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我夢の日記:
僕とトラン、そして僕の中にいる壬龍の前に石室コマンダーが姿を見せた。傷だらけじゃないですか!
石室コマンダーは、エンペラの要塞でのプレッシャーとのやり取りを話してくれた。
プレッシャーはエンペラの光線で完全消滅したそうだが、石室コマンダーもその煽りで戦士の力を消されたらしい。そんな〜!
その時、石室コマンダーの身体が淡い光に包まれ、傷が少しずつ消える。もしや?
「私たち地球怪獣の心を取り返してくれた事、感謝するよ」…ゾンネル!
「石室様の助けになれるよう、私たちで少しずつ力を与えますわ」(シャザック)
ありがとう。ヤプールやエンペラから取り返すまでは暫く辛抱だね。
石室コマンダーの中で地球怪獣たちの心は「大丈夫」と言ってくれた。
その時、僕らのところに迫る大きな影…アンドロ艇!無事だったんだ!
「氷の神殿が吹き飛ばされる前にPALを我が中に避難させた。グランテクターと黄道の剣もあるから、いざという時に使うといい」
アンドロ艇は、僕とトラン、石室コマンダーを乗せた。
「随分捜しましたよ!無事で何より!」(ファイターEX=PAL)…心配かけちゃったね。
「今、石室殿の記憶を読み取ったが、プレッシャーからメッセージを預かったか」(壬龍)…どういう事?
「プレッシャーは『自分の正義が己の信じるものだけと信じたから邪悪なものの奇跡に負けた』と言っていた。
『最後に頼るべきは努力と根性だ。奇跡ではなく努力で、祈らずに手を動かせ』と言われたよ。
『例え神が相手でも、自分を信じて諦めずに道を切り開け』…彼はこう言いたかったんだ。
だから、これは互いの正義を信じた戦いだ!」(石室)
「その言葉、皆と合流した時に伝えるがいい。急がねば」(アンドロ艇)
そうだね。アンドロ艇、皆のところへ導いてね!