24 :
ガイアの日記:
バン隊員の消息がわかり次第知らせるようにDASHの皆とゼノンに頼んでアグルとアンドロ艇と共に氷の神殿に戻ると…
「お帰りなさい。珍しい客人がお見えです」(ファイターEX=PAL)…珍しい客人?
アグルと一緒に行くと「この人が2人を待ってたよ」とトランから紹介されたのは、黒我夢=サタンビゾー!
「DASHの皆とゼノンの救援に行ってると聞いたから待たせてもらったよ。
実は、ジオルゴンが地球に向かっているんだ」(黒我夢=サタンビゾー)…何だって?!
「黒我夢殿はこの氷の神殿に来る途中でヤプールに会われたそうだ。
ヤプールはジオルゴンを足止めするべくエースキラー軍団を差し向けたが、全滅させられたとの事だ」(壬龍)
壬龍の龍玉には、ジオルゴンがエースキラー軍団を倒す様子が映っていた。
「ジオルゴンは破片の状態からでも攻撃出来る。『バラバラにしたからって最後まで気を抜くな』って事さ。
それに、闇の奴らの大半が地球を狙うには理由があるんだよ」(黒我夢=サタンビゾー)
そう言って、黒我夢は僕たち氷の神殿にいる皆を指差した。
「今、この地球には光の申し子≠フ2人にプロメテウスとトラン父子始めたくさんの戦士に地球怪獣たちがいるだろ?
それだけ地球には光が満ち溢れている…闇の奴らにとって君たちの存在は眩しすぎるのさ。
闇の奴らの中には『宇宙の光と闇の対比』を守ろうと命張ってる奴もいるという事を覚えておいてね」
黒我夢=サタンビゾーはこう言った後、破滅招来体の『主』の護衛をするという事で宇宙へ戻った。