(
>>285のつづき)
210 首都近郊・防衛ライン(夜)
Jジャガーの両目が光る!
伊吹、南原、茜がさがる。
伊吹「危ない、離れるんだ!」
Jジャガー、直立!
211 Jジャガー・頭部
豹牙がモニターを見ている。
足元で、伊吹と茜が手を振っている。
南原が携帯を持っている。
と、豹牙の携帯の着信音が鳴る。
豹牙「(携帯をとって)俺だ」
南原の声「聞こえる、豹牙君」
豹牙「ああ。聞こえるよ。Jジャガーはアンテナにスピーカー内臓だから、」
212 首都近郊・防衛ライン(夜)
Jジャガーが、足元の南原・茜・伊吹を見下ろしている。
豹牙の声「携帯も通信機代わりに使えるよ」
茜、見上げる。
茜「頑張って、豹牙。お父様を助けて!」
豹牙の声「ああ、まずはメガロのやつをおびき出してやる!」
伊吹、見上げる。
伊吹「どうやって?」
(つづく)