762 名前: 名無しより愛をこめて [sage] 投稿日: 2007/10/12(金) 15:21:43 ID:yLAeNhfe0
ソースはトイジャーナル
男玩
・1979年の年末商戦を制したのはダルタニアス。既に「視聴率と売上は関係ない」と言われていた
・イデオンはLSIを搭載した初のキャラクター玩具
・宇宙合体(ゴッドシグマ)+分身合体(ゴーディアン)で未来合体(ダルタニアス)の130%の売上が見込まれていた
・ゴーディアンはゴッドシグマに売上では負けたが、期待は遥かに上回り品切れが続出した
・トライダーG7は合金玩具としてはガンダムに対して110%の売上だった。またダイオージャはトライダーよりも売れたらしい
・ガンダムは高校生以上に売れた初のロボットアニメ
・ガンダムによってプラモの塗料もよく売れるようになった
・ゴールドライタンは150万個、サンバルカンは55万個、ゴライオンは43万個の売上
・ブライガーのヒットによってタカトクは売上が150%に
・ブライガーは5000円を切る低価格のロボットだった
・ゴライオンの9800円は高すぎるとの意見が多かった
・ゴライオンは少子化により売上数量が減る対策として単価UPを狙ったものだった
・ザブングルは夏休みになると二体のザブングルが合体する予定だった
・ザブングルの複雑な変形はプラモでは無理だったが合金玩具ではできていた
・ポストゴライオンはゴッドマーズだった(同じ9800円)
・1981年のバンダイの男児キャラクターのシェアは50%程度
・マクロスの売上は最初の三カ月で30億円
・田宮会長によると当時の模型市場の40%がアニメモデルとされていた
・サンダーバードの流行が10カ月しか持たなかったのにガンダムの流行は3年以上続き
「もうこれを越えるものはそう簡単には出てこない」(青島社長)と言われていた
・ダンバインは直線的な巨大ロボットに飽きが来ていると判断されたためのデザインだった
・ダーナオーシーもしっかり商品化
・ドルバックのスポンサーはグンゼ
・バイファムはサンライズ初のゴールデンタイム放映のアニメ
・ダイナマンはゴーグルファイブに対して120%、シャリバンはギャバンに対して100%、
アルベガスはゴッドマーズとダイラガーを足したものに対して60%の売上
・1983年は1000円以下の低価格の男児キャラクターが躍進した年で
マシンロボは昨年対で200%、ミクロマンは250%の売上
・ナウシカは映画化前に玩具メーカーとのタイアップが決まっていた。ラピュタ、トトロ、魔女宅も同様
・オーガスは出荷ではマクロスの70%と予測されていたが売上は40%程度に留まり過剰在庫になった
・ミクロマンのガンロボが予想を若干下回った理由は
「母親にガンに対する拒否反応があったためだろうか」と推測されていた
・1983年の男児キャラクターは購買層が重なるビデオゲームに押されて不振だった
・ダイナマンは610万個で95億円の売上、マシンロボは1983年分のみで610万個で45億円
・バイオマンあたりから戦隊シリーズは「安定感がある」と評されていた
・トランスフォーマーの米国での売上は半年で1800万個の269億円
・レンズマンのスポンサーはトミー。理由は
「サンダーバード、ガッチャマン、そしてヤマトというように5〜6年ごとに
SFオペラ、スペースシップーのブームが来ており、今年はそのサイクルに当たる」から
・タカトクとクローバーの倒産により1984年の年末年始商戦の男児キャラクターにおける
バンダイのライバルはタカラとトミーのみになっていた
・1984年の男児キャラクターの単品ではシャイダーのバビロスがトップ
シャイダー全体の売上はシャリバンに対して306%
・バイオマンはダイナマンに対して110%の売上。ただし若干、過剰出荷で稼いだ売上らしい
・バイオマンの売上は戦隊シリーズ過去最高
・レザリオンはアルベガスに対して38%
・タカラの売れ線はパワードコンボイとラジカセロボで両者の数量比は2.2対1らしい
・1984年のキン肉マンの売上は100億円
・トランスフォーマーの当初の番組名は「変身戦隊トランスフォーマー」だった
・ガンダムブームのピークは1982年で主な購買層は10歳の男子
このためZガンダムのターゲットは13〜14歳の男子だった
・トランスフォーマーは「ロボット水滸伝」と評されていた
・GOBOT(マシンロボの米国名)の1984年の売上は6000万ドル(約140億円)
・トランスフォーマーの日本発売一カ月の売上では
1位コンボイ、2位リフレクター、3位インフェルノ、4位サウンドウェーブ、5位メガトロン
・チェンジマンとジャスピオンは販売店の要望で放映が一カ月伸びた
・1985年の年末商戦での商戦での男児キャラクターのシェアは
65%がバンダイ、30%がトランスフォーマー、5%がゾイドと分析されていた
・同商戦でキン肉マンは「期待を裏切った」らしい
・ジャスピオンはシャイダーに対して80%の売上
・ガンダムは1986年4月の段階で1億個で500億円の売上
・キン肉マンの1985年の売上は66億円
・1980年代の米国は「愛国ムード」に包まれていて戦争玩具の売上は1985年で10億ドルの2億1100万個 1982年に比べると600%
・GIジョーは1985年の全米玩具売上で第5位、男玩に限れば第3位
トランスフォーマーに次ぐアメリカキャラ第二弾として期待されていた
・フラッシュマンの対象年齢は3〜5才、マシンロボは7〜10才、ガンダムは9才以上
・ドラゴンボールとGIジョーは「今ひとつ」。ドラゴンボールが調子が出るのは神龍の謎から
・鬼太郎は男玩なのにも関わらずハウスが売れていた
・1986年年末のトランスフォーマーは1位メトロフレックス、2位ウルトラマグナス、3位ダイナザウラー、4位ガルバトロン
・11月にそれまで不調だったフラッシュマンがフラッシュタイタンで急浮上
ただしバンダイ全般では「フラッシュタイタン以外、今ひとつ」と言われた
・1986年の3月〜11月のゾイドの売上ベスト5
数量1位サーベルタイガー、2位ヘルキャット、3位プテラス、4位ハンマーロック、5位ゴジュラス
金額1位ウルトラザウルス、2位ゴジュラス、3位サーベルタイガー、4位アイアンコング、5位サラマンダー
・1986年のトランスフォーマーの生産の40%は海外
・トランスフォーマーの「デストロンの逆襲」キャンペーンで
デストロンとサイバトロンの売上比率が3対7から5対5になった
・アメリカで売れていたトランスフォーマーとマシンロボが国内に専念するようになったのは円高が原因
・ジリオンはセガがスポンサーになる初めてのアニメ
アメリカで流行っていた光線銃を日本で売ろうという狙いがあった
アメリカで光線銃が流行っていた理由は前述の「愛国ムード」によるサバイバルゲームを安全に楽しめるから
・マスクマンと星矢でバンダイが復調。両者の売上の比率は6対4
・サーベルタイガーは40万個出荷。シールドライガーはその後継として開発された
765 名前: 名無しより愛をこめて [sage] 投稿日: 2007/10/12(金) 15:36:36 ID:yLAeNhfe0
・メタルダーは最初は好調だった
・ゾイドの1987年上半期の売上は昨年対で275%
・1980年代でバンダイ模型部門がもっとも冷え込んだのは1987年(原因はおそらくドラグナー)
・マテル社が開発した「インターアクティブトーイ」とはテレビ番組と連動する玩具
これを仮面ライダーBLACKがいち早く取り入れた
・ボーグマンはこれまでの光センサーのインターアクティブトーイに対して音センサーだった
・ゴールドセイントは発売されてから星矢の売上の6割を占めるようになった
・逆襲のシャアの頃のガンダムのターゲットは小学生〜高校生
・悪役も売れるはずだったトランスフォーマーはマスターフォースのスーパージンライを皮切りに
主役メカとその強化パーツしか売れなくなった
766 名前: 名無しより愛をこめて [sage] 投稿日: 2007/10/12(金) 15:38:58 ID:yLAeNhfe0
女玩
・当初、Drスランプはドラえもんの後継と見なされていたが蓋を開けると女児に売れた
・Drスランプはアニメ化前から「売れる」と言われていた
・Drスランプは男児にも売れるので分類の判断が難しかった
・Drスランプはバンダイの女玩としてはキャンディ・キャンディ以来のヒットだった
逆に言うとDrスランプまでキャンディが売られていた
・ニルス、スパンク、ジョリィ、メモルは女児にぬいぐるみを売るアニメだった
・1980年代初頭に少女漫画の売上が大きく落ち込んだが理由は
週刊少年誌と週刊芸能誌に読者を取られたせいらしい
・女子中高生に人気があったタイムボカンの悪玉トリオのフィギュア
(当時の言い方だとファンシードール)が売られていた
・ミンキーモモやぴえろ魔法少女は玩具がほとんど売れなかった。レディレディの方が好調
・うる星やつら、愛してナイト、かぼちゃワインの女児玩具が売られていた
・愛してナイトの橋蔵くんは「ガッちゃんと同様の需要が見込める」とされていた
・男玩と違って女玩はファミコンと喰いあわず、むしろ売上が伸びた
・1980年代の前半はタカラのリカちゃんやバービーが女玩市場をリードしていたが
1985年年末商戦でシルバニアファミリーがトップをとった
また売れないと言われていたハウスものを復活させた
・シルバニアはそれまでLSIゲームに傾倒していたエポック社の方針を転換させた
・シルバニアに対抗してジェニー、バービー両者からハウスが発売
・リカちゃんの1985年の売上は155万体の58億円
・1986年にバービーの日本販売はタカラからバンダイに移るが
バンダイバービーはタカラの「ジェニーのパクリ」と訴えられた
・あんみつ姫、レディレディ、アッコちゃんなど1980年代後半から
お母さん受けのいい女児キャラが売れるようになった
ゲーム
・1980年の玩具で一番売上が大きいのはLSIゲーム
・玩具業界は「エレクトロニクスの最先端をいっている」と自負していた
・1980〜1982年の間はLSIゲームブーム。全玩具の中でゲーム&ウォッチが一番売れていた
・ゲーム&ウォッチの利点は1万円を越すことが多かったLSIゲームの中で廉価(6000円台)だったこと
・1977年にテレビゲームがブームになったことがあった。またその段階で任天堂がトップだった
・テレビゲームブームが終焉した理由はインベーダーブームが原因とされていた
・このため任天堂は1978〜1979年はアーケードゲームに注力し、テレビゲームは一つも発売しなかった
・ゲーム&ウォッチは任天堂の久しぶりの家庭用ゲーム機だった
・ゲーム&ウォッチで任天堂はLSIゲームでシェア60%を獲得、次がバンダイ、エポック
・LSIゲームが普及する前はゲームと言えば盤ゲームだった
・1982年のアタリ社の売上は4000億円
・1982年の年末年始商戦もゲーム&ウォッチだったが前年比の約50%の売上という
「期待外れ」のため各小売店は過剰在庫に悩んだ
これを「LSIショック」とか「LSI後遺症」とか言われていた
・1982年の年末年始商戦で「ポストLSI」として期待されていたビデオゲームだが
価格が5、6万円と高額だったため売れなかった
・当時で既にパソコンとゲーム機との区別が難しいように言われていた
・1983年に入ると1万円台のビデオゲーム機が望まれていた。このことに素早く対応したのが任天堂とセガだった
・ファミコンは当初、流通側のLSI後遺症のため出足が鈍かった
・1983年の夏休み商戦を制したのはファミコンだったが「予想通り」とされていた。セガが二番手になったのはこの時から
・1983〜1986年までは数量、金額ともに全玩具でファミコンがトップ。
ただし1985年からはソフト全体の売上が本体を上回るようになった
・ファミコンは「ゴルフ」の発売で大人に人気が出た
・1983年ではファミコンが品切れした後、他社のビデオゲームも売れたが1984年では売れなくなっていた
・LSIショックのため1984年にバンダイはビデオゲーム開発を止めていた
・1985年はファミコンブーム、全玩具の3割の売上がファミコンのハードとソフトによるものだった
・キン肉マンはバンダイのファミコン参入第1弾
・ファミコンロボットはとても失敗したらしい
・1985年でセガは既にソフトの書き換えサービスを始めていた
・1985年にナムコがアタリを買収した
・ファミコンに押されてLSIゲームは不振になったのだが
ガンダムやキン肉マンといったキャラクター関係は売れていたため
1986年にはバンダイだけなんとか留まっていた
・ディスクシステムはFCN(ファミコン通信網)への布石とされていた
・1985年の年末年始商戦ではファミコン本体よりもソフトの方が売れた
またソフトでは売れ線に集中する傾向が出てきた
・ファミコン以前では任天堂と激しくハード争いをしていたバンダイが
「なぜ任天堂からライセンスをしてファミコンをやるのか?」と言われていた
・ファミリーコンピュータマガジンは月間70万部(1986年)
・スクウェアはキングスナイトを大々的に宣伝していた
・イマジニアの「銀河伝承」が予約で20万本を突破
・タカラのファミコン参入第1弾は「コンボイの謎」
・ファミコンの出荷は1986年8月末で843万台、世帯普及率で22%
・1986年の年末年始商戦でファミコンは昨年対で50%と大きく落ち込んだ。今度はファミコンショックとは言われなかった
・山一証券がファミコンを使った株式売買のサービスを提供
・ディスクシステムの「ウルトラマン」は35万本、「聖闘士星矢・黄金伝説」は100万本近く
・ファミコン不振が囁かれた1987年にスーパーファミコン開発が発表された
・1969年から6年間は世界の業務用ゲーム機はほとんどセガ製だった
・1980年代の業務用ビデオゲーム機の価格は約30万円
・セガの売上の35%が家庭用で業務用が65%
・ファミコンのヒットで異業種参入が増えた
・ドラクエVの発売延期は流通に多大な迷惑をかけた
・ドラクエVは予約だけで250万本
・1986年年末から不調なファミコンを活性化するかに見えたドラクエVだが1988年もファミコン関連は前年割れした
「売れ線しか売れない」かららしい
・スーパーマリオ3は「スーパーファミコンまでのつなぎ」と言われていた
・パソコンソフトの信長の野望は18万本の売上
名前: 名無しより愛をこめて [sage] 投稿日: 2007/10/12(金) 15:55:25 ID:yLAeNhfe0
・交響組曲ドラゴンクエストVのレコードは35万枚
・スーパーファミコンは「2万円を切る」予定だったらしいが半導体の高騰により頓挫
・1988年に任天堂が少数精鋭主義を唱えだした
・スーパーマリオ3は415万本の受注に対して150万本の出荷
・任天堂がファミコンを北米輸出に優先したため日本で半導体不足が起きた
スーパーファミコンの登場が遅れたのもこのせい
・ファミコンロボットは北米ではそれなりに売れたらしい
・1988年に最後のLSIゲームメーカーだったバンダイはLSIゲームの売上を前年比300%にした
それに素早く対抗したのがゲームボーイだった
・1988年の年末年始商戦のゲーム関連は昨年割れ、原因はPCエンジンの穴をメガドライブがカバーできなかったせい
・ファミコンジャンプは予約状況では10〜12才が中心で全体の48%
・メガドライブは14〜15才がメイン
・ドラクエWは500万本を見込まれていた
・スーパーファミコンが登場しても、その成功を疑う向きが強く、各社ファミコンソフト制作チームを残していた
その他
・1980年代初頭で玩具業界は少子化による売上不振に苦しんでいた
「マスコミ離れ」と言われテレビキャラクター玩具の売上が全般的に落ちていた
・1980年代の日本で半導体産業が発展したのはオイルショックの原材料高の中で
半導体だけ値上がりしなかったから
・1980年のバンダイグループの売上は約500億円
・ルービックキューブは大人に売れる玩具として「アダルト市場」の先例になったが定着しなかった
・バンダイの会長は1981年1月の段階で「勝負はついた」「これからは格差が開く」
「これからは高級化と低価格の二極化が進む」「業界の整理統合は1985年に一応カタがつく」と言っていた
・小学館の編集者によると「うる星やつら」のような男女同居ものがヒットした理由は少子化が原因としていた
つまり姉ないし妹がいない男の子が多いので家の中で女の子と付き合う機会が減ったからということらしい
・1982年の日本の子供は94%が「幸せである」と答えていた
その一方で「子供のままでいたい」「これからの世の中はどうなるか解らない」「生きがいがない」とも答えていた
・1982年の田宮の売上は115億円
・劇場版マクロスは製作費4億円、動画枚数8万枚
・1980年代の玩具業界はディスカウンター問題に苦しんでいた。
「1年を通して玩具の商いに力を注いで、年末・年始においしいところだけを持っていかれるのはたまらない」
・1984年の男児の流行りは「藤子コミック」と「ラブコメディ」で
学年が上がるにつれてラブコメディが強くなり「女子の嗜好に近づいていく」と評された
・1984年11月号東映動画社長、今田智憲インタビューより
「1作品当りの平均キャラクター収入というのは──当然その中には玩具も含まれているわけですが、
明らかにダウンしている」
「昨今は一点集中なんですね、人気というものが。これは子供がマスコミずれしたということですね。
でも、子供はもう絶対にマスコミから離れられないことも確かなんです」
「だから1番の作品にならなければ駄目なんです」
「1番になれば、これは大儲けです。3本の作品があるとして、これが3番、4番、5番であっても、
以前はそれでよかったんですが、今では大赤字です」
・トイザらスはトイズ・アール・アスと読まれていた
・トイズ・アール・アスの1983年の売上は3429億円。すでに米国玩具流通で一位
・1985年のプラザ合意以降の急激な円高で
「輸出で食えなくなれば改めて国内の需要掘り起こしに努める」(タカラ社長)と言われていた
・業界は当初、米国向けの玩具だけを海外生産にしようとしていた
・山内溥任天堂社長は「うちは娯楽屋で教育ソフトなんかには深入りしない」と発言
・1986年5月、バンダイの山科誠社長は「もう合理化はやめた」と発言。
バンダイ製品の海外生産比率を10%から50%に引き上げることを決定
・バンダイ製作の初の映画は「王立宇宙軍・リイクニの翼」第二弾は「小象物語」
・バンダイの二代目社長によると生産技術がアップしたため、
かつては200万個を作るのに10社必要だったのが3社で済むようになったらしい
またバンダイ全体の売上は伸びているが商品一点あたりの売上は落ちているとも
・バンダイ二代目社長、山科誠は「機動紳士」と紹介されていた。彼の年収は4500万円
・安売りをした小売業者に出荷停止などの制裁措置をして「小売りいじめ」をしたので
バンダイと任天堂が公正取引委員会に立ち入り調査されていた
・セガの売上は1985年で309億円、タカラは488億円、バンダイは818億円
・1986年8月期の任天堂の売上は1177億円
・パソコンソフトの1985年の市場規模は630億円(日経パソコン調べ)
1位はアスキーの75億円、2位はハドソンの30億円、3位はデービーソフトの27.5億円
・エニックスの売上は1987年で67億円
・山科誠社長「将来、国内生産をゼロにしたい」と発言
・海外移転を最も進めたトミー工業は社員の4割をリストラ
・急激な円高で日本の製造業は海外に移転し、国内には金と人だけが残り「金貸し業」の国になると言われていた
・バンダイ会長山科直治の1987年新年インタビューより
「私は昭和25年から玩具業界に入り、今年で37年になりますが今は将に変動の時といえるでしょう
かつてこんなに激しい動きはなかった」
「ヨーロッパの玩具業界は、日本より先進していたが、今や高齢化し、若々しい感性がない。
日本もこのままいくとドイツの二の舞になる。絶対に避けなければならない」
「『もう競争の時代は終わった。ガツガツするな』という考え方は、敗者の弁」
「(東南アジアは)日本もそうだったように日本やアメリカの商品を模倣している段階だ。」
「それらのモノマネ商品に目くじらを立ててはいけない」
・1987年のお年玉は平均23070円(小学4、5、6年)
・1985年には約200億円あったバンダイの輸出の売上が1986年には100億円に半減した。原因は円高
・タカラがのらくろを商品化した理由は「不況時には黒が流行る」から
・バンダイは1980年代後半にアパレル市場、玩具菓子、文房具、映画、音楽などに参入。経営の多角化を進めた
タカラ、トミーも同様
・バンダイの若手社員はおもちゃを作りたい人よりもアニメを作りたい人が多くて困っていたらしい
・1989年4月号。山科誠社長「お互いが喧嘩し合う戦国時代から、グループ化していく時代になった」と発言
・バンダイのビデオの購入者の55.7%が主婦
・ガンダム0080は5巻までで30万本
・となりのトトロのビデオの売上はレンタル8、レコード1.8、書店0.2
・ミュージカル聖闘士星矢は「損をした」らしい
以上、かなりスレ違いなネタが多くてスマン
ポピー、キャラクター別年間ベース売上高
(単位:百万円、カッコ内は年商に占める割合)
昭和49年
2,103 (25.0%) マジンガーZ
1,635 (19.4%) ゲッターロボ
1,256 (14.9%) ゼロテスター
*,976 (11.6%) グレートマジンガー
*,908 (10.8%) 仮面ライダーX
昭和50年
4,171 (27.8%) ロボコン
2,660 (18.3%) ゴレンジャー
2,277 (15.7%) 勇者ライディーン
1,723 (11.9%) ゲッターロボG
昭和51年
2,951 (19.1%) 大空魔竜ガイキング
2,653 (17.2%) コンバトラーV
2,170 (14.1%) グレンダイザー
1,923 (12.5%) キヨーダイン
1,824 (11.8%) ゴレンジャー
昭和52年
4,000 (22.9%) キャンディキャンディ
2,750 (15.8%) ジャッカー電撃隊
2,720 (15.6%) ボルテスV
2,700 (15.5%) ダンガードA
2,300 (13.2%) 大鉄人17
昭和53年
3,956 (23.7%) キャンディキャンディ
2,729 (16.4%) スタージンガー
1,887 (11.3%) 闘将ダイモス
1,461 (*8.8%) ウルトラマン
1,453 (*8.7%) スパイダーマン
昭和54年
5,964 (26.4%) ウルトラマン
3,321 (14.7%) キャンディキャンディ
2,514 (11.1%) ダルタニアス
2,334 (10.3%) バトルフィーバー
2,276 (10.0%) ドラえもん
ポピー、売上30億円を突破した7大キャラクター(単位:百万円)
順位/売上高/キャラクター名/発売年
1位 11,416 キャンディキャンディ(S52〜54)
2位 *7,423 ウルトラマン(S52〜54)
3位 *5,414 ロボコン(S50〜51)
4位 *4,637 ゴレンジャー(S50〜51)
5位 *3,639 コンバトラーV(S51〜54)
6位 *3,166 勇者ライディーン(S50〜52)
7位 *3,018 大空魔竜ガイキング(S51〜52)
ソース:トイジャーナル2003年8月号
871 名前: 名無しより愛をこめて [sage] 投稿日: 2007/10/31(水) 23:31:20 ID:jdrEQh+d0
また調べてきた
戦隊売上
年度/国内/海外
1993 93 *20
1994 78 320
1995 80 205
1996 64 100
1997 48 *85
1998 56 *95
1999 57 105
2000 42 *75
ソース:トイジャーナル2001年1月号
※国内は単位:億円、海外は単位:百万ドル
※国内は玩菓、アパレル除く
※2000年以前のバンダイで最も売上が高い戦隊はダイレンジャー
※2000年以前の東映で最も売上が高い戦隊はオーレンジャー
※戦隊の初期は4〜8歳が対象だったが最近は2〜6歳
※東映の戦隊ロイヤルティーの構成、玩具50%、アパレル15%、
履物8%、絵本類7%、食品7%、その他13%
※アメリカで女の子に人気が出てピンクとイエローの
ファッションドールが100万個近く売れた
872 名前: 名無しより愛をこめて [sage] 投稿日: 2007/10/31(水) 23:32:48 ID:jdrEQh+d0
連投
戦隊シリーズ合体変形ロボ
DX変形合体ロボットシリーズ
累計販売数量 1915万個
最高年間販売数量
恐竜戦隊ジュウレンジャー 97万個
この内、大獣神 46万個
トランスフォーマー
累計販売数量
シリーズで国内3,000万個以上
年間最高販売数量
「トランスフォーマー2010シリーズ」 700万個以上(1987年)
ソース:トイジャーナル2004年2月号
609 名前: 名無しより愛をこめて [sage] 投稿日: 2007/12/04(火) 19:04:08 ID:byB8GIpp0
おもちゃスレが落ちてしまってどこに投下していいか解らないんだが
とりあえずここに投下
バンダイのキャラクター別売り上げランキング (単位:億円)
1993年度
1位 205 セーラームーン
2位 169 クレヨンしんちゃん
3位 149 ドラゴンボール
4位 137 ダイレンジャー
5位 109 ガンダム
1994年度
1位 263 セーラームーン
2位 144 ガンダム
3位 137 カクレンジャー
4位 121 ドラゴンボール
5位 *59 スラムダンク
1995年度
1位 190 ガンダム
2位 164 セーラームーン
3位 151 オーレンジャー
4位 *80 ドラゴンボール
5位 *69 ウルトラマン
610 名前: 名無しより愛をこめて [sage] 投稿日: 2007/12/04(火) 19:05:15 ID:byB8GIpp0
1996年度
1位 146 ウルトラマン
2位 125 ガンダム
3位 118 カーレンジャー
4位 *61 セーラームーン
5位 *36 アンパンマン
1997年度
1位 462 たまごっち
2位 153 ポケットモンスター
3位 147 ウルトラマン
4位 *91 ガンダム
5位 *74 メガレンジャー
ソース:アニメ・ビジネスが変わる