ゾフィーの日記 Part8

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1名無しより愛をこめて
前スレが容量オーバー寸前のため、新スレ行きます。
ゾフィーやウルトラファミリー、他宇宙人、防衛組織の人などの日記を皆で想像してつけてみましょう。

【前スレ】
ゾフィーの日記 Part7 http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1172489908

【纏めサイト】
ゾフィーまとめ http://zoffy.uijin.com/
(特撮!@2ch掲示板でのゾフィー関連を網羅。『ゾフィーの日記』シリーズの過去スレも収録されているので参考にどうぞ)

〔注意事項〕
●過去ログには、出来るだけ目を通す事。
●ウルトラ以外の設定を入れるのは禁止!
●書き込みの時はE-mail欄に「sage」と入れる事!

それでは『ゾフィーの日記 Part8』スタート!
2名無しより愛をこめて:2007/09/02(日) 22:50:52 ID:RTGII/WI0
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.    /    `     `ヽ.、   /       ′
  ,,−'"` ̄ ̄ ̄`''‐-、     `ヾく_
何さこんなスレ、地獄兄弟の次兄・影山瞬様が退廃の2getだよ!フフン。

>>1 おかえりなさい、アニキ♪
>>3 汚してやる・・・太陽なんて!
>>4 良い事思いついた、お前俺のケツにライダースティングしろ。
>>5 加賀美、俺と天道の仲を取り持ってくれよ、頼むよ!
>>6 やめてよね、俺が本気を出したら三島さんが俺に敵うはず無いだろ?
>>7 最低は最高なんだよ、ツ・ル・ギ・君。
>>8 魔法が使えたらって、思った事ないかなぁ?
>>9 またライダーバトルがしたいのか、アンタ達はぁっっ!!
>>10-1000 俺と友達になってくれよぉ〜〜〜〜・・・・っ。
3名無しより愛をこめて:2007/09/04(火) 13:11:49 ID:PPNESppV0
保守
4名無しより愛をこめて:2007/09/06(木) 13:33:21 ID:4BRegbbrO
保守
5石室コマンダーの日記:2007/09/10(月) 12:47:21 ID:pAOh+Slk0
(前スレ423・429より)
氷の神殿にいる我夢と藤宮から通信が入った。ゾグがDASHの皆を頼ってきたらしい。
壬龍がDASH基地ベースタイタンに行って確かめたとの事、壬龍を呼んでもらい話を聞いた。
アークボガールは破滅招来体の『主』を捕食しようと狙っていて、阻止のためにゾグが遣わされたとか。
だが、ゾグを始め破滅招来体の面々は未だに我夢や藤宮を信用していないようだ。
我夢や藤宮、地球怪獣たち、そして我々XIGとGUARDとは敵対関係だったから仕方ないのかもしれないが…
「アークボガールを始めボガール一族は我ら共通の…否、宇宙共通の敵、ここは協力し合わねば」(壬龍)
DASHのヒジカタ隊長に確認をとるとその通りだったので、とりあえず今はゾグを守ってほしいと頼んだ。
ゾグは、一度は我夢(ガイア)と藤宮(アグル)を圧倒したほど強力だから侮れないが、役に立つかもしれない。
私は我夢と藤宮に礼を言って氷の神殿との通信を切り、アンドロ宇宙のメロスへゾグの件を話す事にした。
6名無しより愛をこめて:2007/09/13(木) 17:21:03 ID:F+Nhyj7f0
保守
7名無しより愛をこめて:2007/09/15(土) 12:48:31 ID:OXX1wnrU0
age
8カイトの日記:2007/09/16(日) 22:50:18 ID:CIBp0hvP0
ゾグの件は各防衛チーム及びウルトラ戦士に伝わった
皆、承諾してくれたようなのでこれで一安心
だけど、元々ガイア達の敵だから油断はしないでおこう
特にアークボガールを倒した直後はね
それにしてもバン隊員の事もあるし片付けなければならないことが山ほどあるわけだ
だけど、今はアークボガールの事だけを考えて行動することにした
9名無しより愛をこめて:2007/09/18(火) 20:35:01 ID:VKtz21yX0
保守
10名無しより愛をこめて:2007/09/20(木) 17:02:48 ID:nSMd+nG50
age
11アンドロメロスの日記:2007/09/21(金) 14:19:39 ID:cnZmqT8IO
地球のXIGから連絡が入った。石室コマンダーが壬龍やDASHのヒジカタ隊長から聞かされた話によると、ゾグがDASHを頼ってきたらしい。
アークボガールに対し、敵の敵は味方…というわけか。
グアにも言える事だが、己が生き残るがためになりふり構っていられない、アークボガールとはそれほど強大な敵という事だろう。

石室コマンダーとそんな話をしていると
「何だと!そりゃマジの話か!?」
どうした、ウルフ。何の騒ぎだ?
「太陽系方面の調査をしている部隊からの情報だ。正体不明の生命体が、太陽系めざして接近中だとよ」(ウルフ)
何だと!?
「今、そいつの写真が届いた。石室コマンダーとお話中だったんだろ?XIGにも転送するわ」(ウルフ)
「お願いします」(石室)
何だ、こいつは…見た事ない奴だな。
「こ、こいつは岩力破壊参謀ジオルゴン!!」(石室)
ジオルゴン?聞いた事ないなぁ。
前に高山君や藤宮君に、彼らやあなた方が戦ったという怪獣のデーターを見せてもらった事があるんですが、その中なはいなかったと思うんですが…。
「ええ。我々もお目にかかった事はありません。ジオルゴンというのはエンペラ星人の闇の幹部で、かつてのウルトラ大戦争に参加したそうです。光の国の歴史を調べた時に、そう書いてありました」(石室)
そうですか。
「マズい!我夢と藤宮、いや、今地球にいる全てのウルトラマンが結集したとしても、ジオルゴンに勝つのは簡単じゃない。あるいは…。
メロス。すまないが、これで失礼します。氷の神殿や各防衛チームに連絡し、対策を練らないと」(石室)
わかりました。
そう言って、石室コマンダーは通信を切った。

それほどの強敵なら…こちらからマルスを助っ人に…
「隊長。アルファ星人と思われる大軍が、アンドロ国めざして急速接近中です!!」(一般隊員)
ちぃっ、こんな時にか!!
12ドリューの日記:2007/09/21(金) 18:42:53 ID:LRDPJ1rW0
爆発と共に、バルタンメカが爆発した
ファイタスはエネルギーを爆発させて霧ごとバルタンメカを破壊したのである
これで残りは後二人…
大将バルタン「ウルトラマン諸君、どうやら君達はこの場よりさらねばならないようだ」
フレア「どういう事だ?」
大将バルタン「私は正々堂々戦うつもりだったが、どうやら本星の方が動き出したらしい…」
つまり…
大将「もうすぐここに全宇宙襲撃用の大軍団が集結する、正々堂々と言っておいてこんな形で勝っても何も嬉しくない、すぐに逃げたまえ」
……いいのか?それではお前の立場が…
大将「私はウルトラ戦士となど戦っていない、君達もここに来ていない、それでいいではないか」
…感謝する
大将「ウルトラマン」

大将「バルタン本星が今になって突然動き出したのには理由があるらしい」
理由?
大将「どうやら勇者プロメテウスを葬り去る手段が見つかったようだ」
フレア「おいおい、そんな事もらしていいのかよ」
大将「いいさ、このぐらいもらさねばフェアではない」
フェア?
大将「宇宙は争いによって平和である…、覚えておくといい、平和の反対は争いではなく、混乱であると言う事を。ここの平和を乱さないでくれてありがとう、ウルトラマン」
バルタン星人、お前等はなぜ、戦うんだ?
大将「…この世界の平和……、宇宙の光と闇の対比を守るため…」
カラレス「ドリュー、もう行こう」
ああ…
大将「勇者プロメテウスと地球の光はまぶしすぎる……まぶしい光には、それに伴う闇を与えねばならない…」
大将の意味深い言葉を受けながら、ネオバトルシップはバルタン第一防衛線を離れ、ウルトラの星へ向かった
……バルタン星人は…、やはり我々よりもはるかにこの宇宙の事を理解しているようだ
まだまだ我々M78星雲人は、決して宇宙最強でも、最高の科学を持っている宇宙人でもないという事か…
だからバルタンのしている事を見過ごすと言うわけではないが…
だが…、奴等の侵略や破壊は、ただ己が欲望の…、アルゴやジュダのような戦いではない気がする
ゴライアン「まあ、何にしろ、俺たちは戦うだけだ」
……こいつ、もう生き返ってやがる
13カイトの日記:2007/09/21(金) 20:50:52 ID:BnK8HI5t0
アークボガールの対策を考えていると
ヒジガタ「メロスから連絡があった、どうやら岩力破壊参謀ジオルゴンというものが
太陽系めざして接近してるらしい」
岩力破壊参謀ジオルゴン?
ヒジガタ「メロスの話によるとエンペラ星人の闇の幹部で、かつてウルトラ大戦争に参加したらしい
今、地球にいるウルトラマンの力を結集しても倒せるかどうか困難かもしれないとのことだ」
そんな…ただでさえアークボガールだけでも大変だというのに…はっ、まさかアークボガールが送り込んだ刺客かっ?!
ヒジカタ「その可能性は否定できんだろうな。だが、相手がどんなに手強いといえど
私達は最後の最後まで戦うだけだ。この星に住む尊い命を守るためにもな
そのことを肝に銘じておけ!」
了解!
14カイトの日記を書いてる者です:2007/09/21(金) 20:52:44 ID:BnK8HI5t0
>>13
ヒジガタではなくヒジカタでした
いつもすみません…
15名無しより愛をこめて:2007/09/22(土) 02:11:59 ID:iYXACB4+0
あげ
16ガイアの日記:2007/09/22(土) 12:23:11 ID:c+eRV9bB0
氷の神殿にいる皆でアークボガール対策を話し合っていると、氷の神殿のモニターの呼出音が響いた。
モニターに映るのは…石室コマンダー、どうしたんですか?
「我夢、それに皆一緒か。実は岩力破壊参謀ジオルゴンが太陽系に接近中だ」(石室)…ジオルゴン?何者ですか?
「ジオルゴンはエンペラ軍団の幹部…ウルトラ大戦争にも参加していた。我が龍玉にもジオルゴンが映っている」(壬龍)
その時、龍玉に映るジオルゴンを見てゾフィーが「私はこいつを知っている」と言い出した。
「私はジオルゴンを見た事がある。ウルトラ大戦争が終結してから消息不明と聞いていたが」(ゾフィー)
「今、地球にいる全てのウルトラ戦士が結集したとしてもジオルゴンに勝つのは簡単な事じゃない。
相手がどんなに手強かろうが最後の最後まで戦うだけだ」(石室)…そうですね。
「恐らく、光の国にもジオルゴンが太陽系に接近している事を聞いているだろう。念のため私が連絡を入れる」(ゾフィー)
お願いします。

アークボガールの事だけでも大変なのに、さらに厄介な事になっちゃったね…
17カイトの日記:2007/09/23(日) 21:27:51 ID:jGJo+EH30
しかし…どうしてそんなヤツが何故、地球に?
???「それはゾフィーを倒す為だ」
その声は……ウルトラマンゼノン!
ゼノン「大隊長ウルトラの父に言われてな、君達の助っ人として派遣されたんだ
まぁ、例の宇宙人の事を調べていた途中で大隊長のウルトラサインがきたわけだ(笑)」
それでゾフィーを倒すって話だけど?
ゼノン「それが光の国にアークボガールの挑戦状が送られてきたんだ
恐らくヤツにとってゾフィーはかなり厄介な存在であると同時にゾフィーを倒せば君らの土気が一気に下がるからだろうな」
コバ「それにここの主役はあくまでゾフィーだしな」
えっ?
コバ「何でもないっす、話を続けて」
ゼノン「まぁ、氷の神殿にはガイア達がいるから大丈夫だと思うがヤツ一人だけで地球を攻めてくる可能性があるとは言い切れない
念の為、注意した方がいいだろう」
そっか、ありがとう…ゼノン
ゼノン「仲間のピンチに駆けつけないウルトラ戦士なんているものか
それに君と私は一番の戦友なのだからな」
あぁ…そうだったね
ヒジカタ「よし、この事を一刻も早くガイア達に連絡しよう」
お願いします!!
18ガイアの日記:2007/09/24(月) 13:58:30 ID:YloZdANf0
石室コマンダーとの通信の後で再び氷の神殿のモニターの呼出音が響いたので応対すると、DASHのヒジカタ隊長が映っていた。
何でも光の国にアークボガールの挑戦状が送られてきたとの事で狙いはゾフィーらしい。
「ゼノンが言うには『奴にとってゾフィーは厄介な存在であり、ゾフィーを倒せば士気が下がるんじゃないか』だそうだ。
だが、ヤツ1人で地球を攻める可能性があるとは言い切れないから気をつけてくれ」(ヒジカタ)
ヒジカタ隊長にお礼を言って通信を切った後、ゾフィーが考え込むような表情をした。
「挑戦状なら私に直接送ってもおかしくないだろうに、光の国に送るのは私の他にも何か狙いがあるのかもしれない。
どんな罠があるにせよ、これは無視出来ない」(ゾフィー)…そうですね。
その時、龍玉を見ていた壬龍が「ネオバトルシップが光の国に向けて動いている」と言ったのでネオバトルシップに通信を入れた。
モニターにドリューが映ったので、アークボガールとジオルゴンの事を話した。
ドリューが言うには、バルタン本星に新たな動きがあり勝ち抜き戦は結局中止になったとか。
ネオバトルシップにいる皆は無事か問うと、ファイタスもゴライアンも元気との事でよかった。
「バルタン第一防衛線の大将が言うには、バルタン本星の方でプロメテウスを倒す手段を見つけたらしいんだ。
それに全宇宙襲撃用の大軍団が近く集結するから気をつけろ…ともね。それが何かは今のところはわからない。
とにかく我々は光の国に戻るから、何かあったら知らせてくれ」(ドリュー)
ありがとうございますと言って、僕は通信を切った。
19コバの日記:2007/09/24(月) 14:07:15 ID:P9KA5ckn0
アークボガール、ジオルゴン対策を練っている際、突然太平洋上に怪獣が出現した!
これは…レッドギラスとブラックギラス!?
カイト「何故双子怪獣がここに?」
ヒジカタ「それよりもすぐに迎撃だ!このままでは東京は大津波で全滅してしまう、DASH、出動!」

バンと隊長、ショーンがダッシュバードで、俺とカイト、ミズキは即変身して迎撃に向かった
もちろんゼノンも参戦する
いかに双子怪獣でもこれだけの戦力相手なら敵じゃない!
そう思って現地に到着するなり海中が凍りつき…現れたのはグローザム!?
さらに次元が割れ、アルゴ星人まで現れた!
こいつら、手を組んだのか?
バン「いえ、よく見てください、あのグローザム…」
ヒジカタ「アルゴ星人が…グローザムを再生させたのか!」
アルゴ「ふふふ…邪魔なプロメテウスが死ぬのならこれほど都合の良い事は無い、我々アルゴ星人も独自に地球を攻撃させてもらう」
貴様等の好きにはさせないぞ!
ヒジカタ「攻撃開始!」
隊長の言葉にあわせダッシュバードからミサイルが発射され、俺達が怪獣達に飛び掛る
カイトがグローザムに、俺がアルゴに立ち向かい、ゼノンとミズキが双子怪獣に向かう
だが奴等は強い!
アルゴもグローザムも凄い再生能力を持っているし、双子怪獣もアルゴ細胞で強化されている
やがて双子怪獣がギラススピンを開始した
ゼノンとミズキが吹っ飛ばされる、ダメージが凄いようで二人ともなかなか立ち上がらない
俺もアルゴ星人の泡攻撃でギラス兄弟まで近づく事ができない
このままでは東京に津波が…
そう思った時、カイトが空高く飛び上がった
20コバの日記:2007/09/24(月) 14:22:43 ID:P9KA5ckn0
あれは、きりもみキック!
ウルトラマンマックスが高速回転しながらギラススピンの弱点である頭部を上から狙う
が、そこでグローザムがカイト目掛け強力な冷気を噴射してそれを妨害した!
カイトは凍りついて落下し、回転は止まっている…
危ない!このままじゃ下のギラススピンに突っ込んでばらばらに…
しかし済んでのところで飛び出したゼノンがカイトを救出した
ほっとする前にゼノンの背中をギラスの光線が襲い、ゼノンが崩れ落ちる
さらにぼろぼろのカイトにグローザムが襲いかかった!
カイトが危ない!
隊長とショーン、バンの援護でアルゴを牽制した俺と、何とか立ち上がったアルフォンヌ、ミズキがグローザムにを後ろから押さえつけるが、物凄い馬鹿力で振りほどかれて、ギラススピンにぶつけられた
ぐあああ
何とか最後の力を振り絞ってフィンガービームでグローザムを撃ったが、奴はものともしない
立ち上がるのがやっとのウルトラマンマックスをアルゴグローザムとアルゴ星人が二人がかりでボコボコにする…
俺やゼノンは立ち上がろうとするとギラスの光線が後ろから浴びせられて立つ事もできない
全員のカラータイマーが激しく鳴り響く…
その時
バン隊員のダッシュバードが一気に急降下して…アルゴ星人に体当たりして爆発した…
苦しむアルゴ星人、同時にグローザムとギラスのコントロールが止まる
カイトは一瞬呆然としたが、グローザムを吹っ飛ばすと、その隙にマックスギャラクシーを召還した!
危ないと思ったか、アルゴ星人は次元に穴を開けると、グローザムと双子怪獣を連れて異次元に逃げ去った…
な…何とかアルゴ星人を退ける事ができたが……俺達はボロボロだ…それに…バンも……
糞、くそおおおおおおおおおおおおおおおおおお
ゴライアンになんていえばいいんだ…
21ジオルゴンの日記:2007/09/25(火) 11:01:03 ID:JG4HnNFqO
俺は今、地球を目指している。ぐふっぐふっ…やはり、娑婆の空気はウマいわ。

すると、目の前に黒ずくめの中年男が見えた。
宇宙空間に人間だと?何者だ?
「久しぶりだな、ジオルゴン」
やはり、貴様か。ヤプールよ。
「復活したとは聞いていたが…この先に、何か用があるのか?」
ぐふっ…貴様には関係ないわ。
「地球は俺がもらう!おとなしく闇の世界へ帰れ!!」
ヤプールよ。貴様、今ではエンペラ軍団の四天王に出世したそうだな。
なるほど…皇帝陛下が、ウルトラマンに敗北するわけだ。
いかに皇帝陛下とは言え、ヤプールのような無能に足を引っ張られては、敗北は必至と言うもの。
「黙れ!出よ、エースキラー軍団!!」
奴の背後から、5体のエースキラーが現れた。
ぐふっぐふっ…毎度毎度のからくり人形とは、貴様も芸がないな。だから、無能というのだ。
「うるさい!エースキラーよ、こいつをただの石ころにしてやれ!!」
エースキラーが、俺のまわりを取り囲んだ。
「スペシウム光線、一斉発射!!」
ぐ…ぐふ…。
「こうも簡単にバラバラとは…口ほどにもない」
ぐふっぐふっ…ヤプールよ、口ほどにもないのは貴様だ!
「何、奴の破片が!?」
俺は全ての破片でエースキラーに攻撃を加えた。
さて。お人形遊びは趣味じゃないんでな。
俺は元の姿に戻り、光線でエースキラー軍団を全滅させた。
「ちぃっ!!」
ヤプールめ…逃げおったか。

ぐふっぐふっ…いらぬ足止めを食ったが、俺は再び地球を目指した。
22アグルの日記:2007/09/26(水) 15:59:41 ID:DgA7dDpq0
氷の神殿で龍玉を見ていた壬龍が「DASHの方々とゼノンの危機だ」と言い出した。
さらには「アークボガールとジオルゴンの動きに乗じて動き出した輩あり」とも言った。何事だ?!
ゾフィーとプロメテウスの許可をもらい、壬龍が龍玉で示した現場にガイアと一緒に行った。
着いてみるとDASHの皆とゼノンがズタボロの状態で、バン隊員の姿がない。
何でも、アルゴ星人がレッドギラスとブラックギラスの双子怪獣、グローザムを再生させて襲撃してきたとの事。
バン隊員がダッシュバードでアルゴ星人に体当たりしたがダッシュバードは爆発したとか。
アルゴ星人と双子怪獣、グローザムには逃げられたそうだが…まさか、バン隊員はDASHの皆を守ろうとして?
DASHの皆とゼノンが頷くのを見て、俺とガイアはショックを受けた。
「ゴライアンに何て言えばいいんだ!」(コバ)
「でも、バン隊員の命懸けの行動を無駄に出来ない…とりあえず態勢を立て直すしかないでしょう?」(ガイア)
そこで一度ベースタイタンに戻った方がいいとアドバイスする一方、ガイアにアンドロ艇を呼ぶよう頼んだ。
数分も経たぬうちにアンドロ艇が飛んできたのでDASHの皆とゼノンを収容し、ベースタイタンまで送る事にした。
俺がアンドロ艇を操縦する間、ガイアはウルトラコスモオーラ・ヒーリングでDASHの皆とゼノンを治療。
聞けば、ミズキ隊員と一体化しているアルフォンヌは他人の治療は出来ても自分自身の怪我や病気を治せないとの事。
ヒーリング能力に優れる者ならではの弱点だろうか…
そうこうするうちにベースタイタンに着いたのでDASHの皆とゼノンを降ろし、俺とガイア、アンドロ艇は氷の神殿に戻った。
23アンドロメロスの日記:2007/09/28(金) 14:27:08 ID:rACUl79KO
アルファ星人の侵攻に備え、奴らの調査を行っている。
途中で部隊がいくつかに分かれた。恐らく、グアの勢力下にある星にも軍を進めているのだろう。
3兄弟もそれに気付いているのか、グア星からファイティング・ベムが怪獣戦艦で出撃した。
これは、大きな戦いになりそうだな。

そんな事を考えていると、ある一角から歓声が沸き上がった。
何をやってるんだ?今は警戒態勢のはずだぞ。
「申し訳ありません。けど、ファイタスさんが…」(一般隊員)
そう言って、彼は見ていた映像を私の所に転送してくれた。
見ると、バルタンの闇に包み込まれたと思っていたファイタスが、エネルギーを爆発させる事でバルタン星人のメカを破壊していた。
「メロス。たった今、ドリューから連絡があった。バルタン星人との戦いは中止。ファイタスもMk-Uでこちらに向かってるそうで、詳しい事は帰ってきてからファイタスが話してくれるそうだ」(ウルフ)
そうか。

「隊長。光の国から連絡が入りました」(マルス)
わかった。こっちに回してくれ。
「アルファ星人が、アンドロ宇宙に侵攻しているそうだな」(ウルトラの父)
ええ。
「アルファ星人はかつて、ウルトラの星にも攻撃してきた事がある。初代ウルトラマンらウルトラ4兄弟がウルトラの星を離れている時を狙われたとは言え、奴らはM78星雲のあらゆる防衛網を突破し、この司令部も陥落してしまった。
ウルトラ兄弟の帰還がもう少し遅かったら、あるいは…」(ウルトラの父)
それほどの強敵なんですか。
「アルファ星人に関する資料のコピーをそちらに転送しよう。何かの役に立つだろう」(ウルトラの父)
ありがとうございます。
24ガイアの日記:2007/10/01(月) 14:27:52 ID:MQDamIbO0
バン隊員の消息がわかり次第知らせるようにDASHの皆とゼノンに頼んでアグルとアンドロ艇と共に氷の神殿に戻ると…
「お帰りなさい。珍しい客人がお見えです」(ファイターEX=PAL)…珍しい客人?
アグルと一緒に行くと「この人が2人を待ってたよ」とトランから紹介されたのは、黒我夢=サタンビゾー!
「DASHの皆とゼノンの救援に行ってると聞いたから待たせてもらったよ。
実は、ジオルゴンが地球に向かっているんだ」(黒我夢=サタンビゾー)…何だって?!
「黒我夢殿はこの氷の神殿に来る途中でヤプールに会われたそうだ。
ヤプールはジオルゴンを足止めするべくエースキラー軍団を差し向けたが、全滅させられたとの事だ」(壬龍)
壬龍の龍玉には、ジオルゴンがエースキラー軍団を倒す様子が映っていた。
「ジオルゴンは破片の状態からでも攻撃出来る。『バラバラにしたからって最後まで気を抜くな』って事さ。
それに、闇の奴らの大半が地球を狙うには理由があるんだよ」(黒我夢=サタンビゾー)
そう言って、黒我夢は僕たち氷の神殿にいる皆を指差した。
「今、この地球には光の申し子≠フ2人にプロメテウスとトラン父子始めたくさんの戦士に地球怪獣たちがいるだろ?
それだけ地球には光が満ち溢れている…闇の奴らにとって君たちの存在は眩しすぎるのさ。
闇の奴らの中には『宇宙の光と闇の対比』を守ろうと命張ってる奴もいるという事を覚えておいてね」
黒我夢=サタンビゾーはこう言った後、破滅招来体の『主』の護衛をするという事で宇宙へ戻った。
25コバの日記:2007/10/01(月) 17:11:43 ID:XmzRl+MV0
バンの消息は未だにわかっていない
生存確率は絶望的で、しかもあの爆発では死体はばらばらになって海の底に沈んでしまってるんだろう…
カイトは脱出してギリギリ助かっているかもしれないと言っていたが…
それはそうと、あれ以来アルゴ星人の襲撃はさっぱりない
どういう事だろうか?
恐らく奴等はジオルゴン到着までに適当に地球上の都市を破壊して負のエネルギーを増幅させるのが目的で散発的に襲撃をかけてくると思ったんだが…
ゴライアンの言っていたバルタンの大艦隊というのも気になるし…
26カイトの日記:2007/10/01(月) 20:50:42 ID:zosLOrVb0
バン隊員の捜索を行っているがいまだに見つかっていない
コバ隊員は「あの爆発では死体はばらばらになって海の底に沈んでしまってるんだろう…」
と言っているけれどそんなはずはないと思う
ゴライアンが認めた男なんだ、きっと脱出して助かっているはずだ!
そしてかならず俺達の元へ帰ってくるに違いない!
それにしてもエリーの計算ではジオルゴンが地球まで到着する時間は後2時間を切ったらしい
傷は癒えたとはいえ仲間が一人いなくなっている状態で戦えるだろうか…
おっと、ウルトラマンである俺が怖気付いちゃってどうするんだ!
バン隊員の為にも頑張らないと!
27カイトの日記を書いてる者です:2007/10/01(月) 20:55:29 ID:zosLOrVb0
>>26
ちょっと訂正します

そしてかならず俺達の元へ帰ってくるに違いない! ×
そしてかならず俺達の元へ帰ってくるさ!

いつもすみません…
28黒我夢=サタンビゾーの日記:2007/10/02(火) 17:22:50 ID:9ls4FnXe0
氷の神殿の皆にジオルゴンに関する警告を話した後、僕は破滅招来体の世界に向かっている。
光の申し子≠フ2人が戻る前、壬龍からアンドロ警備隊の事を聞いたので、ちょっと見てみようと寄る事にした。
アンドロ宇宙では何やら騒がしかったので挨拶がてら聞いてみたら、アルファ星人がアンドロ宇宙に侵攻しているらしい。
(アンドロ警備隊の皆は僕がガイア=高山我夢そっくりの姿だという事に驚いたみたいだ。ドッペルゲンガーの実体化だし)
アルファ星人は初代マンたちウルトラ兄弟が離れていた時に光の国を攻撃した事があり、M78星雲の防衛網を突破したとか。
そのアルファ星人の軍が今、グア軍団勢力下にある星をも攻撃しているようだ。
僕が行ってアルファ星人の軍を引っ掻き回せたらいいんだが、今はそうもいかないし…
アークボガールのために危機に晒されている破滅招来体の『主』の護衛をしなきゃならないからね。
僕はジオルゴンがヤプールの差し向けたエースキラー軍団を全滅させて地球に向かっている事を話した。
ジオルゴンが破片の状態からでも攻撃出来る事も話すと、アンドロ警備隊の皆は驚いていた。
なぜそこまで話すのかと聞かれ、僕は闇の奴らが地球を狙う理由を明かした。
今、地球には光の申し子≠フ2人にプロメテウスとトラン父子始めたくさんの戦士に地球怪獣たちがいる。
それだけ地球には光が満ち溢れているので闇の奴らにとって彼らの存在は眩しすぎる。
闇の奴らの中には『宇宙の光と闇の対比』を守ろうと命を張ってる奴もいるという事を覚えておいてね。
次に会う時、破滅招来体は君たちの敵として立ちはだかるかもねと言って僕はアンドロ宇宙を出て破滅招来体の世界に行った。
29カイトの日記:2007/10/02(火) 21:56:18 ID:b2HVt1960
もうすぐ奴がやってくる時間だ
俺も氷の神殿に行った方がいいかもしれない
それにマックスギャラクシーの力なら何とかなるはずだ
そう言って俺は外に出て氷の神殿に向かうマックスに変身しようとしたその時、突然地面が揺れた
そしてその中からグランゴンが姿を現した!
もしかしてこの地下で眠っていたのか?!
何で今の今まで気付かなかったんだろう……
もしかしてアルゴ星人戦での戦いで目覚めたのか?
でも、今はそんな事よりこいつを何とかしないと
俺はマックスに変身しようとした時、突然俺のカプセルからこの前、保護したラゴラスの子供がでてきた
もしかしてグランゴンが現れたからかな?やっぱり本能?
とはいえラゴラスは子供、大人のグランゴンに勝てるはずがない!
俺はラゴラスを助けるべくマックスへと変身した
初めて闘った相手が2度も闘った怪獣だったけど、今はラゴラスの為に闘う事になるだなんて
これも何かの縁だろうか?
グランゴンが火球を吐いて攻撃してきたが俺はパンチで相殺、グランゴンの頭目掛けて踵落としを食らわせてやった
早めに決着を着けるべく、マクシウムカノンで止めをさした
ん?空を見上げると何やら赤く光った物体らしきものが…
まさかジオルゴンか?!まずい、あの方角は氷の神殿が!!
俺は急いで子供のラゴラスをカプセルに入れ、氷の神殿に向かった
30アンドロメロスの日記:2007/10/03(水) 12:25:59 ID:3bCzk+J2O
間もなく、アルファ星人の第一陣がアンドロベースへと到達する…という時の事。
「すいません。アンドロ警備隊の司令室はこちらですか?」
ガイア?いや、人間体だから、高山君と呼ぶべきか。
「何言ってんだよ。お前、ここには前にも来てるじゃねえか。地球人の年齢でも、まだボケる年じゃねえだろ」(マルス)
「ちょっと待て。奴にしちゃ、何かおかしくないか?てめぇ、高山我夢じゃねえな。何者だ!」(ウルフ)
「ふふっ。僕は、彼のドッペルゲンガー…とでも言っておこうか」
そう言えば、前にガイアから聞いた事がある。
根元破滅招来体の…たしか、サタンビゾーとか言ったな。
「ご名答!さすがはアンドロ警備隊のメロス隊長。あの壬龍が一目を置くだけはあるね。納得した」
壬龍は私の事を何て説明したんだろう?
「…で、そのアンタが俺達に何か用か?」(ウルフ)
アークボガールが破滅招来体の主をも狙っているという話は聞いている。
彼も暇な身分ではないと思うんだが。
「そうさ。その事で、ゾグが地球の防衛組織の1つと手を組んだからね。それで、地球の様子を見に行ったのさ。
そしたら、途中でヤプールと会ってね。何でも、ジオルゴンに手痛い目にあったみたいなんだ」
サタンビゾーは、ジオルゴンとヤプールの戦いについて話してくれた。
31アンドロメロスの日記:2007/10/03(水) 12:42:18 ID:3bCzk+J2O
「ジオルゴンってのは、そこまで化け物なのか…」(マルス)
その話、ガイア達には?
「もちろん、したさ。ジオルゴンはバラバラになったからって油断できない…彼らにも、そう注意してきた。
で、話の中で君達の事も聞かされてね。それで、立ち寄ったってわけさ」(サタンビゾー)
なるほどね。
「だが、何でそんな話を俺達に?今は共通の敵がいるとは言え、アンタらとガイア達は敵同士なんだろ。だったら…」(ウルフ)
サタンビゾーの話が嘘だと思えないだけに、よけいに気になる所だな。
「じゃあ何故、地球だけが狙われると思う?」(サタンビゾー)
えっ…?
「地球には今、プロメテウス親子を始め多くの戦士達がいて、光り輝いてる。それが、闇の者達には眩しすぎるのさ。
この宇宙には、光と闇の調和のために命を懸けてる奴らもいる」(サタンビゾー)
何事も、バランスが大事って事か。
「そうさ。だから、君達が地球を離れてアンドロ宇宙に帰ってきたってのは正しい判断だね。おかげで地球の光はほんの少し弱まり、逆にアンドロ宇宙に光と闇のバランスができた。
グアという、アンドロ宇宙における大いなる闇に唯一対抗できる光だからね。君達は」(サタンビゾー)
なるほどね。
「さて。グアの勢力かでの戦いも始まったみたいだし、ここにもアルファ星人が近付いてるみたいだから、手助けしてやりたいのは山々だけど…僕も、主の護衛をしなきゃいけないからね」(サタンビゾー)
いや、その気持ちだけで十分さ。貴重な話も聞けたし。
「今回だけさ。次は君達の前に敵として現れるかもね。じゃ、その時まで」
そう言って、サタンビゾーは帰っていった。
32黒我夢=サタンビゾーの日記:2007/10/05(金) 22:36:34 ID:73cqGSTx0
アンドロ宇宙を出た僕は、破滅招来体の世界に戻った。
「お帰りなさい。地球に行っていた事は『主』より聞きました」(死神=ゼブブ)
氷の神殿の皆にジオルゴンに関する警告は話した。序に壬龍からアンドロ警備隊の事を聞いたのでアンドロ宇宙に寄り道したよ。
「アンドロ警備隊ですか…ウルトラ族にルーツありと聞きましたが、壬龍は何と話したのです?」(死神=ゼブブ)
『住まう世界は違うが、平和のために共に戦う同志』って…特にメロス隊長は壬龍が一目置く存在だからね。
そのアンドロ宇宙にアルファ星人が侵攻してきてるんだ。
「なるほど…アンドロ宇宙は確かアンドロ警備隊とグアが争う事で光と闇のバランスが出来ていますね。
そこにアルファ星人が攻める事はアンドロ宇宙の光と闇のバランスを壊す事になりかねませんね…」
死神=ゼブブは上空に映るアンドロ宇宙の光景を見た。
上空の光景は次の瞬間、地球周辺に切り替わった。ジオルゴンが地球に近づいているのか!
「氷の神殿に向かうようですね…氷の神殿は光の申し子=Aプロメテウスとトラン父子始め多くの戦士に地球怪獣たちが集う聖地。
先に氷の神殿を潰す腹でしょうが光の申し子≠ニプロメテウスが強力ゆえ、どうなりますやら」(死神=ゼブブ)
ゾグが地球の防衛組織の1つと手を組んでるし、ジオルゴンは遠からず倒されるだろうね。
それに、アークボガールも油断ならない存在だ。アークボガールは破滅招来体の『主』を捕食する機会を狙ってるから…
僕は眠り続ける破滅招来体の『主』を見ながら『皆で全力で貴方を守ります』と心に誓った。
33アンドロウルフの日記:2007/10/06(土) 00:09:35 ID:G+UhpwcdO
いよいよ、アルファ星人がアンドロベースに攻めてきた。
「連中がこちらの射程圏に入りました」(マルス)
「よし。各員に告ぐ。アルファ星人を出迎えるぞ。重電子砲とパルスレーザーを、撃って撃って撃ちまくれ!!」(メロス)
メロスの言葉で、俺達は総攻撃を開始。早々に連中を半分ほどに減らした。
いや…あれだけの攻撃で、何とか半分に減らせたと言うべきか。
普通なら全滅させてもおかしくないんだが…やるな、アルファ星人。ウルトラの父が言うだけはある。
「ウルフ、マルス。私達が出よう」(メロス)
「ここの指揮は任せておけ。残った全員は、ブノワ達を援護するぞ」(セザル)
ラジャー!!

俺達3人は外に出て、次々とアルファ星人を倒した。が、奴らもなかなか手強いな。
こちらはファイタスを欠くとは言え…ちょっとキツいぜ。
「もらった!!」(アルファ星人)
しまった!俺は、アルファ星人に銃を向けられた。しかし…
「ぐわっ!!」
何かがアルファ星人の背後から襲いかかり、俺を狙ったアルファ星人は爆発した。
この爆発はブーメラン・カッター…まさか!?
「久しぶりだな、アンドロウルフ」
テメェはエドラス!!
自首しにきたようには見えねえが…まさか、この混乱に乗じて、俺達を殺るつもりか?
「何を言ってる?今、俺達と貴様らは休戦協定を結んでいるはずだが?」(エドラス)
そりゃ…そうだがよ。
「ジュダ様からの命令だ。だらしない貴様らアンドロ警備隊に手助けしてやれ…とな」(エドラス)
うるせー、一言よけいだ。
って、今はそんな事言い争ってる場合じゃねえな。
手伝ってくれるってなら、素直に恩に着るぜ。
「だが、これだけは言っておく。アルファ星人やアークボガールの件が済んだら、次は貴様らだ。
特にアンドロウルフ、貴様は俺が倒す。それまでに不覚を取らん事だな」(エドラス)
お互いにな!行くぜ!!
俺とエドラスは、アルファ星人の群に殴り込みをかけた。
34ゴライアンの日記:2007/10/06(土) 12:48:07 ID:s6MFscYY0
久しぶりにウルトラの星に戻ると、ウルトラの父が「今地球にジオルゴンという強敵が向かっている」と言った
それならばすぐに応援に行ったほうがいいだろうな
俺はそう思い、出撃しようとしたが、父は俺を止めた
ウルトラの父「ゴライアン、君達残りの七賢人、ゴライアン兄弟はここで待機していてくれ」
ぬ!何故です総司令!
ウルトラの父「今下手に地球に戦力を向かわせれば、地球の光はよりまぶしくなり、さらに多くの侵略者が地球を狙うだろう」
だったら片っ端からそいつ等を叩けばいいのです!
ウルトラの父「ゴライアン、敵は増やさなければそれに越した事は無いだろう」
しかし!
フレア「ゴライアン、落ち着け」
う…フレア
カラレス「地球にはプロメテウスやゾフィーがいる、ジオルゴンごときにやられるとは私は思えない」
ぬ…そりゃそうだけどよ
でも何か嫌な予感がすんだ
フレア「おいおい天下のウルトラマンゴライアンが予感でビビルのか?」
そ、そんなんじゃねえよ!
でも…なんか…なんかある気がするんだ
ウルトラの父「うむ…」
総司令!地球へ行かせてください!
ウルトラの父「いや、やはり控えていてくれ」
そんな!
ウルトラの父「しかし、いつでも出撃できるようにはしておけよ」
……はい
35カイトの日記:2007/10/06(土) 14:10:57 ID:2YPBKWqt0
氷の神殿に向かうとそこには大きなクレーターが出来ていた
その中にジオルゴンらしき姿があった
ジオルゴン「フフフ…フハハハハッ!ついに…ついにこの時がやってきた!」
不敵に笑うその姿は邪悪そのものように思えた
こいつがジオルゴンか。今までの奴らとは一味も違うな
情報によればエースキラー軍団ですら勝てなかったほどの実力とのことらしいし。
ジオルゴン「むっ?貴様はウルトラマンマックスだな?」
そうだけどそれがどうかしたのか?
ジオルゴン「ふん、貴様も倒して地球を闇に染めてやるよ
この眩しすぎる地球をな!」
地球が眩しいだって?この地球が眩しいのがそんなにいけないことなのか?
ジオルゴン「そのとおりだ…だからこそこの光を…このちきゅ……」ふざけるな!!
どいつもこいつも光のことを邪魔のように考えるなんてね!
光と闇のバランスは大切なことかもしれないっていうヤツはいるけれど!…でも、でも!
光というのは『希望の証』だ!この星に住む罪なき尊い命を支えていく希望だ!
そして闇はそれらを潰していくだけの絶望だろう!それにバランスを守りたいからという理由だけで儚い命を奪ってたまるか!
ジオルゴン「ふん、やはり気付いていたか。まぁ、いい。話は終わりだ
さぁ、始めようか?デスバトルをなっ!!!」
俺はこんなヤツなんかに負けるわけにはいかない
光の本当の意味である「希望」をこいつにぶつけてやるんだ!
36カイトの日記:2007/10/06(土) 14:27:18 ID:2YPBKWqt0
ジオルゴンは俺に向かって突進してきた
俺はジャンプで回避するついでに踏みつけキックを見舞ってやった
だが、相手はそれくらいいたくも痒くもないのか平然としている
マクシムソードで攻撃してみるがヤツのボディはかなり頑丈で出来ているのか跳ね返されてしまった
くっ、こうなったらマクシウムカノンだ!
マックススパークを天に翳しエネルギーを溜め込んで一気に放つ!
光線はジオルゴンに命中し木っ端微塵にぶっ飛んだ
勝ったのか?だが、相手は破片だけで動き始めた
俺は慌ててマックスギャラクシーを召喚しようとするがジオルゴンの破片の方がずっと速く
俺目掛けて襲い掛かってきた!
ぐはっ…!!?くっ……やっぱりやつを跡形もなく消し飛ばさない限り勝機はないようだ
そのためには甚大なエネルギーが必要だけど…
ジオルゴン「おやぁ?もう音を上げたのか?」
そう言いながら奴は元の姿に戻った
???「いや、私の知っているマックスはこの程度では音を上げんぞ?ジオルゴン!」
ジオルゴン「むっ、その声はゾフィーか!」
空を見上げるとそこにはゾフィーやガイア達が!
ゾフィー「お前に見せてやろう。マックスが言っていた「光は希望の証」というのを!
そうだ!本当の戦いはここからだ!
37プレッシャーの日記:2007/10/06(土) 18:55:43 ID:s6MFscYY0
ジオルゴン…期待はずれな輩よのぉ…
ガイア「!?!?」
突然、後ろに現れた私に物凄い驚愕するガイア
ガイア「プレッシャー!」
お久しゅうございますな、勇者、プロメテウス殿
プロメテウス「ふんっ」
ジオルゴン「ああん?俺が期待はずれだとぉ?てめぇ…ふざけんのも大概にしろよ」
ふざけてなどおりませんよ
あなたは今回の戦いの根本を大きく勘違いしてなされる
これを愚かといわずなんといいましょう
ジオルゴン「何ぃ?」
いいですかジオルゴン、我々は殺し合いをするためにこの星に来ているのでは無いのですよ
我々の目的、それはこの宇宙の存亡のため、プロメテウス様にご臨終していただく、いわば正義の戦いなのです
ジオルゴン「はっ、俺は目障りな輩が消えればそれでいい」
まったく…
ガイア「やるか!」
……あなた方は光を何だと思っています?
ガイア「?」
光とは希望の証、まちがっちゃいません、もちろん、闇が絶望しか与えないのもね
38プレッシャーの日記:2007/10/06(土) 18:58:15 ID:s6MFscYY0
マックス「だったらお前等がこの星を攻撃するのはやっぱり間違ってるじゃないか!罪の無い人々の命を…」
ええ、間違っています、目の前だけ見ればね
マックス「!?」
プロメテウス「…お前はこう言いたいのだろう、プレッシャー」
ガイア「プロメテウス!」
プロメテウス「人間の数が増えれば、その分一人一人の人間の心から思いやりが消えていく、そして科学がその人間を守ろうとすれば守ろうとするほど、一部の人間を除き、多くの人間が堕落していく」
そうです
マックス「だからどうした!」
…何?
マックス「プロメテウスも、ウルトラマンも、文明には何も干渉していない!ただ、ただ無慈悲な虐殺をするお前等から地球を守っているだ!!だからそれ以外は、自然の流露のままに動いている!」
…………
ガイア(身構える)
……言われてみりゃそうですね
わかりました!やめます!
一同「は?」
そういうわけでジオルゴン、あなたは勝手に死んでください、私は消えます
ジオルゴン「な…気さあまああああああああああああ何しに来た!」
私の好きでしょう
ではこれで(消える)
39ジオルゴンの日記:2007/10/07(日) 00:11:14 ID:eZbrHwHMO
ぐふっぐふっ…おのれ、プレッシャー!!
だが、俺は死なん!ウルトラ戦士を皆殺しにし、勇者プロメテウスも始末してやるわ!ぐふっぐふっ。
ぐふ?プロメテウスは奴らの後方で腕を組んだまま…どういうつもりだ?
「ここは私の出る幕はなさそうだ。若者達が、何とでもしてくれるさ」(プロメテウス)
ぐふ…言わせておけば!
「この気配は…やっと来たか!ガイア、古の戦士の系譜の力を解放、その力を使って前に私が教えたアレをやってみろ!!」(ゾフィー)
「はいっ!」(ガイア)
何をするつもりだ?と思ったら、ガイアと呼ばれたウルトラ戦士が俺の脚をつかんだ。
は、離せ!
「今、離してやるよ!目覚めよ、古の戦士の系譜の力!ガイア版ウルトラ・モール・リフトアップだ!!」(ガイア)
ぐふうぅぅぅぅっ!!
何て馬鹿力だ…俺は宇宙まで投げ飛ばされてしまった。
「待ってたぞ」
貴様、ウルトラマンゼノン!それに、手にしているのは…。
「ゼノン、来てくれたのか!!」(マックス)
ぐふ…地球のウルトラマン共も追ってきたか。
「遅れてすまない。ウルトラの父からウルトラキーを取りに来いと言われてね。おかげで、これが終わったら光の国に直帰しなければならんよ」(ゼノン)
ぐふぅぅ…。
「ジオルゴン!貴様は、光と闇の対比をイタズラに掻き乱すだけの侵略者にすぎん!消えろおぉぉぉぉっ!!」(ゼノン)
ゼノンがウルトラキーの引き金を引いた。
ぐ…ぐふ…か、体が消滅する…。
だが、これで終わりではない!
地球が光に満ち溢れるほど、闇の者達を引き寄せる…。
貴様らは、闇の者を引き寄せる道具となっているのだ!!
ぐふぅぅぅぅぅっ…!!(消滅)
40アンドロウルフの日記:2007/10/07(日) 09:57:00 ID:eZbrHwHMO
俺はエドラスと力を合わせ、アルファ星人を次々に倒していった。
言うまでもなく、エドラスとは仲間でもなければ友達でも何でもない。
が、奴とは何度もやり合ってきたから手の内は知り尽くしているし、行動パターンも読める。それはエドラスも同じなんだろう。
おかげで、メロスやマルスと組んでいる時と変わらないくらい息が合ってるような気がする。

そして、アルファ星人の軍勢を徐々に崩していき、反対側から攻めてきていたと思われるメロスやマルスと合流した。
「まさか、ファイティング・ベムと共闘する事になるとはな」(マルス)
「俺はジュダ様からの命令に従っているだけだ。利用できる物を利用しているにすぎん」(エドラス)
「理由は何でもいい。協力に感謝するよ、エドラス」(メロス)
よし、行くぜ!もう一息だ!!

「ぐぅぅぅっ…出よ、ダーティベーム!!」(アルファ星人)
どこからともなく巨大な怪獣が現れた。こいつが、ウルトラの父が「要注意」と言ってたダーティベムか。
「ダーティベム!アンドロ警備隊とファイティング・ベムを片付けろ!!」(アルファ星人)
「ちっ…怪獣戦艦はそれぞれの領土に配備しちまってるし、こんな事なら…」(エドラス)
だが、今はそんな事を言ってる場合じゃねえ。
「ウルトラの父が送ってくれた資料を元に、セザルさんに死ぬほど特訓をやらされたからな。
巨大化能力、スイッチオン!!」(マルス)
41ガイアの日記:2007/10/08(月) 13:19:21 ID:MfUTj1SB0
何とかジオルゴンを倒す事は出来た。ゾフィーから教わったウルトラ・モール・リフトアップが役立ってよかった。
プロメテウスは「見事!」と言うように微笑んで頷いた。
ゼノンはウルトラキーをウルトラの父に返すため、光の国に帰った。

その時、XIGのピースキャリーが飛んできて、石室コマンダー、堤チーフ、神山リーダーが降りてきた。
「上空で大爆発ありと報告があった。我々各防衛組織も万一に備えていたがジオルゴンを倒すのに手伝いはいらなかったようだな」
石室コマンダー…恐れ入ります。
「実はDASHのヒジカタ隊長からバン隊員の事を聞いて、ジオルゴンとアークボガールの対策と平行してバン隊員の捜索をしてたんだ。
バン隊員は生きている」(堤)…本当ですか?!
「ボクラグがバン隊員をジオベースに運んできたんです。バン隊員がダッシュバードでアルゴ星人に体当たりするのを見たそうです。
バン隊員がダッシュバードから脱出して海に落ちたとの事で谷本参謀からも頼まれてジオベースのメディカルルームに入れました。
当初は水を飲んでいたのと出血の酷さで危険な状態でしたが、容態はおちついてきています」
神山リーダーの話に、僕たちはホッと胸を撫で下ろした。
「なるほど…この様子では近々DASHへの復帰が出来るであろう」
壬龍は、龍玉に映るバン隊員の様子を見ながら言った。
「DASHの皆に知らせてきます!」とカイト隊員=マックスが飛び立った。
「ジオルゴンが倒されたとはいえ、まだアークボガールが残っている。どんな出方をするかはわからないが気をつけなければ」(石室)
石室コマンダー、堤チーフ、神山リーダーはピースキャリーに乗って帰っていった。
42ガイアの日記:2007/10/08(月) 13:19:25 ID:I+Uqf//V0
何とかジオルゴンを倒す事は出来た。ゾフィーから教わったウルトラ・モール・リフトアップが役立ってよかった。
プロメテウスは「見事!」と言うように微笑んで頷いた。
ゼノンはウルトラキーをウルトラの父に返すため、光の国に帰った。

その時、XIGのピースキャリーが飛んできて、石室コマンダー、堤チーフ、神山リーダーが降りてきた。
「上空で大爆発ありと報告があった。我々各防衛組織も万一に備えていたがジオルゴンを倒すのに手伝いはいらなかったようだな」
石室コマンダー…恐れ入ります。
「実はDASHのヒジカタ隊長からバン隊員の事を聞いて、ジオルゴンとアークボガールの対策と平行してバン隊員の捜索をしてたんだ。
バン隊員は生きている」(堤)…本当ですか?!
「ボクラグがバン隊員をジオベースに運んできたんです。バン隊員がダッシュバードでアルゴ星人に体当たりするのを見たそうです。
バン隊員がダッシュバードから脱出して海に落ちたとの事で谷本参謀からも頼まれてジオベースのメディカルルームに入れました。
当初は水を飲んでいたのと出血の酷さで危険な状態でしたが、容態はおちついてきています」
神山リーダーの話に、僕たちはホッと胸を撫で下ろした。
「なるほど…この様子では近々DASHへの復帰が出来るであろう」
壬龍は、龍玉に映るバン隊員の様子を見ながら言った。
「DASHの皆に知らせてきます!」とカイト隊員=マックスが飛び立った。
「ジオルゴンが倒されたとはいえ、まだアークボガールが残っている。どんな出方をするかはわからないが気をつけなければ」(石室)
石室コマンダー、堤チーフ、神山リーダーはピースキャリーに乗って帰っていった。
43アークボガールの日記:2007/10/08(月) 20:56:28 ID:OCqVP2uP0
ジオルゴン、見事だ。
地球は前よりは焼けたかもしれぬ。
しかしこれではまだデザートにもならん。地球は我にとってのメインデッシュなのだ!
そしてデザートの根源的破滅将来体を喰らう・・・考えただけで腹の音が鳴るわ!
次はだな・・・今度はスタイリッシュかつクールに料理したい。
そして地球怪獣どもを一気に地球の外へ呼び起こし我が酒宴のつまみにしてくれよう。
ウルトラ戦士も思ったよりは美味そうではないか!楽しみだ。
「その役目、私達にお任せを」
ほぉ、セブンX第一話のエイリアンか・・・しかし貴様ら人類とそう変わらぬ姿、能力でどうする。
「大丈夫です。もはやこの世界は我々の手に落ちているようなもの。次のでチェックメイトでございます。」
「我々は人間社会に駒を潜ませ世界のあらかたの国の首脳は支配しております」
そうか。行け。地球をクールに破壊しつくすのだ!
44バン隊員の日記:2007/10/08(月) 22:15:29 ID:FzKeP4j70
気がつくと、ジオベースで眠っていた
……おかしい
確か俺はアルゴ星人に体当たりして……
話を聞くと、どうやらボグラグに助けられたらしい
しかし俺は…
不思議に思っていると、DASHの皆が見舞いに来てくれた
カイト「どうしたんですかバン隊員、せっかく助かったのに元気ないですね」
いや……だって俺は……
脱出装置を使ったおぼえが無いんだ…
コバ「……あ、いやでもさ、無我夢中でって事もあるし…」
ミズキ「そうよ、あんまり気にするような事でもないわ」
…そうですね!
ヒジカタ「まあ、具合がよさそうだから、あさってには原隊復帰してくれ、アークボガールがいつまでも黙っているとも思えんし」
コバ「何言ってんですか、隊長、アークボガール何か逆立ちしたってプロメテウスには勝てませんよ♪それに何か異常があったら壬龍の龍玉が即座に察知してくれますしね」
ショーン「ソレにもうすぐベースポセイドンでゴールデンホークUがカンセーするよ、それさえできればモー無敵ネ!」
皆が喜んで去っていった後、俺は隊長を呼び止めた
隊長、俺の体には本当に異常なかったんですか?
ヒジカタ「あはは、心配するなよバン、ザギや何かが寄生してる助けたんじゃないかとでも思ったんだろ?安心しろよ、お前の健康は勇者プロメテウスのお墨付きだ」
そうですか……
ヒジカタ「不安なのか?」
まぁ…ぶっちゃけ…
ヒジカタ「まぁ、何かあったらこっちで何とかする、お前は体を休ませろ」
そうですね、わかりました
45アルゴ星人の日記:2007/10/08(月) 22:40:41 ID:FzKeP4j70
アークボガール、馬鹿な奴だ
首脳部の人間を入れ替わらせた事など、連中の龍玉を持ってすればすぐに見抜かれてしまうと言うに
それに第一プロメテウスもいる
このままでは裏を書かれて潰されるのが落ちだな…
まぁ…適当にやってくれ
私は私でやらせてもらおう
できるだけ多くの人間を殺しておかねばな

私の合図で世界各国に15体のモグネズンが現れ、イエローガスを一斉に噴射した
東京、ニューヨーク、ボストン、パリ、モスクワ
モグネズンのイエローガスをばら撒かれ、大都市は次々死者であふれていく
しかもこのガスはただのガスではない、邪悪をばら撒き、龍玉やプロメテウスの気による探索を妨害する事もできるのだ
ふははははははアークボガールよ、時間は俺が稼いで野朗、存分に策略をめぐらせるがいい
さて俺は…
ふふふ来たなウルトラマンガイアにプロメテウス
奴等は私が隠れているとも知らずに、ウルトラコスモオーラの体制に入った
ウルトラコスモオーラで大気を浄化するつもりなのだろうが、そうはいかん!
46アルゴ星人の日記:2007/10/08(月) 23:06:15 ID:FzKeP4j70
他の連中はモグネズンを潰すために地球に残っている、計算どおりだ
私が姿をあらわし、奴等を攻撃したが、奴等はそれをひらりとかわす
やはり実力に差があるな…
プロメテウス「諦めろ、アルゴ星人、お前に勝ち目は無い!」
断る!例え無に帰るとしても、己の信念を貫き通す!それが…アルゴ星人だ!!
ガイアが掴みかかってきたが俺は液体化してかわし、プロメテウスに襲い掛かった
プロメテウスは光の剣を作り出し、俺を切りつける、が、俺は急所をはずしてなおも体当たりを続ける
プロメテウス「ガイア、こっちは任せろ君はコスモオーラで毒ガスを」
ガイア「はい」
俺は強力な破壊光線を発射したが、奴はそれを両手で払いのける
無防備になったボディーに泡をかけたが、奴は平然としてコスモオーラの体制に入った
俺はもう勝ち目は無いと察したが、自爆体制に入って奴に突っ込む
47アルゴ星人の日記:2007/10/08(月) 23:07:16 ID:FzKeP4j70
コスモオーラが発射されようとした瞬間、プロメテウスを超強力な破壊光線が襲った!
アークボガールだ!奴はにやりと笑うと、空間転移で消えていった
ひるむプロメテウス
そこに私は組み付いた
さあああもう絶対に逃げられんぞプロメテウス!
プロメテウス「くっ…しまった……」
俺が完全に爆発する前に、奴はじっと地球を見つめ、やがて頷いた
プロメテウス「ガイア、トランを頼むぞ」
ガイア「プロメテウス!」
心配するなウルトラマンガイア、プロメテウスはこの程度では死なんさ
こいつも死ぬ事は無いからな
ガイア「何!?」
プロメテウス「そうだ、だがこの姿に戻るにはまた長い時を必要とする事になるだろう、だがガイア、私は微弱な存在になっても、この宇宙を守るために戦い続けるつもりだ、だからガイア、さらばでは無い!また会おう!」
ガイア「プロメテウス!」
それとガイア!俺からも言葉を送ってやろう、精神生命体が自らの意思で消滅を望んだ時、超強力な爆発が起きる、だから貴様も、それには気をつけるんだな!
ガイア「な…何故そんな事を」
ふふふふふ……我々以外の精神生命体に…この星を滅ぼしてもらいたくは無いからな
それと………私ごときが勇者を潰すという事への罪悪感からかも知れんな
次の瞬間、プロメテウスはワープした
なるほど、ここならば爆発しても犠牲は無いか
プロメテウス「さあ来い!アルゴ星人!覚悟はできている!」
応!アルゴ星人ばんざあああああああああああああああああああああああああい
激しい爆発が、発生し、私は完全に消滅した
48ユニジンの日記:2007/10/08(月) 23:25:34 ID:FzKeP4j70
アルゴ星人が一人、勇者プロメテウスを倒すために消滅した
考え方が違うものから見れば、それは迷惑でしかないかも知れぬが、自らの全てを捨てて何かを成し遂げた姿を、私は称したい

…さて、プロメテウス、意識は戻ったか
プロメテウス「ユニジンか……ふふ、見ての通り、手ひどくやられてしまったよ」
のようだな、今のお前には今までの100分の1以下の力しか残っていない…
とりあえずお前が今まで力を貸して封印していたり、パワーを増強していたところには、私が代わりに力を送っている
プロメテウス「初歩的な油断だった、あらゆる宇宙人が己の信念で戦っている、ほんのわずかな油断が、アルゴ星人を一人消してしまった」
お前、自らの負傷よりも消滅したアルゴ星人のために嘆くのか!?
プロメテウス「何を言う、悠久の共にすごせる仲間を一人失ったのだ、悲しくないわけが無いだろう…できれば、救いたかった」
……そうだな、我々の命は無限、しかし、その無限の命を共に生きていく物の数は余りに少ない
皆、閃光のように死んでいってしまう
プロメテウス「さて、私はずっとここにいるわけにはいかん、ユニジン、頼まれてくれ」
力を回復させる事はできないぞ
生まれ変わり続ける命達のために、自らの存在を消してまで散ったものの心意気を無にする気は無い
プロメテウス「違う、今のままでは平和は守れない、だから、悠久のときを経て私の力が回復するまで、ある姿に私を変えて欲しい」
………わかった
やれやれ……これでサボれなくなっちまったなぁ……
プロメテウス「立場が逆だった事も幾度もあるだろう」
ああ、では、お前の望む姿へとお前を変えるぞ、如何なる怪獣も手なづける事ができる、神のアイテムの姿に……
こうして、働き者の真の勇者プロメテウスは物言わぬバトルナイザーへと姿を変え、宇宙警備隊本部へと送られた
後は、ウルトラの父がよきに計らってくれるだろう
さあああああて、忙しくなりそーだが……まずはプーちゃんがいなくなったのをいい事に地球狙う奴等の大物を潰してかねえとなぁ…
行くぞ!イフ!バルンガ!バキューモン!ローラン!
49名無しより愛をこめて:2007/10/09(火) 14:32:42 ID:4v3dOYalO
50壬龍の日記:2007/10/09(火) 15:06:07 ID:IcRVjlFU0
ガイアが傷だらけで戻ったので問うてみると、プロメテウスがアルゴ星人の自爆攻撃から守ろうとして消えたとの事。
しかもアークボガールの不意討ちを受けたらしい…何という事か!傍にいたトランは突然の事に泣き出した。
氷の神殿にいる者全員が動揺するのをガイアと共に抑えているところに、氷の神殿のモニターの呼出音が響いた。
光の国からウルトラの父が、エリアルベースMk-Uから石室殿が、各々通信を入れてきていた。
「これが突然送られてきた」とウルトラの父が示したのは、あらゆる怪獣を手懐けられるといわれる道具・バトルナイザーだった。
「ジオルゴンを倒した時のとは比べ物にならないほどの大爆発が確認された。何かあったのか?」(石室)
そこでプロメテウスの事を話すと、ウルトラの父と石室殿は驚いた。
光の国に来てほしいとのウルトラの父の頼みに応え、私は許可をもらって石室殿を迎えに行き、そのまま共に光の国に飛んだ。

光の国で私と石室殿はウルトラの父からバトルナイザーを見せられ、石室殿が手に取った途端バトルナイザーがプロメテウスの姿になった。
「私が油断したばかりに、アルゴ星人を1人消してしまった。私も酷くやられたよ」(プロメテウス)
プロメテウスは、ユニジンに頼み込んで姿をバトルナイザーに変えてもらったのだそうだ。
「ウルトラの父…私に考えがあるので、プロメテウスを私に預からせてくれませんか?」(石室)
ウルトラの父が頷き、プロメテウスは石室殿に「すまない」と詫びながら再び姿をバトルナイザーに変えた。
石室殿はバトルナイザーと化したプロメテウスをXIGの指揮官服の内ポケットに入れた。
私と石室殿は「何かあったらまた行くから」とウルトラの父に告げて地球へ戻った。
51セザルの日記:2007/10/09(火) 19:04:09 ID:QJqKrLJcO
ブノワ達や駆けつけてくれたエドラスのおかげで、アルファ星人との戦いに終わりが見えてきた。
奴らはウルトラの父が「要注意」と言っていた切り札ダーティベムを出してきたが、ブノワ達であれば心配する事は何もないだろう。

「セザル顧問、氷の神殿から通信が入りました」(一般隊員)
何だろう…胸騒ぎがするな。私の所に回してくれ。
「今、そちらはアルファ星人との戦闘中だという事はわかってますが…どうしてもお伝えせねばならないと思い連絡させてもらいました」
ゾフィー、それにガイア君か。
どうした?君がそこまで思い詰めるなんて、よほどの事だな。
何かあったのか?
「プロメテウスが…倒れました」(ガイア)
何だと?
聞くと、プロメテウスはアークボガールからの不意打ちを受け、アルゴ星人による自爆攻撃を受けたらしい。
さらに壬龍の話によると、プロメテウスはユニジンに頼み、自らを神器・バトルナイザーに変えてもらったという。
バトルナイザーはいかなる怪獣をも手なづける事が出来るという…しばらく戦えない代わりに、戦士達をサポートしようというのか。
「トランは?トランはどうしてるの?」(フロル)
「しばらくは大泣きだったが…西条クンや夕子クンのおかげで、今は落ち着いてるよ」(ゾフィー)
そうか…。
「プロメテウスの事は、太陽系近辺を調査している部隊からも報告が入ってるわ。
それで…父上が言うには、もしトランさえ良ければ、また養子として迎え入れる準備がある…と」(フロル)
52セザルの日記:2007/10/09(火) 19:21:52 ID:QJqKrLJcO
フロル姫の提案に対し、ゾフィーは少しだけ考えてから
「フロル…アンドロの国王陛下に伝えてくれ。せっかくの申し出だが、丁重にお断りします…と」
と答えた。
「プロメテウスの事は残念だが、トランにとってはいいきっかけでもある。トランも、いつまでも勇者プロメテウスの子というわけにはいかない。いつか、トラン自身も1人の勇者として起たねばならん時がくる。
それに、プロメテウスがこのようになってしまった今、トランは氷の神殿の主として、ここを守る義務がある」(ゾフィー)
ゾフィーの言う通りだ。
「トランの事なら大丈夫。そりゃ、今はまだ危なっかしいし、西条副隊長から「このクソガキ!」って怒られる事もあるけど…それでも、フロル姫が氷の神殿を離れてから、トランも少しずつ成長してますよ。
それに、僕達全員でトランをサポートします」(ガイア)
ゾフィーとガイア君の言葉に安心したのか、フロル姫も頷いてくれた。

それより…気になるのは、バトルナイザーだな。今はどこに?
「ユニジンからウルトラの父に送られたそうですが、今は石室コマンダーの手に」(ガイア)
そうか。彼ならば安心だな。
しかし、いかなる怪獣をも手なづける事が出来るというのは、闇の者達からしても大きな魅力となるに違いない。
プロメテウスの意識レベルがどれほどなのかはわからないが…もし、それをコントロール出来るほど大きな力を持った闇の者の手に渡れば、それは恐るべき驚異となろう。
石室殿を守護し、バトルナイザーは何としても死守してくれよ。
「わかりました」(ゾフィー&ガイア)
53ヤプールの日記:2007/10/10(水) 01:09:49 ID:C+sATkFn0
バ、バトルナイザーをウルトラ戦士が入手しただと!
ガロ星人「間違いありませぬ。しかしあのようなも」
バカモノ!バトルナイザーには眠れるレイブラット星人が封じられているのだ!
「ですがなんであろうと超獣兵団を送れば・・・」
レイブラット星人はそんな生ぬるい相手ではない!全宇宙の大物の侵略宇宙人がバトルナイザーを狙ってやってくるだろう!
???「フッフフフ、ヤプールよ、何を取り乱している?」
貴様らはペダン星人!貴様らもバトルナイザー狙いか!
「その通り、バトルナイザーを我が手にしこの星を我々の植民地としてくれる。」
ふん、しかしキングジョー数機如きと円盤で人類とウルトラ戦士と戦うつもりか!?
「キングジョーは量産してある。そしてクックク、見よ、この黒いボディ・・・最強の宇宙ロボットキングジョーブラックだ!」
キングジョーブラック・・・まさか完成していたとはな・・・
「我々は数十分後には地球に到達する。バトルナイザーの位置も解析済みだ。それではここで我々の活躍を指をしゃぶりながら見ているがいい!」
何を言うか!我々ヤプールが地球を支配するのだ。改造バキシム!改造ルナチクス!改造カメレキング、
ペダン星人より先に地球を攻撃しバトルナイザーを奪い破壊しろぉ!
54マザロン人の日記:2007/10/10(水) 02:35:19 ID:qKVrI+yJ0
あのー、ヤプール様、恐れ多くもレイブラット星人とは何者ですか?
私は長い事眠っていた故に記憶があやふやで…
55名無しより愛をこめて:2007/10/10(水) 16:02:08 ID:C+sATkFn0
>>54
大怪獣バトルに名前だけ出ている宇宙人
バトルナイザーに封じられていて滅茶苦茶強いとヤプールが焦りながら言ってた
56ユニジンの日記:2007/10/10(水) 16:33:25 ID:qKVrI+yJ0
>>55
…え!?
あれ?バトルナイザーがプーちゃんになったんだよな…
いつの間にレイブラット何か……
イフ「え?ユニジン様が封印してたじゃないですか、ほら、かな〜〜〜〜〜り大昔に」
あ、そーだったそーだった
ず〜〜〜〜っと昔にプーちゃんが今みたいにバトルナイザーになった事があってそん時に俺がやったんだった
ローラン「ユニジン様〜次からよく調べないで主役級の物とか重要なアイテムとかだすのやめましょうねぇ…色々後で大変ですから」
うん、そうする
え〜〜〜っと…んで何か説明あったけ他に
イフ「とりあえずバトルナイザーは「倒した敵」しか手なづける事ができませんからおおまかな流れは変わんないと思いますよ」
バルンガ「しかもエンペラとか属性によっちゃ戦いにそのまま使えない怪獣とかいますしねぇ」
うんうん、封印するこたできるけど自由に動かす事はできないんだよな
バキューモン「どれが戦わせる事ができるかどうかは某カード参照の事…」
後レイブラットってあれどうやって使うんだっけ
バキューモン「さぁ…作ったのあなたでしょ」
いや…どーだったかな……
まぁ……あれだ…
イフ「忘れたんですね」
うん
57石室コマンダーの日記:2007/10/10(水) 21:42:52 ID:6wSBCWlB0
バトルナイザーと化したプロメテウスを連れて、壬龍にエリアルベースMk-Uまで送ってもらった。
エリアルベースMk-U到着後、XIGの皆に事情を話したら驚かれたが…
「石室殿、何やら考えがあると先程言っていたが?」(プロメテウス)
プロメテウスには私の中でお休み戴こうと…私はかつてウルトラ戦士として戦った事があると以前話しましたね。
「つまり、私が石室殿の身体を借りるのか…それが少々困った事になっているのだよ」(プロメテウス)
プロメテウスによると、バトルナイザーにレイブラット星人が封じられているとの事。
プロメテウスは一度バトルナイザーに変化した事があり、その時にユニジンがレイブラット星人を封印したらしい。
さすがに驚いたが、現時点でレイブラット星人に目覚められてもややこしい事態になるだけだろう。
(事態のきっかけを作ったユニジンを張り倒そうかと思ったのは内緒だ)
そこでプロメテウスが私の身体を借りるのは次の機会に回し、バトルナイザーを通じてのサポートをプロメテウスに頼んだ。
何かあれば、私の内に眠れる戦士の力で戦うまで!
「伝説のウルトラ戦士のサポートを直々に受けられるなんて、光栄な事だよな!」(梶尾)
この言葉には、XIGの皆も頷いた。
58セザルの日記:2007/10/11(木) 08:08:39 ID:Z4I4FqKHO
バトルナイザーの事が気になる。
エリアルベースMk-Uに連絡を入れてと、つい先ほど光の国から帰ってきたばかりだという。タイミングが良かったな。
「お久しぶりです。セザル顧問」(石室)
石室殿、バトルナイザーは?
「私が持っています。ウルトラの父から預かった時、プロメテウスには私の体内で休んでもらおうと思ったんですが…」(石室)
何か、あったのですか?
「プロメテウスが言うには、バトルナイザーにはレイブラット星人が封印されているそうで、目覚めさせれば厄介な事になるとか。
前にプロメテウスがバトルナイザーになった時、ユニジンがやったらしいんですがね」(石室)
なるほど。しかし、レイブラット星人とは一体…。
「前に光の国で調べた資料を洗い直してみたんですが、詳しい事は何も。ただ一言、ヤプール出すら恐れる存在…と」(石室)
それは…。
「まったく、ユニジンも困った事をしてくれたもんだ」(石室)
逆に言えば、ユニジンの力を持ってしても、プロメテウスの力を宿したバトルナイザーで封印するしかなかった…って事になる。
「たしかに。プロメテウスが警戒するわけですね」(石室)

「セザル顧問、太陽系近辺を調査している部隊からの報告です。ペダン星人と思われる円盤群が、地球に向かって接近中。目的地は日本、エリアルベースMk-U周辺かと思われます!」(一般隊員)
何だと!?
まさかな…だが、このタイミングはあるいは…。
石室殿、バトルナイザーは諸刃の剣。悪しき者の手に渡れば、どんな災厄となるか…。
「わかってます。では、我々は迎撃体制に入りますので、これで失礼します」(石室)
59石室コマンダーの日記:2007/10/12(金) 14:36:56 ID:LEPtjZRR0
セザル顧問との通信の最中、ペダン星人の円盤群が接近中との一報が飛び込んだ。
どうもバトルナイザー狙いらしく、セザル顧問も「バトルナイザーが闇の者に渡らないように気をつけて」と言ってくれた。
「ペダン星人の円盤群と量産型キングジョー、黒いキングジョーが迫っています!」(敦子)…何?
「地球人ごときが、このキングジョーブラックに勝てると思うか!大人しくバトルナイザーを渡せ!」(ペダン星人)
そんなのはやってみねばわかるまい!我々XIGはペダン星人を迎え撃つ事にした。
ライトニング、ファルコン、クロウのファイターST&GTがペダン星人の円盤群と量産型キングジョーを撃破する。
こんな事もあろうかとファイターST&GTの火力を5割増しするようGUARD開発部に頼んでおいたのだ。
それでも、キングジョーブラックには傷をつけるのがやっとの状況。
そこへガイア(我夢)とアグル(藤宮)を乗せたファイターEX=PALとアンドロ艇が加勢に来た。壬龍の龍玉で知ったようだ。
ペダン星人の円盤の1機がファイターEX=PALをミサイルで狙うも、PALは間一髪避ける。
「私の可愛い兄弟分に何晒す!」(アンドロ艇、重電子砲でそのペダン星人の円盤を爆破)
ガイアとアグルもバーニングストリームで残りのペダン星人の円盤を一掃。残るはキングジョーブラックだけ!
「古の戦士の系譜の力よ、黄道の剣よ、我に力を!ガイア流アンドロ宇宙斬り!」(ガイア)
ガイアが黄道の剣でキングジョーブラックを一刀両断した事で決着がついた。

ガイアたちは我々のところに向かう途中でペダン星人を追っていた改造超獣軍団に出くわしたとの事。
ヤプールの差し金らしいが、これらはガイアのウルトラ・コスモオーラで纏めて倒したそうだ。
ガイアとアグル、ファイターEX=PAL、アンドロ艇は我々XIGに一言挨拶して氷の神殿に戻っていった。
60アークボガールの日記:2007/10/13(土) 00:04:41 ID:mYbC15dc0
しかし・・・ペダン星人もたいしたことないな・・・。
次は・・・ウルトラゾーンにあの星を引き込み料理するか・・・
「ウ、ウルトラ戦士の力はきょうだ、うわあああ」
セブンXのエイリアンが死んだか・・・想定内にもほどがある。
ふふふ、まもなく地球はウルトラゾーンの中へと消えることになる・・・・
ガイア「貴様がアークボガールか!」
その通り・・・ジオルゴン、ペダン星人を退けたことはほめてやろう。
だが我には勝てぬ!もう少しじっくりと料理してやろうと思ったのだがな。
まあ少し赤い方が美味しいかも知れぬ。
ガイア&アグル「バーストストリーム!」
ふはははは!うわっははは!効かぬわ!こんなのでは腹の足しにすらならんぞ!
ガイア「黄道の剣!受け止められた!」
ふはははは!貴様らでは我には勝てん!貴様らおやつなどそろそろ食ってしまおうか!
ここはウルトラゾーン・・・貴様らに恨みのある怪獣達が眠る場所だ!
聞こえるだろう・・・怪獣の声がああ!
「コッヴ、ギール、パズズ・・・ゴメノス・・・ゾンネル・・・・僕らが倒してきた怪獣・・・」
どうだ・・・今では仲良しごっこをしている怪獣どもの同属を貴様ら葬っているのだ。
怪獣どもよ、こいつらを引き裂き食いちぎりじっくりと料理しろ。
61ペダン星人の日記:2007/10/13(土) 01:16:34 ID:A4YRvAPi0
バトルナイザーを奪うとほざいて下等生物どもの惑星に向かった先遣艦隊が全滅した
地球のオンボロ飛行機にキングジョーを叩き落され、成すすべなく壊滅したそうだ
ペダン星の恥どもが!!
キングジョーの使い方一つなっていないとは……
しかも貴重なキングジョーブラック先行試作生産型まで使ってあっけなくやられてやがる…
腹が立つにも程がある…あれだけの科学力の差をもちながら(ぶつぶつ)
えーーーいむしゃくしゃする!おい!地球はまだか!
我々第2波がペダン星人の真の力を見せてくれる!
部下A「は!現在地球はウルトラゾーンの中にあり、うかつに近寄れない状態にあります」
アークボガールか……
……うむ、よし、とりあえず近場から侵略していこう
部下B「了解」
部下C「隊長、キングジョーブラック2号の発進準備かんり(殴られる)」
馬鹿者!
私の機体はソレではない
貴様新人だな?よく憶えておけ、私の機体はアレだ
部下C「!?こ…こんな旧式のキングジョー…プロトキングジョーじゃないですか」
部下B「じ…自殺行為だ、キングジョーブラックとプロトキングジョーじゃ象とアリ位性能が違うのに」
ふんっ
貴様等、奴等下等生物は本来自殺行為の戦闘機で我々の高性能ロボットキングジョーを倒して見せたのだぞ?
奴等にできて我々にできぬどおりがどこにある
部下達「……」
部下A「見えました、火星です」
よし、誰も手を出すな、私が手本を見せてやろう
これがキングジョーの本来の戦い方だという戦い方をな
62ペダン星人の日記:2007/10/13(土) 01:30:40 ID:A4YRvAPi0
火星在住地球人諸君
我々はペダン星人だ
これより火星を我々ペダン星人の勢力下に置く
抵抗は無意味である、直ちに降伏せよ
最初から効果は期待していなかったが、やはり火星の防衛隊は我々の降伏勧告にしたがわず、徹底抗戦を開始した
ふふふ、やはりライトンRで来たか、だが…
私は母船から颯爽と発進すると、最高速度で分離し、防衛隊の戦闘機(ガッツシャドーと言うらしい)に戦いを挑んだ
奴等は素早く飛び回り、ライトンRミサイルで攻撃してくるが、私は分離、合体を繰り返し、各パーツの光線で一機一機確実に撃ち落していく
分離すればキングジョーは圧倒的な速度で動けるのだ、まあ、空間把握能力は必要だがな
地上からもミサイルが発射されてきたが、何ほどの事も無い、敵の戦闘機を盾にしてかわし、怪光一閃全滅させた
口ほどにも無いな…そう思っていると、紫と赤のウルトラマンが現れ戦いを挑んできた
ウルトラマンと力比べしてプロトキングジョーに勝ち目は無い、本来ならな
私は上半身だけ合体させると、下半身の2つのパーツのビームでウルトラマンを攻撃したが
奴は紫色のフォームにチェンジし、プロトジョー以上のスピードで動いて悠々とかわす
そこで私は上半身で殴りかかり、奴にラッシュを浴びせた
奴は私の目的を察したらしく飛び上がり、後ろから迫っていた下半身パーツのビームが空を切る
が、甘い
上半身パーツは既に分離していて、奴の真下から光線が奴に見舞われた
苦しんでいるところにさらに他のパーツのビームも浴びせる
最大出力で放射するが、奴の体は木っ端微塵にはならない
流石に頑丈だな…
63ペダン星人の日記:2007/10/13(土) 01:47:43 ID:A4YRvAPi0
やがて奴はエネルギーをため、今度は激しいエネルギーを放出する黄金の姿へと変わった
余りのエネルギーに、ビームは的の表面まで届かず消滅する程だ
部下B「あぁ…な、何て奴だ」
部下C「隊長、キ…キングジョーブラックを、出ないとまるで歯が立ちません!」
貴様等、私は最初になんと言った?
私はこう言ったはずだ、この一機で、十分だと!!
奴が腕をL字に組む
瞬間私は機体を分離させたが、一瞬にして頭、腕部パーツが消滅した
続いて腰部パーツが破壊される
残るは私の乗る胸部パーツと脚部パーツのみ
私は覚悟を決めると、胸部パーツで奴の後ろに回りこんだ、光線が私をおってくる
加速して、奴の真下にとび、奴が上半身を傾け光線で私を追いかける
瞬間、奴の胸、ウルトラ戦士の弱点カラータイマーに、物凄い勢いで脚部パーツが後ろから突き刺さった
火星の大気圏外まで飛ばし、亜光速で奴の後ろからぶつけたのだ
苦しむウルトラマン、しかし気合で脚部を引き抜き、破壊する
だが、もう勝負はついているのだ
私は光が全身から噴出していき、最早虫の息の奴に懇親のビームを見舞おうとしたが、気配を感じて機を翻した
後ろから別の防衛軍の戦闘機が飛んできて、私を攻撃してくる
えーい…忌々しい!死ね!
私はビームを放つが、奴もなかなかの腕、戦闘機もプロトの胸パーツ程度の性能はあるのか、私の攻撃をかろうじてよけている
糞!こいつに気を取られているわけにはいかん…
そう思った瞬間、その機体が別方向から発射された光線に撃墜された、部下がキングジョーで助太刀に現れたのだ
部下A「隊長!ウルトラマンにとどめを!」
よし!
私は振り返ると、光になって逃げようとしているウルトラマン目掛け、光線を発射した、部下のキングジョーと母船からも光線が一斉発射される
「ダイゴーーーーーーーーー」
地球人の悲鳴が聞こえた瞬間、敵ウルトラマンは完全に消滅した
我々の勝利だ…ふふふふふふふ
ははははははははははははははははは見たか!プロトでこれだぞ、プロトで
これがキングジョーの実力だ!がははははははははははははは
勿論、火星を我々が完全制圧したのは、言うまでも無いだろう、さあ、ここを我々の基地に改造しよう、住民は全員奴隷だ!!
64アンドロマルスの日記:2007/10/13(土) 14:01:08 ID:J34jsFCeO
ダーティベムの力は、ウルトラの父からもらったデータ以上だった。
俺だって、セザルさんに言われてデータより2倍の数値でシュミレーションしたんだがな。隊長達やエドラスが援護してくれているが、こいつはかなり手強い。
「やれ、ダーティベム。そいつらを皆殺しにしろ!!」(アルファ星人)
くそぉ〜好きに暴れやがって。その時…。
「ぐぎゃあぁぁぁっ!!」(ダーティベム)
ダーティベムの腹にデカい穴があいた。
アンドロ艇Mk-Uの重電子砲か?だが、アンドロベースからMk-Uが出撃した様子はない。
まさか…。
「待たせたな、みんな!!」
Mk-Uの予備機…ファイタスか!
「マルス。訓練の時はともかく、実戦でやるのは初めてだが…アレやるか?ウルフの旦那と違って、ウマく呼吸を合わせられんかも知れんが…」(ファイタス)
ふっ。メカバルタンとの戦いは、俺も見させてもらったよ。
あの戦いでのお前の成長を見たから、何も心配はいらねえだろ。
「そうこなくっちゃ!行くぜ!!」(ファイタス)俺はファイタスの駆るMk-U(予備機)の上に飛び乗り、キャリバーを抜いた。
行くぞ!マルスSP作動!!
「な、何をする気だ!?」(アルファ星人)
決まってんだろ!アンドロ宇宙切りを受けてみろ!!
「ぐおぉぉぉぉぉっ!!」(ダーティベム)
「よくやったぞ、マルス。そして、ファイタス。さて、後始末だ。アルファ星人の残党を片付けるぞ!」(メロス)
ラジャー!!
65黒我夢=サタンビゾーの日記:2007/10/15(月) 15:20:16 ID:LbLRPxFN0
地球に行ってみると、地球はウルトラゾーンに引き込まれていた。
アークボガールはかつて光の申し子≠ノ倒された怪獣を出現させて脅している。それをやっても無駄だよ。
見れば、光の申し子≠Q人はアークボガールが出現させた怪獣たちに優しい言葉をかけていた。
「いるべき場所へお帰り」とのガイアの言葉で消えていった怪獣たちを見て、アークボガールは驚いた。
その時、アークボガールの背中に衝撃が走った!見れば、ゾグが波動球を放っていた。
「マックスに無理を言ってここへ来た。我が『主』に手出しはさせぬ!」(ゾグ)
アークボガールは怒って光の申し子≠Q人と僕、ゾグを食らおうと迫る。その時…
「生きとし生ける全ての命を糧としか見ぬ、哀れな者よ」…破滅招来体の『主』が死神=ゼブブのエスコートで現れた。
「消える命あれば生まれる命もある。全ての命は連綿と受け継がれる事を光の申し子℃nめウルトラ戦士が教えてくれた。
我らが『主』はこう申しております」(死神=ゼブブ)
「地球がメインディッシュで我がデザートとな?大概にせぬか!
自分こそが強き者というその驕りが自らの破滅を齎すと思い知れ!失せろ!」(破滅招来体の『主』)
「お…のれ…地球を食らうは…夢のまた夢か…」(アークボガール)
アークボガールは破滅招来体の『主』の怒りのオーラに弾かれ、いつの間にか現れたワームホールに吸い込まれて消えた。
地球はウルトラゾーンから戻る事が出来た。
「今の我にはあれで精一杯、時至れば再びワームホールを飛び出すだろう。その時は光の申し子℃nめ戦士たちの手で完全に葬れ。
暫しの間ゾグを預ける。プロメテウスと彼を守る人間たちにも宜しく伝えておくれ」(破滅招来体の『主』)
僕と死神=ゼブブ、破滅招来体の『主』は光の申し子≠Q人と別れ、自分たちの世界に戻った。
66ペダン星人の日記:2007/10/15(月) 16:08:46 ID:aFKI+Zpi0
地球がいよいよウルトラゾーンから抜け出てきた……
いよいよだ…
流石に全軍緊張している
無理も無い
相手はあのアークボガールを安々と倒すような輩だ…
如何にペダン星人の超科学と兵器を持ってしても、どれだけの犠牲が出るかはわからない
しかし、我々は宇宙の覇者となるべくして生まれてきた宇宙生命体
全宇宙はペダン星人の統率の元で動く事で、初めてその永続を約束されるのだ
思いあがった地球人なんぞに、我々は絶対に負けはしない
そう!最初から恵まれた資源を持ちながら、内戦も食糧問題も、ニートも少子高齢化も満足に解決できていない癖にのうのうと宇宙へ出て来た上、宇宙警備隊にひいきされているボンボン共に
絶対に、そう!絶対に我々は負けてはならないんだ!
行くぞ!ブラックキングジョー発進準備!
部下A「全力で、行くのですね」
ああ、第3波、第4波はどこまで来ている
部下C「第3波は現在同じくバトルナイザー目的でこの星を見ざしているゴース星人と交戦中、第4派がこちらに向かっています」
到着予想日時は?」
部下D「未定」
よし…全キングジョー、発進準備いいか?
部下B「完了……この上なく完了しています」
整備班長「キングジョーブラックならば、勇者プロメテウスは愚か、ユニジンにも勝てると私は断言します」
よし!出撃!目的地!地球!全艦!全速全進!!
67ペダン星人の日記:2007/10/15(月) 16:18:45 ID:aFKI+Zpi0
大気圏外で迎え撃ってきた迎撃兵器を一掃し、我々は敵の空中要塞、エリアルベースMk−Uに進路を取った
早速出撃してくる敵戦闘機隊
待て、まだ攻撃するな、話し合いで解決できれば、それで解決しよう
我々が火星を拠点にしたのは、我々の力を見せて、相手を交渉のテーブルに立たせるためだ
血を流さず済むなら、それにこした事は無い、やるだけやってみろ
部下B「はっ、エリアルベース応答せよ、我々ペダン星人の科学力はそちらの知っての通りだ、君達に勝ち目は無い、直ちに降伏せよ」
石室「何度来ても同じだ」
……笑わせてくれる
よかろう、戦闘開始!!
キングジョーと円盤群が一斉発進し、向かい来る敵戦闘機に戦いを挑む
!?キングジョーのパーツが一撃で撃墜された
…ふふふ、骨はあるというわけだな
だが!
キングジョー各機は自らの機を囮にして敵機を引きつけ、ひきつけられた敵機を円盤が片付けていく
流石にリーダー機は手ごわいが、数機で取り囲み、1機、2機犠牲にして集中砲火で片付けた
敦子「あ…あっという間にファイターチームがやられた…」
石室「うろたえるな!私もでる、それにもうすぐガイア達も到着する!」
68ペダン星人の日記:2007/10/15(月) 16:35:09 ID:aFKI+Zpi0
突然、大型宇宙船が現れ、攻撃してきた
あれは…ああ、アンドロ艇か
ガイア「すいません、ぺロリンガ星人の円盤群に手間取ってました!」
石室「すぐに応戦してくれ、今度は多少手ごわい」
敵戦力は…ウルトラマン2、怪獣1、アンドロ艇と雑魚戦闘機1、他はまだぺロリンガと戦っているのだろう
来るまでに片をつけねば!
私はきゃつらの攻撃をすり抜け、エリアルベースに向かってキングジョーブラックを突き進めた
なぜか甲板の上に変な親父が現れ、強力な衝撃波で攻撃してきたが、そんなもの、かすりもしない!!
キングジョーのビームで攻撃したが、奴はバリアでそれをはじいた
奴は…そうか、変身できないウルトラマンか!
円盤は次々落とされ、エースぞろいとはいえキングジョーも敵が強く、大技を妨害する程度にしかならない
私がやるしかない!!
私はブラックキングジョーを最高速にして大気圏を突破
分離して一気に降下し、超高速で回転しながらアンドロ艇に体当たりし、そのボディーをぶち抜き、おまけにぺダニウムランチャーをぶち込んだ
大爆発するアンドロ艇
ガイア「な…」
壬龍「己ぃ!邪悪な輩め!」
放電攻撃を放とうとする怪獣に、仲間のキングジョーが掴みかかった
もがく怪獣をキングジョーが必死に押さえつける
部下C「隊長!ここは自分が!今の内にバトルナイザーを!」
妨害しようとするウルトラマン達に円盤が体当たりを喰らわせて、足を止め、キングジョーがビームを喰らわせて動きを邪魔する
部下達「隊長!我々に勝利を!!」
わかった!!
私は全速で分離し、エリアルベースに突っ込む!
69ペダン星人の日記:2007/10/15(月) 16:47:44 ID:aFKI+Zpi0
体当たりで親父を倒そうとした時、私は異変に気がついた…
おかしい!エリアルベースが…泡になっていく?
降板の上の親父が苦しみだす
石室「が…ぐうう…い…いつの間に侵入していたんだ…アルゴ星人!」
親父は散々抵抗していたようだが、やがて泡になって倒れた
い…一体何が起こっているんだ?
『ペダン星人諸君、ありがとう、おかげで我々アルゴ星人はバトルナイザーを手に入れる事ができた』
な…なんだと!?
ガイア「ア…アルゴ星人!?」
振り向くと、最早我々のキングジョーは全滅し、わずかな円盤が跳んでいるだけだった
…何という……
『ウルトラゾーンに入る時、既に私はこの基地に侵入していた、力を満足に使えない石室など私を感知する事はできない、プロメテウスも今は喋れるだけ、後は、騒ぎが起こるのを待つだけ』
アグル「くっそおおおおおおおおおお!この場で倒してやる!」
私も加勢するぞ!アルゴ星人にだけはバトルナイザーは渡してはならない!
私のぺダニウムランチャーと、2大ウルトラマンの合体光線がエリアルベースMk−Uを吸収したアルゴ星人を襲い、奴の半身を吹き飛ばす
『ぬうう…バリアで防ぎきれんか…』
ガイア「よくも石室リーダー達を!絶対に許さないぞ!」
苦しむアルゴ星人に、とどめが刺されようとした時、アルゴ星人の泡をぶち抜き、中からまた何かあらわれた
腕に……バトルナイザーを持っている…
あれは……
カタン星人「へへへへへ…バトルナイザーは貰っていくぞ」
カタン星人!?
70ペダン星人の日記:2007/10/15(月) 16:57:39 ID:aFKI+Zpi0
突如基地から現れたカタン星人は、笑いながらバトルナイザーを抱えて空へと逃げていく
奴が飛び出した途端、エリアルベースMk−Uことアルゴ星人が爆発した
「へへへへへへウルトラゾーンの混乱にまぎれていたのはお前だけじゃなかったのさ!ひゃははははは」
アグル「コマンダーが気を利かせて偽者だって事も…」
ガイア「違う!僕にはわかる、アレは本物だ!しかもプロメテウスは自分の意思を相手に伝える事はできても、自分で帰ってくることや、僕らが念で探知する事もできない!」
くううう、カタン星人なんぞにぃ
追おうとする2大ウルトラマンだが、何かかけられて目を押さえて苦しむ
ガイア「何だこれ…目だけじゃない…相手を察する全ての感覚が…」
壬龍「なら私が!」
怪獣が雷撃を放ったが、奴はひらりとそれをかわす
逃げる天才のカタン星人がいると聞いたが…
カタン「ふははは、さらばだ!!」
奴はテレポートでどこかへ逃げ去っていった
な……なんて事だ
アグル「バトルナイザーを…」
ガイア「奪われた……」
………とりあえず休戦だ!私は母星に戻る
ガイア「え?あ」
アグル「そうしよう、今は奴を追わないと」
71セザルの日記:2007/10/15(月) 17:47:45 ID:UXM6ui11O
「セザル顧問、大変です!」(一般隊員)
何事か。
「太陽系近辺を調査している部隊からの報告です。バトルナイザーが…カタン星人の手に渡った模様!!」(一般隊員)
何だと!?
「この戦いでウルトラマンガイアとアグルは負傷。XIGの石室コマンダーは消息不明。エリアルベース及びアンドロ艇は大破したようです」(一般隊員B)
そんな…私は通信機に向かった。
アンドロ艇、応答せよ。ガル!ガルー!!
「そう大声を上げなくても…聞こえているよ、セザル」(アンドロ艇の人工知能ガル)
ガル…無事だったか。
「いや…無事というわけではない。今、自己再生機能をフル稼働させているが…飛べるようになるだけでも、まだ時間はかかりそうだ」
そんな…。
「ふふふ。私とした事が不覚を取ってしまった。年を取ったのは、どうやらそなただけではないようだ」
何を言ってるんだ。
アルファ星人との戦いは間もなく終わる。すぐにブノワ達も…。
「ならぬ!今、全宇宙が不穏な空気に包まれている。アンドロ警備隊は、アンドロ宇宙を離れるべきではない」
では、私だけでも…。
「やはり、そなたとメロス…いや、ブノワは親子だな。そういう所は、よく似ている」
え…?
「我が主プロメテウスも、こんな事が起こるぐらいは予測している。それでも、バトルナイザーを地球人や若き戦士達に任せたのだ。
彼らなら、何とかしてくれる…そう信じてな」
ガル…。
「もっとも、事態が起きるのが少し早すぎた気もするから、彼らには更に厳しいトレーニングを課さねばならんがね。
では、セザル。私は自己再生に集中したいから、通信を終わらせてもらうよ」
そう言って、ガルは通信を切った。

「セザル顧問、どうしますか?」(一般隊員)
どうもこうも。我々もガルとガイア君達を信じよう。
だが、Mk-Uだけは、いつでも出せるようスタンバっとけよ。
「ラジャー」(一般隊員)
72プロメテウスの日記:2007/10/15(月) 18:15:22 ID:UXM6ui11O
「よぉプーちゃん。俺の声が聞こえるかい?」
この声は…ユニジンか。
「ご名答。つか、俺しかいねえだろ。今のお前に念を遅れるような奴はよ」(ユニジン)
ふふ…たしかにな。
しかし、ガイアや石室殿では、バトルナイザーを使いこなせないようだな。これは誤算だった。
「みてーだな」(ユニジン)
また、私に力を貸してくれるか?
「冗談じゃねえ。こっちは2人分働かなきゃならねえんだ。そんな暇があるか」(ユニジン)
そうか…。
「がっかりすんなよ、プーちゃん。俺以外にもう1人、バトルナイザーを使いこなせそうな奴に目星はつけてる」(ユニジン)
それは一体…。
「慌てなさんな。こんな事もあろうかと、ローランに調べさせたんだよ。どうも、そいつは惑星ボリスにいるみてえだな。しかも、都合のいい事に惑星ボリスにゃ今、地球の宇宙船が向かってるらしいんだわ」(ユニジン)
そうか。
「ま、俺がしてやれるのはこのぐらいだ。貸しにしとくから覚えとけよ。後は、せいぜいラッキーを信じるこった。あばよ」(ユニジン)
言いたい事を言い終わって満足したのか、ユニジンの念も届かなくなってしまった。
では、ユニジンか言うようにラッキーを信じる事にするか。
星の導きがあれば、必ず!!
73アンドロ警備隊の日記を書いてる奴です:2007/10/15(月) 18:17:44 ID:UXM6ui11O
>>72
×念を遅れるような
〇念を送れるような

です。いつも、すいません。
74ヤプールの日記:2007/10/15(月) 20:19:55 ID:VLl9QilW0
カタン星人がバトルナイザーを手に入れたか!
よくやった。それを我々ヤプールの手に渡すのだ!
カタン「渡さない、と言ったらどうするのだ」
こうするまでだ!いでよ!バキシム!
カタン「おお怖い。だが・・・これでどうかね。」
ゴモラ・・・か?いや・・・こいつは・・・
「おやおやバキシムがもうやられたみたいだな」
ええい!撤退だ!
75石室コマンダーの日記:2007/10/15(月) 23:17:32 ID:bzGlWriP0
気がつくと、私は破滅招来体の世界にいた。破滅招来体の『主』という女性に助けられたようだ。
バトルナイザーを奪われたのは悔しいが…アークボガールはどうしただろう?
「『主』がワームホールに閉じ込めました」(死神=ゼブブ)…恩に着ます。
「地球がウルトラゾーンに引き込まれた時のドサクサで侵入した奴がいたとはね。この気配…来た!」(黒我夢=サタンビゾー)
見ると、我夢、藤宮、カイト隊員、ゾグがいた。
カイト隊員が言うにはXIGの皆は各防衛チーム総出で救出、XIGの各ファイターチームの皆は軽傷で済んだそうだ。
「エリアルベースMk-Uは修理すれば再稼動出来ると乱橋チームも言ってましたよ。
それに、バトルナイザーでしたら…ゾグ、見せてあげて」(カイト)
「カタン星人が持っていたので撃ち倒して取り返した。使われた形跡があるが無事だ」(ゾグ)
「私の誤算だった…ガイアや石室殿ではバトルナイザーを使いこなせないようだな。
ユニジンが言うには惑星ボリスにバトルナイザーの有資格者がいるらしく、折よく地球の宇宙戦が向かっているとか。
そこで、私ごとバトルナイザーを惑星ボリスに飛ばしてくれぬか?」(プロメテウス)
わかりました。ウルトラの父とアンドロ警備隊にはその旨伝えておきますね。
戦士の後継者・石室章雄の名の下に願う!古の勇者の力宿りし神器を異星の資格者の許へ導きたまえ!
バトルナイザーは惑星ボリスの方向へ飛んでいった。
「惑星ボリスにいるだろう、バトルナイザーの有資格者に無事渡れば大丈夫だな」(藤宮)
「そうだね。さて、アンドロ艇とPALから御小言があるから帰らなきゃ」(我夢)
「汝らに破滅招来体と呼ばれし我らも、事態収拾のために助力しよう」(破滅招来体の『主』)
私と我夢、藤宮、カイト隊員は礼を言い、ゾグを伴って地球へ戻った。
76ガイア&アグル&壬龍の日記の作者です:2007/10/16(火) 14:13:35 ID:ikILlqnq0
>>75 訂正
×乱橋チーム→○乱橋チーフ
×宇宙戦  →○宇宙船

いつもすみません。<(_ _)>
77ガイアの日記:2007/10/16(火) 17:04:41 ID:lPRVB5O60
カイト隊員とゾグを送った後、エリアルベースMk-Uの様子を見るという石室コマンダーと別れ、アグルと一緒に氷の神殿へ戻った。
「よく戻られた、光の申し子≠スちよ。今回のエリアルベースMk-Uの件は私も不覚を取った…すまぬ」(壬龍)
そこで石室コマンダー始めXIGの皆が救出された事、エリアルベースMk-Uは修理すれば再稼動OKな事を話した。
「石室様始めXIGの方々の無事は何よりでした。カタン星人の手に渡ったというバトルナイザーはどうなりました?」(シャザック)
そこでゾグがカタン星人から取り返したが僕や石室コマンダーにバトルナイザーの扱いは無理とプロメテウスに言われた事を話した。
さらにバトルナイザーの有資格者が惑星ボリスにいるらしく、石室コマンダーの力でバトルナイザーを惑星ボリスに飛ばした事も…
氷の神殿の皆には驚かれたけど、「闇の奴らに渡るよりはその方がいいかも」と納得してくれた。

さて、今回のエリアルベースMk-Uの件でアンドロ艇とファイターEX=PALに謝ろうと、三種の神器の保管場所にアグルと一緒に行くと…
「アンドロ艇のおかげで私は助かりましたけど、自己再生機能フル稼働でも飛べるようになるまで時間がかかる…ですって?
私にはアンドロ艇のように自己再生機能がないですよ!どうするんですか!」(ファイターEX=PAL、大泣き)
「私が不覚を取ったのも悪かったが、事態が起きるのが少し早すぎた気もするからお互い様だ」(アンドロ艇)
これは謝罪どころじゃないと思ったので、僕はアンドロ艇にウルトラ・コスモオーラ・ヒーリングをかけてみた。
アンドロ艇のような『機械』に効果があるかはわからないけど、ダメもとで…
78セザルの日記:2007/10/16(火) 17:30:08 ID:pRUj+vgsO
「セザル顧問、地球のXIGから連絡が入りました。どうやら、石室コマンダーは無事のようです」(一般隊員)
そうか…よかった。すぐ私の所に回してくれ。
「ラジャー」(一般隊員)

「ご心配をおかけしたようで…申し訳ない」(石室)
いや、あなたなら大丈夫だろうと思ってましたよ。
あなたには古のウルトラ戦士の魂が、そしてガイア君達やXIGの隊員達がついてますから。
あなた方なら、バトルナイザーもすぐに取り返せるでしょう。
「その事ですが、バトルナイザーならゾグが取り返してくれましたよ」(石室)
それは何よりです。
「ただ、私や我夢では使いこなせないようで…プロメテウスが言うには、惑星ボリスに有資格者がいるらしいんで、先ほど惑星ボリスに向けて飛ばしました」(石室)
そうですか。
「では、エリアルベースの修理もありますし、防衛ラインについて考え直さねばならない事など、今の我々にはやる事が山積みです。すいませんが、これで失礼します」(石室)
そう言って、石室殿は通信を切った。

さて…惑星ボリスか。映せるか?
「お待ち下さい」(一般隊員)
惑星ボリス…未開拓の惑星だな。
画面の中央に1人の若者が映り、何かを拾ったようだ。アップにしてみたら、やはりバトルナイザー。
そこにエースキラーが出現!バトルナイザーを追ってきたのか?
彼は少し考えた表情を見せたが、すぐにバトルナイザーを操作。ゴモラを呼び出した。
彼の操るゴモラは、力でエースキラーをねじ伏せ、彼はバトルナイザーでエースキラーを封印した。
ゴモラでエースキラーを倒すとは…彼が石室殿が言っていた、バトルナイザーの有資格者で間違いないようだな。
79ペダン星人の日記:2007/10/16(火) 17:55:06 ID:g/iAXHLG0
さて、体制を立て直すため我々は母星に戻って来た
しかしバトルナイザーの行方は知れず…
一応地球からは「邪悪な者の手からだけは取り返しておいた」と連絡があったが…
まあ、とりあえずの危機は無くなったと言う事か…
ならもう地球を攻撃して光の国の連中に目をつけられる位なら、しばらく戦力の回復に努めたほうが得策かもしれん
部下D「隊長!緊急事態です!」
どうした?
部下C「こ…恒星間弾道ミサイルと思われるミサイルが地球から数機、我々の星に向かってきます!」
何ぃ!
奴等…ペダン星に逆進行をかけて来たのか!
上等だ!そっちがその気なら徹底的にやってやる!
迎撃ミサイルが惑星破壊ミサイルと思われるミサイルに命中し、木っ端微塵に破壊した
地球に宣戦を布告しろ!それと、全同盟惑星に連絡!
奴等を滅ぼしてやる!
80バン隊員の日記:2007/10/16(火) 18:10:40 ID:g/iAXHLG0
突如、ロシア連邦のミサイル基地からペダン星めがけR−2号が発射された!
どういう事だ!?
こ…これは明らかに防衛の範疇を超えている!
我々が青ざめていると、トミオカ長官が連絡を入れてきた
ヒジカタ「長官、これは一体どういう事なんですか?」
トミオカ「大変な事になった、我々防衛チームにさえ一切内密に、極秘サミットなるものが開催されていたらしい」
極秘サミット!?
トミオカ「そのサミットで、ペダン星人に対する報復攻撃が決まったらしいんだ」
コバ「た…確かに奴等は火星の住民をかなり虐殺したし…、それに…ティガまで」
カイト「それにしたって唐突ですよ、相手がアルゴ星人ならともかく、まだペダン星人は話が通じる相手じゃないですか」
トミオカ「私も、この各国の対応は余りにおかしいと思う…まるで何かが裏で動いているような…」
宇宙人だ!宇宙人が各国の首脳と入れ替わったんだ!
エリー「ペダン星、ブラコ星、キル星から宣戦布告の意思表示がありました、各惑星艦隊、冥王星外周に出現」
こんな唐突に戦争が始まるなんて…
壬龍は?彼は何故宇宙人の正体を暴露しない!彼ならできるはずだ!
エリー「氷の神殿からの音沙汰が一切ありません」
何!?
カイト「通信は?」
エリー「不通…」
ショーン「NO…こんな時に…」
81バン隊員の日記:2007/10/16(火) 18:21:03 ID:g/iAXHLG0
カイト「じゃあ直接南極へ行こう!」
と、突如警報が鳴った、同時に地震が発生する
エリー「東京地下で爆発発生、各国でも次々と地底での爆発が発生しています」
突然何なんだ?
???「地球のエネルギーが貯まっている場所が破壊されているわ、何者かの手によって」
カイト「君は…」
コバ「ニーナ」
ニーナ「地球がガイアやコダラーたちのエネルギーの源だって事は知っているでしょう?その地球の、エネルギーが貯まっている場所や、エネルギーを生み出している場所、そういうところが爆破されているの」
そんな…じゃあどうなるんだ?
ニーナ「ウルトラマンガイアやアグル、地球の力を借りて実態を作っている生物は、その形が保てなくなる」
カイト「ええ!?それじゃあ…ガイア達は」
ニーナ「変身はできるでしょうね、彼等はQゾーン、ディファレーター因子が未だに浮遊している場所で完全なウルトラマンになったから、でも、もう強力な技は使えない」
え!?
ニーナ「せいぜいX2までの変身が、今の状況では精一杯でしょうね…」
何てこった……一体、一体誰がそんな事を!
その時、どこかから連絡が入ってきた
82バン隊員の日記:2007/10/16(火) 18:52:31 ID:g/iAXHLG0
プレッシャー「お困りのようですね」
コバ「お前…プレッシャー!」
プレッシャー「地球のエネルギーポイントを爆破しているのは各国の特殊部隊ですよ」
何だって!?
ヒジカタ「そんな馬鹿な!一体なんでそんな事が」
プレッシャー「各国にとってウルトラマンガイアや壬龍は政治に口を出してくる邪魔者でしかなかったわけですね、首脳部の態度が変わった途端、一部の派閥が嬉々としてアンチガイアプロジェクトを実行に移しましたよ」
カイト「それを仕組んだのはお前だろう!」
プレッシャー「まさか、とんでもない、やったのは私ではありませんが、ご安心ください、本物の各国首脳部の人間がやったわけでもありませんから」
やはり、宇宙人が変身しているのか?
プレッシャー「そうですよ、ふふふ」
コバ「隊長、こいつの言っている事がどこまで信じられるかわかりません」
ショーン「NO!でもそれじゃ、本気で各国の人間が戦争始めようと思った事になるよ!」
プレッシャー「信じる信じないは自由、おっと、そうそう、見せたいものがあります」
そう言って、カメラが別の方向に向いた、そこに映っていたのは…
大量の根源破滅招来体の死骸!?
プレッシャー「根源破滅招来体、仕事しないようなので潰しておきました、私達で、とても今回あなた方を助ける事はできない位にね」
わ…私達?
カメラが動くと、パズズを踏み潰し不適に笑うジャッカル大王と、その部下達の姿が…
プレッシャー「私一人で破滅招来体を潰すのはきつかったので応援を呼んだのですよ、彼はウルトラ兄弟の誰よりも強いからね」
ジャッカル「そう言う事だ、今すぐ地球も滅ぼしてやりたいところだが…先約がある、先にアンドロ宇宙を滅ぼさねばならんからな」
そして通信が切れた、ニーナもいつの間にか消えている
く…くそお…
83バン隊員の日記:2007/10/16(火) 18:53:52 ID:g/iAXHLG0
カイト「……皆さん、氷の神殿に行きましょう!」
カイト隊員!?
ヒジカタ「待てカイト、今下手にガイア達を助けたら、各国から目をつけられるぞ!」
カイト「構いません!俺達は今まで、ガイアに頼りきっていた節があった…、今度は僕らがガイア達を助ける番です!」
行きましょう!俺達全員が力を合わせるんです!
ヒジカタ「…わかった!DASH日本支部は国連の指揮下から独立する!」
エリー「各特別チーム、南極へ向け出発しました、アメリカからもUフォース、WINR、オーストラリアからUMAも南極へ向かいました」
ヒジカタ「協力して…、この難局を乗り来るぞ!DASH出動!!」
全員「了解」
84アンドロメロスの日記:2007/10/16(火) 19:46:17 ID:pRUj+vgsO
「ほっほっほ。かなり腕を上げられたようですな、アンドロ軍団の皆さん」
間もなくアルファ星人との戦いが終わろうかという時、上空で何者かの声が響いた。
「テメェは、こないだのジジィ!降りてきやがれ、今度こそ墓場に送ってやる!!」(ウルフ)
「つーか、いい加減名前ぐらい覚えろ!この認知症ジジィ。大体、よりによって何と間違えやがる。スレ住人から
「アニメ板の話なんかすんな!」
って怒られたら、テメェが責任とれよ!!」(マルス)
こいつが、ウルフや黄道の剣を手にしたマルスでさえ軽くあしらったというプレッシャーか。
なるほど、ただの年寄りではなさそうだな。
「ほっほっほ。焦りなさんな。何もワシは、アンタらと喧嘩しにきたわけではないわ」(プレッシャー)
何だと?
「な…何しにきたんだ、プレッシャー」(アルファ星人)
「アンタらの仕事は、もう終わりじゃよ。アルファ星人。
アンタらのおかげで、アンドロの皆さんやグア軍団の足止めができた。もう結構。さっさと散りなさい」(プレッシャー)
なるほど。アルファ星人の出現がやけにタイミングが良すぎたと思ったが…やはりグルだったか。
「何を言うか。勝負はまだ…」(アルファ星人)
「ほっほっ。グアの植民地へと侵攻した部隊はすでに全滅。おまけに、パワーアップしてやったダーティベムも失った。これ以上、どう戦うおつもりで?」(プレッシャー)
「全…滅…」(アルファ星人)
「当然だ。俺達グア軍団が本気になれば、アルファ星人など赤子同然」(エドラス)
アルファ星人のボスは、がっくりと膝を落とした。
85アンドロメロスの日記:2007/10/16(火) 20:05:51 ID:pRUj+vgsO
だが、気になる事がある。
「貴様、足止めとか言ったな。何のためだ!!」(ウルフ)
「ほっほっ。当然、アンタらを地球に行かせぬためじゃよ」(プレッシャー)
やっぱりか!
「おかげで、プロメテウス殿を倒す事が出来たし、更に作戦の第二段階へと進む事が出来たわ。礼を言っておこうかの、アルファ星人」(プレッシャー)
何!プロメテウスが!?そんな馬鹿な!!
「慌てるな、ブノワ」
父さん?
「プロメテウスは死んではおらん。ユニジンの力でその身をバトルナイザーへと変え、今は惑星ボリスにいるバトルナイザーの有資格者と共にいる」(セザル)
なるほど。詳しい話は、後から聞きます。

「さて、皆さん。グズグズしてる暇はありませんぞ。間もなく、ジャッカルめも到着するじゃろう」(プレッシャー)
何だと!?
「ほっほっ。せいぜい、お気を付けなさいな。では、これで…」
そう言い残し、プレッシャーは消えた。
グズグズしてはおれん。ただちにアルファ星人を殲滅、ジャッカル軍団を迎え撃つぞ!!
「ラジャー!!」

そして、我々はアルファ星人を倒し、奴らのボス1人だけとなった。
「頼む、助けてくれ!もう2度と、どの星にも迷惑はかけない」(アルファ星人)
「うるせー!テメェのした事を振り返ってみろ。この場で死刑に決まってんだろ」(マルス)
そういう事だ。
…と言いたい所だが、殺すのはいつでも出来る。
その前に、貴様が知ってる事を全部喋ってもらわないとな。
「それは…死ね、メロス!」(アルファ星人)
アルファ星人は銃を抜いたが、それより早くエドラスのブーメランカッターが銃をはじき、私はダブルランサーで星人を貫いた。
すまない、エドラス。
「礼はいらん。俺はもうグア星に帰る」(エドラス)
そうか。
「ジャッカルごときに寝首をかかれるなよ。グア様が望んでおられるは、貴様らとの完全決着だというのを忘れるな」(エドラス)
わかってる。お前も気を付けてな。
86アンドロ警備隊の日記を書いてる奴です:2007/10/16(火) 20:11:27 ID:pRUj+vgsO
>>84
×アニメ板の話なんかすんな
〇アニメの話なんかすんな

です。いつも、すいません。
87ヤプールの日記:2007/10/16(火) 20:46:16 ID:/AWxPRAE0
ふははは、地球をつぶすなら今のうちだ!
プレッシャー「ほっほほ、そろそろ出てきてよいぞ」
だとよ、アークボガール!我々ヤプールが次元の隙間から出してやったのだ。
アークボガール「あの程度でこの我倒したと思ったのが連中の間違いだ」
それにアークボガールは以前とは比べ物にならないほど全て能力を強化してある。
腕力、強靭さ、瞬発力・・・そして体だ。以前の7倍は大きい。
アークボガール「今こそ地球を捕食するいい機会だ。まず我が行って来よう。宇宙人どもも我が食いそして地球人の罪へと変えてやろう」
我々にも残しておけよ。アークボガール!
プレッシャー「そうじゃ。まずは頑張って来い」
こちらの準備も整っているが・・・まずはアークボガールに任せておこう。
 ゾンネル、ギール、ティグリス、ゴメノス、シャザック。
我々に逆らった怪獣どもももはや我に忠実な超獣へと変化している・・・
奴が失敗しようと地球攻撃の二番手である貴様らがいるのだ!
ふはははうわっははは!
88新マンの日記:2007/10/16(火) 23:47:15 ID:xCrs6Tfz0
マズイな…
どうやらアークボガールが復活したようだ
やはり完全に倒さぬ限り脅威を止めることは出来ないようだ
それにしてもヤプールめ…
とにかくこの事はエースに、いやウルトラ兄弟全員に伝えよう
この戦いは此処からであるならば
89アンドロメロスの日記:2007/10/17(水) 03:13:34 ID:f/HSuWF/O
アルファ星人の軍団を倒し、助っ人に来てくれたエドラスもグア星へと帰っていった。
我々もアンドロベースに戻ろうとした時である。
「久しぶりだな、アンドロメロス!」
この声は…ジャッカル大王!
貴様が来る事は、プレッシャーから聞いている。もっとも、1人で来るとは思わなかったがね。
「つか、いい度胸だな。子分共はどうした?」(ウルフ)
「な〜に。今日は、挨拶に来ただけだ。もっとも、貴様ら4人など俺1人でもお釣りがくるがな」(ジャッカル)
「何だと!テメェ、調子こいてんじゃねーぞ!!」(マルス)
待て。私は、奴に仮がある。
3人とも下がっていてくれ。
「そう強がらなくても、俺は4対1でも構わねえぞ。何なら、こないだみたいにパパに助けてもらうか?」(ジャッカル)
私が強がっているかどうか、試してみるか?
「面白い!!」(ジャッカル)
ジャッカルは、私めがけて突進してきた。私はダブルサーベルを抜いて応戦。
くそ…さすがに強いな。
「どうした、アンドロメロス。貴様は口だけか?」(ジャッカル)
しめた!ジャッカルに油断が出来た!
私は奴の腹に蹴りを入れ、さらに至近距離からアンドロビームを撃って距離を取った。
今だ!コスモフリーズを受けてみよ!!
「うぐっ…」(ジャッカル)
「おぉっ、ジャッカルの左腕が凍り付いたぞ!」(ファイタス)
本当は全身を凍らせるつもりだったが、とっさにかわされたか。
やるな、ジャッカル。
「ふん…さっきも言ったように、今日はただの挨拶だ。だが、次はこうはいかん!必ず、貴様らを皆殺しにしてやるぞ!!」
そう言って、ジャッカルは姿を消した。テレポートでもしたか…。

しかし、こうしてはおれん。
すぐにアンドロベースに戻り、ジャッカル軍団対策を練らねば!
90名無しより愛をこめて:2007/10/17(水) 05:08:23 ID:R0craAnM0
わろた
91アンドロ警備隊の日記を書いてる奴です:2007/10/17(水) 08:09:09 ID:f/HSuWF/O
>>89
×仮がある
〇借りがある

いつも、すいません。
92ティガの日記:2007/10/17(水) 13:27:49 ID:iwXNS/kl0
うぅ…此処は何処だ?
僕は確かペダン星人にやられて…
???「よぅ、お目覚めか?」
お、お前は…ダークザギ!
何故、お前がこんな所にいるんだ!
ザギ「ほぅ、元気になったみてぇだな」
まさかお前、僕を助けてくれたのか?
ザギ「フフッ」
何故だ、何故、僕を助けたんだ!
ザギ「決まってるだろ?光の力は俺にとって栄養なんだからよ
それよりも地球ではお前の仲間が戦っているぞ?助けにいかねーのか?」
くっ……助けてくれた事には感謝しよう。だけど、何を企んでいるかは知らないが
お前の悪事、かならず阻止してみせる」
僕はそう言って去っていった
だけど、何故ザギは僕を…
93ザギの日記:2007/10/17(水) 13:34:17 ID:iwXNS/kl0
行ったか
フフッ、何を企んでいるかって?そりゃ光という名の栄養が一つでも消えちまったら
この俺が困るんだよ。我が宿敵ウルトラマンノアを倒すにはな
しかし、この俺の出すオーラを見ても怯えぬあの様子…
さすがはかつて最強と言われた闇の巨人だな
おっと、今は邪神をも粉砕した光の巨人だったな
さて、アークボガールにジャッカル…ヤプールか
これは面白い闘いになってきそうだな
さて、俺はもうしばらくの間、観戦するか
94カイト&他の戦士の日記を書いてる者です:2007/10/17(水) 13:44:23 ID:iwXNS/kl0
>>92
ちょっと訂正します

お前の悪事、かならず阻止してみせる」 ×
お前の悪事、かならず阻止してみせる  ○
です

本当にすみません
95アンドロメロスの日記:2007/10/17(水) 14:27:19 ID:f/HSuWF/O
アンドロベースに戻ると、タイミング良く氷の神殿から通信が入った。
「大変な事になったよ、メロス」
ゾフィーの横にはガイアとアグル…ん?何か、ガイアの様子が変だな…。
って、その姿はV2?何があったんだ!?
「僕にもわかりません。アンドロ艇の修理を手伝おうとウルトラ・コスモオーラを使ったら、急に出なくなっちゃって…。気が付いたら、僕もV2に…」(ガイア)
これはただ事じゃないな。壬龍の龍玉で、何とか原因を探れないか?
「それが…壬龍も消えてしまったんです。壬龍だけじゃない。シャザック達、地球怪獣がみんな…」(アグル)
何だと!?
「僕…正直言って、どうしたらいいか…」(ガイア)
落ち着け。たしかに、今は不安だろう。それは、よくわかる。
しかし、力という物は、内から溢れ出る物だけじゃない。
仲間だって、地球怪獣達だけじゃないだろ。
そこにいるゾフィー。西条クンに姫矢に弧門、それにトラン。多くのウルトラ戦士達や地球人の仲間がいる。
彼らと力を合わせれば、君の力も地球怪獣達も戻ってくるし、奇跡だって起こせる。
だが、いつまでも不安感を持ったままでは、今のV2の力でさえフルに発揮する事も出来ないだろう。
しっかりしろ。君は光の申し子のはず。
「そうですね、わかりました。今は、今の僕にやれる事を頑張ります」(ガイア)
ゾフィー、ガイア達を支えてやってくれ。
「わかってる。そっちも大変だろうから、気を付けてな」(ゾフィー)
そう言って、我々は通信を切った。
96アンドロメロスの日記:2007/10/17(水) 14:42:37 ID:f/HSuWF/O
氷の神殿との通信が終わってすぐ、サタンビゾーから念が届いた。
「メロス隊長、大変な事になったよ」(サタンビゾー)
何があったんだ?
「思わぬ不覚をとった。根源破滅招来体の仲間が僕とゼブブ、それにゾグを除いて、みんなやられてしまったよ」(サタンビゾー)
一体、誰にやられたんだ?
「プレッシャーとジャッカル軍団さ。もっとも、短時間で僕らの仲間を殺れる奴なんて、それぐらいのモンだろうけどね」(サタンビゾー)
ジャッカルにプレッシャーだと?
「こいつらに、何か思い当たる節でも?」(サタンビゾー)
私はジャッカルとプレッシャーから宣戦布告を受けた事、それにガイア達の事も話した。
「なるほどね。こうなってしまった以上、僕らも主を守らなきゃいけないから、ここを動く事は出来ない。つまり、僕らはそれぞれの世界に分断されてしまったってわけだ」(サタンビゾー)
そういう事だな。ただ、光の国がどう動くかはわからんが…。
「今は、それぞれの世界から動かない方がいいかもね。迂闊に動けば、奴らに隙を見せる事になる。けど、時が来たら、僕ら破滅招来体は光の申し子やアンドロ警備隊に力を貸すよ。仲間を殺られて、黙ってるつもりはないからね」(サタンビゾー)
ありがとう。
97ガイアの日記:2007/10/17(水) 16:50:41 ID:3ybj+87E0
今、僕の姿はスプリームヴァージョンではなくV2になっている。それに壬龍始め地球怪獣たちが消えていた。
アンドロ警備隊との通信の時にメロスが励ましてくれたけど…何でこんな事になったんだろう?
すると、いつの間にか各防衛組織の面々が来ていた。今回の事態を受けて氷の神殿に集合する事にしたのだとか。どうして?
「ニーナが教えてくれたんだ」(コバ)
何でも地球のエネルギーポイントを各国の特殊部隊が爆破したとか。
「ニーナが言うには『ガイアやアグル、地球の力を借りている生物は形が保てなくなる。
ガイアとアグルなら変身は出来るだろうがV2の姿になるのが精一杯ではないか』だとよ」(コバ)
しかも、地球のエネルギーポイントを爆破した特殊部隊は宇宙人が化けていたとプレッシャーが言ったとか。あいつ〜!
「そのプレッシャーが影で動いているのと、ヤプールも絡んでいるらしいらしい事は間違いないな。
それに、ここ(氷の神殿)に来る前にサタンビゾーから私に念が届いた」…石室コマンダー、来てたんですか!
「サタンビゾーが言うには破滅招来体の仲間が彼とゼブブ、ゾグを除いてプレッシャーとジャッカル軍団にやられたそうだ。
ヘタに動くと闇の者に突け込まれるから、それぞれの世界から動かない方がいいと警告してくれたよ」(石室)…そうですか。
「今まで私たちはガイアに頼っていた節があった。だから、今度は我々がガイアを助けるよ」(ヒジカタ)
「そうでなければ何のために防衛組織を創ったのか、意味がないからね」(サコミズ)
「暫くは氷の神殿をメイン拠点にして、皆でこの難局を乗り切ろう!」(石室)
ありがとうございます。僕は今の僕にやれる事をやります。だから、皆も協力お願いします!
98ガイア&アグル&壬龍の日記の作者です:2007/10/17(水) 17:11:43 ID:3ybj+87E0
>>97 訂正
× そのプレッシャーが影で動いているのと、ヤプールも絡んでいるらしいらしい事は間違いないな。
○ そのプレッシャーが裏で動いているのと、ヤプールも絡んでいるらしい事は間違いないな。

どうもすみません。<(_ _)>
99バン隊員の日記:2007/10/17(水) 18:33:14 ID:wW1VqqDQ0
あの高山君
ガイア「何ですか?」
特殊部隊に指示を出した輩が宇宙人なのかもしれないのであって、特殊部隊は人間だよ説明下手でごめんね
ガイア「あ、いえ、こっちこそ」
それで…これからどうしよう
ヒジカタ「まず各国首脳部をのっとている宇宙人を殲滅して、ペダン星人の誤解を解こう」
キリヤマ「しかし下手に首脳部を攻撃しても、そこに本当に首脳部の人間がいるとは限らんぞ」
ムラマツ「しかも何も知らない市民を不安がらせる事にさせる事になるな」
オオヤマ「首脳部の人間の動きを把握する事ができれば…」
石室「一応リザードにその辺を探らせています、勿論、宇宙人の正体も、しかしペダン星人との全面戦争までにはたして間に合うか…」
アークボガールとヤプールの妨害も十分考えられますからね…
100壬龍の日記:2007/10/17(水) 21:47:37 ID:luF4v9gN0
今、我ら地球怪獣は異次元にいる。地球のエネルギーポイントを各国の特殊部隊が爆破したとプレッシャーから聞いたのだ。
いわば、その影響で異次元に飛ばされたといってよいが…どうも各国の特殊部隊に指示した者が別にいるらしい。
何でも彼が言うには各国にとってガイアや私は政治に口出しする者と思われているとの事だが、そんな事はない。
私もガイアも政治に口出しした覚えはない。尤も、警告のため私がアメリカのホワイトハウスに雷撃10連発放った事はあったが。
「だから、それは政治に口出ししたのと同じでしょう?」(プレッシャー)
それとこれとは話は別だ。して、我ら地球怪獣をどうするのだ?
「お前たちは既に我に忠実な超獣へと変化している。そこでお前たちに地球を攻撃させる。
既にアークボガールが地球に向かっているがお前らはアークボガールが失敗した時のための控えだ」(ヤプール)
アークボガールだと?!なるほど、破滅招来体の『主』がワームホールに閉じ込めたのもこれで合点がいく。
あわよくば地球怪獣の手で地球滅ぼさせる算段か。だが!
「それが何か?」(地球怪獣一同)
「お前ら、我の力が効かぬのか?!」(ヤプール)
「そんな事、壬龍がとっくに知ってたよ!だから僕らは超獣のふりしてるだけ」(子供シャザック)
「超獣って怪獣より強いと聞いたが、よく考えたら碌なのがいないな」(ギール)
「貴様ら、我を愚弄するか…って、痛い!何をする!」(ヤプール、イザクに頭を噛まれる)
「イザク、GJ(グッジョブ)!」(地球怪獣一同)
(その後、ヤプールがイザクの噛みつきから逃げ回る事、数時間)
「ああ…なぜ、よりによってこんな者たちが来たんでしょうか」(プレッシャー)
101ゴライアンの日記:2007/10/17(水) 22:08:16 ID:wW1VqqDQ0
どりゃあああああああああああああああ
アークボガール「ぬぅ、出たなゴライアン」
地球には行かせねえぜ!ここで仕留めてくれる!
俺様は海王星に奴を叩き落すと、格闘戦を挑んだ
が、野朗なんて力だ!俺様と互角か、それ以上だぜ…
おまけに殴っても蹴ってもけろっとしてやがるし、大技をかける事もできねぇ
なら光線技だ!喰らいやがれ!スペシウムバスターー!
何ぃ!?平然と耐えただとぉ!?
アークボガール「手前ごときで俺を倒せるとでも思ったか、死ね!」
ボガールの光線が俺様に命中する
ぎゃがああああ
な…何つー威力だ
アークボガール「貴様に構ってやっている暇は無い、今度会った時食ってやる」
あ!待て!
く…逃がしちまったか…
102ドリューの日記:2007/10/17(水) 22:14:15 ID:wW1VqqDQ0
アークボガール!今度は私が相手になってやる!
アークボガール「いいだろう、かかって来い!」
我々は天王星に降り立つと、激しい格闘戦を展開した
技量は私の方が上!
何度もキックを見舞い、私のかかと落としがアークボガールの脳天に炸裂した
が、奴は大してこたえた様子も無く、私にかじりついてきた
ぎゃああああああ
アークボガール「ふははははは、食ってやる」
く…ぬぬぬぬ…とおおおおおおおおおおおおおお!
私は力を結集して何とか口を開いて脱出する
アークボガール「うおお、ふん、それがお前の限界か…」
ちぃ…
アークボガール「けけ、お前も地球を食った後食ってやる」
ぬ…
くそ…止められなかった
103フレアの日記:2007/10/17(水) 22:26:45 ID:wW1VqqDQ0
俺は今土星で猛吹雪の中アークボガールと対峙している
ゴライアンとドリュー、しくじっちまったか…
こいつ相手に俺の得意の戦法は危険だ
下手にばらけるとそのパーツが食われちまう…
つー事は俺はここじゃ力が存分にはっきできねぇわけで…
ま、やるだけやるぜ!
アークボガール「ふふふ、さあどのパーツから食って欲しい?」
舐めんな!
喰らえ!ウルトラブレスレットランス!
アークボガール「何だそんなおもちゃ」
奴がランスをはじいた瞬間、俺は奴の懐に飛び込み、奴を投げつけた
さらにそこにスペシウム光線を見舞う
アークボガール「ぬぅ…小ざかしい」
奴の光線が俺に炸裂する
ぐわぁ…ぐ…が…
アークボガール「ふん、この程度で俺を止めようとはな」
畜生待てぇ!
…あー…くそ…
104カラレスの日記:2007/10/17(水) 22:38:32 ID:wW1VqqDQ0
アークボガール、なんとしてもこいつを地球へやるわけにはいかん
ここ、木星で止めなくては
アークボガール「ようやくゴールが見えたと思ったら…しつこい奴等だな」
行くぞアークボガール!
アークボガール「ぬ!?」
私は高速で奴に体当たりを喰らわせた
ひるむ奴に、距離をとってストリウム光線を見舞う!
アークボガール「うぬぬぬぬぬぅ…こざかしい!」
何て奴だ…これだけの攻撃を受けてもまだまだびくともしないとは
アークボガール「お前等なんぞに構ってやっている時間は無いのだ!」
ぐ!
私は奴の放った光線をバリアではじき返し、逆に奴に命中させようとするが、奴は逆に私にかじりついてきた
しまった!
食われると思った瞬間私は全力のバリアを纏い、奴の喰らいつきを防ぎ、高速飛行して奴を木星の地表に何度もぶつけて何とか脱出した
しかし私のエネルギーも今ので限界だ…
アークボガール「ウルトラ七賢人、口ほどにも無かったわ、ふはははははははは」
くぅ…
地球に向かって飛ぶ奴を追う力は私にはもう残っていない
止む終えん…ウルトラサインで地球の戦士に警告しよう
105ヤプールの日記:2007/10/17(水) 23:54:44 ID:I3bh2Pdl0
いたいいたい!ええい、プレッシャー!エネルギーをよこせ!
プレッシャー「よかろう・・・ふぉふぉ」
はーははは!巨大ヤプールで復活だぁ。貴様らなど簡単に葬れるぞ!
よし全部倒したぞ。ぬわっははは!
ついでにだ・・・貴様ら全員、超獣に完全改造してやるわ!
プレッシャー「最初からそのかんせんかいそうをすればよかったのジャマイカ?」
あ・・・くぅ・・・
プレッシャー「久々の登場でボケてたんじゃのう」
そう・・・我らは暗黒から生まれ・・・
プレッシャー「話をそらす出ない」
とりあえず完全改造・・・なぜか壬竜のみできぬぞ!
プレッシャー「初期シリーズ参照」
ああ、耐性付いたのか・・・まあよい。他の奴らは心を抜き取ってやった。
これでこいつらは人形同然だ!
プレッシャー「その「心」はわしにあずけておくがよい。」
ふ、よかろう。これは貴様に任せる。ところでアークボガールはどうだ?
プレッシャー「今は火星付近かのう・・・すでに数人を倒しておるのう。」
よーし、改造怪獣、超獣兵団よ!もしもの時に備えろ!
改造超獣「・・・・・」
答えが返ってこない・・・エースキラー!どういうことだ!
エースキラー18号「ヤプール様、奴らの心を抜いたでしょ。」
エースキラー23号「ならしゃべれねーわ!」
エースキラー兵団ももう5機ぐらいしか残ってないし・・・
まあアークボガールがなんとかしてくれるだろう。たぶん。
プレッシャー「先が思いやられますなあ」
壬龍はエースキラー24号と13号、お前らが見張ってろ。
こいつよりはお前らの方が強いから心配するな。
プレッシャー「まあそれは合ってるようじゃな。」
よかった・・・
106壬龍の日記:2007/10/18(木) 13:46:01 ID:cbBmMSQq0
>>100の後)
そんなこんなで、とうとう私以外の地球怪獣がヤプールにより改造され(外見は変わらない)、心を抜き取られた。
彼らの心はプレッシャーが預かるとの事なので、これでは益々地球に帰れない。
しかもヤプールは巨大ヤプールと化したし…アークボガールといい勝負か?(アークボガールに食われぬかが心配)
「他人の心配より自分の心配をした方が」(エースキラー13号)
なら問おう、アークボガールがヤプールを糧として狙ったら、そなたらエースキラーや残りの超獣でヤプールを守れるか?
「当然、彼のためなら命張る覚悟はありますよ!」(エースキラー24号)…それならよい。
「壬龍…明らかに状況を楽しんでませんかな?」(プレッシャー)
地球に帰れるまで暫し厄介になると思えばいいではないか!
「はいはい」(プレッシャー)
107カイトの日記:2007/10/18(木) 21:33:17 ID:hcT8LB8c0
作戦会議が行われている中、何かを感じ取った
外に出るとカラレスからのウルトラサインが!
ヒジカタ「何て書いてあるんだ?」
アークボガールが…アークボガールが地球に接近してるそうです
コバ「ちっ、こんな時に!敵ってもんはいっつも忙しい時に攻めてくるよな」
ミズキ「そんな事を言ってる暇があるならヤツを迎え討ちましょう!」
バン「そうですね。今はそれが最優先かと」
そうですよ、今できることはそれしかないんですから!
???「あぁ、僕もそう思うよ」
あ、あなたは……ダイゴ隊員!生きてたんですか?
ダイゴ「あぁ、予想外にもヤツに助けられてしまったんだ」
ガイア「ヤツ?ヤツって…」
ダイゴ「話は後でするよ。今はアークボガールを何とかしよう」
でも…お体の方は大丈夫なんですか?
ダイゴ「僕を誰だと思ってるんだい?僕だってウルトラマンなんだ
そう簡単に倒れるわけにはいかないさ。それに僕は火星に行ってレナ達を…いや、それも話は後だね
さぁ、もたもたしてられない。さぁ、行こう!」
了解!
108壬龍の日記:2007/10/18(木) 22:02:16 ID:rWuw+Kf+0
異次元にいても観察は出来るので、地球や宇宙の様子を龍玉で見ている。
地球のエネルギーポイントが壊れたためにガイアがSV(スプリームヴァージョン)からV2の姿に逆戻りか!何と労しい事か。
それに各防衛組織の方々が氷の神殿にいる…事態打開のために皆で協力…その心意気に思わず涙した。
何としても地球怪獣仲間の心をプレッシャーから取り返してヤプールの洗脳から救いたいが…今は焦っても仕方ないか。
すると次に龍玉に映るはチーム・リザードの瀬沼殿が各防衛組織の方々や光の申し子≠ノ何か言っている。
どうも地球のエネルギーポイント爆破を各国の特殊部隊に命じた者の正体がわかったようだ。
「地球のエネルギーポイント爆破を各国の特殊部隊に命じたのも各国首脳部を乗っ取ったのも宇宙人の仕業でした。
その宇宙人たちは既に『DEUS』という組織の者に倒されてました」(瀬沼)…そうか。だが『DEUS』とは聞き慣れぬ組織だな。
宇宙の様子を龍玉で見れば…ゴライアン、ドリュー、フレア、カラレスがアークボガールの侵攻を止めようとして失敗したか。
だが、このアークボガール…以前よりパワーアップしている!
「これでわかったろう?いかにウルトラ戦士や地球の奴らが足掻いてもアークボガールは止められない」(ヤプール)
ヤプールは随分自信ありのようだが…あれではアークボガールは益々調子付き、やがてはヤプールをも糧として狙うだろう。
「そんな事はない!我は食われぬ!」(ヤプール)
ヤプールよ、では問おう。アークボガールがエンペラ軍団から追放された後にエンペラ軍団四天王になった事は存じている。
そなたはその経緯をエンペラから聞かなんだのか?
「それは…」(ヤプール)
私も、アークボガールが邪悪過ぎてエンペラでも手に負えなかったと聞いていたのだが…
もしかしたら、その邪悪さと捕食能力の度が過ぎるゆえにエンペラは危険と判断してブラックホールに閉じ込めたのだろう。
そうであるなら、アークボガールがあのウルトラ大戦争に出ていなかったのも頷けるがな。
109アンドロメロスの日記:2007/10/19(金) 05:14:55 ID:kzgbE2dfO
あれ以来、ジャッカル軍団はアンドロベースにもグアの元にも現れていない。この静けさが、逆に気になるな…。
アルファ星人の侵攻に備えて勢力下のいくつかの植民地へと配備されたグア軍団の面々も、今はグア星に戻っている。
ジャッカルはアルファ星人以上の強敵だ。1つずつ個別に撃破される事を避けるため、グア星にて一致団結して迎え撃つ作戦だろう。

そんな事を考えていると、氷の神殿との定期連絡の時間になった。
ゾフィーと、互いの情報を交換。地球の方も厳しい状況のようだが、地球の各防衛チームが氷の神殿に集結したそうだ。
危機的状況である事には間違いないが、それが逆に団結を強める結果となったか。地球の方は、あまり心配はいらないようだな。
それより、ガイアはどうした?見当たらないようだが…。
「今、アグルとトレーニングルームだ。V2で使える全ての力の能力値を上げる事、次に敵が攻めてきた時までに少しでもベストコンディションに近付けるようにするためだそうだ」(ゾフィー)
そうか。彼も吹っ切れたようだな。

その時…
「カラレスからのウルトラサインです。アークボガール…来ます!」(マックス)
「わかった。全員、戦闘配置。君はトレーニングルームに行って、ガイアとアグルを呼んできてくれ」(ゾフィー)
「了解!」(マックス)
ついに来たか…。
「メロス、悪いがそういう事だ。すまないが、これで失礼する」(ゾフィー)
わかってる。気を付けてな。
110壬龍の日記:2007/10/19(金) 17:24:12 ID:ZjCCKqPh0
>>108の続き)
私の言葉にヤプールが返答に困っていると、どこからか悲鳴が聞こえた。
見に行くと、その先にはエースキラー13号と24号、プレッシャーが氷の彫像と化していた!もしや?
「大丈夫か?地球のエネルギーポイントが壊れた影響で地球怪獣が異次元に飛ばされたと聞いて捜してたのさ」…ザージか!
ザージが持っているのは地球怪獣仲間の心を光玉に変えたもの!忝い!
「それを寄越せ!」(ヤプール)
「そうはいくか!」とザージが光玉を砕くと、それは光の粒子になって地球怪獣仲間のところに飛んでいった。
間もなく聞こえてきた足音…地球怪獣仲間の復活だ!
「先程はよくもやってくれましたわね」(シャザック、指をパキパキ鳴らす)
地球怪獣仲間の怒りの目に、ヤプールはタジタジ。
「散々あくどい事してるんだ、今後も何か仕出かしそうだし…ちょっと黙らせるか?」(ギール)
イザク、先程ヤプールを噛んだ時はどうだったかな?
「この味がした」とのイザクの言葉で私はある食べ物を取り寄せ、ヤプールの口に無理矢理押し込んだ。
「ぎゃあぁぁぁぁ!」(ヤプール、卒倒)
「何を食べさせたんだ?」(ザージ)
地球では果実の王といわれ、究極の味と香りを持つドリアン…特にその香りが地球の民をも悩ませる。
やはり、ドリアンはヤプールのような闇の者にとっても恐ろしいものという事は実証されたかな。
「今のうちに地球へ行こう!私の義兄弟(ゴライアン兄弟)でもアークボガールを止められなかった事は聞いている。
彼らに代わり、私が地球で皆を手伝うぞ!」(ザージ)
私たち地球怪獣はザージと共に異次元を飛び出し、追っ手が迫らぬうちに超高速ダッシュで地球へ戻った。
111ジュダの日記:2007/10/19(金) 19:29:00 ID:kzgbE2dfO
「ジュダ様。戦闘星人及び再生怪獣軍団の配置が完了しました」(ダクミラン)
そうか。ご苦労。
現場での指揮は、お前達ファイティング・ベムに任せる。わかってると思うが…。
「はい。ジャッカル軍団如き、わざわざジュダ様達の手を煩わせるまでもありません。必ずや、我らの手で…」(ダクミラン)
うむ。ダクミランも配置について待機するが良い。
「はっ!」(ダクミラン)

さて、この気配…やはり来たか、ジャッカル大王。
「さすがだな、ジュダよ」(ジャッカル)
貴様こそ、俺の部屋にテレポートで忍び込むとはな。何の用だ?
「知れた事。貴様らグア軍団に、改めて挨拶に来てやったのよ」
ふん。礼儀正しい事で。
「だが、我らは先にアンドロ警備隊を始末する。貴様らは、その後だ」
なるほど。
だが、それだと貴様とはもう会えないかも知れないな。
「どういう意味だ?」
言葉の通りよ。貴様らジャッカル軍団では、アンドロ警備隊に勝てんという事だ。
「ほぅ…試してみるか?」
ジャッカルが身構えたのを見て、俺はバットキャリバーを抜…こうてして止めた。
「貴様…どういうつもりだ?」
俺は怪我人を斬る趣味はないんでな。剣の錆にしかならん。
メロスにでもやられたか。
「ふん。ちょっと不覚をとっただけだ」
ジャッカルよ。どうやら、俺の予想は大当たりしそうだな。
言っておくが、奴らを甘く見るなよ。
「黙れ!貴様らが仕向けたイドにやられた事、まだ忘れたわけではない!あの時の恨み、必ず晴らしてやるからな!」
そう言って、ジャッカルは姿を消した。

「うるさいわね。何の騒ぎ?」
すまん、姉上。客が来たから、ちょっともてなしてやったのだ。
「ジャッカルね。せいぜい楽しませてくれるといいんだけど」(ギナ)
まったく。だが、それすらも高望みかもな。
112カイトの日記:2007/10/19(金) 20:39:32 ID:pjI7FZpa0
ゴゴゴゴゴッ…という音と共にヤツ、アークボガールがその姿を現した
パワーアップしてるって聞いてるけど思った想像以上に不気味に感じられた
アークボガール「ぐははははっ、とうとうこの日が来たぞ!ウルトラの戦士達よ、覚悟!」
望むところだ!
俺はマクシウムカノンを発射、グレートになったコバ隊員はバーニングプラズマを
ガイアはクァンタムストリーム、アグルはリキデイター、ティガはゼペリオン光線を放つ
やったか?!
アークボガール「ぐはははっ!こいつぁ極上だな!」
な、何ィ?!!
ヤツにダメージを与える所かピンピンしてるぞ?!
アグル「というより、ますます元気になっているって感じだな」
ガイア「あぁ、もしかすると僕達の光線はヤツにとって御馳走そのものなんだろうね」
ってことはあいつに光線技は通用しないってこと?!
テイガ「だろうね。さすがはエンペラですら手を焼かせただけのことはある
ある意味エンペラよりも厄介な相手だよ、こいつは」
光線技が駄目ならこれでどうだ!
俺は連続パンチであるアシュラマックスで攻める
さらにパワータイプにチェンジしたティガの渾身のパンチが炸裂した
アークボガール「ふんっ、この程度か?」
そう言うとアークボガールは衝撃波が放たれぶっ飛ばされる俺とティガ
さらにヤツは光弾を手当たり次第に乱射しまくる
グハァッ?!!
くそ、どうすればこいつを倒せるんだ?!
アークボガール「さぁてと、そろそろお遊びはこのぐらいに…むっ?」
その時、アークボガールが突然氷漬けになった
ザージ「遅れてすまない、みんな」
ザージさん!それに後ろにいるのは
ガイア「壬龍!無事だったんだね!」
壬龍「あぁ、ザージが助けてくれたのだ、もちろん地球怪獣達も無事だ」
ガイア「よ、よかった…」
壬龍「喜ぶのは後だ、まずはこいつを倒さんとな」
はい、そうですね!
113ティガの日記:2007/10/19(金) 20:59:19 ID:pjI7FZpa0
さて、アークボガールそうやってアークボガールを倒すか…だね
ゾフィー「倒す方法は一つだけある。その為にはティガ、君の力が必要だ」
僕の力が?
壬龍「そうか、あれならば勝機があるはずだ」
それって…そっか、あの力か!
ゾフィー「皆!ティガに光を送るんだ!」
マックス「了解ッ!」
マックス達は光となって僕の身体へと入っていく…そしてその光は僕を包み込む
温かい…そして何よりも力が漲っていく!
そして黄金の光を身に纏い僕はクリッターティガになった!!
アークボガール「くそっ、こしゃくなマネを…むっ?!!」
氷を砕き自由の身になったアークボガールが僕の姿を見る
アークボガール「何だ、その姿は!ほぅ、それが光か、くくくっ…
美味そうだ、実に美味そうだ!これぞ俺が捜し求めていた究極の御馳走とはこの事よ!」
ならば食わせてやる、究極の御馳走とやらをな!
僕は全身全霊の力を込めたクリッターゼペリオン光線を放った
僕の光線はアークボガールに命中する
アークボガール「す、素晴らしい!このような味など今まで味わったこともないわ!
これが……これが俺の最後の晩餐に相応しいぃぃぃぃぃーーーーッ!!!」
ドカーンと音と共にアークボガールはとてつもない大爆発の中に巻き込まれた
最後の最後まで晩餐のことしか考えないだなんて…だけどそれはそれでヤツに相応しい最後の台詞かもしれないな
そして僕は元の普通のティガへと戻った
114カイトの日記を書いてる者です:2007/10/19(金) 21:02:48 ID:pjI7FZpa0
>>112

テイガ「だろうね。さすがはエンペラですら手を焼かせただけのことはある
の「テイガ」ではなくて「ティガ」です

いつもすみません
115プレッシャーの日記:2007/10/20(土) 00:38:00 ID:xTAWiqnp0
アークボガールを倒したものの、満身創痍と言った風のティガを、強力な熱線が貫いた
ティガ「!?」
信じられない、と言った感じで倒れるティガ
それはそうでしょう
なんせ、「味方であるはずのゾンネルの火球に貫かれた」のですから
石室「ゾンネル…どうして?」
ヤプール「まだわからないのか?」
壬龍「馬鹿な!ヤプール!?」
ふふふふふふふ
私はザージの姿から元の姿へと変身した
よく考えて御覧なさい
ジャシュラインにまるっきり歯が立たなかったザージが、私から怪獣の心を取り戻せるはずが無いでしょう
あなた方を油断させるため、といえば一番わかりやすいでしょうかね
壬龍「己…卑劣な!!」
ティガの姿からもとの戦士達にばらばらになる戦士達
さて、皆さん揃ったところで、そろそろ、と行きましょうか
全員「?」
愚かな光の者達よ
ひざまずきなさい、エンペラ皇帝陛下のお見えですよ
マックス「な…」
ゾフィー「馬鹿な!」
116プレッシャーの日記:2007/10/20(土) 01:00:21 ID:xTAWiqnp0
南極の空は一気に暗黒に包まれ、周囲に暗黒のプラズマが立ちこめ、物凄いプレッシャーが周囲に満ちる
そして空が渦巻き、完全な暗黒がその中心にできあがる
『 余 は 皇 帝 』
その言葉だけで、満身創痍のウルトラマンは愚か、壬龍までもがびりびりと衝撃波を受けた
警戒していた防衛軍の兵器が言葉を受けただけで操縦不能になったのか、次々機能停止する
混乱と混沌、恐怖が高まりきった時
一瞬、あたりがまったくの無音になりました
そして
無音の中、まるでそれが空想の出来事であるかのように
皇帝陛下が闇の中からそのお姿を現した
その場にいた全員の念が、私の心にまで届くほど、全員の驚愕がわかる
(こいつは前回の奴とはケタが違う)
『 エ ン ペ ラ 星 人 』
皇帝陛下の名乗りだけで、地が吹き飛び、周囲は暗黒の大嵐に見舞われた
ガイア「僕達が倒したのは…」
あれはプロメテウスを牽制するための分身
今は反逆し、独立していますが、グアさえもかつてその配下に加えていた真の皇帝陛下は、このお方です
『 こ れ よ り こ の 星 を 無 へ と 帰 す 』
その言葉と同時に、壬龍が愚かにも皇帝陛下へと最大級の雷撃を放った
防衛軍とウルトラマンも残る力を振り絞り、一斉攻撃を放つが、無論、皇帝陛下へ届く事すらなく、その体を守るマントにより振り払われる
皇帝陛下がその御手を一振りした
掻き消えかける壬龍、光になって一斉に消滅するウルトラマン達、吹っ飛ぶ防衛軍
ああ、圧倒的だ
美しい位に…我等が皇帝陛下は…
最早南極に2本の足で立っている光の戦士は誰もいない
皇帝陛下は、御手を氷の神殿へと向けた
その腕に、一瞬でありったけの闇が収束する
その収束の時の衝撃だけで、氷の神殿の結界は揺るいだ
闇が一気に氷の神殿へと発射された
117プレッシャーの日記:2007/10/20(土) 01:23:49 ID:xTAWiqnp0
一瞬にして消し飛ぶ氷の神殿
中からなにやらバリアに守られたものが脱出しましたが、皇帝陛下はまったく相手になさいません
おっと
……ウルトラ戦士が逃げましたな
『 放 っ て お け 』

皇帝陛下は空を仰いだ
そこから巨大な機械の移動要塞が現れる
…皇帝陛下の居城、いつ見てもお美しい
『 は じ め よ う 』
そう言って、皇帝陛下は要塞の中へと消えました
同時に無数の赤い光球が世界中に向かって飛んで生きます
皇帝陛下と配下の怪獣達ですねぇ
ウルトラマンの主力は傷つき戦えない、主だった防衛軍は壊滅…
グアも、根源破滅招来体も、誰もなしえなかった事をいともあっさりと皇帝陛下はしてしまいした
その上で容赦なく世界中を怪獣軍団で攻撃とは
……私は皇帝陛下の部下でよかったですよ本当に
程なく、世界中が阿鼻叫喚の地獄絵図へと変わって言ったのは、言うに及ばないでしょう…
118バン隊員の日記:2007/10/20(土) 01:41:25 ID:xTAWiqnp0
突如として出現し、絶望的力で俺たちを蹴散らしたエンペラから、俺たちはどうにか逃げ出す事ができた
誰かは知らないけれど、気がついたら俺たちは皆、トラン王子を含めた皆が東京の真ん中に全員人間の姿で倒れていた
壬龍がいないが、恐らく形を保てなくなり、今はどこかで回復しているのだろう
無論、人間も全員消耗しきっている
ニーナ「大変な事になったわ、絶望的な位に…」
カイト「ニーナ」
俺達を助けてくれたのはニーナなのか?
ニーナ「いいえ、私にそこまでの力は無いわ、あなた達をテレポートさせて救ったのは、また別の人。それより、これを見て」
映し出されたのは、燃えるオーストラリアの町…
チャールズ「ああ、何てこった」
ニーナ「それだけじゃないわ、次々、世界の各国の主要都市が今エンペラの怪獣軍団に襲われている」
ニューヨーク・ロンドン・パリ・モスクワ・長安…
ニーナ「もうすぐこの東京にも…」
ニーナが言い終わる前に、東京にルガノーガー、アストロモンス、ベムラー、エレキングが現れ、一斉に町を破壊しはじめた
西条「く…」
ニーナ「無駄よ…、あなた達にはもう変身して戦うエネルギーは残っていない」
サコミズ「しかも…メカはほぼ全て南極でエンペラに破壊されてしまった…」
南原「じゃあどうするんだよ!メカも、ウルトラマンも無しに!」
山中「……やるしかないだろ!」
言って、山中隊員は腰のタックガンを抜いた
そうだ、やるしかないのだ、例えメカが無く、ウルトラマンが来なく、体力も気力もなくなっても、戦うしかないんだ
俺たちはボロボロの体を引きずって、それぞれの手持ちの火器で怪獣達に戦いを挑んでいった
まだ逃げていない市民が大勢いる…なんとしても食い止めねば…
TPCや航空防衛隊の戦闘機が応援に飛んできたが、あっという間に撃墜された
…怪獣がこんなに手ごわいなんて…忘れていた……
そうだ、怪獣は強いんだ…糞!糞!
俺達は必死に引き金を引き、避難誘導をしたが、町は紅蓮の炎に包まれ、負傷者が続出する
負けてたまるか…
負けてたまるかああああああああああああああ
119我夢の日記:2007/10/20(土) 23:36:27 ID:Xp+TsxRz0
僕はトランを守りながら一般市民の避難誘導をしているが、この間にも負傷者が相次いでいる(藤宮も別の場所で避難誘導中)。
そんな時、僕は温かな感覚を感じた…壬龍?!
「エンペラの攻撃から逃れるのに咄嗟にガイア…高山殿の中に入った…許されよ。我が力がガイアの一助になればと思ってな。
光の申し子≠ヘQゾーンやディファレーター因子が浮遊する場所で完全な戦士になったとニーナ殿に言われたな。
今は戦える状態にはないが、行きたい場所に行ける力はある」(壬龍)
「我夢も博也も、変身出来なくても戦士の力は使えるって言うの?」(トラン)…僕の中で頷く壬龍。
今頃、エンペラとプレッシャーはあの移動要塞から笑って見ている…地球怪獣まで利用するなんて絶対許さない!
その時、僕とトランの目の前に壬龍の龍玉が現れた…石室コマンダー?!エンペラの要塞に乗り込んだの?!
(ここから先は壬龍の龍玉に映る光景)
「ジオルゴンとの戦いの時に『宇宙の存亡のためにプロメテウスには死んでもらう』と言ったそうだな!
全ては『プロメテウスを完全に亡き者にするため』に闇の者たちを嗾けたのか!」(石室)
「そ…それがどうしました?」(プレッシャー)
「お前はわかってない!プロメテウスとトランの父子の『宿命』には何人たりとも侵してはならないという事をな!」(石室)
「宿命?」(プレッシャー)
「永い時の輪の中で老いる事もなく死ぬ事もなく三種の神器と共に全ての歴史を見届ける、それがあの父子の『宿命』だ!
我々は、その永い時の輪の中で縁があってあの父子に出会ったまでの事!」(石室)
その時、石室コマンダーとプレッシャーをエンペラのレゾリューム光線が襲い、プレッシャーが完全消滅した。
同時に地球怪獣仲間の心を光玉に変えたもの(もちろん本物!)が飛び出し、石室コマンダーの体内に吸い込まれる。
石室コマンダーは地球怪獣仲間を救うのが先決と判断し、エンペラの要塞から地上へ瞬間移動した。
120プレッシャーの日記:2007/10/21(日) 01:35:45 ID:o7fnLrx40
はずだったのでしょう
石室さん
石室「…馬鹿な」
偉大な皇帝陛下が、奴隷を傷つける事無く相手だけ攻撃できない、そんなわけ無いでしょうに
あなたは皇帝陛下を過小評価しすぎている
石室「貴様…」
何故、こんな手の込んだ手を使うと思います?
それはね、石室リーダー
石室は衝撃波を放とうとしたようですが、無駄です
石室「……そうか、あの光線は」
そうです、レゾリューム光線じゃありませんよ
レゾリュームウェーブ
あなたの中のウルトラマンの部分だけ、皇帝陛下は消し去ったのです
石室(後ずさる)
侵してはならない宿命、アホですか?あなた、いえ、もうわかっていた事ですが
やってはいけない事をやるのが、凶悪宇宙人なんですよ
その内ユニジンもこの世からいずれ消えるでしょうねえ
そうすれば、宇宙は完全な無法地帯
楽園♪
石室「貴様等…」
ほらほら、もっと憎まれ愚痴を叩いてくださいよ
何で私が完全消滅した不利をしてあげたと思ってるんです?
何でいつでも消せるあなたを皇帝陛下が生かしてあげていると思うんです?

なぶり殺しにするために決まってるじゃないですか

私の拳が、石室の顔面をかるーく、ひっぱたきました
吹き飛び、歯が飛んでますね
おお愉快愉快
ほらほらまだはじまったばかりですよ
侵してはならない宿命どうしたんですか?ほーらほら
121プレッシャーの日記:2007/10/21(日) 01:46:10 ID:o7fnLrx40
石室「貴様等は……間違っている………どんなに力が強くても…それで他をおさ」
私の蹴りが石室のみぞおちに炸裂しました
おお、苦しがってげほげほ言ってますねぇ
そらそらもっと何か言ってくださいよ
あはははははは
石室「……愚か者とはお前等だ…………如何にお前達が……で…あろうとも……あの…親子の……前に…ちっぽけな」
立ち上がろうとしながらいうと様になってますが、言ってる事、めっちゃくちゃかっこ悪いですよ
だってあなたが言ってるのは所詮「あの人はお前達より強いんだぞー」って他力本願な事言ってるだけですから
石室「それで………いいんだ……お前達には…」
わかりますよ、私達は皆が皆を支えあっているから、あの人達も自分達の仲間だから、それでいいって言いたいのでしょう
笑わせてくれます(ローキックで石室を転ばせ、背を踏みつける)
石室「……なら、お前達は………」
ああ、自分達の団結の前には敵わないと
それは違いますよ
蟻の群がいくら団結しても、牛の群にも象の群にも勝てません
ウルトラマンと人間の出発点が違うように、皇帝陛下の元繋がっている我々に、個々の力で劣るあなた方にはまったくの勝算がありません
石室「笑わせるな……恐怖で…しは………」
笑わせてくれてるのはあなた方ですよ、ウルトラマンの団結も、同じ恐怖、侵略されたら怖いって恐怖で、大切な人を失う恐怖で、結ばれているんですから
同じ絆と言うのならば、圧倒的に恐怖の絆は我々のほうが強い(石室の肩を掴んでボディスラムで地面にたたきつける)
122プレッシャーの日記:2007/10/21(日) 01:54:49 ID:o7fnLrx40
石室さん、あなたはどうやら宇宙には共通の、正義があると思ってらっしゃるようですね
ですがそれこそエゴなのですよ
元々正義とは何だと思います?
互いに助け合う?悪を倒す?
違いますよ
子孫の繁栄、未来を紡ぐ事です
石室「しかしお前達は他の生命を!」
それはねぇ、石室コマンダー
この宇宙の至高の生命体が、エンペラ星人であるからなのですよ
石室「何?」
エンペラ星人は常に単独で動き、各惑星を単身で侵略しては、その圧倒的カリスマ性と恐怖で、住民は互いに争う事無く、自由なんて怠慢の無い、そう、真の平和な世界を作り上げる
これを宇宙の至高といわずになんと言いましょうか
石室「……それは違う」
そう言うと思いましたよ
自由の無い世界では人間の精神が…
石室「そんなんじゃねぇ…」

石室「そんな世界は、私達は望んでいない!」
………それですよ、石室コマンダー、私があなたに言って欲しかったのは
石室「?」
コマンダー、私はその言葉を待っていたんです
石室「エゴな言葉だからか?」
いいえ
それが、正しいからです
123プレッシャーの日記:2007/10/21(日) 02:12:39 ID:o7fnLrx40
この宇宙には、多くの生命がいるのはご存知でしょう、しかし、その全てが、生存本能を持っている
そうこの生存本能こそが、自らの遺伝子を、後の世に永遠に伝えていく正しい方法、これこそが、正義と言う言葉の意味
石室「ああ…そして、お前達の正義は間違っている」
…それはまだわかりません
なぜんならこれは、正義と正義の戦いなのだから
あなた方は互いに協力し、しかし自由にいきながら未来を作っていく事を正義としている
皇帝陛下は一人の指導者が完全統治し、未来を作っていく事を正義としている
どちらの正義の方法をとっても、遠い遠い未来に、後の世に生命が見えます
それならば、統治に反逆するあなた方と、皇帝陛下の間に起こる事はただ一つ
戦い、お互いの正義を信じた戦い…
石室「プレッシャー、…お前は何がいいたい」
私が今までいらいらしていたのは、要は「俺達は自由に生きたいから、それ邪魔すんな!ボケ共!他人には俺たち迷惑かけんわ、ってかむしろ助けてやるわ!」
を優しくして要約したような内容の事を、さもありがたげに飾り立て、崇めているからです
プロメテウスはただの力の強い、異次元を渡れ、死ぬのが物凄い難しいだけの生物です
壬龍はただの地球のエネルギーと意思が結集してできたクレッセントの上級系な生物です
ガイアは地球が気に入ったので、エネルギー分けてウルトラマンにしただけの男です
これだけの事を、なぜそんなに崇め、称えるのか、これが腹が立つのです!
石室「……」
コマンダー、自分達にばかり奇跡が起こると思うな!
天も地も神も、自分達にばかり味方すると思うな!
世の中はそんなに甘くないぞ!
いいかウォーリアン、私が犯したミスを繰り返すな!
私は、私が正義が己の信じる物だけであると信じたが故、邪悪なものの奇跡に負けたのだ!
最後に頼るべきは奇跡ではない、天に任せる事ではない!
努力と、根性だ!
石室「………それが、伝えたかったのか?最後に、私に」
ああ…私は…………お前達の正義に勝って欲しい
勝ってくれ……奇跡ではなく、努力で……祈らずに……手を動かして……
124プレッシャーの日記:2007/10/21(日) 02:17:17 ID:o7fnLrx40
石室「…………わかった、サンダーアロー」

そう言って、彼は現実へ戻っていきました
そう、私はきえる直前、このメッセージの幻影が彼に見えるように、術をかけたのです
今、彼は地上にいる事でしょう
………例え神が相手でも、自分が信じる道を、自分を信じて、諦めずに道を切り開いていってください………
それが私の………(消える)
125プレッシャーの日記:2007/10/21(日) 02:21:18 ID:o7fnLrx40
……あれ?あいつウォーリアンじゃなかったかな…
ジャシュライン「おいこらーーー!無責任な事言って死んできたのかジャジャ!」
いやだって俺シーザーなわけだし…
……お互い多分M78星人だった頃の記憶があいまいだから…
ジャシュライン「あの世に来てから気づくなシュラ!」
126ヤプールの日記:2007/10/21(日) 03:13:56 ID:eS9sH7Ok0
地球はまもなく皇帝陛下の手へと落ちる・・・そして憎きウルトラ戦士もまた地獄へと落ちるのだ。
ふふふ、うわっははは、笑いが止まらんわ。泣き叫ぶ人間どもは次々と肉塊になっていく。
「ヤプール、決着を付けてやる」
おやおやウルトラマンご一行様ではないか。なんだ?死にに来たのか。
まあよいわ、貴様らに一ついいことを教えてやろう。
貴様らウルトラマンを最も憎み、妬み、恨んでいるのは我々と
         人   間   だ
人間という種族は自分と少し違うものを徹底的に軽蔑し滅ぼそうとする。
ノンマルトを滅ぼし自分以外の知的生命体を全て抹殺しようとする残忍性・・・・我々とどこが違うんだろうなあ?
ニーナ、貴様は知っているはずだ。貴様のよこした知性とやらでこいつらはここまで凶悪な生命体になったのだからな。
我々ヤプールとこの星に住む人間とに違いはないのだ。よってこれからはこの地球を我々が支配する。
山中「・・・机上の理論、か。」
何とでも言え。貴様らが怪獣軍団に勝てたら相手をしてやろう。
127アンドロメロスの日記:2007/10/21(日) 07:43:41 ID:/YZaEdcxO
「うぅっ…メロス…」
ゾフィー、ゾフィーじゃないか!一体、どうしたんだ?
「ち…地球が…」(ゾフィー)
ヒドい怪我だ。すぐ手当した方がいい。
医務室に行こう。ウルフ、マルス。手を貸してやってくれ。
「ラジャー」
「すまない…」
ウルフとマルスはゾフィーに肩を貸し、両脇から支えた。
そして、私はウルフとマルス、そしてファイタスに目で合図を送った。
ウルフとマルスはゾフィーの腕をとって固め、ファイタスは剣を抜いてゾフィーの背後から斬りかかった。
「ぐわっ!」(ゾフィー)
「あぁっ、いったい何を!?」(一般隊員)
よ〜く見ろ。目つきが悪い。偽者だ。
「ふふっ…よく見破ったな…」(偽ゾフィー)
私とゾフィーの絆は、貴様なんぞに利用できる様な物ではないという事だ。
さぁ、正体を現せ!!
「けっ…」
偽ゾフィーが正体を現した。やはりお前か、ジャッカル大王!
「ふんっ」(ジャッカル)
ジャッカルは司令室を飛び出した。

「隊長、ジャッカル軍団です!」(一般隊員)
よし。まずは重電子砲とパルスレーザーを一斉射撃。
続いてウルフとマルス、そしてファイタスは外に出て奴らを迎え打て。
残りの者は、後方から援護射撃だ。
「ラジャー!」
私は、ジャッカルを追って奴と決着をつける!!
128アンドロメロスの日記:2007/10/21(日) 09:39:36 ID:/YZaEdcxO
私はジャッカル大王を追って外に出た。
「ふん、この辺りならいいか。誰にも邪魔されず…」(メロス)
貴様を倒せる!
「大口を叩きおって…たまたままぐれ当たりが決まったぐらいで、図に乗るなよ」(ジャッカル)
まぐれかどうか…見せてやる!私はダブルサーベルを抜いて、ジャッカルに向かっていった。
やはり、こないだのコスモフリーズの影響が残っているのか、ジャッカルは左腕の動きが微妙に鈍いな。
私は、奴の左側からの攻撃を徹底させた。
「ちっ…少しはやるようになったな」(ジャッカル)
ほら!今度は、こっちがお留守だぞ。
私はジャッカルの右側にコスモクロスをぶち込んだ。
「うぐっ…」(ジャッカル)
私は距離をとり、ダブルサーベルをダブルランサーに変化させた。
よし、トドメだ!ランサースパークを…

「お前が苦戦するとは、珍しいな。それとも、我々が買い被りすぎていたのか?」
何者かが、我々の間に割って入った。お前は何者だ!
「我が名は知略遊撃宇宙人エンディール星人。エンペラ軍団の闇の幹部」(エンディール星人)
エンディール星人…だと?
「エンディール星人、いい所に来てくれた。手助けしろ!」(ジャッカル)
「生憎だが、俺は今から地球に向かう。エンペラ様の元へな」(エンディール)
何、エンペラだと!奴は復活したのか?
「復活?貴様らは、エンペラ様の影武者と遊んでいたにすぎん」(エンディール)
なるほど…簡単すぎると思った。
「安心しろ、ジャッカル。お前のために、いい物を置いていってやる」(エンディール星人)
そう言って、エンディール星人は姿を消した。
どういう事だ?と思ったら、ウルフから念が届いた。
「メロス。ジャッカル軍団は大方片付いたが、今度はインペライザーが現れた。10体だ」(ウルフ)
わかった。すぐ行く。
「まだ勝負は…」(ジャッカル)
ジャッカルが向かってきたのでダブルランサーで貫き、更にアンドロタイフーンでトドメを刺した。
エンペラか…地球は大丈夫だろうか?
129アンドロ警備隊の日記を書いてる奴です:2007/10/21(日) 09:43:32 ID:/YZaEdcxO
>>128
×「ふん、この辺りならいいか。誰にも邪魔されず…」(メロス)
〇「ふん、この辺りならいいか。誰にも邪魔されず…」(ジャッカル)
です。いつも、すいません。
130我夢の日記:2007/10/21(日) 16:30:54 ID:d9oJlLsZ0
僕とトラン、そして僕の中にいる壬龍の前に石室コマンダーが姿を見せた。傷だらけじゃないですか!
石室コマンダーは、エンペラの要塞でのプレッシャーとのやり取りを話してくれた。
プレッシャーはエンペラの光線で完全消滅したそうだが、石室コマンダーもその煽りで戦士の力を消されたらしい。そんな〜!
その時、石室コマンダーの身体が淡い光に包まれ、傷が少しずつ消える。もしや?
「私たち地球怪獣の心を取り返してくれた事、感謝するよ」…ゾンネル!
「石室様の助けになれるよう、私たちで少しずつ力を与えますわ」(シャザック)
ありがとう。ヤプールやエンペラから取り返すまでは暫く辛抱だね。
石室コマンダーの中で地球怪獣たちの心は「大丈夫」と言ってくれた。
その時、僕らのところに迫る大きな影…アンドロ艇!無事だったんだ!
「氷の神殿が吹き飛ばされる前にPALを我が中に避難させた。グランテクターと黄道の剣もあるから、いざという時に使うといい」
アンドロ艇は、僕とトラン、石室コマンダーを乗せた。
「随分捜しましたよ!無事で何より!」(ファイターEX=PAL)…心配かけちゃったね。
「今、石室殿の記憶を読み取ったが、プレッシャーからメッセージを預かったか」(壬龍)…どういう事?
「プレッシャーは『自分の正義が己の信じるものだけと信じたから邪悪なものの奇跡に負けた』と言っていた。
『最後に頼るべきは努力と根性だ。奇跡ではなく努力で、祈らずに手を動かせ』と言われたよ。
『例え神が相手でも、自分を信じて諦めずに道を切り開け』…彼はこう言いたかったんだ。
だから、これは互いの正義を信じた戦いだ!」(石室)
「その言葉、皆と合流した時に伝えるがいい。急がねば」(アンドロ艇)
そうだね。アンドロ艇、皆のところへ導いてね!
131我夢の日記:2007/10/22(月) 14:37:47 ID:BQ7WRdfq0
>>130の続き)
各防衛組織の皆と合流後、トランと石室コマンダーを降ろした。
「石室コマンダー!エンペラの要塞に乗り込んだと聞いたから心配しましたよ!」(藤宮)
「すまん…だが、地球怪獣たちの心は取り返して私の中にある。壬龍は我夢の中にいるよ。
地球怪獣たちは今、ヤプールやエンペラに利用されている…取り返すまで宿してないとダメなのがきついがね」(石室)
その証拠に、石室コマンダーの身体が淡い光に包まれている。
「石室殿はかつてウルトラ戦士として戦ったと聞いたが、どうも特殊な存在のようだね」(GUYS隊長版サコミズの姿のゾフィー)
「どういう事ですか?」(カイト)
何でも、石室コマンダーが協力した戦士は今までのウルトラ作品に出ている星域の出身ではないらしい。
光の国出身ではないのは確かだが、これ以上聞くなと口止めされたとか。
「闇の奴らが私の正体を知ろうとしても無駄だ。これは私と『彼』2人だけの秘密だから。
私がエンペラの要塞に乗り込んだ時にプレッシャーともみ合いになって、プレッシャーはエンペラに完全消滅させられた。
完全消滅の寸前にメッセージを私に預けた。『最後に頼るべきは努力と根性だ。奇跡ではなく努力で手を動かせ』とな。
『例え神が相手でも、自分を信じて諦めずに道を切り開け』…彼はこう言いたかったんだ。
だからこれは我々とエンペラ軍団の、互いの正義を信じた戦いだ!」
石室コマンダーの言葉に、僕ら全員、気を引き締めた。
132ファイタスの日記:2007/10/22(月) 21:40:35 ID:3fhl8hvv0
くっそおお…インベライザー、思った以上に手ごわいぜ…
倒すのに大技がいるってのが…
メロス「何をぼやいてるんだ、ファイタス!」
おお、アニキ、片付いたか
メロス「ああ、流石のジャッカルもあそこまでやられれば…」
ジャッカル四天王「まだ終わってはいないぞ…アンドロメロス」
メロス「?」
ジャッカル四天王「皇帝陛下は不死身だ!例え倒されても、不屈の闘士で蘇る!」
何を馬……
アニキ!あぶねぇ!
メロス「!!」
後ろから放たれたジャッカル破壊光線を、アニキは間一髪避ける
ジャッカル!?
馬鹿な、半身が吹き飛んでるにも関らず動いているだと!?
ジャッカル「わ…わしは…わしは宇宙に轟くジャッカル大王!こんな所では、意地でも死ねん!!わしを今までの口だけの連中と…ぐぼっ……同じとい思うなああああ」
完全に血走った瞳で、憎しみの塊のような言葉を吐くジャッカル
奴の体の中の大王としてのプライドが、奴の生命を持続させているんだ…
ジャッカル兵士「おおっ!皆!大王様はあのような姿になられてもまだ諦めてはいないぞ!皆!諦めるな!大王様につづけえええええええええ」
ジャッカル兵士「おおおおおおおおおおおおお」
そんなジャッカルの姿に心うたれたのか、ジャッカル軍団の士気が盛り上がった
生き残っていたジャッカル軍団が突撃を駆けて来る
ウルフ「ぐおっ、こいつら、さっきよりずっと強いぞ!」
ジャッカル大王「メロオオオオオオオオオオオオスカクゴオオオオオオオオオオオオ!!」
半身だけになったジャッカル大王が、残った左腕を振りかざしてアニキに襲い掛かるが
アニキはそれを安々かわし、ダブルサーベルを…!!アニキあぶねぇ!
ジャッカルはゼットンの姿になると、アニキの顔面に火球を発射してぶつけた
アニキのテクターのバイザーにヒビが入る
メロス「く…流石はジャッカル大王だ」
ジャッカル「ぐるるるるるるる!!」
133ファイタスの日記:2007/10/22(月) 21:57:55 ID:3fhl8hvv0
四天王「皇帝陛下!加勢します!」
ジャッカル「わしは大王だ!!いらーーん!!」
加勢を申し出ようとした四天王を一括するジャッカル
ジャッカル「これはワシとメロスの一騎打ち、誰も手を出すなぁ!ここで誰かの手を借りれば、エンペラ軍団の恥だ!」
四天王「はっ!」
ジャッカル「待たせたなメロスぅ!死んでもらうぞぉ!」
メロス「何度でも倒してやる!ジャッカル!」
激しい格闘戦を始めるジャッカルとアニキ
よし!俺たちもジャッカル軍団の残りとインベライザーを
ジャッカル兵「大王様につづけーー!」
ジャッカル兵「うおおおおおお」
ちい…数が少ねぇからいいようなもののなんつう根性のある奴等だ…
最後の最後で徹底的に………
と、その時、彼方から無数の宇宙船団が接近してくるのが見えた
な…!あ、あれは
ジャッカー「ジャッカル大王様!復活するのを我等旧ジャッカル軍団残党、隠れひそみながら心よりお待ちしておりました!我等も続くぞーーー!」
ジャッカル「おお!ジャッカー!」
ジャ…ジャッカル軍団の増援だとぉ!!
ウルフ「アレは…、ジャッカルが最初に引き連れてウルトラの星を襲撃してきた時の生き残りか!」
ただでさえ士気が上がって手ごわくなったジャッカル軍団が増えたのだ
まずい…
ウルフ「弱音を吐くな!ファイタス」
マルス「そうよ!戦いはこうでなくっちゃ!マルスSP!!」
超巨大化したマルスの旦那が、ジャッカーの大型宇宙船に立ち向かう…が
ジャッカー「アンドロ戦士のコスモテクターじゃ弱点は腰だ!腰を狙え!」
ジャッカーの号令で、敵の宇宙船の大型光線砲がマルスの旦那の腰、エネルギーが集中している部分に炸裂した!
134ファイタスの日記:2007/10/22(月) 22:11:43 ID:3fhl8hvv0
マルス「ぐ…うう…」
まずい!マルスの旦那!巨大化はまずい!奴等コスモテクターの弱点を心得てる!
ウルフ「的が大きいから集中砲火受けるぞ!」
マルス「言われんでもわかってる!」
元のサイズに戻ったマルスの旦那に、ジャッカル兵が襲い掛かるが、旦那は怪力でそれを次々倒していく
俺とウルフの旦那もジャッカル兵を潰すが、奴等の抵抗が激しく、思う用に倒せない
マルス「ぐあああ」
ああ!
マルスの旦那の背中に、インベライザーの熱線が命中したのだ
ウルフ「ちぃ!!」
インベライザーはウルフの旦那の光線で吹っ飛び、破片を一般隊員達が破壊していく
ジャッカル兵「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
よろめいたマルスの旦那に、一斉にジャッカル兵達が剣を構えて突きかかった
一般隊員「させるかぁ!」
何人かの一般隊員がそうはさせじとその前に立ち塞がるが、全員とめきれず3人ほど突破されてしまう
旦那!糞、どけ!インベライザー!
旦那はそれでも一人の兵士をマルスキャリバーで切り伏せ…な!奴がキャリバーを腹で受け止めた!
幹部「ジャッカル軍団の底力おもいしれええええええええ」
マルスキャリバーを腹に刺したまま、旦那の腕にしがみつく敵兵士、拳でぶっ飛ばそうとしたマルスの旦那の背と腹に、それぞれ残りの敵が組み付く!
まさか…
ジャッカル兵士「ジャッカル大王様ばんざーーーーーーーーい!!」
敵の兵士はマルスの旦那を巻き込んで爆発した!
だ…旦那!
ウルフ「マルス!」
動揺した一瞬に、ウルフの旦那の右肩を、インベライザーの剣が切り裂いた
ウルフ「ぐおぅ」
な…くそおおおおおおおおおおおおお!
怒りに燃えた俺は、敵の宇宙船の砲塔が、俺の方に向いているのに気づかなかった
135ファイタスの日記:2007/10/22(月) 22:17:56 ID:3fhl8hvv0
腹を鈍い衝撃が貫く
敵の戦艦のビームが、俺の背に命中したのだ
痛みで体が自由に動かない
と、アニキの戦いが見えた
アニキのテクターも傷だらけにされていたが、しかしジャッカルはもう虫の息だ!
メロス「今度こそとどめだぁ!」
ジャッカル「ぬおおおおおおおおおおお」
ダブルサーベルを投げつけるアニキ
見事にジャッカルの首を叩ききる
やっ……な!とんだジャッカルの首がバードンの姿に!?
ほんの一瞬の出来事だった
払いのけようとしたアニキの腕よりも早く、バードンの頭になったジャッカルの頭が高速でアニキの首筋に突き刺さったのだ
あ…相打ち…
136アンドロメロスの日記:2007/10/23(火) 00:06:35 ID:V7LCHtngO
切り落としたはずのジャッカルの首が、バードンに姿を変えて襲いかかってくるとは…完全に油断したな。
首をなくしたジャッカルも、その場に倒れた。だが、まだ油断は出来ない。さっきの事もあるからな。
私は、ジャッカルの所まで這って行き、奴の体に覆い被さった。
「おのれ、メロス。ジャッカル大王の仇!」
四天王が、私に襲いかかってくる。
面白い!その方が、私にとって都合がいい。
「アンドロメロス、その首もらったぁっ!!」(四天王)
死ぬのは貴様らだ!貴様らの肉片、いや細胞の1つまで残しはしない!!
コスモオーラだーっ!!
「ぎゃあぁぁぁぁっ!!」
ジャッカル大王の死体も四天王も、まとめて消滅した。
しかし…もう、私の力もほとんど残っていない。バードンの毒も、体の中を回り始めている。
マルスもファイタスも倒れ、ウルフも傷ついている。
一般隊員達も、次から次に…。

私は、ふと空を見上げた。
空が割れた…ヤプールの援軍か?だが、もう我々には…。
すると、ジャッカル軍団の宇宙船が消滅した。
ヤプールじゃない。あれはBH砲か!?
「何をしておる?メロス」
ジュダのベムズンか!
「ジャッカル如きに、貴様らを殺らせるのは面白くないからな」(ジュダ)
すまない…。
「ふん。俺達だけではないわ」(ジュダ)
何…?
「お待たせ!遅くなってゴメン!」
サタンビゾーか!それに、ゾグとゼゼブ!
「言ったでしょ。君達の手伝いをするって。それに、僕達もジャッカル軍団には本気で怒ってるしね」(サタンビゾー)
ありがとう…。
彼らの姿を見たら、それだけで力がわいてきた。
いや、私だけじゃない。ウルフ達も立ち上がった。
よし、反撃だ!行くぞ!!
137アンドロ警備隊の日記を書いてる奴です:2007/10/23(火) 00:09:27 ID:V7LCHtngO
>>136
×ゼゼブ
〇ゼブブ

ごめんなさい。
138バン隊員の日記:2007/10/23(火) 21:58:43 ID:jrdXRgXF0
東京に現れた怪獣軍団と、我々は必死に戦っている
しかし、敵はあろう事かペンシル爆弾を喰らっても苦しむだけでピンピンしている
イデ「今までの戦いで怪獣にペンシル爆弾に耐性ができたんだ…」
そんな…、何か他に無いんですか?
イデ「うーん…各国の科学者陣も今混乱のきわみにあるし…」
コバ「くそ…変身できれば…」
カイト「そうだ、コバ隊員、AGIRAを使わないんですか?」
コバ「そうか!そうだった!隊長!」
ヒジカタ「よーーーし、メテオール解禁!」
コバ「いけ!AGIRA!」
登場するAGIRA
おお、あのアストロモンスと互角以上に戦って……
あ、消えた、後…後10秒、いや5秒で…
コバ「1分しか使えねえんだもんな…」
ヒジカタ「馬鹿もん!これでも奮発して65秒」
イデ「口論してないで戦ってくださいよ」
139カイトの日記:2007/10/24(水) 23:14:32 ID:ncdpvAGs0
くっ、マックスに変身できれば分身して一気に攻めることが出来るのに…
この姿でも何か力を使うことが出来れば…あっ、そうだ!
俺は目を閉じ腕をクロスに組むと精神を集中させる
コバ「カイト、何をする気だ?」
イデ「そ、そうか!ウルトラ念力か!」
ミズキ「確かマグマ星人戦で変身不能になったウルトラセブン=モロボシ・ダン隊長が使っていた能力ね」
コバ「で、でも、どうしてカイトがそんな力を使うことが出来るんだよ?」
ショーン「これは推測だケド、M78星出身のウルトラマンと同化したからこそ使うことが出来るからかもネ」
コバ「じゃあ、俺もやろうと思えば出来るってことか」
念じるとアストロモンスの動きが止まった
ヒジカタ「今だ、撃て!」
バン「了解!」
アストロモンの花の中心部に向けてペンシル爆弾を連発、見事に仕留めることに成功した
ショーン「さすがカイトだヨ。こういうのってウルトラ戦士に認められないとあんな負担が掛かる力を使うことなんて出来ないヨ」
コバ「負担がかかる?」
イデ「確かこの技を使うと体力を激しく消耗するんだったね」
そ、その通りですよ…
そういうと俺は倒れてしまった
ミズキ「カイト!大丈夫なの?!!」
あぁ、なんとかね。だけど、この力は何度も使えそうにないな
でも、M78星出身のウルトラマンと同化した人達が他にもいるなら…
ヒジカタ「この力を上手く利用できれば怪獣達を撃退できるかもしれないということか
しかし一度でも失敗したら今度こそ絶望的になってしまうだろうな
だが、これ以外に方法がないのならやるしかない。信じる心があればかならずや勝利できることを信じおうじゃないか!」
そうですよ、そうこなくっちゃ!
さて、このことをウルトラサインで皆に伝えよう
そして、今度こそ負けない!
140黒我夢=サタンビゾーの日記:2007/10/25(木) 20:03:01 ID:9rS8w1Z30
僕とゼブブ、マックスの許から合流したゾグは、ベムズンを駆るジュダと共にアンドロ警備隊の救援に行った。
ジュダがベムズンのBH砲でジャッカル軍団の宇宙船を消し飛ばしたのはさすが!
アンドロ警備隊の皆はジャッカル軍団の猛攻で傷つき、特にメロスはジャッカルが変身したバードンの毒攻撃を受けたとか。
ゾグが、手から淡い光を出してアンドロ警備隊の皆を癒し、メロスの体内の毒も打ち消した。
「ありがとう」(メロス)
その時、1体のインベライザーが襲いかかり、ゼブブが右手のサーベルで切り裂いた。
「このゼブブを甘く見ないで下さいね」(ゼブブ)
するとゾグが何を思ったのか、僕とゼブブ、アンドロ警備隊の皆、ベムズンに乗ったままのジュダを光球で包んだ。何するんだ?!
「死にたくなくば、その光球の中にいる事だ」(ゾグ)
ゾグは「失礼」と一言…次の瞬間、ゾグは悪魔の翼を持つ四足の獣姿に変身!
「何だ、あの姿は!」(ジュダ)
「ゾグなのか、あれ?!」(ファイタス)
「でかい!」(ウルフ&マルス)
あれがゾグの本来の姿だよ。
ゾグの目の前に、ジャッカル軍団の兵士たちとインペライザーが迫ってきた。
「根源破滅天使ゾグの名に賭けて、お前たちを一掃する!」
ゾグがそう言って口と両手から波動弾を放つと、インペライザー全員が消滅!
それを見たジャッカル軍団の兵士たちが怖気づいた隙を狙ってゾグは次々と踏み殺していった。
「お前たちに殺された我らの仲間の怨み、思い知れ!」(ゾグ)
ゾグ、本気で怖いんですけど…さすがにゼブブも、アンドロ警備隊の皆とジュダも唖然としていた。
141名無しより愛をこめて:2007/10/27(土) 19:55:56 ID:6yjdkrMo0
保守
142バン隊員の日記:2007/10/28(日) 19:18:09 ID:AdV4uxa00
あの後他のウルトラ戦士達必死のウルトラ念力と、防衛軍の活躍で何とかエレキング、ベムラーを倒すことに成功したが、ルガノーガーは手ごわい
しかもウルトラ念力の多様でウルトラ戦士達はさらにエネルギーを消耗してしまった…
激しい航空隊の攻撃も、地上からの銃撃も物ともせず、ルガノーガーは暴れ狂う
ウルトラホーク3号と、タックアローが飛んでくるが、全く歯が立たずにやられてしまった…
フジモリ「何て奴だ…まるっきり歯が立たない…」
カイト「そうだ!ウルトラマン全員のエネルギーを一点に集めれば、誰か一人くらい、変身できるはずだ!」
イケダ「しかし誰を?」
全員の視線が、サコミズキャップに注がれる
サコミズ「ゾフィーで…いいのかい?」
ミライ「それでいいと思います!ゾフィー兄さんなら、必ず!」
コバ「俺も信用するぜ!」
カイト「僕も」
ミズキ「異議無いわ」
ゼノン「あなたがやらないで…誰がやるんですか」
我夢「…お願いします!」
ゾフィー「…わかった!サコミズ、共に行こう」
俺たちが見守る中、カイト隊員達のエネルギーが、ゾフィーへと集まっていく
サコミズ「行くぞ…」
そして閃光が輝き
ゾフィーが登場した
143バン隊員の日記:2007/10/28(日) 19:27:45 ID:AdV4uxa00
ルガノーガーに立ち向かうゾフィー、ルガノーガーに飛びついて大ジャンプし、空中で数回転して地上に叩きつける!
立ち上がったルガノーガーが放った光線を側転でかわし、接近して手刀を叩き込む
だがルガノーガーも負けじとゼットンにくらいついて横に投げ飛ばした
が、ゾフィーは受身を取って立ち上がり、ルガノーガーと向き合う
今度はルガノーガーが肩から雷撃を放って攻撃してきたが、ゾフィーは堂々と胸を張ってその雷撃に耐えた
強いぞゾフィー!
反撃にゾフィーはルガノーガーにZ光線を発射した
ルガノーガーの肩の突起が吹っ飛び、苦しむルガノーガー
ゾフィーはそこに飛び掛ってルガノーガーを掴んで空高く投げ飛ばし、腕をL字に組んだ!
ゾフィー「M87光線!」
赤いM87光線が腕から発射され、ルガノーガーに命中して木っ端微塵に吹っ飛ばした!
これが…これがゾフィーの真の実力……
カイト「やっぱり、ゾフィーは…宇宙警備隊の隊長だ!」
ああ、そうさ!
これがゾフィーだ!
144名無しより愛をこめて:2007/10/29(月) 09:28:47 ID:FZzjP0rQ0
ほしゅ
145黒我夢=サタンビゾーの日記:2007/10/29(月) 16:49:01 ID:kQuSggj20
>>140の続き)
ゾグの攻撃から逃げようとするジャッカル軍団の兵士たちの前に破滅招来体の『主』が現れた。
破滅招来体の『主』が指し示すと、ドビシの大群がジャッカル軍団の兵士たちに集る。
そこを狙って破滅招来体の『主』はドビシの大群ごとジャッカル軍団の兵士たちをワームホールに閉じ込めた。
「これで奴らは永劫に出てこられぬ…粗方片付いたと言ってよかろう」
破滅招来体の『主』の言葉と共にゾグは『天使』の姿に戻り、僕らを覆っていた光球も消えた。
「アンドロ警備隊とグア軍団のジュダか…サタンビゾーやゼブブから話は聞いている。
仲間を殺され怒るのは我も同じゆえ加勢したまで…さて地球は…」
破滅招来体の『主』がこう言うと、上空に地球の様子が映し出された。
「ほう、これはまた」(ジュダ)…地球ではゾフィーがルガノーガーを倒していた。
「戦士全員の力をゾフィーに託したか…だが地球怪獣がヤプールやエンペラに利用されている。
地球怪獣の心はヤプールにより抜かれながらも石室殿に宿り、壬龍はガイアの中で力を蓄えているのだな。
地球怪獣を如何に取り返すかが戦いの鍵のようだが…地球に行ってみるか?」(破滅招来体の『主』)
146アンドロメロスの日記:2007/10/29(月) 18:00:12 ID:cNI6fRDmO
根源破滅招来体の主から
「地球に行ってみるか?」
と言われた。
だが…その前にやる事が残っている。

「貴様も気付いているか…」(ジュダ)
「なるほど。サタンビゾーが貴公を気に入るというのもわかる話だな」(主)
私以外で気付いているのは破滅招来体の主とゾグ、それにジュダだけのようだ。他の者達は互いに顔を見合わせている。
そこだっ!私はコスモクロスを放った。
「なるほど。ジャッカルが破れたのは奴が情けないからではなく、貴様らが普通に凄かったから…というわけか」
物陰からエンディール星人が姿を現した。
「おい、どういう事だ?兄貴の話じゃ、奴はエンペラを加勢するために地球に向かったんじゃなかったのか?」(ファイタス)
私もそう思っていた。
だが奴は地球に行くふりをしただけで、姿を消してずっと見物していたようだ。
「遅かれ早かれエンペラは倒れる。加勢など無駄な事」(エンディール星人)
おやおや。さっきは敬称付きで、今度はエンペラと呼び捨てか。
「なるほど。闇の者達の間では
「エンディール星人はエンペラ星人に代わって皇帝になろうとしているらしい」
と言われていたが…どうやら噂だけではないようだな」(ジュダ)
そういう事か。
「根源破滅招来体にグア軍団侵略団長のジュダ。貴様らは闇の者でありながら、エンペラ星人に反旗を翻していた。我らと手を組まぬか?悪いようにはしない」(エンディール星人)
147アンドロメロスの日記:2007/10/29(月) 18:20:30 ID:cNI6fRDmO
「ふん。アンドロ警備隊を倒すのは俺達だ。誰の力も不要!」(ジュダ)
「そちらの侵略団長さんに同意だね。僕達と光の申し子との決着、誰にも邪魔させはしない」(サタンビゾー)
「そういう事です!」
ゼブブは光弾を放ったが、エンディール星人は余裕を持ってかわした。
「くらえ!エレクトロ・ポイズン!!」
エンディール星人は電磁ボールを放ってきた。
「なるほど。エンペラ星人に成り代わろうというのは、口先だけではないという事か」(ゾグ)
ゼブブのバリアをも貫通し、右手の剣が今の攻撃で折られてしまっていた。

「ふん…貴様らとエンペラの戦い、ゆっくりと見させてもらおう。俺が新たな皇帝に就く前祝い代わりに、せいぜい派手に盛り上げてくれよ」
そう言って、エンディール星人は姿を消した。
今度は、本当にこの辺りからいなくなったようだな。

「どうする?メロスにジュダ」(主)
「ブノワよ。Mk-Uの出撃準備は整っている。ウルフとマルス、ファイタスを連れ地球に向かえ。ここは私に任せろ」(セザル)
わかりました、父さん。
「ジュダ様、モルド様から連絡が入りました。
「このまま地球に向かい、ウルトラ戦士やアンドロ警備隊、根源破滅招来体を助けてやり貸しを作っておけ」
との事です」(ベムズンにて待機中のダクミラン)
「わかった。と、兄上に伝えてくれ」(ジュダ)
よし、決まりだ。
みんなで地球に行ってみよう!
148バン隊員の日記:2007/10/30(火) 01:50:54 ID:rCuS8jcj0
ゾフィーがサコミズキャップに戻り、我々の元に戻って来た
やりましたね!キャップ!
コバ「あのルガノーガーに圧勝!流石はゾ…」
コンクリート塀を、サコミズ隊長は思い切り叩いた
リュウ「…?隊長?」
サコミズ「あれでは……駄目だ」
ミライ「何を言うんですか、隊長はルガノーガーに完勝…」
サコミズ「いや…もし、あれが、ルガノーガーではなく、プレッシャーあたりなら…まるで歯が立たなかっただろう」
一同『……』
サコミズ「それに…エンペラが安々とプレッシャーを消したという事は…」
ジョージ「奴等には……プレッシャークラスなんか、ごろごろいる?」
サコミズ「そう…それに、我々は、まともに戦って、プレッシャーを倒したわけじゃない」
我夢「…そういえば僕も…、あんなに簡単に後ろを取られて…」
サコミズ「それだけじゃない、バードンの火炎にも耐えられる位パワーアップしたライドメカも、エンペラの気迫だけで破壊された、今倒した怪獣軍団は、恐らく敵の…正規軍にすら配備されていないごろつきだろう」
藤宮「じゃあ…俺たちは…」
石室「完璧に…エンペラに遊ばれてると言うわけか…」
違いますよ…、いたぶられてるんだ…
カイト「バン隊員?」
奴は俺たちのマイナスエネルギーを吸収してるんだ…見てください!
避難所や、被害を受けていない人々が、かつて無い、最強は間違いないと思われていたウルトラマンガイアの消滅に、心の柱が折れている!
見てくださいあの希望を失った顔を!あの絶望に満ちた顔を!
かつて、エンペラなんか怖く無いやと笑い飛ばしていたのは、皆、ガイア達が圧倒的に強かったから
でも、そのガイア達が消え、おまけに俺たちは敵の雑兵に手も足も出ない、これじゃ市民が不安になるのも無理ない…
カイト「バン隊員…」
奴等はわざと中途半端な怪獣を送って、そしていたぶってるんだ…俺たちを、そしてマイナスエネルギーを高めて…
山中「だったら!なおの事俺たちが怪獣を倒して!市民を不安から解放しなくちゃならねぇだろぉが!」
そうですね…けど…
149バン隊員の日記:2007/10/30(火) 02:06:27 ID:rCuS8jcj0
勝てるんですか?本当に、エンペラー星人に?
山中「貴様ぁ!何言ってやがる!!」
だってそうじゃないですか!
こっちはもうろくな武器も無い!
比べてあっちはかつて無い大軍団!
何で…何であんた等はそんなに平然としてられるんだ?
何で…、どこにそんな自信が…
我夢「…バン隊員、君は僕が、いつも完璧に自信を持って敵と戦ってると思うかい?」
ええ…、あなたは地球の光も、プロメテウスの力も、パワーアップの特訓も全部やった
自信が無いって言う方がおかしい…
今までどんな敵にも…完璧に勝ってきたし
我夢「…違うよ、バン隊員、今までの僕も、今の僕も、一度も、パワーアップだとか、相手の力の差とか、そう言う勝算を自信にして戦ってなんかいない」
え?
我夢「僕の自信は、ううん、皆の自信は、一緒さ、ねぇ、皆」
ミライ「自分の出せる全てを出す事」
藤宮「自信と言うよりも、いつもヤケクソだな」
サコミズ「後悔をしないように、全てを出し切る、どんな強大な敵にも、全力、自分の全てでぶつかっていく、どうせ、僕たちには、じたばたする事しかできない、どんな強大な何かに直面しても、ね」
我夢「僕は、僕ができる事はこれしかない、例え無駄でも、全てをぶつけたい、それが、僕たちの自信なんだ」
……ふ…あははははは
我夢「バン隊員?」
そ、それ、自信って言わなく無いですか?
ミライ「そうですかね?」
コバ「自分が信じる物って事だから、変わらないと思うぜ」
何でもいいですよ
でも、俺も自信、ううん、がむしゃらにぶつかって行こうって思えるようになりました!
ぶつかっていきましょう!自分の全てをだして!勝算とか、そんな物なんかどっかに吹っ飛ばして、できる全てぶつけて!
コバ「ああ!エンペラ皇帝をぶっ飛ばしてやろうぜ!」
これから始まるだろうかつて無い厳しい戦いを前にして、全員の気持ちは固まった
見ているかエンペラ星人、お前がどんなに強くても、俺は戦うぞ!
俺は、お前が正しいなんて、絶対に思わないから!
150石室コマンダーの日記:2007/10/31(水) 18:51:58 ID:NzXpgzOJ0
エンペラ軍団の脅威を前に不安がる人類を目の当たりにした私たちは、どんな強大な敵にも全力で立ち向かおうと決意を新たにした。
その時、ワームホールが出現し、そこから黒我夢=サタンビゾーとゾグ、死神=ゼブブ、破滅招来体の『主』が降り立った。
彼らに続いてメロス、ウルフ、マルス、ファイタス、そしてジュダも降り立った。
「破滅招来体の『主』から提案されたので協力してやるよ」(ジュダ)…ありがとう、恩に着る。
死神=ゼブブが右手を怪我しているようだったので聞くと、エンディール星人にやられたとの事。
私が以前光の国で調べた資料にエンディール星人の名があったが、エンペラ軍団の幹部である事以外はっきりした事がわからない。
その時、我夢の中にいた壬龍が飛び出し、龍玉でエンディール星人を観察。
「エンディール星人とやら…エンペラ軍団の者と言いながら、裏で何か企んでいるか」(壬龍)
何でも、闇の者たちの間では『エンディール星人はエンペラに代わって皇帝になろうとしている』との噂があるらしい。
死神=ゼブブに怪我を負わせたのは、その噂が真実という事か?
151石室コマンダーの日記:2007/11/02(金) 22:58:13 ID:L+ENAbVJ0
>>150の続き)
「エンディール星人の言動からすれば、どうやら本気のようですからね」(死神=ゼブブ)
「なるほど…エンペラ軍団でまともにエンペラに対して忠誠心があるのは一部でしかないか」(壬龍)
その時、私の中から地球怪獣たちの心を表す光玉が飛び出した。
「これが、地球怪獣の心か?」(破滅招来体の『主』)
そこで私はエンペラの要塞でプレッシャーともみ合いになり、プレッシャーがエンペラに完全消滅させられた事を話した。
地球怪獣たちの心は取り返したが、その身体はヤプールやエンペラに利用されている…完全に取り返すまでは私が守らねば。
「破滅招来体の『主』がそのような事を言ってましたが、そういう事情でしたか」(メロス)
「心配かけちゃって御免ね。それで実は石室さんの中にいる時に皆で話し合って、壬龍にも言ったんだけど」(子供シャザック)
「私ら地球怪獣の身体がエンペラのところにある以上、奴らに駒として使われるのは確実なんだ」(ギール)
「奴らにとって私たち地球怪獣は戦士たちを倒すための切り札のようだから」(ゴメノス)
「それで…ちょっと頼み事なんだけど…」(ティグリス)…何かな?
「状況次第で俺たちの身体を取り返せないと思ったら、俺たちの身体を滅ぼしてほしいんだ。
俺たち地球怪獣は皆と会えた事は嬉しいし、誇りに思ってる。
ヤプールやエンペラに利用されるくらいなら、いっその事、戦士たちの手で殺して!」(イザク)
そんな…そんな悲しい事、言わないでくれ!
152アンドロウルフの日記:2007/11/03(土) 15:07:39 ID:bwq+AYMLO
俺達は今、氷の神殿の格納庫で、西条クン達の力を借りてMk-Uの整備をしている。
ファイタスがバルタン星人との戦いに行く時に使った予備機も持ってきてるので、1機なら3人で十分だが2機もあると大変だ。
「すまない。私の戦闘力が30%ほどまでしか戻ってないばかりに…」(アンドロ艇)
気にすんなよ。それより、セザルさんからの伝言だ。
「エンペラ軍団は戦士達に任せ、今はしっかりと養生しろ」
ってな。

そんな俺達の隣、ダクミラン指揮の元でグア兵共が、俺達と同じようにベムズンの整備をしている。
考えてみりゃ、スゲェ不思議な光景だな。
「あいつら…大丈夫なのか?」(姫矢)
アンドロ宇宙に帰るまで手出しはしないってジュダが約束してくれた。
あいつは武人だからな。多分、約束は守るだろ。
ま、万が一何かあれば俺達でなんとかするさ。

そうこうしているとメロスが来た。何やら表情が重いな。
「実は地球怪獣達の事なんだが…」(メロス)
連中の心は取り戻したものの、体はまだヤプール達に捕らわれたままらしいが…。
「体が取り返せないなら消滅させてほしい、利用されるぐらいなら我々の手で殺してほしい…って」(メロス)
なるほどな。気持ちは痛いほどわかるぜ。
「連中も覚悟を決めたか。いい度胸だ」(マルス)
まったくだ。
そこまでの気持ちを聞かされりゃ、俺達が燃えないわけねえじゃねえか。
あいつらの体、何としても取り戻してやろうぜ。
そして、全員の力でエンペラ軍団をぶっ潰すんだ。
153エンマーゴの日記:2007/11/04(日) 17:21:22 ID:rEjpbn9f0
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
強い負のエネルギーが地上より送られてくるぅう
「 エ ン マ ー ゴ 」
おぉぉぉおこの異次元の牢獄へ響くお声はぁエンペラ皇帝陛下!
「 地 球 攻 撃 の 指 揮 を お 前 に 任 せ よ う 」
おぉぉぉありがたき幸せぇえ!
「 い で よ エ ン マ ー ゴ ! 」
プロメテウスの作った戒めが消えたぁ!
ぉおおおおおおおおおこぉれでぇにっくきウルトラ族に復讐ができるぅ
この憎しみぃ!この怒りぃ!奴等の血で、はらしてくれる!
かぁあああああああああああああああ
我の力で南極の大地を叩き割り、我は数千年ぶりに地上によみがった!
蘇ったぞぉおおおおお!
「 行 け エ ン マ ー ゴ 」
ははぁ!
誕生しろぉ!負の力を身につけし魔獣よぉお!
私の憎悪で、エレキングが現れた
かわれぇえい、かわれぇええええええい!
エレキングよぉおお、奴等ウルトラ戦士なぞ足元にも及ばん強さを持つ魔獣へと、変わるのだぁあああああ!
私の呼び声に答え、エレキングは変わった!
巨大な、龍のような姿に!
行けぇ!改造エレキング!
その力で存分に暴れ狂え!
154エンマーゴの日記:2007/11/04(日) 17:37:40 ID:rEjpbn9f0
我の命令で日本に降り立った改造エレキングは荒れ狂った!
ビルを叩き崩し、落雷の嵐が動くものを襲っては粉みじんに変える!
輝く龍!憎しみに光り輝く龍!なんと美しい!
現れたウルトラの戦士…いやアンドロ戦士と裏切り者共も、ある者はその尾で吹き飛ばされ、またある者はその素早さの前に光線を放つ前に雷撃を受け、もがく
弱い!なんと弱い!なんと非力!
改造エレキングはゾグに雷撃を見舞いひるませつつその体に巻きつき、締め付けつつ雷撃を加える!
断末魔を上げ、ゾグは焼け死んだ
襲い来る無数のドビシにグア兵も雷撃の嵐によって灰に変わり、アンドロ戦士も激しい落雷の嵐とその素早い動きにはついていけない
そぉれ、次はゼブブだ
改造エレキングは素早くゼブブを空高く投げ飛ばし、ついで自らもとんだ
妨害に飛ぼうとするアンドロウルフとマルス、ファイタスの脳天に強烈な落雷が落ち、撃墜し、それをかわしたメロスにはすかさずエレキングの口から放たれた光線が直撃する
荒れ狂う改造エレキングはそのままゼブブを長い体で縛りつけ、ゾグと同じように激しい雷撃を放ち、ゼブブも焼き殺した
さあ、次はサタンビゾ…
ジュダ「下等生物が、好き勝手を!]
真上から急降下したジュダのキャリバーがエレキングの胴体に突き刺ささる
同時に地上のグア兵どもが一斉攻撃を改造エレキングに見舞った
が、改造エレキングは雷撃でそれを防ぎ、ジュダの腕にその太い尾を振りかざす
ジュダ「!?」
超高速で振りかざされた改造エレキングの尾は巨大なハンマーの様にジュダの腕に命中し、その腕をへし折った
よい!よいぞエレキング!
もっと荒れ狂え!もっとそいつ等を叩き潰せ!
155ジュダの日記:2007/11/06(火) 09:02:11 ID:tjHrf3AhO
エンマーゴとエレキングを迎え打つため、俺達とアンドロ警備隊、根源破滅招来体が出た。
しかし…エレキングはあまりにも強すぎる。ゾグやゼブブですら瞬殺されてしまった。
俺も腕をやられ、もう駄目か…と思った時…
「ジュダ様!」
ダクミランの叫び声に、俺はとっさに体を沈めた。
その直後。アーマーチェンジしたベムズンが陽電子流撃砲を発射。エレキングは爆発した。
「ここは我にお任せを。ジュダ様は氷の神殿までお戻りになり、しばらくの間お休みを。メロス、貴様らもだ」(ダクミラン)
「すまない」(メロス)
俺とメロス、サタンビゾーで傷ついたアンドロ戦士共をベムズンまで運び込み、代わりにダクミランがエンマーゴの前に立ちはだかった。
「グア兵共、かかれーっ!」(ダクミラン)
「グアーっ」(グア兵)
我々は氷の神殿まで引き返した。

しかし…エレキング如きがあの強さか。
ここは、姉上に援軍を…いや、それでは…。
「ジュダはプライド高き武人と聞いているが…しかし、それだけで勝てるような甘い相手じゃないぞ」(サコミズ)
黙れ、地球人めが!
ん?貴様、ただの地球人じゃないな。何者だ!
「私だ。久しぶりだな、ジュダ」(サコミズの中のゾフィー)
なるほど、そういう事か。
「私も奴らと戦った。みんなの力があったからこそ勝てたが…これまでの奴らとは桁違いだぞ」(サコミズの中のゾフィー)
ふふ…だったら、なおさらよ。
今ここで無駄に戦力を削るわけにもいかんだろ。
俺の傷も、このぐらいならすぐに治る。
「なるほど。なら、ここにはシュミレーションマシンがある。なんなら、少し体をほぐしておくか?」(サコミズの中のゾフィー)
ありがたい。そうさせてもらおう。
156アンドロメロスの日記:2007/11/06(火) 10:05:00 ID:tjHrf3AhO
氷の神殿に引き返した我々は、夕子クンから治療を受けた。
ジュダはサコミズ総監と共にシュミレーションマシンへ。外では今、ダクミランが戦ってくれているが…。
「メロス。次の戦いには俺も出よう」(光太郎)
タロウ…いや、東。大丈夫なのか?
「俺にはコスモホークがある。こいつは俺にしか使えないが、そのおかげで他のみんなよりは回復が早い。もう、普通に戦える」(光太郎)
そうか。だが、無理はするなよ。
「わかってるさ」(光太郎)

次の戦いに備え、ウルフがMk-Uを少しでもパワーアップさせたいというので、共に格納庫へ向かった。マルスとファイタスも一緒だ。
格納庫につくと、高山君と藤宮君がアンドロ艇の前にいた。
「メロス。ガイアが変身できぬ今、黄道の剣をマルスに、グランテクターをそなたに託したいと思う」(アンドロ艇)
えっ…?
「今、みんなで話し合ったんです。今の戦力を少しでも引き上げるためには、それが一番なんじゃないか?って」(藤宮)
「このままじゃ宝の持ち腐れですからね」(高山)
わかった。
だが、今の君達が一番しなければならないのは、しっかりと体を休め、エネルギーを回復させる事だ。
その時がきたら、再び君にグランテクターと黄道の剣を任せよう。
「そうそう。今は俺達に任せとけって」(マルス)
「…って言ってるマルスが一番不安だけどね」(トラン人間体)
「テメェ、このクソガキ!待ちやがれ!」(マルス)
トランとマルスの鬼ごっこが始まった。
この光景を見るのも、随分久しぶりだな。
「あの元気があれば安心して見ていられそうだな」(壬龍)
「そうだね。特にマルスは」(高山)
「けど、放っておいていいんですか?」(藤宮)
「構わん構わん。かえって作業がはかどるさ」(ウルフ)
ま、そういう事だ。
「なるほど。じゃ、僕達も手伝います」(高山)
157エンマーゴの日記:2007/11/06(火) 17:45:05 ID:CS4UcgSi0
あの〜メロスさん
氷の神殿、エンペラ皇帝陛下によって壊滅させられてます(>>120参照)
とりあえず近場のフェニックスネストに行ったって事でどうでしょうか?
失礼します
158カイトの日記:2007/11/06(火) 18:08:53 ID:B9ZG0DXX0
エレキングが出現したので変身できない俺の代わりにゾグが闘ってくれた
が、今までのエレキングとは桁外れの強さであのゾグがあっけなく倒されてしまった
な、なんてことだ!
ゾグ「私がどうかしたのですか?」
えっ、ゾグ!?い、生きてたのか!?
それじゃあ、さっきのゾグは一体…
ゾグ「あれは私の分身です。我々にとっては雑魚レベルであるはずのエレキングが
送り込まれた事に不信に思ったので私の分身をいかせたのですが…やはり予想通りでしたね
それとゼブブも分身ですよ」
す、凄いな…いつの間にそんな力を?
ゾグ「あなたの分身の力を参考にしました。思ったより上手くできてしまった事に
我々自身も驚いています」
俺の、いやマックスの力を…
ゾグ「ですが、これでエレキングのデータは取れたと思います
いまのうちに作戦を立てるべきかと」
そうだね、ありがとうゾグ…
俺はゾグに礼を言ってゾグをカプセルの中に入れた
よし、俺はジュダ達の所を行こう
そういえばジュダの奴、腕をへし折られたようだけど大丈夫かな?
159ダイナの日記:2007/11/06(火) 18:47:46 ID:09TtBc2l0
フェニックスネストで休息をとる俺たち、だが敵は新たに追撃をかけてきた。
コノミ「敵怪獣、接近中!ゾンネルです!」
騒然となる司令室、モニターに移された超獣の背中はすでに開きコアから眩い光が飛び出している。
リュウ「させるか!シルバーシャークGファイア!」
走ってきたゾンネルにシルバーシャークのレーザーが直撃し・・・そして
ガイア「うわああああああああぁぁ!!!」
粉々に、跡形もなく消し飛んだ・・・ショックを受け座り込む我夢。
前にゾンネルたちに言われただろ!覚悟を決めておけって言われただろ!
しかし我夢が立つことはなかった。
コノミ「第二陣来ます!」
あれは!エンマーゴ!いきなり大物の登場かよ・・・ギールもいるぞ・・・
何をするつもりだ!エンマーゴは盾をおき火球を放とうとするギールを後ろから殴りつけ・・・
パンチ一発で粉々になるギール、その体からマグマコアが!シルバーシャークも間に合わない!
終わった・・・しかしコアが突然消える。
アグル「あれは・・・」
刀・・・侍・・・・、侍の剣が火球をなぎ払い消滅させた。
アグル「ザムシャー!」
侍、ザムシャーは剣をエンマーゴに向けつつこちらを向いていった
ザムシャー「ちょっと留守にしている間にとんでもないことになっているな・・・まあいい。このエンマーゴは一度切り捨ててやりたかった相手だ」
そのままザムシャーはエンマーゴに切りかかる!盾で防ぎ剣で切ろうとするエンマーゴ。
ザムシャーは武士の勘か、それをぎりぎりで回避した。
しかし今度は空が割れ新たなる敵が現れてきやがった。
テッペイ「レジストコード、火炎超獣ファイヤーモンス!」
その剣の炎は紫色に燃えている、奴はこちらにゆっくりと歩いてくる。
「恐怖というものは待つのが一番苦しいのだ。うわっははは!」
ヤプール!こいつは奴の差し金か!
もう終わったと思ったそのとき!一発の光線が奴の度頭を貫いた!
マックス「遅れてすいません!」
マックス!奴は強敵だ!気をつけろ!
160アンドロ警備隊の日記を書いてる奴です:2007/11/06(火) 19:14:31 ID:tjHrf3AhO
>>157
そうでした。すいません。
m(_ _)m
では、>>157さんの提案に従い
氷の神殿→フェニックスネスト
に訂正します。シュミレーションマシンに関しては、フェニックスネストにもあったという後付けでお願いします。
m(_ _)m
161エンマーゴの日記:2007/11/06(火) 20:51:34 ID:CS4UcgSi0
ダグラミン「む…ねん…」
我の一刀両断の前に、指揮を執り、最後まで戦っていたダグラミンは倒れ付した
このような雑魚共に改造エレキングがやられようとはな…
ダグラミンどもの必死の抵抗で角を折られたエレキングを、我は回復のために南極へ転送しておいた
エレキング…こうもエネルギー切れが早いとはな…
奴は確かにエネルギーを放出している間は無敵の強さだったが、エネルギーの消費が著しいという弱点があったか…
……しかし、ゾグとゼブブ、流石に破滅招来体の末端の部隊ではトップスリーだけある
まさか分身を使うとは…楽しませてくれるわ
ふふふふふしかし今奴等は手負い!
さあ、さああさああさああ皆殺しにしてやろう!ウルトラ戦士共!
フェニックスネストへ向かう最中ヤプールが援軍を出してきたが…
何の役にも立たず…か
マックス「ザムシャー、気をつけろ、エンマーゴは手ごわいぞ」
ザムシャー「知っている!」
……私の前に立ち塞がった事、あの世で永遠に後悔するがいい
マックスがマクシウムソードを投げつけ、ザムシャーが一気に間合いをつめてくる
が、話にならん!
マクシウムソードは我が地獄剣で斬撃ではじき、ザムシャーは盾で殴りつけ吹き飛ばしてくれたわ
同時にマックスのカラータイマーがなり始める
マックス「うっ…」
貴様はアークボガールとの戦いでエネルギーを激しく消耗した挙句、ゾフィーにエネルギーの残りを渡した
そんな搾りかすで変身したお前になど、私が負けると思うてか?
片腹痛いわ!!
膝をつくマックスに切りかかる我を、ザムシャーが止めようと突っ込んできたが、盾で受け止め押し飛ばし、マックスに我が刃が迫る
何とか転がってかわすマックス、だが次は無い!
162エンマーゴの日記:2007/11/06(火) 21:08:57 ID:CS4UcgSi0
我が刃がマックスへ降り注ぐ瞬間、どこからか飛んできた羽が我が腕に突き刺さり、我は剣を取り落としてしまった
すかさずマックスは距離をとり、GUYSのシルバーシャークGがそれを援護する
我は盾でそれを防ぐも、マックスは消えた…人間に戻ってネストへ逃げたか
後ろから迫るザムシャーの刃をかわしてけりを見舞う
まだわからんか!格の違いを!
ザムシャー「黙れぃ!拙者の刃、あまり舐めるな!」
ふんっ、いいだろうザムシャー
我は武器を置いた
ザムシャー「エンマーゴ!貴様ふざけているのか!」
ふんっ、うぬごとき、我が地獄剣で切るには余りにつまらん!!
ザムシャー「ふざけぃ!」
切りかかるザムシャーの刃を我は白羽取りする
ザムシャー「ぬぅ!う!」
無駄だ無駄だ!
はぁああああああああああああぁ(黒いガスを口から浴びせる)
ザムシャー「ぐぁあ…ぐ…」
我が暗黒ガスで苦しむザムシャー
苦しめぇえ、もっと苦しめぇえ!
っと、その時、空が曇り、神々しいお声が降り注いできた
「エンマーゴ」
こ…皇帝陛下!いかがいたしましたか!
「ウルトラ戦士など優秀なヤプール人に任せ、お前は富士へ行け」
ははぁ…
流石、偉大なる皇帝陛下のお考えは正しい
確かにこの砦のアンドロ戦士ごとき、ヤプールに任せてもどうとでもなる
しかし、富士の儀式は我にしかできぬ!
ザムシャー、その命、預けておいてやろう!
我はザムシャーを蹴り飛ばし、富士へと向かった
………しかし今日の皇帝陛下のお声はヤプールに似ていた様な…
まさかヤプールが手柄欲しさに………まぁ、我はウルトラ戦士が死ねばそれでよいか
ふはははははははははははははは〜〜〜はっはっはっはっは
163藤宮の日記:2007/11/06(火) 22:21:38 ID:rRslD7V50
ヤプールたちの差し金でゾンネルとギールが犠牲になり、その様子を目の当たりにした我夢はショックのあまり座り込んだ。
地球怪獣たちに言われた時から覚悟を決めるように言われていたが、それにしてもあんまりじゃないか!
破滅招来体の『主』も壬龍も、どう言葉をかけていいか迷っている。
堪り兼ねて黒我夢=サタンビゾーが無理矢理立ち上がらせようとした時…
「…せ…ね」(我夢)
我夢の身体が輝き始めた。まさか?!
「 許 せ な い ね !」(我夢)
「これは…もしや!」(破滅招来体の『主』)
「皆、離れよ!」(壬龍)
壬龍の言葉で、その場にいた者全員が我夢を遠巻きに見る。
「 返 せ … 地 球 怪 獣 た ち を 返 せ ! 」
その言葉と共に我夢の周囲から眩い光の柱が発せられ…次の瞬間、我夢はガイア・スプリームヴァージョンの姿になっていた。何で?!
「地球のエネルギーポイントを観察したところ、元に戻りつつある。
そこへゾンネルとギールの事による怒りの力もあって、そうさせたのかもしれぬ」(壬龍)
「しかし、その『至高の姿』になったって、まだ完全に力は…」(黒我夢=サタンビゾー)
「我には感じる…大切な友たる地球怪獣に犠牲が出た悲しみが、そのように仕向けたヤプールたちへの怒りがな。
ガイアを怒らせて無事に済んだ者はいないと聞いたが…こうなった以上、我らでも止められぬよ。
ガイアの内に眠れる力が暴走したらしたで、彼の気が済むまで見守るしかなかろう」(破滅招来体の『主』)
…いいんだろうか?
164アンドロマルスの日記:2007/11/07(水) 08:31:18 ID:OLNmtDH1O
高山と藤宮が手伝ってくれたおかげで、Mk-Uのパワーアップも思った以上に早く終わりそうだ。
「じゃあ、俺達はこれで」(藤宮)
「何かあったら、また呼んで下さいね」(高山)
おう、サンキューな。何より、小うるさい小僧(トラン)を連れていってくれるのは助かる。

さて。最後の仕上げだ。
「ウルフの旦那ぁ。こっちはOKだぜ」(ファイタス)
「よし。Mk-Uのデーターのコピーを、今から予備機に転送する」(ウルフ)
よし。これで、予備機もMk-Uと同じくらい性能を引き出せるな。

その時
「大変だよー!」
うるせぇガキが戻って来やがった。邪魔しに来たのか?
「そんなんじゃないよ!ガイアが…」(トラン人間体)
何かあったのか?落ち着いて話せ。
だが、トランはすっかり慌ててしまっているので、とりあえずついて行ってみる事にした。
どうやら、ただ事じゃなさそうだ。

扉の前には藤宮とサタンビゾーがいた。で、何があったんだ?
「実は…」(藤宮)
何だと、ゾンネルとギールが!?
だが、こうなる事は覚悟してたし、ゾンネルを殺ったっていうGUYS隊員だって悪気があったわけじゃねーだろ。
「どう考えても正当防衛だな」(ウルフ)
「あぁ。不可抗力でしかない」(メロス)
奴の気持ちはわかるが、いくらショックでもそこまでわからなくなるような男じゃないだろ。
俺達の知ってる高山我夢って男はよ。
165アンドロマルスの日記:2007/11/07(水) 08:51:44 ID:OLNmtDH1O
「それは俺だってそう思うし、あいつだってわかってますよ。しょうがない事だって」(藤宮)
「だから、彼はGUYSの隊員さんにはこれっぽっちの怒りも感じてないさ。
彼の怒りの矛先は、あくまでもそうなるように仕向けたヤプールに対してのみさ」(サタンビゾー)
なるほどな。

「コスモ戦士達よ…」
壬龍と根源破滅招来体の主から念が届いた。
「こうなってしまっては、誰にもガイアを止められぬ。ガイアを怒らせて、無事で済んだ者はいない」(主)
「だが、幸いな事に地球のエネルギーポイントは回復しつつある。そうなれば我らの体が元に戻るのも時間の問題だし、これ以上地球怪獣の被害が出る可能性はないと見ていいだろう」(壬龍)
そうか…。
「だからと言って、今のガイアを野放しにしておくのもマズいんじゃね?」(ウルフ)
そうだな。
ま、ヤプールには自業自得だと腹をくくってもらうとして。
ガイアが今以上に暴走しそうになったら、藤宮、お前が奴を止めるんだ。
「俺が…ですか…」(藤宮)
「マルスの言う通りだな。今のガイアを止められるのは、恐らく君しかいないだろう」(メロス)
お前とガイアは付き合いが長い。その絆を持ってすれば、あるいは!
「わかりました。やれるだけやってみます」(藤宮)
「その時は、微力ながら私達も藤宮様の手助けをします」(シャザック)
ああ。頼んだぜ。
166藤宮の日記:2007/11/07(水) 21:48:10 ID:Pw856osV0
ゾンネルとギールが犠牲になった事の怒りからガイア・スプリームヴァージョンの姿になった我夢は、なおも荒れている。
ゾンネルを撃ったGUYSの皆に悪気はないのはわかっているが、このままでは我夢は荒れ狂うだろう。
「それなら、ガイアの力をヤプールやエンペラに向けさせてはどうだ?」…ゾンネル、それにギール?!どういう事だ?
「私らの身体を取り返せないと思ったら、私らの身体を滅ぼせと言っただろう?
GUYSの皆とエンマーゴはゾンネルと私の身体を一度滅ぼしただけ。私ら地球怪獣の心は…魂は滅びてはいない」(ギール)
「身体を利用されようとも心が、魂が滅びない限り地球怪獣は生き続ける」(石室コマンダー)…なるほど!
「地球のエネルギーポイントは回復しつつあるゆえ、これ以上地球怪獣の被害が出る可能性はないと見てよかろう。
これは…エンマーゴが富士に向かっている!(龍玉で観察中の壬龍)…何だって?!
その時、傷だらけのダクミランとザムシャーがXIGのチーム・シーガルにより担ぎ込まれてきた。
「何とかエレキングの角を折ったはいいが…エンマーゴは手強すぎる」(ダクミラン)
「不覚を取った…すまぬ」(ザムシャー)
ダクミランとザムシャーを見た我夢の身体が再び輝き始めた。
「富士…エンマーゴ…殺す、殺してやる!」と叫び、我夢はフェニックスネストを飛び出した。
「今のガイアなら、エンマーゴを倒すは容易かろうがエンマーゴとやら、富士で何をするのだ?」(破滅招来体の『主』)
「富士…富士山の事か?もしこれが真ならば…」(壬龍)
我夢を追いかける!エンマーゴを倒すなら御の字だが、ガイアが暴走するなら止めなければ!
「私も行く!藤宮で止められなければ私が止める!」(石室)
「ここは藤宮様、石室様にお任せしましょうか」(シャザック)
俺はアグルに変身し、石室コマンダーを連れて富士に急行する事にした。
167エンマーゴの日記:2007/11/07(水) 23:34:41 ID:Q39x/Whn0
これより邪悪奇跡の儀を執り行う
我は富士山頂にて高らかに宣言した
感じる
感じるぞ、この星の地下に眠る、無数の憎悪を、憎しみを
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
朽ちていった闇達よ!かわれい!かわれぇええええええええええええ!!
そこへ、雲をわって激しい光が一つ、進入してきた
ウルトラマンガイア!!
……感じた
感じたぞ、闇達の激しい憎しみの力を……
ガイア「エンマーゴ…お前を殺す!!」
奴の体が激しく光る
これが…ウルトラコスモオーラ…ふっはははははははははははははははははは
ガイア「消えろおおおおおおおおおおおおお」
奴の光はまっすぐに我に向かい…そして我と奴の間に発生した濃厚な闇によって吸収された
光を喰らい、強大になる闇
その闇は一気に巨大になり、やがていくつかの闇に割れた
その闇が形を取る
改造ゴモラ、改造レッドキング…奴等に殺された者達の憎しみの姿!
ガイア「そんな物で…僕を倒せると……」
言いかけたガイアを、レッドキングの業火が燃える腕が吹っ飛ばした
ガイア「!?」
成すすべなく吹っ飛んだガイアを、いつの間にか後ろに飛んでいたゴモラの尾が吹き飛ばす
地面に転がるガイアだったが、すぐに体性をたてなおし、出の早いクァンタムストリームを放ってきた
が、レッドキングはそれを両腕で受け止める
その間にゴモラが襲い掛かるが、ガイアはかわし、アグルブレードを出した
そのまま我に切りかかってくる
ガイア「怪獣達の仇だあああああああああああ」
我はそれを剣で受け止めるも、剣の刃は徐々に相手の光剣によって削られていく
できる…だぁがぁあああああ!
168エンマーゴの日記:2007/11/07(水) 23:51:27 ID:Q39x/Whn0
怒りで、狂気で、我に勝てると、本気で思うかぁあ?
貴様のちっぽけな憎しみなど!何万何千年つもりつもりつもった我が憎しみの…
足元にも及ばんわぁあああああああああああ!!
我が魂の篭った剣が、奴の光剣を相殺する
同時に、奴のカラータイマーが赤へと変わった
エネルギー消費の激しいウルトラコスモオーラを怒りに任せぶっ放したからだ!
感情に、体がついていかぬのだよ!
ガイア「だからどうした!だぁからぁあああああ!」
ガイアがエネルギーを貯める
が、そのエネルギーが貯まる前に、ゴモラの鋭い尾が、ガイアの胴体を貫いた
ガイア「が…ぁあああああ!!」
奴の体から光と、そして闇があふれ出し、カラータイマーの点滅が早まっていく
怒れば勝てる、などと幼稚な考えをもったおぬしの負けだ!
戦いは冷静でなければならない、そんな事も忘れたお前の負けだ!
死ね!死ねぃ!ウルトラマンガイア!
169エンマーゴの日記:2007/11/07(水) 23:53:59 ID:Q39x/Whn0
「ガイア!」
ウルトラマンアグルか…
ガイア「藤宮………ごめん…」
ゴモラの尾が突き刺さったまま、ガイアはくたりと力なく倒れる
同時に、ゴモラとレッドキングも消滅した
元々あのウルトラコスモオーラを受け止めた時点で2匹は限界だったのだ…
我のために最後の力を使ってくれたのだ
感謝を!そしてぬらの死は無駄にはせぬ!!
アグル「エンマーゴ!」
ヤプールよ、こいつはお前にくれてやる
我の言葉に答え、虚空よりジャンボキングが現れ、アグルに襲い掛かった
アグル「クソ!どけ!ガイア!…我夢ぅう!!」
ウルトラマンガイアの体が石化する
同時に我は虚空に巨大な穴を開けた
この穴の向こうは如何なる光も届かない、我が封印されていた地獄!
ここへたどり着けるのは、皇帝陛下のみ!
グア共では絶対にこの穴は開けない!
ここへ!石化したガイアを落とす!
アグル「させるかぁあああああああああああ!」
アグルはジャンボキングを瞬殺し、ガイアへ迫るが、それを我が阻止する
闇の入り口を根源破滅招来体が何とか閉じようとしたようだが、それはヤプールが阻止した
そして……
ウルトラマンガイアは無限の闇の中へと落ちていった
170バン隊員の日記:2007/11/08(木) 00:02:12 ID:uGiRhjkJ0
コバ隊員の龍玉(覚えてる人は憶えてる、あの飴と交換した奴)で富士山の状況を見ていた俺達は、驚愕した
ガイアが…ガイアが暗黒の世界へと追放されてしまったのだ!
破滅招来体!何とかできないか?
主「無理…です」
南原「そんな!」
コノミ「本当に…あの空間からガイアを救出する方法は無いんですか?」
主「私達の力では、あの無限の闇の世界に侵入する事さえできません、それだけ、深い深い闇なのです」
じゃあ……
サコミズ(ゾフィー)「方法は…無くは無い」

ゾフィー「光の輝石だ」
光の輝石?
ゾフィー「それがあればガイアを救い出すだけでなく、エンペラ皇帝とも互角に戦う事ができるだろう」
それは!それはどこに!
ゾフィー「………わからん」
マルス「おいおいそれじゃ意味が…」
メロス「探そう」
ファイタス「いやしかし兄貴、もしかしたらもうエンペラの…」
メロス「それでも探そう」
………
171石室コマンダーの日記:2007/11/08(木) 20:59:06 ID:NOc5wmki0
エンマーゴの策略で闇地獄に落とされた我夢を追い、私も闇地獄に突入した(アグル=藤宮には事の次第を話すように伝えてある)。
さて、無限の闇地獄を回って漸く我夢を見つけたが…石化して倒れていた。
私の内に眠れる戦士の力での回復を試みたが上手くいかず困っていると、金髪の黒衣の青年が現れた。
「お困りのようですね、XIGの石室コマンダー」…君は、確か…
「クラウス・エッカルトです。破滅招来体に加担した時点で既に報いは受けていますので、ずっとこの世界にいます」(クラウス)
クラウスはアルケミースターズ古参のメンバーで破滅招来体に魂を売り渡してビゾームと化し、我夢に倒されたと聞いたが…
「ガイアを…我夢を助けたいのですね」とクラウスはペンダントを出し、我夢の傍に翳すと我夢の身体は元通りになった。
ペンダントは闇地獄で見つけた『光の輝石』と呼ばれる物質で作られたものとの事。
「クラウス?!何で?!それに石室コマンダーも!」(我夢)
我夢、怒りに我を忘れてはダメだ。それこそ闇の奴らの思う壺だという事を覚えておきなさい。
「ありがとうございます…すみませんでした」(我夢)
「私の勝手な思いでアルケミースターズの皆や光の申し子≠ノも迷惑をかけたと反省しています。
この『光の輝石』、闇地獄に来た時に見つけましたが、闇の者たちに渡しては大変な事になると思い、守ってきました。
これがあればエンペラを倒せるでしょう。これを託します」(クラウス)
そこで、私はクラウスから託された『光の輝石』のペンダントを首にかけた。
同時にペンダントから放たれた光の一部が我夢のエスプレンダーに吸い込まれた。
「皆さんのところへ戻るための扉を開けます」と、クラウスはルーン文字で描かれた魔法陣を張った。
「この魔法陣の扉を抜ければ皆さんのいる世界に一瞬で戻れます」(クラウス)
「ありがとう。でも、クラウスは?」
「私はここに残るよ。私に出来るのはこの闇地獄で暴れる奴らを見張る事だから…皆さんに宜しく伝えて下さい」(クラウス)
クラウスの見送りを受け、私と我夢は魔法陣の扉を抜けて一瞬で皆のところへ戻った。
172バン隊員の日記:2007/11/09(金) 00:55:52 ID:l0cMsBk70
……石室コマンダー、大丈夫ですか?
石室「うっ……?ガイアは?私は…」
藤宮「コマンダーはあの後エンマーゴが吐いた暗黒ガスで気絶していたんです」
石室「…よく考えてみればあそこまで事がうまく運ぶはずも無いしな、第一、私の力でガイアが閉じ込められている異次元に突入する事はできない…、エンマーゴは?」
アグルが仕留めました、激戦の末に…
石室「そうか……」
根源破滅の主「説明が遅れましたが光の輝石は全部で6個あり、その全てを集めないと力を発揮しません」
コノミ「ttp://sanim.co.jp/report/image/report14_01.jpg参照です
ゾフィー(サコミズ)「光の国ではウルトラの輝石と呼んでいた…」
あー…あの…何かユニジンから物凄い申し訳ない、最初から変身復活はこれ集めてって具合にしたかったけ
ど前置きが長くてばしばし変身能力が戻りそうだったのでここで慌ててその展開に持ち込もうとしたらあっという間に出てきたのでこんな展開にしてしまった、前置き長くて申し訳ない、ここからが本当の戦いだ、ズルしてごめん
って言う謎の念が……
メロス「…?とりあえず無視しよう、また酔ったのかもしれないし」
はい
173バン隊員の日記:2007/11/09(金) 01:21:13 ID:l0cMsBk70
後なんか「集める過程でそれを守る怪獣がもっと強くてもいいと思ったので改造怪獣をあのレベルにした、後で見直せばやりすぎた節があった、替え玉でマジで助かった」
と…
メロス「いいから無視だ!」
それと「エンペラはもうちょい前置きがあっても良かった…唐突すぎる申し訳ない…。プロメテウスについてはアレはパワーバランス崩さずに奴を仕留めるにはアレしかなかったなどと罰当たりな…」
ヒジカタ「聞かなかった事にしろ」
後「余談だけどウルトラの輝石の話はエンペラ倒された後のメビウスの話で、ヤプールがラスボスなんだけど、悪側の防衛組織みたいな立ち居地になってるヤプールじゃ説得力無いのでエンペラ再登場させました」
なんてのも…
主「肝心な前置きが無くってバトルの前置きばっかあるからそーいう事になるんだろって言っといて」
えーと「物語の前置きとかキャラの前置きやって前置きの段階で叩き潰された事が何回かあったから恐怖を感じてる」て…
主「大丈夫、ジオルゴンもアークボガールも出てくる前置きの時はやられなかったでしょ?だからんな急がなくてもよかったのよ、大体前置きあった方が説得力あるし」
「その辺は展開を急いだので悪かった…」
主「次からちゃんと前置きしましょうね、じゃないと今回みたいに唐突合戦になるから」
「実際キレたガイアに一番ビビったのは実はこれ書いてる作者で、慌てて迎撃したからああなった、エンマーゴぐらい切り捨てて暴走ガイアに任せればよかったかもしんない…大変申し訳ない」って…
主「次からは、エンペラの幹部としてちゃんとキャラを出して「このキャラはエンペラ側の進行係として使いますよ」とアピールしてから出しましょうね、じゃないとただの敵とカン違いされてそれ相応の扱いしかされませんから」
「はぁい先生」だそうです
主「はぁ…あの人にも困ったもんだねぇ…」
あの…
主「あ、えー…あははは」
石室「……無かった事にしよう、今の会話」
サコミズ「ええ」
174名無しより愛をこめて:2007/11/11(日) 20:16:17 ID:0EHsBBTc0
保守
175カイトの日記:2007/11/14(水) 15:35:04 ID:3f/LnObq0
保守
176カイトの日記:2007/11/14(水) 15:49:30 ID:3f/LnObq0
>>175
すみません、ちょっとミスしたので上はミスしてください…

ガイアが闇の中に落とされてしまったようだ
そのことで皆が集まり会議することになったものの…
コバ「それよりもガイアを助けるのが先決だろ?!」
ミズキ「どだけど、うすればいいんだろう…」
方法は…他にもあることはあります
ミライ「えっ?」
ヒジカタ「何か良い方法でもあるのか?」
良いか悪いかと聞かれたら悪い方法になるかもしれませんね
少なくとも一か八かあいつに賭けてみるしか…
ミズキ「あいつ?」
……ダークザギです…あいつならあの闇の中に入ることができるはずです
姫矢「確かにヤツならエンペラをも超える闇の力を持っているな
だが、そんなヤツが俺達に味方してくれるだろうか?」
凪「そうよ!あいつは私のママを…!!」
だけど!それ以外に方法があるんですか?
もし、誰もこの案に乗ってくれないなら俺一人だけでも行って説得してみせます!
俺はもう…あの時みたいな惨劇を繰り返すのは嫌なんだ!諦めたくないんだ!
ショーン「サムライボーイ!」
…ッ…す、すみません…少し頭を冷やしてきます…
俺は会議室を出て外に向かった…
177カイトの日記を書いてる者です:2007/11/14(水) 15:51:36 ID:3f/LnObq0
>>176

すみません、sageするのを忘れました…
178藤宮の日記:2007/11/15(木) 16:18:30 ID:/5kmNXaS0
エンマーゴを激戦の末に倒した後、俺はフェニックスネストに戻ってガイア=我夢が闇地獄に落とされた事を話した。
それで我夢を助け出すための会議の時、カイト隊員が「ザギの力を借りた方がいいのでは?」と言い出した。
確かにザギはエンペラをも超える闇の力を秘めるものの、ノアの力を受け継ぐ者たちにとっては宿敵ともいえる存在。
(特に西条副隊長は母親を殺された事でザギに恨みがあるらしい)
皆がザギに関して懸念を示すので、カイト隊員は少し頭を冷やすと言ってフェニックスネストの会議室を出た。
少し心配なのでカイト隊員を追うと、カイト隊員が誰かと話していた。
あれは、黒我夢=サタンビゾー…と、我夢?!戻って来たのか!
「ビックリしましたよ。外に行こうとしたら、我夢さんが戻ってきてたんだもの」(カイト)
「闇地獄でクラウスに会ったんだって…それで、クラウスの導きで戻って来れたんだと」(黒我夢=サタンビゾー)
よりによって、クラウスに助けられるなんて皮肉だな…
「クラウス?誰ですか?」(カイト)
クラウス・エッカルト…俺と同じアルケミースターズの者だったが破滅招来体に魂を売り渡してビゾームと化した奴だ。
「そして、この僕が生まれるきっかけを作った張本人でもあるんだよ」(黒我夢=サタンビゾー)
「クラウスから『皆に宜しく』と伝言が…心配かけちゃって御免ね」(我夢)
俺は、我夢が無事でいればそれでいい…皆にもきちっと詫びた方がいいぞ。
179名無しより愛をこめて:2007/11/19(月) 17:22:25 ID:Uw82yQSY0
保守
180我夢の日記:2007/11/21(水) 13:56:14 ID:6DyIs2ON0
クラウスの助けで、僕は闇地獄から無事戻って来れた。
「皆にきちっと詫びた方がいい」との藤宮の言葉もあり、僕は皆に頭を下げて謝った。
地球怪獣たちは快哉を叫ぶわ、石室コマンダーに至っては「我夢が無事でよかった」と抱きついてくるわで恥ずかしかったけど。
「クラウス…ビゾームか。地球人なのに破滅招来体と呼ばれし我らに味方した愚か者だが、今回は許すか」(破滅招来体の『主』)
もしかして、クラウスの事をよく思ってないの?
「我はあの者に『主』呼ばわりされる謂れはない…あの者は我らを買い被り過ぎだ」(破滅招来体の『主』)
そこで破滅招来体が人類を高等進化させてくれるとクラウスが思い込んでいた事を話すと、破滅招来体の『主』はさらに眉を顰めた。
「我らにはそこまでの力はない…それは光の申し子≠ェよく知っているはず。
あの者は光の申し子≠フ存在と心の弱さゆえにビゾームの姿になったのだから、ある意味で自業自得だろう」(破滅招来体の『主』)
言われてみれば、納得…
181名無しより愛をこめて:2007/11/25(日) 12:17:54 ID:/t3GGywh0
保守
182我夢の日記:2007/11/26(月) 17:00:54 ID:QyNmQ2p20
>>180の後)
アンドロ艇とXIGファイターEX=PALの様子を見るため、僕はフェニックスネストの格納庫へ行った。
「アグルから話は聞きました。無事で何よりです、ガイア」(ファイターEX=PAL)…本当に御免ね。
アンドロ艇の具合はどう?
「戦闘力は60%ほど戻ってきた。完全回復まで後少しだが…それより、ガイアの力は戻っているのか?」(アンドロ艇)
僕はガイア・スプリームヴァージョンの姿になった。
「その姿…ガイアの力は回復したと言っていいのだな?ならば、ウルトラ・コスモオーラ・ヒーリングを試してほしい」
アンドロ艇にこう言われたので、僕の力の回復の確認も兼ねてアンドロ艇にウルトラ・コスモオーラ・ヒーリングをかけた。
「凄いですね!現在99.99%までアンドロ艇の力が回復しています」(ファイターEX=PAL)
後はアンドロ艇の自己再生機能で100%戦闘力が戻るね。何だったら今から飛行テストする?
「飛行テストか…今後の戦いに備えて、やっておこう。PALも一緒にどうだ?」(アンドロ艇)
「はい、行きます」(ファイターEX=PAL)
…という事で、僕が皆に事情を話してファイターEX=PALの付き添いによるアンドロ艇の飛行テストの許可をもらった。
「システム・オールグリーン!アンドロ艇・ガル、参る!」(アンドロ艇)
「XIGファイターEX・PAL、行きます!」(ファイターEX=PAL)
アンドロ艇とXIGファイターEXは2時間ほど飛行テストをした後、フェニックスネストの格納庫に戻った。
183名無しより愛をこめて:2007/11/30(金) 18:50:12 ID:uJIC0CTO0
保守
184カイトの日記:2007/12/04(火) 23:27:10 ID:E6FKW+vs0
俺はセブンから貰ったカプセルは三つのカプセルを見ている
その三つのうち、二つのカプセルの中にラゴラスとゾグが入っている
後、一つだけカプセルに空きがあるようだけど、どんな怪獣を入れればいいんだろうか?
俺の味方になってくれそうな怪獣を考えてみてるものの一向に思いつかない
その時、突然、通報が鳴った
どうやら福岡に複数の怪獣達が暴れているらしい
俺はすぐさま現場に向かった
現場に着くとレッドキングが大暴れしていた…レッドキングだけか?
何はともあれ早速、マックスに変身してレッドキングに挑むのだけど…
そのレッドキングは今までの中で一番デカイ体を持っていた
しかも周りをよく見ると…パゴス、ケムラー、ゴーストロン、バードン、ゴルザの死体が転がっていた
もしかして奴らはすべてレッドキングにやられたのか?!
もしそうだとすればこのレッドキングは危険すぎる!
速攻で倒さなければ…!
俺はマクシウムソードの構えに入る
その時、突然、俺の目の前にピグモンが出現した
ピ、ピグモン?!な、何で此処に?!
同様を隠せない俺にピグモンは必死に何を言っているように見えた
何が言いたいんだ?
よく見ると好戦的なはずのレッドキングが何故か大人しくしている
ひょっとしてお前…俺の味方になりたいのか?
そう言うと頷くレッドキング
こ、こんな事って…しかも頷く姿がなんか可愛いぞ…
よし、理由はわからないけど歓迎しようじゃないか
俺はレッドキングをカプセルに入れた
それとピグモン、後でちゃんと説明してくれよな?
185カイトの日記を書いてる者です:2007/12/04(火) 23:30:55 ID:E6FKW+vs0
>>184

俺はセブンから貰ったカプセルは三つのカプセルを見ている ×
 
俺はセブンから貰った三つのカプセルを見ている ○

同様 ×
動揺 ○

いつもすみません
186名無しより愛をこめて:2007/12/06(木) 23:04:13 ID:WTwm7E0v0
ほしゅ
187メビウスの日記:2007/12/08(土) 20:27:22 ID:YHvn0T0q0
レッドキングとの戦いを終えたカイトさんが戻ってきた
あれ?カイトさん、後ろにいるのは…
カイト「あぁ、ピグモンだよ。さっき、逢ったんだ」
そうなんですか〜
それでどうしてピグモンが?
カイト「うん、それが俺にもよくわからないんだけどさ、後でピグモンが説明してくれると思うんだけど…」
カイトさんは手から一つのカプセルを出した
カイト「このカプセルの中に福岡で暴れていたレッドキングが入ってるんだ
どうやら俺達の味方になってくれるようなんだ」
あの凶暴で有名なレッドキングが僕らの味方に…
信じ難い話ですね…
カイト「まぁ、当初のカプセル怪獣の候補としてレッドキングの名が上がったからだと思うんだけどね」
そうなんですか。だけど、これで僕らに心強い味方が増えたってわけですね!
カイト「あぁ、そうだね」
それにしてもどうしてピグモンが現れたんだろう?
188メビウスの日記:2007/12/09(日) 20:22:24 ID:yLt2wHq40
考え込むんで居るとリュウさんとジョージさんが青年を連れて歩いてきた
どうやらその青年は暴れているようだ
??「放せ!この星がどうなろうと関係ないしお前達の仲間になるつもりもない!」
リュウ「うるせぇ!怪獣を操るメカを持ったお前の力がどうしても必要なんだよ!」
リュウさん、その青年は?
リュウ「フェニックスネストの近くで倒れてたんだ、そうしたらこいつ、何をしたと思う?」
何をしたかって?
リュウ「何の前触れもなく目が覚めていきなり現れたテレスドンに向かってゴモラを召喚したんだよ!」
カイト「つまりこの青年はゴモラを操ってテレスドンを撃退した、と?」
リュウ「あぁ、あのゴモラはただもんじゃねぇ。
テッペイ曰く今まで観測されたゴモラのどの固体よりもずっと強力だって話だ
そんなゴモラを操ってんだ、どのみち放って置くわけにもいかねぇ」
ジョージ「そう通りだぜ、アミーゴ
だから、此処へ連れてきたんだ」
リュウ「とりあえずこいつを壬龍達の所まで連れて行く
壬龍達なら何かわかるかもしれねぇしな」
カイト「わかりました、ピグモンの件もあるし俺達もお供します
行くよ、ミライ隊員」
GIG!
189壬龍の日記:2007/12/09(日) 23:01:41 ID:n8p68RwP0
ガイアのおかげもあり無事に回復したアンドロ艇と付き添い役をしたファイターEX=PALが飛行テストから戻ったと知らされた。
ガイアの案内でフェニックスネストの格納庫に行くと、ガイアがアンドロ艇とPALを労っていた。
ガイアと共にアンドロ艇とPALに見送られ戻ろうとすると、イザクとティグリスが慌てた様子で走ってきた。何事かな?
「フェニックスネストに謎のお客様だって!」(イザク)
「リュウさんが『壬龍なら何かわかるかも』って御氏名だよ」(ティグリス)
ガイア共々イザクとティグリスに案際された先には、皆に混じってピグモンと見知らぬ青年の姿があった。
福岡で複数の怪獣が暴れていたとの事でカイト殿が行くと、レッドキングがいて戦闘寸前にピグモンに間に入られたらしい。
龍玉で観察してみると、パゴス、ケムラー、ゴーストロン、バードン、ゴルザがレッドキングにやられたらしい。
カイト殿に問うと、レッドキングはカイト殿の持つカプセルに保護されているとの事。そうなると、その青年はいかがした?
「ピグモンは『怪獣たちを助けてあげて』と言ってた。どうやらあそこにいる人間に理由があるようだよ」(ゴメノス)
リュウ殿いわく、青年はフェニックスネストの近くで倒れていたが突如目覚めてゴモラを召喚してテレスドンを撃退したとの事だった。
もしやと思い、青年にバトルナイザーを持っているのか問うてみると、果たしてその通りだった。
「君がバトルナイザーの有資格者か…会えてよかったよ。
バトルナイザーは古の勇者プロメテウスが姿を変えたもので、レイブラッド星人が封じられている。
バトルナイザーは使い方次第で光の力にも闇の力にもなる…そのために全宇宙の侵略宇宙人が狙っている神器だ。
君ならきちんと使いこなしてくれると信じている。レイブラッドはヤプールですら恐れる存在らしいから、気をつけたまえ」
石室殿はそう言って、青年の手をそっと握った。
190壬龍の日記:2007/12/10(月) 21:56:13 ID:3ZkwHhzL0
>>189の続き)
バトルナイザーの有資格者たる青年はレイというそうで、惑星ボリスでバトルナイザーを拾った時にエースキラーに遭遇したとか。
そこでバトルナイザーからゴモラを呼び出してエースキラーを封印したそうだ。
その後、ZAPという組織の者たちが迎えに現れ共に地球に帰還したとの事だが、なぜかフェニックスネストの傍で倒れていたらしい。
「彼…レイさんがバトルナイザーで操るゴモラは、今まで観測されたゴモラのどの個体よりもかなり強力みたいです」
クゼ殿のこの言葉を聞き、私はレイ殿にゴモラを呼び出すよう頼んだ。
正気か?!と皆に聞かれたが…試してみる価値はあるのだよ。
バトルナイザーで呼び出されたゴモラは、クゼ殿の言葉を裏づけるように異質なものを感じた。
ゴモラは一筋縄ではいかぬほど手強く、さすがに尻尾での攻撃は危なかった。
ゴモラの戦意を削ごうと雷撃を放った時、レイ殿は危険を感じてか、ゴモラをバトルナイザーに戻した。
「もう少しで封じれると思ったのに!」(レイ)…私は大地の地脈が実体化した存在ゆえ、封印しようとしても無駄だ。
バトルナイザーにはヤプールですら恐れるレイブラッド星人が封じられているとの事。
再び龍玉で観察すると「誰よりも先にバトルナイザーを奪い破壊しろ!」と叫ぶヤプールが移った。
ヤプールとレイブラッドの間に何か因縁があるのだろうか?
191名無しより愛をこめて:2007/12/16(日) 13:39:55 ID:avd5rRJu0
保守
192名無しより愛をこめて:2007/12/20(木) 18:05:36 ID:pWCc6PK30
保守
193カイトの日記:2007/12/24(月) 17:19:31 ID:HWHAwT8q0
リュウさん達が連れてきた青年はどうやらレイという怪獣使いのようだ
どうやら怪獣に対して敵意と殺意があるようだけど、バトルナイザーというメカと何か関係があるのだろうか?
それにレイブラットとヤプールとの因縁も気になる所…
そういえば、今日はウルトラの父降臨祭が行われる日だ
今日くらいは敵も来ないと思うけど一応、パトロールした方がいいかもしれないな
194カイトの日記を書いてる者です:2007/12/24(月) 20:03:30 ID:HWHAwT8q0
>>193

レイブラット ×
レイブラッド ○

いつもすみません…
195名無しより愛をこめて:2007/12/28(金) 10:51:17 ID:2qO2eXxvO
保守
196名無しより愛をこめて:2008/01/03(木) 19:43:49 ID:Bow8mtg00
保守
197メビウスの日記:2008/01/04(金) 16:44:09 ID:OSysS8Jv0
ウルトラの父の降臨祭も無事に終え、新年を迎えることが出来た
とはいえ、皇帝エンペラ星人の尖兵も来ないようだけどうしてだろう?
嵐の前の静けさかな?
その時、空からウルトラの父からのウルトラサインが!
えっと、「エンペラ星人はあの鎧を着用しようとしている
ウルトラ戦士たちよ、気をつけるのだ!」
えっ?鎧?一体、何の事だろうか…
198名無しより愛をこめて:2008/01/08(火) 17:16:03 ID:yhMOeYH40
保守
199名無しより愛をこめて:2008/01/12(土) 15:37:54 ID:r5cSv2NL0
保守
200メビウスの日記:2008/01/16(水) 16:34:14 ID:MWKIVS2F0
エンペラ星人が鎧って…
ゾフィー「それはアーマードダークネスの事かもしれん」
ゾフィー兄さん!アーマードダークネスとは一体?
ゾフィー「エンペラ星人に伝わる闇の鎧の事だ
その鎧を装着すると凄まじい闇のパワーを得ると聞く
早い話がアンドロ戦士みたいになってしまうという事だ」
そ、そんな危険なものをエンペラが装着してしまったら…
ゾフィー「インフィニティーで立ち向かっても勝てるかどうかさえわからない」
そ、そんな
ゾフィー「だからと言って諦めるわけにも負けるわけにもにはいかない
例えヤツがいかなる力を手に入れようと、我々にはそれに勝る力を持っているはずだ
最後まで諦めず不可能を可能にする力が!…それがウルトラマンだ
そうだろ?メビウス…」
ゾフィー兄さん…
はい、わかりました!
僕、絶対に負けません!ウルトラ兄弟の一員として
この星を、いいえ…この地球を守り抜いて見せます!皆と力を合わせて!
僕の言葉にゾフィー兄さんは頷いた
201名無しより愛をこめて:2008/01/18(金) 17:55:49 ID:AMbTXoCh0
保守
202名無しより愛をこめて:2008/01/20(日) 16:52:40 ID:12Hv0sL70
保守
203名無しより愛をこめて:2008/01/21(月) 20:07:27 ID:+ToymmII0
種々
204バン隊員の日記:2008/01/22(火) 00:13:22 ID:3e0vZClB0
驚愕の事態が起こった
エンペラが…エンペラー星人が…
南極からいなくなっていたのだ!!
余りの事に我々は呆然としていたが、やがて、ゾフィーはため息をつくと、呟いた
ゾフィー「おかしいと思っていたんだ、宇宙に幅広く浸透しているエンペラ軍団の総大将がいくらウルトラ戦士が集まっているからと言ってこの星に直々に現れて陣頭指揮を執るなんて」
ガイア「え?どういう事です」
メロス「余暇だったんだろう、エンペラにとって地球侵略は」
アグル「余暇?余暇で気の抜けているエンペラと俺達は戦っていたってのか!?」
メロス「その余暇が終わって、本格的に宇宙にいる自分の軍隊の統率をはじめに行ったんだろう」

…あれだけ必死の戦いが、全て相手が寝ながらやっていたゲームにつき合わされていたようなものだった
こんな事が…
俺は何だか戦いの規模の広大さに、目眩がしてきた
205名無しより愛をこめて:2008/01/25(金) 20:41:55 ID:k4g+vLws0
保守
206名無しより愛をこめて:2008/01/30(水) 12:49:56 ID:ImnAlCKu0
保守
207名無しより愛をこめて:2008/02/03(日) 14:51:40 ID:EGFtlVeP0
test
208名無しより愛をこめて:2008/02/06(水) 19:20:51 ID:1FLwQ7It0
保守
209名無しより愛をこめて
保守