>>136のつづき
98 防衛庁・特殊車両室
伊吹、バン!と机を叩く。
伊吹「畜生、やつら、どこに……」
陣川「とにかく、洞窟跡の警戒を厳重にするんだ」
99 シートピア・神殿
アントニオ二世が多くの民の前で演説している。
二世「諸君! 地上人の傲慢は30年たった今でも酷くなる一方だ! 度重なる核実験
の他、地域開発に環境汚染と、我が愛するシートピアの繁栄に危機が迫っている!」
賛同する民達。
二世「そこで我々は、再び我らの守護神・メガロを地上に向かわせ、地上への先制撃
を徹底する事に決定した!」
いきりたつ民達。
二世「諸君! 今こそ祈ろう!我らが守護神・メガロの復活を!!」
100 同・巣
光が煌き、轟音が轟き始める。
101 同・神殿
女官達が踊り、二世が祈祷している。
二世「メガロよ……、今こそ蘇れ、メガロよ……」
102 同・巣
激しい光が放たれ、巣が崩壊し始める!
そして激しく鳴くメガロが出現する!!
(つづく)