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>>287の続き)
エリアルベースMk-Uの上に飛ぶと、その言葉通りウルトラの父とウルトラジャックが戦っていた。
地球の防衛基地の上で決闘とは穏やかではないですね!
「XIGの石室殿か!」(ウルトラの父)…覚えて下さって光栄です。
「あの爺(キング)が余計な口出ししなければ、宇宙警備隊は私の物になっていた!
私の邪魔をする者は弟だろうと地球人だろうと殺す!」(ウルトラジャック)
あの偉大なるキングに対して爺呼ばわりとは何事か!私はウルトラジャックの横っ面を叩いた。
「何をする!」(ウルトラジャック)
キングは貴方の気性を熟知していたから、ウルトラの父を推薦した!
宇宙警備隊大隊長になれば好き勝手出来ると思ったろうが、それは逆恨みというものだ!いい加減諦めろ!
「言わせておけば!」と、ウルトラジャックが光線を放った。
私は庇おうとするウルトラの父を制し、ウルトラジャックの光線を弾き返した。
「えっ?!」(ウルトラの父)
「人間の分際で光線を弾き返すとは!何者!」(ウルトラジャック)
私はかつてウルトラ戦士として戦った者。邪心ある者には負けない!
XIGコマンダー・石室章雄の名に於いて警告を発する!ウルトラジャックよ、この地球から立ち去れ