1 :
N.T:
これから、私がうpするのは4年前に私が角川ホラー大賞に投稿して
落選した小説です。
ゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダー、ゲゲゲの鬼太郎、ガンダム、
フリーザ、セーラームーン、ドラえもんにバトルロワイアルに参加した中学生達・・
が、誰が最強かを決めるために殺し合いをします。
この作品が角川ホラー大賞を受賞していれば、この戦いに勝った者が最強というのは公式になったんだなぁと思うと残念です。。
2 :
N.T:2007/06/30(土) 19:36:56 ID:ZOdifgMb0
誰が一番、強いのか!?
小学4年生
4月号付録。
プロローグ1 (ある幼稚園での会話)
その幼稚園では数人の園児達がまるで国交に悩む政治家と同じくらい真剣な顔をして話し合っていた。
「結局、1番なのは何なんだろう?」
「やっぱり○ジラでしょ。あんなにオッキイぃんだもん。」
「大きさなら○ングギドラのがあるし強いんじゃないの?」
「大きさじゃないよ。孫○空なんて人と同じ大きさだけど星だってぶっ壊しちゃうんだから。」
「何、言ってんの。最強は○ラえもんに決まってるじゃん。○えもんの秘密アイテムなら何だっていちころだよ。」
真剣な園児を遠目に見つめていた新人の保母にもう一人の先輩保母が近付いてきた。
「まーくん達、真剣な顔して何の話してるの?」
「あぁ、何かテレビとか漫画に出てくるキャラクターの中で一番、強いのは何か決めてるんだそうです。」
「ふーん、いいよねぇ。そういうことで真剣に悩めるってさ。私達はそれどころじゃないもん。」
先輩保母は大きくため息をついて一枚の写真を広げた。
「いまいちだけどこの辺で決めた方がいいのかな、結婚・・」
そう言って彼女は再びため息をつくのだった。
3 :
N.T:2007/06/30(土) 19:39:54 ID:ZOdifgMb0
プロローグ2(ある中学生の会話)
昼休み、中2にしては小柄な少年、牧野はいつものように図書室で読書を
していた。
すると、そこに見るからに図書室には似合わない真っ黒に日焼けした真崎という
牧野の同級生が入ってきた。
「牧野、やっぱり図書室かぁ!!」
真崎は図書室では不適切な大ボリュームでハッキリと聞き取れる口調で言った。
牧野はあからさまに嫌そうな表情をしたが真崎はその様子にも気付いていないようであった。
「牧野、いつもいつも本ばっか読んでて面白くないだろ、外で皆でサッカーでもやろうぜ。」
真崎の言葉に牧野の不快感はどんどんと大きくなる。
この真崎という男は本を読むという行為より外でサッカーをする方が誰にとっても楽しいものだと
本気で思っているのだ。牧野は外で遊ぶよりも読書のが全然、楽しいが外で遊ぶ方が好きという人が
いて当然だと思うし人によって好きなものはバラバラなんだということくらい理解している。
しかし、この男は自分の中の常識が誰にも通用するものだと思い込んでしまっているようである。
「僕はいいよ、今、いいところなんだ。」
そう言うと真崎はえらく不満そうな顔をした。せっかく誘ってやったのによ・・
とでも言いたいようである。まったく余計なお世話である。
「そんなに本ばっか読んでさぁ、今は何、読んでるのさ?」
牧野はたいへんウザイと思いながらも本の表紙を見せた。
4 :
N.T:2007/06/30(土) 19:41:37 ID:ZOdifgMb0
「カフカ著、変身。」
とっても有名な名作であるが、この真崎君はこの作品の存在すら知らなかったようで
「何、仮面○イダーみたいな話なの?」
とか言ってきた。ここまで来るとウザイを通り越し悲しくなってくる。
「違うよ、ある人がその日、起きたら蝿になってるって話だよ。」
「蝿に・・ 何で?」
真崎は目を丸くする。
「知らないよ、原因は語られない。そこがこの作品の怖さでもあるんだ。
その人の親や知り合いだって当然、彼が蝿になっているなんて知らないから普通に疎まれ排除されようとするのさ。」
「へぇ、怖い話なんだなぁ。」
私は何故か微妙に気分が良くなってきた。
ちょっと考えてその理由は真崎の興味しんしんといった感じの表情であるとわかった。
私はカフカの作品をまるで自分が作者にでもなったようなつもりで語り始めた。
やっぱり本は読んでおくべきだと強く思った。
5 :
N.T:2007/06/30(土) 19:43:06 ID:ZOdifgMb0
プロローグ3(ある高校生カップルの話)
石田未来と斎藤昇一が付き合い始めて早くも2ヶ月が経とうとしていた。
今日も二人は高校の教室内で彼氏彼女いない人間達の目線を全く気にせずいちゃついていた。
「じゃ、今度の日曜日に行こうか。」
「うん、お弁当つくってくね。」
「未来って本当に古典的な子だなぁ。」
「そう?」
「今時、お弁当つくってくれる彼女なんていないもん。
・・すっげぇ嬉しいけどさ。」
こんな会話を周りを気にせずぺちゃくちゃしゃべっているんだから
多くの生徒はどうしても二人の会話が気になってしまうのだがそんなことは
バレないように何も聞いてないフリをする。そんな生徒達の苦労など関係なしに
熱々カップルの会話は続く。
「ねぇ、もし二人が生まれ変わったらそれでも一緒になる?」
クラスの大半がSOSを出したくなるような展開になってきた。
それにしても熱のあるカップルってのはどうしてこうも聞くに堪えない会話を
話せるのだろうか?
「もちろんさ。」
「でもさ、昇一も私も人間じゃないものに生まれ変わったとしてさ、
それでも私を愛せる?」
「たとえ、どんな姿になろうと俺が未来のことを好きにならないわけないよ。」
熱々カップルはそこで最っ高に幸せそうな笑顔になる。そして、それと同時に我慢しきれなくなったクラスの男子が一名、叫ぶのだった。
「おまえら、馬っ鹿じゃねぇの!?」
6 :
N.T:2007/06/30(土) 19:45:01 ID:ZOdifgMb0
その日、私が目を覚ましたらその巨大な体で自分の家を踏み潰していた。
いつもだったら眠気でスッキリ起きれない私もあまりの驚きに目が必要以上にパッチリと
開いていた。
巨大で真っ黒な体、背中には柊の葉のような背ビレがたくさんあり、
かゆかったお尻の先には長い尻尾が・・
そう、私は○ジラになっていた。
その日、目を覚ました時には自分は触覚を持つ仮面を付けた仮面○イダーになっていた。
姿形だけでなくまだ14歳だというのに部屋にいつの間にか置かれてあったバイク、
○イクロン号の操縦法もしっかりと頭の中に入っていた。
そして、昨日、オナニーしているところを母親に目撃されてしまったり
・・と全くなかった第六感のような物もビンビンに働いていて、
「敵がいる!!」
・・ことも本能的にわかった。
とにかく何があったか分からないが自分は今、昔、夏休みに再放送を
夢中になって見ていたヒーロー番組の主人公、仮面○イダーになっている、
それは間違いない。
「あぁ、母ちゃんは・・」
自分の正体を理解したら今度は家族のことが気になった。
母ちゃんはこんな姿になってしまった自分を息子だと
分かってくれるだろうか。
そうだ、クラスで片思い中だった矢口真里さんはこんな俺を見たら
どう思うのだろうか・・
7 :
N.T:2007/06/30(土) 19:47:04 ID:ZOdifgMb0
たくさんの不安が全身に広がっていく。そりゃぁ小さい頃は憧れたりもした
スーパーヒーローであるが現実にいきなりこんな姿になってしまった不安以外の
感情はほとんど存在しなかった。
「とにかく誰かいないのかよっ!!」
叫んでも返事はない。母も父も弟もどこに行ってしまったというのか・・
辺りをキョロキョロ見回していると
バシュッ!!
銃弾のような物が飛んできた。普通に考えれば肉眼で確認できるようなものでは
なかったが今の自分には銃弾の動きもよく見えた。
「誰だっ!?」
銃弾が飛んできた方向を見て俺は驚いた。その男も今の自分と同様、テレビで良く
見ていた顔だったからだ。
○元大介、全身、黒ずくめの天才スナイパーで世界的な大泥棒、○パン3世や
○川五右衛門のパートナーだ。その○元が何故、ここに?
考えている暇はない。銃弾は容赦なく自分に向かって放たれてくる。
俺はその銃弾を次々と交わしていく。初めはその弾丸のスピードに恐怖みたいなものも感じたが
段々に慣れてきた。そう、俺は昨日までの俺ではない、○面ライダーなのだ、
改造手術をされ数十mだってジャンプできるし、そのパンチはコンクリートの壁に穴を開けること
だって出来るのだ。
「とうっ!」
俺は高くジャンプして相手の姿を確認するとそこからキックの体勢に入った。
「○イダーキック!!」
次の瞬間、私の命を狙っていた天才ガンマンの腹には大きな穴が開き、そこからは
赤黒い液体が大量に噴出した。
俺は生まれて初めての人を殺した感覚に戸惑いながらもあの有名な○元に勝ったということに
興奮していた。
「それにしても・・どうなってるんだ、一体?」
○元の死体を見下ろしながら現状について考えていると
バババババババババババッ!!
突然、銃声が聞こえてきた。いや、銃声だけではない。
8 :
N.T:2007/06/30(土) 19:48:11 ID:ZOdifgMb0
ギィギャァァァッ!!1
この世の者とは思えない何かの叫び声、
ゴオーッ!!
巨大な物が宙を飛んでいるような音。そして、
ブシュッ
バシュッ
ぎゃぁぁぁぁぁ!!
何かが潰される音と人の悲鳴・・。
「な、何だってんだ!?」
俺は恐怖に駆られ、その音達から逃げるように走ったがどこに行っても今まで聞いたことのないような音、
いや、違う。これは良く聞いていた音だ。
テレビで聞いていた音だ。
そうだ、俺の姿といい、さっきの○元といい、きっと日本中の人間達は
今日、目覚めた時にはテレビのキャラクターになってしまったに違いない。
馬鹿馬鹿しい話だがそうとしか考えられないじゃないか。
ポシャッ
俺の足が水たまりの水を弾いた。そこに映る自分の顔はやはり昨日までの自分ではなく
テレビでよく見たあの顔であった。
バーーッン!!
次の瞬間、背中に熱いものを感じた。
9 :
N.T:2007/06/30(土) 19:50:12 ID:ZOdifgMb0
うわっ!」
物凄い爆発によって俺の体は吹っ飛ばされた。
小さい頃、よく遊んでいた小林の家に激突し小林の家には巨大な穴が開いたが
自分はあの爆発に吹っ飛ばされたというのにそれ程の痛みはなかった。
ハッキリ言って中学の時の凶暴教師、寺西さんに怒られた時のビンタのがよっぽど痛かった。
それにしても何だというのか、姿がテレビのキャラクターに変わってしまったこともそうだが
さっきの○元といい、遠くから聞こえていた銃声といい皆で何故か殺し合いでもやっているって
いうのか?
「誰だよっ!」
俺が叫ぶと煙の中にシルエットが見えた。
「あ・・」
まぁ、予想していたことではあったのであるがそこにいたのも
何度もテレビで見たことのある奴であった。
○カレンジャー。記憶が確かなら今の自分の姿のヒーローと同じ作者が
考えた正義の味方のはずだ。
「な、どういうつもりだ! おまえは正義の味方だろーっが!
いきなり、無抵抗の人間を襲うんじゃねぇよっ!!」
が、俺の叫びなどまるで関係なしに○カレンジャーは殴りかかってくる。
「このっ!」
俺も仕方なしに応戦する。正義の味方同士の醜い争い、こんなん子供の見ている
テレビじゃやれねぇな・・
10 :
N.T:2007/06/30(土) 19:52:35 ID:ZOdifgMb0
待てよ?
一瞬、自分の頭の中にある考えが浮かんだ瞬間、○カレンジャーのパンチが
俺の顎に直撃し俺の体は再び宙に舞った。
しかし、マズイとかヤバイとかいう気持ちよりも俺の中では、この○カレンジャー
だって俺と同じように普通の人間が変わってしまった姿だとしたら・・
という気持ちがいっぱいだった。
そういえば、さっき殺した○元だって誰だったのか、自宅の近くにいたってことは
顔見知りだったんじゃないか、もしかして家族だったって可能性だって、
この○カレンジャーだって小さな、まだ幼い子供って可能性だってあるじゃないか。
「とぉっ!」
そんなことを考えながら吹っ飛んでいた俺に○カレンジャーは
ジャンプキックはお見舞いした。
「うっ!」
今度こそは体中に激しい痛みが走った。マズイ、これは、とっても・・
「ちっきしょぉぉぉっ!!」
俺はもう開き直ってやることにした。他人のことなんて考えてる場合じゃない。
この○カレンジャーが昨日まで誰だったとしても俺は一番大切な存在を脅かす者は
やっつけるだけだ。
「○イダーパンチ!」
力を込めて放った必殺パンチをくらった○カレンジャーは何故か大爆発を起こした。
そして、その爆発の煙はまるで血のように赤かった。
こうして、俺はこの世で一番大切な存在、俺自身を守り抜いたのだった。
11 :
N.T:2007/06/30(土) 19:54:23 ID:ZOdifgMb0
いつも見上げていた町を今日の僕は見下ろしながら歩いていた。
いつも「チビ、チビ。」と僕のことをからかっていた兄貴も、
もうそんなことは言えないだろう。
僕は怪獣○ッドキングになったんだ。僕はまず面白くもないことばっかり
やらせる小学校をぶっ壊しに行くことにした。
邪魔なもの、ムカツク物はみんな、みんな、ぶっ壊してやるんだ。
歩幅がでかいからいつもは歩いて30分かかる小学校にもあっという間に着いた。
「グガガガガガギシェェェッ。」
ようし、ぶっ壊すぞ。と言ったつもりだったけどそんな言葉は出てこなかった。
仕方ないか、怪獣なんだもんね。
その時である。何度も聞いたことのある音が聞こえてきた。
怪獣が町を壊しているとやってくる音、
振り向いた時には銀と赤の2色の巨人が立っていた。
その時、ついさっきまで怖いものなしだった僕に恐怖が充満した。
どんな怪獣だってあっという間にやっつけてしまう○トラマンが目の前に
いるのだ。
「た、戦う気はないんです、やめてください!」
必死にそう叫んだが口から発せられるのは怪獣○ッドキングの
雄たけびでしかなかった。
○ルトラマンは思いっきり力を込めたチョップを僕の頭に放った。
くらっとくる。
このままじゃいけない。僕は尻尾を振り回しながら○ルトラマンに
向かっていった。
だけど、そんな僕に○ルトラマンは必殺技である八つ裂き光○を放ったのだった。
光り輝き回転する巨大ノコギリが僕の眼前まで飛んできて・・
それが僕の視覚した最後の映像だった・・
12 :
N.T:2007/06/30(土) 19:55:58 ID:ZOdifgMb0
「何となく状況は読めた。でも・・。」
○面ライダーとなった俺はこそこそと町中を観察し(いくら○面ライダーでも
こんな状況では堂々と動き回れない)現状把握に必死だった。
その辺に転がっている死体はどいつもテレビや漫画、映画のキャラクター達である。
黄金の髑髏の怪人、黄金○ット、銀色の戦士、宇宙刑事ギャ○ン、巨大なヒーロー、
ファイ○ヤーマンに○ペクトルマン。また死体の他にもリモコンで動く巨大ロボット
○人28号やスーパーロボット、○ジンガーZや○ッターロボなどが瓦礫と化していた。
こんな巨大な奴らまで生き残れないような世界、自分だっていつ何者に殺されてしまうか
全くわからない・・。
それにしても・・ この際、自分や多くの人々の姿が変わってしまったことは
良しとしよう。そこで問題なのは何故、皆、戦い合っているかということだ。
その時である。何かが戦いながら近付いてくるのが見えた。俺は慌てて物陰に隠れる。
「ちくしょう。でも戦うしかないんだよなっ!」
「あぁ、そうだ。」
バイソン型のモンスターと共に行動する緑色の戦士、仮面○イダー○ルダと
さすらいの赤いヒーロー、解決○バットの戦いだった。
「この戦いは自然の摂理なんだ。」
そう言って銃を○バットに向ける○ルダの前に俺は咄嗟に飛び出した。
13 :
N.T:2007/06/30(土) 19:57:32 ID:ZOdifgMb0
「ちょっと待てよ、どういうことなんだよ。何で俺達、
戦わなくちゃいけないんだよっ!!」
殺されてしまうかもしれない恐怖もあったが怪獣サイズの奴相手じゃ
意思の疎通も難しい。とにかく皆が戦う理由くらいは知っておくべきだと
考えたのだ。
「何だ、おまえの変身は完全じゃなかったのか?」
○ルダは銃口を俺の方に向けて言った。
「変身が完全じゃない?」
意味がわからなかった。○ルダは自分の持っている銃に何かカードの
ような物を入れた。
「シュー○ベント」
アナウンス的な音と同時に○ルダの肩には2つの大砲のような物が装備され
○ルダはその大砲で俺と○バットを攻撃する。
必死で逃げる俺達に余裕いっぱいな○ルダの声が聞こえてくる。
「たとえばさぁ、鮭ってさぁ誰にも教わらなくても川を上りに来るだろ?
蝿だってさぁ」
バカーンッ!!
所々、爆発音で会話も聞こえない。
「つまり自然の生き物ってのは生まれながらにしてそうしなくちゃいけないって
頭の中に入っているんだよ。 ・・神様からの命令みたいなもんだな。」
バズーン!
「で、今日、変身した俺達にも命令が来た。」
バーッン!
「戦って生き残れ・・だっ!」
バーンッ!
「生き残るのは最後の一人。」
バーンッ!
「うわっ!」
俺の肩に物凄い痛みが走った。攻撃を食らってしまった。
「そんな・・ 大体、生き残ったって一人っきりじゃ意味ないじゃないか。」
俺は○ルダに向かって叫ぶ。
14 :
N.T:2007/06/30(土) 19:59:01 ID:ZOdifgMb0
「さぁね。どっちにしろ戦わなくちゃ殺されちゃうし戦うしかないでしょう。
それに生き残れば最後の一人になれば昨日までの姿になって皆、生き返れるって
気もするんだよねぇ。」
「気がするって・・!?」
狂ってる・・ そう思った。だが、○ルダはあくまでも冷静だった。
「だから、それが脳も変身したってことなの。要するに俺は皆のために戦ってる
とも言えるんじゃない?」
バーッン!
「うっ。」
今度は○バットが倒れた。俺はおかしくなりそうだ、こいつ等は脳がそう言ってるだの
どこかの怪しい宗教みたいな理由で殺し合ってるっていうのか!?
「とどめだ。 もう、おまえ達とは会うこともないよ。」
○ルダは自分のパートナーであるバイソン型のモンスターに自分の銃を付きつける。
するとモンスターの体中が開き中からはミサイルやバルカン砲、ビーム砲と無数の武器が・・
「ファ○ナルベント」
辺り一面にありとあらゆる武器が飛び交った。
俺は爆風で吹き飛ばされ視界にはまともにミサイルをくらい
木っ端微塵になった○バットの姿が見えた・・。
15 :
N.T:2007/06/30(土) 20:00:29 ID:ZOdifgMb0
とにかく戦うしかないのだ。戦って自分が生き残ればきっと皆、
元に戻ることが出来るのだ・・
僕は自分にそう言い聞かせていた。他者を殺すことへの抵抗はもう、
ほとんどなかった。殺さなければ殺されてしまうんだもの。
それに幸いにもよく知ってるテレビのキャラクターを殺しても
実際に命を奪ったという感覚にはならなかった。
「それにしても良かった。中途半端に強いキャラクターに変身してなくて。
僕、間違いなく最強クラスでしょ。」
今日、目覚めた時の僕の姿は漫画○ラゴンボールの主人公、孫○空になっていた。
○空はめっちゃくちゃ強く星の1つや1つだってぶっ壊すことも出来る。
全く恐怖がないわけではないが最後まで生き残る自信はあった。
ガサッ
「誰だっ!?」
人影が動いた。影は物凄いスピードで山の中に入っていく。
「ふん、山ごと吹き飛ばしてやるさ。」
僕は山に向かってその掌から気の塊を打ち出そうとした。
だが、その時、
ズシーッン!!
背後から巨大な音がした。巨大なメカ、○ンダムである。
こいつも今の僕と同じように自分の作品では主人公であり、
そこでは最強だったのかも知れない。でも、
「残念だけど君じゃ格が違い過ぎるよ。」
一瞬で、1秒もかけないうちに僕は○ンダムを粉々にしてやった。
16 :
N.T:2007/06/30(土) 20:02:16 ID:ZOdifgMb0
待ってるから。明日、いつもの公園で待ってるから。」
昨日、彼氏の謙一とそう約束して彼の扱ぐ自転車から飛び降りて帰った私は今日、
目を覚ますと小さい頃、自分も憧れていたスーパーヒロイン、○―ラームーンになっていた。
そして、頭の中には最後の一人になるまで殺しあえという命令がきていた。
だが、私にはそんな命令よりも昨日の謙一との約束のが大きかった。
いつも、土日にはこの公園で謙一と会い、ブラブラしていた。
何の目的もなくブラブラしているだけだったけど私には最高に幸せな時間だった。
謙一と付き合い始めて半年、周りのカップルとかを見ていると半年くらい経つと
冷静にお互いを見るようになるみたいだったが私達は出会った時から
あんまり気持ちの変化もなかった。いつまで経っても彼と一緒にいると
ドキドキして胸が痛くなったしそれは向こうも同じだったと思う。
「やめろよっ!」
謙一を初めて意識したのは中学生の時、その頃の私はちょっとクラスの
皆から除け者にされイジメられていた。そんな私をたまたま隣のクラスから
遊びに来ていた謙一が助けてくれたのだった。
私は私をいじめているクラスの子達の気持ちもわからないでもなかった、
いじめが始まってしまった以上、それを止めようとして自分がいじめられる方
になっちゃったら・・と思うと怖くて仕方ないから。いじめの怖さは実際に
いじめられっ子になっている私には良く分かる。
でも、謙一は私を地獄のようないじめから助け出してくれた。
私にとってのヒーローは○ルトラマンでも○面ライダーでもなく謙一だったのだ。
偶然にも同じ高校に通い(まぁ、同じ中学の人はいっぱい行った高校だったけど)
その年の夏、図書準備室で告白した。
それから学校、夏休み中、ずっとずっと一緒だった。
そして今日もこの公園で私は謙一と会うのだ。
17 :
N.T:2007/06/30(土) 20:04:26 ID:ZOdifgMb0
スタ
「誰?」
公園に誰かが入ってきた。その人も私と同じように有名なキャラクターの姿になっていた。
右目の所が髪で隠れているチャンチャンコを着た外見は小学4年生くらいの少年。
彼こそ有名な○ゲゲの○太郎だった。彼は見た目は子供でもたくさんの妖術を使う、
油断していたら絶対に勝てない。
私は○―ラームーンとしての力を駆使して戦うしかない。
だが、私の心には一つの疑念があった。もしかして、この○太郎は
謙一が変身した姿じゃないのか?
「け、謙一なの?」
私は呼びかけてみることにした。だが、返事なく○太郎は一歩、一歩、
近付いてくる。
「ちょ、どうなのよ、答えてよ!」
○太郎は無言のまま、近付いてくる。
これじゃ、この○太郎が謙一なのか全くの他人なのかわからない。
でも、もし○太郎が謙一じゃなかったら、ここで殺されてしまったら
謙一を待つことも出来ない。
「仕方ない、行くわよっ!」
私が戦う姿勢に入るのと同時に○太郎の指が鉄砲の弾のように発射された。
「う。」
ひるんだ私の目の前に○太郎の顔が、どアップで映った。
そして次の瞬間、物凄い電流が私の体に走った。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!」
私の意識が薄れていく。あぁ、もう駄目みたい、私・・。
「ゴメン、待った? いやぁ、寝坊しちゃってさ、ごめんな。」
意識が薄れていく中、聞こえた謙一の声が現実なのか幻想なのかも
私には分からなかった・・
こりゃ駄目だ。
審査員に例え林真理子がいなくても1次審査で落ちるわw
で、アドバイスなんだけど文芸社から出版したらどうだろうか?
19 :
N.T:2007/06/30(土) 20:06:49 ID:ZOdifgMb0
「狂ってるよ、何で皆、殺し合いなんかしてるんだよ・・。」
正義のヒーロー、仮面○イダーになった俺だがテレビに出てくる
正義の味方みたいに堂々と殺し合いを止めることもなくコソコソと
物陰に隠れていた。大体、○ォッカーみたいな悪の組織とかがいるんなら
ともかく皆が皆、殺し合いをやっている中、正義の味方にやることなんて
ありゃしない。
「それにしても・・。」
ミサイルなんかをぶっ放す危ない野郎、○ルダが言っていたが皆、変身した時に
殺しあわなくてはいけないと脳の中にそういう感情が芽生えていたという。
じゃぁ、何故、自分にはその感情がないんだ? 俺は姿は変わっても心は昨日までと
何ら変わりないと思う。その時だった。
ピクと気配を感じた○イダーの頭に付いている触覚は普通の人間の数十倍は感覚が
優れているのだ。
誰か来る・・
俺は気配から逃げるように移動する。とりあえず、こんな殺し合いに関わるなんて
まっぴらだし、こうして気配を感じたら逃げるしかない、ちょっと情けない気もするが
自分の存在が消えてしまうかも知れないような状況でカッコ付けていても仕方ない。
ん、まだ気配は付いてくる?
気配は俺の方向に歩いてくるので俺は進行方向を変えて進む。
だが、まだ気配はこちらに向かって歩いてくる。
「まさか、俺を追って来ている?」
考えてみれば、俺のように遠くからでも相手の気配を感じてしまう
キャラクターなんて空想上の作品にはいくらでもいただろう。
「ちくしょう、頼むから来るなよっ!」
俺は必死で走った。追って来るってことは自分の実力にもそれなりに
自信がある奴に違いない。
冗談じゃねぇ、俺はまだ17だぜ、死ぬには若過ぎる、
たとえ、どんな姿であろうと俺は生きていたいよ!
20 :
N.T:2007/06/30(土) 20:07:51 ID:ZOdifgMb0
俺は必死で走る、それは普通の人間から考えれば恐ろしいくらいの速さであったと
思うが気配はずっと俺の後を付いて来ている。
向こうもこのくらいのスピードは出せる奴ってことか。
「冗談じゃねぇよ、チキショーっ!」
俺は思いっきり叫んだ。後方には追ってくる奴の姿がもう見えていた。
体の半分が青、半分が赤のちょっとグロテスクにも見える
メタリックなサイボーグ。
「キ○イダーか・・。」
ソイツは俺が親父の頃に子供達を夢中にさせていた番組の主人公を務めていた
人造人間であった。
「ちっくしょう、やるかぁ!」
俺はキ○イダー相手に身構えた。だが、そんな俺にキ○イダーは大きく手を前に出し
こう言うのだった。
「待ってくれ、僕は戦う気なんてないんだっ!」
21 :
N.T:2007/06/30(土) 20:09:50 ID:ZOdifgMb0
○ゲゲの○太郎の髪の毛がピピンと逆立った。
○太郎の髪の毛は妖怪が放つ妖気を感じるとアンテナのように
それを察知するのだ。○太郎は妖気の方へ行くかどうか迷ったが
とりあえず離れることにした。自分もそうだが妖怪の戦闘スタイルは
非常に奇妙で予想がつかない。妖怪としても妖怪という存在は非常に
関わりたくないものだったのである。
しかし、妖怪相手は避けるにしてもさっさと自分以外の存在を消滅させなくて
はならない。普通の人間よりもずっと聴力のある耳には激しい戦闘音や悲鳴が
どんどんと入ってくるが自分も戦闘を進めていかねばならない。
その時だった。
「波○拳!」
光の玉が自分に向かって飛んできた。○太郎は素早くそれを交わす。
光の玉を放った人物は人間、それも日本人であった。
「なるほど、漫画や映画だけでなくゲームのキャラクターも戦闘参加
してるのか。」
相手は人気格闘ゲームの主人公キャラ、○ュウであった。
「しかし、何つーか・・。」
○太郎は戦いながら思った。元が漫画の自分はいつだって常に戦っているわけでは
なかった。しかし格闘ゲームというジャンルのキャラクターは常に戦うという
道しかないのか。
「そんな人生、面白くないんじゃないの?」
人生、のんびりしたりうまいもん食ったり可愛い女の子と遊んだり、やっぱり
いろんなことをしたいもんだ。
そんなことを考えながら○太郎は自分の髪の毛を大蛇のようにのばし
○ュウの首を締め付けた。
やがて、○ュウはピクリとも動かなくなった。○太郎の勝利を周辺の虫や
蛙が称え○ゲゲの歌を熱唱していた・・。
22 :
N.T:2007/06/30(土) 20:11:01 ID:ZOdifgMb0
[ミ○ルギか・・。」
現在社会で生き残るために勉強ばかりしていて、ほとんどテレビも見ないで
これまで生きてきた自分だったがありとあらゆるキャラクターの基本的な知識は
頭の中にあった。きっと姿と一緒に脳も何らかの変化を起こしているのだろう。
で、今、自分の前にいる相手は非常にマイナーな黒いヒーロー、魔○ミ○ルギであった。
身長は10m近くあったが恐れることはなかった。自分はミ○ルギよりもずっと大きかったし、
それに自分は・・
バーッン!
ミ○ルギは自分の放った高熱の熱球で消滅した。
そう、自分はあの怪獣退治の専門家、
○ルトラマンをも倒した宇○恐竜○ットンなのだ。
はいはいsakusaku
24 :
N.T:2007/06/30(土) 20:12:18 ID:ZOdifgMb0
俺、○イダーとキ○イダーは洞穴(自然に出来たものではなく恐らく激しい戦闘の
後遺症による物だと思われる)の中に身を潜めていた。
「へぇ、変身前は高校生か、俺と同じだな。」
話していてわかったのだがこのキ○イダーも変身前は高校生だったらしい。
何だか不思議な感じだ。
「何か○ルダって奴が言ってたんだけど皆、脳も変身しちゃって戦い合う
みたいなんだ。」
俺のその言葉にキ○イダーは意外な言葉を返してきた。
「うん、僕の頭の中にも皆と戦え・・って意志はあるもん。」
「え。」
俺は思わず身構える。キ○イダーは慌てて
「あ、でも僕は自分の頭の中に流れる命令に従うつもりはないから・・。」
と首を横に振る。サイボーグであるキ○イダーの顔の表情は変わらないのだが
(自分もそうだが)その目は「信用してくれ、僕は仲間だ。」と言っているようだった。
「僕が思うに・・。」
キ○イダーは話を続ける。
25 :
N.T:2007/06/30(土) 20:13:54 ID:ZOdifgMb0
「人間には、いや人間だけじゃないんだろうけど自然に生きることを放棄して
自殺する人とかいたでしょ。それから生殖行為を行えない愛、同性愛とか自然の
流れに逆らう人ってのはいたでしょ。つまり君は本能で僕は意識的に自然の流れに
逆らってるんじゃないかな?」
俺は黙ってしまった。同性愛や自殺、そういったことは俺の頭の中では良い物と
しては認識されていない。昔、白人が黒人にヒドイ差別をしたように同性愛の人などを
排除しようとまではそりゃ考えなかったけれども・・
いや、
「そうか、男と女が付き合うだの自分の命を捨てるとか俺は勝手に常識に反する
ことだと思っていた。でも、俺は今、自然に殺し合うことが正しいとは思えない。
考えてみれば自分の命をどうするか、誰を愛するか、そんなことはその人の意志に
任せるべきだったんだ。」
俺は唾(人造人間にもあった)をゴクリと飲み込む。
「俺は自分自身の意志で自然に逆らってやる、絶対に殺し合いになんか参加して
やらねぇ!」
俺の言葉にキ○イダーもうんうんと頷いた。
その時である。
バーッ!
洞窟の近くで大きな音がした。
「様子を見よう。」
そーっと外の様子を見ると黄金の体に巨大な翼を持ち首が3本の巨大怪獣キング○ドラと
空飛ぶ巨大亀○メラが空で激しい戦闘を繰り広げていた。
26 :
N.T:2007/06/30(土) 20:15:17 ID:ZOdifgMb0
続きはまた後でうpします。
個人的にはこの作品はリメイクして角川ホラー大賞に是非リベンジしたいと思っております!
27 :
N.T:2007/06/30(土) 20:17:02 ID:ZOdifgMb0
>>8 文芸社さんですか?
そうですね、ものは試しで文芸社さんにも原稿を送ってみます。
後、真面目にアドバイスするとキャラの名前が伏せ文字なのは駄目じゃないかな。
勿論そのまま使うのもイケナイ。
誰が読んでもそのキャラそのものに見えるキャラの名前を考える。
勿論設定も似てるようでギリギリ同じじゃないように。
そう言う事を考えるのも描く楽しみの一つかと。
で、何で俺は真面目にアドバイスしてるんだろう・・・
___ ━┓ ___ ━┓
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/  ̄ヽ__) / | (__ノ ̄ |
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| \ \ _ノ
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○ どちらともいえない
○ 役に立たなかった
● 全く役にたたなかった
30 :
名無しより愛をこめて:2007/07/01(日) 02:00:44 ID:nviNQAQA0
何故、この小説が角川ホラーに落選されたのか不思議ですw
どうみても
>>1のオナニープレイです
本当にありがとうございました。
32 :
名無しより愛をこめて:2007/07/01(日) 20:15:35 ID:nviNQAQA0
あと、28がいい人過ぎて笑ったw
33 :
名無しより愛をこめて:2007/07/01(日) 20:25:55 ID:UhTpgGfPO
まだ空家や正義よりゃマシってとこか
第一次選考の下読みでこの原稿に当たったバイトはどんな心境だったんだろう。
ぎゃはは…
斬新だ!!プログレッシヴ・ホラーとでもいうべきか。
・・・作者の思考回路のことだが。あ、でも「仮面ライダー正義」の
作者よりはマシだと思いますね。ええ?まさか同一人物では?
>>1 土曜の夜に酔っ払って独りで盛り上がって
ついちょーしこいてスレ立ててしまったんでしょ。
本人だってスレ見る度に恥ずかしい思いしてるんだろうから、
いい加減に保守なんてしないで成仏させてあげれば良いのに。
39 :
名無しより愛をこめて:2007/07/06(金) 19:36:27 ID:k9x70zp90
いや、これは傑作だよ。
昨日見てきた大日本人よりも面白い。
だから、1が戻ってくるのを待って保守ageときます。
スレ違いじゃねぇか?
創作文芸板とかに書くべきじゃないか
>これから、私がうpするのは4年前に私が角川ホラー大賞に投稿して
落選した小説です。
この辺まではまだ良い。
>ゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダー、ゲゲゲの鬼太郎、ガンダム
この辺で瞬時に全てを理解した
43 :
名無しより愛をこめて:2007/07/08(日) 08:23:49 ID:PIvnwq650
とりあえず、モバゲー小説で発表しなさい。ファンになってあげる。
これ、アニメや特撮ヒーローだけでなく、ゲームや海外特撮や漫画も入れて、なおかつ、パロディ的なネーミングにするといいと思うんですが、どうでしょうか?
46 :
名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 16:18:41 ID:risZdJuZ0
>1
俺が題名をつけてあげよう。光栄に思え。
「大落選」
>>1 この世の物とは思えないほど艶めかしい動きをしたジュンの舌が、タケルの熱帯雨林の茂みに
まで読んだ
49 :
名無しより愛をこめて:2007/07/11(水) 08:52:38 ID:LTj+++GuO
しゃーねーなーw
50 :
名無しより愛をこめて:2007/07/11(水) 21:51:08 ID:EUDtZXv10
続き読みてーーーwwwww!!
1よ、早く戻って来い〜!!!
この作品の題名
「大妄想人」
しがない物書き(自称)のリアルな生活を描く衝撃作。
52 :
名無しより愛をこめて:2007/07/12(木) 20:22:25 ID:DIU3TUOwO
で、優勝は悟空だろ?
ドラえもんとか出してる時点でアレだよ
昔読んだ記事で「どんな新人賞でも、腹を立てずに読めるのは応募作の10本に一本くらい」という文を見たのを思い出した。
56 :
名無しより愛をこめて:2007/07/17(火) 20:17:24 ID:0sVXmKi/0
ほす
57 :
名無しより愛をこめて:2007/07/19(木) 20:48:54 ID:56L2k+a20
可哀想だからもう止めて
58 :
名無しより愛をこめて:2007/07/19(木) 22:00:06 ID:0x5gzuTB0
俺達で続編でも作るか?
59 :
名無しより愛をこめて:2007/07/21(土) 03:32:26 ID:vAq/8Cpd0
あと3日間くらい待ってみよう。
それで作者が降臨しなければそれもありかと。
OK、この小説が落選した最大の理由を教えてやる
キャッチコピーには「有名キャラが次々集まって最強を決める」とある
だが、こいつらの中身はみんなただの現代人
単に有名キャラの能力を移植したニセモノが暴れてるに過ぎない
有名キャラの性格的な魅力なんかは描けないし
といって中の人の性格的な魅力を描写できるような素材ではない
ぶっちゃけみんなで殺しあうだけ、バトロワじゃなくて山田悠介なんだよ
ホラーとしても成立してない
「ウルトラマンVS仮面ライダーVSゴジラ」ならそりゃみんな見たいよ
でも
「にせウルトラマンVSにせスカイライダーVSジラ」
が面白いわけがない
しかもこいつらの中身はザラブ星人とかネオショッカーとかじゃない
ただの一般人なんだぜ?
61 :
N.T:2007/07/22(日) 07:58:02 ID:b25HkdJi0
しばらくスレに書き込み出来ずに申し訳ございませんでした。
今晩には続きをうpしていきたいと思います。この小説が4年前の角川ホラー大賞に
落選してしまったことは受け止めなくてはならない事実ですのでこのスレでの皆様の感想、
ご指摘を参考にまた角川ホラー大賞への挑戦は続けてゆきたいと思います。
>>61 ショートショートなら、少しは評価されたかもね。長編にするようなネタじゃないと思うよ。
特に登場人物に
「誰か一人が勝ち残ればみんな元通りで復活できるかも」とか
言わせちゃ駄目だよなぁ
特ヲタとしては別に普通なんだが、そんな理由でやられるバトロワは……
64 :
N.T:2007/07/22(日) 23:44:23 ID:b25HkdJi0
遅くなりました。これから小説の続きをうpしますが、思った以上に仕事が忙しくなってしまいましたので
今日は少しだけです。続きはまた明日にでも。
皆様のご指摘、大変に参考になっております。仕事の合間に新作の執筆も始めているので
とても助かっています。本当にありがとうございます。
65 :
N.T:2007/07/22(日) 23:48:40 ID:b25HkdJi0
「くそ、まるでスケールが違うよ。」
戦闘を放棄した俺であったがまともに戦ってもあんな奴に勝てるわけがない。
○メラは手足を引っ込め、回転して硬い甲羅でキング○ドラに体当たりする。
「それにしてもあんな怪獣、よく考えたよね・・。」
目の前で起きている巨大怪獣の戦闘は明らかに現実であるのだがどうしても
大迫力の映画のように見えてしまい俺はついつい、こんな独創的なキャラクターを
考え出した人々に純粋に感心してしまった。
キング○ドラは手足を引っ込めた部分に器用に首を動かし必殺の引力光線を打ち込んだ。
「グァッ!」
悲鳴と同時に○メラは地上に墜落した。
ズガーッン!
物凄い衝撃が来た。俺達のいた洞窟もズズズと崩れ出す。
「ヤバイ、逃げなくちゃ!」
叫びながら俺は全速力で走った。
「あ。」
キング○ドラと○メラの戦闘の近くでも怪獣、ロボット、怪人・・様々な者達の
戦闘が起きていた。
「ちくしょーっ、絶対に俺はこんな戦いに参加しねーからなっ!!」
俺は戦闘を続ける異形の者達に向かって叫んだ。
66 :
N.T:2007/07/22(日) 23:49:52 ID:b25HkdJi0
メカ○ジラはかなり余裕の気持ちで戦闘を行っていた。
目の前にいるのは下手したら身長40mの自分では見逃してしまうような相手、
そう人間であった。石川五右○門、世界的な大泥棒、○パン3世の仲間で強力な剣、
○鉄剣を使うが・・いくら何でもこの戦いは自分の圧勝であろう。
メカ○ジラはその指、いやフィ○ンガーミサイルを発射した。
が、
シャキン
次の瞬間、ご自慢のミサイルを一人の人間の振るった剣によって真っ二つにされた。
そして五右○門は人間業とは思えない程の大ジャンプをするとその○鉄剣で
俺の体を真っ二つに・・・
「元人間なんだから人間の秘めた力を信じるべきだと思うぞ。」
戦闘を終えた五右○門は○鉄剣を鞘にしまった。
67 :
N.T:2007/07/22(日) 23:52:00 ID:b25HkdJi0
孫○空はこの殺し合いの中でも余裕があった。正直言って自分以上の存在など
いるとは思えない。本気を出してこの地球を破壊しないように軽く、
それはそれは軽ぅく強者達を始末していった。
「あぁ、面白い、これは。」
○空は落ちこぼれだった中学の頃によくしていた妄想を思い出した。
今の記憶を持ったまま、小学校からやり直せないかなぁ・・
そうすれば一気に僕は天才、天才って世間から持てはやされるぜ・・。
他者以上の圧倒的な才能を持っての人生、カタチこそ違ったものの
それが今、現実となっている。○空は始めの頃こそ多少のためらいを
持っていた殺し合いを次第に楽しんできた。
「さぁ、次の相手は・・ん?」
目が合った丸い頭の生命体は○リーザ。○空と同じ漫画に出てきたキャラクターで
○空とも壮絶な戦いを繰り広げた。ただ、それも漫画の中盤での話で
漫画の中ではその後、○リーザ以上の敵が続々と出てきてそれらと
戦っていくうちに強くなっていった今の○空の敵ではないはずだ。
漫画ってモノはありがたいことにと言うか敵は少しずつ強くなってきて
おりそれらと戦ううちに強くなっていくと敵もレベルアップしてくる。
いきなり絶対に勝てないような強い敵は主人公の前に姿を現さない。
ちゃんと順番に強敵になってくるのでこちらに順調に強くなってソイツ等を
倒していく。それは漫画を盛り上げるためのテクニックであったのだろうが
その結果、かつての強敵も今では雑魚キャラである。
○空は○リーザに攻撃を加えようとした。
当然、○リーザは逃げる。それを追う○空の前に巨大な影が現れる。
その隙に○リーザが逃げてしまったがまぁいい。○リーザの変わりに
コイツを倒せば良いだけだ。
目の前に現れたのはジャイアント○ボ。
その名の通りの巨大なロボットであったが○空にとっては
恐れる相手でもなかった。
68 :
N.T:2007/07/22(日) 23:53:20 ID:b25HkdJi0
「邪魔だよ。」
○空は一瞬でジャイアント○ボを破壊する。
「可哀相にな、僕みたいに強いものに変身できたらなぁ・・。」
○空は哀れそうにジャイアント○ボの残骸を見つめた。
その時である。
○空の全身に激しい痛みが走った。何だ、誰もいない、
気配も感じなかったぞ!?
意識が薄れていく中、○空は見た。目の前に立つ、
およそ戦闘には相応しくない外見のその姿。
青いダルマのようなそれは自分と同じく人気漫画の主人公で
未来から来た猫型ロボット、ド○えもんであった。
○空は悟った。ド○えもんのポケットの中は四次元空間という
自分達がいる空間とは別の空間になっており、その中には
現代人から見るとまるで魔法のような未来の秘密道具が
たくさん入っている。おそらくド○えもんは何らかの道具を使って
自分に近付き、そして・・
○空の意識はどんどんと薄くなっている、が流血も傷も全くないようであった。
本当に自分の身に何があったのか、さっぱり理解できなかったが
とりあえず自分がこの猫型ロボットに負けてしまったということだけは
理解できた。
69 :
N.T:2007/07/22(日) 23:55:34 ID:b25HkdJi0
今日、私は目覚めた時にもう随分と大昔に捨てていた夢が叶っていたのであった。
○ルトラマンになりたい! 幼稚園の頃、私は本気でそう思っていた。
だが、やがて○トラマンは架空の存在で現実には存在しないことだって分かったし
○トラマンをはじめとしたヒーロー番組もやがて見なくなっていた。
だが、今の私はそんな大昔の夢の通り、憧れの○トラマンとなっていたのだった。
私は早速、街で暴れていた怪獣○ッドキングを倒し、つい先程はまるで格闘家のような
動きを見せるロボット、シャイニング○ンダムを必殺のスペ○ウム光線で
撃破したのだった。怪獣以外との戦いも非常に興奮したものであった。
思えば、まだ○ルトラマンになりたい! と思っていた頃、読んでいた雑誌では
○ルトラマンと仮面○イダー、強いのはどっちだ? みたいな記事が良く載っていて
私は本っ当にわくわくしながらそういった記事を読んだものであった。
確かに目の前で起きているのは殺し合いである。楽しんでなんていられないと
言ってしまえばその通りかも知れない。しかし、大した出世の見込みもなく
上司にドヤされ女にも縁もない人生を歩んでいる私にはたとえ自分の命を
失ってしまうことになる可能性があるとしても○ルトラマンになって
夢にまで見た他番組のキャラクター達と戦っている方がよっぽど気持ち良かった。
「あぁ!」
そして、私は運良くと言うべきか最高に戦ってみたかった相手を発見した。
○ジラ。
たくさん存在する怪獣の中でも最強と呼ばれる怪獣王と怪獣退治の専門家。
○ルトラマンはテレビ界のスター、○ジラは映画界のスター。そんなステージの
違いもあってか夢中になって読んでいた雑誌で○ルトラマンと一番、戦う記事が
多く載っていたのが○ジラだったのである。
勝てるかどうかは分からない。しかし、人生に疲れきってすっかり消滅していたと
思っていた私の中の少年の本能が戦うしかない、いや、戦いたい! と私の体を動かした。
>>65 いや、過去作をアップしても意味がない。
ここにいらっしゃった方々のアドヴァイスを糧にしてもしなくても良いが、
無駄な時間を消費する暇があったら新作の為に邁進しましょう。
ただ、作品を他人に見せるのは独り善がりを防ぐ為にも良い事。
でも2ちゃんは止めて友達や恋人や妻に読ませてみよう。
不特定多数に見せると折角のアイデアを盗まれるかもしれないからねw
書いた物を自分で朗読してみるのも客観的に評価出来て悪くない。
と、相も変わらず真面目に語る俺・・・
71 :
N.T:2007/07/22(日) 23:56:13 ID:b25HkdJi0
この続きはまた明日、うpします。
感想、批評、ご指摘お待ちしております。
>>60 ウルトラマンvs仮面ライダーはアレだったしあんまり・・・
てか、最強バトルならハイパーカブトかRX、スペリオルカイザーか∀ガンダム、
ウルトラマンノアかキング、時間移動で増殖したドラえもん軍団くらいのメンバーで
平行世界や時を行き来し、粉々にされても瞬時に復活する人間を遙かに超越した戦いを描いてくれないと
せっかく最強厨的展開を期待してたのに(´・ω・`)ショボーン
2ちゃんねるじゃなくて、どっか別のサイトで発表したら?モバゲーがいいんじゃね?
面白いけど、小説として世に問うよんなもんじゃない。昔のアウトのアニパロ小説だよな、これ。
とりあえず、ドラえもん最強説には異を唱えておこう。
ドラえもんの道具は、レンタルで使っている物もあり、過去に登場した道具を、全て使える訳ではない。ソノウソホントやウソ800を、また使えるとは限らない。
実際、全部見た訳じゃないけど、長編映画でもソノウソホントは使われていないと思う。使ったら話が終わっちゃうからだけど…オールマイティな道具は、使えない可能性が高い。
意外と、ドラえもん弱いかも。
76 :
N.T:2007/07/23(月) 19:03:11 ID:rAZ9k9wd0
>>70 そうですか。確かに70さんの言う通りかも知れません。ですが、ここまでうpしてしまった者としては
一応スレを覗いてくれている方もおられるようなのでここでうpを辞めてしまうのも無責任なような気もします。
とりあえずこの小説の半分くらいまではうpしてしまったので残り半分うpするべきか辞めておくべきかちょっと
迷っています・・。
77 :
N.T:2007/07/23(月) 19:06:00 ID:rAZ9k9wd0
>>75 ドラえもん最強説はいろんなところで聞きますが面白い考察をされていますね。
この小説の中でドラえもんが最終勝利者となるのかは・・現時点では一応秘密ということで。
78 :
N.T:2007/07/23(月) 19:08:13 ID:rAZ9k9wd0
>>72 この小説は4年前に書いた作品なのでハイパーカブトなどはまだ存在していなかったのですよ。
RXを無視してしまったことは素直に反省致します。
年々、新しい最強キャラクター候補は増えていくので今の時代にこの小説をリメイクしたら随分と内容も
変わるのでしょうね。
79 :
N.T:2007/07/23(月) 19:11:51 ID:rAZ9k9wd0
>>63 なるほど・・完全に特ヲタの感覚で書いてしまっていましたが特ヲタでない方々の
視点というものも意識せねばならないのですね。そりゃそうですね。
そういえば大日本人も特撮板でだけは評判とても良いですからね。でも一般映画板、芸人板では
否の意見のが多いですからね・・いろいろと勉強になるご意見ありがとうございます。
80 :
N.T:2007/07/23(月) 19:14:20 ID:rAZ9k9wd0
>>50 素直に面白いと感じていただき大変に光栄です。恥ずかしい出来の作品ではありますが
貴方のような人がいてくれたら、この作品を書いた意味もあったと感じます。
>75
そもそもパワーバランスが本当に原作の通りかどうかからして疑問なんだ、俺は
もし原作どおりのパワーバランスだとしたら
スーパーロボット(マジンガーが出てくるのにSRWオリやガンバスターや
ゲッターが出てこない道理はない、むしろ出てこないとおかしい)や
DBのキャラが出てきてる時点で星が滅ぶと思う
82 :
名無しより愛をこめて:2007/07/24(火) 00:26:36 ID:1pf+kLhc0
優勝候補の悟空が早くも敗退かぁ。
で、今度はゴジラ対ウルトラマンか!
何か普通にワクワクしちゃってる俺ってまずい?w
マジレスしていいのか解らないけど
自分のサイトで二次創作として発表してみればいいと思うよ
84 :
名無しより愛をこめて:2007/07/25(水) 18:45:02 ID:16KMo+gm0
マジに書籍化希望!ww
86 :
名無しより愛をこめて:2007/07/27(金) 02:32:49 ID:cYLSwBlj0
>>1 断言するが俺なら同じ設定でももっと面白いものが書ける。
87 :
名無しより愛をこめて:2007/07/27(金) 02:47:17 ID:dM5DUP2kO
ゴジラ最強だろ……
89 :
86:2007/07/27(金) 23:15:59 ID:cYLSwBlj0
>>88 面倒くさいからそんなもの書かないよ。でも1より面白く書くことくらい
俺でなくても幼稚園児でも出来る事は断言しよう。
あと、さっきまで日テレでやってたルパン並の脚本も幼稚園児でも書けるわ。
>>89 形に出来ないなら「書けない」ってことじゃね?
何でもいいからVIPでやれよ
92 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 03:23:35 ID:yyNPxAKYO
夏休みage
93 :
N.T:2007/07/29(日) 08:33:59 ID:lN/7JwWl0
1週間程悩んでおりましたがここまでアップしてしまった以上、途中で辞めてしまうのは
少なからず続きを読んでみたいという方に失礼だと思いますので最後までアップすること
にしようと思いましたので、これから続きをアップします。
94 :
N.T:2007/07/29(日) 08:39:26 ID:lN/7JwWl0
「ウアッ!」
私は左手から軽くビームを出して○ジラを牽制した。
が、○ジラは全く怯まずに凶暴な形相で向かってきた。
いきなり強烈なのを決めてやる!
私は必殺の○ペシウム光線を発射した。と、同時に○ジラも口から
青白い熱線を発射する。
○シウム光線VS○ジラの熱線! なんて燃えるシチエーションであろうか。
この戦いの勝者は○ジラの熱線であった。○シウム光線は押されている。
私は
「うあっ。」
と声を出し空へ飛行する。怪獣王は空を飛ぶことは出来ないのだ。
空中から戦えば負けることもない。そう考えて私は上空から様々な光線を
バリエーション豊かにお見舞いした。
○ジラも熱線で上空を攻撃してきた。○ジラの熱線の射程距離は私の予想を遥かに
越えるもので空を飛んでいる私にまでも余裕で届いていたが○ジラの場合、
熱線を吐く直前にその背中にある柊の葉のような背ビレが光り輝くため余裕で
交わすことが出来る。
私は○ジラの熱線を交わしながら上空から攻撃を加える。
○ジラのダメージも相当のものだろう。○ジラVS○ルトラマンという
夢の戦いは○ルトラマンの勝ちで終わりそうであった。
○ジラの背ビレが再び光り輝く。私は熱線の放たれる方角を見定めようと
○ジラの顔の動きを観察する。
が、
バーッン!
次の瞬間、○ジラの全身が光り輝き熱線と同等の威力を放つであろう光が
周辺一面に放たれた。
95 :
N.T:2007/07/29(日) 08:40:30 ID:lN/7JwWl0
そう、○ジラは必殺の熱線のエネルギーを全身から放射することも可能だったのだ。
私は思わぬ不意打ちを食らってしまったこともあり地面まで落っこちた。
そこで○ジラの強力な尾が体に絡み付いてくる。
私の体は思いっきり何度も地面に叩きつけられフラフラになったところへ
○ジラは再び熱線を放った。
その熱線は私の胸にある○ラータイマーを突き抜けた。
「うあ・・。」
負けだ、私の。私は自分が戦いに負けたことを理解した。
でも、そんなにツラくはなかった。あのまま、ツライ人生を。
ちっとも楽しくない人生をずっと歩んでいくよりは子供の頃、
ずっと気になっていた疑問の答えを知って死んでいくんだから・・。
96 :
N.T:2007/07/29(日) 08:41:50 ID:lN/7JwWl0
○レッタは見た目は可愛らしい赤頭巾の少女であった。
だが、この赤頭巾ちゃんは童話の中でのキャラクターではなく
格闘ゲームのキャラクターで戦闘においてはプロフェッシャルであった。
だから、
「おりゃぁぁっ!!」
可愛い顔のまま、怪人も妖怪も自分の100倍は大きい怪獣だって
やっつけていった。
「ギィヤァァァァ!!」
空を飛ぶ強力な○音波メスを放つ大怪獣ギャ○スもそのキャロットスカート下から
放たれる強力ミサイルで打ち落とす。
その他にも左手に持つ小さなバスケットの中にも無数の武器は装備してある。
巨大な武器をいくつもその小さな体の中に隠すなんてことは常識的に考えれば
不可能だが○レッタは別に魔法使いでもなくそこには天才的な技術と○レッタの
才能が働いているだけである。
地上に落ちたギャ○スの首を○レッタは持っていたナイフであっという間に切り落とす。
途端に青紫の血が吹き出す。
○レッタの赤頭巾には謂れがあってその赤頭巾は今まで殺してきた者達での
返り血で真っ赤になったというものであった。
「でも、やっぱ違うよね。だってこの戦いじゃ素直に赤い血の奴なんて
あんまり見かけないし。」
そういう○レッタは赤頭巾ならず青頭巾ちゃんになっていた・・。
バシュ
ズシャッ!
グシャッ!!
1時間後、○レッタは再び可愛らしい赤頭巾ちゃんになっていた・・・。
97 :
N.T:2007/07/29(日) 08:43:56 ID:lN/7JwWl0
キ○イダーは同じように殺し合いを拒否していた仲間である仮面○イダーの姿を
見失ってしまった。仕方ない、怪獣達の大バトルが目の前で起きてしまい
お互いに逃げることに必死だったのだから・・。
大声を出して○イダーを呼ぶわけにもいかない。辺りは殺し合いをやる気になっている奴
だらけなのだ。
ガサッ
背後から音がした。慌てて振り返るとそこにはチャンチャンコを着た少年、
○ゲゲの○太郎が立っていた。
「おまえ、敵か?」
とりあえず、わずかな期待を持って聞いてみたが、
「はぁ? 今の自分達には仲間はいないでしょ?」
○太郎はそう言って飛び跳ねてきた。
「そりゃぁ、自分も漫画の中じゃ仲間はたくさんいたよ?
○りかべに子○きじじいに○かけ婆、仲間かどうか判断に困るけど
○ずみ男なんてのもいた。」
○太郎はそんなことを言いながらカメレオンのように舌を長くして
○カイダーの体を捕らえた。
「でも、現実は漫画と違って仲間なんていないんだよ。」
そう言って○太郎は○カイダーを思いっきり全身に叩きつけた。
「ウッ!」
体の部品がいくつか破損したがこちらも負けてはいられない。
○カイダーは全身から電流を放つ。
「おっ!」
○太郎は突然の痺れに○カイダーを放す。よし、反撃だ! ○カイダーが
そう思った時、突然。
ヒュー
突然、物凄い寒気が来た・・かと思うと○カイダーの全身はカチンコチンに凍っていて
身動きがとれなくなっていた。
98 :
N.T:2007/07/29(日) 08:44:54 ID:lN/7JwWl0
ふふふ、僕は妖術で辺りの気温を低くも高くも出来るのさ。」
そう言って笑うと○太郎は口から何らかの液体を吐き出した。
それは何だって溶かしてしまうという恐るべき○太郎の胃液であった。
○カイダーは自分の全身が溶けていってしまっていることに気付いた。
ちくしょう、まだ高校生だっつーのに。やりたいことだっていっぱいあるってのに・・。
死が怖いっていうよりも本っ当に悔しくてロボットのはずの○カイダーの目からまで
涙が出てきた。
心があればロボットも人間も差はないってことなんだろうか?
悔し涙を流すロボットの疑問に答えてくれる者は当然のように存在しなかった。
99 :
N.T:2007/07/29(日) 08:46:28 ID:lN/7JwWl0
○ットンは次々と強力な力を持つ者達を亡き者にしていた。
人間だった頃はずっと受験戦争や就職戦争で戦っていた○ットンには
この戦いもそんなに受け入れがたいものではなかった。どんなにキレイ事を
言っていても結局、現実社会は戦いなのだ。それを受け入れられない人間は
落ちていくだけだ。ずっと、そう考えてきた○ットンはだから、冷静に相手の動きを
観察し戦っていくのだ。
「アンギャァァァッ!!」
そんな○ットンの前に今まで以上の難関が現れた。
怪獣王○ジラである。 ・・なるほど、これは東大クラスの難関だ。
だが、○ットンとしても怯むわけにはいかない。○ットンには
テレポーテーション能力(瞬間移動)がある。
どちらかというとそんなに素早い方ではない○ジラ相手に○ットンは
テレポーテーション能力を駆使して確実に一撃、一撃を食らわせていった。
熱線をはじめとする○ジラの攻撃も次々と交わしていった。
だが、
バッ!
○ジラの全身から全方向に放たれる体内放射が放たれた。
これにはどこにテレポートしていようと交わせるはずもなく
まともに食らってしまう。
そこに強烈な○ジラの尾の一撃を食らってしまう。
慌てて体勢を取り戻す○ットンに○ジラの容赦ない強力な熱線が放たれる。
だが、○ットンにとってそれはチャンスであった。
○ットンは光線系の技は吸収してしかもそれを撃ち返すことが可能なのだ。
100 :
N.T:2007/07/29(日) 08:47:37 ID:lN/7JwWl0
そんなことも知らずに○ジラはずっと熱線を吐き続けている。
ふふふ、結局、最後は頭を使った方が勝つってことさ。
だが、次第に○ットンは様子がおかしいことに気付いた。
○ジラはいつまでも熱線を放ち続ける。
そして、○ットンは体のあちこちが熱くなってきていることに気付いた。
これってまさか・・・
ズガァァァーーッン!!
物凄い爆発が起こった。○ットンは○ジラの強力過ぎるエネルギーを
とてもじゃないが吸収できなかったのである。
どんなにがんばっても合格できない時だってある、受験戦争ってのは本当に厳しい。
そして命を賭けた戦いもやっぱりマジに厳しい。
この戦いは格が違ったとしか言いようがなかった。
101 :
N.T:2007/07/29(日) 08:49:10 ID:lN/7JwWl0
石川五右○門は等身大の相手も巨大な相手も全く関係なしにその○鉄剣で
真っ二つにしてきていた。
「次の相手は・・。」
崖の上からは様々な戦いの様子が目に入る。五右○門は次に戦う相手を
見定めていた。
その時である。
ガガガガガガガガガガガガガッ!!
背後から物凄い数の弾丸が襲ってきた。しかし、人間技とは思えないくらいの
スピードでそれを察知し全ての弾丸を○鉄剣で切り落とした。
「やるわね。」
そう言って現れたのは何とも可愛らしい赤頭巾の少女であった。
しかし五右○門にはこの少女が只者ではないことがすぐに理解できた。
「行くわよっ!!」
殺戮の赤頭巾、○レッタはキャロットスカートの下に隠していたミサイルを放つ。
五右○門もそれを真っ二つにし○レッタの手前までジャンプするが
○レッタは格闘能力にまで長けており五右○門の脇腹に思いっきり右ストレートを決めた。
続いて短い足でかかと落とし。だが、五右○門も負けていない。
○鉄剣の鞘で○レッタの背中に強烈な突きを食らわせた。
「くっ、可愛い女の子にも遠慮なしってわけ!?」
「戦いに男も女もあるものかっ!!」
102 :
N.T:2007/07/29(日) 08:50:37 ID:lN/7JwWl0
二人は一歩も引かずに壮絶な戦闘を続けていた。
だが、この一歩も引けない戦闘は普段なら有り得ない全く周りのことなんて
考えられない状態にもしていた。
「ファイナル○ント」
物凄い数のミサイルやビームなど無数の火力兵器が二人を襲った。
二人の戦闘のプロは背後から現れた敵によって完全に息の根を止められた。
だが、周りのことを気にしながら戦っていたとしたら背後からの敵が来る前に
目の前の敵に殺されてもいただろう。この辺が1対1ではない勝負の非情なところ
でもある。
「漁夫の利ってヤツだよねぇ。やっぱ今までの行いが良かったのかな、俺。」
仮面○イダー○ルダはそう言って今の音を聞いて何者かが現れる前に
その場を立ち去った。
103 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 09:43:48 ID:lN/7JwWl0
○リーザは地球を見下ろしていた。どう戦っても勝ち目がないと思われる敵、○空から逃げて
こんなところまで来てしまったが来てみれば地球を離れた場所でも壮絶な戦闘は行われていた。
地球での戦闘も常識を疑うようなことだらけであったがここでの戦闘はそれ以上に奇妙に思えた。
一つの星くらいの大きさの奴がうようよしているし、星どころか星座ごと食べてしまうという
スケールが全然違う超巨大怪獣バ○ューモンとかまでいる。
○リーザはそれら異形の存在に恐怖を感じつつもとりあえずは地球を見た。
とりあえず、ほとんどの敵はこの星の中にいるのだ。なら、地球そのものを
ぶっ壊してしまえば一気に敵のほとんどを消し去ることになる・・。
身長は普通の人間と比較しても決して大きいとは言えない○リーザであったが
その力は地球程度の星ならそれ程の力を使わなくても破壊できることが可能なのだ。
「くらえっ!!」
○リーザはその手から強力な気、エネルギーの塊を放った。
終わった・・ 昨日まで人間として暮らしてきた地球の歴史をこの自分が終わらせることになるとは
夢にも思ってなかった・・。
104 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 09:45:40 ID:lN/7JwWl0
が、次の瞬間、○リーザはつい先程、目にした物、○リーザ自身が放った気の塊が
こちらに向かってくるのを見た。
「うあぁっっっ!!」
自身の技で吹き飛ばされた○リーザは太陽、いや違う。
まるで太陽のように炎のような物で包まれた巨大な存在、○イロンに突っ込んでしまい
その高熱で消滅した。
結果的に○リーザを消滅させたことになった○イロンは地球をに目をやり呟いた。
「うむ、いきなり地球に攻撃しなかったのは正解だったな。」
と呟いた。格闘ゲームのキャラクター、○イロンは彼自身のことを宇宙と
呼ぶのではないかとまで思わせるとにかく全てを超越した存在であった。
炎に包まれたようなその姿は擬人化された太陽のようでもある。
そんな○イロンも今の○リーザの一見を見て地球に何か危険な存在がいるのではと警戒した。
「よし。」
○イロンはその巨大な体から人間大程の自分の分身を創りだし、
それを地球に放った。
「地球で何が起こっているのかを見定めなくては・・。」
さて、○イロンの分身が目指した地球の中では何でも大きくしてしまうことが出来る
○ッグライトで大きくした何でも跳ね返してしまうひら○マントを持った
空飛ぶ未来の猫型ロボット、○ラえもんがいた。彼こそが○リーザの気の塊を跳ね返した
張本人なのであった。
ただ、○ラえもん自体はポケットの中を見ながら
「あれぇ、おかしいなぁ・・。 どうしてなんだ!?」
と順調を敵を倒していっているにも関わらず難しい顔をしていた。
105 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 09:47:16 ID:lN/7JwWl0
その頃、これまで順調に様々な相手を倒してきた2つの存在が顔を合わせていた。
怪獣王○ジラは相手を見下ろしていた。本当に一瞬、見落としてしまいそうだった。
足元にいるのは○ジラから見れば蟻みたいな大きさでしかないチャンチャンコを着た少年、
○ゲゲの○太郎であった。
○ジラはもうイキナリ○太郎を踏み潰した。
ズンッ!!
勝負はあっけなく終わった・・○ジラはそう思った。が、しかし、
地面にモグラが通ったような跡が現れ、○太郎は○ジラの背後の
地面から飛び出してきた。
○ジラは一瞬、戸惑ったが機敏な動きで背後に向かって遠慮なしの
本気の熱線を放った。
○ジラが熱線を放つのと同時に○太郎は信じられないくらいのジャンプ力で
○ジラの熱線を交わした。
信じられないことに○太郎は○ジラの頭上数十mのところまでジャンプしていた。
○ジラは驚いたがのんきに驚いている場合ではない。今度こそ頭上にいる
○太郎に向かって強力な熱線を放つ。
空中では自由に動けない○太郎はそのチャンチャンコで○ジラの熱線を受け止めた。
驚くべきことにそのチャンチャンコは○ジラの熱線でも打ち破れなかった。
焦った○ジラはひたすら熱線を放ち続ける。
やがて、青白い熱線が徐々に赤っぽくなってくる。
106 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 12:39:08 ID:lN/7JwWl0
今度は○太郎が焦る番であった。無敵の防御を誇るこのチャンチャンコから
わずかながら焦げ臭い臭いがしてきたのだ。
○ジラの熱線はこんなにも凄いパワーがあるのか・・
バシュッン!!
次の瞬間、○ジラの赤い熱線がチャンチャンコごと○太郎を大爆発させた。
○ジラは強敵を倒し心底、ホッとした。だが・・
爆発の火の粉と一緒に何かの液体が○ジラの体にかかった。
「ギィィィヤァウウンッッ!!」
信じられないことが起こった。強敵を爆発させたばかりの○ジラの全身が
溶けていっている。高エネルギーの塊である○ジラは物凄い熱を放ちながら
溶けていく。
○ジラはわからなかったが○ジラに降りかかった液体には○ジラの熱線で
大爆発した○太郎の体内にあった何でも溶かしてしまう胃液が大量に含まれて
いたのであった。
こうして、怪獣王○ジラは人間大の自分よりもずっとずっと小さな存在により死んだ。
107 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 17:51:08 ID:lN/7JwWl0
恐ろしいくらいの高エネルギーが放たれたことを感じ取って慌てて飛んできたのは
冷凍光線を放つ怪獣ペ○ラであった。
ペ○ラが見ると、高エネルギーを開放しながら溶けている「何か」がその熱で地面を
溶かし地球の奥底まで溶かそうとしていた。慌ててペギラは何でも凍らせてしまう
冷凍光線を「それ」に向かって吐く。このままではこの謎の物体によって地球そのものが
破壊されてしまう・・。
だが、あまりの高熱にペ○ラの冷凍光線でもそれの地中への進行を止めることは
出来なかった。
まずい・・ ペギラが焦ったその時。
ヒュー
ヒューッ
ペ○ラと同じように何でも凍らせてしまう者達。サ○カッチや○―、○ンダーなのどの怪物達。
そして漫画や映画に小説など様々なジャンルで活躍した様々なバリエーションの雪女達が現れた。
よし、これなら何とかなる!!
ペ○ラはこれまで以上の冷凍光線をこの星を守るために「それ」に向かって放つのだった。
108 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 17:53:10 ID:lN/7JwWl0
今日、目覚めた時に自分は昨日までとは大違いのこれでモテないわけがないと
断言できる美形の少年に生まれ変わっていた。本来なら化け物みたいな存在に
生まれ変わるよりは全然、良い状態だと喜ぶべきなのかも知れないが
この殺し合いの中で単なる人間でいるというのはあまりにも不安であった。
だが、しばらく経つと自分が持つ天才的なコンピューター技術は使いようによっては
このサバイバルを生き残れるのではないか? と思わせた。 三村信○、中学生ながら
コンピューター、そして運動に関しても超天才。今の自分は三村の特技を生かし
スデに宇宙戦艦○マトや○ンボット3などのメカ達のプログラムを破壊していっていた。
しかも・・
「うん、うん。いいぞ、いいぞ。」
そうやって破壊した物凄い技術が使われているメカの部品を回収し
それを自らの強力な武装にすることも天才中学生には可能だったのだった。
そして、今も三村はコンピューターを使い様々な情報をハッキングしていた。
が、
「ん?」
突然、パソコンの画面が乱れ出した。
「どうしたんだ?」
原因はサッパリ分からない。考えられるとしたら何か強力な電波の乱れが
あったという可能性だが。しかし、今や三村が使用しているコンピューターは
相当のことがない限り使用不可能なんて自体には落ちらないはずであったのだが。
「相当のことがあったってことか・・。」
○ジラが自らの体を溶かしながら開放したエネルギーは各地で様々な影響を出して
いたのであった・・。
109 :
名無しより愛をこめて:2007/07/29(日) 20:44:38 ID:lN/7JwWl0
今日のアップはここまでです。
続きはまた明日以降アップします。
駄文にお付き合いいただいております方、本当にありがとうございます。
110 :
N.T:2007/07/29(日) 20:46:44 ID:lN/7JwWl0
今、気付きましたが何故か102から109までの書き込みが名無しになっておりました・・が、ID
でお分かりの通り、書き込んだのは私です。
では、また。
もう止めて欲しい。サイト立ち上げて公開するか、あいらんどとかモバゲーでやってくれ。
そしたらファンになる。
個人的にはここで最後までうp希望。
114 :
名無しより愛をこめて:2007/07/31(火) 03:00:47 ID:SpAMonhS0
最初バカにしてたけど読んでみると意外と面白いな、これ。
115 :
名無しより愛をこめて:2007/07/31(火) 04:43:12 ID:StFSDGF0O
ラストまで見たいです。
116 :
名無しより愛をこめて:2007/07/31(火) 06:44:51 ID:SpAMonhS0
ここまできたらここで最後まで公開するべきだろう。
117 :
名無しより愛をこめて:2007/08/01(水) 20:07:24 ID:gWN/3Kok0
マジレスすると、前半は様々なキャラクターに変身してしまった人間の心理描写が
細かくて小説としても面白いのだが、中盤からドラマが消えてネタ的に夢の対決を
繰り返す展開が延々に続いて小説としての魅力は落ちてしまっているな。その辺が
角川に落選した原因でもあると思う。
118 :
名無しより愛をこめて:2007/08/02(木) 18:02:32 ID:jz73y/710
ゴジラが最強じゃないのかよ・・失望したわ。
119 :
名無しより愛をこめて:2007/08/03(金) 21:54:34 ID:RYfKlB0q0
でも、これ書いてる人はゴジラ凄く好きだと思うよ。
最後まで生き残らせていないとは言っても死んだ後のフォローもあるし、負け方にもかなり気を使っているから。
セーラームーンやジャイアントロボとは扱いが違う。特撮板で敢えて発表しただけあって作者は特撮キャラびいきだね。
これ……酷いな。
角川ホラーじゃなくてメフィスト賞にでも送ったら落選しなかったかも。
122 :
名無しより愛をこめて:2007/08/05(日) 06:32:47 ID:/sxXc4/I0
どうも1は週末になると現れる傾向があるみたいなので今日辺り続きクルー?
123 :
名無しより愛をこめて:2007/08/06(月) 07:55:22 ID:2rLQZiS40
ww
124 :
名無しより愛をこめて:2007/08/08(水) 04:49:41 ID:trxjFoq+0
>>122 更新なかったね・・ほんのちょっちだけど期待していただけに残念だ。
何故か知らないけど最近ファン増えてる?
126 :
名無しより愛をこめて:2007/08/10(金) 20:32:47 ID:iJBz5YXt0
増えてはいないと思うが俺は面白く読んでるよw
127 :
名無しより愛をこめて:2007/08/13(月) 11:38:14 ID:wrPowZAi0
これは皆ネタで見てるのだろうが(スレタイも悪いが)作品そのものは結構ありだと思うぜ。
しかしこれを角川ホラー大賞に送るのはどうだろう
銭湯でなら許されるからって温水プールで全裸でウォークするような池沼感を感じる
129 :
名無しより愛をこめて:2007/08/18(土) 02:58:06 ID:9KhTAe5N0
角川ホラー大賞に送ろうと思った作者の思考回路は充分ホラー
130 :
名無しより愛をこめて:2007/08/19(日) 19:44:41 ID:czhSCLT50
続き全くうpされないんですが・・1どうしたー?
131 :
名無しより愛をこめて:2007/08/20(月) 19:21:27 ID:yVjfMy/E0
逃亡しました
132 :
名無しより愛をこめて:2007/08/21(火) 00:45:39 ID:kubAr0R3O
面白いが著作権がな!
http://www.geocities.jp/atuistory/ これみたいに特撮と言うワードがあれば
前全ジャンプキャラ合同祭をしたこち亀でこれはジャンプというワード
スパロボはロボ
ファイナルファンタジーは人気キャラ
ドラえもん3?巻は藤子キャラ
VS戦隊はsuper戦隊
仮面ライダースピリッズは昭和ライダー
メビウスは昭和ウルトラ
ファイナルウォーズはゴジラ作品と云う
だから最強キャラといったら収集が付かない何か法則を作らないと、なんかリアル鬼ごっこの二番善事みたいな
内容は面白いが特撮キャラなら特撮下りでここ特撮版だから創作板かVIPに行かないと
感想は、漫画みたいな感じまぁ娯楽として楽しめる
あと伏字は入らない
別に某ゲーム会社に訴えられるわけじゃないから
なんせここは、天下の2chでもあり
しっかり者多きの特撮板
だから安心しろ
あと特撮板だから特撮キャラ多めに
それ以外は有名キャラで
じゃあ、ごっとさんが当然私は金払わない
だってここ2chだから、伏字すてろ
あと満スレしたらまとめサイト作れよう 甲乙
二番善事
134 :
名無しより愛をこめて:2007/08/21(火) 13:50:45 ID:IFOBoYp10
作者は何してんだ?
135 :
名無しより愛をこめて:2007/08/22(水) 03:42:26 ID:KDxZ5VI+0
次回作を執筆中ww
136 :
名無しより愛をこめて:2007/08/24(金) 21:51:21 ID:Qs2LiFYQ0
age
137 :
名無しより愛をこめて:2007/08/25(土) 20:04:11 ID:o+ouUFkw0
138 :
名無しより愛をこめて:2007/08/26(日) 18:13:32 ID:wXBIj7W20
西尾維新とか好きな人は実際こういうノリの話も好きな人多いんじゃないかなあ?
> 誰が一番、強いのか!?
> 小学4年生
> 4月号付録。
西尾維新ってこんなノリなのか
>139
もうちょっとセンスはあるけど根本的な部分はそんな感じかにゃ?
141 :
名無しより愛をこめて:2007/08/28(火) 04:52:13 ID:yo7Icz+K0
作者はいつ帰って来るんだ?
ゴジラ死亡から1ヶ月音沙汰なしとは・・
143 :
名無しより愛をこめて:2007/08/31(金) 02:56:31 ID:Kl39Ybig0
おまいら、本気でこんなもんの続きが気になってるんか?
144 :
名無しより愛をこめて:2007/09/02(日) 08:31:58 ID:hv0IcwYR0
それなりには
145 :
名無しより愛をこめて:2007/09/05(水) 00:09:41 ID:WUlK9Czy0
正直言うと怪獣王であるゴジラが途中で敗退してしまうのは納得いかない
146 :
名無しより愛をこめて:2007/09/06(木) 14:05:47 ID:6J2i923k0
そうか?
別に怪獣に負けたわけじゃないんだから怪獣王の面子は保ってるんじゃない?
147 :
名無しより愛をこめて:2007/09/08(土) 06:00:19 ID:HzLfry290
>>1 もしかしてこの小説書いたのって仮面ライダー龍騎の頃?
148 :
名無しより愛をこめて:2007/09/09(日) 17:52:17 ID:88JvDa1z0
電王でないの?
149 :
名無しより愛をこめて:2007/09/10(月) 07:03:38 ID:6FGYr16H0
出ないよ
150 :
名無しより愛をこめて:2007/09/12(水) 05:29:20 ID:dbNX2Bkv0
角川ホラー大賞がこの作品を落としたことを後悔する時は来るかな?
151 :
名無しより愛をこめて:2007/09/13(木) 03:00:08 ID:lJ2YFDcI0
来ないよ
152 :
名無しより愛をこめて:2007/09/13(木) 09:24:08 ID:q8vBPZNn0
じゃあ明日、笑っていいともに来てくれるかな?
いいヅラ
154 :
名無しより愛をこめて:2007/09/14(金) 01:50:48 ID:xy/jPeXW0
何だ、この流れww
155 :
名無しより愛をこめて:2007/09/16(日) 15:58:21 ID:e6u6WhAR0
sage
156 :
名無しより愛をこめて:2007/09/17(月) 16:50:14 ID:eTvL/hv+0
続きがうpされなくなって約2ヶ月経つのにスレが持っているのはある意味奇跡。
157 :
名無しより愛をこめて:2007/09/22(土) 01:42:44 ID:6XU7vHP6O
〉142
ゴジラ死亡でこの物語も終わりだったんだよ。
>>146 怪獣じゃないからっていってもなあ
じゃあ橋のワイヤーに絡まって米軍戦闘機ミサイルに殺される展開で良いのかって話に
159 :
名無しより愛をこめて:2007/09/29(土) 13:34:56 ID:hlOYlAyJ0
160 :
名無しより愛をこめて:2007/09/30(日) 05:32:11 ID:b6kARKAe0
わかった。
この小説ってメタフィクションなんだな!!
161 :
名無しより愛をこめて:2007/10/02(火) 19:23:12 ID:rwvwXcHI0
162 :
名無しより愛をこめて:2007/10/13(土) 19:37:41 ID:nqwgzxD/O
この小説は角川大映で映像化するべき。
ライトがデスノートで殆ど死亡させれるんじゃね? ポケモンにも強いのいるだろうし。