412 :
壬龍の日記:
アークボガールへの対抗策を、80、ヒカリ、ジャック(新マン)を加えた戦士たちが協議するのを見守っていると…
「そういえば、ゴライアン殿たちはどうしていますやら?」(シャザック)
こう言われたので、ゴライアンが先方バルタンに勝つもメカバルタンに重傷を負わされた事を話した。
そして龍玉で探ってみると…ファイタスがメカバルタンに勝利した直後、謎の黒いバルタンが放った闇に包まれた!
「何と…壬龍殿の力で何とかなりませぬか?!」(シャザック)
今まで我らが見てきたバルタンとは異質の存在ゆえか、我が力が届くか否かはわからぬ。
だが、多くの味方がいる事に気づき新たなる正義の力に目覚めたファイタスならば…闇に飲まれる事なく自力で戻るだろう。
今は信じて待つしかないか。
「そうですね…ところで、ファイタス殿が珍しいタイプのコスモテクターを纏うのは理由がありますの?」(シャザック)
そこで、ファイタスが元々ウルトラ戦士であり、ウルトラ戦士のメロスの実の弟だと話した。
「ファイタス殿が纏うのは宇宙警備隊が独自で開発されたものと考えて宜しいのですね。
どのような経緯でファイタス殿がセザル様の養子となられたかはわかりませぬが…
今はセザル様とメロス様…いえブノワ様にとっては大切な家族ですものね」(シャザック)…そうだな。