特撮厨を考察するスレ(旧特オタはクズpart5)

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284ID:AozNyQuM0、さっさと支援しろ暇なんだろ?
(>>281のつづき)

208 首都近郊・防衛ライン(夜)
  南原の携帯を、取り乱した茜が奪う。
  茜「潰しにかかるって、どういう事!? お父様!?」
  南原、冷や汗を流す。
  南原「防衛庁本部が危ない……」
  伊吹、パソコンのモニターを閉じる。
  伊吹「もう、ためらっている段階じゃないようだな。豹牙……」
  と、振り向くが、豹牙の姿は、無い。
  伊吹「(首を傾げて)……豹牙?」
  と、Jジャガーの方を見ると、アンテナ部の隙間から豹牙が中に潜り込もうとしてい
  る。
  伊吹「豹牙!!」
  豹牙、振り向く。
  豹牙「俺はやるぜ! メガロを倒すためだけじゃねぇ! シートピアをぶっ潰すため
  でもねぇ! 皆を救うためにやるんだ!」
  茜、豹牙を見上げて、苦笑する。
  茜「あいつ……、子供のときからそうだった。考えたらすぐ、危険なことをお構い無
  しで行動するんだから……」
  豹牙、叫ぶ。
  豹牙「おーい、茜―っ!」
  茜「?」
  豹牙「雛たちの面倒、頼むぞー!」
  茜の手の中に、七美が助けた雛たちがいる。
  茜「(頷いて)わかったわ! 頑張ってー!」
  豹牙、親指を立てて、Jジャガーの頭部内に入っていく。
  立ち尽くしている伊吹と南原。
  伊吹「賭けるしかない、あいつの魂に……」
  南原「地上の、最後の希望かもしれませんね」

  (つづく)