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幽鬼ギローチン:
時空戦士スピルバン第43話「決戦!ワーラー城突入!」(1987年3月2日)に登場。
ギローチンがスピルバンを倒す為に考え抜いた結果、自らを時空クレバスに沈める事で地獄に落ち、
身を引き千切られ肉体が滅び魂だけで生きる存在=「幽鬼」としての能力を身に付けた姿。
グランナスカのアナライジングルームに突如出現し、神出鬼没な行動でスピルバン達を追い詰める。
実体が存在していない為その体はあらゆる攻撃を無効化し、アークインパルスさえ通用しない。
武器はナイフ。又、右手は鋭い牙が無数に生えた醜悪な化け物へと変化が可能。これを分離して
ヘレンに噛み付かせ、彼女に毒を注入した。目的は当然スピルバン達の抹殺だが、ヘレンだけは
幽鬼にして共に永遠の時を生きようと企んでおり、パンドラが言うにはどうやらヘレンを花嫁に
迎えようとしていたらしい。
正に無敵のエンペラーとして3人を絶体絶命の窮地に立たせたが、スピルバンが行った最後の手段、
グランナスカのエネルギー源であるクリンエネルギーの一斉噴射を全身に浴びて消滅してしまう。
と同時にヘレンの毒も消え去った。が、この戦いによってグランナスカも飛行の為のエネルギーを
全て失い、3人はクリン星への帰還を諦めざるを得なくなってしまった。
「地獄の苦しみはこんなものではない」