(
>>178のつづき)
171 防衛庁・特殊車両室
陣川、携帯を握り締めている。
陣川「(ポツリと)困ったやつだ……」
伊吹、ノートパソコンを畳んでいる。
伊吹「陣川さん、ヘリを一機貸してもらえませんか?」
陣川「現場へ行ってくれるか?」
伊吹「ええ。豹牙は自分の甥ですが、あの巨大化したジェットジャガーも自分の甥みたいな者ですからな。
叔父として、放っておけませんよ」
伊吹、苦笑している。
陣川「よし、行ってくれ!」
172 首都圏近郊・防衛ライン
メガロとJジャガーが戦っている。
地面に倒れたメガロ、そのまま腕を回転させて地面にもぐってしまう。
Jジャガー、両目から赤外線のライトを放つ。
そして出現先を読んで移動、地面に向けてパンチ!
地面に這い出るメガロ、タイミングをあわせたJジャガーのパンチをくらう!
ふっとぶメガロ、羽を広げ、空に逃げる。
そして急降下し、Jジャガーを襲う。
Jジャガー、メガロの空中攻撃を受けて、ややひるむ。
(つづく)