第43話「銀色の眼のイザク」に登場。
別名:アルテスタイガー怪獣 体長:62メートル 体重:5万4千トン
かつて「地上で最も美しい虎」と呼ばれ、美しい毛皮や薬となる骨の為、
1970年代の乱獲によって絶滅したアルテ平原一帯に棲むアルテスタイガーの最後の生き残り(銀色の眼のイザク)の細胞が根源的破滅招来体によって奪われ、改造された怪獣。
本来は岩倉財団自然科学研究所にてクローン再生によって生き返る筈だった。
戦力は、XIGファイターのミサイル攻撃すら躱す高い跳躍力とそれを活かした連続攻撃、
そして体内に蓄えた重油を変換させて放つ高熱火炎放射は、アグルV2のボディーバリヤーすら破る。
かつて重油混じりの水を飲んで生き延びた改造前の記憶から、石油コンビナートを襲う。
自分の種族を滅ぼした人類を憎んでいるらしいが他の破滅招来体とは異なり、その憎しみや破壊衝動ではなく生きようとする強い生存本能でのみで戦う。
自身の荒んだ心を鎮めようと一度も反撃をしなかったアグルを退散させ、
2度目の出現時にはガイア・スプリームヴァージョンと互角の勝負をするも、スプリームキックで最期を迎えた。
石室の予測では、破滅招来体がイザクが動物だった頃の記憶を残した理由は「人類も他生物に対して『破滅招来体となり得る』」可能性を理解させようとしたのではないか、とされる。