「○○は××がすごい臆病者に思える」
1.○○が××の事を「こいつは臆病者だ!」と強く確信する場合は
「すごい」が「思える」にかかるため、「すごい」を連用形の「すごく」にする必要がある。
2.○○が××のことを「こいつはちょっとした物音にも飛び上がってしまうような並外れた臆病者だ」とする場合は
「すごい」が「臆病者」にかかるため、「すごい」は連体形の「すごい」でOK。
1.のケースであるか2.のケースであるかを見極めることなく、「すごい」の近場に用言があるだけで「すごく」に訂正すると
逆に意味が通じなくなったりする。
とりあえず、指摘・訂正した後の文がちゃんと意味の通じるものになるか読み直すのは最低限必要だね。