ゾフィーの日記 Part8

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18ガイアの日記
石室コマンダーとの通信の後で再び氷の神殿のモニターの呼出音が響いたので応対すると、DASHのヒジカタ隊長が映っていた。
何でも光の国にアークボガールの挑戦状が送られてきたとの事で狙いはゾフィーらしい。
「ゼノンが言うには『奴にとってゾフィーは厄介な存在であり、ゾフィーを倒せば士気が下がるんじゃないか』だそうだ。
だが、ヤツ1人で地球を攻める可能性があるとは言い切れないから気をつけてくれ」(ヒジカタ)
ヒジカタ隊長にお礼を言って通信を切った後、ゾフィーが考え込むような表情をした。
「挑戦状なら私に直接送ってもおかしくないだろうに、光の国に送るのは私の他にも何か狙いがあるのかもしれない。
どんな罠があるにせよ、これは無視出来ない」(ゾフィー)…そうですね。
その時、龍玉を見ていた壬龍が「ネオバトルシップが光の国に向けて動いている」と言ったのでネオバトルシップに通信を入れた。
モニターにドリューが映ったので、アークボガールとジオルゴンの事を話した。
ドリューが言うには、バルタン本星に新たな動きがあり勝ち抜き戦は結局中止になったとか。
ネオバトルシップにいる皆は無事か問うと、ファイタスもゴライアンも元気との事でよかった。
「バルタン第一防衛線の大将が言うには、バルタン本星の方でプロメテウスを倒す手段を見つけたらしいんだ。
それに全宇宙襲撃用の大軍団が近く集結するから気をつけろ…ともね。それが何かは今のところはわからない。
とにかく我々は光の国に戻るから、何かあったら知らせてくれ」(ドリュー)
ありがとうございますと言って、僕は通信を切った。