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>>277のつづき)
205 首都近郊・防衛ライン(夜)
倒れたJジャガーの傍らで、豹牙と伊吹が怒鳴りあっている。
伊吹「お前はまだ17だ、死なせるわけにはいかん!」
豹牙「死ににいくんじゃない、多くの人たちを助けに行くんだ!」
伊吹「生きて帰れる保証は無いんだぞ!」
豹牙「だからって、何もしないことが良い事とはおもえない!」
と、そこに南原の携帯に着信音が。
南原「はい……、えっ!? 首都中心部が!?」
豹牙・伊吹・茜が、一斉にそちらを向く。
206 首都中心部(夜)
高層ビルの上に、Hメガロが仁王立ちしている。
Hメガロ、強力レーザーを放出!
街中に次々と爆炎があがる。
逃げ遅れた警備員やホームレス、野良犬達が逃げ惑う。
救急隊員が必死に救助活動を続ける。
(つづく)