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以下戦隊の公式ページよりコピペ :
現在ほとんどのテレビドラマがビデオカメラで撮影されているわけですから別段珍しいことではありません。
むしろ、これまでのような16m/mフィルムカメラで撮影しているほうが特殊です
(故に視聴者の方々から粒状性について違和感を指摘されていたわけです)。
しかし、作品の特性上、ビデオカメラではなかなか満足できない部分がありました。
今回、シンケンジャーで使用しているのは「レッドワン」という、ちょっと変わったビデオカメラ
(デジタルシネマカメラ)で、誤解を恐れずいうと、1秒間に24回シャッターを切るデジカメ。
ここで「!」という方もいると思いますが、このレッドワンは、ビデオカメラでありながら、
フィルムカメラの概念で設計されており、結果として、ビデオスタッフよりも、フィルムスタッフ
のほうが使い勝手のいいビデオカメラなのです。
さらに、これまでフィルムカメラで利用していたレンズやアクセサリーがそのまま使用できます、
もちろん、その技術も。例えは悪いかもしれませんが、テレビドラマ制作としては周回遅れと
されていた技術が、ルール改正でそのまま先頭と並んで走れることになった、みたいな感じ。
個人的には、劇場公開用映画までビデオ撮影が主流になりつつある現在(従来は35m/m
フィルムカメラでの撮影が主流)、フィルムスタッフのビデオカメラへの逆殴りこみ(^^;
フィルム撮影を極めた戦隊スタッフあってこその撮影機材変更だったりします。
どんな素晴らしいスペックのカメラでも、結局使うのは人間。
F1のマシンに免許取立てのドライバーが乗っても意味がないのと一緒です。
撮影機材に興味がある方も少ないでしょうが、戦隊スタッフの挑戦、応援頂ければ幸いです。