ゾフィーの日記 Part8

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50壬龍の日記
ガイアが傷だらけで戻ったので問うてみると、プロメテウスがアルゴ星人の自爆攻撃から守ろうとして消えたとの事。
しかもアークボガールの不意討ちを受けたらしい…何という事か!傍にいたトランは突然の事に泣き出した。
氷の神殿にいる者全員が動揺するのをガイアと共に抑えているところに、氷の神殿のモニターの呼出音が響いた。
光の国からウルトラの父が、エリアルベースMk-Uから石室殿が、各々通信を入れてきていた。
「これが突然送られてきた」とウルトラの父が示したのは、あらゆる怪獣を手懐けられるといわれる道具・バトルナイザーだった。
「ジオルゴンを倒した時のとは比べ物にならないほどの大爆発が確認された。何かあったのか?」(石室)
そこでプロメテウスの事を話すと、ウルトラの父と石室殿は驚いた。
光の国に来てほしいとのウルトラの父の頼みに応え、私は許可をもらって石室殿を迎えに行き、そのまま共に光の国に飛んだ。

光の国で私と石室殿はウルトラの父からバトルナイザーを見せられ、石室殿が手に取った途端バトルナイザーがプロメテウスの姿になった。
「私が油断したばかりに、アルゴ星人を1人消してしまった。私も酷くやられたよ」(プロメテウス)
プロメテウスは、ユニジンに頼み込んで姿をバトルナイザーに変えてもらったのだそうだ。
「ウルトラの父…私に考えがあるので、プロメテウスを私に預からせてくれませんか?」(石室)
ウルトラの父が頷き、プロメテウスは石室殿に「すまない」と詫びながら再び姿をバトルナイザーに変えた。
石室殿はバトルナイザーと化したプロメテウスをXIGの指揮官服の内ポケットに入れた。
私と石室殿は「何かあったらまた行くから」とウルトラの父に告げて地球へ戻った。