特撮キャラ総出演 第12章

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1橘明子
私は月面基地日本支部の管理官、橘明子。
このスレは、特撮キャラによるリレー小説のスレよ。
ただ、これにはルールが有るわ…。
以下の事項と過去スレに従いドンドン書き込むんで。

<前スレ>
ttp://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1149857322

(備考)
このスレは関係の無いリンクが貼られるだけのレスが多いので次スレへの移行。
2名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:21:26 ID:MfLArWkB0
>>1
乙、早速テンプレいきます。

●特撮キャラオールスターのショートシナリオを皆で書こう!ただし、話はきちんと繋がるように。
●あまりに突飛だと思われる作品のキャラを入れる場合は、予め許可の書き込みをしておこう!
 特撮以外の作品(普通の映画やミュージカル)は参加できないので、注意しよう!
●書き込まれたストーリーはちゃんと全部読んでから続きを創作しよう!
●書き込む際、自分が手掛けたシナリオを終わらせる際はきちんと終了宣言をしよう!
 もし誰も続きを書いてくれそうになかったら責任もって自分でキリが良いところまで書こう。
●使用するキャラは基本的に早いもの勝ち。
 もしどうしてもそのキャラを使いたかったら、そのシナリオが終わってから上手く話を繋げよう!
●公式サイトやファンサイトで原作をしっかり把握するのは大前提だ!
 間違っている部分を見つけたら、ケンカ腰にならずきちんと指摘してあげよう。
●SSの中で一度死んだキャラは、原則として復活させてはダメ。
●現在放送中の作品…ゲキレンジャー、仮面ライダー電王、パンシャーヌは放送が終了するまで参戦不可。
 セーラームーンについては、主要五人…ミュージカル版 ウラヌス・ネプチューン・プルート・サターン…もちろんミュージカル版
 ルナ…テレビ版 クインベリル…テレビ版
 劇場作品及びオリジナルビデオ作品は上映(発売)開始から二ヶ月待ってから出演可能。
現在放送中の作品の劇場版は放送が終わってから参戦可能。
●海外の作品は基本的に不許可!
●同姓同名のヒーロー、怪獣、怪人を出すときは分かるように表記しよう。
(例)ハカイダー→「ギルハカイダー」、「人造人間ハカイダー(またはハカイダー/リョウ)」
   モスラ→「モスラ」、「護国聖獣モスラ」
●sage進行推奨、コテハン非推奨。
3名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:22:58 ID:MfLArWkB0
4名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:24:44 ID:MfLArWkB0
・GUTS(イルマ、ムナカタ、シンジョウ、ホリイ、ヤズミ、レナ)、機龍隊VSガタノゾーア
・ヒビキ、京介変身体、快傑ライオン丸VSサドンダス
・北斗星司&南夕子/ウルトラマンAvsヤプール/スーパージャンボキング
・シラリー、コダラーVSブローズ、ゲルカドン、バランガス
・ミズノエリュウVSドーラタイタン
・スネークオルフェノク/海堂直也、クレインオルフェノク/長田由佳、バンキュリア/ナイ+メア、アサギ、エマ、ツヨシVSピース
・キングカッパーvs改造サボテンダー
・ウルトラマングレート/ジャック・シンドー、UMA(ジーン・エコー、ロイド・ワイルダー、キム・シャオミン)VSゴーデス
・ガイファード、ボイスラッガーサファイア、デビルマン、堀口一郎、九条麗、九条優、本宮麗香VSレジェンダーヴァルカン、レジェンダーギャメリオン
・セイザーヴェルソー、セイザーダイル、セイザーギャンズ、御園木篤史、"月光"部隊VSサイバーナイト軍団(全員)
・沖田宗一郎(五色支援機士ユウヒ)、セイザーヴィジュエル(アーストライバー)、セイザートラゴス(アーストライバー)VS巨獣軍団(トロイドン、バグリアン、スカラベレス、キングゼロ、レオガイアス、量産型メガリオン数体)
・伊達翔太、真田ユカ、安藤拓人、レミー・フリーデVSカイザーハデス、ドクターゾラ、ゼネラルバッカス、コマンダーアドロクス、デストコマンド(デモンナイトとダン・ハウザー以外全員)
・旋風神、轟雷神、マシンバッファロー(ウルトラマンアグル/藤宮博也、レッドファルコン/天宮竜介)、グランギズモU(メキド王子、キメラ王女)
 キングギドラ、メカジャイガン(ギズモキート、ゴリラカンス、サイカンス、カメレオンカンス、サメカンス、カマキリカンス)、
 VSマドー母艦(ガイラー将軍)、マドー戦闘機、量産型メカゴジラ×5、フーマ母艦(神官ポー)、フーマ戦闘機
5名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:28:31 ID:MfLArWkB0
・静弦太郎、アイアンキング/霧島五郎、ダイナブラック/星川竜、イガム、フーミン、
 仮面ライダーファム/霧島美穂、雷甲太郎、ファラキャット、シュリケンジャー
 仮面ライダー(1号/本郷猛、2号/一文字隼人、V3/風見志郎、ライダーマン/結城丈二、X/神敬介、アマゾン/山本大介、ストロンガー/城茂、スカイライダー/筑波弘、スーパー1、沖一也、ZX、村雨良)
 VS仮面ライダーFIRST、SECOND、バダムライダーNo1〜No8
・ウルトラマンゼノンVSインペライザー
6名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:31:05 ID:MfLArWkB0
○ゴーゴーファイブ(レッド/マトイ、ブルー/ナガレ、グリーン/ショウ、イエロー/ダイモン、ピンク/マツリ)→ベイエリア55に戻る。
○巽モンド、ミント→ベイエリア55でゴーゴーファイブのサポートする。
○村上ワタル、ロンダ、ゼガ→ケニアに残る
○椿秀一→病院に残る
○浅見渡=太宰博士→ターボレンジャーを送り込む。記者会見を開き、防衛組織との協力を宣言。
○町田警部、牧史郎→部屋に閉じ込められ毒ガスを浴びせられる
○大門豊、ザボーガー→SRIの支援の為、百窓へ
○サンダーマスク/命光一→大魔王ベムキングを追う
○平田→店を守るため、ドールハウスに残る。
○スケバン刑事、ニンジャホワイト/鶴姫、戒堂晃、五条いづみ、冴木聖羅、あすか組→パンサークロー迎撃へ
○D×D(相沢悟、木原虎之介)、黒井ミサ、安部早紀、皇昴流、桜塚星史郎→昴流の家で戦いに備える。
○ヤミマル、キリカ、スケバン刑事(風間由真、風間結花、中村京子(ビー玉お京)、矢島雪乃)、
セーラー服反逆同盟(ミホ、ユミ、ルリ、ケイ)、少女コマンド(五条いずみ、湯浅恵子、三枝佐織)晃の家族
→スマートブレインから脱出。
○セイザーレルムズ/伝通院洸、セイザーパイシーズ/魚住愛→未確認生命体の被害者の治療を行う。
○ジャンパーソン、ガンギブソン、アールジーコ→コスモアカデミアへ戻る。
○BFカブト・テントウ・ヤンマ・ゲンジ・ミン・アゲハ→再び出動
○橘健吾(BFクワガー)、鳥羽ゆい→コスモアカデミアで待機
○小山内博士→狼鬼に破壊されたネオビートマシンの修復
○ギャラクシアン・イグレック/海野八郎、岬めぐみ、水野亜美、寺子屋塾の子供達→仙台いる
○有栖川ゆう→元に戻る。
○フラッシュマン(レッド/ジン、グリーン/ダイ、ブルー/ブン、イエロー/サラ、ピンク/ルー)、マグ→地球へ。
○ハヌマーン/コチャン、ジャイアント→タイへ戻る。
○ロボット刑事K、芝刑事、新条刑事、エクシードラフト(シンクレッダー/叶隼人、ドラフトブルース/村岡耕作、ドラフトキース/大熊拳)、
 ニンジャブルー/サイゾウ、ニンジャイエロー/セイカイ→伴内達に事情を聞こうとする。
7名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:32:05 ID:MfLArWkB0
○ウルトラマン、、ウルトラマン80/矢的猛、ゾフィー→ウルトラの星へと向かう。
○クラウドドラゴン(ベルセウス)→ウオフ・マナフの残存艦隊と共にウルトラの星宙域に。
○帰ってきたウルトラマン/郷秀樹、ネオス/カグラゲンキ→一路地球へ
○アンドロメロス、アンドロウルフ→アンドロベースへ戻る
○アストラ→マグマ星人に助けられ地球へ向かう
○ヴェッカー(カナ、メイ、サキ、ハル、アム、エリー)、
 コセイドン隊(バンノ・チカラ、 モリ・モリィ、ハルナ・マリ、トキ・ゴウ、ヒムガシ・テツ、アルタシア)→時空破断装置の捜索
○ニンジャレッド/サスケ→戸隠白雲に会いにいく。
○増田ジゴロウ/仮面ハライター,シーマームーン,ジライヤ/ニンジャブラック,米子オブジョイトイ,ミスターロボット→廃坑へ
○インビジブルファミリー→謎の老人の護衛と手当て
○キングブラキオン→無事復活。
○バンキッド隊(ペガサス/天馬昇、ドラゴン/宇崎龍一、ラビット/宇崎龍二、オックス/牛島一郎、スワン/白鳥ほのか) →宇崎家に戻る。
○モスラ&小美人→キズを癒すためインファント島へ帰る
○牛若小太郎、入道、うらぎら、ゲゲゲの鬼太郎、河原三平、ビビューン/月村圭、バシャーン/菅一郎、ズシーン/渡辺剛 →遂に合流!妖怪軍団との決戦へ。
○田端健二、井上倫文、吉井玲子→ハヤタ達を追う
○ティグリス→地底へ戻る。
○ガオレンジャー(レッド/獅子走、イエロー/鷲尾岳、ブルー/鮫津海、ブラック/牛込草太郎、ホワイト/大河冴、 シルバー/大神月麿)、
アバレンジャー(アバレッド/白亜凌駕、アバレブルー/三条幸人、アバレイエロー/樹らんる、アバレブラック/アスカ、アバレキラー/仲代壬琴) 、
テトム→オルグ、エヴォリアン連合軍との戦いへ。
○セーラーウラヌス/天王はるか、セーラーネプチューン/海王みちる、ニック・タトプロス →ネバダ砂漠に落ちてきたボイスラッガーに会いに。
○コンドールマン/三矢一心→はるか達より先にボイスラッガーの調査に来ている。
8名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:33:36 ID:MfLArWkB0
○ミジー星人(ドルチェンコ、ウドチェンコ、カマチェンコ)→ピコポン玩具製作所に戻る。
○サワイ、ヨシオカ、ナハラ、イルマらダイブハンガーメンバー→スターピースを手に入れ科学研究局へ持って行く
○真・仮面ライダー/風祭真、仮面ライダーカイザ/草加雅人、仮面ライダーデルダ/三原修介、スパイダーオルフェノク/澤田亜希→真の治療の為、病院へ。
〇新・轟天号(ダグラス・ゴードン、尾崎真一、小室)→アートデッセイ号に通信をする。
○マジレッド/小津魁、マジグリーン/小津蒔人→温泉街へ
○風谷真魚、栗原天音→ジョッカーにさらわれる。
○孫悟空、猪八戒、沙悟浄、三蔵法師、凛々、ハットリ君、三葉ケンイチ、黒木、持田ひとみ、天美あきら→避難所へ戻る。
○明日夢→夢の男から音角をもらう。
○30〜40代の男女2人(魔法家族の父と母?)と植木鉢→明日夢と出会う
○ココナツ王子、マミィ王妃、ベンジャミン伊東、与田八左右衛門、デンセンマン…カバヤンでデンセン音頭祭り
〇チームEYES(ウルトラマンコスモス/春野ムサシ、シノブ、ドイガキ、アヤノ)→カオスヘッダー監視のためトレジャーベースに戻る。
○ウルトラマンダイナ(不完全)→カオスヘッダーを追う。
○嶋昇/タランチュラアンデッド、城光/タイガーアンデッド…カードに再封印される
○葛葉キョウジ、麗鈴舫、悪魔くん、メフィスト(弟)、ハヤテ/変身忍者嵐…悪魔くんの家で英気を養う
○桃園ミキ、松原真理→黒川温泉に向かっている?
○アイアンシャープ、ナショナルキッド、まぼろし探偵、鉄人28号、金田正太郎、少年ジェットスーパージャイアンツ、祝十郎、ワクさん、海底人8823、黄金バット→散り散りに
○マグマ大使、マモル→アースに会いに行く
〇馬場一平、井上ゆか→引き続きアジトに残る
○シャンゼリオン/涼村暁、南エリ→速水の治療の為、S.A.I.D.O.C.基地へ戻る。
○ラミイ、グリフォーザー→赤ちゃん(悪魔っ子)の世話
○ソルブレイン一行(SS-I)→未来へ
○沢渡桜子→遺跡でおきた事を伝えに警視庁へ。
○神崎優衣→ミラーワールドから出られないまま。
○白い服の青年(残留思念)→光を放って消滅。
9名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:34:16 ID:MfLArWkB0
○デンジマン(デンジレッド/赤城一平、デンジグリーン/緑川達也、デンジブルー/青梅大五郎、デンジイエロー/黄山純、デンジピンク/桃井あきら)
 ファイブマン(ファイブレッド/星川学、ファイブブルー/星川健、ファイブブラック/星川文矢、ファイブピンク/星川数美、ファイブイエロー/星川レミ)
 →マグマベースで待機。
○MAT(坂田次郎、金城、上原、佐々木、藤川)→MAT基地へ戻る
○大魔神、比良坂綾奈、朝倉美都、ベルベラ、ガルガル3、ジャスピオン、アンリ→護国聖獣モスラを蘇らせるため、池田湖へ。
○ゼブラーマン/市川新市、キューティーハニー/如月ハニー、キャシャーン、秋夏子、早見青児→ハニーの家で一晩を過ごす。
○暗闇指令、伊吹長官、ナンゴウ長官→中性子爆弾を埋め込まれ、日本各地に散らされる。
○五十嵐隼人総理…内藤との会談が決裂。東京独立、人間爆弾、内藤とメルカの繋がりは何一つ知らない。
○ドギー・クルーガー、マリー、ヤーコ、白鳥スワン ⇒地球署にて待機
○コム長官、ヌマ・O、ギョク・ロウ→バード星へ
○月ひかる(コピー)、佐藤/ケムマキケムゾウ→行方不明の旗野先生を探しに保育園の中へ。
○神様、ディアブル→ディアブルの寺で成り行きを待つ。
○ダイレンジャー(シシレンジャー/天幻星大五、キリンレンジャー/天時星知、ホウオウレンジャー/天風星リン、キバレンジャー/吼新星コウ)、
ゴーマ3バカ(神風大将、電話先生、墓石社長)→亮の治療している病院へ。
○リュウレンジャー/天火星亮、テンマレンジャー/天重星将児、亀夫→亮の治療の為、病院へ。
○ゴッドマン…何処かへと飛び去る
○カー将軍→魂の花園へ。
〇ウルトラマンマックス、ダークバルタン→光の国に向かう。
〇ウルトラマンキング→周りの星を説得するべく向かう。
〇タイニーバルタン→新バルタン星で待機。
○ベースタイタン(チームDASH)→忽然と消え現われる
○ダニエル議長→光波バリアの突破法を見つけバルカンベースに通信を送る。
○ウルトラ警備隊(キリヤマ、フルハシ、ソガ、、アマギ、サツマ・ジロウ/ウルトラセブン21)→グロンキの警戒を行う。
○松坂直人(セイザータウロン)、平賀真也(ライザーガント)、天道澪、桂木重吉、鉄山将軍、立野千恵→「REX」を離れる
10名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:35:13 ID:MfLArWkB0
○ウルトラマンガイアV2/高山我夢→エリアルベースUへ戻る。
○ジュウレンジャー(ティラノレンジャー/ゲキ、トリケラレンジャー/ゴウシ、マンモスレンジャー/ダン、タイガーレンジャー/ボーイ、プテラレンジャー/メイ、ドラゴンレンジャー/ブライ)、
 美少女仮面ポワトリン/村上ユウコ、ポワトリンプティット/村上モモコ、高円寺譲、吉祥寺蔵之助、三鷹小百合、
 ビーロボ(カブタック、クワジーロ、トビマスカイ、ガニラン、スパイドン、ダンゴロン、ゲロタン、コブランダー、シャークラー、テントリーナ)、バーザ
 →バルカンベースに戻る。
○本田律子警部、中野美樹巡査→市民を守る為、署に戻る。
○レッドタイガー→またも何処かへと去って行く。
○アーサー・グランド、チャールズ・モルガン→UMA基地で戦いを見守る。
○ダイゴ/ウルトラマンティガ→地球の力で復活
○スペクトルマン/蒲生譲二、インパクター・ロギア/星山秀一、セイザータリアス/弓道天馬、
 セイザーミトラス/獅堂未加、セイザーリオン/獅堂剣、護国聖獣バラゴン→国防省へ向かう。
○安藤宗二郎、神宮司翼→迎撃戦艦轟天の最終調整を急ぐ
○鏡京太郎/ミラーマン、立花ナオキ/ジャンボーグ9、岸京一郎/ジャンボーグA、TAC(竜五郎、山中一郎、吉村公三、今野勉、美川のり子、梶洋一)
 科特隊(ムラマツ、アラシ)、PAT(村上浩、藤本武、安田秀彦、野村由紀、野村せつこ、熊井五郎)、チームEYES(ヒウラ、フブキ)、ギギ・ドクター 、父ミラーマン
 →ノートの解読を始める。
○地球防衛軍(神山、林田、前田、フレディ、ゴリラ、マスクド竹野内、竹野内、阿東快、北斗、北斗の子分)、
 楠木涼、坂本剛一→タトゥーショップ「KOYA」に残る。
○渡来角之進→メカ沢を修理。
○仮面ライダーβ/白百合いちご→出動せず
○CR89師団(南條俊、江口亮、澤田東、千葉創介)、望月綾、みゆき、ブーバ、シーマ、中島弥生、岩動風雄、ミカヅキ、シンゲツ→風雄の家で戦いに備える。
○高倉長官(MAC)→TAC本部で各国にMACの戦力を含む航空戦力とガンヘッド部隊投入を指示。
○MAC隊員(佐藤、白土、梶田、松木)、千葉京子、創平、望月誠一→MAC東京支部で待機。
11名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:36:13 ID:MfLArWkB0
○大原博士→アースパワー発生衛星でエース復活の準備を整える。
○TAC南太平洋国際本部、ハラッパ国→担当の衛星網復旧に成功。
○ハラッパ国長老→各地のワンダータイプロボットに非常召集を掛ける。
○天田一平→MG5.5号クルーにご祝儀として青リンゴ11ダースを送る。
○マイティジャック隊(今井進)→コンクルーダーでTACスペース部隊を指揮。
○キャッツワーク商会&商店街モール一同→10-34ブレス完成のため動きだす。
○SS-17→アースパワー発生衛星を起動させる。
○ウルトラマンA/北斗星司&南夕子→スーパージャンボキングと改造ベムスターをエースバリアで包み込み、ゴーデスの上空へ
○ジャッカー電撃隊→ジャンボーを入手し、ウルトラマンAの援護に。
○マイティジャック隊、TAC南太平洋国際本部派遣軍→ウルトラマンAの援護に。
○新星拳/スターウルフ・ケン、コン8、バッカス3世クルー→合流し、ウルトラマンAの援護に。
○星雲仮面マシンマン、兄弟拳バイクロッサー、葉山真紀→市街地の一般人アギトとオルフェノク、ガンヘッド383の支援(と取材)に。
○グザレ指令、ブキミ兵→怪盗ウルフを連行してAPPLE地下司令部へ。
○ネムリン、大岩マコ、空飛ぶ火の車→マシンマンとバイクロッサーの援護に
○ジェットマン(レッドホーク/天堂竜、ブラックコンドル/結城凱、イエローオウル/大石雷太、ホワイトスワン/鹿鳴館香、ブルースワロー/早坂アコ)
 →バルカンベースに向かう。
○仮面ライダーグレイブ/水原、アンドロ仮面/月ひかる、シュシュトリアン(山吹月子、雪子、花子)→地球平和守備隊に向かう。
12名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:37:37 ID:MfLArWkB0
●ユガンデ→メガレンジャーを追う
●ビルゴルディ/帯刀龍三郎、メタルベルデ/高見沢逸郎→帯刀コンツェルンで待機。
●仮面ライダーガイ/芝浦淳→気晴らしに外へ出る。
●源海龍、首領L→晃をメルカ共和国に売る相談。
●キバ男爵、ツバサ大僧正、ヨロイ元帥、十面鬼、ゼネラルモンスター、テラーマクロ→ライダー改造で勝利を確信。ゼネラルモンスターは少し懐疑心あり?
●大神官バラオム、大神官ビシュム→ゴルゴム基地でダロムの結果を待つ。シャドームーンは今回の戦いに不満をもち、三神官を信用していないようだ
●村上峡児、ニューラッキークローバー・・・オーパーツを入手
●前世魔人(サタンバット、モージンガー、ヒトデツボ、ケラリン) →バダム日本本部でライダーの事を知る。
●ハデス・ゼウス・ポセイドンオルグ、シュテン、ラセツ、ウラ→エヴォリアンと仲間になって宴会。
●ミケラ、ボッファ→ルールを無視してオリジナルトリ・ギガノイドを造ろうとする
●ヤバイバ、ツエツエ→マトリックスでデズモ達にこき使われる。
●裏次元伯爵ラディゲ/凶獣ラディガン、帝王トランザ…マリア達と合流するべく撤退
●マリア→妖怪達の封印を解き、妖怪大魔王と密約。
●ゴメス、ブラックタイガー、ピンクジャガー、ブルージャガー、クライシス四幹部(ボスガン、ゲドリアン、マリバロン、ガテゾーン) →バダム日本本部で待機
●星王バズー、バット星人、テンペラ−星人→ウルトラの星へ侵攻
●綾小路麗子→次の行動に移る
●桜塚星史郎→帯刀コンツェルンへ戻る。
●桐原剛三・ゴットネロス スマートブレイン社へ
●バルスキー、ローテール→バダムアジトへ帰還
●ジョッカー超再生怪人軍団(ラッコ男、コアラ男、ペンギン男、サメ男、ゴキブリ男)→チョコ玉男達と合流。
●レンタルビデオ男→真魚と天音を連れ、番句市の工場跡地へ。
●ゴーデス→数百キロに巨大化(さらに進行中)
●カオスヘッダー(悪)→カオスマザーから抜け出す。
●伊坂/ピーコックアンデッド…一時撤退、体力の回復を待つ
●ミスターK→バダムアメリカ支部に逃亡。
13名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:39:21 ID:MfLArWkB0
●スカーレット・クロー→パンサークローに反旗を翻す。
●バラシン→ブラック・クロー暗殺へ。
●ブライ・キング・ボス→キューティーハニーを倒しに。
●ブラッククロー/内藤薫、黒岩省吾、ひばり様、春日、十人衆、ユリカ、田崎→東京独立へ。
●海木槌三姉妹(麗巳、亜悠巳、久巳)→都庁周囲の警戒に。
●ビズネラ…昆虫パワーを求める。
●大魔王サタン、妖怪大魔王…妖怪・悪魔達を一斉蜂起させる
●シド・デイビス、香坂→ミズノエリュウでキョウジ達を誘き寄せる。
●加藤保憲、ツクヨミ、貴公子ジュニア/ガシャドクロ…それぞれ行動を開始
●冥王ジルフィーザ→グレイブのベルトを盗み、インパクター・ロギアを探す。
●ミスタードルゲ/魔人ドルゲ→ドルゲ魔人を指揮する。
●ノウゲルゲ、ウデゲルゲ、クビゲルゲ→各地へ送り込まれる。
●石堀光彦/ダークザギ→スターピースを持って何処かへ消える
●バイクロス、メタルマスター→寄生生物ファラーを使って何か企む
●デモンゴーネ、サタンゴーネ、インベーダー→ウオノメ・マナコ本部に向かう。
●ペガッサ星人一族、スターピース探し&ダークザギを見つけたら勧誘
●ギャオス→ガタノゾーアに引き寄せられてダイブハンガーに向かう。
●オロチ→復活開始
●スマートレディ→スマートブレイン本社へ消える
●デルザー軍団→鋼鉄参謀・荒ワシ師団長・ドクターケイトを失い敗走
●シャドームーン、アポロガイスト、ジュネラルシャドウ→同盟を組み、1号ライダー達をバダム大本部に向かわせる。
14名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:40:12 ID:MfLArWkB0
●マシーン大元帥、ヨロイ騎士、磁石団長→戦略的撤退後、アンチ同盟本部へ襲撃に
●Dr.ヒネラー→宇宙ステーションデルタで時空破断装置を開発中
●黒頭巾の二人組み→札幌市内の工場で何やら画策
●ショッカー大首領→デカレッド憑依に失敗し撤退。
●ゴリ 追っ手に気づきつつ地球へ
●ラー、鳥人→メフィラスを探し
●ラー2号→X星人の下に向かう
●ラー→脱出ポッドで助かり漂流
●X星人→打倒クロガネを目標に修行開始。
●ベンゼン星人、メトロン星人、メフィラス星人→温泉街へ。
●クロガネ→ウオノメ・マナコの臨時会長となる。
●改造巨大ヤプール→一時撤退
●スーパージャンボキング、改造べムスター→エースバリアに包みこまれ、ゴーデス上空へ。
15名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:40:47 ID:MfLArWkB0
●エンペラ星人復活 (タロウに出てきたので無問題です)  
●ランカー商会→デーモン怪人軍団の兵器の独占販売権獲得、等価交換で量産型バルジオンの提供。
●デーモン怪人軍団(除くバービーブー&テンパージョー)→Mr.怪人ランカーの仲介により共闘。
●Mr.怪人ランカー→ハスラー達と天海山3兄弟を招き入れる。
●ドクトル・オーバー、ハスラー教授、ドクターQ→ランカーの元でカードデッキの解析をする。
●天海山3兄弟→ランカーの配下となる。
●デーモン・アボロス→ランカーの元で何かを企む。
●五目殿下、パイカル、揚子江大飯店、八宝菜→生き残りデビラ達とともにダマスクセへ
●バイオハンター・シルバ→プロフェッサーKとレディMのいる御多良市へ脱出。
●怪盗ウルフ→カタルシスウェーブで改心し、グザレ指令の手でAPPLE地下司令部へ。
●デビラ兵一同→ダマスクセのデーモン怪人本隊へ。
●バラノイア(カイザーブルドント、マルチーワ、ボンバー・ザ・グレート、スチームパンクス(カボチャンプキン、ロッカーナイト、ネコシグナル、ジャグチャック))、
 イナズマギンガー→緯度ゼロで待機
●バダム大首領→10人ライダーの復活を感じ取る。
●大いなる意思→ウルトラマンAを取り込めず撤退。
16名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:41:21 ID:MfLArWkB0
消息不明なもの
○ボイスラッガー(ゴールド、エメラルド、ローズ、ルビー)→ゲンバーの攻撃を受け散り散りに
○風のエル、地のエル、水のエル…ルルイエでの戦いの後、その場から消え去る
○ジェットジャガー→ジャイガーを倒した後、どこかへ飛ぶ。
○的場 陣→充てもなく何処へ…
○アンドロマルス、アンドロフロル→Mydoを助けるた後、どこかへ。
○ウルトラマンネクサス/ノア→また何処かへと。
○カー将軍→グランギズモ3でジャンボーに特攻。
●朱玉→玄海龍と高見沢を会わせる
●ライジャ→ガイストアックスを持ったまま失踪
●レオ/仮面ライダーサイガ→ジェットスライガーでどこかへと去っていく。
●ライオトルーパー/徳本恭輔、新井賢→何処かへ逃走
●アークオルフェノク→ハグルマンを始末し、どこかへ消えていく。
●メフイラス→フラッシュマンの攻撃で生死不明
●魔王カーンデジファー→ギラルスとバギラを倒され撤退。
●クグツ(男女)→魔化魍を威吹鬼達に倒され撤退。
●紅孩児→お釈迦様に変身していたが、逃げる。
●ブラックビート/シャドー→何処かえ消える。
17名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:41:58 ID:MfLArWkB0
中立現状
△ゴジラ→海へ帰る。
△ねずみ男→ガイコツ城へ戻る。
△ガメラ→ギャオスを追う。
△ババァ/神崎士郎→いちごと桃子にスマートブレインのベルトを渡す。
△ゼイラム→長野を襲撃する。
△アクボーン、桃子の父→互いを見て気絶。
△黒い特凶・ブラックシープ(キリエル人、ハルカン、エージェント・アブレラ、宇宙忍デモスト)→ウルトラの星消滅作戦を実行へ。
△宇宙正義→黒い特凶の計画をジャスティスに話す
△ウルトラマンジャスティス→黒い特凶の支援のためM78星雲へ
△完全生命体イフ→第一形態のまま地球へ
△キリエル人(女)→星司と夕子のドリームボールを確保出来ない悔しさで撤退。
△乃木/カッシスワーム:ラッコ男を殺害して何処かへ去る。
18名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:44:02 ID:MfLArWkB0
バルカンベースメンバー…嵐山長官、夢野博士、ドロシー・アンダーソン、佐原博士、岩本博士、村野博士、岸田技術主任、
光明寺博士、光明寺ミツコ、お茶の水博士、高円寺寅彦、三神博士、滝川博士、御手洗博士、大河内参謀、小中井副参謀、小野寺参謀、伴野大作、
バトルフィーバーJ(バトルジャパン/伝正夫、バトルフランス/志田京介、バトルコサック/神誠、バトルケニア/曙四郎、ミスアメリカ/汀マリア)
サンバルカン(バルイーグル/飛羽高之、バルシャーク/鮫島欣也、バルパンサー/豹朝夫)、
ゴーグルV(ゴーグルレッド/赤間健一、ゴーグルブルー/青山三郎、ゴーグルブルー/黄島太)、
マスクマン(レッドマスク/タケル、ブラックマスク/ケンタ、ブルーマスク/アキラ、イエローマスク/ハルカ、ピンクマスク/モモコ) 、
オーレンジャー(オーレッド/星野吾郎、オーグリーン/四日市昌平、オーブルー/三田祐司、オーイエロー/二条樹里、キングレンジャー/リキ )、
メガレンジャー(メガレッド/伊達健太、メガブラック/遠藤耕一郎、メガブルー/並木瞬、メガイエロー/城ヶ崎千里、メガピンク/今村みく、メガシルバー/早川雄作)、
バンドーラ、トットバット、ブックバック、プリプリカン、
スパイダーマン/山城拓也、イナズマン/渡五郎、ダイナレッド/弾北斗、
宇宙刑事(ギャバン/一条寺烈、シャリバン/伊賀電、シャイダー/沢村大、アニー、マリーン) 、スピルバン/城洋介、
ジャイアントロボ、U7(草間大作)、紅健、レッドバロン、嵐田陽、マッハバロン、
MYDO(ウルトラセブン/薩摩萬、ウルトラマンゼアス/朝日勝人、数学、星見透、武村岩太)、
ウルトラマンレオ/おおとりゲン、ウルトラマンパワード/ケンイチカイ、ウルトラマンナイス/夢野銀河、
白バラ仮面/嵐山美佐、セーラームーン/月野うさぎ、ナイルなトトメス/中島サナエ、アラーの使者/鳴海五郎、
宇宙防衛艦轟天(三好考次、室井礼次、滝川マリ、ジミー、冬木和夫、三笠忠)、
グリッドマン/翔直人、グリッドマンシグマ/藤堂武史、
キカイダー/ジロー、キカイダー01/イチロー、ビジンダー/マリ、ワルダー、服部半平、鉄腕アトム、バラバラマン、バラバラギャル、鉄人28号、金田正太郎、立花真美
19名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:44:47 ID:MfLArWkB0
現在のアンチ・バダム同盟メンバー…立花藤兵衛、谷源次郎、珠純子、珠シゲル、
滝和也、滝竜介、電波人間タックル/岬ユリ子、がんがんじい/矢田頑二、海堂博士、
仮面ライダーBLACK RX/南光太郎、仮面ライダーZO/麻生勝、
瀬川耕二/仮面ライダーJ、ベリー、仮面ライダークウガ/五代雄介、一条薫、
仮面ライダーアギト/津上翔一、 仮面ライダーG3-X/氷川誠、G3マイルド/尾室隆弘、
小沢澄子、仮面ライダーギルス/葦原涼、アナザーアギト/木野薫、
仮面ライダーG4/水城史朗、深見里沙、風谷真魚、美杉義彦、美杉太一、
仮面ライダー龍騎/城戸真司、仮面ライダーナイト/秋山蓮、
仮面ライダーゾルダ/北岡秀一、由良吾郎、仮面ライダー王蛇/浅倉威、
仮面ライダーライア/手塚海之、仮面ライダーインペラー/佐野満、仮面ライダーカブト/天道総司、
栗原天音、栗原遥香、快傑ズバット/早川健、闇生物ゴハット、
ジェラ、バーラ、ブラックビート/シャドー、仮面ノリダー/木梨猛、
ドールハウス(神崎礼子、綾小路ミカ、夏希、あゆみ、薫、由香里、リサ)、
ハカイダー/リョウ、カオル

長野中央病院メンバー…ゴレンジャー(アカレンジャー/海城剛、アオレンジャー/新命明、キレンジャー/大岩大太、モモレンジャー/ペギー松山、ミドレンジャー/明日香健二)、
ターボレンジャー(レッドターボ/炎力、ブラックターボ/山形大地、ブルーターボ/浜洋介、イエローターボ/日野俊介、ピンクターボ/森川はるな) 、
カーレンジャー(レッドレーサー/陣内恭介、ブルーレーサー/土門直樹、グリーンレーサー/上杉実、イエローレーサー/志乃原菜摘、 ピンくレーサー/八神洋子)、
ガイナモ、ゼルモダ、グラッチ、オーディン/尾藤あやめ、リュウガ/尾藤鳴子、ダップ、セイザーレルムズ/伝通院洸、セイザーパイシーズ/魚住愛、
ゾーンファイター/防人光、ゾーンエンジェル/防人蛍、ゾーンジュニア/防人明
20名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:47:25 ID:MfLArWkB0
警視庁にいるメンバー…警視総監、正木本部長、本郷博士、桜内雅子、多羅尾伴内、明智小五郎、
覚羅、オルタナティブ・ゼロ/香川英行、日向無限斎、山地闘破、ニンジャイエロー/セイカイ、藤村典子、タイムファイヤー/滝沢直人、馬風破、牢忍ハブラム、聖忍アラムーサ、
爆忍ロケットマン、城忍フクロウ男爵、雷忍ワイルド、トップガンダー、
ゴーグルブラック/黒田官平、ニンジャブルー/サイゾウ、モグラ獣人、大迫力警部、
ジバン/田村直人、メタルダー/剣流星、スプリンガー、ロボコン、佐伯慎二、津川健太郎、
ロボット刑事K、芝刑事、新条刑事、エクシードラフト(シンクレッダー/叶隼人、ドラフトブルース/村岡耕作、ドラフトキース/大熊拳)

防衛軍基地メンバー…UGM(オオヤマ一樹、イトウ順吉、ハラダ時彦、タジマ浩、フジモリ新八郎、イケダ登)、
MAC(黒田明雄、青島一郎、白川純子)、 Gフォース(黒木翔、結城晃、新城功二、鈴木、大野、上原)、
平成ウルトラ警備隊(シラガネ・サンシロウ、カザモリ・マサキ、シマ・ケイスケ、ミズノ・タクマ、ハヤカワ・サトミ、 ホンジョウ・ルミ)、
ZAT(朝日奈勇太郎、荒垣修平、二谷一美、北島哲也、南原忠男、森山いずみ) 、
科学特捜隊(ハヤタ、イデ、フジ)、ナイトレイダー(和倉、孤門/ウルトラマンネクサス・ノア、凪、詩織、)、XIG(チームライトニング、ファルコン、クロウ)、
マウンテンガリバー5.5号(当八郎ら旧MJ隊メンバー)、ダイアン・マーチン、立花レイ、ウルトラマンタロウ/東光太郎、

地球平和守備隊メンバー…本田司令官、
バイオマン(レッドワン/郷史郎、グリーンツー/高杉信吾、ブルースリー/南原竜太、イエローフォー/矢吹ジュン、ピンクファイブ/桂木ひかる)、
チェンジマン(チェンジドラゴン/剣飛竜、チェンジグリフォン/疾風翔 、チェンジペガサス/大空勇馬 、チェンジマーメイド/渚さやか 、チェンジフェニックス/翼麻衣 )、
剣崎一真/仮面ライダーブレイド、相川始/仮面ライダーカリス、上城睦月/仮面ライダーレンゲル、白井虎太郎、ピーポ
乾巧/仮面ライダーファイズ、木場勇治/仮面ライダーオーガ、菊地啓太郎、園田真理、ミナ、
セーラーマーズ/火野レイ、 セーラージュピター/木野まこと、セーラーヴィーナス/愛野美奈子、 セーラーちびムーン/ちびうさ
21名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 20:53:52 ID:MfLArWkB0
ムーンタウンにいるメンバー…ムーンタウン市長、橘明子、ハヤテ隊長、キシナガ副隊長、江波香織、エンジェル275
バッカス三世号クルー(キャプテン・ジョー、リュウ、ヒメ、ダン、ビリ)

たちばなメンバー…立花勢地郎、斬鬼、轟鬼、威吹鬼、弾鬼、鋭鬼、立花日菜佳

エリアルベースメンバー…石室コマンダー、千葉参謀、
ギンガマン(レッド/リョウマ、グリーン/ハヤテ、ブルー/ゴウキ、イエロー/ヒカル、ピンク/サヤ)

空中都市008メンバー…ブルースワット(ショウ、サラ、シグ、ザジ、南三郎、岩山鉄五郎、ゴールドプラチナム)
バイクロッサー(水野拳/バイクロッサー・ケン、水野銀次郎/バイクロッサー・ギン)
ジャッカー電撃隊
(桜井五郎/スペードエース、東竜/ダイヤジャック/、カレン水木/ハートクイン、大地文太/クローバーキング、番場壮吉/ビッグワン)
TAC極東支部(北斗星司&南夕子/ウルトラマンエース)
マイティジャック隊/APPLE日本支部(天田一平、源田明、今井進、江村奈美、一条マリ、弾超七、藤井”ゼネラル”泰蔵)
大原家(大原雄介、大原星夫、大原月子、大原冴子)
ワイズマン商会(ワイズマン社長、ジュリー・ワイズマン、リエコ)
未来科学都市003/APPLE北米支部(ブラッドレー博士)
ムーンタウン避難民(梅津ダン、梅津加代子、ミーン)
フェアリー王国(青山ミドリ、ドンパ、火の精、木の精、水の精、風の精)
青山家関連(青山竜夫、青山梅子、青山虎夫、白川菊子、白川大介、熊野”ボス”幸司、雪原純子)
スカイ考古学研究所(ネムリン、大岩マコ、スカイ考古学研究所所長)
キャッツワーク商会(竹田あけみ、竹田大吉)
ガンヘッド部隊(ブルックリン、宝忍ジャンヌ、ガンヘッド507、ガンヘッド808、ガンヘッド809)
大鉄人ワンセブン、石臼怪獣モチロン、ナマハゲ、天女アプサラ
22名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 21:30:19 ID:MfLArWkB0
バダム未所属、対立している敵組織等
・ウオノメ・マナコ
・バラノイア(協力関係)
・ヤプール(協力関係 利用してるだけ)
・グロンギ
・スマートブレイン
・ゼイラム
・大星団ゴズマ
・石堀、メフィスト、ファウスト
・妖怪軍団
・バイラム
・ツクヨミ
・加藤
・大サタン(シド、香坂)
・エヴォリアン
・カオスヘッダー
・桜塚星史郎(打倒加藤の為、一時的に昴流達と手を組む)
・ランカー商会
・デスター&クライム残党
・テンタクル&オクトパス
・デーモン怪人軍団(除くバービーブー&テンパージョー)
・ゴーデス
23名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 21:31:24 ID:MfLArWkB0
<特筆事項>
・須藤はダッカーと繋がりがあったようだ。
・ダイナマンは解散し、発明センターも子供たちのための施設になっておりダイナブラックのメカ以外は廃棄されている。
・バラノイアの妨害電波がなくなり連絡が取れるようになった
・『誇り高き10人の戦士闇に堕つ時、ライダーの名のもとに戦士集い星界の王打倒せん
  其の者、黒き太陽王、歪められし命、深緑の守人、大自然の使者、伝説を超えし戦士、
  人類の未来、民の盾、異形の進化、円卓の騎士』との予言
・真魚は「癒しの力」を得る。死者は復活させられないが、生きている人物ならフィジカル・メンタル両方回復できる
・白い服の青年が放った光はヒーローたちの力を一時的にパワーアップさせる。また、全宇宙に広がっている。
・スターピースと太陽フレアの影響でバダム側の、超時空ネットワークによる通信が不可能に。
・デスギドラが倒された事により地球周辺の衛星が破壊される。なお、デブリは全て回収されたので地球への出入りは可能。
・大いなる意思の目的は新たなる肉体を手に入れる事。理想はウルトラ戦士のようだ。
・立花ナオキは謎の人物によりノートの解読能力を手に入れる。
・黒い特凶がウルトラの星を爆破させようとする目的は絶対神ン・マの転生の為である。
 なお、本来のン・マは宇宙正義と共に大いなる意志と戦った光の絶対神の一人だった。
・ン・マを本来の姿にするのは光を導く者をン・マに捧げる事。
24名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 22:01:47 ID:MfLArWkB0
<大いなる意思に対するためキーになるものとか>
・光を守護する者 神崎優衣
・銀河バイブルの破片に記された『光』の文字
・地球の力
・三枚のサバイブカード。そのうち「烈火」は無事真司に。「無限」は高見沢に。「疾風」はまだ誰の手にも渡っていない。
・銀河バイブルの一節
『太陽の3番目 青き輝き持つ子 世界が一つに重なり 邪悪なる炎が蘇る時 その輝きを失い
 全銀河は闇に包まれ終焉を迎える…』
『集う光 満ちる光 12人の白き羽の御子 聖なる盃に 光り注ぐ時 大いなる門が開き
最後の希望現れる だが その希望 裏切りの黒き羽の御子が打ち砕くであろう ・・・』
・スターピース(バルカンベース(アメリカでメガシルバーが入手)、メルカ共和国、ダイブハンガー(石堀が強奪)、008、MYDO、バーザが大獣神から託された、七本槍がタコラの森で入手)
・ゴメスはブレインを使って大いなる意思とコンタクトを取っている。
・光を導く者は12人いて今まで見つかったのは青山ミドリ、宝忍ジャンヌ、望月綾、北斗星司、南夕子、ダイゴの6人。

○大いなる意志に関して
大いなる意志が「奴ら」と呼ぶものたちによって、別の世界に封じられている
ウルトラマンの肉体を求めるのは、こちらの世界にくるための仮の体として
利用したいから。(もちろん、この事は、首領以外、誰も知らない)
光と闇が造りだす深き混沌の淵から生まれる何かによって、封印が解かれ
こちらの世界に来る事ができるようになる。
目的は、封じたものたちへの復讐と世界を還ること。
「還る」は誤字がこの字なのかは不明。
25名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 22:04:08 ID:MfLArWkB0
二次元世界のノートの一文
(前スレ>>695-696より抜粋)
最初世界は「光」に満ちていた。世界のすみずみまで「光」が溢れていた。
しかしやがて、「光」は全生命の敵になった。
「光」を支配に使うものたちが現れたのだ。キリエルとン・マである。
彼らはこの世界の神という存在から光を統べる者として選ばれた。
しかし奴らは、己の欲望のために光を使い始めたのだ。
生きるものたちは抵抗したが「光」の前では無力であった。
キリエルとン・マは生命を弄んだ。
やがて生きるものたちの「光」に対する憎悪が光の反存在を生み出した。
「闇」の誕生である。
その「闇」の中でも特異な存在だったのが、大いなる意思である。

普通「闇」は強大な力を持って誕生してくるケースが多かったが、
大いなる意思は違っていた。
奴は強大な力ではなく心を持って生まれてきたのだ。
これは、今では当たり前のことだと多くのものたちは思うだろうが、
昔は特異なケースであった。
その頃の生命には「心」というものが存在していなかった。
キリエルとン・マが生命から「心」を奪い取っていたのだ。
そのため、「闇」のものたちは「光」を見つければ無差別に本能のままに力を振るった。
だが大いなる意思は違った。奴は生まれた時から「心」を持っていたのだ。
何故強大な力ではなく「心」を持って生まれたきたのか?今となって知る術はない。

結局「光」を過信したキリエルとン・マは「光」から見限られてしまい
天から地に堕ちた。
「光」は生命と一部の「闇」のものたちに宿った。
ここから新たなる戦いが始まるのだが、多くのものたちはその重要性に気付かなかった。
「闇」の中でたった一人だけ、「心」を持って生まれてきた大いなる意思の存在を。
26名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 22:04:50 ID:MfLArWkB0
○登場作品
<仮面ライダーシリーズ>
仮面ライダー
仮面ライダーV3
仮面ライダーX
仮面ライダーアマゾン
仮面ライダーストロンガー
仮面ライダー(新)
仮面ライダースーパー1
10号誕生!仮面ライダー全員集合!!
仮面ライダーBLACK
仮面ライダーBLACK RX
真・仮面ライダー 序章
仮面ライダーZO
仮面ライダーJ
仮面ライダークウガ
仮面ライダーアギト
仮面ライダー龍騎
仮面ライダー555
仮面ライダー剣
仮面ライダー響鬼
仮面ライダー THE FIRST
仮面ライダーカブト
27名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 22:08:05 ID:MfLArWkB0
<ウルトラシリーズ>
ウルトラQ
ウルトラマン
ウルトラセブン
帰ってきたウルトラマン
ウルトラマンA
ウルトラマンタロウ
ウルトラマンレオ
ウルトラ6兄弟対怪獣軍団
ウルトラマン80
アンドロメロス
ウルトラマングレート
ウルトラマンパワード
ウルトラマンネオス
平成ウルトラセブン
ウルトラマンゼアス
ウルトラマンティガ
ウルトラマンダイナ
ウルトラマンガイア
ウルトラマンナイス
ウルトラマンコスモス
ウルトラQ DARK FANTASY
ULTRAMAN
ウルトラマンネクサス
ウルトラマンマックス
ウルトラマンメビウス
28名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 22:08:55 ID:MfLArWkB0
<スーパー戦隊シリーズ>
秘密戦隊ゴレンジャー
ジャッカー電撃隊
バトルフィーバーJ
電子戦隊デンジマン
太陽戦隊サンバルカン
大戦隊ゴーグルファイブ
科学戦隊ダイナマン
超電子バイオマン
電撃戦隊チェンジマン
超新星フラッシュマン
光戦隊マスクマン
超獣戦隊ライブマン
高速戦隊ターボレンジャー
地球戦隊ファイブマン
鳥人戦隊ジェットマン
恐竜戦隊ジュウレンジャー
五星戦隊ダイレンジャー
忍者戦隊カクレンジャー
超力戦隊オーレンジャー
激走戦隊カーレンジャー
電磁戦隊メガレンジャー
星獣戦隊ギンガマン
救急戦隊ゴーゴーファイブ
未来戦隊タイムレンジャー
百獣戦隊ガオレンジャー
忍風戦隊ハリケンジャー
爆竜戦隊アバレンジャー
特捜戦隊デカレンジャー
魔法戦隊マジレンジャー
29名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 22:09:37 ID:MfLArWkB0
<メタルヒーローシリーズ>
宇宙刑事ギャバン
宇宙刑事シャリバン
宇宙刑事シャイダー
巨獣特捜ジャスピオン
時空戦士スピルバン
超人機メタルダー
世界忍者戦ジライヤ
機動刑事ジバン
特警ウインスペクター
特救指令ソルブレイン
特捜エクシードラフト
特捜ロボ ジャンパーソン
ブルースワット
重甲ビーファイター
ビーファイターカブト
ビーロボ カブタック
テツワン探偵ロボタック

<不思議コメディシリーズ>
ロボット8ちゃん
どきんちょネムリン
おもいっきり探偵団覇亜怒組
魔法少女ちゅうかなぱいぱい!
魔法少女ちゅうかないぱねま!
美少女仮面ポワトリン
不思議少女ナイルなトトメス
うたう!大竜宮城
有言実行三姉妹シュシュトリアン
30名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 22:13:01 ID:MfLArWkB0
<1950〜60年代ヒーロー>
スーパージャイアンツ
月光仮面
遊星王子
少年ジェット
鉄腕アトム
まぼろし探偵
七色仮面
海底人8823
鉄人28号
アラーの使者
ナショナルキッド
宇宙快速船
黄金バット
悪魔くん
マグマ大使
ジャイアントロボ
31名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 22:13:36 ID:MfLArWkB0
<1970年代ヒーロー(東映)>
すき!好き!!魔女先生
超人バロム・1
変身忍者嵐
人造人間キカイダー
キカイダー01
ロボット刑事
イナズマン
イナズマンF
コンドールマン
アクマイザー3
超神ビビューン
宇宙鉄人キョーダイン
大鉄人17
快傑ズバット
スパイダーマン
銀河大戦 宇宙からのメッセージ

<1980〜2000年代ヒーロー(東映)>
星雲仮面マシンマン
兄弟拳バイクロッサー
人造人間ハカイダー
超光戦士シャンゼリオン
ゼブラーマン
32名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 22:14:33 ID:MfLArWkB0
<1970年代ヒーロー(円谷・東宝など)>
ミラーマン
レッドマン
トリプルファイター
ファイヤーマン
ジャンボーグA
ジャンボーグA対ジャイアント
恐竜戦隊コセイドン
スペクトルマン
サンダーマスク
行け!ゴッドマン
レインボーマン
アイアンキング
流星人間ゾーン
スーパーロボット レッドバロン
ダイヤモンドアイ
行け!グリーンマン
電人ザボーガー
スーパーロボット マッハバロン
円盤戦争バンキッド
行け!牛若小太郎
バトルホーク
33名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 22:15:59 ID:MfLArWkB0
<1980〜2000年代ヒーロー(円谷・東宝など)>
電光超人グリッドマン
七星闘神ガイファード
ボイスラッガー
時空警察ヴェッカー D-02
千年王国V銃士ヴァニーナイツ
鉄甲機ミカヅキ
キューティーハニー
CASSHARN
超星神グランセイザー
幻星神ジャスティライザー
超星艦隊セイザーX
DEVILMAN

<その他特撮作品(東映)>
少年ケニヤ
忍者ハットリくん
がんばれ!ロボコン
透明ドリちゃん
燃えろ!ロボコン
SHI15UYA
34名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 22:16:29 ID:MfLArWkB0
<その他特撮作品(円谷・東宝など)>
宇宙Gメン
コメットさん(大場久美子版)
マイティジャック
戦え!マイティジャック
怪奇大作戦
緊急指令10-4・10-10
クレクレタコラ
怪人二十面相
スターウルフ
ゼイラム
NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE
鉄人28号(2005年版)
35名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 22:18:11 ID:MfLArWkB0
<その他(ドラマ、ミュージカル、人形劇etc)>
多羅尾伴内
河童の三平 妖怪大作戦
空中都市008
見ごろ!食べごろ!笑いごろ!
プリンプリン物語
月曜ドラマランド ゲゲゲの鬼太郎
スケバン刑事
スケバン刑事U 少女鉄仮面伝説
スケバン刑事V 少女忍法帖伝奇
セーラー服反逆同盟
少女コマンドーいづみ
花のあすか組!
帝都物語
仮面ノリダー
TOKYO BABYLON 1999
美少女戦士セーラームーン(ミュージカル版)
36名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 22:18:57 ID:MfLArWkB0
聖龍伝説
木曜の怪談より〜サイボーグ〜
木曜の怪談より〜ゴーストハンター早紀〜
D×D Dangerous Angel  Death Hunter
真・女神転生 デビルサマナー
エコエコアザラク(加藤夏希版)
ストレッチマン
雅楽戦隊ホワイトストーンズ
仮面ハライター
ドールハウス〜特命女性捜査班〜
COSMIC RESCUE-The Moonlight Generations-
下妻物語
漫(F)画☆太郎SHOW ババァゾーン(他)
魁!クロマティ高校 THE MOVIE
西遊記(香取慎吾版)
楳図かずお恐怖劇場 プレゼント

テンプレはここまでです。
熱いストーリーを楽しみにしています。
37過去スレ:2007/07/10(火) 23:23:45 ID:g/yBc+wg0
38名無しより愛をこめて:2007/07/11(水) 20:57:46 ID:gGnmDHuO0
一発目いきます

「何、お前らに予言書は渡さん!」
エジンは杖を傭兵達に向ける。
「老いぼれめが、勝てると思っているのか」
「ぐっ…」
傭兵の一人がエジンに向けて手を伸ばす。

「うりゃぁぁぁぁ!」
その時、威勢の良い掛け声と共に傭兵の一人に何者かが飛び蹴りをかます。
「だ、誰だ?」
「へへへ…この宇宙の野生児、ターザン様がお前等の相手をしてやる!」
その掛け声の主、ターザンが名乗りを上げる。
「ターザン、また無茶する気か!?」
「じいちゃん、俺が来たからこんな奴等はコテンパンだぜ」
エジンの静止を聞く事も無くターザンは傭兵の相手をしようとする。
39名無しより愛をこめて:2007/07/11(水) 20:58:52 ID:gGnmDHuO0
「小僧が一人で我々に立ち向かうつもりか!?」
「ま、負けられるかよ…」
傭兵の一人がターザンに手を伸ばし掴む。

その時、傭兵達にレーザーが放たれる。
「よっと、助かったぜ」
そのレーザー攻撃でターザンは傭兵の手を振りほどき、エジンの目の前へ動く。
「一体何者だ!?」
傭兵達がレーザーが放たれた方向を向くと、そこには二人の若者が銃を構えながら立っていた。
その二人はかって轟轟戦隊ボウケンジャーのチーフで現在は宇宙プレシャスの探索の旅をしている明石暁と西堀さくらであった。
「おっと、そのプレシャスは私はしないぜ」
暁は傭兵達に見栄を切る。
「おのれ、銀河バイブルは諦めんぞ」
傭兵達は何処かへと去っていった。
40名無しより愛をこめて:2007/07/11(水) 21:00:39 ID:gGnmDHuO0
「お主らに救われたよ」
「いえ、例には及びません」
エジンと暁が握手をする。
「ちぇ、俺も助けに来たっていうのにそりゃ無いんじゃない?」
「こら、ターザン。お前のはただの無茶というんじゃ!」
調子に乗るターザンにエジンは一喝する。

「自己紹介が遅れましたね。私は西堀さくら、地球から来ました」
「俺は明石暁、さくらとは宇宙プレシャスを探索しています」
暁とさくらが自己紹介をする。
「宇宙プレシャスか、ワシの名はエジン。この星にある銀河バイブルを解読しておる」
エジンが銀河バイブルに関する事を言う。
「俺、ターザン。こんな美人な姉ちゃんにあえて嬉しいよ」
「キャー、何するの!」
ターザンは自己紹介がてらさくらのスカートを後ろからめくってしまう。
41名無しより愛をこめて:2007/07/11(水) 21:02:10 ID:gGnmDHuO0
「ところでその銀河バイブルというのは?」
「この星に古文書ではこれも銀河バイブルの一種なのじゃよ…わっ!?」
「光っている…」
エジンは暁に銀河バイブルを見せるが、銀河バイブルが輝き始めた。

「こら、待ちなさい!」
「やだーよーだ…うわっ」
銀河バイブルに反応するかの様にターザンの付けている腕輪が輝き始め、光の球が出てきた。
「この光の球はもしや…!?」
光の球を見たエジンは何かに気づく。
「もしかするとターザンは光を導く者なのかもしれんな」
エジンが三人にに自らの推測を話す。
42名無しより愛をこめて:2007/07/11(水) 21:04:14 ID:gGnmDHuO0
「って事はさくら姉ちゃんと一緒に地球へ行けるんだね」
「これからは今以上の危険がありますが大丈夫ですか!?」
「分かったよ…でも危険を怖がってちゃ宇宙の野生児の名が泣くぜ!」
ターザンはさくらに言われると、その意気込みを見せる。

「エジンさん、銀河バイブルは俺達が守ります」
「ありがとう、ワシは他の予言書の解読をしておる」
暁とエジンがガッチリ握手をする。

「決まったな…ボイジャーに戻るぞ」
「はい」
暁は母艦であるゴーゴーボイジャーに戻る指示をだし、さくらがそれに頷く。
「ターザン、宇宙を悪の魔の手から守ってくれ」
「じいちゃん、待っていてくれよ」
エジンにターザンが手を振る。
そして一同はゴーゴーボイジャーで一路地球へ戻る事になった。

ターザンの腕輪から出てきた光の球はドリームボールであり、彼こそ光を導く者の一人である事を暁は少なからず感じていた。

○ボウケンレッド/明石暁、ボウケンピンク/西堀さくら、ターザン→銀河バイブルを届けに地球に戻る。
○エジン→銀河バイブルの解読を続ける。
原作ラストで宇宙に旅立ったチーフとさくらを使ってみました。
ターザンはジャスピオンの最終回に登場したサタンゴースを倒すカギとなった赤ん坊です。
43名無しより愛をこめて:2007/07/11(水) 21:10:55 ID:gGnmDHuO0
>>41>>42の間に入れてください。

「一体あのターザンには何かあるのでしょうか?」
「彼の両親は宇宙海賊に殺された。死ぬ前に親はカプセルに入れて彼を逃がした。その時に地球に辿り着いたのじゃ」
エジンは暁にターザンの出生を話す。
「孤児だったのですか」
「ああ、その時、地球はサタンゴースという怪物に襲われていたが、彼の力によってその怪物は倒された」
さくらに聞かれ、エジンは話を進める。
「まさか、彼は何か特殊な力を持つのでしょうか?」
「違う、彼はこの星の自然で育った普通の子じゃ。一つ違うのは「光に打たれし赤子」という予言があって、それがターザンだったのじゃ」
さくらの推測に対しエジンが答える。

「光に打たれし赤子か…彼を俺達に預けてよろしいでしょうか?」
「チーフ?」
暁はエジンにターザンを自らの元へ預けようと頼む。
それを聞いたさくらが驚く。
「わかった。一緒にこの銀河バイブルを地球へ届けてくれないか?」
「喜んで」
暁はエジンから銀河バイブルを受けとる。
44ウルトラシリーズ防衛組織SS:2007/07/11(水) 22:26:58 ID:Dq202EEh0
45名無しより愛をこめて:2007/07/11(水) 22:28:47 ID:+PJOkqWk0
エジンは死んだんだから無効
46名無しより愛をこめて:2007/07/12(木) 18:37:56 ID:89mwvDv50
一方の緯度0でもケリス達と同様にブローズの襲撃を受けていた。
「怪獣はどの位いるんだよ!?」
「陛下、それが1匹だけではありません。各ブロックに現れて数が掴めません」
ブルドントがバーロ兵からの報告を聞いて慌てる。

そこに慌ててマルチーワがやってくる。
「ブルピー、ジャンボーもかなりの数が破壊されたわ」
「そんな、ゴーデスは僕達に味方するんじゃなかったのか…」
マルチーワに言われブルドントは愕然する。
その間にも次々とブローズが現れジャンボーを破壊していく。

「陛下、ここは私に任せて逃げてください!」
「スチームパンクス、お前…」
スチームパンクスはブルドントに頭を下げると巨大化してブローズ達に立ち向かう。
「俺も黙っていらえるか!」
ボンバー・ザ・グレートも巨大化する。

「二人とも…みんな、バラクティカ、あるいは残ったジャンボーに乗り込め!」
ブルドントは一同に指示を出す。
47名無しより愛をこめて:2007/07/12(木) 18:40:39 ID:89mwvDv50
緯度0からバラクティカを中心に次々とジャンボーが飛び立っていく。
ジャンボーの数はバルカンベースを襲撃した時の10分の1程度であり、バラクティカのもう一隻はブローズに破壊されたのであった。

バラクティカの艦内ではブルドントを始めとする幹部達がいた。
「くぬぬ…ゴーデスは見境無しって事かよ!」
ブルドントはゴーデスへのショックを隠せなかった。
「ふっ、ゴーデスに頼ろうとしたからだな」
「何を言うんだよ!」
それを見てイナズマギンガーがブルドントをあざ笑う。

「陛下、緯度0から通信が繋がりません」
「そんな…!?」
通信を送っていたバーロ兵から緯度0からの通信が伝わらない事を伝える。

その頃、緯度0はブローズ達の攻撃により完全に破壊され
ボンバー・ザ・グレートもスチームパンクスもブローズに倒されたのであった。
バラノイアの本拠地が無くなった事を脱出した面々は知る由も無かった。
48名無しより愛をこめて:2007/07/12(木) 18:42:17 ID:89mwvDv50
「フフフ…そういう事か」
「ブルピー?」
突如としてブルドントの様子がおかしくなった。
マルチーワが声を掛けるがお構い無しであった。

「いいか、我々はゴーデスに認めてもらう為にゴーデスの元に行くぞ!」
何を言い出すのかと思いきやブルドントはゴーデスの元へ向かう事を告げる。
「ほう、面白い奴だ。それならサンバルカンもくるかもな」
イナズマギンガーがニヤリとする。
そしてバラノイアの一同はゴーデスの元へと向かう事になった。

●バラノイア(カイザーブルドント、マルチーワ、イナズマギンガー)→ゴーデスの元へと向かう。
●ボンバー・ザ・グレート、スチームパンクス→ブローズに倒される。
49国防省大決戦!4 一筋の光 星の輝き:2007/07/13(金) 00:05:04 ID:PBkUpFH80
「ユウヒ、行け!」
沖田の命令でユウヒがトロイドンへと格闘戦を仕掛ける。重量級のユウヒのパンチを受けて吹き飛ぶトロイドン。
「滑空砲発射!」
このまま畳みかけようと滑空砲の発射を指示する沖田。しかしそこへ量産型メガリオンの腕のドリルが炸裂。不発に終わらせられた。
さらにキングゼロの起こした暴風を受けよろめいた所へ、レオガイアスの重力砲が命中!行動の自由を奪われてしまう。
「くそっ!こう数が多くては!」
「ユウヒを援護するぞ!」
「OK、と言いたいけど、こっちも…きゃあっ!」
2体の量産型メガリオンを引きつけていたヴィジュエルのアーストライバーが、その光弾を避けきれずついに命中させられた。
「蘭!…うわっ!」
トラゴスも光弾を喰らわせられ、不時着を余儀なくさせられる。
国防省地上戦力も既にほとんどが壊滅させられ、ユウヒは孤立無援の状態に追いやられていた。
そして、サイバーナイト軍団と戦うグランセイザー達も、いまだ不利な状況にあることは変わらなかった。

奇妙な取り合わせの3人と戦うレジェンダー達は、ザコールを召喚して数では勝っていたものの、さっきまでとは逆に押され始めていた。
デビルマンの剛腕を受け、吹き飛ぶヴァルカン。
「こいつめ!」
ギャメリオンの舌を避けると、サファイアはその舌を掴んでギャメリオンを投げ回し、そこいらへんの柱や壁にぶち当てた。
ガイファードは堀口ら4人を守りながらザコールの大群を相手に獅子奮迅の戦い振りを見せている。
「ぐへっ!」
思い切りコンクリートで舗装された省内の通用道路に叩きつけられてノビるギャメリオン。サファイアはその舌から手を離すと
「とどめだ!シュババババーーン!!」
「ぐわあああ!」
ギャメリオンにソニックウェーブを放ち、一気に倒した。
「ギャメリオン!…ぐほっ…!」
ヴァルカンも、倒され爆発した仲間に気を取られたその一瞬に、デビルマンの手刀で腹を貫かれる。
「まさか…こんなにも簡単に…」
腹に風穴を開けられ、そのまま爆発する。同じ頃に、ガイファードはここいらへんのザコールを一掃し終えていた。
50名無しより愛をこめて:2007/07/13(金) 00:07:20 ID:iwu8eCMl0
「剛!」
「剛さん!」
「剛…!」
「博士、優、麗…」
富士山地下のクラウン基地で、剛が兄・将人と共に行方不明になって以来の再会。しかし今の彼等はそれを楽しめる状況にはなかった。
「お取り込み中の所すいませんが、こいつら(=ハデス軍)一体何なんだ?」
「うむ、とりあえず感動の再会は後にしよう。…こいつらはいやウオノメ・マナコ特別遊撃隊と言うらしい」
「…うおのめ?」
さすがに珍妙な名前と思ったか、3人が脱力しかける。
「カイザーハデスと言う奴に率いられて国防省を落としに来たんだ。国防省の者や私がここに集めた戦士達が必死に戦っているが…」
「なんだって!?ハーデス!?」
「知っているのか?」
「君は?…今朝方剛に聞いた…ええと、2人いたがどっちかね?」
「ボイスラッガーサファイア、天馬武です。…ハーデスは俺達ボイスラッガーがかつて戦った、ムーオン帝国の悪魔獣。
 ゴールド…俺達の仲間の一人が犠牲になってやっと封印した奴なんだ。…ゲンバーが蘇ってたんだ、奴も蘇っていてもおかしくはない」
カイザーハデスと悪魔獣ハーデス、思いっきりハデス違いである。
「そんな強敵なのか!」
「なら、早く加勢しなければ」
「…行ってくれるか、剛。そして君達も」
「もちろんだよドクター。相手がクラウンだろうと何だろうと、俺は戦う。大切なものを守るために」

「のわあっ!」
ツインズナイト兄弟の連携攻撃を喰らい倒れる拓人。
地下ドックでの戦いでは、やはり装着できない星の戦士達の不利な状況になっていた。
「きゃっ!」
デスタランの毒針の連射をなんとか避わすレミー。向こうの方にはバスキの足下に倒れているユカが見える。さらに
「わっ!…やっべぇ!」
刀代わりに振るっていた棒をギルモンドに半分に斬られて慌てる翔太。
51名無しより愛をこめて:2007/07/13(金) 00:08:41 ID:iwu8eCMl0
「どうしたライザーグレン?」
「そっちの2人はともかく、今のお前達はもはやただの地球人!」
「装着できないだけでこのザマとは…お笑いだわ」
「ではそろそろお別れの時だ…弟よ、トドメを刺してやれ」
「いやいやここは兄者から」
相手の歯ごたえの無さに落胆してか、口々に好きなことを言うデストコマンド達。だが、今の翔太達には言い返すこともできなかった。
「ふん、力を失った奴等など所詮この程度か…」
「こんな奴等に苦戦していたとは…だがもうそれも過去の話」
「貴様らの未来、いや、地球の未来すら、このカイザーハデスが奪ってくれよう!」
「なんだと…」
ハデスの言葉を聞いて、倒れていた拓人が立ち上がってくる。
「た、拓人…」
「地球の未来を…アドが、ケインが、そして、シャーク隊長が…みんなが必死でつかみ取った未来を、お前達になんか、奪わせはしない!」
ハデスに向かって雄叫びをあげて突進してゆく拓人。だが、自分が有利な状況にあるためか、ハデスは冷静に部下に命令を下した。
「ギルモンド」
「ははっ!デスクロス、ブレイク!」
ギルモンドの必殺剣が、拓人を捉えた。

「とりゃあ!」「…」「ふん!」
突如サイバーナイト軍団へと不意打ちを仕掛けた謎の3人に、グランセイザー3人が驚く。
しかし、その後に続いて出てきた堀口ら4人を見て、どうやら味方であるらしいと予想はついた。
「博士、彼等は?」
「先程、ここに来ると言ったガイファードとその仲間だ。私達の心強い味方だ!」
その言葉に勇気づけられる星の戦士達。さらに
「スパイラルホーン!」「レディクロー!」
グランビークルを落とされた大地のトライブの2人がこちらに加わり、星の戦士達は勢いづいた。
「敵が浮き足立った!今だ!」
この場を離れていた沖田の代わりに月光の指揮をとっていた御園木の号令で、月光の隊員達が一気に攻勢に転じた。
「フルムーン・スラッシュ!」「大旋風破!」「大海嘯ぉ、切断!」
「ぐわああっ!」
52国防省大決戦!4 今回はここまで:2007/07/13(金) 00:09:59 ID:iwu8eCMl0
グランセイザーの3人もそれに会わせてか、隙を見てそれぞれの必殺技を一気に叩き込む。
それを喰らったザウラス、ガンデロン、ゼッカードの3体が吹き飛んだ。
「よし!」
「…?そういえば、翔太達は…?」

「ぐわあっ!」
そして今、地下ドックでも吹き飛んだ者がいた。ギルモンドだ。拓人に必殺剣を叩き込んだはずのギルモンドが何故吹き飛んだか?
「…?」
拓人の周りを不思議な光が取り巻いている。そして拓人の目の前にはその光の小さな源が浮かんでいた。
「ライオン…1」
拓人の所持するコスモカプセル『ライオン1』。それが、窮地の拓人を救ったのだった。
「な、何だあれは!?」
「わ、わかりません!」
「これは…?」
「きれい…」
「コスモカプセル…。…!」
そして、レミーの元からもコスモカプセルが飛び出した。彼女の所持する『シャーク4』である。
ライオン1のもとへ飛んでいったシャーク4も光を放ち初め、そこにいた星の戦士達はその光に包まれた。

○風間剛/ガイファード、天馬武/ボイスラッガーサファイア、不動明/デビルマン、堀口一郎、九条麗、九条優、本宮麗香、
雨宮涼子/セイザーヴェルソー、秤谷仁/セイザーダイル、三上辰平/セイザーギャンズ、早乙女蘭/セイザーヴィジュエル、神谷豪/セイザートラゴス
伊達翔太、真田ユカ、安藤拓人、レミー・フリーデ→光に包まれ、一時的に姿を消す
○御園木篤史、沖田宗一郎→戦闘中
○安藤宗二郎、神宮司翼→迎撃戦艦轟天の最終調整を急ぐ
●カイザーハデス、ドクターゾラ、ゼネラルバッカス、コマンダーアドロクス、デストコマンド(ダンハウザーとデモンナイト以外全員)→地下ドックに侵攻
●レジェンダーギャメリオン、ヴァルカン→ガイファード、ボイスラッガーサファイア、デビルマンに倒される
●サイバーナイトザウラス、ガンデロン、ゼッカード→ヴェルソー、ダイル、ギャンズに倒される
●巨獣軍団(トロイドン、バグリアン、スカラベレス、キングゼロ、レオガイアス、量産型メガリオン数体)→暴れてます

まだまだ続きます
53会合の大空:2007/07/14(土) 03:01:26 ID:rfTVMgmb0
008編の中の人です。
新スレ誕生を祝いまして新ネタ投下いたします。

マリ「キャプテン、厚木の防衛軍基地から通信です!」
天田「厚木から?何の用件だ…。」
そう言ってマイティ号の天田隊長は、メインスクリーンの通信ウィンドウを開いた。
するとそこに懐かしくもあり、一番憎たらしい人物の素顔が映し出された。

当『よう、天さん!暫くだな…。』
天田「あ…、当キャプテン?!」
当『「何で生きていたんだ?」って言いたいんだろう?』
天田「そうです!貴方は私に散々借りを作っておいて、いざ返そうとしたら機会を伺う
暇も無く消えてしまった!それが、今更生きていたなんて、誰が信じられます?!」
憎まれ口で天田隊長が、心の中に溜め込んだ物を吐き出すように初代マイティ号
キャプテンであった当八郎に向かって喚いた。

当『天さん…。今でも私を憎んでいるのか…?』
天田「色々ありましたからね…、でも…。」
当『でも?』
天田「私がマイティジャック隊の隊長を務めるようになって、貴男の事がある程度理解
出来たんです…。」
当『小川君の事かね?』
その詞に天田隊長は頷いた。Q壊滅時に自分の部下を死なせてしまった事が、天田
隊長に深い心の傷を作っていたのだ…。
54名無しより愛をこめて:2007/07/14(土) 03:02:50 ID:rfTVMgmb0
天田「しかし、それでも私は貴男の事を許した訳じゃありませんよ。貴方に本当に死な
れてしまったら…。」
当『もう言わなくてもいい、天さん…。いや、天田キャプテン…。』
天田「この作戦が終わりましたら、008の大原博士のマンションで飲み明かしません
か?」
当『いいね、天田キャプテン…。』
そう言いながら当八郎からの通信は切れたのであった。

…全く、奴は…

頭の中では憎まれ口であったが、天田隊長の瞳にはうっすらと光るものが流れていた
のであった…。 
 
奈美「キャプテン、日本に向かっていたゴーデス細胞の大群が進路を変えました!」
天田「本当か?!」
奈美からの報告を受け、我に返る天田隊長。

奈美「それだけではありません…。世界各地のゴーデス怪獣達が、ゴーデス細胞に
変化して、一点に向かっています…!」
源田「その一点って、もしかして…?」
奈美「ウルトラマンAに向かって…、というよりはエースが抱えているスーパージャンボ
キングの持つ莫大なエネルギーに吸い寄せられているって感じよ…。」
超七「TAC南太平洋国際本部では?」
奈美「高倉長官の方も確認しているって言ってるわ…!」
天田「ヤプールの奴、それを見越して…。」
ヤプールの底知れなさに、改めて驚愕する天田隊長。
55名無しより愛をこめて:2007/07/14(土) 03:04:52 ID:rfTVMgmb0
その時、通信ウィンドウに今井隊員の姿が映し出された。

今井『キャプテン、宇宙用ブースターとスペシウム弾頭弾への換装が終了しました!
何時でも出られます!!』
その頃コンクルーダーに乗ってTACスペース部隊を指揮していた今井隊員は、マイティ号に
一時帰還して宇宙用装備への換装と、スペシウム弾頭弾の搭載を行っていた最中であった。
APPLEは、ウルトラマンメビウスと共に暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人を倒したCREW-GUYS
にコンクルーダーを「ガンクルセイダー」として提供していた事もあって、対ゴーデス用として
GUYSのメテオール兵器も回されていたのだ。それはTACの方も同じであった…。

番場『それと、ゴーデスに向かって団体様が向かっているみたいだぞ…?』
天田「番場隊長?!」
今度はジャンボーに乗艦している番場壮吉からの通信である。スクリーン上の番場の顔の下に、
バラクティカを旗艦とするバラノイア艦隊の姿が映る。 

ケン『そうしたら、部隊を3つに分けないか?俺はウルトラマングレートと、ゴーデス怪獣と戦って
いる2匹の怪獣の支援に向かう…。グレートもシラリーもコダラーも、アースの力が溜め込まれて
いるだろうから、連中と協力すれば下からゴーデスの奴を押し出せるはずだ…。』
番場『なら、俺の方はバラノイア艦隊を食い止める…。バルカンベースに援軍も要請しておいた
から、そっちと合流して連中を叩き潰す…!』
ブラッドレー博士『こちらはTACアロー部隊を番場隊長の支援に回し、空を飛んでいるゲルカドン
どもはスペースと、今井隊員のコンクルーダーにも協力してもらって叩き落とす!』
ジョウ『俺の方はウルトラマンAとマイティ号を、宇宙に上げる突破口を開く!ブラッドレー博士、
手伝って貰えませんか?』
ブラッドレー博士『勿論だとも、キャプテン・ジョウ…!』
番場だけでなくスターウルフ・ケンやバッカス3世の協力も得て、力強く答えるブラッドレー博士。
56名無しより愛をこめて:2007/07/14(土) 03:07:01 ID:rfTVMgmb0
モチロン「そしたら俺は、行動隊長殿の方を手伝わせてもらうぜ!」
ナマハゲ「降下用の『波乗り板』出来ているんだろ…?」
天田「『波乗り板』?」
目を丸くして源田隊員を見る天田隊長。

源田「水面滑走機能を搭載した、彼ら専用の降下用グライダーです…!」
奈美「そのグライダーって、休憩時間に見ていたビデオの『アレ』?」
天田「源、お前最近アニメ付いていないか?」
苦笑する源田隊員と天田隊長。

天田「まぁ、冗談はここまでにして…。これより本艦は、対ゴーデス最終作戦を実行する!
全員、持ち場に着け!!」
『SMJ!』

邪悪生命体の暴挙に立ち向かう者達戦いも、局面に向かって突き進んでいた…。

○当八郎→天田隊長と大原博士邸で飲み明かす事を約束
○マイティ号、バッカス3世→ウルトラマンAの護衛に
○ジャッカー電撃隊(ジャンボー乗艦)→バラノイア艦隊壊滅に向かう
○TAC南太平洋国際本部派遣軍→アロー部隊はジャッカーの支援に、
ファルコン、スペース部隊は対ゲルカドンに備える
○新星拳/スターウルフ・ケン、コン8→ウルトラマングレートと合流へ
○モチロン、ナマハゲ→ジャッカーの支援に

ジャッカー電撃隊とモチロン&ナマハゲはフリーと致します。
57名無しより愛をこめて:2007/07/19(木) 23:34:11 ID:u7+1QoCX0
バルカンベースにジャンボーの指揮を執っている番場から通信が入る。
「番場君、どうしたんだ?」
『嵐山長官、やばい事が起こりました』
「やばい事?」
『はい、バラノイアの奴等がゴーデスの方に向かっております』
嵐山長官に聞かれ番場が答える。
「連中めが、ここでケリを付けるのか。それなら我々の方からも戦力を貸そう」
『ありがとうございます。足止めは任せて下さい』
番場は嵐山長官に礼を言う。
58名無しより愛をこめて:2007/07/19(木) 23:34:57 ID:u7+1QoCX0
スーパー轟天の艦内では6機の量産型ガンゲリオンが積み込まれており、
オーレンジャーの6人がその状況を見ていた。
「凄い、赤間さんが持って来た分の他にもあったなんて…」
桃がガンゲリオンを見て驚く。
ゴーグルシーザーと同時にハラッパ国から別の輸送機が来て、そのガンゲリオンがバルカンベースに運ばれたのであった。
鉄面党ロボットは先の戦いでの損傷が大きく修理に時間がかかるので、思わぬ戦力アップとなった。

「調整終わりましたぁ!」
ガンゲリオンの調整をしていた真美が完了した事を伝える。
「ところで真美ちゃん、6機あるって事は…」
「そう、あなた達、オーレンジャーの皆さんが使って欲しいの」
裕司に聞かれると真美は嬉しげな表情で頷く。
「これなら百人力だな!」
昌平が大はしゃぎになる。
「では、ガンゲリオンの陣頭指揮は私にお任せを」
「バラバラマンさん、お願いいたします」
バラバラマンと吾郎が握手をする。
59名無しより愛をこめて:2007/07/19(木) 23:37:36 ID:u7+1QoCX0
スーパー轟天のブリッジでは薩摩隊長をはじめとするMYDOメンバーが発進準備を進めていた。
「隊長、弾薬の補給、終わりました」
「ご苦労、もう準備はバッチリだな」
星見隊員の報告を聞き薩摩隊長はほっとする。

「でも、スーパー轟天はスカイシャークとは比べ物になりませんね」
「だろ、でもスカイシャークも居心地よかったけどな」
武村隊員と勝人が雑談をしていた。
「二人とも、おしゃべりはここまでだ。そろそろ発進の時間だぞ」
「はい!」
二人は薩摩隊長に注意される。

○バルカンベース陣営→バラノイアとの決戦の準備
○オーレンジャー、バラバラマン、バラバラギャル→ガンゲリオンを任せられる。
60名無しより愛をこめて:2007/07/20(金) 00:38:14 ID:YBfBw5nQ0
60
61名無しより愛をこめて:2007/07/21(土) 19:20:58 ID:jlHwDuvi0
>>59
サンバルカンの3人はジャガーバルカンに乗り込もうとしていた。
「飛羽、どうしたんだ?」
「お前、まだイナズマギンガーの事を考えていたのか?」
鮫島と豹は浮かない様子の飛羽に話しかける。
「あ、ああ…」
飛羽はその表情のままで二人に頷く。
「飛羽、俺たちがいるだろ!」
「絶対、バラノイアとイナズマギンガーに勝てるさ」
二人は飛羽を励ます。
「鮫島、豹…ありがとう。よし、ジャガーバルカンに乗り込むぞ!」
飛羽は二人の励ましで自信を取り戻した。

「ガンゲリオンの積み込み、終わりました」
「これで準備はバッチリか」
スーパー轟天でのガンゲリオンの準備が終わった事を数隊員が薩摩隊長に伝える。
「あ、嵐山長官から通信が入っています」
「よし、繋いでくれ」
星見隊員は薩摩隊長の指示で嵐山長官に通信を開く。
62名無しより愛をこめて:2007/07/21(土) 19:22:03 ID:jlHwDuvi0
嵐山長官から通信はスーパー轟天だけでなく他の母艦にも送られていた。
『みんな、戦いの前に聞いて欲しい。我々はバラノイアとの決戦の為に艦隊を組む事にする。
艦隊の名前はエターナルヒーローズ。君達、ヒーローが一つになる事を望んでこの名前をつけた』

「エターナルヒーローズか、俺達の為に付けられた名前だな」
スーパー轟天の格納庫にいる吾郎が通信を聞いて頷く。

『この地球を守る為にも君達が全員生き残ることを望む。エターナルヒーローズ、出撃!』
嵐山長官の通信が終わるとヒーロー達の母艦が次々と出撃していく。
その顔ぶれは二隻の轟天を中心に宇宙刑事の戦闘母艦、ジャガーバルカン、ゴーグルシーザー、
ターボランジャー、マーベラーの8隻で、まさに最強のヒーロー艦隊と呼んでもふさわしかった。

○エターナルヒーローズ→バラノイアとの決戦へ
○嵐山長官→ヒーローによる艦隊「エターナルヒーローズ」を結成
エターナルヒーローズのメンバー…MYDO(ウルトラセブン/薩摩萬、ウルトラマンゼアス/朝日勝人、数学、星見透、武村岩太)、
サンバルカン(バルイーグル/飛羽高之、バルシャーク/鮫島欣也、バルパンサー/豹朝夫)、
ゴーグルV(ゴーグルレッド/赤間健一、ゴーグルブルー/青山三郎、ゴーグルブルー/黄島太)、
マスクマン(レッドマスク/タケル、ブラックマスク/ケンタ、ブルーマスク/アキラ、イエローマスク/ハルカ、ピンクマスク/モモコ) 、
オーレンジャー(オーレッド/星野吾郎、オーグリーン/四日市昌平、オーブルー/三田祐司、オーイエロー/二条樹里、キングレンジャー/リキ )、
宇宙刑事(ギャバン/一条寺烈、シャリバン/伊賀電、シャイダー/沢村大、アニー、マリーン) 、スパイダーマン/山城拓也、
宇宙防衛艦轟天(三好考次、室井礼次、滝川マリ、ジミー、冬木和夫、三笠忠)、バラバラマン、バラバラギャル

エターナルヒーローズの所属艦…スーパー轟天、宇宙防衛艦轟天、ドルギラン、グランドバース、バビロス、
ジャガーバルカン、ゴーグルシーザー、ターボランジャー、マーベラー

バラノイアおよびゴーデスとの決戦の為にヒーローを一つにまとめる為にヒーローの混成部隊を結成させましたがどうでしょうか?
一同は以後フリーです。
63名無しより愛をこめて:2007/07/21(土) 22:04:52 ID:Nj3VpMNJ0
砂漠の惑星の大気圏を抜け出したダイボイジャー。

その艦内で明石とさくらは、宇宙ターザンから
地球、そして全銀河が今、どうなっているかを
聞かされていた。

「俺達が宇宙プレシャスを探している間に、
地球や宇宙が『大いなる意志』によって、そんな事になっているとは」
さすがの明石も驚きを隠せなかった。
「真墨達が心配ですね、チーフ」
さくらは地球に残っている仲間達の身を案じた。
「何、奴らなら心配はないだろう。それよりも一刻も早く
この銀河バイブルを届けないと行けないな」
「頼むぜ2人とも、全銀河は命運は2人にかかっている
と言っても言い過ぎじゃないんだぜ」
「フッ、任せておけ、銀河バイブルは必ず・・・・」
「チーフ、大変です。ダイボイジャーに向かって円盤の編隊が!
その数300!!」
64名無しより愛をこめて:2007/07/21(土) 22:08:50 ID:Nj3VpMNJ0
「なんだって〜」
「さくら、映像出してくれ!」
「了解!」
さくらは円盤の編隊をスクリーンに映し出した。
「なんて数・・・」
映し出された円盤 の数に絶句するさくら。
ダイボイジャーと、ほぼ同じきさの円盤が300機も行く手を遮っているのである。
「ちょっと見て見て円盤が!!」
その円盤が次々と変型するのを見て驚き声を上げるターザン。
「何だと!」
「そんな、円盤が生物だったなんて!」
驚く3人の眼前で円盤達は怪獣へと変化したのであった。
そう、円盤の編隊は円盤生物だったである。

「フッ、やっこさん達、どうあっても銀河バイブルを地球に届けさせたくないらしいな。
よし、さくら。地球に戻る前のウォーミングアップだ。一暴れするぞ」
「はいチーフ、ニューパラレルエンジン全開!」

○ダイボイジャー(ボウケンレッド/明石暁、ボウケンピンク/西堀さくら、ターザン)
VS円盤生物軍団300(アブソーバとか混線軍団) 

65名無しの挽歌:2007/07/22(日) 21:21:58 ID:pkp7DI8U0
>>56

時間は戻って、旧メルカ共和国でキングマグマーが引き起こした人工日食に地球が
覆われた頃…。

暗闇に包まれた空中都市008の片隅での小さな戦い…。
それを繰り広げているのは「383」とナンバリングされた1機のガンヘッドと、2人の異形
の者達…。そしてデーモン怪人軍団の兵士「デビラ」の大群…。

ガンヘッド383と名無しのアギトとオルフェノクは、銃火器で武装したデビラ兵一同に
取り囲まれて、すっかり立ち往生の状態であったのだ…。
彼らは、008の商店街モールに店を構えるキャッツワーク商会の依頼で、電波特捜隊
主宰の毛利教授原案の超時空ネットワークトランシーバー「10-34ブレス」の製造に必
要な部品を掻き集めに奔走していた一同であった。名無しアギトとオルフェノクがメイン
を努め、ガンヘッド383はその護衛&案内役であった。必要な部品が何とか一通り揃っ
た矢先に、例の人工日食とデビラ兵の大群に運悪く出くわしてしまったのだ。

オルフェノク「兄弟…、そっちの調子はどうだ?」
名無しアギト「万全じゃあ無いけど…、あんたの方も灰化が始まっているみたいだぞ?
いいのかよ?」
オルフェノク「構う物か…。大砲野郎、お前さんの方はどうだい?」
ガンヘッド383『こちらも機銃とレールガンの残弾が残り少なくなっている…。あんなケチ
な奴にシルバーシャークやミサイルを使ったら市街地に大被害だ…。』
名無しアギト「クソッ!目の前に配達シュートが有ると言うのに、黒ゴキモドキの黒タイツ
連中がバリケードか?!」
名無しのアギトが毒づいた。その目の前には赤い郵便ポストと一緒に設置された配達
シュートと呼ばれる、008独自の荷物宅配システムの投函口があった。そこに部品一
式を投函すれば、後は張り付けたICタグの情報を元にキャッツワーク商会に直送される
のである…。 
66名無しより愛をこめて:2007/07/22(日) 21:26:15 ID:pkp7DI8U0
オルフェノク「そうしたら、俺が超音波攻撃で奴らへの突破口を開く…。その後に兄弟…、
お前がこの荷物を配達シュートにブチ込むんだ…。それと大砲野郎、煙幕が残っていたら
黒タイツ野郎どもにブチ込んでくれ…。」
名無しアギト「死ぬつもりか?今度お前さんが超音波使ったら、即灰化で死ぬぞ?!」
オルフェノク「発つ前に言ったろ?この街の住民の役に立って死ねるなら本望だと…。
それに、俺の同族の仮面ライダーだって、俺と同じ事考えて戦ったんだぜ…。」
決意の表情を見せるオルフェノク。黙りこくる名無しのアギトとガンヘッド383。

オルフェノク「じゃあ…。」
そう言いながら深呼吸するオルフェノク。
その時であった…。

『ダメだっちょょょょょょょっ!!』

上空から女の子の金切り声が木霊する。
すると、轟音と共に巨大な龍の頭を持った飛行物体が名無しの勇士達とデビラ兵一同の
間に割って入ってきたのであった…。その飛行物体はホバリングと同時に左右の小さな
龍の頭の口から光弾を放ち、目の前のデビラ兵どもを次々と薙ぎ倒していく…。

ガンヘッド383『空飛ぶ火の車?!』
名無しアギト「って事は…。」
オルフェノク「嬢ちゃんと、ピンクのチビちゃんかい?」
マコ「そうよ!」
ネムリン「そうだっちょ!!」
そこに駆けつけたのは、番場壮吉に頼まれて星雲仮面マシンマンとバイクロッサーの支援
に向かったはずのネムリンと大岩マコ、そして空飛ぶ火の車であった。彼女らは上空から
彼らの戦いを見て、いても立ってもいられなくなって強行着陸したのだ。
67名無しより愛をこめて:2007/07/22(日) 21:27:14 ID:pkp7DI8U0
マコ「街の人や商店街の人達は、まだみんなを必要としているわ!」
ネムリン「それに『天の人』が言ってたっちょ!地球に生きる者達の生命は皆等しいって…!!」
名無しアギト「天の人?」
オルフェノク「ZECTの反乱を食い止めた、あの仮面ライダーの事か?」
頷くネムリンとマコ。

マコ「この街に住んでいる人達は、みんな仲間よ!」
ネムリン「街の仲間達が、あちし達と一緒になって戦っているんだっちょ!」
オルフェノク「嬢ちゃんたち…。」
そう言い掛けた途端、不意に日食が解けて空が割れるように明るくなったのであった…。

ネムリン「お日様だ!」
その詞と同時に、3つの影がデビラ兵一同に飛び掛かったのであった…。
その影とは、星雲仮面マシンマンと兄弟拳バイクロッサーの3人であった。

名無しアギト「助かったぜ…!」
ガンヘッド383『あれが星雲仮面、マシンマン…。』
その姿を垣間見て呟くガンヘッド383。
名無しの勇士たちの戦いは、子供たちの守護神である3人の戦士の登場で一気に逆転
したのであった。レーザーサーベルとクロスブレード、スリングフラッシャーで次々と薙ぎ倒
されていくデビラ兵ども…。 
68名無しより愛をこめて:2007/07/22(日) 21:28:46 ID:pkp7DI8U0
ケン「もう大丈夫だ!」
ギン「ここは僕達に任せて!」
マシンマン「荷物を投げてください!僕が投函します!!」
名無しアギト「頼むぜ、星雲仮面の兄ちゃん!!」
そう叫びながら部品の入った段ボール箱を投げる名無しのアギト。
が、それに気付いたデビラ兵の一人が、バズーカ砲の照準を段ボール箱にセットする。

すると今度は、2条の連続するビームの流れがデビラ兵を撃ち抜く。
その様子を見ながらマシンマンは段ボール箱をキャッチし、着地と同時に投函口に投げ込む。

ガンヘッド383『ブルーストライカー…!』
名無しアギト「今度はブルースワットが来てくれたぜ!!」
オルフェノク「全く…。」
寸前の所で段ボール箱を守り、キャッツワーク商会に届けるきっかけを作ったそれは、ブルー
スワットの追跡戦闘車…ブルーストライカーであった。そこからシルバニック・ギアを纏った2人
のブルースワットが現れる。

ザジ「大丈夫ですか?」
ショウ「何目が点になっているんだ?!」
ガンヘッド383『シルバニック・ギアが、何で2つもって…。』
しどろもどろなガンヘッド383。

ショウ「ああ、ザジも俺と同じように召還能力を持ったって事さ…。」
ザジ「ショウさん、行きますよ!」
右手にディクテイター、左腕にドラムガンナーを構えてデビラ兵どもを薙ぎ倒していくザジ。
それに続くショウ…。

そして数分後、名無しの勇士たちを取り囲んでいたデビラ兵どもは、目の前から完全に一掃さ
れたのであった…。
69名無しより愛をこめて:2007/07/22(日) 21:29:29 ID:pkp7DI8U0
ブルックリン『聞こえるか、383!』
ガンヘッド383『ブルックリン隊長…!自分は何とか無事です…。』
今度はガンヘッド部隊の隊長であるブルックリンからの通信が入った。地上の超獣軍団とグレート・
エアロボットとの戦いにケリがついたので、ガンヘッド部隊はブルースワットやデカレンジャーや早瀬
3兄弟らとともに市内に侵入した残存兵力の掃討と、安全確保に回っていたのであった。

ガンヘッド383『港湾地区の超獣は?』
ブルックリン『ワンセブンが向かっている…。そっちに怪我人はいないか?』
ガンヘッド383『民間人のオルフェノクが、灰化しかかっていました…。』
マコ「ブルックリンさん、今からオルフェノクの人を空飛ぶ火の車で病院に運ぶわ!」
ブルックリン『マコちゃんか?そしたら頼むわ。マルハチとジャンヌさんが待っているから、急げよ…!』
ネムリン「さぁ、乗るっちょ!」
オルフェノク「済まないな、チビちゃん…。」
ネムリンとマコに誘われるように、名無しのアギトに支えられながら空飛ぶ火の車に乗り込むオルフェノク…。
やがて4人が乗り込むと、空飛ぶ火の車は轟音と共にスカイ総合病院の方向へと飛んで行ったのであった…。 
70名無しより愛をこめて:2007/07/22(日) 21:31:46 ID:pkp7DI8U0
ジャンヌ『こちらジャンヌ、病院エリアの安全は無事確保しました!』
サラ『こちらサラ、ビジネスエリアの安全を確保!』
ガンテツ『こちらガンテツ、工場ブロックは無事やで!』
哲夫『こちら哲夫、都市管理センター周辺のデビラを掃討完了!』
バン『こちらデカレッド、住宅街の安全は確保したぜ…!』
次々と安全確保の報告がガンヘッド383とショウ、ザジ、マシンマンとバイクロッサーの
耳に入る…。

真紀「凄い…、あっと言う間。」
バイクロッサー・ケンの乗るケンローダーから降り立った葉山真紀は、余りの手際よさ
にカメラのシャッターを押す暇も無かったのであった。

ゼネラル藤井『マシンマン、バイクロッサーの諸君!聞こえているかね?』
今度はAPPLEの地下司令部からゼネラル藤井の通信が飛び込む。

ケン「聞こえています、ゼネラル!」
ギン「008に巣くっているデビラ達は全て掃討完了しました!」
ゼネラル藤井『そうか…。折入って君たちに頼みたい事がある…。』
マシンマン「何でしょうか、ゼネラル?」
ゼネラル藤井『バラノイアの連中が、大艦隊を率いてゴーデスに向かっている…。』
ケン「何ですって?!」
ギン「奴ら、ゴーデスとコンタクトを?!」
ゼネラル藤井『恐らくそうだろう…。それと、地球各地にバラ蒔かれたゴーデス細胞が、
ウルトラマンAが運んでいるスーパージャンボキングと改造ベムスターに向かって一斉
に引き寄せられている…。主の危険に反応しての本能的行動だろう…。』
マシンマン「で、僕達は?」
ゼネラル藤井『バルカンベースの対バラノイア艦隊「エターナルヒーローズ」に合流して
ほしい…。デカレンジャーの諸君らにも話しはしてあるから、彼らと共にバラノイア艦隊
と戦ってくれないか…?』
一瞬の沈黙が流れる一同。
71名無しより愛をこめて:2007/07/22(日) 21:40:00 ID:pkp7DI8U0
マシンマン「判りました、ゼネラル。」
真紀「マシンマン?」
ケン「大丈夫だよ、真紀さん…。」
ギン「僕達とデカレンジャーがいなくても、ブルースワットやガンヘッド部隊、それにワン
セブンもいるし…。」
マシンマン「それに…、僕達は必ず戻ってくる!」
そう言って真紀の両肩を支えながら話すマシンマン。

真紀「判ったわ、マシンマン…。貴方は、必ず約束を守っているから…。」
マシンマン「有り難う、真紀さん。」
ケン「よし、そうと決まったら行動開始だ!」
ギン「行こう、兄さん!」
そして、バラノイア艦隊との決戦に赴く事を決意した子供たちの守護神は、それぞれの
マシンに乗り込んだ。マシンマンはマシンドルフィンを召還し、バイクロッサー・ギンは
ギンクロンをケンローダーの格納庫に滑り込ませる。

真紀「必ず帰ってきてね!!」
ガンヘッド383『幸運を祈ります!!』
離陸するマシンドルフィンとケンローダーに向かって真紀が手を振る。その横では巨大な
マニピュレーターで敬礼するガンヘッド383。無言で見送るショウとザジ…。
その上空を、デカレンジャー一同を乗せたデカベースがパスしていく…。

…真紀さん、必ず戻ってくる!…

心の中で星雲仮面マシンマン…。いや、高瀬健は改めて誓ったのであった。
72名無しより愛をこめて:2007/07/22(日) 21:40:41 ID:pkp7DI8U0
●デビラ兵(008市内残存兵)→ヒーロー達により全て掃討される
○一般人アギト&オルフェノク→キャッツワーク商会に荷物を送った後、病院へ
○ネムリン、大岩マコ→空飛ぶ火の車で一般人アギト&オルフェノクと病院へ
○星雲仮面マシンマン、兄弟拳バイクロッサー、デカレンジャー一同
→エターナルヒーローズに合流するため出撃

マシンマンとバイクロッサーとデカレンジャー一同はフリーと致します
73国防省大決戦!5 蘇れ、星の戦士達!:2007/07/23(月) 00:04:44 ID:WeGmZE0P0
「…ここは、一体?」
地下ドックで光に包まれた4人は、不思議な光が照らす異空間にいた。いや、4人だけでなく、地上で戦っていた者達もここにいた。
「ここは…地上で戦っていたはずなのに」
その時、彼等の前に突如2人の男が現れた。
「誰だ?」
「…あんたは!俺を蘇らせた…!」
その2人とは、アギトの神、白い青年と黒い青年の2人だった。彼等に会った事のあるデビルマンが反応する。
「国防省を守り『大いなる意志』と戦う者達よ」
「お前達に力を与えに来た」
そう告げて、地上で戦っていた者達の前には黒青年が、地下ドックで戦っていた者達の前には白青年が移動してくる。
「グランセイザー。あなた達の仲間が、今ここに向かっています。それまで耐えるのです」
「仲間?」
「まさか、天馬達か?」
だが、白青年はその問いには答えず、こんどはガイファードの方を向く。
「ガイファード、あなたに伝えることがあります」
「…?」
「来い」
「久し振りだな、剛」
「…あなたは、老師!」
ガイファードの前に突然現れたのは、ガイアソルジャー・ルドラとの戦いで倒れた拳王流前宗司、慈明であった。
74名無しより愛をこめて:2007/07/23(月) 00:05:49 ID:W3OvaRQv0
「再会を懐かしんでいる暇はないぞ。剛、手短に話そう。…東京の龍脈が、極めて弱まっている」
「何ですって?」
「龍脈を守護するミズノエノリュウが力を失ってしまっている。このままでは東京は、魔の者の跳梁する魔界となってしまうだろう」
「魔の者…(まさか、了?)」
魔の者、と言う言葉を耳にして、デビルマンが飛鳥了の関連の可能性を頭に浮かべるが、今の所デーモン族が現れた気配は全くない。
「事実、その為に跳梁跋扈している者達もいる。この状況を打破し、ミズノエノリュウに再び力を与える鍵は、剛、お前の龍水晶だ」
「!」
龍水晶は、今はガイファード、風間剛と融合しているガイアネット第3の鍵のことである。
「地球の意志によって生み出された龍水晶…それが地脈に力を吹き込むことができるだろう。剛、頼んだぞ…」
一方。
「ジャスティライザー、セイザーX。お前達に、再び戦う力を与えよう」
「なんだって、そんなことができるのか!?」
「安藤拓人、レミー・フリーデ。コスモカプセルを」
「コスモカプセルを?」
「それの力を借りて、お前達の力を呼び覚まそう」
「…今、俺達には戦う力が必要なんだ。頼む!」
ライオン1とシャーク4が、拓人とレミーの元を離れて黒の青年の前に来る。
「ジャスティライザー、インローダーを」
「ああ」
「はい」
「では、始める」
黒の青年がそう言って目を閉じる。すると、2つのコスモカプセルから光の粒子が放たれ、4人を包んでゆく。
「ジャスティパワーが…」
「戻ってゆく!?」
「私達にできることはここまでです」
「後は、お前達が力を振るうのだ。行け!」
75名無しより愛をこめて:2007/07/23(月) 00:06:55 ID:W3OvaRQv0
「…?」
気が付くと、元の地下ドックの中にいた。
「…何かと思えば、光っただけか。脅かしおって!」
どうやら、元の空間では一瞬しか経過していないようだ。
「私達は…力を?」
「奴等め、何を呆けている?まあいい、今のうちにやってしまえ!」「ハッ!」
ハデスの掛け声に応じてデストコマンドが襲いかからんとする。だがその時、一陣の風…いや、水がデストコマンド達に襲いかかった。
「ぐあっ!」
「拓人、ぼうっとしている暇はない」
「こ、この声は…?」
「戦うんだ、俺達が、変えた未来を変えさせない為に」
「まさか…シャーク隊長!」
彼等の目の前に現れたのは、何か軍服のような服を纏った一人の男。セイザーXを率いて戦ったシャーク隊長その人だ。
「だ、誰だこの人?」
「味方だよ。心強い、ね」
シャークを知らないジャスティライザーが驚いたため、拓人がその身を保証する。
「ええいたかが一人増えただけだ!構わずやってしまえ!」
「…行くぞ、拓人。そして、お前達」
「え?」
「はい!…ほら、翔太!」
「あ、はい!」
やや気後れしつつも、インローダーを取り出す2人。
76名無しより愛をこめて:2007/07/23(月) 00:08:02 ID:W3OvaRQv0
「…ストレージリングが、ある。よし!」
自らの腕を確認し、拓人も構える。
「ナックルクロス!」「シャークナックル!」
「「装着!」」「「X!装着!」」
4人の身体がスーツに包まれ、その姿を戦士の姿へと変えてゆく。
「ジャスティライザーグレン!見参!」
「ジャスティライザーカゲリ!参上!」
「ライオ、セイザー!」
「シャーク、セイザー」
…と、ここで拓人がふと気づいた。
「…レミーは?」
そう言い終わるや否や、ライオの腰のセイザーパッドがけたたましく鳴る。
「たっくん!」
「レミー!?どこだ?」

「国防省上空、ライオキャリアーの中よ!」
「ピポッピポッ♪」
ネオデスカルとの戦いを終えて歴史が変わり、消滅したはずのライオキャリアー。それが再び現れ、上空に出現した。
安藤家に残っていたはずのサポートロボット、カプセイザーG2もいつのまにか来ている。
「ライオンの戦艦?ガンシーサー…じゃ、ないな」
「大丈夫、あれは味方だ!」
突如出現したライオキャリアーに戸惑うセイザー達だが、ライオキャリアーを知っている堀口博士の保証で安堵する。
77国防省大決戦!5 今回はここまで:2007/07/23(月) 00:09:50 ID:W3OvaRQv0
さらに、味方はそれだけでは無かった。 量産型メガリオンの1体に突如迫る一対の、拳。
それを受けて倒れるメガリオンに、さらにビームが駄目押しをかけ、爆散した。
「…ガントラス!」
「仲間…って、あいつのこと!?」
第五の超星神、ガントラス。それが今、駆けつけてきてくれたのだ。
「たっくん、こっちのことは大丈夫だから、まかせて!」

ガイファード、ボイスラッガーサファイア、デビルマン、堀口一郎、九条麗、九条優、本宮麗香、セイザーヴェルソー、セイザーダイル、セイザーギャンズ、セイザーヴィジュエル、セイザートラゴス、御園木篤史、"月光"部隊VSサイバーナイト軍団(全員)
五式支援機士ユウヒ(沖田宗一郎)、ライオキャリアー(レミー・フリーデ&カプセイザーG2)、超星神ガントラスVS巨獣軍団(トロイドン、バグリアン、スカラベレス、キングゼロ、レオガイアス、量産型メガリオン数体)
ジャスティライザーグレン、ジャスティライザーカゲリ、ライオセイザー、シャークセイザーVSカイザーハデス、ドクターゾラ、ゼネラルバッカス、コマンダーアドロクス、デストコマンド(デモンナイトとダン・ハウザー以外全員)

○安藤宗二郎、神宮司翼→迎撃戦艦轟天の最終調整を急ぐ
△白青年、黒青年、慈明→国防省で戦う者達に力と助言を与え、シャークを蘇らせる。その後、どこかへ

続きます。白黒青年、慈明は以降フリーで。
78名無しより愛をこめて:2007/07/23(月) 22:50:56 ID:KjToAihV0
保守あげ
79名無しより愛をこめて:2007/07/25(水) 02:50:08 ID:sdjK4zrs0
ダイボイジャーは円盤生物の大群をボイジャーキャノン次々と撃ち落としていく。
しかし、その圧倒的な物量に大火力を誇るダイボイジャーも押され気味だった。
「くっ、なんて数だ…」
かっては「不滅の牙」とも呼ばれた暁でもたじろいでしまう。
今度は円盤生物の光線が次々とダイボイジャーを襲う。
いくら堅牢な装甲のダイボイジャーでも、これだけの数の攻撃は耐え切れなかった。

「指令…銀河バイブルト…ドリームボールノ破壊…」
無機質な声を出しながら円盤生物の中でも強力なロベルガーが破壊光線をダイボイジャーに向ける。
「今度こそ終わりか…?」
暁が覚悟したとき、ターザンの腕輪が輝きドリームボールが出てくる。
「また、あの光の玉?」
さくらがドリームボールを見て驚く。

そしてダイボイジャーが光に包まれ円盤生物の大群から消えたのであった。
80名無しより愛をこめて:2007/07/25(水) 02:50:41 ID:sdjK4zrs0
ダイボイジャーのコックピットではモニターを見ていたさくらは何かに気づく。
「チーフ、見てください!」
「どうしたんだ…戻ってきたのか!?」
何と、ダイボイジャーの目の前に広がるのは紛れも無く地球であった。
これもドリームボールの力による物である事を知る由も無かった。

「この星って」
「俺たちの故郷の星、地球だ」
暁はターザンに地球を見せる。
一同は地球に戻ってきた喜びをかみしめていたのであった。

○ボウケンレッド/明石暁、ボウケンピンク/西堀さくら、ターザン→ドリームボールの力で地球に戻る。
81国防省大決戦!6 合流!:2007/07/26(木) 22:07:39 ID:QVX8UQ+y0
「行け!デストコマンド達よ!」
国防省地下ドック。ゼネラルバッカスの指令を受けて、その部下達が動く。それを迎え撃つ、星の戦士達。
「ライザーグレン!お前に倒された恨み、晴らさせてもらう!」
「へん!返り討ちにしてやるぜ!」
自慢のダブルセイバーを振るってグレンに襲いかかるギルモンド。グレンはその攻撃を羽織ったままのマントで裁き、マントをギルモンドめがけて投げつけた。
「ぬおっ、見えん!」
ようやくマントを顔から外したところで、ギルモンドは頭に強い一撃を受けて倒れた。
「グレンソード!」
鞘付きのままギルモンドを突いたグレンソードを抜刀、構える。
ギルモンドも起きあがり、再びその剣でもって襲いかかってくる。刀と刀の打ち合わされる金属音がドック内に鳴り響く。
そのまま膠着状態に持ち込まれるかと思いきや、隙を見てグレンの蹴りが炸裂!その勢いによって生じた間合いを利用して、両者とも互いの必殺技の体制に入る。
「覚悟しろ、ライザーグレン!」
ギルモンドが額の第3の目─アナライズ・アイを光らせて相手の動きを分析する。同時に、グレンも刀を鞘に収め、エネルギーチャージに入る。
「デスクロス・ブレイク!」
「甘いぜ!フラッシュ・ブレイザー!」
剣を構えて飛びかかって来たギルモンドを、グレンの放った青い炎の刃が撃墜する。フラッシュブレイザー。元々このデスクロスブレイク対策に編み出した、出の早い必殺技だ。
「ぐぐ…おのれぇ!」
グレンは再び刀を鞘に収め、再度エネルギーチャージ。
「進歩が足りないぜギルモンド!レイジング・フレイム!」
「ぎゃああああ!」

「ライオブレイカー!」
ライオセイザーの掛け声に合わせて、その手元に愛用の大剣─ライオブレイカーが転送されてくる。
「はははははは!」
そのライオ目がけて割り箸…もとい毒針デスニードルを乱射するのはデストコマンド・デスタラン。ライザーグレンと渡り合い、ライザーガントを追いつめた戦士だ。
元々大きいライオブレイカーを盾のように使い、毒針の雨を切り抜けデスタラン目がけて疾走するライオ。
「だりゃあ!」
ライオブレイカーを振りかざすも、デスタランはその素早い動きで難なく回避する。そして、ライオの腕を取る。
82名無しより愛をこめて:2007/07/26(木) 22:08:44 ID:QVX8UQ+y0
たちまちデスタランから糸のようなものが放射されライオにまとわりついてゆく。ガントを包み込んだ糸攻撃だ。
だが、ライオはあわてずにライオブレイカーを両手で持つと、その中から小刀をとりだした。
「何っ!?があっ!」
デスタランの胸に小刀を突き立て、相手の拘束を解くと、持ち前のパワーで僅かにからみつき始めていた糸を破り、距離をとる。そして、
「コスモカプセル・ライオン1!」
ライオの通信を受けて、セイザーXの支援ロボカプセイザーG2からコスモカプセルが転送されてくる。先程も拓人を守ったライオセイザー専用のライオン1だ。
宙に浮かぶライオン1を掴んで、ライオブレイカーの柄にセット!たちまちライオン1の中のマークが回転し始め、エネルギーが充填されてゆく。
「ライオン・ファイアー!」
「うがぁぁ!」
燃え立つ獅子となって放たれた炎は蜘蛛の魔人を焼き尽くし、"X"字の尾を引いて消えた。

地下ドック全体を目にも止まらぬ速さで駆け抜け火花を散らす2つの影。ジャスティライザーカゲリとデストコマンドバスキ。いずれもスピードに自身を持つ女戦士だ。
「ノロマめ!」「前と同じだと思わないで!」
互いの獲物であるカゲリストライカーとバストンファーを展開させ、相手の隙を見てはぶつけ合いしのぎを削る。
並んで走りながらの高速の戦い、そのさなかで両者が同時に前方を確認する。…柱だ。
一時、柱を避けるために距離をとる両者。そしてその距離がカゲリに勝機をもたらした。
柱を越えて晴れたバスキの視界に飛び込んできたものは、敵の影、そして2本の小刀。カゲリの投擲武器カゲリダガーだ。
なんとかトンファーでそれを弾き、再び攻勢に転じようとしたバスキだが、
「…いない!?」
「こっちよ!」
目の前の敵は姿を消し、受けたのは背中への一撃。先のダガーをおとりに、いつの間にかカゲリはバスキの後ろに回っていた。
「ファントム・スラッシュ!」
「ぎゃああ!」
一撃で生じた隙、それだけでカゲリには充分だった。舞い散る桜の花吹雪の中を駆けた閃光がバスキを討ち、因縁の再対決は幕を下ろした。
83名無しより愛をこめて:2007/07/26(木) 22:09:50 ID:QVX8UQ+y0
「ふんっ!」「だあっ!」
くり出される斧と鉄球の重い一撃。シャークセイザーは2対1の状況にもかかわらず、あっさりとそれらを回避してゆく。
ふとその時シャークの胸によぎる考え。そういえばあいつの武器も鉄球だったな、斧も使えたはずだったか。そう思いつつシャークバッシュで的確に一撃一撃を加えてゆく。
「兄者、こやつなかなかやるぞ」
「我等2人を相手に一人で互角とは…、よし弟よ、我等も奥の手だ!」
「「合体!」」
並び立ったツインズナイトの身体がその掛け声通りに合わさってゆく。新たに現れたのは、身体の半分が兄、半分が弟となった合体ツインズナイト。
「一気に行くぞォ!ダブルスピンブレイク!」
轟音をあげ、両手のラザーハンマー・ラザーアックスを回転させながら、ハデス軍でも五指に入ると言われる攻撃力を持った竜巻が迫る。
「…コスモカプセル・シャーク4」
それでもシャークは冷静に、自らのコスモカプセル・シャーク4を転送。シャークバッシュに装着する。
「何をするつもりか知らんが、砕け散れ!」
シャーク4からエネルギーが充填され、シャークバッシュが錨のような形態へと展開してゆく。
「シャーク・ナッシュ!」
シャークセイザーが振るったシャークバッシュから、激しい水流が鮫の形をとって放たれてゆき、竜巻を直撃!
不意に竜巻は勢いを弱め、その正体であるツインズナイトが姿を見せた。
「ば、馬鹿なぁ!」
合わさった双子の騎士は、水の奔流に飲まれて爆散。ふとその瞬間、なぜかゴミ箱のイメージが見えた様な気がした。

「く、デストコマンドが…」
「頼りにならん奴等め…」
4体のデストコマンド全てを倒され、怯むゾラとバッカス。その一瞬の隙をついて、目の前の敵を排除した戦士達が動いた!
「たぁ!」「うりゃあ!」「はっ!」
カゲリ・ライオ・シャークに一撃を与えられてゾラ・バッカス・アドロクスが後退する。生じた空隙に、炎の刃が走った。
84名無しより愛をこめて:2007/07/26(木) 22:11:30 ID:QVX8UQ+y0
「フラッシュ・ブレイザー!」
飛んできた一撃を受けて苦しむハデス。
「ぐぐ…おのれ、ライザーグレン!」
「ハデス様、あれを」
この中で冷静を保っていたアドロクスが、起こり始めた音に気付いて指摘する。その方を見ると、轟音を立てて轟天が動き始めていた。
「あれは…じいちゃん、やったな!」
「く、動き始めたか!ここは退くぞ!」
地下ドックでの戦況は決した。それを悟った上、デストコマンドを全滅させられたハデスらは撤退を始めた。

「セイザー砲、発射!」
ライオキャリアーの"口"から放たれた必殺主砲"セイザー砲"がキングゼロを直撃、その巨体に風穴を空けられた巨獣は倒れ、爆発した。
その横ではガントラスが量産型メガリオンの1体を破壊し、ユウヒも負けじとトロイドンを大地に沈めた。そこへ、
「あれは…轟天!調整が終わったのか!」
地下ドックから迎撃戦艦"轟天"が現れてくる。それに気付いた堀口が叫んだ。

「我が巨獣軍団を…奴らめ!ゾラ、我等も行くぞ!」
「ははっ!」
起動した轟天に対処すべく、上空で待機していた戦艦群を国防省に向けて動かすハデス。
さらにハデスの指示により放たれた光線がハデスとゾラの身に照射され、2人の身体を巨大な姿へと変えてゆく。
それに応じて、サイバーナイト隊の一部、アーマーガンナーとギルドロスもその身を巨大なサイバービーストへと変える。
ガーディアスも、戦艦から出撃してきたデッドラーにその精神を移す。こっちこそがガーディアスの本体であるのだ。
「カイザーハデス、こちらは我等におまかせ下さい」
巨大化能力を持たないゼネラルバッカスが一礼して見送る。実はこの隙をついて密かにアドロクスが雲隠れしたのだが、誰も気付いた者はいなかった。
この様子(アドロクスじゃなくて巨大化の方ね)を見た、地下ドックから追いかけてきた星の戦士達。
「奴等、巨大化したぞ!?」
驚いたのはライオセイザー。彼らセイザーXが戦った相手の中で、巨大化能力を持っていたのはニューボスキートだけだ。
一度火将軍ブレアードも巨大化したが、それはあくまでコスモカプセルの力を用いた一種のパワーアップである。
85名無しより愛をこめて:2007/07/26(木) 22:12:33 ID:QVX8UQ+y0
「拓人、うろたえるな」
「デカ物にはこっちもデカいので対応だ!幻星獣ライゼロス、星神獣エンオウ!」
「幻星獣ライゼロス、星神獣ランガ!」
それぞれの乗機を召喚するジャスティライザー。彼等の機体を収容する格納衛星シェイドスターは魔神クロガネとの戦いで撃破されて
しまったが、今はどこに収容しているのか、問題なく呼び声に答え、幻星獣・星神獣は現れた。
(セイザーX劇場版でも、召喚したらちゃんと来てました)
「よ、よし、俺達も!…レミー、コアキャリバーを!」
『わかったわ!コアキャリバー、テイク・オフ!』
ライオからの通信に応え、レミーがライオキャリアーからコアキャリバーを発進させる。
「シャークベース、発進」
シャークも自らの乗艦であるシャークベースを呼ぶ。…こちらも歴史改変と共に消えたはずだが、どこから呼んだのだろうか?
「「「「ダイブ・イン!」」」」
4人の声が重なり、それぞれの乗機へと搭乗してゆく。
「Xフォーメーション・グレートライオ!」「Xフォーメーション・シャークリーガー!」
コアキャリバーがライオキャリアーと合体し、流星神グレートライオへとその姿を変えてゆく。同様にシャークベースも変形し、シャークリーガーとなった。
ジャスティライザー達も、それぞれの愛機、幻星神ケンライザー・ニンライザーへの幻星合神を果たしていた。
「幻星神、ケンライザー!」「幻星神、ニンライザー!」「流星神、グレートライオ!」「流星神、シャークリーガー!」
「たかが4機増えた程度、まだまだ数の上ではこちらが有利だ!」
4体の巨人にも動じず、ハデスが気合を吐く。だがそこに、ハデスとゾラの下へいきなり巨大な火の鳥が割り込んできた!
「ダイブブレイザー!」
「何っ!?」
すんでのところで回避するハデスとゾラ。獲物を捕らえ損ねた火の鳥は再び空中へ飛び上がり、炎の中からその真の姿を見せた。
「あ、あれは…!」
地上のグランセイザー達がその姿に気付いて声をあげる。
「よう!誰だか知らねえが人がいない間にずいぶん好き勝手やってくれたみたいだな!」
セイザー達には聞き覚えのある声が火の鳥から響いてくる。
86名無しより愛をこめて:2007/07/26(木) 22:14:52 ID:QVX8UQ+y0
それと共に、黄金の巨人、黒いロボット、火の鳥を小さくしたような2機の戦闘機も国防省の領域に現れてきた。
「貴様、何奴!」
ゾラの誰何の声に応えてか、火の鳥がその身を巨人のそれに変形してゆく。
「超星神、ガルーダ!これ以上の大暴れは、俺達炎のトライブ+αが許さねえ!」
そう、護国聖獣解放の途上でダイレオンらをゴーデス怪獣の包囲から離脱させるために一時離れ、国防省に立ち寄った炎のトライブ達が今辿り着いたのだ。
「おい天馬、+αとは何だ」
今までやたらと「トンマ」とからかわれたタリアスのささやかな逆襲に+αの一人、愛機ダイロギアンに搭乗しているインパクターロギアが抗議する。
+αのもう一人、スペクトルマンこと蒲生譲二の方はこのことには何も言わないようだ。
「あれは、ボスキートとの戦いの時にも出てきた…。そうか、グランセイザーのメカか!」
ライオセイザーのコクピットでライオが一人納得する。
「天馬、未加、剣、それに…ロギア!何でここにいるかはわからないが…とにかく!周りの4機とドリルの戦艦は味方だ!」
ジャスティライザー、セイザーXのメカとの共闘経験がない炎のトライブのために、手近にいたギャンズのナックライザーから堀口が伝える。
ここにいる者は誰一人スペクトルマンは知らないのでフォローはないが、まあ大丈夫だろう。
「私達も続くわよ。ダイブ・イン!」
ヴェルソーの声に続き、ダイル、ギャンズも自らのグランビークルを召喚して援護に移る。
「さあハデス、そろそろ年貢の収め時みたいだな!」
グレンの叫びが鬨の声となり、第2ラウンドが幕を開ける!
87国防省大決戦!6 今回はここまで:2007/07/26(木) 22:16:58 ID:QVX8UQ+y0
●デストコマンド(デモンナイトとダン・ハウザーを除く全員)→ジャスティライザーグレン、カゲリ、ライオセイザー、シャークセイザーに倒される
●巨獣キングゼロ→ライオキャリアーに倒される
●巨獣トロイドン→五色支援機士ユウヒに倒される
ガイファード、ボイスラッガーサファイア、デビルマン、堀口一郎、九条麗、九条優、本宮麗香、セイザーヴィジュエル、セイザートラゴス、御園木篤史、"月光"部隊
VSサイバーナイト軍団(残り全員)、ゼネラルバッカス
超星神ガルーダ(セイザータリアス)、ダイロギアン(ロギア)、スペクトルマン、超星神ガントラス、幻星神ケンライザー(ライザーグレン)、幻星神ニンライザー(ライザーカゲリ)、
流星神グレートライオ(ライオセイザー&レミー・フリーデ&カプセイザーG2)、流星神シャークリーガー(シャークセイザー)、五式支援機士ユウヒ(沖田宗一郎)、
フレイムトライバー×2(セイザーミトラス、セイザーリオン)、ウインドトライバー×2(セイザーヴェルソー、セイザーダイル)、アクアトライバー(セイザーギャンズ)、迎撃戦艦轟天
VS巨獣軍団(バグリアン、スカラベレス、レオガイアス、デッドラー、量産型メガリオン数体)、巨大ドクターゾラ、巨大カイザーハデス、アーマーガンナー、ギルドロス、ハデス艦隊
●コマンダーアドロクス→こっそりどこかへ姿を消す

まだ続きます
88名無しより愛をこめて:2007/07/26(木) 22:59:26 ID:8zQtc4Sw0
バラノイアが撤退した防衛軍基地。
救援に駆けつけた防衛チームもそれぞれの基地へと帰還し次の戦いに備える事になった。

医務室では大悪獣ギロンの攻撃で意識不明だったギャシー星人の二人が意識を取り戻したのでった。
「二人とも、意識戻ったのね!」
立花レイが医務室に入って来る。
「レイさん、俺たちは夢を見ていました」
ジーンがレイに夢を見た事を話す。
「夢?」
「そうです。二人とも同じ夢を見ていました。黒い服を着た男の人が出てきて「光を導け」と言われました」
シャウがその夢の内容を語る。
「光を導け…ねぇ」
レイがその夢を不思議がる。
「俺たちが目覚めたら光の玉が出てきて何か力が漲ってきました。
二人は何と光を導く者の証であるドリームボールを出す。
「それって…」
「私にもよくわかりません。でも、レイジャを失った私たちでも戦えそうな気がします」
シャウが笑顔で答える。

○ジーン、シャウ→ドリームボールを与えられ光を導く者に選ばれる。
○科学特捜隊(ハヤタ、イデ、フジ)、ナイトレイダー(和倉、孤門/ウルトラマンネクサス・ノア、凪、詩織、)、XIG(チームライトニング、ファルコン、クロウ)
 →各自の基地へ戻る。
89名無しより愛をこめて:2007/07/27(金) 23:25:42 ID:RCkU2Pcn0
ふと思ったんだけど、クラウドドラゴンが光の国に行ってんだから
超精神が地球にいるの変じゃね?
90名無しより愛をこめて:2007/07/28(土) 06:59:04 ID:SJTBDDEn0
90
91名無しより愛をこめて:2007/07/28(土) 23:11:33 ID:gW+8Zwl30
>>89
もうそうなったんだから最後まで見守ろうや。
92名無しより愛をこめて:2007/07/28(土) 23:15:37 ID:4nhCdlaB0
そこをなんとかするのが職人の腕の見せ所だ

と思っている
93名無しより愛をこめて:2007/07/28(土) 23:27:29 ID:nzIR5a1m0
93
94名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 00:55:31 ID:rIuyZYxb0
ここで、いっその事、国防省編を無効にするのも一興かとw
95名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 15:57:24 ID:sKuld/lq0
無効は当然かもな
96名無しより愛をこめて:2007/07/29(日) 23:14:59 ID:0Gr5Cuy00
>>92
同意、その辺りを踏まえての国防省編の続きを楽しみにしているよ。
97名無しより愛をこめて:2007/07/30(月) 00:02:16 ID:lO+Mg4GD0
二次元編の続き行きます。

もう私には時間は残されていない。いずれ私は分割と共に消滅するのだから。
あの戦いから数ヶ月、世界分割計画はちゃくちゃくと進みつつあり、
すでに管理者の選抜及び記憶処置が完了した。
世界分割計画の狙いは奴が目覚めた時の時間稼ぎ、
及び世界ごとの人材の育成による対抗勢力の確立。
管理者たちの記憶処理は、来るべき時までの情報の漏洩の防止である。
管理者たちの記憶は奴の目覚めに反応して復元するよう調整した。

やるべき対策は全て終えた。だが私は、やりきれない思いである。
結局我々は後始末を後世の人間に押し付けてしまったのだ。
そこで、せめてもの罪滅ぼしとして私はあの兵器の設計図を残すことにした。
あの兵器は立案した時には、材料の不足と心の退廃から手遅れだったが、
後世の人間達ならきっと役立てる筈である。
詳しいことは全て設計図に書き込んでおくことにする。
この日記を手にした者へ、君たちに我々の犯してしまった過ちの後始末を
押し付けてしまってすまない。せめてこの武器が君達の切り札とならんことを
祈っている。なんとしても奴を完全に滅ぼしてくれ。
98名無しより愛をこめて:2007/07/30(月) 00:09:16 ID:lO+Mg4GD0
日記を読み終わった一同の多くは憤るものが多かった。
事情は詳しくはわからないが、この戦いは昔の人々の後始末であったからだ。
その無責任さに憤ったのだ。
「畜生!俺たちを何だと思っていやがんだ!昔の人間は!」
皆の不満を何とか抑えると、隊長たちは今後の対策について会議を始めた。
「鏡さん。この日記の中に出てきた設計図というのは見つかったんですか?」
「それが我々が日記を発掘した直後に襲撃されたので、おそらく設計図は・・・」
「デモンゴーネたちに、盗まれたってことか・・・」
ナオキがつぶやいた。
「奴らは宇宙のどこかに逃げたのでしょう。」
「捜すにも捜せないか・・・」
「とにかく我々はしばらく二次元にしていましょう。
 いまバルカンベースに戻っても、足を引っ張るだけでしょう。」
「うむ、では帰還は明日にして各自休息を取りつつ復興を手伝うこととする。
 以上で会議を終了する。」
一同は不満を抱えながらそれぞれ明日に向けて休息をとるのであった。
99名無しより愛をこめて:2007/07/30(月) 00:15:49 ID:lO+Mg4GD0
会議が終った後、エメラルド星人、ギギドクターの元に
ナオキと京一郎がやってきた。そしてある意見を提出した。
「Aと9の強化案?」
「ええ、二人で相談したのですが、今のAと9では今後の戦いに遅れをとると
 思います。現に多くの敵は昔の戦いの時よりも、強くなっています。
 無理は承知の上です。できませんか!?」
京一郎の願いを聞き終えて二人は難色を示した。
「確かに今のAと9では今後戦いで遅れをとる可能性がある。
 しかし一日できるとしても例えばAのエネルギータンクの位置の変更や、
 9のパワーの強化ぐらいしかできないぞ。」
「急場しのぎ改造で構いません。俺たちはどうしても負けるわけにはいかないんです!
 出来る限りで構いません。お願いします。」
ナオキの熱意に動かされて、二人はAと9の強化改造を行うことにした。
「では今後は、ナオキさんが9に、京一郎さんがAに乗る前提で、
 Aはエネルギータンクに位置の変更および耐久度を上げる方向に、
 9は馬力の増加、エネルギー出力を上げる方向でいいのですね。」
「ええ、ドクターせっかくのヒウラキャップとの再会を俺たちのわがままのせいで・・・」
「いいんです。今は少しでも行動を起こさなければいけない時です。
 いずれ私たちの世界にも魔の手が伸びてきます。そうなる前に。」
「ええ、ドクターや皆さんの苦労を俺たちは絶対に無駄にしません!」
ナオキと京一郎は改めてドクターやエメラルド星人たちの好意に感謝した。
100名無しより愛をこめて:2007/07/30(月) 00:32:32 ID:lO+Mg4GD0
その頃、京太郎は父ミラーマンに呼び出されていた。
「父さん・・・」
「京太郎。何故呼び出されたのか、分かるな?」
「分かっています。彼、神崎士郎のことですね。」
かつて二次元と三次元との境界に存在するミラーワールドに干渉した神崎士郎。
何故彼が再び干渉し始めたのか?その真意を確かめるため京太郎は
再び三次元にやってきたのだ。
「何故彼が再びミラーワールドに干渉し始めたのか。分かったのか?」
「いえ、彼は相変わらず詳しい事情は話してくれませんでした。
 ただ、彼もまたこの戦いを終らせようとしている。
 そのための行動だと思います。」
「信じてもいいということか?」
「ええ、少なくとも僕は信じます。」
神崎のあの目、妹ために戦う彼の火の様な目を見た京太郎は
以前の神崎とは違うと確信していた。
「そうか・・・では私も信じよう。」
息子の言葉を聞いた父ミラーマンもまた神崎を改めて信じてみることにした。
こうして二次元の戦いは一つの区切りを迎え、
改めて戦いに向けての決意を固めるのであった。

○鏡京太郎/ミラーマン、立花ナオキ/ジャンボーグ9、岸京一郎/ジャンボーグA、TAC(竜五郎、山中一郎、吉村公三、今野勉、美川のり子、梶洋一)
 科特隊(ムラマツ、アラシ)、PAT(村上浩、藤本武、安田秀彦、野村由紀、野村せつこ、熊井五郎)、チームEYES(ヒウラ、フブキ)、ギギ・ドクター 、父ミラーマン
→二次元で休息をとる。

以後フリーで。
補足しておくと管理者っていうのはアギトに出てきた黒服とかすごい昔の
人物たちのこと。つまり昔の人物で導いてくれる人たちのことにしてください。
101名無しより愛をこめて:2007/07/31(火) 20:01:43 ID:HaVmYlE70
ウオノメ・マナコ本陣はベンゼン星人が去りクロガネを新会長として体制を変えつつあった。
クロガネは新たなる本拠地として冥王星を選び、次々とウオノメ・マナコの艦艇が冥王星に降り立つ。

その旗艦のブリッジではクロガネが色々と報告を受けていた。
「ハデスの奴め、勝手な真似をしおって」
ハデスが国防省を襲撃している事をザコール兵から伝えられクロガネは怒りに震える。
「確かお目付け役にアドロクス様をつけていた筈では?」
「奴の事だ。ハデスに余計な事を教えたのだろう」
ザコール兵に聞かれるとクロガネは嘲笑する。

「閣下、こちらへ宇宙船が向かっています」
「よし、その宇宙船を向かい入れろ」
通信をしていたザコール兵から報告を受け、クロガネは宇宙船を向かい入れを指示する。
その宇宙船こそ二次元世界において設計図を奪いウオノメ・マナコに協力を得ようとしているインベーダーの一味であった。

●ウオノメ・マナコ→本拠地を冥王星に移す。
●デモンゴーネ、サタンゴーネ、インベーダー→二次元世界の設計図を奪い冥王星へ。
以後フリーです。
102名無しより愛をこめて:2007/08/02(木) 22:42:17 ID:v3r13MVp0
K達は香川教授から警視庁のトラブルの原因を聞かされていた。
「そんな事があったのですか…」
「どうやらテレビを使って誰かが洗脳工作をしていたようです」
香川教授から話を聞いて隼人が驚く。
「ってテレビを使うって汚ねぇ奴等だな」
芝の怒りがとまらない。
「芝さん、落ち着いてください。解析の結果、放送の発信源は都庁だと分かりました」
香川教授が丹念に説明する。
「都庁、って事はあの内藤かよ!」
サイゾウが都庁と聞いて内藤の仕業だと気づく。

都庁では東京ではスケバン刑事を始めとする正義のスケバン軍団と全裏十人衆及び海木槌三姉妹との決戦が始まろうとしていた。

○ロボット刑事K、芝刑事、新条刑事、エクシードラフト(シンクレッダー/叶隼人、ドラフトブルース/村岡耕作、ドラフトキース/大熊拳)、
 ニンジャブルー/サイゾウ、ニンジャイエロー/セイカイ→香川教授から洗脳工作の事実を聞く。
103名無しより愛をこめて:2007/08/03(金) 23:28:33 ID:dHv6YWqt0
隔離スレによると、整合性とかを指摘するのも荒らしとみなされるらしいナ
104名無しより愛をこめて:2007/08/04(土) 07:23:02 ID:T+sNOcMaO
あげ
105名無しより愛をこめて:2007/08/04(土) 09:26:41 ID:JPedTUIXO
>>103
どこにそんなこと書いてあった?
106名無しより愛をこめて:2007/08/04(土) 21:03:04 ID:7VxzDBf60
これですよ、坊ちゃん。


3 名前:名無しさん 投稿日: 2007/08/02(木) 01:11:34
殺し厨対策は別スレがあるからいいとしてこのスレはurl厨や照合厨に絞った方がいいのでは?

107名無しより愛をこめて:2007/08/04(土) 22:10:40 ID:sVaNIZ/p0
108名無しより愛をこめて:2007/08/05(日) 10:31:15 ID:nCWdc/9v0
新ルール
作品に対する整合性とかを指摘するのも荒らしとみなす
109名無しより愛をこめて:2007/08/05(日) 10:45:11 ID:XSChnpqa0
新ルール
何もかもみんな荒らし
110名無しより愛をこめて:2007/08/05(日) 11:34:42 ID:VdtP/98QO
>106-109
何故荒らし扱いされてるか分かって無いみたいだなwwwwwwwww
だから整合厨なんて言われるんだよ
111名無しより愛をこめて:2007/08/05(日) 23:49:38 ID:UB9K++n/0
現在の容量は111KB
112あぼーん:あぼーん
あぼーん
113あぼーん:あぼーん
あぼーん
114あぼーん:あぼーん
あぼーん
115あぼーん:あぼーん
あぼーん
116あぼーん:あぼーん
あぼーん
117あぼーん:あぼーん
あぼーん
118名無しより愛をこめて:2007/08/08(水) 16:09:01 ID:opc0Xou7O
GIYSのサコミズ総監は大いなる意志を倒すカギとなるアルティメットメテオールの準備を進めていた。
119名無しより愛をこめて:2007/08/08(水) 19:14:36 ID:NT0fDfPG0
再び闇の中へと戻った石堀に大いなる意思が声をかけてきた。
「お前の作った闇の巨人の力を借りるぞ…」
「何をする気だ…そんな!?」
大いなる意思はダークファウストを乗っ取る。
「くっ、ならば」
石堀はダークザギに変身して迎えうとうとする。
「今はお前と戦う気はない」
ダークファウストはダークザギの前から消えた。
120名無しより愛をこめて:2007/08/08(水) 19:39:02 ID:NT0fDfPG0
●大いなる意志→ダークファウストを乗っ取る。
121名無しより愛をこめて:2007/08/08(水) 21:20:12 ID:rCrK9O7u0
ところでGIYSってなんですねん
122名無しより愛をこめて:2007/08/08(水) 22:15:57 ID:jY4M6+Vs0
スルーしとけばいいんじゃね
123あぼーん:あぼーん
あぼーん
124名無しより愛をこめて:2007/08/08(水) 23:38:29 ID:YPDl83Cw0
124
125名無しより愛をこめて:2007/08/09(木) 00:20:59 ID:oiFgIh7h0
125
126名無しより愛をこめて:2007/08/09(木) 03:14:34 ID:fsBqCJ400
126
127名無しより愛をこめて:2007/08/09(木) 06:53:45 ID:w6D3kWzG0
128名無しより愛をこめて:2007/08/09(木) 11:56:42 ID:vTTIUY090
128
129名無しより愛をこめて:2007/08/09(木) 23:52:59 ID:Sj+DhJYl0
129
130あぼーん:あぼーん
あぼーん
131あぼーん:あぼーん
あぼーん
132あぼーん:あぼーん
あぼーん
133名無しより愛をこめて:2007/08/11(土) 00:59:44 ID:hD0xr0Ld0
133
134あぼーん:あぼーん
あぼーん
135名無しより愛をこめて:2007/08/11(土) 20:36:10 ID:H/FYvu980
135
136名無しより愛をこめて:2007/08/11(土) 20:55:42 ID:lgumsm1FO
ダークファウストを乗っ取った大いなる意志は設計図を感じ取り冥王星へと向かった。

○大いなる意志→冥王星に向かう。
137名無しより愛をこめて:2007/08/11(土) 23:27:31 ID:MeJTV0nQ0
はいはいスルースルー  カクナボケ( ゚д゚)、ペッ

>>118-119  >>136は無効
138名無しより愛をこめて:2007/08/12(日) 09:52:41 ID:5E7AV+tKO
国防省編と008編に期待しよう。
139名無しより愛をこめて:2007/08/13(月) 00:05:23 ID:gus03Xw3O
職人待ちあげ
140名無しより愛をこめて:2007/08/13(月) 01:36:06 ID:1h7K5TeS0
140
141あぼーん:あぼーん
あぼーん
142名無しより愛をこめて:2007/08/13(月) 23:58:35 ID:UjuVKMhD0
142
143名無しより愛をこめて:2007/08/14(火) 00:44:06 ID:wkZpKVck0
144名無しより愛をこめて:2007/08/14(火) 03:16:52 ID:cLY6w4HG0
12の2乗
145あぼーん:あぼーん
あぼーん
146あぼーん:あぼーん
あぼーん
147名無しより愛をこめて:2007/08/14(火) 23:26:39 ID:Fk8dd0LU0
147
148あぼーん:あぼーん
あぼーん
149名無しより愛をこめて:2007/08/15(水) 17:36:02 ID:F+pp2mm/O
バラノイアの猛攻は凄まじくタックアローも次々と沈んでいった。
150名無しより愛をこめて:2007/08/16(木) 08:05:05 ID:FTa1Yxdk0
150
151あぼーん:あぼーん
あぼーん
152名無しより愛をこめて:2007/08/17(金) 00:08:18 ID:/MBrPFENO
職人待ちあげ
153名無しより愛をこめて:2007/08/17(金) 00:09:27 ID:/MBrPFENO
職人待ちあげ
154あぼーん:あぼーん
あぼーん
155名無しより愛をこめて:2007/08/18(土) 10:42:12 ID:38vxk+AUO
職人待ちあげ
156名無しより愛をこめて:2007/08/18(土) 11:49:10 ID:yltHAk+C0
156
157あぼーん:あぼーん
あぼーん
158名無しより愛をこめて:2007/08/18(土) 17:54:27 ID:g8TuR+zA0
メガロマンのはってくれ
159名無しより愛をこめて:2007/08/19(日) 00:07:21 ID:exUcmy4K0
159
160名無しより愛をこめて:2007/08/19(日) 03:06:38 ID:CClVRPUu0
160
161名無しより愛をこめて:2007/08/19(日) 21:31:10 ID:6NnKbLTbO
職人は来るのか?
162あぼーん:あぼーん
あぼーん
163名無しより愛をこめて:2007/08/19(日) 23:25:42 ID:aPAtH1Zh0
骨髄反射で喚く気狂いのせいで荒れてるからなぁ (´・ω・`)
164名無しより愛をこめて:2007/08/20(月) 12:13:41 ID:WePhSEKZ0
164
165あぼーん:あぼーん
あぼーん
166名無しより愛をこめて:2007/08/20(月) 23:29:01 ID:TmR7aQo/O
このまま職人は来ないのか?
167あぼーん:あぼーん
あぼーん
168名無しより愛をこめて:2007/08/21(火) 06:50:32 ID:3Pw2cNIc0
168
169名無しより愛をこめて:2007/08/21(火) 11:33:42 ID:jz6SlHKk0
169
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あぼーん
171あぼーん:あぼーん
あぼーん
172あぼーん:あぼーん
あぼーん
173あぼーん:あぼーん
あぼーん
174あぼーん:あぼーん
あぼーん
175名無しより愛をこめて:2007/08/22(水) 22:40:52 ID:84N160k/O
怪獣により荒らされたある街に放浪の体育教師が訪れていた。
彼の名は岩城淳一郎、かってヒューマンとして悪のフラッシャー軍団と戦った男だ。
176あぼーん:あぼーん
あぼーん
177あぼーん:あぼーん
あぼーん
178あぼーん:あぼーん
あぼーん
179名無しより愛をこめて:2007/08/24(金) 22:48:50 ID:e9ZNCNsyO
保守あげ
180名無しより愛をこめて:2007/08/25(土) 03:30:25 ID:H1Xrsg8g0
180
181あぼーん:あぼーん
あぼーん
182名無しより愛をこめて:2007/08/26(日) 02:37:16 ID:XCpoH71I0
ギンガマンはエリアルベースからギンガの森へ戻っていた。
それはモークが何かを感じ取った事により呼ばれたからであった。

「モーグ、どうしたんだ?」
「バルバンよりも邪悪な気配を感じた」
ヒュウガに聞かれモーグは答える。
「邪悪な気配?」
ヒカルがその言葉に驚く。
「そこにはパワースポットと呼ばれる物が封印されている。それが悪用されると地球が滅びるかもしれん」
「パワースポット…そんな危険な力が?」
ハヤテがパワースポットの場所を答える。
「わかりました。俺たちはそのパワースポットを探します」
「リョウマ…わかった」
リョウマはパワースポットを探す事を決意し、それにモークが頷く。
そしてはギンガマンの6人はパワースポットを追跡することになった。

○ギンガマン(レッド/リョウマ、グリーン/ハヤテ、ブルー/ゴウキ、イエロー/ヒカル、ピンク/サヤ) →パワースポットを探す。
テストスレのを少々手直ししました。
183あぼーん:あぼーん
あぼーん
184あぼーん:あぼーん
あぼーん
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あぼーん
186名無しより愛をこめて:2007/08/28(火) 00:27:19 ID:VS7K/l1XO
>182
だから…

モーグって誰だよ
187名無しより愛をこめて:2007/08/28(火) 11:28:23 ID:GJa1aSMlO
モークですな。
まとめる際に直そう。
188あぼーん:あぼーん
あぼーん
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あぼーん
190あぼーん:あぼーん
あぼーん
191名無しより愛をこめて:2007/08/29(水) 21:44:03 ID:wgcNolkSO
保守あげ
192あぼーん:あぼーん
あぼーん
193あぼーん:あぼーん
あぼーん
194名無しより愛をこめて:2007/08/31(金) 23:40:59 ID:s7uo1ifX0
あの気狂い房のせいでグテグテになっちゃったな (´・ω・`)
195名無しより愛をこめて:2007/09/01(土) 00:29:01 ID:8cQWZM6GO
>>184
でも、続き待っている人の為にも何か書いてみよう。
196名無しより愛をこめて:2007/09/01(土) 00:42:46 ID:8cQWZM6GO
>>194だった。
197あぼーん:あぼーん
あぼーん
198あぼーん:あぼーん
あぼーん
199名無しより愛をこめて:2007/09/03(月) 01:25:32 ID:hfXDTIiYO
きっと国防省編も008編も来てくれると思うから諦めないでくれよ。
200名無しより愛をこめて:2007/09/03(月) 08:14:29 ID:pc1QGXV+0
200
201あぼーん:あぼーん
あぼーん
202名無しより愛をこめて:2007/09/04(火) 00:22:58 ID:SxXeSl6LO
保守あげ
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210名無しより愛をこめて:2007/09/09(日) 06:21:12 ID:jYnV7EUM0
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213名無しより愛をこめて:2007/09/09(日) 22:12:34 ID:Opyh9im4O
保守あげ
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218名無しより愛をこめて:2007/09/17(月) 20:39:20 ID:87Rc+k1n0
こんばんわ。書き終わった文までリュウケンドー編投下します。
誤字、脱字等ありましたら、ご指摘お願いします。


ここは、関東近郊の小さな町、あけぼの町。
今でこそ平和な様相を見せているこの町も半年ほど前までは、
恐怖の渦中にあった。
人間の恐怖や不安の感情により発生するマイナスエネルギー、
これを糧とする魔的生命体ジャマンガが、襲来していたのである。
だがこれに敢然と立ち向かった者たちがいた、ショット、そして、
3人の魔弾戦士たちである。
彼らは、大魔王を撃退し、最後には暴走するパワースポットを鎮めるため、
パートナーである魔弾龍の犠牲という悲しみと引き換えに、この町を守り抜いたのであった。
だが、平和を取り戻した町に、新たな影が忍び寄ろうとしていた…。

晴れ渡った昼下がり、あけぼの駐在所の前で若い巡査が大きく伸びをした。
ジャマンガ事件が終わった頃赴任してきた彼は、今ではすっかり町の一員だ。
だが、彼は人に知られないもう一つの『仮面』を持っていた。
『仮面ライダーガタック』それがもう一つの彼の仮面である。
彼の名は加賀美新といった。
219名無しより愛をこめて:2007/09/17(月) 20:51:52 ID:87Rc+k1n0
「今日も平和だなぁ…」
最近起こった事件の件数はゼロ、だが、彼はむしろそれを喜んでいた。
(そうだ、これが俺が、魔弾戦士達が守り抜いた平和なんだ)
最後の戦いから1年、世界全体を見れば、まだ平和には程遠い。
だがそれでもこの町は、自分が、会った事も無い彼らが、護った物を実感させてくれた。
束の間の平穏。だが、それも一件の電話から終わることを彼は今はまだ知るよしも無かった。

同じ頃、あけぼの署独身寮。
「あーーっ、よく寝たー!!」
一人の青年が起床した、といってももう昼過ぎである。
時計を見てギョッとしたように叫ぶ。
「って、もう昼過ぎじゃねーか!何で起こしてくれねーんだよ…」
叫びが途中から静まった。
彼の視線の先には、相棒のいない自分の手首がある。
「いっけねぇ!こんなんじゃあいつに笑われちまうぜ!!」
ばたばたと着替えを済ませ、一枚の写真に目を向ける。
「じゃ、行って来る。」
いつかの野球大会の写真、唯一相棒の姿が残るもの。
挨拶を済ませると、剣二はトレーニングに出て行った。
休日は、見回りがてら商店街で昼食をとり、その後剣の稽古を
日が暮れるまでみっちりこなし、日が暮れてからは新聞を読んでその日おきたことを知る…、
それが剣二の日課となっていた。
『文武両道』、剣二らしい堂々とした書が壁に掲げられている。

稽古の一環である走り込みの中、心の中で静かに思う。
(激龍剣…、見てるか?俺、ちゃんとやってるぜ…。)
かけがえない友との別れ、それは彼を大きく成長させた。
(でもさ…、やっぱさびしいんだよな…。)
顔なじみの人々に挨拶しながら、商店街を駆け抜けていく。
そのとき、懐のショットフォンに通信が入った。
差出人は、SHOTの天地からであり、その通信から彼もまた戦いの渦の中に飛び込んでいくことになる…。
220名無しより愛をこめて:2007/09/17(月) 21:06:38 ID:87Rc+k1n0
一方そのころ、チ−ムEYESの拠点、
トレジャーベースでは、ひとつの異変が観測されていた…。
「大変です!!か、カオスヘッダー反応が!」
アヤノが叫んだ言葉に緊張が走る。
「落ち着いて、場所はどこ?」
シノブリーダーの言葉に綾乃は落ち着きを取り戻した。
「はい…、!?そんな?」
もれ出た言葉に、ムサシが問い掛けた。
「どうしたんですか、綾乃隊員?」
「それが、カオスヘッダー反応消失しちゃって…」
ドイガキが、すかさず記録を確認する。
「反応があったのは、まちがいありません。
ただ、出現時と同様に、とつぜん消失しています」
そのあとをうけて、綾乃が告げる。
「場所は、関東近郊あけぼの町です」
「妙ね…、調査に行きましょう、チームEYES、出動!!」
「「「了解!!」」」
こうして、チームEYESは、あけぼの町へと向かった。
221名無しより愛をこめて:2007/09/17(月) 21:09:48 ID:87Rc+k1n0
場所は移り、再びあけぼの町。
あけぼの署地下にある、SHOTあけぼの町支部。
呼び出しを受けた剣二はそこにいた。
つい最近まで残務整理(要は書類書きである)に追われていた場所に、
あの頃と変わらぬ面々が顔をそろえている。
不動銃四郎、左京鈴、瀬戸山喜一、天地裕也、
幽霊の小町も隅から顔を覗かせている。
「みんな久しぶりだな、元気だったか?」
天地が相好を崩しながら言った。
「どうしたんですか司令、急に皆を集めるなんて」
不動の問いかけに答えたのは、瀬戸山だった。
「すいません、皆を集めてもらったのは、僕なんです。」
一度の表情に疑念の色が浮かぶ。
「??一体なんでまた?なにがあったんだ?」
剣二が、疑問をそのまま口にした。
「それについては説明させていただきます。皆さん『光のカノンの書』はご存知ですよね」
光のカノンの書』、それは剣二たちの戦いを導いてきた予言の書である。
だが、大魔王グレンゴーストとの最終決戦において、その最後のページが紐解かれ、その役目を終えたと思われていた。
今現在は、第1級魔法資料として厳重に保管されている。
「もちろん知ってるさ」
剣二のその言葉を受けて、瀬戸山が続ける。
「実は、光のカノンの書に新たなページが現れたんです」
「何だって!?瀬戸山君、いったい何が書いてあったんだ?」
不動が瀬戸山に詰め寄る。そのあまりの勢いに、剣二が口を挟んだ。
「まてよ、おっさん。それを今説明してるんだから」
その言葉に我に返ったか、不動は瀬戸山に
「すまん、つい…」とみじかく詫びた。が、次の瞬間、
「おっさんって言うな!!!」といつもの言い争いを始めてしまった。
「まったく、この二人は…。瀬戸山さん、話の続きをお願いします」
鈴が続きを促す。
222名無しより愛をこめて:2007/09/17(月) 21:29:07 ID:87Rc+k1n0
「あ、はい」
瀬戸山が説明を続ける。
「そこにはこう記されていました。
『地をかける銀河。未来つかみし護り手、二つの光出会いし時龍は蘇る』、と」
剣二が喜びに目を輝かせる。
「それって、あいつらの事か!?あいつらの事だよな!!」
「剛龍銃…。」
不動も我知らず相棒の名をつぶやいていた。
「恐らく、間違いないと思います。僕らにとって、『龍』といえば彼ら以外に考えられませんから」
この世界を、この町を守るために異次元へと旅立った、魔弾龍達。
彼らと再会できるかもしれない・・・、この知らせはこの場にいた全員を喜ばせた。瀬戸山の顔にも、笑みが浮かんでいる。
「方法は現在、解読中だ。だが、皆に集まってもらったのは、もう一つ理由があってな。それも、この件と無関係では・・・」
天地が、もう一つの理由について口にしようとした瞬間、忌まわしくも耳に馴染んだ緊急警報が鳴り響いた。

223名無しより愛をこめて:2007/09/17(月) 21:48:15 ID:87Rc+k1n0
「こ…、これはレベル4!?ジャマンガ出現!!」
鈴が計器を操作しながら叫ぶ。
「モニターに出します!!」
発生ポイントである河童橋から映像が映し出される。
そこに映し出されていたのは、こちらも目に馴染んだ紫の異形、ジャマンガの使い魔の姿である。
「っ馬鹿な!!なぜジャマンガが…!!」
使い魔達は何物かと戦っていた。
よく見れば、民族衣装のような服に身を包んだ6人の若者達を取囲んでいる。
「!、行くぜおっさん!!」  「応!!」
「待つんだ二人とも!!」
天地が静止したが、二人は聞かずに飛び出していった。
町のいたる所に通じる秘密通路を駆け抜けていく中、剣二は思った。
(冗談じゃねぇぞ・・・、もう誰も傷付けさてたまるかよ・・・。)
そう心に決めると、剣二はより一層足を速め、通路を駆け抜けていった。

ひとまずここまで。
なかなか進まず申し訳ありません。
では、おやすみなさい。ノシ
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231名無しより愛をこめて:2007/09/24(月) 10:03:05 ID:m2H65Vm9O
保守あげ
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236お前のドリルで悪を突け!:2007/09/28(金) 00:28:39 ID:ywZV2wQ+0
>>62
「あれは宇宙防衛艦の轟天か…それも二隻とは心強いな」
番場が二隻の轟天を確認する。
「隊長、轟天から通信が入っています」
「よし、繋いでくれ」
ハートクイーンが轟天からの通信を繋ぐ。

『番場隊長、我々エターナルヒーローズが救援に参りました』
モニターに室井の姿が映る。
「エターナルヒーローズ…嵐山長官がの指示で来たのですか?」
『この名前は嵐山長官がヒーローがひとつになるように名付けた名前です』
室井がスペードエースに答える。
「室井さん、ところで冬木は元気ですか?」
『ええ、冬木なら今、スペースファイターの発進準備に入っています』
番場は自分と瓜二つである轟天のクルー、冬木の事について聞く。
「という事は俺達をエターナルヒーローズに入れようとしているのですか?」
『ええ、喜んであなた方ジャッカー電撃隊をエターナルヒーローズへ歓迎いたします』
クローバーキングがエターナルヒーローズ入りを申し出ると室井はそれを承諾する。
「では共にバラノイア、そして大いなる意思を倒し平和を取り戻しましょう!」
スペードエースがエターナルヒーローズとしての決意を固める。
それは当然、他の四人も同じであった。
『ありがとうございます。共に生きて帰りましょう』
室井は一同に礼を言って通信を終わらせる。
237:2007/09/28(金) 00:29:53 ID:ywZV2wQ+0
間違えた…

>>62
ジャッカー電撃隊はタックアロー隊とともにバラノイアに立ち向かうが状況は劣勢であった。
いくらバルカンベース襲撃時の10分の1とはいえ、量産型ジャンボーや各艦から出撃するタコンパス隊に押されていた。

「隊長、アロー全機、撃墜されました!」
「くっ…」
ハートクイーンからアローが全機沈められた事を伝えられると番場は沈んだ表情になる。

海上ではナマハゲとモチロンが次々と迫りくるタコンパスを迎え撃っていた。
「ちっ、なんて数なんだよ」
モチロンがタコンパスの圧倒的な数に驚く。
「奴さん、本気だな…その祭り乗るぜ!」
何故か祭り好きのナマハゲは意気揚々としていた。
238名無しより愛をこめて:2007/09/28(金) 00:30:41 ID:ywZV2wQ+0
「お前たち、スカイエースでこの艦を出ろ」
「隊長…?」
番場は思わぬ決断を四人に下した。
「ジャンボーの光波バリアをフルパワーにして奴等のど真ん中に突っ込む。だから急げ」
「隊長、それは出来ません」
スペードエースが番場に首を振る。
「俺もスペードエースと同じです」
「残るなら俺が残ります」
ダイヤジャックとクローバーキングもジャンボーに残る決意をする。
「いいから行け、わかったか!!」
「隊長…」
番場は普段の余裕な表情とは違い感情的になり一同を怒鳴りつける。

「待ってください、レーダーにまた別の反応が…」
「新手か?」
「違います。この反応は…味方です!」
ハートクイーンの声で番場はレーダーを見る。
「その方向をモニターに映せ」
「了解」
ジャンボーのモニターに映ったのはスーパー轟天をはじめとするエターナルヒーローズの艦隊であった。
239名無しより愛をこめて:2007/09/28(金) 00:31:44 ID:ywZV2wQ+0
「死に底ない共が…こうなったら残ったタコンパスを全機出撃させろ!」
「りょ…了解」
ブルドントの指示でバラクティカからタコンパスが次々と出撃する。

「スペースファイター全機発進!」
同時に室井の掛け声と共に轟天がスペースファイター各機が出撃する。

「隊長、スペースファイター隊、出撃しました」
「よし、今から艦をバラクティカに向けるぞ!」
スーパー轟天の艦内では薩摩隊長がバラクティカへ向ける事を告げる。
スーパー轟天はジャンボーの砲撃を切り抜けながらバラクティカへ向かい始めた。

・エターナルヒーローズ、ジャッカー電撃隊(ジャンボー乗艦)、ナマハゲ、モチロン
 VSバラノイア(カイザーブルドント、マルチーワ、イナズマギンガー)
このレスの前に>>236が入ります。
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247名無しより愛をこめて:2007/10/05(金) 01:22:00 ID:9LrShzVV0
>>239
一隻のジャンボーがスーパー轟天に反陽子砲を狙っていた。
「隊長、目前のジャンボーがこちらを狙っています」
「スーパー轟天を甘く見るな。ドリルで突撃だ!」
「了解!」
スーパー轟天はドリルを高速回転させながら、ジャンボーに迫っていく。
ジャンボーの光波バリアを破り、爆発と共に海へ沈んでいった。

「すげぇ…」
海上からその光景を見たナマハゲが思わず絶句した。

アルケミスターズのダニエル議長は光波バリアの突破法を見つけ出したが、それが轟天のドリルという事を彼は見抜いていた。
248名無しより愛をこめて:2007/10/05(金) 01:24:01 ID:9LrShzVV0
「こ、こいつら…なんて真似を」
スーパー轟天の攻撃にブルドントは怒りが収まらなかった。
「ブルピー、落ち着いてよ」
「そんな所で落ち着いていられるか!」
ブルドントは抑えようとするマルチーワをも振り払ってしまう。
「ブルピー…」
そんな夫の姿を見てマルチーワは動揺してしまう。

「うおっ…何だよ」
「きゃっ…」
その時、バラクティカ艦内に大きな揺れが起こる。
「陛下、侵入者です!」
「侵入者だと。オーレンジャーの奴等か!?」
ブルドントはバーロ兵から侵入者が入った事を知らされる。
249名無しより愛をこめて:2007/10/05(金) 01:25:19 ID:9LrShzVV0
バラクティカのタコンパス格納庫にスーパー轟天から発進したガンゲリオン隊が次々と入ってくる。
「遂にここまで来たか」
「ええ、あの時は二度と会えないと思いましたからね」
オーレッドとキングレンジャーが今までの戦いを思い出しながら語り合う。
「ここまで来たら一気にブルドントとマルチーワを倒しましょう!」
「ああ、その通りだな」
オーレッドが意気揚々なオーブルーに頷く。

「テトラ、敵の居場所を調べてください」
「テトラ、調ベル」
テトラがバラバラマンの指示でブルドント達の居場所を探し始める。

「ギターの音…?」
オーイエローがギターの音が聞こえてくるのに気づく。
250名無しより愛をこめて:2007/10/05(金) 01:27:27 ID:9LrShzVV0
「ほう…侵入者ってのはこいつらか」
ギターを弾きながらイナズマギンガーと無数のバーロ兵が一同の前に姿を現す。

「あれはイナズマギンガー!」
オーレッドがイナズマギンガーを見て驚く。
「どういう奴なの?」
「宇宙全体で恐れられている宇宙海賊でその戦闘能力は一人でガンゲリオンにも匹敵します」
バラバラギャルに聞かれ、オーレッドが答える。
スーパー轟天の秘密工場で一度戦った事があるだけにイナズマギンガーの恐ろしさを人一倍痛感していた。

「こっちから行くぜ!」
オーグリーンがガンゲリオンのレールガンがイナズマギンガー達に向けて放たれる。
251名無しより愛をこめて:2007/10/05(金) 01:30:12 ID:9LrShzVV0
「オーレンジャーがバラクティカに突入したな」
バルイーグルはバラクティカに異変が起こった事に気づく。
「イーグル、まさか…」
「ああ、きっと奴が動いたんだ」
バルパンサーが声をかけるとバルイーグルは静かに頷く。
「どうしても行くのか」
バルシャークが心配そうに声をかける。
「行かせてくれ。そして、奴との決着をつけたいんだ」
バルイーグルは二人にイナズマギンガーとの決着を付けたい事を話す。

「お前を止めやしないよ」
「ちゃんと帰って来いよ」
二人はバルイーグルに労いの言葉をかける。
「シャーク…パンサー…行ってくる!」
そしてバルイーグルはコスモバルカンでバラクティカへと向かっていった。

・ガンゲリオン隊(オーレンジャー、バラバラマン、バラバラギャル)VSイナズマギンガー、バーロ兵
○バルイーグル/飛羽高之→バラクティカに突入。
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254名無しより愛をこめて:2007/10/07(日) 00:33:24 ID:NFjgnDJp0
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257名無しより愛をこめて:2007/10/11(木) 00:32:24 ID:cr3tnPwl0
>>251
海上ではナマハゲとモチロンがエターナルヒーローズの援護の為、
再び飛び上がろうとするがタコンパスの猛攻で飛び上がるチャンスを掴めなかった。

「ぐっ…」
「ナマハゲ!」
「ちっ、エンジンをやられたみたいだ」
タコンパスの攻撃でナマハゲが乗るグライダーのエンジンに被弾した。
「俺の方に乗り移れ!」
「そうしたいところだか…何!?」
モチロンのグライダーがナマハゲの援護に向かうがタコンパスが次々と二人を狙う。

その時、大火力のレーザー攻撃で上空のタコンパスが全て撃破された。
「まさか…味方!」
ナマハゲがレーザーの方向を向くと近くの孤島にスペシャルポリスの巨大ロボ、デカベースロボが立っていた。
タコンパスを攻撃したのはデカベースロボの必殺武器、ヴォルガニックバスターであった。
258名無しより愛をこめて:2007/10/11(木) 00:33:55 ID:cr3tnPwl0
『番場隊長、遅れてすまない』
ジャンボーにデカマスターからの通信が入る。
「と、いう事は大原博士からの要求で我々に協力するのですか?」
『その通りです。でもそれは我々がゴーデスが出現した時から決めていた事です』
デカマスターは番場隊長に真意を話す。
「それなら話は早いです。デカレンジャーの皆さんも我々エターナルヒーローズに加えさせていただきます」
『ありがとうございます。ご武運を』
番場はデカレンジャーをエターナルヒーローズに加える主旨を話し通信を終えた。

「いいか、今から我々はエターナルヒーローの一員となる。異論は無いか?」
「ボス、当然っすよ」
デカマスターに真っ先にデカレッドが答える。
「よし、一気にバラノイア艦隊に向かうぞ!」
「ロジャー!」
デカベースロボはデカベースクローラーに変形しバラノイア艦隊へと向かっていった。
そしてデカベースクローラーを横切るようにマシンドルフィンとケンローダーがバラクティカへ向かう。

○デカレンジャー→エターナルヒーローズに合流、バラノイアとの戦いへ。
○マシンマン、バイクロッサー→バラクティカに突入。
259あぼーん:あぼーん
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261あぼーん:あぼーん
あぼーん
262名無しより愛をこめて:2007/10/14(日) 02:01:14 ID:M41NFxWv0
008編と国防省編の人は来るのか?
263あぼーん:あぼーん
あぼーん
264あぼーん:あぼーん
あぼーん
265あぼーん:あぼーん
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266名無しより愛をこめて:2007/10/16(火) 20:58:06 ID:YfVCXStb0
URLはるのは3日に一回にしろ
267あぼーん:あぼーん
あぼーん
268名無しより愛をこめて:2007/10/19(金) 22:05:19 ID:29CNDUFJ0
>>259

再びバラクティカの格納庫、ガンゲリオンのレールガン攻撃を喰らったバーロ兵の残骸が広がっていた。

「やったか…」
オーグリーンが大破したイナズマギンガーのギターを見つける。
「その程度か…」
爆煙が消え、イナズマギンガーが姿を現した。
「そんな…ガンゲリオンの攻撃が通用しないなんて!?」
その姿を見たオーピンクが驚きの声をあげる。
「奴はサンバルカンの必殺技を破ったこともある…まさかガンゲリオンも!?」
常に冷静なオーレッドも動揺してしまう。

「今度は俺の番だ。イナズマキャノン!」
イナズマギンガーは隠し武器のイナズマキャノンでガンゲリオンを攻撃する。
ガンゲリオンはバリアで何とか防ごうとするもののイナズマキャノンの威力に押されてしまう。
269名無しより愛をこめて:2007/10/19(金) 22:07:40 ID:29CNDUFJ0
「もうこれで終わりか?」
イナズマギンガーは砂埃から姿を現すガンゲリオンを見てつぶやく。

「俺がいるぞ」
砂埃が消えると刀を構えたバルイーグルが姿を現した。
「バルイーグルか!」
「オーレンジャー、イナズマギンガーは俺に任せて早くブルドントを探すんだ!」
バルイーグルがオーレッドにブルドント達を探す事を促す。
「わかった。バルイーグル殿もご無事で」
「はい!」
バルイーグルはバラバラマン頷く。
そして、ガンゲリオン隊はブリッジへと向かっていった。

「これで一対一か…」
イナズマギンガーは剣を構える。
「イナズマギンガー、俺は貴様に負けやしない」
「あの頃とは違って邪魔者はいない。思う存分戦えるぞ」
かくしてバルイーグルとイナズマギンガーとの一騎打ちが始められた。
かってブラックマグマの総統ヘルサターンを倒したとき、ブラックマグマの黒幕、全能の神の裁きにより機械生命体へと変えられた。
その時とは違いイナズマギンガーとしてバルイーグルとの戦いに挑める事は彼にとって本望であった。
270名無しより愛をこめて:2007/10/19(金) 22:09:04 ID:29CNDUFJ0
一方のガンゲリオン隊はテトラのサーチで順調にブリッジを目指していた。
「敵、多数接近」
「何ですと!?」
テトラが敵の接近をキャッチする。
それと共に次々とバーロ兵がガンゲリオン隊い迫ってくる。
「もうガンゲリオンは動くのがやっとなのに」
キングレンジャーがバーロ兵を見て愕然する。
既にオーレンジャーの操縦する量産型ガンゲリオンはイナズマギンガーの攻撃で大ダメージを負って戦える状態ではなかった。

「マシンサンダー!」
「バスタークロス!」
「スリングクラッシャー!」
掛け声と共にバーロ兵が次々と倒されていく。
そのバーロ兵の後ろからマシンマンとバイクロッサーが姿を現した。
271名無しより愛をこめて:2007/10/19(金) 22:25:36 ID:29CNDUFJ0
「あなた達は?」
「僕達は大原博士の指示で救援に来ました」
オーピンクに聞かれマシンマンが答える。
「ここは俺達に任せて早く敵のボスを倒すんだ!」
ケンがオーレンジャーに促す。

「…わかった」
オーレッドは少し考えるとマシンマン達に頷く。
「隊長?」
オーブルーがオーレッドに声をかける。
「ここはバラバラマンさん達に任せて俺達はブルドントを叩くぞ」
オーレッドは他の五人にブルドントの元へ向かう事を指示する。
「オーレ!」
オーレンジャーは量産型ガンゲリオンから降りる。
272名無しより愛をこめて:2007/10/19(金) 22:26:59 ID:29CNDUFJ0
残ったバーロ兵がオーレンジャーの進路を遮る。
「まだ、こんなに残っていたの!?」
オーイエローが絶句する。
その時、バラバラギャルのガンゲリオンがバーロ兵を喰い止める。
「ここは私達に任せて急いで!」
「サンキュー、恩に切るぜ!」
バラバラギャルにオーブルーが礼を言う。

「これだけの違法ロボットが入れば腕がなるな。テトラ、フルパワーで行きますぞ」
「分カッタ」
バラバラマンはテトラに指示を出す。
バーロ兵をはじめとするバラノイアのロボットはロボット管理庁にとって特A級の違法ロボットであった。

オーレンジャーがブリッジへ向かうと、二機のガンゲリオンと三人のヒーローが並びバーロ兵に立ち向かっていく。

・ガンゲリオン(バラバラマン、バラバラギャル)、マシンマン、バイクロッサーVSバーロ兵
○オーレンジャー→ブルドントとの決戦へ向かう。
273白い彗星:2007/10/20(土) 23:22:42 ID:ruSHdT7p0
>>72の続き

ブラッドレー博士「無事に合流できたみたいだな、番場隊長…。」
番場『ええ…。しかし、博士から託された部隊はバラノイア艦隊に全滅させられてしまいました…。』
ブラッドレー博士「気にするな…。皆、こうなる事は覚悟の上で出撃したんだ。それに、ベトナム末期の
撤退戦に比べればマシな方さ…。」
空軍パイロット時代を思い出しながら、ブラッドレー博士が苦笑した。その時はイナゴのように来襲する
ミグ戦闘機を相手に、鈍重なファントム戦闘機で孤軍奮闘していた。が、現在はタックスペース部隊と
ファルコン部隊、マイティ号とバッカス3世は健在である。それでも、番場がエターナルヒーローズに合流
するまでの間に、2割のタックスペースが上空を舞うゲルカドンの群れに落とされたのであった。

ブラッドレー博士「ヒッチコックじゃあるまいし…。フッ、ゴーデスの奴が『鳥』を見ている訳は無いか…。」
目の前にある有名な映画のシーンを彷彿させるゲルカドンの大群に、再び苦笑するブラッドレー博士。
その時、マイティ号の天田隊長から緊急通信が飛び込んでくる。

天田『博士、マイティ号のレーダーが500体の円盤生物を捕捉しました!!』
ブラッドレー博士「円盤生物が、500体?!」
その報告を聴き絶句するブラッドレー博士。

その群れは、ダイボイジャーを沈め損なった円盤生物軍団そのものだったのだ。
獲物を失って右往左往している群れ達が、強力な「光を導く者」の反応、
即ちウルトラマンAに引き寄せられて来たのだ。
274名無しより愛をこめて:2007/10/20(土) 23:24:56 ID:ruSHdT7p0
ブラッドレー博士『鳥の次は円盤…、それも皇帝陛下の円盤生物か…。次から次へとよくもまぁ…。
こうなったら一気に大掃除と行くか…。』
天田「大掃除…。V10を使うんですか?」
マリ「V10って、1発の弾頭にV7ミサイルと同威力の子弾頭を200発搭載し、複数目標同時攻撃も可能って奴?」
奈美「そうよ。只、大きさが大きさだから、タックファルコンやマッキー1号、マイティ号のような大型機や
万能戦艦にしか積めないのよ…。」
超七「本艦に向かってくる鳥と円盤はどうします?」
源田「こんな時のために、光波バリアのシステムを応用した艦首ラムフィールド、作っておいたんですよ〜。」
天田「源、良く色々と短時間にネタを出してくるな…。」
ニヤける源田隊員に再び呆れる天田隊長。

超七「それじゃあ…、行きますか?」
天田「頼むぞ、超七!源、操縦ミスるなよ?マリ、アプラサさんにテレパシー通信機のインカム渡してくれ!
ゴーデスの真上にある、マイナス宇宙へのゲートがある時空の亀裂の位置を正確に特定するんだ!奈美、
鉄の爪の置き土産の弾頭を仕込んだ陽電子ミサイル、準備しとけよ!」
『SMJ!』
機関銃のような天田隊長の号令に一斉に答えるマイティ号クルー。
275名無しより愛をこめて:2007/10/20(土) 23:26:21 ID:ruSHdT7p0
ブラッドレー博士「全てのファルコン並びにマッキー1号の隊員達に告げる!全機、対超獣ミサイルV10の
使用を許可する!目の前にいる円盤生物とゲルカドンどもを、まとめて焼き肉と焼き鳥にしろ!撃ち漏らした
奴らは今井隊員のコンクルーダーを中心に、タックスペース部隊のスペシウム弾頭弾で各個撃破する!以上だ!!」
『了解!』
『SMJ!』
ブラッドレー博士「メテオール、解禁!」
その号令と共に、TAC南太平洋国際本部派遣軍とマイティ号、バッカス3世に搭載されたCREW-GUYS謹製の
メテオール兵器と、TAC独自のメテオール兵器…V10ミサイルのセイフティロックが解除されたのであった。

それと同時にマイティ号とタックファルコン&マッキー1号の部隊から、ウルトラマンAの身長に匹敵する長さの
ミサイルが一斉に放たれたのであった。そのミサイルはゲルカドンと円盤生物の群れに近付くと、弾頭が割れて
1発に付き200発の対超獣用マイクロミサイルがアクロバット飛行をするかの如く、次々とゲルカドンと円盤生物の
群れを一掃したのであった。

が、それでもゲルカドンの群れはイナゴのように押し寄せ、円盤生物の方はGUYSが遭遇した新種の円盤生物…
ロベルガーが生き残っていたのだ…。しかもロベルガーもゲルカドンもお互いを「敵」と認識していたので、上空は
忽ちヒーロー達とゲルカドンとロベルガーの大空中バトルロワイヤル状態になってしまったのであった。

その中で1匹のロベルガーが、自分たちを追い込んだ張本人…ブラッドレー博士の乗るタックファルコンに襲い掛
かったのであった。

『任務遂行ノ障害、排除…』

ロベルガーに刷り込まれている絶対命令により、ブラッドレー博士のファルコンに照準が合わさる。一瞬、これまでか?
と天を仰ぐブラッドレー博士…。

しかし、そのロベルガーは9時の方向から放たれたスペシウム弾頭弾で粉々に粉砕されたのであった。その目の前を、
2機の戦闘機がパスしていく…。
276名無しより愛をこめて:2007/10/20(土) 23:27:54 ID:ruSHdT7p0
『ブラッドレー博士…。幾ら博士が昔のベトナムのミグキラーって言っても、もう歳ですよ?』
『それに、博士の頭脳をあてにしている人も大勢いますから、無理しないでください…。』
「ストライクビートル…、WINRか?」
ブラッドレー博士は、目の前を過ぎ去った戦闘機が母国に本部を持つWINRの主力戦闘機…
ストライクビートルである事を知った。が、乗っている2名のパイロットは日本人の男女だったのだ。

「申し遅れました…、自分はWINR日本支部の権田一郎です。」
「私は葛城シオン、権田隊員と同じWINR日本支部所属のパイロットです…。」
「そうか…。生物彗星事件の不祥事で解体されたSWORDは、エドランド隊長が組織を丸ごと引き取ったんだな…。」
ストライクビートルのパイロットの名前を聴き、事態を飲み込んだブラッドレー博士。

山南「003のブラッドレー博士とマイティ号の天田隊長、スペースコマンドのキャプテン・ジョウ殿ですね?
私はWINR日本支部の隊長で、万能戦艦『スカイハンターMX』の艦長の山南大輔です…。
スカイハンターMXのテスト航海に円盤生物を捕捉しまして、それで博士らに出会ったんです…。」
スカイハンターMXのブリッジで、かつてのSWORD日本支部の隊長だった山南が答える。
彼が言うようにスカイハンターMXと言う艦は、単なる硬式飛行船だった元のスカイハンターをメテオール技術や何やらで、
マイティ号や轟天に匹敵する万能戦艦兼移動研究施設に改装したものであった。
行動範囲も空中だけでなく、水中や宇宙でも活動可能なようになっているのは言うまでもなかった。
当然、WINR日本支部のストライクビートルも、北米の本部に先駆けてメテオール技術で全領域型戦闘機に再設計された
最新鋭機が配備されていたのだ。
277名無しより愛をこめて:2007/10/20(土) 23:29:58 ID:ruSHdT7p0
山南「それと天田隊長…。そちらに怪獣用のグライダーがありましたね?」
天田「ええ、うちの源田が作った奴ですが…。」
『私とWoO(うー)で、あの鳥の怪獣と円盤生物を退治するのを手伝いたいんです!』
その時、山南隊長のキャプテンシートの横に中学2年生くらいの少女と、少女の肩に乗って「う〜」と言う
鳴き声を発する、大きな黒い瞳の可愛らしい生き物がいたのであった。
ブラッドレー博士「君は確か…、神代(くましろ)アイ君だったね?君の肩に乗っているWoOは、いつ地球に?」
アイ「2ヶ月前に、私の通っている中学に現れたんです…。」
するとアイは手短に、WoOと再会した経緯を話したのであった。

WoOが学校のPCを使ってアイに伝えた事は、生物彗星に例の白黒青年が現れて「力を貸してほしい」と言う
メッセージと、生物彗星を利用して一種の超獣人間と化した生物彗星事件の主犯である永倉泰三博士こと
ゲルノイドが「大いなる意思」の力で蘇り、あの時の悲劇が繰り返されると警告してきたのだ。
そして生物彗星は、地球人と唯一心を交わしたWoOをメッセンジャーとして、再び地球に送り返したのだ。

そして「大いなる意思」が動き出した事を知ったアイはWoOを連れて、親友の父親である山南隊長に一連の
事を伝えたのであった…。それでアイとWoOも、WINR日本支部の一員としてスカイハンターMXに乗り組んで
いたのであった。
278名無しより愛をこめて:2007/10/20(土) 23:34:43 ID:ruSHdT7p0
「しっかし凄かったな〜、あのV10ミサイルって。GUYSのアーカイブにあった4代目ベロクロンの奴みたいに、
ミサイルがアクロバット飛行するんだから…。」
アイの横で、高校生くらいの少年が感激の眼差しで一人息巻いていた。

アイ「小太郎、映画じゃないんだからね!」
小太郎「判ってるって!それとWoO…。俺が見せたアニメのアクションシーン、ちゃんと覚えているよな?」
WoO『うー!』
アイの横にいた少年は元木小太郎、アイのケンカ友達でもあるアニヲタ兼特撮ヲタであるが、
彼女のケンカ友達だけあって行動力と発想は並外れていた。アイとWoOが心配でスカイハンターMXに密航し、
密航発覚が出航1時間後だったので放り出す訳にも行かず、殆ど付録(wみたいな形でブリッジにいたのであった。

アイ「じゃあ、行ってくる…。」
山南「君に、また辛い事を押しつけて済まないと思っている…。」
あの忌まわしい生物彗星事件の時、山南隊長はアイとWoOを危険分子として殺そうとしていた事を思い出した。
が、アイは山南隊長に笑顔で答える。

アイ「いいんです。あの時の事を考える時は、ZECTの反乱の時に『天の人』の取った行動を重ね合わせるんです…。
それに、WoOの事は学校のみんなや街の人達も応援していますし…。」
山南「『天の道を行く男』か…。」
ZECTの反乱を食い止めた仮面ライダーもまた、アイとWoOの時の如く地球全てを敵に回していたのだと、山南隊長は
思い返していた。その横を、アイとWoOが過ぎ去ってブリッジを後にする。

やがてストライクビートルの格納庫に辿り着いたアイは、意を決して射出口に飛び下りたのであった…。
279名無しより愛をこめて:2007/10/20(土) 23:35:34 ID:ruSHdT7p0
アイ「行くよ!」
WoO『ヴー!!』
その時、WoOが低い唸り声を上げながら巨大化し、アイを包み込んだ。そして、射出口から飛び出したWoOは、
胸に「∀」のマークを付けた白い巨人の姿に変身していた。巨人と言ってもウルトラマンAよりは小さく、
人間サイズに例えればWoOの姿は子供の巨人とでも言うべきものであった。白い巨人となったWoOは、
マイティ号から射出された怪獣用グライダーに飛び乗ると。サーフィンをしているかのように上空を舞ったのであった。
そのWoOを守るかのように、権田隊員と葛城隊員のストライクビートルが左右に付く。

それを待っていたかのように、ゲルカドンとロベルガーの群れがWoOとストライクビートルに襲い掛かる。

アイ「あんな奴らに負けちゃダメよ!」
WoO『ヴー!!』
白い巨人…アイ吉の姿になったWoOが、ゲルカドンとロベルガーの攻撃で起きた衝撃波を利用し、
体内で応援しているアイに答えるかのように大空を舞うのであった…。

○SWORD日本支部→WINR傘下にて再編成。スカイハンターMX&ストライクビートルMXで合流。
(山南大輔、桐島隆司、櫻庭賢三、葛城シオン、権田一郎)
○神代アイ、WoO/アイ吉→山南隊長と共に新生WINR日本支部と合流。
○元木小太郎→アイ&WoOの付録(w
●永倉泰三/ゲルノイド→地球の何処かで暗躍中
マイティジャック隊、TAC南太平洋国際本部派遣軍、WINR日本支部、バッカス3世、神代アイ&WoO/アイ吉
vsゲルカドンvsロベルガー3世
280名無しより愛をこめて:2007/10/21(日) 15:44:43 ID:7AgjWVsy0
280
281あぼーん:あぼーん
あぼーん
282あぼーん:あぼーん
あぼーん
283あぼーん:あぼーん
あぼーん
284名無しより愛をこめて:2007/10/24(水) 12:14:26 ID:CQ+MVLc+0
284
285名無しより愛をこめて:2007/10/24(水) 22:59:19 ID:otsrFJPKO
俺は風邪気味バラバラマン

ガンゲリオンかっけーなー
286あぼーん:あぼーん
あぼーん
287あぼーん:あぼーん
あぼーん
288あぼーん:あぼーん
あぼーん
289あぼーん:あぼーん
あぼーん
290あぼーん:あぼーん
あぼーん
291名無しより愛をこめて:2007/10/27(土) 01:05:58 ID:6gB56w9y0
>>272
「くっ、あの死に底無い共め…」
ブルドントはエターナルヒーローズの猛攻に唖然とする。
「ブルピー、どうするの?」
「どうするもこうするもったって…」
マルチーワに聞かれるが、ブルドントの焦りは止まらなかった。

「ブルドント、そこまでだ!」
オーレッドの掛け声と共にオーレンジャーがブリッジへと突入する。
「オーレンジャーめ…フハハハハ!」
ブルドントが狂ったように笑う。
「何がおかしいんだ?」
「そろそろ奴らが来る頃だ。これだ貴様らも終わりだな」
ブルドントはオーブルーに答える。

外では数百機にも及ぶ小型宇宙船がエターナルヒーローズに迫っていた。
それこそブルドントのいう「奴ら」であった。
292名無しより愛をこめて:2007/10/27(土) 01:06:35 ID:6gB56w9y0
「あれはボイド人の宇宙船、ボイドスカウター!」
薩摩隊長がその宇宙船を見て驚く。
「隊長、ボイド人ってあの宇宙の死の商人ですよね」
「ああ」
勝人に聞かれ薩摩隊長は頷いた。

「ボイド人か…あのアブレラをも凌ぐ死の商人だがまさかバラノイアと組んでいるとはな」
デカマスターがボイドスカウターの大群を見て重い表情になる。
「ボス、どうするんすか?」
「まだジャンボーも残っている。俺達がどこまで持つかわからない」
デカレッドに聞かれるが、デカマスターは深刻は表情で答える。

ボイド人はくじら座のボイド星の異星人であり、他の異星人の依頼で強奪及び破壊行為を繰り広げ、そこから報酬を得ている。
彼らは数々の軍需企業を設立しており、ブルドントが過去に依頼を受けたザノン号もそのボイド人の一部であった。
293名無しより愛をこめて:2007/10/27(土) 01:08:16 ID:6gB56w9y0
「なんて数なの!?」
オーピンクが無数のボイドスカウターを見て驚く。
「ほんとはバルカンベースを襲撃するときに来るはずだったのにね」
マルチーワがボイドスカウターを見ながら話す。

「そんな事までして地球を支配したいのか!」
オーレッドの怒りが爆発する。
「その通りだよ。それにヤプールやボイド人、そしてバダムとも手を組んだのもその為さ!」
ブルドントが真意を話す。
「じゃあ、あのゴーデスも」
「その通りさ。オーストラリア陸軍基地に丁度よく保管されてたから失敬したんだよ」
オーイエローにゴーデスの事を答える。
「そのゴーデスもお前達の手の付けられない物になったんだぞ!」
オーレッドがゴーデスの現状を言う。
「ハハハ…ゴーデスはな、僕達を受け入れてくれるんだ!」
ブルドントが高笑いをする。

・オーレンジャーVSカイザーブルドント、マルチーワ
●ボイドスカウター→バラノイアの救援に出現。

ボイド人は「ジュブナイル」の敵キャラです。
ちなみに正体不明のザノン号もボイド人の一部という事にしてみました。
294名無しより愛をこめて:2007/10/28(日) 12:47:24 ID:einEKGPH0
>>293
バルイーグルとイナズマギンガーの一騎打ちはイナズマギンガーの優勢となっていた。
「どうした、これが俺の知っているバルイーグルだというのか?」
「この強さは、まさか大いなる意思か!?」
立ちすくむバルイーグルにイナズマギンガーが剣を向ける。
「そいつはただ俺を地獄から連れ戻しただけだがな。俺の力は貴様を倒す執念、それだけだ!」
イナズマギンガーが剣をバルイーグルに振りかざす。

「むっ!?」
バルイーグルはイナズマギンガーの剣を刀で受け止める。
「お前の執念はこの俺が斬る!」
バルイーグルは一気に立ち上がり、見得を切る。
295名無しより愛をこめて:2007/10/28(日) 12:52:59 ID:einEKGPH0
「行くぞ、飛羽返し!」
「今度こそ終わりだ!」
バルイーグルの必殺技、飛羽返しとイナズマギンガーの剣がぶつかり合う。
勝負は一瞬にしてついた。

バルイーグルのゴーグルが割れ、飛羽の右目が露になる。
「バルイーグル…お前と勝負を付けられて本望だ…」
イナズマギンガーはバルイーグルへの言葉を残し倒れた。
「イナズマギンガー…そこまでして俺と勝負を付けたかったのか」
バルイーグルはイナズマギンガーの剣を彼の遺体の上に置いた。

「何かあったのか?」
その時、ジャガーバルカンからの通信が入る。
『変なカニみたいなメカ襲ってきたんだ。急いで戻ってきてくれ』
「わかった、今行く」
バルパンサーからボイドスカウターの襲来を聞かされ、バルイーグルはコスモバルカンへ戻っていった。

○バルイーグル/飛羽高之→ボイドスカウターの迎撃に向かう。
●イナズマギンガー→バルイーグルに倒される。
296あぼーん:あぼーん
あぼーん
297あぼーん:あぼーん
あぼーん
298あぼーん:あぼーん
あぼーん
299あぼーん:あぼーん
あぼーん
300あぼーん:あぼーん
あぼーん
301あぼーん:あぼーん
あぼーん
302あぼーん:あぼーん
あぼーん
303あぼーん:あぼーん
あぼーん
304名無しより愛をこめて:2007/11/01(木) 01:54:33 ID:zmZwwyhT0
>>295
ジャンボーのブリッジにナマハゲを担いだモチロンが入ってきた。
「ナマハゲ、しっかりしろ!」
「大丈夫だ…俺に構わずバラノイアあのカニ野郎を仕留めてくれ」
ナマハゲにスペードエースが駆け寄る。
外での戦いでグライダーを破損しナマハゲがモチロンに担がれながら何とかジャンボーへとたどり着いたのであった。
「しかし、タコの次はカニかよ。キリがないぜ」
ダイヤジャックがモニターに映る外の光景を見て苦言を吐く。

「隊長、レーダーに反応…味方です!」
「何!?」
ハートクイーンがレーダーに反応を捉える。
305名無しより愛をこめて:2007/11/01(木) 01:55:09 ID:zmZwwyhT0
バラクティカから脱出したコスモバルカンはボイドスカウターの大群に行く手を遮られた。
「くっ、こいつらもバラノイアのメカなのか!?」
コスモバルカンはボイドスカウターのレーザーを避けながら振り切ろうとするがなかなか進めない。

その時、別方向からのレーザーでボイドスカウターが次々と破壊されていく。
そして次々とザムレスキューが姿を現す。
「あれは…俺達の味方なのか?」
バルイーグルがザムレスキューを見て驚く。
ザムレスキュー達の後ろからマウンテンガリバー5.5号が姿を現した。
306名無しより愛をこめて:2007/11/01(木) 01:55:58 ID:zmZwwyhT0
ジャンボーにマウンテンガリバー5.5号から通信が入る。
『番場隊長、我々も救援に来ました』
モニターに当の姿が映る。
「当さん、親友を助けに来たのですね」
『その通りです。天さんばかりにいい格好させるわけには行きませんですからね』
当が救援に来た理由を番場に話す。

「おや、横にいる二人は?」
クローバーキングが当のキャプテンシートにいる二人の男女を指差す。
『ジーンくんとシャウさんの事か。彼らも光を導く者だ』
当隊長が二人について答える。
『俺達はギャシー星の異星人ですが地球を愛する心はあなた方と同じです』
『だから当隊長に頼んでこの艦に乗艦しました』
ジーンとシャウがその思いを話す。
「そいつは心強い!よろしく頼むぜ!」
モチロンが二人の心意気に大喜びする。
『では、ご武運を祈っています』
当隊長の労いの言葉で通信が終わった。
307名無しより愛をこめて:2007/11/01(木) 01:56:41 ID:zmZwwyhT0
「隊長、カニのメカが本艦に迫ってきます」
「よし、この艦のメテオールを解禁するぞ!」
レーダー管制の寺川隊員よりボイドスカウターが迫っている事を知らされると当は思わぬ指示を出した。
このマウンテンガリバー5.5号にもメテオールが実装されており、今まさに使われようとしていた。
「マウンテンガリバー5.5号、メテオール解禁!」
「SMJ!」
桂隊員のメテオール解禁の声と共にクルーは作業に入った。
マウンテンガリバー5.5号は戦艦形態から人型形態のマウンテンガリバー5号へと変形した。
その変形機能こそマウンテンガリバー5.5号のメテオールであった。

「地球でもこんな戦艦が作られていたの…」
バビロスではアニーがマウンテンガリバー5号に唖然としていた。
「かっけぇ!」
「何騒いでるのよ!」
ターボランジャーではその変形を見て大はしゃぎするブルーマスクをピンクマスクがどやしていた。
308名無しより愛をこめて:2007/11/01(木) 01:57:59 ID:zmZwwyhT0
「よし、スペシウム砲発射!」
「SMJ!」
一同の掛け声と共にマウンテンガリバー5号からスペシウム砲が発射され、数百機ものボイドスカウターを一気に撃破した。
「あれだけのボイドスカウターを一撃で…!?」
その光景を見たバルイーグルは言葉を失う。

「よし、あとはクジラ共を一気に叩くぞ!」
「SMJ!」
当は一同にジャンボー撃破の指示を出す。

・エターナルヒーローズ、マウンテンガリバー5.5号VS量産型ジャンボー
○マウンテンガリバー55号(旧MJメンバー、ジーン、シャウ)、ザムレスキュー→エターナルヒーローズに合流
○ナマハゲ、モチロン→ジャッカー電撃隊にジャンボーに乗艦。
●ボイドスカウター→全機マウンテンガリバー5.5号に倒される。
309あぼーん:あぼーん
あぼーん
310あぼーん:あぼーん
あぼーん
311あぼーん:あぼーん
あぼーん
312名無しより愛をこめて:2007/11/02(金) 12:10:02 ID:P8437cr30
312
313あぼーん:あぼーん
あぼーん
314あぼーん:あぼーん
あぼーん
315名無しより愛をこめて:2007/11/04(日) 00:14:02 ID:ZYqKwvbb0
315
316あぼーん:あぼーん
あぼーん
317名無しより愛をこめて:2007/11/04(日) 23:49:49 ID:Ds7MU/yc0
>>308
「こいつ、狂っているぜ」
オーグリーンがブルドントの言葉に驚きを隠せない。
「お前には心が無いのか!」
「ハハハ…そんなくだらない物は生憎持ち合わせていないんだよ」
ブルドントはオーレッドに対し敵意をむき出しながら話す。

「バラリベンジャーの様に熱い血と心も持ったマシン獣もいたんだぞ。それを思い出せ!」
「ああ、そんな愚か者いたねぇ」
オーブルーがバラリベンジャーの名を出すが、ブルドントは愚か者呼ばわりする。
バラリベンジャーはかってバラノイアの前皇帝バッカスフンドへの復讐を企んでいたが、
オーブルーとの出会いにより共に平和の為に戦う事を誓った熱い心を持ったマシン獣であった。
そのバラリベンジャーもバルカンベース襲撃の際に生き返ったが心の無いただのマシン獣となっていた。
「こいつ…」
キングレンジャーがブルドントに対し怒りに震える。

「まあいい、僕とゴーデスの邪魔をする者は死あるのみ。それを今から思い知らせてやる!」
「ブルピー、私も行くわ!」
ブルドントとマルチーワが光となり消える。
その後、バラクティカの目の前に数十メートルに巨大化したブルドントとマルチーワが姿を現した。
318名無しより愛をこめて:2007/11/04(日) 23:51:01 ID:Ds7MU/yc0
「こっちはクジラ共の相手で手が付けられん。ザムレスキューを向かわせろ!」
「SMJ!」
当はザムレスキューをブルドントらに向かわせる。
「雑魚が、喰らえ!」
「そーれぇ!」
ブルドントの光線とマルチーワのマルチアローでザムレスキューが次々と破壊される。
「ザムレスキューが全滅しました!」
「なんて奴だ…」
寺川隊員からザムレスキューの全滅を聞き愕然とする。

バラクティカからバーロ兵を倒したバラバラマン達のガンゲリオンが出てきた。
その後ろにはマシンドルフィンとケンローダーも続く。
「うぬぬ…もう違反どころじゃないな」
バラバラマンがブルドントに異様な雰囲気を感じていた。

○ガンゲリオン隊(バラバラマン、バラバラギャル)、マシンマン、バイクロッサー→バラクティカから脱出する。
○ザムレスキュー→カイザーブルドントとマルチーワに倒される。
●カイザーブルドント、マルチーワ→巨大化する。
319あぼーん:あぼーん
あぼーん
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あぼーん
321名無しより愛をこめて:2007/11/06(火) 03:31:21 ID:ICM8VtNu0
321
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あぼーん
323名無しより愛をこめて:2007/11/07(水) 00:13:11 ID:fPsK5BXmO
保守
324名無しより愛をこめて:2007/11/07(水) 00:14:17 ID:RQKbjKL/0
324
325あぼーん:あぼーん
あぼーん
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あぼーん
327名無しより愛をこめて:2007/11/07(水) 23:16:18 ID:0NXGmD4T0
327
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あぼーん
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333名無しより愛をこめて:2007/11/10(土) 23:16:44 ID:S1XCcIgh0
333
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あぼーん
336名無しより愛をこめて:2007/11/14(水) 02:53:10 ID:FNQ/xcQ+O
このURL荒らし何とかならない?
337名無しより愛をこめて:2007/11/15(木) 00:25:26 ID:48gHoNnP0
>>318
「ブルピー、見てよ」
「何…海が割れている!?」
何かに気づきマルチーワが指を刺すと、その方向では海が割れるという思いがけない現象が起こっていた。
その中心が金色に輝き、キングピラミッダーが姿を現す。
「あの時、僕の艦に特攻した筈じゃ…」
ブルドントはキングピラミッダーの出現に驚きを隠せなかった。

オーレンジャー達はドリンによりキングピラミッダーの艦内に導かれた。
「なんでキングピラミッダーが!?」
オーイエローがキングピラミッダーにいる事に驚いた。
「これは超力の故郷から託された、もうひとつのキングピラミッダーです」
ドリンがキングピラミッダーに関して説明する。
338名無しより愛をこめて:2007/11/15(木) 00:26:50 ID:48gHoNnP0
「ブルピー、やっちゃいましょう!」
「おのれぇ、今度こそ木っ端微塵にしてやる!」
二人がキングピラミッダーに迫る。

「あいつら、迫ってきたぞ!」
オーブルーが迫ってくる二人を見て慌てる。
「大丈夫です…」
ドリンが何かのチャンスを掴んだかのように微笑む。
「凄い、単独でもスーパーレジェンドビームが使えるんだ!」
キングレンジャーがモニターを見るとバトルフォーメーションへ変形できる事に気づく。
「それは超力だけでなく地球の力が漲っているからよ」
「そうなんだ」
ドリンがキングレンジャーに答える。
通常では超力モビルを格納しなければ必殺技のスーパーレジェンドビームは使えないが、
アースパワーを受けた事により単独でも使えるエネルギーを得たのであった。
「こうなったら一気に止めを刺すぞ!」
「オーレ!」
オーレッドは止めを刺す事を促す。

「キングピラミッダー・バトルフォーメーション!」
キングレンジャーがキングクリスタルを差し込むと、キングピラミッダーがバトルフォーメーションへと変形する。
「スーパーレジェンドビーム!」
キングピラミッダーの胸のクリスタルが輝きスーパーレジェンドビームが発射された。

「きゃぁあぁぁ!」
「そんな、二度もオーレンジャーに倒されるなんて…」
二人はキングピラミッダーの直撃を受け爆発と共に砕け散った。

○オーレンジャー、ドリン→キングピラミッダーに乗り込む。
●カイザーブルドント、マルチーワ→キングピラミッダーに倒される。
次でバラノイア決戦編の完結編です。
339あぼーん:あぼーん
あぼーん
340名無しより愛をこめて:2007/11/18(日) 00:23:10 ID:mUOlHR5d0
バラノイア決戦編のラストです。

>>338
マルチーワとブルドントの二人が倒された事エターナルヒーローズとバラノイアの各艦に伝わっていた。

「敵のボスを倒したか…」
轟天の艦内では室井がブルドントらの最後を見て安堵の表情を浮かべる。
「バラノイアのジャンボーから通信が入っています」
「分かった、繋いでくれ」
「了解」
オペレーターからジャンボーから通信が入っている事を知らされ、室井は通信を繋ぐ指示を出す。

モニターにバーロ兵の姿が映る。
『地球の艦隊の皆さん、我々の主であるカイザーブルドント陛下は死にました』
「という事は我々に投降するのか?」
『ええ、ですが我々バーロ兵はこの戦いであなた方と同じく心を持つ事が出来ました』
バーロ兵が思いもよらない事を言う。
「心…?」
『ええ、我々がやってきた事を詫びなければなりませんが、あなた方に協力させていただきませんか?』
「よろこんで」
『ありがとうございます…』
バーロ兵の思いもよらない協力要請に室井は冷静に反応する。
それと同時にモニターの映像が切れる。
341名無しより愛をこめて:2007/11/18(日) 00:23:51 ID:mUOlHR5d0
一方のスーパー轟天でも別のジャンボーより通信を受けていた。
『お久しぶりです』
「もしかして君達はゴラスの時にいたバーロ兵ではないか?」
『その通りです。今度はあなた方の手助けをしたいですがよろしいでしょうか?』
スーパー轟天に通信を繋いでいたのは先のゴラス破壊の際にブルドントが派遣したジャンボーの一隻であった。
「ああ、これから激しい戦いになるので君達の力添えには感謝する」
『ありがとうございます…』
バーロ兵の礼で通信が切れる。

「隊長、嵐山長官から通信が入っています」
「繋いでくれ」
星見隊員が嵐山長官からの通信が入っている事を知らせる。
『エターナルヒーローズの各艦に伝える。これからゴーデスのいるハワイへ向かって欲しい。
そしてマイティ号やTACと協力してゴーデスを叩き潰してくれ、以上だ』
「決まったな…ゴーデスとの決着に行くぞ!」
「了解!」
嵐山長官の通信を聞き、薩摩はゴーデスの元に向かう指示を出す。

「よし、ゴーデスと戦っているあいつらを助けてやるぞ!」
「SMJ!」
マウンテンガリバー55号では当隊長がゴーデスとの決戦に向かう指示を出す。
当隊長の言う「あいつら」とは円盤生物とゲルカドンの群れと戦っているマイティ号の事であった。

スーパー轟天を先頭にキングピラミッダーを加えたエターナルヒーローズの各艦、そして、バラノイア残党のジャンボーが続く。
そして彼らは邪悪生命体との最後の戦いへと出向いていった。

○エターナルヒーローズ、ジャンボー(バラノイア残党)→ゴーデスとの決戦に向かう。
342名無しより愛をこめて:2007/11/18(日) 00:28:59 ID:mUOlHR5d0
エターナルヒーローズのメンバー…MYDO(ウルトラセブン/薩摩萬、ウルトラマンゼアス/朝日勝人、数学、星見透、武村岩太)、
サンバルカン(バルイーグル/飛羽高之、バルシャーク/鮫島欣也、バルパンサー/豹朝夫)、
ゴーグルV(ゴーグルレッド/赤間健一、ゴーグルブルー/青山三郎、ゴーグルブルー/黄島太)、
マスクマン(レッドマスク/タケル、ブラックマスク/ケンタ、ブルーマスク/アキラ、イエローマスク/ハルカ、ピンクマスク/モモコ) 、
オーレンジャー(オーレッド/星野吾郎、オーグリーン/四日市昌平、オーブルー/三田祐司、オーイエロー/二条樹里、キングレンジャー/リキ )、
宇宙刑事(ギャバン/一条寺烈、シャリバン/伊賀電、シャイダー/沢村大、アニー、マリーン) 、スパイダーマン/山城拓也、
宇宙防衛艦轟天(三好考次、室井礼次、滝川マリ、ジミー、冬木和夫、三笠忠)、バラバラマン、バラバラギャル、
ジャッカー電撃隊 (桜井五郎/スペードエース、東竜/ダイヤジャック/、カレン水木/ハートクイン、大地文太/クローバーキング、番場壮吉/ビッグワン)、
マシンマン/高瀬健、バイクロッサー(水野拳/バイクロッサー・ケン、水野銀次郎/バイクロッサー・ギン) 、
デカレンジャー(デカレッド/赤座伴番、デカブルー/戸増宝児、デカグリーン/江成仙一、デカイエロー/礼紋茉莉花、デカピンク/胡堂小梅、デカブレイク/姶良鉄幹、デカマスター/ドギー・クルーガー)、
旧MJ隊(当八郎、桂めぐみ、英健、村上譲、寺川進、服部六助)

エターナルヒーローズの所属艦…スーパー轟天、宇宙防衛艦轟天、ドルギラン、グランドバース、バビロス、
ジャガーバルカン、ゴーグルシーザー、ターボランジャー、マーベラー、ジャンボー(ジャッカー電撃隊乗艦)、
デカベース、マウンテンガリバー5.5号

エターナルヒーローズとバラノイア残党は以後フリーといたします。
343あぼーん:あぼーん
あぼーん
344ヤプールの正義:2007/11/18(日) 20:41:51 ID:I2QD1wcd0
>>279

一方、WINR日本支部とWoOも参加してのゲルカドン&ロベルガー3世とのドッグファイトの行われている上空では…。

天田「アプラサさん、まだ位置は特定出来ないのですか?」
アプラサ「待ってください…、ゴーデスの真上から50キロの地点に時空の亀裂が微かに感じられます…。」
マリ「上空300キロの低高度衛星軌道ね…。」
奈美「意外と近いわね…。」
超七「TACの超光速ミサイル作戦の時は、7万キロの位置でしたよね?」
源田「もしかしたら、ヤプールがゴルゴダ星を爆破したんで、その影響でゲートの位置が近くなったのかもな…。」
既にゴーデスの身長は200キロを超しており、このままでは衛星軌道への影響も心配されていた。
それでマイティジャック隊は、天女アプラサが超獣化した時の名残りである超知覚力を使ってマイナス宇宙への
ゲートを探していたのだ…。

今井『キャプテン、鳥どもと円盤生物の連中は僕らに任せて、ウルトラマンAと宇宙に出てください!』
ブラッドレー博士『既にバラノイアの連中とはケリがついている!後は君たちがヤプールをマイナス宇宙に放り込んで、
ブラックホールを解放してゴーデスを追い出すんだ!』
エース『天田キャプテン…。改造ベムスターが安全弁代わりでも限界です!一か八か、強行突破しましょう…。』
天田「判った…。超七、光波ラムフィールドを展開しろ!源、マイティ号はこのまま最大戦速でゴーデスの真上に向かう!
奈美、マイティ号がゲート近くに辿り着いたら陽電子ミサイルをゲートにブチ込め!そしてその後は、エースがヤプールと
ベムスターを放り込んでスペースQでブラックホールを解放する!もしここでしくじったら、地球全てがゴーデスに飲み込ま
れるぞ!必ず成功させろ、以上だ!!」
『SMJ!』 
345名無しより愛をこめて:2007/11/18(日) 20:43:26 ID:I2QD1wcd0
そして、マイティ号のネオマキシマエンジンが最大出力で唸りを上げ、前方にファイズのクリムゾンスマッシュを
思わせる円錐状の光波バリアの「槍」が形成された。それを塞ごうとするゲルカドンの群れ…。

が、その群れどもは光波バリアの槍によって次々と四散し、空の藻屑と消える。上下左右から襲い掛かる群れ
どもは、メテオールシステムでオーバーブースト状態のバッカス3世と2機のストライクビートル、
怪獣用グライダーで大空をサーフィンしているWoO/アイ吉によって次々と撃墜されていく…。

権田「やりますね?流石は銀河系最強のポンコツ宇宙船って呼ばれるだけある…。」
ジョウ「ハッキリ言わないでくれ、メテオールシステムをGUYSが提供してくれなかったら、俺のフネも文字通りの
ポンコツになっちまう所だ…。」
リュウ「うちの若い連中は、文字通り色々な惑星で死線を潜り抜けているからな…。」
ダン「ま、ケンには負けるかもしれないけどね?」
ビリ「一言多いっすよ、先輩…。」
ヒメ「ゴチャゴチャ言わないで、シルバーシャークGXで鳥と円盤生物を落とす事に集中しなさい!」
ダン&ビリ「ラジャー…!」
ヒメにどやされて、ダンとビリの2人が真剣な顔付きに戻る。
346名無しより愛をこめて:2007/11/18(日) 20:44:57 ID:I2QD1wcd0
それを待っていたかのように、デカウイングロボでハワイに向かっているスターウルフ・ケンこと
新星拳から通信が飛び込んできた。

ケン『こちらはケンだ!TAC南太平洋国際本部からフェニックスネストの砲台を改造した
シルバーシャークライフルを受け取って間もなく到着する…。アメリカ海軍とUMA、グレートと
シラリーとコダラーが案の定苦戦している…。』
ジョウ「ケンか?今、エターナルヒーローズが援軍に向かっている。俺達がマイナス宇宙で発破をかけたら、
お前達で下からゴーデスを押し出してくれ…。」
天田「ケン、エターナルヒーローズに星雲仮面マシンマンがいるのは知っているな?」
ケン『ああ…。天田キャプテン、もしかして…?!』
ブラッドレー博士「カタルシス・ウェーブをデカウイングキャノンで増幅して、ゴーデスに打ち込むと言うのかね?」
ジョウ「それにケン、お前さんの教え子に似たような力を持ったファルファ星人の女の子がいたな?
それにグレートとシラリーとコダラー、エターナルヒーローズが力を合わせれば…。」
ケン『ゴーデスを永久追放出来るって訳か…、乗ったぜ!』
エース『スターウルフ・ケン、グレートの事を宜しく頼む…。』
ウルトラマンAも宇宙の一点を見つめながら言う。
347名無しより愛をこめて:2007/11/18(日) 20:46:51 ID:I2QD1wcd0
SJK『ウルトラマンA…。貴様は本当に幸せだな…。』
エース『どう言う事だ、ヤプール…。』
スーパージャンボキングの中のヤプールが、突然テレパシーでウルトラマンAに話し掛けて来た。
ふと、改造巨大ヤプールの事を思い出したのだ。

SJK『我等ヤプール超獣軍団の醜態に比べたら、貴様達は弱々しいかもしれないが固い絆で
結ばれている…。』
マザロン人『そんな事はない…。』
ギロン人『我等はヤプール様にお供いたします…。』
コオクス『あいつ、僕とユニタングのお姉ちゃんを操って、折角の計画を台無しにしちゃったんだ。
許せないよ…。』
ユニタング『同感よ、ここであの木偶の坊にデカい面されたら、先にあの世に行ったスサンダーに
申し訳が経たないわ…。』
スサンダー『俺の魂はまだ地球と月を彷徨っているぞ?本当だったらケンの代わりにハルカンの
大馬鹿野郎を連れて行きたい所だがな…』

その時、ヒーロー達やウオノメ・マナコに倒されたヤプール超獣軍団の面子が亡霊となって、
エースとスーパージャンボキング、マイティ号とバッカス3世の前に現れた。
彼らは皆、ヒーロー達やウオノメ・マナコに決死の覚悟で挑んだヤプール軍団の文字通りの
「戦士」達であった。 
348名無しより愛をこめて:2007/11/18(日) 20:49:07 ID:I2QD1wcd0
SJK『貴様達…。』
マザロン人『我等の怨念とヤプール様の力があれば、ゴーデスとその春屬どもは3次元世界から
永久に消滅するでしょう…。』
ギロン人『ウルトラマンA…。ブラックホールに飲み込まれるのはゴーデスのみ…。』
スサンダー『貴様達は決して、ヤプール殿のブラックホールに吸い込まれる事は無い…。』
リージャ『貴方達は私と兄さんの魂に掛けて、必ず守って見せる…。』
ケン『リージャ?』
ヒメ「リージャ、さん?」
更に思いがけない事に、昔のヴァルナ軍団対スペースコマンドの戦いの中で散って行った
スサンダーの妹…リージャまでもが亡霊として現れたのであった。
が、再び姿を現したリージャは亡霊と言うよりは、この世界を守護する精霊のようにも見えたのであった…。

そうこう行っている内に、ウルトラマンAとマイティ号とバッカス3世は第1宇宙速度を超えてマイナス宇宙へ
のゲートに向かっていた。

SJK『貴様達に託したいものがある…。』
エース『託したいもの?』
すると、マイティ号とバッカス3世、ブラッドレー博士のタックファルコンとWINR日本支部のスカイハンターMX、
更にはバルカンベースや008等のコンピューターに膨大な量のデータが転送されたのであった。

ブラッドレー博士「これは…。超獣のデータベースと、遺伝子操作法?」
SJK『その通りだ…。これさえあれば改造巨大ヤプールや、暗黒宇宙大皇帝の邪将となったヤプールと
互角に戦えるだろうし、オルフェノクやブキミ星人を地球環境に適合させられるだろう?』
ブラッドレー博士は驚いていた。あのヤプールがここまでするのか?と…。 
349名無しより愛をこめて:2007/11/18(日) 20:51:42 ID:I2QD1wcd0
奈美「キャプテン、陽電子ミサイル準備完了です!」
天田「よし、陽電子ミサイルをゲートにブチ込め!」
超七「SMJ!陽電子ミサイル、発射!!」
渾身の思いを込めて超七がトリガーを引く。
すると、ミサイル発射管から先日の戦いで鉄の爪ことアイアンクローが残した爆弾を改造した
陽電子ミサイルが、青く発光する空間の亀裂に吸い込まれて行った…。

そして、空間がガラスのように割れて、毒々しい赤に染められたマイナス宇宙が出現したのであった…。

SJK『今だ、ウルトラマンA!私を改造ベムスターごとマイナス宇宙に投げ込め!そして貴様の必殺技、
スペースQでブラックホールとハイトロンエネルギーを解放しろ!!」
エース『テェェェッ!』
ウルトラマンAが渾身の力で、エースバリアに包まれたスーパージャンボキングと改造ベムスターを
マイナス宇宙に投げ込む。そしてすかさず、スペースQを打ち込むウルトラマンA…。

SJK『ウルトラマンA、貴様に会えて嬉しかったぞ…。さらばだ!!』
その詞を残し大爆発するスーパージャンボキングと改造ベムスター。

そして遂に、ゴーデスとその春屬を破滅に導く扉が開かれたのであった…。

○マイティ号、バッカス3世→陽電子ミサイルでマイナス宇宙へのゲートを開く。
○ウルトラマンA/北斗星司&南夕子→
スーパージャンボキングと改造ベムスターをマイナス宇宙に葬り去る。
●ヤプール/スーパージャンボキング、改造ベムスター→
ウルトラマンAのスペースQで倒される。同時にマイナス宇宙に巨大ブラックホール発生。
更にヒーロー側に自らの遺伝子技術と超獣のデータの提供。
●ギロン人、マザロン人、ユニタング、コオクス、スサンダー/改造オニデビル→
亡霊となってゴーデス&ゴーデス怪獣を引き寄せるのを手伝う。
○リージャ→ヒーロー側の守護霊として降臨。
○新星拳/スターウルフ・ケン→TAC南太平洋国際本部から武器を受け取りエターナルヒーローズに合流へ。
350名無しより愛をこめて:2007/11/18(日) 21:02:36 ID:I2QD1wcd0
008編上空編メンバー
マイティジャック隊(天田一平、源田明、今井進、江村奈美、一条マリ、弾超七、天女アプラサ)
バッカス3世(キャプテン・ジョウ、リュウ、ヒメ、ダン、ビリ)
WINR日本支部(山南大輔、桐島隆司、櫻庭賢三、葛城シオン、権田一郎、神代アイ、WoO/アイ吉、元木小太郎)
TAC南太平洋国際本部派遣軍(ブラッドレー博士、TAC&MAC混成部隊)
TAC極東支部(ウルトラマンA/北斗星司&南夕子)

ゴーデス追放亡霊集団
(ヤプール/スーパージャンボキング、ギロン人、マザロン人、ユニタング、コオクス、
スサンダー/改造オニデビル、リージャ)

彼らは一端フリーにいたします。
351あぼーん:あぼーん
あぼーん
352あぼーん:あぼーん
あぼーん
353あぼーん:あぼーん
あぼーん
354名無しより愛をこめて:2007/11/19(月) 23:06:43 ID:Xxs+jbE70
ハラッパ国。
湾岸に展開し、防戦するハラッパ国軍。
ゴーデス細胞に襲来されなかったハラッパ国は、
今、ゴーデス細胞にとり憑かられたレイジャの群れに上陸されようとしていた。
「ウムム、ゴーデス細胞に襲われなかったが、まさかゴーデス細胞
にとり憑かられたレイジャが来るとは」
「東地区防衛ライン壊滅、レイジャの群れが!」
「西地区、援軍を求めています!」
対ゴーデス戦に駐留していた軍の全てが出撃していたハラッパ国に
島全体から上陸しようとする数百、数千ともいわれる数のレイジャ
を押さえる力はなかった。
パリ、ロンドン。ニューヨーク、モスクワ、ベルリン、上海・・・・
世界各国の主要都市、留まらず名も知らないような小さな町、村
至る所にゴーデス怪獣は出現していた。
バダム大本部の奥深くにある大首領の部屋。
漆黒の闇の空間に各国のでの戦いの状況が浮かび上がっていた。
その中にはバンコクでゴーデス怪獣と戦うハヌマーン、ジャイアントの姿もあった。
映し出される映像の中心に立つバダム大首領。
「・・・・ゴーデス、お前も所詮は大いなる意志の手駒の一つ。
大いなる意志よ、お喜びください。
ゴーデスの出現のより混沌は更なる深みを深みを生み出しております。
今や光と闇は深淵を貫く螺旋となり、深き混沌の淵へと掘りはじめています。
仮の肉体を手に入れずとも、貴方の復活はそう遠くないでしょう。
本来なら、光と闇の戦いに干渉はしないのだが。ゴーデス。お前には、
まだ働いてもらわねばならぬ」
そう言うと、大首領は映し出される円錐状の光波バリアの「槍」に手を向け
光を放った・・・・・

●バダム大首領 ゴーデス消滅計画に干渉
355名無しより愛をこめて:2007/11/19(月) 23:07:14 ID:Xxs+jbE70
地球をを目の前にダイボイジャー、
だが、円盤生物との戦いで、ダイボイジャーはかなりのダメージを
受けていた。
「チーフ、ダイボイジャーの損傷が激しく、このままでは大気圏に突入できません」
「えー、地球に行けないのかよ、どうするんだよ」
さくらの報告を聞き、ターザンは不満の声をあげた。
「しかたない、かなりの時間ロスになるが、月に行き修理をしよう」
ピンク」
「はい、ムーンシティーより連絡、着艦許可がでました」
「さすがだな。よし行くぞ」
「ハイ」
ムーンシティーに進路をとるとダイボイジャーは月に向かって行った。
だが、その機体に一匹のテリナQが付着しいることに三人は気付いていなかった。
そして、このテリナQからの発信で、地球に迷い混んだ円盤生物とは別の部隊が
月に向かって出撃した。
その数、1000
ムーンシティーに新たな脅威が迫りつつあった。
○ダイボイジャー ムーンシティーへ
●1000体の円盤生物軍団 ムーンシティーへ
356名無しより愛をこめて:2007/11/19(月) 23:08:10 ID:Xxs+jbE70
ギアナ高地。
デスギドラとゴジラの戦った跡地にボウケンジャー達の姿があった。
青「なんなんでしょうね、この惨状は、もしかして隕石が落ちた?」
黄「なんか怪獣が暴れたみたいだね」
「ズバーン」
銀「おいおい、ギアナ高地に怪獣が住んでいるのか?そんなの初めて聞いたぞ」
黒「怪獣がいようが、隕石が落ちようが、俺達の目的はギアナの奥深くに
眠るプレシャスの回収だ。さぁ、行くぞ」
「了解」
◎ボウケンジャー、プレシャス回収に向かう。
357名無しより愛をこめて:2007/11/19(月) 23:32:09 ID:Xxs+jbE70
「ゲッコウ様、あれが太陽の塔ですかーーー初めて見たけど、凄い存在感ですねー。
さすが岡本太陽ですねー」
ダークシャドウのゲッコウと闇のシズカ。
そして再生されたツクモガミ軍団は
大阪万博のテーマ館のシンボルとして建造された岡本太郎の代表作の1つである
太陽の塔が聳え立つ大阪、万博記念公園に来ていた。
「岡本太郎じゃ、っーか。シズカよ。儂らは観光に来たわけじゃないぞ」
太陽の塔に見とれているシズカをダークシャドウのボス、ゲッコウは叱責した。
「分かってますよゲッコウ様。しかし、サージェス関西支部のプレシャスが
太陽の塔の地下に保管されてたなんて、お釈迦様でも気付かないですよねー」
「うむ、まさに盲点と言う物じゃ。
よいかシズカ、今回の仕事は我がダークシャドウ躍進の
一大チャンスとなるのじゃ、努々油断するでないぞ」
「ハーイつていうか、っていうか、どうして大躍進のチャンスなんですか?」
「今、世界中でゴーデス怪獣が暴れており、その防戦で各国軍隊及び地球防衛軍は
激しい戦いを繰り広げておる。そして、この戦いが終わった後にどうなると思う?」
「えーと、どうなるんですか?」
「大国程、軍事力の消耗は激しい。それは分るな?」
「ハイ」
「戦いの終結後、各国は都市復興に力と金と労力を注ぎ込まなければならない。
そうなると、当然、ゴーデスとの戦いで損失した軍事力にまで手が
回らない事になる。そうなるとじゃ、大国の軍事力に押さえ付けられていた連中が
動きだし、新たな紛争が生まれるのじゃ!」
「なるほど!そこにお手軽な力で強大な力を持つプレシャスを売りに出せば・・・」
「そういうことじゃ、シズカよ、だから、今回の仕事は絶対に成功させねばならぬのじゃ」
「任せて下さいゲッコウ様!邪魔なボウケンジャー達はギアナに行って日本には
いませんから。もう向かう所敵無しですよ。みんにな行くよ!」
「おお!」
シズカの掛声と共にツクモガミ軍団を引き連れシズカはプレシャス強奪に向かった。
●ダークシャドウ サージェス関西支部のプレシャス強奪へ
358邪将、立つ:2007/11/20(火) 01:08:05 ID:dGB8myfB0
>>349

スーパージャンボキングとなったヤプールが、マイナス宇宙で壮絶な最期を遂げた時と同時刻の008では…。

それはまさに、信じられない光景であった。
ヤプールの超獣同士が血で血を争う戦いを008沖で繰り広げていたからだ。
当然、現場に駆けつけた大鉄人ワンセブンと南三郎少年は、どうすれば良いのか考えあぐねていた。
キングカッパーと改造サボテンダー、どちらも008に取っては「敵」である。それ故に混乱しているのだ。

そんな時であった。
008の港湾地区の倉庫エリアの一角に、空間を割って一人の男が現れたのだ。
黒ずくめのマントに身を固めたその男の姿は、54体のアンデッドとゼイラムを利用して新しい不死
生命体を作り上げようとした大博士リー・ケフレンに似てなくもなかった…。

「ハイトロンで強化したキングカッパーと、皮膚の装甲を強化した改造サボテンダーか…?」
男はそう言うと、左の掌に黒いガス状の物を出現させた。
それを、打ち捨てられたように空中に浮かんでいるウオノメ・マナコのジスプの戦艦に向けて放った。
すると、ガス状の物体がジスプの戦艦を取り囲み、キングカッパーと改造サボテンダー目掛けて落下
したのであった。
359名無しより愛をこめて:2007/11/20(火) 01:09:31 ID:dGB8myfB0
三郎「何だ?」
ワンセブン『未知ノ、生命体…。』

ジスプの戦艦は水しぶきを上げながら大爆発を起こす。当然、装甲強化した改造サボテンダーも、
ハイトロン強化されたキングカッパーも一溜まりもないであろう…。

が、その予想に反してキングカッパーの方が、ジスプの戦艦の落下で絶命した改造サボテンダーを
ワンセブンに向けて投げつけてきたのだ。

三郎「ワンセブン、ミサイルと分子破壊光線砲とシルバーシャークGXを同時斉射だ!」
ワンセブン『イエス…。』
三郎少年がワンセブンに指示する。すると、ワンセブンの腕からは分子破壊光線砲が、
脚部からはシルバーシャークGXと、新たに装備された武器がミサイルと共にキングカッパーに
向けて斉射された。
グラビトンが連射可能になったとは言え、1日3発が限度であるので番場がハスラー教授から奪った
ディスクに入っていたジャイアント・デビルの設計図とTAC南太平洋国際本部から提供された技術を
参考に、大原博士らはワンセブンを強化しておいたのだ。

『流石だな、ワンセブンとやら…。』
「貴様は?」
『データ照合…。該当人物、邪将ヤプール…。』
「ヤプール?!」
三郎少年はワンセブンのラウンジのスクリーンに映った人物を見て声を上げた。
リー・ケフレンそっくりの男の正体は、暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人直属のヤプールだったのだ。 

360名無しより愛をこめて:2007/11/20(火) 01:11:49 ID:dGB8myfB0
三郎「何のつもりだ?」
邪将ヤプール「ここで貴様達を叩き潰したい所だが、何処ぞの馬鹿が急ぎすぎるのでな…。
誰だか知らないが、今更どう喚こうがゴーデスはマイナス宇宙に消滅するだろうに…。」
色々とブツクサを言う邪将ヤプール。

三郎「急ぎすぎる?」
邪将ヤプール「こっちの話だ、ワンセブンの戦闘データは『ガディバ』を通じて取らせてもらった…。
いずれ貴様達とは逢い塗れる事があるだろう…。私はここで失礼させてもらう。ゴーデスの監視と、
改造巨大ヤプールの馬鹿者を説得せねばならないからな…。」
そう言いながら邪将ヤプールは、空間を割って008から姿を消したのであった…。

三郎「邪将、ヤプール…。」

3人目のヤプール。
それもエンペラ星人直属の大物が動き出した事に、三郎少年は背筋を寒くしていた。

△邪将ヤプール→同化獣ガディバを伴い008に出現。ワンセブンのデータ収集後、
ゴーデスの動きを監視に向かう。同時進行で改造巨大ヤプールの説得も。
●改造サボテンダー→同化獣ガディバにインヴェードされたジスプの戦艦に押し潰される。
●キングカッパー→大鉄人ワンセブンに倒される

邪将ヤプールは フリーに致します
361あぼーん:あぼーん
あぼーん
362名無しより愛をこめて:2007/11/21(水) 22:39:47 ID:nqd+M4hC0
バダム大首領の放った光により錐状の光波バリアの「槍」は砕け散り
その粒子はゴーデスを引き込むためのゲートを覆い尽くしてしまった
363あぼーん:あぼーん
あぼーん
364あぼーん:あぼーん
あぼーん
365あぼーん:あぼーん
あぼーん
366オペレーション・マサカド:2007/11/23(金) 08:21:15 ID:N8/ta/Ff0
>>360

大原博士「邪将ヤプールを目撃したのかね?」
三郎『はい、奴が「ガディバ」と呼んでいたガス状生命体でワンセブンを調べていたみたいです…。』
ゼネラル藤井「APPLEの情報部でも、各地に奴らしき人物の目撃が多く報告されているみたいだ…。
初代ヤプールが我々に提供したデータに、GUYSの記録にもある『メビウスキラー』の戦闘データを採取
するのに、そのガディバとか言う宇宙怪獣を使っていたようだな…。」
ジャンヌ「邪将ヤプールが『急ぎすぎる』って本当に言っていたんですか?」
宝忍ジャンヌの言葉に頷く三郎少年。彼女はブルックリンや梅津ダン少年、早瀬3兄弟らとともに
APPLEの地下司令部に戻っていたのだ。地上の警備はブルースワットと大鉄人ワンセブン、
他のガンヘッド達に任せていたのであった。

ジャンヌ「私、ヤプールがマイナス宇宙で最期を遂げた直後、マイティ号の光波バリアが弱まる兆候を
察知したんです…。」
ゼネラル藤井「天田キャプテンの暗号通信にもあったな…。光波バリアの出力が原因不明の低下現象を
起こしていると…。」
ブルックリン「何者かが得体のしれない介入をしていると言う事か?君が言っている事と、三郎君の言って
いた邪将ヤプールの言っている事を信じれば…?」
頷くジャンヌ。10人ライダー以外はバダム大首領の存在を知らないので、ジャンヌもゴーデス消滅作戦の
介入者が何者であるかは判らなかったようである。 
367名無しより愛をこめて:2007/11/23(金) 08:24:14 ID:N8/ta/Ff0
ゼネラル藤井「ある意味この作戦は、江戸時代と大正時代の先人達が将門公の怨霊を利用して霊的防衛を
行う事と同じだからな…。」
大原博士「アブレラ商会のブラックホール爆弾とハイトロン、我々やウオノメ・マナコに倒されたヤプール超獣
軍団の怨念…。」
色々と考える大原博士。

その時、早瀬3兄弟の長男…哲夫が声を上げた。

哲夫「大原博士、アースパワー発生衛星と同時に製作していた、例の武器を使うのはどうでしょうか?
それとアースパワー増幅装置を使って将門公の霊力を収束し、マイナス宇宙に打ち込むんです。そうすれば
ヤプール超獣軍団の霊力が増幅され、ゴーデスの奴がマイナス宇宙に消滅するのも早まるはずです…。」
大原博士「『将門砲』を使うのか?」
頷く哲夫。

将門砲と言うのは、アースパワー発生衛星のシステムを極限まで小型化した、人間用のアースパワー光線砲
の事でる。
只、小型化とは言っても発振器部分はブルースワットの使うレーザーライフル並の大掛かりな物で、別パーツの
砲身を組み合わせると長さが3メートルにも達する代物であった。その名前をどうするかで大原博士やゼネラル藤井、
果ては番場まで参加して色々と候補も上ったが、最終的にはその時同席していたナマハゲの一喝で「将門砲」に
決まったのだ。

ゼネラル藤井「どうやら、ZECTの田所君との共同作戦を実行に移す時が来たか…。最悪の場合のプランになるが…。」
哲夫「覚悟の上です、ゼネラル…。どの道東京には戻らなくてはなりませんからね…。」
ゼネラル藤井「判った…、将門砲作戦は早瀬君達に任せよう…。008と都内には我々が設置したシークレットハイウェイ
がある。それを使えばクーデター軍の包囲網を潜り抜けて都内に入れる。待ち合わせ場所は『ビストロ・サル』と言う、
ネットや雑誌にもよく出てくる彼らの馴染のレストランだ…。そこに田所君と、彼の部隊に協力してくれる仮面ライダーが
待っているはずだ…。」
哲夫「有り難うございます…。」
ゼネラルに深く頭を下げる哲夫。 
368名無しより愛をこめて:2007/11/23(金) 08:29:56 ID:N8/ta/Ff0
ブルックリン「それとゼネラル…。サージェス財団本部から自分に緊急呼び出しが掛かってしまいまして、
それでジャンヌさんと大阪に飛びたいんです…。」
ゼネラル藤井「ジャンヌさんと?」
ブルックリン「ええ、相手がダークシャドウなもんですんで…。サージェスの方も何名か世界忍者の応援を
寄越すって言っていましたけど…。」
ジャンヌ「知っています…。プレシャス狙いの忍者集団…。」
忍者の世界でも、ダークシャドウの悪名は思い切り轟いていたのであった。元用心棒であった闇のヤイバ
がボウケンジャーに倒された事で弱体化したと聴いていたのだが、この騒ぎで再び動きだしたのか?
とジャンヌは思ったのであった。

ブルックリン「本来だったらボウケンジャーが出るか、アメリカ支部の『レンジャース』の管轄なんですが…。
生憎どちらも出払っていて、元ネガティブシンジケート出身の俺に回っちゃったんスよ…。」
苦笑いするブルックリン。

ブルックリンが元いたと言う盗賊団「Bバンガー」も、サージェス財団からネガティブシンジケートとしてマーク
されていた違法トレジャーハンターであった。8JO島消滅事件でカイロン5の逆襲を止めた事で、
唯一の生き残りであったブルックリンは恩赦が出たのだが、その条件はガンヘッド部隊の指揮官になる事と、
ボウケンジャーやレンジャース同様プレシャスの確保とネガティブシンジケートからの護衛の任務に付く事の
2つだったのだ。その事もあってかブルックリンは、サージェスからの指令を反故に出来る立場には無かった
のだ…。
369名無しより愛をこめて:2007/11/23(金) 08:31:00 ID:N8/ta/Ff0
ゼネラル藤井「サージェスからでは仕方ないな…。ジャンヌさんの同行も許可しよう…。」
ブルックリン「それと大原博士、次元転送装置動いていますよね?」
大原博士「ああ…、緊急発進の為にまだ稼働中だが…。」
ブルックリン「これから『メリーアン』回しますんで、一刻を争いますから…。」
ダン「僕は?」
ブルックリン「マルキューとともにガンヘッド部隊を頼む…。お前さんなら臨時隊長を任せられる…。」
そう言ってダン少年の目線に立つブルックリン。頷くダン少年。
その横の大型スクリーンには、アースパワー発生衛星のあった場所に大昔のB-17爆撃機を改造した
ジェット輸送母艦が搬入されていた。かつてのBバンガーの根城でもあり、シンボルでもあった空中母
艦「メリーアン」である…。

ゼネラル藤井「それでは皆、頼んだぞ…。」
一斉に敬礼するブルックリン達。

そして彼らも、大いなる混乱を納めるべく出撃を開始したのであった…。

○ブルックリン、宝忍ジャンヌ、ガンヘッド507、ガンヘッド808→サージェス財団の要請で大阪へ。
○早瀬3兄弟→将門公の首塚奪還作戦と、ビストロ・サルに待機中のZECTの部隊と合流の為東京へ。
○梅津ダン、ガンヘッド809→ブルックリンに留守を任される。

ブルックリンとジャンヌの助っ人の人選は職人さんの判断にお任せ致します。
因みにビストロ・サルに来ている仮面ライダーは、某メイクアーティストと連れのょぅゞょだったりしますw

ブルックリン一行と、早瀬3兄弟はフリーにいたします。
370あぼーん:あぼーん
あぼーん
371名無しより愛をこめて:2007/11/24(土) 01:00:58 ID:wZwdVXFH0
CR編の再開です。

ムーンタウンにダイボイジャーが停泊する事になり明石達は手続きを取る為、市長室にいた。
「ありがとうございます。何とか地球に戻れそうです」
明石は市長と橘秘書官に礼を言う。
「そう言ってはいられないわ。地球にはゴーデスとその配下が怪獣が暴れまわっているの」
橘秘書官が地球にゴーデスがいる事を話す。
「じゃあどうすりゃいいんだよ?」
「ターザン、落ち着いてよ」
ターザンがさくらに止められる。

地球ではゴーデスとの戦いが激化しており、ツクヨミとの決着を付けようとする澤田達にもゴーデスの魔の手が迫っていた。
一方のムーンタウンでもCRによる救助活動やデブリ回収に追われ、ブキミ星人も怪盗ウルフをAPPLEへの護送でムーンタウンへ向かうのが遅れていた。
372名無しより愛をこめて:2007/11/24(土) 01:06:45 ID:wZwdVXFH0
一方、大型船用の停泊ドッグではゴーゴーボイジャーの修理が進んでいた。
「江口がいたらすぐなのに…」
「そうぼやくなって、出来るとこまでやろうぜ」
整備士の一人が地球にいる江口の事を思い出しながらぼやく。
いくら地球製のメカとは言え、パラレルエンジンを動力とするゴーゴービークルはいつも整備しているCRの宇宙船とは勝手が違った。

「って言われても…うわっ!」
突如として整備士の首筋にゴーゴーボイジャーに付着していたテリナQが整備士の首筋に喰いついた。
「おい、どうしたんだよ」
「ううう…」
「な、何するんだよ…」
テリナQに操られた整備士は仲間の整備士の首を絞める。

そこに明石達が駆けつける。
「何をしているんだ」
「ぐっ…!」
明石が整備士を止めようとするが、逆に跳ね除けられてします。
「明石さん…あの貝って」
さくらが整備士に首筋に気づくとサバイバスターを取り出す。
「ううう…」
「さくら姉ちゃん!」
整備士が今度はさくらに襲い掛かる。それを見たターザンが叫ぶ。
「そこね!」
「ぐわっ…」
さくらはサバイバスターでテリナQを打ち抜く。整備士はそのままガクリと倒れた。

「この貝に操られていたのか?」
明石は銃弾の穴の開いたテリナQを拾う。
その時、警報が鳴る。
「何があったの?」
さくらが警報に驚く。
373名無しより愛をこめて:2007/11/24(土) 01:07:45 ID:wZwdVXFH0
一方、市長室に連絡が入り橘秘書官が受話器を取る。
『管制室です』
「あの警報は何?」
『それが月に数え切れない程の怪獣の反応が近づいています』
管制室からの連絡は月へ迫る円盤生物の大群をキャッチした事であった。
「地球ではゴーデスが暴れまわっているのに…一体どうすればいいの?」
橘秘書官は受話器を置きながら絶句する。
今の月では円盤生物に対抗できる戦力が無かった。

ムーンタウンにいるメンバー…ムーンタウン市長、橘明子、ハヤテ隊長、キシナガ副隊長、
エンジェル275(江波香織)、ボウケンレッド/明石暁、ボウケンピンク/西堀さくら、ターザン

ムーンタウンは一旦フリーとします。
374ブキミ艦隊出撃!:2007/11/24(土) 01:39:23 ID:S6xj5z2/0
>>369

グザレ指令「大原博士、それにゼネラル藤井殿…。」
大原博士「グザレ指令…。地球環境適合処置が完了したのですか?」
グザレ指令「ええ。まさかあの初代ヤプールが我々に、最先端のバイオテクノロジーを
提供するとは思いませんでしたな…。」
ゼネラル藤井「恐らく我々との戦いで、我々の『闇』だけでなく『光』も見いだしたんでしょうな…。
それと、怪盗ウルフの引き渡しの件、感謝いたします。お蔭で奴からランカー商会の事や、
Mr.怪人ランカーがデーモン・アボロスと結託している事まで判りましたからな…。」
頭を深く下げるゼネラル。

ゼネラル藤井「早速で済みませんがグザレ指令…、ムーンタウンから緊急通信が飛び込んで来まして…。
円盤生物の大群が1000体、月に迫っていると言う連絡を受けたのです…。」
グザレ指令「とうとう動きだしましたな、邪将ヤプール同様…。伝説の暗黒宇宙大皇帝、エンペラ星人が…。」
大原博士「御存じだったのですか、グザレ指令も?」
グザレ指令「うむ、ウォフ・マナフの情報部門も加盟星系に『インペライザー』の侵入をキャッチしたとの報告を
受けている…。エンペラ星人が両面作戦を行う…、本当の事だったみたいだな…。」
ゼネラル藤井「両面作戦?M78星雲と我々の銀河系に対する…。」
言葉を詰まらせるゼネラル。M78星雲の方は、宇宙警察の黒い特凶…ブラックシープがブラックホール爆弾を
使ってのウルトラの星消滅作戦が現在進行中なのだ。
375名無しより愛をこめて:2007/11/24(土) 01:41:20 ID:S6xj5z2/0
そして、黒い特凶の一員であるエージェント・アブレラの弟子のデーモン・アボロスが、
バイオハンター・シルバとバルジオンの量産化に成功した事と、バルジオンの反バイオ
粒子兵器でゴーデス怪獣が跡形もなく消し飛んだと言う情報もあった。それを聴いた
各国の軍隊…それも反大国思考の強い国々が、シルバとバルジオンを配備したいと
ランカー商会に問い合わせているとも言う…。アブレラ並かそれ以上に自己顕示欲の
強いアボロスの事である、下手をすれば宣伝のために反バイオ粒子爆弾を打ち込む
可能性もあったのだ…。

ゼネラル藤井「そして、奴の師匠のアブレラの方だが…。宇宙連合条約で、兵器への
使用が禁止されているサイモナイトに手を付けたらしい…。」
グザレ指令「サイモナイト?白十字星で産出される、宇宙放射線病の治療に使われる
薬用エネルギー鉱石ですな…。」
大原博士「グザレ指令は御存じでしょうが…。スペースコマンドのアーカイブに、かつて
ドラゴン星で独裁者として権勢を振るっていたバスカル将軍が、サイモナイトを民族浄化
兵器に利用しようとした…。」
ゼネラル藤井「そのバスカル将軍は、スターウルフ・ケンとバッカス3世のクルーによって
倒され、ドラゴン星と白十字星は友邦になった…。そして、宇宙警察と銀河警察等の合同
チームが調査した結果、サイモナイト兵器は調整次第で如何なる生命体も抹殺できる
民族浄化兵器である事が判ったのだ…。」
グザレ指令「そして、我がウォフ・マナフもサイモナイト兵器の製造と所持を禁じているし、
CREW-GUYSでも違法メテオールとして使用が禁じられている…。まさかアブレラは?」
大原博士「これを見てください…。」

直後、スクリーンに映し出される3つの惑星の姿。2つの惑星は釣り鐘のような物体の
発する光線で地表が全て焼き尽くされ、生命誕生直後の姿になっていた。もう一つの
惑星は白十字星で、宇宙警察の最新装備である「デカマッスルギア」に身を固めた
白十字星のデカレンジャー達が、楽しそうな声を上げながら白十字星の住民を皆殺しにし、
自分たちも諍いの内に同士討ちとなって果てると言う、見るもおぞましいものであった…。
376名無しより愛をこめて:2007/11/24(土) 01:44:04 ID:S6xj5z2/0
グザレ指令「『ギガエンドラ』ですな…。」
大原博士「『宇宙正義』が不適格と判断した惑星の生命を絶滅させ、生命誕生から
リセットするための兵器…。いえ、最早兵器の枠を逸脱した神のエゴの賜物です…。
アブレラが『バスターマシン666号』と名付けたブラックホール爆弾もまた、
ギガエンドラ同様の神のエゴの化け物です…。」
ゼネラル藤井「どうやらアブレラは、ササール星とドラゴン星にギガエンドラを使った
ようだな…。ササール星の場合は、ブラックホール爆弾の機密を漏らした件だろう…。
ドラゴン星の場合は、白十字星への介入を阻止するため…。
しかし何故、白十字星にはギガエンドラを使わなかったのだ?」
大原博士「恐らく、サイモナイトの事があったからでしょう…。白十字星にギガエンドラを
使った場合、資源体系までリセットしてしまってサイモナイトを失う事が考えられたかも
しれません…。」
恐ろしい推論を述べる大原博士。

これを飛躍させると、エージェント・アブレラとデーモン・アボロスの師弟対決は、
商売敵同士の戦争でもあり、互いの技術を究めた民族浄化兵器販売戦争でもあり、
「大いなる意思」と「宇宙正義」の宇宙規模のエゴの代理戦争でもあったのだ…。

グザレ指令「しかし我々も指をくわえて見ているわけには行きませんし、貴方がたもそう
でしょう…。円盤生物の件、我々ブキミ星人の意地に掛けてお任せ願いませんか?」
ゼネラル藤井「判りました…。しかし艦隊の方は?」
グザレ指令「海に隠しておいたのですよ…。それと、光学迷彩とステルスバリアも併用して…。」

直後、スクリーンに映し出されるブキミ星人の円盤部隊。その数は円盤生物軍団同様1000機にも
及んでいた。
中でも目を引いたのが、地球のエイを思わせる姿を持った全長500メートルにも達する宇宙戦艦で
あった。グザレ指令が艦長を務めるブキミ艦隊旗艦「ブキミブラッカー」である。
377名無しより愛をこめて:2007/11/24(土) 01:45:44 ID:S6xj5z2/0
グザレ指令「地球環境適合処置の件、感謝いたしますぞ!」
大原博士「御武運を、グザレ指令…。」
すると、グザレ指令の姿はAPPLEの地下司令部から消えたのであった。
そのグザレ指令のテレポート先は、ブキミブラッカーのブリッジの中であった。

グザレ指令「Qガ大佐、Zルス大尉…。月へのワープ準備は完了しているか?」
Qガ大佐「全部隊、ワープ準備完了致してます!」
Zルス大尉「各員に円盤生物軍団の背後から攻撃するよう、指示は通達しております!」
グザレ指令「よろしい…。全部隊、円盤生物軍団の背後にワープせよ!!」
全部隊に檄を飛ばすグザレ指令。

そして、ブキミブラッカーを旗艦とするブキミ艦隊が全機、ムーンタウン上空にワープしたので
あった…。その目の前には、暗黒宇宙大皇帝の命を受けた1000体の円盤生物軍団が見え
ていた…。

グザレ指令「全機、攻撃開始!円盤生物軍団からムーンタウンを死守せよ!!
ブキミ星人の意地に掛けて、円盤生物軍団の主である暗黒宇宙大皇帝に我等の強い意思を示せ!
地球を…、そして全宇宙を『大いなる意思』と『宇宙正義』のエゴの生贄にしてはならない!!」
超時空ネットワーク通信波を含めた全周波数通信で、グザレ指令が力強く吠える。

そのメッセージは地球を含めた全宇宙に、陣営を問わず伝わったのであった…。
サー・カウラーの超時空ネットワーク通信を逆用して、仮面ライダーギャレンが人々に伝えたように…。
378名無しより愛をこめて:2007/11/24(土) 01:46:29 ID:S6xj5z2/0
○大原博士、ゼネラル藤井→怪盗ウルフからランカー商会とデーモン・アボロスの計画の情報を入手。
○グザレ指令、Qガ大佐、Zルス大尉他ブキミ星人一同→ムーンタウン救出のため艦隊の全面投入へ。
●ランカー商会、デーモン・アボロス→
バイオハンター・シルバとバルジオンを大量受注する。
更なる宣伝としてゴーデスへの反バイオ粒子爆弾の使用可能性あり。
△黒い特凶(キリエル人、ハルカン、アブレラ、デモスト)→
ギガエンドラでササール星とドラゴン星の生命進化をリセット。
白十字署のデカレンジャーを暴走させ白十字星人を絶滅させる。
同時に白十字星のサイモナイトを入手。
現在、サイモナイト兵器を製造中(ウルトラの星消滅作戦と平行で)

ブキミ艦隊vs円盤生物軍団(1000体)

尚、ブキミ星人一同は地球環境適合処置を受けていますので、
地球環境に悪影響を及ぼすような現象は起こす事はありません。
同時にブキミ兵も脳味噌帽子を取られても死ぬ事はありませんですw
ブキミ艦隊はフリーにいたします。
後、反バイオ粒子爆弾の件とサイモナイト兵器の件もフリーにいたします。
379名無しより愛をこめて:2007/11/24(土) 21:50:32 ID:2kxKQKOU0
あっちこっちに首を突っ込む0088が少しうざくなってきた
380名無しより愛をこめて:2007/11/24(土) 23:06:05 ID:5ljTy0SqO
そんなこと言わずに最後まで見守ろうぜ。
381あぼーん:あぼーん
あぼーん
382国防省大決戦!7 兄を超える時:2007/11/25(日) 00:02:08 ID:ZJIWaTQ30
「「「「「フハハハ!どれが本物かわかるまい!」」」」」
サイバーナイト・ラジメウスの、水たまりを用いた分身攻撃。ジャスティライザーを散々悩ませた能力だ。だが
「(バイケンの時と同じ…心の目で見るんだ!)たあっ!」
迷わず一番奥のラジメウスに突撃し拳をくり出すガイファード。その攻撃を喰らってラジメウスが吹き飛ぶと共に分身が全て消え去った。
「な、何故…」
「前に似たような奴と戦ったことがあるからな!王気・地雷震!」
"地"の気を纏ったかかと落としを叩き込まれて爆散するラジメウス。
「ペネトレート・サンダー!」「ナイト、スクラッチ!」「…!」
その横ではモルギレスがヴィジュエルの、ライノスレイブがトラゴスとデビルマンの攻撃を受けて倒れる。
「よっし、これでサイバーナイトはあらかた倒し…うおっ!」
喜ぶ堀口の鼻先を、飛んできた大剣がかすめ、思わずその場に倒れる。
「ドクター、大丈夫!?」「誰だっ!」
堀口のもとに九条姉弟が駆け寄る。そしてガイファードの誰何の声に、剣の持ち主が、手元に戻ってきた剣と共に現れた。
「カイザーハデス親衛隊デストコマンドが隊長、ゼネラルバッカス!貴様は?」
「ガイファード!バッカス…お前の相手は俺だ!」
バッカスの前に立ちはだかるガイファード。
「おいおい、一人で大丈夫か?」
それを心配してサファイアが声を掛けるが、
「大丈夫だ。それよりも雑魚を片づけてくれ。まだまだ残ってる」
「…わかった」
「よし、気をつけろよ!」
帰ってきた声にサファイアとデビルマンが返事を返す。新潟で出会って以来、奇妙な絆が出来ているようだ。
「「行くぞ!」」
383名無しより愛をこめて:2007/11/25(日) 00:02:42 ID:ZJIWaTQ30
各グランビークルの援護を受け、艦砲と冷凍光線とドリルを駆使して迎撃戦艦轟天がハデス艦隊を砕いてゆく。
スペクトルマンのスペクトルビッグバックルがバグリアン、デッドラーを直撃する。
重力砲すらリフレクターで吸収、反射し、更に巨大ロボらしからぬ軽快な動きでレオガイアス相手にアドバンテージをとるダイロギアン。
アーマーガンナーの砲撃に、こちらもユウヒが備え付けられた火器を一斉に撃つ。
残りの量産型メガリオン全機と懸命に、しかし余裕があるかのように切り結ぶシャークリーガー。
ハデスの相手をするのは、その前に躍り出たガルーダ。ハデスのエネルギー弾の連射の前に苦戦するが
「セイザーギア!」
グランセイザー各員の個人武器を頭部に装着し、その力を拡張する機能、セイザーギア。
ガルーダはタリアスの武器ファルコンボウを兜飾りのように装着した。
「バーニング・ファルコン!」
セイザーギアによって使用が可能になるタリアス必殺技バーニングファルコン。一羽の火の鳥がハデスに向かって飛んでゆく。
「まだまだぁ!」
ハデスはそれを受けてもまだ倒れず、なおも光弾を連射する。それを喰らって今度はガルーダが傷を負った。
一方、ニンライザーはゾラを相手に、以前と同様素早い動きで相手を翻弄している。
「おのれ、ライザーカゲリ!」
ゾラは相手を捉えらず、ただニンライザーに振り回されるばかりとなっていた。さらに
「神宮司長官!」「何…っ」
ニンライザーがゾラを誘導したのは、上空でハデス艦隊を屠っていた轟天の艦首がちょうど下を向いた、まさにその延長線上。
「よし、冷戦砲発射!」
神宮司の命令に応え、轟天の冷戦砲が発射され、ゾラの身体を動けなくしてゆく。
そこに、ニンライザーと入れ替わる形でユウヒが突入してくる。
「ここまでだ!砕け!」
ユウヒの全体重をかけた拳が氷像と化したゾラを砕き、辺りにはゾラであった氷が舞った。
また、ユウヒと入れ替わったニンライザーも、ユウヒと対峙していたアーマーガンナーと相対し、肩のファンから放った風で竜巻を発生、
「タイフーン・スライサー!」
すぐ近くにいた量産型メガリオンの一体とまとめて、腕の刃をひらめかせ切り捨てた。
384名無しより愛をこめて:2007/11/25(日) 00:03:31 ID:ZJIWaTQ30
国防省内、コンピューター室。ここにいた、及び守っていたと思われる職員達があたりに転がされている。
「ホホホ…奴等も隙をつけば他愛もないものねぇ…」
その中でただ一人コンピューターに向かい内部の情報を読みとっている者がいる。
ハデスらの巨大化の下りで、ひそかに姿を眩ませたコマンダーアドロクスその人だ。
アドロクスは今でこそハデスの下にいるが、元々はクロガネの部下。
追いつめられたハデスを早々に見限り、今後ウオノメ・マナコの役に立つであろう情報をここから収集することに決めたのだ。
元々レジェンダー達にも国防省内部の攪乱を指示していた辺り、ひょっとしたら最初からハデスを囮にして、これを目的にしていたのかもしれない。
「さてと、コスモカプセルとやらの情報も入ってるかしらねぇ…」

「こいつ、さっきから全然動かないぞ?」
ガーディアスと対峙したサファイアが問いかける。
現在ガーディアスは、本来の身体であるデッドラーに精神を移しており、その身体は完全に抜け殻であった。
「そいつは今、あっち(デッドラー)の方に移ってるわ。それはもう動かない」
そのことを以前の戦いで知った麗香が指摘。それにより安心したサファイアはソニックウエーブを放ち、ガーディアスの身体を砕いた。
一方。
「はっ!」
バッカスが剣から放つ光弾が起こす爆発の中を抜け、縦拳を連続して放つガイファード。だがバッカスの大剣に防がれてしまう。
王気七星破の一つ、"火"の烈火撃を放てる体勢であったのにただの縦拳であったのは、気の使いすぎを無意識の内に心配したからだろうか。
そう、気の使いすぎ。
以前ガイファードは、瀕死の重傷を受けた麗を助けるためにその気力の殆どを使い、その後のガイアソルジャー・ヴァルカノンとの戦いで
充分力を発揮できずリタイア、助けに来た兄デスファードに戦いを任せてしまう形になったことがある。
その経験が、無意識のうちにガイファードにブレーキをかけてしまっているのかもしれない。
巨大な武器をブーメランのようにして戦うゼネラルバッカスの戦法がヴァルカノンと同じというのも、経験を思い起こすきっかけになっているのだろう。
「その程度かガイファード!」
力ずくで剣を振るい、ガイファードを押し返すと光弾を放ち、ガイファードが爆発の中に姿を消す。
385名無しより愛をこめて:2007/11/25(日) 00:04:04 ID:lBScDwJf0
「剛!」「剛!」「剛さん!」
堀口と麗、優が心配して声を掛け、ザコールと戦っているサファイア達もその声にハッとする。
しかし、次の瞬間爆煙の中から現れたガイファードを見て安堵した。
「ゼネラルバッカス!まだ終わってないぞ!」
「ほう、少しはやるようだな。そうでなければ戦い甲斐が無い!」
再び剣から光弾を連射し、ガイファードを倒さんとするバッカス。それによって起こる爆発の中を駆け抜けてゆくガイファード。
(メタルマスターより連射の体勢に隙がない!…チャンスは、剣を投げつけてくる時…)
後ろや真横、前と四方八方で起こる爆発から間一髪で身をかわしつつ、戦術を纏める。そして、ついに狙う好機が到来した。
「喰らえ!」
剣を投げつけてくるバッカス。それを察知したガイファードは、飛んでくる剣目がけて跳躍した!
「何っ!」
放物線軌道通りバッカスより前で落ちるガイファードだが、その足の下には飛んできているバッカスの剣が。その剣を足場にしてもう一度跳躍する。
「王気・爆雷破!」「ぐっ!」
バッカスの頭に気を纏った跳び蹴りが炸裂する。そこから間髪入れずバッカスに接近しローキック、格闘戦に持ち込み一方的に痛めつける。
「が…はっ」
フラフラになってヒザを着いた所へ、ガイファード必殺の拳が叩き込まれる!
「これで最後だ!王気・極星拳!!」
「…か、カイザーハデス、万歳!」
胸に風穴を空けられた後、爆散。爆煙が晴れると、中からはガイファードのみが現れた。
「剛さん!」「剛、やったわね!」
勝利を掴んだガイファードに駆け寄ってくる九条姉弟。もうすでにザコールは殆ど掃討され、地上は完全に国防省側が制していた。
「ああ、後は…あっちだけだ」
386国防省大決戦!7 とりあえずここまで:2007/11/25(日) 00:04:52 ID:ZJIWaTQ30
●サイバーナイトラジメウス→ガイファードに倒される
●サイバーナイトモルギレス→セイザーヴィジュエルに倒される
●サイバーナイトライノスレイブ→セイザートラゴス、デビルマンに倒される。これにてサイバーナイト全滅!
●サイバービーストアーマーガンナー→ニンライザーに倒される
●ドクターゾラ→ユウヒに倒される
●ゼネラルバッカス→ガイファードに倒される
ガイファード、ボイスラッガーサファイア、デビルマン、堀口一郎、九条麗、九条優、本宮麗香、セイザーヴィジュエル、セイザートラゴス、御園木篤史、"月光"部隊
VS残りのザコール
超星神ガルーダ(セイザータリアス)、ダイロギアン(ロギア)、スペクトルマン、超星神ガントラス、幻星神ケンライザー(ライザーグレン)、幻星神ニンライザー(ライザーカゲリ)、
流星神グレートライオ(ライオセイザー&レミー・フリーデ&カプセイザーG2)、流星神シャークリーガー(シャークセイザー)、五式支援機士ユウヒ(沖田宗一郎)、
フレイムトライバー×2(セイザーミトラス、セイザーリオン)、ウインドトライバー×2(セイザーヴェルソー、セイザーダイル)、アクアトライバー(セイザーギャンズ)、迎撃戦艦轟天
VS巨獣軍団(バグリアン、スカラベレス、レオガイアス、デッドラー、量産型メガリオン数体)、巨大カイザーハデス、ギルドロス、ハデス艦隊
●コマンダーアドロクス→国防省内に侵入し、情報を盗む

続きます。
387名無しより愛をこめて:2007/11/25(日) 00:11:23 ID:xwZuJj/jO
保守
388国防省大決戦!8 戦え!星の戦士達:2007/11/25(日) 00:18:52 ID:lBScDwJf0
「大丈夫ですか?」
倒れかけたガルーダに、ギルドロスを倒したケンライザーが駆け寄り支える。
「ライオカッター!でやぁ!」
一方、スカラベレスを倒したグレートライオがそのガルーダと入れ替わるようにハデスに相対する。
「貴様っ!」
ハデスの乱射する光弾が爆発する中を、ダメージを気にもせずに突っ込んでいくグレートライオ。
全力をこめて両手のライオカッターを振るった。その斬撃を受けたハデスがよろめく。
「「「「今だっ!」」」」
ハデスの見せた隙。それを好機と見て全員の声が重なり、必殺技の体勢に入る。
グレートライオの双剣が合わさり一本の槍となる。ケンライザーの双刀も一つに重ね合わせられる。そしてガルーダの爪から炎が吹き上がる。
「ファイヤーバード・クラッシュ!」「メガヒート・スラッシュ!」「ハウリング・クラッシュ!」
2+1+2。合わせて5発の炎の刃がハデスに突き刺さり大爆発を起こした!
「お、おおおおおお…!」
「見たか!」「やったわ!」「天馬、やったな!」「ピポピポピー」
勝利を確信した全員の叫び。既にハデス艦隊は轟天とグランビークルによって壊滅状態になっていた。
またバグリアンは轟天に、デッドラーはスペクトルマンに、レオガイアスはダイロギアンに、量産型メガリオン隊はシャークリーガーらに倒されていた。
…そして、その確信が油断を産んだ。突如、炎の中から放たれる光弾。それが、すぐそばにいたグレートライオを直撃する。
「うわああ!」「きゃあっ!」
「まだ…まだ倒れん…!」
炎の中から姿を現すハデス。既にボロボロではあったが、しっかりと2本の足で立っている。
「なんて奴だ…」
轟天のブリッジからその様を見た神宮司司令が呟く。だが、まだそれだけでは終わらなかった。
空から降り注ぐ緑色の粒子。ゴーデスが放ったゴーデス細胞が、どこをどう辿ってきたかはわからないが、ここにまで来たようだ。
「天馬!」「天馬さん、これって…」「…まずいぜ」
現れたゴーデス怪獣と戦った炎のトライブ達が焦りを見せる。また、ゴーデス怪獣が現れるかもしれない。
…だが、悪魔の欠片は思いも寄らない効果をもたらした。
389名無しより愛をこめて:2007/11/25(日) 00:19:44 ID:lBScDwJf0
「な、何だ!ぐおっ!これは…」
ゴーデス細胞が満身創痍のハデスに集まり、その中に入り込んむ。そしてそれにつれてハデスの身体が変わっていく。
「…フ、フフフ。力が…再び力がみなぎって来たぞ!」
足下はゴーデスの如く芋虫のような姿に変わり、背中からは穴の空いた巨大な翼を付け、そしてなにより前より二回りほど大きくなった姿。
変貌したその姿は「G(ゴーデス)ハデス」とでも形容されるであろうようになってしまった。
「…怯むな!奴が何度蘇ろうが、また地獄に帰してやれば済むことだ!」
一瞬呆然としていた神宮司が檄を飛ばす。それに突き動かされて、周りが動く。
「滑空砲発射!」「ハイドローム・スラッシュ!」「スペクトルフラッシュ!」「カラミティサンダー!」
声を挙げる者もそうでない者も、高威力の射撃で応戦する。しかし、ゴーデス細胞の力による驚異的な再生能力でたちどころに再生されてしまう。
「くそっ!こんなことアリかよ!」
たまらずダイルが弱音を吐く。ダイルに限らず、全員の気持ちは同じであった。
「ドクター、どうすればいいの!?このままじゃ…」
「むむむ…。そうだ!マンモスボスキートの時のように、みんなの力を一つに合わせるんだ!」
打開策を思いつき、皆に叫んで伝える堀口。
「よし!もう一度、ハウリングクラッシュ・ギガマックスだ!」
ライオが応え、ライオジャベリンを掲げる。だが、
「無理よたっくん!ダメージを受けたせいで、今のグレートライオではギガマックスに耐えられないわ!」「ピップー」
「ガルーダも…ちょっと無理みたいだ」
戦闘ダメージや累積ダメージにより、グレートライオもガルーダも、超・高威力の一撃を放てる力は残っていない。
390国防省大決戦!8 とりあえずここまで:2007/11/25(日) 00:21:00 ID:lBScDwJf0
「…なら、このライザーセイバーにみんなの力を!」
それを聞いて立ち上がったのはケンライザー。一つに合わせたままのライザーセイバーを高く掲げて叫ぶ。
「よし!」「おう!」「わかったわ!」「頼んだぞ!」「はあああ!」
その声を受けて、周りの者たちが自らの残りの力を振り絞って、刀にその力を託してゆく。
星の力、科学の力、気の力…。色とりどりの力を授かり、その輝きを一筋の炎にして、七色の輝きを放つ。
「何で来ようが同じだ。死ねライザーグレン!」
Gハデスがその肩らしき部分から緑色の燐光を纏った光弾を連射、ケンライザーの回りに爆発を引き起こす。
「みんなの力を!」「今、一つに!」
「行 く ぞ ぉ ぉ ! !」
仲間からの輝きをその手に受けた勇者は、既に怪物の力など恐れはしない。そしてついに、その一撃が放たれた!
「ギガヒート・マックススラッシュ!!」
振るわれた刀からほとばしる破邪の炎。それが今、異形の魂を断ち切った。
「…ぬ、ぐぐ…こ、この程度で、このカイザーハデスが…」
「これで、終わりだ!」
「…う…。ぐぐ、ぐぎゃあああああああああ!!!」
飛び散る火花。強烈な一撃による傷にはゴーデス細胞のもたらす再生も追いつかなかった。Gハデスは大爆発を起こし、その野心は永遠に断ち切られることとなった。

●ギルドロス→ケンライザーに倒される
●スカラベレス→グレートライオに倒される
●バグリアン→轟天に倒される
●デッドラー→スペクトルマンに倒される
●レオガイアス→ダイロギアンに倒される
●量産型メガリオン隊→全滅
●カイザーハデス(→ゴーデスハデス)→ケンライザーに倒される

もう少し続きます。エピローグです。
391名無しより愛をこめて:2007/11/25(日) 00:25:02 ID:E8KM7RCa0
>>380
自分が仕切っているつもりなのかもね。
もしかしたら、ちょっとイタイ人なのかもしれないね
392国防省大決戦!9 新たなる戦いへ!:2007/11/25(日) 19:16:06 ID:1bKIWEIt0
戦い終わり、晴れた空。
落ち着きを取り戻した国防省で、戦士達は互いの紹介を終え、一息ついていた。
「そうか、それで天馬、お前達は月から戻ってきたのか」
「ああ、俺達は護国聖獣を復活させに行く所で、一度こっちに寄ったんだ。今はちょっとしまってあるけど、バラゴンって奴も一緒だぜ」
「ところで…」
そこでスペクトルマン=蒲生譲二が口を開いた。
「クラウドドラゴンが外宇宙に出ているため、超星神とグランビークルは俺とロギアがウルトラマンジャスティスから預かってきた。それはここにある」
蒲生が懐から取り出したのは怪獣カプセルに似た外見のカプセルが9個。うち2つは開かれている。
このうちの一つ、元はガルーダが入っていたカプセルに、今は護国聖獣バラゴンが入っている。
空を飛べるガルーダやダイロギアンの方が速く、かといって空輸もできないため、「この方が速い」とここに収められているのである。
「ガントラスはさっき聞いた通り、その青年達によってここから贈られたのだろう。だがここにあるはずのグランビークルがここにもあるのは、何故だ?」
「それは私が説明しよう」
蒲生から話を引き継いだロギアからの疑問に、今度は神宮司が口を開いた。
「ウオフ・マナフやダルガ帝国、マンモスボスキートとの戦いの後、今後そのような脅威が再び現れても、今度は我々国防省だけでも対抗
 できるようにと、過去の戦闘データの分析や、Gフォースなどからの技術提供も受けて、より強力な新兵器を配備すべく研究を重ねた。
 今グランセイザーが乗っていたグランビークルは、Gグラスパーの"グリフォン"の改良型の模索の段階で試作されたものだ」
そのことに驚く一同。
「そういえば、何で国防省の格納庫にグランビークルがあるのかな〜って思ったけど…そういうことだったのか」
辰平が素直な意見を述べた。
「…まあとりあえず、不備のフォローはここまでにして、と」
いらんことを優がつぶやいて、話を強制終了させた。話が一段落して、落ち着いた皆が思い思いに談笑を始める。
「ところで…御園木さん、ちょっと頼みたいことがあるんですが」
その中で、剛が御園木に尋ねる。
「何だ?」
「国防省に預かっておいて欲しいものがあるんです。…これを」
393名無しより愛をこめて:2007/11/25(日) 19:16:39 ID:1bKIWEIt0
剛がバイクに積んでいた荷物から2つの物を取り出した。古い時代の鏡に、おおよそ実用性の無さそうな奇妙な文様の入った剣。
「神獣鏡と七星剣。ガイアネット起動のための鍵のうち2つです」
「ガイアネット…戦闘の前に堀口博士から軽く話は聞いたよ。が、確かあれは…」
「ええ。大量の土砂の下に埋まっています。ですが、これにはまだ起動キー以外の使い道があるのかわからない。だから俺が持っている
 よりも、ここみたいな安全そうな場所に保管しておいて貰った方がいいのかと思って…」
「それなら、ここよりもSGS財団に保管して貰った方がいいかと思うぞ」
そこで話を聞いていた堀口博士が口を挟む。
「サージェス?ドクター、それは何だ?」
「世界中の強い力を秘めた物品を"プレシャス"と呼称して保護している団体だ。確かボウケンジャーとかいうチームが動いているとか…。
 よし!保護しに来てくれるよう通信を入れてみよう。…ところで、さっきの戦闘で『アドロクス』とか言う奴と戦ったのはいるか?」
先に聞いたレジェンダー達の会話から、気になった固有名詞を出し、声を大きくして、皆に尋ねる。
「アドロクスだって!?」
その名前を聞いて真っ先に反応したのは翔太。
「知っているのか?」
「ああ、俺達が以前戦ったダルガ帝国軍の幹部だよ。赤いオカマなんだけど…」
その説明に一同が脱力しかける。
「確か、さっきの戦闘にもいたハズだったけど…ユカ、そういえばあいつ倒したっけ?」
「え?…そういえば、途中からいなくなったような…もしかして取り逃がした!?」
その時、駆けつけてきた国防省の職員が沖田に耳打ちする。それを聞いた沖田が声を挙げた。
「どうやら、そのアドロクスらしき奴が省内に潜入、その後小型戦闘機で逃走していったらしい。省内の監視カメラに映っていたよ。
 …それと、盗られたものがある。省内のコンピューターに保存されていたデータと、クローンアケロン大星獣の細胞片だ」
「クローンアケロン大星獣!?」「残ってたの!?」
またしても驚く一同。特にクローンアケロン大星獣と戦った経験のあるグランセイザー達が一番驚いていた。
「とにかく、一度会議室に戻ろう。情報も整理したいし、送っておきたい通信もあるしな」
394名無しより愛をこめて:2007/11/25(日) 19:18:21 ID:1bKIWEIt0
その頃。当のコマンダーアドロクスは冥王星のウオノメ・マナコ新本拠にてインベーダーより前に、特別にクロガネに謁見していた。
本拠を移転したことを知らなかったアドロクスは、当初旧本拠に通信を送っていたが通じず困っていたのだが、
旧本拠への連続しての通信を怪しんだクロガネ配下に気付かれ、迎えに来たバジリスに連れられてこちらに辿り着いたのだった。
「クロガネ様、ご機嫌麗しゅう…」
「フン、アドロクスか…。ハデスが勝手に国防省に攻め入ったらしいな。お目付である所の、お前はその時どうした?」「そ、それは…」
本来なら、このようなハデスの軽挙を止めるのがアドロクスの果たす役割であったハズであった。が、アドロクスは国防省への個人的な
恨みもあり、一応反対はしたものの結局黙認してしまった。「勝てるはず。勝てばいい」と考えて。
「今更になっておめおめと帰ってきおって…もうお前は必要ないな」
クロガネの手がエビルブレードにかかる。
「死ね」
「クロガネ様!コスモカプセルという物をご存じですかっ!!」
クロガネが抜刀した正にその瞬間。絶叫とでもいうべきアドロクスの報告が響いた。一瞬クロガネの手が止まる。
「コスモカプセル?」
「こ、国防省内のコンピューターより手に入れた情報によりますと、何でも12個存在し、それを全て手に入れた者の願いを叶えるとか」
アドロクスが国防省にて手に入れたデータにはコスモカプセルのことも記載されていた。
ただしそのデータは、月面でデスカルの旗艦バルガレオンが沈むまでのデータしか載っておらず、現在コスモカプセルが地球やビオート星
といった宇宙に散らばっているのみならず、一部はケインらと共に未来へと移っているため、現在では揃えることができない、といった
核心的情報はもちろん、今現在の所有者達についても登録されていないことは彼等には知る由もなかった。
これは、国防省とセイザーXが直接的に接触したのがボスキート事件の時のみであるという事実と、両者の橋渡し的存在となる安藤宗二郎の
『シャークの心を無駄にしない為にも、コスモカプセルの真実は自分達のみに止めておきたい』という考えによる。
「ほう?それは…なかなか興味をそそられる情報だな」
395名無しより愛をこめて:2007/11/25(日) 19:18:54 ID:1bKIWEIt0
「私はそのコスモカプセルが実際に使用される所を目撃しております。あの時、僅か2個しかないにも関わらずジャスティライザー共めに
 ジャスティパワーを補充いたしました」
実際は白黒青年の力も関与しているが、アドロクスはそのことは知らない。…って知らないづくしかいな。
「それにクロガネ様、私は同時に奴等に関わる戦闘データもいくらか入手しております。後、面白いものも」
そう言って懐からクローンアケロン大星獣の細胞片が入った小瓶を取り出す。
「ほほう、すると、ハデスめを犠牲にはしたが、それに値するだけの物が手に入った。そう言いたいのだな?」
「は…。量産型メガリオンの戦闘データも回収しております故、本格的な実戦投入も可能になるかと」
クロガネの満足そうな様子を見て、アドロクスは一息つき、冷静さを取り戻した。
「アドロクス!お前には新たにそのコスモカプセルの捜索を命じる!お前が手に入れてきた情報についても後でコンピューターに登録を
 済ませておくように!」
「ははっ!」

星の戦士達が会議室に再集結したのは、ちょうど太平洋でバラノイアとの戦いの火蓋が切って落とされた頃。
部屋の回線はオンラインになっており、バルカンベースの嵐山長官の姿が映し出されてた。サファイアの生存報告を行った際に、
太平洋でのゴーデス・バラノイアとの戦闘が展開されていることを知らされ、そのままここで話し続けていたのである。
「何でだよシャーク隊長!」
発言の主は安藤拓人。太平洋戦に参加しようと息巻く戦士達に「行くのは賢明ではない」とシャークが言ったことが上記の発言につながる。
「俺が見たところ、エターナルヒーローズには既に相当数の戦力が集っている。これ以上増員しても戦力が肥大化し過ぎてかえって
 身動きがとれなくなることにもなりかねん。それに、確かに現在の太平洋は正念場とも言える決戦場かもしれないが、動いている
 奴等はそれだけではないんだ。奴等に気を取られている間に他の者達が守りの手薄な箇所に侵攻してくるかもしれん」
既に全員に、国防省およびバルカンベースが知り得た"大いなる意志"他の悪の勢力の今までの動きは伝わっている(理解できたかはともかく)。
そのことから、シャークの示した可能性はもっともであった。現に大サタンなど、現在他にも蠢動している者達はいる。
396名無しより愛をこめて:2007/11/25(日) 19:19:32 ID:1bKIWEIt0
「それに、グレートライオとガルーダは、他よりもダメージが深く、整備にはまだ時間がかかるぞ。それに轟天も、急ごしらえで出撃
 させたからな。もう一度、再調整をしないとダメだ」
宗二郎が言葉を引き継ぐ。それに対し天馬と拓人が同時に、「げ」と言って唸った。
『確かに、そちらの言うことも正しいな…。よし、こちらは我々にまかせておいてくれ』
「長官!俺はそっちに戻りますからね!」
シャークの言に頷いた嵐山長官に、あわてて武が念押しする。
ネバダで他のボイスラッガーらしき人物が発見されたと言う情報がバルカンベースよりもたらされて、じっとしていられないのだろう。
『では、そちらはどう動く?今後のことも考えなくてはならないし、こちらにも教えてもらいたいのだが…』
「俺達は護国聖獣復活の手助けに池田湖へ!…って言いたいんだけど、ガルーダがこれじゃなぁ」
真っ先に声を挙げたのは天馬。池田湖に先行したジャスピオンらのことが気になるようだ。
「わかった。そちらへは俺が行こう。ロギアに、蒲生、だったな。シャークベースで一緒に行けば速いはずだ。
 バラゴンもそのまま乗せられるだろう」
それに応えたのは意外にもシャークだった。
「グランセイザーの集結も必要そうね。全員…とまではいかなくとも、せめてトライブごとにまとまっておきたいけれど…」
「でも、直人と誠に連絡がつかないからなぁ」
涼子の発言に仁がボヤく。すると、それに辰平が応えた。
「じゃあせめて行方のわかってる洸と愛にだけでも合流するってのはどうだ?…って、本当は愛のことが心配なだけなんだけど」
「あ、それはいいかも。豪、あなたも一緒に行こ」
辰平の提案に蘭が賛同し、豪にも参加を促すが…
「すまない。俺は行けない」「え!?何で?」
豪の答えは意外なものだった。
「グランセイザーとはいえ、俺は仮にも警官だ。世界がこんなことになっていても、いや、そうだからこそ警察としての仕事もおろそかに
 はできないよ。…今日は非番だったんだが、俺は後でそっちに合流することになる。
 さっき同僚に連絡したらこれまでの事態で警察も大忙しだと聞いたんだ。昨日は秋葉原が一面焦土と化したりもしたし…」
397名無しより愛をこめて:2007/11/25(日) 19:20:40 ID:1bKIWEIt0
「そっか…。わかった、こっちの事は私達に任せて」
「そうだ、君達に超星神を返しておこう。オリジナルのグランビークルも」
蒲生が、涼子にドルクルスとストームトライバーの、蘭にガンシーサーとアーストライバーの、辰平にリヴァイアサンとアクアトライバーの
カプセルをそれぞれ渡してゆく。それを見て仁と蘭がふと思いつく。
「と、いうことは」「今はトライブの全員が揃ってなくても超星神が使えるんだ!」
一方、グランセイザー達の考えがまとまっていくその横では、
「剛、そう言えば将人さんはどうしたの?」
麗が剛に、共にクラウンの基地で行方不明になった剛の兄、デスファードこと風間将人の事を尋ねる。
「ああ、兄貴とは途中で別れたんだ。一緒にいるよりも別々に修行した方がいいだろう、ってね。…あ、ドクター」
「剛、先程サージェスに連絡したんだが、どうやらボウケンジャーはミッションでギアナ高地にまで行ってしまっているらしい」
「ぎ、ギアナ!?ほとんど地球の裏側じゃない!」
予想を遥かに超えた堀口の報告に麗が仰天する。
「じゃ、僕達がサージェスに直接持っていけばいいんじゃないの?」
「それもそうだが、俺は東京の龍脈のことが気になるから速くそっちに行きたい。老師の言葉が気になるんだ」
「あ、それじゃあSGSってとこには俺が届けるよ。それくらいの余裕はあるし、ちょっと寄り道してもそんなに時間食わないし」
「それなら俺もそこまで一緒に行こう。一人では不安だろうし、こっちの通り道でもあるからな」
剛に助け船を出したのは武と、先程グランセイザーの作戦会議に参加していた豪だった。
「よし、それなら私がSGSの牧野先生に紹介状を書こう。学会で何度か一緒になったことがあるんだ。
 ところで、ジャスティライザーの諸君はどうする?」
堀口の問いに翔太とユカが応える。
「俺達は、澪さん達を連れにいくよ。アドロクスがいたんだ、クロガネの野郎も蘇ってるに違いない。だったらシロガネが必要になる」
「行き先は、真也さんが書き置きを残してくれていたからわかってますし」
398名無しより愛をこめて:2007/11/25(日) 19:21:14 ID:1bKIWEIt0
各員から挙げられる、戦力強化の提案。それを聞いて、レミーもふと思う。
「ねえたっくん、私達もみんなを頼れない?未来に帰ったケイン達や連絡が取れないブレアード達はともかく、アドにだけでも…」
「ダメだレミー。別れるときに言ってたろ?あいつは今、ビオート星を変えるために頑張ってるんだ。俺達に邪魔はできないよ」

「よし、整理しよう。
 まず、国防省の防衛に残るのがユウヒ・轟天と"月光"。修理待ちの炎のトライブとライオキャリアー組もここだ。
 シャークベースで池田湖に向かうのがシャーク、ロギア、蒲生、バラゴン。途中までは、セイザーレムルズとパイシーズのいる長野へ
 行く涼子、仁、辰平、蘭も一緒だ。で、ジャスティライザーが天堂澪の下へ。
 豪と武がSGSミュージアムへ行き、東京に向かうのが剛、麗、優、堀口博士。明もここだったな」
「ええ。魔の者が跳梁しているというのが気になるので。…もし、飛鳥了が、あいつが出たという知らせがあれば、すぐ教えて下さい」
神宮司の整理に、明が応える。既に飛鳥了とデーモン族のことについては国防省・バルカンベースに伝えられた。
今後すぐに008等にも伝えられるであろうから、もし出現が確認されれば、すぐに明に連絡が行くだろう。
「みんな、頼んだぞ!」
399国防省大決戦!(終):2007/11/25(日) 19:23:30 ID:1bKIWEIt0
○神宮司翼、御園木篤史、沖田宗一郎、安藤宗二郎→ユウヒ、轟天と共に国防省の防衛につく
○弓道天馬/セイザータリアス、獅堂未加/セイザーミトラス、獅堂剣/セイザーリオン、安藤拓人/ライオセイザー、レミー・フリーデ、
 カプセイザーG2→超星神ガルーダ、流星神グレートライオの修理のため国防省に待機。修理完了の後池田湖へ向かう
○シャーク(ガイ・バスター)/シャークセイザー、ロギア、蒲生譲二/スペクトルマン、護国聖獣バラゴン
→シャークベースで長野を経由して池田湖へ
○雨宮涼子/セイザーヴェルソー、秤谷仁/セイザーダイル、三上辰平/セイザーギャンズ、早乙女蘭/セイザーヴィジュエル
→シャークベースに相乗りして、レムルズ・パイシーズと合流するため長野へ
○伊達翔太/ライザーグレン、真田ユカ/ライザーカゲリ、本宮麗香→平賀真也、天堂澪の所へ
○神谷豪/セイザートラゴス、天馬武/ボイスラッガーサファイア→サージェスミュージアムへ神獣鏡と七星剣を届けに行く。
終わったら豪は自分の管轄へ、武はバルカンベースへ向かう予定
○風間剛/ガイファード、九条麗、九条優、堀口一郎(=城石丈雄)、不動明/デビルマン→東京のミズノエノリュウの下へ
○超星神ガントラス→成層圏で待機
●コマンダーアドロクス→ウオノメ・マナコ本拠にクローンアケロン大星獣の細胞片と、国防省より得た情報を届ける。
コスモカプセルの探索任務の実行へ
(情報の中身は文中言及分以外ある程度好きに決めてくれて結構です。上手く利用してください)

以上全てフリーになります。
ガントラスは自分の意志で動くので戦力が足りない所で助っ人にでも使ってやって下さい。
ついでに言うと、国防省にはグランビークルを量産した物がまだ結構残ってるんで、こっちも好きに使ってみて下さい。
400国防省大決戦! おまけ:2007/11/25(日) 19:24:54 ID:1bKIWEIt0
カプセイザーG2「ピポッピポッ♪」
レミー「今日の一言!
   『みんなの力を合わせて頑張ろう!』」

剛「俺達力を合わせて!」
翔太「大いなる意志の野望を阻止し!」
拓人「地球の平和を、未来を守るぞ!」
全員「エ イ  エ イ  オ ー ! 」

天馬「それがし、他作品のヒーローと一緒に地球を守るのは初めてにござる。

   武 者 震 い が す る の ォ !」

麗・未加「「戯れ言を申すなぁ!」」(バシーン!)
401あぼーん:あぼーん
あぼーん
402名無しより愛をこめて:2007/11/26(月) 00:49:59 ID:8/9T+Wfy0
>>373
風雄の家で無事合流した澤田達にもゴーデスの魔の手が迫っていた。
「どれだけ数がいるんですか?」
『すまん、高倉長官の話だと世界各地に出現しており収拾がつかないそうだ』
「わかりました。何かあればムーンタウンへ戻ります」
江口がMAC東京支部の佐藤隊員からの連絡で世界各地にゴーデス怪獣が出現した事を知らされる。
「弥生さん、こうなったらシンゲツで俺達も行こうぜ」
「東、ツクヨミもいるんだぞ」
澤田はシンゲツに乗ろうとするが南條に止められる。

その時、一同の上空にもゴーデスの光が降り注いだ。
「この光は、何?」
綾がその光を見て驚く。
「あの光から何とも言えない悪意が伝わってくるわ」
「弥生さん…」
弥生がペンダントから光の中にある悪意を感じ取った。
403名無しより愛をこめて:2007/11/26(月) 00:55:14 ID:8/9T+Wfy0
「ねぇ、あれを見てください!」
みゆきが指を刺した方向には森の木々を踏みつぶしながら黒い影が迫っていた。
「シンゲツじゃねぇか!」
澤田その黒い影がシンゲツだという事に気づき驚く。
「東の他にも乗れる奴がいるっていうのかよ?」
「違います。シンゲツはあの光で動いています」
綾は南條に何故シンゲツが動いているのか答える。
彼女はドリームボールを使い、シンゲツがゴーデス細胞に操られている事を見抜いた。

「シンゲツ、俺の声が聞こえないのかよ!?」
澤田はシンゲツに向かい叫ぶと、何かに気づいたかのようにシンゲツは澤田の方を向いた。
そして、黒い煙が澤田を包み込む。
「東!」
「澤田さん!」
南條と弥生が驚きの声をあげる。
その黒い煙は澤田を包むとシンゲツの中へと消えていった。

○CR89師団(南條俊、江口亮、千葉創介)、望月綾、みゆき、ブーバ、シーマ、中島弥生、岩動風雄、ミカヅキ→シンゲツの襲来を受ける。
○澤田東→シンゲツの中へ。
●シンゲツ→ゴーデス細胞に操られる。

国防省編作者さんお疲れ様です。
こちらも負けじと盛り上げようと思います。
404あぼーん:あぼーん
あぼーん
405あぼーん:あぼーん
あぼーん
406あぼーん:あぼーん
あぼーん
407名無しより愛をこめて:2007/11/28(水) 23:46:57 ID:cAosoauj0
エターナルヒーローズが結成される少し前、都内は巽防災研究所。
ギンガの森での戦いから帰ってきた巽兄妹は、ベイエリア55からこちらへと戻ってきて一時のくつろぎを満喫していた。
ただし、次男のナガレのみは、父であるモンド博士の手伝いを志願してベイエリア55に残っている。
「ふわ〜ぁあ…」
「も〜、ダイモン兄ちゃん、くつろぎすぎよ」
「いいんじゃないか?俺達だって少しぐらい急速は必要だぜ。な、母さん」
カラオケ対決の際にモンド博士と一緒にいた巽兄妹の母、律子もこちらに戻ってきている。
「そうね。ゆっくり休んで、英気を養うのも必要だと母さんも思うわ」
が、そんな戦士の休息は長くなかった。警報のサイレンが鳴り響き、パソコンのモニターにモンド博士とナガレ、ミントが現れる。
「ゴーゴーファイブ、出動だ!」
「父さん!何かおこったのか!?」
「話は後だ。すぐこっちに向かってくれ。そこからエリアルベースに向かう」
「エリアルベース?」
「わかった、とにかく行くぞみんな!」
「あ、母さん悪いけど後かたづけお願い!」
「はいはい、いってらっしゃい」

そのすぐ後、エリアルベース司令室。研究所を母に、ベイエリアをミントと父にまかせて救急戦隊が揃っていた。
一同の目の前には石室コマンダーと千葉参謀、それに見慣れない初老の男性がいた。
「紹介しよう。UDFのダテ博士だ」
「はじめまして救急戦隊のみなさん。UDFベースポセイドンのダテです」
男性はダテ博士。UDFベースポセイドンの所属でありながら、度々ベースタイタンを尋ねてはDASHに助力した人物である。
「初めまして。ゴーレッド・巽マトイです」
長兄であるマトイが初めに、ショウ、ダイモン、マツリが名乗る。ナガレは既に挨拶を済ませていたらしい。
「ダテ博士は我々に協力を求めてきたんだ。それは…」
「ああ、それは私から説明しますよ」
石室の言葉を引き取ってダテが言葉を続ける。
408名無しより愛をこめて:2007/11/28(水) 23:47:37 ID:cAosoauj0
「実は、今から二日前、私の知り合い達が連絡を絶ってしまったんです」
「映像、出してくれ」
千葉に促されて、オペレーターのアッコがコンソールを操作すると、モニターが現れ、映像が始まった。
それには、2日前にベースタイタンが異次元へと消えてゆく次第が映っていた。
「これは…」
「ベースタイタン、チームDASHの基地です。この時、彼等は次元を利用したバリアシステムの実験をしていたのだが、
 運悪くその時にゴジラが現れてしまって、その影響で異次元に消えてしまったんです。
 そこでXIGに救出のための助力をお願いしたんですが…」
「DASHがどんな異次元に消えたかわからない以上、XIGの機体では対応に不安が残る。が、少し前に君達から提供して貰った
 戦力データから、君達ならできると判断したんだ」
「つまり、ビクトリーマーズの出番ってことさ」
宇宙空間でのレスキュー用であるビクトリーマーズは高温、高圧など様々な特殊環境にも適応できる。
ナガレの言いかけたことは、言わずとも皆わかっていた。
「けど、そもそもマーズじゃあその異次元には行けないんじゃない?」
ダイモンが疑問を口にする。確かに、ビクトリーマーズには異空間に適応はできても、自ら異次元へ行く能力はない。
「その点は大丈夫だ。みんな、こっちへ」

「あ、皆さん」
エリアルベースの格納庫の一角。そこではメルカから戻ってきた高山我夢が、ビクトリーマーズと見知らぬメカの前で作業をしていた。
「我夢、これは…?」
「アドベンチャー。XIGの次元移動マシンだ」
マトイの問いには、我夢ではなく石室が応えた。
アドベンチャー。かつて我夢が異世界に一度行って戻ってきた後、その後現れたキングオブモンスからその世界を救うべく、
再びその世界へと行くために作りかけていたものを完成させてできた機械である。
その時の戦いでキングオブモンスに破壊されたが、こうして今、この世界を救う手だてを考える参考にでもなればと再び完成させたのだ。
409名無しより愛をこめて:2007/11/28(水) 23:49:12 ID:cAosoauj0
「次元移動マシンかぁ…」
「でも、なんかバラバラだぜ?」
感心するダイモンに、ショウがツッコミを入れる。確かに現在はバラされているようだ。
「このアドベンチャーに組み込まれている次元移動システムを、今ビクトリーマーズに組み込んでるんだ」
「な〜るほど、それでマーズは次元移動が可能になるってことね」
我夢の説明にマツリが納得する。と、ここでふとマトイが辺りを見渡し、側にいた千葉に尋ねる。
「ところで…リョウマ達はどこに行ったんです?星獣達の姿も見えないけど…」
「ああ、彼等は仲間からの情報で、あけぼの町と言うところに向かったよ」

『よーしみんな、準備はいいか?』
ビクトリーマーズのコクピットにて、着装したゴーゴーファイブがベイエリアのモンド博士からの通信を受けていた。
あれから少しして、マーズは次元移動が可能となるよう、装置の組み込み&調整が完了している。
「大丈夫だ父さん!…けど、ダテ博士、本当にあなたも行くんですか?」
「もちろんだとも。君達からDASHのみんなに説明するよりも、私が直接行った方が話が早いだろう。それに、友人達のピンチに
 じっとしてはいられないしね。…何、年寄りと思って甘く見たものではないよ。これでもすぐ前にも怪獣と戦っていたんだ」
ビクトリーマーズには、本人の強い希望によりダテ博士が同行することになった。
そして、DASHが移動したと思われる次元は、ベースポセイドンにフィードバックされていたベースタイタンのデータから分析され、
かなり正確な予想がついていた。彼等の向かう先は、まさにそこ。
『じゃあ皆さん、僕は行くことはできないけど、その分まで頑張って!…ベースタイタンをこっちに戻す方法はわかりましたよね?』
通信を介して我夢がゴーゴーファイブに最終確認を行う。アドベンチャーの設計者でもある彼は、万一の事態に備えて同行は許されなかった。
もしゴーゴーファイブまで消息を絶ってしまった時に、再び次元移動システムを作り直して第2班を送り込む、そんなこともあり得るからだ。
ちなみに、次元移動システムのことについてはナガレが我夢から手ほどきを受け、完全にとはいかないまでもほとんど理解しているため、
もし行き先で何かあっても、よほどのことでない限り彼が対処できるはずだ。
410名無しより愛をこめて:2007/11/28(水) 23:50:06 ID:cAosoauj0
「ああ、さっきも聞いたからね。ええっと確か…」
「ベースタイタンの動力に、今マーズに積み込んである次元移動装置を直結する、だろ?」
「そうそう」『そうです』
ダイモンが思い出すよりも先にそのナガレが説明した。その言葉に同時に頷く我夢とダイモン。
『システムの整備はバッチリです』『みんな、頼んだぞ』『お気をつけて!』『ゴーゴーファイブ、出動!』
「よし、みんな行くぞ!次元移動システム、起動!」
我夢、石室、ミント、モンド博士からの通信を受けて、ゴーレッドがシステムを起動させる。
ビクトリーマーズ内に組み込まれた機構が動き始め、その周りが赤い光りに包まれていった、と思ったら、マーズの姿が序々にぼやけてゆき…
次の瞬間、エリアルベースの格納庫から、忽然と姿を消していた。

○ゴーゴーファイブ(レッド/巽マトイ、ブルー/巽ナガレ、グリーン/巽ショウ、イエロー/巽ダイモン、ピンク/巽マツリ)、ダテ博士
→チームDASHを追って、ビクトリーマーズで彼等の消えた異次元へ
○高山我夢/ウルトラマンガイアV2、石室コマンダー、千葉参謀→エリアルベースにてゴーゴーファイブらを見送る
○巽モンド、ミント→ベイエリア55で待機
○巽律子→巽防災研究所で留守番

以上は全てフリーで。
時間的には、DASHが戻ってくる時よりは前です。
411名無しより愛をこめて:2007/12/01(土) 01:28:40 ID:KGCuFnHC0
>>403
「ん…ここは!?」
シンゲツの内部に包み込まれた澤田は辺りを見回すが、そこは辺り一面火山の中のような場所であった。
「教えてやろう、お前達がシンゲツと呼ぶ人形の中だ」
ツクヨミが澤田の目の前に姿を現す。

「てめぇは…?」
「我が名は夜の神…ツクヨミ。月の姫と共に月の住民の命を守るお前を呼んだのも他でない」
ツクヨミは澤田に名乗る。
「月の姫、弥生さんの事かよ」
「その通りだ。姫を始末し、月を再び我が物とする」
「そんな事、させねぇよ!」
ツクヨミの野望に澤田の怒りが爆発する。
「お前には特別に客人を呼んだぞ」
「あいつ…何でだよ!?」
ツクヨミが指を刺した方向には澤田には思いもよらぬ人物がいた。
412名無しより愛をこめて:2007/12/01(土) 01:29:23 ID:KGCuFnHC0
その頃、外ではシンゲツを食い止める為、風雄がミカヅキで応戦していた。
「シンゲツ、やめるんだ!」
風雄の静止も聞かずシンゲツはミカヅキを殴り続ける。
最早にシンゲツは言霊の力では無くゴーデスとツクヨミの邪悪なる力で動いてた。
「あの剣は…?」
シンゲツの手元に澤田を包んだ時と同じく黒い煙が集まる。
煙はツクヨミの愛剣アマノムラクモノツルギへと姿を変えシンゲツがアマノムラクモノツルギを構える。

「このままじゃ破壊するしかないのか?」
江口がシンゲツを見て不安がる。
「ペンダントが光っている…まさか!?」
弥生が自分のペンダントが光っている事に気づく。

・ミカヅキ(石動風雄)VSシンゲツ
●ツクヨミ→澤田をシンゲツの内部に呼び寄せる。
413あぼーん:あぼーん
あぼーん
414小早川ゆたか:2007/12/03(月) 22:01:37 ID:Wpw5b61q0
415名無しより愛をこめて:2007/12/03(月) 23:11:42 ID:7mRQll5bO
保守あげ
416名無しより愛をこめて:2007/12/03(月) 23:40:08 ID:0xK5Kqvd0
416
417名無しより愛をこめて:2007/12/04(火) 03:53:54 ID:ON3xb9gt0
418双恋OP(あずまんが大王):2007/12/05(水) 21:47:39 ID:n++h8axc0
419HAPPY TOY BOY:2007/12/06(木) 19:06:27 ID:yVTT4uEk0
420名無しより愛をこめて:2007/12/07(金) 01:56:45 ID:YJCBJAcz0
>>412
「冴島…生きていたのかよ!?」
「澤田君…久しぶりだな」
澤田の目の前に現れたのは昨日のムーンタウンの戦いで死んだはずの冴島であった。
その冴島の姿は周辺に白い光で包まれていた。
「この男の魂は我が力で地獄から引き連れてきた」
「って事は幽霊って事かよ」
ツクヨミは澤田に冴島の霊を引き連れた事を話す。

「君との再会の場を与えてくれたツクヨミ殿には非常に感謝しているよ」
「てめぇ…バダムの次はツクヨミかよ」
澤田の冴島に対する怒りが再び爆発する。
「そういう君はどうかね。ツクヨミの力とは言え、この私を殺したのだからな」
「そんな…」
冴島の一言にショックを受ける澤田。
「一年前の275船の事故の時、君に命を救われたが今までの事件の追及を求められ絶望する私をバダムが手を差し伸べた。
再び私は宇宙の王となるべく月面の制圧に出向いたが君や月の姫に阻まれたよ。そして、このザマだ」
「ちきしょう…俺は綾ちゃんを…南条さんを…えっぐちゃんを…創介さんを…月のみんなを…弥生さんを救ったのに…」
冴島の話は続き、澤田は立ち直れない程にまでなった。
「どうだ小僧、シンゲツを我々に委ねる気になったか?」
「ハハ…そうだよな…」
ツクヨミの要求に澤田は答えようとする。

ツクヨミと冴島は澤田を精神的に追い詰めてシンゲツを我が物にしようと企んでいた。
そして、ゴーデスという思いがけない第三者の出現によりその計画はツクヨミの予想以上となっていた。
(しかしあの男、ジュニアと瓜二つと言えどもその狂気は奴以上だ)
ツクヨミは冴島と瓜二つの貴公子ジュニアを思い出しながら冴島の狂気を感じ取っていた。
421名無しより愛をこめて:2007/12/07(金) 01:58:00 ID:YJCBJAcz0
「東さん!」
その時、突如として弥生の声と共に眩い光が立ち込める。
「うっ、この光は?」
ツクヨミはその光の輝きで目をそらす。
「おのれ、また月の姫か…うぉぉぉぉぉ…」
冴島はその光で完全に浄化され消えていった。

その光が消えると弥生、綾、みゆきの三人が姿を現す。
「弥生さん…」
「立って、あなたは幻惑に負ける人じゃないわ」
弥生は澤田に手を差し伸べる。
「それに綾ちゃんやみゆきさんまで」
澤田は綾とみゆきがいる事に気づく。
「ドリームボールの力でシンゲツの中へ入りました」
綾がシンゲツの中へ入った経緯を話す。
「って事はまさか!?」
「そう、私も光を導く者だったんです。このペンダントにドリームボールが入っています」
弥生は自らが光を導く者である事を澤田に話す。
弥生が生まれた時から付けていたペンダントの中に彼女のドリームボールが入っていた。

「私は弥生さん達を探す役目を持つのでまさかと思いましたが…」
「みゆきさんも!」
みゆきもドリームボールを出す。
彼女が黒い服の青年から光を導く者を探す理由が、自らもドリームボールを持っている事だと気づいた。
422名無しより愛をこめて:2007/12/07(金) 01:59:51 ID:YJCBJAcz0
「小娘どもが、まとめて叩き潰してやる!」
ツクヨミは手から光線を四人に向ける。
「やらせないわ!」
弥生が前に出るとペンダントが輝きだす。
他の二人のドリームボールも反応し四人を包み込む。
光線が命中した時には既に光は消え四人の姿も無かった。
「何、消えただと?」
ツクヨミはあたりを見回す。

四人は風雄のいるミカヅキの内部へと入っていた。
「澤田さん、それに他のみなさんまで」
風雄は四人を見て驚く。
「ここは…?」
「ミカヅキの中です」
みゆきに聞かれると風雄が答える。
「見てください、シンゲツが迫っています!」
綾が外の状況を映している画面を見て驚く。
「こうなったら一気に勝負を付けてやるぜ。クールズ・オン・ファイヤー!」
「あなたが言わないでよ」
澤田は89船発進の時のお決まりの台詞を叫ぶと弥生に突っ込まれる。

・ミカヅキ(石動風雄、澤田東、中島弥生、望月綾、みゆき)VSシンゲツ(ツクヨミ)
○中島弥生、みゆき→光を導く者だと分かる。
423名無しより愛をこめて:2007/12/07(金) 17:48:41 ID:WUfKugxl0
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1188397113/112-113

ようやく削除依頼されたようだな。
424特撮キャラ総出演 第11章(前スレ):2007/12/08(土) 17:03:37 ID:gsqt0o460
ttp://p2.chbox.jp/read.php?url=http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1149857322/all
ttp://com-nika.osask.jp/bbs/bbs.php?http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1149857322/

何で112にあった上記のリンクまで削除されなければならんのだ?無関係じゃないのに。
425あぼ〜ん:2007/12/10(月) 00:10:18 ID:OIdzR1cI0
あぼ〜ん
426名無しより愛をこめて:2007/12/10(月) 00:43:50 ID:O0ViBIemO
>>424
前スレのアドが貼ってあるし、
過去ログ保管庫から行けるからじゃね?
427名無しより愛をこめて:2007/12/12(水) 19:23:41 ID:+7UJD8H5O
移転記念あげ
428名無しより愛をこめて:2007/12/13(木) 17:44:25 ID:UsPOorpY0
どこに移転したの?
429名無しより愛をこめて:2007/12/15(土) 14:09:44 ID:t6G1iej/0
登場人物まとめWiki
ttp://wikiwiki.jp/tokusatsu/
430名無しより愛をこめて:2007/12/16(日) 14:53:12 ID:yiOdXaK8O
セブンX、原ハニー、風魔、ネギまはそろそろか。
431あぼ〜ん:2007/12/18(火) 16:46:14 ID:Su1QWdb80
あぼ〜ん
432名無しより愛をこめて:2007/12/18(火) 23:08:59 ID:UmH7yU+Q0
432
433名無しより愛をこめて:2007/12/19(水) 00:22:23 ID:eJGO8T5D0
434あぼ〜ん:2007/12/19(水) 16:24:11 ID:IrvAJ9FK0
あぼ〜ん
435名無しより愛をこめて:2007/12/19(水) 23:16:30 ID:B4JaPV9W0
435
436名無しより愛をこめて:2007/12/20(木) 00:41:29 ID:9MQtAbNw0
436
437名無しより愛をこめて:2007/12/20(木) 07:57:20 ID:s9WLjXy00
438あぼ〜ん:2007/12/20(木) 21:57:32 ID:AaBY38230
あぼ〜ん
439あぼ〜ん:2007/12/21(金) 18:19:00 ID:fP9Pngx80
あぼ〜ん
440名無しより愛をこめて:2007/12/22(土) 16:11:33 ID:294q3gmz0
sfx:特撮![レス削除]
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1188397113/125
各国の大使館一覧
http://www.geocities.jp/taishikandate/
441名無しより愛をこめて:2007/12/23(日) 02:40:52 ID:aAK9ZJM40
レイジャ達の襲撃を受ける直前、ハラッパ国国際空港に一台のウルトラHSTが停泊していた。
そのウルトラHSTから多数のロボットが降りてきた。
彼らこそハラッパ国にて建造され、ランドツール事件解決の立役者でもあるワンダータイプのロボットであった。
そして彼らは協力者である夢が丘少年探偵団、通称YSTのメンバーらも長老から召集がかけられていた。

「久々に戻ってきたバウ〜」
「何言ってるだよ。世界中で何が起こっているか分かっているのか?」
その先頭にいたロボタックは呑気にしてると彼の兄であるトラボルトにどやされる。
「二人とも、よしなよ」
その二人をYSTのリーダーでロボタックの親友、雪柳カケルが止める。
彼は家族や叔父の私立探偵、杉薫と共にイギリスへ渡っていたが数日前、日本に帰国したばかりであった。

「ここはまだゴーデスの被害が出ていないな」
スピーダムが辺り一面を見回す。
「ちょちょちょっとこっちを見てくれ!」
杉が素っ頓狂な声を上げながら指を刺す。
そこには建物が次々と破壊され、その爆発の中から次々とレイジャが姿を現した。
442名無しより愛をこめて:2007/12/23(日) 02:41:59 ID:aAK9ZJM40
その頃、ハラッパ国内の研究施設の目の前に一人の男がいた。
彼はワンダータイプの設計者であり、ランドツール事件の黒幕の高峯博士であった。
ランドツール事件とは「シーホール」と呼ばれる現象によりハラッパ国が壊滅する事を予測した高峯博士が
ワンダータイプとランドーツールと呼ばれる超兵器を設計して起こった事件であった。

「博士ぇ!」
高峯博士の目の前に一人の青年が来る。
「坂本君か、よく来てくれたな」
「博士も無事でしたか」
その青年はかってテトラと出会いボイド人と戦った少年、坂本祐介であった。
ボイド人との戦いで破損したテトラのAIの修復の為、大学でロボット工学を専攻していた。
彼はそれが縁となりハラッパ国に留学していた。
「ガンゲリオンまで再び戦いに出した事はすまない…」
「それは僕も同じです。でもこの戦いでガンゲリオンを使うのは最後にしたいです」
高峯博士が祐介にガンゲリオンの事を話す。
祐介はロボットを戦う道具として使うのをためらっていたが、今回の戦いで再びガンゲリオンを使う事を決意し、
ハラッパ国でテストパイロットをしていた赤間にガンゲリオン・改を託した。
443名無しより愛をこめて:2007/12/23(日) 02:43:40 ID:aAK9ZJM40
「ならばシーホール爆弾を使うしかないのか」
「そんな、それを使ったらこの国は消え去るかもしれませんよ」
「その時は私が残る。君達はこの国を出るんだ」
「博士…」
高峯博士は奥の手であるシーホール爆弾を使う事を思いつく。
シーホール爆弾とはシーホールの原理を応用したハラッパ国独自のメテオール兵器であり、
ハラッパ国を飲み込む巨大な渦巻きが発生が発生する装置であった。

「博士、こちらの方にも怪獣が近づいています。避難してください!」
ハラッパ国軍の兵士が二人に避難を促す。
既に研究施設にもレイジャが迫っていた。
「私はいい。彼と一緒にここを離れろ!」
「博士、本当にシーホール爆弾を使うのですか?」
高峯博士はシーホール爆弾の使用を決意するが、祐介に止められる。
444名無しより愛をこめて:2007/12/23(日) 02:48:46 ID:aAK9ZJM40
「やはりシーホール爆弾を使う気になったのじゃな」
一同の前に長老が姿を現す。
「長老…はい」
高峯博士が長老に頷く。
「坂本君、これを忘れていないかね?」
「これは、テトラ!」
長老は祐介にトランクを渡す。
祐介がそのトランクを開けると、そこには彼の最愛の友であるロボット、テトラが入っていた。
「そして、これを日本にいる地球平和守備隊の嵐山長官に渡してくれ」
長老は祐介に一枚のディスクを差し出す。
「まさか長老…うわっ!?」
その時、目の前にあった無人のガンヘッドが動き出し祐介を乗せる。
「頼む、君のような若者を死なせるわけにはいかない」
高峯博士が祐介に頭を下げる。
「長老、博士!」
祐介の言葉も虚しくガンヘッドはロボタック達いるの空港へと向かっていった。

○ワンダータイプロボット(ロボタック、トラボルト、ミミーナ、カメロック、モグラッキー、タッカード、
 ダークロー、カバドス、スピーダム、マイトバーン)、
 夢が丘少年探偵団(雪柳カケル、梅田コータ、榊シゲル、橘ミサキ)、杉薫→ハラッパ国に到着するもレイジャ達に襲撃を受ける。
○高峯博士、ハラッパ国長老→シーホール爆弾使用に踏み切る。
○坂本祐介、テトラ→ガンヘッドに乗せられハラッパ国国際空港へ。
445あぼ〜ん:2007/12/24(月) 22:26:58 ID:1HuFeOa20
あぼ〜ん
446名無しより愛をこめて:2007/12/25(火) 07:33:48 ID:dX6lexeH0
447名無しより愛をこめて:2007/12/26(水) 15:09:18 ID:2t3wX1Z1O
このまま終わりかよ?
誰かSSを頼む。
448名無しより愛をこめて:2007/12/27(木) 07:54:00 ID:1jdk2Y+N0
449名無しより愛をこめて:2007/12/28(金) 13:15:03 ID:1eT6MfF00
450一人の楽園・ゴーデス編:2007/12/28(金) 20:31:32 ID:N+XDCuX00
久々にネタ投下いたします。

一方、舞台は変わりハワイ沖…。
UMAオーストラリア支部と米海軍の連合部隊は、無数のゴーデス怪獣の前に追い詰められていた…。

キム「何て数なの?!」
ロイド「ヒッチコックかよ!」
ジーン「米海軍も押されているわ…。F-14やF/A-18がゲルカドンの的になってしまっている…。」
ロイド「ついでに空母やイージス艦も、ブローズとバランガスに撃沈されまくっている…。真珠湾攻撃より
酷いって通信が喚いているぜ…。」
キム「グレートは?」
ジーン「テレパシーでゴーデスを説得しているみたい、私がゴーデスに同化されかかった時のように…。」
彼女の言う通りウルトラマングレート/ジャック・シンドーはテレパシーでゴーデスを説得していた。が、それ
が全く効果を成していない事は、グレートの脇にいるシラリーとコダラーが、地上型ゴーデス怪獣である
ブローズとバランガスの攻撃を受けている事から明白であった…。

グレート『ゴーデス、君は本当に「一人だけの世界」を望んでいると言うのか?』
ゴーデス『ウルトラマングレート…。いや、ジャック・シンドー…。かつて貴様と戦った時、私は答えられずに
貴様に破れた…。私は、一人が怖かった…。だが今は違う…、全宇宙は、私以外誰もいない世界こそが
「平和」なのだ!』
グレート『それで満足なのか?ゴーデス!』
ゴーデス『私以外にも、一人だけの世界を望む者がいたからな…。ソリチュラ星人然り、暗黒宇宙大皇帝
エンペラ星人然り…。彼らも私同様、一人だけの宇宙を望む者達だ…。そして…。』
グレート『「大いなる意思」と「宇宙正義」もか?』
ゴーデス『その通りだ…。彼らは一人で生きていけない人間やウルトラマンどもと違い、強靱な肉体と精神
の持ち主達だ…。そして私は地球を「私一人」にした後、全宇宙を「私一人」で満たす…。それこそが宇宙
の平和だ…。今すぐ抵抗を止め、貴様達も私の一部となれ…。そうすればこの混乱も収まり、地球は平和
になる…。』
自信に満ちたゴーデス。それにバダム大首領が手を貸している事もあるが、勿論ゴーデスの与り知らぬ話である…。
451名無しより愛をこめて:2007/12/28(金) 20:32:58 ID:N+XDCuX00
ゴーデス『だからこそ私は、貴様達に命ずる…。あの異次元人がこじ開けたマイナス宇宙へのゲートを
今すぐ閉じろ…!あの宇宙は、私が同化する価値のない「私一人」に相応しくない宇宙だ…。そんな場
所に永遠に閉じ込められるのは、貴様達に取っても私に取っても不本意な結末しか…。』

そうゴーデスが言い掛けた時、足元のキラウエア火山に二条のレーザーが直撃した。出力が異様に高
いのか、ゴーデスの足元の皮膚がローストビーフの如く焼けただれて再生不能になっていた。

『貴様一人だけの宇宙になるくらいなら、現在のドンパチだらけの宇宙の方が何億倍もマシだ…!』
全周波数通信で、若い男の怒鳴り声が響く。更に東の方向から何十発の、同じような二条のレーザー
が地上と上空のゴーデス怪獣の群れを一掃する。

キム「何これ…、何てスピード?」
ジーン「識別信号は、宇宙警察のデカウイングロボだけど…。そのスピードと戦闘機動パターンじゃデカ
スーツ着用でも身体が持たないわ…。」
ロイド「いや、こんな馬鹿げた事が『生身』で出来る奴が一人だけいるって、グラント隊長から聴いた事が
ある…。銀河系最強の宇宙傭兵と呼ばれ、惑星ヴァルナで只一人『宇宙の勇者』と謳われた、宇宙警察
の鬼教官…。」
ジーン「すると、デカウイングロボに乗っているパイロットは、宇宙外人部隊スペースコマンドの新星拳っ
て人?」
キム「そうよ!スターウルフ・ケンが来たんだわ!!」
ハマーのコックピットでキムが狂喜した。

基地防衛用のシルバーシャークG型大型砲台を改造した、即席レーザーキャノンを構えながら常人では
即死の猛スピードで突っ込んでくるデカウイングロボの操り主は、スターウルフ・ケンこと新星拳と、その
相棒のボール型ロボット…コン8のコンビであった。
452名無しより愛をこめて:2007/12/28(金) 20:36:11 ID:N+XDCuX00
ゴーデス『貴様…、私と同じ「闇」の者だな…。』
拳「貴様と一緒にするな…。俺は、貴様の我が侭に付き合っている程ヒマじゃ無いんでね…。」
そう言いながらスターウルフ・ケンは、再び襲い掛かるゴーデス怪獣の群れを電光石火の如く
一掃した。

ジーン「貴方がスターウルフ・ケン?私はUMAのジーン・エコーです。お一人で?」
拳「いや、騎兵隊も一緒さ…。」
ニヤけるスターウルフ・ケン。デカウイングロボの指さす方向には、スーパー轟天とマウンテン
ガリバー55号を先頭に、バラノイア残党のジャンボーを加えた新生エターナルヒーローズの姿が
あったのだ…。

番場『UMAの諸君、無事か?』
ロイド「何とか無事です!」
キム「もしかして、貴方はスーパー戦隊の…。」
番場「そう、ジャッカー電撃隊行動隊長…。そして、スーパー戦隊行動隊長番場壮吉…、
よろしく( ̄ー ̄)」
何故かその場を仕切ってしまう番場。そして引きずる形で番場が吠える。

番場『全艦に告げる!これよりエターナルヒーローズは、上空のTAC南太平洋国際本部派遣軍と
マイティジャック隊、スペースコマンドのバッカス3世とWINR日本支部を支援するための最終作戦
を決行する!!我々全員の協力があれば、必ずゴーデスをマイナス宇宙に永久追放出来る!
我々のヒーロー魂が、奴の戯れ言に屈しない事を奴に示してやれ!!これより全艦、総攻撃に移れ!!』
『了解!』
『ロジャー!』
『SMJ!』

そして地上でも、ゴーデスとの最後の決戦の火蓋が切って落とされたのであった…。
453名無しより愛をこめて:2007/12/28(金) 20:37:08 ID:N+XDCuX00
ハワイ到着面子のまとめ。

○ウルトラマングレート/ジャック・シンドー、UMA(ジーン・エコー、ロイド・ワイルダー、キム・シャオミン)、
シラリー、コダラー→スターウルフ・ケン&エターナルヒーローズと合流。
ウルトラマングレート/ジャック・シンドー、UMA(ジーン・エコー、ロイド・ワイルダー、キム・シャオミン)、
シラリー、コダラー、新星拳/スターウルフ・ケン、コン8、エターナルヒーローズvsゴーデス、ゴーデス怪獣軍団
(ブローズ、バランガス、ゲルカドン)

彼らはフリーにいたします。
454MOUSE 6:2007/12/29(土) 22:30:18 ID:Pe3GOZwn0
455名無しより愛をこめて:2007/12/30(日) 10:02:00 ID:lYZmB68w0
地上にいるゴーデス怪獣を倒すために降り立つキングピラミッダー、レオパルドン
サンバルカンロボ、モチロン、ナマハゲ、デカベースロボ。

オーレッド「くらえスーパーレジェンドビーム!」
キングピラミッだーのスーパーレジェンドビームで地上にいる
数十匹のバランガス、ブローブを一掃した。
モチロン「すげーな、おい」
ナマハゲ「ああ、俺達も負けちゃいられねェな!」
ナマハゲ、モチロン、サンバルカンロボ達も襲い掛かかってくるバランガス、ブローブ
に向かっていった。

当「マウンテンガリバー55号、メテオール解禁!」
桂「了解!」
人型形態のマウンテンガリバー5号に変型するとスペシウム砲で
次々とゲルガドンを打ち落としていった。
薩摩「我々も遅れをとるなよ」
「了解」
マウンテンガリバーに負けてはならじと、ダブル轟天及びジャンボー隊
達も一斉に攻撃を開始した。

エターナルヒーローズ達の参戦によりゴーデスとの戦いは更に激しくなった。

456名無しより愛をこめて:2007/12/30(日) 10:03:29 ID:lYZmB68w0
「お前達には何を言っても無駄の用だな」
そう呟くとゴーデスは無数の触手を大地に突き刺した。

「おいゴーデスは何をする気だ」
ゴーデスを見てチャーチルは叫んだ。

アーサー「ゴーデスの奴、まさか!」
モニターでゴーデスの行動を見たアーサーは叫んだ。
その、次の瞬間、ゴーデスは体中からゴーデス細胞を吹き出しながら、さらに巨大化してはじめた。
「ゴーデスの奴、地球から直接エネルギーを吸収し始めやがった」
「っていうより地球と一体になるつもりじゃ・・」
キムの叫びにジーンが答えた。

「地面に突き刺した触手を破壊するんだ。これ以上巨大化が続いたら、いや地球と
一体化したら奴をマイナス宇宙に放りだせん!」
当の命令で、大地に突き刺した触手を攻撃するマウンテンガリバー、スーパー轟天、グランドバース、バビロス、キングピラミッダー。
だが、地球から直接エネルギーを吸収し始めたゴーデスの触手は攻撃されるそばから再生していった。
「愚か者どもめ」
ゴーデスは地面に突き刺していない触手から全方位に光線を放った。
次々と破壊される米軍機、ジャンボー、そして洋上に浮かぶ第七艦隊の艦船・・・・。
457名無しより愛をこめて:2007/12/30(日) 10:05:36 ID:lYZmB68w0
「エンジン被弾!」
「なんだと」
その中には番場をはじめとするジャッカー電撃隊の乗るジャンボーもあった。
「くそっ、不時着しても怪獣共の餌食か。しかたない、戦線を離れるぞ」
番場は苦渋の決断を下した。

そして吹き出されるゴーデス細胞は次々とゴーデス怪獣となりエターナルヒーローズに襲い掛かっていった。

イエローマスク「第一エンジン大破、これ以上飛行は続けられないわ」
レッド「よし地上に降りて、俺達もロボで戦うぞ」
ゴーデスの放った光線、及びゲルガドンの攻撃を受けたターボランジャーは
地上へと向かっていった。

戦いが激化する中、バダム大首領の干渉により、マイナス宇宙へのゲートが少しずつ小さく
なっている事に誰一人として気付く者はいなかった・・・・・
458 【1295円】 【豚】 :2008/01/01(火) 00:59:35 ID:dTcm/6Mq0
459 【1314円】 【大吉】 :2008/01/01(火) 08:15:16 ID:1pIPa3KN0
460名無しより愛をこめて:2008/01/02(水) 21:25:34 ID:zw7Q/HmY0
>>444
一方の空港ではレイジャがロボタック達に襲い掛かろうとしていた。
「みんな、早く飛行機に戻ろう!」
杉が一同にウルトラHSTに避難することを促す。
「ちょっと、また何か来るよ」
シゲルが指を刺す方向にはレイジャとは別の何かが向かってきた。
それは祐介とテトラを乗せたガンヘッドであった。
「軍人さんじゃないバウ」
ロボタックがガンヘッドに乗っている祐介を見て驚く。
「わわっ…ここで降りろって?」
『そうだ、ここは私が食い止める』
突然、ガンヘッドが祐介を降ろすと、レイジャの方に向かっていく。

「君は?」
「僕は坂本祐介、高峯博士の教え子です」
杉に聞かれると祐介は名を名乗った。
「で、博士に会ったのかい?」
スピーダムが博士の事を聞く。
「博士は長老と一緒にシーホール爆弾を使おうとしているのです」
「シーホール、そんな!」
かって命がけでシーホールを止めたロボタックが驚く。
461名無しより愛をこめて:2008/01/02(水) 21:26:08 ID:zw7Q/HmY0
「出来れば戻って博士を止めたいですけど…」
祐介は悔しい思いで一杯だった。
『祐介、博士と長老の思いを無駄にするな!』
「ガンヘッド…」
後ろでレイジャを食い止めていたガンヘッドが祐介に活を入れる。
「その通りだ。博士も長老も、この世界を守る為に選んだ道なんだ」
スピーダムも悔しい思いを隠しながら言う。
「ここは危ないから早くウルトラHSTに戻るんだ」
杉に促され一同はウルトラHSTへ入ってく。

そしてウルトラHSTは大空へと飛び立っていった。
『飛び立ったか…』
ガンヘッドはウルトラHSTを見届けると再びレイジャに向かっていった。
462名無しより愛をこめて:2008/01/02(水) 21:27:14 ID:zw7Q/HmY0
ウルトラHSTが発つのを長老と高峯博士が見届ける。
「行きましたね」
「ここにも怪獣が近づいておる。急がんといかん」
「はい!」
高峯博士は長老に促されシーホール爆弾のスイッチに手を伸ばす。

外では周辺の建物を破壊しながら研究施設に次々とレイジャが迫ってくる。
「桜子、お前に父親らしいことをしてやれなくてすまなかったな…」
高峯博士は娘である桜子の事を思い出しながらスイッチを押す。
「ゴーデスよ、ワシらの最後のあがきを見せてやる」
長老は決意を固める。

そして、ハラッパ国の近海で渦巻きが発生し、その渦巻きは巨大化しハラッパ国を飲み込んでいった。
その渦巻きからはレイジャ達も逃げ切れず飲み込まれていく。
レイジャに取り付いていたゴーデス細胞は危機を察知しレイジャの肉体から離れていった。
その渦巻きこそ、かって高峯博士が阻止しようとしたシーホールそのものであった。

そのシーホールは祐介達の乗るウルトラHSTからも、はっきりと見えていた。

○ワンダータイプロボット(ロボタック、トラボルト、ミミーナ、カメロック、モグラッキー、タッカード、
 ダークロー、カバドス、スピーダム、マイトバーン)、
 夢が丘少年探偵団(雪柳カケル、梅田コータ、榊シゲル、橘ミサキ)、杉薫、
 坂本祐介、テトラ→ウルトラHSTでハラッパ国から脱出。
○高峯博士、ハラッパ国長老→シーホール爆弾でレイジャ達を道連れにする。
○ハラッパ国→シーホールに飲み込まれる。
●レイジャ(ハラッパ国出現)→シーホールに飲み込まれる。
以後フリーです。
長老が祐介に渡したディスクにはメルカ共和国を空中都市にするくだりもありますので。
463名無しより愛をこめて:2008/01/04(金) 18:57:33 ID:o/55DDYJ0
464名無しより愛をこめて:2008/01/07(月) 23:12:56 ID:L0vf5PXi0
ナナクサルンバ
465名無しより愛をこめて:2008/01/08(火) 07:36:43 ID:doARZazD0
465
466名無しより愛をこめて:2008/01/10(木) 21:46:17 ID:Y7RBdqT60
バダム大本部動かします

「こうなりゃ合体して一気に行くぜ。カラクリボール7号、風雷ヘッド!」
「あの馬鹿が…カラクリボール8号、風雷ナックル」
レッドとカブトライジャーが互いのカラクリボールをセットし風雷丸を呼び出す。
「各々方、合体でござる!」
「流派超越、風雷合体」
旋風神と轟雷神は轟雷旋風神へと合体する。
「轟雷旋風神、推参!」
轟雷旋風神が量産型メカゴジラの前に立ちはだかる。

「行くぜ、ローリングサンダーハリケーン!」
轟雷旋風神の必殺技、ローリングサンダーハリケーンで量産型メカゴジラを一度に倒す。
「よっしゃぁ!」
「はしゃいでる暇は無いぞ。キングギドラの援護に向かうぞ」
「ちぇっ…」
レッドが大はしゃぎするが、カブトライジャーにどやされる。
「あの昨日の鬼瓦もいるのかよ」
イエローがフーマ母艦もいる事を確認する。
「でも天宮さん達が危ない、急ごう」
クワガライジャーに促され、轟雷旋風神とメカジャイガンはマドー母艦へと向かっていった。
467名無しより愛をこめて:2008/01/10(木) 21:46:45 ID:Y7RBdqT60
その時、ゴーデス細胞の光が降り注ぎ、キングギドラの体に取り付く。
「そんな、キングギドラが操作できない!?」
藤宮がMBS-004の操作が効かないことに気づく。
「ギャァァァオ!」
キングギドラはもがきならが引力光線を所構わず吐き出す。

メカジャイガンも次々と引力光線の餌食となっていく。
「うわっ!」
「きゃぁ!」
引力光線は轟雷旋風神にも直撃するが、旋風神と轟雷神に自動的に分離して事なきを得る。
「なんで、キングギドラは味方じゃなかったの!?」
ブルーがキングギドラを見て頭を抱える。

「ギャァァァオ!」
脳波コントロール装置が外れ、キングギドラが正気を取り戻すと、地上に降り立ち雄たけびをあげた。

○メカジャイガン(ギズモスキート、ゴリラカンス、サイカンス、カメレオンカンス、サメカンス、カマキリカンス)→キングギドラに倒される。
△キングギドラ→ゴーデス細胞に犯される。
・旋風神、轟雷神、マシンバッファロー(ウルトラマンアグル/藤宮博也、レッドファルコン/天宮竜介)、グランギズモU(メキド王子、キメラ王女) 、
VSマドー母艦(ガイラー将軍)、マドー戦闘機、フーマ母艦(神官ポー)、フーマ戦闘機VSキングギドラ
以後フリーです。
468名無しより愛をこめて:2008/01/12(土) 07:36:04 ID:5VevhS9a0
468
469名無しより愛をこめて:2008/01/18(金) 23:28:57 ID:eV7XNmHm0
>>467
「こうなったらキングギドラの足止めをしろ!」
メキドの指示でギズモスキートがキングギドラへの攻撃を開始する。
「ギャァァァオ!」
しかし、キングギドラには通用せず逆に引力光線で次々と落とされていく。
「キングギドラは本来我々の戦力、さあ、グランギズモを攻撃しなさい」
ポーは興奮しながらキングギドラに指示を出すと、キングギドラはフーマ母艦の方に向く。
「ギャァァァオ!」
「な、なにをする気なのです?」
キングギドラは引力光線をフーマ母艦に放ち、そのままフーマ母艦は爆発を起こした。

今度はマシンバッファローに引力光線の狙いを定める。
「回避、間に合いません!」
「くっ、ここまでか…」
勇介はキングギドラの攻撃に覚悟を決める。
「アグルー!」
藤宮は右腕に付けたアグレイダーを天に掲げ叫ぶ。

引力光線がマシンバッファローに向け放たれるが、青い光に遮られる。
光が消え藤宮のもうひとつの姿、ウルトラマンアグルがが姿をあらわす。
「ウルトラマンアグルか、助かったぞ!」
勇介がアグルの姿を見て安心する。
470名無しより愛をこめて:2008/01/18(金) 23:30:56 ID:eV7XNmHm0
「こうなったら奴らの始末をキングギドラに任せて撤退だ!」
「はっ」
マドー母艦はガイラー将軍の指示で、マドー母艦とマドー戦闘機は火口へと戻っていく。
「行かせるかよ。旋風神ハリーアップ!」
旋風神は旋風神ハリアーに変形する。

「将軍、何かが迫ってきます!?」
「何、あのロボットか!」
ガイラー将軍がマドー母艦に迫る旋風神ハリアーを見て驚く。
「行くぜ、ホイールクラッシュ!」
旋風神ハリアーの必殺技ホイールクラッシュがマドー母艦を粉砕する。
旋風神ハリアーは旋風神に戻りながら着地する。

・旋風神、轟雷神、マシンバッファロー(レッドファルコン/天宮竜介)、ウルトラマンアグル/藤宮博也、グランギズモU(メキド王子、キメラ王女) 、
VSキングギドラ
●マドー母艦(ガイラー将軍)→旋風神に倒される。
●フーマ母艦(神官ポー)→キングギドラに倒される。
471名無しより愛をこめて:2008/01/20(日) 01:05:38 ID:2YAH1E9J0
ゴーデス細胞ってなんか二クコプーンみたいだなw
472モモタロス:2008/01/20(日) 08:31:52 ID:cfZBgisrO
俺、参戦!!
473あぼ〜ん:2008/01/22(火) 16:25:29 ID:sFMiLXJK0
あぼ〜ん
474名無しより愛をこめて:2008/01/28(月) 01:13:42 ID:9olB59p/0
>>422
「おのれぇぇぇぇ!」
シンゲツはアマノムラクモノツルギをミカヅキに向かって振るう。
「やらせるかよ!」
澤田の掛け声と共にミカヅキは手の平からのバリアでシンゲツの攻撃を防ぐ。
「くっ、こしゃくな真似を…」
「行くぞ、ミカヅキ!」
たじろぐシンゲツにミカヅキの言霊の波動が当たる。

「日食…!?」
南條が上空の異変に驚く。
「そんな、日食は予報されてないから誰かが人口的に…?」
江口は日食を人工的な物だと予測するが、見事に的中していた。
それこそメルカ共和国でキングマグマーが起こした人口日食であった。
「冴島の奴がバダムを通じて人工的に太陽フレアを起こしていたんだ。その位出来る奴がいるだろう」
創介が冴島が太陽フレアを人口的に起こしていた事を思い出す。
475名無しより愛をこめて:2008/01/28(月) 01:20:15 ID:9olB59p/0
「フハハハハ、この闇と邪悪なる物の怪が私に力を与えてくれる」
ツクヨミは高笑いをする。
突如としてシンゲツに光だし、その光は巨大化していく。
「な、何を起こす気なの?」
みゆきがシンゲツの異変に驚く。
シンゲツの光が消えると八つの首と尾を持つ巨大な赤い龍が姿をあらわした。
「あれは、ヤマタノオロチ…」
「ヤマタノオロチ?」
「ツクヨミが化身した龍です」
弥生は澤田にヤマタノオロチの事について話す。

「ギャァァァオ!」
ヤマタノオロチは雄たけびをあげると八つの首から炎を吐く。
ミカヅキは咄嗟によけるが周辺は炎に包まれる。
ヤマタノオロチはミカヅキに眼差しを向ける。

・ミカヅキ(石動風雄、澤田東、中島弥生、望月綾、みゆき)VSヤマタノオロチ
●ツクヨミ→ヤマタノオロチに化身。
476名無しより愛をこめて:2008/01/30(水) 17:31:27 ID:1jUqzvNOO
保守あげ
477名無しより愛をこめて:2008/02/07(木) 00:25:38 ID:zvLpXaoV0
>>475
「ミカヅキ、攻撃だ!」
風雄の叫びと共にミカヅキは言霊波動をヤマタノオロチに向ける。
波動はヤマタノオロチに命中するもののその傷は一瞬にして消えた。
「馬鹿な、ツクヨミはこんな力があったなんて」
江口がヤマタノオロチの力に愕然する。
(流石だ、ゴーデスとやらの力は我が心に答えるのか)
ヤマタノオロチの中のツクヨミの意識はゴーデス細胞の力に関心する。

ヤマタノオロチは目からの光線、覇帝紅雷撃をミカヅキに向け放つ。
「もう駄目なの…」
弥生が覚悟を決めると覇帝紅雷撃が直撃し、ミカヅキはその爆発の中へ消える。
「そんな…東ぁぁぁぁ!」
南條が言葉にもならない叫びをあげる。
478名無しより愛をこめて:2008/02/07(木) 00:26:27 ID:zvLpXaoV0
爆煙が消えると、ミカヅキの前に、庇うようにシンゲツが立っていた。
シンゲツの腹には大きな穴が開いており覇帝紅雷撃の直撃を受けた事は一目でわかっていた。
「シンゲツ、私達を助けてくれたの…」
綾がシンゲツが自分達を助けてくれたことに驚く。
「ドリームボールが、あのロボットを映し出している…」
ドリームボールがシンゲツに反応していることにみゆきが気づく。
「シンゲツはツクヨミの呪縛から解き放たれたのね」
弥生がシンゲツが元に戻ったことを確信する。

シンゲツはガクリと倒れ光に包まれる。
「シンゲツ…!」
澤田はシンゲツの名を叫ぶ。
シンゲツの光は小さくなり、剣の形となった。
光が消え、シンゲツの形を模った剣が姿を現す。
「この剣はシンゲツの生まれ変わった姿なのね!」
弥生はドリームボールを通して、その剣がシンゲツだとわかる。
「シンゲツ…わかったよ、君の力を借りるよ。ミカヅキ、剣を握れ!」
風雄の声でミカヅキは剣を握る。
「この剣の名前は新月剣だぜ!」
「あなたが決めないでよ!」
澤田が新月剣という身も蓋も無い名前を付けると弥生にやっぱり突っ込まれる。

・ミカヅキ(石動風雄、澤田東、中島弥生、望月綾、みゆき)VSヤマタノオロチ
○シンゲツ→ヤマタノオロチに倒されるのも新月剣になる。
479名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 14:44:12 ID:FwjxxrD3O
保守あげ
480名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 15:54:59 ID:WD0vCwJmO
ニンジャマン参上
481名無しより愛をこめて:2008/02/10(日) 00:25:32 ID:nhRVZfe90
>>480
鬼太郎たちが初登場したとこ以来出てないな。
482名無しより愛をこめて:2008/02/10(日) 21:59:06 ID:nhRVZfe90
ゲキレンジャー参戦
483名無しより愛をこめて:2008/02/13(水) 19:01:28 ID:smvF4SnT0
>>478
「ギャァァァオ!」
ヤマタノオロチは再び覇帝紅雷撃をミカヅキに向けて放つ。
「そうはいくか。ミカヅキ、剣を振るえ!」
ミカヅキは新月剣に言霊の力を集めて振るう。
覇帝紅雷撃は新月剣からの言霊でかき消されてしまう。
「これが言霊の力の真価なのか」
ブーバがミカヅキを見て驚く。

「一気にとどめといこうぜ!」
「はい!」
澤田に止めをさすことを促され、風雄が頷く。
「綾さん、みゆきさん」
「ええ!」
「分かりました!」
弥生達もそれに合わせてドリームボールを出す。
新月剣に言霊だけでなくドリームボールの力も集まり、刃の輝きが増していく。
484名無しより愛をこめて:2008/02/13(水) 19:11:21 ID:smvF4SnT0
「ミカヅキぃぃぃぃ!」
風雄の叫びと共にミカヅキはヤマタノオロチに向かい飛び立つ。
「一気に行くぜぇぇぇぇぇ!」
澤田の叫びによる言霊で新月剣の刃は数百メートルもの長さになり、一気にヤマタノオロチを斬りつける。
(これが…言霊と光の力なのか…)
ヤマタノオロチの中のツクヨミの意識はミカヅキの力に驚愕する。

ヤマタノオロチは斬られた部分から光を放ち、その光は拡大しヤマタノオロチを包み込む。
「やったか?」
創介がミカヅキの勝利を確信する。
光が消えると同時に日食も収まり、再び青空が広がる。
「俺達、勝ったんだよ!」
「ええ!」
澤田と弥生も互いの顔を見合わせながら勝利を確信する。

●ツクヨミ/ヤマタノオロチ→ミカヅキに倒される。
485名無しより愛をこめて:2008/02/17(日) 15:11:15 ID:ZvLs9DnZO
保守あげ
486名無しより愛をこめて:2008/02/19(火) 14:58:33 ID:V47Jy5ykO
浮上
487名無しより愛をこめて:2008/02/24(日) 14:46:47 ID:Fb87duZLO
あげ
488名無しより愛をこめて:2008/02/27(水) 01:24:46 ID:4P1DDvgb0
>>484
「おーい!」
戦いを終え、澤田達がミカヅキから降り、南条達に駆け寄る。
「みんな、凄いじゃないか!」
「そりゃもう、俺の言霊があってこそですから」
創介におだてられ澤田は調子に乗る。
「東、そんなんじゃ今後のレスキュー活動は勤まらないぞ」
「そんなぁ…」
「ハハハハハ」
澤田は南條にどやされると一同の笑いが起こる。

「ペンダントが光ってる。まさか!?」
弥生が異変に気づきペンダントを取り出すと光っていた。
「どうしたんだよ?」
「月にまた何かが迫ってるって警告してるわ」
澤田に聞かれると弥生が答える。
「そんな、超獣やバダムの奴が来たのに?」
いつもは冷静な江口でも驚きを隠せなかった。

その月に迫っていたのはターザンのドリームボールを狙う円盤生物の大群であった事は知る由も無かった。
489名無しより愛をこめて:2008/02/27(水) 01:26:19 ID:4P1DDvgb0
「よーし、急いで月へ戻ろうぜ!」
澤田は月へ戻る決意をする。
「東、みゆきさん達はどうするんだよ?」
「あちゃ、そうだった」
澤田は江口に言われて気づく。

「私達の事はかまいません。早く月へ向かってください」
「みゆきさん…」
みゆきが澤田達に月へ向かう事を促すと、綾が驚く。
「みゆきの事は俺とシーマで護衛する。安心しろ」
「必ずドリームボールを持つ人を見つけ出すわ」
ブーバとシーマがみゆきに同行することを言う。
「ありがとう、君達にまた会える事を約束するよ」
創介がみゆき達に礼を言う。
「こちらこそ、月の平和をお願いいたします」
みゆきが一同に頭を下げる。
490名無しより愛をこめて:2008/02/27(水) 01:32:17 ID:4P1DDvgb0
「みんな、ミカヅキに乗ってください」
風雄に促されて南条達はミカヅキに乗り込む。
「んじゃ、またな!」
澤田はみゆき達に手を振る。

「ミカヅキの中はこんななんだな」
江口がミカヅキの内部を見回す。
「京子、創平…この戦いが終わったら向かいに行くぞ」
創介が妻子の事を思い決意を固める。
「よっしゃぁ、クールズオンファイヤー!」
「だからお前がいうな!」
澤田が決まり文句を言うと、当然のように南條にどやされる。
「え…俺の言葉で動いたんだよな?」
その澤田の言霊に答えミカヅキは円盤生物とブキミ星人と戦いが繰り広げられている月へ向かっていった。

○CR89師団(南條俊、江口亮、澤田東、千葉創介)、望月綾、中島弥生、岩動風雄、ミカヅキ、シンゲツ→月へ向かう。
○みゆき、ブーバ、シーマ→光を導く者を探す。
みゆき達3人はフリーとします。
491名無しより愛をこめて:2008/02/27(水) 23:58:07 ID:47nZKbhn0
492名無しより愛をこめて:2008/02/29(金) 23:23:49 ID:uctSYauj0
2月29日
493かもめは空を:2008/03/07(金) 18:54:34 ID:yqNnfZFc0
494名無しより愛をこめて:2008/03/07(金) 23:24:46 ID:nm/OBND90
495名無しより愛をこめて:2008/03/08(土) 07:46:24 ID:Q1KEuEn30
497名無しより愛をこめて