ゾフィーの日記 Part8

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108壬龍の日記
異次元にいても観察は出来るので、地球や宇宙の様子を龍玉で見ている。
地球のエネルギーポイントが壊れたためにガイアがSV(スプリームヴァージョン)からV2の姿に逆戻りか!何と労しい事か。
それに各防衛組織の方々が氷の神殿にいる…事態打開のために皆で協力…その心意気に思わず涙した。
何としても地球怪獣仲間の心をプレッシャーから取り返してヤプールの洗脳から救いたいが…今は焦っても仕方ないか。
すると次に龍玉に映るはチーム・リザードの瀬沼殿が各防衛組織の方々や光の申し子≠ノ何か言っている。
どうも地球のエネルギーポイント爆破を各国の特殊部隊に命じた者の正体がわかったようだ。
「地球のエネルギーポイント爆破を各国の特殊部隊に命じたのも各国首脳部を乗っ取ったのも宇宙人の仕業でした。
その宇宙人たちは既に『DEUS』という組織の者に倒されてました」(瀬沼)…そうか。だが『DEUS』とは聞き慣れぬ組織だな。
宇宙の様子を龍玉で見れば…ゴライアン、ドリュー、フレア、カラレスがアークボガールの侵攻を止めようとして失敗したか。
だが、このアークボガール…以前よりパワーアップしている!
「これでわかったろう?いかにウルトラ戦士や地球の奴らが足掻いてもアークボガールは止められない」(ヤプール)
ヤプールは随分自信ありのようだが…あれではアークボガールは益々調子付き、やがてはヤプールをも糧として狙うだろう。
「そんな事はない!我は食われぬ!」(ヤプール)
ヤプールよ、では問おう。アークボガールがエンペラ軍団から追放された後にエンペラ軍団四天王になった事は存じている。
そなたはその経緯をエンペラから聞かなんだのか?
「それは…」(ヤプール)
私も、アークボガールが邪悪過ぎてエンペラでも手に負えなかったと聞いていたのだが…
もしかしたら、その邪悪さと捕食能力の度が過ぎるゆえにエンペラは危険と判断してブラックホールに閉じ込めたのだろう。
そうであるなら、アークボガールがあのウルトラ大戦争に出ていなかったのも頷けるがな。