そろそろさ、平成歴代ライダー総出演の特別編を作るべきだと思うんだわ
乾巧や良太郎は今でも出そうだけど、五代は出なさそう
2 :
名無しより愛をこめて:2008/04/23(水) 21:19:15 ID:1Im7yyJhO
それじゃ作れね〜だろボケw
3 :
名無しより愛をこめて:2008/04/23(水) 21:19:48 ID:4fY42UE+0
糞スレ多すぎ
ERR
4 :
名無しより愛をこめて:2008/04/23(水) 21:46:27 ID:EEwzd4hTO
ガワだけで良い
平成歴代ライダー総出演って何十人出るんだよ…
まあ主人公格だけでいいよ
出たくない奴は変身後のみ
65人ってだけでスーツアクターが足りないんじゃ・・・
>>8 ターボレンジャーの1話なんか53人も集まってたから可能でしょ。
見習いのスーツアクターでも入れておけば頭数は揃えられるしね。
「見習い」というのが面白い言い方だな
でも、そんな着ぐるみ大集合が見たいわけじゃないだろ俺たち。
質のいいドラマが見たいんだよ見せ場のあるものを
細川氏は全然そういう企画いきたそうだし、賀集君とか半田君、須賀君もいける
熱い叫びの彼とかもいけるね。クウガは無理矢理出さなくていいと思う個人的に。
で、高岩さん伊藤さんがが何人づつ必要なんだ?
12 :
名無しより愛をこめて:2008/04/24(木) 08:19:12 ID:t4bPANIxO
こういうレスが続くことになるからやっぱり立てるだけ無駄なんだよ
企画書作って個人で楽しむくらいにとどめた方がいい
>>13 >>6じゃないけど
クウガ、アギト、G3-X、ギルス、アナザーアギト、G4
龍騎、ナイト、シザース、ゾルダ、ライア、ガイ、王蛇
ファム、リュウガ、ベルデ、タイガ、インペラー、オーディン
ファイズ、カイザ、デルタ、サイガ、オーガ
ブレイド、カリス、ギャレン、レンゲル、グレイブ、ラルク、ランス
響鬼、威吹鬼、轟鬼、斬鬼、弾鬼、裁鬼、鋭鬼、朱鬼
剛鬼、勝鬼、闘鬼、蛮鬼、歌舞鬼、凍鬼、煌鬼、西鬼、羽撃鬼
カブト、ザビー、ドレイク、サソード、ガタック
キックホッパー、パンチホッパー、ダークカブト、コーカサス、ヘラクス、ケタロス
電王、ゼロノス、ガオウ、ネガ電王、キバ、イクサ
ザビーは誰が変身してることにするの?
仮面ライダーザビーは矢車影山しか認めない
>>16 ?から入らなくていいじゃん
キミがそうしたいならそうすればいいだけのこと
ケタック…
どっかのスレと被るけど、65人で果たしていいのか?って疑問もある。
ザビーの件もそうだけど、変身前で数えるか変身後かで変わるし、
お祭り的な映画ならG3北條とG3マイルドオムロンも出して欲しい。
まだ、こんな事言ってるやついるんだなぁ・・・
しつこいわ
そういうのはあのスレで言って下さい。あのスレ的な答えがほぼ出てるのに、
納得行かないからって、ここで主張するなんて筋違い。
あっちとは趣旨が違うだろ。
『仮面ライダー世界に駆ける』に文句言うのと同じだぞ。
この板そのものが終わっている。
26 :
名無しより愛をこめて:2008/05/10(土) 20:50:00 ID:8TDZEiMP0
クウガ、アギトと電王、キバが同じ世界で龍騎からカブトは全部違う世界とい
ことうを考えると電キバの世界でとてつもなく強い敵が出てきてそれを倒すた
めデンライナーとゼロライナーでみんなを集めて戦うとかになるの?
ageー
なんかデンライナーって便利だなw
巧や天道辺りは、そんなのめんどくせぇ!って感じで乗車拒否しそう
31 :
名無しより愛をこめて:2008/05/25(日) 03:09:59 ID:SRVFI9TdO
クウガ→初代
アギト→V3
555→X
響鬼→アマゾン
カブト→ストロンガー
キバ→スカイライダー
のオマージュって言われてるけど龍騎 剣 電王はオマージュ無し?
それともスーパー1とZXのオマージュとかある?
>>26 クウガとアギトは似て非なる世界だろ。
それと、いつ電王とキバが同じ世界になったんだよ。映画はお祭り(笑)なんだろ?時空を越える電ライナーとかさすがに無理だろ。
『電王&キバ』みたいに、普通に過去にも歴代ライダーが戦っていたということにすれば、普通に問題なし。
ウィキペとか見てて思うけど、競演してたとしても
基本は異なる世界観を持つとかいつも強調させてる奴って一体何を望んでるんだか
同じ世界でそこまで困ることでもあるのか
>>1 半田と佐藤と水嶋は最近売り出し中だし、ここらでライダーとは縁を切りたいのでは
五代くんと細川は言わずもがな
逆に見込みがあるのは落ち目の賀集と非出世頭筆頭のオンドゥル
そういや真司の中の人(名前何だっけ)はかなりイケメンだったが売れてるのだろうか?
半田はまだ出てくれると思うけどなぁ
馴れ馴れしいけど、友達?
(0T0)俺とお前は友達じゃない
>>35 真司役の人は須賀貴匡
実家は寿司屋らしい
端的に言うと売れてる人は出ないって事だな
オンドゥル王子は確実に出てくれますね
五代は代わりにクマのぬいぐるみ置いときゃいい
ageー
>>35 半田が売り出し中で出ないならゴーオンジャーの映画には出ないと思うんだけど
オルタナティブとゼロも入れてやってください
V-1を忘れないで下さい(´;ω;`)
48 :
名無しより愛をこめて:2008/06/29(日) 01:12:56 ID:GjqykuKN0
現代に現れた時空の異常をただすために
良太郎の甥だか姪だか(未来の特異点)が
デンライナーで未来からやってくる。
そして、何者かがこの時代に
幾つもの平行世界を繋ぐゲートを作ってしまったことが判明。
ゲートからは、各平行世界の怪人(グロンギ〜ファンガイア)が続々と出現して暴れまわっているが
対抗すべき仮面ライダーたちは「この」世界では、全員がただの人。
さあどうする。
……という導入部だけ思いついた。
49 :
名無しより愛をこめて:2008/06/30(月) 00:49:18 ID:QttHrjkn0
8兄弟?
ライダーがTVで放映されてる世界に
なんでも願いを叶える宝玉が
正しにくるのがコハナで
ラスボスがハナだな
他んとこで雑談中に出たネタを見て書き始めたんだが、
平成ライダー全員でバイクレース。
どことも知れぬ異次元空間の中。
やさしい目をした長髪の男が、
一生懸命仮面ライダーの絵を描いている利発そうな少年のところに歩み寄ってきた。
「おや、今度はキバか」
「うん!」
「はは、士郎は本当に、仮面ライダーが好きだなあ。
うん、なかなかカッコよく描けているぞ?」
神崎士郎(大人)と神埼士郎(子供)である。
『仮面ライダー龍騎』最終回以来、ほのぼのと絵を描いて暮らしている彼らは
平成ライダーをこよなく愛する熱心な視聴者でもあった。
「……ねえ」
「うん?」
「ふと思ったんだけど、仮面ライダーが全員でバイクレースをしたら、誰が勝つんだろう?」
「うーん……。そうだなあ……」
神埼(子供)のなにげない問いに、遠い目をして考えにふける神埼(大人)。
「………………………………………………………………。」
その長すぎる沈黙に、
「……おにいちゃん……?」
神崎優衣(大人)と神埼優衣(子供)は、とてつもなくイヤな予感を覚えた。
某巨大レーシングコース。
観客席を埋め尽くす大観衆と、スタート地点に列を為す、全平成作品の仮面ライダー達に
神崎士郎(大人)は重々しい声で告げた。
「レースは二周。優勝者には一つだけ、どんな願いも適う『力』が与えられる」
その言葉に色めきたつ者。
純粋にレースを楽しもうと考えている者。
参加する以上は勝つ、と、静かに闘志を燃やす者。
そして、
「ところで、なんで俺たちはこんなところに居るんだ?」と、
しごく冷静に疑問を感じている者。
さまざまな思いを胸に秘め、スタートの時を待つ仮面ライダーたち。
こうして、全平成作品の仮面ライダーたちによる
新たな戦いが始まった。
以下は、そのレースの経過である。
なお、「ライドシューターはバイクか?」という疑問に納得のいく答えが見出せなかったために
龍騎サバイブ、ナイトサバイブ、オルタネティブ・ゼロ以外の龍騎勢は
全員欠場することになった。
スタートと同時に他全員を大きく引き離した
「地上を走るロケット」ジェットスライガーの555だったが
コーナリングに難がある(滑る)ために、第一コーナーで早くも「普通に早い組」に抜き去られる。
直線で抜いてコーナーで抜かれるパターンで、ダントツトップと10位以下を激しく往復する展開に。
そして、トップに踊り出たクウガとスリップストリームでそれに追いすがるギャレン、
続いてカブト、ブレイド、アギトなどの本命たち。
ムキになって小競り合いを続けながら走るナイトサバイブと電王(モモタロス)は
そのおかげで先頭集団から若干遅れている模様。
一方、スタート地点で不気味に停止していた513のサイドバッシャーは
戦闘モードに変形して先行する全ライダーへの無差別ミサイル攻撃を開始した。
「全員リタイアすれば俺が優勝なんだよ」。
だが、この非道きわまりない攻撃に怒りを露にした者たちが居た。
「ライダーたちの命は!」
「俺たちが守ってみせる!!」
それは平成ライダー二大b
二大熱血漢、
龍騎サバイブ(ドラグランザー)とガタック(ガタックエクステンダー)だ。
ライダーたちを守るべく、Uターンしてカイザへの反撃を開始する2人。
ミサイル爆撃を受けて死んだライダーなどいまだかつて1人も存在しないという事実は、
このとき彼らの脳内から完全に消え去っていた。
(毎度のことながら)思うように効果の挙がらないミサイル攻撃に業を煮やし、
また空飛ぶ巨大怪獣と巨大ハサミサーファーの反撃に晒されたカイザは
ドンくさいにもほどがあるサイドバッシャーを乗り捨て&二大熱血漢へのオトリとして残し、
二台目のジェットスライガーを召還して遅まきながらのスタートを切る。
だが、彼のこの一見無意味とも思える無差別攻撃は
デッドヒートを繰り広げるライダーたちに
本人すら思いもかけぬ影響を与えていた。
「左からミサイル! よけてっ!!」
「なにっ!?」
先ほどから激しいぶつかり合いを演じていた相手(電王)からの意外な警告の声に、
ナイトサバイブは思わずハンドルを切った。
ラフファイトを通じて芽生える友情もある。秋山蓮は、そんなセンチメンタリズムを捨てきれない男である。
だが、そんな彼の背中を、無情にもミサイルの雨が襲う。
「ぐうっ!?」
転倒こそ免れたものの、大きく失速してしまうナイト。
そんな彼を尻目に、悠々と走り去る電王。
「あっれ〜? ごめん、ほんとは右だったみたいだね」
その後ろ姿は、なぜか青かった。
一週目も過半を過ぎる頃になると、
各集団のメンツはおおよそ確定しつつあった。
無心にコースを駆け抜けるクウガが安定してトップの座をキープし、
その背後にギャレン。
さらにわずかに遅れて、
アギト、ブレイド、ギルスなど、まっとうに速さを追求する面々が
ここの主だった顔ぶれである。
なぜかパンチホッパー影山(マシンゼクトロン)の姿も混じっているが、
後先考えない常時フルスロットルのその走りで
ここまでクラッシュせずにいられたのが奇跡だ。
先頭集団から一歩遅れて団子状態になっている第二集団、
ここには実にさまざまなメンツが揃っている。
長丁場のレースでのペース配分や突発事態への対処を考え、クールに自分のペースを維持している
カブト(カブトエクステンダー)、イクサ(イクサリオン)、オルタナティブ・ゼロ(サイコローダー)などの天才型ライダー達。
やる気は有り余っているがマシンスペックで遅れを取っている、
G3-X(ガードチェイサー)、サソード(マシンゼクトロン)などの面々。
そして、先ほどようやくナイトサバイブとの小競り合いを脱したばかりの電王、
コーナリングのたびにカッコよくスピンするのがいい加減面倒になってきて
オートバジンに乗り換えた555など、
アクシデントによって出遅れた実力派の面々である。
一方その頃、
ライオトルーパー(ただのモトクロスバイク)、ゼクトルーパー(ただのオンロードバイク)らの構成する最後尾集団の中では、
キバ(マシンキバー)と響鬼(凱火)の二大コワモテ系ライダーが
安全運転を心がけながらゆっくり並走していた。
「貴様なかなかいい腕だな。俺とここまで競り合えるとは」
「君こそなかなかいい感じだな。その調子で頑張りなさい」
天才は天才を知る。
抜きつ抜かれつの好勝負を繰り返しながら、
本人としては最大限の賛辞を贈り合うカブトとイクサ。
だが、そんな2人にも思わぬアクシデントが降りかかる。
「!! カ、ブ、トおおおおおおおお!!」
先行するパンチホッパー影山が、バックミラーにカブトの姿をみとめたのだ。
「また俺の光を奪う気だな!」
激昂し、マシンゼクトロンの後部コンテナに搭載されたミサイルを発射する影山だったが
それは丁度カブトの前に出ていたイクサの顔面を直撃した。
「ははははは! やったぁ!!」
カブトをも包み込む爆炎を振り返り、狂喜乱舞する影山。だが。
『CAST-OFF!』
炎の中から踊り出たカブトが、巨大な車輪つき刃物と化したカブトエクステンダーで影山を猛追する。
「おばあちゃんが言っていた……。真剣勝負を邪魔する奴は○してもいいってな」
「うっ、うわあああああああああ!?」
ウィリーして宙を舞うカブトエクステンダー。絶叫する影山。
先端の鋭い刃を直接相手の身体に叩き込むという、
ワーム相手でも一度としてやったことのない冷酷非情な必殺攻撃が
カブトの怒りのほどを表していた。
あまりのダメージにゼクターを吹き飛ばされ、宙を舞い無様に路面を転がる影山。
火花を散らしながら路上を滑ってゆくマシンゼクトロン。
「仇は討ってやったぞ……」
どこか寂しげにそう呟きながら、プットオンでバイク形態に戻したエクステンダーを駆り走り去るカブト。
しかし。
彼が走り去ったあと、ようやくこの場所にたどり着いた後続グループが見たものは
「汚れた手段で勝利を掴もうとするライダーたちよ……。神の怒りの声を聞きなさい!!」
優勝候補の一角から一転、恐怖の無差別破壊者と化した
イクサ(パワードイクサー)の姿だった。
「名護さん……。そんな……」
「ん? 知り合いなのかい?」
おだやかなクルージングを楽しんでいたキバと響鬼は、思わず停車してその光景を見つめた。
『ちょっとあんた何やってんのレースは……!?』
観客席でレースを見物していた恵は、思わず通信機でイクサ(名護)に噛み付いた。
「うるさい! 俺に指図するな! 俺は常に正しい俺は絶対に間違えない!!」
そして名護は、これがバイクレースであるという前提そのものを真っ向から否定しつつトリガーを引いた。
イクサポッド乱射開始。
「BからFは目標を回避しつつ前進! GからKは減速して援護射g」
「ダメです間に合いません!! うわああああ!!」
コースを火の海に変えながら暴れ狂うパワードイクサーを前に、
紙人形の如く蹴散らされてゆくゼクトルーパー、そしてライオトルーパーたち。
吹き飛ばされてもすぐ起き上がるライオたちはともかく、
中の人が生身の人間に過ぎないゼクトルーパーたちは悲惨の一語である。
しかも自分の隣に倒れた同僚がショックでワームとしての正体を現したりするため
そこかしこで同士討ちまで始まる始末だった。
どうせ優勝など不可能な最後尾に属している以上、
素直にリタイアすれば良さそうにも思えるが
今の彼らには撤退の二文字はない。
なぜなら、彼らの背後からはカイザのジェットスライガーが
ミサイルを乱射しながら迫ってきているからだ。
一方、パワードイクサーが呼ばれて飛んでくるまでのタイムラグをついて
大半が難を逃れた第二集団にも、
イクサのこの暴挙は波紋を投げかけていた。
「そんな……。あんなものがあったら、このレースはいったい……!!」
G3-Xこと氷川が仮面の下でアゴをしゃくりながら、
必要以上に深刻な口調で独白するのも無理はない。
なにしろ二周目(ファイナルラップ)では、全員がまたあの場所を通過することになるのである。
阿鼻叫喚の戦場と化した最後尾集団破壊劇場の光景は、
彼らにとってもけっして他人事ではなかった。
『おいどうすんだよ良太郎! こうなりゃ、こっちもデンライナーで……!!』
「駄目だよ、そんなことしたらコースが無くなっちゃう!」
そんな良太郎の気遣いも空しく、
「来い!! キャッスルドラン!!」
感じなくてもいい責任を感じてしまったキバおよびキバットによって、
怪獣は二匹に増えた。
********************
その頃、コースの反対側で一周目の最終コーナーをクリアしたブレイド=剣崎(現在3位)は
ファイナルラップを目前に控えたこの時点で既に、
このレースの優勝争いが事実上、先行する2人の一騎打ちになったと感じていた。
「すごい……」
スタート/ゴール地点をまたぐコース内最大の直線コースに突入したクウガ、ギャレンが
さらに後続を圧倒するスピードで疾走し始めたのである。
およそ二輪で走る乗り物が出せる限界値であろう速度を叩き出すクウガ、
臆することなくスリップストリームでそれを追うギャレン。
自分を含めた先頭集団の中に、彼らに追いつけるライダーやマシンなど居ようはずがない。
彼がそう確信した、その時だった。
右隣で、アギトのマシントルネイダーがスライダーモードに変形した。
左隣で、カブトのカブトエクステンダーがキャストオフした。
さらに斜め後ろで、いつの間にか順位を上げていたナイトサバイブのダークレイダーが
『ファイナルベント』
巨大な黒い弾丸に変形したかと思うや否や、凄まじい勢いで空を飛び始めた。
「おいちょっと待てよ!! それバイクじゃないだろ!?」
剣崎の叫びを置き去りにして
三つのバイクではないバイクの繰り出す必殺技が先頭の二台を猛追する。
ブレイド、6位に転落。
「剣崎も、もうマッハやタイム使っちゃうべき」
「タイムで他のバイクを止めちゃえばぶっちぎりだよね」
客席のそこかしこで囁かれるそんな声が、風に乗って剣崎の耳に届く。
「そうですよ剣崎さん! 俺たちも、カードを使えばあんな奴らなんて!」
隣に来たレンゲル睦月も焦れたように叫んだ。
反対側に並んだカリスに至っては、既に無言でカードを引き抜いている。
第一、一周目で手痛いダメージを受けたナイトサバイブが
なぜこの時点で先頭集団に居たのかと言えば、
巨大コウモリに変形させたダークレイダーの背に乗って、ライダーたちの頭上を飛んできたからなのである。
マッハのカードを使って速度を倍にする程度のことは、
もはや反則でもなんでもないと言えた。
だが、剣崎はカードを取り出そうとしない。いや、出せないのだ。
(橘さん……。俺は、どうすりゃいいんですか!!)
剣崎を縛り付けるもの。
それは、ここまで全く超常的な特殊能力を駆使しようとせず、
己の技量だけを頼りに駆け抜けてきた
先輩ギャレン橘と、その好敵手クウガの雄雄しい後ろ姿だった。
現に今、バイクではないバイク三台に一瞬で抜き去られながらも
2人のデッドヒートにはなんら変化は見られない。
たしかに、たとえギャレンがカードを使い、バイクごと2体に分身して火達磨になったとしても
速度は全く変わらないのかもしれない。
しかし、当然あってしかるべき便利な特殊能力をここまで一切使っていないクウガと
それを一途に追う先輩の姿に、剣崎は
これが本当のレースってもんじゃないのか? という思いを抱かずにおれないのだ。
だがこのままでは、自分自身もまたあの2人も、
優勝争いから脱落してしまうのは目に見えている。果たしてそれでいいのか。
そんなジレンマに悩む剣崎をよそに、
あんなスピードでコーナリングなどできるのかと思うような速度で
果敢に第一コーナーへと突入するクウガ(現在4位)、そしてギャレン(同5位)。
剣崎は知らなかった。
実はこの時点で、クウガ=五大雄介の心の中に
ある重大な懸念が芽生えつつあったことを。
「――すいません!」
「――なんだっ!」
猛烈な向かい風の中呼びかけてくるクウガに、ギャレンは怒鳴り返した。
変身状態で話しかけられるとついケンカ腰の応対になってしまうのは
剣崎との度重なる同士討ちによって育まれてしまった、橘の悲しい条件反射である。
しかし、クウガ=五大雄介はそんな彼の態度に気を悪くした様子もなく、
真剣な声で問い掛けた。
「……どうやって、曲がるつもりなんですか?」
――なんだそんなことか。
仮面の下で、橘は思わず笑みを浮かべた。
目の前には、既に危険なほど近く、第一コーナーの壁が迫っている。そして速度は、両者ともにトップスピード。
だが、彼の心には一点の不安も無い。
――お前と同じように、ハンドルを切りつつ車体を傾けてだ。
この男にできることなら、自分も同様にやってみせる。
天才的な戦闘とライディングの技量を誇る橘ならではの、それは絶対の自信だった。
だが次の瞬間、橘は見た。
自分の目の前を走っていたクウガが、軽く車体を傾けて脇へ逸れたかと思うや否や、
ビートチェイサーのテール部からパラシュートを出して猛減速する姿を。
「。」
後ろに向かって逆走したかのように視野から消えたクウガの姿を求めて、
わざわざ振り向いてしまったのが致命傷となった。
「「橘さんっ! 前まえっっっ!!」」
剣崎と睦月の、完璧にシンクロした悲鳴が青空に響く中――
ギャレンが見たレース最後の光景は
視界全てを埋め尽くす、第一コーナーの壁の模様だった。
(続く。)
乙っす
ギャレン脱落か、意外だ。
しかし橘さんならあるいは…!?
直線コースでしか使用できない必殺技による猛ダッシュで後続を大きく引き離した三台のマシンが
間もなく『そこ』に到達しようという頃、
パワードイクサーとキャッスルドランの戦いはまさに泥沼の様相を呈しつつあった。
お互いの尻尾や荷台に噛み付こうと同じ場所をグルグル回り続ける双方の巨体が
コースを端から端まで完全に塞ぎ、
ひき潰されることを怖れて逃げ惑うトルーパーらの前を行ったり来たりしていたのである。
さらに、善と悪とのアルマゲドンの如きこの光景を前にした
事情を全く知らないガタックと龍騎サバイブが
揃いも揃ってキャッスルドランの方を攻撃し始めたことが、
より一層混乱に拍車をかけていた。
なお、この時点で既に周回遅れになることが確定な上にこの2人は
ここに駆けつける際にコースをショートカットし最短距離を飛んで来てしまったために
バイクを捨てたイクサに続く第二、第三の失格者となっている。
――そういえば、こいつが最後の一人になるところを見たことがないな。
かつて自分が引き起こした複数回のライダーバトルを回想しつつ、
そんな感慨にふける神埼士郎だった。
ヘタに自分が接近してイクサの視界に入れば、さらに名護を激昂させてしまう。
そんな今さらながらの逡巡ゆえにオロオロするしかないキバ(紅渡)の背後から、
「邪魔だ! どけっ!!」
見たこともないSFマシンが猛然と疾走してきて二大巨獣の方へと向って行った。
「そんな……。もう先頭の人が……!?」
呆然としてそれを見送るキバ。
実際にはそれは、最後尾集団のさらに後からやってきた
現在最下位のカイザだったのだが
このまま行けばこのレースがどういう結末を迎えることになるのかを、
彼は身をもって証明することとなった。
高速回転するキャッスルドランの側壁に激突し逆ウィリー状態で宙に浮いたところを、
入れ代わりに飛んできたパワードイクサーのシャベルで木っ端微塵に粉砕されるジェットスライガー。
それは、ここを通過してゴールインしようとひた走る全てのライダーたちの
近未来の姿かもしれなかった。
一方、キャッスルドランの周囲を飛び回りながら攻撃を加えていた龍騎とガタックは、
ドランの屋上にジャンプしてきた新たな介入者を目撃し叫んだ。
「モンスター!?」
「……ワームかっ!!」
答えはそのどちらでもなかった。
「ほっとけないんだよね。こういうの」
三対一でけなげに戦うキャッスルドランのピンチを、見るに見かねて加勢しに来た
装甲響鬼である。
ヒビキさん加勢wカッコイイがますますカオスwww
74 :
ライダオッター:2008/07/06(日) 21:54:18 ID:w4iJ41RL0
レースという発想はなかったなw
でも、それぞれのキャラの個性が出ていておもしろいっすなーww
カイザのやられっぷりに吹きましたwww
主人公スレから飛んできました。
続きが読めて嬉しいんだぜ。
先ほどナイトサバイブ(ダークレイダーモンスター形態)、一泊おいてアギト、カブト、
さらに若干の間隔を置いてクウガが駆け抜けていった定点カメラの前を
今現在生き残っている他のライダーたちが続々と通過しつつあった。
一周目で先頭集団に属していたライダーたちと第二集団に属していたライダーたちだが、
いまや彼らの順位は大きく変動し
渾然一体となった大集団を形成している。
トップ4人の驚異的な加速とギャレンのクラッシュを目の当たりにしたことで
大なり小なりの心理的ブレーキが働き微妙に減速してしまった第一集団に対して
「先行するライダーたちは、自分より先にパワードイクサーに激突するはずだ」と認識している第二集団の面々が、
本来であれば勝負を投げてもおかしくないほどの大差を無視して猛加速を始めたためである。
さらに。
『ムチャよ氷川君! ガードチェイサーの限界速度を振り切っているわ、
今すぐ減速しなさい! でないと、いつエンジンが爆発してもおかしくはないのよ!?』
「構いません! 彼をアレに、1人で立ち向かわせるわけにはいかない!」
我と我が身を省みず、先行する友のために疾走するG3-X。
「残念ですね。もう三周もあれば、間違いなく優勝できたはずなんですが」
一周目で全コースの最適なライン取りを記憶し尽くしたために、
二周目開始直後から瞬く間に順位を上げてきたオルタナディブ・ゼロ。
「あんのコウモリ野郎!! 絶対にブッチ切ってやるぜえ!!」
分かりやすい目標があると誰よりも真面目に頑張る電王ソードフォームなど、
これまで比較的劣勢だと思われていたライダーたちの思わぬ健闘により、
もはやこの中の誰がクウガに追いついてもおかしくないほどの接戦状態である。
なお、この集団を構成する他のメンバーは、
ファイズ、ギルス、アナザーアギト。サソード、ドレイク、ザビー。そしてゼロノス。
後方から、とうとうフロートで空を飛び始めたレンゲルのグリンクローバーが猛烈な勢いで接近しつつあるが、
そこにブレイド、そしてカリスの姿は無かった。
映画のイメージが強いんだろうが、
フロートはカリスのカードだ。ハートの4だからね。
「橘さん……」
ギャレンが開けて行った、第一コーナーの壁の大穴の傍らで、
ブレイドは呆然と立ち尽くしていた。
背後を駆け抜けてゆくマシンたちの爆音も、観衆の声も、今の彼の耳には届かない。
壁の向こう側は、荒れ狂う日本海に面した断崖絶壁になっており
そこから海に転落したギャレンの行方は、杳として知れない。
――俺が、間違っていたのか?
吹きすさぶ潮風の中、剣崎は想う。
あのクウガですら、パラシュートという奥の手を使って見事なコーナリングを決めた。
橘のクラッシュで怒り心頭に達したレンゲル睦月は、
「もういい! 俺は行きます!」と言い残し、
カリスが取り出していたフロートのカードを奪ってラウズし、空を飛んで先行集団を追って行った。
『これはバイクテクニックを競うレースなんだ』という自分の青臭いこだわりが無ければ、
もっと早くにカードを使ってさえいれば、
あるいはこの事態は避けられたのではないのか。
そんな理不尽なまでに強烈な自責の念と、
だからと言って今さら拘りを捨て去ることもできない不器用な思いが
剣崎の脳裏をかけめぐりせめぎあう。
そんなときである。
橘が通過していったと思しき地面にバラ撒かれていたカードが
急に海から吹き上がってきた突風にめくられ、
そのうちの一枚が、剣崎の目の前に飛び込んできた。
「これは……」
とっさに受け止めたそのカードの図案を、剣崎は知っていた。
知ってはいたが、長い戦いの日々の中でも滅多に真近で見る機会はなかったカード、
ギャレンが変身する際に使う、ダイヤカテゴリーのエースだ。
葛藤に麻痺した剣崎の心の中に、そのカードは呼び起こした。
初めてそのカードを目にした時の記憶。
在りし日の先輩橘が、自分に語って聞かせたある訓示のことを。
――それはまだ剣崎が、仮面ライダーブレイドとして実戦に出る前のこと。
「……卑怯くさい……?」
そう聞き返した橘の顔に怒りの色は無かったが、
剣崎は、ついムキになって言い募ったものだ。
「だってそうじゃないですか。
カテゴリーエースって、それだけでも結構強いんでしょう?
その力を使って変身してるのに、封印した他のアンデッドの力まで使うなんて、
俺ー、なんかあんまりフェアじゃないと思うんですよね」
そのとき橘が浮かべた笑みが、剣崎の脳裏に今、まざまざと蘇る。
「ああ、たしかにそうかもな。
だがな、剣崎。
全てのアンデッドが、己の種の繁栄のために持てる力を出し尽くして戦うように
俺たち仮面ライダーも、持てる力の全てを出し尽くして戦う。
ラウザーで、封印したアンデッドの力を使う能力も……
その、『持てる力』のひとつだとは思わないか?」
――現在。
「……橘さん!!」
剣崎――仮面ライダーブレイドは、決然と顔を上げた。
折りしも、遠いどこかでジェットスライガーの爆発した音が、そんな彼の背中に響いて消える。
「……決めたのか」
今まで、ただ無言で背後から見守っていたカリスが問い掛ける。
「ああ」
振り向きざまに引き抜いた『マッハ』のカードを手に、愛車ブルースペイダーに歩み寄る剣崎。
『MACH』
頼もしい合成音声と共に新たな力を得たブルースペイダーにまたがり、叫ぶ。
「俺は全ての力をかけて戦う……橘さんの分まで!!」
ブレイドと、彼が投げて寄越したマッハのカードで同様に愛車を強化したカリスは
再び走り始めた。
今も走り続けているクウガとの距離は、もはや絶望的なまでに遠い。
だが、必ず追いついてみせる。
――そうだ剣崎。諦めるな! 最後の最後まで、全ての力を振り絞って走り続けるんだ!
どこまでも澄み切った青空の彼方から、そう自分を激励する橘の声を
剣崎は、たしかに聞いた気がしていた。
剣崎が、橘の「流れ的に普通死んでいるだろう」状況を通じて人間的成長を遂げたのと、ほぼ同じ時点。
「なに!?」
観客席でひとり、レースの行方を占っていた手塚海之は驚きの声をあげた。
双眼鏡で、遠く離れたキャッスルドラン上の響鬼の戦いを固唾を飲んで見守っていた明日夢が、
おもわず振り返って問い掛ける。
「ど、どうしたんですか?」
「このまま行けば、誰かが死ぬ」
「ええっ!?」
客観的に考えればむしろ、
これだけ色々あった現時点で誰1人として死亡を確認されていないことの方に驚くべきなのだが
とても素直な明日夢は心底驚いた。
「だ、誰が……」
「分からない。だが、1人じゃないな……」
「な、何人なんですか?」
手塚は目を閉じた。
『俺の占いはあたる』が口癖の彼らしからぬことだったが
彼は今、自分の占いの結果に、生まれて初めての疑問を感じていた。
つかの間の逡巡の末、彼は謎めいた言葉を口にした。
「……『2.5人』だ」
始いないと思ったら見守っててくれたのか…優しいな…。
ってか2.5人ってなんだw
なんか剣崎が主役みたいだw
さりげない断崖絶壁にフイタwwww
きっと橘さんは散髪して帰って来てくれるに違いないと期待。
wktk
手塚観戦してたんだw
じゃあ美穂あたりも観てそうだな。
天国から剣崎を見守っている橘さんに俺が泣いた
急かしたくはないが…つ、続きは!?
レースの終局が近づきつつあった。
後続を大きく引き離してゴールへと向かうナイトサバイブ、アギト、カブトがついに、
2体の巨大障害物の待つエリアへと進入したのである。
そのとき、ナイトサバイブ=秋山蓮は思った。
――俺の優勝だな……。
後ろに続く二人も、地上を走っているにしては驚異的なスピードで追いすがって来てはいるが
所詮、一体だけ空を飛んでいるダークレイダーには追いつく術もない。
ただでさえそんな圧倒的な優位に立っていながら、今度は路上に回転する壁である。
今さら負ける要素など、どこを探しても見当たるはずもなかった。
電王との行きがかり上、こんなチートじみた戦法でここまで来てしまったものの
これほどまでに卑怯全開な勝ち方は、蓮にとっても実は本意ではない。
しかし、
「ひとりだけ空を飛んで優勝」と
「空を飛ぶのをやめた途端追い抜かれて惨敗」の二択では、
前者の方がまだ比較的、マシなように思える蓮である。
――さっさと終わらせてしまおう。
憂鬱な思いを振り切るように、手綱の如く握り締めた両手のハンドルを引き絞り
ヤケ気味に叫ぶ。
「ダークレイダー!!」
「キシャアアアアアアアアア!!」
巨大な翼を一杯に広げ、猛スピードで二大怪獣の頭上を飛び越えんとするダークレイダー。
その前方に立ちはだかる者は、もはや誰も居ない。
そのとき、カブト=天道総司は思った。
――何をやっているんだ、あのバカは。
もちろん、キャッスルドランの周囲を飛び回りながら
屋上の装甲響鬼と激戦を繰り広げている、
ガタックこと加賀美新のことである。
他のライダーとの競り合いに忙しく、ここまで確認する暇もなかったのだが
てっきり必死で自分の背中を追っているか、
途中でクラッシュでもして、暑苦しいセリフを叫びながら再起を図ってでもいるのだろうと思いきや
まさかトップが二周目の過半に達しようというこの時点で、未だにこんな場所で引っかかっていようとは。
さて、それではあのバカを追い抜き様、
どのような「おばあちゃんの一言」を引用して教訓を与えようか?
目の前に立ち塞がる巨大な死の罠を突破し、前方の巨大コウモリを追い抜いてゴールするという
天の道を行く男的には比較的たやすい問題に関する思考をいったん棚上げにし、天道は
人類最高クラスの思考能力を全て、上記の至上命題に投入し始めた。
そのとき、アギト=津上翔一は
「はあああああああああ!!」
全身の『気』を凝縮する武闘家の如き声を発しながら、
マシントルネイダーを再度スライダーモードに変形させその上に立ち上がった。
もはや衝突は不可避なほど近く、
急激に接近しつつあるパワードイクサーとキャッスルドランの巨体。
だが、かつて『仮面ライダーアギト』最終回において
神そのものと言っても過言ではない存在を、その右足一本で撃退してのけた彼である。
主観的神の代理人が操る重機とそのライバルごときに
今さら怖れをなす謂れなどあろうはずもなかった。
いやそれ以前に、ここに至る途中経過を全く知らない彼にとって
今現在前方で唸りを上げて回転する2体は
単にどこからか降って沸いた、一つの巨大障害物に過ぎないのだ。
『壊して通る』。
この上なくシンプルな方針に沿って、アギトはマシントルネイダーの背を蹴った。
翔一の闘志に呼応して輝くその姿はシャイニングフォームへと更なる変身を遂げ、
二大巨獣と彼の間の空に、巨大なアギトの紋章が聳え立つ。
アギト最大最強の必殺技、シャイニングライダーキックの発動。
これにより、
パワードイクサーおよびキャッスルドランの消滅が決定した。
そのとき、キャッスルドランの破壊に全てを忘れて没頭していたイクサ=名護啓介は
「キシャアアアアアアアア!!」
突然耳に飛び込んできた耳障りな雄叫びの声に
思わず顔を上げた。
見れば、超高速で回転する素晴らしき青空の中を
いまだかつて見たこともないほど邪悪かつ冒涜的な姿をしたコウモリ型モンスターが
こちらめがけて飛来して来ている真っ最中である。
――なるほど。キバの新しい力か。
瞬時にしてそう結論づけたイクサは、パワードイクサーの操縦をイクサナックルに一任するや否や
イクサカリバーを引き抜いてジャンプした。
聖なる光の矢と化して空を駆け抜ける彼の真正面に、
完全に無防備なモンスターの腹が迫る。
真っ二つに両断され、爆発炎上する敵の姿を早くも幻視する彼の目には
ほんの数十メートル離れた空に出現した巨大な紋章も、
その向こうから迫り来る神々しいライダーの姿も
全く映っては居なかった。
(続く。)
きたぁぁぁぁぁ!!
待ってましたぁああああっ!!!
名護さんそれはキバとは関係ありませんw
名護さんwww
れーーーん!!w
名護さんにも蓮にも言いたい事はあるがww
取り敢えず天道ー!
こんな時にまでおばあちゃんの一言考えるなww
「翔一君! だめぇっ!!」
何かを受信した真魚の悲痛な叫びが、観客席に響き渡ると同時に―
全ては、0コンマ5秒にも満たない一瞬のうちに起きた。
空に浮かぶ紋章とキャッスルドランの左右の巨大窓を続けざまに粉砕して
パワードイクサーの胴体中央に達したアギトのライダーキックが
その巨体を貫通、真っ二つに叩き折ったことによって
いきなり逆進してきたイクサーの後ろ半分に顔面から突っ込んだ上に後ろからイクサーの前半分に激突されたドランの巨体がバウンドして宙を舞う。
ドランの上に乗っていた響鬼が宙に投げ出されガタックと龍騎サバイブもドランに激突され
イクサジャッジメントをモロに喰らったダークレイダーとその上に乗っていたナイトサバイブもろとも吹っ飛ばされる中、
宙に浮いた重機の残骸と城の投げかける巨大な影の中を
無人のマシントルネイダーとカブトのカブトエクステンダーが通過する。
一瞬の間を置いて落下し、路上に叩き付けられるキャッスルドランとパワードイクサーの残骸。
巻き込まれたライダーたちも次々と落ちてきたが、
この時点ではまだ、全員が無事だった。
だが。
「「そんな……!!」」
奇しくもこのとき、
マシントルネイダーに着地して振り返ったアギトと
後方からやってきたクウガは
全く同じタイミングで同じ驚愕の声を上げた。
呆然として見守る彼らの眼前で、
パワードイクサーの後ろ半分から生じた、凄まじく巨大な青い火柱が
倒れたキャッスルドランを、響鬼を、イクサを、ナイトサバイブをそしてガタックたちを飲み込み
昼日中の青空が闇夜に変わったかと思わせるような圧倒的な光芒と爆音を上げて
天に聳え立ったのだ。
……パワードイクサーに搭載されていた、全てのイクサポッドの連鎖的大爆発。
外見上、荷台にせいぜい3個くらいしか乗っていないように見えるイクサポッドではあるが
素晴らしき青空の会が誇る謎収納システムによって隠されていた残弾の実数は、
実は少なくとも数十個に及ぶのである。
巨大ファンガイアの常識外の防御能力を突破すべく生み出された、この
「投げても投げても無くならないイクサポッド群」の超絶破壊力は
パワードイクサー自体が破壊されるという想定外の事態に陥った今、
イクサ自身も含めた多くのライダーたちを焼き尽くす地獄の業火と化した。
イクサの、ナイトサバイブ、龍騎サバイブの、ガタックのそして装甲響鬼の、
これまで彼らの肉体を、その強固な防御力によって幾多の攻撃から守ってきた装甲が
次々に耐熱限界を越え爆発四散してゆく。
「ひっ、ヒビキさああああんっ!!」「れぇん!!」「真司っ!!」「加賀美っ!?」
明日夢と恵理と美穂とひよりの絶叫が観客席に響き渡る中
名護の最期を冷ややかに見つめる恵は人知れず気絶していた。
誰も生き残ることはできないこの空前の大惨劇をよそに、
ただひとり悠然と走り続けていたカブト(現在一位)は
不意に左手を宙にかざし、そっと呟いた。
「やれやれ。まさかこいつまで使うハメになるとはな……」
全てのゼクターが持つテレポート能力、『ジョウント』の放電とともに
前方の空間に現れたハイパーゼクターをキャッチし、
流れるような動作で左腰に装着するカブト。
その全身が眩い光芒に包まれ、ハイパーカブトの姿となり
「……ハイパークロックアップ」
『HYPER! CLOCK‐UP!!』
白い閃光を周囲に放ちながら、ハイパーカブトはこの時間軸から消えた。
(続く。)
えらい被害になったなw
リセットもやむなしか。
凄い事になっちゃった!ついにレースも終盤だな…ドキドキ
ハイパーさん来たー!!
いやー、これ面白いわw
アギトのライダーキックが炸裂する0.5秒前。
限りなく静止状態に近い時の中、アギトの紋章と二大巨獣の間に立ちはだかりながら
未来から帰って来たハイパーカブトこと天道総司は考えた。
――全員一度に助けるのは無理だな。
小惑星をも押し返すほどの大出力を誇ると言われるハイパーカブトのこと
背後で微速回転を続けるパワードイクサーとキャッスルドランをアギトとの衝突コースからどかすのはたやすいことだったが
その場合、ハイパークロックアップの超速度で押されたドランに激突する
ガタックまたは龍騎サバイブが粉砕されて死ぬのだ。
さすがは「死んだ回数」及び「どう考えてもこのあと死ぬ状況に陥った回数」の合計において
歴代仮面ライダー、否、歴代全地球人類の中でも首位を争う二人である。
最強クラスを誇る戦闘能力とは裏腹に、生命線の短さは折り紙つきと言えた。
――仕方がない。
比較的穏便な解決策を早々に諦め、パーフェクトゼクターとザビー、ドレイク、サソード各ゼクターを召還するカブト。
もはや優勝争いとも目下の緊急事態とも全く関係の無いことだが、この時点で
変身を強制解除されたザビー(三島)、ドレイク(風間)、サソード(神城)の失格が決定した。
パーフェクトゼクターに全てのゼクターのエネルギーを充填し、ガンモードで構えつつ
空を仰ぐハイパーカブト。
その視線の先、美しく輝く巨大な紋章の向こうからは
人知を超越する破壊力そのものと化したアギトシャイニングフォームが
ゆるやかに迫りつつあった。
「……悪く思うな」
『HYPER‐CLOCK‐OVER!』
『……MAXIMAM‐HYPER‐CYCLONE!!』
息を吹き返した通常時間の世界で
パーフェクトゼクターの先端から放たれた凄まじいエネルギーの波が
アギトの紋章を直撃した。
ほとんど同時に反対側から接触したアギトの右足によって、通常なら粉々に砕け散るはずの紋章は
カブトの供給するエネルギーを受けてさらにその輝きを増し
中心部にアギトを固定したまま激しいスパークを散らす。
「うぉっ!?」
「くっ……」
互角。
マキシマムハイパーサイクロンのビームと、更に巨大化したアギトの紋章を挟んで
ほとんど静止状態になりながら
逆流してくる膨大なエネルギーの負荷に思わず声を漏らすアギト、そしてカブト。
遅まきながらこの異常事態にどよめき始めた観客席の人々が見守る中、
アギトの紋章からカブトの紋章へ、そしてまたアギトの紋章へとめまぐるしく姿を変えてゆく巨大紋章の姿は
一進一退のせめぎ合いを続ける、二つの超パワーの攻防を象徴するビジョンだった。
このまま進めば、先にエネルギー切れを起こしたどちらかが吹き飛ぶ。
そんな危険な状況に陥った両雄の上に、運命は
思いも寄らぬ形で決着をもたらす。
『RIDER‐JAMP』
「天道ォオオオオオオオオ!!」
今も回転を続けるパワードイクサーとキャッスルドランの上端を飛び越えて
身動きの取れないカブトめがけて急降下するその影は
一周目でカブトに半殺しにされた弟影山の仇を撃つべく
バイクも無いのに参入してきたキックホッパー矢車であった。
「なにっ!?」
今ごろになって襲い掛かってきたこの因果に、全くリアクションを取ることができないカブト。
外しようもないマトと化した彼にキックホッパーのライダーキックが命中した瞬間、
『HOPPER‐POWER COMBINE!!』
あまりにも過酷な負荷によって暴走寸前のパーフェクトゼクターが
本来合体不可能なはずのホッパーゼクターのパワーをも取り込み
瞬間的かつわずかながら、アギトのエネルギーを上回った。
右足から火花を散らし、ついに崩壊した紋章の破片とともに吹き飛ばされ宙を舞うアギト。
ライダーキックの衝撃で変身を解除された天道と、ホッパーゼクターをパーフェクトゼクターに取られて同じく生身になった矢車も
それぞれコースの反対方向枠外に放り出され、芝生の上を転がって行った。
そして彼らの頭上では、カブトが未来から帰ってくる以前の展開に沿ってナイトサバイブがイクサに撃墜され――
後からやってきたクウガ=五代雄介が見たものは
依然として回転し続けるキャッスルドラン、パワードイクサーの巨体と、その上で元気に戦い続けるライダーたち、そして
ものの見事に全員リタイアを遂げた、さっきまでの1位から3位の姿だった。
110 :
ライダオッター:2008/07/13(日) 12:41:57 ID:1igJYjI70
...にしても物凄いことになっておりますなあw
おれのいっちゃん好きなクウガがしっかり残ってることが嬉しっすb
てんどおおおおおwwwww
もう誰が一位か予想もつかんね
なんでこんなことになっちゃったんだろww
影山が悪いのか?名護さんのせいか?そもそも草加が発端か?
まさかの天道脱落!優勝候補も相次いで脱落でもう誰が勝つかわかんねぇwww
しかしカブト勢はこれで全員リタイアか…よくやったよ、みんな…
矢車兄貴は相変わらず余計な事しかしないなwww
115 :
ライダオッター:2008/07/15(火) 22:40:13 ID:L99XAhXt0
今更10番に意見だが、本気で質のあるドラマをつくれれば
オダギリさんも出てくれると思うんだが...
>>115 とりあえずsageと安価を覚えてから出直そうな・・・
10番って何だ?
スレ的にはゼクロスのことじゃないか
確かにゼクロスは今更だなぁ・・・平成ライダーでもないし。
1〜5がクウガ〜アギト(強化含まず)で龍騎で6〜17だとすると・・・
出てきた順番的にはライアだな。翔一以外のアギトになった人含めると変動するけど。
マジレスするなら多分
>>10って言いたいんだろうけど、じゃあ俺達は何になるんだろ?
119人までは届かないと思うけどライオトルーパー一人ずつカウントしていけば・・・!!
115みたいのが待望するからオダギリは嫌になったんだろうな
寂しいが気持ちは分かるだけに複雑だ
1万人までオッケーだな
「はじまった」
芝浦淳はスタートラインから一斉に駆け出すライダー達を観客席から見送り、そう言った。
「もし出場していれば、この私が頂点を極めていたのに…」
「フッ…お前じゃ喰われてたよ」
高見沢逸郎のこの返答に須藤雅史はもちろん、芝浦も顔をしかめた。
続編に期待して保守
まだかな〜
まさか神が死んだ?
ニーチェ、乙
携帯で見てて後で書き込もうと思ってたら
>>127に先越されてたw
過疎ってるから大丈夫だと思ってたのに・・・
実はみんな結構ROMってるのか?
期待しつつ保守!
130 :
名無しより愛をこめて:2008/07/25(金) 17:59:30 ID:XTplihot0
続編が気になりすぎるwww
そして、五代は変身した!
「とう!変身!」
「いきなり緑か!」
ペガサスフォームで戦うクウガ。
そこへ、ゾルダ登場!
「行くぞ!」
猛牛のカードを使い、ゾルダサバイブに変身!
その頃、鬼芽身峠では、グランプリが開催された。
出場するのは、芦原涼。
「これに勝って、俺は世界にデビューするのだ」
しかし、空から爆弾が!
「みんな逃げろ!ここは俺が引き受けた!」
逃げるみんな。
G3-Xが、爆弾を受け止め、投げ返し、あやうく難を逃れた。
「ありがとう、G3-X!」
「いやあ、だが、油断するな!」
現れたのはG4。
「久しぶりだな、G3-X!」
「キミは!」
しかし、その頃、湾岸岬ではモーターボートの特訓をする姿があった。
「この大会さえ勝てば、俺は優勝出来る」
そこに魚雷が!
総出演の特別編ってスレタイだから、スレ違いかも知れないけど、
存在感のないライダーや、劇場版ライダーなんかはいらない気も。
個人的には
クウガ、アギト、G3-X、ギルス、龍騎、ナイト
ファイズ、カイザ、ブレイド、カリス、響鬼、威吹鬼、轟鬼
カブト、ガタック、電王、ゼロノス、キバ、イクサ
辺りが出てれば満足かな
>>133 ギルスや轟鬼がいてギャレンやゾルダがいないとは
何とも微妙なメンバーだな
>>134 まあ、個人的な好みも適用してるから、軽く流して下されw
>>133 ギャレンはまた騙されて敵になるんですねわかります
個人的にはゾルダも入れてほしい
王蛇も入れてほしい…けど扱いに困るか
浅倉はバラのタトゥーの女に
「リントも我らと等しくなったな。いや、もっとヒドス」と言われる役。
だいぶ前のレスで、ザビーの扱いに触れられてたけど、
確かに、ザビーは影山か矢車しか考えられん。
でも彼らには、やっぱりホッパーズやって欲しいから、特別編って事で
別にキャスティグすると・・・
意外とザビーの資格者として田所さんピッタリじゃない?
終盤、組織の命令だけで動いてない部分はあったけど、基本的には
組織に忠実で調和を保つ精神もあり、場合によっては、
その調和を多少乱しても部下を守る、または部下を思いやる
部分もあるし、矢車と加賀美の両資格者と重なる部分が少しずつ
あると思う。
今思えば、何で影山が選ばれた上に長くザビーとしていられたか
不思議だが
>>133に、やっぱり、ゾルダ、デルタ、ギャレン、レンゲルは追加して欲しいな
かなり個人的な希望としては、あとはライアとホッパーズ
みんな好きなライダー挙げて出せ出せ言ってるけど、
全部出してたら時間どんだけ必要なんだよ。
画面の端っこで映ってりゃそれで満足出来るのか?
タイトルになってるライダーだけでも相当な時間かかるぞ。
自分の好きなライダーの活躍が少なければ、
当然文句付ける奴も出てくるだろうし。
>>141 そんな事考えるやつは、このスレに必要ないと思う。
映像もいいけどゲームを作ってほしいわ
全てのライダーと全ての怪人が総出演する複数VS複数の3D格闘ゲーム
いろんなライダーでいろんな戦いをしてみたい
ライダーファンもゲーム世代になってきたということか
平成ももう9年になるもんな、仕方ないか
146 :
ライダオッター:2008/08/03(日) 14:59:20 ID:qctwPJ+E0
もうね、世界観も全く違うんだし、わざわざ一緒にしなくてもいいよ
>>144のプロモーション映像みたいに、平成ライダー同士が怪人軍団を殲滅したり戦い合ったりするのを見たい。
クウガ〜キバの全ライダーが集結して一体の怪人をフルボッコするって展開がいい
ターボレンジャーの第1話みたいに採石場で名乗りを上げて
てかバイクレースの人はこのままフェードアウトかな?
SS系にはよくある事だが。
正直完成作品の方が少ないよね。
>>149 俺は待ち続けるぜ。まあ書くのがのが困難な状況ならば仕方が無いが
俺は何時までも待ち続ける。
152 :
名無しより愛をこめて:2008/08/08(金) 20:01:38 ID:hLr+WyPB0
ほしゅ
>>151 夏祭りが終わった頃に、書いてくれると期待。
保守
>>154です。
昨日のうちに剣スレ行けばよかった……。
剣というのは・・・IDのことでしょうか・・・
>>157 その通り。
>>154=
>>156 剣スレよりコピペ。
394:名無しより愛をこめて 2008/08/15(金) 02:04:24 ID:620e7wdaO[sage]
>390-391
特撮板の別スレにてビートルが目撃されたよ
>154:名無しより愛をこめて 2008/08/14(木) 07:53:58
>ID:0w0n4hDJO
0w0<ウェーイ
395:名無しより愛をこめて 2008/08/15(金) 02:28:44 ID:WdaDH eGd0[sage]
>394
ワロスw
神が降臨した瞬間だなw
時間とIDから察するにこのスレの
>>155が転載したようだ
PCのIDは端っこが0だから、0w0とか0M0は結構簡単に出るんじゃない?
って思ったらそうでもないんだよな
剣スレ住民なんだが、未だに完全体になったこと無いんだよな・・・
壁から覗いてたり、ティターンが擬態してる事はよくあるんだが。
同時上映「女たちの平成ライダー」
桜子さん、神崎優衣、小沢澄子からゴン、コハナまで全員集合
小沢さん、ヒロシさん、ハナがトリオ組んだら強いな
163 :
名無しより愛をこめて:2008/08/20(水) 21:53:13 ID:hwFlMMxI0
敵はバラのタトゥーの女・長田結花・間宮麗奈のトリオで
虎姉さんもよろしく
怖いお姐さん達にそそのかされてヤンデレ覚醒ですね、わかりまs(ry
167 :
名無しより愛をこめて:2008/08/22(金) 00:39:05 ID:TudNUOIF0
>>165 ひよりも考えたんだが、それはさすがにな。
じゃあ敵はバラのタトゥーの女・小林靖子・間宮麗奈のトリオで
>>167 ま た リ セ ッ ト で 終 わ る の か
なんという龍騎ハイパーバトルビデオw
浅倉と草加と天道がチーム組めば無敵じゃね?
>>169 一番の問題は、どうすればその3人にチームを組ませられるか。だと思うがw
根本的な問題を失念してたw
どう考えても無理だ…
>>169 気に食わないとかの理由で連携攻撃中に浅倉が他の二人を後ろから攻撃しそうだなw
天道は普通にかわしそうだが。
協調性がないとチーム組むのは無理か
でも協調性高いライダーってあんまりいないような?
翔一と真司くらいしか思いつかないなぁ
金さえ出せばサノマンは協力するよ
555ライダーは仲悪いくせに連携だけは凄かったな。
後は仲間内だけなら剣ライダーズや響鬼ライダーズとか?
総出演が劇場版だったら敵も劇場版ライダーがいいな
暴走G4、リュウガ、サイガ、オーガ、グレイブ(14持ち)、カブキ、コーカサス、ガオウ(GL持ち)、ネガ電王(NDL持ち)、レイ、アーク
勝てねぇ…
177 :
名無しより愛をこめて:2008/09/01(月) 10:33:38 ID:hHO2/JNzO
そうだが
178 :
名無しより愛をこめて:2008/09/01(月) 10:44:09 ID:D+z+MTKF0
RXなら1人でこいつらを殲滅するぜ!
もし、リアルに制作されるなら主役ライダー数名だと思うぞ。
電キバやったし、一回派手にやってほしいけどなぁ。
てか似てるスレみかけたんだけど。
一旦ageますよ
似てるスレっていうのは、超ウルトラ8兄弟っぽいのを
昭和と平成のライダーでやるなら、みたいなことを話してたスレかな?
183 :
名無しより愛をこめて:2008/09/08(月) 23:55:01 ID:ot2UJH1JO
>>182GLはガオウライナー、NDLはネガデンライナー
185 :
名無しより愛をこめて:2008/09/19(金) 04:23:14 ID:oB33GWG0O
SSは終わりか…
186 :
名無しより愛をこめて:2008/09/19(金) 10:24:33 ID:z4cGCTAhO
とっくに終わってる、今は555
カブト金銀銅の金は敵だけど銅も敵なんじゃない?
191 :
名無しより愛をこめて:2008/10/20(月) 09:10:43 ID:4ljC2lkp0
保守
192 :
名無しより愛をこめて:2008/11/17(月) 18:06:40 ID:s43ctquf0
193 :
名無しより愛をこめて:2008/12/01(月) 03:34:58 ID:aIYGFCky0
一応、実現したね
平成ライダーグランプリの続きを未だに待ち続けているのは
もう俺だけだろうな…
ここにもいるよ。
まぁ2ちゃんの小説はリレー形式以外完結するほうが珍しいしなぁ。
197 :
平成ライダーグランプリ(第10コーナー・1):2008/12/22(月) 21:27:22 ID:FuKzENxZ0
陽炎に揺れるアスファルトの上を、彼方からひとつの影が近づきつつあった。
真冬に近いこの季節に、地表付近の大気を盛大に揺らめかせているその熱波の発生源は
コース終盤に位置するこのコーナーを戦場に変えた2体の巨大怪獣、
パワードイクサーとキャッスルドランが今も発射し続ける爆弾と火球の雨。
そして、2体が猛烈に暴れながら回転しているこの場に近づきつつあるその影こそ、
先行する全てのライダーが倒れた今、再び単独トップの座に返り咲いた
優勝候補の最右翼、仮面ライダークウガであった。
この場からはもうかなり近い位置にある、ゴール付近の観客席から
観衆の大部分が息をつめて見守る中
クウガは、破壊の巷と化したコーナーに入る寸前の地点で
愛車ビートチェイサーを静かに停止させた。
――回避するつもりか。あるいは強硬突破か。
――それとも、突破は不可能と見てリタイアするつもりなのか。
無言で巨獣たちの暴走を見守るクウガのその姿は、
観客たちの様々な憶測を呼んだ。
198 :
平成ライダーグランプリ(第10コーナー・2):2008/12/22(月) 21:28:16 ID:FuKzENxZ0
クウガは動かない。
ただ、コースの端から端までを占拠して回る2体と、
その周囲に転がるおびただしい数の、量産ライダー的な何者か達の姿、
懸命に救護活動を続けるスーツ姿の男女、
怪獣たちの周囲を飛びまわりながら
今もなお一生懸命攻撃を繰り返している青と赤のライダーの姿などを、
じっと見つめるのみ。
そして……
スタンドを埋め尽くすその大観衆の中、
クウガの真意に最初に気付いたのは、やはり
彼の親友にして最高のパートナーたるこの男だった。
「よせ、五代!!」
思わず席から立ち上がり、通信機に向って大声で叫ぶ一条。
その隣の座席では、
黒一色のドレスに身を包み、ちいさな日傘を差して観戦していたバラのタトゥーの女が
艶然とした微笑を浮かべていた。
199 :
平成ライダーグランプリ(第10コーナー・3):2008/12/22(月) 21:29:12 ID:FuKzENxZ0
『なぜ君がそこまでする必要がある! 今すぐリタイアするんだ! …と言うより、このレースは中止だ!! 』
ビートチェイサーに搭載された通信機を通じて、
一条の声はクウガ=五代の耳にも届いていた。
だが、彼は無言で、ビートゴウラムの召還を行う。
それは、総重量にしておそらく、自身の1000倍以上には達するであろう巨大怪獣たちへの
絶望的な特攻の準備に他ならなかった。
ハイパーカブトによる時間改変によって、アギトの超絶破壊力を「見なかったこと」にされた一条には
これほど非常識な存在(イクサー及びドラン)に立ち向かうなど正気の沙汰とは到底思えず、
したがって、クウガの背後から迫り来る残りのライダー達も、
必ずや1人残らずリタイアするに違いないという確信があった。
だが、クウガは知っていた――まざまざと思い出していた。
現にその「正気の沙汰とは到底思えない」自殺的なアタックの末に
自分の目の前で壮絶な最期を遂げた、仮面ライダーギャレンの姿を。
「すみません、一条さん。……でも、俺がやらないと」
もはや振り返ることもなく、しかし、
背後に迫るライダーたちの姿をありありと思い浮かべながら、五代は呟いた。
「あの人たちは……やります」
200 :
平成ライダーグランプリ(第10コーナー・4):2008/12/22(月) 21:30:46 ID:FuKzENxZ0
「……五代っ!!」
ムダと知りつつ、青ざめた顔でなおも叫ぶ一条。その周囲で、
コースを見守っていたその他の観衆が、凄まじいどよめきの声を上げた。
「!?」
顔をあげ、目を凝らしてはみたものの、咄嗟には何が起こっているのか判別することができない。
「……あれだ」
どこまでも冷静なバラのタトゥーの女が、畳んだ日傘の先で指し示した方角を
一条は改めて注視した。
ゴウラムを頭上に呼び寄せ、今まさにビートゴウラムへの合体を行う寸前のクウガ、その背後から、
現存する全てのライダーを――先ほどまでのクウガをも、更に数倍上回る凄まじい速度で
二台のマシンが猛然と疾駆してきたのである。
(続く。)
201 :
195:2008/12/22(月) 23:26:18 ID:t2C+YIvTO
続ける気あったんだ!
半分諦めてたのに。
楽しみ!
グランプリの人キターーーーー!!!
平成ライダーグランプリ、乙です。
さて、最終結果は如何に!?
205 :
名無しより愛をこめて:2008/12/23(火) 13:20:17 ID:hfezaMb9O
バラの人が甲斐甲斐しいw
仲良いね
206 :
平成ライダーグランプリ(第10コーナー・5):2008/12/23(火) 18:51:31 ID:mVqdUIqm0
突然、巨獣たちと自分との間に割って入り急停車した新たなマシンに驚き
クウガはとっさに、ゴウラムへの精神波による指示を止めた。
そのマシン――ブルースペイダーから降りたブレイドは、
自分を凝視してくるクウガのまなざしを一瞬、真っ直ぐに見返した後
暴れ続ける二大巨獣の方へと向き直った。
――アレを止めるつもりだ。
方法はいざ知らず、瞬時にしてブレイドの意図を見抜いたクウガは
思わず制止の声を上げようとした。しかし。
「……黙って見ていろ」
いつの間にか隣に並んで停止していたもう1人――カリスが、諭すようにささやく。
そのぶっきらぼうな言葉の影に潜む、絶対の確信めいたなにかが
クウガの声を奪う。
そんな中。
「橘さん……。俺に、力を貸してください!」
ブレイドは、祈るような言葉とともに
一枚のカードを取り出し空にかざした。
207 :
平成ライダーグランプリ(第10コーナー・6):2008/12/23(火) 18:54:03 ID:mVqdUIqm0
ブレイドが取り出したカード。それは、
日本海に消えたギャレンが形見のように撒き散らしていった数枚のうちのひとつ、
ハートの7「ロックトータス」である。
任意の対象を石化するというこのカードの能力をもってすれば、
荒れ狂う巨獣をも安全な巨大オブジェ、単なる風変わりな障害物と化すことができる。
空間自体を停止させる「タイム」を使ったのではコース全体を塞ぐ不可視の壁を作ってしまうに等しく、
またライダー達が全員通過するまでだけ対象を止めておけばいいだけの現状においては
このカードの選択がベストだと、剣崎は判断したのだ。
だが、問題は残る。
「――どっちを止めるつもりだ」
テレパシーのような不思議なエコーのかかった声で、カリスが問い掛ける。
止めるべき対象は、2体。
そもそもどちらが先に暴れ出したのかすら知らない剣崎らからすれば、
片方の静止と同時に自由になったもう片方が、ライダーたちや観客を襲い始める危険性は
けして無視することはできなかった。
208 :
平成ライダーグランプリ(第10コーナー・7):2008/12/23(火) 18:55:12 ID:mVqdUIqm0
手持ちのカードは一枚。そして相手は2体。
この困難な選択を前に、剣崎は束の間、激しい逡巡を覚えた。
だが、やるしかない。
後続集団が今にも追いついて来ようとしている――つまり全滅しようとしているこの状況下では、
残された時間は余りにも少なすぎた。
決然と顔をあげ、叫ぶ。
「俺は……あいつの方を止める!!」
剣崎の直感が選んだターゲットは、キャッスルドランであった。
2体のうちでより巨大な方を静止させれば、
もう片一方もそれに激突、大破して止まるだろう。
運転席に人影のない白い暴走ユンボと、そもそも人間など乗っていそうにもない城型ドラゴン相手では
もとより、操縦者の身の危険を考慮する必要もない。
意を決したブレイドが、カードをラウザーに通そうとしたそのとき
イクサーの破壊がどのような大惨事を引き起こすかを知る唯一の男、
未来から帰って来たハイパーカブト=天道総司は
ゼクト救護班がコース脇に設置した仮設テントの中で
人類史上もっとも完璧なケガ人として、優雅に寝息を立てていた。
天道起きてーーー!!!!
カッコいいんだが、ブレイドだからな
何かポカやりそうな不安があるw
211 :
平成ライダーグランプリ(第10コーナー・8):2008/12/25(木) 00:15:35 ID:ikm4Ta230
――俺の選択は正しいのか。
――そもそも、今だかつて一度も使われたことのないこのカードの力で、本当にアレは止まるのか。
そんな疑惑に押しつぶされそうになりながらも、
剣崎はカードをスラッシュしようとした。
そのときである。
「剣崎ィイイイイイイイイイイイッ!!!!!!!!!!」
彼方から轟いてきた大音声に、剣崎は――否、会場に集う全ての人々は、
観客席のてっぺんを振り仰いだ。
そこに立つ男の姿を、ライダーシステムによって増幅された視力で確認し
剣崎は思わず絶句した。
「……た、」
なんと、さきほどコースアウトの末に、変身解除状態で海に消えたはずの
「…… 橘 さ ん っ !? いっ、生きていたんですか!!!」
うむ! と、頼もしい満面の笑顔で頷き返したその男は、まぎれもなく
仮面ライダーギャレン、橘朔也そのひとであった。
212 :
平成ライダーグランプリ(第10コーナー・9):2008/12/25(木) 00:16:54 ID:ikm4Ta230
その声、そして姿は、明らかに死者のそれではない。それどころか
さっき散髪してきたばかりのように爽やかな髪型と、
いつの間にか着替えたらしい黒いタキシードの効果もあって
むしろ落下する前よりも生気に満ち溢れているようにすら思える。
このたしかな現実を前にして、
『あの状況からどうやって助かったのか』などという些細な疑問を抱く人間は、
この場には1人として存在しないのだった。
「これを使え!!」
タキシードのふところから取り出した一枚のカードを、
華麗な手さばきで放り投げる橘。
カードは風に乗り、二大巨獣の上空を回転しながら通過し、ブレイドの手に収まった。
「……そうか! 分かりました、橘さん!!」
先輩の無事に狂喜した勢いで既にキングフォームになっているブレイドは、
そのカードを見た瞬間、一瞬にして橘の意図を察した。
ハートの9、ジェミニゼブラ。
213 :
平成ライダーグランプリ(第10コーナー・10):2008/12/25(木) 00:17:57 ID:ikm4Ta230
『Gemini.』『Rock.』
『……Double-Petrifaction』
「うおおおおおおおおおっ!!」
奇跡が起こった。
ジェミニの力で2体に分身したブレイドキングフォームから放たれる
ロックの石化波動を受けて、
これまで誰にも止めることのできなかったパワードイクサーと、キャッスルドランの生身部分が
灰色の巨大石像と化し
なおも勢い余って二周ほど回転した後、地響きを立てて停止したのである。
「くっ……」
だが、あまりにも巨大な2体の運動エネルギーを封じ込め続けるには、
キングフォームの全力を集中し続けることが必要だった。
だから、剣崎は叫んだ。
「行けっ!!」
カリスに。そして、その隣で見守っていたクウガに。
214 :
平成ライダーグランプリ(第10コーナー・11):2008/12/25(木) 00:18:28 ID:ikm4Ta230
――たとえ自らはリタイアすることになっても、レースを最後まで完遂させる。
そのブレイドの自己犠牲の精神を感じとったカリスとクウガは、
もはや言葉も不要とばかりに
それぞれの愛車をスタートさせた。
2人が――そして、ちょうど後ろから殺到してきた他の全ライダーたちが、
2体の巨像と対峙して立ち尽くすブレイドの両側を次々に通過し
静止してなおコース全体を塞ぐ障害物たちの唯一の突破口、
大きく開け放たれたままのドランの口の中へと、続々と飛び込んでゆく。
多くの犠牲と戦いの末に――
レースは今、終局を迎えようとしていた。
(続く)
(0w0;)…行けッ!!
剣崎かっけえ!!
漢だよ!
てか橘さんw
もう突っ込む気にもなれないwww
両方あわせて最終回っぽい雰囲気がいい。
橘さん、やっぱり生きてたかww
つーか剣崎かっこよすぎ
うわああああああ復活してたああああああ!!!!
最高のクリスマスプレゼントだああああああああ!!!!!
剣崎カッコイイ!!橘さんタキシード仮面www
219 :
平成ライダーグランプリ(キャッスルドラン前・1):2008/12/27(土) 17:47:43 ID:zqIOvLoB0
ブレイドの発動した新コンボによって、巨獣たちの暴走による脅威は収束したものの
既にそれらの犠牲となった多数の怪我人を救うという救護スタッフの戦いは、
まだ終わってはいなかった。
「――この中に、外科医の資格をもつライダーの方はいらっしゃいませんか!?」
我先にドランの口の中へ飛び込んでゆこうとするライダー達に向って
拡声器で呼びかける岬。
とうとうゼクト医療班だけでは医者の手が足りなくなったのだ。
一介のカリスマメイクアップアーティストが仮面ライダーに選ばれてしまうこのご時世、
探せば一人くらい、医者が変身したライダーも混じっているだろうという
彼女の発想は実際正しかったのだが、
まだ逆転優勝の目があることを悟り俄然やる気になったライダー達の中からは、
その呼びかけに答えようとする者が現れるはずもなかった。
220 :
平成ライダーグランプリ(キャッスルドラン前・2):2008/12/27(土) 17:48:38 ID:zqIOvLoB0
「……そんなんじゃダメだ! 貸してください!!」
絶望に打ちひしがれる彼女から拡声器を奪い取ったのは、
カブトとの相討ちで気絶状態のアギト=津上翔一を抱え、
G3-]のマスクを外して歩いてきた氷川誠である。
もはや自身のリタイアなど気にすることもなく、
ただ、傷ついた友を救いたいという熱い心の赴くままに、
彼は叫んだ。
「この中に!! 救いを求める怪我人全てを救う、闇の天才外科医の方はいらっしゃいませんか!!」
一台のバイクが、急ブレーキをかけ止まった。
「……俺がそうだが?」
アナザーアギト、木野薫脱落。
221 :
平成ライダーグランプリ(キャッスルドラン前・3):2008/12/27(土) 17:49:40 ID:zqIOvLoB0
一方、実力的にほぼ全員互角な後続集団の中で
ここまで比較的良い位置をキープしてきたはずの仮面ライダーゼロノスは
ドラン城内突入寸前で、思いもよらぬ停止を余儀なくされていた。
「なんで止めるんだデネブ! 早く行かなきゃドンケツになっちまうだろ!?」
「だめだ佑斗! あの中に入っちゃいけない!!」
「なんで!」
「だってアレ…… お 化 け 屋 敷 じゃないか!!」
たしかに
タイミングをしくじった顔写真よろしく
大口を開け、白目を剥いた凄まじい形相で凍りついたドランの顔は
それ系のアトラクション入り口のように見えないこともなかった。
(続く)
木野さん指定呼びか〜
氷川さんうまいなw
てかデネブw
たしかに肝だめしにびびってたからなぁ。
木野さん指定w
しかし今何人ぐらい残ってんだ?もう半分は脱落したよな
実は自分、このグランプリ話にノリたくて、その為に剣とかアギト某ツタヤで借りて観たんだ。
再開して面白さ倍増だよ。嬉しい。
今現在、各ライダーの状況は下記の通り。
クウガ → カリスと共にトップでキャッスルドラン突入。
アギト → ハイパーカブトとの相撃ちでリタイア。
ギルス → キャッスルドランに突入。
G3-] → アギトを救うためリタイア。
アナザーアギト → 全ての怪我人を救うためリタイア。
龍騎サバイブ → キャッスルドランと戦うためコースをショートカットしリタイア。
ナイトサバイブ → イクサにダークレイダーごと撃墜されリタイア。
オルタナティブ・ゼロ → キャッスルドランに突入。
ファイズ → キャッスルドランに突入。
カイザ → パワードイクサーとキャッスルドランにジェットスライガーを粉砕されリタイア。
デルタ → 死にたくないので参加しなかった。
ライオトルーパー → 全員が、キャッスルドランとパワードイクサーの戦闘に巻き込まれリタイア。
ブレイド → キングフォームでイクサーとドランを固定している。
ギャレン → クウガとのデッドヒートの末コースアウト、リタイア。
カリス → クウガとともにトップでキャッスルドラン突入。
レンゲル → カリスから奪ったフロートのカードで飛行中。
響鬼 → キャッスルドランを守るため龍騎サバイブ、ガタックと交戦。
カブト → パワードイクサー大爆発による惨事を防ぐべく、未来から帰還しアギトと相打ちになる。
ガタック → キャッスルドランと戦うためコースをショートカットしリタイア。
サビー → カブトがパーフェクトゼクターでザビーゼクターを召還したため変身解除、リタイア。
サソード → カブトがパーフェクトゼクターでサソードゼクターを召還したため変身解除、リタイア。
ドレイク → カブトがパーフェクトゼクターでドレイクゼクターを召還したため変身解除、リタイア。
パンチホッパー → 一周目でカブトにマシンゼクトロンを粉砕されリタイア。
キックホッパー → 最初から参戦していない。カブトを襲ったのち消息不明。
ゼクトルーパー → 全員が、キャッスルドランとパワードイクサーの戦闘に巻き込まれリタイア。
電王 → キャッスルドラン内に突入。
ゼロノス → キャッスルドラン突入寸前、デネブに阻止される。
キバ → 実はまだリタイアしていないのだが現在最下位(一周遅れ)。石にされたドランの前でひとりオロオロしている。
イクサ → パワードイクサーを石にされリタイア。
お〜わかりやすい。
ごくろうさま。
そっかキバはまだレース中なのかw
おお!まとめ有難う!
何気に電王勢は両方残ってたのか
渡かわいいなw
>デルタ → 死にたくないので参加しなかった。
三原wwwwwwwwwwww
231 :
平成ライダーグランプリ(最終コーナー・1):2008/12/31(水) 12:47:40 ID:e5jav5me0
「ちっきしょう!! なんなんだよこの城はァ!!」
ドラン内部に突入できずゼロノスが焦りまくっているその頃、
無事に突入を果たしたその未来の義理の弟――に憑依したガラの悪い精神体も、
予想外の事態に直面していた。
飛び込んだ先がいきなり平凡な――バイクで普通に通行できる――廊下だったのは幸いだったのだが、
なぜか
行けど暮らせど全く同じT字路、
右に曲がっても左に曲がっても、また同じT字路に出るのである。
たまに出現する階段を登ってとにかく上層部を目指してはみるものの、
突破までにどれだけの時間がかかるのかは見当もつかず
そもそも城の外から見たサイズや構成と、今走っている内部空間の造りの間で
まったく辻褄が合っていないかのような錯覚さえ覚える。
――どうして廊下で像に変身したガルルが、次の瞬間いきなりドランの口から出てきたの?
――ドランは口を閉じているのに、音也はどこからお城の中に入ったの?
これまで全国の幼い視聴者たちを混乱の坩堝へと叩き込んできた
恐るべきファンガイア建築の魔術が、今、
ゴールを目指すライダー達への最後の障害として立ち塞がっていたのだ。
そう、それは、ひとり電王だけが陥った事態ではなかった。
クウガも、カリスも、ファイズもそしてギルスも
誰もが同様に、このいつ果てるともしれない使い回し地獄を彷徨っていたのである。
232 :
平成ライダーグランプリ(最終コーナー・2):2008/12/31(水) 12:48:32 ID:e5jav5me0
ライダーたちが、それぞれに脱出口を求めて城内を彷徨い続けている、丁度その頃。
「……ねえ、なんか騒がしくない……?」
「たしかに」
ラモンの不安げな声に、力が頷いた。
ドランがどのような激しいアクションを行っても微動だにしない
次元的に外界と隔絶された城内の居室に
本来ありえないはずの、複数の轟音がしばしば轟いて来るのだ。
2人の疑問はもっともだったが、
3人目のアームドモンスター、ガルルこと次狼の関心は、全く別のところにあった。
「どうでもいいだろお……」
力の肩にまたがり、慎重な手つきで新たなトランプ2枚を
記録的な高さまで積み上げてきた、山の頂点にそっと載せる。
「でも……」
「……入ってきたら、遊んでやるだけだ。それまではほっとけ」
更に2枚のカードを手に取り、ふと、驚いたように眉をあげる。
偶然にもそれは、2枚のジョーカーだった。
233 :
平成ライダーグランプリ(最終コーナー・3):2008/12/31(水) 12:49:13 ID:e5jav5me0
「くそっ、このままじゃ、いつまで経ってもラチがあかねえ! どうにかなんねえのか!!」
「どうにか、って言ったって……」
いつものひとり会話を続けながら走る電王だったが、
転機は、思いもかけぬところからもたらされた。
「ねえねえ、ちょっといい?」
「なんだよ、いまそれどころじゃね…」
「……壁、壊してさ。真っ直ぐ進めばいいじゃん」
「「……!!」」
リュウタロスのなにげない提案に、絶句するモモタロスと良太郎。
「てめえ……」
「そ、そうだよリュウタロス! ここ誰かのお城……」
「めずらしく冴えてんじゃねえか、このヤロウ♪」
「え、ちょっとモモタロス!!!???」
『FULL-CHARGE』
眩い真紅の光芒。そして激しい爆音が、廊下に響き渡った。
234 :
平成ライダーグランプリ(最終コーナー・4):2008/12/31(水) 12:49:54 ID:e5jav5me0
停止したキャッスルドランを息を詰めて見守っていた観衆が、
大きなどよめきの声をあげた。
城のてっぺんに位置する窓のステンドグラスを粉砕して、二台のマシンが同時に飛び出してきたのである。
おおかたの予想通り、クウガ、そしてカリスだ。
更に一歩遅れて、ファイズとギルスが続き、
予想外の健闘を続けてきたオルタナティブ・ゼロが最後に飛び出してくる。
もはやここからゴールまでの間には、障害物は無い。
優勝は、この5人のうちの誰かの手に落ちるものと
誰もが確信した、その瞬間であった。
彼方から轟いてきた、猛牛のごとき雄叫びとともに
静止していたはずのキャッスルドランが、地響きを立てて動き始めた。
「要するに! 城に入らなきゃそれでいいんだろ!!」
デネブの必死の妨害に業を煮やしたゼロノスが、ついにゼロライナーを召還。
せっかく固定されていたキャッスルドランを押しながら、ゴール目指して爆走し始めたのだ。
235 :
平成ライダーグランプリ(最終コーナー・5):2008/12/31(水) 12:50:47 ID:e5jav5me0
「しまった!!」
パワードイクサーとキャッスルドランを止めているだけでも手一杯だったところに
三体目の怪獣が現れ仰天したブレイドは、精神集中を途切れさせ2体を解放してしまう。
目が醒めたらいきなり牛型機関車に押されている自分に気がつき
パニック状態のまま連れ去られるドラン。
一方、自由になるや否や無差別破壊活動を再開したパワードイクサーを見て
龍騎サバイブとガタックは、ようやくどっちが本当の敵であるかに気がついた。
「くそっ、こうなったら同時攻撃だ! やれるか!?」
「おう!!」
素早く気持ちを切り替えたガタック=加賀美の呼びかけに、喜んで応じる龍騎=真司。
本来の相棒であるナイト=蓮とは、協力して敵を倒すより同士討ちに明け暮れる機会の方が多かっただけに
「ライダー同士の合体技」には、密かに人一倍の憧れを抱いていたのである。
『FINAL-VENT』
『1.2.3』『PUT-ON』
空中でバイク形態に戻ったドラグランザーが凄まじい勢いで吐き出した火の玉が
マスクドフォームに戻ったガタックの背中を直撃する。
そうして得た爆発的な推進力と自らの全力をこめたキックで、
巨大なハサミと化したエクステンダーの切っ先をパワードイクサーに叩き込むガタック。
その凄まじい威力に耐えかねた路面が巨大なクレーターと化してイクサーを飲み込んだ数秒後、
巨大な青い火柱が立ち上がった。
「「よっしゃあ!!」」
地中深く埋め込んでからの爆発ゆえに、巻き添えを食った死傷者はゼロ。
やるときはやる二人だった。
続きキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
デネブったらまったくもうw
しかし一筋縄にはいかないもんだなw
大晦日に乙!
238 :
平成ライダーグランプリ(最終コーナー・6):2008/12/31(水) 14:08:12 ID:e5jav5me0
一方、無人の野を行くが如き城内破壊活動が繰り広げられていたキャッスルドラン内部では
「もういい! あとは僕ひとりでやるから! みんな出てってよ!!」
外部の騒乱に全く気付かないまま、良太郎がキレていた。
4人のイマジンが次々に繰り出す電王の必殺技によって穿たれたトンネルの先頭で、
プラットフォームとなってひとりため息をつく。
「これ……やっぱり、弁償しなきゃいけないんだよね……」
被害総額は見当も付かない。だがとりあえず、
今壁を破壊して入ってきてしまったこの部屋の無事だけでも確認しようと
室内に満ち溢れた粉塵の中に目を凝らす。
舞い落ちる壁の破片、そして、無数のトランプの向こうに、
良太郎は、見た。
不気味な静寂を保ったままこちらを凝視している、3人の姿――
中でも、気分がいいときのカイに勝るとも劣らない
凄まじい形相で睨みつけてくる、異様にワイルドな男の殺意あふれる目を。
「グルウオオオオワオオオオ!!」
渾身のトランプピラミッドを完全崩壊させられた次狼の怒りの咆哮が、
室内の空気を激しく震動させた。
239 :
平成ライダーグランプリ(最終コーナー・7):2008/12/31(水) 14:09:14 ID:e5jav5me0
ゴール目指して走り続ける5人のライダー達も、既に
背後から、コースそのものを破砕しながら迫り来るキャッスルドランに気がついていた。
「……仕方ありませんね」
5人の乗るバイクはいずれも、ただの新幹線よりは圧倒的に早いスーパーマシンであるが
時の列車に押されたドランの進行速度はそれよりもなお速い。
このままコースを走り続ければ自分が最初にひき潰されると悟ったオルタナティブ・ゼロは
あっさりとコースアウトし、ドラン/ゼロライナーに道を譲った。
「……意外だな。お前がそうも簡単にリタイアするとは」
万一彼が優勝した場合、『神崎優衣を消す』などと願われるのではないかと危惧して
ひそかに様子をうかがっていた神埼士郎は、
なんとも言えない微妙な表情でそっと声をかけた。
「あなたがこんな平和的なイベントを企画するような世界で、その願いは無意味ですよ。
第一、私には他に守るべきものがある」
マスクを外し、観客席の最前列から一生懸命声援を送ってくる妻子に笑顔で手を振る香川教授。
「しかし、いいんですか? このままだと……『また』彼が優勝してしまいますよ」
「……気付いていたのか」
「ええ。残念ながらね。これで3回目でしたか」
自らの即頭部をコツコツと指でつつきながら、香川はほろ苦く笑った。
「……なんでも記憶してしまうというのも、時には困ったものです」
240 :
平成ライダーグランプリ(最終コーナー・8):2008/12/31(水) 14:10:19 ID:e5jav5me0
「たっ、助けてえええええええ!!」
マシンデンバードのエンジンを再始動させることすら思いつきもせず
一生懸命床を蹴って巨大なテーブルの周りをグルグル周り、
3人の怪人から必死で逃れようとする良太郎=電王プラットフォーム。
だが、外界と隔絶したこの空間には救いの手など来るはずもなく、
まさに絶対絶命の状況である。
そんな彼の窮状をよそに、レースも今まさに最後の時を迎えようとしていた。
オルタナティブ・ゼロに続いて、コースを離れ自主的にリタイアする
ファイズとギルス。
元より夢を持たないファイズ=巧と、数々の悲運を乗り越えてきた苦労人ギルス=涼は
ゴールに程近いこの時点で、既に自身の優勝はありえないことに気付いており
先行するふたり――クウガとカリスの決勝争いを、
ただ見守る側に立つつもりでいたのである。
そんな大人びた2人とは対照的なことに、
「これで俺が優勝だ!!」と、大喜びでキャッスルドランを飛び越えようとしていたレンゲル=睦月は
城自体が自分より早い速度で前進するという仰天すべき事態によって
絶望のドン底に突き落とされていた。
241 :
平成ライダーグランプリ(最終コーナー・9):2008/12/31(水) 14:12:17 ID:e5jav5me0
最後の直線に突入したクウガとカリス、
その背後から、凄まじい勢いで迫るキャッスルドランと、それを押すゼロライナー。
観客席から沸き起こる絶叫は、声援と言うより既に悲鳴の色が濃かった。
キャッスルドラン単体ではコース幅を端から端まで占拠しているわけではないので
左右いずれかのスペースに避ければ激突は避けられるはずなのだが、
文字通り命掛けで勝負に挑む両雄はいずれも
ひたむきに最短コース――今走っているベストラインを維持し続けている。
「佑斗! このままじゃ彼らを轢いてしまうぞ!!」
「くそっ、分かってるよ!」
もはやこれまで、とばかりに急ブレーキをかけるゼロノス。
いくら負けず嫌いだとは言え、人死にを出してまで優勝しようという気は彼にも無く
先行する全員が避けてくれるのでなければ、そうする以外に道は無かったのだ。
だが、そのときである。
誰にも――
そう、ゼロノスにも、
ギリギリのところで、キャッスルドランをかわしてゴールインできると踏んでいた二人にも、
予想もつかなかったアクシデントが起こった。
なんとかゼロライナーから逃れようと
短い四肢をバタつかせて必死でもがいていたドランが
急なブレーキングの反動で、宙を舞い転がり始めたのだ。
…ゴクリ。(天(木(火(水(土;)
243 :
平成ライダーグランプリ(最終コーナー・10):2008/12/31(水) 16:33:55 ID:e5jav5me0
観客席は今度こそ、純然たる悲鳴に埋め尽くされた。
まさにゴールライン直前のクウガとカリスの頭上に
激しく回転しながらせまる、キャッスルドランの巨大な影。
見ている人間のほぼ全員が、「間違いなく潰される」と確信したその瞬間、
ふたりは、同時にほぼ同じ思考を辿っていた。
――「自分ひとりだけなら、確実にかわしてゴールできる」。
ブレイド=剣崎に託された、「最高のライダーがグランプリを制する」という夢。
それは、カリスにも、クウガにも等しく重い至上命題である。
「最速」であることが、その答えであるのなら――そして、自分が「それ」であるのなら、
ここで全てを投げ打ち勝利することこそが、
剣崎に、そしてここまで共に戦ってきた全てのライダーたちに対する
何よりの報いになるはずだった。
だが。
244 :
平成ライダーグランプリ(最終コーナー・11):2008/12/31(水) 16:36:42 ID:e5jav5me0
奇しくもこのとき、
究極の闇をもたらす者への変化を余儀なくされながら戦い続けた男と
全てに滅びをもたらす宿命に抗い続けた男は
全く同時に同じ行動を選んだ。
どちらからともなく、マシン同士がこすれあうほどに接近して併走しながら
同時に立ち上がり、片足を振り上げる。
両者の繰り出した渾身のキックが、お互いの体をマシンごと、
反対方向に――ドランの落下してくるエリアの外側、安全圏に向って、弾き飛ばした。
巨大なVの字を描いて飛ぶ両者の、それまで走っていたラインを
墜落してきたドランの巨体が転がり、路面を粉砕しながら通過し――
2人とキャッスルドランは、ほぼ同時にゴールラインを割った。
「優勝者が決まった」
コースの突き当たりまで進んでようやく停止したキャッスルドラン、
その手前でターンして止まったクウガとカリス、
そして全ての観客、ライダー、スタッフの頭上に
金色の光とともに舞い降りた神々しい姿――仮面ライダーオーディンが、
静かにそう宣言する。
245 :
平成ライダーグランプリ(最終コーナー・12):2008/12/31(水) 16:39:52 ID:e5jav5me0
「え……、ぼ、僕が……?」
部屋の一角に据えられた姿見をくぐりぬけ、目の前に降臨してきたオーディンの宣言を聞いて
良太郎は思わず絶句した。
「そうだ。お前が、一番最初に
バ イ ク に 乗 っ た ま ま ゴ ー ル ラ イ ン を 通 過 し た ライダーなのだ」
「え、だって僕まだお城の中に……それに、願いって言ったって……」
まさか自分が怪人たちに追われている間に
入っている城ごとゴールインしたとは想像もつかず、
またそもそも、自分が優勝するなど絶対ありえないと思っていた良太郎は
そう言ってまた言いよどむ。
だが、オーディンはまるで気にする様子もなく
ゴルドバイザーに一枚のカードをセットしながら、こう言った。
「……お前の願いを叶えよう」
「えっと、じゃあ、あの……えっ!?」
『TIME-VENT』
246 :
平成ライダーグランプリ(最終コーナー・13):2008/12/31(水) 16:40:48 ID:e5jav5me0
……ゴールラインを割ったその瞬間、優勝者――仮面ライダー電王、野上良太郎は
心の底からこう願っていた。
「(怒り狂ったガルルから)助けてええええええ!!」と。
彼がこの状況に至ったのは、レース序盤にカイザが行った無差別攻撃に端を発する
様々なアクシデントの連鎖反応の結果である。
どこかで一歩何かが変わっていれば。
どこかで、ほんの少しだけ展開が今と異なっていれば。
彼はこうした窮地に立つこともなく、同時にまた、優勝することも無かった。
故に、主催者神崎士郎=仮面ライダーオーディンは、
彼を「助ける」ために、もっとも効果的であるはずの行動を起こしたのである。
つまり。
全てが逆回転してゆく時の中に、ちいさなため息が響く。
「……結局また、こうなってしまったのか」
どんな経路を辿っても、何をどう修正してやっても
結局最悪の状況に転落してゴールインしてしまう電王=野上良太郎の筋金入りの凶運に
いい加減疲れ果ててきた神崎士郎だった。
247 :
平成ライダーグランプリ(最終コーナー・14):2008/12/31(水) 16:44:12 ID:e5jav5me0
某巨大レーシングコース。
観客席を埋め尽くす大観衆と、スタート地点に列を為す、全平成作品の仮面ライダー達に
神崎士郎(大人)は重々しい声で告げた。
「レースは二周。優勝者には一つだけ、どんな願いも適う『力』が与えられる」
その言葉に、
キバエンペラーフォーム(マシンキバー/ブロンブースター装着型)
ライジングイクサ(イクサリオン)を含む
居並ぶ全てのライダーたちは
「……前にもこんなことがあったような気がする!!」
強烈な、デジャブを感じていた。
――『仮面ライダーグランプリ』 END.――
……だが物語は、
あらたな時間軸、ありえたかも知れないもうひとつの
>>57へと、
続く。
乙!!!!!
あ〜〜〜楽しかったw
何ヵ月も中断したからこれで終わったなって思ってたのに、
再開してくれて本当にありがとう!
乙です!
恐るべきライダーレース、楽しませて頂きました。
メンバーの姿がありありと浮かんで、何度笑い転げたことかw
年末に最高傑作を見れてよかったよw
本当に乙でした!!!
まさかあの時の一言からここまで凄い展開になるとは思わなかったなw
素晴らしく面白かった!乙&GJ!!!
実は結構、「こんなん(展開、扱い、etc)許されるのか?」って
毎回毎回ドキドキしながら投下してたんだが
楽しんでもらえたならなにより。
というか、俺もこんな展開になるとか
ぜんぜん思って無かったw
これまで応援、ネタ振りありがとう!
すんげえ楽しかったよ。
こちらこそ、すごく楽しかったよ、超GJ!!
ずっと中断していてもう続きは読めないかとあきらめかけていました。ありがとう!面白かったですよ!
乙! 超乙!! 完結おめでとう!!!
すごく面白かった! すてきな物語をありがとう!
しかしホントに、「バイクレース」ってのがコロンブスの卵だったなw
またいつか、こんなネタが出て来るといいな
良ネタ投下を祈願してひっそりと保守
259 :
名無しより愛をこめて:2009/01/12(月) 07:47:12 ID:q76/OF6C0
平成ライダーたちの雰囲気は大人っぽいというかリアルというかだけど
ブラックは おこちゃま的雰囲気だからな
ディケイドにいなくてもいい。並べてみると異質。
260 :
名無しより愛をこめて:2009/01/12(月) 08:25:31 ID:q76/OF6C0
ブラックってデザイン的にもダサい。
ディケイドも始まるし、このスレは創作SS投下スレにしてしまってはどうだろか?
ライダーの創作SSスレは昔あったし
262 :
名無しより愛をこめて:2009/01/23(金) 13:12:33 ID:Fih+xVK50
むしろ「俺ならこうする仮面ライダーディケイド」でヨロ
保守age
果たして
>>1 の夢は叶えられたのか、無惨に打ち砕かれたのか。
265 :
名無しより愛をこめて:2009/01/28(水) 00:19:12 ID:VqjLgNW30
いや、今にして思えば
>>1はなかなかいいトコついてたと思うぞw
これで巧や良太郎が本人出演でもすれば
預言者と呼んでやってもよい。
ウルトラの二番煎じみたいなネタはやらんて。
保守
保守
良スレ保守
J
チャコ?
272 :
名無しより愛をこめて:2009/02/26(木) 07:06:11 ID:DGI+G0vk0
ケンジ
273 :
名無しより愛をこめて:2009/02/26(木) 09:35:41 ID:pSt+FWz/O
それにしてもおまいら初めの時の叩きっぷりは面白いなwwwwww
オリジナルのキャストがでたら
ハンパなく豪華なキャスト勢になるな。
275 :
名無しより愛をこめて:2009/02/27(金) 07:31:56 ID:GO955YYm0
BLACKは暗い。ゴルゴムだのシャドームーンだの。しかも信者は20年以上の粘着質。
ほしゅ
hoshu
保守
この過疎のまま終わるなら
バイクレースの部分だけはどこかに保管されてほしいなぁ
279 :
名無しより愛をこめて:2009/03/29(日) 23:04:01 ID:RnsMILi00
もしも全ての平成ライダーおよび敵集団が
一個の世界に同時に存在してたら。
基本、一般人には
存在を知られてても都市伝説(剣)、怪事件(555、龍騎)レベルだから
あるライダーとその敵の存在自体を他のライダーが知らなかったとしても
おかしくはないような気がするんだが…。
アギトVSアンノウン辺りはひっそりとやってそうだな
281 :
名無しより愛をこめて:2009/04/21(火) 21:55:38 ID:izdVTSnq0
保守
282 :
名無しより愛をこめて:2009/04/24(金) 20:37:54 ID:5GfJ7fFZ0
『ハヌマーン&9人の仮面ライダー』
これはタイで製作された『ハヌマーンと5人の仮面ライダー』のリメイクとも言えるインディーズ作品で、
新生ハヌマーンとクウガ〜キバまでの9人の仮面ライダーが、世界征服を企む悪の組織ブラックショッカー率いる
怪人軍団(グロンギ〜ファンガイアまで)と死闘を繰りひろげます。
平成版にリニューアルされたハヌマーン(仮面ライダーレイにクリソツ)は、ライダー同様ベルトで変身し、
戦いの状況に応じて、またはその時の気分によって7つの姿にフォームチェンジすることができます。
決めゼリフは「仮面ライダーを好きにならない奴は氏ぬべきなんだ!」
今回はタイも仏像も一切関系なく日本の完全オリジナルです。
ちなみに、登場人物達のイメージはこんな感じ。
ttp://www.youtube.com/watch?v=Sndj1gPtfH0
283 :
名無しより愛をこめて:2009/04/30(木) 06:17:03 ID:KNTFPRTdO
平成ライダーのみならず昭和ライダーまで登場するオールライダーVS大ショッカー
しかしスーツのないライダーは出れないという
スレ立てた1も今の状況は本望だろう。
287 :
名無しより愛をこめて:2009/05/14(木) 13:39:34 ID:7HuPl4QS0
↑の続き
その他にも
ミジンコ種怪人ベ・ジミン・バ
ライノロード
シャドウアギト
仮面ライダーケルベロス
仮面ライダーパピヨン
仮面ライダーα・β・γ
仮面ライダーσ
ダークライダー&ダークスラッシャー
トライアルキング(トライアルT&S)
トライアルΦ&Χ&Δ
アンデッドクロノス
ワイルドジョーカー
仮面ライダーキラー
仮面ライダー悪鬼
仮面ライダー蛇鬼
仮面ライダー夢蛇鬼
ライダーレディ
第六天魔王
など、ショーやイベントの敵キャラが登場し
ハヌマーンと9人の仮面ライダーと戦います。
ひっそりとageてみる
保守
保守
保守
ディケイドで主役ライダーのコラボが(一応)できたんだから
仮面ライダーのGジェネみたいなのができればいいのに
保守
保守
保守
もす
今度はオールライダーでバイクレースをするネタを見たいと思ったが
真さんが参加できないな…
298 :
名無しより愛をこめて:2009/07/29(水) 18:19:51 ID:HupXV6GgO
一番下にあったので上げてみる
保守
保守
.
302 :
名無しより愛をこめて:2009/08/13(木) 06:31:07 ID:frxvTJsK0
>>292 仮面ライダーだったら無双系がいいな。
Gジェネはユニット動かすじゃん。
仮面ライダー無双だったら格闘ゲームみたいに戦える。
ディケイドとかだったら多数相手でもいい。
303 :
名無しより愛をこめて:2009/08/14(金) 15:27:05 ID:KSW/nLgn0
無双は初代をチョロッとやったことあるくらいだが
広大な都市フィールドをザコとか逃げ惑う市民とかがゾロゾロ歩き回ってる光景を想像すると
なかなか脳汁が出るな
・さいたまスーパーアリーナ
・戦隊でおなじみの廃虚
・剣劇場版みたいな廃工場
・森の中
・海岸
無双するならこの辺りかな?
嵐の前の保守
嵐のような時代に仕掛けておく俺の保守
雑魚ユニット
・クウガの警察 → 銃で戦うがザコ怪人すら倒すことができない。
ただし神経断裂弾等を科警研が開発すると、以後、その新兵器が対応する怪人を倒せるようになる。
非常に温厚で、犯罪行為を行わないライダーを攻撃することはまずない。
・ベ/ズ種怪人 → 警察には勝てるが各ライダーの基本フォームよりは弱く、
プレイヤーが初心者である場合のみ互角に渡り合える。
稀に敵のボスキャラに無双され全滅することがある。
・(アンノウン) → ザコレベルは存在しない。
・アギトの警察 → 基本的にはクウガの警察と同様。
ただしごく稀に、一斉にライダー捕獲に乗り出す。
・(一般)ミラーモンスター → 戦闘能力自体はベ/ズ怪人に準じる。
ただし、龍騎ライダー以外のライダーはミラーワールドには侵入できないため
一般人を襲うために外に出てきたところを攻撃するしかない。
・龍騎の警察 → 戦闘能力はクウガ、アギトの警察と同等だが決してパワーアップしない。
祭で落ちないように保守
スーパーぬこタイム保守
歴代「ライダー」総出演だから、
このスレでは仲村くんオルタや桐矢変身体の出演も想像できるだろうけど
草加・三原以外の流星塾生版カイザ・デルタなんかの登場はやっぱり想像されないよなw
The Next Decadeの歌詞でこのスレのライダーグランプリを思い出す
ディケイド組とW組が参加してもレースの結果は同じなんだろうな…w
バイク乗ってるうえにキャラ立ってるから
Wが当時放映されてたらなあとは思うなw
ユウスケのバイクを奪って参戦する海東が浮かぶw
>>313 スタート地点に力なく横たわる誰かが…。
316 :
名無しより愛をこめて:2009/09/29(火) 07:17:42 ID:5aI9Uh4l0
>>314-315 こんな感じか。
ビートチェイサーに乗ろうとしたら座席の上にディエンドが出現(インビジブル使用)、
「あー! 俺のバイク!! 」と絶叫するユウスケ。
だがディエンドは優雅に手を振り、
「自分の足で走って追いかけてきたまえ。OPで僕がやってるようにね」
と言い捨て走り去る。
怒り心頭に達し、一瞬本気で走って追いかけようとするユウスケだが
突然、背後で人が倒れる音がして振り返ると
「なんでわざわざコースで変身するの〜? わたし聞いてないよー!! 」
悲痛な声をあげながら、
気絶した少年の体をひきずりコース外まで引っ張っていこうとする女子が居た。
「……手伝うよ」
数十台のスーパーバイクが巻き起こしていった砂埃を浴びてヨレヨレになった少女のその姿に
妙な親近感を覚えて手を差し伸べるユウスケ。
かたや主人公の相棒にして二号ライダー、
かたや主人公の師匠の娘にして紅一点という
ポジションだけ書くと非常においしそうだが実際にはたいへん扱いの悪い二人に
ほのかな友情が芽生えた瞬間だった。
ユウスケが乗ってるのはトライチェイサーじゃね?
ユウスケはゴウラムの存在を知らなそうだよな…
ユウスケ「俺がそうだけど」
保守
ほす
ho
一旦ageとく
保守
保守
>>318 スピンオフでのユウスケはゴウラムを知ってたけど、
あれはユウスケと村井が混じってる状態だしどうなんだろうなw
保守age
保守
保守
保守
クライマックス保守age
スパロボみたいな感じでいいから、平成ライダー同士の絡みが見てみたいなぁ
あらゆるライダーに憧れる渡。
乾巧のネガキャンに忙しい草加。
保守
保守
336 :
名無しより愛をこめて:2010/01/28(木) 00:26:28 ID:IM/OImezO
ほっしゅほっしゅ
保守
保守
保守