ゾフィーの日記 Part7

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329石室コマンダーの日記
話は1ヶ月前、ウルトラの父とウルトラジャックの戦いが終わった頃に遡る。
アンドロ宇宙から戻ったシャザックも交え、エリアルベースMk-Uで祝勝会を兼ねた宴の最中…
「石室殿にお願いがある」とウルトラの父が言うので、エリアルベースMk-Uの艦長室にウルトラの父を案内した。
「今の地球の現状をこの目で見たい。少しの間、入れ替わってもらえぬか?」(ウルトラの父)
ウルトラの父が言うには、その間私に宇宙警備隊大隊長を任せたいとの事。
私もウルトラ超伝説など光の国関連の事には興味があり、今後の参考になると思い引き受ける事にした。
かつてウルトラ戦士として戦った頃の力で私はウルトラの父の姿に、ウルトラの父は私の姿になった。
上手く振舞えるか不安だったが、ウルトラの父に「大丈夫」と言われてホッとした。
何事もなく宴は終わって解散となり、私は『ウルトラの父』として光の国に行った。

光の国に着くとウルトラの母とゼノンがいて、『新宇宙警備隊』騒動の件で心配していたようだ。
その件を丁重に詫びたら「どうしたの?」と聞かれたので、2人には話をしようと宇宙警備隊の執務室へ行った。
(執務室の場所はウルトラの父から教えてもらった)
執務室でウルトラの母とゼノンに、自分はXIGコマンダーの石室章雄だと明かした。
そして、ウルトラの父と話し合って少しの間立場を入れ替わった事を話すと驚かれた。
「では、夫は地球に?」(ウルトラの母)…ええ、『今の地球の現状をこの目で見たい』と言われたので。
「ウルトラの父がそう言ってましたか…思い切ったことをしましたね」(ゼノン)
光の国の歴史やウルトラ超伝説に興味があるのでぜひ読みたいと申し出ると…
「我が夫の信頼する地球人ゆえ許しましょう」(ウルトラの母)
「何かあったら手伝うので遠慮なく言って下さい」(ゼノン)
ありがとうございます。