【議論】ライダーバトル・フリー対戦スレッド【SS】
1 :
名無しより愛をこめて:
あの仮面ライダーとあの仮面ライダーが戦ったらどうなるのか?
フリー対戦スレッドです。勝ち負けよりも、面白い試合を目的としています。
トーナメントのような大袈裟なものではないので気楽にいきましょう。
レス番10の倍数とそれ+1を踏んだ人がカードを指名してください。
劇中で戦ったことのあるキャラならなんでもありです。(○真司ナイト×本郷猛デルタ)
劇中タッグも作品越境タッグもあり。
二人目の方はなるべく最初の方の条件に沿った対戦相手を出すようお願いします。
タッグが提示されてるのにひとりだけや、巨大化Jが提示されてるのにがんがんじい等
誰が見てもあんまりなカードの場合はその次の人が対戦相手を決めてください。
※一度使われたキャラは禁止。
一緒にコンフィギュレーション(戦場、互いの情報を知っているか否かetc)を決めていただいても構いません。
試合なので、試合開始よりも前への時間移動と時間逆行、試合外の時間からの干渉は禁止。
期間は一週間、その間てきとうに試合展開を議論します。
揉めた場合はライダー強さ議論スレの慣習に従います。(例:描写>設定)
期間が過ぎればそれで無条件に議論終了です。原則として決着は付けません。
以降、次のレス番10の倍数の人が〜でループ。
気に入った対戦があった場合、誰でも、結末を勝手に決定した上でSSを投下してOKです。
複数のSS書きが重複してもOKです。アナ、解説、応援、間劇等も歓迎。
■参考スレ
【一号】仮面ライダー強さ議論スレ5【キバ】
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1201064040/
2 :
名無しより愛をこめて:2008/02/23(土) 17:38:34 ID:vXQ0Ph3mO
バカじゃねーの
トーナメントのまとめサイトにもリンクしようと思ったが、とっくに消えていた。
まあいいや、最初のカードは
>>10>>11お願いします。
……もしかしてアオリや入場行進があったほうがいい?(汗
>>4 なるほど、こういうのがやりたかったわけか
まあ可能な限り荒れないことを願うぜ
煽り書いてきた。見苦しくてゴメン。
……祭のあと。ライダートーナメントは終了した。
誰もいない闘技場。時の経過と共に記憶は風化し、埃が舞っている。
清掃員は、こんなところの当番に回されたことを愚痴りながらも、
真面目に廊下を掃除していた。
ふと耳を済ますと、かつーん。かつーん。通路を歩く音がする。
それも、ふたり。
清掃員は顔を上げた。そこに歩いていたのは……!
一瞬の後、清掃員は慌てて公衆電話に飛びつき、電話帳でマスコミを調べて電話をかけた。
さるジャーナルの編集長は、清掃員に、少しでも試合開始までの時間を稼ぐようにと声を荒げた。
清掃員は、大急ぎで闘技場に回り込むと床を掃除をはじめた。
その頃、ニュース配信で流れた情報を信じる人達が、闘技場へと押し寄せていた。
自衛官、サラリーマン、医者、メイクアップアーティスト……。
清掃員の行動を怪しみ始めたふたりは、清掃員を問い詰めた。
そして、清掃員は叫んだ。
「仮面ライダー○△□と仮面ライダー☆◇◎が人知れず試合していいワケねぇだろ!!」
突然、試合場に明かりが付いた。
コールの中、アナウンスが起こる……。
『青竜の方向!仮面ライダー○△□
白虎の方向!仮面ライダー☆◇◎!両者、闘技場中央へ!』
>>5 そうです。投票は荒れに荒れるとわかってるので今回無しにした。
で、今までの対戦成績拾ってみた。
再評価があったりしたし、そもそもトーナメントは半分人気投票だったんで何の参考にもならんだろうけど。
一号 ○ZX,スカイ,BLACK ●クウガ,ゾルダ,アギト
二号 ○ ●ストロンガー △クウガ
V3 ○ ●RX,ゾルダ
ライダーマン ○ ●J,G3-X
X ○ギルス ●シャドームーン,アギト
アマゾン ○シャドームーン,ギルス,龍騎 ●クウガ,アギト
ストロンガー ○二号,真,J,ナイト,スーパー1 ●シャドームーン,クウガ
スカイ ○ ●アマゾン,一号
スーパー1 ○アギト,アナザーアギト,シャドームーン,ストロンガー ●G3-X △G4,アギト
ZX ○アギト,J,G4 ●RX
BLACK ○G3-X,ゾルダ ●一号
シャドームーン ○ストロンガー,X,G4 ●アマゾン,スーパー1 △龍騎
RX ○V3,ZX,G3-X.クウガ ●
真 ○ ●アギト,ストロンガー
ZO ○ ●J △ナイト
J ○ライダーマン,ZO ●ZX,ストロンガー,ナイト
クウガ ○ストロンガー,一号,アマゾン ●RX △二号
アギト ○真,X,アマゾン,龍騎,一号 ●スーパー1,ZX △ストロンガー
アナザーアギト ○ ●スーパー1
ギルス ○ ●アマゾン
G3-X ○ライダーマン,スーパー1 ●BLACK,RX
G4 ○ZX ●シャドームーン △スーパー1
龍騎 ○ ●アマゾン,アギト △シャドームーン
ナイト ○J ●ストロンガー △ZO
ゾルダ ○V3,一号 ●BLACK
初期にはね。後半は普通に強さ議論もしてたが。
思えばこのスレがRX最強説の火付け役か
9 :
名無しより愛をこめて:2008/02/26(火) 00:06:55 ID:iymMOH3y0
9げと。
しかし需要無いなw
向こうのスレが荒れ気味なのに、弾よけにすらなりそうもない。
いちおうあげて10に期待してみる。
>>8 最初の頃はG3-XがRXに勝ちそうだったとか、今からじゃ信じられんよな。
1号VSキックホッパー
折角なんではじめようか。
まずは……キックホッパーって劇中でクロックアップ使わなかったよな?
>>11 つかってない
設定上は使えるけど、相手がしないとしないとみるべきでしょうね
盛りあがるならピンポイントで使ってもいいかもしれないけど、
開幕即CUで勝利とか、そういうKYはナシでしょう
技の1号にフルボッコにされ挙げ句蹴り飛ばされて「どうせ俺なんか・・」な矢車兄貴が見えるw
それはそれとして矢車さんの技量もなかなかのものではあるよな
持てる能力をフルに使える戦いなら、クロックアップを使いまくってキックホッパーの勝ち。
性格等も考慮したら、負けそうにならなきゃクロックアップを使わなそうだし、互角?
商品として、小説なり映像なりで世にでるなら、格の差で1号の勝ちって処でどうでしょうか?
天道がマスクドでクロックアップを破ってるからな。
1号ならクロックアップ相手でも勝てちゃう希ガス。
あれはワームが馬鹿だったからなあ……。
クロックアップ視点だと、向かって行く相手がゆっくり武器を突き出して来たに過ぎないはずなのに
そのまま自分から刺さりに行くという……。
後期矢車さんの知能程度はさておき、いくらなんでもそんなことはしないだろう。
斧を構えたのが軌道変更の不可能なジャンプ後だったから
煙幕で動きを捉えやすくしてワームが真っ直ぐ飛び掛ってくるチャンスを見逃さなかった
天道の動体視力と頭脳の勝利って結論が最強スレとかで出ていたはず
初戦でそこまで頭回るとはさすが鍛えてるだけあるな天道
クロックアップに、普通の超スピードで対応することは、出来るんだろうか?
クロックアップ以外の物は全てゆっくりだったよね?
速度の倍率がまちまちだったのは、クロックアップは周囲で一番速く動く物に対応する技なのでは?とか、言ってみる。
ハイパ−クロックアップを考えると時間はあるていど自由に
調整できるのではなかろうか?
だが、ふつうのクロックアップやフリーズなら天道でも破れるので
1号の動体視力と頭脳が有れば反撃は可能だろう。
流石に同じ手で反撃したとしても、武器を突き出す以上のことはできないだろう。
カブトは刃物があったからいいけど、一号だとせいぜいライダーパンチ・チョップ。
一方キックホッパーの滞空時間の長い攻撃はライダーキックになるので、
ライダーキック対ライダーパンチ・チョップ、だと、
ライダー世界の常としてキックの勝ちではないかな。
1号はパンチ・チョップ以外にも怪人を倒せる電撃とかできるな。
武器を使うのもめちゃくちゃ上手いよ。
それにマスクド天道よりはかなり素早いと思うが。
>>18 つまりワーム側から見るとものすごいゆっくり斧に飛び込んでいくのにどうしようも出来ないわけか
怖いな
Aがクロックアップしている最中に、近くでBがクロックアップすると、同じ倍率のクロックアップになるよね?
じゃあ、Aが東京でクロックアップしている同じ時間にBが大阪でクロックアップしたらどうなるんだろう?
Aとは、無関係?
それとも、Aと同じ倍率?
アホだろうとしか言い様がない
なんか昔の物理学の思考実験みてーだなw
そういうのちょっと好き。
>>24 ゆっくりではないだろう。
ワームからしたらクロックアップ前と変わらない、普通の自身の突撃速度のはず。
>>20、
>>25ですが、
クロックアップの倍率がまちまちなのは、自動的に一番適したスピードになるからだと思うんです。
理由は、敵のクロックアップ中に自分がクロックアップしたら必ず同じ倍率になる事と、自由に決められるのなら、常に最速を選択すればいいのに、それをしないからです。
このことから、クロックアップの倍率は、自動的に決まると、仮定します。
また、クロックアップを離れた場所で同時に行った時に、同じ倍率になるかどうかですが、
同じになると推測されます。
なぜなら、離れた場所では違う倍率でクロックアップできるなら、Aエリアでクロックアップしたaと、Bエリアで異なる倍率のクロックアップをしたbがいて、bがAエリアに侵入した時にクロックアップの倍率が異なるのは不都合だからです。
携帯で俺理論大変っすねwwww
倍率を合わせた場合、クロックアップの戦術的メリットって無いと思うのだが?
対象物に対する差速あってのクロックアップだし
単に戦いやすい速度まで加速であって回りにあわせてるわけじゃないよね
ひより爆死に見せかけるときなんか携帯理論だとどう説明するんだか
相手がスカイライダーや555ならともかく、一号だと関係ないじゃんと思いつつ
>>20 その理論だと、最初にクロックアップする奴が加速できない=後続も無理=意味無いのでは……。
空間のタキオン粒子の濃度で倍率が決まるとか
だから空気でタキオンが遮られない、軌道エレベーターに登るときはめちゃくちゃ速かった
この仮説なら、作劇上都合よく使えるぞ
>>33 戦い易い速度?
自由に決められるんだったら、常に最速でいいのでは?
ひよりの件は、ハイパーだから関係無いのでは?
>>34 周囲で最も速い物に「対応」するのでは?
と言っているんです。なぜ、加速出来ないんですか?
周囲で最も速い物の何倍かのスピードになるのでは?
と言いたかったんですが、分かりませんか?
>>32 言いたい事が分かりません。
敵も味方も、自由に使えるスキル(超加速なのに、相手のクロックアップを確認後にも発動できるし)なんだから、クロックアップ自体のメリットは無いのでは?
>>37 >>20の主張だと、周囲で一番速く動く物に対応する=一人目がクロックアップするときは周囲に速いものが無いので加速できない
>>37の主張だと、周囲で最も速い物の何倍かになる=後からクロックアップした方が有利
どっちもおかしい。
そ、そんなにめんどくさいものなのか?クロックアップって
>>39 クロックアップは単純に速く動いているのとは違うでしょう。
自分は
>>25でクロックアップは同じ倍率になると言っていますよ。
>>41 既にCUしている奴がいるときは例外規則発動と来たか。
だったら、最初にCUしたとき、敵が「周囲で一番速い(CU以外の)物」でそれ基準に倍率決められていて、
その後敵がCUして「周囲で一番速い(CU以外の)物」では無くなったらどうするんだ?
一貫性に欠ける上に、あんたの説明の仕方が(そうじゃないんだろうけど)後出しに読めて仕方ない。
>>37の方が納得できる。
ていうか公式設定でタキオン粒子使ってるて言っているんだし
>>35の理論が一番納得できる
一文だけで下手な言い訳無しに理解出来るしなww
>>42 自分は、
>>30でもクロックアップは違う倍率だと不都合だと言ってるんですがねぇ。
で
>>35が納得できますか?
空気でタキオンが遮られますかねぇ?
じゃあ、タキオンを使っているなら、タキオン自体を場(フィールド)と考える事が出来るのでクロックアップは、時間の流れが違う場を作る技術と考えたらどうですか?で、後からクロックアップした場合は、その場に入れる。
これなら、どうですか?
これは、完全に後出しですけどね。
ここは痛い理解厨ちゃんのシャベリバスレになりましたww
空気中のタキオン濃度なら同じところで戦っているキャラなら同速のCUなのも当然だろうし場所によってCU効果が違うのも納得
携帯理論だと回りに例えの数値だが80の速度で動いているものしかなければ80のCUしか使えないって事だが
ずっと遠くで300のスピードのCUを使っているキャラがいると何処でCU使っても300のCUが出来るってことなんだよね?
おかしくね?
そろそろ変な事言ってましたと認めるべきじゃね?
ちょっと待って。
>>35や
>>46が言ってるタキオンって、カブトの世界だけの性質でも持ってるの?
現実のっていうか、一般に言われてるタキオンとは性質が違うの?空気に遮られるって、どんなタキオンですか?
物理学的に存在するだろうの域を出ていない物質にそんなこと言われてもな
粒子な以上他の物質に多少なり妨げられるだろうし速度も一定じゃないから密度差も出ると思うが
まあそんな俺の付け焼き刃はどうでもいいが
>>47の言っているちぐはぐな言い訳より
>>35の方がスッキリする
粒子を誤解していませんか?
例えば、光は波であると同時に粒子でもありますよ。
光を濃度で測りますか?
>>49 でも光って簡単に遮られるよね
多いところと少ないところがあるよね
空気に遮られて拡散するよね
それを指してるだけで呼び方はどうでもいいよ
それよりも
>>46の疑問に答えなよ
>>46の質問?
>>30で既に、遠くで同時にクロックアップしても同じ倍率になるだろうと言ってますが?
では、クロックアップするたびに、かなり倍率が違ってましたが、タキオンの濃度が、ほぼ同じ時間、同じ場所で10倍以上も変わると考えてますか?
空間(空気ではないよ)でのタキオン粒子の量に
クロックアップの倍率が依存するなら
近い空間でのクロックアップの倍率は極めて近いものとなり
>>30のような場合もも、エリアの移動と同時に倍率が更新されていく事により
極めて小さい問題として処理できます
この理論の最大の欠点は
>>34のようにZect以外のライダーとの比較検証に
これっぽっちも役に立たない所
>>52 タキオンの濃度の分布にそんなに差があるなら、戦っている最中にクロックアップしてない物のスピードが変化しなきゃ、おかしくないですか?
>>53 そんなに差があるとは書いていないし
基本的に戦場が同じところだから戦闘中に大きく変わることもない
戦場が大きく変わる二話じゃあ速度がまちまちだった
相手がゼクトルーパーやマスクドカブトしかいないときの加速を説明出来ないどこぞのヘボ理論よりマシ
戦場が大きく変わる?タキオンは、光速以下になることがないから、地球上にいる限りそんなにタキオンの濃度が変わるのは変。
逆に変わるとしたら、同じ場所でも極短い時間でどんどんタキオンの濃度が変わらないと変。
話がややこしい原因はクロックアップの速度描写がまちまちだからだろう。
スタッフはそこまでいちいち考えて作ってねーから当然だが・・・
タキオンの作用について考察しないとクロックアップは語れないだろう。
要するにBHと同じで時間が圧縮されると言う事ではないのか?
話がややこしい原因は、お約束で済ましていい部分と
きっちりしないといけない部分の区別がついてないやつがいるからだろ。
番組は演出優先で撮られているんだから、どんな理論を持って来たって齟齬が出るのは当たり前。
仮に齟齬が出ない理論があったとしても運が良かっただけだわな。
ということは、どこかで矛盾に目をつむらないといけない。
戦闘に関係がある部分の一貫性と、それ以外(現実の科学との相違を含む)の一貫性と
どちらを優先するかって言ったら、戦闘に関係がある部分だろ。戦闘の考察をするんだから。
それに、ぶっちゃけ相手が一号の時点で、クロックアップの倍率を突き詰める意味なんてあまり無い。
完全に反応できないぐらいに加速できる、としたらそれだけで勝負が決まって面白くないし、
加速されたって一号の技量なら関係ないぜ、だと悲し過ぎるw
一号が反応できるかできないかぎりぎりぐらいまで加速できる、としたほうが面白いし、
>>23ぐらいまではその前提で話がされてたように思うんだが……これじゃSSのネタにもならんw
……それはそうと、一週間過ぎてしまったな。
>>60よろ。
一般人には付いていけない戦いの演出のためのクロックアップだからな
それ以上も以下もないだろうに
自称理系人達の揚げ足の取り合いは見てて笑えた
もしかして、単なる超スピードでは、いかに速くてもクロックアップに対応できないんじゃないかなぁ。
と、言いたかったんですが、もういいです、すみませんでした。
>>59 そんな風に書いていると誰も思わなかったと思うがな
クロックアップも工夫すればどうにかできるはカブト自身が証明してるし
まあ何言っても今更であれだし
対戦カード一人目、草加カイザ
相手は
>>61
中条有次
だ、誰それ?……キューティハニー……?
検索した限り戦えるキャラではあるようだが……って放送中なのか……。
キューティハニーのスペック自体が「ヘビー級チャンピオンよりやや強い」ようだし
流石にパンチ力がトン単位で表記されるライダーの相手にはならないような。
ライオン丸Gならちょうどいいかもなあ。
でも、なんだか体内にミサイル仕込んでるヤツとかいる世界のようだし、
そう考えると全く戦えないレベルでも無いのかなあと思えてしまう……。
どの道サイドバッシャー出したら一網打尽だろうけど……。
カイザの相手なら王蛇やレンゲル、或いはギルスらへんが妥当じゃないかと思うが、どうだろうか。
仮面ライダーの登場人物だけにしようよ。
じゃあ61の後最初に出た
カイザvs王蛇で
龍騎ライダーズは、鏡の中の制限時間が迫ったら、鏡から一瞬出て、また鏡の中に入る戦法使えるのかな?
出来たら、相当強そう。
王蛇は、出来てもやらなそうだけど。
それよりもミラーモンスターで敵を引きずり込むのが好きそうだからな
まあ純粋に戦うのが好きみたいだから
浅倉よりも草加のが卑怯な手を考えそうだ
浅倉よりも草加の方がダーティな評価だったのに吹いたw
しかし、浅倉の方が頭使ってる感はあったぞ。こと脱獄等で戦闘以外に目的があるときは。
弟なんか自分の手で殺したかったろうに、あっさりモンスターに食わせるし。
草加は真理やミサイルの中にゴルドスマッシュで突っ込んで行くような奴だし。
対人間関係についても、草加の方が卑怯で陰湿な手を考えそうだけど、どうにも綱渡り感がある。
玲子や弁護士への対応を見るに、浅倉の方が少ない労力で大きな効果を得ている。
犯罪慣れしている浅倉が特に何も考えず行う経験からの対応の方が、
元いじめられっ子が必至で考えた策より効果的とかそんな感じで。
カードだけじゃなく、ルール等も提示するんじゃなかったっけ?
相手の情報有りと無しじゃ、カイザは相当強さ変わりそう。
逆に王蛇は大して変わらないかな?
まあ鏡の世界と変身限界時間の設定を無視して
現実世界でのしばき合いが良いと思うな
変にミラーワールドをつきつめようとするとまた変なのが沸いてきてクロックアップの二の舞になりかねん
そもそもミラーライダーは別に現実世界で活動できないわけではない
例として挙げれるのは映画版のラストの時だけ?
あの時は神崎兄弟がアボーン(死亡)して
ミラーワールドと現実世界の境目が無くなったような。
どっちにしろミラーライダーのトンデモスペック設定は萎える。。。
描写重視だとそれほど強そうに見えないけどな
>>72 いや、ライダーは元々ミラーワールドの存在でもなんでもない、普通の現実世界の存在だからな
現実世界にいるのが最適の状態なんだよ。戦いやすさとかモンスターとの連携とかを抜きにすればの話だが
>>70 両者、性格等を考慮せずに勝つために最適の行動をとったら、ミラーワールドを駆使しまくる王蛇に、カイザは勝てないかな?
10分弱で王蛇自体は鏡から出ないといけないが
ミラモンでの奇襲は反射するものが存在するならどこからでも可能だからな
ミラーライダーは鏡の外で変身してるよな?
リュウガ真司や小ユイも日常生活していたから
鏡の外なら活動無制限なんかね?
場所はどうする?
手鏡1つで変身のみ可能にする?
ミラーハウスじゃ王蛇が有利すぎるよね
無人のデパート、ショッピングモール、学校、オフィスビル
こんなもんかな、適度に鏡のある場所
三体モンスターが神出鬼没に襲ってくるのは脅威だが
王蛇にはジェノサイダー使いたがる悪い癖もあるからな。
うまくサイドバッシャーで迎い撃てればカイザの勝機も充分ある。
いやー、たしかヘルメットの映り込みからもミラモン召喚しとったな。浅倉。
昭和の採石場にでも連れ込まないとちょっとキツイ罠w
サイドバッシャーを犠牲にして王蛇と一気に直接対決がベストじゃね?
サイドバッシャーを壊されてもカイザはなんともない。(日々大切に磨いているみたいだから草加に精神ダメージはあるかもしれない)
モンスターを倒されると王蛇はブランクになってしまう。必殺技も撃てなくなる。
だからむしろ積極的にモンスターを狙って行くべきでは。
>>72 龍騎が現実世界からミラーワールドにモンスターを蹴り込んだことがあった。
第2回トーナメントだと、現実側を戦場にして、逆にモンスターに現実世界への滞在時間制限をつけてたな。
>81
あ、なるほど、飛び道具ではカイザ有利だし、それも有りだね。
ただ、ミラモンの出現をとらえきれるかどうかだな。
狙い目はファイナルベントか?
龍騎ライダーズの、ミラーワールド使用に制限をかける意見が多いのは、なんでなんだろう?
性格的に、使うか使わないかは別にして、全ての能力を使用可能にしたほうがいいのでは?
俺は賛成、その方が面白い。
攻略を考えるのも一興だしな。
しかし、本気でミラーワールドを効率的に使おうと思ったら、
相手もろとも鏡の中へダイブするだけでいいからなあ……。
龍騎ライダーズ以外は、ミラーワールドに入るとすぐ消滅が始まる上に自力で出られない。
最適行動としては、万が一相手が次元移動の類ができる場合に備えて念の為に見張ってればいいし
それで反撃されそうなら、自分だけ鏡の外に逃げてもいい。
しかも、デッキを持っていないと、外→中は見えない。
(中→外はデッキ破壊された後の佐野が見ていた)
ある意味誰相手でも楽勝できる。
特に相手のことを知らない前提で戦うなら尚更。
……というわけで、フィールドぐらいは、せめて人間大より大きい鏡はあまり多くは無い場所のほうが良さそうに思える。
ミラーワールド知ってるなら例えばギャレンなら鏡に近づかないようにしながらファイア+バレット辺りで片っ端から鏡蒸発させるとか対策とれそうな気もする
火力足りるかどうかわからんが
問題はカイザだな。
有利な部分は遠距離でも近距離でも武器が豊富な事かな。
サイドバッシャーで遠距離からの銃撃&ミサイル攻撃すれば、浅倉は必ずミラモンを使うはずだ。
そのさい個別破壊が可能かどうかだな。
だから距離は遠ければ遠いほど良いと思う。
だが最大の問題は、ミラモンはたぶんサイドバッシャー表面から出現するだろうw
カイザの顔からミラモン出てきたらやだなぁ
結局SS書く人がいない以上盛り上がりに欠けるな
──かつて多くの戦いを見守って来た来た闘技場の扉は、その記憶を抱きしめ
沈黙していた。少し前までは静寂の中に。そして今は、再び、次なる出番を待つ
戦士達のために。
会場を見下ろす放送席には既に、関係者達が詰め寄せている。
令子「さあ世紀の一戦はもう目前です。さてここで、試合前の解説を伺ってみましょう」
そして、マイクを向けられた男は、言った。
影山「光を掴もうとするなって言ったじゃないかー!闇に生きるんじゃなかったのかー!
ううう……ずるいよ兄貴は……自分だけスポットライトの当たる場所に……」
令子「あ、あの……えと……ゲストの三原様は……?」
裏方からもうひとりのジャンバー姿の男が出てきて、レポーターになにかささやく。
令子「家に帰った!?なにそれ!?解説どうするのよ」
男は影山を羽交い締めにして退場して行く。
城戸「こら、大人しくしろ、令子さんを困らせるな」
令子「……映像にお見苦しい点がありましたことを、お詫びいたします」
その横から声が聞こえる。
影山「兄貴ー!」城戸「その試合は終わったんだって!」
……放送して無いけど、とは言わない。
令子「……ではもう一方にお話を伺ってみましょう。仮面ライダーカイザの対戦相手・
仮面ライダー王蛇こと浅倉威の弟で、浅倉暁様、よろしくお願いします」
暁「あなたたちは何をしているのかわかっているのか!兄をこんなところに連れてきて
しかも戦わせるなんて!あなたたちは兄という人間をわかっていない!」
令子「……ええと……試合の解説をお願いしたいのですが……」
暁「今すぐ兄を留置所に戻すべきだ!僕がこれまで兄のせいでどれだけ眠れない
夜を過ごして来たと思ってるんだ!」
令子「そ、それでは、試合前の選手の様子を見てみましょう」
──草加雅人の控え室。
仮面ライダーカイザ・草加雅人は、カメラマンと睨み合っていた。
その横で、無愛想な茶髪の若者がつっ立っている。
草加「俺のことを好きにならない奴は邪魔なんだよ」
一文字「兄ちゃん、それが大人に対するクチの聞き方かい。
それに、折角心配してきてくれた友達は大切にしないとだな……」
乾「もういい、俺が来たのは間違いだったようだ」
そう言うと乾巧は、バタンとドアを閉めて出て行ってしまった。
入れ代わりに、園田真理を始め、木村、阿部、高宮、西田といった、流星塾メンバーが
入って来た。後ろのほうに、帰ったはずの三原もいる。
園田「草加君……どうしたの?さっきすれ違った巧が凄い剣幕だったけど」
草加の表情は一変している。
草加「やあよく来てくれたね。君たちの応援のおかげで頑張れるよ。
乾?さあ、知らないな。彼はいつもあんなじゃなかったっけ?」
一文字「こいつは……おっといけねえ、仕事仕事……」
そうして一文字がようやくのことでカメラを回し始めたため、放送された草加は、
爽やかな好青年そのものだった。
──浅倉威の控え室。
ガシン!ガシン!
扉の奥で異音がする。なにしろ凶悪犯の控え室である。恐いもの知らずで鳴らした
女流カメラマンの神丘令も、流石に入ったものかと逡巡していた。
中には他にだれもいないはずだ。
そこに、ひとりの男が颯爽と駆けつけて来た。
飛田「特ダネ特ダネ……お、姉ちゃんがまだ入っとらん。これは出し抜くチャンス……」
廊下で立っていた神丘令の前をあっさり通り過ぎて、控え室のドアをばたんと空けた。
神丘「あ」
そうして丁寧に、ドアを閉める。
飛田「おっと……しっかり閉じとかんと、スクープを独り占めにできんからな」
少し、時間が経過した。もう、異音は聞こえてこない。
神丘は、恐る恐るとドアをあけてみた。
入り口がひとつしかない部屋の中には、誰もいなかった……。
──再び放送席。
令子「するとその、ミラーワールドが勝負の決め手になると?」
城戸「はい令子さん!このデッキを持ってると、へへ、鏡の中に入れるんすよ」
令子「令子さんは要らない。では、そうすると、王蛇は好きに鏡の中に身を隠せる
わけですね?」
当初予定していた解説者がまるで使えないため、急遽、裏方から、生まれて初めて
話をする側に立った城戸真司は、アナウンサーが憧れの先輩であることもあって
舞い上がっていた。
城戸「それだけじゃないですよ。デッキを持ってるとミラーワールドの中は、こう、
なんというか、こう、感じるというか勘が働くというか、とにかくわかるんです。
でもデッキを持っていない人にはまるでわからない。だから突然モンスターが
襲ってくるんです。しかもミラーワールドに連れ込まれると、神崎製ライダー以外は
すぐにしゅわしゅわーっとなってですね。しかも変身しないと出られないし、
ライドシューターが無いと入ったところからじゃないと出られないし、それに……」
令子「……それは、まさに一方的ですね。では王蛇の圧勝だと?」
城戸「そうそう!あいつ非道いんですよ令子さん!俺なんかこれから変身するぞって
時に横から思いっきり棒でぶん殴られたんですからね!」
三原「……弱い奴から喰われる……と言ってました」
結局連れ戻された三原が震えている。過去に恐い目に遇ったらしい。
令子「果たしてカイザに勝ち目はあるのでしょうか。三原さん?」
三原「でもカイザのベルトは、武器が豊富ですからね。
斬れる撃てる、束縛もできるブレイガン、913フォンも銃になります。
デジカメのメリケンサックと、あとポインターを使ったキックはやはり束縛効果が。
それに、草加君が毎日磨いているサイドカーは、バトルモードになると、怪獣型の
ロボットになって、ミサイルを雨あられと撃てます。格闘させてもジェットスライガー
壊すぐらい強いので、たぶんモンスターより強いんじゃないでしょうか。
その……ユナイトベントでしたっけ」
城戸「そう!あいつ三枚も契約のカード持ってるんですよ!ずるいよな全く!
ジェノサイダーっての、でかいし火の玉吐くし!」
三原「それが狙い目と思います。ジェノサイダーは案外脆いとも聞きますし、
スポーツ万能の草加君でも、スペックだけでもカイザは低いです。
ニュースで警官隊を素手で薙ぎ倒してた浅倉威に、王蛇のパワーだと、格闘でも
分が悪いですが、モンスターさえ倒せば大きく優位に立てます」
城戸「なるほど!メカゴジラの方が強いわけですね!」
そこへ、連絡が入る。
令子「さあ、試合開始の時間になりました。選手が入って来ましたよ」
扉は、開かれた。
一方の扉からは、サイドバッシャーに乗って、草加雅人が入場して来た。
サイドカーが照明を反射してきらりと光り輝いている。
草加は中央にサイドバッシャーを停めると、ヘルメットを脱ぎ、手を揚げて
声援に応え──その手に持った、913フォンのボタンを押した。
もう一方の扉からは、浅倉威が、鉄パイプを手に雄叫びをあげて走って来る。
その表情は嬉々として喜びに満ちている。
途中、呼び止めて鉄パイプを取りあげようとした警備員が殴り飛ばされたが、
概ね平和裏に入場は行われたと言ってよいだろう。
観客コールは、完全にベビーフェイス対ヒールの様相を呈している。
通路裏から様子を見ている乾巧は、どれだけこれが続くのだろう、何故奴は
こんなにも上手くやれるのだろう、俺と違って、と、顔をしかめた。
「変身」「変身」
「試合開始です!」
とりあえず今日はここまで……本編はまた今度書く。
あと一週間経ったので
>>100よろ。
乙
保守age
保守
SS乙!
次のカードか…アナザーアギトvsゼロノス(若桜井)でどうだろう
対戦相手は次のレスで指定するんじゃないのか?
アクセス規制くらってカイザ対王蛇の続きを貼れなくなった。
そのうち復活すると思うんで、気にせず進行しててくださいな。
103 :
100:2008/03/23(日) 21:35:38 ID:+4JPKhrsO
申し訳><
では改めてアナザーアギトで対戦相手↓
オルタナティブゼロ
ageてスマソ
保守
107 :
続き:2008/03/29(土) 01:04:54 ID:linF29Ts0
走るフォトンストリーム。青き閃光、カイザ!
「ライダーは戦うんだったよな……」王蛇!
試合開始の合図と同時に、ふたりは走り出す。
まずカイザがベルトに手を伸ばし、913フォンを取り出す。王蛇もベルトからカードを……と
思いきや、先手必勝、変身の間も手に持っていた鉄パイプで、思いっきりカイザの頭を殴りつけた。
流石に仮面ライダーの装甲には鉄パイプが耐えられず、曲がって弾け飛ぶ。「チ……」
103、ENTER!
カイザは一瞬戸惑ったが、すぐにコードを入力、913フォンを折り曲げ、フォンブラスターを
構える。まず至近距離から一発。続いて、もう一発。王蛇がカードを取り出した。
106、ENTER!
ベントインよりも先に、バーストモードを入力。
その隙に王蛇もベノバイザーを取り出し、カードを挿し込む。
「ソードベント」
降って来たベノサーベルを構える、と同時にフォンブラスターからの連射。
王蛇はベノサーベルを盾に、カイザへと突っ込んで行く。
カイザ「お前……死にたいらしいな」
余った手でブレイガンを取り出し、そちらでも銃撃を開始する。
二丁拳銃を水平に構え、王蛇を追い詰めて行く。
流れるようなカイザの動きに、警備にあたっている警官隊も、目を奪われている。
氷川「……よく押し間違えませんね、あれ」
尾室「氷川さんが言うと説得力有りますね。はい、GX-05の解除コードは?」
氷川「……どういう意味ですか!大体、私が忘れるはずがありません。193です」
尾室「ぶひゃら、氷川さん、カイザに影響され過ぎです。それじゃ一休さんですよ」
「年上の部下」から、G5部隊の隊長に昇格した尾室は、長年の抑圧からか遠慮がない。
闘技場では……ベノサーベルは元々盾では無い。ふたつの銃口から降り注ぐ銃弾とビームに、
王蛇は壁際まで追い詰められて行く。
カイザはそこでフォンブラスターを折り畳み、サイドバッシャーのほうへと駆け戻る。
操縦席にまたがり、スイッチを入れる。
三原「もう、出すのか」
サイドカーが回転する。分離する。コクピットが起き上がる。二の腕が伸びる。
複雑な過程を経て、サイドバッシャー・バトルモードが立ち上がった。
その巨体は、充分な威圧感をもって、闘技場の中央に陣取っている。
カイザがハンドルをひねると、サイドバッシャーは右手を開いた。
その指には4門のフォトンバルカンが備えつけられている。
王蛇「面白いな、ライダーってのは。
それから、さっきのは間違いだ……とりあえず今は、お前をぶちのめす」
突如サイドバッシャーの前面が光る。フロントからベノスネーカーが宙を昇る。
巨大な蛇はとぐろを巻いて反転、コクピットのカイザを襲うが、カイザは一旦ジャンプし、
余裕を持ってベノスネーカーの牙を避ける。
ベノスネーカーとカイザが戦っている間、足元では王蛇がベノサーベルで
サイドバッシャーの足を斬り付けているが、サイドバッシャーはびくともしない。
何度目かのベノスネーカーの襲撃に、カイザがハンドルを切ってサイドバッシャーごと
避けたため、足元の王蛇がふっ飛ばされそうになる。
下馬評を覆すカイザの戦いぶりに、放送席は騒然としている。
令子「カイザ、いい動きをしています。これはどういうことでしょうか」
三原「もしやカイザギアの目は、ミラーワールドを捕らえてるんじゃ……?」
城戸「確かにモンスターは写真に写ることもあったけど、あのぐるぐるの目はそこまで……?」
台詞をいいかけて、城戸は突如席を立った。令子は慌てて後を続ける。
令子「流石、スマートブレインの技術だけのことはあるようです……(ちょっと!)」
カイザ「ひとつ教えてやる。君の勝ちなんて誰も望んで無いんだよ……」
王蛇「お前も、理由があると安心する人間か、ふん」
王蛇はサイドバッシャーの足をかわして背面まで走り、もう一枚のカードを取り出す。
「アドベント」
次の瞬間、カイザの顔面が波打ち、そこからエビルダイバーが出現した。
流石にこれでは視界もあったものではない。
横からはベノスネーカーが毒霧を吐いた。カイザの頭部側面から肩にかけて大きく変色する。
「「ファイナルベント」」
カイザが左手で毒霧を払っていると、ベントインの音声が聞こえた。どっちだ──左か!
振り向くと、王蛇がエビルダイバーに飛び乗っている。
元は仮面ライダーライアのファイナルベント・ハイドベノンだ。
くっ……カイザはそれにサイドバッシャーの左腕を合わせる、腕が展開する、ミサイルの
発射口が大きく開く。ハイドベノンに向かって大量のミサイルが放たれたとき、突如
王蛇がエビルダイバーから飛び降りた。
エビルダイバーは急旋回して離れて行く。ミサイルは誰もいない方向へ飛んでゆく。
カイザ「何だと!?」
王蛇はそのまま地上で突進を開始していたメタルゲラスの上に着地、隠し持っていた
メタルホーンを構え、サイドバッシャーの足めがけて突き進む。
仮面ライダーガイのファイナルベント・ヘビープレッシャーがサイドバッシャーの足に激突。
号音があがり、巨大ロボットの足が大きく削り取られる。
サイドバッシャーがよろめき、カイザもバランスを崩しコクピットから落ちそうになる。
城戸「あいつ……ファイナルベントを二枚入れてたんだ。
で……何の用だよ」
城戸真司を呼び出した乾巧は、しかし、なかなか口を開こうとはしなかった。
サイドバッシャーを駆け上がった王蛇、メタルホーンでカイザを打ち据える。
カイザはコクピットから引きずり出され、サイドバッシャーの腰のカウルへと叩きつけられる。
「カードは……まだあるぜ……」ひらひらとカードを見せつけ、それをベントインする。
「ファイナルベント」
ベノスネーカーが王蛇の背後で舞っている。王蛇は大きく後方へ飛び上がると、
巨大な蛇の吐く毒霧の勢いを受けて、カイザに襲いかかる。
右のキックを一撃、左、王蛇に押し込まれる形で、カイザはサイドバッシャーの中へと
沈んで行く。再度の右のキックで、王蛇はカイザごと……鏡面世界へと消えた。
それを追うように、モンスター達も手近なところから消えて行き……後には、
表面が若干変形した、サイドバッシャーが残された。
静寂の後に、観客のざわめきが大きくなる。そこへアナウンスが入る。
令子「本スタジオでは、ミラーワールド内も放送できるよう、清明院大学の皆様のご協力を……」
一瞬、中村や東城、香川に混じって、編集長がピースしている画面が映し出される。
城戸「さっすが編集長……じゃない!」
振り向いた視線の先、乾巧。彼自身、何を言おうとしているのか自分でもわからない様子だったが、
そのそぶりは明確だった。いや、それよりも早く、城戸が動いた。
城戸「よっしゃ、俺行ってくる!」
「綺麗に磨いてたな……お前が悪い」
表面が消えかかっているカイザを前に、王蛇は得意げに言い放つ。
ここはミラーワールド。無人の闘技場。
カイザ「貴様ぁあああああ!!!」
913フォンからミッションメモリーを抜き取り、殴りかかってくる王蛇をしゃがんで避けながら
素早くカイザブレイガンにセットする。ブレイガンの先端が伸びて剣状となる。
「おりゃああああ!」ブレイガンを下から上へ斬り上げる。
王蛇はよろめいた間に、カイザは距離を取った。王蛇もカードを取り出す。
「ユナイトベント」
ベノスネーカー・メタルゲラス・エビルダイバーがまとめて出現し、重なり合い、闘技場中央に倒れている
「ミラーワールドの」サイドバッシャーを踏みにじり、雄叫びをあげて獣帝ジェノサイダーが現れた。
「exceed charge!」「ファイナルベント」
カイザのベルトからカイザブレイガンへと光が移動する。
ジェノサイダーの腹部が開き、ブラックホールが出現する。
カイザ「信用ならないファイナルベントだな……いくぜ、けりをつけてやる」
王蛇は、無言で飛び上がった。
カイザが前傾姿勢を取る……。
カイザが飛び出す……刹那、王蛇の両足蹴りがカイザを捕らえた。
回転しながら吹き飛ばされるカイザの先には……漆黒の闇の穴。
絶体絶命の状況で、カイザは回る自分が上を向いたときに……ゼノクラッシュを放った。
体がエネルギー粒子になり……消え……そして上空に出現する。
三原「移動のためだけにゼノクラッシュを使ったのか……まさか」
カイザはそのままミッションメモリーを差し替え、ポインターを足に取りつける。
「exceed charge!」上空で体勢を立て直し、両足を揃えて、狙うは、ジェノサイダー。
円錐状のポインターが展開し、ジェノサイダーの首を捕らえる。
カイザはポインターの中に進み、その体はフォトンブラッドへと分解され、突き刺さり、通過する。
ゴルドスマッシュが炸裂し、カイザが着地した背後には、Χの字の下でぼろぼろになり
崩れて行くジェノサイダーがいた。
カイザは、契約が解け、くすんだ色になった王蛇に、言い放つ。
「これで邪魔者はいなくなった……。お前がいなければ出られないから手加減するとでも
思ったか?覚悟ならとっくの昔にできている」
カイザショットを手にはめる。王蛇を殴りつける。ブランクになって大きく性能の落ちた相手だ。
格闘戦でもカイザが上回る。
グランインパクトが命中し、王蛇が吹き飛ばされ、派手に地面を滑り、仰向けに倒れ……ダウンした。
「成敗!」草加雅人には珍しく、カイザがガッツポーズを決めた。
カイザは倒れた王蛇の前に屈み込み、そのベルトからデッキを引き抜いた。
王蛇の変身が解け、浅倉威の姿になり、こちらも消滅が開始する。
気がつくと、カイザの表面は随分活発に消滅反応がある。そろそろ急がないとまずいようだ。
どこからか声がする。「おーい、おーい」
カイザが声の方向に振り向いてみると、闘技場観客席上部、放送席の位置、
そこには赤い仮面ライダー……龍騎とか言ったっけ、がいた。
助けに来たらしいが、もう不要だ。カイザは手の中の王蛇のデッキを確認し、一旦変身を
解こうとして……後ろからの、殺気。ひとすじの汗。
背後には、浅倉が、立っていた。
その手には、いまだ命中することなく、チャージされたエネルギーが残ったままの
カイザブレイガンが、雑に握られている。
「わからないな……君という人間が。このままだと無駄死にするぞ」
浅倉は、ニヤリと笑って、カイザブレイガンの引き金を引いた。
エネルギーネットがカイザを捕縛する。
草加「君たちがこのデッキのお陰でミラーワールドでも活動できるのと一緒だ。
カイザギアだからこそ、体のエネルギー化に耐えられる。耐えられずに灰になる奴もいる。
増して生身だと……」
浅倉はその言葉を遮った。「戦っている間はすっきりするんだ……確か、こうだったよな?」
前傾姿勢を取り、走り始める。エネルギーが矢印状に集まり、そして……。
無音。
カンカンカラーン。
龍騎が駆けつけたときにはふたりの姿は無く、王蛇のデッキだけが音を立てていた。
膝から崩れ落ちた龍騎の雄叫びが、無人の闘技場にこだましている。
──仮面ライダーカイザ対王蛇・完
114 :
名無しより愛をこめて:2008/03/30(日) 20:41:05 ID:bBlkx0gF0
一週間経ってしまったが、アナザーアギト対オルタナティブゼロ、どうするよ?
#ついでにage
廃れたな
116 :
名無しより愛をこめて:2008/04/07(月) 23:26:58 ID:fkCUeUYcO
オルタナティブバーサス斬鬼さん
どうせだから
>>116にするか?
中村オルタナティブ、でいいんだよな。
……性能だとオルタナティブのほうが上だし、ミラーワールドも使える分普通なら圧勝っぽいけど
中の人の差で斬鬼さん勝ちの図しか浮かんでこない。
118 :
名無しより愛をこめて:2008/04/09(水) 11:55:19 ID:S3my69DI0
じゃあ博士オルタナにしようぜ
斬鬼さんは朱鬼の弟子だから魔術にも通じているよ。
鬼の鎧をDAで粉砕する事もできる。
意外とミラモンやミラーワールドといい勝負かも。
120 :
名無しより愛をこめて:2008/04/10(木) 22:21:12 ID:N7BQTtdRO
挙げ
デッドエンド対電パンチの図が浮かんだ
122 :
名無しより愛をこめて:2008/04/12(土) 21:11:58 ID:2atLczz7O
ゾルダ対ギルス
スーパー1 vs カブト
スーパー1の圧勝。
中身も最強クラスだし、性能も最強級。
スーパー1といい勝負出来るのは、RX、アマゾン位か?
この二人は、キングストーンとギギガガの奇跡持ちだからしょうがない。
スーパー1ってそんなに強いんですね。
平成勢では無理ですかね。
玄海老師はスーパー1より更に強い