ゾフィーの日記 Part7

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347壬龍の日記
エンペラに倒され長らく眠りについていたジュダとモルドの目覚めの兆しが龍玉に出てきた。ギナもこの事は掴んでいよう。
アンドロ警備隊の方々に念で知らせ、光の申し子≠スちやプロメテウス始め氷の神殿の方々にも知らせよと地球怪獣仲間に伝えた。
「ジュダとモルドが復活し、ギナと一緒にグアの姿になったら、グアとボアが潰し合いの大喧嘩をするのでは?」
アグルはこう言っていたが…ギナがメビウスに惚れている事もあり、ヘタすればメビウスにつらい思いをさせるかもしれぬ。

次の瞬間、龍玉に「プーちゃんの大馬鹿のアホ!」と叫ぶユニジンの姿が映った。
あまりの荒れ模様に驚き、プロメテウスに聞こうとしたところ、トランが入ってきた。
「僕も父さんから聞くまで知らなかったけど、父さんもいろんな次元世界で必死で戦っていたんだね。
だけど、ユニジンの気紛れには父さんも度々迷惑しているって」(トラン)
プロメテウスが、ユニジンとの分担で様々な次元世界を脅かす闇の者たちを倒してきた事は聞いていた。
今は新たなる『超伝説』を見届けるため我らのいる次元世界にトラン共々留まってくれている。
「正直言うと、ユニジンの気紛れにはホトホト呆れているんだ。
度々サボる彼の代わりも私がする事になって…いつ倒れてもおかしくなかった時にガイアの事を知った。
アグルと共に『地球の意志を預かる者』といわれるガイアの成長を見てみようと思ってこの次元世界に来た。
トランにも久々に父親らしい事をしてやりたいというのもあるがね」(プロメテウス)
プロメテウスにとっては、我らの次元世界に留まるのはよき休養となるのだな。