特撮厨を考察するスレ(旧特オタはクズpart5)

このエントリーをはてなブックマークに追加
70関沢新二 ◆pP9DsAPYiY
>>69のつづき

18 伊吹ロボット研究所(早朝)
  より近代的に、改装が施されている。
  N「そして、30年後」

19 同・リビングルーム(早朝)
  科学者になった伊吹六郎(40)が、研究を休憩して、アルバムを整理している。
  吾郎とその妻とその長男の写真が写っている。
  伊吹、ふと視線を逸らす。
  吾郎とその妻の遺影が飾られている。
  と、バタバタと音が。
  声「うわぁ、遅刻だ遅刻ぅ!」
  学生服を着替えながら、吾郎の息子・豹牙(17)が駆け込んでくる。
  伊吹「おいおい、朝っぱら騒々しいな、豹牙」
  豹牙、用意していた朝食をがっつく。
  豹牙「ひでぇよ六郎伯父さん、ちゃんと起こしてくれよ!」
  伊吹「バーカ、お前はもう高校二年生だろ。自分のこと位、自分でしろ」
  豹牙「つめてぇなぁ、それが物心ついたときには両親が他界していた、哀れな少年に
  対する言葉かよ!」
  豹牙、ペンダントを首にかける。
  伊吹「あのな、俺はお前の親代わり。子供に厳しいのは当然だろが!」
  豹牙、携帯の時計を見る。
  豹牙「マジでやべぇ、伯父さん、学校に行ってくらぁ!」
  と、出ようとするが。
  豹牙「おっといけねぇ」
  豹牙、足を止めて、両親の遺影に手を合わせる。
  そしてふと振り向き、親指を立てる。
  豹牙「行ってくるぜ、ジェットジャガー!」
  豹牙の後ろに立っていた等身大のJジャガーが、親指を立てる!

(つづく)