【ワンダバST】痛すぎる特撮サイト【假特隊】6
あはははは!と笑うしかなかった。いや失礼(笑)
だってそうだろう?
俺のレスポンスは、彼が過大に期待したものを満たさなかっただけで
本来の「アマチュアからアドバイスを求められた元プロ」としては
決定的に優しいんだぜ?
あのね、プロの世界ってのは、例えば素人さんが作品を持ち込んだとして
持ち込まれた側がするべきことは、その作品が天才的な傑作だとしても
「作品をグダグダにけなして罵倒して
持ち込み者のプライドを完膚なきまでに破壊すること」なんだよ。
その通過儀礼を行うことで
「俺の才能を理解しない出版社なんて!」と受け止める馬鹿や
そこで落ち込んで夢を諦めるような愚か者を排除する。
しょせん、そんな自己陶酔馬鹿や根性無しは、いくら持ち込んだ作品が傑作でも
その後プロとして、修羅場の人生を生涯マラソンとして走り抜ける
心の基礎体力なんかないに決まってるからだ。
緊張と自信、そして自己嫌悪にまみれながらも
延々格闘し、苦しみながら完成させたその持込作品を
ごみ屑のように扱われて罵倒されても、それでもなお
「分かった!次こそはうならさせる作品を書いてきてやるぜ!」と立ち上がれる
そんな気概があるのかどうか、そこがテストされているのだ。
いや、大河さんも散々それをやられたよ(笑)
ソノラマ文庫のH氏や、新潮社のK氏は、いつかぶん殴ってやると今でも思ってる(笑)
けど、それが「誰もが未知数」の新人を振り分けて
商的システムの中で、しっかりと一定のクオリティの「商品」を
作り出せていけるかどうかを見極めるためには、必須のシステムだというのもわかる。