【第六幕】その1
「はぁ...はぁ...くっ...苦しい」
下着姿の瑠衣はギャル5にもたれ掛かりながら、立っているのがやっとの状態。
「どぉ?小娘2号は?」
「はっ、下着を着せた時点で体が拒絶反応を起こしています」
「そぉ、構わないからさらに服を着せなさい」
「はい」
ギャル1の命令で瑠衣は服を着せられていく
「あぁ...苦しい」
(体中が痛い)
「うっ...いっ痛い」
(下着が体を締め付けるよぉ〜)
「やっ...やっ...脱ぐっ」
あまりの苦しさに瑠衣はズボンを脱ごうとする。
ピシャ! ピシャ!!
「脱ぐのは許さなれないのよ」
ギャル1が類のほほを叩き叱咤する。
「さぁここで頑張らないと、アナタは一生裸で暮らすことになるのよ」
「はっ....はい....うっ...うっ...」
「次はブラウスよ」
瑠衣は泣きながら懸命に袖に腕を通す。気持ち悪さに耐えながら。
「さぁお薬よ、飲みなさい」
ギャル4が黄色い液体の入ったコップを瑠衣に手渡す。
「はっ...はい」
ごくっ...うっ...げっ...
(にっ...にがい、やだこれ飲めないよ〜)
あまりの苦さに瑠衣は飲みかけの液体を出す。
【第六幕】その2
「だめねぇ...飲ませてあげる」
ギャル4が液体を口に含み、瑠衣に口うつしで飲まそうとする。
「むっ....うぐっ」
一瞬何が起こったか分からず瑠衣は後ずさりしようとするが
ギャル4、ギャル5の2人にがっちりつかまれているため身動きず
口を離そうとしても頭を押さえられているためギャル4の口移しから逃げる事も出来ない。
(やぁ...やっめて...うぅ..苦しいよぉ)
目を大きく見開き必死で何かを訴えようとしている。
(うっぐっ...入ってくるぅ)
そんな瑠衣を無視してギャル4は口移しを続ける
(あっ....あっ...苦い...気持ち悪い...)
瑠衣は観念して液体を飲みだす。
「はぁ...はぁ...あぁ...」
(あぁ体が熱い...ジンジンしてくる)
「どうやら薬が効いてきたようね」
「まったく手のかかる小娘だこと」
「どうやら空魔の奴隷になれそうね」
薬とギャルズファイバーが効いてきた瑠衣は
トロ〜ンとして焦点も合わさず中空を見ている。
もちろんギャル達の会話を聞く余裕など瑠衣には無い。
【第六幕】その3
「はぁ...はぁ...」
(体が...あつい...とけそう)
「ひっひっ...」
(わたしどうなったの?)
「かっ...か...まんぁ」
(おうちにかえる...ままぁ〜)
言葉にならない言葉を発する瑠衣
「どうやら拒絶反応は消えたようね」
「ギャルズファイバーが体に馴染むように、愛撫しなさい」
ギャル1の指示でギャル4・ギャル5の2人は服を直すふりをしながら
瑠衣の体をタッチしていく
「やっ....やっ...しぃ」
(やっ....やめてぇ、体が痺れる)
「あっ...むうう...いっ...」
(あっ...胸は触らないで...凄くいい)
「いっ...いっ...」
(息が出来ない、あぁ体が...変になる〜」
ギャル4・ギャル5の2人に愛撫され、瑠衣の意識は吹っ飛ぶ寸前だ。
「あうっ...」
一度大きな声をあげ、後ろにのぞけ返る。
「どうやら落ちたようね」
「どう?気分は?」
「はい...凄く良い気分です」
瑠衣は妖しく微笑む
「さぁおいで、向こうでお友達がまっているわよ」
「はい...」
ギャル1の後を追い瑠衣は歩きだす。
【終幕】
「2人ともこの写真を見て」
入り口のカウンター近くに来た理沙と瑠衣に、ギャル1が写真を見せる。
そこには地球刑事シャイガーと相棒のアミーが写っている。
「あなた方を苦しめたのは、この2人よ」
「さぁこの2人をやっつけてしまいなさい」
「はい」
理沙と瑠衣はうなずき、そして妖しい微笑をうかべる。
「さぁ行くわよ」
ギャル2の運転する車に乗り、2人は街へ帰る。
そして空魔のためにシャイガーと戦うのだ。
第一部完。