エンペラ軍団の脅威を前に不安がる人類を目の当たりにした私たちは、どんな強大な敵にも全力で立ち向かおうと決意を新たにした。
その時、ワームホールが出現し、そこから黒我夢=サタンビゾーとゾグ、死神=ゼブブ、破滅招来体の『主』が降り立った。
彼らに続いてメロス、ウルフ、マルス、ファイタス、そしてジュダも降り立った。
「破滅招来体の『主』から提案されたので協力してやるよ」(ジュダ)…ありがとう、恩に着る。
死神=ゼブブが右手を怪我しているようだったので聞くと、エンディール星人にやられたとの事。
私が以前光の国で調べた資料にエンディール星人の名があったが、エンペラ軍団の幹部である事以外はっきりした事がわからない。
その時、我夢の中にいた壬龍が飛び出し、龍玉でエンディール星人を観察。
「エンディール星人とやら…エンペラ軍団の者と言いながら、裏で何か企んでいるか」(壬龍)
何でも、闇の者たちの間では『エンディール星人はエンペラに代わって皇帝になろうとしている』との噂があるらしい。
死神=ゼブブに怪我を負わせたのは、その噂が真実という事か?