>>64の続き
1 アリューシャン列島・孤島(回想)
テロップ『197]年・アリューシャン列島・孤島』
突如として爆発する孤島。
ナレーション(以下N)「今から約三十年前の地下核実験。それが全ての始まりだった」
2 海底王国シートピア・北部(回想)
薄暗い地下空間に、ギリシャ神話風の街並が広がっている。
N「今から三百年前に地殻変動で水没したムー大陸が、今尚、海底王国シートピアとして平和な姿で存在していたのだ。だが……」
突如の光と熱で、街が瞬時に焦土と化していく。
N「その平和は、地上の核実験で破られた」
3 シートピア・神殿(回想)
多くの民の前で、国王・アントニオが演説している。
N「シートピア人は国を守るべく、地上攻撃を決意した」
女官達が舞う。
N「その地上攻撃のために放たれたのは、シートピアの守護神……、」
4 神殿の前の巨大な巣(回想)
物凄い光が放たれ、轟が響き渡る。
N「昆虫怪獣・メガロ!!」
巣から、カブトムシの頭とドリルの両腕を持つ昆虫怪獣・メガロが出現する!!
5 シートピア・神殿(回想)
沸き立つシートピアの民達。
アントニオ「行け地上へ! 海底王国の敵、シートピアの敵、地上人を粉砕するのだ、
地上人を! ……行け、メガロ!!」
(つづく)