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>>140の続き)
ゾグの攻撃から逃げようとするジャッカル軍団の兵士たちの前に破滅招来体の『主』が現れた。
破滅招来体の『主』が指し示すと、ドビシの大群がジャッカル軍団の兵士たちに集る。
そこを狙って破滅招来体の『主』はドビシの大群ごとジャッカル軍団の兵士たちをワームホールに閉じ込めた。
「これで奴らは永劫に出てこられぬ…粗方片付いたと言ってよかろう」
破滅招来体の『主』の言葉と共にゾグは『天使』の姿に戻り、僕らを覆っていた光球も消えた。
「アンドロ警備隊とグア軍団のジュダか…サタンビゾーやゼブブから話は聞いている。
仲間を殺され怒るのは我も同じゆえ加勢したまで…さて地球は…」
破滅招来体の『主』がこう言うと、上空に地球の様子が映し出された。
「ほう、これはまた」(ジュダ)…地球ではゾフィーがルガノーガーを倒していた。
「戦士全員の力をゾフィーに託したか…だが地球怪獣がヤプールやエンペラに利用されている。
地球怪獣の心はヤプールにより抜かれながらも石室殿に宿り、壬龍はガイアの中で力を蓄えているのだな。
地球怪獣を如何に取り返すかが戦いの鍵のようだが…地球に行ってみるか?」(破滅招来体の『主』)