ゾフィーの日記 Part8

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32黒我夢=サタンビゾーの日記
アンドロ宇宙を出た僕は、破滅招来体の世界に戻った。
「お帰りなさい。地球に行っていた事は『主』より聞きました」(死神=ゼブブ)
氷の神殿の皆にジオルゴンに関する警告は話した。序に壬龍からアンドロ警備隊の事を聞いたのでアンドロ宇宙に寄り道したよ。
「アンドロ警備隊ですか…ウルトラ族にルーツありと聞きましたが、壬龍は何と話したのです?」(死神=ゼブブ)
『住まう世界は違うが、平和のために共に戦う同志』って…特にメロス隊長は壬龍が一目置く存在だからね。
そのアンドロ宇宙にアルファ星人が侵攻してきてるんだ。
「なるほど…アンドロ宇宙は確かアンドロ警備隊とグアが争う事で光と闇のバランスが出来ていますね。
そこにアルファ星人が攻める事はアンドロ宇宙の光と闇のバランスを壊す事になりかねませんね…」
死神=ゼブブは上空に映るアンドロ宇宙の光景を見た。
上空の光景は次の瞬間、地球周辺に切り替わった。ジオルゴンが地球に近づいているのか!
「氷の神殿に向かうようですね…氷の神殿は光の申し子=Aプロメテウスとトラン父子始め多くの戦士に地球怪獣たちが集う聖地。
先に氷の神殿を潰す腹でしょうが光の申し子≠ニプロメテウスが強力ゆえ、どうなりますやら」(死神=ゼブブ)
ゾグが地球の防衛組織の1つと手を組んでるし、ジオルゴンは遠からず倒されるだろうね。
それに、アークボガールも油断ならない存在だ。アークボガールは破滅招来体の『主』を捕食する機会を狙ってるから…
僕は眠り続ける破滅招来体の『主』を見ながら『皆で全力で貴方を守ります』と心に誓った。