、イオリちゃん帰ってくるんですか?何時です」
『大体あと二日もすれば日本に戻ってくると言っていた。追っ手がいるから少し手間取っているようだが・・彼女なら一人で大丈夫だろう」
「まぁ、イオリちゃんなら大丈夫でしょう。しっかりしてますし」
『そうだろうな。任務中に遊ぶことはないだろうからなぁ』
「!!・・・あの、社長?あれはですね?時間の有効利用であって、ほら、年頃ですし」
『イオリ君のこと棚に上げて何言ってる二十歳の娘が。・・減給な?』 
そう言うと電話は切られた。「え!?ちょっ待っ、そんな!?遊んだって言ってもホントに何も買ってないんですよ!」
抗議の言葉も、もはや切れた電話には意味もない。
「ああ・・今月厳しいのに・・・・っ」泣きそうな声だけが、屋上で響いた。



704名無しより愛をこめて:2011/02/26(土) 00:34:21.91 ID:rt1b2Ql4O
しつけー
705名無しより愛をこめて:2011/02/26(土) 08:47:30.84 ID:IJTx2ygY0
仮面ライダーポガード (1)

灰色の空。見渡す限り広がる荒野。枯れ草と小さなサボテンがそこら中にぽつんぽつんと点在しているという殺風景の中にその村はあった。
ブギービレッジ。荒野の中にあって湧き水の出る泉を抱えるこの集落は、この荒れ野にあって数少ない農業を営める地であり、
麦畑が穂を並べる風景は周囲のそれとは全く違う、豊かさを感じさせるものだった。
当然そこは数少ない人間たちが慎ましくも幸福に生きていると思われたであろうが、しかしそんな生活はとうに昔のものと成りつつあった。
湧き水のそば、灰色の崖を数人の男たちが掘っていた。それは鉱山の跡だったのだろうか、爆発物で傷つけたような形跡も残っていた。
「ふう……」
スコップを持った黒髪の青年が息をついた。体はそれほど逞しいものではなかったが適度に引き締まっており、どこか形容しがたい強さを感じさせた。
碧の目もまた言い表せぬ光が宿っているように見えた。
「おいノア、さぼってるとまた監視フレームに攻撃されるぜ」
横でピッケルを振るっていた金髪の青年が声をかけた。彼もまた見た目は普通であったが尋常でない雰囲気を漂わせていた。
「ちょっと汗が目に入っただけだ。大体いつもさぼってるのはお前だろう。俺に迷惑をかけるな」
「はいはいっと……」
2人は再び目の前の土壁を掘りだした。目の前の壁はどう見ても固い岩盤だったが、
2人はまるでスチロールの塊を削るかのごとく易々と道具を突き立て、掘り進んでいた。
「それにしてもよ、俺たちは一応あいつにデカい顔させないだけの力つけるために改造されたのに、
何であいつのいい道具になっちまってるんだろうな。こんなんだったら改造されない方が作業を遅らせられるだけマシじゃないか」
「仕方ないだろ、あいつはトランサーだ……最初から俺たちみたいなコルフェイに対抗できるはずがなかったんだ。
とりあえずこの力があればあいつに目をつけられないだけの働きはできる」
この世界において、人間は3種類に分かれていた。普通の人間である「ファルジー」、低級な改造人間である「コルフェイ」、
そして強大な力を持つ上級改造人間「チネッテー」。
「……分かってるさ。分かってるけど、でもよ……やっぱり空しいじゃないか。このままじゃ」
「分かってるなら諦める事だ。お前がそんな事言ってるとまた周囲の人間を殺すぞ、グーフィの奴は」
ブギービレッジを支配していたのは、グーフィと呼ばれる改造人間だった。どの土地にも世界政府から管理者が派遣されていたが、
10年前に移転した前の管理者の代わりに彼がやってきて以来、村人に心の休まる日はなかった。
農作物はその半分以上を搾取し、農作業についていた者達は水源を広げるためその周辺の開拓を強いられ、
手入れする人間のいない田畑は荒れ放題となっていた。そして何よりタチが悪いのは、彼がちょっとした事ですぐに人を殺したがる事だった。
「それじゃ、奴に逆らうなってのか」
「お前の家族が無事なのは、お前が役に立つうちだ。我慢しろ。俺たちは運が良かった。それだけだ」「……………」
レヴィは何も言わなかった。「おい、何休んでんだ。喋ってる暇があったら手ぇ動かしやがれ!」
押し黙っていたレヴィに声が飛んだ。声の方向にはドリルを持った男がいた。薄茶色の髪を短く刈っており、歳の頃はノアやレヴィと同じか少し上に見えた。
「っと悪いなクラック。ちょっと疲れたんでな……」
「てめえらみたいなのに疲れなんてあんのかよ? オイルでも切れたか? え?」
笑って頭を掻いたレヴィに、クラックは冷たい態度で言った。
「オイルなんて使ってねえよ。俺をトラクターか何かだと思ってるのか?」
レヴィはむっとして語気を強めた。「似たようなもんだろ。戦車になり損ねたトラクターだ。せいぜい俺達のために働くこったな」
クラックはヘラヘラ笑いつつ言い放ち、鼻で笑った。
「何だとてめえ!」
レヴィは大声で怒鳴ったが、クラックはこれを無視して岩壁をドリルで再び削り出した。
「ちっ……」レヴィもしぶしぶ作業に戻った。
「ふざけんなブルース! 俺達だけ日当半分ってどういう事だよ!」
レヴィは怒鳴り、目の前の机を叩いた。机の向かいにはツナギを着た大柄な中年男の姿があった。無精髭をたくわえた男は目つきの悪い目でレヴィを睨むと、
皮肉っぽく口を歪めて言った。
「おまえらには10倍のノルマを課したはずだ。それが5倍止まりなんだから当然だろう。なあ、改造人間」
「これが精一杯なんだよ。改造人間だってできる事とできない事が……」
「だからあのゴリラ野郎の命令を聞くしかできませんってか? ほんと役に立たねえ改造人間だな」
706名無しより愛をこめて
仮面ライダーポガード(2)

ハン、そうしなきゃならなくなったのは誰のせいだと思ってんだ。腰抜け改造人間のせいで生身の人間様はえらい迷惑してんだ。ちったあ反省しな」
「さっきから改造人間改造人間って……いい加減にしろよ」
今にも男に掴み掛かろうとしたレヴィを、ノアは制した。
「やめろ、俺達が本気で殴ったらどうなるか分かってるはずだ……それに、何か言われるたびに怒ってる訳にもいかないだろう」
「……悪かった、すまねえなノア。それとブルース! 俺はノアほど物分かり良くねえからな、覚えとけよ! その机だって本気で殴るのは勘弁してやったんだ、感謝しな!」
「やめろって言っただろう……それじゃ俺達は帰るぜ。じゃあな」
「けっ、意気地なしが」
ノアとレヴィが去った事を確認すると、ブルースは悪態をつき椅子にふんぞり返った。
彼らがノアやレヴィに冷たいのには訳があった。
数ヶ月前、ブギービレッジを改造手術医を名乗る一人の旅人が訪れた。領主をおとなしくできるだけの力を欲していた村人達の中から、彼は2人を選び手術を施した。
それがノアとレヴィだった。村人達はこれでグーフィの横暴もお仕舞いと大いに喜んだが、2人の力もまたグーフィには全く及ばなかった。チャンスは泡と消えたのである。
その後ノアとレヴィはグーフィを倒すのを諦め、元通りの生活に戻ってしまった。以来、期待を裏切った彼らは村人から疎まれているのであった。
「やっぱり納得いかねえ……これも何もかもあの爺さんのせいだ。何が改造人間だ! 何が大成功だ! こんな役立たずの体をよこしやがって!」
「フラッとやってきた流れ者がタダでやってくれた改造なんてこんなもんだ。期待しすぎたのが悪いんだ」
ノアはレヴィの顔を見る事なく言った。
「じゃあ何のために俺達は手に入れたんだよこんな体? あの時他の奴に譲っちまえば良かったんだ。クソックソッ!」
「また荒れてるのね、レヴィは。もうずいぶん経ったんだから、いい加減ちょっとは落ち着いたら?」
 地団駄を踏むレヴィに女性の声がかかった。2人が振り向くと、彼らと同じくらいの年齢の、長い栗色の髪をした女性が立っていた。
「何だサラか。お前にゃ分からないんだよ、お前にゃ。これでも俺の悩みは深刻でな……」
「そうやってノアにぶつけてるんじゃノアが迷惑でしょ。話し相手は多い方がいいじゃない」「む………」
ぴしゃりと言うサラに、レヴィは反論できなかった。
そうそう。私じゃ話し相手にならないって言うならせめて2人にしてよね。一人でグチグチ言われると気持ち悪くってしょうがないんだから」
声と共に後ろから別な顔がひょっこり出た。3人より一回り年下の少女で、レヴィと同じ金色の髪をポニーテールにしていた。
「何だよリン、お前まで俺の敵かよ……言っとくがな、俺の悩みってのはお前らが原因の一つでもあるんだぞ」
「だったらなおさらじゃない。私達の事をノアに愚痴られたんじゃ陰口みたいで気分悪いわよ」「う……」
「旗色が悪いなレヴィ。悩みを共有できるって事と理解できるって事は違うんだ。大体俺はどうなるんだ? お前に愚痴る訳にもいかないだろう」
ノアは軽く勝ち誇ったような表情を浮かべて言った。
お前までかよ……ちくしょー……分かったよ、俺の負けだ負け」レヴィはそう言うと、軽く笑った。
「……それでは村長、条件は飲んでいただけないと?」
窓から見える簡素な家並とはまるで異なった豪奢な部屋で、ゆったりした椅子に座った男は言った。物腰は丁寧だったが、2.5m、200kg以上はありそうな
巨躯に鋭い眼光を放つその姿はそこにいるだけでも凄まじい威圧感を振りまいていた。
「そうは言われましても……この村では女と言えど大事な働き手……労働力にならないからと言って労働者と引き換えに売り払うというのはあまりにも……」
テーブルの向かいに座っていたのは老人だった。喋り方は落ち着かずビクビクした態度で、目の前の男に気圧されて今にも倒れそうな姿だったが、巨漢は笑みを浮かべ、
構わず話し出した。
「ですから、対価はそちらの言い分で構わないと申し上げているではありませんか。私も政府から派遣されている身。
貴公が思うほど乱暴な真似をいたすつもりはありませんよ。お互いに平和に行きましょう。平和に」
「し、しかし……既に水源の拡大事業のために男達の大半が割かれています故、麦の世話をする者は私達老人と子供しか残りますまい。それでは流石に……」
 村長の言葉を聞き終えると、グーフィの顔からにやついた表情が消えた。