おにゃのこが改造されるシーン 素体7人目

このエントリーをはてなブックマークに追加
50SMの友人
ショッカー代理人さま、今回も楽しませて頂きました。ありがとうございます。
ところで、語られざるムカデラスの失敗→ムカデリア選抜のくだりをついつい妄想してしまいましたので
勝手に投下させて頂きます。
あえて、書いておられない部分を汚してしまうのは、と思いましたが、スレ死亡回避のためとお許しください。
51SMの友人:2007/05/22(火) 02:42:23 ID:gOGWDW330
ショッカー極東支部の司令室
先ほど遠来の客を迎えたゾル大佐は、いかにしてこの事態の主導権を再び握るべきかと思案しつつ
先日来の失敗の原因を再調査させていた

「洗脳派発信システムは非常にうまく機能していた模様なのです」
「なら問題は無いではないか?」
「いえ、それが…」口ごもる白タイツの科学戦闘員

「なんだ、何か問題があるというのか?」
「はっ、実はそこに問題が合った模様で」

「言ってみるがいい」ゾル大佐は苛立ちを隠さない

「はっ、今回の作戦は、子供たちの柔軟な脳に機械的でない洗脳処置を施し、将来のショッカー幹部候補生を養成する、そういう計画でありました」
「そうだな、それがどうした」

「はっ、そのために、洗脳波の発信と共に
 子供たちの頭脳から跳ね返る子供たちの思考波の一部を受信し、さらにそれをムカデリアンの頭脳から再発信する、しかも、その再発信時に、ムカデラスが変調をかけた思考波、すなわち子供たち自身の思考にそった洗脳波を繰り返し送り込む

すなわち洗脳波フィードバックシステムと仮に名づけましたが
これを採用する事によって強力で、柔軟かつ、容易には洗脳解除等が出来ない
あるいは、一旦子供たちを社会生活に復帰させても、容易に再洗脳あるいは洗脳の深化ができる
こういうシステムであったはずなのです」
52SMの友人:2007/05/22(火) 02:43:27 ID:gOGWDW330
「ああ、そういうことだったな」
ゾル大佐の目には凶悪な光が宿る、いつこの長広舌を永遠に止めさせてやろうか、それはそういう光だ

「も、もう少しだけ、お許しを」
科学班員はゾル大佐の様子に気付いたが、ショッカーに対する忠誠心が、いや、ショッカー科学班としての義務感がそれを続けさせたようだった

「ふん、続けるがいい」
大佐はすっと手にした鞭を下す、一見攻撃を手控えるかのようなこのポーズがいかに危険なものかは、大佐に仕えるものならば皆が知っているものだった

「ははっ、と、ところがこのフィードバックシステムのほうに、問題が、はい今回の失敗の原因が合ったのです」

「…」大佐は無言で先を促す

「…はっ、その理由は、子供たちの雑多な
いや、さまざまな個性というべきでしょうか
これを一度に抱え込み、未分類のまま全員の子供たちに送信してしまう、こういうことだったからなのです
結果、ムカデラスはおろか、その場にいた子供たちも、全員脳に過負荷がかかり、このようなことに…」


「しかし、それではっ」ゾル大佐の鞭が一閃する

「結局、解決には繋がっていないでは無いかっ!!」

ショッカーに対する忠誠心から身動きもならず
ゾル大佐の鞭を受けようと微動だにしない科学班員
53SMの友人:2007/05/22(火) 02:44:38 ID:gOGWDW330
がその瞬間、大佐の振り下ろす黒い乗馬鞭に呼応して、白いものが空を切ると大佐の鞭を中空に繋ぎとめた

その白い鞭がどこから来たのかを察したゾル大佐が手の力を緩めると
触手めいたそれは、そろりそろりと絡みを緩め、その場にかかっていた暗幕の向こうに消えて行き
「そこらにしておきたまえ、ゾル大佐、いやぁさすが、君の部下は優秀では無いか」
「なんですと、死神博士」
そう、暗幕の影から現われたのは死神博士

「いやいや、実は、このわしも首領にはああ申し上げたものの、原因の特定が出来ていなくてな」
一見好々爺のごとき微笑を博士は覗かせて見せたが
先ほどの触手といい、この古参大幹部が、油断のならないものだということぐらい、ゾル大佐も熟知していることだった

「と、そこまでわかればだ、どうかな、大佐 わたしに君の部下を貸してはくれんかな?
 今の話から、多少ひらめいたものが、な」
博士の微笑がますます深まる

「と、おっしゃると、博士良い解決法が?」
「左様、ゾル大佐、先ほどの話では、子供という、雑多な動物をそもそも扱う経験のない
 しかも持久力に欠ける男性ベースで実験した、それが原因なのだろう?」
「ま、そのようですな」
「ならば、だ、どうかね、子供を扱う事に長けた、健康で若い、しかも、できれば、熱意、創意に溢れた女性
そういう素体を探してみては、なに、探してくれれば、あとの改造処置は任せたまえ
極力、肉体に負担を掛けず、強化処置はさせてもらうぞ」
「博士、しかし、そのあとの作戦指揮は」
「はっは、ゾル大佐、指揮官は君だろう?私は首領の指示で助力をする、ただの使いだ
全ては、首領の御意志、違うかね?」
大幹部たる死神博士にそこまで言われてはゾル大佐に否やのあろう筈は無かった
54SMの友人:2007/05/22(火) 02:45:27 ID:gOGWDW330
「しかし死神博士、博士ともあろう御方が、現在の日本司令官とはいえ、ゾル大佐ごときにあそこまで下でに出られるとは」
死神博士に随行してきた直属科学班員マサトノフが、死神博士に尋ねる
「なぁに、マサトノフ、目的が達せられれば安いプライドに用は無い、なにしろ、奴の設備、奴の資金と人員で
思うさま、若い健康な肉体を改造できるわけだから、な、くはははっはは
いぬころは、せいぜいおだてて、番犬を勤めさせて置けばよいのさ」
「ははっ、死神博士、ご深慮、恐れ入りました」
「ふふん、おだてても、何もでん、さ、では、こちらは」
「はい、番犬ならぬ猟犬が追い立てて来る、雌鹿を」
「ふむ、料理する準備をととのえておこうか、な」

かくして、だれも知らぬ場所で、密かに一人の女性の運命が理不尽に決められたのであった。