482 :
392:
基地外に出撃するようになった幸子(さま)は、任務の合間に
アダルトグッズ店を見つけたのか、派手なランジェリーをまとう事が
増えた。経費はもちろん組織もち。佐藤は膨れ上がる領収書の始末に
頭を抱えることになる。上司の自分を見る目が厳しくなるのを感じて
首筋がゾッとする佐藤だった。
幸子は任務に関係なく次第により強力な武器を携行するようになり
スパイや情報収集といった任務よりも、襲撃や爆窃団のような荒事が
増えていた。幸子の力への信奉は明らかだった。
ある日、佐藤は上司のS博士から呼び出しを食い、多額の使途不明
金について叱責を受け、一ヶ月の重営倉入りをくらった。使途不明金
の多くは幸子が買い込んだランジェリーやアダルトグッズ、規定に反
した高性能の武器弾薬だったが、金額が膨らみすぎて試験研究費で
ごまかせなくなったものだった。銃殺されてもおかしくないと思った
佐藤だが、一ヵ月後、営倉から出ると事態は一変していた <続く>
483 :
392:2008/10/27(月) 12:33:05 ID:4gxDmFny0
ネットでNTR(寝取られ)という言葉があるのは知っていたが、まさか
自分がなろうとは。ブタ箱から出た佐藤がみたものは上司のS博士とベタベタ
する幸子(さま)。となると、秘密にしていた使途不明金があっさりバレたのも
罰が想ったり軽かったのも納得がいった。いつからかは判らないが、幸子は
S博士を篭絡して、邪魔になった俺を隔離したって訳か。閑職に追いやられて
シナシナ〜としていたS博士の精気のみなぎっていること。ろうそくが消える
前の最後の輝きかもな、と佐藤は想ったが、そこでハッとした。そうか、幸子
は人体改造では「神」と言われたS博士に自分の改造手術をさせようとして
いるのでは?佐藤としては、逃げた女(女王様)には未練はない、また次の幸子
を見つければいいや、と気分を切り替えることにした。ここまで自主的に行動
できる能力を持った幸子、プロジェクトとしては目的を完遂した訳だが、事の
次第を報告書に記す訳にも行かず、来年の予算獲得のための実績報告をどう
するか悩み佐藤だった。まぁS博士がどうにでもしてくれるだろう、という
風に考え、佐藤は次の幸子を育てるための手段に思いを巡らした。今回はいい
目もみたし。もう少し自分への忠誠度を強化しておくんだった。ナノマシンの
調整も必要だな。佐藤は、熱中するとそれに集中できる性格に感謝した。
484 :
392:2008/10/27(月) 12:33:30 ID:4gxDmFny0
プルンプルンの美女が自分の居のままになるのでS博士は有頂天だった。
自分のどこにそんな精力が残っているのか不思議だったが、S博士は幸子
と毎晩夢中でセックスをした。幸子の感度も性技は最高だった。そのうち
幸子が、わたし、もっと力が欲しいの。ネオショッカー一と謡われた博士の
技で私を改造人間にしてもらえませんか、ねぇお願い。
昔取った杵柄が存分に揮える、と思って博士は燃えた。予算超過もなんの
その、幸子を女性型怪人最強にすべく計画を練った。過去の改造データも
引っ張り出して考えた結果、博士はオーソドックスだが汎用性が高い「蜂女」
に決めた。過去の実績としても蜂女は戦歴が良く、かつて組織内に非公然
ファンクラブもあったという。先代の蜂女は任務遂行中に消息不明)MIA:
(missing in action)となったため、同じタイプの怪人は製作されていないの
だが、現在の科学力で先代より強化した蜂女を造り上げれば、再び脚光を
浴びることも可能だ。そして幸子の改造手術の日がやってきた。
出かけるので続きは帰ってから。スマソ